JP2012029268A - ネットワーク装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】呼制御カードの低消費電力化を図ることを可能とするネットワーク装置を提供する。
【解決手段】ネットワーク装置20は、複数の呼制御カードを有する。ネットワーク装置は、複数の呼制御カードの全体で制御する接続呼数が第1閾値を下回った場合に、複数の呼制御カードの中から、少なくとも1つの呼制御カードを選択するように構成された選択部23と、選択部23によって選択された呼制御カードを、新規呼の割り当てが制限された切断準備状態に遷移させるように構成された省電力制御部24とを備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、複数の呼制御カードを有するネットワーク装置に関する。
従来、呼制御を行うネットワーク装置を有する移動通信システムが知られている。ネットワーク装置は、例えば、LTEなどの第1通信システム(第1RAT(Radio Access Technorolgy))に設けられる無線基地局(MME、eNodeBなど)である。或いは、ネットワーク装置は、例えば、3Gなどの第2通信システム(第2RAT)に設けられる無線制御装置(RNC)である。
ここで、ネットワーク装置は、呼制御を行う複数の呼制御カードを有する。複数の呼制御カードのそれぞれは、複数の移動通信端末と設定する呼を制御する。例えば、呼制御カードは、移動通信端末に対して呼処理を指示するカード、移動通信端末と設定する呼の接続信号を終端するカードなどである(例えば、特許文献1)。
なお、故障等に起因する接続呼の切断を抑制するために、呼制御カードの冗長構成が採用されることもある。例えば、呼制御カードは、実際に用いられるアクティブ系の呼制御カードと、アクティブ系の呼制御カードの代替で用いられるスタンバイ系の呼制御カードとを含む。
特開2002−27109号公報
ところで、近年では、環境等への配慮から、移動通信システム全体で省電力化が望まれている。例えば、上述した技術では、呼制御カードの熱負荷レベルに応じて、呼制御カードを冷却する冷却ファンの冷却能力を制御することによって、冷却ファンの低消費電力化が図られている。
しかしながら、上述した技術では、呼制御カードの低消費電力化について、十分に図ることができていない。
そこで、本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、移動通信システムにおけるネットワーク装置の低消費電力化および適切な低消費電力運転の実現を図ることを可能とするネットワーク装置を提供することを目的とする。
第1の特徴に係るネットワーク装置は、複数の呼制御カードを有する。ネットワーク装置は、前記複数の呼制御カードの全体で制御する接続呼数が第1閾値を下回った場合に、前記複数の呼制御カードの中から、少なくとも1つの呼制御カードを選択するように構成された選択部と、前記選択部によって選択された呼制御カードを、新規呼の割り当てが制限された切断準備状態に遷移させるように構成された省電力制御部とを備える。
第1の特徴において、前記省電力制御部は、前記切断準備状態に遷移した呼制御カードで制御する接続呼数が第2閾値を下回った場合に、或いは、前記切断準備状態に遷移してから経過した時間が所定時間を超えた場合に、前記切断準備状態に遷移した呼制御カードに供給する電力を切断する。
第1の特徴において、前記複数の呼制御カードは、アクティブ系の呼制御カードと、前記アクティブ系の呼制御カードの代替で用いられるスタンバイ系の呼制御カードとを含む。前記省電力制御部は、前記複数の呼制御カードの全体で制御する接続呼数が第3閾値を下回った場合に、前記スタンバイ系の呼制御カードに供給する電力を切断する。
第1の特徴において、前記複数の呼制御カードは、複数のカードセットを含む。前記複数のカードセットのそれぞれは、アクティブ系の呼制御カードと、前記アクティブ系の呼制御カードの代替で用いられるスタンバイ系の呼制御カードとを含む。前記省電力制御部は、前記複数のカードセットのうち、接続呼数が第4閾値を下回ったカードセットに含まれる前記アクティブ系の呼制御カード及び前記スタンバイ系の呼制御カードの双方に供給する電力を切断する。
第1の特徴において、ネットワーク装置は、前記複数の呼制御カードのうち、いずれかの呼制御カードに新規呼を割り当てるように構成された割当部をさらに備える。前記割当部は、新規呼が割り当てられる呼制御カードが偏るように新規呼を割り当てる。
第1の特徴において、前記選択部は、前記複数の呼制御カードの中から、接続呼数が少ない呼制御カードを前記呼制御カードとして選択する。
第1の特徴において、ネットワーク装置は、前記切断準備状態に遷移した呼制御カードに格納されたユーザデータを前記切断準備状態に遷移していない呼制御カードに移行するように構成されたデータ移行部をさらに備える。
第1の特徴において、ネットワーク装置は、前記切断準備状態に遷移した呼制御カードと対応するセルから送信される信号の送信電力の低減を指示するように構成された指示部をさらに備える。
第1の特徴において、前記選択部は、前記複数の呼制御カードの全体で制御する接続呼のトラフィック量の履歴情報に基づいて、前記切断準備状態に遷移すべき呼制御カードを選択する。
第1の特徴において、前記選択部は、前記複数の呼制御カードで制御する接続呼数に影響を与えるイベント情報に基づいて、前記切断準備状態に遷移すべき呼制御カードを選択する。
