JP2011014465A - 移動体用燃料電池システムおよびその制御方法 - Google Patents

移動体用燃料電池システムおよびその制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】燃料電池の触媒劣化を抑制しつつ、間欠運転する燃料電池の応答性およびエネルギー効率を向上させる。
【解決手段】燃料電池システム10は、燃料電池12と、燃料電池12からの発電電力が供給される交流モータ78に対して燃料電池12と並列にコンバータ72を介して接続されるバッテリ74と、燃料電池12へのガス供給を制御するとともにコンバータ72を作動制御するECU90とを備える。ECU90は、燃料電池12に対する発電要求パワーP*と閾値Pthr1,Pthr2との比較に基づいて燃料電池12を通常発電モードおよび発電休止モードの間で切り替える間欠運転制御を実行し、燃料電池12が発電休止モードにあるとき車速Svcが高速になるほど第1の閾値Pthr1を小さく設定する。
【選択図】図5

Description

本発明は、移動体用燃料電池システムおよびその制御方法に係り、特に、燃料電池について間欠運転を行う移動体用燃料電池システムおよびその制御方法に関する。
従来、例えば特許文献1に記載されるように、負荷であるモータに接続されるインバータに対し、燃料電池と二次電池とが並列に接続されて構成される燃料電池システムが知られている。このような燃料電池システムでは、モータを駆動するために必要となる要求パワーを、燃料電池に燃料ガスおよび酸化ガスを供給して発電運転させてその発電電力で賄うか、あるいは、燃料ガス等の供給を停止して燃料電池を発電休止状態として二次電池から出力させるかを、適宜に選択して、燃料電池の運転を制御している。以後、このような燃料電池の運転制御を「間欠運転」といい、発電休止状態にある運転状態を「発電休止モード」、通常の発電状態にある運転状態を「通常発電モード」ということとする。
また、特許文献2には、移動体に搭載される燃料電池システムであって、移動体は、燃料電池スタックに対する発電要求が所定値未満のときに燃料電池スタックの運転状態を発電休止モードとし、この発電休止モード中に燃料電池スタックのセル電圧回復処理実行条件が満たされるときにはセル電圧回復処理を実施することが記載されている。そして、移動体が移動中のときに設定されるセル電圧回復処理実行条件としての閾値電圧Vth1を、移動体が停止中のときに設定されるセル電圧回復処理実行条件としての閾値電圧Vth2よりも大きく設定することで、移動体が停止中のときにはセル電圧回復処理を制限することが可能になる、と述べられている。
さらに、特許文献3には、間欠運転される燃料電池を含む燃料電池システムにおいて、発電休止モードから通常発電モードに移行したとき、燃料電池システムが搭載された車両の速度に基づいて、バッテリへの充電開始を遅延させる、バッテリへの充電電流の増加率を通常発電モード時よりも小さく設定する、または、バッテリへの充電電流を通常発電モード時よりも小さく設定することが記載されている。
特開2005−71797号公報 特開2008−52937号公報 特開2007−265653号公報
上記各特許文献に記載されるような間欠運転を行う燃料電池では、発電休止モード中には燃料電池への燃料ガスおよび酸化ガスの供給が停止されるのが一般的である。この場合、発電休止モード中にも微弱な発電が継続されて燃料電池内に残存する燃料が消費されることにより燃料電池のアノード極(燃料極)側の燃料濃度が低下する一方、酸化ガスとして酸素を含む空気が燃料電池のカソード極(酸化極または空気極)に供給される場合にはカソード極側からイオン導電性電解質膜を透過してくる窒素や水分が燃料ガスに混じってくる。そのため、発電休止モードにある燃料電池内の燃料ガスのガス品質が次第に低下することとなる。
このようにガス品質が低下した状態から通常の発電状態に復帰するのに要する時間は、ガス品質の低下度合いが大きいほどに長くなることから、発電休止モードから通常発電モードに移行した直後の燃料電池の応答性が悪くなり、ドライバビリティの悪化につながる可能性がある。
一方、発電休止モード中に燃料電池内の燃料ガスのガス品質がそれほど低下していない状態で、燃料電池が発電休止モードから通常発電モードへと移行する頻度が高くなると、燃料ガスの無駄が大きくなりエネルギー効率(または燃費)が悪くなる。
