JP2010226704A - 無線通信システム、無線基地局、ネットワーク装置及び閉塞制御方法 - Google Patents

無線通信システム、無線基地局、ネットワーク装置及び閉塞制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】通信サービスの品質の劣化を防止する。
【解決手段】予閉塞対象である無線基地局1は、当該無線基地局1の周辺の無線基地局2A乃至2Fに対して、予閉塞開始通知を送信する。更に、無線基地局1は、予閉塞の開始時刻が到来すると、所定の低下率で送信電力を低下させる。一方、無線基地局2A乃至2Fは、予閉塞開始通知を受信するとともに、予閉塞の開始時刻が到来すると、無線基地局1における所定の低下率と絶対値が一致する所定の上昇率で送信電力を上昇させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の無線基地局により構成される無線通信システム、当該無線通信システム内の無線基地局、無線基地局の上位におけるネットワーク装置、及び、無線通信システムにおける閉塞制御方法に関する。
無線通信システムにおいて、無線基地局のメンテナンス等が実施される場合、当該無線基地局は、送信電力を停止する処理(閉塞処理)を行う。この閉塞処理において、無線基地局は、無線端末によって新規に発生する呼を示す新規呼を受け付けないようにする。また、無線基地局は、無線端末と無線基地局との間で通信継続中である呼を示す既存呼が存在している場合には、当該既存呼が終了するのを待ち、終了後に送信電力を停止する。このような既存呼の終了を待つ処理は、予閉塞処理と称される。但し、閉塞処理の開始から所定時間経過しても既存呼が存在する場合には、無線基地局は、当該既存呼を強制的に切断し、送信電力を停止する(例えば、特許文献1参照)。あるいは、無線基地局は、自無線基地局と無線端末との間で通信継続中である呼を示す既存呼が存在している場合には、当該既存呼を隣接する他の無線基地局へハンドオーバさせた後、送信電力を停止する(例えば、特許文献2参照)。また、省エネルギーの観点から夜間等の通信量が少ない時間帯において、無線基地局の送信電力を低下させることが提案されている。
特開2006−5395号公報 特開平10−209947号公報
しかしながら、上述した従来の閉塞処理の手法では、無線端末は、閉塞処理前の無線基地局の通信エリア(セル)に位置していたとしても、閉塞処理によってセルの圏外に位置することになると、閉塞処理前は受け付け可能であった新規呼が受け付けられなくなる。すなわち、閉塞によって、通信サービスを受けることができなくなるエリアが生じる。
あるいは、無線端末は、閉塞処理によってセルの圏外に位置することになると、閉塞された無線基地局の周辺に位置する他の無線基地局、換言すれば、無線端末から離れた位置に存在する他の無線基地局に対して新規呼の受け付けを要求することになり、当該新規呼が受け付けられたとしても、通信品質が劣化する場合がある。
また、上述した従来の閉塞処理の手法では、閉塞処理の開始から所定時間経過すると、既存呼が強制切断されてしまうため、通信サービスの品質の劣化を招く。
また、無線通信システムを構成する複数の無線基地局を1台ずつ停止させて保守作業が実施される場合には、全ての無線基地局の保守作業が終了するまでに多くの時間を要する。一方、保守作業の時間を短縮するために、複数の無線基地局の送信電力を同時に停止させることが考えられる。しかし、隣接する2つの無線基地局が同時に送信電力を停止すると、広い不感地帯が発生する可能性がある。また、省エネルギーの観点から無線基地局の送信電力を低下させる場合も、同様に、隣接する複数の無線基地局が同時に送信電力を停止すると、広い不感地帯が発生する可能性がある。
上記問題点に鑑み、本発明は、通信サービスの品質の劣化を防止した無線通信システム、無線基地局、ネットワーク装置及び閉塞制御方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明は以下のような特徴を有している。まず、本発明の第1の特徴は、複数の無線基地局(無線基地局1、無線基地局2A乃至2F)を含む無線通信システム(無線通信システム10)であって、第1無線基地局は、第2無線基地局の情報を記憶する記憶部(記憶部103)と、予閉塞を開始する際に、前記記憶部に記憶された前記第2無線基地局の情報に基づいて特定される前記第2無線基地局に対し、予閉塞を開始することを示す予閉塞開始通知を送信する予閉塞開始通知送信部(予閉塞開始通知送信処理部154)と、送信電力を低下させる送信電力低下処理部(送信電力低下処理部156)とを備え、前記第2無線基地局は、前記予閉塞開始通知を受信する予閉塞開始通知受信部(予閉塞開始通知受信処理部162)と、前記予閉塞開始通知受信部により前記予閉塞開始通知が受信された場合に、送信電力を上昇させる送信電力上昇処理部(送信電力上昇処理部166)とを備えることを要旨とする。
このような無線通信システムでは、予閉塞対象の第1無線基地局は、送信電力を低下させる一方、第1無線基地局の周辺の第2無線基地局は、送信電力を上昇させる。したがって、第1無線基地局の通信エリアが狭くなると、第2無線基地局の通信エリアが広くなって、通信不可能なエリアが生じることを防止することにより、通信サービスの品質を劣化させることがない。
本発明の第2の特徴は、本発明の第1の特徴に係り、前記送信電力低下処理部は、所定時間内に所定量ずつ送信電力を低下させ、前記送信電力上昇処理部は、前記所定時間内に前記所定量ずつ送信電力を上昇させる。
本発明の第3の特徴は、本発明の第1又は第2の特徴に係り、前記第1無線基地局は、自無線基地局と前記第2無線基地局との距離を測定する距離測定部(距離測定部152)を備え、前記予閉塞開始通知送信部は、前記距離測定部により測定された距離が所定の閾値以下となる前記第2無線基地局に対し、前記予閉塞開始通知を送信することを要旨とする。
本発明の第4の特徴は、本発明の第1乃至第3の特徴の何れかに係り、前記第2無線基地局は、前記第1無線基地局の方向を特定する方向特定部(方向特定部164)を備え、前記送信電力上昇処理部は、前記方向特定部により特定された前記第1無線基地局の方向への送信電力を上昇させる。
本発明の第5の特徴は、本発明の第1乃至第4の特徴の何れかに係り、前記第1無線基地局は、自無線基地局における既存呼がなくなった場合に、前記第2無線基地局に対し、既存呼がなくなったことを示す既存呼不存在通知を送信する既存呼不存在通知送信部(既存呼不存在通知送信処理部158)を備え、前記第2無線基地局は、前記既存呼不存在通知を受信する既存呼不存在通知受信部(既存呼不存在通知受信処理部168)を備え、前記送信電力上昇処理部は、前記既存呼不存在通知受信部により前記既存呼不存在通知が受信された場合に、前記送信電力の上昇を停止させることを要旨とする。
