JP2010258168A - デバイス製造装置およびデバイス製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】1次温度調整を固定の目標温度に従って実行することによる不利益を低減する。
【解決手段】制御対象の駆動の際に熱を発生する駆動部を含むウェハステージ機構10と、駆動部が発生した熱を回収するための冷媒が流れる管路32と、管路32を流れる冷媒30を冷却する熱交換器(冷却器)24と、熱交換器24と駆動部との間に配置されて熱交換器24によって冷却された冷媒30を加熱する加熱器28と、駆動部を制御するための制御情報に応じて熱交換器24による冷却を制御するステージ制御装置13とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、デバイスを製造するために使用されるデバイス製造装置、および、該デバイス製造装置によってデバイスを製造するデバイス製造方法に関する。
LSI等の半導体デバイスや液晶表示デバイス等の表示デバイスなどに代表される種々のデバイスの製造工程において、マスク(原版)のパターンを基板に縮小投影して該感光剤を露光する露光装置が使用されている。基板には感光剤が塗布されていて、露光によって該感光剤に潜像パターンが形成される。
露光装置などのデバイス製造装置の高スループット化に従ってリニアモータ等の駆動部(発熱部)からの発熱量が増大している。発熱部の冷却には、水、不凍液、不活性液等の冷媒が利用されている。発熱部が発生した熱を吸収し温度上昇した冷媒は、インバータ制御やホットバイパスガス制御による冷凍機や、設備から供給される冷水との熱交換により、1次温度調整がなされる。
デバイス製造装置で要求される高精度な温度制御は、上記のような冷凍機や熱交換による1次温度調整のみでは困難である。したがって、発熱部の近くにおいて、応答性および精度が高い精密加熱器等によって2次温度調整がなされる。
特許文献1には、発熱部となる駆動部に対する駆動命令に応じて2次温度調整を行うデバイス製造装置が開示されている。
特開2003−133211号公報
しかしながら、特許文献1による制御では、発熱部である駆動部が動作しているか否かとは無関係に常に温度制御媒体が1次温度制御部により一定温度に冷却され、2次温度制御部により再加温される。このため、駆動部が動作していない状態では、発熱部が発生する熱量を補うように温度制御媒体が2次温度制御部で常に加熱されることとなり、2次温度制御のために電力が無駄に消費される。
本発明は、上記の背景に鑑みてなされたものであり、例えば、1次温度調整を固定の目標温度に従って実行することによる不利益を低減することを目的とする。
本発明の1つの側面は、制御対象の駆動の際に熱を発生する駆動部を有するデバイス製造装置に係り、前記デバイス製造方法は、前記駆動部が発生した熱を回収するための冷媒が流れる管路と、前記管路を流れる冷媒を冷却する冷却器と、前記冷却器と前記駆動部との間に配置されて前記冷却器によって冷却された冷媒を加熱する加熱器と、前記駆動部を制御するための制御情報に応じて前記冷却器による冷却を制御する制御部とを備える。
本発明によれば、例えば、1次温度調整を固定の目標温度に従って実行することによる不利益が低減される。
本発明の好適な実施形態のデバイス製造装置の概略構成を示す図である。 最大の発熱量を許容する不変(一定)の目標温度を第1温度制御部の目標温度として設定する方法を説明する図である。 最大の発熱量を許容する不変(一定)の目標温度を第1温度制御部の目標温度として設定する方法を説明する図である。 最大の発熱量を許容する不変(一定)の目標温度を第1温度制御部の目標温度として設定する方法を説明する図である。 最大の発熱量を許容する不変(一定)の目標温度を第1温度制御部の目標温度として設定する方法を説明する図である。 発熱量に応じた目標温度を第1温度制御部の目標温度として設定する方法を説明する図である。 発熱量に応じた目標温度を第1温度制御部の目標温度として設定する方法を説明する図である。 発熱量に応じた目標温度を第1温度制御部の目標温度として設定する方法を説明する図である。 発熱量に応じた目標温度を第1温度制御部の目標温度として設定する方法を説明する図である。 本発明の好適な実施形態のフローチャートを示す図である。 第1温度制御部を含む1次温度調整システムのブロック図である。 第2温度制御部を含む2次温度調整システムのブロック図である。 本発明の他の好適な実施形態のフローチャートを示す図である。 本発明の他の好適な実施形態のデバイス製造装置における1次温度調整システムの構成を示すブロック図である。 