JP2010260395A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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幸博 小川
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Abstract

【課題】石噛み防止性を向上させた空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】周方向主溝3およびラグ溝5によりトレッド部2の踏面21にブロック41が形成され、かつラグ溝5の溝底51に底上部6が形成されている。底上部6を有さず、かつ周方向主溝3に連なるラグ溝5の溝底51からタイヤ径方向外側に延出すると共に、溝幅方向に延出し一方の側壁52にのみ連通した少なくとも1つの突起部7を備える。突起部7は、タイヤ径方向での寸法hを、ラグ溝5の溝深さGDに対し0.4≦h/GD≦0.7の範囲に、ラグ溝5の溝幅方向での寸法W1を、ラグ溝5の溝幅Wに対し0.5≦W1/W≦0.75の範囲に、ラグ溝5の溝長さ方向での寸法tを、タイヤ径方向での前記突起部7の寸法hに対し0.5≦t/hの範囲に設定し、周方向主溝3に連通するラグ溝5の端縁53から突起部7までの寸法L1を、周方向主溝3の溝幅MWに対しL1<MWの範囲に設定する。
【選択図】図2

Description

本発明は、耐石噛み性に適した空気入りタイヤに関するものである。
従来、特許文献1に記載された空気入りタイヤでは、トレッド部の踏面に、周方向主溝とラグ溝とによりブロックが形成された空気入りタイヤにおいて、周方向主溝に、溝底から石噛み防止突起が設けられていると共に、ラグ溝に、その溝深さ未満で溝底から盛り上がるタイバー(底上げ部)が設けられている。
この特許文献1の空気入りタイヤは、石噛み防止突起により周方向主溝への石の噛み込みを防止しようとし、かつタイバーによりブロック剛性を向上しブロックの偏摩耗(ヒールアンドトウ)を抑制しようとしている。
また、特許文献2に記載された空気入りタイヤでは、トレッド部の踏面に、周方向主溝とラグ溝とによりブロックが形成された空気入りタイヤにおいて、ラグ溝を塞ぐように突出され、ラグ溝の軸線方向に弾性変形可能とされたフェンスが設けられている。
この特許文献2の空気入りタイヤは、ドライ路面を走行した際、ブロックが振動することによる振動波をフェンスが遮断することで、主溝に伝わって主溝の空気柱と共鳴現象を起こす事態を抑止しようとしている。また、ウエット路面を走行した際、路面と溝との間を流れる水の動水圧が空気流の空気圧よりかなり大きいため、この動水圧によってフェンスが変形することで、水流を塞き止めることなく、ウエット性能を維持しようとしている。
特開2002−2232号公報 特開平9−58217号公報
しかしながら、特許文献1の空気入りタイヤでは、ラグ溝の周方向主溝との連通部分について、石噛み防止突起およびタイバーが存在しておらず、石噛み防止突起により噛み込みを防止された石がこの連通部分に噛み込まれてしまうことがある。
一方、特許文献2の空気入りタイヤでは、フェンスは、路面と溝との間を流れる水の動水圧によって変形してしまうほどの剛性であるため、ラグ溝に侵入した石などの異物を排出する作用は得られない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、石噛み防止性を向上することのできる空気入りタイヤを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の空気入りタイヤは、トレッド部の踏面に、タイヤ周方向に延在する複数の周方向主溝によりタイヤ周方向に延在するリブが形成されると共に、タイヤ幅方向で隣接する前記周方向主溝を連通する複数のラグ溝により前記リブをタイヤ周方向で分割したブロックが形成され、かつ前記ラグ溝の溝底であって前記周方向主溝に連通しない部位に、前記ラグ溝の側壁に連続しつつ溝底を底上げする底上部が形成された空気入りタイヤにおいて、前記底上部がなく、かつ前記周方向主溝に連なる前記ラグ溝の溝底からタイヤ径方向外側に延出すると共に、前記ラグ溝の溝幅方向に延出し前記ラグ溝の一方の側壁にのみ連通して形成された少なくとも1つの突起部を備え、タイヤ径方向での前記突起部の寸法hが、前記ラグ溝の溝深さGDに対し、0.4≦h/GD≦0.7の範囲に設定され、前記ラグ溝の溝幅方向での前記突起部の寸法W1が、前記ラグ溝の溝幅Wに対し、0.5≦W1/W≦0.75の範囲に設定され、前記ラグ溝の溝長さ方向での前記突起部の寸法tが、タイヤ径方向での前記突起部の寸法hに対し、0.5≦t/hの範囲に設定され、前記周方向主溝に連通する前記ラグ溝の端縁から前記突起部までの寸法L1が、前記周方向主溝の溝幅MWに対し、L1<MWの範囲に設定されている、ことを特徴とする。
