JP6435780B2 - 画像形成装置、画像形成システム、画像形成制御装置および画像形成方法 - Google Patents

画像形成装置、画像形成システム、画像形成制御装置および画像形成方法 Download PDF

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Description

この発明は、連続紙にジョブの画像を面付けして出力することを可能にする画像形成装置、画像形成システム、画像形成制御装置および画像形成方法に関するものである。
画像形成装置では、例えばロール紙などの連続紙を用いて印刷を行うものが提案されている。このような連続紙を用いる画像形成装置では、画像形成部において、原稿に対応した潜像を感光体に形成し、この潜像にトナーを付与することによって顕像化し、この顕像化されたトナー像を用紙に転写している。この後、用紙のトナー像を定着部で定着して排紙している。
連続紙に画像を印刷する場合、ロール紙などは例えば、副走査方向サイズが数100mという無限長であり、出力ページの副走査方向は0mmまたは僅かな間隔で処理される。そのため受信した画像データーをそのまま出力すると、出力ページに対して白紙画像領域が大きいまま出力がされてしまう。白紙原稿領域は無駄になるためできるだけ小さくしたいという要望がある。
図25は、連続紙Sにジョブの原稿における画像G、G、…、Gをそのまま配置する状態を示している。連続紙Sでは、原稿サイズ以外の白紙画像領域W1、W2が主走査方向の両側に大きく残り、無駄の多い出力になっている。
このような要望に対し、特許文献1では、大判用紙向けプリンターにセットされているロール紙などのメディアに対して、画像データーを出力する際に、実際にプリンターにセットされている紙幅サイズを取得し、画像データーをそのサイズに収まる場合に画像を回転させる装置が提案されている。図26では、図25に示す画像Gに対し、線幅と画像サイズを比較して線幅に収まるものとして、画像G、G、G、…を回転配置した状態を示しており、白紙画像領域を削減することが可能になる。
また、特許文献2では、画像形成部により、ロール紙の幅方向に複数の画像を並べて形成し、切断部により各画像毎に切り離して複数の印刷物を得ており、予め、並べて形成する画像の数および向きを指定することにより、各画像のサイズが決定し、すなわちロール紙の送り量および切断位置の少なくとも一方が決められ、それに基づいて画像形成および切断が行われる装置が提案されている。
上記により配置された連続紙Sを図27に示す。原稿サイズの小さい画像GA、GA…GAは、3個を主走査方向に並べ、原稿サイズの大きい画像GB、GB…GBは、2個を主走査方向に並べて白紙画像領域の削減を図っている。
さらに、特許文献3では、複数の画像を、ロール紙等の長尺な用紙の端に寄せて副走査方向に並べて配置し、続いて、ある画像が用紙の幅からはみ出してしまった時点で、すでに配置されている画像の長さに合わせてロール紙の切断位置を決定し、さらに、配置されている複数の画像の余白に、新たな別の画像を配置することによって、用紙を有効に利用することができる画像配置プログラムが提案されている。
図28は、原稿サイズの異なるGC0、GC1、GC2、GC3、GC4を用紙の主走査方向端に並べ、配置されている複数の画像の余白Wに、新たな別の画像を、配置可能かを判断して配置している。これにより白紙画像領域の削減が可能になる。
特開2005−231154号公報 特開2002−137483号公報 特開2005−047137号公報
しかし、特許文献1では、画像サイズに収まる場合に回転させることのみが記載されており、回転後の余白部分を有効活用するものではない。すなわち、理想的な配置状態が必ずしも得られるものではなく、主走査方向に対し実際の画像の原稿サイズが小さい場合、図29に示すように、画像G、G、Gを回転させたとしても、白紙画像領域W0、W1は、白紙画像領域w0、w1に低減させるものの、相変わらず画像領域が大きく残ってしまい、用紙節約において十分な改善効果が得られない。
また、特許文献2では、ジョブに大きさの異なる画像が複数あるとは限らず、また、図30に示すように、画像の組み合わせGAとGBによっては、十分に白紙画像領域を低減できず、白紙画像領域W0、W1、w0、w1が残ってしまう。
また、特許文献3に示す例では、一つのJOBを配置する毎に、画像(GC0−GC9)の配置場所の計算処理が動作するため、連続紙を排紙しながら画像データーを受信した場合、画像データーの配置計算処理遅延により、図31に示すように、連続紙の副走査方向に間隔SPが空いてしまう課題が発生する。
本願発明は上記事情を背景としてなされたものであり、連続紙に画像を印刷する際に、白紙画像領域を効果的に低減して無駄の少ない出力を可能にする画像形成装置、画像形成システム、画像形成制御装置および画像形成方法を提供することを目的とする。
すなわち、本発明の画像形成装置のうち、第1の形態は、ジョブの画像データーに基づいて連続紙上に画像を形成する画像形成部と、
前記画像形成部によって前記連続紙上に前記画像を印刷実行する制御を行う制御部と、を備え、
前記制御部は、前記画像データーの画像面付け処理機能を有し、前記画像面付け処理では、複数ジョブの出力指示がされた場合、印刷で使用する画像の原稿サイズと前記連続紙の印刷可能サイズ情報とに基づいて、少なくとも、先のジョブの画像面付け完了後の主走査方向における白紙領域のサイズが、後のジョブの原稿サイズより大きいときは、前記白紙領域に前記後のジョブの画像を配置するように前記先のジョブと前記後のジョブとを結合して一つのジョブとして画像面付けを行い、
前記制御部は、結合されたジョブの出力実行中は、前記画像面付け処理による複数のジョブの結合は行わず、結合されたジョブのうちの何れかのジョブの出力が終了するタイミングに応じて、出力途中の先のジョブと、画像面付けが行われていない後のジョブとの間で前記面付け処理を行って新規に結合されたジョブとして画像面付けを行うことを特徴とす
の形態の画像形成装置本発明ジョブの画像データーに基づいて連続紙上に画像を形成する画像形成部と、
前記画像形成部によって前記連続紙上に前記画像を印刷実行する制御を行う制御部と、を備え、
前記制御部は、前記画像データーの画像面付け処理機能を有し、前記画像面付け処理では、複数ジョブの出力指示がされた場合、印刷で使用する画像の原稿サイズと前記連続紙の印刷可能サイズ情報とに基づいて、少なくとも、先のジョブの画像面付け完了後の主走査方向における白紙領域のサイズが、後のジョブの原稿サイズより大きいときは、前記白紙領域に前記後のジョブの画像を配置するように前記先のジョブと前記後のジョブとを結合して一つのジョブとして画像面付けを行い、
前記制御部は、複数ジョブに対する前記画像面付け処理で、複数ジョブ間で副走査方向の原稿サイズが異なる場合、副走査方向の原稿サイズが大きいジョブに対して、白紙領域に副走査方向の原稿サイズが小さいジョブの画像を複数個配置できるかを判定し、前記判定で配置可能とされた個数分だけ、副走査方向の原稿サイズが小さいジョブの前記画像を前記白紙領域の副走査方向に並べて配置し、副走査方向の画像サイズが大きい前記ジョブと副走査方向の画像サイズが小さい前記ジョブを、一つのジョブとして結合することを特徴とする。
の形態の画像形成装置本発明ジョブの画像データーに基づいて連続紙上に画像を形成する画像形成部と、
前記画像形成部によって前記連続紙上に前記画像を印刷実行する制御を行う制御部と、を備え、
前記制御部は、前記画像データーの画像面付け処理機能を有し、前記画像面付け処理では、複数ジョブの出力指示がされた場合、印刷で使用する画像の原稿サイズと前記連続紙の印刷可能サイズ情報とに基づいて、少なくとも、先のジョブの画像面付け完了後の主走査方向における白紙領域のサイズが、後のジョブの原稿サイズより大きいときは、前記白紙領域に前記後のジョブの画像を配置するように前記先のジョブと前記後のジョブとを結合して一つのジョブとして画像面付けを行い、
前記制御部は、結合したジョブの画面面付け配置のときに、面付け時に主走査方向における白紙領域のサイズより、面付け後の原稿サイズの長辺サイズが大きい場合は、前記原稿サイズの短辺サイズが出力紙の主走査方向に沿うように面付け配置し、面付け時に配置可能な主走査における白紙領域のサイズ、面付け後の原稿サイズの長辺サイズ等しい、又は面付け後の原稿サイズの長辺サイズよりも小さい場合は、前記原稿サイズの長辺サイズが出力時の主走査方向に沿うように面付け配置して、ジョブを結合することを特徴とする。
の形態の画像形成装置本発明ジョブの画像データーに基づいて連続紙上に画像を形成する画像形成部と、
前記画像形成部によって前記連続紙上に前記画像を印刷実行する制御を行う制御部と、を備え、
前記制御部は、前記画像データーの画像面付け処理機能を有し、前記画像面付け処理では、複数ジョブの出力指示がされた場合、印刷で使用する画像の原稿サイズと前記連続紙の印刷可能サイズ情報とに基づいて、少なくとも、先のジョブの画像面付け完了後の主走査方向における白紙領域のサイズが、後のジョブの原稿サイズより大きいときは、前記白紙領域に前記後のジョブの画像を配置するように前記先のジョブと前記後のジョブとを結合して一つのジョブとして画像面付けを行い、
前記制御部は、用紙の断裁位置に合わせて前記画像面付け処理を行うことを特徴とする。
さらに他の形態の画像形成装置は、本発明の画像形成装置において、操作者の操作入力を受け付ける操作部を有し、前記操作部は前記制御部に制御可能に接続されており、前記制御部は、前記操作部に、複数ジョブを結合する前記画像面付けの処理に関する設定を行う設定画面を操作入力可能に表示することを特徴とする。
さらに他の形態の画像形成装置は、本発明の画像形成装置において、前記制御部は、前記操作部に、複数ジョブを結合する前記画像面付け処理を実施するかを設定する操作画面を表示することを特徴とする前記7記載の画像形成装置。
さらに他の形態の画像形成装置は、本発明の画像形成装置において、前記制御部は、前記操作部に、複数ジョブを結合する前記画像面付け処理において結合するジョブの数を設定する設定画面を表示することを特徴とする。
さらに他の形態の画像形成装置は、本発明の画像形成装置において、前記制御部は、前記操作部に、複数ジョブを結合する前記画像面付け処理を実行するタイミングを設定する設定画面を表示することを特徴とする。
さらに他の形態の画像形成装置は、本発明の画像形成装置において、前記制御部は、前記操作部に、副走査方向の原稿サイズが異なるジョブの結合を実施するか否かを設定する設定画面を表示することを特徴とする。
