JP2010276420A - 部分放電検出装置および部分放電検出方法 - Google Patents

部分放電検出装置および部分放電検出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】フィルタを設けることで信号ラインにコンデンサが直列に挿入され直流的には断線状態となっても、センサ用整合抵抗の外れ等の異常を検出でき、装置の健全性を自己診断することができる部分放電検出装置および部分放電検出方法を得ること。
【解決手段】部分放電検出装置10は、部分放電の電磁波を検出するセンサ1と、センサ用整合抵抗2と、ケーブル3と、信号ラインに直列に挿入されるコンデンサを含むフィルタ4およびスイッチ5からなる並列回路と、入力抵抗6,7および回路電源8を有してA点の電位を形成する電位形成回路と、自己診断時には、スイッチ5を閉路状態に制御した後に、A点の電位に基づいてセンサ用整合抵抗2の外れまたはケーブル3の断線等の異常を判定する部分放電判定・自己診断回路11と、を備える。また、部分放電判定・自己診断回路11の制御により、模擬パルス発生装置12に模擬パルス信号16を出力させ自己診断を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えばGIS(Gas Insulated Switchgear)または管路気中送電線(Gas Insulated Transmission Line,以下GILという。)等のガス絶縁機器の管路内に発生する部分放電を検出する部分放電検出装置および部分放電検出方法に関する。
従来の部分放電検出装置は、部分放電を検出し電流信号を発生するセンサと、この電流信号を電圧信号に変換するセンサ用整合抵抗と、電源に接続され、前記センサ用整合抵抗と共にリセット入力端子の電圧を決定する第1および第2の入力抵抗と、前記リセット入力端子電圧が所定電圧より低い場合に模擬パルスを発生させ、前記所定電圧より高い場合に模擬パルスの発生を中断する模擬パルス発生器と、この模擬パルス発生器からの模擬パルスまたは部分放電に起因する前記電圧信号を増幅するアンプと、このアンプからの信号により部分放電の発生の有無の判定または自己診断を行う部分放電判定・自己診断回路と、を備えている(特許文献1参照)。
この従来の部分放電検出装置は、センサから部分放電判定・自己診断回路までの信号ラインに直流的に導通があることを前提に、リセット入力端子での直流電圧が所定電圧以下であるかどうかを判断し、所定電圧より低い場合に模擬パルス信号を発生して自己診断を行っている。
特開2004−163172号公報
ところで、部分放電検出装置が設置されるフィールド近傍に携帯電話または無線の基地局等が存在する場合、これらに起因して様々な周波数成分が存在することになる。そのため、部分放電の検出に際しては、ノイズとなるこれらの不要な周波数成分を除去するためにフィールドに応じたフィルタを追加する必要がある。
しかしながら、上記従来の部分放電装置の信号ラインに対策として例えばHPF(High Pass Filter;ハイパスフィルタ)を挿入した場合、その構成要素であるコンデンサが信号ラインに直列に挿入され、信号ラインは直流的に断線状態となり、センサ用整合抵抗の外れ等が検出できないという問題点があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、フィルタを設けることで信号ラインにコンデンサが直列に挿入され直流的には断線状態となっても、センサ用整合抵抗の外れ等の異常を検出でき、装置の健全性を自己診断することができる部分放電検出装置および部分放電検出方法を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる部分放電検出装置は、部分放電の電磁波を検出するセンサの出力する電流信号を電圧信号に変換するセンサ用整合抵抗を介して前記センサに接続され、信号ラインに直列に挿入されるコンデンサを含む周波数フィルタとスイッチとからなる並列回路と、直流電源と、この直流電源に接続された第1の入力抵抗と、この第1の入力抵抗に接続されるとともに接地された第2の入力抵抗とを含み、前記センサ用整合抵抗および前記並列回路とともに、前記並列回路と前記第1の入力抵抗と前記第2の入力抵抗との接続点の電位である入力部電位を形成する電位形成回路と、前記並列回路に前記接続点を経て接続され、部分放電検出時には、前記スイッチを開放状態に制御して、前記周波数フィルタを通過した前記センサからの信号に基づいて部分放電の発生の有無を判定し、自己診断時には、前記スイッチを閉路状態に制御して、前記入力部電位を取得し当該入力部電位に基づいて前記センサ用整合抵抗が外れていないかどうかを判定する信号処理回路と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、自己診断時には、スイッチを閉路状態に制御して信号ラインに対して直流的に導通を確保することにより、入力部電位に基づいてセンサ整合抵抗の外れ等の異常を検出でき、装置の健全性を自己診断することができる、という効果がある。