この空気入りタイヤによれば、底上部により、ヒールアンドトウ摩耗を抑制すると共に、トラクション性を維持しつつ、突起部により、石の侵入を阻止すると共に、滞留した石を押し出す。この結果、ラグ溝での石噛みを防止できる。
また、本発明の空気入りタイヤは、前記突起部は、前記ラグ溝の側壁から溝幅方向に延出する基端が先端よりも太く形成されていることを特徴とする。
この空気入りタイヤによれば、石の侵入阻止効果、および石の押し出し効果を向上できる。
また、本発明の空気入りタイヤは、前記突起部は、前記ラグ溝の溝底からタイヤ径方向外側に延出する基端が先端よりも太く形成されていることを特徴とする。
この空気入りタイヤによれば、石の侵入阻止効果、および石の押し出し効果を向上できる。
また、本発明の空気入りタイヤは、前記突起部は、前記ラグ溝の側壁から溝幅方向に延出した先端が半球状に形成されていることを特徴とする。
この空気入りタイヤによれば、突起部のもげを抑制し、強度を向上できる。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の空気入りタイヤは、トレッド部の踏面に、タイヤ周方向に延在する複数の周方向主溝によりタイヤ周方向に延在するリブが形成されると共に、タイヤ幅方向で隣接する前記周方向主溝を連通する複数のラグ溝により前記リブをタイヤ周方向で分割したブロックが形成され、かつ前記ラグ溝の溝底であって前記周方向主溝に連通しない部位に、前記ラグ溝の側壁に連続しつつ溝底を底上げする底上部が形成された空気入りタイヤにおいて、前記底上部がなく、かつ前記周方向主溝に連なる前記ラグ溝の溝底からタイヤ径方向外側に延出すると共に、前記ラグ溝の溝長さ方向に延出し前記底上部の側壁にのみ連通して形成された少なくとも1つの突起部を備え、タイヤ径方向での前記突起部の寸法hが、前記ラグ溝の溝深さGDに対し、0.4≦h/GD≦0.7の範囲に設定され、前記ラグ溝の溝幅方向での前記突起部の寸法W2が、前記ラグ溝の溝幅Wに対し、0.3≦W2/W≦0.65の範囲に設定され、前記底上部の側壁から溝長さ方向に延出した前記突起部の先端が、前記周方向主溝に連通する前記ラグ溝の端縁と同位置に配置されている、ことを特徴とする。
この空気入りタイヤによれば、底上部により、ヒールアンドトウ摩耗を抑制すると共に、トラクション性を維持しつつ、突起部により、石の侵入を阻止すると共に、滞留した石を押し出す。この結果、ラグ溝での石噛みを防止できる。
また、本発明の空気入りタイヤは、前記突起部は、前記底上部の側壁から溝長さ方向に延出する基端が先端よりも太く形成されていることを特徴とする。
この空気入りタイヤによれば、石の侵入阻止効果、および石の押し出し効果を向上できる。
また、本発明の空気入りタイヤは、前記突起部は、前記ラグ溝の溝底からタイヤ径方向外側に延出する基端が先端よりも太く形成されていることを特徴とする。
この空気入りタイヤによれば、石の侵入阻止効果、および石の押し出し効果を向上できる。
また、本発明の空気入りタイヤは、前記突起部は、前記底上部の側壁から溝長さ方向に延出した先端が半球状に形成されていることを特徴とする。
この空気入りタイヤによれば、突起部のもげを抑制し、強度を向上できる。
本発明に係る空気入りタイヤは、突起部により、石の侵入を阻止すると共に、滞留した石を押し出すことで、ラグ溝での石噛みを防止できる。
