JP2010152087A - 画像形成装置 - Google Patents

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茂男 冨田
Kimiharu Hashizume
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一彦 小輪▲瀬▼
道雄 ▲高▼橋
Michio Takahashi
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Abstract

【課題】トラブル発生に起因するページ抜けを防止する画像形成装置を提供する。
【解決手段】ジャムが検出されると(S703:YES)、排出ローラ205以外のローラの回転を停止し(S709)、画像形成を完了した記録シートを排出中でなければ(S710:NO)、定着を完了した記録シートが機内に残留していないので、排出ローラ205の回転を停止する(S711)。画像形成を完了した記録シートを排出中ならば(S710:YES)、タイムアウトの発生を待って(S704:YES)、定着を完了した記録シートが機外へ排出されてから、排出ローラ205の回転を停止する(S711)。
【選択図】図7

Description

本発明は、画像形成装置に関し、特に、ジャム等のトラブルに起因するページ抜けを防止する技術に関する。
近年、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置は、ジャムの発生を検出すると一旦、画像形成動作を停止し、詰まった記録シートが除去されると、引き続いて画像形成を行う。
しかしながら、多数のページを連続して画像形成する際、転写前の記録シートにジャムが発生した場合に、直ちに画像形成を停止してジャムエラーを通知すると、先行する未排出の記録シートまでも再度、画像形成しなければならず、記録シートその他の無駄を生じる。
かかる問題に対して、転写前の記録シートにジャムが発生した場合には、先行する記録シートの定着処理の完了を確認してから画像形成を停止し、ジャムエラーを通知する技術が提案されている(特許文献1を参照)。このようにすれば、当該先行する記録シートの定着処理を完了させることができるので、ジャム発生時の無駄を減らすことができる。
特開平10−31336号公報
ところで、詰まった記録シートが除去された後、引き続いて画像形成を行うために、画像形成装置は複数ページからなるプリントジョブのどのページまで画像形成を完了したかを管理する。例えば、記録シートが定着装置から機外に排出されるに至るまでの搬送経路上にセンサを配し、ページ毎に通過の有無を監視することによって、画像形成が完了したか否かが判定される。
一方、上述の従来技術によれば、複数枚を連続して画像形成する場合に、転写後の記録シートでジャムが発生すると直ちに画像形成が停止される。この場合において、何れかのページが定着処理を終え、画像形成が完了したと判定された後、機外に排出されるに至る前に画像形成が停止されると、当該ページが機内に残ってしまう。
このため、ジャムを解消する際に、機内に残された記録シートすべてをユーザが廃棄すると、その後、引き続いて画像形成が行われても、当該ページは画像形成されないので、ページ抜けが生じる。
このような問題は、上記従来技術に係る画像形成装置に留まらず、ページ毎に画像形成の完了の有無を管理して、ジャム解消後に画像形成が未完了のページのみを画像形成する画像形成装置一般に該当する。また、ジャム以外のトラブルによって画像形成が停止される場合も同様である。
本発明は、上述のような問題に鑑みて為されたものであって、トラブル発生に起因するページ抜けを防止する画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る画像形成装置は、画像形成ジョブの実行中にトラブルが発生したら当該画像形成ジョブを中断し、トラブルの解消後に、画像形成を完了していないページから画像形成を再開する画像形成装置であって、記録シートにトナー像を定着する定着手段と、トナー像を定着された記録シートを機外へ排出する排出手段と、記録シートの搬送経路上、定着手段の下流で、かつ、排出手段の上流に配され、当該位置における記録シートの有無を検出する排紙センサと、記録シートの後端が排紙センサを通過したら、当該記録シートは画像形成が完了したと判定する判定手段と、画像形成ジョブを中断すべきトラブルを検出する検出手段と、記録シートが排出手段を通過中であるか否かを推定する推定手段と、トラブルが検出された場合に、画像形成が完了していない記録シートが排出手段を通過中であると推定されたら、直ちに排出手段を停止し、さもなければ、当該記録シートが排出手段を通過した後に、排出手段を停止する排出制御手段と、を備えることを特徴とする。
このようにすれば、トラブル発生後も排出手段を作動させ続けることによって、定着を完了した記録シートを確実に機外へ排出するので、定着を完了した記録シートが機内に残留すること起因するページ抜けを防止することができる。
この場合において、排出制御手段は、トラブルが検出された場合に、画像形成が完了した記録シートが排出手段を通過中であると推定されたら、当該記録シートを排出するに足る時間を経過した後に、排出手段を停止しても良い。また、排出制御手段は、トラブルが検出された場合に、画像形成が完了した記録シートが排出手段を通過中であると推定されたら、当該記録シートが排出手段を通過中でなくなったと推定された後に、排出手段を停止しても良い。