本発明の第6の特徴は、本発明の第1乃至第5の特徴の何れかに係り、前記第1無線基地局及び前記第2無線基地局を接続して制御する基地局制御装置を備え、前記予閉塞開始通知送信部は、前記第2無線基地局に対して、前記基地局制御装置を介して前記予閉塞開始通知を送信することを要旨とする。
本発明の第7の特徴は、本発明の第1乃至第6の特徴の何れかに係り、前記複数の無線基地局が異なるグループに属し、前記無線基地局において送信電力が低下する時間帯が、前記グループ毎に異なることを要旨とする。
このような無線通信システムでは、隣接する2つの無線基地局は、異なるグループに属し、更に、送信電力が低下する時間帯が異なることになる。従って、隣接する2つの無線基地局が同時に送信電力を停止する結果、広い不感地帯が発生するということがなく、通信サービスの品質の劣化を抑制しつつ、無線基地局の送信電力を低下させることが可能となる。
本発明の第8の特徴は、前記複数の無線基地局の上位におけるネットワーク装置(基地局制御装置6)を有し、前記ネットワーク装置は、所定の条件に従い、前記複数の無線基地局を4つ以上のグループに分割するグループ化を行うグループ化処理部(グループ化処理部254)を備えることを要旨とする。
本発明の第9の特徴は、本発明の第7又は第8の特徴に係り、前記無線基地局は、他の無線基地局が前記無線通信システムに追加される場合、又は、他の無線基地局が前記無線通信システムから除外される場合に、基地局間通信を用いて、前記複数の無線基地局を再度グループに分割する再グループ化処理を行う再グループ化処理部(再グループ化処理部176)を備えることを要旨とする。
本発明の第10の特徴は、無線通信システムを構成する無線基地局であって、自無線基地局の周辺に位置する他の無線基地局の情報を記憶する記憶部と、予閉塞を開始する際に、前記記憶部に記憶された前記他の無線基地局の情報に基づいて特定される前記他の無線基地局に対し、予閉塞を開始することを示す予閉塞開始通知を送信する予閉塞開始通知送信部と、送信電力を低下させる送信電力低下処理部とを備えることを要旨とする。
本発明の第11の特徴は、無線通信システムを構成する無線基地局であって、他の無線基地局からの、前記他の無線基地局において予閉塞が開始されることを示す予閉塞開始通知を受信する予閉塞開始通知受信部と、前記予閉塞開始通知受信部により前記予閉塞開始通知が受信された場合に、送信電力を上昇させる送信電力上昇処理部とを備えることを要旨とする。
本発明の第12の特徴は、本発明の第10又は第11の特徴に係り、隣接する2つの無線基地局が異なるグループに属するように、他の無線基地局とともに複数のグループに分けられており、自無線基地局と同一のグループに属する他の無線基地局と同一の時間帯に送信電力を低下させる送信電力制御部(送信電力制御部174)を備えることを要旨とする。
本発明の第13の特徴は、無線通信システムを構成する複数の無線基地局の上位におけるネットワーク装置であって、所定の条件に従い、前記複数の無線基地局を4つ以上のグループに分割するグループ化を行うグループ化処理部(グループ化処理部254)を備え、前記無線基地局において送信電力が低下する時間帯が、前記グループ毎に異なることを要旨とする。
本発明の第14の特徴は、複数の無線基地局を含む無線通信システムにおける閉塞制御方法であって、前記第1無線基地局が、予閉塞を開始する際に、記憶部に記憶された前記第2無線基地局の情報に基づいて特定される前記第2無線基地局に対し、予閉塞を開始することを示す予閉塞開始通知を送信するステップと、前記第1無線基地局が、送信電力を低下させるステップと、前記第2無線基地局が、前記予閉塞開始通知を受信するステップと、前記第2無線基地局が、前記予閉塞開始通知が受信された場合に、送信電力を上昇させるステップとを備えることを要旨とする。
本発明によれば、通信サービスの品質を劣化させることがない。
本発明の第1実施形態に係る無線通信システムの全体概略構成図である。 本発明の第1実施形態に係る無線基地局の構成図である。 本発明の第1実施形態に係る無線基地局内の制御部の第1の機能ブロック構成図である。 他の無線基地局の位置情報の一例を示す図である。 予閉塞開始通知の一例を示す図である。 既存呼不存在通知の一例を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る無線基地局内の制御部の第2の機能ブロック構成図である。 本発明の第1実施形態に係る無線通信システムの動作を示すシーケンス図である。 本発明の第1実施形態に係る予閉塞処理中の無線通信システムの全体概略構成図である。 本発明の第2実施形態に係る無線通信システムの全体概略構成図である。 本発明の第2実施形態に係るネットワーク装置の構成図である。 隣接基地局情報の一例を示す図である。 グループ化情報の一例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る無線基地局内の制御部の機能ブロック構成図である。 本発明の第2実施形態に係る無線通信システムの初期グループ化の動作を示すシーケンス図である。 本発明の第2実施形態に係る無線基地局の再グループ化の動作を示すフローチャートである。
(第1実施形態)
次に、図面を参照して、本発明の第1実施形態を説明する。具体的には、(1)無線通信システムの構成、(2)無線通信システムの動作、(3)作用・効果、(4)その他の実施形態について説明する。以下の第1実施形態における図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。
(1)無線通信システムの構成
まず、本発明の第1実施形態に係る無線通信システムの構成について、(1.1)無線通信システムの全体概略構成、(1.2)無線基地局の構成の順に説明する。
(1.1)無線通信システムの全体概略構成
図1は、本発明の第1実施形態に係る無線通信システム10の全体概略構成図である。
図1に示すように、無線通信システム10は、無線基地局1と、当該無線基地局1の周辺に位置する無線基地局2A乃至2Fと、基地局制御装置6とを含む。この無線通信システム10は、無線端末5に対して、無線通信サービスを提供する。
無線基地局1は、所定の送信電力で無線信号を送信しており、通信エリアとしてのセル3を提供する。同様に、無線基地局2A乃至2Fは、それぞれ所定の送信電力で無線信号を送信しており、通信エリアとしてのセル4A乃至4Fを提供する。これらセル4A乃至4Fは、無線基地局2A乃至2Fを中心に放射状に複数のセクタ(不図示)に分割されている。図1において、無線端末5は、無線基地局1が提供するセル3に在圏している。このため、無線端末5は、無線基地局との間で、無線信号の送信及び受信を行うことができる。
