JP2006086633A - 無線ネットワーク装置および無線通信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 MIMO端末装置にむけて付加した遅延波成分の影響による非MIMO端末装置の受信チャネルの受信品質および共通高速パケットチャネル用の品質測定精度の劣化を抑制すること。
【解決手段】 直交性推定部405および割当ユーザ決定部407を備える。直交性推定部405は、マルチパスダイバーシチを適用する際に各端末装置の伝搬環境について直交性を有するかどうかを推定する。割当ユーザ決定部407は、直交性推定部405により推定した各端末装置の伝搬環境をスケジューラで扱い、予めマルチパスダイバーシチを用いるMPD適用フレームとマルチパスダイバーシチを用いないMPD非適用フレームとを準備しておき、通信する端末装置がMIMO端末装置300H,(300L)かどうかおよび直交性を有するかどうかの組み合わせで割当ユーザを決定する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、MIMO(Multiple-Input Multiple-Output)端末装置と非MIMO端末装置とが混在する無線通信システムに使用される無線ネットワーク装置及び無線通信方法に関する。
従来、DS−CDMA方式にて下り共通パケットチャネルを用いる伝送システムで、送受信側に複数のアンテナを備えることでMIMO伝送路を形成し、高い最大伝送速度を実現する通信方式が知られている(例えば、非特許文献1参照)。
非特許文献1記載の通信方式は、具体的には、MIMOにおけるマルチパスダイバーシチ(MPD:Multi-path diversity)の技術を適用し、意図的に付加した遅延成分との組み合わせで時空間符号を形成して、高い変調多値数の信号を安定した品質で伝送することを可能とする。このマルチパスダイバーシチの構成により、MIMO端末装置で観測されるフェージングがダイバーシチ効果を得られにくい環境(遅延波なし、あるいはアンテナ間で相関が大きい)で改善効果が大きい。
3GPP−RAN−R1−040186(Nortel),"Rate controlled MPD",Feb.2004
しかしながら、非特許文献1記載の通信方式を用いた無線通信システムにおいては、MIMO端末装置における性能改善を実現するために、マルチパスダイバーシチなしであれば直交していたはずの送信信号について、あえて直交性を崩すことになる。
このため、この無線通信システムにおいては、他の端末装置のうち例えば見通し環境にある端末装置は、本来であれば高い直交性を保って基地局装置からの信号を受信できるはずであるのに、MIMO端末装置にむけて付加した遅延波成分のおかげで強い干渉を受けることになる。
このように、非特許文献1記載の通信方式を用いた無線通信システムにおいては、他の非MIMO端末装置における受信品質が劣悪となり、非MIMO端末装置が受信するチャネルの受信品質および共通高速パケットチャネル用の品質測定精度が大きく劣化するという問題があった。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたもので、MIMO端末装置にむけて付加した遅延波成分の影響による非MIMO端末装置の受信チャネルの受信品質および共通高速パケットチャネル用の品質測定精度の劣化を抑制することができる無線ネットワーク装置及び無線通信方法を提供することを目的とする。
かかる課題を解決するため、本発明の無線ネットワーク装置は、マルチパスダイバーシチを適用する際に各端末装置の伝搬環境について直交性を有するかどうかを推定する直交性推定手段と、前記直交性推定手段により推定した前記各端末装置の伝搬環境をスケジューラで扱い、予めマルチパスダイバーシチを用いるMPD適用フレームとマルチパスダイバーシチを用いないMPD非適用フレームとを準備しておき、通信する端末装置がMIMO端末装置かどうかおよび直交性を有するかどうかの組み合わせで割当ユーザを決定する割当ユーザ決定手段と、を具備する構成を採る。