さらに他の形態の画像形成装置は、本発明の画像形成装置において、前記制御部は、前記操作部に、複数ジョブを結合する前記画像面付け処理に際し、画像の回転処理を実施するか否かを設定する設定画面を表示することを特徴とする。
さらに他の形態の画像形成装置は、本発明の画像形成装置において、前記制御部は、前記操作部に、複数ジョブを結合する前記画像面付け処理に際し、結合ジョブの断裁位置を考慮した面付け配置を実施するか否かを設定する設定画面を表示することを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の本発明は、ジョブの画像データーに基づいて連続紙上に画像を形成する画像形成部と、
前記画像形成部によって前記連続紙上に前記画像を印刷実行する制御を行う制御部と、を備え、
前記制御部は、前記画像データーの画像面付け処理機能を有し、前記画像面付け処理では、複数ジョブの出力指示がされた場合、印刷で使用する画像の原稿サイズと前記連続紙の印刷可能サイズ情報とに基づいて、少なくとも、先のジョブの画像面付け完了後の主走査方向における白紙領域のサイズが、後のジョブの原稿サイズより大きいときは、前記白紙領域に前記後のジョブの画像を配置するように前記先のジョブと前記後のジョブとを結合して一つのジョブとして画像面付けを行い、
操作者の操作入力を受け付ける操作部を有し、
前記操作部は前記制御部に制御可能に接続されており、
前記制御部は、前記操作部に、複数ジョブを結合する前記画像面付け処理を実行するタイミングを設定する設定画面を表示することを特徴とする。
他の形態の画像形成装置本発明は、ジョブの画像データーに基づいて連続紙上に画像を形成する画像形成部と、
前記画像形成部によって前記連続紙上に前記画像を印刷実行する制御を行う制御部と、を備え、
前記制御部は、前記画像データーの画像面付け処理機能を有し、前記画像面付け処理では、複数ジョブの出力指示がされた場合、印刷で使用する画像の原稿サイズと前記連続紙の印刷可能サイズ情報とに基づいて、少なくとも、先のジョブの画像面付け完了後の主走査方向における白紙領域のサイズが、後のジョブの原稿サイズより大きいときは、前記白紙領域に前記後のジョブの画像を配置するように前記先のジョブと前記後のジョブとを結合して一つのジョブとして画像面付けを行い、
前記制御部は、複数のジョブを結合した結合ジョブ単位を繰り返し出力する機能を有することを特徴とする。
さらに他の形態の画像形成装置は、本発明の画像形成装置において、前記制御部は、複数のジョブを結合した前記画像面付け処理後の主走査方向の白紙領域のサイズが、後のジョブの原稿サイズより小さくなるまで繰り返して前記ジョブの結合を実施することを特徴とする。
本発明の画像形成システムのうち、第1の形態は、ジョブの画像データーに基づいて連続紙上に画像を形成する画像形成部と、
前記画像形成部によって前記連続紙上に前記画像を印刷実行する制御を行う制御部と、を備え、
前記制御部は、前記画像データーの画像面付け処理機能を有し、前記画像面付け処理では、複数ジョブの出力指示がされた場合、印刷で使用する画像の原稿サイズと連続紙の印刷可能サイズ情報とに基づいて、少なくとも、先のジョブの画像面付け完了後の主走査方向における白紙領域のサイズが、後のジョブの原稿サイズより大きいときは、前記白紙領域に前記後のジョブの画像を配置するように前記先のジョブと前記後のジョブとを結合して一つのジョブとして画像面付けを行い、
前記制御部は、複数のジョブを結合した結合ジョブ単位を繰り返し出力する機能を有することを特徴とする。
他の形態の画像形成システムの発明は、ジョブの画像データーに基づいて連続紙上に画像を形成する画像形成部と、
前記画像形成部によって前記連続紙上に前記画像を印刷実行する制御を行う制御部と、を備え、
前記制御部は、前記画像データーの画像面付け処理機能を有し、前記画像面付け処理では、複数ジョブの出力指示がされた場合、印刷で使用する画像の原稿サイズと連続紙の印刷可能サイズ情報とに基づいて、少なくとも、先のジョブの画像面付け完了後の主走査方向における白紙領域のサイズが、後のジョブの原稿サイズより大きいときは、前記白紙領域に前記後のジョブの画像を配置するように前記先のジョブと前記後のジョブとを結合して一つのジョブとして画像面付けを行い、
前記制御部は、用紙の断裁位置に合わせて前記画像面付け処理を行うことを特徴とする。
本発明の画像形成制御装置のうち第1の形態は、画像形成部によって連続紙上に画像を印刷実行する制御を行う制御部を備え、
前記制御部は、像データーの画像面付け処理機能を有し、前記画像面付け処理では、複数ジョブの出力指示がされた場合、印刷で使用する画像の原稿サイズと前記連続紙の印刷可能サイズ情報とに基づいて、少なくとも、先のジョブの画像面付け完了後の主走査方向における白紙領域のサイズが、後のジョブの原稿サイズより大きいときは、前記白紙領域に前記後のジョブの画像を配置するように前記先のジョブと前記後のジョブとを結合して一つのジョブとして画像面付けを行い、
前記制御部は、複数のジョブを結合した結合ジョブ単位を繰り返し出力する機能を有することを特徴とする。
他の形態の画像形成制御装置の本発明は、画像形成部によって連続紙上に画像を印刷実行する制御を行う制御部を備え、
前記制御部は、画像データーの画像面付け処理機能を有し、前記画像面付け処理では、複数ジョブの出力指示がされた場合、印刷で使用する画像の原稿サイズと前記連続紙の印刷可能サイズ情報とに基づいて、少なくとも、先のジョブの画像面付け完了後の主走査方向における白紙領域のサイズが、後のジョブの原稿サイズより大きいときは、前記白紙領域に前記後のジョブの画像を配置するように前記先のジョブと前記後のジョブとを結合して一つのジョブとして画像面付けを行い、
前記制御部は、用紙の断裁位置に合わせて前記画像面付け処理を行うことを特徴とする。
本発明の画像形成方法のうち、第1の形態は、ジョブを用意する工程と、
用意された複数ジョブの出力指示がされた場合、印刷で使用する画像の原稿サイズと印刷がされる連続紙の印刷可能サイズ情報とに基づいて、少なくとも、先のジョブの画像面付け完了後の主走査方向における白紙領域のサイズが、後のジョブの原稿サイズより大きいときは、前記白紙領域に前記後のジョブの画像を配置するように前記先のジョブと前記後のジョブとを結合して一つのジョブとして画像面付けする工程と、複数のジョブを結合した結合ジョブ単位を繰り返し出力する工程と、を有することを特徴とする。
他の形態の画像形成方法の本発明は、ジョブを用意する工程と、
用意された複数ジョブの出力指示がされた場合、印刷で使用する画像の原稿サイズと印刷がされる連続紙の印刷可能サイズ情報とに基づいて、少なくとも、先のジョブの画像面付け完了後の主走査方向における白紙領域のサイズが、後のジョブの原稿サイズより大きいときは、用紙の断裁位置に合わせて前記白紙領域に前記後のジョブの画像を配置するように前記先のジョブと前記後のジョブとを結合して一つのジョブとして画像面付けする工程と、を有することを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、連続紙に画像を印刷する際に、複数のジョブを用いて白紙画像領域を効果的に低減して無駄の少ない出力を可能にする。
本発明の一実施形態の画像形成装置および画像形成システムの機械的な構成を示す概略図である。 同じく、画像形成装置および画像形成システムの制御ブロックを示す図である。 同じく、二つのジョブを用いた画像面付け処理の手順を示すフローチャートである。 同じく、図3のフローチャートに応じた画像配置例を示す図である。 同じく、全てのジョブを用いた画像面付け処理の手順を示すフローチャートである。 同じく、図5のフローチャートに応じた画像配置例を示す図である。 同じく、新規ジョブを受信した際に、いずれかのジョブ出力を待ってジョブ結合を行う手順を示すフローチャートである。 同じく、図7のフローチャートに応じた画像配置例を示す図である。 同じく、副走査方向の余白画像領域に画像面付けを行う手順を示すフローチャートである。 同じく、図9のフローチャートに応じた画像配置例を示す図である。 同じく、画像の回転を伴う画像面付けを行う手順を示すフローチャートである。 同じく、図11のフローチャートに応じた画像配置例を示す図である。 同じく、主走査方向の断裁位置に応じて画像面付けを行う手順を示すフローチャートである。 同じく、図13のフローチャートに応じた画像配置例を示す図である。 同じく、受信したジョブの結合ジョブ作成方法を設定する画面を示す図である。 同じく、図15の設定画面に応じた画像配置例を示す図である。 同じく、新規受信ジョブの結合ジョブを作成するタイミングを設定する画面を示す図である。 同じく、図17の設定画面に応じた画像配置例を示す図である。 同じく、異なる副走査サイズの画像面付け配置の結合ジョブ作成方法を設定する画面を示す図である。 同じく、図19の設定画面に応じた画像配置例を示す図である。 同じく、画像回転制御を行う画像面付け配置の結合ジョブ作成方法を設定する画面を示す図である。 同じく、図21の設定画面に応じた画像配置例を示す図である。 同じく、主走査方向の断裁位置による画像面付け制御方法を設定する画面を示す図である。 同じく、図23の設定画面に応じた画像配置例を示す図である。 従来の画像面付け方法による画像配置例を示す図である。 特許文献1に記載された画像面付け方法による画像配置例を示す図である。 特許文献2に記載された画像面付け方法による画像配置例を示す図である。 特許文献3に記載された画像面付け方法による画像配置例を示す図である。 特許文献1の方法で、課題が生じた画像配置例を示す図である。 特許文献2の方法で、課題が生じた画像配置例を示す図である。 特許文献3の方法で、課題が生じた画像配置例を示す図である。
以下に、本発明の一実施形態を添付図面に基づき説明する。
図1は、本発明の一実施形態における画像形成システムを示すものである。
画像形成システム1は、画像形成装置本体1Aを備え、画像形成装置本体1Aの前段側にはカット部400が接続され、その前段側に給紙調整部300、給紙部200がこの順で接続されている。画像形成装置本体1Aは本発明の画像形成装置に相当する。
なお、この実施形態では、画像形成装置本体1Aと、画像形成装置本体1Aに接続された図1に示した装置とによって画像形成システム1が構成されているものとして説明したが、画像形成装置本体1Aに接続される装置の種別や数が特に限定されるものではない。また、画像形成装置本体1Aと、その他の装置によって画像形成装置が構成されているものであってもよい。
給紙部200は、連続用紙としてのロール紙を収納、保持し、用紙搬送方向下流側に給紙する機能を有する。給紙調整部300は、給紙部200と画像形成装置本体1Aとの間の微小な速度差および寄りを吸収するためのバッファ機能を有する。カット部400は、所望によりロール紙をカットする場合に使用する。なお、画像形成装置本体1Aの下流側にカット部を有するものであってもよい。