図6に示す実施形態における温度の推移を例示的に説明する図である。 本発明の他の好適な実施形態のデバイス製造装置の概略構成を示す図である。 本発明の他の好適な実施形態のデバイス製造装置における温度調整システムの構成を示すブロック図である。 本発明の他の好適な実施形態のデバイス製造装置における温度調整システムの構成を示すブロック図である。 本発明の他の好適な実施形態のデバイス製造装置の概略構成を示す図である。 本発明の他の好適な実施形態のデバイス製造装置における温度調整システムの構成を示すブロック図である。 本発明の他の好適な実施形態のデバイス製造装置における温度調整システムの構成を示すブロック図である。 本発明の他の好適な実施形態のデバイス製造装置の概略構成を示す図である。
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施の形態について説明する。
図1は、本発明の好適な実施形態のデバイス製造装置の構成を概略的に示す図である。このデバイス製造装置は、スキャナまたはステッパのような露光装置として構成されている。図1において、ArFエキシマレーザやFレーザなどの光源(不図示)から射出された光が照明光学系2に提供される。照明光学系2は、光源から提供された光を用いて、レチクル(原版)1の一部分をスリット光(スリットにより断面形状が規定された光)によって照明する。スリット光によってレチクル1を照明しながらレチクルステージ機構3およびウェハステージ機構10とによってレチクル1とウェハ(基板)9とが同期走査される。このような同期走査によって、結果としてレチクル1のパターンの全体が投影光学系4を介してウェハ9に転写される。
レチクルステージ機構3は、レチクル1を保持するレチクルステージと駆動部(例えば、リニアモータ等のアクチュエータ)とを含み、定盤14上で該駆動部によって該レチクルステージを駆動するように構成される。ウェハステージ機構10は、ウェハ9を保持するウェハステージと駆動部(例えば、リニアモータ等のアクチュエータ)とを含み、定盤15上で該駆動部によって該ウェハステージを駆動するように構成される。
レチクルステージおよびウェハステージの二次元的な位置は、参照ミラー11およびレーザー干渉計12を含む計測器によってリアルタイムに計測される。この計測値に基づいて、ステージ制御装置13は、レチクル1や、ウェハ9の位置決めや同期制御を行う。露光時は、投影光学系4の焦点面にウェハ9の表面が一致するようにウェハステージ機構10が制御されうる。ここで、ウェハ9の表面位置(上下方向の位置と傾き)は、不図示の光フォーカスセンサーによって計測され、ステージ制御装置13に提供される。
デバイス製造装置の本体部分は、不図示の環境チャンバの中に設置され、該本体部分を取り巻く環境が所定の温度に保たれうる。レチクルステージ機構3、ウェハステージ機構10、レーザー干渉計12等を取り巻く空間や、投影光学系4を取り巻く空間には、更に個別に温度調整された空気が吹き込まれて、環境温度が更に高精度に維持されうる。
ウェハステージ機構10やレチクルステージ機構3は、制御対象の駆動の際に駆動部から大きな熱を発生する。駆動部は、ステージ制御装置13からの命令に応じて制御対象を駆動し、該駆動部からの発熱量は駆動パターン(駆動部を制御するための制御情報)に依存する。
駆動部が発する熱はウェハステージ(ウェハ9)や、レチクルステージ(レチクル1)の膨張や歪みの原因となる。ウェハステージやレチクルステージの膨張や歪は参照ミラー11の位置変動や傾きを発生させ、レーザー干渉計12を含む計測器による計測結果に誤差を生じさせうる。また、ウェハ9やレチクル1の膨張や歪は、ウェハ9に形成されるパターンに歪を生じさせうる。また、ウェハステージ機構10やレチクルステージ機構3の温度が変化すると、その周辺の空気の温度が変化する。温度変化した空気がレーザー干渉計12の光路に浸入すると屈折率の変化による揺らぎによる計測誤差の原因となる。このため、駆動部が発生する熱は、速やかに回収されるべきである。
ウェハステージ機構10の駆動部(発熱部)が発生する熱を回収し且つ温度を一定に保つために、当該駆動部の内部または周辺に冷却流路5が配置されている。冷却流路5の内部には、温度調整された冷媒(液体、気体等の流体)30が流され、冷却流路5は、それに接続された管路32とともに冷媒30の循環経路を構成している。循環経路には、タンク29が配置され、タンク29に冷媒30が一次的に蓄えられる。タンク29内の冷媒30は、ポンプ31により管路32を通して熱交換器(冷却器)24に送られる。
