JP2010224649A - 注文装置 - Google Patents

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弘晃 坂口
Shinji Sawa
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Abstract

【課題】顧客が注文操作を体験することができる注文装置を提供することにある。
【解決手段】画像データに基づく写真プリント注文を受け付ける注文装置であって、サンプル画像データを保存する保存部と、前記サンプル画像データを用いて注文操作を実行する体験モード制御部と、前記体験モード制御部による体験モードを、記憶媒体を注文装置に接続した際に解除し通常モードに移行する、または記憶媒体から画像データが読み込まれた際に解除し、当該読み込まれた画像データによる通常モードに移行するモード切換制御部とを有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、顧客による写真の注文操作に用いられる注文装置に関する。
写真店(ミニラボ店とも称される。)では、顧客がデジタル画像データを持ち込み、店内に設置された注文装置で顧客自らが写真プリントの注文を行なえる。この注文装置として、例えば、特許文献1、2が知られている。
特許文献1の受付装置における注文操作は、先ず、デジタル画像データが記憶されたメディアからデジタル画像データを読み込み、コマ画像として表示させ、次いで、プリント対象を選択し、プリント枚数、プリントサイズ、所定の補正処理等を選択し、注文を確定する流れである。写真プリントの仕上がりタイプも選択可能であり、このタイプとしては、コマ画像ごとに1枚の写真を形成するタイプや、複数のコマ画像を1枚の写真に規則性を持って配置したインデックスプリントや、最終的にアルバム編集されるためにプリントされるアルバムプリントと称されるタイプもある。
しかしながら、店頭に注文装置を設置していても、注文者が注文装置を利用せずに店員に注文する場合がある。これは、注文者の先入観として、注文装置の注文操作工程が多く、複雑で面倒であると感じている面がある。また、写真プリントを注文しないような店頭の来訪者に注文装置を知ってもらい、実際に注文操作をしてもらいたいとの店側の要望もある。一度注文操作を体験すると、利用しやすくなると考えられるからである。そこで、積極的に注文装置に触れて注文操作をしてもらうことが考えられるが、従来の注文装置では、サービス内容選択後または最初の操作で、メディアを挿入して画像データを読み込ませ、この画像データを用いて順次注文操作が行われるため、画像データが必ず必要である。
特許文献2は、オペレータによる操作説明を受けたり、映像装置による操作案内映像を見ることで、注文装置の操作を事前に知らせ、注文装置利用を促進する目的が記載され、顧客の画像データを用いた注文操作を体験できる構成について記載している。しかしながら、特許文献2は、顧客の画像データを用いる必要があり画像データを持参していない顧客が注文装置を体験できる環境ではなく、ぶらりと訪れた顧客に対しても注文装置を操作してもらう環境を提供できず、改善が要望されていた。
特開2006−103100号公報 特開2004−355420号公報
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、顧客が注文操作を体験することができる注文装置を提供することにある。
上記課題を解決するため本発明に係る注文装置は、
サンプル画像データを保存する保存部と、
前記サンプル画像データを用いて注文操作を実行する体験モード制御部と、
前記体験モード制御部による体験モードを、記憶媒体を注文装置に接続した際に解除し通常モードに移行する、または記憶媒体から画像データが読み込まれた際に解除し、当該読み込まれた画像データによる通常モードに移行するモード切換制御部とを有する。
この構成の作用効果は以下のとおりである。注文装置は、各種記憶媒体読み取り手段を備え、記憶媒体から画像データを読み取り、画像データに基づいて、各種サービスのプリント注文を行える機能を備えている。各種サービスは、例えば、L版、2L版等の普通プリント、アルバムプリント、コラージュプリント、シャッフルプリント、名刺プリント、はがきプリント、各種サイズによるコレクションプリント、写真集、各種記憶媒体への書き込みが挙げられる。画像データは、例えば、画像、文字、記号、またはそれらの組み合わせで構成されるデジタルデータが挙げられる。
