JP2010130405A - 印刷制御装置及びそれを備える印刷制御システム - Google Patents
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Abstract
【課題】印刷装置で印刷される印刷物における印刷表面の質感を制御する。
【解決手段】質感制御部124が、その画像データ132に関連付けられている質感情報データ134を読み出す。質感制御部124は、読み出した質感情報データ134を、印刷装置200で印刷される印刷物における印刷表面の質感を制御するための質感制御データに変換する。得られた質感制御データは印刷装置200に出力される。
【選択図】図3
【解決手段】質感制御部124が、その画像データ132に関連付けられている質感情報データ134を読み出す。質感制御部124は、読み出した質感情報データ134を、印刷装置200で印刷される印刷物における印刷表面の質感を制御するための質感制御データに変換する。得られた質感制御データは印刷装置200に出力される。
【選択図】図3
Description
本発明は、印刷装置で印刷される印刷物における印刷表面の質感を制御するための技術に関するものである。
従来のカラーマネージメントでは、ICC規格(International Color Consortium)に基づき、各色再現デバイスの色再現特性を記述するプロファイル(Profile)と呼ばれる特性記述ファイルと、その特性記述ファイルの情報を使って異種デバイス間で色情報を変換し合う色変換エンジンと、を利用して、異なる色再現装置間で色情報の伝達や色情報の一致を実現していた。しかしながら、このカラーマネージメント技術で扱えるのは色情報だけであり、光沢感や金属光沢感、ザラツキ感、凹凸感などの表面質感情報を扱うことはできなかった。
また、高付加価値を有する印刷物として、メタリックやエンボス加工、シボなどを持つ印刷物を作成する場合、色や質感の指定をサンプルパッチを使って指定したり、印刷装置による校正の際、発注者立会いで修正・印刷を何度も繰り返して最終的な印刷物を仕上げていったりという非常に手間と時間のかかる作業で作成していた。そして、職人の感覚にたよった方法でしか、高付加価値印刷物を作成することができなかった。
一方、コンピュータグラフィックス(Computer Graphics)の分野では、既に物体表面の質感をリアルに、コンピュータグラフィックス画像としてディスプレイの画面上に再現する技術が発達している。具体的には、OpenGL, Direct Xなどのオープンソースを用いた3D-CG作成ソフトウエアが開発されており、そのようなソフトウェアを使用して、光沢感、凹凸感、透明感、ザラツキ感など様々な物体表面の質感属性を人口的に生成し、直接光、間接光をすべて考慮して実写と見誤るほどリアルな画像生成を可能としており、SF映画やゲームソフトなどで広く一般に利用されている。最近では、商品のデザインや表面塗装の状態などをディスプレイの画面上で確認できるようなソフトウエアも開発・市販されており、それらソフトウェアを利用することにより、車、衣装、一般商品のデザイン開発などにおいて、Mock-up作成を最小限に抑えることができ、商品開発効率化を実現している。
上記のとおり、商用印刷の分野において、実画像を印刷する印刷装置は、種々の表面加工機能を有し、高付加価値印刷物を作成できるようになってきている。しかし、印刷物の版やデジタル画像データを生成するためのデザインソフトやOSに組み込まれているカラーマネージメントソフトは、こうした印刷物の表面質感のマネージメント、情報伝達には対応しておらず、また、対応するための技術もまだ確立されていないのが現状である。
なお、物体表面の質感を表す取り組みとしては、例えば、下記の非特許文献1,2に記載された技術が知られている。
"Generalization of Lambert’s Reflectance Model" Michael Oren 及び Shree K. Nayar; Department of Computer Science, Columbia University:New York, NY 10027
"A Reflectance Model for Computer Graphics" ROBERT L. COOK(Lucasfilm Ltd.)及びKENNETH E. TORRANCE(Cornell University); ACM Transactions on Graphics, Vol. 1, No. 1, January 1982.
