JP2010249783A - 組合せ秤 - Google Patents

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Abstract

【課題】 多大な設備費を要することなく、操作者等が正確な運転状態を知ることができ、エラーが生じた原因の追究が容易になる組合せ秤を提供する。
【解決手段】 組合せ秤本体1と、組合せ秤本体1を制御するとともに現時点における組合せ秤の運転状態を示す運転状態情報を順次作成する制御装置19と、操作表示器20とを備えた組合せ秤であって、制御装置19は、現時点における運転状態情報と現時点を示す日時情報とからなる瞬時運転情報を順次作成して記憶するように構成されるとともに、記憶されている瞬時運転情報の運転状態情報に基づいて運転状態再生画面データを作成し操作表示器20へ出力するように構成され、操作表示器20は、制御装置19から出力される運転状態再生画面データに基づいて運転状態再生画面をスクリーンに表示するように構成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、被計量物を所定重量範囲内の重量となるように計量して排出する組合せ秤に関する。
従来、洗剤や菓子類等の被計量物を計量する計量装置として例えば組合せ秤がある。組合せ秤で計量された被計量物は、包装機へ投入されて袋詰めされるのが一般的である。
このような組合せ秤においては、様々なエラーが発生することがある。例えば、所定重量範囲内の組合せが得られない組合せエラー、計量ホッパに過剰な被計量物が投入される過量投入エラー、被計量物を一時保持する計量ホッパ等のホッパのゲート開閉エラー、被計量物の重量を計量する計量ホッパに取り付けられている重量センサの零点エラー等がある。このようなエラーが発生すると作業者は一時的に対処するが、その発生原因を除去していないため再発することが多い。したがって、エラーの発生原因を見つけだし、その発生原因を除去することが再発を防止して、生産効率を高める上で重要である。同じエラーにしてもそれらの発生原因が異なる場合があり、それらの発生原因を見つけだすためには、エラーが発生したときやその前後の組合せ秤の稼働状況を把握することが重要である。
例えば、特許文献1には、カメラで組合せ秤等の商品処理装置の稼働状況を撮影し、その撮影された画像情報をメモリに記憶しておいて、記憶された画像情報を再生表示することができる構成が開示されている。
特開2001−324378号公報
上記特許文献1に記載の構成では、組合せ秤等の商品処理装置の稼働状況を撮影するためのカメラと、そのカメラで撮影された画像情報を記憶するための膨大な容量をもったメモリとが必要であり、多大な設備費がかかるという問題がある。
また、カメラで撮影された画像情報からでは正確な組合せ秤の運転状態(数値的にフィーダの振動強度、振動時間がいくらか等)を把握することは難しい。
本発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、多大な設備費を要することなく、操作者等が正確な運転状態を知ることができ、エラーが生じた原因の追究が容易になる組合せ秤を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の組合せ秤は、各々、被計量物を一時保持した後、排出することが可能なホッパであって、保持している被計量物の重量の合計が所定重量範囲内の値になる組合せからなる排出組合せに選択されたときに被計量物を排出する複数の組合せ用ホッパを有する組合せ秤本体と、運転条件情報に基づいて前記組合せ秤本体を制御するとともに、現時点における組合せ秤の運転状態を示す情報であって、数値情報からなる一部の前記運転条件情報を含む運転状態情報を順次作成し、前記運転状態情報に基づいて運転状態表示画面データを順次作成し出力する制御装置と、前記運転条件情報を前記制御装置へ入力することができるとともに、前記制御装置から出力される前記運転状態表示画面データに基づいて運転状態表示画面をスクリーンに表示することができる操作表示器とを備えた組合せ秤であって、前記制御装置は、現時点における前記運転状態情報と前記現時点を示す日時情報とからなる瞬時運転情報を順次作成して記憶するように構成されるとともに、前記記憶されている瞬時運転情報の前記運転状態情報に基づいて運転状態再生画面データを作成し前記操作表示器へ出力するように構成され、前記操作表示器は、前記制御装置から出力される前記運転状態再生画面データに基づいて運転状態再生画面を前記スクリーンに表示するように構成されている。
この構成によれば、操作表示器のスクリーンに、運転中に表示される運転状態表示画面の情報を含む運転状態再生画面を表示することができるので、エラー発生時やその前後の運転状態再生画面を表示することにより操作者等が組合せ秤の正確な運転状態を知ることができ、エラーが生じた原因の追究が容易になる。そのため、エラーの発生原因を見つけだし、その発生原因を除去して再発を防止し、生産効率の向上を図ることが可能になる。また、組合せ秤の稼働状況をカメラで撮影し、その画像情報をメモリに記憶する場合には、カメラと膨大な容量をもったメモリとが必要であるが、そのような設備も不要であり、多大な設備費を要することもない。
また、前記操作表示器は、所望する再生開始日時を入力することができるように構成され、前記制御装置は、前記操作表示器から入力される前記再生開始日時と同じ日時を示す前記日時情報を含む前記瞬時運転情報の運転状態情報に基づいて前記運転状態再生画面データを、再生開始時に前記スクリーンに表示される前記運転状態再生画面のデータとして作成し前記操作表示器へ出力するように構成されていてもよい。
この構成によれば、再生開始日時を入力して運転状態再生画面を表示させることにより、運転状態を知りたい日時から容易に再生することができる。
また、前記制御装置は、運転中に所定のエラーが発生したときに前記所定のエラーが発生したことを示すエラー発生情報を含む前記運転状態情報を作成するとともに、前記エラー発生情報を含む前記運転状態情報とともに前記瞬時運転情報として記憶される前記日時情報と前記エラー発生情報とからなるエラー情報をさらに作成して記憶するように構成されるとともに、前記操作表示器からエラー情報表示信号が入力されることにより記憶している前記エラー情報を前記操作表示器のスクリーンに表示させ、前記操作表示器から入力される再生指示信号により指定される前記エラー情報に含まれる日時情報と同じ日時情報を含む前記瞬時運転情報の運転状態情報に基づいて運転状態再生画面データを、再生開始時に前記スクリーンに表示される前記運転状態再生画面のデータとして作成し前記操作表示器へ出力するように構成され、前記操作表示器は、前記エラー情報表示信号を前記制御装置へ入力することができるとともに、前記スクリーンに表示された前記エラー情報のうちのいずれか一つを指定するための前記再生指示信号を前記制御装置へ入力することができるように構成されていてもよい。
この構成によれば、エラー情報を操作表示器のスクリーンに表示させ、表示されたエラー情報のうちのいずれか一つを指定することにより、指定したエラーが発生したときの組合せ秤の運転状態を容易に再生することができる。