図1は、本発明の実施の形態1に係る空気入りタイヤのトレッド部の一部を示す展開平面図である。 図2は、図1における円内の拡大図である。 図3は、図2におけるIII−III断面図である。 図4は、図2におけるIV−IV断面図である。 図5は、本発明の実施の形態1に係る空気入りタイヤの作用を示す説明図である。 図6は、突起部の変形例を示す平面図である。 図7は、突起部の変形例を示す断面図である。 図8は、突起部の変形例を示す断面図である。 図9は、突起部の変形例を示す平面図である。 図10は、本発明の実施の形態2に係る空気入りタイヤのトレッド部の一部を示す展開平面図である。 図11は、図10における円内の拡大図である。 図12は、図11におけるXII−XII断面図である。 図13は、図11におけるXIII−XIII断面図である。 図14は、本発明の実施の形態2に係る空気入りタイヤの作用を示す説明図である。 図15は、突起部の変形例を示す平面図である。 図16は、突起部の変形例を示す断面図である。 図17は、突起部の変形例を示す平面図である。 図18は、本発明の実施例に係る空気入りタイヤの性能試験の結果を示す図表である。 図19は、本発明の実施例に係る空気入りタイヤの性能試験の結果を示す図表である。
以下に、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、この実施の形態の構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的同一のものが含まれる。また、この実施の形態に記載された複数の変形例は、当業者自明の範囲内にて任意に組み合わせが可能である。
以下の説明において、タイヤ径方向とは、空気入りタイヤ1の回転軸(図示省略)と直交する方向をいい、タイヤ径方向内側とはタイヤ径方向において回転軸に向かう側、タイヤ径方向外側とは、タイヤ径方向において回転軸から離れる側をいう。また、タイヤ周方向とは、回転軸を中心軸とする周方向である。また、タイヤ幅方向とは、回転軸と平行な方向をいい、タイヤ幅方向内側とはタイヤ幅方向においてタイヤ赤道面Cに向かう側、タイヤ幅方向外側とは、タイヤ幅方向においてタイヤ赤道面Cから離れる側をいう。また、タイヤ赤道面Cとは、空気入りタイヤ1の回転軸に直交すると共に、空気入りタイヤ1のタイヤ幅の中心を通る平面である。また、ラグ溝5の溝幅方向とは、ラグ溝5の両側壁52間の最短距離である溝幅をあらわす基準線に平行な方向をいう。また、ラグ溝5の溝長さ方向とは、ラグ溝5の溝幅の中央を通過する基準線に平行な方向をいう。
[実施の形態1]
本実施の形態1の空気入りタイヤ1は、重荷重用空気入りタイヤとして好適である。図1に示すように、タイヤ径方向の最も外側に、弾力性を有するゴム部材からなり空気入りタイヤ1の外郭をなすトレッド部2が形成されている。また、トレッド部2の表面、すなわち空気入りタイヤ1を装着する車両(図示せず)が走行した場合に路面と接触する踏面21には、タイヤ周方向に延在する複数(図1では5本)の周方向主溝3が設けられている。そして、トレッド部2には、この周方向主溝3により、タイヤ周方向に延びる複数(図1では6本)のリブ4が形成されている。さらに、トレッド部2は、タイヤ幅方向で隣接する周方向主溝3を連通する複数のラグ溝5により、リブ4がタイヤ周方向で複数に分割されたブロック41が形成されている。
ブロック41を形成するラグ溝5には、底上部6が形成されている。底上部6は、図1〜図4に示すように、ラグ溝5の溝底51であって周方向主溝3に連通しない部位に、ラグ溝5の側壁52に連続しつつ溝底51を底上げするようにタイヤ径方向外側に突出して形成されている。この底上部6は、図3に示すように、タイヤ径方向での寸法Hが、ラグ溝5の溝深さGDに対し、0.2≦H/GD≦0.45の範囲に設定されている。
この底上部6は、ブロック41の剛性を向上し、ヒールアンドトウ摩耗を抑制すると共に、トラクション性を維持する効果がある。
また、ラグ溝5には、突起部7が形成されている。突起部7は、図1〜図4に示すように、底上部6が形成されておらず、かつ周方向主溝3に連なるラグ溝5の溝底51からタイヤ径方向外側に延出すると共に、ラグ溝5の溝幅方向に延出しラグ溝5の一方の側壁52にのみ連通して形成されている。この突起部7は、1つのラグ溝5について少なくとも1つ形成されている。