従来においては、印刷装置で印刷される印刷物における印刷表面の質感を、如何にして制御するかについて考慮されていなかった。
従って、本発明の目的は、上記した従来技術の課題を解決し、印刷装置で印刷される印刷物における印刷表面の質感を制御するための技術を提供することにある。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
印刷制御装置であって、印刷物における印刷表面の質感を表す質感情報データから、印刷装置で印刷される印刷物における印刷表面の質感を制御するための質感制御データを取得する質感制御部を備える印刷制御装置。
印刷制御装置であって、印刷物における印刷表面の質感を表す質感情報データから、印刷装置で印刷される印刷物における印刷表面の質感を制御するための質感制御データを取得する質感制御部を備える印刷制御装置。
このように、適用例1の印刷制御装置では、印刷物における印刷表面の質感を表す質感情報データから、質感制御データを取得するようにしている。従って、この取得した質感制御データを印刷装置で用いるようにすれば、その印刷装置で印刷される印刷物における印刷表面の質感を制御することが可能になる。よって、ユーザが、所望の質感を質感情報データとして与えることによって、ユーザの希望する質感を備えた高付加価値な印刷物を得ることができる。
[適用例2]
適用例1に記載の印刷制御装置において、前記質感情報データは、光沢感を表すための光沢度のデータ、金属光沢感を表すためのメタリック度のデータ、及び凹凸感を表すための表面高さのデータのうち、少なくとも1つを含む印刷制御装置。
質感情報データとして、このようなデータを含むことによって、ユーザの希望する質感を具体的に表現することができるようになる。
適用例1に記載の印刷制御装置において、前記質感情報データは、光沢感を表すための光沢度のデータ、金属光沢感を表すためのメタリック度のデータ、及び凹凸感を表すための表面高さのデータのうち、少なくとも1つを含む印刷制御装置。
質感情報データとして、このようなデータを含むことによって、ユーザの希望する質感を具体的に表現することができるようになる。
[適用例3]
適用例1または適用例2に記載の印刷制御装置において、前記印刷装置が、クリアインク,メタリックインク及びUV硬化インクのうち、少なくとも1つを備える場合に、前記質感制御データは、当該インクの、印刷時に使用されるインク量を表すデータを含む印刷制御装置。
質感制御データが、このようなデータを含むことにより、印刷装置において、質感に関わるインクについて、印刷時に使用されるインク量を制御することができるので、その印刷装置で印刷される印刷物における印刷表面の質感を制御することが可能となる。
適用例1または適用例2に記載の印刷制御装置において、前記印刷装置が、クリアインク,メタリックインク及びUV硬化インクのうち、少なくとも1つを備える場合に、前記質感制御データは、当該インクの、印刷時に使用されるインク量を表すデータを含む印刷制御装置。
質感制御データが、このようなデータを含むことにより、印刷装置において、質感に関わるインクについて、印刷時に使用されるインク量を制御することができるので、その印刷装置で印刷される印刷物における印刷表面の質感を制御することが可能となる。
[適用例4]
適用例1に記載の印刷制御装置において、前記質感制御部は、前記質感情報データの値と前記質感制御データの値との対応関係を表すルックアップテーブルを備える印刷制御装置。
このようなルックアップテーブルを用いることにより、質感情報データから質感制御データを容易に取得することができるようになる。
適用例1に記載の印刷制御装置において、前記質感制御部は、前記質感情報データの値と前記質感制御データの値との対応関係を表すルックアップテーブルを備える印刷制御装置。
このようなルックアップテーブルを用いることにより、質感情報データから質感制御データを容易に取得することができるようになる。
[適用例5]
適用例1ないし適用例4のうちの任意の1つに記載の印刷制御装置において、画像データに基づいて、画像印刷を行うための印刷データを導き出す印刷データ導出部をさらに備え、前記質感情報データは、前記画像データに関連付けられたデータである印刷制御装置。