また、画像形成ジョブの実行中にトラブルが発生したら当該画像形成ジョブを中断し、トラブルの解消後に、画像形成を完了していないページから画像形成を再開する画像形成装置であって、記録シートにトナー像を定着する定着手段と、定着手段と共通の駆動モータにて駆動され、トナー像を定着された記録シートを機外へ排出する排出手段と、記録シートの搬送経路上、定着手段の下流で、かつ、排出手段の上流に配され、当該位置における記録シートの有無を検出する排紙センサと、記録シートの後端が排紙センサを通過したら、当該記録シートは画像形成が完了したと判定する判定手段と、定着手段における紙詰まりである定着部ジャムを含むトラブルであって、画像形成ジョブを中断すべきトラブルを検出する検出手段と、記録シートが排出手段を通過中であるか否かを推定する推定手段と、定着部ジャムが検出された場合、並びに、定着部ジャム以外のトラブルが検出され、かつ、画像形成が完了していない記録シートが排出手段を通過中であると推定された場合には、直ちに前記駆動モータを停止し、定着部ジャム以外のトラブルが検出され、かつ、画像形成が完了した記録シートが排出手段を通過中であると推定された場合には、当該記録シートが排出手段を通過した後に、前記駆動モータを停止するモータ制御手段と、を備えることを特徴とする。
このようにすれば、定着手段と排出手段が共通の駆動モータにて駆動されるので、画像形成装置の部品点数を削減して、低価格化を図ることができるとともに、定着部ジャムの悪化を防止することができる。
また、画像形成ジョブの実行中にトラブルが発生したら当該画像形成ジョブを中断し、トラブルの解消後に、画像形成を完了していないページから画像形成を再開する画像形成装置であって、記録シートにトナー像を定着する定着手段と、定着手段と共通の駆動モータにて駆動され、トナー像を定着された記録シートを機外へ排出する排出手段と、記録シートの搬送経路上、定着手段の下流で、かつ、排出手段の上流に配され、当該位置における記録シートの有無を検出する排紙センサと、記録シートの後端が排紙センサを通過したら、当該記録シートは画像形成が完了したと判定する判定手段と、定着手段における紙詰まりである定着部ジャムを含むトラブルであって、画像形成ジョブを中断すべきトラブルを検出する検出手段と、搬送経路上における記録シートの後端位置を記録シート毎に特定する特定手段と、記録シートが排出手段を通過中であるか否かを推定する推定手段と、トラブルが検出された際に、画像形成が完了していない記録シートが排出手段を通過中であると推定されたら、直ちに駆動モータを停止し、画像形成が完了した記録シートが排出手段を通過中であると推定され、かつ、検出したトラブルが定着部ジャム以外のトラブルならば、当該記録シートが排出手段を通過した後に、前記駆動モータを停止し、画像形成が完了した記録シートが排出手段を通過中であると推定され、かつ、検出したトラブルが定着部ジャムである場合において、直前に排紙センサにて検出された記録シートの後端から排出手段までの距離d1、定着手段に詰まった記録シートの後端から定着手段までの距離d2及び定着手段に詰まった記録シートを引き抜くために必要となる記録シートの搬送方向における長さd3の関係が、
d2−d3>d1
ならば、当該記録シートが排出手段を通過した後に、前記駆動モータを停止し、
d2−d3<d1
ならば、直ちに前記駆動モータを停止するモータ制御手段と、を備えることを特徴とする。
このようにすれば、定着部ジャムが発生した場合でも、記録シートを定着手段から引き抜ける程度に定着部ジャムを留める一方で、ページ抜けを防止することができる。
なお、この場合においても、モータ制御手段は、トラブルが検出された場合に、画像形成が完了した記録シートが排出手段を通過中であると推定されたら、当該記録シートを排出するに足る時間を経過した後に、駆動モータ手段を停止しても良いし、モータ制御手段は、トラブルが検出された場合に、画像形成が完了した記録シートが排出手段を通過中であると推定されたら、当該記録シートが排出手段を通過中でなくなったと推定された後に、駆動モータ手段を停止しても良い。
[1]第1の実施の形態
以下、本発明に係る画像形成装置の第1の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(1)画像形成装置の構成
先ず、本実施の形態に係る画像形成装置の構成について説明する。図1は、本実施の形態に係る画像形成装置の主要な構成を示す外観斜視図である。
図1に示されるように、画像形成装置1は画像読取部101、画像形成部102、給紙部103及び操作パネル104を備えている。
画像読取部101は、自動原稿送り装置(ADF: automatic document feeder)111を備えており、操作パネル104にてユーザの指示を受け付けると、当該自動原稿送り装置111上に載置された複数枚の原稿を順次読み取ってページ毎の画像データを生成する。画像読取部101が生成した画像データは不図示の画像処理部にて加工され、画像形成に供される。
画像形成部102は画像処理部が加工した画像データや、他の装置から受け付けた画像データに基づいて、トナー像を形成し、当該トナー像を給紙部103が供給する記録シート上に転写、定着した後、排紙トレイ112上へ排出する。
画像読取部101は自動原稿送り装置111における原稿の紙詰まりを検出する。画像形成部102及び給紙部103は画像形成時における記録シートの紙詰まりを検出する。画像形成中にこれらの紙詰まりが検出されたり、トナー切れなど他のトラブルが検出されたりした場合には、画像読取部101並びに給紙部102は直ちに記録シートの搬送を停止し、紙詰まりの発生をユーザに通知する。
