JP2010527185A - ワイヤレス通信システムにおいてアップリンク送信をスケジュールするための方法および関連装置 - Google Patents

ワイヤレス通信システムにおいてアップリンク送信をスケジュールするための方法および関連装置 Download PDF

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Abstract

本発明は、リレーベースのワイヤレス通信システムにおいてアップリンク送信をスケジュールするための方法を提供する。本方法は、アップリンク送信が同じ中継局を介して実行されるそれぞれのユーザの等価アップリンク・チャネルを推定する推定ステップと、前記ユーザの等価チャネル間の直交性を計算する計算ステップと、仮想多入力多出力ユーザの組合せ中のユーザの等価チャネルが直交性の要件に適合する、仮想多入力多出力ユーザの前記組合せを前記ユーザから選択する選択ステップと、同じ時間または周波数資源を用いてアップリンク送信を協働的に実行するように仮想多入力多出力ユーザの前記組合せ中のそれぞれのユーザをスケジュールするスケジューリング・ステップとを含む。本発明によって、システムの無線資源が乏しい場合、システム容量を見掛け上減少させることなしに時間または周波数資源を効果的に節約することができ、基地局側での信号受信の適切な品質が維持される。

Description

本発明は、一般にリレーベースのワイヤレス通信システムに関し、より詳細には、リレーベースのワイヤレス通信システムにおいてアップリンク送信をスケジュールするための方法および関連装置に関する。
1990年代以来、ワイヤレス・アクセス、特にブロードバンド・ワイヤレス・アクセス(BWA)の需要の増加に伴い、BWA技術は迅速に開発されてきた。米国電気電子学会(IEEE)は、世界的に一様なBWA標準を確立する目的で、固定ブロードバンド・ワイヤレス・アクセス技術の規格の研究を専門とするIEEE802.16タスク・フォースを確立した。この目的の達成を可能にするために、いくつかの世界的に知られている企業は、この標準を世界規模で精力的に促進するようにワールド・インターオペラビリティ・フォー・マイクロウェーブ・アクセス(WiMAX)フォーラムを開始し、確立した。
モバイル・マルチホップ・リレー(MMR)は、2006年3月にIEEEによって確立された新しいタスク・フォースである。タスク・フォースの主目的は、WiMAXシステムがMMRをサポートできるように、IEEE802.16のマルチホップ拡張を定義することである。MMRの目的は、ユーザ装置に影響を及ぼすことなしに、システム・スループットをさらに高め、またはシステム・カバレージを拡張することである。すべての変更がIEEE802.16eに基づくこと、ならびにすべての変更が基地局(BS)および中継局(RS)に限定されることが要求され、IEEE802.16eのユーザ装置は変更できない。IEEE802.16eは物理レイヤ(PHY)および媒体アクセス制御レイヤ(MAC)のみに関するので、すべての変更はその2つのレイヤ中でのみ実行される。MMRタスク・フォースのプロジェクト許可要件(PAR)は、(1)中継局(RS)が加入者側の端末に透過的でなければならず、(2)RSが基地局(BS)よりもはるかに小さくなければならず、(3)マルチホップ・フレーム構造が直交周波数分割多元接続(OFDM)技術に基づかなければならないことを明白に規定している。
実際、加入者側の移動端末(MT)では、RSの導入により、BSとMSの間のチャネル距離が減少し、したがって、MSは、より高度な変調および符号化方式を採用することができ、それによってシステム容量が大幅に向上する。