本発明によれば、MIMO端末装置にむけて付加した遅延波成分の影響による非MIMO端末装置の受信チャネルの受信品質および共通高速パケットチャネル用の品質測定精度の劣化を抑制することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の一実施の形態に係る無線ネットワーク装置を用いる無線通信システムの構成を示す概略構成図である。
図1に示すように、本実施の形態に係る無線ネットワーク装置を用いる無線通信システム100は、非MIMO端末装置200H,200L、MIMO端末装置300H,300L、無線ネットワーク装置400などで構成される。ここで、非MIMO端末装置200Hは、単一のアンテナ201を備えた直交性を有する(直交性が高い)MIMO非対応の端末装置である。非MIMO端末装置200Lは、単一のアンテナ201を備えた直交性を有しない(直交性が低い)MIMO非対応の端末装置である。また、MIMO端末装置300Hは、複数のアンテナ301a,301bを備えた直交性を有する(直交性が高い)MIMO対応の端末装置である。MIMO端末装置300Lは、複数のアンテナ301a,301bを備えた直交性を有しない(直交性が低い)MIMO対応の端末装置である。
まず、本実施の形態に係る無線通信システムにおける非MIMO端末装置について説明する。図2は、本実施の形態に係る無線通信システムにおける非MIMO端末装置の構成を示すブロック図である。
図2に示すように、無線通信システム100における非MIMO端末装置200H,(200L)は、アンテナ201、受信RF部202、受信信号復調部203、制御情報参照部204、通信チャネル復号部205、参照信号観測部206、フィードバック情報生成部207、送信RF部208を備えている。
図2において、アンテナ201は、受信した受信信号を受信RF部202へ出力し、送信RF部208から入力された送信信号を送信する。
受信RF部202は、アンテナ201から入力された受信信号を無線周波数からベースバンド周波数にダウンコンバートして受信信号復調部203および制御情報参照部204に出力する。
制御情報参照部204は、受信RF部202から入力された受信信号より制御情報を抽出し、抽出した制御情報を受信信号復調部203へ出力する。
受信信号復調部203は、制御情報参照部204から入力された制御情報を参照して、受信RF部202から入力された受信信号を逆拡散して復調する。そして、受信信号復調部203は、復調した受信信号のうちの通信チャネルの受信データを通信チャネル復号部205へ出力し、復調した受信信号のうちの参照信号を参照信号観測部206へ出力する。なお、参照信号とは、例えば、送受信側で既知の共通パイロットチャネル信号である。
通信チャネル復号部205は、受信信号復調部203から入力される復調された通信チャネルの受信データをターボ復号等により復号して復号データ得る。
参照信号観測部206は、受信信号復調部203から入力された参照信号を用いて伝搬状況を観測する。そして、参照信号観測部206は、観測した伝搬状況を示す情報である回線品質情報を生成し、生成した回線品質情報をフィードバック情報生成部207へ出力する。
フィードバック情報生成部207は、遅延プロファイルを生成し遅延スプレッドを検出して遅延スプレッド情報を生成する。そして、フィードバック情報生成部207は、参照信号観測部206から入力された回線品質情報および生成した遅延スプレッド情報をフィードバック情報として送信RF部208へ出力する。ここで、フィードバック情報生成部207は、最大ドップラー周波数を検出して最大ドップラー周波数情報をフィードバック情報として生成するようにしてもよい。また、フィードバック情報生成部207は、自セル他セル干渉比を測定して自セル他セル干渉比情報をフィードバック情報として生成するようにしてもよい。また、フィードバック情報生成部207は、緊急度の情報をフィードバック情報として生成するようにしてもよい。
送信RF部208は、フィードバック情報生成部207から入力されたフィードバック情報をベースバンド周波数から無線周波数へアップコンバートしてアンテナ201へ出力する。
次に、本実施の形態に係る無線ネットワーク装置を用いる無線通信システムにおけるMIMO端末装置について説明する。図3は、本実施の形態に係る無線ネットワーク装置を用いる無線通信システムにおけるMIMO端末装置の構成を示すブロック図である。