図1は、実施の形態1にかかる部分放電検出装置の構成を示す図である。 図2は、実施の形態1におけるフィルタの構成を示す回路図である。 図3は、実施の形態2におけるフィルタの構成を示す回路図である。
以下に、本発明にかかる部分放電検出装置および部分放電検出方法の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態にかかる部分放電検出装置10の構成を示す図である。部分放電検出装置10は、例えばGISまたはGIL等のガス絶縁機器(図示せず)の管路内で発生した部分放電を検出する装置であり、また、装置自体が正常に動作しているかどうかを診断し自身の健全性を確認する自己診断機能を有する。部分放電検出装置10は、フィルタ4と、スイッチ5と、入力抵抗6,7と、回路電源8と、アンプ9と、部分放電判定・自己診断回路11と、模擬パルス発生装置12と、を備えて構成される。また、部分放電検出装置10はセンサ用整合抵抗2およびケーブル3を介してセンサ1と接続されている。
センサ1は、部分放電発生時に発生する電磁波を、ガス絶縁機器の近傍に配置されまたは管路に巻回されたループコイル(図示せず)で検出し電流信号を出力する。あるいは、センサ1は、部分放電発生時に発生する電磁波を、ガス絶縁機器の内部に配置された電極(図示せず)で検出し電流信号を出力する。
センサ1の出力端子には信号伝送用のケーブル3が接続されている。また、センサ1とケーブル3との間にはセンサ用整合抵抗2が設けられ、このセンサ用整合抵抗2の一端は、センサ1とケーブル3との間に接続され、その他端は接地されている。センサ用整合抵抗2は、センサ1の出力する電流信号を電圧信号に変換する。
ケーブル3の出力側端子には、フィルタ4とこのフィルタ4に並列に配置されたスイッチ5とが接続されている(並列回路)。フィルタ4は、例えばHPFであり、所定の周波数以下の周波数成分を遮断する。部分放電検出装置10が設置されるフィールド近傍に携帯電話または無線の基地局等が存在する場合、部分放電の検出に対してノイズとなる様々な周波数成分が存在することになる。そこで、フィールドに応じたフィルタ4を設けることで、検出に不要な周波数成分を除去する。本実施の形態では、除去したい周波数成分が例えば低周波帯域の場合に、フィルタ4としてHPFを用いて低周波成分を除去する。
フィルタ4とスイッチ5の並列回路は、A点を経由してアンプ9に接続され、このアンプ9は部分放電判定・自己診断回路11(信号処理回路)に接続されている。センサ用整合抵抗2により電圧信号に変換されたセンサ1の出力信号は、ケーブル3、フィルタ4とスイッチ5の並列回路を経由し、アンプ9で増幅された後、部分放電判定・自己診断回路11に入力される。部分放電判定・自己診断回路11は、センサ1からの電圧信号を信号処理し、部分放電の判定結果を出力する。
フィルタ4とアンプ9との間のA点には、入力抵抗6(第1の入力抵抗)と入力抵抗7(第2の入力抵抗)とが接続されている。また、入力抵抗6は回路電源8(直流電源)に接続され、入力抵抗7は接地されている。入力抵抗6および入力抵抗7は、部分放電判定・自己診断回路11に対する入力部電位としてのA点での直流電位を与える電位形成回路を構成する。
部分放電判定・自己診断回路11はA点の電位を入力部電位信号13として検出する。後述のように、部分放電判定・自己診断回路11は、このA点の電位が所定の条件を満たすかどうかでケーブル3の断線ないしセンサ用整合抵抗2の外れ等の異常を判断する。
また、部分放電判定・自己診断回路11は、模擬パルス発生装置12に模擬パルス出力制御信号14を出力する。模擬パルス発生装置12は、この模擬パルス出力制御信号14が有効な時のみ、すなわち、模擬パルス出力制御信号14が入力されている時のみ、アンプ9を介して模擬パルス信号16を部分放電判定・自己診断回路11に出力する。