基地局制御装置6は、無線基地局1と、無線基地局2A乃至2Fを制御する。基地局制御装置6は、不図示の有線回線によって、無線基地局1と、無線基地局2A乃至2Fを接続している。
(1.2)無線基地局の構成
図2は、無線基地局1の構成図である。図2に示すように、無線基地局1は、制御部102、記憶部103、有線通信部104、無線通信部106及びアンテナ108を含む。なお、無線基地局2A乃至2Fも、無線基地局1と同様の構成である。
制御部102は、例えばCPUによって構成され、無線基地局1が具備する各種機能を制御する。記憶部103は、例えばメモリによって構成され、無線基地局1における制御などに用いられる各種情報を記憶する。
有線通信部104は、基地局制御装置6との間で、データの送信及び受信を行う。無線通信部106は、RF回路、ベースバンド回路等を含み、変調及び復調、符号化及び復号等を行い、アンテナ108を介して、無線端末5との間で、無線信号の送信及び受信を行う。
図3は、無線基地局1内の制御部102の機能ブロック構成図である。図3に示すように、無線基地局1内の制御部102は、距離測定部152、予閉塞開始通知送信処理部154、送信電力低下処理部156及び既存呼不存在通知送信処理部158を含む。
距離測定部152は、無線基地局1と他の無線基地局との間の距離を測定する。
具体的には、記憶部103には、自無線基地局である無線基地局1の経度及び緯度が記憶されている。また、記憶部103には、他の無線基地局の位置情報が記憶されている。図4は、他の無線基地局の位置情報の一例を示す図である。図4に示す他の無線基地局の位置情報は、対応する無線基地局のID(基地局ID)と、対応する無線基地局の位置である経度及び緯度とを含む。
距離測定部152は、記憶部103に記憶されている無線基地局1の経度及び緯度と、他の無線基地局の経度及び緯度とに基づいて、無線基地局1と他の無線基地局との間の距離を測定する。
予閉塞開始通知送信処理部154は、距離測定部152によって測定された無線基地局1と周辺の無線基地局との間の距離に基づいて、無線基地局1との間の距離が所定の閾値以下となる他の無線基地局の基地局IDを特定する。ここでは、予閉塞開始通知送信処理部154は、無線基地局1からの距離が所定の閾値以下である周辺の無線基地局として、無線基地局2A乃至2Fの基地局IDを特定するものとする。
次に、予閉塞開始通知送信処理部154は、予閉塞処理が要求されたとき、無線基地局1が予閉塞を開始することを示す予閉塞開始通知を生成する。具体的には、予閉塞開始通知送信処理部154は、単位時間あたりの送信電力の低下量を示す送信電力低下率と、予閉塞の開始時刻とを設定するとともに、特定した基地局IDに対応する無線基地局2A乃至2Fを宛先として設定した予閉塞開始通知を生成する。ここで、予閉塞の開始時刻は、ネットワーク管理者等から予閉塞が要求されたときの時刻に所定時間を加えた時刻である。
図5は、予閉塞開始通知の一例を示す図である。図5に示す予閉塞開始通知は、当該予閉塞開始通知の送信元の無線基地局の基地局ID(ここでは無線基地局1のID)と、宛先である無線基地局の基地局ID(ここでは無線基地局2A乃至2FのID)と、予閉塞時の送信電力低下率と、予閉塞の開始時刻とを含む。
更に、予閉塞開始通知送信処理部154は、生成した予閉塞開始通知を有線通信部104へ出力する。有線通信部104は、予閉塞開始通知を、基地局制御装置6を介して、無線基地局2A乃至2Fへ送信する。
送信電力低下処理部156は、設定された予閉塞の開始時刻が到来すると、設定された送信電力低下率に応じて、アンテナ108からの送信電力を低下させるとともに、無線端末5からの新規呼を受け付けないようにする。
既存呼不存在通知送信処理部158は、無線基地局1において既存呼が存在するか否かを判定する。例えば、無線端末5と無線基地局1との間で通信継続中の場合、換言すれば、既存呼が存在する場合に、無線基地局1が送信電力低下率に応じて送信電力を低下させると、その後、無線端末5は、無線基地局1と通信することができなくなり、無線基地局2A等にハンドオーバを試みることになる。
既存呼が存在しない場合、既存呼不存在通知送信処理部158は、既存呼不存在通知を生成する。具体的には、既存呼不存在通知送信処理部158は、無線基地局1において送信電力がゼロとなる時刻(電力停止時刻)を設定するとともに、予閉塞開始通知送信処理部154によって特定された基地局IDに対応する無線基地局2A乃至2Fを宛先として設定した既存呼不存在通知を生成する。電力停止時刻は、無線基地局1において既存呼が存在しないことが判定された時刻に所定時間を加えた時刻である。
図6は、既存呼不存在通知の一例を示す図である。図6に示す既存呼不存在通知は、当該既存呼不存在通知の送信元の無線基地局の基地局ID(ここでは無線基地局1のID)と、宛先である無線基地局の基地局ID(ここでは無線基地局2A乃至2FのID)と、電力停止時刻とを含む。
更に、既存呼不存在通知送信処理部158は、生成した既存呼不存在通知を有線通信部104へ出力する。有線通信部104は、既存呼不存在通知を、基地局制御装置6を介して、無線基地局2A乃至2Fへ送信する。
その後、送信電力低下処理部156は、設定された電力停止時刻が到来すると、アンテナ108からの送信電力をゼロにする制御を行う。
図7は、無線基地局2A乃至2F内の制御部102の機能ブロック構成図である。図7に示すように、無線基地局2A乃至2F内の制御部102は、予閉塞開始通知受信処理部162、方向特定部164、送信電力上昇処理部166及び既存呼不存在通知受信処理部168を含む。
予閉塞開始通知受信処理部162は、基地局制御装置6及び有線通信部104を介して、無線基地局1からの予閉塞開始通知を受信する。
方向特定部164は、予閉塞開始通知の送信元である無線基地局1の方向を特定する。
具体的には、記憶部103には、無線基地局1内の記憶部103と同様、自無線基地局である無線基地局2A乃至2Fの何れかの経度及び緯度が記憶されている。また、記憶部103には、他の無線基地局の位置情報が記憶されている。
方向特定部164は、予閉塞開始通知内の送信元基地局IDを抽出し、記憶部103に記憶されている他の無線基地局の位置情報のうち、抽出した送信元基地局IDを含む位置情報を特定する。更に、方向特定部164は、特定した位置情報内の経度及び緯度、換言すれば、予閉塞開始通知の送信元である無線基地局1の経度及び緯度と、記憶部103に記憶されている自無線基地局の経度及び緯度とに基づいて、無線基地局1の方向を特定する。
送信電力上昇処理部166は、予閉塞開始通知内の送信電力低下率に基づいて、単位時間あたりの送信電力の上昇量(送信電力上昇率)を設定する。具体的には、送信電力上昇処理部166は、単位時間あたりの送信電力の上昇量を、送信電力低下率によって示される、単位時間あたりの送信電力の減少量の絶対値に一致させる。