また、前記複数の組合せ用ホッパは、保持している被計量物の重量を計量することができる複数の計量ホッパを含み、前記組合せ秤本体は、前記計量ホッパの上方に配設され、供給される被計量物を一時保持した後、前記計量ホッパへ供給する複数の供給ホッパと、各々の前記供給ホッパに被計量物を供給するための複数の直進フィーダと、各々の前記直進フィーダに被計量物を供給するための供給フィーダとをさらに有し、前記制御装置は、保持している被計量物の重量の合計が前記所定重量範囲内の値になる前記組合せ用ホッパの組合せからなる排出組合せを求める組合せ処理を行い、この組合せ処理を行ったときに前記排出組合せとなる前記組合せ用ホッパの組合せが無い場合に前記エラー発生情報として組合せエラーが発生したことを示す情報を作成するように構成されるとともに、前記運転状態情報に各々の前記組合せ用ホッパに保持されている被計量物の重量と前記直進フィーダの振動強度及び振動時間と前記供給フィーダの振動強度及び振動時間とが含まれるように前記運転状態情報を作成するように構成されていてもよい。
この構成によれば、例えば、組合せエラーが発生した場合、その原因を追究するために、例えば、エラー発生時の運転状態再生画面において、各々の組合せ用ホッパに保持されている被計量物の重量を表示させる。これらの各重量値が小さすぎて組合せ処理を行うのに適当な重量の被計量物が供給されていない場合には、例えば直進フィーダあるいは供給フィーダの振動時間あるいは振動強度(振動振幅に対応する値)が小さすぎること等が原因であると考えられる。この場合、直進フィーダ及び供給フィーダの振動時間及び振動強度等を見て原因を追究すればよい。
また、前記制御装置は、前記組合せ処理を、保持している被計量物の重量の合計が前記所定重量範囲内の値になり、かつ保持している被計量物の個数の合計が目標個数になる前記組合せ用ホッパの組合せからなる排出組合せを求めるように構成されるとともに、前記運転状態情報に各々の前記組合せ用ホッパに保持されている被計量物の個数が含まれるように前記運転状態情報を作成するように構成されていてもよい。
この構成によれば、例えば、組合せエラーが発生した場合、エラー発生時の運転状態再生画面において、各々の組合せ用ホッパに保持されている被計量物の重量を表示させる。これらの各重量値が小さすぎることもなく、適当な重量の被計量物が供給されているのに組合せエラーが発生している場合、各々の組合せ用ホッパに保持されている被計量物の個数を表示させる。ここで、例えば組合せ処理における目標個数が奇数個であり、各組合せ用ホッパに保持されている被計量物の個数が全て偶数個の場合、複数の直進フィーダの振動時間あるいは振動強度のバランスが原因と考えられ、いくつかの直進フィーダから排出される被計量物が奇数個になるように、直進フィーダの振動時間あるいは振動強度を変更するようにすればよい。
また、前記制御装置は、任意の前記組合せ用ホッパに保持されている被計量物の重量が前記所定重量範囲の上限値を超える場合に前記エラー発生情報として前記任意の組合せ用ホッパに被計量物が過量に投入されていることを示す情報を作成するように構成されていてもよい。
この構成によれば、組合せ用ホッパに保持されている被計量物の重量が所定重量範囲の上限値を超える過量投入エラーが発生している場合、エラー発生時の運転状態再生画面において、各々の組合せ用ホッパに保持されている被計量物の重量を表示させる。ここで、過量投入エラーになっている組合せ用ホッパの重量に着目し、エラー発生時より1サイクル前あるいはそれ以前の運転状態再生画面を表示させる。例えばエラー発生時より1サイクル前において、上記組合せ用ホッパが空であったとすれば、一度に大量の被計量物が投入されたことになるので、上記組合せ用ホッパに対応する直進フィーダの振動時間あるいは振動強度の設定値が大きすぎることが原因と考えられる。この場合、上記直進フィーダの振動時間あるいは振動強度を表示させてその原因を追究することができる。また、上記組合せ用ホッパは、エラー発生時より前において正常な重量の状態が続いていたとすれば、上記組合せ用ホッパに対応する直進フィーダの振動時間あるいは振動強度の設定値が原因とは考えられず、例えば、上記組合せ用ホッパに対応する直進フィーダが隣の直進フィーダと接触していることが原因で、隣の直進フィーダの振動によって上記組合せ用ホッパに対応する直進フィーダの被計量物が多く搬送されたということが考えられる。
また、前記制御装置は、組合せ秤とともに生産ラインを構成する前記組合せ秤の後段または前段の装置から前記装置において所定のエラーが発生したことを示すエラー発生信号を入力したときに前記装置において所定のエラーが発生したことを示す情報をも前記エラー発生情報に含めるように構成されていてもよい。
本発明は、以上に説明した構成を有し、多大な設備費を要することなく、操作者等が正確な運転状態を知ることができ、エラーが生じた原因の追究が容易になる組合せ秤を提供することができるという効果を奏する。
本発明の実施の形態の組合せ秤の構成を示す概略模式図である。 本発明の実施の形態の組合せ秤の操作表示器に表示される自動運転画面の一例を示す図である。 本発明の実施の形態の組合せ秤の操作表示器に表示される自動運転画面の一例を示す図である。 本発明の実施の形態の組合せ秤の操作表示器に表示される再生/設定画面の一例を示す図である。 図4の再生/設定画面において再生日時を入力して再生された自動運転再生画面の一例を示す図である。 本発明の実施の形態の組合せ秤の操作表示器に表示されるエラー記録画面の一例を示す図である。 図6のエラー記録画面の任意の番号を選択して再生された自動運転再生画面の一例を示す図である。 本発明の実施の形態の組合せ秤の制御装置によって実現される一部の主な機能を示す機能ブロック図である。 本発明の実施の形態の組合せ秤の制御装置内の記憶部に記憶される瞬時運転情報を示す概念図である。 本発明の実施の形態の組合せ秤の操作表示器に最適組合せ期間あるいは最高速度期間における自動運転再生画面と現在の自動運転画面とを同時に表示させた場合の一例を示す図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施の形態の組合せ秤の構成を示す概略模式図である。
本実施の形態の組合せ秤は、外部装置である供給装置10から被計量物が供給される組合せ秤本体1と、組合せ秤本体1の動作を制御する制御装置19と、操作表示器20とが備えられている。組合せ秤本体1には、分散フィーダ(供給フィーダ)11と、複数の直進フィーダ12と、複数の供給ホッパ13と、複数の計量ホッパ14及び重量センサ14aと、複数のメモリホッパ15と、集合シュート16と、集合ファンネル17と、レベル検出器18とが備えられている。
組合せ秤本体1は、その装置上部の中央に、供給装置10から供給される被計量物を振動によって放射状に分散させる円錐形の分散フィーダ11が設けられている。供給装置10は、図示されないベルトコンベアから供給される被計量物を振動によって搬送して分散フィーダ11の中央部へ供給する。分散フィーダ11は、被計量物が載せられる円錐形の被計量物載置部11aと、被計量物載置部11aを振動させる振動装置11bとを備え、供給装置10からその中央部に供給される被計量物を振動によってその周縁部方向へ送り出す。分散フィーダ11の周囲には、分散フィーダ11から送られてきた被計量物を振動によって各供給ホッパ13に送りこむための複数の直進フィーダ12が放射状に設けられている。各直進フィーダ12には、被計量物を載せて搬送するための搬送トラフ12aと、搬送トラフ12aを振動させる振動装置12bとが備えられている。各直進フィーダ12の下方には、供給ホッパ13、計量ホッパ14及びメモリホッパ15がそれぞれ対応して設けられ、それぞれ円状に配設されている。供給ホッパ13は直進フィーダ12から送りこまれた被計量物を受け取り、その下方に配置された計量ホッパ14が空になるとゲートを開いて計量ホッパ14へ被計量物を投入する。