さらに、部分放電判定・自己診断回路11は、スイッチ5にスイッチ制御信号15を出力する。スイッチ5は、このスイッチ制御信号15が有効な時のみ、すなわちスイッチ制御信号15が入力されている時のみ、接点がオン(ON)状態に制御される。
次に、本実施の形態の動作について説明する。部分放電検出装置10は、部分放電検出機能と自己診断機能とを有するので、各々について説明する。
まず、部分放電検出時の動作について説明する。部分放電検出時には、スイッチ5は開状態である。ガス絶縁機器内で部分放電が発生すると電磁波が発生し、この電磁波はセンサ1によりパルス信号として検出される。このパルス信号は、センサ用整合抵抗2により電圧信号に変換され、ケーブル3を経由して、フィルタ4にて低周波成分が遮断され、さらにアンプ9で増幅された後、部分放電判定・自己診断回路11に入力される。部分放電判定・自己診断回路11は、入力されたパルス信号の発生回数およびガス絶縁機器に印加されている課電圧の位相分布等から、部分放電であるかまたは外来ノイズであるかを判定し、その判定結果を出力する。
次に、自己診断時の動作について説明する。まず、A点の電位に基づくケーブル3の断線ないしセンサ用整合抵抗2の外れ等の異常検出の原理について説明する。センサ用整合抵抗2の直流抵抗値をRs、入力抵抗6の直流抵抗値をR6、入力抵抗7の直流抵抗値をR7、ケーブル3の直流抵抗値をRc、フィルタ4の直流抵抗値をRf、回路電源8の電圧値をVccとする。また、スイッチ5の接点は開放状態にあるとする。このとき、A点の電位Vaは以下の式で表される。
Va=Ra/(R6+Ra)×Vcc,
Ra=R7×(Rs+Rc+Rf)/(R7+Rs+Rc+Rf).
例えば、R6=R7=10kΩ,Rs=50Ω,Rc=1Ω,Rf=1Ωとすると、A点の電位は、Va=0.005×Vccとなる。仮に、ケーブル3が断線した場合、Rcは無限大(開放)となるので、このときのA点の電位はR6とR7で分圧されることになり、Va=R7/(R6+R7)×Vcc=0.5×Vccとなる。また、センサ用整合抵抗2が外れた場合もRsが無限大(開放)となるので同様である。したがって、部分放電判定・自己診断回路11は、A点の電位Va(入力部電位信号13)に基づいて、ケーブル3が断線ないし、センサ用整合抵抗2が外れている等の異常の有無を判定することができる。具体的には、例えば、ケーブル3が断線しまたはセンサ用整合抵抗2が外れた場合のVaの値(上記例では0.5×Vcc)と、装置が正常に機能している場合のVaの値(上記例では0.005×Vcc)との間に所定電位を設定し、Vaの絶対値が所定電位の絶対値よりも大きい場合にはケーブル3の断線ないしセンサ用整合抵抗2の外れ等の異常が発生していると判断し、それ以外の場合には正常に機能していると判断することができる。なお、A点の電位に基づく異常の判定は、センサ用整合抵抗2およびケーブル3以外の部品がセンサ1とA点との間の信号ラインに介在している場合にも同様に適用することができるし、センサ用整合抵抗2のみが存在する場合にも同様に適用することができる。
ところで、本実施の形態では、部分放電以外の周辺環境に起因した周波数成分を除去するためにフィルタ4を設けている。図2は、本実施の形態におけるフィルタ4の構成を示す回路図である。図2に示すように、フィルタ4は、コンデンサ20およびコイル21,22からなる回路を複数直列に接続して構成される。当該構成回路において、コイル21は、コンデンサ20の入力端子側にその一端が接続されるとともに他端が接地され、コイル22はコンデンサ20の出力端子側にその一端が接続されるとともに他端が接地されている。また、フィルタ4では、複数のコンデンサ20が直列に接続されている。図1において、このようなフィルタ4が挿入されると、コンデンサ20がケーブル3とA点との間に直列に挿入されるため、センサ1からA点までの信号ラインは直流的には断線状態となる。そのため、A点の電位の絶対値は常時上記所定電位の絶対値よりも大きくなり、実際にはケーブル3の断線ないしセンサ用整合抵抗2の外れ等の異常が発生していない場合でも異常の発生を示すことになり、A点の電位に基づいて異常の発生を判断することができない。
そこで、本実施の形態では、自己診断時にのみスイッチ制御信号15を有効にして、スイッチ5の接点をオン(ON)状態(閉状態)に制御し、ケーブル3とA点との間で直流的に導通がとれるようにする。こうすることで、部分放電判定・自己診断回路11は、Vaの検出値(入力部電位信号13)と所定電位との比較結果に基づいて、ケーブル3の断線ないしセンサ用整合抵抗2の外れ等の異常を検出することができる。