この突起部7は、タイヤ径方向での寸法h(図3および図4参照)が、ラグ溝5の溝深さGDに対し、0.4≦h/GD≦0.7の範囲に設定されている。さらに、突起部7は、ラグ溝5の溝幅方向での寸法W1(図2および図3参照)が、ラグ溝5の溝幅Wに対し、0.5≦W1/W≦0.75の範囲に設定されている。さらにまた、突起部7は、ラグ溝5の溝長さ方向での寸法t(図2および図4参照)が、タイヤ径方向での寸法hに対し、0.5≦t/h(好ましくは0.5≦t/h≦0.75)の範囲に設定されている。また、突起部7は、周方向主溝3に連通するラグ溝5の端縁53から突起部までの寸法L1(図2参照)が、周方向主溝3の溝幅MWに対し、L1<MWの範囲に設定されている。なお、ラグ溝5の溝幅Wは、トレッド部2の踏面にて開口する部分とし、この溝幅Wに対する突起部7の寸法W1は、ラグ溝5の開口縁を基点とした溝幅方向に延出する寸法とする。なお、突起部7は、タイヤ径方向での寸法hが、ラグ溝5の溝深さGDに対し、0.55≦h/GD≦0.7の範囲に設定されていることがより好ましく、ラグ溝5の溝幅方向での寸法W1が、ラグ溝5の溝幅Wに対し、0.65≦W1/W≦0.75の範囲に設定されていることがより好ましく、ラグ溝5の溝長さ方向での寸法tが、タイヤ径方向での寸法hに対し、0.5≦t/h≦0.65の範囲に設定されていることがより好ましい。
このように構成された実施の形態1の空気入りタイヤ1は、図5(a)に示すように、空気入りタイヤ1を装着する車両(図示せず)が走行し、ラグ溝5が路面に向くようにブロック41が路面と接触したとき、ラグ溝5を間に置いて隣接するブロック41が接近するように変形する。すなわち、ラグ溝5の溝幅を狭めるようにブロック41が変形する。この場合、ラグ溝5に侵入しようとした石Sなどの異物は、ラグ溝5の両側壁52および底上部6の側壁61がなす領域で、突起部7により溝底51に至らないように侵入が阻止される。この結果、ラグ溝5での石噛みを防止することが可能になる。
また、図5(b)に示すように、図5(a)の状態から続いて車両が走行し、ブロック41が路面から離れようとするとき、ブロック41に蹴り出し力が作用するため、先に路面に向いていたラグ溝5の溝幅を広げるようにブロック41が変形する。この場合、図5(a)の状態で、ラグ溝5の両側壁52および底上部6の側壁61がなす領域であって突起部7のタイヤ径方向外側に停滞してしまった石Sなどの異物は、ラグ溝5の広がりに伴って突起部7がタイヤ径方向外側に移動するので、この突起部7によりラグ溝5の外に押し出される。この結果、ラグ溝5での石噛みを防止することが可能になる。
ここで、ラグ溝5の溝深さGDに対し、タイヤ径方向での突起部7の寸法hが0.4未満であると、石Sの侵入阻止および押し出しの作用が得難くなる。一方、ラグ溝5の溝深さGDに対して突起部7のタイヤ径方向での寸法hが0.7を超えると、突起部7の剛性が低下して大きく変形してしまうので、石Sの押し出しの作用が得難くなる。
ラグ溝5の溝幅Wに対し、ラグ溝5の溝幅方向での突起部7の寸法W1が0.5未満であると、突起部7が短すぎ、石Sの押し出しの作用が得難くなる。一方、ラグ溝5の溝幅Wに対し、ラグ溝5の溝幅方向での突起部7の寸法W1が0.75を超えると、突起部7が長すぎ、図5(a)に示すように、ラグ溝5を間に置いて隣接するブロック41が接近する変形において、対向するラグ溝5の側壁52に突起部7が接触してしまうので、突起部7に負荷がかかりラグ溝5の溝底51の部分で亀裂が発生するおそれがある。
タイヤ径方向での突起部7の寸法hに対し、ラグ溝5の溝長さ方向での突起部7の寸法tが0.5未満であると、突起部7の剛性が低下して大きく変形してしまうので、石Sの押し出しの作用が得難くなる。なお、タイヤ径方向での突起部7の寸法hに対し、ラグ溝5の溝長さ方向での突起部7の寸法tは、0.75以下であることが石Sの押し出しの作用を得るうえで好ましい。
周方向主溝3の溝幅MWに対し、周方向主溝3に連通するラグ溝5の端縁53から突起部7までの寸法L1を、L1<MWの範囲とすれば、ラグ溝5の両側壁52および底上部6の側壁61がなす領域で突起部7による石Sの侵入阻止の効果が大きく、同領域での石Sの停滞を抑制できる。一方、L1≧MWの場合、周方向主溝3を経た石Sの侵入を阻止し難くなる。