計量ホッパ14は、その保持している被計量物をメモリホッパ15と集合シュート16へ選択的に排出可能なように排出用ゲートが設けられている。メモリホッパ15は計量ホッパ14の斜め下方に配置され、空になると計量ホッパ14から被計量物が投入される。
円状に列設された計量ホッパ14及びメモリホッパ15の下方には集合シュート16が設けられ、集合シュート16の下部には集合ファンネル17が配設されている。集合ファンネル17の下方に包装機(図示せず)が配置される。
また、各計量ホッパ14には、計量ホッパ14内の被計量物の重量を計測するロードセル等の重量センサ14aが取り付けられ、各重量センサ14aによる計測値は制御装置19へ出力される。
制御装置19は、後述の組合せ処理を行うことにより、複数の計量ホッパ14およびメモリホッパ15の中から被計量物を排出させるホッパの組合せ(以下、「排出組合せ」という)を求め、例えば、図示されない包装機からの排出要求信号を入力すると、その排出組合せに選択されているホッパから被計量物を集合シュート16上へ排出させる。この排出された被計量物は、集合シュート16を滑り落ちて集合ファンネル17から包装機へ排出される。
また、分散フィーダ11上の被計量物の量を検出するためのレベル検出器18が設けられている。このレベル検出器18には、例えば超音波センサが用いられ、分散フィーダ11上の被計量物の層厚が検出され、その検出信号は制御装置19へ送出される。制御装置19では、レベル検出器18によって検出される分散フィーダ11上の被計量物の層厚を基に、分散フィーダ11上の被計量物を一定量に保つように、供給装置10を制御する。
制御装置19は、例えばマイクロコンピュータ等によって構成され、CPU等からなる演算制御部19aと、RAM及びROM等のメモリを有し、運転条件情報及び運転用プログラム等を記憶する記憶部19bと、演算制御部19aへ日時情報(年月日及び時刻)を提供する例えばリアルタイムクロックからなる時計19cとを有している。そして、演算制御部19aが予め設定された運転条件情報を用いて運転用プログラムを実行することにより、制御装置19は前述の供給装置10の動作制御および組合せ秤の全体の動作制御を行うとともに、排出組合せを求める組合せ処理等を行う。
組合せ処理では、重量センサ14aにより計測された各計量ホッパ14及びメモリホッパ15内の被計量物の重量に基づいて組合せ演算を行い、複数の計量ホッパ14及びメモリホッパ15の中から、保持している被計量物の重量の合計(組合せ重量)が所定重量範囲(目標重量に対する許容重量範囲)内であり、かつ保持している被計量物の個数の合計が目標個数となる計量ホッパ14及びメモリホッパ15の組合せを1つ選択し、それを排出組合せとする。ここで、メモリホッパ15内の被計量物の重量は、そのメモリホッパ15の上方の計量ホッパ14において重量センサ14aによって計量された値が用いられる。また、各計量ホッパ14及びメモリホッパ15に保持されている被計量物の個数については、例えば、保持している被計量物の重量を予め設定された被計量物1個の重量値で割り算し、小数点以下を四捨五入することにより求めるようにしている。
記憶部19bには、運転用プログラム、運転条件情報等が記憶されており、さらに後述する瞬時運転情報やエラー情報等が記憶される。
操作表示器20は、例えばタッチパネルディスプレイ等を用いて構成され、組合せ秤の操作およびその運転条件情報の設定等を行うための入力手段と、運転速度、組合せ重量等をスクリーン(ディスプレイ画面)に表示する表示手段とを備えている。
また、制御装置19は、操作表示器20からの信号を入力するとともに、操作表示器20へ表示するデータ等の信号を出力する。
また、前述のように組合せ秤の後段すなわち集合ファンネル17の下方には、組合せ秤から排出される被計量物を受け入れて包装する包装機が配設され、さらにその後段に、重量検査装置等が配設されて生産ラインが構成されている。
このような生産ラインにおいて、組合せ秤では、通常、所定のサイクルで組合せ処理が行われて排出組合せが求められ、包装機から排出要求信号が入力されていると、排出組合せに選択されているホッパ14,15から被計量物が排出され、包装機へ排出される。
包装機(例えば縦ピロー包装機)では、袋を製造しながら、組合せ秤から排出される被計量物を受け入れて袋詰めする。この場合、組合せ秤から排出された被計量物は包装機の受入れ口であるチューブを通って筒状の包材内に充填され、横シール機により先行する袋の上端と後続の袋の下端とにまたがって横方向のシール(横シール)が行われる。この横シールは組合せ秤から先に排出された被計量物とその次に排出された被計量物との間に行われるが、そのタイミング等によっては横シール部分に被計量物が噛み込み、シール不良が発生することがある。ここで、包装機では、このシール不良を検知すると、その旨を示すシールエラー発生信号を組合せ秤の制御装置19へ送信するように構成されている。
また、重量検査装置は、包装済みの被計量物を重量計量機能を有するコンベア上を搬送しながら被計量物の重量を検出し、その重量が、予め設定された所定重量範囲内であると「適量品」と判定し、所定重量範囲の上限値を超えると「過量品」と判定し、所定重量範囲の下限値より少ないと「軽量品」と判定する。ここで重量検査装置は、判定結果が「適量品」でないときには、その判定結果(「過量品」、「軽量品」)を示す重量エラー発生信号を組合せ秤の制御装置19へ送信するように構成されている。
組合せ秤の制御装置19では、上記のシールエラー発生信号、重量エラー発生信号を受信すると、それらを受信した日時とエラーの内容とをエラー情報として記憶部19bに記憶する。このように、組合せ秤とともに生産ラインを構成する組合せ秤の後段の装置からのエラー発生信号の他、組合せ秤の前段の装置からのエラー発生信号を受信し、その受信した日時とエラーの内容とをエラー情報として記憶部19bに記憶するようにしてもよい。また、上記のエラーの内容は、後述の運転状態情報にも含められる。
組合せ秤において、それぞれ1個ずつ対応して設けられている直進フィーダ12、供給ホッパ13、計量ホッパ14、重量センサ14a及びメモリホッパ15によって1つの計量ユニットが構成されている。以下では、この組合せ秤には計量ユニットが10個備えられ、10個の計量ユニットには予め1〜10の番号が付され、n番(nは1〜10)の計量ユニットの直進フィーダ12、供給ホッパ13、計量ホッパ14及びメモリホッパ15はそれぞれ、n番の直進フィーダ12、n番の供給ホッパ13、n番の計量ホッパ14、n番のメモリホッパ15とする。
この組合せ秤では、例えば、電源を投入すると、操作表示器20のスクリーンに、メニュー画面(図示せず)が表示される。このメニュー画面には、例えば、「運転条件設定」のタッチキー、「自動運転」のタッチキーなどが表示されている。
操作者が「運転条件設定」のタッチキーにタッチすると、組合せ秤の運転条件情報を設定するために用いられる運転条件設定画面(図示せず)が表示される。この運転条件設定画面上で、目標重量など、組合せ秤の複数の運転条件設定項目の値を設定することができる。また、「自動運転」のタッチキーをタッチすると、例えば図2に示すような自動運転画面が表示される。