なお、この実施形態では、連続紙としてロール紙を使用しているが、連続紙がロール紙に限定されるものではなく、用紙が連続しているものであればよく、例えば、連続伝票用紙、連続帳票用紙なども含まれる。連続紙はロール紙の形態で提供されるものでもよく、また、交互に畳まれた形態のものであってもよい。
画像形成装置本体1Aは、用紙に画像を形成する画像形成部100を本体内に有しており、画像形成装置本体1A上部側には、操作者の操作を受けるとともに、情報を表示する操作部140を有している。操作部140は、操作を行う操作部分と表示を行う表示部分とが別体で構成されていてもよく、タッチパネルLCDなどのように操作部分と表示部分とが一体に構成されているものであってもよい。この実施形態では、操作部140が本発明の操作部に相当する。操作部は、画像形成装置本体1Aの筺体に設置されているものの他、画像形成装置本体1Aの筺体から分離しているものであってもよい。
また、画像形成装置本体1A上には、原稿を自動的に読み込む自動原稿給送装置を含む原稿読み取り部30を有しており、原稿読み取り部30によって原稿の画像が読み取られ、一旦、図示しない画像メモリーなどに記録される。読み取られた画像は、画像形成部100による画像の形成に用いられる。
画像形成部100では、各色(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックなど)用にそれぞれ用意された感光体を有し、各感光体の周線部に図示しない帯電器、書き込み部および現像ユニットが配設されていている。帯電器によって帯電した感光体表面は、画像メモリーなどに記録された原稿の画像情報に基づいて、LDなどの書き込み部により像露光が行われ、感光体表面には潜像が形成される。潜像は現像ユニットによって現像がなされてトナー像となる。トナー像は、中間転写ベルト16に転写され、中間転写ベルト16の画像は、搬送路22で搬送されて二次転写ローラ17で圧着されつつ搬送される用紙に転写される。
また、画像形成部100では、各感光体に対応して、中間転写ベルト16との接触位置よりも回転方向側かつ帯電器よりも回転方向逆側で、各感光体に接触して残留トナーを除去する図示しないクリーニング部が配置されている。また、中間転写ベルト16の用紙転写位置よりも回転方向側かつ各感光体との転写位置よりも回転方向逆側に、該中間転写ベルト16の残留トナーを除去する図示しない他のクリーニング部が配置されている。
なお、上記した各感光体は、図示しない駆動モータによって回転駆動され、中間転写ベルト16も同じく図示しない駆動モータによって回転駆動される。
画像形成システム1は、給紙部200から給紙調整部300、カット部400、画像形成部100に至り、さらに画像形成部100から排紙部23に至る搬送路22を有している。
搬送路22は、用紙を給紙、搬送するものであり、給紙部200に収容されているロール紙が給紙される。なお、搬送路22では、画像形成装置本体1Aの上流側に用紙検知部14が設置されている。用紙検知部14は、給紙部200から給紙された用紙の主走査幅と、用紙の先端・後端を検知する。
搬送路22で送られる用紙は、レジストローラ15を経て、二次転写ローラ17にロール紙が搬送される。また、この実施形態では、シート状の用紙を給紙する給紙トレイ12を有しており、ロール紙とシート状の用紙とを選択して給紙することができる。
画像が転写された用紙は、定着部18において、定着ローラで圧着されて搬送されつつ熱と圧力とを加えることにより用紙上のトナー像が定着され、装置外部の排紙部23に排出される。
また、画像形成装置および画像形成システムを制御する制御ブロック110を有している。
次に、図2は、本発明の画像形成装置および画像形成システムの電気的な構成を示すブロック図である。以下に説明する。
画像形成システム1は、主要な構成として、制御ブロック110とスキャナー部130と操作部140とプリンター部150とを有するコピア本体と、LANを通して外部機器2(例えばPCやサーバ)との間で入出力される画像データーを処理する画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160とを備えている。
制御ブロック110はPCIバス112を有しており、PCIバス112は制御ブロック110内でDRAM制御IC111に接続されている。また、制御ブロック110には、制御CPU113を備えており、該制御CPU113に前記DRAM制御IC111が接続されている。また、制御CPU113には、不揮発メモリー115が接続されている。該不揮発メモリー115には、上記制御CPU113を動作させるためのプログラムや画像形成装置の設定データー、プロセス制御パラメーター等などが格納されている。
制御CPU113は、RAMやROMを備え、画像形成システム1の全体を制御し、また画像形成装置全体の状態把握を行うものであり、ロール紙の給紙制御、画像形成制御などを行う。すなわち、制御CPU113は、本発明の制御部の一部として機能し、制御CPU113で動作する制御プログラムとともに本発明の制御部を構成する。制御プログラムは、ROMや不揮発メモリー115などに格納されている。なお、この実施形態では、制御CPU113は、画像形成装置本体1Aの筺体内に設置されているものとして説明したが、画像形成装置本体1Aの筺体外に制御CPU113の一部または全部機能を有するものであってもよい。
前記スキャナー部130は、光学読み取りを行うCCD131と、スキャナー部130全体の制御を行うスキャナー制御部132とを備えている。スキャナー制御部132は、前記制御CPU113とシリアル通信可能に接続されており、制御CPU113による制御を受ける。なお、スキャナー制御部132は、CPUやこれを動作させるプログラムなどによって構成することができる。前記CCD131で読み取った画像データーは、読み取り処理部116でデーター処理がなされる。
前記操作部140は、タッチパネル式のLCD141と、操作部制御部142とを備えており、上記LCD141と操作部制御部142とが接続され、該操作部制御部142と前記制御CPU113とがシリアル通信可能に接続されている。該構成によって操作部140の制御が制御CPU113によって行われる。なお、操作部制御部142は、CPUやこれを動作させるプログラムなどによって構成することができる。操作部140では、画像形成装置や画像形成システムにおける設定や動作指令などの動作制御条件の入力が可能となっており、さらに設定内容、機械状態、情報の表示等が可能になっており、上記制御CPU113により制御される。この操作部140によって、所定の操作などを行うことができる。
例えば、操作部140では、複数ジョブの面付け処理に際し、面付けを行うか否かを設定でき、さらに、面付けを行う場合、面付けの処理方法の設定を行うことができる。
また、操作部140では、印刷に用いる用紙サイズを設定する手段として用いることができる。例えば、ロール紙給紙の場合、操作部140の設定内容に従って、制御CPU113で給紙制御を行うことができ、制御に際しては、ロール給紙制御部210によって操作部140上で設定された主走査幅の情報を基にロール給紙制御を実施する。なお、副走査幅は結合ジョブ単位で繰り返し出力されるロール紙の幅である。
また、DRAM制御IC111は、圧縮メモリー121とページメモリー122とからなる画像メモリー(DRAM)120に接続されている。該画像メモリー(DRAM)120には、前記スキャナー部130で取得した画像データーやLAN3を通して取得した画像データーが格納される。上記のように画像メモリーは、画像データーの記憶領域であり、印刷するジョブの画像データーを格納する。また、上記DRAM制御IC111によって複数のジョブに関する画像データーを画像メモリーに記憶させることができる。すなわち、画像メモリーには予約されたジョブの画像データーの格納も可能である。
また、PCI112には、HDD127が接続されている。
DRAM制御IC111には、画像データーを圧縮する圧縮IC118と、圧縮された画像データーを伸長する伸長IC125が接続されている。伸長IC125には書き込み処理部126が接続されている。書き込み処理部126は、プリンター部150のLD152に接続され、該LD152の動作に用いられるデーターの処理を行う。また、プリンター部150は、プリンター部150の全体を制御するプリンター制御部151を備えており、該プリンター制御部151は、前記した制御CPU113に接続されて制御を受ける。すなわち、制御IC113から与えられるパラメーターに従い、プリント動作の開始/停止を行う。プリンター部150には、前記した画像形成部100などが含まれており、制御CPU113によってその動作の制御がなされる。
また、プリンター制御部151には、ロール給紙制御部210が制御可能に接続されている。ロール給紙制御部210は、制御CPU113の指令に従って、給紙部200、給紙調整部300、カット部400を制御する。ロール給紙制御部210は、画像形成装置本体1A内に設置してもよく、また、給紙部200等の外部の装置に設置してもよい。
また、前記DRAM制御IC111に接続された前記PCIバス112には、前記した画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160のDRAM制御IC161が接続されている。画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160では、DRAM制御IC161に画像メモリー162が接続されている。また、画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160では、前記DRAM制御IC161にコントローラー制御CPU163が接続されており、DRAM制御IC161に、LANインターフェース165が接続されている。LANインターフェース165は、前記LAN3に接続されている。
LAN3には、外部機器2が接続されており、外部機器2を含む構成により画像形成システムが構成されるものであってもよい。外部機器2では、面付け処理機能を行う制御部の機能を有するものであってもよく、複数のジョブを受け付けて本発明の面付けを行うようにしてもよい。また、外部機器を含まない画像形成装置または画像形成システムにおいて、外部機器2の面付け処理制御によって画像形成を行うようにしてもよい。この場合、外部機器2は、本発明の画像形成制御装置に相当する。
次に、上記画像形成装置システム1の基本的動作について説明する。