更に、送信電力上昇処理部166は、予閉塞開始通知内の予閉塞の開始時刻が到来すると、設定した送信電力上昇率に応じて、アンテナ108からの送信電力を上昇させる。この際、送信電力上昇処理部166は、セル4A乃至4Fの何れかを構成するセクタのうち、方向特定部164によって特定された方向のセクタに向かう送信電力のみを上昇させる。
既存呼不存在通知受信処理部168は、基地局制御装置6及び有線通信部104を介して、無線基地局1からの既存呼不存在通知を受信する。
その後、送信電力低下処理部156は、既存呼不存在通知内の電力停止時刻が到来すると、アンテナ108からの送信電力の上昇を停止させ、所定値に維持する制御を行う。ここで、所定値とは、無線基地局2A乃至2Fのセル4A乃至4Fが、無線基地局1を含む大きさとなるような値である。
(2)無線通信システムの動作
次に、無線通信システム10の動作を説明する。図8は、無線通信システム10の動作を示すフローチャートである。
ステップS100において、無線基地局1内の制御部102は、無線基地局1と他の無線基地局との間の距離を測定する。
ステップS101において、予閉塞処理が要求されたとき、無線基地局1内の制御部102は、送信電力低下率と、予閉塞の開始時刻とを含み、無線基地局1との距離が所定の閾値以下となる無線基地局2A乃至2Fを宛先として設定した予閉塞開始通知を生成する。
ステップS102において、無線基地局1内の制御部102は、基地局制御装置6に向けて、予閉塞開始通知を送信する。基地局制御装置6は、無線基地局1からの予閉塞開始通知を受信する。更に、ステップS103において、基地局制御装置6は、無線基地局2A乃至2Fに向けて、予閉塞開始通知を送信する。無線基地局2A乃至2F内の制御部102は、基地局制御装置6からの予閉塞開始通知を受信する。
ステップS104において、無線基地局2A乃至2F内の制御部102は、無線基地局1の方向を特定する。
その後、ステップS105において、無線基地局1内の制御部102は、設定した予閉塞の開始時刻が到来すると、設定した送信電力低下率に応じて、アンテナ108からの送信電力を低下させるとともに、無線端末5からの新規呼を受け付けないようにする。
一方、ステップS106において、無線基地局2A乃至2F内の制御部102は、特定した無線基地局1の方向と一致する方向のセクタを送信電力の上昇対象のセクタとして特定する。また、無線基地局2A乃至2F内の制御部102は、受信した予閉塞開始通知に含まれる送信電力低下率に応じて、送信電力上昇率を設定する。更に、無線基地局2A乃至2F内の制御部102は、受信した予閉塞開始通知に含まれる予閉塞の開始時刻が到来すると、設定した送信電力低下率に応じて、アンテナ108からの送信電力を低下させる。
ステップS107において、無線基地局1内の制御部102は、無線基地局1に対する既存呼が存在するか否かを判定する。既存呼が存在する場合には、ステップS105における、無線基地局1での送信電力の低下と、ステップS106における無線基地局2A乃至2Fでの送信電力の上昇とが継続される。
無線端末5と無線基地局1との間で通信継続中の場合、換言すれば、既存呼が存在する場合に、無線基地局1が送信電力低下率に応じて送信電力を低下させると、その後、無線端末5は、無線基地局1と通信することができなくなり、無線基地局2A等にハンドオーバを試みることになる。したがって、無線基地局1における送信電力の低下と、周辺の無線基地局2A乃至2Fにおける送信電力の上昇とが継続されると、やがて、無線基地局1には既存呼は存在しなくなる。
一方、既存呼が存在しない場合には、無線基地局1内の制御部102は、電力停止時刻を含み、無線基地局2A乃至2Fを宛先として設定した既存呼不存在通知を生成する。
ステップS108において、無線基地局1内の制御部102は、基地局制御装置6に向けて、既存呼不存在通知を送信する。基地局制御装置6は、無線基地局1からの既存呼不存在通知を受信する。更に、ステップS109において、基地局制御装置6は、無線基地局2A乃至2Fに向けて、既存呼不存在通知を送信する。無線基地局2A乃至2F内の制御部102は、基地局制御装置6からの既存呼不存在通知を受信する。
その後、ステップS110において、無線基地局1内の制御部102は、設定した電力停止時刻が到来すると、アンテナ108からの送信電力をゼロにする制御を行う。
一方、ステップS111において、無線基地局2A乃至2F内の制御部102は、受信した既存呼不存在通知に含まれる電力停止時刻が到来すると、アンテナ108からの送信電力の上昇を停止させ、所定値に維持する制御を行う。
(3)作用・効果
本実施形態に係る無線通信システム10において、予閉塞対象である無線基地局1は、送信電力を低下させる一方、当該無線基地局1の周辺の無線基地局2A乃至2Fは、送信電力を上昇させる。
図9は、予閉塞処理中の無線通信システム10の全体概略構成図である。図9を図1と比較すると、無線基地局1の通信エリアであるセル3が狭くなる一方、無線基地局2A乃至2Fの通信エリアであるセル4A乃至4Fが広くなっており、通信不可能なエリアが生じて、新規呼が受け付けられなくなることが防止される。
また、無線基地局2A乃至2Fの通信エリアであるセル4A乃至4Fが広くなることによって、予閉塞処理前に無線基地局1のセル3内に存在した無線端末5からの新規呼が、無線基地局2A乃至2Fに受け付けられても、その後の通信における品質は維持される。
また、無線基地局1における送信電力の低下率と、無線基地局2A乃至2Fにおける送信電力の上昇率とは、絶対値が等しくなっている。また、無線基地局1における送信電力の低下と、無線基地局2A乃至2Fにおける送信電力の上昇とは、開始タイミングの同期がとられている。更には、無線基地局1の送信電力は、徐々に低下する一方、無線基地局2A乃至2Fの送信電力は、無線基地局1の送信電力の低下の度合いに応じて、徐々に上昇する。
このため、予閉塞処理前に無線基地局1のセル3内に存在し、予閉塞処理中に無線基地局1のセル3の圏外に存在する無線端末5(図1及び図9参照)は、予閉塞処理中に、ハンドオーバによって接続先を無線基地局1から無線基地局2A乃至2Fの何れかに切り替えて通信を継続することができ、既存呼の強制切断が防止され、常に予閉塞処理が行われるようになる。
また、無線基地局1は、自無線基地局に近い無線基地局2A乃至2F、換言すれば、予閉塞処理において無線基地局1のセル3から外れたエリアを、送信電力を上昇させることによって通信エリアとすることが可能な無線基地局2A乃至2Fに対してのみ、予閉塞開始通知を送信して、送信電力の上昇を促すことができる。したがって、不要な予閉塞開始通知の送信、更には、不要な送信電力の上昇によって処理負担が増加することを抑えることができる。