第1の特徴において、前記選択部は、自装置に隣接(地理的・論理的な隣接関係は問わない)する他のネットワーク装置の状態に基づいて、前記切断準備状態に遷移すべき呼制御カードを選択する。
第2の特徴に係るネットワーク装置は、複数の呼制御カードを有する。ネットワーク装置は、前記複数の呼制御カードのうち、少なくとも1つの呼制御カードを、新規呼の割り当てが制限された切断準備状態に遷移させるように構成された省電力制御部を備える。前記省電力制御部は、前記複数の呼制御カードの全体で制御する接続呼数が第5閾値を上回った場合に、前記切断準備状態に遷移した呼制御カードを、新規呼の割り当てが許可された通常状態に遷移させる。
第2の特徴において、に係るネットワーク装置は、複数の呼制御カードを有する。ネットワーク装置は、前記省電力制御部は、複数の呼制御カードのうち、少なくとも1つの呼制御カードに供給する電力を切断する。前記省電力制御部は、前記複数の呼制御カードの全体で制御する接続呼数が第6閾値を上回った場合に、電力が切断された呼制御カードに対する電力の供給を再開する。
第2の特徴において、前記複数の呼制御カードは、アクティブ系の呼制御カードと、前記アクティブ系の呼制御カードの代替で用いられるスタンバイ系の呼制御カードとを含む。前記省電力制御部は、前記スタンバイ系の呼制御カードに供給する電力を切断する。前記省電力制御部は、前記複数の呼制御カードの全体で制御する接続呼数が第7閾値を上回った場合に、電力が切断されたスタンバイ系の呼制御カードに対する電力の供給を再開する。
第2の特徴において、前記複数の呼制御カードは、複数のカードセットを含む。前記複数のカードセットのそれぞれは、アクティブ系の呼制御カードと、前記アクティブ系の呼制御カードの代替で用いられるスタンバイ系の呼制御カードとを含む。前記省電力制御部は、前記複数のカードセットのうち、少なくとも1つのカードセットに供給する電力を切断する。前記省電力制御部は、前記複数の呼制御カードの全体で制御する接続呼数が第8閾値を上回った場合に、電力が切断されたカードセットに対する電力の供給を再開する。
第2の特徴において、前記省電力制御部は、災害情報の受信に応じて、前記切断準備状態に遷移した呼制御カードを前記通常状態に遷移させる。
第3の特徴に係るネットワーク装置は、複数のセルを配下に有する。ネットワーク装置は、前記複数のセルのそれぞれが設定する接続呼数を前記複数のセル毎に管理するように構成された管理部と、前記複数のセルのうち、接続呼数が第9閾値を下回ったセルから送信される信号の送信電力の低減を指示するように構成された指示部とを備える。
本発明によれば、呼制御カードの低消費電力化を図ることを可能とするネットワーク装置を提供することができる。
第1実施形態に係る移動通信システム100を示す図である。 第1実施形態に係るネットワーク装置20を示す図である。 第1実施形態に係る通信カード群21を示す図である。 変更例1に係るネットワーク装置20を示す図である。
以下において、本発明の実施形態に係る移動通信システムについて、図面を参照しながら説明する。なお、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。
ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。従って、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
[実施形態の概要]
実施形態に係るネットワーク装置は、複数の呼制御カードを有する。ネットワーク装置は、複数の呼制御カードの全体で制御する接続呼数が第1閾値を下回った場合に、複数の呼制御カードの中から、少なくとも1つの呼制御カードを選択するように構成された選択部と、選択部によって選択された呼制御カードを、新規呼の割り当てが制限された切断準備状態に遷移させるように構成された省電力制御部とを備える。
実施形態では、省電力制御部は、選択部によって選択された呼制御カードを、新規呼の割り当てが制限された切断準備状態に遷移させる。切断準備状態に遷移した呼制御カードに新規呼が割り当てられないため、切断準備状態に遷移した呼制御カードで制御する接続呼数は減少するのみである。従って、切断準備状態に遷移した呼制御カードに供給する電力を切断した場合に、接続呼の切断に伴う悪影響を軽減することができる。
実施形態に係るネットワーク装置は、複数の呼制御カードを有する。ネットワーク装置は、複数の呼制御カードのうち、少なくとも1つの呼制御カードを、新規呼の割り当てが制限された切断準備状態に遷移させるように構成された省電力制御部を備える。省電力制御部は、複数の呼制御カードの全体で制御する接続呼数が第5閾値を上回った場合に、切断準備状態に遷移した呼制御カードを、新規呼の割り当てが許可された通常状態に遷移させる。
実施形態では、省電力制御部は、複数の呼制御カードの全体で制御する接続呼数が増えた場合に、切断準備状態に遷移した呼制御カードを、新規呼の割り当てが許可された通常状態に遷移させる。従って、新規呼の呼損を抑制することができる。
[第1実施形態]
(移動通信システムの構成)
以下において、第1実施形態に係る移動通信システムの構成について、図面を参照しながら説明する。図1は、第1実施形態に係る移動通信システム100を示す図である。