また、実施の形態1の空気入りタイヤ1では、図6に示すように、突起部7は、タイヤ径方向から視た外形において、ラグ溝5の側壁52から溝幅方向に延出する基端71aが先端71bよりも太く形成されていることが好ましい。すなわち、上述したラグ溝5の溝長さ方向での突起部7の寸法t(図2および図4参照)について、ラグ溝5の側壁52により近い側が太く形成されている。この場合の突起部7の寸法tは、先端側を基準とする。
この空気入りタイヤ1によれば、基端71a側で適度な剛性が得られ、先端71b側で適度な柔軟性が得られるので、石Sの侵入阻止効果、および石Sの押し出し効果を向上することが可能になる。
また、実施の形態1の空気入りタイヤ1では、図7に示すように、突起部7は、ラグ溝5の溝長さ方向から視た外形において、ラグ溝5の溝底51から溝幅方向に延出する基端72aが先端72bよりも太く形成されていることが好ましい。すなわち、上述したラグ溝5の溝幅方向での突起部7の寸法W1(図2および図3参照)について、ラグ溝5の溝底51により近い側が太く形成されている。この場合の突起部7の寸法W1は、基端を基準とする。
この空気入りタイヤ1によれば、基端72a側で適度な剛性が得られ、先端72b側で適度な柔軟性が得られるので、石Sの侵入阻止効果、および石Sの押し出し効果を向上することが可能になる。
また、実施の形態1の空気入りタイヤ1では、図8に示すように、突起部7は、ラグ溝5の溝幅方向から視た外形において、ラグ溝5の溝底51からタイヤ径方向外側に延出する基端72aが先端72bよりも太く形成されていることが好ましい。すなわち、上述したラグ溝5の溝長さ方向での突起部7の寸法t(図2および図4参照)について、ラグ溝5の溝底51により近い側が太く形成されている。この場合の突起部7の寸法tは、先端側を基準とする。
この空気入りタイヤ1によれば、基端72a側で適度な剛性が得られ、先端72b側で適度な柔軟性が得られるので、石Sの侵入阻止効果、および石Sの押し出し効果を向上することが可能になる。
また、実施の形態1の空気入りタイヤ1では、図9に示すように、タイヤ径方向から視た外形において、ラグ溝5の側壁52から溝幅方向に延出した先端71bが半球状に形成されていることが好ましい。
この空気入りタイヤ1によれば、ラグ溝5の側壁52から溝幅方向に延出した先端71bの半球状により、突起部7のもげを抑制し、強度を向上することが可能になる。
[実施の形態2]
本実施の形態2の空気入りタイヤ1は、重荷重用空気入りタイヤとして好適である。図10に示すように、タイヤ径方向の最も外側に、弾力性を有するゴム部材からなり空気入りタイヤ1の外郭をなすトレッド部2が形成されている。また、トレッド部2の表面、すなわち空気入りタイヤ1を装着する車両(図示せず)が走行した場合に路面と接触する踏面21には、タイヤ周方向に延在する複数(図10では5本)の周方向主溝3が設けられている。そして、トレッド部2には、この周方向主溝3により、タイヤ周方向に延びる複数(図10では6本)のリブ4が形成されている。さらに、トレッド部2は、タイヤ幅方向で隣接する周方向主溝3を連通する複数のラグ溝5により、リブ4がタイヤ周方向で複数に分割されたブロック41が形成されている。
ブロック41を形成するラグ溝5には、底上部6が形成されている。底上部6は、図10〜図13に示すように、ラグ溝5の溝底51であって周方向主溝3に連通しない部位に、ラグ溝5の側壁52に連続しつつ溝底51を底上げするようにタイヤ径方向外側に突出して形成されている。この底上部6は、図12に示すように、タイヤ径方向での寸法Hが、ラグ溝5の溝深さGDに対し、0.2≦H/GD≦0.45の範囲に設定されている。
この底上部6は、ブロック41の剛性を向上し、ヒールアンドトウ摩耗を抑制すると共に、トラクション性を維持する効果がある。
また、ラグ溝5には、突起部7’が形成されている。突起部7’は、図10〜図13に示すように、底上部6が形成されておらず、かつ周方向主溝3に連なるラグ溝5の溝底51からタイヤ径方向外側に延出すると共に、ラグ溝5の溝長さ方向に延出し底上部6の側壁61にのみ連通して形成されている。この突起部7’は、1つのラグ溝5について少なくとも1つ形成されている。