また、無線基地局2A乃至2Fは、無線基地局1の方向を特定し、当該方向のセクタに向かう送信電力のみを増加させ、他の方向の送信電力については増加させない。このため、無線基地局2A乃至2Fのセル4A乃至4Fがそれぞれ真円状に拡大することで、隣接する無線基地局のセルと重なる領域が広くなり、干渉が大きくなることが防止される。
また、無線基地局1は、自無線基地局に対する既存呼が存在しない場合には、無線基地局2A乃至2Fに対して既存呼不存在通知を送信する。更に、同じタイミングで、無線基地局1は、送信電力をゼロにし、無線基地局2A乃至2Fは、送信電力の上昇制御を停止して、送信電力を所定値に維持する。したがって、無線基地局2A乃至2Fの送信電力が上昇し続け、その結果、干渉が大きくなってしまうことが防止される。
(4)その他の実施形態
上記のように、本発明は第1実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。
上述した第1実施形態では、無線基地局1は、予閉塞開始通知や既存呼不存在通知を、基地局制御装置6を介して無線基地局2A乃至2Fへ送信したが、基地局制御装置を介さずに、直接に無線基地局2A乃至2Fへ送信してもよい。
上述した第1実施形態では、予閉塞対象の無線基地局1が送信電力を低下させ、当該無線基地局1の周辺に位置する無線基地局2A乃至2Fが送信電力を上昇させる場合について説明したが、無線基地局2A乃至2Fの何れかが予閉塞対象となって送信電力を低下させ、無線基地局1が送信電力を上昇させる場合にも、同様に本発明を適用することができる。
この場合、無線基地局2A乃至2F内の制御部102は、図2に示す機能ブロック構成となり、無線基地局1内の制御部102は、図6に示す機能ブロック構成となる。
このように本発明は、ここでは記載していない様々な実施形態等を包含するということを理解すべきである。したがって、本発明はこの開示から妥当な特許請求の範囲の発明特定事項によってのみ限定されるものである。
(第2実施形態)
次に、図面を参照して、本発明の第2実施形態を説明する。具体的には、(1)無線通信システムの構成、(2)無線通信システムの動作、(3)作用・効果、(4)その他の実施形態について説明する。以下の第2実施形態における図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。
(1)無線通信システムの構成
(1.1)無線通信システムの全体概略構成
図10は、本発明の第2実施形態に係る無線通信システム10の全体概略構成図である。図10に示す無線通信システム1は、例えば、第3.9世代(3.9G)携帯電話システムであるLTE Release9 や、第4世代(4G)携帯電話システムとして位置づけられているLTE-Advancedに基づく構成を有する。
図10に示すように、無線通信システム10は、ネットワーク装置としての基地局制御装置6と、無線基地局1、2A乃至2Sを有する。基地局制御装置6は、無線基地局1、2A乃至2Sと図示しないネットワークを介して接続し、当該無線基地局1、2A乃至2Sの上位において各種制御を行うMME(Mobility Management Entity)等の装置である。
本実施形態において、無線基地局1、2A乃至2Sは、グループ化処理によって4つのグループに分割される。この場合、隣接する2つの無線基地局は、異なるグループに属するようにグループ化処理が行われる。ここで、「隣接」とは以下のように定義される。すなわち、無線通信システム1内の無線基地局1、2A乃至2Sは、リンク200によって互いに接続される。この際、リンク200は、他のリンク200と交差することのないように設定される。ここで、2つのリンク200が交差する場合には、距離の短いリンク200が優先的に設定されることで、交差を回避することが好ましい。換言すれば、無線基地局間の距離が短いほど、当該無線基地局間には優先的にリンク200が設定されることが好ましい。このようにしてリンク200が設定された状態において、1つのリンク200の両端に位置する2つの無線基地局は、隣接していることになる。
いわゆる四色定理によれば、無線基地局1、2A乃至2Sが最低でも4つのグループに分割されれば、隣接する2つの無線基地局は、異なるグループに属することが可能となる。従って、本実施形態では、隣接する2つの無線基地局が異なるグループに属するという条件を満たすべく、無線通信システム10内の無線基地局1、2A乃至2Sは、4つのグループに分割される。
図10においては、無線基地局1、2A乃至2Sは、黒色に対応する無線基地局2D、2F、2J、2L、2Rが属する第1グループ、白色に対応する無線基地局1、2G、2K、2N、2Qが属する第2グループ、右上がりの縞模様に対応する無線基地局2B、2H、2M、2O、2Sが属する第3グループ、右下がりの縞模様に対応する無線基地局2A、2C、2E、2I、2Pが属する第4グループに分割される。
このようなグループ化によって、隣接する2つの無線基地局は、異なるグループに属することになる。例えば、第2グループに属する無線基地局1に着目した場合、当該無線基地局1に隣接している無線基地局2A、2B、2C、2D、2E、2Fが属するグループについて確認すると、無線基地局2Aは第4グループ、無線基地局2Bは第3グループ、無線基地局2Cは第4グループ、無線基地局2Dは第1グループ、無線基地局2Eは第4グループ、無線基地局2Fは第1グループであり、何れも無線基地局1が属する第2グループとは異なっている。
本実施形態では、基地局制御装置6が初期のグループ化処理を行い、その後、無線通信システム10に無線基地局が追加された場合、又は、無線通信システム10から無線基地局が除外された場合には、無線基地局1、2A乃至2Sが再度のグループ化処理(再グループ化処理)を行う。
(1.2)基地局制御装置の構成
図11は、基地局制御装置6の構成図である。図11に示すように、基地局制御装置6は、制御部212、記憶部213、有線通信部214を含む。
制御部212は、例えばCPUによって構成され、基地局制御装置6が具備する各種機能を制御する。記憶部213は、例えばメモリによって構成され、基地局制御装置6における制御などに用いられる各種情報を記憶する。有線通信部214は、図示しないネットワークを介して、無線基地局1、2A乃至2Sとの間で、データの送信及び受信を行う。基地局制御装置6と無線基地局1、2A乃至2Sとの通信においては、図示しないネットワークには、例えば論理的通信路としてのS1コネクションが確立される。
制御部212は、基地局情報取得部252及びグループ化処理部254を有する。