本発明の目的は、間欠運転する燃料電池について応答性悪化を抑制しつつエネルギー効率の向上を図れる移動用燃料電池システムとその制御方法を提供することにある。
本発明に係る移動体用燃料電池システムは、燃料ガスおよび酸化ガスの供給を受けて発電を行う燃料電池と、燃料電池から発電電力が供給される負荷装置に対して前記燃料電池と並列に電圧変換装置を介して接続される蓄電装置と、前記燃料電池へのガス供給を制御するとともに前記電圧変換装置を作動制御する制御装置と、を備える移動体用燃料電池システムであって、前記制御装置は、燃料電池に対する発電要求パワーと閾値との比較に基づいて燃料電池へのガス供給を制御することにより燃料電池の運転状態を通常発電モードおよび発電休止モードの間で切り替える間欠運転制御を実行するとともに、燃料電池が発電休止モードにあるとき移動体の速度が高速になるほど前記閾値を小さく設定する、制御構成を有するものである。
ここで「発電休止」の文言は、通常発電状態ではないことを意味するものであって、発電を全く行っていない状態を指すものではない。
本発明に係る移動体用燃料電池システムにおいて、前記閾値は、燃料電池の運転状態が発電休止モードから通常発電モードに移行するときの比較対象となる第1の閾値と、燃料電池の運転状態が通常発電モードから発電休止モードに移行するときの比較対象となる、前記第1の閾値よりも小さい第2の閾値とを含み、前記制御装置は、移動体の速度が高速になるほど前記第1の閾値を小さく設定してもよい。
また、本発明に係る移動体用燃料電池システムにおいて、燃料電池の運転状態が通常発電モードから発電休止モードに移行したときの移動体速度を基準速度として、この基準速度から移動体の速度が高速になるにしたがって前記第1の閾値を小さくしてもよい。
さらに、本発明に係る移動体用燃料電池システムにおいて、燃料電池の運転状態が、燃料電池への燃料ガスの供給が完全に又はほぼ停止される発電休止モードにあるとき、前記制御装置は、燃料電池の端子間電圧が開放端電圧よりも低い上限電圧を超えないようにする高電位回避制御を実行してもよい。
本発明に係る移動体用燃料電池システムの制御方法は、燃料ガスおよび酸化ガスの供給を受けて発電を行う燃料電池と、燃料電池から発電電力が供給される負荷装置に対して前記燃料電池と並列に電圧変換装置を介して接続される蓄電装置と、前記燃料電池へのガス供給を制御するとともに前記電圧変換装置を作動制御する制御装置と、を備える移動体用燃料電池システムの制御方法であって、燃料電池に対する発電要求パワーと閾値との比較に基づいて燃料電池へのガス供給を制御することにより燃料電池の運転状態を通常発電モードおよび発電休止モードの間で切り替える間欠運転を行い、燃料電池が発電休止モードにあるとき移動体の速度が高速になるほど前記閾値を小さく設定するものである。
本発明に係る移動体用燃料電池システムおよびその制御方法では、燃料電池が発電休止モードにあるとき移動体の速度が高速になるほど、発電休止モードから通常発電モードへの移行時の比較対象となる閾値を小さく設定する。移動体速度が高速になるほど、通常発電モードに移行したときの燃料電池に対する発電要求パワーは大きくなる傾向にある。したがって、移動体速度が高速になるほど前記閾値を小さく設定することにより、前記閾値を変更しない場合に比べて早いタイミングで通常発電モードに移行させることができる。これにより、燃料ガスのガス品質が相当程度低下する前に通常発電モードに移行させることができ、その結果、間欠運転する燃料電池の応答性およびドライバビリティの悪化を抑制できる。
一方、移動体の速度に関係なく前記閾値を一定とした場合には、移動体速度がそれほど高速ではないもかかわらず小さい発電要求パワーで燃料電池が発電休止モードから通常発電モードへと移行する頻繁が高くなることが起こり得、そうなると必要以上に早いタイミングで通常発電モードへの移行が生じて燃料ガスの無駄が大きくなり、エネルギー効率(または燃費)が悪くなるが、本発明では移動体の速度が高速になるほど前記閾値を小さく設定することで、より適切なタイミングで発電休止モードから通常発電モードに移行させることができ、間欠運転する燃料電池のエネルギー効率を向上させることができる。