適用例1ないし適用例4のうちの任意の1つに記載の印刷制御装置において、画像データに基づいて、画像印刷を行うための印刷データを導き出す印刷データ導出部をさらに備え、前記質感情報データは、前記画像データに関連付けられたデータである印刷制御装置。
このように、印刷データ導出部を備えることによって、質感制御データだけでなく、印刷データも導き出すことができる。また、この導き出した印刷データと共に、質感制御データを印刷装置で用いるようにすれば、その印刷装置で画像印刷を行う際に、その画像と関連して印刷表面の質感を制御することができる。
[適用例6]
印刷制御システムであって、適用例1ないし適用例5のうちの任意の1つに記載の印刷制御装置と、前記質感制御部の取得した前記質感制御データに基づいて、印刷物における印刷表面の質感を制御しつつ、印刷を行う印刷装置と、を備える印刷制御システム。
このようなシステムを用いることにより、ユーザの希望する質感を備えた高付加価値な印刷物を得ることができる。
印刷制御システムであって、適用例1ないし適用例5のうちの任意の1つに記載の印刷制御装置と、前記質感制御部の取得した前記質感制御データに基づいて、印刷物における印刷表面の質感を制御しつつ、印刷を行う印刷装置と、を備える印刷制御システム。
このようなシステムを用いることにより、ユーザの希望する質感を備えた高付加価値な印刷物を得ることができる。
[適用例7]
質感制御データ取得方法であって、印刷物における印刷表面の質感を表す質感情報データから、印刷装置で印刷される印刷物における印刷表面の質感を制御するための質感制御データを取得することを特徴とする質感制御データ取得方法。
適用例7の質感制御データ取得方法によれば、適用例1と同様の効果を奏することができる。
質感制御データ取得方法であって、印刷物における印刷表面の質感を表す質感情報データから、印刷装置で印刷される印刷物における印刷表面の質感を制御するための質感制御データを取得することを特徴とする質感制御データ取得方法。
適用例7の質感制御データ取得方法によれば、適用例1と同様の効果を奏することができる。
[適用例8]
質感制御データを取得するためのコンピュータプログラムであって、印刷物における印刷表面の質感を表す質感情報データから、印刷装置で印刷される印刷物における印刷表面の質感を制御するための質感制御データを取得する機能をコンピュータに実現させるためのコンピュータプログラム。
適用例8のコンピュータプログラムによれば、適用例1と同様の効果を奏することができる。
質感制御データを取得するためのコンピュータプログラムであって、印刷物における印刷表面の質感を表す質感情報データから、印刷装置で印刷される印刷物における印刷表面の質感を制御するための質感制御データを取得する機能をコンピュータに実現させるためのコンピュータプログラム。
適用例8のコンピュータプログラムによれば、適用例1と同様の効果を奏することができる。
なお、本発明は、上記した印刷制御装置や印刷制御システムなどの装置発明の態様や質感制御データ取得方法などの方法発明の態様やそれら方法や装置を構築するためのコンピュータプログラムとしての態様に限ることなく、そのようなコンピュータプログラムを記録した記録媒体としての態様や、上記コンピュータプログラムを含み搬送波内に具現化されたデータ信号など、種々の態様で実現することも可能である。
A.実施例の構成:
図1は本発明の一実施例としての印刷制御システムを示すブロック図である。図1に示す印刷制御システムは、印刷制御装置であるパーソナルコンピュータ(以下、単にPCと略す)100と、画像の印刷を行う印刷装置200と、で構成されている。
図1は本発明の一実施例としての印刷制御システムを示すブロック図である。図1に示す印刷制御システムは、印刷制御装置であるパーソナルコンピュータ(以下、単にPCと略す)100と、画像の印刷を行う印刷装置200と、で構成されている。