図2、図3はそれぞれ、組合せ秤の自動運転画面(運転状態表示画面)、すなわち組合せ秤の自動運転中に操作表示器20のスクリーンに表示される画面の一例を示す図である。
この自動運転画面21では、被計量物の品種番号及び品種名等が表示される品種表示エリア22と、計量ユニット状態表示エリア23と、運転状況表示エリア24と、フィーダ強度表示エリア25と、「運転開始/停止」のタッチキー26と、「録画」ON−OFFタッチキー27と、「再生/設定」画面呼び出しタッチキー28と、「復帰」のタッチキー29と、「最適組合せ期間」のタッチキー30と、「最高速度期間」のタッチキー31等を有している。
計量ユニット状態表示エリア23には、そのエリア23内の円内に、各計量ユニットの状態を切り替えて表示することができる。円の外側に表示されている、「平均重量」、「組合せ参加率」、「組合せ」、「有効ホッパ」、「強度」、「時間」の領域をタッチすることにより、それぞれの状態を円内に表示することができる。図2では、「平均重量」の領域がタッチされている状態を示す。この場合、10個ある1〜10番の各計量ユニットに対応してエリア23内の円が10分割され、分割された各領域に計量ホッパに投入された被計量物の最新(直近)のm回(mは所定の値)の重量の平均値(平均重量値)が表示されている。例えば、1番の計量ユニットの平均重量値は23.5(g)であり、10番の計量ユニットの平均重量値は27.8(g)であることが表示されている。また、最も内側の円内には、レベル検出器18により検出される分散フィーダ11上の被計量物の量が重量レベル(被計量物の量に対応して予め定められた値)として示されている。
また、図3では、計量ユニット状態表示エリア23において、「有効ホッパ」の領域がタッチされている状態を示す。この場合、エリア23内の円内には、各計量ホッパ14及び各メモリホッパ15の各ホッパの状態が示されている。三角印が付いているホッパが有効ホッパ、すなわち、供給されている被計量物の重量が目標重量に対する許容重量範囲の上限値以下であり、排出組合せの選択対象になりえるホッパである。また、白丸印が付いているホッパは、排出組合せに選択されているホッパであることを示し、黒丸印が付いているホッパは、目標重量に対する許容重量範囲の上限値を超える被計量物、すなわち過量な被計量物が投入されているホッパ(過量投入エラーになっているホッパ)であることを示す。ここで、最も外側の円と外側から2番目の円の間の領域に計量ホッパに関する情報が示され、外側から2番目の円と外側から3番目の円の間の領域にメモリホッパに関する情報が示されている。
また、「組合せ参加率」の領域がタッチされた場合には、最新(直近)のk回(kは所定の値)の排出組合せのうちで各ホッパ14,15が排出組合せに選択された回数が示される。「組合せ」の領域がタッチされた場合には、排出組合せに選択されているホッパが白丸印で示される。また、「強度」の領域がタッチされた場合には、各計量ユニットの直進フィーダの振動強度(振動振幅に対応する値)が示され、「時間」の領域がタッチされた場合には、各計量ユニットの直進フィーダの1回の振動時間が示される。
また、運転状況表示エリア24には、組合せ重量と運転速度(1分間の排出回数)等が表示され、フィーダ強度表示エリア25には、直進フィーダの振動強度と分散フィーダの振動強度が表示されている。
また、図3では、小ウインドウ32が開いてエラーメッセージが表示されている。ここでは、No.8(8番)の計量ホッパ14が過量投入エラーになっていることと、包装機から排出要求信号がきていないので、組合せ秤から被計量物を排出できない状態であることを報知している。
また、図示していないが、自動運転画面21中に、例えば「ヒストグラム」のタッチキーを表示しておいて、このタッチキーをタッチすると、現時点までの所定時間内に集計された組合せ重量の分布を示すヒストグラムを表示させることもできる。
上記のように自動運転画面21には、そのときの運転状態を示す様々な情報が表示される。本実施の形態では、自動運転画面21において表示される組合せ秤の運転状態を示す情報を含む運転状態情報を、そのときの年月日及び時刻を示す日時情報とともに瞬時運転情報として記憶部19bに記憶するようにしている。
この自動運転画面21において、「停止」のタッチキー26をタッチすると、組合せ秤の運転が停止し、「開始」のタッチキーに変わる。この「開始」のタッチキーをタッチすると組合せ秤の運転が開始され、「停止」のタッチキー26に変わる。また、「復帰」のタッチキー29をタッチすると、自動運転画面21を呼び出した表示画面、ここでは、メニュー画面(図示せず)に戻る。
また、「録画」のタッチキー27をタッチすると、そのタッチキー27の色が変わり、上記の運転状態情報が日時(年月日及び時刻)情報とともに瞬時運転情報として記憶部19bに記憶される録画状態となる。この状態で、もう一度「録画」のタッチキー27をタッチすると、タッチキー27の色はもとの色に戻り、録画が停止される。本実施の形態では、通常は録画状態で組合せ秤が運転される。
なお、運転状態情報には、自動運転画面で各表示エリア22,23,24,25に表示されている情報の他、計量ユニット状態表示エリア23内の「平均重量」、「組合せ参加率」、「組合せ」、「有効ホッパ」、「強度」、「時間」の各領域をタッチしたときに円内に表示することができる情報等も含まれる。
「再生/設定」のタッチキー28をタッチすると、例えば図4に示すような再生/設定画面が呼び出される。
図4は、再生/設定画面の一例を示す図である。
この再生/設定画面41では、自動運転画面の再生表示したい再生開始日時をタッチキー42〜44を用いて入力する。再生開始日時の入力は、年を表示するタッチキー42、月日を表示するタッチキー43、時刻を表示するタッチキー44のそれぞれのタッチキーをタッチすると、テンキー46が表示され、そのテンキー46をタッチして所望の数字を入力することにより行うことができる。
このように再生開始日時を入力して、「再生」のタッチキー50をタッチすると、入力した再生開始日時における自動運転画面が再生された自動運転再生画面が表示される。
図5は、上記再生開始日時を入力して再生された自動運転再生画面(運転状態再生画面)の一例を示す図である。
この自動運転再生画面61において、「再生」のタッチキー62をタッチすると連続再生状態となり、再生開始日時以降の自動運転画面の再生画面が順番に表示され、「停止」のタッチキー63をタッチすると再生を停止する。「再生」のタッチキー62をタッチした後、「コマ送」のタッチキー64をタッチするとこま送り再生となり、「巻戻」のタッチキー65をタッチすると巻戻し再生となり、「早送」のタッチキー66をタッチすると早送り再生となる。また、「復帰」のタッチキー67をタッチすると、自動運転再生画面61を呼び出した表示画面、ここでは、図4の再生/設定画面41に戻る。
このように再生開始日時を入力して自動運転再生画面61を表示させることにより、運転状態を知りたい日時から容易に再生することができる。
なお、ここでは、再生開始日時を指定するようにしているが、再生期間を指定するようにしてもよい。この場合、例えば、再生開始日時と再生終了日時とを入力する、あるいは再生開始日時と再生時間とを入力するようにして再生期間を指定し、再生の停止等の操作を行わない限り、再生期間における自動運転再生画面が連続して表示されるように構成すればよい。