基地局情報取得部252は、無線基地局1、2A乃至2S毎の当該無線基地局1、2A乃至2Sの経度及び緯度と当該無線基地局1、2A乃至2Sの識別情報である基地局IDとを含んだ位置情報を取得する。位置情報は、例えば、無線基地局1、2A乃至2Sから送信される。この場合、基地局情報取得部252は、有線通信部214によって受信される、無線基地局1、2A乃至2Sからの位置情報を入力する。あるいは、位置情報は、予め記憶部213に記憶されている。この場合、基地局情報取得部252は、記憶部213から位置情報を読み出す。
また、基地局情報取得部252は、無線基地局1、2A乃至2S毎の当該無線基地局1、2A乃至2Sの稼働状態情報を取得する。稼働状態情報は、対応する無線基地局1、2A乃至2Sが稼働しているか、あるいは、障害等によって停止しているかを示す情報である。この稼働状態情報は、例えば、無線基地局1、2A乃至2Sから送信される。この場合、基地局情報取得部252は、有線通信部214によって受信される、稼働状態情報を入力する。あるいは、稼働状態情報は、予め記憶部213に記憶されている。この場合、基地局情報取得部252は、記憶部213から稼働状態情報を読み出す。
グループ化処理部254は、基地局情報取得部252によって取得された無線基地局1、2A乃至2S毎の位置情報及び稼働状態情報に基づいて、初期のグループ化処理を行う。
具体的には、グループ化処理部254は、無線通信システム10内の無線基地局のうち、対応する稼働情報状態が稼働していることを示している無線基地局をノードとして設定するとともに、隣接する2つの無線基地局を接続するリンクを設定した平面グラフを作成する。ここで、グループ化処理部254は、リンクを設定する際に、ノードとして設定した無線基地局1、2A乃至2Sの位置情報に基づいて当該無線基地局1、2A乃至2Sの位置を特定した上で、リンクが交差しないように当該リンクを設定する。
次に、グループ化処理部254は、ノードとして設定した無線基地局毎に、当該無線基地局の基地局IDを基準基地局IDとして含み、当該無線基地局に隣接する他の無線基地局の基地局IDを隣接基地局IDとして含んだ隣接基地局情報を生成する。生成された隣接基地局情報は、記憶部213に記憶される。図12は、隣接基地局情報の一例を示す図である。
次に、グループ化処理部254は、ノードとして設定した各無線基地局について、隣接する2つの無線基地局が異なるグループに属するように、頂点彩色の手法を用いて、第1グループ乃至第4グループの4つのグループに分割する。ここで、第1乃至第4グループには、それぞれ識別情報としてのグループIDが対応付けられる。また、第1乃至第4グループには、それぞれ異なる時間帯である、送信電力低下の時間帯が対応付けられる。
次に、グループ化処理部254は、ノードとして設定した無線基地局毎に、グループ化情報を生成する。具体的には、グループ化処理部254は、無線基地局毎に、当該無線基地局に対応する隣接基地局情報、すなわち、当該無線基地局の基地局IDを基準基地局IDとして含む隣接基地局情報を記憶部213から読み出す。次に、グループ化処理部254は、読み出した隣接基地局情報内の基準基地局IDに、当該基準基地局IDによって特定される無線基地局が属するグループに対応するグループID、及び、送信電力低下時間帯を付加する。更に、グループ化処理部254は、読み出した隣接基地局情報内の隣接基地局IDに、当該隣接基地局IDによって特定される無線基地局が属するグループに対応するグループID、及び、送信電力低下時間帯を付加する。図13は、グループ化情報の一例を示す図である。
このようにして、ノードとして設定した無線基地局毎に、グループ化情報を生成した後、グループ化処理部254は、各グループ化情報毎に、当該グループ化情報内の基準基地局IDによって特定される無線基地局を送信先として、有線通信部214を介して送信する。
(1.3)無線基地局の構成
図14は、無線基地局1内の制御部102の機能ブロック構成図である。図14に示すように、制御部102は、グループ化情報取得部172、送信電力制御部174及び再グループ化処理部176を有する。なお、無線基地局1の全体構成は、図2と同様である。また、無線基地局2A乃至2Sの全体構成は図2と同様であり、無線基地局2A乃至2Sの制御部102の構成は、図14と同様である。
グループ化情報取得部172は、図示しないネットワーク及び有線通信部104を介して、基地局制御装置6からのグループ化情報を取得する。更に、グループ化情報取得部172は、取得したグループ化情報を記憶部103に記憶させる。
送信電力制御部174は、記憶部103に記憶されたグループ化情報を読み出す。更に、送信電力制御部174は、読み出したグループ化情報内の送信電力低下時間帯を含んだ予閉塞開始通知を生成する。次に、送信電力制御部174は、グループ化情報内の隣接基地局IDによって特定される他の無線基地局に対し、有線通信部104及び図示しないネットワークを介して、予閉塞開始通知を送信する。更に、送信電力制御部174は、送信電力低下時間帯が到来すると、無線通信部106を制御して、送信電力を低下させる。送信電力低下の具体的な処理は、第1実施形態における送信電力低下処理部156における処理と同様である。
ここで、送信電力の低下とは、送信電力が停止する場合も含む。同一のグループに属する無線基地局において、送信電力低下時間帯は同一である。従って、同一のグループに属する無線基地局は、同一の送信電力低下時間帯において、送信電力を低下させることになる。また、グループ毎に対応する送信電力低下時間帯は異なる。更に、隣接する2つの無線基地局は、異なるグループに属する。従って、隣接する2つの無線基地局が、同時に送信電力を低下させることはない。
一方、送信電力制御部174は、隣接する他の無線基地局からの予閉塞開始通知を、図示しないネットワーク及び有線通信部104を介して受信した場合には、当該予閉塞開始通知に含まれる送信電力低下時間帯が到来すると、無線通信部106を制御して、送信電力を上昇させる。送信電力上昇の具体的な処理は、第1実施形態における送信電力上昇処理部166における処理と同様である。
再グループ化処理部176は、無線通信システム10に無線基地局が追加された場合、又は、無線通信システム10から無線基地局が除外された場合には、再度のグループ化処理(再グループ化処理)を行う。
具体的には、再グループ化処理部176は、グループ化情報内の隣接基地局IDに基づいて、自無線基地局に隣接する他の無線基地局を特定する。次に、再グループ化処理部176は、特定した隣接する他の無線基地局に対して、有線通信部104及び図示しないネットワークを介して、自無線基地局が属するグループのグループID(所属グループID)を送信する。また、再グループ化処理部176は、図示しないネットワーク及び有線通信部104を介して、隣接する他の無線基地局からの当該隣接する他の無線基地局が属するグループのグループID(所属グループID)を受信する。各無線基地局において、制御部102内の再グループ化処理部176が上述した処理を行うことにより、隣接する2つの無線基地局の間で、当該無線基地局が属するグループのグループIDが交換されることになる。