図1に、リレーベースのワイヤレス通信システムにおけるアップリンク送信を示す。図1に示すリレーベースのワイヤレス通信システムでは、移動端末MT103−1、103−2...103−nは、RS102を介してBS101に周波数分割多重(FDM)または時分割多重(TD)の方式でアップリンク・データ・ストリームを送信する。次元の制限のため、各移動端末MTは単一の送信アンテナおよび単一の受信アンテナのみを有する。移動端末は、移動局に限定されず、携帯情報端末(PDA)、ページャ、ラップトップ、携帯装置など、ワイヤレス通信機能を有する任意の端末装置とすることもできる。たとえば、図1に示すように、同じ中継局RS102に接続されるn個のMTがあり、アップリンクでは、MTは、それぞれの時間または周波数資源を有する。したがって、FDMまたはTDMの方式では、異なるMTからのアップリンク・データ・ストリームを中継局RS102および/または基地局BS101の受信機において区別することができる。送信遅延を低減するために、一般に2ホップ・リレーが採用され、第1のホップが移動端末MTから中継局RSに向かい、第2のホップが中継局RSから基地局BSに向かう。しかしながら、3ホップ以上のリレーを使用することもでき、すなわち、2つ以上の中継局がある。
図1に示すように、いくつかの移動端末MTにサービスしているワイヤレス通信システムに関する限り、異なる移動端末MTは異なる時間または周波数資源を占有することを必要とし、これは多くの貴重な無線資源を消費する。しかしながら、アップリンク時間または周波数資源は非常に限られており、時間または周波数資源のそのような制限はシステムのアップリンク容量を制限することになる。
本発明の目的は、リレーベースのワイヤレス・ネットワークにおいて移動端末側で複数ユーザ・ダイバーシチをサポートすることが可能な効果的な解決策を提供すること、すなわち、ユーザ間スケジューリングによって複数ユーザ間で仮想多入力多出力システムを実現し、それによってリレーベースのワイヤレス通信システムのアップリンク容量を向上させることである。
本発明の一態様によれば、リレーベースのワイヤレス通信システムにおけるアップリンク送信のスケジューリング方法が提供される。本方法は、各ユーザが同じ中継局を介してアップリンク送信を実行する場合、等価アップリンク・チャネルを推定する推定ステップと、ユーザ間の等価チャネルの直交性を計算する計算ステップと、仮想多入力多出力ユーザの組合せ中のユーザの等価チャネルが直交性要件を満たす、仮想多入力多出力ユーザの組合せをユーザから選択する選択ステップと、同じ時間または周波数資源を用いてアップリンク送信を協働的に実行するために仮想多入力多出力ユーザの組合せ中の各ユーザをスケジュールするスケジューリング・ステップとを含む。
本発明の別の態様によれば、リレーベースのワイヤレス通信システムのための基地局装置が提供される。基地局装置は、各ユーザが同じ中継局を介してアップリンク送信を実行する場合、等価アップリンク・チャネルを推定するための推定手段と、ユーザ間の等価チャネルの直交性を計算するための計算手段と、仮想多入力多出力ユーザの組合せ中のユーザの等価チャネルが直交性要件を満たす、仮想多入力多出力ユーザの組合せをユーザから選択するための選択手段と、同じ時間または周波数資源を用いてアップリンク送信を協働的に実行するために仮想多入力多出力ユーザの組合せ中の各ユーザをスケジュールするためのスケジューリング手段とを備える。
本発明のさらなる態様によれば、中継局装置が提供される。中継局装置は、複数ユーザからアップリンク送信を受信するためのアップリンク受信手段と、各ユーザの等価アップリンク・チャネルを変更するように、プリコーディング機構のセット中の1つのプリコーディング機構を用いて複数ユーザのアップリンク送信に対してプリコーディング処理を実行するためのプリコーディング手段と、プリコードされたアップリンク送信を送信するためのアップリンク送信手段とを備える。
本発明のさらなる実施形態によれば、少なくとも本発明による基地局装置を備え、好ましくは、本発明による中継局装置をさらに備える、リレーベースのワイヤレス通信システムが提供される。
本発明の解決策は、リレーベースのワイヤレス通信システムのアップリンクにおける複数ユーザ・スケジューリングとMIMO前処理の利点と組み合わせられる。チャネル推定によって、等価チャネル応答が直交性に近接するユーザの組合せは仮想MIMO組合せと見なされ、ユーザはユーザ自身のアップリンク・データを同じ時間または周波数資源上で送信するようになり、したがってシステムの無線資源が乏しい場合、システム容量を見掛け上減少させることなしに時間または周波数資源を効果的に節約することができる。好ましい一実施形態では、リレーベースのワイヤレス通信システムにプリエンコーディング機構を導入して、遭遇する等価チャネルが直交性の要件により適合するユーザの組合せを選択する。このようにして、本発明の技術的解決策は、システムの無線資源を節約し、同時に基地局側で信号受信の適切な品質を得ることが可能である。
