JP2011001018A - エアバッグ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】エアバッグ装置のカバー体の変形を抑制するとともに、構成を簡略化して製造コストを低減する。
【解決手段】エアバッグ装置21は、ドア部1から上方に向かって乗員の側方にエアバッグ31を展開する。エアバッグ31を覆うカバー体22の内側部に、支持板部96を設ける。この支持板部96の下端に設けた当接部97を、インフレータ32に上側から当接する。インフレータ32により、カバー体22を支持して変形を抑制し、外観を向上できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、自動車の座席の側方にエアバッグを膨張展開するエアバッグ装置に関する。
従来、自動車の座席の側方にエアバッグを膨張展開し、側面衝突時に乗員を保護するエアバッグ装置が知られている。さらに、このようなエアバッグ装置について、車室の側部のドア部にエアバッグを折り畳んで収納し、このドア部からエアバッグを上方に膨張展開して、乗員の頭部などを保護する構成が知られている(例えば、特許文献1参照。)。この特許文献1には、エアバッグ及びインフレータなどをドア部のインナパネルに組み付けた後、これら部材とインナパネルとを覆うようにしてドアパネルが取り付けられる構成が示されている。そして、この構成では、ドアパネルの車室内側方にヒンジ部が形成され、このヒンジ部の先端側に連続し、エアバッグの展開時にヒンジ部を支点として上側に回動する蓋部が設けられている。
このようなエアバッグ装置は、乗員の側部に配置されているため、乗員がドアパネルを兼ねたカバー体に手をつくなどして上下方向に力が加わり易いとともに、カバー体は前後方向に長手寸法が大きく、変形により外観が悪化しやすい。ここで、エアバッグ装置のカバー体が撓んで変形しないように、カバー体の全長を補強して剛性を高めると、カバー体の構造が複雑化し、製造コストの低減や軽量化が困難になる。
特開2006−88731号公報 (図1−2)
上記従来のように、エアバッグ装置のカバー体が撓んで変形しないように、長手寸法の大きいカバー体の全長を補強して剛性を高めると、カバー体の構造が複雑化し、製造コストの低減や軽量化が困難になる。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、カバー体の変形を抑制できるとともに、構成を簡略化できるエアバッグ装置を提供することを目的とする。
請求項1記載のエアバッグ装置は、ガスが導入されて展開するエアバッグと、このエアバッグにガスを供給するインフレータと、前記エアバッグを覆うとともに前記インフレータに当接して支持される当接部を備えたカバー体とを具備したものである。
請求項2記載のエアバッグ装置は、請求項1記載のエアバッグ装置において、エアバッグは、所定方向を長手方向として細長く折り畳んで収納され、インフレータは、前記所定方向を長手方向とする金属製の筒状のケース体を備え、当接部は、前記ケース体に当接して支持されるものである。
請求項3記載のエアバッグ装置は、請求項1または2記載のエアバッグ装置において、エアバッグは、車室のドア部に折り畳んで収納されガスが導入されてこの車室の側面部を構成する窓部に沿って上方に展開し、カバー体は、前記エアバッグの上側を覆う上板部と、乗員に面する側板部と、前記上板部の下面に突設され当接部を設けた支持部とを備えたものである。
請求項1記載のエアバッグ装置によれば、カバー体に覆われたエアバッグにインフレータからガスを供給することにより、エアバッグが展開する。カバー体に当接部を設け、この当接部をインフレータに当接して支持したため、カバー体の変形を抑制し、外観を向上できるとともに、カバー体の構成を簡略化し、製造コストの低減を容易にできる。
請求項2記載のエアバッグ装置によれば、細長く折り畳んで収納されたエアバッグを覆う長手寸法の大きいカバー体について、少なくとも一部をインフレータで支持し、変形を抑制できる。インフレータの金属製の筒状のケース体により、カバー体を強固に支持できる。折り畳んだエアバッグの長手方向とケース体の長手方向とを揃えることにより、エアバッグ装置を小形化できる。
請求項3記載のエアバッグ装置によれば、ドア部に備えられるエアバッグ装置について、乗員により上側から力が加えられた場合に、カバー体の下方への変形を抑制し、外観を向上できる。