熱交換器24としては、例えば、プレート式熱交換器を利用することができる。プレート式熱交換器は、プレートを隔てて冷媒30と冷却水27とを対向流で流し、冷媒30と冷却水27との間で熱を交換させる。熱交換器24を通過した冷媒30は、管路32に配置された温度センサ22aにより温度が測定され、温度センサ22aによる測定値は、温度制御装置20の第1温度制御部21に提供される。
第1温度制御部21は、温度センサ22aによる測定値が一定となるように制御弁23の開度を調整する。これにより、熱交換器24に供給される冷却水27の流量が調整されるので、冷媒30の温度が調整される。冷却水27は、典型的には不図示の工場設備より管路25を通して供給される。ここで、熱交換器24は、温度調整部の一例であり、これに代えて、ペルチェ素子を利用し温度調整部や、ホットガスバイパス式の冷却能力が可変の冷凍機を含む温度調整部を用いてもよい。
第1温度制御部21により目標温度に一致するように温度が調整された冷媒30は、管路32を介してウェハステージ機構10の駆動部の内部またはその周辺に供給される。熱交換器24と該駆動部との間には加熱器28が配置され、ウェハステージ機構10には、例えば駆動部の周囲に、温度センサ22bが配置されている。温度センサ22bにより温度が測定され、温度センサ22bによる測定値が温度制御装置20の第2温度制御部26に提供される。第2温度制御部26は、温度センサ22bによる測定値が一定となるように加熱器28を制御し、これにより、加熱器28を通過する冷媒30の温度が調整される。冷媒30は、ウェハステージ機構10に設けられた冷却流路5を通過しながら駆動部(発熱部)が発生する熱を回収し、ウェハステージ機構10の温度を一定に維持する。
ウェハステージ機構10の駆動部は、ステージ制御装置13から提供される、駆動パターンに従う駆動指令により駆動され、該駆動部からの発熱量は、駆動パターンに依存して変化しうる。駆動パターンとは、制御対象を制御するための目標値(例えば、目標位置)、目標状態または指令値の時間的な変化である。
従来の温度制御方法では、発熱量が最大となる駆動パターンにおいても駆動部の温度制御が可能となるように定められた目標温度が不変の目標温度として設定されていた。したがって、発熱量の大小に関係なく、その不変の目標温度に従って熱交換器24において冷媒30が冷却されていた。よって、従来の温度制御方法では、発熱量が小さい場合においても、最大の発熱量を想定して定められた低い温度に調整された冷媒30が加熱器28に供給され、その冷媒30が加熱器28によって常に加熱される。そのため、特にデバイス製造装置の稼働率が低い状態や、発熱量が低い駆動パターンでデバイス装置が動作している場合において、過剰に電力が消費されていた。
そこで、本発明の好適な実施形態では、ウェハステージ機構10の駆動部を制御するための駆動パターン(制御情報)に応じて、ステージ制御装置13は、第1温度制御部21による制御の目標温度を変更する。より具体的には、ステージ制御装置13は、ウェハステージ機構10駆動部からの発熱量に応じて目標温度を設定する。例えば、ウェハステージ機構10の駆動部からの発熱量が増加する場合には、それに応じて目標温度が低く設定される。また、ウェハステージ機構10の駆動部からの発熱量が減少する場合には、それに応じて目標温度が高く設定される。これにより、第2温度制御部26の加熱器28によって無駄に消費される電力を低減することができる。
勿論、ステージ制御装置13と温度制御装置20との間にデバイス製造装置の全体の動作を制御する不図示の主制御部を介在させてもよい。或いは、主制御部が駆動パターンをステージ制御装置13に供給するとともに、その駆動パターンに応じた目標温度の設定を温度制御装置20に指令してもよい。
図1に例示したデバイス製造装置では、ウェハステージ機構10にのみ冷媒30を通す冷却流路5が配置されているが、レチクルステージ機構3にも同様な冷却管路が配置されうる。
図2A〜2Dは、最大の発熱量を許容する不変(一定)の目標温度を第1温度制御部21の目標温度として設定する方法を比較例として説明する図である。図2E〜2Hは、発熱量に応じた目標温度をステージ制御装置13が第1温度制御部21の目標温度として設定する方法を本発明の好適な実施形態として説明する図である。