先ず、画像形成装置本体1Aにおいて画像データーを蓄積する手順について説明する。
スキャナー部130で原稿の画像を読み取り、画像データーを生成する場合、スキャナー部130において原稿からCCD131により原稿の画像を光学的に読み取る。この際には、制御CPU113から指令を受けるスキャナー制御部132によってCCD131の動作制御を行う。CCD131で読み取られた画像は、読み取り処理部116でデーター処理がなされ、データー処理された画像データーは、圧縮IC118において所定の方法によって圧縮され、DRAM制御IC111を介して圧縮メモリー121に格納される。圧縮メモリー121に格納された画像データーは、制御CPU113によってジョブとして管理することができる。また、画像データーは画像メモリー(DRAM)120に格納した後、HDD127に格納することができる。
印刷条件等は、操作部140において設定することができる。例えば、操作部140上で設定された印刷条件(プリントモード)等の情報を制御CPU113に通知し、制御CPU113で設定情報を作成する。作成された設定情報は制御CPU113内のRAMに格納される。確認コピー、通常印刷などの指定も操作部140で行うことができる。
画像データーを外部から取得する場合、例えば、外部機器2からLAN3を通して送信される画像データーは、コントローラー制御CPU163の制御により、LANインターフェース165を介してDRAM制御IC161により画像メモリー162に格納される。画像メモリー162のデーターは、DRAM制御IC161、PCIバス112、DRAM制御IC111を介してページメモリー122に一旦格納される。ページメモリー122に格納されたデーターは、DRAM制御IC111を介して圧縮IC118に順次送られて圧縮処理され、DRAM制御IC111を介して圧縮メモリー121に格納され、上記と同様に制御CPU113による管理がなされる。また、圧縮メモリー121に格納された画像データーは、DRAM制御IC111を回してHDD127に格納することができる。
画像形成装置で画像出力を行う場合、すなわち複写機やプリンターとして使用する場合、圧縮メモリー121に格納された画像データーを、DRAM制御IC111を介して伸長IC125に送出してデーターを伸長し、伸長したデーターを書き込み処理部126に送出し、LD152において各感光体への書き込みを行う。
また、HDD127に画像データーを格納している場合、DRAM制御IC111を回して一旦圧縮メモリー121に格納し、以降、上記と同様の処理を行う。
画像出力を行う場合、前記したように操作部140の設定内容に基づいて行うことができるが、外部機器2などから制御内容を受けることができ、例えば外部機器内のプリンタードライバに基づいて印刷条件などの制御内容を受けることができる。印刷条件などは、画像データーと同様にLAN3、LANインターフェース165を介してDRAM制御IC161により画像メモリー162に格納される。画像メモリー162のデーターは、DRAM制御IC161、PCIバス112、DRAM制御IC111を介してページメモリー122に格納される。
また、プリンター部150では、制御CPU113の指令を受けたプリンター制御部151によって各部の制御が行われる。画像形成部100では各感光体に書き込まれたトナー像が中間転写ベルト16に転写された後、給紙部200によって供給されるロール紙に転写され、定着部18で定着がなされる。画像形成がなされた用紙は、定着搬送ローラを経て搬送路22によって排紙部23へと搬送される。複数の予約ジョブがある場合、通常は、上記画像出力が設定順番に従って順次行われる。
また、各感光体では、中間転写ベルト16にトナー像が転写された後、各クリーニング部によって残留トナーが除去される。また、中間転写ベルト16においても同様に、用紙にトナー像が転写された後、クリーニング部によって残留トナーが除去される。
(実施形態1)
本実施形態では、以下の面付け処理が可能になっている。
複数ジョブを用いて、複数画像を余白が少なくなるように配置し、それを結合JOB単位として白紙領域を削減し、それを結合JOB単位とし繰り返し印刷することを可能にする。
制御部は、面付け処理時に、画像データーを読み込み、受信したデーターから結合ジョブ単位を作成し、そのデーターを圧縮メモリーに保存する。さらに、制御部は出力時に圧縮メモリーに記憶された画像をDRAM制御IC、伸長ICにて出力する画像データーを展開し、その展開された画像データーを書き込み処理部にて繰り返しLDに展開することで、結合ジョブ単位を繰り返し出力する制御を実現している。
図3は、上記手順の例を示すフローチャートであり、その手順は制御部の制御によって実行される。以下、説明する。
先ず、複数のジョブデーターを受信などにより取得する(ステップs1)。取得方法は、本発明としては特に限定されるものではない。
次に、先のジョブとして、最初のジョブデーターの画像を面付け配置する(ステップs2)。その際に、主走査方向の端部側に画像を配置する。
次いで、画像配置後の主走査方向における白紙サイズA(白紙画像領域)と、後のジョブとして次ジョブの画像の原稿サイズBを取得する(ステップs3)。白紙サイズAは、用紙における画像形成可能な主走査方向のサイズと、配置した画像の原稿サイズから算出することができる。主走査方向のサイズは、用紙検知部14の検知結果により取得することができ、原稿サイズは、制御CPU113において把握することができる。
上記AとBの大小比較により、A>Bかを判定する(ステップs4)。A>Bであれば、次ジョブの原稿を白紙画像領域に配置することができる。
A>Bの場合(ステップs4、Yes)、次ジョブを主走査方向における白紙画像領域に面付け配置し(ステップs5)、面付け完了したジョブを結合ジョブとする(ステップs6)。A>Bでない場合(ステップs4、No)、面付け完了したジョブを結合ジョブとする(ステップs6)。
上記の例では、複数ジョブの面付け配置の例として2つのジョブを受信したときのフローチャートを示している。上記制御フローチャートにより2つのジョブを一つの結合ジョブとして設定し、繰り返し出力することで白紙領域が少なくロール給紙が節約できる出力を実施することができる。
次に、上記手順に沿った画像の配置例を図4に基づいて説明する。
ジョブとしてジョブ1とジョブ2とを用意し、共に10部ずつの出力指示を受けているものとする。
連続紙にジョブ1の画像データーの面付け配置を実施する(ステップs2)。
次にジョブ1配置後の主走査方向における白紙画像領域のサイズが、ジョブ2の原稿サイズより大きいかを比較し、白紙画像領域サイズがジョブ2の原稿サイズより大きい場合は、白紙領域にジョブ2の画像データーの面付け配置を実施する(ステップs5)。
ジョブ1とジョブ2の画像面付けされたジョブを一つの結合ジョブ単位として設定し(ステップs6)、この結合ジョブ単位で指定された部数だけ繰り返し出力を実施する(ステップs7))。
上記記載の制御を実施することで、ジョブ1とジョブ2を単独で出力するときよりも、白紙画像領域が少ない出力を実施することが可能となる。
なお上記で、ジョブ2の原稿サイズは、ジョブ2の主走査サイズ、又は副走査サイズを示しており、どちらを設定するかは制御内容(設定内容や初期設定などにより)によって決定される。
(実施形態2)
なお、上記形態では、二つの画像を主走査方向に配置して面付けするものとしたが、画像の配置後に白紙画像領域が残る場合、さらに他の画像を配置するようにすることができ、これを繰り返してもよい。
図5は、上記手順の例を示すフローチャートであり、該手順は制御部の制御によって実行される。以下、説明する。
先ず、複数のジョブデーターを受信などにより取得する(ステップs10)。取得方法は、本発明としては特に限定されるものではない。
次に、先のジョブとして、最初のジョブデーターの画像を面付け配置する(ステップs11)。次いで、次ジョブが存在するかを判定する(ステップs12)。次ジョブがなければ(ステップs12、No)、面付け完了したジョブを結合ジョブとして処理を終了する。
次ジョブがあれば(ステップs12、Yes)、画像配置後の主走査方向における白紙画像領域の白紙サイズAと次ジョブの画像の原稿サイズBとを取得する。白紙サイズAは、用紙の画像形成可能な主走査方向サイズと、配置した画像の原稿サイズとから算出することができる。画像の原稿サイズは、制御CPU113において把握ができる。
上記AとBの大小比較により、A>Bかを判定する(ステップs14)。A>Bであれば、次ジョブの原稿を白紙画像領域に配置することができる。
A>Bでない場合(ステップs14、No)、面付け完了したジョブを結合ジョブとし(ステップs16)、手順を終了する。
A>Bの場合(ステップs14、Yes)、次ジョブを主走査方向の白紙画像領域に面付け配置する(ステップs15)。
ステップs15の後、ステップs12に戻り、次ジョブが存在すれば(ステップs12、Yes)、画像配置後の主走査方向における白紙画像領域の白紙サイズAと、次ジョブの原稿の原稿サイズBとを取得し(ステップs13)、A>Bかを判定する(ステップs14)。A>Bであれば、次ジョブを主走査方向の白紙領域に面付け配置する。ステップs12−s15に至る処理を繰り返すことで、全ジョブを対象に面付け処理を行うことができ、白紙画像領域を効果的に削減することができる。
上記形態では、複数ジョブの面付け配置の例として受信した全てのデーターを対象としたフローチャートを示している。上記フローチャートにより各ジョブの面付け完了後の白紙領域に次ジョブの画像面付けが実施できなくなるまで繰り返し画像面付け配置を実施し、配置完了した複数のジョブを一つの結合ジョブとして設定し、繰り返し出力することで白紙領域が少なくロール給紙が節約できる出力を実施することができる。
次に、上記手順に沿った配置例を図6に基づいて説明する。
ジョブとしてジョブ1、ジョブ2、ジョブ3とを用意し、それぞれ10部ずつの出力指示を受けているものとする。先ず、ロール給紙にジョブ1の画像データーの面付け配置を実施する(ステップs11)。
次に、次ジョブが存在することを確認した後、ジョブ1配置後の主走査方向における白紙領域のサイズが、ジョブ2の原稿サイズより大きいかを比較し、白紙画像領域サイズがジョブ2の原稿サイズより大きい場合は、白紙画像領域にジョブ2の画像データーの面付け配置を実施する(ステップs15)。
さらに、次ジョブが存在することを確認した後、ジョブ2を配置した後の主走査方向における白紙画像領域のサイズが、ジョブ3の原稿サイズより大きいかを比較し、白紙画像領域のサイズがジョブ3の原稿サイズより大きい場合は、白紙画像領域にジョブ3の画像データーの面付け配置を実施する(2回目のステップs15)。