本発明のエアバッグ装置の一実施の形態を示す説明図である。 同上エアバッグ装置を備えたドア部の説明図である。 同上エアバッグ装置の一部の斜視図である。 同上エアバッグ装置の一部の説明図である。
以下、本発明のエアバッグ装置の一実施の形態を図面を参照して説明する。
図1及び図2において、1は自動車の車体の一部を構成するドア部であり、このドア部1は、車室2に設けられた図示しない座席の側方に位置している。なお、以下、方向については、車両である自動車の直進方向を基準とし、所定方向としての上方(図1及び図2に示す矢印U方向)、ドア部1側から車室2の中央側に向かう方向である車室内側方(図1に示す矢印C方向)、車室2の中央側からドア部1側に向かう方向である車室外側方(図1に示す矢印D方向)、及び所定方向に沿った前方(図2に示す矢印F方向)などの方向を説明する。
そして、このドア部1は、図2に示すように、ドア部1の全体を囲む枠状のフレーム11を備え、このフレーム11に囲まれた部分の下側部がドア本体部12となり、このフレーム11に囲まれた部分の上側部の開口が、ウインドシールドでありサイドガラスあるいはサイドウィンドウガラスと呼ばれる窓ガラス14により開閉される。そして、この窓ガラス14及び窓ガラス14により開閉される開口の部分が、所定面であり側面部を構成する窓部15となっている。そして、ドア本体部12は、金属板などから形成された車体パネルの立面であり被取付部材である部材としてのインナパネル16と、このインナパネル16の車室外側方に離間して位置する金属板などから形成された図示しないアウタパネルとを備えている。そして、インナパネル16の車室内側方は、一部が樹脂などにて形成された内装材である主ドアトリム18で覆われているとともに、上側部の後部の一部がエアバッグ装置21を構成するとともに内装材であるカバー体22で覆われている。
そして、図1ないし図4に示すように、エアバッグ装置21は、乗員保護装置であり、主として側面衝突時あるいは横転時などに被保護物としての乗員の頭部を保護するいわゆるドアマウントエアバッグで、いわば車両のウエストライン位置に配置され、カバー体22に加え、袋状をなすエアバッグ31と、このエアバッグ31にガスを供給するガス発生装置であるインフレータ32と、これらカバー体22及びエアバッグ31、が取り付けられる取付体34とを備え、これら部材を組み合わせて、エアバッグモジュールであるエアバッグ装置21が構成されている。さらに、このエアバッグ装置21には、図示しないハーネスを介して、制御装置が接続されている。
そして、エアバッグ31は、単数あるいは複数の基布を縫い合わせて袋状としたもので、例えば、2枚の略同形状の基布であるメインパネルの外周部同士を縫い合わせて、扁平な袋状に構成されている。そして、通常時は、ロール状及び蛇腹状などの所定の方法により小さく折り畳まれ、カバー体22に覆われて車体に取り付けられている。
また、インフレータ32は、略円柱状のインフレータ本体部を構成する金属製の筒状、ここでは略円筒状のケース体32aを備え、このケース体32aの一端側にガス噴射部が設けられているとともに、他端部にコネクタが設けられ、このコネクタにハーネスが接続されている。さらに、このインフレータ32は、金属製のブラケットを介して、ドア部1のインナパネル16にボルトにて固定されている。そして、このインフレータ32は、ハーネスを介して制御装置から点火信号が流れることにより、ケース体32aの内部に充填した推進薬を反応させ、あるいは内部のボンベに貯留したガスを開放などして、ガス噴射部からガスを噴射し、直接的にあるいはパイプを介してエアバッグ31に膨張用のガスを供給する。また、このインフレータ32のケース体32a及びブラケットは、ガスを噴射する際にも変形などすることのない剛性を有している。
また、取付体34は、ケース体とも呼び得るもので、例えば金属により一体あるいは複数の部材を組み合わせて構成され、本実施の形態では、それぞれ金属板で形成された第1及び第2のプレート41,42を互いに接合し、全体として断面略Y字状に形成されている。そして、この実施の形態では、第1のプレート41は、第2のプレート42の車室2側に位置し、かつ第2のプレート42よりも下側に延設され、第1のプレート41の中間位置に第2のプレート42の下端部が溶接などして接合されている。そして、第1のプレート41の下側に突出した部分には、下側部に円孔43aを有する車体取付部43が形成されている。そして、この車体取付部43の上側部の第1のプレート41と第2のプレート42との間に、上側を開口した収納部44が構成され、この収納部44に、折り畳んだエアバッグ31が収納されるとともに、この収納部44の下側に、インフレータ32が収納されるようになっている。