本発明の他の特徴および利点は、添付の図面を参照しながら本発明の実施形態の詳細な説明を読めばより明白になろう。
リレーベースのワイヤレス通信システムにおけるアップリンク送信を示す図である。 本発明の一実施形態によるリレーベースのワイヤレス通信システムにおけるアップリンク送信を示す図である。 本発明の一実施形態による基地局装置の構造ブロック図である。 本発明の一実施形態による基地局のワーク・フロー・チャートである。 本発明の別の実施形態によるリレーベースのワイヤレス通信システムにおけるアップリンク送信を示す図である。 本発明のさらなる実施形態による中継局装置の概略的な構造ブロック図である。 本発明のさらなる実施形態による基地局装置の概略的な構造ブロック図である。 本発明のさらなる実施形態による基地局のワーク・フロー・チャートである。
次に、全文にわたって同じ参照符号が同じまたは同様の装置を示す、添付の図面を参照しながら、本発明について説明する。
図1は、背景技術で説明したリレーベースのワイヤレス通信システムにおけるアップリンク送信を示す。
図2は、本発明の一実施形態によるリレーベースのワイヤレス通信システムにおけるアップリンク送信を示す。
図2に示すように、移動端末MT103−1、103−2...103nは、中継局102を介して基地局101にアップリンク・データ・ストリームを送信する。MTにおける次元の制限のため、各移動端末MTは単一の送信アンテナおよび単一の受信アンテナのみを有する。基地局201は、同じサブチャネルを介してアップリンク送信を実行するように複数(2つ以上)の移動端末MTをスケジュールすることができる。言い換えれば、選択された移動端末MTは、ワイヤレス通信リンクの頑強さを獲得し、同時に複数ユーザ・ダイバーシチによってシステムのスループットを向上させるように、仮想多入力多出力(V−MIMO)システムを形成することが可能である。
本発明の技術的解決策によれば、基地局201は、チャネル変動に基づいてV−MIMOを形成するための移動端末の組合せを選択することができ、これらの移動端末は、同じ時間または周波数資源上でアップリンク送信を実行するようにスケジュールされる。中継局102は、複数の受信アンテナ(図2は、2つの受信アンテナを概略的に示す)を有する受信手段(図示せず)を介してそれぞれの移動端末からアップリンク・データを受信し、統合後に、いかなる解析をも実行することなしに、複数の受信アンテナ(図2は、2つの受信アンテナを概略的に示す)を有する送信手段を介してそれらのデータを基地局201に直接転送する。基地局201は、複数の受信アンテナ(図2は、2つの受信アンテナを概略的に示す)を有する受信手段を介してアップリンク信号を受信し、空間逆多重化によってV−MIMOユーザの組合せの受信アップリンク信号を解析する。
基地局201が、V−MIMOユーザの組合せとして空間多重化を実行する移動端末MTからのアップリンク信号を正しく解析することができるように、V−MIMOユーザの組合せに対するアップリンク・チャネル応答を極力直交させることを可能にする必要がある。しかしながら、リレーベースのワイヤレス通信システムでは、チャネル環境は、非常に複雑であり、移動端末の移動性などのファクタとともに変動する。図2に示すシステムでは、移動端末MT103から中継局RS102への第1のホップのチャネル応答Hは式(1)によって表され、中継局RS102から基地局BS201への第2のホップのチャネル応答Hは式(2)によって表される。
Figure 2010527185
移動端末MT103−1、103−2、...、103nのアップリンク・データ・ストリームが、それぞれX={χ,χ,...,χ}であると仮定すると、中継局RS102で受信されたデータ・ストリームRは、
Figure 2010527185
のように表すことができ、式中、Nは、第1のホップ中の信号が受けるランダム・ノイズ・シーケンスを示す。
本実施形態では、中継局RS102は、いかなる処理をも実行することなしに、データ・ストリームRを基地局BS201に直接中継し、したがって、基地局BS201で受信されたデータ・ストリームYは、