注文装置は、各種サービス単位に注文操作を実行できるように構成され、サンプル画像データを用いて注文操作を実行できる構成である(体験モード制御部の機能)。サンプル画像データは保存部に保存されている。これによって、顧客は、注文用の画像がなくとも注文装置が保存しているサンプル画像データを用いて注文操作を体験することができる。
またモード切換制御部は、前記体験モード制御部による体験モードを、記憶媒体を注文装置に接続した際に解除し通常モードに移行するように構成できる。この構成によれば、記憶媒体を注文装置に接続した際に体験モードが解除され、通常モードに切り換わる。そして通常モードにおいて、記憶媒体から画像データを読み込み、当該画像データを用いた注文操作を行える。またモード切換制御部は、記憶媒体から画像データが読み込まれた際に解除し、当該読み込まれた画像データによる通常モードに移行するように構成できる。この構成によれば、記憶媒体から画像データが読み込まれる場合に体験モードが解除される。例えば、注文操作中いつでも注文者が自由に画像データを記憶媒体から読み込む指示を行って、画像データを読み込むことができ、読み込まれた画像データは、サンプル画像データと所定規則に基づいて自動的に入れ替わるかまたは注文者の指示によって入れ替わり、これによって体験モードを解除することができる。体験モードが解除されたら、読み込まれた画像データを用いた通常モードの注文操作に切り換わる。
なお、記憶媒体の記憶媒体読み取り手段への挿入時期は、特に制限されず、画像データ読み取りタイミングに合わせて行ってもよく、予め挿入していてもよい。また、記憶媒体を記憶媒体読み取り手段へ挿入した場合に、画像データ中のExif情報を読み取り、サムネイル画像を取得するように構成し、本画像データは、注文者の指示で読み取るように構成することもできる。
また、上記発明の一実施態様として、
前記体験モード制御部による体験モードにおいて、サンプル画像データを用いたプリントを実行可能に構成してある。
この構成によれば、体験モードにおいてプリント出力も可能であり、顧客にサンプル画像によるプリントを提供することができる。このように注文操作を一通り体験でき、かつ、実際に注文操作を体験した顧客に仕上がりプリントを提供することで、注文装置による注文操作への関心を高め、次の来訪時には注文装置を利用して注文しようとする意欲を効果的に持たせることができる。
また、注文装置は、基本処理手段と複数種のサービス処理手段とを有している。サービス処理手段は、サービス内容に応じた注文処理を実行する機能であり、例えば、普通プリント、アルバムプリント、コラージュプリント、シャッフルプリント、名刺プリント、はがきプリント、各種サイズによるコレクションプリント、写真集、各種記憶媒体への書き込み処理単位に構成される。サービス処理手段のそれぞれは、その他のサービス処理手段と独立して機能し、任意のサービス処理手段の変更が、その他のサービス処理手段に影響を与えることがないように構成されている。サービス処理手段は、例えば、画像処理部、制御部、GUI等の機能を有する。それぞれのサービス処理手段に画像処理部を設けておくことで、サービス処理手段ごとに、画像処理部のバージョン、設定値等が異なるように構成できるため、サービス毎に最適の画像処理アプリケーションのバージョン、設定値等を用いることができる。
基本処理手段は、複数種の注文処理に共通に用いられる基本処理を実行することができる。基本処理は、例えば、記憶媒体からの画像データ読み取り処理、注文確定・蓄積処理(以下では「カート」と称することがある)の管理、プリンタの操作処理、各種データ転送処理が挙げられる。
また、基本処理手段とサービス処理手段とが共有で使用し、かつサービス処理手段の独立性を低下させないような機能や処理は、共通ライブラリ手段の機能として備える構成がある。なお、共通ライブラリ手段に画像処理部の機能を設ける場合には、サービス処理手段に画像処理部を設けなくてもよい場合がある。
また、基本処理手段、サービス処理手段、共通ライブラリ手段の情報伝達(例えば、データ、機能の呼び出し)は、例えば、以下のように定義されてもよい。(1)共通ライブラリ手段との情報伝達は、基本処理手段、サービス処理手段共に自由にできる。(2)基本処理手段とサービス処理手段の情報伝達は自由にできる。(3)サービス処理手段間の情報伝達は禁止する。これによりサービス処理手段間の依存性をなくし、任意のサービス処理手段の変更がその他のサービス処理手段に影響を与えないようにでき、個々のサービス処理手段の追加、変更、削除を自由に行える。(4)基本処理手段を経由したサービス処理手段間の情報伝達を可能に設定するオプションを有する。