そして、車体取付部43の上側に位置する第2のプレート42の上側部には、円孔を有する複数の取付固定受部45が形成されている。
また、車体取付部43の上側に位置する第1のプレート41には、上端部である先端部から、複数のフック状のカバー係止部48が一体に突設されている。さらに、この第1のプレート41には、カバー係止部48の下方に位置して、円孔を有する複数のカバー固定受部49が切り起こしなどして形成されている。
そして、取付体34は、車体取付部43の円孔43aに、ボルト、リベット、あるいはビスなどの固定具を挿入して車体取付部43がインナパネル16に取り付けて固定され、ドア部1に支持される。また、後述するように、取付体34の上側の取付固定受部45及びカバー固定受部49は、それぞれ、ボルト、リベット、あるいはビスなどの固定具52,53によりカバー体22に取り付けて固定され、カバー係止部48は、カバー体22に係止して取り付けられている。
そして、カバー体22は、エアバッグドアパネルあるいはエアバッグ用リッドなどとも呼ばれるもので、表面側すなわち車室2側に露出する樹脂製のアウタ部61と、このアウタ部61の背面側すなわち裏面側に振動溶着などで取り付けられた樹脂製のインナ部62とを積層した積層体として構成され、取付体34にエアバッグ31などを組み付けたモジュールの上方及び乗員に対向する車室内側方などを覆うようになっている。
そして、アウタ部61は、主ドアトリム18と連続的な形状に形成され、主ドアトリム18とともにドア本体部12を覆う内装材を構成するいわばシームレスパネルであり、ドア本体部12の上側を覆い車両の上方に面する面部である上板部を構成する上面パネル部64と、この上面パネル部64の車室内側方の縁部に連続し、下方に延設され車両乗員に面する面部である側板部を構成する側面パネル部65と、これら上面パネル部64、及び側面パネル部65の後側の縁部に連続して後面を覆う一体あるいは別体に形成された図示しない端部パネル部とを備えている。そして、上面パネル部64は、ドア部1の意匠に応じて平面状あるいは曲面状などに形成され、本実施の形態では、車室外側方に向かって若干上方に向かう傾斜面状に形成されている。また、側面パネル部65は、主ドアトリム18の形状に応じて曲面状に形成され、下側の縁部には、主ドアトリム18に係合して連結されるトリム連接部69が形成されている。また、後側パネル部は、リッドカバーとも呼ばれるもので、ハーネスなどを挿通させる後側キャップ部が設けられている。
そして、このアウタ部61には、図2などに示すように、主として上面パネル部64に区画部72が形成され、この区画部72により区画された内側に、扉部73を構成するアウタ扉部74が形成されている。そして、区画部72は、薄肉部である弱部であり、上面パネル部64の車室内側方の側面パネル部65との接続部分あるいは接続部分の近傍に沿ってカバー体22の長手方向である前後方向に延びる長辺部72aと、この長辺部72aの前後の端部から車室外側方に延びて縁部に至る短辺部72bとを備えた平面略コの字状に形成されている。そして、この区画部72は、アウタ部61の上面パネル部64の裏面側が切削などして凹設されて他の部分より脆弱に形成され、破断するテアラインあるいは容易に屈曲するヒンジとして機能する。すなわち、この区画部72は、エアバッグ31が膨張展開する圧力により一部あるいは全部が開裂すなわち破断し、通常は短辺部72bの部分がアウタ破断部として破断し、破断しなかった長辺部72aは容易に変形して屈曲するヒンジ部として機能する。そして、区画部72の外側は、上面パネル部64から側面パネル部65にかけて、エアバッグ31の膨張展開時にも展開しない非展開部であり、アウタ取付部を構成するアウタ本体部75となっている。
また、このアウタ部61は、主として硬質な樹脂にて形成され、本実施の形態では、いわば硬質の樹脂であるポリプロピレン(PP)を射出成形した基材である板状のアウタ基板部76の意匠面である表面側に、必要に応じてウレタンなどの表皮層77を薄く一体的に加飾して形成されている。