図3に示すように、無線通信システム100におけるMIMO端末装置300H,(300L)は、複数のアンテナ301a,301b、各アンテナ301a,301bに対応した受信RF部302a,302b、受信信号復調部303、制御情報参照部304、通信チャネル復号部305、参照信号観測部306、フィードバック情報生成部307、各アンテナ301a,301bに対応した送信RF部308a,308b、MPD受信処理部309を備えている。
図3において、各アンテナ301a,301bは、受信した受信信号を各受信RF部302a,302bへそれぞれ出力し、各送信RF部308a,308bから入力された送信信号をそれぞれ送信する。
各受信RF部302a,302bは、各アンテナ301a,301bから入力されたそれぞれの受信信号を無線周波数からベースバンド周波数にダウンコンバートしてMPD受信処理部309および制御情報参照部304に出力する。
制御情報参照部304は、各受信RF部302a,302bから入力された受信信号より制御情報を抽出し、抽出した制御情報をMPD受信処理部309および受信信号復調部303へ出力する。
MPD受信処理部309は、各受信RF部302a,302bから入力された受信信号のうちの信号強度の大きい方の受信信号を適時選択し、選択した受信信号を受信信号復調部303へ出力する。
受信信号復調部303は、制御情報参照部304から入力された制御情報を参照して、MPD受信処理部309から入力された受信信号を逆拡散して復調する。そして、受信信号復調部303は、復調した受信信号のうちの通信チャネルの受信データを通信チャネル復号部305へ出力し、復調した受信信号のうちの参照信号を参照信号観測部306へ出力する。
通信チャネル復号部305は、受信信号復調部303から入力される復調された通信チャネルの受信データをターボ復号等により復号して復号データ得る。
参照信号観測部306は、受信信号復調部303から入力された参照信号を用いて伝搬状況を観測する。そして、参照信号観測部306は、観測した伝搬状況を示す情報である回線品質情報を生成し、生成した回線品質情報をフィードバック情報生成部307へ出力する。
フィードバック情報生成部307は、遅延プロファイルを生成し遅延スプレッドを検出して遅延スプレッド情報を生成する。そして、フィードバック情報生成部307は、参照信号観測部306から入力された回線品質情報および生成した遅延スプレッド情報をフィードバック情報として各送信RF部308a,308bへそれぞれ出力する。また、フィードバック情報生成部307は、最大ドップラー周波数を検出して最大ドップラー周波数情報をフィードバック情報として生成するようにしてもよい。また、フィードバック情報生成部307は、自セル他セル干渉比を測定して自セル他セル干渉比情報をフィードバック情報として生成するようにしてもよい。また、フィードバック情報生成部307は、緊急度の情報をフィードバック情報として生成するようにしてもよい。
各送信RF部308a,308bは、フィードバック情報生成部307から入力されたフィードバック情報をベースバンド周波数から無線周波数へそれぞれアップコンバートして対応する各アンテナ301a,301bへ出力する。
次に、本実施の形態に係る無線ネットワーク装置について説明する。図4は、本実施の形態に係る無線ネットワーク装置の構成を示すブロック図である。
図4に示すように、無線通信システム100における無線ネットワーク装置400は、複数のアンテナ401a,401b、各アンテナ401a,401bに対応した受信RF部402a,402b、受信信号復調部403、フィードバック情報参照部404、直交性推定部405、MPD適用制御部406、割当ユーザ決定部407を備えている。
また、無線ネットワーク装置400は、送信信号生成部408と拡散部409とからなる送信データ処理部410、送信信号生成部411とMPD処理部412と拡散部413とからなる送信データ処理部414、共通チャネル生成部415と拡散部416とからなる共通チャネル処理部417を備えている。
また、無線ネットワーク装置400は、個別チャネル生成部418a,418bと送信電力制御部419a,419bと拡散部420a,420bとからなる個別チャネル処理部421a,421bを備えている。