画像形成装置1には前扉110などの扉が設けられており、ユーザはこれら扉を開いて詰まった原稿や記録シートを取り出す等してトラブルを解消することができる。扉はそれぞれ開閉状態を検知するセンサを備えており、トラブル解消後にユーザが扉を閉じたことが検知されると、引き続いて画像形成が実行される。
(2)画像形成装置1の内部構造
次に、画像形成装置1の内部構造について、特に、記録シートを搬送する搬送経路に注目して説明する。
図2は、画像形成装置1の搬送経路を模式的に示す断面図である。図2に示されるように、搬送経路200上には上流から下流へ向かって順に給紙ローラ201、レジストローラ202、感光体ドラム203、定着ローラ204及び排出ローラ205が配設されている。
給紙ローラ201は給紙モータ211にて回転駆動され、給紙部103内に格納された記録シートを1枚ずつ搬送経路200へ送り出す。
レジストローラ202はレジストモータ212にて回転駆動され、記録シート上の適切な位置にトナー像が転写されるように、記録シートの搬送タイミングを調整する。
この場合において、記録シートの先端並びに後端の位置を検出するためにレジストセンサ221が用いられる。レジストセンサ221は搬送経路200上、レジストローラ202の上流に配設される。レジストセンサ221は、転写前の記録シートのジャムを検出するのにも用いられる。
感光体ドラム203は感光体モータ213にて回転駆動される。感光体ドラム203の外周面は、不図示のイメージングユニットによって一様に帯電された後、露光によって静電潜像が形成される。この静電潜像がトナーにて現像することによって、感光体ドラム203の外周面上にトナー像が形成される。
感光体ドラム203の外周面上に形成されたトナー像は、転写ローラ231によって記録シート上に静電転写される。転写ローラ231は感光体ドラム203に従動回転する。
定着ローラ204は定着モータ214にて回転駆動され、トナー像を加熱、溶融して記録シートに圧着する。
定着排紙センサ222は搬送経路200上、定着ローラ204の下流に配設され、記録シートごとにその先端及び後端の位置を検出する。これによって、記録シートごとに画像形成が完了したか否かが判定される。また、定着排紙センサは、定着ローラ204に記録シートが巻き付く定着ローラ巻き付きジャムの検出にも用いられる。
排出ローラ205は排出モータ215にて回転駆動され、排紙トレイ112上に記録シートを排出する。なお、レジストセンサ221並びに定着排紙センサ222は、記録シートがセンサ上を通過中にはオン状態となり、さもなければオフ状態となる。
(3)画像形成装置1の制御構成
次に、画像形成装置1が各部の動作を制御するための構成について説明する。
図3は、画像形成装置1の制御構成を示すブロック図である。
画像形成装置1は画像形成動作を統括するエンジンコントローラ301並びに画像形成装置1全体の動作を統括するMFP(multi functional peripheral)コントローラ302を備えている。
エンジンコントローラ301は、内部バスを介して、MFPコントローラ302と相互に通信する。エンジンコントローラ301は、レジストセンサ221や定着排紙センサ222からセンサ情報を取得したり、給紙モータ駆動回路311、レジストモータ駆動回路312、感光体モータ駆動回路313、定着モータ駆動回路314及び排出モータ駆動回路315を制御したりする。
給紙モータ駆動回路311、レジストモータ駆動回路312、感光体モータ駆動回路313、定着モータ駆動回路314及び排出モータ駆動回路315はそれぞれ給紙モータ211、レジストモータ212、感光体モータ213、定着モータ214及び排出モータ215の動作を制御する。
エンジンコントローラ301は、後述のように、記録シートを搬送するために給紙モータ211の回転駆動を開始する際にタイマをセットし、所定時間内にレジストセンサ221がオフ状態からオン状態に遷移するか否か、すなわち、当該記録シートの先端がレジストセンサ221上に到達するか否かによって、レジスト部ジャムを検出する。
同様に、レジストモータ212を回転駆動し始めてから所定時間内に定着排紙センサ222が記録シートの先端を検出するか否かによって、定着部ジャムが検出される。
MFPコントローラ302は、画像読取部101や操作パネル104、画像処理部303を制御して、ユーザに対する情報の提示やユーザ入力を受け付け、原稿の読み取り、画像データの処理(エッジ強調、色調補正など)を行う。
(4)画像形成時の動作
次に、画像形成を実行する際のエンジンコントローラ301とMFPコントローラ302との連携動作に関し、正常時とジャム発生時との2つの場合に分けて説明する。
(a)正常時
先ず、正常時の動作について説明する。
図4は、正常時におけるエンジンコントローラ301とMFPコントローラ302との間の通信シーケンスを例示する図である。図4に示されるように、画像形成装置1の電源投入後、エンジンコントローラ301は画像形成可能な状態になったことを確認すると、エンジンコントローラ301の状態(以下、「エンジン状態」という。)としてREADYをMFPコントローラ302に通知する。
その後、MFPコントローラ302は、例えば、操作パネル104にてユーザからコピー指示(画像形成ジョブの投入)を受け付けると、画像読取部101にて原稿を読み取って画像データを生成し、画像処理部303にて画像データを適宜処理する。