ジョブ1とジョブ2とジョブ3の画像面付けされたジョブを一つの結合ジョブ単位として設定し(ステップs16)、この結合ジョブ単位で指定された部数だけ繰り返し出力を実施する(ステップs17)。
なお、上記では、ジョブ1〜ジョブ3までを配置する例で説明しているが、受信した全てのJOBに対して画像面付け後の白紙画像領域サイズと次ジョブの原稿サイズを比較し、白紙画像領域サイズが後ジョブの原稿サイズより大きい場合は、順次白紙領域に受信したジョブの画像データーの面付け配置を繰り返し実施することが可能である
上記記載の制御を実施することで、各ジョブを単独で出力するときよりも、白紙領域が少ない出力を実施することができる。
(実施形態3)
結合ジョブ面付け配置制御は、出力最初、及び出力中の結合ジョブのいずれかのジョブの出力完了したときに実施することで、画像面付け配置の制御時間を削減することができ副走査方向の間隔を少なくすることができる。
図7は、上記手順の例を示すフローチャートであり、手順は制御部の制御によって実行される。以下、説明する。
先ず、複数のジョブデーターを受信などにより取得する(ステップs20)。取得方法は、本発明としては特に限定されるものではない。
ジョブデーターの取得後、全ての受信ジョブの出力が完了したかを判定する(ステップs21)。全ての受信ジョブの出力が完了していれば(ステップs21、Yes)、手順を終了する。全ての受信ジョブの出力が完了していなければ(ステップs21、No)、実施形態1または実施形態2で示した結合ジョブ作成を実施する(ステップs22)。
次いで、結合ジョブを出力し(ステップs23)、結合ジョブに用いた、いずれかのジョブ出力は完了したかを判定する(ステップs24)。
結合ジョブにおけるいずれかのジョブ出力が完了していなければ(ステップs24、No)、ステップs23に移行し、結合ジョブの出力を継続する。
結合ジョブにおけるいずれかのジョブ出力が完了していれば(ステップs24、Yes)、ステップs20に移行し、上記手順を繰り返す。
この例では、結合ジョブ単位の作成タイミングのフローチャートを示している。受信ジョブを受けた時点で、結合ジョブ単位の再作成は実施せず、結合ジョブのいずれかのジョブ出力が完了したタイミングで受信ジョブデーターを再取得して結合ジョブ単位の作成を実施している。
次に、上記手順に沿った配置例を図8に基づいて説明する。
この配置例は、最初にジョブ1 20部とジョブ2 10部の受信データーを受けており、最初の結合ジョブ単位作成完了後に、次のジョブ3 10部の受信データーを受けている例である。新規の受信データーを受ける時期は、図7のフローチャートと異なっているが、受信データーを受ける時期は本発明としては特に限定されるものではない。
実施形態1、2の結合ジョブ単位の作成は、結合ジョブ単位作成のタイミング時に、受信完了している画像データーを対象にして実施(ステップs22)され、結合ジョブ単位にて繰り返し出力が実施される(ステップs23)。この繰り返し出力中に、ジョブ3の受信データーを受けているが、この受信タイミングでジョブ1とジョブ2の結合ジョブをキャンセルして、ジョブ1〜ジョブ3にて再度結合ジョブの作成を実施すると、結合ジョブ作成時間により、ロール給紙の副走査方向に間隔が空いてしまう。このため、このタイミングでは結合ジョブの作成は実施せず、結合ジョブ単位のいずれかのジョブが終了したタイミング(ステップs24、Yes)で、再度の結合ジョブ作成を実施(ステップs22:2回目)し、結合ジョブ単位での繰り返し出力を実施する(ステップs23:2回目)。
この実施形態では、受信データーを取得する毎に、結合ジョブ単位の作成を実施すると副走査方向に間隔が空(す)く回数が増加するため、出力するジョブデーターの排紙が完了したタイミングのみで、結合ジョブ単位の作成を実施することで、副走査方向の間隔が空くのを最小限に防ぐことができる。
(実施形態4)
また、本発明では、画像の原稿サイズの副走査サイズ方向が異なる場合に面付け制御を実施することで白紙領域を削減することができる。
図9は、上記手順の例を示すフローチャートであり、手順は制御部の制御によって実行される。以下、説明する。
先ず、複数のジョブデーターを受信などにより取得する(ステップs30)。取得方法は、本発明としては特に限定されるものではない。
受信したジョブデーターに基づいて実施形態1、2に記載の結合ジョブ作成を実施する(ステップs31)。
次いで、結合するジョブの副走査サイズが異なるかを判定する(ステップs32)。副走査サイズが異ならない場合(ステップs32、No)、面付け完了したジョブを結合ジョブとし(ステップs35)、手順を終了する。
一方、結合するジョブにおける画像の副走査サイズが異なる場合(ステップs32、Yes)、副走査サイズが大きいジョブに対し、副走査サイズが小さいジョブの画像が何個配置できるかを計算する(ステップs33)。
計算された配置可能な個数分だけ、副走査サイズが小さいジョブを副走査方向に並べて面付け配置する(ステップs34)。
その後、面付け完了したジョブを結合ジョブとし(ステップs35)、手順を終了する。
この例では、副走査方向が異なるジョブデーターについて、結合ジョブ単位の作成方法のフローチャートを示している。副走査方向が異なる場合は、小さいジョブの画像データーを副走査方向に並べて配置し、全てのジョブの配置完了した時点の画像面付けデーターを結合ジョブ単位として設定することにより副走査方向が異なるジョブデーターにおいても白紙領域が少ない出力を実現している。
次に、上記手順に沿った配置例を図10に基づいて説明する。
この例では、副走査方向が異なる副走査サイズが1の20部と副走査サイズが2の10部の出力指示を受けているものとする。
最初に実施形態1、2記載の結合ジョブ作成により、ジョブ1の画像配置面付け(ステップs31−1)とジョブ2の画像配置面付け(ステップs31−2)を実施する。
副走査サイズの違いによりジョブ1とジョブ2の画像面付け配置後に、副走査サイズが小さいジョブ(ジョブ1が相当)に対して副走査方向の白紙画像領域が発生する。この白紙画像領域に副走査サイズが小さいジョブが配置可能かを判断し、配置可能な数だけ副走査サイズの小さいジョブを並べて面付け配置する(ステップs34)。この例ではジョブ1が2つ並べられる。
上記のようにして画像配置面付けされたジョブ1の2個とジョブ2の1個を結合ジョブ単位として設定し(ステップs35)、繰り返し出力する(ステップs36)ことで白紙領域が少なくロール給紙が節約できる出力を実施することができる。
(実施形態5)
本発明では、画像データーの回転有無を考慮した画像面付け制御を実施することで白紙画像領域を削減することができる。
図11は、上記手順の例を示すフローチャートであり、手順は制御部の制御によって実行される。以下、説明する。
先ず、複数のジョブデーターを受信などにより取得する(ステップs40)。取得方法は、本発明としては特に限定されるものではない。
次に、印刷を行う用紙の主走査方向における白紙画像領域の白紙サイズAと、面付けするジョブにおける画像の長辺サイズBを取得する(ステップs41)。
次いで、白紙サイズAと、長辺サイズとが、大小比較により、A>Bかを判定する(ステップs42)。
A>Bの場合(ステップs42、Yes)、ジョブの長辺サイズを連続紙の主走査方向に沿うものとして面付け配置する(ステップs43)。
A>Bでない場合(ステップs42、No)、ジョブの短辺サイズを連続紙の主走査方向に沿うものとして面付け配置する(ステップs44)。
上記面付け配置においては、必要に応じて画像の回転を実施する。
ステップs43またはステップs44の後、全ての受信ジョブの面付けが完了したかを判定する(ステップs45)。全ての受信ジョブの面付けが完了していれば(ステップs45、Yes)、面付け完了したジョブを結合ジョブとし(ステップs46)、手順を終了する。
全ての受信ジョブの面付けが完了していない場合(ステップs45、No)、ステップs41に移行し、主走査方向の白紙画像領域の白紙サイズAと、面付けするジョブの長辺サイズBとを取得し、以降、ステップs42−s45を繰り返し行う。
この例では、主走査方向の白紙サイズと、画像の面付け配置するジョブの長辺サイズを比較して、ジョブ毎の最適な画像向きでの面付け配置を実施し、結合ジョブ単位として設定することにより白紙領域が少ない出力を実現している。
次に、上記手順に沿った配置例を図12に基づいて説明する。
この例では、ジョブ1の3部とジョブ2の12部の出力指示を受けているものとする。
ジョブ1の画像データーの面付け配置を決定するときに、連続紙の主走査方向における白紙画像領域のサイズと、ジョブ1の長辺サイズを比較する。ジョブ1は、連続紙の主走査方向における白紙画像領域のサイズより、ジョブ1の長辺サイズが大きいため、ジョブ1の短辺サイズを主走査方向になるように配置する。ジョブ1の画像データーは短辺サイズが連続紙の主走査方向における白紙画像領域のサイズと一致しているため、画像回転制御を実施せずにそのままの向きで画像データーの面付け配置を実施する(ステップs44)。
ジョブ2の画像データーの面付け配置は、ジョブ1画像データーの面付け配置完了後の主走査方向の白紙画像領域のサイズと、ジョブ2の長辺サイズを比較する。ジョブ2の配置では、主走査方向の白紙画像領域のサイズが、ジョブ2の長辺サイズより大きいため、ジョブ2の長辺サイズを主走査方向に沿うように配置する。ジョブ2の画像データーは長辺サイズが連続紙の主走査方向における白紙画像領域のサイズと一致しているため、90度の画像回転制御を実施して、画像データーの面付け配置を実施する(ステップs43)。
ジョブ1とジョブ2の配置後の副走査サイズが異なるため、実施形態4に示すように、副走査方向にジョブ2を4個並べて配置したジョブ1の1個とジョブ2の4個の画像データーの面付け配置を一つの結合ジョブ単位として設定し(ステップs46)、この結合ジョブ単位で指定された部数だけ繰り返し出力を実施する(ステップs47)。
上記制御を実施することで、受信したジョブ毎に最適な画像向きの面付け配置が可能となり、白紙領域が少なくロール給紙が節約できる出力を実施することができる。
(実施形態6)
なお、本発明では、画像の面付けを行う際に、用紙の断裁位置を考慮して処理を行うことができる。
図13は、上記手順の例を示すフローチャートであり、手順は制御部の制御によって実行される。以下、説明する。
先ず、実施形態1、2で示した結合ジョブ作成を実施する(ステップs50)。次いで、結合ジョブを出力し(ステップs51)、結合ジョブのいずれかのジョブ出力は完了したかを判定する(ステップs52)。結合ジョブにおいていずれかのジョブ出力が完了していなければ(ステップs52、No)、ステップs51に移行し、結合ジョブの出力を継続する。