また、図4に示す再生/設定画面41の録画記録表示領域47には、録画記録の日時を示す情報が録画された順に番号が付されて表示されている。
この録画記録表示領域47の任意の番号を選択(タッチ)すると、その番号を含む録画記録の日時の行の色が変わり、「再生」のタッチキー50をタッチすると、選択された番号の日時における自動運転画面が再生表示される。これは図5と同様の自動運転再生画面が表示される。例えば、録画記録表示領域47の8番を選択して再生すれば、2008年10月20日の8時30分からの自動運転画面が再生表示される。
また、録画記録表示領域47の番号を選択(タッチ)し、「消去」のタッチキー51をタッチすると、選択された番号の録画情報が削除される。なお、スクロールキー48a、48bをタッチして録画記録表示領域47内に表示される情報を上下にスクロールでき、他に録画記録の日時を示す情報がある場合にはそれらを表示させて見ることができる。
また、「エラー記録」のタッチキー49をタッチすると、例えば図6に示すようなエラーの発生記録を示すエラー記録画面71が呼び出されて表示される。
このエラー記録画面71では、エラー記録表示領域72に複数のエラー情報が表示されている。これらの複数のエラー情報は、エラーの内容とそれが発生した日時(エラー発生日時)等からなるエラー情報が記憶される順に番号が付されて、制御装置19の記憶部19に記憶されている。
エラーの内容について説明する。「組合せ抜け」と「組合せ無し」とはいずれも排出組合せを求めることができない組合せエラーである。「組合せ抜け」は、組合せ処理を行うあるタイミングでは排出組合せを求めることができなかったが、計量ホッパに被計量物を追加投入した後の組合せ処理を行うタイミングで排出組合せを求めることができたこと、すなわち排出組合せを1回だけ求めることができず、被計量物の排出を1回できなかったことを示している。また、「組合せ無し」とは、連続して排出組合せを求めることができず、組合せ秤が動作停止状態になったことを示している。また、「過量投入エラー」とは、計量ホッパに目標重量に対する許容重量範囲の上限値を超える被計量物、すなわち過量な被計量物が供給されていることを示している。また、「ゲート開閉エラー」とは、ホッパのゲートが閉じた時に設定されている位置に戻らない状態であることを示している。この他のエラーとしては、計量ホッパに取り付けられている重量センサ14aの零点補正時にその時の零点が初期値から大幅に(所定値以上)外れている零点エラー等がある。
また、制御装置19は、前述の包装機からのシールエラー発生信号、重量検査装置からの重量エラー発生信号を受信すると、それらを受信した日時(エラー発生日時)とエラーの内容とをエラー情報として記憶部19bに記憶しており、これらもエラー記録画面71に表示される。
このエラー記録画面71において、エラー記録表示領域72内の任意の番号を選択(タッチ)すると、その番号、内容及び日時等を含む行の色が変わり、「再生」のタッチキー74をタッチすると、選択された番号の日時における自動運転画面が再生された画面(自動運転再生画面)が表示される。また、エラー記録表示領域72内の任意の番号を選択(タッチ)し、「消去」のタッチキー75をタッチすると、選択された番号のエラー情報が消去される。なお、スクロールキー73a、73bをタッチしてエラー記録表示領域72内に表示される情報を上下にスクロールでき、他に記録情報がある場合にはそれらを表示させて見ることができる。
図7は、エラー記録画面71において、任意の番号のエラーを選択し、「再生」のタッチキー74をタッチして再生された自動運転再生画面の一例を示す図である。
この自動運転再生画面81において、「エラー発生時」のタッチキー85をタッチするとエラー発生時における自動運転画面の再生画面が表示され、「1サイクル前」のタッチキー84をタッチするたびに1サイクルずつ戻った時の自動運転画面の再生画面が表示され、「1サイクル後」のタッチキー86をタッチするたびに1サイクルずつ進んだ時の自動運転画面の再生画面が表示される。また、「再生」のタッチキー83をタッチすると連続再生状態となり、「停止」のタッチキー90をタッチすると再生を停止する。また、「復帰」のタッチキー87をタッチすると、自動運転再生画面81を呼び出した表示画面、ここでは、図6のエラー記録画面71に戻る。また、自動運転再生画面81では、計量ユニット状態表示エリア23内の円の外側に表示されている、「平均重量」、「組合せ参加率」、「組合せ」、「有効ホッパ」、「強度」、「時間」の領域をタッチすると、自動運転中の場合と同様に、それぞれに関する情報が円内に表示される。このことは図5の自動運転再生画面61においても同様である。
以上のように、エラー記録画面71を表示させ、それに表示されているうちのいずれか1つのエラーを選択することにより、選択したエラーが発生したときの組合せ秤の運転状態を自動運転再生画面81に容易に再生することができる。
図7の自動運転再生画面81では、「エラー発生中」の表示領域82があり、この表示領域82をタッチすると、例えば図3に示されるエラーメッセージの小ウインドウ32が表示される。自動運転再生画面81においても、上記の「エラー発生中」を表示する代わりに、自動運転画面で表示される例えば図3に示されるエラーメッセージの小ウインドウ32を表示するようにしてもよい。
また、自動運転再生画面81では、計量ユニット状態表示エリア23内の円の外側に「毎回重量」と表示された領域88と、「毎回個数」と表示された領域89とがある(図5の自動運転再生画面61も同様)。「毎回重量」と表示された領域88をタッチすると、計量ユニット状態表示エリア23の円内に、各計量ホッパ14及びメモリホッパ15内の被計量物の重量が表示される。また、「毎回個数」と表示された領域89をタッチすると、計量ユニット状態表示エリア23の円内に、各計量ホッパ14及びメモリホッパ15内の被計量物の個数が表示される。図7では、「毎回重量」の領域88がタッチされたときの状態が示されている。
なお、実際の自動運転中に表示される自動運転画面では、各ホッパ14,15内の被計量物の重量及び個数はめまぐるしく変化するので、「毎回重量」及び「毎回個数」の表示を行うようにしていないが、各計量ホッパ14及びメモリホッパ15内の被計量物の重量及び個数も瞬時運転情報として記憶部19bに記憶されている。
なお、制御装置19は、組合せ処理において、被計量物の個数については考慮しないで、保持している被計量物の重量の合計が組合せ目標重量に対する許容範囲内となる計量ホッパ14及びメモリホッパ15の組合せを排出組合せとして求めるように構成されていてもよい。この場合には、各計量ホッパ14及びメモリホッパ15内の被計量物の個数は、算出されず、また瞬時運転情報としても記憶されない。したがって、この場合には自動運転再生画面81において、「毎回個数」の表示は行われない。
以上のような画面を表示させるための構成の一例について説明する。
図8は、組合せ秤の制御装置19によって実現される一部の主な機能を示す機能ブロック図である。ここでは、図5や図7に示される自動運転再生画面61,81及び図6に示されるエラー記録画面71を表示させるための機能について説明する。また、図9は、制御装置19内の記憶部19bに記憶される瞬時運転情報D2を示す概念図である。
ここで、制御装置19は、記憶部19bと、リアルタイムクロックからなる時計19cと、表示画面データ作成手段191と、入力制御手段192と、記憶情報作成手段193とを有している。