このうち、PC100は、図1に示すように、アプリケーションなどのコンピュータプログラムを実行することにより種々の処理や制御を行うCPU110と、上記コンピュータプログラムを格納したり、処理中に得られたデータや情報を一時的に格納したりするためのメモリ120と、画像データ132などを格納するためのハードディスク装置130と、CPU110と各種周辺装置との間でデータや情報のやりとりを行うためのI/O部140と、ネットワークカードなどから成り、ネットワークを介して他の装置と通信を行なうための通信部150と、キーボードやポインティングデバイスなどから成り、ユーザからの指示を入力するための入力部160と、上記コンピュータプログラムなどが書き込まれたCD−ROMなどの記録媒体172から、情報を読み取るための情報読取部170と、画像を表示するためのディスプレイ180と、を備えている。
CPU110は、メモリ120に格納されたコンピュータプログラムを実行することにより、色変換部122及び質感制御部124として機能する。
このように、本実施例では、コンピュータプログラムをコンピュータ読み取り可能に記録する「記録媒体」としてCD−ROMなどを利用することを述べたが、その他にも、フレキシブルディスクや光磁気ディスク、ICカード、ROMカートリッジ、パンチカード、バーコードなどの符号が印刷された印刷物、コンピュータの内部記憶装置(RAMやROMなどのメモリ)および外部記憶装置等の、コンピュータが読取り可能な種々の媒体を利用できる。コンピュータプログラムは、このような記録媒体に記録された形態での提供の他、ネットワークを介して、コンピュータプログラムを供給するプログラムサーバ(図示せず)にアクセスし、プログラムサーバからPCに取り込むようにしても良い。上記コンピュータプログラムの一部は、オペレーティングシステムプログラムによって構成するようにしても良い。
また、印刷装置200は、カラーで印刷を行うためのシアンインク,マゼンタインク,イエロインク,ブラックインクの他、印刷表面に光沢感を出すためのクリアインクや、金属光沢感(メタリック感)を出すためのメタリックインクや、ザラツキ感,凹凸感を出すための紫外線(UV)硬化インクを備えている。
一方、PC100内のハードディスク装置130には、カラー画像を表す画像データ132が格納されている。本実施例においては、画像データ132として、例えば、RGB表色系の画像データであるR,G,Bが用いられる。なお、画像データR,G,Bの他に、L*a*b*表色系の画像データであるL*,a*,b*を用いるようにしてもよい。また、ハードディスク装置130には、このような画像データ132と共に、その画像データ132に関連付けられた質感情報データ134も格納されている。本実施例において、例えば、質感情報データ134は、画像データ132によって表されるカラー画像に関し、その光沢感を表すための光沢度のデータGLと、その金属光沢感を表すためのメタリック度のデータMTと、その凹凸感を表すための表面高さのデータhと、で構成されている。
図2はハードディスク装置130内に格納されている画像データ132及び質感情報データ134の一例を示す説明図である。図2に示すように、各画素毎に、それぞれ、画像データ132及び質感情報データ134の各値が格納されている。
本実施例において、PC100は、請求項における印刷制御装置に、そのPC100における色変換部122は、請求項における印刷データ導出部に、それぞれ相当する。
B.実施例の動作:
それでは、本実施例の動作について、図1及び図3を用いて説明する。図3は図1における印刷制御システムにおけるデータの処理手順を概略的に示したブロック図である。
それでは、本実施例の動作について、図1及び図3を用いて説明する。図3は図1における印刷制御システムにおけるデータの処理手順を概略的に示したブロック図である。
ユーザが、入力部160を操作して、ハードディスク装置130内の画像データ132を指定して、画像印刷の指示を出すと、まず、CPU110によって機能される色変換部122が、ハードディスク装置130から、その画像データ132を読み出すと共に、質感制御部124が、その画像データ132に関連付けられている質感情報データ134を読み出す。
それらのうち、色変換部122は、読み出した画像データ132を、印刷装置200でカラー印刷を行うための印刷データに変換する。すなわち、色変換部122は、画像データR,G,Bを、印刷装置200が備えるシアンインク,マゼンタインク,イエロインク,ブラックインクの各インクについて、印刷時に使用されるインク量を表す印刷データC,M,Y,Kに変換する。具体的には、ルックアップテーブル(Look Up Table:LUT)を用いて、印刷装置200の色再現範囲に適応するように、印刷データへの色変換を行う。こうして得られた印刷データC,M,Y,Kは、印刷装置200に出力される。