結合ジョブのいずれかのジョブ出力が完了した場合(ステップs52、Yes)、全ての受信ジョブの出力が完了したかを判定する(ステップs53)。全ての受信ジョブの出力が完了していれば(ステップs53、Yes)、手順を終了する。
全ての受信ジョブの出力を完了していない場合(ステップs53、No)、主走査方向の断裁位置を取得する(ステップs54)。断裁位置は、既に配置している画像の配列において、画像が断裁されない位置に設定することができる。次いで、主走査方向における白紙画像領域のサイズ内の面付けブロック数A(画像配置数)を取得する。ブロック数Aは、主走査方向における断裁位置に応じて定めることができる。例えば、一つの断裁位置が定まれば、ブロック数Aは2に設定される。面付けブロックは、断裁線を跨がない領域を示すものである。また、最初の面付けブロック数Bには1を設定する(ステップs56)。
次いで、主走査方向における面付けブロック数Bでの白紙画像領域の白紙サイズCと、次ジョブの原稿サイズDを取得する(ステップs57)。
白紙画像領域サイズCと原稿サイズDの大小比較をし、白紙サイズCが次JOBの原稿サイズDより大きいか(C>Dか)を判定する(ステップs58)。
また、C>Dの場合(ステップs58、Yes)、出力が残っている次ジョブを主走査方向におけるブロック数Bの白紙画像領域に面付け配置する(ステップs59)。配置に際して複数の画像を配置できる場合には、複数個を主走査方向に沿って配置する。
次いで、全ての面付けブロックに対して、画像面付け配置が完了したか(A=Bか)を判定する(ステップs60)。
また、C>Dでない場合(ステップs58、No)、画像面付けを行うことなくA=Bかを判定する(ステップs60)。
A=Bの場合(ステップs60、Yes)、全ての面付けブロックに対して、画像面付け配置が完了しており、面付け完了したジョブを結合ジョブとして(ステップs62)、ステップs51に移行して結合ジョブを出力する。
A=Bでない場合(ステップs60、No)、全ての面付けブロックに対し画像面付け配置が完了しておらず、B=B+1として、次のブロックを対象とする(ステップs61)。その後、ステップs57に移行する。
この例では、実施形態1、2の結合JOB作成とその出力を実施し、その後、ステップs52、53で、実施形態3に示した次の結合単位JOB作成のタイミング制御を実施し、ステップs54〜ステップ62において、詳細制御を行っている。
次の結合JOB作成のタイミングにて主走査方向の断裁位置(ステップ54)と、ジョブ出力が完了した白紙領域内に何個の面付けブロックがあるかを取得する(ステップs55)。面付けブロック数は白紙領域内の断裁位置の数+1となる。各面付けブロック毎に実施形態1、2の結合JOB作成を実施することにより、主走査方向の断裁位置に跨がない画像面付け配置を実施することが可能となる(ステップs56〜ステップs62)。
次に、上記手順に沿った配置例を図14に基づいて説明する。
この配置例では、ジョブ1の10部とジョブ2の30部の出力指示を受けているものとする。
先ず、実施形態1、2記載の画像面付け配置によりジョブ1の1部とジョブ2の1部を一つの結合ジョブ単位として10回繰り返して出力する(ステップs50−s53)。
10部の出力が完了すると残りはジョブ2の20部となり、再度、実施形態1、2に示した画像面付け配置を実施すると、ジョブ2の2部を一つの結合ジョブ単位として10回繰り返して出力する。
このときに既に出力されたジョブ1とジョブ2の結合ジョブの断裁位置を考慮せずに実施すると、出力後に主走査方向で断裁を行ったときに、ジョブ2の画像が断裁されてしまう課題が発生する(図14上図)。この課題を解決するために、この例では、ジョブ2の2部の結合ジョブ単位を作成するときに、断裁位置を考慮した画像の面付け配置を実施する(詳細な手順は図13のフローチャートに示している)。
上記制御を実施することで、出力した後に主走査断裁を実施された場合でも画像データーが断裁されない出力物を提供することができる。
なお、実施形態1〜6では画像面付けでの結合ジョブ単位の作成方法を個別に説明しているが、これらの実施形態の組み合わせパターンによる画面面付けでの結合ジョブ単位作成も本発明の範囲である。
また、本発明では、画像面付けを行うかの設定や、画像面付けを行う際の制御内容を設定する設定画面を表示して操作入力を可能にすることができる。以下、具体的に説明する。
図15は、操作部140に表示された結合ジョブ作成設定画面1400を示すものであり、結合ジョブ作成設定画面1400は制御CPU113の制御により操作部140に操作可能に表示される。
結合ジョブ作成設定画面1400では、「受信したJOBの結合は実施しない」を選択する釦1401、「受信した先頭2つのJOBを対象に結合JOBを作成する」を選択する釦1402、「受信したJOBの全てを対象とした結合JOBを作成する」を選択する釦1403を有している。
釦1401を選択すると、ジョブの結合を行わない画像面付け処理が選択される。釦1401の選択有無により、複数ジョブによる画像面付けを行うか否かを設定することができる。
釦1402は、画像面付けによるジョブの結合数を2つに設定することができる。
また、釦1403では、受信したジョブの全てを対象に画像面付けによるジョブ結合を行うことができる。したがって、釦1402、1403の選択により、結合ジョブの数を設定できる。なお、この例では、2つまたは全部のジョブの結合数を設定できるようにしているが、3以上のジョブについて具体的に数を指定して設定できるようにしてもよい。
釦1401−1403は、いずれかを押釦して選択することができ、機械設定によるデフォルトでいずれかの釦が選択されている状態とすることができる。釦1401−1403のいずれかが選択されると、選択釦先端域を反転表示する。選択内容は、OK釦1404の押釦により確定し、キャンセル釦1405を押釦すると選択内容がキャンセルされる。
図14のフローチャートでは、受信したジョブの全てを対象に結合ジョブを作成する制御内容が選択されており、これに対応する表示域1403Aが反転表示されている。
なお、画像面付けを行うかは、他の設定画面で設定するようにしてもよく、画像面付けを行う設定がなされている場合に、結合ジョブ作成設定画面1400が表示されるようにしてもよい。
排紙するまでの制御時間としては(全ジョブ対象)>(2つのジョブ対象)>(ジョブ結合は実施しない、の順番であるが、ユーザーの要望(出力時間、ロール給紙の節約)によって出力方法を切り替えることができる
図16は、結合ジョブ作成設定画面1400に応じた画像配置例を示すものである。
(a)受信したジョブの結合を、実施しないを選択した場合、各ジョブ単独での画像面付け配置を実施する(図16の上図)。
(b)受信した先頭2つのジョブを対象に結合ジョブを作成するときは、先頭2つのジョブにて画像面付け配置制御(実施形態1)を実施し、結合ジョブ単位のいずれかのジョブ出力完了毎に画像面付け配置を繰り返して実行する(図16の中央図)。
(c)受信したジョブの全てを対象として結合ジョブを作成するときは、全てのジョブを対象として画像面付け配置制御(実施形態2)を実施し、結合ジョブ単位のいずれかのジョブ終了完了毎に実施形態2記載の画像面付け配置を繰り返して実行する(図16の下図)。
ロール給紙の出力の長さは(a)>(b)>(c)の順となり、受信した全てのジョブを対象として結合ジョブを作成した方が、ロール給紙の節約することが可能となる。
図17は、画像面付けに際しての他の設定画面を示すものであり、操作部140に表示された新規ジョブ作成タイミング設定画面1410を示すものである。新規ジョブ作成タイミング設定画面1410は、制御CPU113の制御により操作部140に操作可能に表示される。
新規ジョブ作成タイミング設定画面1410は、新規受信JOBの結合JOBを作成するタイミングを設定する設定画面である。
設定内容として、(a)新規のJOBを受信した時点、(b)結合JOBの中の一つのJOBの終了が完了した時点、(c)結合JOBの全てのJOBの終了が完了した時点、の3択から選択することが可能であり、それぞれを選択する釦1411、1412、1413が押釦可能に表示されている。
釦1411−1413は、いずれかを押釦して選択することができ、機械設定によるデフォルトでいずれかの釦が選択されている状態とすることができる。釦1411−1413のいずれかが選択されると、選択釦先端域を反転表示する。選択内容は、OK釦1414の押釦により確定し、キャンセル釦1415を押釦すると選択内容がキャンセルされる。
図15では、結合ジョブの中の一つのジョブの出力が完了した時点がタイミングとして選択されており、これに対応する表示域1412Aが反転表示されている。
結合JOB単位を作成する回数が多いほど、副走査方向の画像間隔が空くことが多くなり、図17の設定画面では(a)>(b)>(c)の順番であるが、ユーザーの要望(出力時間、ロール給紙の節約)によって出力方法を切り替えることができる。
図18は、新規ジョブ作成タイミング設定画面1410に応じた画像配置例を示すものである。
(a)新規のジョブを受信した時点が選択されている場合、新規なジョブ受信するごとに新規の結合ジョブ単位の作成を実施する(図18の上図)。
(b)結合ジョブの中の一つのジョブの終了が完了した時点が選択されている場合、一つのジョブの出力完了のタイミング(実施形態3)にて新規の結合ジョブ単位の作成を実施する(図18の中央図)。
(c)結合ジョブの全てのジョブの終了が完了した時点が選択されている場合、全てのジョブの出力完了のタイミングにて新規の結合ジョブ単位の作成を実施する(図18の下図)。
この出力物の例では、ロール給紙の出力の長さは、(c)>(b)>(a)の順となるが、結合ジョブ単位の作成回数が多いと副走査方向の間隔が空く回数が多くなり、(a)>(c)となることもあるため、ユーザーの要望によって切り替えることにより最適なロール給紙の節約を設定することが可能となる。
図19は、画像面付けに際しての他の設定画面を示すものであり、操作部140に表示された副走査サイズジョブ作成設定画面1420を示すものである。
副走査サイズジョブ作成設定画面1420は、制御CPU113の制御により操作部140に操作可能に表示される。
副走査サイズジョブ作成設定画面1420では、異なる副走査サイズでの画像面付け配置の結合JOBの作成方法を設定する画面である。