運転状態情報D1は、制御装置19の図8では図示されない手段によって1サイクル(組合せ処理が行われる周期)ごとに順次作成され、表示画面データ作成手段191と記憶情報作成手段193とへ順次供給される。この運転状態情報D1には、制御装置19がその外部から取得する情報(例えば入力制御手段192を介して重量センサ14aから取得する重量値等)と、制御装置19が作成(導出)した情報(例えば組合せ重量及び運転速度等)とが含まれる。
組合せ秤の運転中には、通常、表示画面データ作成手段191は、順次作成される運転状態情報D1と、自動運転画面を作成するためのフォーム情報とに基づいて、自動運転画面の表示データを順次作成し、操作表示器20へ出力する。これにより、例えば図2や図3等の自動運転画面21が操作表示器20のスクリーンに表示される。
また、記憶情報作成手段193は、運転状態情報D1に時計19cから提供される現在の日時情報を付加して瞬時運転情報D2を作成し、記憶部19bに記憶する。瞬時運転情報D2は運転状態情報D1が順次作成されるたびに作成され、順次、記憶部19bに記憶される。
また、記憶情報作成手段193は、運転状態情報D1にエラー発生情報(発生したエラーの内容)が含まれる場合には、そのエラー発生情報を抽出し、エラー発生情報に現在の日時情報等を付加してエラー情報D3を作成し、記憶部19bに記憶する。なお、瞬時運転情報D2にはエラー発生情報が含まれたままである。エラー情報D3は、図6のエラー記録画面71のエラー記録表示領域72に表示される情報である。図6に示されるように、本実施の形態では、エラー発生情報に現在の日時情報と品種番号を付加してエラー情報D3を作成しているが、品種番号を付加しないようにしてもよい。また、組合せ秤とともに生産ラインを構成する外部機器から入力されるエラー発生信号、例えば、包装機のシールエラー発生信号や重量検査装置の重量エラー発生信号を入力制御手段192から入力すると、記憶情報作成手段193は、それらを受信した日時と発生したエラーの内容とをエラー情報D3として記憶部19bに記憶する。
以上のようにして瞬時運転情報D2とエラー情報D3とが記憶部19bに記憶されている。
瞬時運転情報D2は、例えば、図9に示すように、日時の情報(年月日及び時刻)、被計量物の品種情報(品種番号及び品種名)、分散フィーダの振動強度及び振動時間、各直進フィーダの振動強度及び振動時間、各計量ホッパ及び各メモリホッパに保持されている被計量物の重量及び個数、各計量ホッパに保持される被計量物の平均重量、組合せ重量や運転速度などの他、発生したエラーの情報等からなる。この瞬時運転情報D2から日時の情報を除いた情報が運転状態情報D1である。この運転状態情報D1には、数値情報からなる運転条件情報の一部が含まれる。例えば、直進フィーダの振動強度及び振動時間は運転条件情報である。また、運転状態情報D1に含まれない運転条件情報としては、例えば供給ホッパ、計量ホッパ及びメモリホッパのそれぞれのゲート開時間等がある。
運転状態情報D1及び瞬時運転情報D2は、組合せ処理が行われる1サイクルごとに作成され、自動運転画面及び自動運転再生画面において表示される組合せ秤の運転状態に関する情報の全ての情報を含んでいる。なお、正常な運転時の組合せ処理の開始時間の間隔を1サイクルとすれば、正常な運転時には、1サイクルごとに組合せ処理が行われ、1サイクルごとに排出組合せに選択されているホッパ14,15から被計量物が排出される。さらに、供給ホッパ13から空の計量ホッパ14への被計量物の供給、直進フィーダ12から空の供給ホッパ13への被計量物の供給及び分散フィーダ11から直進フィーダ12への被計量物の被計量物の供給も、1サイクルごとに行われる。
例えば図4の再生/設定画面41において、タッチキー42〜44を用いて再生開始日時を入力して、「再生」のタッチキー50をタッチすると、操作表示器20から再生開始日時が入力制御手段192を介して表示画面データ作成手段191へ入力される。表示画面データ作成手段191では、再生開始日時と同じ日時情報を有する瞬時運転情報D2を記憶部19bから読み出し、その瞬時運転情報D2のうちの運転状態情報D1と、第1の自動運転再生画面を作成するためのフォーム情報とに基づいて、自動運転再生画面の表示データを作成し、操作表示器20へ出力する。これにより、例えば図5のような自動運転再生画面61が操作表示器20のスクリーンに表示される。そして、通常の再生(連続再生)の場合には、上記再生開始日時以降の日時情報を有する瞬時運転情報D2が日時の順番(すなわち記憶順)に読み出され、同様にして自動運転再生画面61が操作表示器20のスクリーンに表示される。すなわち、上記再生開始日時は、再生開始画面(再生開始時の自動運転再生画面61)を指定するための情報である。
なお、再生開始日時に代えて、再生開始日時と再生終了日時とを入力して再生期間を指定するようにする場合には、表示画面データ作成手段191が、再生開始日時と同じ日時情報を有する瞬時運転情報D2から再生終了日時と同じ日時情報を有する瞬時運転情報D2までの瞬時運転情報D2を記憶部19bから順次読み出し、その瞬時運転情報D2のうちの運転状態情報D1と、第1の自動運転再生画面を作成するためのフォーム情報とに基づいて、自動運転再生画面の表示データを順次作成し、操作表示器20へ出力するように構成すればよい。また、再生開始日時と再生時間とを入力して再生期間を指定する場合には、表示画面データ作成手段191は、再生開始日時と再生時間とから再生終了日時を求めて、上記と同様にすればよい。
また、図4の再生/設定画面41において、「エラー記録」のタッチキー49をタッチすると、操作表示器20からエラー情報表示信号が入力制御手段192を介して表示画面データ作成手段191へ入力される。表示画面データ作成手段191では、エラー情報表示信号が入力されると、全てのエラー情報D3を記憶部19bから読み出し、それらのエラー情報D3と、エラー記録画面を作成するためのフォーム情報とに基づいて、エラー記録画面の表示データを作成し、操作表示器20へ出力する。これにより、例えば図6のようなエラー記録画面71が操作表示器20のスクリーンに表示される。
そして、図6のエラー記録画面71において、エラー記録表示領域72内の任意の番号を選択(タッチ)して、「再生」のタッチキー74をタッチすると、選択された番号のエラー発生日時が操作表示器20から入力制御手段192を介して表示画面データ作成手段191へ入力される。表示画面データ作成手段191では、エラー発生日時と同じ日時情報を有する瞬時運転情報D2を記憶部19bから読み出し、その瞬時運転情報D2のうちの運転状態情報D1と、第2の自動運転再生画面を作成するためのフォーム情報とに基づいて、自動運転再生画面の表示データを作成し、操作表示器20へ出力する。これにより、例えば図7のような自動運転再生画面81が操作表示器20のスクリーンに表示される。そして、通常の再生(連続再生)の場合には、上記エラー発生日時以降の日時情報を有する瞬時運転情報D2が日時の順番(すなわち記憶順)に読み出され、同様にして自動運転再生画面81が操作表示器20のスクリーンに表示される。すなわち、上記エラー発生日時は、再生開始画面(再生開始時の自動運転再生画面81)を指定するための情報である。
なお、図示していないが、記憶部19b内の所定領域に、自動運転画面、第1及び第2の自動運転再生画面、エラー記録画面等の各画面を作成するための各フォーム情報が記憶されており、表示画面データ作成手段191は、必要なフォーム情報を記憶部19bから読み出して使用する。