一方、質感制御部124は、読み出した質感情報データ134を、印刷装置200で印刷される印刷物における印刷表面の質感を制御するための質感制御データに変換する。このような質感情報データから質感制御データへの変換は、色変換の場合と同様に、ルックアップテーブルを用いて行う。こうして得られた質感制御データは、印刷データと同様に、印刷装置200に出力される。
それでは、質感情報データから質感制御データへの変換について、さらに詳細に説明する。質感制御部124は、読み出した質感情報データ134のうち、光沢度データGLについては、印刷装置200が備えるクリアインクの、印刷時に使用されるインク量を表すデータに変換し、メタリック度データMTについては、同じく印刷装置200が備えるメタリックインクの、印刷時に使用されるインク量を表すデータに変換し、表面高さデータhについては、印刷装置200が備えるUV硬化インクの、印刷時に使用されるインク量を表すデータに変換する。
図4は印刷物の印刷表面における光沢度とその印刷に使用されるクリアインクの量との対応関係を表すグラフである。図4において、縦軸は光沢度を示し、横軸はクリアインク量を示す。なお、クリアインク量は、印刷表面の単位面積において、全ドットの数に対する、クリアインクで印刷されたドットの数の占める割合[%]で表される。
図4に示す光沢度とクリアインク量との対応関係は、次のようにして求められている。すなわち、予め、印刷装置200で使用されているクリアインクと同じインクを用いて、インク量の各々異なる複数のパッチを配列したチャートを印刷する。そして、そのチャートにおける各パッチ毎に、それぞれ、そのパッチの表面について、JIS Z 8741(鏡面光沢度−測定方法)に準拠して鏡面光沢度を測定し、その測定結果を光沢度として取得する。そして、各パッチについて、印刷時に使用したクリアインクの量と、測定により取得した光沢度と、の対応関係から、図4に示すような光沢度とクリアインク量との対応関係を導き出すようにする。なお、クリアインクの場合、JIS Z 8741に準拠した測定方法のうち、光源からの入射角と受光部への受光角とを共に20゜として測定する「20度鏡面光沢」を用いるのが望ましい。
図5は印刷物の印刷表面におけるメタリック度とその印刷に使用されるメタリックインクの量との対応関係を表すグラフである。図5において、縦軸はメタリック度を示し、横軸はメタリックインク量を示す。なお、メタリックインク量も、クリアインクの場合と同様に、印刷表面の単位面積において、全ドットの数に対する、メタリックインクで印刷されたドットの数の占める割合[%]で表される。
図5に示すメタリック度とメタリックインク量との対応関係も、クリアインクの場合と同様に、チャートを利用して求められている。すなわち、予め、印刷装置200で使用されているメタリックインクと同じインクを用いて、チャートを印刷し、チャートにおける各パッチ毎に、それぞれ、そのパッチの表面について、マクロアピアランスにて測定を行い、その測定結果からメタリック度を求める。そして、各パッチについて、印刷時に使用したメタリックインクの量と、測定結果から求めたメタリック度と、の対応関係から、図5に示すようなメタリック度とメタリックインク量との対応関係を導き出すようにする。
ここで、マクロアピアランスとは、測定対象に対し、観察角により、その明るさや鮮やかさが変化することを利用して、変角で反射光を測定することにより、メタリック度を測定する方法である。
図6はメタリック度を求めるための測定方法であるマクロアピアランスを説明するための説明図である。図6に示すように、マクロアピアランスでは、測定対象に対して、θi=−45°の角度から光を照射し、測定対象からの反射光をθr=30°(またはθr=20°)、θr=0°、θr=−60°(またはθr=−30°)の各位置でそれぞれ受光して、その位置での明度L* 1,L* 2,L* 3をそれぞれ測定する。そして、その測定結果を下記の式(1)に代入して、メタリック度Fを導き出す。
なお、近似値として、式(2)に示すメタリック度Sを用いるようにしてもよい。