さらに、無線ネットワーク装置400は、各アンテナ401a,401bに対応したチャネル多重部422a,422bおよび送信RF部423a,423bを備えている。
図4において、各アンテナ401a,401bは、セル内の各端末装置からの上り個別チャネルをそれぞれ受信し、受信した受信信号を各受信RF部402a,402bへそれぞれ出力するとともに、各送信RF部423a,423bから入力された送信信号を各端末装置へそれぞれ送信する。
各受信RF部402a,402bは、各アンテナ401a,401bから入力された受信信号を無線周波数からベースバンド周波数にダウンコンバートして受信信号復調部403に出力する。
受信信号復調部403は、各受信RF部402a,402bから入力された受信信号を逆拡散して復調し、復調した受信信号をフィードバック情報参照部404および直交性推定部405へ出力する。
フィードバック情報参照部404は、受信信号復調部403から入力される復調された通信チャネルの受信データから各端末装置において伝搬状況の観測結果をもとに生成されたフィードバック情報を抽出し、抽出したフィードバック情報をMPD適用制御部406へ出力する。
直交性推定部405は、受信信号復調部403から入力される復調された通信チャネルの受信データから各端末装置の伝搬環境について直交性を有する(直交性が高い)かどうか、を推定し、推定した直交性推定情報をMPD適用制御部406および割当ユーザ決定部407へ出力する。
MPD適用制御部406は、フィードバック情報参照部404から入力されるフィードバック情報および直交性推定部405から入力される直交性推定情報をもとに、予め準備しておいたマルチパスダイバーシチ(MPD)を用いるフレーム(MPD適用フレーム)と用いないフレーム(MPD非適用フレーム)との切替制御を行い、切り替えたフレームを割当ユーザ決定部407に出力する。
割当ユーザ決定部407は、直交性推定部405から入力される直交性推定情報およびMPD適用制御部406から入力されるフレームをもとに推定した各端末装置の伝搬環境をスケジューラで扱い、接続要求している端末装置がMIMO端末装置かどうかおよび直交性を有する(直交性が高い)かどうかの組み合わせで割当ユーザを決定する。そして、割当ユーザ決定部407は、決定した割当ユーザ情報を送信データ処理部410および送信データ処理部414へ出力する。
送信データ処理部410は、送信信号生成部408においてMIMOにおけるマルチパスダイバーシチの技術を適用しない非MIMO端末装置200H,(200L)へ送信する送信信号を生成する。そして、送信データ処理部410は、送信信号生成部408で生成した送信信号を拡散部409において各端末装置固有の拡散符号により拡散し、拡散した送信信号をチャネル多重部422bへ出力する。
一方、送信データ処理部414は、送信信号生成部411においてMIMOにおけるマルチパスダイバーシチの技術を適用するMIMO端末装置300H,(300L)へ送信する送信信号を生成する。また、送信データ処理部414は、MPD処理部412において送信信号生成部411で生成した送信信号に遅延波成分を意図的に付加し、この遅延波成分との組み合わせで時空間符号を形成して、高い変調多値数の信号を得る。そして、送信データ処理部414は、MPD処理部412で形成した信号を拡散部413において各端末装置固有の拡散符号により拡散し、拡散した送信信号をチャネル多重部422a,422bへ出力する。
共通チャネル処理部417は、共通チャネル生成部415において各端末装置で共通に使用される共通チャネルの送信データを生成し、生成した送信データを拡散部416において各端末装置固有の拡散符号により拡散し、拡散した送信信号をチャネル多重部422a,422bへ出力する。
個別チャネル処理部421aは、個別チャネル生成部418aにおいて各端末装置で個別に使用される個別チャネルの送信データを生成し、生成した送信データの送信電力を送信電力制御部419aにおいて制御する。そして、個別チャネル処理部421aは、送信電力制御部419aにおいて送信電力が制御された送信データを拡散部420aにおいて各端末装置固有の拡散符号により拡散し、拡散した送信信号をチャネル多重部422a,422bへ出力する。