また、部分放電判定・自己診断回路11は、自己診断時には、模擬パルス出力制御信号14を有効にし、模擬パルス発生装置12に対して模擬パルス信号16を出力させる。そして、模擬パルス信号16は、アンプ9にて増幅された後、部分放電判定・自己診断回路11に入力される。部分放電判定・自己診断回路11は、この模擬パルス信号16を検出できるかどうかを確認することで、装置内部の信号処理系の健全性を確認することができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、センサ1と部分放電判定・自己診断回路11とを接続する信号ラインにフィルタ4を設けたので、部分放電検出装置10が設置されるフィールド近傍に携帯電話または無線の基地局等が存在し、これらに起因して部分放電の検出に際してノイズとなる周波数成分が存在したとしても、これらの周波数成分を部分放電判定・自己診断回路11の前段で遮断することができる。
また、本実施の形態では、フィルタ4に並列にスイッチ5を設け、部分放電検出時にはスイッチ5を開放状態に制御し、自己診断時にはスイッチ5を閉路状態に制御する。これにより、自己診断時には、スイッチ5を介して直流的に導通を確保することができるので、入力部電位としてのA点の電位に基づいて、ケーブル3の断線またはセンサ用整合抵抗2の外れ等の異常を検出することができる。
また、本実施の形態によれば、模擬パルス発生装置12を設け、模擬パルス信号16を発生させて、この模擬パルス信号16を部分放電判定・自己診断回路11にて検出できるか否かを調べることで、装置内部の信号処理系の健全性を確認することができる。また、部分放電判定・自己診断回路11により模擬パルス発生装置12の出力タイミングを制御するようにしたので、模擬パルスによる誤診断を防ぎ、信頼性を向上させることができるという効果がある。すなわち、部分放電判定・自己診断回路11は、模擬パルス信号16による自己診断時には、検出信号に模擬パルス信号16が含まれることを予め認識しているので、これを検出できた場合には装置の健全性を確認できる一方で、これを部分放電信号と誤診断することはない。この構成では、自己診断時の判定結果を部分放電発生の判定には採用しないようにし、あるいは、常時監視でなく自己診断専用の時間を例えば1日1回設ける等することにより、自己診断における模擬パルスの部分放電検出への影響を防ぐことができ、より信頼性の高い装置となる。
これに対して、特許文献1に記載の従来の部分放電装置では、部分放電判定・自己診断回路における検出・判定処理とは非同期に常時模擬パルス信号が発生していたため、実際の部分放電信号と模擬パルス信号とを区別ができないという問題点があった。
また、特許文献1に記載の従来の部分放電装置では、直流的に断線状態となると模擬パルス信号が発生しない構成であるため(すなわち、模擬パルス信号の出力制御がA点の電位によってなされる)、この構成でフィルタを挿入すると装置内部の健全性を確認する自己診断機能が働かないという問題点があった。これに対して、本実施の形態では、模擬パルス信号16の出力制御は、部分放電判定・自己診断回路11によって直接行われるので、従来のような問題点は存在しない。
実施の形態2.
実施の形態1では、フィルタ4として低周波領域を除去するHPFを用いたが、本実施の形態では、HPFの代わりに特定の周波数領域の成分のみを通過させるBPF(Band Pass Filter;バンドパスフィルタ)を用いる。なお、本実施の形態のその他の構成は、実施の形態1と同様である。
図3は、本実施の形態におけるフィルタ4の構成を示す回路図である。図3に示すように、フィルタ4は、コンデンサ31と、このコンデンサ31の入力側端子に直列に接続されたコイル34と、コンデンサ32とコイル35とからなる並列回路と、コンデンサ33とコイル36とからなる並列回路と、を備えて構成されている。また、コンデンサ32とコイル35とからなる並列回路の一端はコイル34に接続され、その他端は接地されている。また、コンデンサ33とコイル36とからなる並列回路の一端はコンデンサ31に接続され、その他端は接地されている。本実施の形態のフィルタ4を利用する場合でも、信号ラインにコンデンサ31が直列に挿入されるが、図1に示す実施の形態1と同様の構成により、ケーブル3の断線またはセンサ整合抵抗2の外れ等を検出し、装置内部の健全性の確認をすることができる。本実施の形態のその他の動作および効果は実施の形態1と同様である。