また、図10は、最適組合せ期間あるいは最高速度期間における自動運転再生画面と現在の自動運転画面とを同時に表示させた場合の一例を示す図である。
例えば図2、図3に示す自動運転画面21中の「最適組合せ期間」のタッチキー30あるいは「最高速度期間」のタッチキー31をタッチすると、例えば図10に示すように、最適組合せ期間あるいは最高速度期間における自動運転再生画面61と現在の自動運転画面21とを別ウインドウでスクリーン91に表示することができる。自動運転再生画面61の見えている部分をタッチすると、自動運転再生画面61が前面側に表示されて現在の自動運転画面21がその背面側になる。その状態で、逆に現在の自動運転画面21の見えている部分をタッチすると、現在の自動運転画面21が前面側に表示されて自動運転再生画面61がその背面側になる。このように自動運転再生画面81と現在の自動運転画面21とを別ウインドウで表示し、前面側と背面側とを切り替えることができる。
ここで、最適組合せ期間とは、例えば移動平均によって求められる最新10回の組合せ重量の平均値が目標重量に最も近い期間である。
また、最高速度期間とは、例えば移動平均によって求められる最新10回の排出所要時間に基づく運転速度が最も速い期間、言い換えれば組合せ秤が10回連続して計量済みの被計量物を排出するのに要する時間が最短の期間である。
制御装置19では、随時、上記の組合せ重量の平均値及び上記の運転速度を求める。そして、随時求める組合せ重量の平均値がより目標重量に近い期間があればその期間を最適組合せ期間(期間開始日時及び期間終了日時)として更新して記憶部19bに記憶するようにしている。ここで、記憶している最適組合せ期間と組合せ重量の平均値が等しい期間があれば、その2つの期間のうちの運転速度が速い方の期間を新しい最適組合せ期間とする。また、制御装置19は、随時求める運転速度がより速い期間があればその期間を最高速度期間(期間開始日時及び期間終了日時)として更新して記憶部19bに記憶するようにしている。ここで、記憶している最高速度期間と運転速度が等しい期間があれば、その2つの期間のうちの組合せ重量の平均値が目標重量に近い方の期間を新しい最高速度期間とする。
そして、自動運転画面21中の「最適組合せ期間」のタッチキー30あるいは「最高速度期間」のタッチキー31をタッチすると、最適組合せ期間表示信号あるいは最高速度期間表示信号が操作表示器20から図8の入力制御手段192を介して表示画面データ作成手段191へ入力される。表示画面データ作成手段191では、最適組合せ期間表示信号あるいは最高速度期間表示信号を入力すると、記憶部19bに記憶されている最適組合せ期間あるいは最高速度期間の期間開始日時及び期間終了日時を読み出し、さらに期間開始日時と同じ日時情報を有する瞬時運転情報D2から期間終了日時と同じ日時情報を有する瞬時運転情報D2までの瞬時運転情報D2を記憶部19bから順次読み出し、その瞬時運転情報D2のうちの運転状態情報D1と、例えば第1の自動運転再生画面を作成するためのフォーム情報とに基づいて、自動運転再生画面の表示データを順次作成し、操作表示器20へ出力する。これにより、図10のように自動運転再生画面61が自動運転画面21とともに操作表示器20のスクリーン91に表示される。
また、「復帰」のタッチキー93をタッチすると、前の画面、ここでは、例えば図2の自動運転画面21に戻る。
なお、自動運転再生画面61と現在の自動運転画面21とを図10のようにマルチウインドウで表示する代わりに、スクリーンの表示領域を上下あるいは左右の2つの領域に分割(画面分割)して、一方の領域に、最適組合せ期間あるいは最高速度期間における自動運転再生画面61を表示させ、他方の領域に、現在の自動運転画面21を表示させるように構成してもよい。
以上のように、最適組合せ期間あるいは最高速度期間における自動運転再生画面61と現在の自動運転画面21とをマルチウインドウあるいは画面分割により表示することにより、運転状態を容易に比較対照することができる。
本実施の形態では、操作表示器20に、自動運転中に表示される自動運転画面の情報を含む自動運転再生画面を表示することができるので、エラー発生時やその前後の自動運転再生画面を表示することにより組合せ秤の正確な運転状態を知ることができ、エラーが生じた原因の追究が容易になる。そのため、エラーの発生原因を見つけだし、その発生原因を除去して再発を防止し、生産効率の向上を図ることが可能になる。ここで、自動運転再生画面では、直進フィーダ12の振動時間及び振動強度や各計量ホッパ14及びメモリホッパ15内の被計量物の重量等の数値情報を表示できるので、前述のように正確な運転状態を知ることができる。また、組合せ秤の稼働状況をカメラで撮影し、その画像情報をメモリに記憶する場合には、カメラと膨大な容量をもったメモリとが必要であるが、そのような設備も不要であり、多大な設備費を要することもない。
例えば、「組合せ抜け」や「組合せ無し」の組合せエラーが発生した場合、その原因を追究するために、例えば、エラー発生時の自動運転再生画面において、計量ユニット状態表示エリア23内の「毎回重量」と表示された領域88をタッチし、各ホッパ14,15に保持されている被計量物の重量値を表示させる。これらの各重量値が小さすぎて組合せ処理を行うのに適当な量の被計量物が供給されていない場合には、例えば分散フィーダ11あるいは直進フィーダ12の振動時間あるいは振動強度が小さすぎる、あるいは供給装置10から供給される被計量物が少なすぎるのが原因であると考えられる。この場合、分散フィーダ11及び直進フィーダ12の振動時間及び振動強度、分散フィーダ11上の被計量物の重量レベル等を見てさらに原因を追究して対処すればよい。
また、各ホッパ14,15に保持されている被計量物の重量値は小さすぎることもなく、適当な重量の被計量物が供給されているのに組合せエラーが発生している場合、エラー発生時の計量ユニット状態表示エリア23内の「毎回個数」と表示された領域89をタッチし、各ホッパ14,15に保持されている被計量物の個数を表示させる。ここで、例えば組合せ処理における目標個数が奇数個であり、各ホッパ14,15に保持されている被計量物の個数が全て偶数個の場合、複数の直進フィーダ12の振動時間あるいは振動強度のバランスが原因と考えられる。この場合、いくつかの直進フィーダ12から排出される被計量物が奇数個になるように、いくつかの直進フィーダ12の振動時間あるいは振動強度を変更するようにすればよい。
また、計量ホッパ14に保持されている被計量物の重量値が目標重量に対する許容重量範囲の上限値を超える過量投入エラーが発生している場合、エラー発生時の計量ユニット状態表示エリア23内の「毎回重量」と表示された領域88をタッチし、各ホッパ14,15に保持されている被計量物の重量を表示させる。ここで、過量投入エラーになっている計量ホッパ14の重量に着目し、例えば図7のような自動運転再生画面81において「1サイクル前」のタッチキー84を1回以上タッチして、エラー発生時より1サイクル前あるいはそれ以前の状態を表示させる。例えばエラー発生時より1サイクル前において、上記計量ホッパ14が空であったとすれば、一度に大量の被計量物が投入されたことになるので、同計量ユニットの直進フィーダ12の振動時間あるいは振動強度の設定値が大きすぎることが原因と考えられる。この場合、同計量ユニットの直進フィーダ12の振動時間あるいは振動強度の設定値を小さくすればよい。また、例えば、エラー発生時より1サイクル前、2サイクル前など、エラー発生時より前においては有効ホッパの状態が続いていたとすれば、同計量ユニットの直進フィーダ12の振動時間あるいは振動強度の設定値が原因とは考えられず、例えば、同計量ユニットの直進フィーダ12が隣の直進フィーダ12と接触していることが原因で、隣の直進フィーダ12の振動によって同計量ユニットの直進フィーダ12の被計量物が多く搬送されたということが考えられる。この場合には、直進フィーダ12の位置の調整を行えばよい。