Y=HR+N=HX+N’ (4)

のように表すことができ、式中、Nは、第2のホップ中の信号が受けるランダム・ノイズ・シーケンスを示し、N’は、全アップリンク中の信号が受ける(H+Nを含む)ランダム・ノイズ・シーケンスを示す。
式(4)から、すべての現在アクティブな移動端末MTが、互いに直交する所定のパイロット・シーケンスを送信する場合、リレーベースのワイヤレス通信システムの等価アップリンク・チャネル応答Hは、チャネル推定によって基地局BS201で知られるということがわかり、すなわち、

H=H (5)

であり、式中、Hのi番目の行は、i番目の移動端末MTの等価アップリンク応答ベクトルを示す。
BS201は、Hの行ベクトル間の直交性を計算し、Hの対応する行ベクトルが互いに直交性に最も近いユーザをV−MIMOユーザの組合せとして選択し、これらのユーザ移動端末MTが同じ時間または周波数資源上でアップリンク・データを協働的に送信することができるように、これらのユーザ移動端末MTをスケジュールする必要がある。次いで、BS201は、アップリンク・データの受信時にV−MIMOユーザの組合せによって実行される空間多重化のアップリンク信号を解析し、それによって組合せ中の各ユーザのアップリンク・データを得ることができる。
ここで、「直交性に最も近い」という言葉は、2つの行ベクトルのドット積が他のベクトル間のドット積に対してゼロに最も近いこと、と定義できることに留意されたい。別の例では、2つの行ベクトルのドット積がしきい値よりも小さくなるような所定のしきい値とも定義でき、それらのベクトルを「直交性に最も近い」と考えることができる。当業者は実際の必要性に基づいて用語を他の方法で定義することができるが、すべてのそのような定義は本発明の範囲内の変形形態に属する。
図3は、本発明の一実施形態による基地局装置の構造ブロック図を概略的に示し、参照符号300は、図2に示す基地局装置を示し、参照符号302は、複数のアンテナ(図示せず)を介してアップリンクからの信号を受信するための受信手段を示し、参照符号304は、パイロット・シーケンスを使用したチャネル推定のためのチャネル推定手段を示し、参照符号306は、V−MIMOユーザの組合せの各移動端末が同じ時間または周波数資源上でアップリンク送信を協働的に実行することができるように、複数ユーザ・スケジューリングを実行するための複数ユーザ・スケジューリング手段を示し、参照符号308は、ダウンリンク・スケジューリング信号を送信するための送信手段を示す。
図3に示すように、基地局300は、それぞれの移動端末MTから受信手段302によってパイロット信号を受信する。チャネル推定手段304は、既知のパイロット・シーケンスと受信パイロット信号とに基づいて各移動端末MTに対してチャネル推定を実行し、すなわち、等価チャネル応答Hを得る。チャネル推定手段304の性能は当業者に知られており、したがって、ここではその詳細な説明を省略する。複数ユーザ・スケジューリング手段306は、たとえば、等価チャネル応答Hの行ベクトルのドット積を計算することによって、ユーザ等価チャネルの直交性を判断するユーザ・チャネル直交性計算手段3061を備える。複数ユーザ・スケジューリング手段306は、Hの対応する行ベクトルが互いに直交性に最も近いユーザをV−MIMOユーザの組合せとして選択し、V−MIMOユーザの組合せ中の対応する移動端末MTのためのスケジューリング・コマンドを生成する。基地局300は、同じ時間または周波数資源上でアップリンク・データを協働的に送信するようにV−MIMOユーザの組合せに関して移動端末MTをスケジュールするダウンリンク・スケジューリング・コマンドを、送信手段308のみを介して送信する。
図4は、本発明の一実施形態による基地局のワーク・フロー・チャートを示す。
図4に示すように、ステップS400で、ワーク・フローは開始する。
ステップS402で、それぞれのユーザの移動端末MTからのパイロット信号を受信する。
ステップS404で、受信パイロット信号と事前に知られているパイロット・シーケンスとに基づいて、リレーベースのワイヤレス通信システムにおいて各ユーザの移動端末MTが遭遇する等価チャネルを推定する。前述のように、チャネル推定の様々な手段は当業者に知られており、したがって、ここではその説明を省略する。