また、基本処理手段は、基本GUI部と基本制御部とを有する。比較的変更が多い「見た目」の部分(注文操作画面等の表示される処理部分)と、比較的変更が少ない「見た目以外」の部分を分離して構築し、頻繁に発生する見た目の変化による影響を局所化できる効果がある。サービス処理手段も同様に、サービスGUI部とサービス制御部とを有する。
基本処理手段とサービス処理手段との情報伝達は、インターフェースによって行われる。サービス処理手段の追加、削除を他のサービス処理手段への影響を無くすために、所定の規則に従ったインターフェースが構築されている。
本発明において、「オーダー」は、写真プリントを作成する場合の注文単位である。「1オーダ」は、フィルム1本分あるいは複数本分、記憶媒体1個分あるいは複数個分、データフォルダ1個分あるいは複数個分についてのプリント注文に係る画像データ群を指すものであるが、これに限定されるものではなく、1オーダーの概念はオペレータ、注文者により適宜設定することができる。以下、同様である。
写真処理システムの一例について説明するための図 注文装置の機能構成について説明するための図 注文操作のフローチャート 注文操作画面の一例について説明するための図 注文操作画面の一例について説明するための図 注文操作画面の一例について説明するための図 注文操作画面の一例について説明するための図 注文操作画面の一例について説明するための図 注文操作画面の一例について説明するための図 注文操作画面の一例について説明するための図 注文操作画面の一例について説明するための図 注文操作画面の一例について説明するための図 注文操作画面の一例について説明するための図 注文操作画面の一例について説明するための図 注文操作画面の一例について説明するための図 注文操作画面の一例について説明するための図
本発明に係る注文装置の好適な実施形態を、図面を用いて説明する。図1は、写真店に設置される写真処理システムの構成の一例を示している。プリンタの種類、設置台数は図1に限定されない。また、画像処理装置5、プリント注文受付のための注文装置1の設置台数も図1に限定されない。写真処理システムを構成するそれぞれの装置はお互いがLAN等のネットワークによって接続されている。
<システムの構成>
この写真処理システムは、写真プリントの作成や記憶媒体への画像書き込みといった画像記録を行うためのシステムである。写真プリントの注文に係る画像データは、顧客が自ら持参した記憶媒体(以下ではメディアと称する)に記録されている。顧客は、注文装置1を操作し、メディアに記録された画像データに基づく写真プリントの注文を行なえる。また、注文に係る画像データは、ネガフィルムからスキャナー(不図示)を用いて読みとることもできる。また、注文者が自宅のPCや携帯端末からインターネットを経由し、写真店のサーバにアクセスし注文する、いわゆるオンラインプリント注文も可能である。オンラインプリント注文は公知の構成であり詳細な説明は省略する。
銀塩式プリンタは、画像データに基づいて写真プリントの作成を行える。写真プリントの作成を行う場合は、プリント用に処理されたプリント用画像データを露光エンジンに送信し、ペーパー等の写真感光材料に画像を焼付露光する。画像が焼付露光されたペーパーを現像処理することで、写真プリントを作成することができる。
インクジェットプリンタは、各種データ通信のための通信部を備え、この通信部は、画像処理装置5からプリント用画像データを受信し、メモリに保存する。また、インクジェットプリンタは、RIP処理部を有し、このRIP処理部はRIP処理を実行する機能である。RIP処理部は、写真プリント処理に係るRGB画像データのプリント用画像データを、RIP処理し、CMYKごとのグレースケールデータに展開する。そして、印刷部は、CMYKごとのグレースケールデータに基づいて印刷処理する。印刷部は、CMYKのそれぞれのプリントヘッドを備えている。プリントヘッドは、間欠搬送される用紙に対し、プリントヘッドが主走査方向に一走査し、この走査時に、各色のインク吐出ノズルからインクが吐出し、用紙の表面に付着する。この間欠搬送、主走査動作およびインク吐出動作を繰り返すことで、用紙の印刷領域に画像が形成される。インク吐出の方法としては、インクが充填された圧力室内の容積がピエゾ素子によって変化することで、圧力室に連通するインク吐出ノズルからインクを吐出する一般的なピエゾ方式が例示される。