一方、インナ部62は、バッキング部あるいはエアバッグ用インナーなどとも呼ばれるもので、本実施の形態では、いわば上下に分割され、図1に示すように、アウタ部61のアウタ基板部76を構成する材料よりも軟質の変形可能な材料にて形成された軟質樹脂製で、例えばエラストマー系の樹脂であるTPO樹脂(サーモプラスチックオレフィン)を金型に射出成形して形成すなわち成型された第1のインナ部81と、アウタ部61のアウタ基板部76と同一あるいは同様の硬質の樹脂であるポリプロピレン(PP)を射出成形した板状の第2のインナ部82の2個の部材を備えている。そして、第1のインナ部81は、上面パネル部64及び側面パネル部65の上側部の裏面側に位置して、振動溶着などによりアウタ部61に一体的に溶着して接合した状態で取り付けられ、第2のインナ部82は、側面パネル部65の下側部の裏面側に位置して振動溶着などによりアウタ部61に一体的に溶着して接合した状態で取り付けられている。そして、これら上下の第1及び第2のインナ部81,82により、カバー体22が取付体34など他の部材に取り付けられるようになっている。
そして、第1のインナ部81は、インナアッパあるいはアッパーインナーなどとも呼び得るもので、アウタ部61の上面パネル部64のアウタ扉部74の裏面側に取り付けられて扉部73を構成するインナ扉部84と、アウタ部61の上面パネル部64のアウタ本体部75及び側面パネル部65の裏面側に取り付けられて非展開部である取付部を構成するとともに一部が上板部を構成するインナ本体部85と、扉部73を構成するインナ扉部84の長手方向に沿った一側部である車室内側方とインナ本体部85とを変形可能に連結しヒンジ部を構成するインナヒンジ部としてのヒンジ本体部86と、扉部73を構成するインナ扉部84の長手方向に沿った他側部である車室外側方から展開方向である上方の略反対側である略下方の所定方向に突設された支持部としての支持片部87と、インナ本体部85の複数カ所から裏面側である車室外側方に膨出するように形成された係止取付部89となどが一体に形成されている。
そして、インナ扉部84は、略平板状をなし、図示しない溶着リブを振動溶着し、アウタ扉部74の裏面の略全面に沿って密着して一体的に取り付けられ、扉部73を構成している。
また、インナ本体部85は、アウタ本体部75の裏面に密着して溶着される板状のインナ基板部93と、このインナ基板部93の前後の端部近傍の裏面側から垂直板状に突設されたインナ端板部94を備えている。そして、インナ基板部93は、アウタ本体部75の裏面側の形状に沿って湾曲した板状に形成され、インナ扉部84と交差する面をなしてインナ扉部84の車室内側方に位置するとともに、前後方向の両端部では、インナ扉部84の前側及び後側に延設されている。そして、このインナ基板部93は、インナ扉部84と同じく図示しない溶着リブを振動溶着し、アウタ本体部75の裏面に沿って密着して一体的に取り付けられ、非展開部を構成している。
また、一方のインナ端板部94、ここでは後側のインナ端板部94には、支持部としての支持板部96が一体に形成されている。この支持板部96は、インナ基板部93のインナ扉部84の後方に位置する部分から略垂直下方に突設され、この支持板部96の下端の縁部に、当接部97が設けられている。この当接部97は、インフレータ32のケース体32aの少なくとも上部に当接するもので、本実施の形態では、弧状に形成され、インフレータ32のケース体32aの上端部から車室内側方まで約90度の範囲で当接するようになっている。さらに、この実施の形態では、支持板部96すなわちインナ端板部94の側方に、取付部98が突設され、この取付部98から、インフレータ32のケース体32aに当接する第2の当接部99が突設されている。
なお、図1においては、構成の理解を容易にするため、アウタ部61とインナ部62と振動溶着した部分に隙間を空けて図示している。
また、ヒンジ本体部86は、インナ扉部84の一側部である車室内側方の縁部とインナ本体部85とを一体に変形可能に連結し、非展開部に対し、長手方向である前後方向に沿った仮想的な軸を中心として、扉部73を図1に示す矢印R方向に展開すなわち回動可能に連結して支持している。そして、このヒンジ本体部86は、アウタ部61の区画部72の長辺部72aに対向し、この長辺部72aを跨ぐようにして、裏面側すなわち下方から車室外側方に向かい断面略U字状をなして湾曲して膨出している。