図1に示すように、移動通信システム100は、通信端末装置10(以下、UE10)と、コアネットワーク50とを含む。また、移動通信システム100は、第1通信システムと第2通信システムとを含む。
第1通信システムは、例えば、UMTS(Universal Mobile Telecommunication System)に対応する通信システムである。第1通信システムは、基地局110(以下、NB110)と、RNC120と、SGSN130とを有する。なお、第1通信システムでは、第1RAT(Radio Access Technorolgy)が用いられる。
第2通信システムは、例えば、LTE(Long Term Evolution)に対応する通信システムである。第2通信システムは、例えば、基地局210(以下、eNB210)と、MME230とを有する。なお、第2通信システムでは、第2RAT(Radio Access Technorolgy)が用いられる。
UE10は、第1通信システム及び第2通信システムと通信を行うように構成された装置(User Equipment)である。例えば、UE10は、NB110と無線通信を行う機能を有するとともに、eNB210と無線通信を行う機能を有する。
NB110は、セル111を有しており、セル111に存在するUE10と無線通信を行う装置(NodeB)である。
RNC120は、NB110に接続されており、セル111に存在するUE10と無線接続(RRC Connection)を設定する装置(Radio Network Controller)である。
SGSN130は、パケット交換ドメインにおいてパケット交換を行う装置(Serving GPRS Support Node)である。SGSN130は、コアネットワーク50に設けられる。図1では省略しているが、回線交換ドメインにおいて回線交換を行う装置(MSC;Mobile Switching Center)がコアネットワーク50に設けられていてもよい。
eNB210は、セル211を有しており、セル211に存在するUE10と無線通信を行う装置(evolved NodeB)である。
MME230は、eNB210と無線接続を設定しているUE10の移動性を管理する装置(Mobility Management Entity)である。MME230は、コアネットワーク50に設けられる。
なお、セルは、UE10と無線通信を行う機能として理解すべきである。但し、セルは、セルと通信可能な範囲を示すサービスエリアと考えてもよい。セルは、セルで用いられる周波数、拡散コード又はタイムスロットなどによって識別される。
(ネットワーク装置の構成)
以下において、第1実施形態に係るネットワーク装置の構成について、図面を参照しながら説明する。図2は、第1実施形態に係るネットワーク装置20を示す図である。
ネットワーク装置20は、例えば、第1通信システムに設けられるRNC120であってもよい。或いは、ネットワーク装置20は、例えば、第2通信システムに設けられるeNB210であってもよい。或いは、ネットワーク装置20は、例えば、第2通信システムに設けられるMME230であってもよい。
図2に示すように、ネットワーク装置20は、通信カード群21と、通信部22と、選択部23と、省電力制御部24と、割当部25と、指示部26と、データ移行部27とを有する。
通信カード群21は、移動通信端末に対して呼処理を指示するカード、移動通信端末と設定する呼の接続信号を終端するカードなどの複数の呼制御カードを含む。また、通信カード群21は、他のネットワーク装置と通信を行うためのカード、HSDPA(High Speed Downlink Packet Access)やHSUPA(High Speed Uplink Packet Access)などを制御するカードなどを含んでもよい。
第1実施形態では、通信カード群21は、図3に示すように、複数のカードセット(例えば、カードセット#1〜カードセット#12)を含む。各カードセットは、1対の呼制御カードによって構成される。1対の呼制御カードのうち、一方の呼制御カードは、アクティブ系の呼制御カードとして機能し、他方の呼制御カードは、スタンバイ系の呼制御カードとして機能する。
アクティブ系の呼制御カードは、実際に稼働する呼制御カードである。一方で、スタンバイ系の呼制御カードは、アクティブ系の呼制御カードの代替で用いられる呼制御カードである。
通信部22は、UE10と通信を行う。また、通信部22は、他のネットワーク装置と通信を行う。
選択部23は、通信カード群21に含まれる複数の呼制御カード(ここでは、アクティブ系の呼制御カード)の全体で制御する接続呼数が第1閾値を下回った場合に、複数のアクティブ系の呼制御カードの中から、少なくとも1つのアクティブ系の呼制御カードを選択する。例えば、選択部23は、複数のアクティブ系の呼制御カードの中から、接続呼数が少ないアクティブ系の呼制御カードを選択する。
省電力制御部24は、通信カード群21に含まれる複数の呼制御カードに供給する電力を省電力化するモード(以下、省電力モード)を制御する。
(1)以下において、通常状態から切断準備状態への遷移について説明する。
具体的には、省電力制御部24は、選択部23によって選択された呼制御カード(ここでは、アクティブ系の呼制御カード)を、新規呼の割り当てが制限された切断準備状態に遷移させる。すなわち、省電力制御部24は、通信カード群21に含まれる複数のアクティブ系の呼制御カードの全体で制御する接続呼数が第1閾値を下回った場合に、選択部23によって選択されたアクティブ系の呼制御カードを切断準備状態に遷移させる。