図1は、本発明の一実施形態である燃料電池システムの概略構成図である。 図2は、燃料電池の間欠運転制御の処理手順を示すフローチャートである。 図3は、横軸に発電要求パワー、縦軸に燃料電池の運転状態をそれぞれ表し、第1の閾値で発電休止モードから通常発電モードに移行し、第2の閾値で通常発電モードから発電休止モードに移行し、高車速になるほど第1の閾値が小さく設定される様子を示す図である。 図4は、モータ回転数(又は車速)とモータ出力との一般的な関係を示すグラフである。 図5は、発電休止モード中に、車速に応じて通常発電モードへの移行を判定するための第1の閾値を小さくする設定する様子を示す図である。
以下に、本発明に係る実施の形態について添付図面を参照しながら詳細に説明する。この説明において、具体的な形状、材料、数値、方向等は、本発明の理解を容易にするための例示であって、用途、目的、仕様等にあわせて適宜変更することができる。なお、下記の実施形態では、燃料電池システムが搭載される移動体が車両であるものとして説明するが、本発明に係る移動体用燃料電池システムは車両以外の移動体、例えば船舶、飛行機、ロボット等に搭載されてもよい。
図1は、本願の一実施形態である移動体用燃料電池システム(以下、適宜に「燃料電池システム」または「システム」とだけいうことがある。)10が燃料電池車両の車載電源システムとして用いられている例を示すシステム概略構成図である。燃料電池システム10は、燃料および酸化ガスの供給を受けて発電する燃料電池12と、酸化ガスとしての空気中の酸素を燃料電池12に供給するための空気供給系30と、燃料としての水素を燃料電池12に供給するための水素供給系50と、燃料電池12と負荷装置であるモータ78とを電気的に接続する電力系70と、システム全体を統括制御する制御装置であるECU(Electronic Control Unit)90とを備える。
燃料電池12は、多数の燃料電池セルを電気的に直列接続した状態で積層してなる固体高分子電解質膜型セルスタックである。燃料電池12では、燃料極(アノード極)においてH2 → 2H++2e-で表される酸化反応が生じ、空気極(カソード極)において(1/2)O2+2H++2e- → H2Oで表される還元反応が生じる。そして、燃料電池12全体としては、H2+(1/2)O2 → H2Oで表される電気化学反応が生じることになる。
燃料電池12は、正極母線13および負極母線14を介して電力系70に電気的に接続されている。正極母線13には、燃料電池12から出力される電流(以下、適宜に「FC電流」という。)IFCを検出する電流センサ18が設けられている。また、正極母線13および負極母線14間には、燃料電池12の端子間電圧(以下、適宜に「FC電圧」という。)VFCを検出する電圧センサ16が設けられている。これらのセンサ16,18の検出信号は、ECU90へ送信されて、燃料電池システム10の制御に利用される。
空気供給系30は、燃料電池12の空気極に供給される空気が流れる空気供給通路32と、燃料電池12から排出される空気が流れる空気排出通路34とを有している。空気供給通路32には、エアフィルタ36を介して大気中から空気を取り込むエアコンプレッサ38と、エアコンプレッサ38により圧縮加圧される空気を適度に加湿するための加湿器40と、燃料電池12への空気供給を遮断するための遮断弁42とが設けられている。一方、空気排出通路34には、燃料電池12からの空気の排出を遮断するための遮断弁44と、空気供給圧を調整するための調圧弁46とが設けられている。上記加湿器40は、空気排出通路34に燃料電池12から空気と一緒に排出された生成水が加湿器40内を通過する際に回収されて、空気供給通路32を介して供給される空気の加湿に利用されるように構成されている。
水素供給系50は、例えば高圧水素タンクなどからなる水素供給源52と、水素供給源52から燃料電池12の燃料極に供給される水素ガスが流れる水素供給通路54と、燃料電池12から排出される水素オフガスが流れる水素排出通路56と、水素排出通路56から分岐して水素供給通路54に接続される循環通路58と、燃料電池12から排出された水素オフガスを水素排出通路56から循環通路58を介して水素供給通路54へ循環供給するための循環ポンプ60と、を含んで構成されている。