ステップS406で、リレーベースのワイヤレス通信システムにおいてユーザの移動端末MTが遭遇する等価チャネル間の直交性を判断する。たとえば、推定された等価チャネル応答行列Hの行ベクトル間でドット積演算を実行して、上記の等価チャネル間の直交性を判断することができる。
ステップS408で、等価チャネル応答が直交性に最も近いユーザを選択して、V−MIMOユーザの組合せとする。「直交性に最も近い」は、たとえば、H行列の2つの行ベクトルのドット積が他のベクトル間のドット積に対してゼロに最も近いと定義できる。別の例では、所定のしきい値をさらに設けることができ、2つの行ベクトルのドット積がしきい値よりも小さい場合、それらのベクトルを「直交性に最も近い」と考えることができる。
ステップS410で、V−MIMOユーザの選択された組合せ中の各移動端末MTを同じ時間または周波数資源に割り当て、すなわち、同じサブチャネル上でアップリンク送信を実行する。
ステップS412で、ワーク・フローは終了する。
実際の無線送信では、チャネル状態が変化することを諒解されたい。したがって、本発明の実施形態に基づいて選択されたV−MIMOユーザの組合せも固定ではない。チャネル状態が変化するとき、すなわち、HおよびHが変化するとき、チャネル変動に動的に適合するように、V−MIMOユーザの選択された組合せをチャネル推定の結果に基づいて更新することができる。
上記実施形態では、V−MIMOユーザの選択された組合せ中のそれぞれの移動端末MTの等価チャネル応答の直交性が比較的低い場合、基地局側でのV−MIMO検出性能はMIMOチャネル間の強い相関によって影響を受け、それによってアップリンク・データ受信の品質が低下する。
本発明の別の実施形態では、上記の問題が改善される。
図5は、本発明の別の実施形態によるリレーベースのワイヤレス通信システムにおけるアップリンク送信を示す。図5に示す実施形態は、図2に示す実施形態に基づく改良形態である。
図5に示すように、移動端末MT103−1、103−2...103−nは、中継局RS502を介して基地局501にアップリンク・データ・ストリームを送信する。同様に、MTにおける次元の制限のため、各移動端末MTは単一の送信アンテナおよび単一の受信アンテナのみを有する。基地局401は、同じサブチャネルを介してアップリンク送信を実行するために、図2で説明した基地局201と同様の方法で複数(2つ以上)の移動端末MTをスケジュールする。等価チャネル応答間の低い直交性の問題を解決するために、中継局502は好ましくはプリエンコーディング手段5021を備える。図5では、明快のために、プリエンコーディング手段5021は、中継局から独立したブロックで示される。ただし、保守および統合の便宜のために、プリエンコーディング手段5021は好ましくはモジュールとして中継局装置に統合されることを、当業者は諒解されたい。プリエンコーディング手段5021は、基地局BS501によってスケジュールされ、等価チャネル応答を変更するように、等価チャネルに導入されるプリエンコーディング行列を所定のプリエンコーディング行列から選択する。
図5に示すシステムでは、移動端末MT103から中継局RS502への第1のホップのチャネル応答Hは式(1)によって表され、中継局RS502から基地局BS501への第2のホップのチャネル応答Hは式(2)によって表される。
Figure 2010527185
移動端末MT103−1、103−2、...、103−nのアップリンク・データ・ストリームが、それぞれX={χ,χ,...,χ}であると仮定すると、中継局RS102で受信されるデータ・ストリームRは、
Figure 2010527185
のように表すことができ、式中、Nは、第1のホップ中の信号が受けるランダム・ノイズ・シーケンスを示す。
プリエンコーディング手段5021は、中継局502から基地局BS501への第2のホップのチャネルにプリエンコーディング機構を導入するので、基地局BS501で受信されるデータ・ストリームYは、