この突起部7’は、タイヤ径方向での寸法h(図12および図13参照)が、ラグ溝5の溝深さGDに対し、0.4≦h/GD≦0.7の範囲に設定されている。さらに、突起部7’は、ラグ溝5の溝幅方向での寸法W2(図11および図12参照)が、ラグ溝5の溝幅Wに対し、0.3≦W2/W≦0.65の範囲に設定されている。さらにまた、突起部7’は、底上部6の側壁61から溝長さ方向に延出した先端73bが、周方向主溝3に連通するラグ溝5の端縁53と同位置に配置されている(図11および図13参照)。なお、ラグ溝5の溝幅Wは、トレッド部2の踏面にて開口する部分とする。なお、突起部7’は、タイヤ径方向での寸法hが、ラグ溝5の溝深さGDに対し、0.55≦h/GD≦0.7の範囲に設定されていることがより好ましく、ラグ溝5の溝幅方向での寸法W2が、ラグ溝5の溝幅Wに対し、0.4≦W2/W≦0.55の範囲に設定されていることがより好ましい。
このように構成された実施の形態2の空気入りタイヤ1は、図14(a)に示すように、空気入りタイヤ1を装着する車両(図示せず)が走行し、ラグ溝5が路面に向くようにブロック41が路面と接触したとき、ラグ溝5を間に置いて隣接するブロック41が接近するように変形する。すなわち、ラグ溝5の溝幅を狭めるようにブロック41が変形する。この場合、ラグ溝5に侵入しようとした石Sなどの異物は、ラグ溝5の両側壁52および底上部6の側壁61がなす領域で、突起部7’により溝底51に至らないように侵入が阻止される。この結果、ラグ溝5での石噛みを防止することが可能になる。
また、図14(b)に示すように、図14(a)の状態から続いて車両が走行し、ブロック41が路面から離れようとするとき、ブロック41に蹴り出し力が作用するため、先に路面に向いていたラグ溝5の溝幅を広げるようにブロック41が変形する。この場合、図14(a)の状態で、ラグ溝5の両側壁52および底上部6の側壁61がなす領域であって突起部7’のタイヤ径方向外側に停滞してしまった石Sなどの異物は、ラグ溝5の広がりに伴って突起部7’がタイヤ径方向外側に移動するので、この突起部7’によりラグ溝5の外に押し出される。この結果、ラグ溝5での石噛みを防止することが可能になる。
ここで、ラグ溝5の溝深さGDに対し、タイヤ径方向での突起部7’の寸法hが0.4未満であると、石Sの侵入阻止および押し出しの作用が得難くなる。一方、ラグ溝5の溝深さGDに対して突起部7’のタイヤ径方向での寸法hが0.7を超えると、突起部7’の剛性が低下して大きく変形してしまうので、石Sの押し出しの作用が得難くなる。
ラグ溝5の溝幅Wに対し、ラグ溝5の溝幅方向での突起部7’の寸法W2が0.3未満であると、突起部7’の剛性が低下して大きく変形してしまうので、石Sの押し出しの作用が得難くなる。一方、ラグ溝5の溝幅Wに対し、ラグ溝5の溝幅方向での突起部7’の寸法W2が0.65を超えると、図14(a)に示すように、ラグ溝5を間に置いて隣接するブロック41が接近する変形において、対向するラグ溝5の側壁52に突起部7’が接触してしまうので、突起部7’に負荷がかかりラグ溝5の溝底51の部分で亀裂が発生するおそれがある。
突起部7’は、底上部6の側壁61から溝長さ方向に延出した先端73bを、周方向主溝3に連通するラグ溝5の端縁53と同位置に配置すれば、ラグ溝5の両側壁52および底上部6の側壁61がなす領域で突起部7’による石Sの侵入阻止の効果が大きく、同領域での石Sの停滞を抑制できる。なお、底上部6の側壁61から溝長さ方向に延出した突起部7’の先端73bが、周方向主溝3内まで至ると、周方向主溝3での排水性を低下させるので好ましくない。
また、実施の形態2の空気入りタイヤ1では、図15に示すように、突起部7’は、タイヤ径方向から視た外形において、底上部6の側壁61から溝長さ方向に延出する基端73aが先端73bよりも太く形成されていることが好ましい。すなわち、上述したラグ溝5の溝幅方向での突起部7’の寸法W2(図11および図12参照)について、底上部6の側壁61により近い側が太く形成されている。この場合の突起部7’の寸法W2は、先端側を基準とする。
この空気入りタイヤ1によれば、基端73a側で適度な剛性が得られ、先端73b側で適度な柔軟性が得られるので、石Sの侵入阻止効果、および石Sの押し出し効果を向上することが可能になる。
また、実施の形態2の空気入りタイヤ1では、図16に示すように、突起部7’は、ラグ溝5の溝長さ方向から視た外形において、ラグ溝5の溝底51からタイヤ径方向外側に延出する基端74aが先端74bよりも太く形成されていることが好ましい。すなわち、上述したラグ溝5の溝幅方向での突起部7’の寸法W2(図11および図12参照)について、ラグ溝5の溝底51により近い側が太く形成されている。この場合の突起部7’の寸法W2は、先端側を基準とする。