次に、MFPコントローラ302は、当該画像データに係る画像形成を1ページずつ実行するために、先ず、第1ページ目の画像形成を要求する「印刷要求(ページ1)」をエンジンコントローラ301へ送信する。
「印刷要求(ページ1)」を受信すると、エンジンコントローラ301は、給紙モータ駆動回路311を介して給紙モータ211を回転駆動して、記録シートを1枚ピックアップすると共に、「給紙開始レポート(ページ1)」をMFPコントローラ302へ送信する。
そして、エンジンコントローラ301は、駆動回路312〜315を介して適宜モータ212〜215を駆動し、「印刷要求(ページ1)」に係る第1ページ目の画像データと画像形成条件とに従って、トナー像の形成や転写、定着を実行する。
その後、定着排紙センサ222が一旦オンした後にオフしたことによって、第1ページ目の画像形成に係る記録シートの後端が定着排紙センサ222を通過したことが検出されると、エンジンコントローラ301は、MFPコントローラ302へ「排出完了レポート(ページ1)」を送信する。
MFPコントローラ302はエンジンコントローラ301へ送信した「印刷要求」に係るページの「給紙開始レポート」を受信し、かつ「排出完了レポート」を受信したら、当該ページの画像形成を完了したと判断する。
また、MFPコントローラ302は、1ページ目の「給紙開始レポート」をエンジンコントローラ301から受信したら、当該ページの「排出完了レポート」の受信を待たずに、2ページ目の「印刷要求」をエンジンコントローラ301へ送信する。3ページ目以降についても同様である。
また、2ページ目以降についても「給紙開始レポート」と「排出完了レポート」との双方の受信を以って当該ページの画像形成を完了したと判断する。
(a)ジャム発生時
次に、ジャム発生時の動作について、図4の「排出完了レポート(ページ1)」が正常に送信された後、レジストセンサが記録シートの先端を検出しないレジスト部ジャムを例にとって説明する。
図5に示されるように、エンジンコントローラ301は、「排出完了レポート(ページ1)」をMFPコントローラ302へ送信した後、レジスト部ジャムを検出したら、駆動回路311〜315を介してモータ211〜215すべてを停止する。
これと同時に、エンジンコントローラ301は、「ジャム通知(レジスト部)」をMFPコントローラ302へ送信する。エンジンコントローラ301は、また、エンジン状態としてNOT_READYをMFPコントローラ302へ送信する。
MFPコントローラ302は、これらの通知を受信したら、紙詰まりの発生を通知し、ジャム紙の除去を促すメッセージを操作パネル104に表示させる。
ジャム処理扉(図示省略)の開閉が検出された後、レジストセンサ221と定着排紙センサ222とが何れもオフ状態になったら、エンジンコントローラ301はエンジン状態としてREADYをMFPコントローラ302へ送信する。
なお、レジストセンサ221と定着排紙センサ222とが何れもオフ状態になるか否かによって、機内に記録シートが残留しているか否か、すなわち、ジャムが解消したか否かが判定される。
エンジン状態としてREADYを受信すると、MFPコントローラ302は、画像形成を再開するページを決定する。すなわち、1ページ目については「排出完了レポート」を受信しているので画像形成が完了したと判断されるが、2ページ目については「排出完了レポート」を受信していないので画像形成が完了していないと判断される。
このため、MFPコントローラ302は、2ページ目の「印刷要求」をエンジンコントローラ301へ送信する。これに対して、エンジンコントローラ301はMFPコントローラ301へ「給紙開始レポート」を送信し、その後、2ページ目の記録シートの後端が定着排紙センサ222を通過したら、当該ページの「排出完了レポート」をMFPコントローラ302へ送信する。
(5)MFPコントローラ302の動作
次に、上述のような通信シーケンスを実行する際のMFPコントローラ302の動作について更に詳述する。
図6は、MFPコントローラ302の主要な動作を示すフローチャートである。図6に示されるように、MFPコントローラ302は電源を投入されると、以下の処理を繰り返す。すなわち、操作パネル104にてユーザから画像形成ジョブを受け付けると(S601:YES)、当該画像形成ジョブを記録する(S607)。
MFPコントローラ302は、また、エンジンコントローラ301からジャム通知を受け付けると(S602:YES)、操作パネル104にてユーザにジャムの発生を通知し(S608)、その解消を促す。
MFPコントローラ302は、エンジンコントローラ301から排出完了レポートを受け付けると(S603:YES)、当該排出完了レポートに係るページ番号を記録する(S609)。
MFPコントローラ302は、エンジンコントローラ301からエンジン状態についてNOT_READYを受信すると(S604:YES)、これを記録する(S610)。
MFPコントローラ302は、エンジンコントローラ301からエンジン状態としてREADYを受信すると(S605:YES)、排出完了レポートを受け付けていないページのうち最もページ番号の小さいページを印刷させるために、エンジンコントローラ301に印刷指示を送信する(S611)。また、MFPコントローラ302は、エンジン状態としてREADY状態を記録する(S612)。