水素供給源52から燃料電池12に接続する水素供給通路54には、水素ガス供給方向の上流側から順に、水素供給源52からの水素ガスの流出を遮断する遮断弁61、水素供給源52から噴出する水素ガスを適度に減圧する調圧弁62、燃料電池12への水素供給量を制御するインジェクタ63、燃料電池12への水素ガス供給を遮断するための遮断弁64、および、燃料電池12に供給される水素ガスの圧力を検出する圧力センサ65が設置されている。一方、水素排出通路56には、水素オフガス排出方向の上流側から順に、燃料電池12からの水素オフガス排出を遮断するための遮断弁66と、水素オフガスをシステム外に排出する際に開弁される水素オフガス排出用遮断弁67とが設置されている。
なお、本実施形態の水素供給系50では、水素供給源52に貯蔵された水素が燃料電池12に供給されるものとして説明するが、これに限定されず、天然ガス等の炭化水素系燃料を水蒸気により改質して生成される水素リッチガスを燃料電池12に供給するようにしてもよい。
上記空気供給系30および水素供給系50に含まれる遮断弁42,44,61,64,66,67には、ECU90からの指令を受けて開弁または閉弁する電磁弁などが好適に用いられる。また、調圧弁46,62は、その上流側の一次圧力を予め設定した二次圧に調圧する装置であり、例えば一次圧を減圧する機械式の減圧弁などが好適に用いられる。さらに、インジェクタ63は、電磁駆動力により開閉可能な弁体を有する電磁式の開閉弁などにより好適に構成され、弁体の開度または開弁時間が制御されることによって通過する水素ガス流量および水素ガス圧を調整できるようになっている。
電力系70は、DC/DCコンバータ(電圧変換装置)72、バッテリ(蓄電装置)74、インバータ76および交流モータ(負荷装置)78を含む。インバータ76は、正極母線13および負極母線14を介して燃料電池12に電気的に接続されており、燃料電池12から供給される直流電力を交流電力に変換して交流モータ78に印加する機能と、逆に、回生制動時に交流モータ78が発電機として機能するときには交流モータ78から出力される交流電力を直流電圧に変換する機能とを有する。インバータ76は、例えばそれぞれ複数のIGBTなどの電力用スイッチング素子およびダイオードによって構成されることができる既知の構成のものであり、上記電力用スイッチング素子がECU90によってオン・オフ制御されることによって、直流電圧を三相交流電圧に又はこの逆に変換することができる。
交流モータ78には、三相同期型交流モータを好適に用いることができる。交流モータ78は、インバータ76によって変換された三相交流電圧が印加されることによって駆動される。交流モータ78の駆動力は、車軸を介して車輪(いずれも図示せず。)に伝達され、これにより車両の走行力が得られる。
また、正極母線13および負極母線14には、交流モータ78に接続されるインバータ76に対して燃料電池12と並列に、DC/DCコンバータ72を介してバッテリ74が接続されている。DC/DCコンバータ72は、バッテリ74から供給される直流電力を昇圧してインバータ76に供給する昇圧機能と、交流モータ78からの回生電力および燃料電池12からの発電電力をバッテリ充電用に降圧する降圧機能とを有する双方向コンバータであり、例えばIGBTなどの電力用スイッチング素子、ダイオード、リアクトル等から構成されることができる既知の構成のものである。
また、DC/DCコンバータ72は、ECU90からの制御信号を受けて電力用スイッチング素子がオフ・オフ制御されることにより、上記のような昇圧および降圧機能を果たすことができる。さらに、DC/DCコンバータ72は、燃料電池12の発電休止モード中に、正極母線13および負極母線14との接続点を所定電位に保持することにより燃料電池12の電位がOCV(開放端電圧)へと上昇するのを抑制する高電位回避制御に用いられることができる。この高電位回避制御については、後に改めて説明する。