(2)以下において、アクティブ系の呼制御カードに供給する電力の切断(省電力化)について説明する。
具体的には、省電力制御部24は、切断準備状態に遷移したアクティブ系の呼制御カードで制御する接続呼数が第2閾値を下回った場合に、切断準備状態に遷移したアクティブ系の呼制御カードに供給する電力を切断する。或いは、省電力制御部24は、切断準備状態に遷移してから経過した時間が所定時間を超えた場合に、切断準備状態に遷移したアクティブ系の呼制御カードに供給する電力を切断する。
なお、第2閾値は、例えば、“1”である。すなわち、省電力制御部24は、切断準備状態に遷移したアクティブ系の呼制御カードで制御する接続呼数が“0”となった場合に、切断準備状態に遷移したアクティブ系の呼制御カードに供給する電力を切断する。但し、第2閾値は、“1”に限定されるものではない。
なお、省電力制御部24は、アクティブ系の呼制御カードに供給する電力とともに、アクティブ系の呼制御カードの代替で用いるスタンバイ系の呼制御カードに供給する電力を切断することが好ましい。言い換えると、省電力制御部24は、一のカードセットに含まれるアクティブ系の呼制御カードに供給する電力を切断する場合に、一のカードセットに含まれるスタンバイ系の呼制御カードに供給する電力も切断することが好ましい。
(3)以下において、スタンバイ系の呼制御カードに供給する電力の切断(省電力化)について説明する。
具体的には、省電力制御部24は、通信カード群21に含まれる複数の呼制御カード(ここでは、アクティブ系の呼制御カード)の全体で制御する接続呼数が第3閾値を下回った場合に、スタンバイ系の呼制御カードに供給する電力を切断する。
なお、第3閾値は、第1閾値よりも小さな値であってもよく、第1閾値よりも大きな値であってもよい。或いは、第3閾値は、第1閾値と同じ値であってもよい。
このようなケースでは、省電力制御部24は、通信カード群21に含まれるスタンバイ系の呼制御カードの全てに供給する電力を切断してもよい。或いは、省電力制御部24は、通信カード群21に含まれるスタンバイ系の呼制御カードの一部に供給する電力を切断してもよい。
(4)以下において、切断準備状態から通常状態への遷移について説明する。
具体的には、省電力制御部24は、通信カード群21に含まれる複数の呼制御カード(ここでは、アクティブ系の呼制御カード)の全体で制御する接続呼数が第5閾値を上回った場合に、切断準備状態に遷移したアクティブ系の呼制御カードを、新規呼の割当が許可された通常状態に遷移させる。
なお、第5閾値は、ヒステリシスを持たせる観点から、第1閾値よりも大きな値であることが好ましい。但し、第5閾値は、第1閾値と同じ値であってもよい。
(5)以下において、アクティブ系の呼制御カードに対する電力の供給の再開について説明する。
具体的には、省電力制御部24は、通信カード群21に含まれる複数の呼制御カード(ここでは、アクティブ系の呼制御カード)の全体で制御する接続呼数が第6閾値を上回った場合に、電力が切断されたアクティブ系の呼制御カードに対する電力の供給を再開する。
なお、第6閾値は、ヒステリシスを持たせる観点から、第2閾値よりも大きな値であることが好ましい。但し、第6閾値は、第2閾値と同じ値であってもよい。
(6)以下において、スタンバイ系の呼制御カードに対する電力の供給の再開について説明する。
具体的には、省電力制御部24は、通信カード群21に含まれる複数の呼制御カード(ここでは、アクティブ系の呼制御カード)の全体で制御する接続呼数が第7閾値を上回った場合に、電力が切断されたスタンバイ系の呼制御カードに対する電力の供給を再開する。
なお、第7閾値は、ヒステリシスを持たせる観点から、第3閾値よりも大きな値であることが好ましい。但し、第7閾値は、第3閾値と同じ値であってもよい。
割当部25は、複数の呼制御カード(ここでは、アクティブ系の呼制御カード)のうち、いずれかのアクティブ系の呼制御カードに新規呼を割り当てる。ここで、割当部25は、新規呼が割り当てられるアクティブ系の呼制御カードが偏るように新規呼を割り当てる。
例えば、割当部25は、アクティブ系の呼制御カードに割り振られた番号が若い順に新規呼を割り当てる。すなわち、割当部25は、最も若い番号のアクティブ系の呼制御カードで制御する接続呼数が上限に達した場合に、2番目に若い番号のアクティブ系の呼制御カードに新規呼を割り当てる。
なお、一般的には、制御負荷を分散する観点から、複数のアクティブ系の呼制御カードで制御する接続呼数が均等となるように新規呼を割り当てることが好ましい。これに対して、第1実施形態では、新規呼が割り当てられるアクティブ系の呼制御カードが偏るように新規呼を割り当てることによって、切断準備状態に遷移したアクティブ系の呼制御カードで制御する接続呼数が少ない。従って、切断準備状態に遷移したアクティブ系の呼制御カードに供給する電力を切断した場合に、接続呼の切断に伴う悪影響を軽減することができる。
指示部26は、切断準備状態に遷移した呼制御カード(ここでは、アクティブ系の呼制御カード)と対応するセルから送信される信号の送信電力の低減を指示する。例えば、ネットワーク装置20がRNC120である場合には、指示部26は、切断準備状態に遷移したアクティブ系の呼制御カードと対応するセルを有するNB110に対して、当該セルから送信される信号の送信電力の低減を指示する。また、ネットワーク装置20がeNB210である場合には、指示部26は、eNB210の内部において、切断準備状態に遷移したアクティブ系の呼制御カードと対応するセルから送信される信号の送信電力の低減を指示する。