以上のように同じエラーであってもその原因が同じとは限らず、自動運転再生画面に表示される情報からエラーの発生原因を追究することが容易になる。
なお、本実施の形態では、組合せに参加するホッパ(組合せ用ホッパ)として計量ホッパ14とメモリホッパ15を有する図1の組合せ秤を一例として挙げたが、この構成に限られるものではない。例えば、メモリホッパ15が無く、組合せ用ホッパが複数の計量ホッパ14のみからなる構成としてもよい。その他、種々変更可能である。また、組合せ用ホッパの配置も円状に限らず、例えば直線状に配置された構成でもよい。
なお、制御装置19は、必ずしも単独の制御装置で構成される必要はなく、複数の制御装置が分散配置されていて、それらが協働して組合せ秤の動作を制御するよう構成されていてもよい。
本発明にかかる組合せ秤は、多大な設備費を要することなく、操作者等が正確な運転状態を知ることができ、エラーが生じた原因の追究が容易になる組合せ秤等として有用である。
1 組合せ秤本体
10 供給装置
11 分散フィーダ
12 直進フィーダ
13 供給ホッパ
14 計量ホッパ
14a 重量センサ
15 メモリホッパ
16 集合シュート
17 集合ファンネル
18 レベル検出器
19 制御装置
20 操作表示器

Claims (7)

  1. 各々、被計量物を一時保持した後、排出することが可能なホッパであって、保持している被計量物の重量の合計が所定重量範囲内の値になる組合せからなる排出組合せに選択されたときに被計量物を排出する複数の組合せ用ホッパを有する組合せ秤本体と、
    運転条件情報に基づいて前記組合せ秤本体を制御するとともに、現時点における組合せ秤の運転状態を示す情報であって、数値情報からなる一部の前記運転条件情報を含む運転状態情報を順次作成し、前記運転状態情報に基づいて運転状態表示画面データを順次作成し出力する制御装置と、
    前記運転条件情報を前記制御装置へ入力することができるとともに、前記制御装置から出力される前記運転状態表示画面データに基づいて運転状態表示画面をスクリーンに表示することができる操作表示器とを備えた組合せ秤であって、
    前記制御装置は、
    現時点における前記運転状態情報と前記現時点を示す日時情報とからなる瞬時運転情報を順次作成して記憶するように構成されるとともに、前記記憶されている瞬時運転情報の前記運転状態情報に基づいて運転状態再生画面データを作成し前記操作表示器へ出力するように構成され、
    前記操作表示器は、
    前記制御装置から出力される前記運転状態再生画面データに基づいて運転状態再生画面を前記スクリーンに表示するように構成された、組合せ秤。
  2. 前記操作表示器は、
    所望する再生開始日時を入力することができるように構成され、
    前記制御装置は、
    前記操作表示器から入力される前記再生開始日時と同じ日時を示す前記日時情報を含む前記瞬時運転情報の運転状態情報に基づいて前記運転状態再生画面データを、再生開始時に前記スクリーンに表示される前記運転状態再生画面のデータとして作成し前記操作表示器へ出力するように構成された、請求項1に記載の組合せ秤。
  3. 前記制御装置は、
    運転中に所定のエラーが発生したときに前記所定のエラーが発生したことを示すエラー発生情報を含む前記運転状態情報を作成するとともに、前記エラー発生情報を含む前記運転状態情報とともに前記瞬時運転情報として記憶される前記日時情報と前記エラー発生情報とからなるエラー情報をさらに作成して記憶するように構成されるとともに、前記操作表示器からエラー情報表示信号が入力されることにより記憶している前記エラー情報を前記操作表示器のスクリーンに表示させ、前記操作表示器から入力される再生指示信号により指定される前記エラー情報に含まれる日時情報と同じ日時情報を含む前記瞬時運転情報の運転状態情報に基づいて運転状態再生画面データを、再生開始時に前記スクリーンに表示される前記運転状態再生画面のデータとして作成し前記操作表示器へ出力するように構成され、
    前記操作表示器は、
    前記エラー情報表示信号を前記制御装置へ入力することができるとともに、前記スクリーンに表示された前記エラー情報のうちのいずれか一つを指定するための前記再生指示信号を前記制御装置へ入力することができるように構成された、請求項1に記載の組合せ秤。
  4. 前記複数の組合せ用ホッパは、
    保持している被計量物の重量を計量することができる複数の計量ホッパを含み、
    前記組合せ秤本体は、
    前記計量ホッパの上方に配設され、供給される被計量物を一時保持した後、前記計量ホッパへ供給する複数の供給ホッパと、
    各々の前記供給ホッパに被計量物を供給するための複数の直進フィーダと、
    各々の前記直進フィーダに被計量物を供給するための供給フィーダとをさらに有し、
    前記制御装置は、
    保持している被計量物の重量の合計が前記所定重量範囲内の値になる前記組合せ用ホッパの組合せからなる排出組合せを求める組合せ処理を行い、この組合せ処理を行ったときに前記排出組合せとなる前記組合せ用ホッパの組合せが無い場合に前記エラー発生情報として組合せエラーが発生したことを示す情報を作成するように構成されるとともに、前記運転状態情報に各々の前記組合せ用ホッパに保持されている被計量物の重量と前記直進フィーダの振動強度及び振動時間と前記供給フィーダの振動強度及び振動時間とが含まれるように前記運転状態情報を作成するように構成された、請求項3に記載の組合せ秤。
  5. 前記制御装置は、
    前記組合せ処理を、保持している被計量物の重量の合計が前記所定重量範囲内の値になり、かつ保持している被計量物の個数の合計が目標個数になる前記組合せ用ホッパの組合せからなる排出組合せを求めるように構成されるとともに、前記運転状態情報に各々の前記組合せ用ホッパに保持されている被計量物の個数が含まれるように前記運転状態情報を作成するように構成された、請求項4に記載の組合せ秤。
  6. 前記制御装置は、
    任意の前記組合せ用ホッパに保持されている被計量物の重量が前記所定重量範囲の上限値を超える場合に前記エラー発生情報として前記任意の組合せ用ホッパに被計量物が過量に投入されていることを示す情報を作成するように構成された、請求項4または5に記載の組合せ秤。
  7. 前記制御装置は、
    組合せ秤とともに生産ラインを構成する前記組合せ秤の後段または前段の装置から前記装置において所定のエラーが発生したことを示すエラー発生信号を入力したときに前記装置において所定のエラーが発生したことを示す情報をも前記エラー発生情報に含めるように構成された、請求項3に記載の組合せ秤。
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