また、支持片部87は、エアバッグリッドあるいは縦壁などとも呼び得るもので、インナ扉部84の車室外側方の端部近傍から略下方の所定方向に向かい板状をなして一体に突設されている。そして、この支持片部87の先端側すなわち下端側の複数カ所には、取付固定部が設けられ、それぞれ円孔状の取付孔が設けられている。そして、この取付孔に挿入されるリベットなどの固定具52により、取付固定部が取付体34の取付固定受部45に固定して取り付けられる。さらに、この支持片部87には、図示しない破断予定部が形成され、エアバッグ31が膨張展開する圧力により破断するようになっている。
一方、インナ本体部85の係止取付部89は、インナ本体部85のインナ基板部93の複数カ所から内側に空間を有するように車室外側方に凸状に膨出し、インナ部61のインナ基板部93をアウタ部61のアウタ基板部76に溶着して取り付けた状態で、このアウタ部61のアウタ基板部76とともに箱状をなすように形成されている。そして、この係止取付部89には、フック引掛用の取付用開口部が形成されている。また、インナ基板部93は、アウタ部61のアウタ基板部76に沿って配置されるとともにこのアウタ基板部76に溶着して一体的に接合して取り付けられる。
一方、第2のインナ部82は、インナロアあるいはロアインナーなどとも呼び得るもので、第1のインナ部81とは別部材であり、図1に示すように、第1のインナ部81の下側に位置してアウタ基板部76の裏面側に密着し溶着などして取り付けられた板状の下基板部101と、この下基板部101から裏面側である車室外側方に突設されたインナ取付部を構成する固定点である複数の第2取付部102とが一体に形成されている。また、この実施の形態では、各第2取付部102は、車室外側方の下方に向かって傾斜した方向を軸方向とする筒状に形成されている。そして、硬質の樹脂にて形成された第2のインナ部82の第2取付部102には、タッピングねじなどの固定具53を強固に取り付け固定できるようになっている。
また、このエアバッグ装置21のインフレータ32に接続される制御装置は、CPUを備えるとともに、単数あるいは複数のセンサが接続され、乗員、衝突、車体の角度などの状態に応じてインフレータ32を起動させる点火信号を送るようになっている。
次に、このエアバッグ装置21の製造工程を説明する。
まず、カバー体22は、アウタ部61、及びインナ部62の第1及び第2のインナ部81,82をそれぞれ金型を用いて樹脂にて一体に形成し、これら第1及び第2のインナ部81,82をアウタ部61に振動溶着して一体的に接合する。
そして、取付体34の収納部44にインフレータ32と折り畳んだエアバッグ31を収納し、これら部材をカバー体22で覆った状態で、図1に示すように、エアバッグモジュールとして構成される。そして、このカバー体22のエアバッグモジュールへの取付作業は、取付体34のカバー係止部48を係止取付部89の取付用開口部に挿入して係止し、カバー体22の上側部の車室内側方の部分を取付体34で支持する。また、取付体34のカバー固定受部49に車室外側方の下方から挿入したビスなどの固定具53を第2取付部102に螺合して固定し、カバー体22の下側部を取付体34で支持する。
さらに、カバー体22の支持片部87の取付固定部を取付体34のプレート42に沿わせ、取付固定部の取付孔から取付体34の取付固定受部45にリベットなどの固定具52を挿入し、この固定具52をかしめるなどして、取付固定部を取付体34に固定し、カバー体22の上側部の車室外側方の部分を取付体34で支持する。
このようにして、前後方向から見て、すくなとも3カ所でカバー体22を取付体34に支持し、カバー体22が安定して支持される。
そして、インフレータ32と制御装置とを電気的に接続するとともに、取付体34の車体取付部43を固定具でドア部1のインナパネル16に取り付けるとともに、インフレータ32をモジュールの下側に挿入するようにしてブラケットを介してインナパネル16に取り付ける。この状態で、カバー体22の長手方向の一端部である後端部近傍は、支持板部96の当接部97がインフレータ32のケース体32aの外周面に当接し、カバー体22がインフレータ32に当接して支持される。さらに、カバー体22の下端のトリム連接部69を主ドアトリム18に係合することにより、エアバッグ装置21がドア部1に設置される。
