JP2010116181A - 包装袋 - Google Patents
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Abstract
【課題】内容物の注出作業を容易且つ確実に行うことができ、多種多様な内容物を包装することができ、包装のコストの低減化が可能な包装袋を提供する。
【解決手段】本発明は、軟包装素材から成り、内容物を密封包装するための包装袋10であって、2つの孔13,14が互いに近接して形成され、2つの孔13,14の間に開封部17が設けられ、開封部17を開封することにより内容物の注出口18が形成可能なように構成されていることを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】本発明は、軟包装素材から成り、内容物を密封包装するための包装袋10であって、2つの孔13,14が互いに近接して形成され、2つの孔13,14の間に開封部17が設けられ、開封部17を開封することにより内容物の注出口18が形成可能なように構成されていることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、液状や粉粒状のような流動性を有する内容物を密封包装するための包装袋
に関するものである。
に関するものである。
近年、詰め替え用のシャンプーや洗剤、或いはカレー等の調理済み食材のような流動性を有する内容物を密封包装するためにスタンディングパウチに代表される軟包装素材製の包装袋が広く使用されている。
従来、この種の包装袋から内容物を注出する場合、上部のコーナー部や全体部分を切り取って開封したり(例えば、特許文献1又は2参照)、或いは上部のコーナー部に予め装着されたストローを使用したり(例えば、特許文献3参照)、或いは上部のコーナー部に予め装着されたネジ式のスパウトを使用したり(例えば、特許文献4参照)して行っていた。
特開平11−11496号公報
特開2000−190991号公報
特開2000−185359号公報
特開2002−104446号公報
しかしながら、上記したように上部のコーナー部や全体部分を切り取って開封する場合
には、開封作業が行い難いといった問題や、注出口と包装袋自体が柔らかく非常に不安定なため、内容物を注出中にこぼし易く、注出作業が行い難いといった問題があった。
には、開封作業が行い難いといった問題や、注出口と包装袋自体が柔らかく非常に不安定なため、内容物を注出中にこぼし易く、注出作業が行い難いといった問題があった。
また、上記したように上部のコーナー部に予め装着されたストローやスパウトを使用する場合には、ストローやスパウトの装着スペースが必要となるため、弁当や納豆等に入れられている醤油や辛子等の調味料の袋のように小さなサイズの包装袋には使用できないといった問題や、ストローやスパウトの費用が余分に掛かり、包装のコストが増大するといった問題があった。
本発明は、上記した課題を解決すべくなされたものであり、内容物の注出作業を容易且つ確実に行うことができ、多種多様な内容物を包装することができ、包装のコストの低減化が可能な包装袋を提供することを目的とするものである。
上記した目的を達成するため、本発明は、軟包装素材から成り、内容物を密封包装するための包装袋であって、2つの孔が互いに近接して形成され、該2つの孔の間に開封部が設けられ、該開封部を開封することにより内容物の注出口が形成可能なように構成されていることを特徴とする。
そして、前記注出口が筒状に形成可能なように構成されているのが好ましい。
また、前記2つの孔は上端部の左右いずれか一方側において上下に形成され、前記注出口が横向きに形成可能なように構成されているのが好ましい。
本発明によれば、内容物の注出及び注入作業を容易且つ確実に行うことができ、多種多様な内容物を包装することができ、包装のコストの低減化が可能となる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明の実施の形態に係る包装袋10を示す正面図であり、この包装袋10は、プラスチックを主体とする積層フィルム等の軟包装素材から成り、例えばスタンディングパウチを使用することができる。包装袋10の外周部分11は溶融接着により密封されており、内部12には詰め替え用のシャンプー、リンス、ボディソープ、食器洗い用又は洗濯用の家庭用液体洗剤、液体調味料、食用油、各種飲料、カレー等の調理済み食材のような流動性を有する内容物が収容されている。
包装袋10の上端部の左右いずれか一方側(図1では正面視左側)には上下に2つの孔13,14が互いに近接して形成されている。上側の孔13は横長円形状を成し、下辺部分の一方側(図1では正面視左側)寄りにはV字状の切欠部15が形成されている、一方、下側の孔14は略円形状を成し、上辺部分には上側の孔13の切欠部15に対応するように逆V字状の切欠部16が形成されている。上下の切欠部15,16の間には、ハーフカット加工等により開封部17が形成されており、開封部17を開封することにより内容物の注出口18が横向き筒状に形成されるようになっている。
このような構成を備えた包装袋10に充填された内容物を専用の容器(図示省略)に移し替える場合、先ず、上下の孔13,14にそれぞれ指を挿入して引っ張り、切欠部15,16から開封部17を切り裂く。この時、上下の孔13,14にそれぞれ指を挿入することで開封作業を円滑且つ容易に行うことができ、開封作業時に包装袋10の内容物が飛散したりして周囲を汚すことはない。また、開封時に切り取った包装袋10の一部を廃棄する必要がないため、余分なゴミの発生を抑えることができる。
次いで、上記したように開封部17を切り裂くことによって注出口18が横向き筒状に形成されるため、包装袋10を傾けてこの注出口18を前記専用の容器の注ぎ口に挿入し、該容器内に内容物を注入する。この注入作業の間、注出口18は筒状を形成しており、前記専用の容器の開口部に確実に挿入されているため、内容物の注入中に注出口18が前記専用の容器の注ぎ口から滑って外れたり、座屈したりして内容物が外部にこぼれるおそれがない。したがって、作業者は手を汚すことなく内容物の注出及び注入作業を簡単に行うことができる。