図2Aと図2Eは、ウェハステージ機構10の駆動部の発熱量を例示している。縦軸は発熱量(W)、横軸は時間(s)を表す。最も小さい発熱量は待機状態を示し、時間=100(s)から400(s)の区間は、ウェハステージが駆動パターンに従って低加速度で駆動され、発熱量が小さい区間である。時間=600(s)から1000(s)の区間は、ウェハステージが駆動パターンに従って高加速度で駆動され、発熱量が大きい区間である。最も大きい発熱量は、ウェハステージが駆動パターンに従って最大の加速度で駆動されるときの発熱量である。
図2Bと図2Fは、温度センサ22bによる測定値を例示している。図2Bと図2Fより、駆動部の発熱量の変化点で温度変動が発生することが分る。
図2Cは、比較例における冷媒30の温度変化を例示している。第1温度制御部21による制御の目標温度は、21.8℃とした。第2温度制御部26により制御される加熱器28の出口温度は、駆動部が最大の発熱となった場合でも、第1温度制御部21による制御の目標温度よりも高い温度を維持することができている。よって、第2温度制御部26から加熱器28へ出力される操作量が下限値で飽和することなく、ウェハステージ機構10の駆動部構の温度を制御することができている。
図2Dは、加熱器28の消費電力を例示している。ウェハステージ機構10が待機中のときに最も消費電力が高く、ウェハステージ機構10の駆動部からの発熱が最大のときに最も加熱器28の消費電力が低くなる。
図2Cは、本発明の好適な実施形態における第1温度制御部21により温度が制御された冷媒30の温度(温度センサ22aの測定値)と、第2温度制御部26により操作される加熱器28を通過した冷媒30の温度とを例示している。第1温度制御部21による定常時の制御の目標温度は、比較例に比べて高く設定される。発熱量が小さな駆動パターンの場合には、第1温度制御部21による制御の目標温度を高く設定しても、第2温度制御部26により操作される加熱器28は、下限値で飽和することなく冷媒30の温度を制御可能である。しかし、より大きな発熱を生じさせる駆動パターンの場合は、第1温度制御部21による制御の目標温度を低く設定する。これにより、第2温度制御部26により操作される加熱器28は、下限値で飽和することが避けられる。
図2Hは、本発明の好適な実施形態における加熱器28の消費電力を例示している。消費電力が大きくなる待機時の消費電力を抑えつつ比較例と同等の温度制御が可能であることが分る。
図3は、ステージ制御装置13で実行される処理の一例を示すフローチャートである。なお、この処理は、前述のように、例えば、第1温度制御部21およびステージ制御装置13を制御する主制御装置によって実行されてもよい。
ステージ制御装置13は、ウェハステージ機構10の駆動部を動作させるジョブが発生した場合、ステージの加速度、速度、ショットサイズ、ショット数などの情報に基づいて駆動部からの発熱量を予測する。そして、ステージ制御装置13は、その予測結果に基づいて第1温度制御部21の目標温度を算出する。算出した目標温度が設定済みの目標温度よりも低い場合には、ステージ制御装置13は、第1温度制御部21の目標温度を算出した目標温度を変更する。また、ジョブが終了した後、ステージ制御装置13は、目標温度を初期値に変更する。
図4Aは、第1温度制御部21を含む1次温度調整システムのブロック図である。ステージ制御装置13によって第1温度制御部21に目標温度が設定される。第1温度制御部21は、メモリ34に目標温度を格納し、当該目標温度と温度センサ22aによる温度の測定値との偏差を随時算出してPID補償器33に供給する。PID補償器33は、偏差に基づいて操作量を算出して制御弁23に供給する。制御弁23は、ドライバ(Driver)36を介して弁37の開度を制御する。
弁37の開度が変化することで熱交換器24に流れ込む冷却水27の流量が変化する。熱交換器24において冷媒30と冷却水27との間で熱交換がなされる。熱交換器24を通過した冷媒30の温度は、温度センサ22aにより測定され、その測定値は、第1温度制御部21にフィードバックされる。
図4Bには、第2温度制御部26を含む2次温度調整システムのブロック図である。2次温度調整システムは、1次温度調整システムとは独立したフィードバック制御システムである。第2温度制御部26は、メモリ35に目標温度を格納し、当該目標温度と温度センサ22bによる温度の測定値との偏差を随時算出してPID補償器33に供給する。PID補償器33は、偏差に基づいて操作量を算出してPWM変換ドライバ(Driver)36に供給する。PWM変換ドライバ36は、その操作量に従ってヒータ38を駆動して熱を発生させ、冷媒30を加熱する。加温された冷媒30は、ウェハステージ機構10の冷却流路5を流れてウェハステージ機構10の駆動部を冷却する。ウェハステージ機構10の温度は、温度センサ22bによって測定され、その測定値は、第2温度制御部26に供給される。