図7は印刷物の印刷表面における表面高さとその印刷に使用されるUV硬化インクの量との対応関係を表すグラフである。図7において、縦軸は表面高さを示し、横軸はUV硬化インクのドロップ数を示す。
図7に示す表面高さとUV硬化インクのドロップ数との対応関係は、次のようにして求められている。すなわち、印刷装置200で使用されているUV硬化インクと同じインクを用いて、印刷媒体上に印刷し、紫外線を照射して硬化させ、ドロップ数の各々異なる複数のパッチを配列したチャートを印刷する。そして、そのチャートにおける各パッチ毎に、それぞれ、印刷媒体表面から頂部までの高さを測定し、表面高さ[μm]を求める。そして、各パッチについての、UV硬化インクのドロップ数[滴]と、測定により求めた表面高さ[μm]と、の対応関係から、図7に示すような対応関係を導き出す。
そして、こうして得られた図4,図5及び図7の各対応関係に基づいて、図3に示した質感制御部124で用いるルックアップテーブルを作成するようにする。すなわち、光沢度,メタリック度及び表面高さを入力とし、クリアインク量,メタリックインク量及びUV硬化インクのドロップ数を出力とするルックアップテーブルを作成する。なお、この際、例えば、図4に示すように、光沢度の値が高すぎて、クリアインク量を100%としても再現することができない場合には、その値の高い光沢度については、全て、クリアインク量を100%として出力するように、ルックアップテーブルのデータ値を調整する。
さて、以上のようにして得られた印刷データC,M,Y,K及び質感制御データは、前述したとおり、共に、印刷装置200に入力される。印刷装置200は、印刷データC,M,Y,Kに基づいて、印刷用紙(図示せず)に、シアンインク,マゼンタインク,イエロインク,ブラックインクにて、カラー画像の印刷を行う。また、印刷装置200は、同時に、質感制御データに基づいて、同じ印刷用紙に、クリアインク,メタリックインク,UV硬化インクにて、光沢感,金属光沢感,ザラツキ感,凹凸感などの質感を印刷表面に出すべく、印刷を行う。この結果、印刷表面に所望の質感を備えた高付加価値な印刷物を得ることができる。
以上のようにして、本実施例では、画像データ132に関連付けられた質感情報データ134を、印刷時に使用されるクリアインク,メタリックインク,UV硬化インクの量を表すデータを含む質感制御データに変換して、印刷装置200に入力することによって、印刷装置200では、その質感制御データに基づいて、クリアインク,メタリックインク,UV硬化インクによる印刷を行うことになるので、所望の質感情報データを用意することによって、印刷装置200で印刷される印刷物における印刷表面の質感を、ユーザの意図した質感に制御することが可能となる。
C.変形例:
なお、本発明は上記した実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様にて実施することが可能である。
なお、本発明は上記した実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様にて実施することが可能である。
C−1.変形例1:
上記した実施例において、印刷制御装置であるPC100では、印刷データと質感制御データとをそれぞれ取得して、印刷装置200に入力し、印刷装置200では、印刷データに基づいて、カラー画像の印刷を行うと同時に、質感制御データに基づいて、印刷表面に質感を出すための印刷を行うようにしていたが、本発明は、これに限定されるものではない。例えば、既にカラー画像の印刷が行われた印刷物がある場合に、その印刷物に対し、その印刷表面に所望の質感を出すべく、印刷を行うようにしてもよい。その場合、印刷制御装置であるPC100では、質感制御データのみを取得すればよいため、色変換部122は不要であり、少なくとも質感制御部124を備えていればよい。また、印刷装置200の機能としても、必ずしも、カラー画像の印刷を行う機能は必要でなく、少なくとも、質感制御データに基づいて、質感を印刷表面に出ための印刷を行う機能、すなわち、クリアインク,メタリックインク,UV硬化インクなどを用いて印刷を行う機能を備えていればよい。