個別チャネル処理部421bは、個別チャネル生成部418bにおいて各端末装置で個別に使用される個別チャネルの送信データを生成し、生成した送信データの送信電力を送信電力制御部419bにおいて制御する。そして、個別チャネル処理部421bは、送信電力制御部419bにおいて送信電力が制御された送信データを拡散部420bにおいて各端末装置固有の拡散符号により拡散し、拡散した送信信号をチャネル多重部422bへ出力する。
チャネル多重部422aは、拡散部413,416,420aから入力される各チャネルの送信データをチャネル間で多重し、多重した送信信号を送信RF部423aへ出力する。
チャネル多重部422bは、拡散部409,413,416,420a,420bから入力される各チャネルの送信データをチャネル間で多重し、多重した送信信号を送信RF部423bへ出力する。
送信RF部423a,423bは、チャネル多重部422a,422bから入力された送信信号をベースバンド周波数から無線周波数へアップコンバートして各アンテナ401a,401bへ出力する。
次に、本実施の形態に係る無線ネットワーク装置を用いる無線通信システムの動作について説明する。図5は、本実施の形態に係る無線通信システムの動作を示すシーケンス図である。
図5において、無線ネットワーク装置400は、各端末装置に対して共通パイロット信号を送信する。図1に示したように、無線ネットワーク装置400のセルには、マルチパスダイバーシチ受信可能なMIMO端末装置300H,300Lと、マルチパスダイバーシチ受信ができない非MIMO端末装置200H,200Lとが存在している。
本例における無線ネットワーク装置400は、まずMIMO端末装置300H,(300L)に対して共通パイロット信号を送信する(ステップS501)。この共通パイロット信号を受信したMIMO端末装置300H,(300L)は、伝搬状況の観測結果をもとにフィードバック情報を生成し、生成したフィードバック情報を上り個別チャネルで伝送して無線ネットワーク装置400に受信品質を報告する(ステップS502)。
同様に、無線ネットワーク装置400は、非MIMO端末装置200H,(200L)に対して共通パイロット信号を送信する(ステップS503)。この共通パイロット信号を受信した非MIMO端末装置200H,(200L)は、伝搬状況の観測結果をもとにフィードバック情報を生成し、生成したフィードバック情報を上り個別チャネルで伝送して無線ネットワーク装置400に受信品質を報告する(ステップS504)。
各端末装置からの上り個別チャネルを受信した無線ネットワーク装置400は、受信した受信信号を受信信号復調部403においてそれぞれ復調し、直交性推定部405において各端末装置の伝搬環境について直交性が高いかどうかを推定する(ステップS505)。
次いで、無線ネットワーク装置400は、推定した各端末装置の伝搬状況をスケジューラで扱い、予めマルチパスダイバーシチを用いるMPD適用フレームと、マルチパスダイバーシチを用いないMPD非適用フレームとを準備しておいて、MIMO端末装置300H,300Lかどうかおよび直交性を有する(直交性が高い)かどうかの組み合わせで共通パケットチャネルの割り当てを決定する(ステップS506)。
そして、無線ネットワーク装置400は、ステップS506での決定に基づいて、MIMO端末装置300H,(300L)に対してマルチパスダイバーシチを用いるMPD適用フレームで共通パケットチャネルを送信する(ステップS507)。共通パケットチャネルを受信したMIMO端末装置300H,(300L)は、受信した共通パケットチャネルの復調結果を無線ネットワーク装置400に対して報告する(ステップS508)。
同様に、無線ネットワーク装置400は、ステップS506での決定に基づいて、非MIMO端末装置200H,(200L)に対してマルチパスダイバーシチを用いないMPD非適用フレームで共通パケットチャネルを送信する(ステップS509)。共通パケットチャネルを受信した非MIMO端末装置200H,(200L)は、受信した共通パケットチャネルの復調結果を無線ネットワーク装置400に対して報告する(ステップS510)。
