JP2010106061A - 耐候性ハードコートフィルム、及び紫外線硬化性樹脂組成物 - Google Patents

耐候性ハードコートフィルム、及び紫外線硬化性樹脂組成物 Download PDF

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Abstract

【課題】 紫外線に長時間曝されても、ハードコート層と基材フィルムとの剥離が生じにくく、黄変を軽減する性質をも有する耐候性ハードコートフィルム、およびハードコート層の構成材料として好適な紫外線硬化性樹脂組成物を提供すること。
【解決手段】 まず、適量の(メタ)アクリル基を有するモノマー及び/又はオリゴマー、平均粒径1〜100nmの五酸化アンチモンフィラー、および重合開始剤を含有する紫外線硬化性樹脂組成物を適当な溶媒に分散させ、紫外線硬化性樹脂組成物を含む分散液を調製する。この分散液を基材フィルム1の上に塗布した後、所定の温度で溶媒を蒸発させ、紫外線硬化性樹脂組成物の層を形成する。次に、この層に紫外線を照射して硬化させ、基材フィルム1に接してハードコート層2を形成する。この紫外線硬化性樹脂組成物に紫外線吸収剤を添加すれば、紫外線による黄変を防止する性能を高めることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、紫外線に長時間曝されても、ハードコート層と基材フィルムとの剥離が生じにくく、黄変を軽減する性質をも有する耐候性ハードコートフィルム、およびハードコート層の構成材料として好適な紫外線硬化性樹脂組成物に関するものである。
情報処理装置の入力装置として、画像表示装置の画面に設けられ、画面を押圧した位置によって所定の指示を情報処理装置に与えるタッチパネルが知られている。タッチパネルが装着された画像表示装置をはじめとして、多くの画像表示装置の、使用者側の最表面には、傷つき防止のためのハードコートフィルムが設けられている。
近年、携帯電話やノート型パソコンやPDA(携帯情報端末)などの携帯型情報機器の普及に伴い、画像表示装置が屋外で使用される機会が多くなっている。屋外用途の画像表示装置のハードコートフィルムでは、紫外線に長時間曝されても、黄変せず、ハードコート層と基材フィルムとの剥れを生じない、紫外線に対する優れた耐性が必要である。
従来、屋外用途のタッチパネルや画像表示装置ばかりでなく、建物や車両の窓ガラス用の保護フィルムや遮光フィルムなどのプラスチック成形物や、塗装物の表面を保護し、耐擦傷性、耐汚染性に優れた表面を得るのに、ハードコート塗膜が形成されてきた。しかし、ハードコート塗膜は紫外線を長期間受けると、ハードコート塗膜自体が劣化してしまい、次第にハードコート塗膜に剥離、亀裂、変色などが生じる。このような劣化を防ぐために、ハードコート塗膜に紫外線吸収剤を添加し、紫外線に対する耐久性を向上させるなど、様々な工夫が行われてきた。
ハードコート層を形成する材料として有機系樹脂組成物を用いると、塗布などによって簡易にハードコート層を形成できるので好ましい。しかし、樹脂として熱硬化性樹脂を用いると、ハードコート層を硬化させるのに加熱が必要になる。しかし、基材が薄いフィルムである場合には、加熱によって変形などが起こるため、加熱は望ましくない。このため、通常、ハードコートフィルムのハードコート層を構成する樹脂として、紫外線硬化性樹脂が用いられる。
しかしながら、ハードコート層を構成する樹脂として紫外線硬化性樹脂を用いた場合、紫外線吸収剤を多量に添加すると、樹脂を硬化させるために紫外線を照射しても、樹脂組成物に含まれる紫外線吸収剤によって紫外線の多くが吸収されてしまい、硬化が不十分になるおそれがある。そこで、後述の特許文献1には、ハードコート層を構成する樹脂として電子線硬化性樹脂を用いる耐候性ハードコート塗膜が提案されている。
また、後述の特許文献2には、ラジカル重合可能な(メタ)アクリル系官能基を有する紫外線吸収剤、例えばベンゾトリアゾール系化合物を含有するハードコート層が、基材フィルム上に形成されてなるハードコートフィルムが提案されている。この場合、ハードコート層の硬度を損なうことなく、多量の紫外線吸収剤を含有させることができ、高い硬度と優れた紫外線吸収能を兼ね備えたハードコート層を実現することができると、特許文献2には述べられている。