Y=H(PR)+N=HP(HX+N)+N=HPHX+N'' (5)

のように示すことができ、式中、Pは、プリエンコーディング行列を示し、Nは、第2のホップ中の信号が受けるランダム・ノイズ・シーケンスを示し、N''は、プリエンコーディング機構を導入した後に全アップリンク中の信号が受ける(HPN+Nを含む)ランダム・ノイズ・シーケンスを示す。
式(5)から、プリエンコーディング機構を導入した後にリレーベースのワイヤレス・システムのアップリンク等価チャネル応答HがHPHのように変更されることがわかる。P行列は選択可能であり、その導入は等価チャネル応答を変更することができ、したがって、基地局BS501は、新しい等価チャネル応答に基づいて、チャネル応答が直交性に最も近いユーザを選択し、それによってV−MIMOユーザの組合せを形成することができる。
前述のように、等価チャネル応答を変更するためのプリエンコーディング行列Pは、所定のプリエンコーディング・セットから選択される。このプリエンコーディング・セットは、複数の異なるプリエンコーディング行列を含むことができる。基地局BS501は、プリエンコーディング行列中の各プリエンコーディング行列をシステムのアップリンクに導入することを試みるようにプリエンコーディング手段5021をスケジュールすることができる。基地局501は、各プリエンコーディング行列に対して対応する等価アップリンク・チャネル応答を計算し、どのプリエンコーディング行列が現在のユーザ間のアップリンク・チャネル応答の最適な直交性を得ることを可能にするか(たとえば、H行列のそれぞれの2つの行ベクトルのドット積が所定のしきい値よりも小さいなど)を判断する。次いで、基地局BS501は、一方では、判断されたプリエンコーディング行列を選択するように中継局RS502でプリエンコーディング手段5021をスケジュールし、他方では、同じ時間または周波数資源上でアップリンク送信を実行するようにV−MIMOユーザの選択された組合せをスケジュールする。したがって、移動端末MTの低い等価チャネル直交性の問題は大いに解決され、アップリンク・データ受信の品質は、システムの複雑さを改善することによって効果的に保証される。
特に、図5に示す中継局ベースのワイヤレス通信システムは、プリエンコーディング行列を判断するプロセスにおいて2種類の実装形態を採用することができる。
第1の実装形態では、103−1、103−2、...103−nの各移動端末MTは、異なるプリエンコーディング行列に応じて異なる直交性パイロット・グループに割り当てられる。その後、中継局RS502中のプリエンコーディング手段5021は、それぞれのアップリンク送信期間中に各プリエンコーディング行列をそれぞれアップリンク・チャネルに導入し、基地局BS501は、移動端末MT103−1、103−2...103−nのパイロット信号のそれぞれのグループのすべてを受信する。このようにして、基地局BS501は、現在のパイロット・グループに従って現在導入されたプリエンコーディング行列を区別することができる。
他の実装形態では、移動端末MT103−1、103−2...103−nは常に同じ直交パイロットに割り当てられるが、基地局501でのそれぞれのユーザ等価チャネル応答の推定プロセスの間、中継局502は、それぞれのアップリンク送信期間内に、基地局BS501に知られている順序でそれぞれのプリエンコーディング行列をアップリンク・チャネルに導入する。基地局BS501は、移動端末MT103−1、103−2、...103−nから(Gを予め生成されたプリエンコーディング行列の数として、Gnの数をもつ)すべてのパイロット信号を受信する。このようにして、基地局BS501は、n個の移動端末MT103−1、103−2...103−nに対応するn個のパイロットの連続に基づいて現在導入されたプリエンコーディング行列を区別する。
さらに、プリエンコーディング行列Pが単位行列として選択される場合、システム全体は図2に示す状況を提示することを、当業者なら実際に理解することができる。
図6は、本発明のさらなる実施形態による中継局装置のブロック図を概略的に示し、参照符号600は本発明の一実施形態による中継局装置を示し、参照符号602はアップリンク受信手段を示し、参照符号604は、図5に示すプリエンコーディング手段5021などプリエンコーディング手段を示し、参照符号606はアップリンク送信手段を示し、参照符号608はダウンリンク受信手段を示す。
図6に示すように、ユーザ自身の移動端末MTを介して各ユーザによって送信されたアップリンク・データは、中継局装置600のアップリンク受信手段602によって受信され、アップリンク受信手段602は複数の受信アンテナを有する。次いで、プリエンコーディング手段604は、受信データに対してプリエンコーディング処理を実行し、すなわち、選択されたプリエンコーディング行列Pを使用して受信アップリンク・データを処理する(式(5)参照)。プリエンコードされたアップリンク・データは、アップリンク送信手段606を介して基地局に送信される。アップリンク送信手段606は複数の送信アンテナを有することができる。ダウンリンク受信手段608は、基地局からスケジューリング・コマンドを受信し、スケジューリング・コマンドを中継局装置の対応する処理手段に転送する。たとえば、プリエンコーディング手段604が受信アップリンク・データに対してプリエンコーディング処理を実行するように、基地局は、判断されたプリエンコーディング行列Pをプリエンコーディング手段604に示すことができる。基地局でのそれぞれのユーザ等価チャネル応答の推定プロセスの間、プリエンコーディング手段604は、アップリンク送信期間中に、プリエンコーディング行列セットからのプリエンコーディング行列をアップリンクにそれぞれ導入する。言い換えれば、プリエンコーディング手段604は、各アップリンク送信期間中に、プリエンコーディング行列セットからのそれぞれのプリエンコーディング行列を使用することによって、移動端末によって送信されたパイロット信号に対してプリエンコーディング処理を実行する。したがって、基地局は、受信パイロット信号を使用して、どのプリエンコーディング行列が、ユーザが直交性要件を満たすことを可能にするかを判断することができ、判断されたプリエンコーディング行列に対するV−MIMOユーザの組合せを選択する。
プリエンコーディング手段604の機能は行列乗算器と同様であり、当業者に知られているソフトウェア、ハードウェア、またはソフトウェアとハードウェアの任意の組合せによって実現できる。プリエンコーディング手段604は所定のプリエンコーディング行列セットを維持する。以下に、複数のプリエンコーディング行列を含むプリエンコーディング行列セットを生成するためのアルゴリズムを一例として与えるが、もちろん、プリエンコーディング行列セットは他のアルゴリズムに基づいて生成することもできる。
プリエンコーディング行列セットFはG個の要素を含み、F={F,...,FG−1}であると仮定する。
プリエンコーディング行列セットでは、g番目の要素Fの次元数はM×Mであり、M個の行ベクトルとして示すこともでき、たとえば、
Figure 2010527185
である。m番目の行ベクトル
Figure 2010527185
は、以下アルゴリズムを用いて生成することもできる。
Figure 2010527185