なお、本発明で開示した構成は、部分放電の検出のみならず、例えばセンサ等の断線を検出するセンサ信号処理装置としても利用することができる。
以上のように、本発明にかかる部分放電検出装置は、ガス絶縁機器の部分放電の検出および装置の自己診断に有用である。
1 センサ
2 センサ用整合抵抗
3 ケーブル
4 フィルタ
5 スイッチ
6,7 入力抵抗
8 回路電源
9 アンプ
10 部分放電検出装置
11 部分放電判定・自己診断回路
12 模擬パルス発生装置
13 入力部電位信号
14 模擬パルス出力制御信号
15 スイッチ制御信号
16 模擬パルス信号
20,31,32,33 コンデンサ
21,22,34,35,36 コイル

Claims (10)

  1. 部分放電の電磁波を検出するセンサの出力する電流信号を電圧信号に変換するセンサ用整合抵抗を介して前記センサに接続され、信号ラインに直列に挿入されるコンデンサを含む周波数フィルタとスイッチとからなる並列回路と、
    直流電源と、この直流電源に接続された第1の入力抵抗と、この第1の入力抵抗に接続されるとともに接地された第2の入力抵抗とを含み、前記センサ用整合抵抗および前記並列回路とともに、前記並列回路と前記第1の入力抵抗と前記第2の入力抵抗との接続点の電位である入力部電位を形成する電位形成回路と、
    前記並列回路に前記接続点を経て接続され、部分放電検出時には、前記スイッチを開放状態に制御して、前記周波数フィルタを通過した前記センサからの信号に基づいて部分放電の発生の有無を判定し、自己診断時には、前記スイッチを閉路状態に制御して、前記入力部電位を取得し当該入力部電位に基づいて前記センサ用整合抵抗が外れていないかどうかを判定する信号処理回路と、
    を備えることを特徴とする部分放電検出装置。
  2. 前記センサと前記並列回路との間には信号伝送用のケーブルが接続され、
    前記信号処理回路は、自己診断時に、前記入力部電位を取得し当該入力部電位に基づいて前記ケーブルが断線していないかどうかを判定することを特徴とする請求項1に記載の部分放電検出装置。
  3. 前記信号処理回路からの出力制御信号に基づいて模擬パルス信号を出力する模擬パルス発生装置を備え、
    前記信号処理回路は、自己診断時に、前記模擬パルス発生装置に前記出力制御信号を出力し、前記模擬パルス発生装置の出力した模擬パルス信号を検出できるか否かで自己診断することを特徴とする請求項1または2に記載の部分放電検出装置。
  4. 部分放電の電磁波を検出するセンサの出力する電流信号を電圧信号に変換するセンサ用整合抵抗と前記電圧信号を伝送するケーブルとを介して前記センサに接続され、ハイパスフィルタとスイッチとからなる並列回路と、
    直流電源と、この直流電源に接続された第1の入力抵抗と、この第1の入力抵抗に接続されるとともに接地された第2の入力抵抗とを含み、前記センサ用整合抵抗、前記ケーブルおよび前記並列回路とともに、前記並列回路と前記第1の入力抵抗と前記第2の入力抵抗との接続点の電位である入力部電位を形成する電位形成回路と、
    前記並列回路に前記接続点を経て接続され、部分放電検出時には、前記スイッチを開放状態に制御して、前記ハイパスフィルタを通過した前記センサからの信号に基づいて部分放電の発生の有無を判定し、自己診断時には、前記スイッチを閉路状態に制御して、前記入力部電位を取得し当該入力部電位に基づいて前記センサ用整合抵抗が外れていないかどうかを判定する信号処理回路と、
    を備えることを特徴とする部分放電検出装置。
  5. 前記信号処理回路からの出力制御信号に基づいて模擬パルス信号を出力する模擬パルス発生装置を備え、
    前記信号処理回路は、自己診断時に、前記模擬パルス発生装置に前記出力制御信号を出力し、前記模擬パルス発生装置の出力した模擬パルス信号を検出できるか否かで自己診断することを特徴とする請求項4に記載の部分放電検出装置。
  6. 部分放電の電磁波を検出するセンサの出力する電流信号を電圧信号に変換するセンサ用整合抵抗と前記電圧信号を伝送するケーブルとを介して前記センサに接続され、バンドパスフィルタとスイッチとからなる並列回路と、
    直流電源と、この直流電源に接続された第1の入力抵抗と、この第1の入力抵抗に接続されるとともに接地された第2の入力抵抗とを含み、前記センサ用整合抵抗、前記ケーブルおよび前記並列回路とともに、前記並列回路と前記第1の入力抵抗と前記第2の入力抵抗との接続点の電位である入力部電位を形成する電位形成回路と、