この空気入りタイヤ1によれば、基端74a側で適度な剛性が得られ、先端74b側で適度な柔軟性が得られるので、石Sの侵入阻止効果、および石Sの押し出し効果を向上することが可能になる。
また、実施の形態2の空気入りタイヤ1では、図17に示すように、タイヤ径方向から視た外形において、底上部6の側壁61から溝長さ方向に延出した先端73bが半球状に形成されていることが好ましい。
この空気入りタイヤ1によれば、底上部6の側壁61から溝長さ方向に延出した先端73bの半球状により、突起部7’のもげを抑制し、強度を向上することが可能になる。
図18および図19は、本発明の実施例にかかる空気入りタイヤの性能試験の結果を示す図表である。本実施例では、条件が異なる複数種類の空気入りタイヤについて、耐石噛み性に関する性能試験が行われた。なお、図18は、上述した実施の形態1に対応し、図19は、上述した実施の形態2に対応する。
この性能試験では、タイヤサイズ295/80R22.5の空気入りタイヤを、正規リムに組み付け、正規内圧の95%を充填し、正規荷重の97%を加え、2−D・4の試験車両のフロント操舵軸に装着して実施した。ここでいう正規リムとは、JATMAに規定される「標準リム」、TRAに規定される「Design Rim」、あるいはETRTOに規定される「Measuring Rim」をいう。また、正規内圧とは、JATMAに規定される「最高空気圧」、TRAに規定される「TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES」の最大値、あるいはETRTOに規定される「INFLATION PRESSURES」をいう。また、正規荷重とは、JATMAに規定される「最大負荷能力」、TRAに規定される「TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES」の最大値、あるいはETRTOに規定される「LOAD CAPACITY」をいう。
評価方法は、第1に、空気入りタイヤが装着された試験車両で砂利路(オフロードコース)の直線500[m]を、速度40[km/h]で走行し、走行後にラグ溝での石噛み個数を測定する。続けて、第2に、石噛み状態で、舗装路(アスファルト)の直線500[m]を、速度40[km/h]で走行し、走行後にラグ溝での石噛み個数を測定する。評価結果は、(第1での石噛み個数)/(第2での石噛み個数)の値により、従来例の評価結果を100とする性能指数で示し、性能指数(上記値)が大きいほど、耐石噛み性が優れていることを示している。
図18において、従来例1〜従来例3の空気入りタイヤは、ブロックを形成するラグ溝の溝底に底上部を設けたものである。そして、従来例1の空気入りタイヤは、突起部を有していない。従来例2の空気入りタイヤは、突起部を有しているが、突起部位置以外の条件が適正化されていない。従来例3の空気入りタイヤは、突起部を有しているが、各条件が適正化されていない。一方、実施例1〜実施例5の空気入りタイヤは、突起部を有し、かつ各条件が適正化されている。
図19において、従来例4〜従来例6の空気入りタイヤは、ブロックを形成するラグ溝の溝底に底上部を設けたものである。そして、従来例4の空気入りタイヤは、突起部を有していない。従来例5および従来例6の空気入りタイヤは、突起部を有しているが、各条件が適正化されていない。一方、実施例6〜実施例9の空気入りタイヤは、突起部を有し、かつ各条件が適正化されている。
この図18および図19の試験結果に示すように、実施例1〜実施例9の空気入りタイヤでは、それぞれ耐石噛み性が向上していることが分かる。
以上のように、本発明に係る空気入りタイヤは、石噛み防止性を向上することに適している。
1 空気入りタイヤ
2 トレッド部
21 踏面
3 周方向主溝
4 リブ
41 ブロック
5 ラグ溝
51 溝底
52 側壁
53 端縁
6 底上部
61 側壁
7,7’ 突起部
71a 基端
71b 先端
72a 基端
72b 先端
73a 基端
73b 先端
74a 基端
74b 先端
C タイヤ赤道面