図5は、図3に示す処理の変形例を示す図である。この変形例では、第1温度制御部21による制御の目標温度を、トリガーを利用して、ウェハステージ機構10(及び/又はレチクルステージ機構3)の駆動部の発熱量が小さい段階から予め変更する。第1温度制御部21を含む1次温度調整システムにおける熱交換器24から、第2温度制御部26を含む2次温度調整システムにおける加熱器28までの距離が長く、2次温度調整システムによる温度制御に遅れが生じる場合を想定する。この変形例は、駆動部の発熱が増大するタイミングと同時に第1温度制御部による制御の目標温度を変更したのでは第2温度制御部を含む2次温度調整システムによって温度を適切に調整することができない場合に有用である。トリガーとしては、例えば、先頭のウェハ9を搬入する動作や、先頭のウェハ9のマーク検出や、ウェハステージ機構10のウェハステージに埋め込まれたマークの計測命令などを利用してもよい。
図6は、図4Aに示す1次温度調整システムに対して、第1温度制御部21による制御の目標温度を変更すると同時に第1温度制御部21の操作量にオフセットを加算する加算器ADを追加したものである。図6に示す1次温度調整システムは、無駄時間が大きくてPID補償器33の比例ゲイン(P)を強く設定することが困難な制御システムへの適用において有用である。第1温度制御部21による制御の目標温度が変更されたとき、それに応じて偏差が増大し、PID補償器33から出力される操作量は、比例ゲイン(P)により決まる傾きで降下する。しかし、比例ゲイン(P)が弱く設定しなければ安定しない制御システムにおいては、この操作量の減少の傾きは弱く、目標温度への収束時間が長くなってしまう。このため、目標温度の変更とほぼ同時に、PID補償器33から出力される操作量に対して加算器ADによってオフセットを加算し、制御特性を改善することが好ましい。また、操作量のオフセットの値は、正負どちらの場合もありえる。
図7は、操作量にオフセットを加算する場合(ラインb)と、操作量にオフセットを加算しない場合(ラインa)とにおける温度応答性を例示する図である。操作量にオフセットを加算したラインbの方が、ラインaよりも温度傾斜を大きくすることが可能である。
図8は、本発明の他の好適な実施形態のデバイス製造装置の構成を概略的に示す図である。図8に示す実施形態は、第1温度制御部21を含む1つの1次温度調整システムに対して、第2温度制御部26を含む2つの2次温度調整システムを有する。図1との相違点は、レチクルステージ機構3に冷却流路6を有する点である。レチクルステージ機構3には、温度センサ22cを配置し、温度センサ22cによる温度の測定値は、第2温度制御部26に供給される。第2温度制御部26は、温度センサ22cによる温度の測定値に応じて、冷却流路6に供給される冷媒30を加熱する加熱器39を操作し、冷媒30の温度を調整する。この例では、2系統の2次温度調整システムを示したが、より多くの2次温度調整システムを設けてもよい。また、2次温度調整システムによる温度調整の対象は、温度変化の小さな定盤14、15や投影光学系4をも含みうる。
図9は、本発明の他の好適な実施形態の温度制御装置20のブロック図である。この温度制御装置20は、例えば、図1に示すデバイス製造装置に適用されうる。図4A、4Bに実施形態では、1次温度調整システムと2次温度調整システムとが独立している。
第2温度制御部26のPID補償器33とドライバ36との間にスイッチ41が追加されている。図9に示す温度制御装置20は、動作モードとして、第1モードと第2モードを含む。動作モードは、駆動プロファイル(駆動部を制御するための制御情報)に応じてステージ制御装置13等の制御部によって決定されうる。
第1モードでは、温度センサ22bによって測定される温度とメモリ35に格納された目標温度との偏差に基づいて熱交換器24による冷却が制御されつつ加熱器28による加熱が停止される。第2モードでは、温度センサ22によって測定される温度とメモリ34に格納された第1目標温度との偏差に基づいて熱交換器24による冷却が制御される。また、第2モードでは、当該制御とは並行して、温度センサ22bによって測定される温度とメモリ35に格納された第2目標温度との偏差に基づいて加熱器28による加熱が制御される。
スイッチ41の出力側のノーマルオープンラインはドライバ36に接続され、ノーマルクローズラインは物理量変換部40に接続されている。物理量変換部40は、第2温度制御部26のPID補償器33の出力値(%)を温度(℃)に変換する。物理量変換部40の出力は、第1温度制御部21内の加減算器に接続されている。スイッチ41の切り替えは、ステージ制御装置13によって制御されうる。