本例の無線ネットワーク装置400は、上述のような手順(ステップ)により、非MIMO端末装置200H,200Lに対してマルチパスダイバーシチによる悪影響(干渉)を与えることなく信号伝送を実現することができる。また、本例の無線ネットワーク装置400は、MIMO端末装置300H,300Lに対してマルチパスダイバーシチによるダイバーシチ効果を活用しながら高い伝送速度で信号を送信することが可能となる。
ところで、無線ネットワーク装置400における伝搬路推定手法としては、例えば、上り個別チャネル受信時の割当パス数を基準とする構成、あるいは下り回線の個別チャネルを送信する際に実施している送信電力制御の変動を用いる構成など、幾つかの手法を想定することができる。図4に示した無線ネットワーク装置400は、前者の伝搬路推定手法を用いたものである。
具体的には、図4に示した無線ネットワーク装置400においては、上り個別チャネルを受信したときに1パスのみ割り当てている状況では下り回線も同様に1パスであると推定し、直交性を有する(直交性が高い)環境であるとして扱う。また、無線ネットワーク装置400は、上り個別チャネルを受信したときに複数のパスを割り当てている状況では下り回線も似通ったレベルの複数のパスが存在すると推定し、直交性を有しない(直交性が低い)環境であるとして扱う。
この構成により、無線ネットワーク装置400においては、上り回線でフィードバック情報を送信するために必要な最小限の信号を用いて下り回線の伝送効率を改善することができる。
図6は、前記後者の伝搬路推定手法を用いた無線ネットワーク装置の構成を示すブロック図である。図6に示すように、この無線ネットワーク装置600は、MPD適用制御部406の出力、および各送信電力制御部419a,419bの出力を、直交性推定部405に対しても出力するようにした構成以外は、図4に示した無線ネットワーク装置400と同じ構成を備えている。
この無線ネットワーク装置600においては、ある端末装置の下り個別チャネルを送信する際に制御している送信電力が、MPD非適用フレームからMPD適用フレームへと切り替わった後に、送信電力を大きくする方向への変動が継続する場合には、マルチパスダイバーシチを適用することによる干渉の見え方が顕著、すなわち直交性を有する(直交性が高い)環境であるとして扱う。また、この無線ネットワーク装置600においては、ある端末装置の下り個別チャネルを送信する際に制御している送信電力が、MPD適用フレームからMPD非適用フレームへと切り替わった後に、送信電力を小さくする方向への変動が継続する場合にも、同様にマルチパスダイバーシチを適用することによる干渉の見え方が顕著であり直交性を有する(直交性が高い)環境であるとして扱う。
また、本例の無線ネットワーク装置600においては、割当ユーザ決定部407において割り当てを決定する手法についても幾つか想定することができる。
例えば、割り当ての決定手法としては、MPD適用フレームを、直交性を有する(直交性が高い)MIMO端末装置300Hおよび直交性を有しない(直交性が低い)非MIMO端末装置200Lに対して優先的に割り当てる決定手法が考えられる。この割り当ての決定手法によれば、マルチパスダイバーシチの適用効果が大きい直交性を有する環境におけるMIMO端末装置300Hが、マルチパスダイバーシチの恩恵を存分に受けることができる。また、この決定手法によれば、マルチパスダイバーシチの干渉を受けにくい直交性を有しない環境にある非MIMO端末装置200Lに対するマルチパスダイバーシチの影響を最小限に抑えられる。
他の割り当ての決定手法としては、マルチパスダイバーシチを用いないMPD非適用フレームを、直交性を有しない(直交性が低い)MIMO端末装置300Lおよび直交性を有する(直交性が高い)非MIMO端末装置200Hに対して優先的に割り当てる決定手法が考えられる。この割り当ての決定手法によれば、マルチパスダイバーシチの適用効果が小さい直交性を有しない(直交性が低い)環境におけるMIMO端末装置300Lの性能が向上する。また、この決定手法によれば、マルチパスダイバーシチの干渉を受けやすい直交性を有する(直交性が高い)環境にある非MIMO端末装置200Hに対するマルチパスダイバーシチの影響を無くすことができる。