この状態で、所定方向である前後方向を長手方向として、折り畳まれたエアバッグ31及びインフレータ32が配置され、カバー体22の上面パネル部64などにより、取付体34にエアバッグ31などを組み付けたモジュールのエアバッグ膨出側である上方が覆われるとともに、カバー体22の側面パネル部65などにより、乗員側である車室内側方など覆われ、カバー体22が、モジュールの上方と乗員側とを連続して覆う内装パネルとして機能する。
次に、エアバッグ装置21の展開時の動作を説明する。
図1及び図2に示すエアバッグ31の収納状態から、自動車の車体が側面衝突などの衝撃を受け、あるいは横転などすると、センサなどの信号に基づき制御手段が判断してインフレータ32を起動し、エアバッグ31にガスを供給する。すると、このエアバッグ31は、収納部44が開口する上側(矢印U方向に)に向かって膨張展開を開始し、カバー体22の扉部73を下側から上方に向かって押圧する。そして、この押圧する圧力により、インナ部62の支持片部87の破断予定部が破断するとともに、アウタ部61の区画部72の一部または全部、少なくとも短辺部72bを破断する。
そして、エアバッグ31がさらに膨張展開すると、このエアバッグ31により押圧された扉部73がアウタ部61の長辺部72a及びインナ部62のヒンジ本体部86を支点として車室内側方(図1に示す矢印R方向)に回動し、エアバッグ31のエアバッグ膨出用通路を形成する。そして、このエアバッグ膨出用通路から突出したエアバッグ31は、扉部73を回動させながら、この扉部73と窓部15との間を介し、図2に破線で示すように、窓部15に沿って上側に円滑に膨張展開し、側方に移動する乗員を拘束して頭部などを保護する。
このように、本実施の形態によれば、ドア部1内に収納したエアバッグ31をドア部1の上面から上方に膨張展開するいわゆるドアマウントエアバッグを構成し、車両の座席に着席した乗員を拘束して頭部などを保護できる。
さらに、インフレータ32は、カバー体22に少なくとも一部が重なるように折り畳まれたエアバッグ31と並んで配置され、カバー体22は、当接部97をインフレータ32に当接して支持されるため、カバー体22の変形を抑制し、外観を向上できるとともに、カバー体22の構成を簡略化し、製造コストの低減を容易にできる。
すなわち、このエアバッグ装置21のカバー体22は、複数カ所で取付体34に固定具52,53などで固定されているものの、細長く折り畳んで収納されたエアバッグ31を覆うもので、長手寸法が大きく、取付体34のみで全長を支持することは困難で、ドア部1のインナパネル16から離間した特定の部位に力を加えることでカバー体22が撓むように変形するおそれがある。一方、このエアバッグ装置21のカバー体22が配置される部位は、いわば車両のウエストライン位置であり、乗員が手や肘をついて上下方向に力が加わる場合がある。この点、本実施の形態では、カバー体22の後端部の内側部で、上側から下方に突設した支持板部96の当接部97をインフレータ32の金属製の筒状のケース体32aに上側から当接し、インナ本体部85を介して車両の上方に面する面部である上面パネル部64をインフレータ32て支持したため、乗員が上方から手を付くような力が加わっても、カバー体22の下方への変形を抑制し、外観を向上できる。そして、いわばインフレータ32を支え構造として利用することにより、このインフレータ32の他には一体あるいは別体の支え構造を備える必要がなく、補強構造を簡素化して、製造コストの低減及び軽量化を容易に実現できる。さらに、他の支え構造を備える必要がないため、他の支え構造の衝撃吸収特性を考慮する必要がなく、エアバッグ装置21側あるいはこのエアバッグ装置21を支えるドア部1のインナパネル16側などに一括して衝撃吸収構造を設定すれば良く、構造を合理化できる。さらに、カバー体22の剛性を全長にわたって高める必要がないため、カバー体22の衝撃吸収特性の向上も容易であり、エアバッグ装置21全体の衝撃吸収特性を容易に向上できる。
また、エアバッグ31は、所定方向としての前後方向を長手方向として細長く折り畳んで収納され、インフレータ32も、ケース体32aの長手方向をこの前後方向に揃えることにより、ドア部1内側の空間を有効に利用して、エアバッグ装置21を小形化できる。
このようにして、エアバッグ装置21について、カバー体22の変形を向上して外観を向上しつつ製造コストの低減や軽量化が可能になり、乗員の側部を保護するエアバッグ装置21の製造コストの低減や軽量化を容易に実現できる。