MFPコントローラ302は、エンジンコントローラ301から給紙開始レポートを受け付けると(S606:YES)、記録しているエンジン状態を参照し、READY状態ならば(S613:YES)、当該給紙開始レポートに係るページの次のページを印刷させるために、エンジンコントローラ301に印刷指示を送信する(S614)。
(6)エンジンコントローラ301の動作
次に、上述のような通信シーケンスを実行する際のエンジンコントローラ301の動作について更に詳述する。
図7は、エンジンコントローラ301の主要な動作を示すフローチャートである。図7に示されるように、エンジンコントローラ301は先ず、定着排紙センサ222を参照し(S701)、定着排紙センサ222がオフ状態からオン状態へ遷移した場合には(S702:YES)、センサ状態としてオン状態を記録する(S706)。
そして、記録シートが排出ローラ205にて排紙トレイ112上へ排出されるのに要する時間をタイマにセットし(S707)、排出モータ駆動回路315を介して排出モータ215の回転を開始する(S708)。
また、ジャムが検出された場合には(S703:YES)、排出モータ215以外のモータを停止して、すなわち、給紙モータ211、レジストモータ212、感光体モータ213及び定着モータ214を停止して、排出ローラ205以外のローラ、すなわち、給紙ローラ201、レジストローラ202、感光体ドラム203及び定着ローラ204の回転を停止する(S709)。
そして、画像形成を完了した記録シートを排出中でなければ(S710:NO)、排出モータ215を停止して、排出ローラ205の回転を停止する(S711)。画像形成を完了した記録シートを排出中ならば(S710:YES)、排出ローラ205の回転を停止させるべきか否かを判定するために、ステップS704へ進む。
なお、上述のように、画像形成が完了したか否かは、定着排紙センサ222が記録シートの先端及び後端の位置を検出することによって、記録シートごとに判定される。また、記録シートが排出中であるか否かは、記録シートごとにその先端や後端が搬送系路上どこに位置するかを推定することによって判定される。記録シートの位置は、例えば、モータ211〜214の駆動量やセンサ221〜222等の検出値から推定することができる。
すなわち、センサ221〜222によって記録シートの先端や後端の通過タイミングを検出し、当該検出位置からの変位をモータ211〜214それぞれの回転量から算出することによって、記録シートの先端や後端の位置を推定することができる。
また、ステップS707でセットしたタイマにおいてタイムアウトが発生した場合には(S704:YES)、定着を完了した記録シートが排紙トレイ112上へ排出されたものと判断されるので、排出ローラ205の回転を停止する(S711)。これによって、ジャムが検出された場合であっても、定着を完了した記録シートが機外へ排出される。したがって、定着を完了した記録シートが機内に残留することに起因するページ抜けを防止することができる。
また、エンジンコントローラ301は、定着排紙センサ222がオン状態からオフ状態へ遷移するのも監視しており、この遷移が検出された場合にも(S705:YES)、センサ状態を記録する(S712)。エンジンコントローラ301は、電源投入時に初期のセンサ状態としてオフ状態を記録する。センサ状態の遷移は、記録されているセンサ状態と、定着排紙センサ222にて検出したセンサ状態を比較することによって行われる。
[2]第2の実施の形態
次に、本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装置について説明する。本実施の形態に係る画像形成装置は、上記第1の実施の形態に係る画像形成装置と概ね同様の構成を備える一方、定着ローラと排出ローラとが共通のモータによって回転駆動される点において相違する。以下、専ら相違点に着目して説明する。
(1)画像形成装置の内部構造
先ず、画像形成装置の内部構造について、特に、記録シートを搬送する搬送経路に注目して説明する。
図8は、画像形成装置の搬送経路を模式的に示す断面図である。図8に示されるように、搬送経路800上には上流から下流へ向かって順に給紙ローラ801、レジストローラ802、感光体ドラム803、定着ローラ804及び排出ローラ805が配設されている。
給紙ローラ801、レジストローラ802及び感光体ドラム803はそれぞれ給紙モータ811、レジストモータ812及び感光体モータ813にて回転駆動される。定着ローラ804と排出ローラ805とは何れも共用モータ814にて回転駆動される。
感光体ドラム803の外周面上に形成されたトナー像は、感光体ドラム803に従動回転する転写ローラ831によって記録シート上に静電転写される。レジストセンサ821と定着排紙センサ822とはそれぞれ搬送経路800上、レジストローラ802の上流及び定着ローラ804の下流に配設され、記録シートの先端並びに後端の位置を検出する。
(2)エンジンコントローラ301の動作
本実施の形態においては、定着ローラ804と排出ローラ805とは何れも共用モータ814にて回転駆動される。このため、上記第1の実施の形態に係る画像形成装置に比べて部品点数を削減することができると共に、消費電力を低減することができる。
しかしながら、定着部ジャムが発生した際に、上記第1の実施の形態のように排出ローラ805を回転駆動し続けると、定着ローラに記録シートが巻き付いて、詰まった記録シートを取り出せなくなったり、定着装置の破損を招いたりするおそれがある。