S 石
h 突起部のタイヤ径方向での寸法
GD 溝深さ
W ラグ溝の溝幅
W1 突起部の溝幅方向での寸法
W2 突起部の溝幅方向での寸法
t 突起部の溝長さ方向での寸法
L1 周方向主溝に連通するラグ溝の端縁から突起部までの寸法
MW 周方向主溝の溝幅
H 底上部のタイヤ径方向での寸法

Claims (8)

  1. トレッド部の踏面に、タイヤ周方向に延在する複数の周方向主溝によりタイヤ周方向に延在するリブが形成されると共に、タイヤ幅方向で隣接する前記周方向主溝を連通する複数のラグ溝により前記リブをタイヤ周方向で分割したブロックが形成され、かつ前記ラグ溝の溝底であって前記周方向主溝に連通しない部位に、前記ラグ溝の側壁に連続しつつ溝底を底上げする底上部が形成された空気入りタイヤにおいて、
    前記底上部がなく、かつ前記周方向主溝に連なる前記ラグ溝の溝底からタイヤ径方向外側に延出すると共に、前記ラグ溝の溝幅方向に延出し前記ラグ溝の一方の側壁にのみ連通して形成された少なくとも1つの突起部を備え、
    タイヤ径方向での前記突起部の寸法hが、前記ラグ溝の溝深さGDに対し、0.4≦h/GD≦0.7の範囲に設定され、
    前記ラグ溝の溝幅方向での前記突起部の寸法W1が、前記ラグ溝の溝幅Wに対し、0.5≦W1/W≦0.75の範囲に設定され、
    前記ラグ溝の溝長さ方向での前記突起部の寸法tが、タイヤ径方向での前記突起部の寸法hに対し、0.5≦t/hの範囲に設定され、
    前記周方向主溝に連通する前記ラグ溝の端縁から前記突起部までの寸法L1が、前記周方向主溝の溝幅MWに対し、L1<MWの範囲に設定されている、
    ことを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記突起部は、前記ラグ溝の側壁から溝幅方向に延出する基端が先端よりも太く形成されていることを特徴とする請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記突起部は、前記ラグ溝の溝底からタイヤ径方向外側に延出する基端が先端よりも太く形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記突起部は、前記ラグ溝の側壁から溝幅方向に延出した先端が半球状に形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の空気入りタイヤ。
  5. トレッド部の踏面に、タイヤ周方向に延在する複数の周方向主溝によりタイヤ周方向に延在するリブが形成されると共に、タイヤ幅方向で隣接する前記周方向主溝を連通する複数のラグ溝により前記リブをタイヤ周方向で分割したブロックが形成され、かつ前記ラグ溝の溝底であって前記周方向主溝に連通しない部位に、前記ラグ溝の側壁に連続しつつ溝底を底上げする底上部が形成された空気入りタイヤにおいて、
    前記底上部がなく、かつ前記周方向主溝に連なる前記ラグ溝の溝底からタイヤ径方向外側に延出すると共に、前記ラグ溝の溝長さ方向に延出し前記底上部の側壁にのみ連通して形成された少なくとも1つの突起部を備え、
    タイヤ径方向での前記突起部の寸法hが、前記ラグ溝の溝深さGDに対し、0.4≦h/GD≦0.7の範囲に設定され、
    前記ラグ溝の溝幅方向での前記突起部の寸法W2が、前記ラグ溝の溝幅Wに対し、0.3≦W2/W≦0.65の範囲に設定され、
    前記底上部の側壁から溝長さ方向に延出した前記突起部の先端が、前記周方向主溝に連通する前記ラグ溝の端縁と同位置に配置されている、
    ことを特徴とする空気入りタイヤ。
  6. 前記突起部は、前記底上部の側壁から溝長さ方向に延出する基端が先端よりも太く形成されていることを特徴とする請求項5に記載の空気入りタイヤ。
  7. 前記突起部は、前記ラグ溝の溝底からタイヤ径方向外側に延出する基端が先端よりも太く形成されていることを特徴とする請求項5または6に記載の空気入りタイヤ。
  8. 前記突起部は、前記底上部の側壁から溝長さ方向に延出した先端が半球状に形成されていることを特徴とする請求項5〜7のいずれか一つに記載の空気入りタイヤ。
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