バッテリ74は、余剰電力の貯蔵源、回生制動時の回生エネルギー貯蔵源、燃料電池車両の加速又は減速に伴う負荷変動時のエネルギーバッファとして機能する。バッテリ74としては、例えばニッケル水素電池やリチウム二次電池等の二次電池が好適に用いられる。ただし、バッテリに代えて、内部での化学反応を伴わずに蓄電可能なキャパシタが蓄電装置として用いられてもよい。バッテリ74には、SOC(State of charge)を検出するためのSOCセンサ(図示せず)が取り付けられている。具体的には、SOCセンサは、バッテリ電流を検出する電流センサで構成されることができ、ECU90はその電流センサの検出値を積算することによってバッテリ74の残容量を監視することで、必要に応じてバッテリ74に対して充放電制限をかけることができる。また、バッテリ74の温度および電圧を検出する温度センサおよび電圧センサが設けられてよく、これらのセンサの検出信号をECU90に入力してバッテリ74の状態管理に用いてもよい。
ECU90は、各種プログラムを実行するCPU、各種プログラム等を予め記憶するROM、検出データ等を一時記憶するRAM、及び、各種信号の入出力部である入出力インターフェース等を備えるコンピュータシステムであり、燃料電池システム10の各部を制御する。例えば、ECU90は、ユーザ操作によりイグニッションスイッチ(図示せず)から出力される起動信号IGを受信すると、燃料電池システム10の運転を開始し、アクセルセンサから出力されるアクセル開度信号ACCや車速センサから出力される車速信号Svcなどを基に、システム10全体の要求電力を算出する。
そして、ECU90は、燃料電池12とバッテリ74とのそれぞれの出力電力の配分を決定し、燃料電池12の発電パワーが目標電力に一致するように、空気供給系30及び水素供給系50を制御するとともに、DC/DCコンバータ72を制御して、燃料電池12の出力電圧を調整することにより、燃料電池12の運転ポイント(FC電圧、FC電流)を制御する。更に、ECU90は、アクセル開度に応じた目標トルクが得られるように、例えば、スイッチング指令として、U相、V相、及びW相の各交流電圧指令値をインバータ76に出力し、交流モータ78の出力トルク及び回転数を制御する。
続いて、上記構成からなる燃料電池システム10における燃料電池12の間欠運転と高電位制御について図2ないし5を参照して説明する。図2は燃料電池12の間欠運転制御の処理手順を示すフローチャート、図3は、横軸に発電要求パワーP*、縦軸に燃料電池12の運転状態をそれぞれ表し、第1の閾値Pthr1で発電休止モードから通常発電モードに移行し、第2の閾値Pthr2で通常発電モードから発電休止モードに移行し、高車速になるほど第1の閾値Pthr1が小さく設定される様子を示す図、図4は、モータ回転数(又は車速)とモータ出力との一般的な関係を示すグラフ、図5は、発電休止モード中に、車速に応じて通常発電モードへの移行を判定するための第1の閾値Pthr1を小さく設定する様子を示す図である。
燃料電池システム10では、運転負荷に応じて、燃料電池12の運転状態を通常発電モードと発電休止モードとの間で間欠的に切り替える間欠運転を行うことによりシステム10のエネルギー効率向上が図られている。燃料電池システム10は、発電効率の低い低負荷領域では、燃料電池12の発電要求パワーP*をゼロに設定して発電休止モードでの運転状態に制御され、車両走行に要する電力やシステム運用上必要な電力をバッテリ74からの電力によって賄う。一方、発電効率の高い高負荷領域では、アクセル開度ACCや車速Svcなどを基に燃料電池12の発電要求パワーP*を算出して通常発電モードでの運転状態とし、車両走行に要する電力やシステム運用上必要な電力を燃料電池12による発電電力のみによって賄う。ただし、燃料電池12が通常発電モードにあるときに、燃料電池12による発電電力とバッテリ74からの電力とを合わせて車両要求パワーを満たすようにしてもよい。
図2に示すフローチャートにしたがって、燃料電池12の間欠運転制御の処理手順について説明する。この制御フローは、燃料電池システム10が運転されている間、所定時間(例えば数ms)ごとにECU90において実行される。
まず、燃料電池12が通常発電モードにあるか発電休止モードにあるかが判定される(ステップS10)。ユーザ操作により起動信号IGが入力されると、燃料電池12の運転状態が通常運転モードに設定され、燃料電池12への水素および空気の供給が開始される。ただし、車両停車時の発電要求パワーP*は小さいことから、バッテリ74からの出力で対応可能な場合には、燃料電池12の運転状態は発電休止モードに設定されてもよい。