また、不図示の媒体書き込み装置は、CD−R(記憶媒体の一例)等のメディアに画像データの書き込みを行う機能を有する。画像処理装置5から画像データを媒体書き込み装置に送信することで、CD−R等のメディアに画像データを書き込むことができる。
(注文装置)
注文装置1は、顧客により操作されるものであり、画像データの受付と注文内容の設定等を行うことができる。注文装置1は、それ自身が画像形成プリンタの機能を有していてもよい。例えば、熱昇華型のプリンタを内蔵している。この場合、ネットワークに接続された他の装置と関係なく、独立してプリント処理を行うこともできる。注文装置1は、画像形成用のプリンタを内蔵していない場合、あるいは他のプリンタで写真プリント(またはメディアへの書込み処理)をする場合には、ネットワーク経由で画像処理装置5あるいは直接にプリンタ側にプリント対象の画像データを転送する。画像処理装置5については後述する。
注文装置1は、メディア駆動部10を備えており、各種メディアAに格納されている画像データを内部に取り込むことができる。メディアAとしては、CD−R、デジタルカメラ用の記憶メディア、MOディスクなどが例としてあげられる。また、フラットベッドスキャナー(不図示)により、写真フィルムのない写真プリントから画像データを取得することができる。また、注文装置1は、モニター12を備えており、入力された画像データを画面に表示させることができる。また、注文内容の設定などは、モニター画面に設けられたタッチパネル13により行うことができる。もちろん、キーボードやマウスなどの入力手段を設けてもよい。
注文装置1は、受付証発行部11を備えており、注文内容が確定すると、受付証をプリントアウトする。受付証には、注文内容、課金情報、顧客情報などがプリントされる。この受付証を写真店の担当者に渡すことで、画像記録や料金支払いなどが行われる。
注文装置1の構成を図2の機能ブロック図により説明する。注文装置1は、システムCを備えており、各種ハードウェアとはインターフェースを介して接続される。すなわち、メディア駆動部10、受付証発行部11、モニター12、タッチパネル13、ハードディスク14がインターフェースを介して接続される。ハードディスク14は、メディア駆動部10を介して取得した画像データを一時的に保存することができる機能を有してしいる。また、ハードディスク14に、オーダー情報を保存しておくこともできる。ハードディスク14は、大容量保存手段としての機能の他にCPU実行の際の作業領域として機能してもよい。また、システムC側には不図示のCPUまたはMPU、メモリ(ROM、RAM等)が具備されている。
インクジェットプリンタにより写真プリントの作成を行う場合は、適宜のタイミングで画像データを含む注文に関するオーダー情報のデータを、ネットワーク・インターフェース15を介してネットワークへ送出し、画像処理装置5または直接に各種プリンタに送信する構成である。
基本処理手段20は、複数種の注文処理に共通に用いられる基本処理を実行する機能である。基本処理は、例えば、記憶媒体からの画像データ読み取り処理、カートの管理、プリンタの操作処理、各種データ転送処理が挙げられる。基本処理手段20は、例えば、基本制御部22、基本GUI部21の機能を有する。
基本処理手段20の基本制御部22の機能について以下に説明する。メディアから画像データを読み込む処理は、サービス処理手段による注文処理手順に依存せずに、または注文処理操作中いつでも実行できる。検知部221は、メディアAがメディア駆動部10に挿入されたことを示す信号を検知する。これによって、読取制御部222は、メディアAに記録されている画像データを読み取る。読み込まれた画像データはハードディスク14に保存される。画像データを読み取る場合に、Exif情報中のサムネイル画像データを読み込むように構成でき、また、読み込まれた画像データのサムネイル画像を表示するように構成できる。