副走査サイズジョブ作成設定画面1420は、(a)副走査の空き領域への画像面付け配置を実施する、(b)副走査方向の空き領域への画像面付け配置は実施しない、の2択から選択することが可能であり、それぞれを選択する釦1421、1422が押釦可能に表示されている。(a)に対応する釦1421が選択された場合は、実施形態4記載の結合ジョブ単位作成の制御を実施し、(b)に対応する釦1422が選択された場合は実施形態1、2記載の結合ジョブ単位作成の制御を実施する。
選択内容は、OK釦1423の押釦により確定し、キャンセル釦1424の押釦によりキャンセルされる。釦1421または釦1422が選択されると、釦が反転表示される。図19では、「副走査方向の空き領域への画像面付け配置は実施しない」が選択されて釦1422が反転表示されている。
副走査の空き領域への画像面付け配置を実施する選択の方が、白紙領域が少なくなりロール給紙の節約することは可能であるが、ユーザーの要望(出力後の紙断裁、出力時間、ロール給紙の節約)によって出力方法を切り替えることができる。
図20は、副走査サイズジョブ作成設定画面1420に応じた画像配置例を示すものである。
(a)副走査の空き領域への画像面付け配置を実施する場合は、実施形態4記載の結合ジョブ単位の作成を実施する(図20の上図)。
(b)副走査方向の空き領域への画像面付け配置は実施しない場合は、実施形態1、2記載の結合ジョブ単位の作成を実施する(図20の下図)。
白紙領域が少ないほどロール給紙を節約することは可能であるが、出力後の断裁回数を考慮するロール給紙を節約した方が多くなることがあるため、ユーザーの要望によって切り替えることにより最適なロール給紙の出力を設定することができる可能となる。
本実施形態によれば、複数JOB受信中のロール給紙排紙処理での画像面付け制御において、ロール給紙の副走査幅に間隔が空かない出力物を提供することが可能となる。
図21は、画像面付けに際しての他の設定画面を示すものであり、操作部140に表示された画像回転設定画面1430を示すものである。画像回転設定画面1430は、制御CPU113の制御により操作部140に操作可能に表示される。
画像回転設定画面1430は、画像面付け配置の結合JOB作成時の画像回転制御有無を設定する画面である。
画像回転設定画面1430では、(a)画像回転制御を実施して画像面付け配置を実施する、(b)受信したデーターの画像向けで画像面付け配置を実施する、の2択から選択することが可能である。それぞれを選択する釦1431、1432が押釦可能に表示されている。(a)が選択された場合は、実施形態5記載の結合ジョブ単位作成の制御を実施し、(b)が選択された場合は、受信したデーターの画像向きのまま画像面付け配置の結合ジョブ単位作成を実施する。
選択内容は、OK釦1433の押釦により確定し、キャンセル釦1434の押釦によりキャンセルされる。釦1431または釦1432が選択されると、釦が反転表示される。
図では、「画像回転制御を実施して画像面付け配置を実施する」が選択されて釦1431が反転表示されている。
画像回転制御を実施して画像面付け配置を実施する場合の方が、白紙領域が少ない最適な画像面付け制御を実施することが可能であるが、ユーザーの要望(出力物の画像向き、出力時間、ロール給紙の節約)によって出力方法を切り替えることができる。
図22は、画像回転設定画面1430に応じた画像配置例を示すものである。
(a)画像回転制御を実施して画像面付け制御を実施する場合は、実施形態5記載の結合ジョブ単位の作成を実施する(図22の上図)。
(b)受信したデーターの画像向けで画像面付け配置を実施する場合は、受信データーの画像向きで結合ジョブ単位の作成を実施する(図22下図)。
画像回転制御を実施して画像面付け制御を実施する選択時の方が、ロール給紙の節約することが可能であるが、画像回転設定画面1430などを持つことにより、画像出力の向きを一定方向に揃えて出力することが可能となりユーザーの要望により切り替えて出力することが可能となる。
図23は、画像面付けに際しての他の設定画面を示すものであり、操作部140に表示された主走査方向断裁面付け設定画面1440を示すものである。主走査方向断裁面付け設定画面1440は、制御CPU113の制御により操作部140に操作可能に表示される。
主走査方向断裁面付け設定画面1440は、主走査方向の断裁位置による画像面付け制御を設定する画面である。
主走査方向断裁面付け設定画面1440では、(a)主走査方向の断裁位置を考慮して次ジョブの画像面付けを配置する、(b)主走査方向の断裁位置を考慮せずに次ジョブの画像面付け配置する、の2択から選択することが可能である。それぞれを選択する釦1441、1442が押釦可能に表示されている。(a)が選択された場合は実施形態6記載の結合ジョブ単位作成の制御手段を実施し、(b)が選択された場合は実施形態1、2記載の結合ジョブ単位作成の制御手段を実施する。
選択内容は、OK釦1443の押釦により確定し、キャンセル釦1444の押釦によりキャンセルされる。釦1441または釦1442が選択されると、釦が反転表示される。
図では、「主走査方向の断裁位置を考慮して次ジョブの画像面付けを配置する」が選択されて釦1441が反転表示されている。
主走査方向の断裁位置を考慮して次JOBの画像面付けを配置する場合の方が、ロール給紙出力後の断裁回数は少なくすることが可能であるが、ユーザーの要望(出力後の断裁方法、出力時間、ロール給紙の節約)によって出力方法を切り替えることができる。
図24は、主走査方向断裁面付け設定画面1440に応じた画像配置例を示すものである。
主走査方向断裁面付け設定画面1440では、(a)主走査方向の断裁位置を考慮して次ジョブの画像面付けを配置する場合は、結合ジョブ単位のいずれかのジョブ出力が完了した時点で実施形態6記載の結合ジョブ単位の作成を実施する(図24の上図)。
(b)主走査方向の断裁位置を考慮せずに次ジョブの画像面付け配置する場合は、結合ジョブ単位のいずれかのジョブ出力が完了した時点で実施形態1、2記載の結合ジョブ単位の作成を実施する(図24下図)。
主走査方向の断裁位置を考慮して次JOBの画像面付けを配置する選択時の方がロール給紙の節約することが可能であるが、出力後の断裁方法により断裁位置を考慮せずに画像面付け配置した方が、作業時間が少なくなる場合があるのでユーザーの要望によって切り替えることにより最適な断裁方法を提供することが可能となる。
本実施形態によれば、連続紙の排紙後の断裁作業において、断裁作業を実施しても画像データーが切断されない出力物を提供することが可能となる。
なお、この実施形態では、主走査方向における断裁位置を考慮して画像面付けを行ったが、副走査方向における断裁位置を有する場合、これを考慮した画像面付けを行うことも可能である。
以上、本発明について上記実施形態に基づいて説明を行ったが、本発明の範囲を逸脱しない限りは当然に適宜の変更が可能である。
1 画像形成装置
2 端末(PC)
3 LAN
22 搬送路
23 排紙部
30 原稿読み取り部
100 画像形成部
113 制御CPU
115 不揮発メモリー
120 画像メモリー(DRAM)
121 圧縮メモリー
122 ページメモリー
127 HDD
140 操作部
141 LCD
150 プリンター部
200 給紙部
300 給紙調整部
400 カット部
1400 結合ジョブ作成設定画面
1410 新規ジョブ作成タイミング設定画面
1420 副走査サイズジョブ作成設定画面
1430 画像回転設定画面
1440 主走査方向断裁面付け設定画面

Claims (19)

  1. ジョブの画像データーに基づいて連続紙上に画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部によって前記連続紙上に前記画像を印刷実行する制御を行う制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記画像データーの画像面付け処理機能を有し、前記画像面付け処理では、複数ジョブの出力指示がされた場合、印刷で使用する画像の原稿サイズと前記連続紙の印刷可能サイズ情報とに基づいて、少なくとも、先のジョブの画像面付け完了後の主走査方向における白紙領域のサイズが、後のジョブの原稿サイズより大きいときは、前記白紙領域に前記後のジョブの画像を配置するように前記先のジョブと前記後のジョブとを結合して一つのジョブとして画像面付けを行い、
    前記制御部は、結合されたジョブの出力実行中は、前記画像面付け処理による複数のジョブの結合は行わず、結合されたジョブのうちの何れかのジョブの出力が終了するタイミングに応じて、出力途中の先のジョブと、画像面付けが行われていない後のジョブとの間で前記面付け処理を行って新規に結合されたジョブとして画像面付けを行うことを特徴とする画像形成装置。
  2. ジョブの画像データーに基づいて連続紙上に画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部によって前記連続紙上に前記画像を印刷実行する制御を行う制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記画像データーの画像面付け処理機能を有し、前記画像面付け処理では、複数ジョブの出力指示がされた場合、印刷で使用する画像の原稿サイズと前記連続紙の印刷可能サイズ情報とに基づいて、少なくとも、先のジョブの画像面付け完了後の主走査方向における白紙領域のサイズが、後のジョブの原稿サイズより大きいときは、前記白紙領域に前記後のジョブの画像を配置するように前記先のジョブと前記後のジョブとを結合して一つのジョブとして画像面付けを行い、
    前記制御部は、複数ジョブに対する前記画像面付け処理で、複数ジョブ間で副走査方向の原稿サイズが異なる場合、副走査方向の原稿サイズが大きいジョブに対して、白紙領域に副走査方向の原稿サイズが小さいジョブの画像を複数個配置できるかを判定し、前記判定で配置可能とされた個数分だけ、副走査方向の原稿サイズが小さいジョブの前記画像を前記白紙領域の副走査方向に並べて配置し、副走査方向の画像サイズが大きい前記ジョブと副走査方向の画像サイズが小さい前記ジョブを、一つのジョブとして結合することを特徴とする画像形成装置。
  3. ジョブの画像データーに基づいて連続紙上に画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部によって前記連続紙上に前記画像を印刷実行する制御を行う制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記画像データーの画像面付け処理機能を有し、前記画像面付け処理では、複数ジョブの出力指示がされた場合、印刷で使用する画像の原稿サイズと前記連続紙の印刷可能サイズ情報とに基づいて、少なくとも、先のジョブの画像面付け完了後の主走査方向における白紙領域のサイズが、後のジョブの原稿サイズより大きいときは、前記白紙領域に前記後のジョブの画像を配置するように前記先のジョブと前記後のジョブとを結合して一つのジョブとして画像面付けを行い、