上記した実施例において、印刷制御装置であるPC100では、印刷データと質感制御データとをそれぞれ取得して、印刷装置200に入力し、印刷装置200では、印刷データに基づいて、カラー画像の印刷を行うと同時に、質感制御データに基づいて、印刷表面に質感を出すための印刷を行うようにしていたが、本発明は、これに限定されるものではない。例えば、既にカラー画像の印刷が行われた印刷物がある場合に、その印刷物に対し、その印刷表面に所望の質感を出すべく、印刷を行うようにしてもよい。その場合、印刷制御装置であるPC100では、質感制御データのみを取得すればよいため、色変換部122は不要であり、少なくとも質感制御部124を備えていればよい。また、印刷装置200の機能としても、必ずしも、カラー画像の印刷を行う機能は必要でなく、少なくとも、質感制御データに基づいて、質感を印刷表面に出ための印刷を行う機能、すなわち、クリアインク,メタリックインク,UV硬化インクなどを用いて印刷を行う機能を備えていればよい。
図8はそのような印刷制御システムにおけるデータの処理手順を概略的に示したブロック図である。図8に示すシステムでは、色変換部122は存在せず、質感制御部124のみが、質感情報データ134を質感制御データに変換して、印刷装置200に出力するようにしている。
C−2.変形例2:
上記した実施例では、色変換部122によって、画像データ132から印刷データを導き出し、質感制御部124によって、質感情報データ134から質感制御データを取得するようにしていたが、色変換部122と質感制御部124とを統合して、画像データ132及び質感情報データ134の両者から、印刷データ及び質感制御データの両者を導き出すようにしてもよい。例えば、そのような構成は、色変換部122と質感制御部124とを統合して成る機能部が、画像データ132及び質感情報データ134の各値を入力とし、印刷データ及び質感制御データの各値を出力とするルックアップテーブルを備えることによって実現することができる。この場合、画像データに含まれる情報を質感制御データにも反映させることができ、質感情報データに含まれる情報を印刷データにも反映させることができる。また、更なる変形例として、画像データ及び質感情報データの各値を入力とし、質感制御データの値を出力とするルックアップテーブルを用いるようにしてもよく、また、画像データ及び質感情報データの各値を入力とし、印刷データの値を出力とするルックアップテーブルを用いるようにしてもよい。
上記した実施例では、色変換部122によって、画像データ132から印刷データを導き出し、質感制御部124によって、質感情報データ134から質感制御データを取得するようにしていたが、色変換部122と質感制御部124とを統合して、画像データ132及び質感情報データ134の両者から、印刷データ及び質感制御データの両者を導き出すようにしてもよい。例えば、そのような構成は、色変換部122と質感制御部124とを統合して成る機能部が、画像データ132及び質感情報データ134の各値を入力とし、印刷データ及び質感制御データの各値を出力とするルックアップテーブルを備えることによって実現することができる。この場合、画像データに含まれる情報を質感制御データにも反映させることができ、質感情報データに含まれる情報を印刷データにも反映させることができる。また、更なる変形例として、画像データ及び質感情報データの各値を入力とし、質感制御データの値を出力とするルックアップテーブルを用いるようにしてもよく、また、画像データ及び質感情報データの各値を入力とし、印刷データの値を出力とするルックアップテーブルを用いるようにしてもよい。
C−3.変形例3:
上記した実施例では、質感情報データを、光沢度のデータGLと、メタリック度のデータMTと、表面高さのデータhと、で構成するようにしていたが、本発明は、これに限定されるものではなく、質感情報データは、これら3つのデータのうち、少なくとも1つのデータを含んでいればよい。
上記した実施例では、質感情報データを、光沢度のデータGLと、メタリック度のデータMTと、表面高さのデータhと、で構成するようにしていたが、本発明は、これに限定されるものではなく、質感情報データは、これら3つのデータのうち、少なくとも1つのデータを含んでいればよい。