読み込まれた画像データは、基本GUI部21の一覧表示部211の機能によって、モニター12の画面に表示される。その表示の一例として図15、16が例示される。図15は、モニター12の画面に一覧表示される例を示し、図16は、画面の表示領域を分割して、分割された下部に表示される例を示す。この画面の表示領域を分割して表示する機能は、後述するサービス処理手段40のサービスGUI部41の機能による。
絞込み検索部223は、各種絞り込み条件1501に応じて画像データを絞り込む機能である。例えば、「全て」を指示(タッチ)し、「写真の絞り込み」1502を指示すれば、すべての画像が表示エリア1503に表示される。「撮影日」を指示すると、さらに絞り込み条件「昨日と今日」、「最近1週間」、「最近1ヶ月」等が表示され(不図示)、例えば「最近1週間」を指示し、「写真の絞り込み」1502を指示すれば、最近1週間の撮影日の画像のみが表示エリア1503に表示される。表示エリア1503の任意の画像を指示すれば(2重枠の1503a)、拡大画像が拡大表示エリア1504に表示される。「展開」ボタン1505を指示すれば、表示エリア1503に表示されている画像が、実行中のサービス処理手段の注文処理に、展開部224の機能によって反映される。その詳細は後述する。
サービス処理手段40、50、60は、サービス内容に応じた注文処理を実行する機能であり、例えば、サービス処理手段40は、フーダプリントの注文処理機能であり、サービス処理手段50は、アルバムプリント、サービス処理手段60は、コラージュプリントの注文処理機能として構成できる。他のサービスも任意に注文装置1に追加できる。
サービス処理手段40を例にして説明する。サービス処理手段40は、例えば、画像処理部(不図示)、サービス制御部42、サービスGUI部41の機能を有する。
サービス制御部42の体験モード制御部421は、注文者の画像データを用いずに、サンプル画像データを用いて注文操作を体験できる機能である。初期設定として体験モードに設定されている。サンプル画像データは、サービス制御部42の保存部423に予め保存されている。注文者は、自由なタイミングでメディアを挿入し、画像データを注文装置1に読み込ませ、サンプル画像データと入れ替えることができる。展開部224の機能によって、メディアから読み込まれて選択された画像データがサービス処理手段40の注文操作に反映され、その画像データがサンプル画像データと入れ替わり、体験モードは解除される。
サービス制御部42のモード切換制御部422は、体験モード制御部421による体験モードを、記憶媒体から画像データが読み込まれる際に解除し、当該読み込まれた画像データを用いた通常モードの注文操作に移行する。また別実施形態としてモード切換制御部422は、体験モード制御部421による体験モードを、メディアAを注文装置1のメディア駆動部10に挿入し、電気的に接続した際に解除し、通常モードに移行するように構成できる。そして通常モードにおいて、注文操作画面の表示指示に従いメディアAから画像データを読み込む指示を行って、当該画像データを用いた注文操作を実行する。
基本GUI部21、サービスGUI部41は、モニター12に表示させる注文処理操作の表示内容を制御し、注文受付操作を顧客が行い易いように、種々の操作に係る表示画面を提供する。操作画面のデータは不図示のメモリに保存されている。
共通ライブラリ手段30は、基本処理手段20とサービス処理手段40、50、60が共有で使用し、かつサービス処理手段40、50、60の独立性を低下させないような機能や処理を実行する機能である。
システムCの各機能は、例えば、コンピュータプログラムとCPUおよびメモリ等の協働作用により実現することができ、このプログラムは、不図示のROMに記憶されている。また、システムCを専用回路、ファームウエア等で構成してもよく、それらの組み合わせ構成としてもよい。また、基本処理手段20を専用回路、ファームウエア等で構成してもよく、サービス処理手段40、50、60をコンピュータプログラムとCPUおよびメモリ等の協働作用により実現してもよい。
(画像処理装置)
画像処理装置5は、オーダー単位に画像データを管理する機能を有している。また、オーダー単位に写真プリント処理、メディアへの書込み処理を制御する機能を有している。以下において、画像処理装置5の主要な構成要素の一例について説明するが、これに限定されない。
画像処理装置5は、不図示のオーダー情報保存手段を備え、オーダー情報を保存する機能を有している。また、画像処理装置5は、写真プリント注文に係る画像データやオーダー情報を管理制御するオーダー管理手段を備えている。オーダー管理手段は、プリント処理に関し、プリンタの設定、プリント順序等を設定できる。また、プリント順序に関し、モニターにオーダー情報を表示させ、プリント順序を変更する機能も有する。