    前記制御部は、結合したジョブの画面面付け配置のときに、面付け時に主走査方向における白紙領域のサイズより、面付け後の原稿サイズの長辺サイズが大きい場合は、前記原稿サイズの短辺サイズが出力紙の主走査方向に沿うように面付け配置し、面付け時に配置可能な主走査における白紙領域のサイズ、面付け後の原稿サイズの長辺サイズ等しい、又は面付け後の原稿サイズの長辺サイズよりも小さい場合は、前記原稿サイズの長辺サイズが出力時の主走査方向に沿うように面付け配置して、ジョブを結合することを特徴とする画像形成装置。
  4. ジョブの画像データーに基づいて連続紙上に画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部によって前記連続紙上に前記画像を印刷実行する制御を行う制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記画像データーの画像面付け処理機能を有し、前記画像面付け処理では、複数ジョブの出力指示がされた場合、印刷で使用する画像の原稿サイズと前記連続紙の印刷可能サイズ情報とに基づいて、少なくとも、先のジョブの画像面付け完了後の主走査方向における白紙領域のサイズが、後のジョブの原稿サイズより大きいときは、前記白紙領域に前記後のジョブの画像を配置するように前記先のジョブと前記後のジョブとを結合して一つのジョブとして画像面付けを行い、
    前記制御部は、用紙の断裁位置に合わせて前記画像面付け処理を行うことを特徴とする画像形成装置。
  5. 操作者の操作入力を受け付ける操作部を有し、
    前記操作部は前記制御部に制御可能に接続されており、
    前記制御部は、前記操作部に、複数ジョブを結合する前記画像面付けの処理に関する設定を行う設定画面を操作入力可能に表示することを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御部は、前記操作部に、複数ジョブを結合する前記画像面付け処理を実施するかを設定する操作画面を表示することを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  7. 前記制御部は、前記操作部に、複数ジョブを結合する前記画像面付け処理において結合するジョブの数を設定する設定画面を表示することを特徴とする請求項5またはに記載の画像形成装置。
  8. 前記制御部は、前記操作部に、副走査方向の原稿サイズが異なるジョブの結合を実施するか否かを設定する設定画面を表示することを特徴とする請求項5〜7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記制御部は、前記操作部に、複数ジョブを結合する前記画像面付け処理に際し、画像の回転処理を実施するか否かを設定する設定画面を表示することを特徴とする請求項5〜8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記制御部は、前記操作部に、複数ジョブを結合する前記画像面付け処理に際し、結合ジョブの断裁位置を考慮した面付け配置を実施するか否かを設定する設定画面を表示することを特徴とする請求項5〜9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. ジョブの画像データーに基づいて連続紙上に画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部によって前記連続紙上に前記画像を印刷実行する制御を行う制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記画像データーの画像面付け処理機能を有し、前記画像面付け処理では、複数ジョブの出力指示がされた場合、印刷で使用する画像の原稿サイズと前記連続紙の印刷可能サイズ情報とに基づいて、少なくとも、先のジョブの画像面付け完了後の主走査方向における白紙領域のサイズが、後のジョブの原稿サイズより大きいときは、前記白紙領域に前記後のジョブの画像を配置するように前記先のジョブと前記後のジョブとを結合して一つのジョブとして画像面付けを行い、
    操作者の操作入力を受け付ける操作部を有し、
    前記操作部は前記制御部に制御可能に接続されており、
    前記制御部は、前記操作部に、複数ジョブを結合する前記画像面付け処理を実行するタイミングを設定する設定画面を表示することを特徴とする画像形成装置。
  12. ジョブの画像データーに基づいて連続紙上に画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部によって前記連続紙上に前記画像を印刷実行する制御を行う制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記画像データーの画像面付け処理機能を有し、前記画像面付け処理では、複数ジョブの出力指示がされた場合、印刷で使用する画像の原稿サイズと前記連続紙の印刷可能サイズ情報とに基づいて、少なくとも、先のジョブの画像面付け完了後の主走査方向における白紙領域のサイズが、後のジョブの原稿サイズより大きいときは、前記白紙領域に前記後のジョブの画像を配置するように前記先のジョブと前記後のジョブとを結合して一つのジョブとして画像面付けを行い、
    前記制御部は、複数のジョブを結合した結合ジョブ単位を繰り返し出力する機能を有することを特徴とする画像形成装置。
  13. 前記制御部は、複数のジョブを結合した前記画像面付け処理後の主走査方向の白紙領域のサイズが、後のジョブの原稿サイズより小さくなるまで繰り返して前記ジョブの結合を実施することを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  14. ジョブの画像データーに基づいて連続紙上に画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部によって前記連続紙上に前記画像を印刷実行する制御を行う制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記画像データーの画像面付け処理機能を有し、前記画像面付け処理では、複数ジョブの出力指示がされた場合、印刷で使用する画像の原稿サイズと連続紙の印刷可能サイズ情報とに基づいて、少なくとも、先のジョブの画像面付け完了後の主走査方向における白紙領域のサイズが、後のジョブの原稿サイズより大きいときは、前記白紙領域に前記後のジョブの画像を配置するように前記先のジョブと前記後のジョブとを結合して一つのジョブとして画像面付けを行い、
    前記制御部は、複数のジョブを結合した結合ジョブ単位を繰り返し出力する機能を有することを特徴とする画像形成システム。
  15. ジョブの画像データーに基づいて連続紙上に画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部によって前記連続紙上に前記画像を印刷実行する制御を行う制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記画像データーの画像面付け処理機能を有し、前記画像面付け処理では、複数ジョブの出力指示がされた場合、印刷で使用する画像の原稿サイズと連続紙の印刷可能サイズ情報とに基づいて、少なくとも、先のジョブの画像面付け完了後の主走査方向における白紙領域のサイズが、後のジョブの原稿サイズより大きいときは、前記白紙領域に前記後のジョブの画像を配置するように前記先のジョブと前記後のジョブとを結合して一つのジョブとして画像面付けを行い、
    前記制御部は、用紙の断裁位置に合わせて前記画像面付け処理を行うことを特徴とする画像形成システム。
  16. 画像形成部によって連続紙上に画像を印刷実行する制御を行う制御部を備え、
    前記制御部は、像データーの画像面付け処理機能を有し、前記画像面付け処理では、複数ジョブの出力指示がされた場合、印刷で使用する画像の原稿サイズと前記連続紙の印刷可能サイズ情報とに基づいて、少なくとも、先のジョブの画像面付け完了後の主走査方向における白紙領域のサイズが、後のジョブの原稿サイズより大きいときは、前記白紙領域に前記後のジョブの画像を配置するように前記先のジョブと前記後のジョブとを結合して一つのジョブとして画像面付けを行い、
    前記制御部は、複数のジョブを結合した結合ジョブ単位を繰り返し出力する機能を有することを特徴とする画像形成制御装置。
  17. 画像形成部によって連続紙上に画像を印刷実行する制御を行う制御部を備え、
    前記制御部は、画像データーの画像面付け処理機能を有し、前記画像面付け処理では、複数ジョブの出力指示がされた場合、印刷で使用する画像の原稿サイズと前記連続紙の印刷可能サイズ情報とに基づいて、少なくとも、先のジョブの画像面付け完了後の主走査方向における白紙領域のサイズが、後のジョブの原稿サイズより大きいときは、前記白紙領域に前記後のジョブの画像を配置するように前記先のジョブと前記後のジョブとを結合して一つのジョブとして画像面付けを行い、
    前記制御部は、用紙の断裁位置に合わせて前記画像面付け処理を行うことを特徴とする画像形成制御装置。
  18. ジョブを用意する工程と、
    用意された複数ジョブの出力指示がされた場合、印刷で使用する画像の原稿サイズと印刷がされる連続紙の印刷可能サイズ情報とに基づいて、少なくとも、先のジョブの画像面付け完了後の主走査方向における白紙領域のサイズが、後のジョブの原稿サイズより大きいときは、前記白紙領域に前記後のジョブの画像を配置するように前記先のジョブと前記後のジョブとを結合して一つのジョブとして画像面付けする工程と、複数のジョブを結合した結合ジョブ単位を繰り返し出力する工程と、を有することを特徴とする画像形成方法。
  19. ジョブを用意する工程と、
    用意された複数ジョブの出力指示がされた場合、印刷で使用する画像の原稿サイズと印刷がされる連続紙の印刷可能サイズ情報とに基づいて、少なくとも、先のジョブの画像面付け完了後の主走査方向における白紙領域のサイズが、後のジョブの原稿サイズより大きいときは、用紙の断裁位置に合わせて前記白紙領域に前記後のジョブの画像を配置するように前記先のジョブと前記後のジョブとを結合して一つのジョブとして画像面付けする工程と、を有することを特徴とする画像形成方法。
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