次に、再グループ化処理部176は、グループ化情報内の全ての隣接基地局IDに対応するグループIDと、全ての隣接する他の無線基地局からの所属グループIDとに基づいて、隣接する他の無線基地局が属するグループが変化しているか否かを判定する。具体的には、再グループ化処理部176は、隣接する他の無線基地局毎に、グループ化情報内の当該隣接する他の無線基地局に対応するグループIDと、当該隣接する他の無線基地局からの所属グループIDとを比較し、一致する場合には、当該隣接する他の無線基地局が属するグループに変化がないと判定し、一致しない場合には、当該隣接する他の無線基地局が属するグループに変化が生じたと判定する。
隣接する他の無線基地局が属するグループに変化した場合、更に、再グループ化処理部176は、変化後のグループのグループIDである所属グループIDと、自無線基地局が属するグループのグループIDとを比較する。2つのグループIDが一致する場合には、自無線基地局と隣接する他の無線基地局とが同一のグループに属していることになる。この場合、再グループ化処理部176は、自無線基地局が属するグループを変える。更に、再グループ化処理部176は、隣接する他の無線基地局に対して、有線通信部104及び図示しないネットワークを介して、自無線基地局が属する新たなグループのグループIDを送信する。
隣接する2つの無線基地局が属するグループが異なるようになるまで、上述した処理が行われることにより、各無線基地局によって自律的に再グループ化が行われることになる。
(2)無線通信システムの動作
次に、無線通信システム10の動作を説明する。図15は、無線通信システム10の初期グループ化の動作を示すシーケンス図である。
ステップS200において、基地局制御装置6は、無線基地局1、2A乃至2S毎の位置情報を取得する。更には、基地局制御装置6は、無線基地局1、2A乃至2S毎の稼働状態情報を取得する。
ステップS201において、基地局制御装置6は、取得した無線基地局1、2A乃至2S毎の位置情報及び稼働状態情報に基づいて、無線基地局1、2A乃至2Sについて初期のグループ化処理を行う。初期のグループ化処理において、基地局制御装置6は、無線基地局1、2A乃至2S毎のグループ化情報を生成する。
ステップS202において、基地局制御装置6は、グループ化情報を無線基地局1、2A乃至2Sへ送信する。無線基地局1、2A乃至2Sは、基地局制御装置6からのグループ化情報を受信する。
その後、ステップS203において、無線基地局1、2A乃至2Sは、グループ化情報内の送信電力低下時間帯が到来すると、送信電力を低下させる制御、あるいは、送信電力を上昇させる制御を行う。
図16は、無線基地局1、2A乃至2Sの再グループ化の動作を示すフローチャートである。
ステップS300において、無線基地局1、2A乃至2Sは、隣接する他の無線基地局に対して、自無線基地局に対応する所属グループIDを送信する。更に、ステップS301において、無線基地局1、2A乃至2Sは、隣接する他の無線基地局からの当該隣接する無線基地局に対応する所属グループIDを受信する。
ステップS302において、無線基地局1、2A乃至2Sは、隣接する他の無線基地局が属するグループが変化しているか否かを判定する。
隣接する他の無線基地局が属するグループが変化していない場合には、一連の動作が終了する。一方、隣接する他の無線基地局が属するグループが変化している場合には、ステップS303において、無線基地局1、2A乃至2Sは、再グループ化処理を行う。
更に、ステップS304において、無線基地局1、2A乃至2Sは、再グループ化処理によって自無線基地局が新たに属することとなったグループのグループID(所属グループID)を隣接する他の無線基地局へ送信する。
(3)作用・効果
本実施形態に係る無線通信システム10では、隣接する2つの無線基地局が異なるグループに属しており、無線基地局において送信電力が低下する時間帯が、グループ毎に異なっている。
このようなグループ化を実現するために、無線基地局1、2A乃至2Sの上位における基地局制御装置6は、いわゆる四色定理により、無線基地局1、2A乃至2S4つのグループに分割することで、隣接する2つの無線基地局が異なるグループに属するようにグループ化を行う。
これにより、保守作業の時間を短縮するために、複数の無線基地局の送信電力を同時に停止させる場合や、省エネルギーの観点から無線基地局の送信電力を低下させる場合において、従来のように、隣接する2つの無線基地局が同時に送信電力を停止する結果、広い不感地帯が発生するということがなく、通信サービスの品質の劣化を抑制しつつ、無線基地局の送信電力を低下させることが可能となる。
また、本実施形態に係る無線通信システム10では、当該無線通信システム10に無線基地局が追加される場合や、当該無線通信システム10から無線基地局が除外される場合には、無線基地局1、2A乃至2Sは、自無線基地局が所属するグループのグループIDを、基地局間通信によって、隣接する他の無線基地局との間で交換する。これにより、無線基地局1、2A乃至2Sは、隣接する他の無線基地局が属するグループを特定することができ、当該隣接する他の無線基地局が属するグループの変化に応じて、自無線基地局が属するグループを変えるという再グループ化処理を行うことができる。更に、無線基地局1、2A乃至2Sは、隣接する他の無線基地局へ自無線基地局が新たに属するグループのグループIDを送信する。これにより、無線基地局1、2A乃至2Sは、隣接する他の無線基地局に対し、自無線基地局が新たに属するグループを通知して、当該隣接する他の無線基地局においても再グループ化処理を行うことが可能となる。
(4)その他の実施形態
上記のように、本発明は実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。
上述した実施形態では、隣接する2つの無線基地局が異なるグループに属するという条件を満たすために、無線通信システム10内の無線基地局1、2A乃至2Sは、4つのグループに分割されたが、5つ以上のグループに分割されてもよい。例えば、無線通信システム10内の無線基地局1、2A乃至2Sが5つのグループに分割される場合には、無線通信システム10に無線基地局が追加された場合や、無線通信システム10から無線基地局が除外される場合の再グループ化処理において、グループが変更される無線基地局の範囲を限定することが可能となる。