このような問題を解消するために、本実施の形態に係るエンジンコントローラ301は、定着部ジャムの発生の有無に応じて定着済みの記録シートを機外へ排出するか否かを判断する。
図9は、ジャム検出時におけるエンジンコントローラの主要な動作を示すフローチャートである。図9に示されるように、エンジンコントローラは、ジャムが検出されると、先ず、共用モータ814以外のモータの回転を停止する(S901)。
そして、画像形成を完了した記録シートを排出中でないか(S902:NO)、または、検出されたジャムが定着部ジャムならば(S903:YES)、直ちに共用モータ814の回転を停止して(S905)、処理を終了する。
また、画像形成を完了した記録シートを排出中であり(S902:YES)、かつ、検出されたジャムが定着部ジャムでない場合には(S903:NO)、ステップS904へ進んで、タイムアウトを待つ。なお、上記第1の実施の形態と同様に、定着排紙センサ822がオフ状態からオン状態へ遷移したらタイマがセットされる(図示省略)。
その後、タイムアウトが発生したら(S904:YES)、共用モータ814の回転を停止して(S905)、処理を終了する。
このようにすれば、検出されたジャムが定着部ジャムである場合には、共用モータ14の回転を直ちに停止するので、定着ローラ804の回転が停止され、紙詰まりの悪化が防止される。
[3]第3の実施の形態
次に、本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装置について説明する。本実施の形態に係る画像形成装置は、上記第2の実施の形態に係る画像形成装置と概ね同様の構成を備える一方、定着部ジャムが検出されても、記録シートの位置によっては、これを排出してページ抜けを低減する点において相違する。以下、専ら相違点に着目して説明する。
(1)画像形成装置の内部構造
先ず、画像形成装置の内部構造について、特に、記録シートを搬送する搬送経路に注目して説明する。
図10は、画像形成装置の搬送経路の一部を模式的に示す断面図である。図10に示されるように、搬送経路1000上には感光体ドラム1003から下流へ向かって順に定着ローラ1004、定着排紙センサ1022及び排出ローラ1005が配設されている。
定着ローラ1004及び排出ローラ1005は共用モータ1014によって回転駆動される。このため、定着部ジャムが発生した際に共用モータ1014を回転させ続ければ、定着済みの記録シートを排出することはできるものの、定着ローラ1004にジャム紙が巻き付いてしまう。
特に、記録シートの先端から後端までの全体が定着ローラ1004に巻き付いてしまうと、定着ローラ1004から記録シートを除去するのが極めて困難になる。このため、定着ローラ1004に巻き付いた記録シートを除去するためには、記録シートに定着ローラ1004に巻き付いていない部分がある程度残っていなければならない。
この部分の記録シート搬送方向における長さは装置構成によって異なる。例えば、定着ローラ1004が装置内の奥まったところにあるために、作業者の手が届き難い場合には、この部分が長くなければ、記録シートを除去することができない。逆に、定着ローラ1004が画像形成装置の扉に近い箇所にある場合にはあまり長くなくても記録シートを除去することができる場合もある。
定着ローラ1004が扉に近い箇所にある場合であっても、やはり記録シートの定着ローラ1004に巻き付いていない部分の長さが5cm以上、望ましくは10cm以上なければ、作業者は記録シートを上手く掴んで除去することができないと考えられる。
以上のような考察から、画像形成を完了した記録シートの後端から排出ローラまでの距離d1、定着ローラに詰まりつつある記録シートの後端から定着ローラまでの距離d2及び定着ローラに詰まった記録シートを除去するために必要な用紙長d3が、
d2−d3>d1
の関係にあれば、画像形成を完了した記録シートを機外へ排出しても、定着ローラに詰まった記録シートが用紙長d3以上、定着ローラに巻き付かずに残るので、定着ローラから記録シートを除去することができる。
逆に、
d2−d3<d1
の関係にある場合に、画像形成を完了した記録シートを機外へ排出すると、定着ローラに巻き付いた記録シートを除去することができなくなってしまう。このため、画像形成を完了した記録シートを機外へ排出すべきでない。
(2)画像形成装置10の動作
次に、本実施の形態に係る画像形成装置10の動作、特に、ジャムが検出された際にエンジンコントローラが行う動作について説明する。
図11は、ジャム検出時のエンジンコントローラの主要な動作を示すフローチャートである。図11に示されるように、エンジンコントローラは、ジャムが検出されると、共用モータ1014以外のモータの回転を停止する(S1101)。これによって、定着ローラ1004以外のローラにおける紙詰まりの悪化が防止される。
そして、画像形成を完了した記録シートを排出中でなければ(S1102:NO)、直ちに共用モータ1014を停止する(S1106)。このようにしても、定着を完了した記録シートが機内に残留しないので、ページ抜けの心配なく定着ローラ1004における紙詰まりの悪化を防止することができる。
画像形成を完了した記録シートを排出中であり(S1102:YES)、検出されたジャムが定着部ジャム以外のトラブルならば(S1103:NO)、タイムアウトを待って(S1105:YES)、共用モータ1014を停止する(S1106)。このようにすれば、定着を完了した記録シートを確実に機外へ排出するので、ページ抜けを防止することができる。