ウェハステージ機構10が待機状態である場合には、動作モードとして第1モードが選択される。第1モードでは、ステージ制御装置13は、スイッチ41をOFF状態(PID補償器33の出力が物理量変換部40に接続された状態)にする。このとき、第2温度制御部26がメジャーループとして機能し、第1温度制御部21がマイナーループとして機能するカスケード制御となり、温度センサ22bで測定される温度情報が第2温度制御部26の目標温度に整定するように第1温度制御部21は動作する。このとき、2次温度調整システムの加熱器28は駆動されないため電力の消費は発生せず、待機時の消費電力を削減することが可能となる。
ウェハステージ機構10が稼動する場合には、動作モードとして第2モードが選択される。第2モードでは、ステージ制御装置13は、スイッチ41をON状態(PID補償器33の出力がドライバ36に接続された状態)にする。第1温度制御部21の加減算器へ入力していた物理量変換部40の出力はゼロとなり、第1温度制御部21は独立した温度制御システムとして機能する。また、第2温度制御部26の操作量は加熱器28に接続され、こちらも独立した温度制御系として機能する。これにより、生産性の低い待機状態においては、加熱器28が消費する電力を低減し、駆動部が動作している状態では、図4A、図4Bと同様の温度制御を実現する。
図10は、図9に示す実施形態に対して、ステージ制御装置13によってPID補償器33を制御する機能を追加した実施形態である。ステージ制御装置13は、スイッチ41をOFF状態またはON状態にして温度制御方法(動作モード)を切り替えるが、温度制御方法により最適なPIDは異なる。このため、スイッチ41の切り替えと同時にPID補償器33のパラメータが変更される。PID補償器33のパラメータの変更は、ステージ制御装置13によってなされる。または、スイッチ41に同期して、温度制御装置20に予め設定されたパラメータを利用してパラメータを変更してもよい。
図11は、本発明の他の好適な実施形態のデバイス製造装置の構成を概略的に示す図である。図1と異なる点は、温度制御装置20による制御の目標温度を、デバイス製造装置に設けられたコンソール16および/または遠隔地でデバイス製造装置にアクセス可能なリモートコンソール17からの指令によって設定する点である。コンソール16およびリモートコンソール17は、例えば、タッチパネルおよび/またはスイッチを含みうる。
図12は、図9に示す温度調整システムにおけるステージ制御装置13の代わりに、コンソール16および/または17を設けたものである。この実施形態では、カスケード制御と、各々独立した温度制御方法とを、コンソール16および/または17の操作によって選択することができる。
図11および図12に示す実施形態は、デバイス製造装置がメンテナンスされる場合などのように数時間から数日間に渡りデバイスの製造が行われない場合に有用である。デバイス製造装置における温度制御が停止されると、デバイス製造装置は、クリーンルームの温度に一致してしまう。この状態から再び露光できる状態に達するまでには、数時間から48時間の温度安定時間を必要とする。このため、省エネを図りつつ、温度を一定に保つ機能は有効である。この実施形態は、温度制御システムをステージ制御装置13から切り離すことで、ソフト開発に要する負荷が軽減される点でも有利である。また、PID補償器33等のパラメータを制御方式によって切り替えられると更に良い。パラメータにはトレランスの判定を行う閾値なども含まれうる。
図13は、本発明の他の好適な実施形態のデバイス製造装置の温度調整システムの構成を概略的に示す図である。この実施形態では、コンソール16および/または17からの信号に応じて、第1温度制御部21による制御の目標温度が変更される。目標温度は、例えば、温度制御装置20に予め設定されたパラメータを利用して変更されうる。目標温度は、温度制御装置20に予め設定されたパラメータに限らず、コンソール16および/または17からの信号に応じて、コンソール16、17、ステージ制御装置13、または、不図示の制御部から取得してもよい。
さらに、例えばコンソール16および/または17にタイマ機能を備え、第1温度制御部21の目標温度をタイマ機能によって与えられるタイミングに応じて変更してもよい。例えば、夜間にデバイス製造装置が待機状態になる場合には、午後10から翌朝の午前5時までの間、省エネ運転を行い、ユーザが利用する昼間は、高精度な温度環境に自動的に戻すことも有効である。