データ移行部27は、切断準備状態に遷移した呼制御カード(ここでは、アクティブ系の呼制御カード)に格納されたユーザデータを切断準備状態に遷移していないアクティブ系の呼制御カードに移行する。
(作用及び効果)
第1実施形態では、省電力制御部24は、選択部23によって選択された呼制御カード(ここでは、アクティブ系の呼制御カード)を、新規呼の割り当てが制限された切断準備状態に遷移させる。切断準備状態に遷移したアクティブ系の呼制御カードに新規呼が割り当てられないため、切断準備状態に遷移したアクティブ系の呼制御カードで制御する接続呼数は減少するのみである。従って、切断準備状態に遷移したアクティブ系の呼制御カードに供給する電力を切断した場合に、接続呼の切断に伴う悪影響を軽減することができる。
第1実施形態では、省電力制御部24は、切断準備状態に遷移したアクティブ系の呼制御カードで制御する接続呼数が減った場合に、切断準備状態に遷移したアクティブ系の呼制御カードに供給する電力を切断する。従って、切断準備状態に遷移したアクティブ系の呼制御カードに供給する電力を切断した場合に、接続呼の切断に伴う悪影響を軽減することができる。
第1実施形態では、省電力制御部24は、通信カード群21に含まれる複数の呼制御カード(ここでは、アクティブ系の呼制御カード)の全体で制御する接続呼数が減った場合に、スタンバイ系の呼制御カードに供給する電力を切断する。すなわち、アクティブ系の呼制御カードの故障に起因する接続呼の切断数が少ない場合に、スタンバイ系の呼制御カードに供給する電力が切断される。従って、アクティブ系の呼制御カードの故障に起因する悪影響を軽減しながら、省電力化を図ることができる。なお、アクティブ系の呼制御カードの故障しなければ、接続呼の切断が生じないことに留意すべきである。
第1実施形態では、省電力制御部24は、複数の呼制御カード(ここでは、アクティブ系の呼制御カード)の全体で制御する接続呼数が増えた場合に、切断準備状態に遷移したアクティブ系の呼制御カードを、新規呼の割り当てが許可された通常状態に遷移させる。従って、新規呼の呼損を抑制することができる。
第1実施形態では、省電力制御部24は、通信カード群21に含まれる複数の呼制御カード(ここでは、アクティブ系の呼制御カード)の全体で制御する接続呼数が増えた場合に、電力が切断されたアクティブ系の呼制御カードに対する電力の供給を再開する。従って、新規呼の呼損を抑制することができる。
第1実施形態では、省電力制御部24は、通信カード群21に含まれる複数の呼制御カード(ここでは、アクティブ系の呼制御カード)の全体で制御する接続呼数が増えた場合に、電力が切断されたスタンバイ系の呼制御カードに対する電力の供給を再開する。すなわち、アクティブ系の呼制御カードの故障に起因する接続呼の切断数が多い場合に、スタンバイ系の呼制御カードに対する電力の供給が再開される。従って、アクティブ系の呼制御カードの故障に起因する接続呼の切断が抑制される。
第1実施形態では、割当部25は、複数の呼制御カード(ここでは、アクティブ系の呼制御カード)のうち、いずれかのアクティブ系の呼制御カードに新規呼を割り当てる。従って、切断準備状態に遷移したアクティブ系の呼制御カードで制御する接続呼数が少なくできる。
第1実施形態では、指示部26は、切断準備状態に遷移した呼制御カード(ここでは、アクティブ系の呼制御カード)と対応するセルから送信される信号の送信電力の低減を指示する。従って、切断準備状態に遷移したアクティブ系の呼制御カードで制御される接続呼数を速やかに減らすことができる。
第1実施形態では、データ移行部27は、切断準備状態に遷移した呼制御カード(ここでは、アクティブ系の呼制御カード)に格納されたユーザデータを切断準備状態に遷移していないアクティブ系の呼制御カードに移行する。従って、接続呼の切断を伴わずに、切断準備状態に遷移したアクティブ系の呼制御カードで制御される接続呼数を速やかに減らすことができる。
[変更例1]
以下において、第1実施形態の変更例1について、図面を参照しながら説明する。以下においては、第1実施形態との相違点について主として説明する。
具体的には、第1実施形態では、ネットワーク装置20は、切断準備状態に遷移した呼制御カード(ここでは、アクティブ系の呼制御カード)と対応するセルから送信される信号の送信電力の低減を指示する。これに対して、変更例1では、ネットワーク装置20は、ネットワーク装置20の配下に設けられた複数のセルのうち、接続呼数が第9閾値を下回ったセルから送信される信号の送信電力の低減を指示する。
(ネットワーク装置の構成)
以下において、変更例1に係るネットワーク装置の構成について、図面を参照しながら説明する。図4は、変更例1に係るネットワーク装置20を示す図である。なお、図4では、図2と同様の構成について、同様の符号を付している。
ネットワーク装置20は、複数のセルを配下に有する装置であればよい。従って、ネットワーク装置20は、RNC120であってもよく、eNB210であってもよく、MME230であってもよい。
図4に示すように、ネットワーク装置20は、図2に示す構成に加えて、管理部28を有する。