オーダー情報保存手段は、後述するプレジャッジ処理されて設定された補正情報、画像データ、オーダー情報等を保存している。また、画像データは、補正情報に基づいて画像処理された後のデータでもよい。また、画像処理装置5は、各種操作画面を表示するためのモニター等の表示手段と、各種の入力用にキーボード、マウス等の入力手段を備える。
(ジャッジ処理)
ジャッジ手段は、画像データに対するプレジャッジ処理を実行する機能を有する。プレジャッジ処理において、所定数のコマ画像をモニターに表示し、コマ画像ごとにプリント条件を設定することができる。例えば、所定数(例えば、4コマ、6コマ)のコマ画像をモニターに表示し、表示されたコマ画像に対し、プリント枚数、プリントサイズ、画像の補正情報等のプリント条件を設定することができる。このプレジャッジ処理は必ず行なわなければならないものではなく、プレジャッジ処理を省略してプリント処理を行うことも可能である。注文装置1からのオーダー情報の画像データは、ジャッジ処理されてもよく、ジャッジ処理されなくてもよい。
ジャッジ手段は、例えば、色や濃度を補正するための補正情報を入力する機能を提供するものであり、かかる補正情報の入力は必要に応じて設定される。その他の補正情報の設定としては、赤目補正、逆光補正などの特殊補正の設定が例としてあげられる。設定された補正情報は、画像データ、オーダー情報に関連づけられてオーダー情報保存手段に保存される。
プリント用画像データ作成手段は、ジャッジ手段で設定されたプリント条件の補正データ、プリントサイズ等の補正情報に基づいて、それに対応する画像データを画像処理し、プリント用画像データ(RGB画像データである)を作成する機能を有している。プリント用画像データ作成手段は、コンピュータプログラムと、CPU、メモリ等ハードウェア資源との協働作用によって実現する構成や、また、専用回路で構成された画像処理基板での構成が例示される。画像処理基板としては、例えば、入力メモリ、画像処理回路部、展開メモリにより構成され、画像処理回路部において所定の画像処理が行なわれる。具体的には、プレジャッジ処理等の補正データに基づく色・濃度の補正、設定されたプリントサイズに従ったデータの拡縮処理などである。ここで作成されたプリント用画像データは、プリンタ側に通信手段によって送信される。
注文装置1から受信したオーダー情報の場合、ジャッジ処理されなくとも、プリント用画像データ作成手段によって、プリンタの種類に応じたプリント用画像データが作成される。なお、別実施形態として、注文装置1側から直接にプリンタ側にオーダー情報を送信し、プリンタ側で、プリント用画像データが作成されてもよい。
(体験モードの注文処理フロー)
次に、図3のフローチャート、図4〜16の注文操作画面を用いて注文処理について説明する。
図4のサービス選択画面が表示される。これは基本処理手段20の機能による(ステップS1)。注文者は「FU:DA フーダ」ボタン401を指示(タッチ)し、「サービス開始」ボタン402を指示する。これによって、図5の「FU:DA フーダ」サービスの詳細画面に移行し、「自分名刺」501のサービスを選択する(ステップS2)。不図示のサービス説明画面が表示され(ステップS3)、基本処理手段20から該当するサービス処理手段40へ、サービス起動指令がなされる(ステップS4)。なお、図4において「カートを確認」ボタン403を指示すると図14に示すようなカート画面が表示され、サービス単位に注文された注文内容が一覧表示される。
サービス処理手段40は、サービス操作画面の表示を実行する(ステップS5)。ここで注文操作は、体験モードに設定されている。図6に示すようなプリント編集画面等の操作画面が表示され、注文者による画面操作が行われる(ステップS6、ステップS15)。601aは名刺の表の編集エリアを示し、601bは名刺の裏の編集エリアを示す。それぞれのエリアを指示(タッチ)して前面・裏面を切り替えて編集することができる。604は、プリント条件を変更するためのボタンエリアを示し、例えば「レイアウト」ボタンを指示すれば、レイアウト編集画面が表示され、任意のレイアウトを選択し、編集エリア601a、601bの表示に反映させることができる。