    前記並列回路に前記接続点を経て接続され、部分放電検出時には、前記スイッチを開放状態に制御して、前記バンドパスフィルタを通過した前記センサからの信号に基づいて部分放電の発生の有無を判定し、自己診断時には、前記スイッチを閉路状態に制御して、前記入力部電位を取得し当該入力部電位に基づいて前記センサ用整合抵抗が外れていないかどうかを判定する信号処理回路と、
    を備えることを特徴とする部分放電検出装置。
  7. 前記信号処理回路からの出力制御信号に基づいて模擬パルス信号を出力する模擬パルス発生装置を備え、
    前記信号処理回路は、自己診断時に、前記模擬パルス発生装置に前記出力制御信号を出力し、前記模擬パルス発生装置の出力した模擬パルス信号を検出できるか否かで自己診断することを特徴とする請求項6に記載の部分放電検出装置。
  8. 部分放電の電磁波を検出するセンサの出力する電流信号を電圧信号に変換するセンサ用整合抵抗を介して前記センサに接続され、信号ラインに直列に挿入されるコンデンサを含む周波数フィルタとスイッチとからなる並列回路と、
    直流電源と、この直流電源に接続された第1の入力抵抗と、この第1の入力抵抗に接続されるとともに接地された第2の入力抵抗とを含み、前記センサ用整合抵抗および前記並列回路とともに、前記並列回路と前記第1の入力抵抗と前記第2の入力抵抗との接続点の電位である入力部電位を形成する電位形成回路と、
    前記並列回路に前記接続点を経て接続された信号処理回路と、
    を備えた部分放電検出装置の部分放電検出方法であって、
    前記信号処理回路は、部分放電検出時には、前記スイッチを開放状態に制御して、前記周波数フィルタを通過した前記センサからの信号に基づいて部分放電の発生の有無を判定し、自己診断時には、前記スイッチを閉路状態に制御して、前記入力部電位を取得し当該入力部電位に基づいて前記センサ用整合抵抗が外れていないかどうかを判定することを特徴とする部分放電検出方法。
  9. 部分放電の電磁波を検出するセンサの出力する電流信号を電圧信号に変換するセンサ用整合抵抗と前記電圧信号を伝送するケーブルとを介して前記センサに接続され、ハイパスフィルタとスイッチとからなる並列回路と、
    直流電源と、この直流電源に接続された第1の入力抵抗と、この第1の入力抵抗に接続されるとともに接地された第2の入力抵抗とを含み、前記センサ用整合抵抗、前記ケーブルおよび前記並列回路とともに、前記並列回路と前記第1の入力抵抗と前記第2の入力抵抗との接続点の電位である入力部電位を形成する電位形成回路と、
    前記並列回路に前記接続点を経て接続された信号処理回路と、
    を備えた部分放電検出装置の部分放電検出方法であって、
    前記信号処理回路は、部分放電検出時には、前記スイッチを開放状態に制御して、前記ハイパスフィルタを通過した前記センサからの信号に基づいて部分放電の発生の有無を判定し、自己診断時には、前記スイッチを閉路状態に制御して、前記入力部電位を取得し当該入力部電位に基づいて前記センサ用整合抵抗が外れていないかどうかを判定することを特徴とする部分放電検出方法。
  10. 部分放電の電磁波を検出するセンサの出力する電流信号を電圧信号に変換するセンサ用整合抵抗と前記電圧信号を伝送するケーブルとを介して前記センサに接続され、バンドパスフィルタとスイッチとからなる並列回路と、
    直流電源と、この直流電源に接続された第1の入力抵抗と、この第1の入力抵抗に接続されるとともに接地された第2の入力抵抗とを含み、前記センサ用整合抵抗、前記ケーブルおよび前記並列回路とともに、前記並列回路と前記第1の入力抵抗と前記第2の入力抵抗との接続点の電位である入力部電位を形成する電位形成回路と、
    前記並列回路に前記接続点を経て接続された信号処理回路と、
    を備えた部分放電検出装置の部分放電検出方法であって、
    前記信号処理回路は、部分放電検出時には、前記スイッチを開放状態に制御して、前記バンドパスフィルタを通過した前記センサからの信号に基づいて部分放電の発生の有無を判定し、自己診断時には、前記スイッチを閉路状態に制御して、前記入力部電位を取得し当該入力部電位に基づいて前記センサ用整合抵抗が外れていないかどうかを判定することを特徴とする部分放電検出方法。
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