管理部28は、ネットワーク装置20の配下に設けられた複数のセルのそれぞれが設定する接続呼数を複数のセル毎に管理する。
上述した指示部26は、ネットワーク装置20の配下に設けられた複数のセルのうち、接続呼数が第9閾値を下回ったセルから送信される信号の送信電力の低減を指示する。
[変更例2]
以下において、第1実施形態の変更例2について説明する。以下においては、第1実施形態との相違点について主として説明する。
変更例2では、上述した選択部23は、通信カード群21に含まれる複数の呼制御カード(ここでは、アクティブ系の呼制御カード)の全体で制御する接続呼のトラフィック量の履歴情報に基づいて、切断準備状態に遷移すべきアクティブ系の呼制御カードを選択する。トラフィック量の履歴情報は、トラフィック量の移動平均の履歴、日時毎のトラフィック量の履歴、曜日毎のトラフィック量の履歴、時間帯毎のトラフィック量の履歴を示す情報である。
具体的には、選択部23は、現在の時刻から所定時間内におけるトラフィック量の履歴情報が所定閾値を上回る場合には、複数のアクティブ系の呼制御カードの全体で制御する接続呼数が第1閾値を下回った場合であっても、切断準備状態に遷移すべきアクティブ系の呼制御カードを選択する。
一方で、選択部23は、現在の時刻から所定時間内におけるトラフィック量の履歴情報が所定閾値を下回る場合には、複数のアクティブ系の呼制御カードの全体で制御する接続呼数が第1閾値を下回った場合に、切断準備状態に遷移すべきアクティブ系の呼制御カードを選択する。
なお、省電力制御部24は、選択部23によって選択されたアクティブ系の呼制御カードを通常状態から切断準備状態に遷移させる。
また、省電力制御部24は、現在の時刻から所定時間内におけるトラフィック量の履歴情報が所定閾値を上回る場合には、切断準備状態に遷移した呼制御カード(ここでは、アクティブ系の呼制御カード)を通常状態に遷移させてもよい。
変更例2によれば、現在の時刻から所定時間内におけるトラフィック量の履歴情報が所定閾値を上回る場合に、切断準備状態に遷移すべきアクティブ系の呼制御カードが選択されない。従って、トラフィックの増大が見込まれる場合に、通常状態のアクティブ系の呼制御カード数の不足を抑制することができる。
[変更例3]
以下において、第1実施形態の変更例3について説明する。以下においては、第1実施形態との相違点について主として説明する。
変更例3では、上述した選択部23は、通信カード群21に含まれる複数の呼制御カード(ここでは、複数の)の全体で制御する接続呼数に影響を与えるイベント情報に基づいて、切断準備状態に遷移すべきアクティブ系の呼制御カードを選択する。イベント情報は、接続呼数が急峻に増大すると考えられるイベント(例えば、元旦、コンサート)の日時を示す情報である。イベント情報は、例えば、外部から入力される。
具体的には、選択部23は、現在の日時から所定時間内にイベント情報によって示される日時が存在する場合には、複数のアクティブ系の呼制御カードの全体で制御する接続呼数が第1閾値を下回った場合であっても、切断準備状態に遷移すべきアクティブ系の呼制御カードを選択しない。
一方で、選択部23は、現在の日時から所定時間内にイベント情報によって示される日時が存在しない場合には、複数のアクティブ系の呼制御カードの全体で制御する接続呼数が第1閾値を下回った場合に、切断準備状態に遷移すべきアクティブ系の呼制御カードを選択する。
例えば、切断準備状態に遷移すべきアクティブ系の呼制御カードを選択する場合において、選択部23は、複数のアクティブ系の呼制御カードの中から、接続呼数が少ないアクティブ系の呼制御カードを選択する。
なお、省電力制御部24は、選択部23によって選択されたアクティブ系の呼制御カードを通常状態から切断準備状態に遷移させる。
また、省電力制御部24は、現在の日時から所定時間内にイベント情報によって示される日時が存在する場合には、切断準備状態に遷移した呼制御カード(ここでは、アクティブ系の呼制御カード)を通常状態に遷移させてもよい。
変更例3によれば、現在の日時から所定時間内にイベント情報によって示される日時が存在する場合に、切断準備状態に遷移すべきアクティブ系の呼制御カードが選択されない。従って、元旦やコンサートなどのイベントに伴って、自装置の接続呼数の増大が見込まれる場合に、通常状態のアクティブ系の呼制御カード数の不足を抑制することができる。
[変更例4]
以下において、第1実施形態の変更例4について説明する。以下においては、第1実施形態との相違点について主として説明する。
変更例4では、上述した選択部23は、自装置に隣接(地理的・論理的な隣接関係は問わない)する他のネットワーク装置の状態に基づいて、切断準備状態に遷移すべき呼制御カードを選択する。なお、他のネットワーク装置は、自装置が管理するエリアに隣接するエリアを管理する装置である。
具体的には、選択部23は、自装置に隣接(地理的・論理的な隣接関係は問わない)する他のネットワーク装置が故障している場合には、複数のアクティブ系の呼制御カードの全体で制御する接続呼数が第1閾値を下回った場合であっても、切断準備状態に遷移すべきアクティブ系の呼制御カードを選択しない。
一方で、選択部23は、自装置に隣接(地理的・論理的な隣接関係は問わない)する他のネットワーク装置が故障していない場合には、複数のアクティブ系の呼制御カードの全体で制御する接続呼数が第1閾値を下回った場合に、切断準備状態に遷移すべきアクティブ系の呼制御カードを選択する。