上記のプリエンコードされた行列は、以下の特性を有する。

{F={F=I

たとえば、M=2、G=2で、
Figure 2010527185
図7は、本発明の別の実施形態による基地局装置のブロック図を概略的に示し、受信手段302、チャネル推定手段304および送信手段308は、図3に示す機能と同じまたは同様の機能を有する。本実施形態によれば、基地局手段700中の複数ユーザ・スケジューリング手段706に改善がなされる、すなわち、複数ユーザ・スケジューリング手段706は、ユーザ・チャネル直交性計算手段7061を備え、好ましくはプリエンコーディング行列判断手段7062を備える。
図7に示すように、基地局700は、受信手段302を介してそれぞれの移動端末MTからパイロット信号を受信する。チャネル推定手段304は、既知のパイロット・シーケンスと受信パイロット信号とに基づいてそれぞれの移動端末MTに対してチャネル推定を実行し、すなわち、等価チャネル応答Hを得る。複数ユーザ・スケジューリング手段706中の直交性計算手段7061は、中継局側で導入された各プリエンコーディング行列に対してユーザ等価チャネルの直交性を判断する。プリエンコーディング行列判断手段7062は、各プリエンコーディング行列がそれぞれ選択されている場合、どのプリエンコーディング行列がユーザ等価チャネル応答の最適な直交性を得ることを可能にするかを判断する。最適な直交性を得るための条件は、たとえば、最大数の現在アクティブなユーザを基本的に直交して組み合わせることを可能にすること、または可能なユーザの組合せの直交性が所定のしきい値に達することを可能にすることなどを含むことができる。当業者は、使用すべきプリエンコーディング行列を判断するために他の基準を定義することもできる。複数ユーザ・スケジューリング手段706は、スケジューリング・コマンドを生成し、一方では、判断されたプリエンコーディング行列を選択するように中継局のプリエンコーディング手段をスケジュールし、他方では、同じ時間または周波数資源上でアップリンク送信を実行するようにV−MIMOユーザの選択された組合せをスケジュールする。送信手段308を介して、基地局700のダウンリンクは、同じ時間または周波数資源上でV−MIMOユーザの組合せに関してアップリンク・データを協働的に送信するように移動端末MTをスケジュールするスケジューリング・コマンドを送信する。
図8は、本発明のさらなる実施形態による基地局のワーク・フロー・チャートを示す。
図8に示すように、ステップS800で、ワーク・フローは開始する。
ステップS802で、それぞれのユーザの移動端末MTからのパイロット信号を受信する。
ステップS804で、プリエンコーディング手段によって導入された各プリエンコーディング行列Pに対して、それぞれのユーザの移動端末MTのチャネル推定を実行する。前述のように、チャネル推定の様々な手段は当業者に知られており、したがって、その説明を省略する。
ステップS806で、ユーザの移動端末MTによって使用されるチャネルの直交性を各プリエンコーディング行列Pに対して計算する。たとえば、上記の等価チャネルの直交性は、特定のプリエンコーディング行列Pに対して推定された等価チャネル応答行列Hのそれぞれの行ベクトル間で行われるドット積演算によって判断される。
ステップS808で、ユーザ間のアップリンク・チャネルの最適な直交性を得ることを可能にするプリエンコーディング行列を判断し、対応するユーザをV−MIMOユーザの組合せとして選択する。最適な直交性を得るための条件は、たとえば、最大数の現在アクティブなユーザを実質的に直交して組み合わせることを可能にすること、または所定のしきい値に達するように可能なユーザの組合せの直交性を可能にすることなどを含むことができる。当業者は、使用すべきプリエンコーディング行列を判断するために他の基準を定義することもできる。
ステップS810で、中継局のプリエンコーディング手段を制御して、判断されたプリエンコーディング行列を選択する。
ステップS812で、アップリンク送信のためにV−MIMOユーザの選択された組合せ中のメンバに同じ時間または周波数資源を割り当て、すなわち、同じサブチャネルを介してアップリンク送信を実行する。
ステップS814で、ワーク・フローは終了する。
さらに、基地局装置および中継局装置についての上記の説明では、簡単および便宜のために、本発明の範囲内に入らず、当業者によく知られている基地局装置および中継局装置の機能および特徴(たとえば、送信/受信アンテナ、電力制御モジュールなど)が省略されており、そのような省略は本発明を不明確にするものではないことを、当業者なら諒解するであろうことに留意されたい。
図3、図6、および図7に示すそれぞれの手段は、別々の機能モジュールとして実現でき、または1つまたは少数の機能モジュールに組み合わせるか、または単一の機能をもつより多くの機能モジュールに分割することができ、機能モジュールは、完全にハードウェアの実装形態、完全にソフトウェアの実装形態、またはハードウェア・ユニットとソフトウェア・ユニットとを同時に備える実装形態を採用することができる。
図4および図8に示すそれぞれのステップは、直列実装形態および並列実装形態を含めて、それらの組み合わせられた機能を実現することが可能な任意の順序で実施できる。
本発明の好ましい実施形態について添付の図面を参照しながら説明したが、当業者は添付の特許請求の範囲内で様々な改変または変更を行うこともできる。

Claims (20)