上記において燃料電池12の運転状態が通常発電モードであると判定されると、続いて、燃料電池12に対する発電要求パワーP*(kW)が所定の第2の閾値Pthr2(kW)以下である否かが判定される(ステップS12)。ここでの第2の閾値Pthr2は、燃料電池12の運転状態を通常発電モードから発電休止モードに切り替える際の比較対象となる閾値であり、燃料電池12の発電効率やシステム全体としてのエネルギー効率等を考慮して設定されるものである。
この判定において燃料電池12に対する発電要求パワーP*が第2の閾値Pthr2以下である場合(ステップS12でYES)、燃料電池12の運転状態が通常発電モードから発電休止モードに切り替えられる(ステップS14)。発電休止モードでは、遮断弁42,44,61,64,66が閉弁されるとともにエアコンプレッサ38および循環ポンプ60が作動停止され、燃料電池12への空気および水素の供給が基本的に停止される(図1参照)。なお、発電休止モード中においても、燃料電池12のアノード極側のガス圧を保持するために水素供給系50から燃料電池12に水素が補給される場合があり得る。
一方、上記において発電要求パワーP*が第2の閾値Pthr2よりも大きいと判定されると(ステップS12でNO)、燃料電池12の運転状態が通常発電モードに維持されて、処理を終了する。
燃料電池12が発電休止モードにあるとき、高電位回避制御が合わせて実行される(ステップS14)。この高電位回避制御では、ECU90から制御信号によってDC/DCコンバータ72を作動制御することにより、燃料電池12の端子間電圧VFCが開放端電圧OCVよりも低く設定される上限電圧を超えないように維持される。この上限電圧は、燃料電池12の各燃料電池セルに含まれる触媒、例えば白金触媒が溶出しない程度の電位であることが好ましく、1つの燃料電池セルあたりの電圧が最大出力電圧の90%程度になるように設定するのが好適である。
上記高電位回避制御の様子が図5に示されている。図5において、横軸は時間を表し、縦軸には上段から順に、FC電圧VFC、車速Svc、通常発電モードへの移行を判定するときの比較対象となる第1の閾値Pthr1、燃料電池12への発電要求パワーP*、および、FC運転状態が示されている。図5中の最上段に示されるように、発電休止モード中の燃料電池12の端子間電圧VFCは、開放端電圧OCVよりも低く設定される上限電圧で一定に維持されている。
図2を再び参照すると、上記ステップS10において燃料電池12の運転状態が発電休止モードであると判定されると、車速Svcに応じて第1の閾値Pthr1を変更する(ステップS16)。ここでの第1の閾値Pthr1は、燃料電池12の運転状態を発電休止モードから通常発電モードに切り替えるか否かを判定する際における発電要求パワーP*との比較対象となる閾値であり、下記のように発電要求パワーP*が第1の閾値Pthr1以上になったときに通常発電モードへの移行が許容されることになる。
ここで、上記第1の閾値Pthr1と上記第2の閾値Pthr2とは異なる値に設定されており、具体的には上記第2の閾値Pthr2は上記第1の閾値Pthr1よりも小さい値に設定されている。このように第1の閾値Pthr1と第2の閾値Pthr2とを異ならせることで、燃料電池12の運転状態が通常発電モードと発電休止モードとの間で頻繁に切り替わるハンチングを抑制することができる。ただし、本発明における閾値は、1つの値(すなわち、第1の閾値Pthr1と第2の閾値Pthr2とが同一値)であることを除外しない。
上記ステップS16について具体的に説明すると、上記第1の閾値Pthr1は、燃料電池12の発電効率やシステム全体としてのエネルギー効率等を考慮して設定された初期値が決められており、ECU90に含まれるROMに上記第2の閾値Pthr2と共に予め記憶されている。また、車両走行中に通常発電モードから現在の発電休止モードに移行したときの車速Svcが基準速度としてRAMに記憶されている。そして、この基準速度から車速Svcが高速になるほど第1の閾値Pthr1を小さく設定する処理を実行する。この様子が図3及び図5に示されている。図3では、点線で示されるPthr1が初期値Aを表しており、この初期値Aに対応する位置において発電休止モードから通常発電モードへの移行を表す実線の矢印Bが、上記基準速度から車速Svcが高速になるほど第1の閾値Pthr1が初期値Aから小さくなるように設定される。このことが、図3において、矢印Bが図中左側にシフトして一点鎖線の矢印Cに示す位置、すなわち初期値Aよりも小さい発電要求パワーP*で、燃料電池12の運転状態が発電休止モードから通常発電モードに切り替わることになる。