602は画像表示エリアである。「流し込み」ボタン603を指示して、保存部423からサンプル画像データを読み出し、図7に示すように画像表示エリア602に一覧表示させることができる。また、「流し込み」ボタン603を指示せずに、マニュアル選択によって、サンプル画像データから、ドラッグ&ドロップによって画像表示エリア602に表示させることができる。図8に示すように、画像表示エリア602の左先頭画像が名刺編集エリア601a、601bに表示される。表示エリア605には、他の画像を用いた名刺が表示される。
名刺編集エリア中の601cを指示して、図9に示すように、名前、住所等の文字情報を入力することができる。図9に示す901は、その右の表示内容を表示するか非表示にするかを選択指示するためのボタンである。902によって文字フォントを選択でき、903によって文字色を選択でき、904によって左揃え、中央揃え、右揃えを選択できる。文字編集エリア905において、906によって文字サイズを選択でき、907によって太文字か否かを選択できる。例えば、「名前」を指示することで、文字入力画面が表示され文字入力可能に構成されている。「OK」ボタン908で編集終了し、図10の画面に移行する。図10の画面の「OK」ボタン1001を指示すれば、図11のプリント注文内容確認画面に移行する。
図11の画面中央には、図10において表示されていた名刺の裏表が表示される。1105、1106の矢印を指示すると他のページの名刺(表示エリア605に表示されていた名刺)が表示される。画面上で「注文枚数」を入力することができる。「他のページに反映」ボタン1104を指示すれば、他のページの名刺の注文枚数も同じように入力される。「カートに追加」ボタン1101を指示して(ステップS16)、図13に示すカート登録中画面が表示され、図14のカート画面に移行する。カート画面表示とその処理は、基本処理手段20の機能による。
「一覧表示」ボタン605を指示すれば、図12に示すような一覧表示のプリント注文内容確認画面が表示される。表示エリア1201には、表示エリア602に表示されていた名刺の全てが表示される。この中の任意の名刺を指示して、「ページ毎の表示」ボタン1204を指示して図11の画面のように、当該任意の指示した名刺を表示できる。「カートに追加」ボタン1201を指示して(ステップS16)、図13に示すカート登録中画面が表示され、図14のカート画面に移行する。
図14のカート画面において、注文者は注文内容を確認する(ステップS17)。1401は注文削除ボタンである。1402はサービス名称である。1403は商品表示欄である。1404は商品情報である。1405は注文数である。1406は個別料金である。「お客様情報入力」ボタン1407を指示して、お客様入力画面(不図示)を表示させてお客様情報(名前、電話番号等)を入力する(ステップS18)。「注文確定」ボタン1408を指示して、注文を確定し、注文完了画面(不図示)を表示する(ステップS19)。注文者は、注文を全て終了する場合には(ステップS20)、受付証が発行され(ステップS21)、オーダー情報が画像処理装置5に出力される(ステップS22)。注文を終了しない場合には、ステップS1に戻り所望のサービスを選択指示する。
以上の体験モードによる注文操作フローは、注文装置1に保存しているサンプル画像データを用いた注文操作である。体験モードであっても注文完了しオーダー情報が出力され、サンプル画像データによる写真プリントが実行可能である。このように注文操作を一通り体験でき、また、実際に体験された注文者に仕上がりサンプル品を提供することで、注文装置による注文操作への関心を高め、注文装置をより効果的に運用できる。
(メディアから画像データを読み込む処理)
以下では、注文者のメディアから画像データを読み込む処理について説明する。注文装置1は、メディアからの画像読み込みタイミングを自由に設定してあり、注文操作中のいつのタイミングでも画像データを読み込むことができる。例えば、上述の図4から図14までのいずれの操作画面中においても画像データの読み込みが可能である。