  1. リレーベースのワイヤレス通信システムにおいてアップリンク送信をスケジュールする方法であって、
    アップリンク送信が同じ中継局を介して実行されるそれぞれのユーザの等価アップリンク・チャネルを推定する推定ステップと、
    前記ユーザの前記等価チャネル間の直交性を計算する計算ステップと、
    仮想多入力多出力ユーザの前記組合せを前記ユーザから選択する選択ステップとを含み、前記仮想多入力多出力ユーザの組合せ中の前記ユーザの前記等価チャネルが直交性の要件に適合するものであり、さらに、
    同じ時間または周波数資源を用いてアップリンク送信を協働的に実行するように仮想多入力多出力ユーザの前記組合せ中の前記それぞれのユーザをスケジュールするスケジューリング・ステップとを含む方法。
  2. 前記推定ステップが、前記中継局で導入された各プリエンコーディング機構に対して前記それぞれのユーザの前記等価アップリンク・チャネルを推定するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記計算ステップが、前記各プリエンコーディング機構に対して前記ユーザの前記等価チャネル間の直交性を計算するステップをさらに含む、請求項2に記載の方法。
  4. 仮想多入力多出力ユーザの前記組合せ中の前記ユーザの最適な直交性を得ることを可能にするプリエンコーディング機構を判断する判断ステップをさらに含む、請求項3に記載の方法。
  5. 前記スケジューリング・ステップが、アップリンク送信を実行するとき、前記判断されたプリエンコーディング機構を前記アップリンクに導入するように前記中継局をスケジュールするステップをさらに含む、請求項4に記載の方法。
  6. 前記推定ステップが、前記ユーザの受信パイロット信号と既知のパイロット・シーケンスとを使用することによって等価アップリンク・チャネル応答行列を推定するステップを含む、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記計算ステップが、前記等価チャネル応答行列のそれぞれの行ベクトル間でドット積演算を実行することによって、前記ユーザの前記等価チャネル間の直交性を計算するステップを含む、請求項6に記載の方法。
  8. 前記選択ステップにおいて、直交性の前記要件が、前記等価チャネル応答行列中の前記ユーザに対応する行ベクトル間の前記ドット積が別のユーザに対応する別の行ベクトルのドット積に対してゼロに最も近いこと、または前記等価チャネル応答行列中の前記ユーザに対応する行ベクトル間の前記ドット積が所定のしきい値よりも小さいことを含む、請求項7に記載の方法。
  9. リレーベースのワイヤレス通信システム用の基地局装置であって、
    アップリンク送信が同じ中継局を介して実行されるそれぞれのユーザの等価アップリンク・チャネルを推定する推定手段と、
    前記ユーザの前記等価チャネル間の直交性を計算する計算手段と、
    仮想多入力多出力ユーザの前記組合せを前記ユーザから選択する選択手段とを含み、前記仮想多入力多出力ユーザの組合せ中の前記ユーザの前記等価チャネルが直交性の要件に適合するものであり、前記装置はさらに、
    同じ時間または周波数資源を用いてアップリンク送信を協働的に実行するように仮想多入力多出力ユーザの前記組合せ中の前記それぞれのユーザをスケジュールするスケジューリング手段とを備える基地局装置。
  10. 前記推定手段が、前記中継局で導入された各プリエンコーディング機構に対して前記それぞれのユーザの前記等価アップリンク・チャネルを推定するためにさらに使用される、請求項9に記載の基地局装置。
  11. 前記計算手段が、前記各プリエンコーディング機構に対して前記ユーザの前記等価チャネル間の直交性を計算するためにさらに使用される、請求項10に記載の基地局装置。
  12. 仮想多入力多出力ユーザの前記組合せ中の前記ユーザの最適な直交性を得ることを可能にするプリエンコーディング機構を判断する判断手段をさらに備える、請求項11に記載の基地局装置。
  13. 前記スケジューリング手段が、アップリンク送信を実行するとき、前記判断されたプリエンコーディング機構を前記アップリンクに導入するように前記中継局をスケジュールするためにさらに使用される、請求項12に記載の基地局装置。
  14. 前記推定手段が、前記ユーザの受信パイロット信号と既知のパイロット・シーケンスとを使用することによって等価アップリンク・チャネル応答行列を推定するために使用される、請求項9乃至13のいずれか1項に記載の基地局装置。
  15. 前記計算手段が、前記等価チャネル応答行列のそれぞれの行ベクトル間でドット積演算を実行することによって、前記ユーザの前記等価チャネル間の直交性を計算するために使用される、請求項14に記載の基地局装置。
  16. 前記直交性要件が、前記等価チャネル応答行列中の前記ユーザに対応する行ベクトル間の前記ドット積が別のユーザに対応する別の行ベクトルのドット積に対してゼロに最も近いこと、または前記等価チャネル応答行列中の前記ユーザに対応する行ベクトル間の前記ドット積が所定のしきい値よりも小さいことを含む、請求項15に記載の方法。
  17. 複数のユーザからアップリンク送信を受信するアップリンク受信手段と、
    前記ユーザの等価アップリンク・チャネルを変更するように、プリエンコーディング機構セット中のそれぞれのプリエンコーディング機構を用いて前記複数のユーザのアップリンク送信に対してプリエンコーディング処理を実行するプリエンコーディング手段と、
    前記プリエンコードされたアップリンク送信を基地局に送信するアップリンク送信手段とを備える中継局装置。
  18. 前記基地局からスケジューリング・コマンドを受信するダウンリンク受信手段を備え、
    前記スケジューリング・コマンドが前記基地局によって判断されたプリエンコーディング機構を示す場合、前記プリエンコーディング手段が、前記判断されたプリエンコーディング機構を用いて前記複数のユーザのアップリンク送信に対してプリエンコーディング処理を実行し、
    前記スケジューリング・コマンドが前記プリエンコーディング機構の判断を実行していることを示す場合、前記プリエンコーディング手段が、それぞれのアップリンク送信期間中に前記プリエンコーディング機構セット中の各プリエンコーディング機構を用いて前記アップリンク受信手段によって受信されたそれぞれのユーザのパイロット信号に対してプリエンコーディング処理を実行する、請求項17に記載の中継局装置。
  19. 請求項9に記載の前記基地局装置を備える、リレーベースのワイヤレス通信システム。
  20. 請求項17に記載の中継局装置をさらに備える、請求項19に記載のシステム。
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