また、同様のことが図5に示されている。燃料電池12が発電休止モードにある時間帯において、上から2段目に示される車速Svcが上記基準速度から高速になるに従って、上から3段目に示される上記第1の閾値が初期値Aから次第に小さくなるように設定される。このような車速Svcと第1の閾値Pthr1との関係は、ROMにマップまたはテーブルの形式で予め記憶されており、その時々でECU90に入力される実車速Svcに基づいて導かれる。
図2を再び参照すると、上記のように車速Svcが高速になるほど小さく設定される第1の閾値Pthr1に対し、発電要求パワーP*がそれ以上であるか否かが判定される(ステップS18)。この判定において発電要求パワーP*が第1の閾値Pthr1未満であるときには、上記ステップS16およびS18が繰り返し処理されことになる。そして、発電要求パワーP*が第1の閾値Pthr1以上になったとき、燃料電池12への水素および空気の供給が再開されて運転状態が発電休止モードから通常発電モードに切り替えられる(ステップS20)。このことが、図3中の矢印Cで示されるとともに、図5中において第1の閾値Pthr1を発電要求パワーP*が超えることとなる交点Eのタイミングで燃料電池12の運転状態が発電休止モードから通常発電モードに切り替わっていることが示されている。
上記ステップS20において通常発電モードに移行すると、上記車速Svcの基準速度がクリアされるとともに、第1の閾値Pthr1は初期値Aに復帰設定されて、処理を終了する。
上述したように本実施形態の移動体用燃料電池システム10では、燃料電池12が発電休止モードにあるとき車速Svcが高速になるほど、発電休止モードから通常発電モードへの移行時の比較対象となる第1の閾値thr1を小さく設定する。図4に示すように、走行用動力源である交流モータ76の出力はモータ回転数または車速Svが高くなるほど大きくなり、これに伴って通常発電モードに移行したときの燃料電池12に対する発電要求パワーP*も大きくなる傾向にある。したがって、車速Svcが高速になるほど第1の閾値Pthr1を小さく設定することにより、第1の閾値Pthr1を変更しない場合に比べてより早いタイミングで通常発電モードに移行させることができる。これにより、発電休止モード中の燃料電池12内に残っている燃料ガスである水素ガスのガス品質が相当程度低下する前に通常発電モードに移行させることができ、その結果、間欠運転する燃料電池12の応答性およびドライバビリティの悪化を抑制できる。
一方、車速Svcに関係なく第1の閾値Pthr1を一定とした場合には、車速Svcがそれほど高速ではないもかかわらず小さい発電要求パワーで燃料電池12が発電休止モードから通常発電モードへと移行する頻繁が高くなることが起こり得、そうなると必要以上に早いタイミングで通常発電モードへの移行が生じて燃料ガスである水素の無駄が大きくなり、エネルギー効率または燃費が悪くなるが、本実施形態では車速Svcが高速になるほど第1の閾値Pthr1を小さく設定することで、より適切なタイミングで発電休止モードから通常発電モードに移行させることができ、間欠運転する燃料電池12のエネルギー効率を向上させることができる。
なお、上記においては、車速Svcが基準速度から高速になるほど第1の閾値Pthr1を初期値Aから小さくすることについて詳細に説明したが、図3中の矢印Dで示すように、車速Svcが基準速度から低速になるほど第1の閾値Pthr1を初期値Aから大きくしていく制御を併せて行ってもよい。
10 燃料電池システム、12 燃料電池、13 正極母線、14 負極母線、16 電圧センサ、18 電流センサ、30 空気供給系、32 空気供給通路、34 空気排出通路、36 エアフィルタ、38 エアコンプレッサ、40 加湿器、42,44,61,64,66,67 遮断弁、46,62 調圧弁、50 水素供給系、52 水素供給源、54 水素供給通路、56 水素排出通路、58 循環通路、60 循環ポンプ、63 インジェクタ、65 圧力センサ、70 電力系、72 DC/DCコンバータ、74 バッテリ、76 インバータ、78 交流モータ、90 ECU。