また、カバー体22は、車室内側方の上部に設けた係止取付部89が取付体34の爪状のカバー係止部48に係止され、車室外側方の上部に設けた取付固定部がリベットなどの固定具52で取付体34の取付固定受部45に固定され、車室内側方の高さ方向の中央部あるいは下部に設けた第2取付部102がタッピングビスなどの固定具53で取付体34のカバー固定受部49に固定されて、カバー体22が取付体34にがたつくことなく安定して支持される。
また、カバー体22は、アウタ部61とインナ部62とを積層して構成したため、アウタ部61のアウタ基板部76に形成する継ぎ目となる分割部あるいは破断予定部を少なくして、意匠面を大きく確保し、樹脂製のアウタ部61で上面側から側面部まで連続してインナ部62を覆って外観を向上でき、外観の良好な車室2用の内装材を構成できる。
また、このエアバッグ装置21は、取付体34にエアバッグ31及びドアトリムの一部を構成するカバー体22を取り付けた状態でエアバッグモジュールが構成されるため、エアバッグ装置21のモジュール化、ユニット化が可能になり、保管、搬送や車体のドア部1への組み付け作業などの作業性を向上できる。
また、カバー体22の扉部73は、車室内側方に回動するため、エアバッグ31を車室外側方に案内し、エアバッグ31を窓部15の窓ガラス14に沿って円滑に展開できる。
なお、上記の実施の形態では、当接部97を設けた支持板部96は、インナ部62のインナ基板部93から突設したインナ端板部94に設けたが、この構成に限られるものではない。例えば、当接部97を設けた支持板部97は、アウタ部61の上面パネル部64の内面側すなわち裏面側から下方に向かって一体に突設することもできる。
また、当接部97は、インフレータ32の円筒状のケース体32aの周面の約90度の範囲に当接する構成としたが、この構成に限られず、インフレータ32のケース体32aの上端部あるいは上端部近傍のみに当接する構成とし、あるいは、インフレータ32のケース体32aの上半分すなわち約180度の範囲に当接する構成とすることもできる。
また、カバー体22は、アウタ部61とインナ部62とを積層した構成に限られず、アウタ部61とインナ部62とを一体に形成したカバー体22から、当接部97を設けた支持板部96を突設することもできる。
また、上記の実施の形態では、カバー体22は、ドア部1の一部を覆うものとして説明したが、この構成に限られず、適宜の形状とすることができ、ドア部1の全体を一体に覆うドアトリムとして形成することもできる。さらに、ドア部1以外のインストルメントパネルなどに備えられるエアバッグ装置に適用することもできる。
また、アウタ部61の区画部72は、金型による成型の後に裏面側を切削して形成する構成に限られず、例えば、アウタ基板部76の表面に表皮層77を形成する構成では、アウタ基板部76の金型による成型の時にインジェクション型に突条を設けて同時に成型することもできる。
本発明は、例えば、自動車の座席の側方にエアバッグを膨張展開するエアバッグ装置に適用できる。
1 ドア部
2 車室
15 側面部を構成する窓部
21 エアバッグ装置
22 カバー体
31 エアバッグ
32 インフレータ
32a ケース体
64 上板部を構成する上面パネル部
65 側板部を構成する側面パネル部
85 上板部を構成するインナ本体部
96 支持部としての支持板部
97 当接部

Claims (3)

  1. ガスが導入されて展開するエアバッグと、
    このエアバッグにガスを供給するインフレータと、
    前記エアバッグを覆うとともに前記インフレータに当接して支持される当接部を備えたカバー体と
    を具備した特徴とするエアバッグ装置。
  2. エアバッグは、所定方向を長手方向として細長く折り畳んで収納され、
    インフレータは、前記所定方向を長手方向とする金属製の筒状のケース体を備え、
    当接部は、前記ケース体に当接して支持される
    ことを特徴とする請求項1記載のエアバッグ装置。
  3. エアバッグは、車室のドア部に折り畳んで収納されガスが導入されてこの車室の側面部を構成する窓部に沿って上方に展開し、
    カバー体は、前記エアバッグの上側を覆う上板部と、乗員に面する側板部と、前記上板部の下面に突設され当接部を設けた支持部とを備えた
    ことを特徴とする請求項1または2記載のエアバッグ装置。
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