また、注出口18が横向きに形成されており、包装袋10の傾斜角度を必要最小限に抑えることができるため、内容物の注出及び注入作業を容易に行うことができ、作業性を高めることができる。さらに、注出口18が筒状に立体的に形成されるため、視覚障害者等であっても注出口18の位置を瞬時に把握することができ、内容物の注出及び注入作業を円滑に行うことができる。
このように上記した実施の形態に係る包装袋10によれば、容易且つ迅速に開封作業を行うことができると共に、注出口18が前記専用の容器の注ぎ口から脱落することがなく、内容物の注出及び注入作業中に内容物をこぼすことがなくなる。
また、注出口18としてストローやスパウト等の別部品を装着させる必要がないため、弁当や納豆等に入れられている醤油や辛子等の調味料の袋、携帯用の液体医薬品の袋のように小さなサイズの包装袋にも使用することができ、さらに、業務用の食用油、醤油、ソース等のペットボトルや、エンジンオイル、工業用油等のスチール缶やアルミ缶等の代替品としても使用することができる。したがって、適用範囲の拡大化を図ることが可能となる。
さらにまた、注出口18としてストローやスパウト等の別部品が不要なため、包装のコストの低減化を図ることができると共に、ゴミの削減化やリサイクル化を行い易くなり、省資源化が可能となる。
なお、図1中において二点鎖線で示すように、包装袋10の上端部の他方側(図示では正面視右側)に持ち手用の開口部19を設けてもよい。これにより、特に包装袋10が大きい場合や内容物の重量が重い場合などには、この開口部に手を掛けることにより内容物の注出及び注入作業を一層容易且つ円滑に行うことができる。
また、包装袋10や孔13,14及び注出口18の位置及び形状は上記した実施の形態に限定されるものではなく、例えば、図2(a)に示すように楕円形状の孔20,21を上端部左側で斜めに配置して注出口22が45度傾斜するように形成したり、或いは、図2(b)に示すように楕円形状の孔23,24を上端部中央で縦長に配置して注出口25が上向きとなるように形成したり、或いは、図2(c)に示すように包装袋30を三角形状にし、三角形状の孔31,32を頂部に配置して注出口33が上向きとなるように形成したり、或いは、図2(d)に示すように包装袋40を逆三角形状にし、円形状の孔41,42を頂部に配置して注出口43が上向きとなるように形成したり、或いは、図2(e)に示すように包装袋50を円形状にし、楕円形状の孔51,52を頂部に縦長に配置して注出口53が上向きとなるように形成したりする等、各種変更が可能である。
10 包装袋
13 孔
14 孔
17 開封部
18 注出口
13 孔
14 孔
17 開封部
18 注出口
Claims (3)
- 軟包装素材から成り、内容物を密封包装するための包装袋であって、
2つの孔が互いに近接して形成され、該2つの孔の間に開封部が設けられ、該開封部を開封することにより内容物の注出口が形成可能なように構成されていることを特徴とする包装袋。 - 前記注出口が筒状に形成可能なように構成されている請求項1に記載の包装袋。
- 前記2つの孔は上端部の左右いずれか一方側において上下に形成され、前記注出口が横向きに形成可能なように構成されている請求項2に記載の包装袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008290514A JP2010116181A (ja) | 2008-11-13 | 2008-11-13 | 包装袋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008290514A JP2010116181A (ja) | 2008-11-13 | 2008-11-13 | 包装袋 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2010116181A true JP2010116181A (ja) | 2010-05-27 |
Family
ID=42304098
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008290514A Pending JP2010116181A (ja) | 2008-11-13 | 2008-11-13 | 包装袋 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2010116181A (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06183460A (ja) * | 1992-12-16 | 1994-07-05 | Dainippon Printing Co Ltd | 軟包装袋 |
JPH07285562A (ja) * | 1994-04-14 | 1995-10-31 | Dainippon Printing Co Ltd | 詰め替え用袋 |
JPH09207949A (ja) * | 1996-01-31 | 1997-08-12 | Totani Giken Kogyo Kk | プラスチック袋 |
JP2001240086A (ja) * | 2000-03-01 | 2001-09-04 | Nippon Kimu Kk | 袋容器 |
JP2002211590A (ja) * | 2001-01-15 | 2002-07-31 | Kao Corp | 袋 |
-
2008
- 2008-11-13 JP JP2008290514A patent/JP2010116181A/ja active Pending
Patent Citations (5)
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