定着部ジャムが検出され(S1103:YES)、前記距離d1、d2及びd3が
d2−d3>d1
の関係にある場合にも(S1104:YES)、タイムアウトを待って(S1105:YES)、共用モータ1014を停止する(S1106)。このようにすれば、定着ローラ1004に記録シートが巻き付くのを、定着ローラ1004から当該記録シートを除去することができる程度に留めつつ、定着を完了した記録シートを確実に機外へ排出するので、ページ抜けを防止することができる。
また、前記距離d1、d2及びd3が
d2−d3>d1
の関係に無い場合には(S1104:NO)、直ちに共用モータ1014を停止する。このようにすれば、記録シートが定着ローラ1004に巻き付いて除去できなくなるのを防止することができる。
[4]変形例
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明が上述の実施の形態に限定されないのは勿論であり、以下のような変形例を実施することができる。
(1)上記実施の形態においては、もっぱらジャムが発生した場合に注目して説明したが、本発明がこれに限定されないのは言うまでもなく、ジャムに代えて、或いはジャムに加えて、モータの故障や定着装置の温度異常など、ジャム以外の原因でローラの回転を停止すべき場合にも本発明を適用して上記と同様の効果を得ることができる。
(2)上記実施の形態においては、定着ローラや排出ローラのようにローラを用いて記録シートを搬送等する場合について説明したが、本発明がこれに限定されないのは言うまでもなく、ローラ以外の機構を用いて記録シートを搬送しても良い。例えば、定着ローラに代えて定着ベルトを用いても良いし、他のローラについても同様である。
(3)上記実施の形態においては、タイムアウトを待って排出ローラを停止することによって画像形成を完了した記録シートを機外へ確実に排出する場合について説明したが、本発明がこれに限定されないのは言うまでもなく、他の手段を用いて、当該記録シートを機外へ確実に排出しても良い。
例えば、搬送系路上の記録シートの後端位置を推定する場合には、当該後端位置が排出ローラを確実に通過したと推定された後に排出ローラを停止しても良い。このように、画像形成を完了した記録シートを機外へ確実に排出する方法の如何に関わらず本発明の効果を得ることができる。
本発明に係る画像形成装置は、ジャム等のトラブルに起因するページ抜けを防止する装置として有用である。
本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置の主要な構成を示す外観斜視図である。 画像形成装置1の搬送経路を模式的に示す断面図である。 画像形成装置1の制御構成を示すブロック図である。 正常時におけるエンジンコントローラ301とMFPコントローラ302との間の通信シーケンスを例示する図である。 ジャム発生時におけるエンジンコントローラ301とMFPコントローラ302との間の通信シーケンスを例示する図である。 MFPコントローラ302の主要な動作を示すフローチャートである。 エンジンコントローラ301の主要な動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装置の搬送経路を模式的に示す断面図である。 ジャム検出時におけるエンジンコントローラの主要な動作を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態に係る画像形成装置の搬送経路の一部を模式的に示す断面図である。 ジャム検出時におけるエンジンコントローラの主要な動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1、8、10…………………画像形成装置
101…………………………画像読取部
102…………………………画像形成部
103…………………………給紙部
104…………………………操作パネル
110…………………………前扉
111…………………………自動原稿送り装置
112、832………………排紙トレイ
200、800、1000…搬送経路
201、801………………給紙ローラ
202、802………………レジストローラ
203、803、1003…感光体ドラム
204、804、1004…定着ローラ
205、805、1005…排出ローラ
211、811………………給紙モータ
212、812………………レジストモータ
213、813………………感光体モータ
214…………………………定着モータ
215…………………………排出モータ
814、1014……………共用モータ
221、821………………レジストセンサ
222、822、1022…定着排紙センサ
231、831………………転写ローラ
301…………………………エンジンコントローラ
302…………………………MFPコントローラ
303…………………………画像処理部

Claims (7)

  1. 画像形成ジョブの実行中にトラブルが発生したら当該画像形成ジョブを中断し、トラブルの解消後に、画像形成を完了していないページから画像形成を再開する画像形成装置であって、
    記録シートにトナー像を定着する定着手段と、
    トナー像を定着された記録シートを機外へ排出する排出手段と、
    記録シートの搬送経路上、定着手段の下流で、かつ、排出手段の上流に配され、当該位置における記録シートの有無を検出する排紙センサと、
    記録シートの後端が排紙センサを通過したら、当該記録シートは画像形成が完了したと判定する判定手段と、