図3のフローチャートのステップS7において、メディアをメディア駆動部10に挿入する。挿入された旨の信号を検知部221によって検知し、読取制御部222がメディアから画像データを読み取る。一覧表示部211によって、その時点の操作画面から図15に示すような画像選択画面に画面表示が切り替わるか、または、画像選択画面が前面表示される。そして、画像表示エリア1503に、読み込まれた画像データが表示される(ステップS8)。注文者が画像検索を実行する場合(ステップS9)、1501の絞り込み条件を指示して、「写真の絞り込み」ボタン1502を指示し、絞り込み検索し(ステップS10−1)、画像表示エリア1503に表示し、所望の画像データが得られるまで繰り返す(ステップS11、S12、S13)。画像表示エリア1503の任意の画像1503aを指示すれば、拡大表示エリア1504に拡大して表示される。なお、拡大表示エリア1504の初期画像は先頭画像である。次いで、「展開」ボタン1505を指示して(ステップS10−2)、画像表示エリア1503に表示されている画像データのすべてを、サービス処理手段40の注文処理に反映させる。例えば、画像表示エリア602のサンプル画像データと入れ替わり、名刺表・裏のサンプル画像データの画像と入れ替わる(ステップS14)。「展開」ボタン1505の指示によって画像データの入れ替えが実行されると、体験モードは解除され、通常モードの注文操作へと切り替わる。なお、1506を指示すれば、画像選択画面が消え、画像読み込み時の操作画面が表示される。
また、図15の画面表示に限らず、図16に示すように、画像選択画面をプリント編集画面の下部に、画像選択画面を同時に表示させるように構成できる。サービスGUI部41がプリント編集画面を表示制御し、基本GUI部21の一覧表示部211が画像選択画面を表示制御する構成である。
(別実施形態1)
上記において、基本処理手段が記憶媒体から画像データを取得する処理を制御する構成であったが、別実施形態として、サービス処理手段または共通ライブラリ手段が記憶媒体読み取り処理を制御実行する構成も可能である。例えば、サービス処理手段が、上述の検知部、読取制御部、絞込み検索部、展開部、一覧表示部の機能を備える構成である。
(別実施形態2)
上記において、モード切換制御部422は、体験モード制御部421による体験モードを、メディアAから画像データが読み込まれる際に解除し、当該読み込まれた画像データを用いた通常モードの注文操作に移行する構成であったが、これに限定されない。別実施形態としてモード切換制御部422は、体験モード制御部421による体験モードを、メディアAを注文装置1のメディア駆動部10に挿入し、電気的に接続した際に解除し、通常モードに移行するように構成できる。そして通常モードにおいて、注文操作画面の表示指示に従いメディアAから画像データを読み込む指示を行って、当該画像データを用いた注文操作を実行する。
(別実施形態3)
上記実施形態のサンプル画像データを用いた体験モードではプリント処理まで実行できる構成について説明したが、特にこれに限定されない。注文操作画面の任意のところで体験モードが終了されて、操作画面に「続きはご自分の画像データで注文下さい」との内容の表示をさせ、通常の注文操作を促すように構成できる。例えば、図11、12のプリント注文内容確定画面までを体験モードとして設定し、「カートに追加」ボタン1101、1202を指示したら、操作画面に「続きはご自分の画像データで注文下さい」のポップアップ画面を表示させるように構成できる。
1 注文装置
10 メディア駆動部
12 モニター
13 タッチパネル
20 基本処理手段
21 基本GUI部
211 一覧表示部
22 基本制御部
221 検知部
222 読取制御部
223 絞込み検索部
224 展開部
30 共有ライブラリ手段
40 サービス処理手段
41 サービスGUI部
42 サービス制御部
421 体験モード制御部
422 モード切換制御部
423 保存部

Claims (2)

  1. 画像データに基づく写真プリント注文を受け付ける注文装置であって、
    サンプル画像データを保存する保存部と、
    前記サンプル画像データを用いて注文操作を実行する体験モード制御部と、
    前記体験モード制御部による体験モードを、記憶媒体を注文装置に接続した際に解除し通常モードに移行する、または記憶媒体から画像データが読み込まれた際に解除し、当該読み込まれた画像データによる通常モードに移行するモード切換制御部とを有する注文装置。
  2. 前記体験モード制御部による体験モードにおいて、サンプル画像データを用いたプリントを実行可能に構成した請求項1に記載の注文装置。

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