なお、省電力制御部24は、選択部23によって選択されたアクティブ系の呼制御カードを通常状態から切断準備状態に遷移させる。
また、省電力制御部24は、自装置に隣接(地理的・論理的な隣接関係は問わない)する他のネットワーク装置が故障している場合には、切断準備状態に遷移した呼制御カード(ここでは、アクティブ系の呼制御カード)を通常状態に遷移させてもよい。
変更例4によれば、自装置に隣接(地理的・論理的な隣接関係は問わない)する他のネットワーク装置が故障している場合に、切断準備状態に遷移すべきアクティブ系の呼制御カードが選択されない。従って、他のネットワーク装置の故障に伴って、自装置の接続呼数の増大が見込まれる場合に、通常状態のアクティブ系の呼制御カード数の不足を抑制することができる。
[変更例5]
以下において、第1実施形態の変更例5について説明する。以下においては、第1実施形態との相違点について主として説明する。
変更例5では、上述した省電力制御部24は、災害情報の受信に応じて、切断準備状態に遷移した呼制御カード(ここでは、アクティブ系の呼制御カード)を通常状態に遷移させる。災害情報は、自装置よりも上位のネットワーク装置から受信され、移動局或いは自装置よりも下位のネットワーク装置(以下、移動局等)に送信される。災害情報は、例えば、地震や津波などの災害情報(例えば、ETWS(Earthquake Tsunami Warning System)情報)である。
変更例5によれば、災害情報の受信に応じて切断準備状態を解除することによって、通常状態のアクティブ系の呼制御カード数の不足によって災害情報を移動局等に送信できない状況を抑制することができる。
[その他の実施形態]
本発明は上述した実施形態によって説明したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、この発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
第1通信システム及び第2通信システムは、UMTSやLTEに対応する通信システムに限定されるものではなく、他の通信システム(例えば、WiMAXに対応する通信システム)であってもよい。
省電力制御部24は、複数のカードセットのうち、接続呼数が第4閾値を下回ったカードセットに含まれるアクティブ系の呼制御カード及びスタンバイ系の呼制御カードの双方に供給する電力を切断してもよい。また、省電力制御部24は、複数の呼制御カードの全体で制御する接続呼数が第8閾値を上回った場合に、電力が切断されたカードセットに含まれるアクティブ系の呼制御カード及びスタンバイ系の呼制御カードの双方に対する電力の供給を再開してもよい。
なお、上述したネットワーク装置20の動作は、ハードウェアによって実施されてもよいし、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールによって実施されてもよいし、両者の組み合わせによって実施されてもよい。
ソフトウェアモジュールは、RAM(Random Access Memory)や、フラッシュメモリや、ROM(Read Only Memory)や、EPROM(Erasable Programmable ROM)や、EEPROM(Electronically Erasable and Programmable ROM)や、レジスタや、ハードディスクや、リムーバブルディスクや、CD-ROMといった任意形式の記憶媒体内に設けられていてもよい。
かかる記憶媒体は、プロセッサが当該記憶媒体に情報を読み書きできるように、当該プロセッサに接続されている。また、かかる記憶媒体は、プロセッサに集積されていてもよい。また、かかる記憶媒体及びプロセッサは、ASIC内に設けられていてもよい。かかるASICは、ネットワーク装置20内に設けられていてもよい。また、かかる記憶媒体及びプロセッサは、ディスクリートコンポーネントとしてネットワーク装置20内に設けられていてもよい。
10…通信端末装置、20…ネットワーク装置、21…通信カード群、22…通信部、23…選択部、24…省電力制御部、25…割当部、26…指示部、27…データ移行部、28…管理部、30…無線制御装置50…コアネットワーク、110…NB、111…セル、120…RNC、130…SGSN、210…eNB、211…セル、230…MME、100…移動通信システム

Claims (17)

  1. 複数の呼制御カードを有するネットワーク装置であって、
    前記複数の呼制御カードの全体で制御する接続呼数が第1閾値を下回った場合に、前記複数の呼制御カードの中から、少なくとも1つの呼制御カードを選択するように構成された選択部と、
    前記選択部によって選択された呼制御カードを、新規呼の割り当てが制限された切断準備状態に遷移させるように構成された省電力制御部とを備えることを特徴とするネットワーク装置。
  2. 前記省電力制御部は、前記切断準備状態に遷移した呼制御カードで制御する接続呼数が第2閾値を下回った場合に、或いは、前記切断準備状態に遷移してから経過した時間が所定時間を超えた場合に、前記切断準備状態に遷移した呼制御カードに供給する電力を切断することを特徴とする請求項1に記載のネットワーク装置。
  3. 前記複数の呼制御カードは、アクティブ系の呼制御カードと、前記アクティブ系の呼制御カードの代替で用いられるスタンバイ系の呼制御カードとを含み、