さらに他の割り当ての決定手法としては、MPD適用フレームを送信電力低減可能な高CQI(Channel Quality Indicator)のMIMO端末装置300Hに対して優先的に割り当てる決定手法が考えられる。この割り当ての決定手法によれば、MIMO端末装置300Hについては、マルチパスダイバーシチの適用による性能改善効果が期待できる。また、この割り当ての決定手法によれば、干渉を生じるマルチパスダイバーシチ用の送信電力を小さく抑えられることから、非MIMO端末装置200Hに対するマルチパスダイバーシチ適用による干渉を小さくすることができる。
さらに他の割り当ての決定手法としては、MPD適用フレームおよびその直後の数フレーム(報告周期で判断する)を、直交性を有しない(直交性が低い)非MIMO端末装置200Lに対して優先的に割り当てる決定手法が考えられる。この割り当ての決定手法によれば、このような決定方法をとらなかった場合に予測される悪影響を軽減することができる。ここで、予測される悪影響とは、直交性を有する(直交性が高い)環境にある非MIMO端末装置200Hがマルチパスダイバーシチによる影響を受けながら受信品質を測定した結果として精度の悪い測定結果を無線ネットワーク装置600に報告することによる共通パケットチャネルの利用効率の悪化をいう。
さらに他の割り当ての決定手法としては、MPD適用フレームおよびその直後の数フレーム(報告周期で判断する)に割り当てる直交性を有する(直交性が高い)非MIMO端末装置200Hに対しては報告値よりも高いCQIで送信する決定手法が考えられる。この割り当ての決定手法では、ユーザ割当そのものを工夫するのではなく、送ろうとしているトラフィックの性質など何らかの理由(緊急度が高い、など)で直交性を有する(直交性が高い)非MOMO端末装置への割当が決まっている場合に、報告値よりも高いCQIで送信する。つまり、直交性を有する環境にある非MIMO端末装置は、MPD適用時に品質測定精度が劣化するので、MPD適用フレームで測定した結果はMPD非適用時の実力値よりも悪い数値が報告されるものと予想される。この点を補うために、直交性を有する非MIMO端末装置に対しては、MPD適用フレームの直後、および品質測定精度劣化の影響が残る数フレーム区間について、報告値よりも高いCQIで送信することで、実力値に近いCQIを適用可能となる。この割り当ての決定手法によれば、MPD非適用フレームで本来得られるはずの品質改善を見込んで共通パケットチャネルを送信することで、伝搬路の利用効率を向上させることができる。
さらに他の割り当ての決定手法としては、伝搬環境推定結果にそって送信データを予め異なるキューに割り当てる手法が考えられる。具体的には、各端末装置への送信データを、推定した伝搬環境に応じて直交性を有する(直交性が高い)端末装置用と直交性の低い端末装置用とで異なるキューにスプールしておいて、同一キュー内で割り当てユーザを選択する構成とする。この割り当ての決定手法によれば、全てのキューを同一とすることで頻繁にMPD適用フレームとMPD非適用フレームとが切り替えられることを回避でき、システムの安定性を向上させることができる。
本発明は、MIMO端末装置にむけて付加した遅延波成分の影響による非MIMO端末装置の受信チャネルの受信品質および共通高速パケットチャネル用の品質測定精度の劣化を抑制することができるので、MIMO端末装置と非MIMO端末装置とが混在した無線通信システムに用いる場合に有用である。
本発明の一実施の形態に係る無線ネットワーク装置を用いる無線通信システムの構成を示す概略構成図 本発明の一実施の形態に係る無線ネットワーク装置を用いる無線通信システムにおける非MIMO端末装置の構成を示すブロック図 本発明の一実施の形態に係る無線ネットワーク装置を用いる無線通信システムにおけるMIMO端末装置の構成を示すブロック図 本発明の一実施の形態に係る無線ネットワーク装置の構成を示すブロック図 本発明の一実施の形態に係る無線ネットワーク装置を用いる無線通信システムの動作を示すシーケンス図 本発明の一実施の形態に係る無線ネットワーク装置の他の構成を示すブロック図
符号の説明
100 無線通信システム
200H,200L 非MIMO端末装置
201,301a,301b,401a,401b アンテナ
202,302a,302b,402a,402b 受信RF部
203,303,403 受信信号復調部
204,304 制御情報参照部
205,305 通信チャネル復号部
206,306 参照信号観測部