Claims (8)

  1. 燃料ガスおよび酸化ガスの供給を受けて発電を行う燃料電池と、燃料電池から発電電力が供給される負荷装置に対して前記燃料電池と並列に電圧変換装置を介して接続される蓄電装置と、前記燃料電池へのガス供給を制御するとともに前記電圧変換装置を作動制御する制御装置と、を備える移動体用燃料電池システムであって、
    前記制御装置は、燃料電池に対する発電要求パワーと閾値との比較に基づいて燃料電池へのガス供給を制御することにより燃料電池の運転状態を通常発電モードおよび発電休止モードの間で切り替える間欠運転制御を実行するとともに、燃料電池が発電休止モードにあるとき移動体の速度が高速になるほど前記閾値を小さく設定する、制御構成を有することを特徴とする移動体用燃料電池システム。
  2. 請求項1に記載の移動体用燃料電池システムにおいて、
    前記閾値は、燃料電池の運転状態が発電休止モードから通常発電モードに移行するときの比較対象となる第1の閾値と、燃料電池の運転状態が通常発電モードから発電休止モードに移行するときの比較対象となる、前記第1の閾値よりも小さい第2の閾値とを含み、前記制御装置は、移動体の速度が高速になるほど前記第1の閾値を小さくすることを特徴とする移動体用燃料電池システム。
  3. 請求項2に記載の移動体用燃料電池システムにおいて、
    燃料電池の運転状態が通常発電モードから発電休止モードに移行したときの移動体速度を基準速度として、この基準速度から移動体の速度が高速になるにしたがって前記第1の閾値を小さくすることを特徴とする移動体用燃料電池システム。
  4. 請求項1に記載の移動体用燃料電池システムにおいて、
    燃料電池の運転状態が、燃料電池への燃料ガスの供給が完全に又はほぼ停止される発電休止モードにあるとき、前記制御装置は、燃料電池の端子間電圧が開放端電圧よりも低い上限電圧を超えないようにする高電位回避制御を実行することを特徴とする移動体用燃料電池システム。
  5. 燃料ガスおよび酸化ガスの供給を受けて発電を行う燃料電池と、燃料電池から発電電力が供給される負荷装置に対して前記燃料電池と並列に電圧変換装置を介して接続される蓄電装置と、前記燃料電池へのガス供給を制御するとともに前記電圧変換装置を作動制御する制御装置と、を備える移動体用燃料電池システムの制御方法であって、
    燃料電池に対する発電要求パワーと閾値との比較に基づいて燃料電池へのガス供給を制御することにより燃料電池の運転状態を通常発電モードおよび発電休止モードの間で切り替える間欠運転を行い、
    燃料電池が発電休止モードにあるとき移動体が高速になるほど前記閾値を小さく設定することを特徴とする移動体用燃料電池システムの制御方法。
  6. 請求項5に記載の移動体用燃料電池システムの制御方法において、
    前記閾値は、燃料電池の運転状態が発電休止モードから通常発電モードに移行するときの比較対象となる第1の閾値と、燃料電池の運転状態が通常発電モードから発電休止モードに移行するときの比較対象となる、前記第1の閾値よりも小さい第2の閾値とを含み、移動体の速度が高速になるほど前記第1の閾値を小さく設定することを特徴とする移動体用燃料電池システムの制御方法。
  7. 請求項6に記載の移動体用燃料電池システムの制御方法において、
    燃料電池の運転状態が通常発電モードから発電休止モードに移行したときの移動体速度を基準速度として、この基準速度から移動体の速度が高速になるにしたがって前記第1の閾値を小さくすることを特徴とする移動体用燃料電池システムの制御方法。
  8. 請求項5に記載の移動体用燃料電池システムの制御方法において、
    燃料電池の運転状態が、燃料電池への燃料ガスの供給が完全に又はほぼ停止される発電休止モードにあるとき、燃料電池の端子間電圧が開放端電圧よりも低い上限電圧を超えないようにする高電位回避制御を実行することを特徴とする移動体用燃料電池システムの制御方法。
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