また、上述した実施形態では、無線通信システム10は、LTE Release 9やLTE-Advancedに基づく構成であったが、他の通信規格に基づく構成であってもよい。
このように本発明は、ここでは記載していない様々な実施形態等を包含するということを理解すべきである。したがって、本発明はこの開示から妥当な特許請求の範囲の発明特定事項によってのみ限定されるものである。
本発明の無線通信システム、無線基地局、ネットワーク装置及び閉塞制御方法は、通信サービスの品質の劣化を防止しており、無線通信システム等として有用である。
1…無線基地局、2A〜2S…無線基地局、3…セル、4A〜4F…セル、5…無線端末、6…基地局制御装置、10…無線通信システム、102…制御部、103…記憶部、104…有線通信部、106…無線通信部、108…アンテナ、152…距離測定部、154…予閉塞開始通知送信処理部、156…送信電力低下処理部、158…既存呼不存在通知送信処理部、162…予閉塞開始通知受信処理部、164…方向特定部、166…送信電力上昇処理部、168…既存呼不存在通知受信処理部、172…グループ化情報取得部、174…送信電力制御部、176…再グループ化処理部、252…基地局情報取得部、254…グループ化処理部

Claims (14)

  1. 複数の無線基地局を含む無線通信システムであって、
    第1無線基地局は、
    第2無線基地局の情報を記憶する記憶部と、
    予閉塞を開始する際に、前記記憶部に記憶された前記第2無線基地局の情報に基づいて特定される前記第2無線基地局に対し、予閉塞を開始することを示す予閉塞開始通知を送信する予閉塞開始通知送信部と、
    送信電力を低下させる送信電力低下処理部と
    を備え、
    前記第2無線基地局は、
    前記予閉塞開始通知を受信する予閉塞開始通知受信部と、
    前記予閉塞開始通知受信部により前記予閉塞開始通知が受信された場合に、送信電力を上昇させる送信電力上昇処理部と
    を備える無線通信システム。
  2. 前記送信電力低下処理部は、所定時間内に所定量ずつ送信電力を低下させ、
    前記送信電力上昇処理部は、前記所定時間内に前記所定量ずつ送信電力を上昇させる請求項1に記載の無線通信システム。
  3. 前記第1無線基地局は、自無線基地局と前記第2無線基地局との距離を測定する距離測定部を備え、
    前記予閉塞開始通知送信部は、前記距離測定部により測定された距離が所定の閾値以下となる前記第2無線基地局に対し、前記予閉塞開始通知を送信する請求項1又は2に記載の無線通信システム。
  4. 前記第2無線基地局は、前記第1無線基地局の方向を特定する方向特定部を備え、
    前記送信電力上昇処理部は、前記方向特定部により特定された前記第1無線基地局の方向への送信電力を上昇させる請求項1乃至3の何れかに記載の無線通信システム。
  5. 前記第1無線基地局は、自無線基地局における既存呼がなくなった場合に、前記第2無線基地局に対し、既存呼がなくなったことを示す既存呼不存在通知を送信する既存呼不存在通知送信部を備え、
    前記第2無線基地局は、前記既存呼不存在通知を受信する既存呼不存在通知受信部を備え、
    前記送信電力上昇処理部は、前記既存呼不存在通知受信部により前記既存呼不存在通知が受信された場合に、前記送信電力の上昇を停止させる請求項1乃至4の何れかに記載の無線通信システム。
  6. 前記第1無線基地局及び前記第2無線基地局を接続して制御する基地局制御装置を備え、
    前記予閉塞開始通知送信部は、前記第2無線基地局に対して、前記基地局制御装置を介して前記予閉塞開始通知を送信する請求項1乃至5の何れかに記載の無線通信システム。
  7. 前記複数の無線基地局が異なるグループに属し、
    前記無線基地局において送信電力が低下する時間帯が、前記グループ毎に異なる請求項1に記載の無線通信システム。
  8. 前記複数の無線基地局の上位におけるネットワーク装置を有し、
    前記ネットワーク装置は、所定の条件に従い、前記複数の無線基地局を4つ以上のグループに分割するグループ化を行うグループ化処理部を備える請求項7に記載の無線通信システム。
  9. 前記無線基地局は、他の無線基地局が前記無線通信システムに追加される場合、又は、他の無線基地局が前記無線通信システムから除外される場合に、基地局間通信を用いて、前記複数の無線基地局を再度グループに分割する再グループ化処理を行う再グループ化処理部を備える請求項7又は8に記載の無線通信システム。
  10. 無線通信システムを構成する無線基地局であって、
    自無線基地局の周辺に位置する他の無線基地局の情報を記憶する記憶部と、
    予閉塞を開始する際に、前記記憶部に記憶された前記他の無線基地局の情報に基づいて特定される前記他の無線基地局に対し、予閉塞を開始することを示す予閉塞開始通知を送信する予閉塞開始通知送信部と、
    送信電力を低下させる送信電力低下処理部と
    を備える無線基地局。
  11. 無線通信システムを構成する無線基地局であって、
    他の無線基地局からの、前記他の無線基地局において予閉塞が開始されることを示す予閉塞開始通知を受信する予閉塞開始通知受信部と、
    前記予閉塞開始通知受信部により前記予閉塞開始通知が受信された場合に、送信電力を上昇させる送信電力上昇処理部と
    を備える無線基地局。
  12. 隣接する2つの無線基地局が異なるグループに属するように、他の無線基地局とともに複数のグループに分けられており、
    自無線基地局と同一のグループに属する他の無線基地局と同一の時間帯に送信電力を低下させる送信電力制御部を備える請求項10又は11に記載の無線基地局。
  13. 無線通信システムを構成する複数の無線基地局の上位におけるネットワーク装置であって、
    所定の条件に従い、前記複数の無線基地局を4つ以上のグループに分割するグループ化を行うグループ化処理部を備え、
    前記無線基地局において送信電力が低下する時間帯が、前記グループ毎に異なるネットワーク装置。
  14. 複数の無線基地局を含む無線通信システムにおける閉塞制御方法であって、
    第1無線基地局が、予閉塞を開始する際に、記憶部に記憶された第2無線基地局の情報に基づいて特定される前記第2無線基地局に対し、予閉塞を開始することを示す予閉塞開始通知を送信するステップと、
    前記第1無線基地局が、送信電力を低下させるステップと、
    前記第2無線基地局が、前記予閉塞開始通知を受信するステップと、
    前記第2無線基地局が、前記予閉塞開始通知が受信された場合に、送信電力を上昇させるステップと
    を備える閉塞制御方法。
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