図14、本発明の他の好適な実施形態のデバイス製造装置の構成を概略的に示す図である。図11との相違点は、コンソール16および/または17からの信号に応じて、ポンプ31の運転周波数を変更する機能が追加されていることである。ポンプ31は、インバータ(流量制御器)による運転が好ましい。省エネ状態へ移行したときには、インバータの周波数を下げてポンプ31から吐出される冷媒30の流量を低下させることが好ましい。冷媒30の流量を抑えることで、熱交換器24で必要とする冷却水27の消費流量を低下、および、第2温度制御部26の加熱器28の消費電力も低下させることができる。このとき、温度制御特性が大きく変わるため、PID補償器33のパラメータや、トレランス判定のパラメータなども同時に変更するとよい。
デバイス製造装置は、露光装置に限定されるものではなく、発熱部を有するあらゆる装置(例えば、成膜装置、エッチング装置、検査装置、操作装置)でありうる。
本発明の好適な実施形態のデバイス製造方法は、例えば、半導体デバイス、液晶デバイス等のデバイスの製造に好適である。前記方法は、感光剤が塗布された基板を、露光装置として構成されたデバイス製造装置を用いて露光する工程と、前記露光された基板を現像する工程とを含みうる。さらに、前記デバイス製造方法は、他の周知の工程(酸化、成膜、蒸着、ドーピング、平坦化、エッチング、レジスト剥離、ダイシング、ボンディング、パッケージング等)を含みうる。

Claims (10)

  1. 制御対象の駆動の際に熱を発生する駆動部を有するデバイス製造装置であって、
    前記駆動部が発生した熱を回収するための冷媒が流れる管路と、
    前記管路を流れる冷媒を冷却する冷却器と、
    前記冷却器と前記駆動部との間に配置されて前記冷却器によって冷却された冷媒を加熱する加熱器と、
    前記駆動部を制御するための制御情報に応じて前記冷却器による冷却を制御する制御部と、
    を備えることを特徴とするデバイス製造装置。
  2. 前記制御部は、前記制御情報に応じて前記冷却器による冷却の目標温度を設定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のデバイス製造装置。
  3. 前記制御部は、前記制御情報に基づいて予測される前記駆動部の発熱量に応じて前記冷却器による冷却の目標温度を設定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のデバイス製造装置。
  4. 前記駆動部またはその周辺の温度と目標温度との偏差に応じて前記冷却器による冷却を制御するための操作量を出力するPID補償器を含む温度制御部と、
    前記制御情報に応じて前記操作量に対してオフセットを加算する加算器と、
    を更に備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のデバイス製造装置。
  5. 動作モードとして、
    前記駆動部またはその周辺の温度と目標温度との偏差に基づいて前記冷却器による冷却を制御しつつ前記加熱器による加熱を停止する第1モードと、
    前記冷却器と前記加熱器との間における冷媒の温度と第1目標温度との偏差に基づいて前記冷却器による冷却を制御しつつ前記駆動部またはその周辺の温度と第2目標温度との偏差に基づいて前記加熱器による加熱を制御する第2モードと、
    を含むことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のデバイス製造装置。
  6. 前記制御情報に応じて前記動作モードが決定される、
    ことを特徴とする請求項5に記載のデバイス製造装置。
  7. コンソールからの指令に応じて前記動作モードが決定される、
    ことを特徴とする請求項5に記載のデバイス製造装置。
  8. コンソールからの指令に応じて冷媒の流量を制御する流量制御器を更に備える、
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のデバイス製造装置。
  9. 露光装置として構成されていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載のデバイス製造装置。
  10. 請求項9に記載のデバイス製造装置を用いて基板を露光する工程と、
    前記工程で露光された基板を現像する工程と、
    を含むことを特徴とするデバイス製造方法。
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