また、質感情報データは、これら3つのデータに代えて、双方向反射率分布関数(Bidirectional Reflectance Distribution Function:BRDF)のパラメータを用いて表すようにしてもよい。ここで、BRDFとは、任意の物体表面の対象としている観測点に対し、入射光と反射光の関係を、半天球全方位で記述した物理量であり、これを分光特性で測定した分光BRDFでは、物体の色と反射の特性を記述することができ、コンピュータグラフィックス分野では、すでにリアルな画像を人工的に生成する際に広く用いられているものである。
C−4.変形例4:
上記した実施例では、印刷装置200は、印刷記録材として、インクを用いるようにしたが、トナーなど、他の記録材を用いるようにしてもよい。
上記した実施例では、印刷装置200は、印刷記録材として、インクを用いるようにしたが、トナーなど、他の記録材を用いるようにしてもよい。
C−5.変形例5:
上記した実施例では、取得した質感制御データを印刷装置200で用いるようにしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、質感制御データをそのまま保存したり、伝送したり、或いは加工したり、質感の評価に用いたり、することができる。
上記した実施例では、取得した質感制御データを印刷装置200で用いるようにしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、質感制御データをそのまま保存したり、伝送したり、或いは加工したり、質感の評価に用いたり、することができる。
110…CPU
120…メモリ
122…色変換部
124…質感制御部
130…ハードディスク装置
132…画像データ
134…質感情報データ
140…I/O部
150…通信部
160…入力部
170…情報読取部
172…記録媒体
180…ディスプレイ
200…印刷装置
120…メモリ
122…色変換部
124…質感制御部
130…ハードディスク装置
132…画像データ
134…質感情報データ
140…I/O部
150…通信部
160…入力部
170…情報読取部
172…記録媒体
180…ディスプレイ
200…印刷装置
Claims (8)
- 印刷制御装置であって、
印刷物における印刷表面の質感を表す質感情報データから、印刷装置で印刷される印刷物における印刷表面の質感を制御するための質感制御データを取得する質感制御部を備える印刷制御装置。 - 請求項1に記載の印刷制御装置において、
前記質感情報データは、光沢感を表すための光沢度のデータ、金属光沢感を表すためのメタリック度のデータ、及び凹凸感を表すための表面高さのデータのうち、少なくとも1つを含む印刷制御装置。 - 請求項1または請求項2に記載の印刷制御装置において、
前記印刷装置が、クリアインク,メタリックインク及びUV硬化インクのうち、少なくとも1つを備える場合に、前記質感制御データは、当該インクの、印刷時に使用されるインク量を表すデータを含む印刷制御装置。 - 請求項1に記載の印刷制御装置において、
前記質感制御部は、前記質感情報データの値と前記質感制御データの値との対応関係を表すルックアップテーブルを備える印刷制御装置。 - 請求項1ないし請求項4のうちの任意の1つに記載の印刷制御装置において、
画像データに基づいて、画像印刷を行うための印刷データを導き出す印刷データ導出部をさらに備え、
前記質感情報データは、前記画像データに関連付けられたデータである印刷制御装置。 - 印刷制御システムであって、
請求項1ないし請求項5のうちの任意の1つに記載の印刷制御装置と、
前記質感制御部の取得した前記質感制御データに基づいて、印刷物における印刷表面の質感を制御しつつ、印刷を行う印刷装置と、
を備える印刷制御システム。 - 質感制御データ取得方法であって、
印刷物における印刷表面の質感を表す質感情報データから、印刷装置で印刷される印刷物における印刷表面の質感を制御するための質感制御データを取得することを特徴とする質感制御データ取得方法。 - 質感制御データを取得するためのコンピュータプログラムであって、
印刷物における印刷表面の質感を表す質感情報データから、印刷装置で印刷される印刷物における印刷表面の質感を制御するための質感制御データを取得する機能をコンピュータに実現させるためのコンピュータプログラム。
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