207,307 フィードバック情報生成部
208,308a,308b,423a,423b 送信RF部
300H,300L MIMO端末装置
309 MPD受信処理部
400,600 無線ネットワーク装置
404 フィードバック情報参照部
405 直交性推定部
406 MPD適用制御部
407 割当ユーザ決定部
408,411 送信信号生成部
409,413,416,420a,420b 拡散部
410,414 送信データ処理部
412 MPD処理部
417 共通チャネル処理部
421a,421b 個別チャネル処理部
422a,422b チャネル多重部

Claims (10)

  1. マルチパスダイバーシチを適用する際に各端末装置の伝搬環境について直交性を有するかどうかを推定する直交性推定手段と、
    前記直交性推定手段により推定した前記各端末装置の伝搬環境をスケジューラで扱い、予めマルチパスダイバーシチを用いるMPD適用フレームとマルチパスダイバーシチを用いないMPD非適用フレームとを準備しておき、通信する端末装置がMIMO端末装置かどうかおよび直交性を有するかどうかの組み合わせで割当ユーザを決定する割当ユーザ決定手段と、を具備する無線ネットワーク装置。
  2. 前記直交性推定手段は、上り個別チャネルを受信したときに、1パスのみ割り当てている状況では下り回線も1パスであるとして直交性を有する環境であると推定し、複数のパスを割り当てている状況では下り回線も複数のパスが存在するとして直交性を有しない環境であると推定する請求項1記載の無線ネットワーク装置。
  3. 前記直交性推定手段は、ある端末装置の下り個別チャネルを送信する際に制御している送信電力が前記MPD非適用フレームから前記MPD適用フレームへと切り替わった後に、前記送信電力を大きくする方向への変動が継続する場合、および前記MPD非適用フレームから前記MPD適用フレームへと切り替わった後に、前記送信電力を小さくする方向への変動が継続する場合には、直交性を有する環境であると推定する請求項1記載の無線ネットワーク装置。
  4. 前記割当ユーザ決定手段は、前記MPD適用フレームを直交性を有するMIMO端末装置および直交性を有しないMIMOに対応していない非MIMO端末装置に対して優先的に割り当てる請求項1から請求項3のいずれかに記載の無線ネットワーク装置。
  5. 前記割当ユーザ決定手段は、前記MPD非適用フレームを直交性を有するMIMO端末装置および直交性を有しない非MIMO端末装置に対して優先的に割り当てる請求項1から請求項3のいずれかに記載の無線ネットワーク装置。
  6. 前記割当ユーザ決定手段は、前記MPD適用フレームを送信電力低減可能な高CQIのMIMO端末装置に対して優先的に割り当てる請求項1から請求項3のいずれかに記載の無線ネットワーク装置。
  7. 前記割当ユーザ決定手段は、前記MPD適用フレームおよびその直後の報告周期で判断する数フレームを直交性を有しない非MIMO端末装置に対して優先的に割り当てる請求項1から請求項3のいずれかに記載の無線ネットワーク装置。
  8. 前記割当ユーザ決定手段は、前記MPD適用フレームの直後およびそれ以降の報告周期で判断する数フレームを直交性を有する非MIMO端末装置に対して報告値よりも高いCQIで送信する請求項1から請求項3のいずれかに記載の無線ネットワーク装置。
  9. 前記割当ユーザ決定手段は、前記各端末装置の伝搬環境の推定結果にそって送信データを予め異なるキューに割り当てる請求項1から請求項3のいずれかに記載の無線ネットワーク装置。
  10. マルチパスダイバーシチを適用する際に各端末装置の伝搬環境について直交性を有するかどうかを推定する直交性推定ステップと、
    前記直交性推定ステップにおいて推定した前記各端末装置の伝搬環境をスケジューラで扱い、予めマルチパスダイバーシチを用いるMPD適用フレームとマルチパスダイバーシチを用いないMPD非適用フレームとを準備しておき、通信する端末装置がMIMO端末装置かどうかおよび直交性を有するかどうかの組み合わせで割当ユーザを決定する割当ユーザ決定ステップと、を具備する無線通信方法。
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