    画像形成ジョブを中断すべきトラブルを検出する検出手段と、
    記録シートが排出手段を通過中であるか否かを推定する推定手段と、
    トラブルが検出された場合に、
    画像形成が完了していない記録シートが排出手段を通過中であると推定されたら、直ちに排出手段を停止し、
    さもなければ、当該記録シートが排出手段を通過した後に、排出手段を停止する排出制御手段と、を備える
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 排出制御手段は、トラブルが検出された場合に、画像形成が完了した記録シートが排出手段を通過中であると推定されたら、当該記録シートを排出するに足る時間を経過した後に、排出手段を停止する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 排出制御手段は、トラブルが検出された場合に、画像形成が完了した記録シートが排出手段を通過中であると推定されたら、当該記録シートが排出手段を通過中でなくなったと推定された後に、排出手段を停止する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 画像形成ジョブの実行中にトラブルが発生したら当該画像形成ジョブを中断し、トラブルの解消後に、画像形成を完了していないページから画像形成を再開する画像形成装置であって、
    記録シートにトナー像を定着する定着手段と、
    定着手段と共通の駆動モータにて駆動され、トナー像を定着された記録シートを機外へ排出する排出手段と、
    記録シートの搬送経路上、定着手段の下流で、かつ、排出手段の上流に配され、当該位置における記録シートの有無を検出する排紙センサと、
    記録シートの後端が排紙センサを通過したら、当該記録シートは画像形成が完了したと判定する判定手段と、
    定着手段における紙詰まりである定着部ジャムを含むトラブルであって、画像形成ジョブを中断すべきトラブルを検出する検出手段と、
    記録シートが排出手段を通過中であるか否かを推定する推定手段と、
    定着部ジャムが検出された場合、並びに、定着部ジャム以外のトラブルが検出され、かつ、画像形成が完了していない記録シートが排出手段を通過中であると推定された場合には、直ちに前記駆動モータを停止し、
    定着部ジャム以外のトラブルが検出され、かつ、画像形成が完了した記録シートが排出手段を通過中であると推定された場合には、当該記録シートが排出手段を通過した後に、前記駆動モータを停止するモータ制御手段と、を備える
    ことを特徴とする画像形成装置。
  5. 画像形成ジョブの実行中にトラブルが発生したら当該画像形成ジョブを中断し、トラブルの解消後に、画像形成を完了していないページから画像形成を再開する画像形成装置であって、
    記録シートにトナー像を定着する定着手段と、
    定着手段と共通の駆動モータにて駆動され、トナー像を定着された記録シートを機外へ排出する排出手段と、
    記録シートの搬送経路上、定着手段の下流で、かつ、排出手段の上流に配され、当該位置における記録シートの有無を検出する排紙センサと、
    記録シートの後端が排紙センサを通過したら、当該記録シートは画像形成が完了したと判定する判定手段と、
    定着手段における紙詰まりである定着部ジャムを含むトラブルであって、画像形成ジョブを中断すべきトラブルを検出する検出手段と、
    搬送経路上における記録シートの後端位置を記録シート毎に特定する特定手段と、
    記録シートが排出手段を通過中であるか否かを推定する推定手段と、
    トラブルが検出された際に、
    画像形成が完了していない記録シートが排出手段を通過中であると推定されたら、直ちに駆動モータを停止し、
    画像形成が完了した記録シートが排出手段を通過中であると推定され、かつ、検出したトラブルが定着部ジャム以外のトラブルならば、当該記録シートが排出手段を通過した後に、前記駆動モータを停止し、
    画像形成が完了した記録シートが排出手段を通過中であると推定され、かつ、検出したトラブルが定着部ジャムである場合において、
    直前に排紙センサにて検出された記録シートの後端から排出手段までの距離d1、定着手段に詰まった記録シートの後端から定着手段までの距離d2及び定着手段に詰まった記録シートを引き抜くために必要となる記録シートの搬送方向における長さd3の関係が、
    d2−d3>d1
    ならば、当該記録シートが排出手段を通過した後に、前記駆動モータを停止し、
    d2−d3<d1
    ならば、直ちに前記駆動モータを停止するモータ制御手段と、を備える
    ことを特徴とする画像形成装置。
  6. モータ制御手段は、トラブルが検出された場合に、画像形成が完了した記録シートが排出手段を通過中であると推定されたら、当該記録シートを排出するに足る時間を経過した後に、駆動モータ手段を停止する
    ことを特徴とする請求項4または5に記載の画像形成装置。
  7. モータ制御手段は、トラブルが検出された場合に、画像形成が完了した記録シートが排出手段を通過中であると推定されたら、当該記録シートが排出手段を通過中でなくなったと推定された後に、駆動モータ手段を停止する
    ことを特徴とする請求項4または5に記載の画像形成装置。
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