    前記省電力制御部は、前記複数の呼制御カードの全体で制御する接続呼数が第3閾値を下回った場合に、前記スタンバイ系の呼制御カードに供給する電力を切断することを特徴とする請求項1に記載のネットワーク装置。
  4. 前記複数の呼制御カードは、複数のカードセットを含み、
    前記複数のカードセットのそれぞれは、アクティブ系の呼制御カードと、前記アクティブ系の呼制御カードの代替で用いられるスタンバイ系の呼制御カードとを含み、
    前記省電力制御部は、前記複数のカードセットのうち、接続呼数が第4閾値を下回ったカードセットに含まれる前記アクティブ系の呼制御カード及び前記スタンバイ系の呼制御カードの双方に供給する電力を切断することを特徴とする請求項1に記載のネットワーク装置。
  5. 前記複数の呼制御カードのうち、いずれかの呼制御カードに新規呼を割り当てるように構成された割当部をさらに備え、
    前記割当部は、新規呼が割り当てられる呼制御カードが偏るように新規呼を割り当てることを特徴とする請求項1に記載のネットワーク装置。
  6. 前記選択部は、前記複数の呼制御カードの中から、接続呼数が少ない呼制御カードを選択することを特徴とする請求項1に記載のネットワーク装置。
  7. 前記切断準備状態に遷移した呼制御カードに格納されたユーザデータを前記切断準備状態に遷移していない呼制御カードに移行するように構成されたデータ移行部をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のネットワーク装置。
  8. 前記切断準備状態に遷移した呼制御カードと対応するセルから送信される信号の送信電力の低減を指示するように構成された指示部をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のネットワーク装置。
  9. 前記選択部は、前記複数の呼制御カードの全体で制御する接続呼のトラフィック量の履歴情報に基づいて、前記切断準備状態に遷移すべき呼制御カードを選択することを特徴とする請求項1に記載のネットワーク装置。
  10. 前記選択部は、前記複数の呼制御カードで制御する接続呼数に影響を与えるイベント情報に基づいて、前記切断準備状態に遷移すべき呼制御カードを選択することを特徴とする請求項1に記載のネットワーク装置。
  11. 前記選択部は、自装置に隣接(地理的・論理的な隣接関係は問わない)する他のネットワーク装置の状態に基づいて、前記切断準備状態に遷移すべき呼制御カードを選択することを特徴とする請求項1に記載のネットワーク装置。
  12. 複数の呼制御カードを有するネットワーク装置であって、
    前記複数の呼制御カードのうち、少なくとも1つの呼制御カードを、新規呼の割り当てが制限された切断準備状態に遷移させるように構成された省電力制御部を備え、
    前記省電力制御部は、前記複数の呼制御カードの全体で制御する接続呼数が第5閾値を上回った場合に、前記切断準備状態に遷移した呼制御カードを、新規呼の割り当てが許可された通常状態に遷移させることを特徴とするネットワーク装置。
  13. 前記省電力制御部は、前記複数の呼制御カードのうち、少なくとも1つの呼制御カードに供給する電力を切断し、
    前記省電力制御部は、前記複数の呼制御カードの全体で制御する接続呼数が第6閾値を上回った場合に、電力が切断された呼制御カードに対する電力の供給を再開することを特徴とする請求項12に記載のネットワーク装置。
  14. 前記複数の呼制御カードは、アクティブ系の呼制御カードと、前記アクティブ系の呼制御カードの代替で用いられるスタンバイ系の呼制御カードとを含み、
    前記省電力制御部は、前記スタンバイ系の呼制御カードに供給する電力を切断し、
    前記省電力制御部は、前記複数の呼制御カードの全体で制御する接続呼数が第7閾値を上回った場合に、電力が切断されたスタンバイ系の呼制御カードに対する電力の供給を再開することを特徴とする請求項12に記載のネットワーク装置。
  15. 前記複数の呼制御カードは、複数のカードセットを含み、
    前記複数のカードセットのそれぞれは、アクティブ系の呼制御カードと、前記アクティブ系の呼制御カードの代替で用いられるスタンバイ系の呼制御カードとを含み、
    前記省電力制御部は、前記複数のカードセットのうち、少なくとも1つのカードセットに供給する電力を切断し、
    前記省電力制御部は、前記複数の呼制御カードの全体で制御する接続呼数が第8閾値を上回った場合に、電力が切断されたカードセットに含まれるアクティブ系の呼制御カード及びスタンバイ系の呼制御カードの双方に対する電力の供給を再開することを特徴とする請求項12に記載のネットワーク装置。
  16. 前記省電力制御部は、災害情報の受信に応じて、前記切断準備状態に遷移した呼制御カードを前記通常状態に遷移させることを特徴とする請求項12に記載のネットワーク装置。
  17. 複数のセルを配下に有するネットワーク装置であって、
    前記複数のセルのそれぞれが設定する接続呼数を前記複数のセル毎に管理するように構成された管理部と、
    前記複数のセルのうち、接続呼数が第9閾値を下回ったセルから送信される信号の送信電力の低減を指示するように構成された指示部とを備えることを特徴とするネットワーク装置。
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