特許文献2には、また、上記紫外線吸収剤を含む樹脂組成物中に、可視光波長域に吸収を有する重合開始剤を含有させることで、紫外線硬化性樹脂の硬化が不十分になるのを防止することができると述べられている。
また、後述の特許文献3には、基材フィルム、プライマー層、および耐候ハードコート層がこの順で設けられている耐候ハードコートフィルムであって、耐候ハードコート層が、耐候ハードコート層用樹脂組成物と、プライマー層用樹脂組成物に含まれる硬化剤との反応によって形成されることを特徴とする耐候ハードコートフィルムが提案されている。このプライマー層用樹脂組成物は、アクリル系紫外線吸収樹脂およびイソシアネート硬化剤を主成分とする樹脂組成物であることが好ましいとされている。
この場合、プライマー層と耐候ハードコート層との密着性が極めて向上するので、プライマー層と耐候ハードコート層との間で層間剥離が生じにくく、この耐候ハードコートフィルムは、長期にわたって優れた層間密着性を有していると、特許文献3には述べられている。また、プライマー層が紫外線吸収機能を有するので、基材フィルムが太陽光に曝されて劣化が進行するのを防ぐことができると、述べられている。
また、後述の特許文献4には、タッチパネルの、使用者側の基板の外側に、ポリエチレンナフタレートフィルムからなる保護フィルムが設けられたタッチパネルであって、その保護フィルムの外側に、紫外線遮断体が形成されているタッチパネルが提案されている。紫外線遮断体は、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化セリウムなどの紫外線吸収剤を含む樹脂層である紫外線吸収層と、アクリル系、シリコーン系、ウレタン系などの樹脂からなるハードコート層とが積層して形成されており、これによってポリエチレンナフタレートフィルムによる紫外線の吸収と蛍光の発生が抑えられると述べられている。
特開平5−57235号公報(第2頁、図1) 特開2007−230093号公報(第2−4頁) 特開2004−277629号公報(第3、4及び10−13頁、図1、表1−3) 特開2005−44154号公報(第3及び4頁、図1)
特許文献1のように、ハードコート層を構成する樹脂中に単純に紫外線吸収剤を添加する場合、紫外線を遮蔽するためには、2〜10質量%程度の多量の紫外線吸収剤を添加する必要があり、これによってハードコート層を構成する樹脂の、本来の光学特性、機械特性(硬度、耐擦傷性)、密着特性などが損なわれる問題がある。
また、特許文献2に提案されている発明によって問題がすべて解決したのではない。後述の実施例で示すように、紫外線吸収剤には紫外線によるハードコートフィルムの黄変を防止する作用はあるものの、それが、紫外線によるハードコート層と基材フィルムとの剥れを防止する作用につながるとは言えないからである。従って、紫外線によるハードコート層と基材フィルムとの剥れに対しては、別途対策を講じる必要がある。
特許文献3のプライマー層や、特許文献4の紫外線吸収層のように、層間密着性を向上させたり、紫外線を吸収したりするために、ハードコート層とは別に層を設ける方法は、ハードコート層の特性が損なわれることはない反面、作製工程が増え、生産性が低下し、コストの増加を招くことになる。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであって、その目的は、紫外線に長時間曝されても、ハードコート層と基材フィルムとの剥離が生じにくく、黄変を軽減する性質をも有する耐候性ハードコートフィルム、およびハードコート層の構成材料として好適な紫外線硬化性樹脂組成物を提供することにある。
即ち、本発明は、(メタ)アクリル基を有するモノマー及び/又はオリゴマー、平均粒径1〜100nmの五酸化アンチモンフィラー、及び重合開始剤を含有する、紫外線硬化性樹脂組成物に係わり、また、前記紫外線硬化性樹脂組成物の層が基材フィルム上に形成され、この層が硬化して、前記基材フィルム上にハードコート層が形成されてなる、ハードコートフィルムに係わるものである。なお、(メタ)アクリル基とは、アクリル基とメタクリル基とを合わせて意味するものとする。
後述の実施例で示すように、本発明者は、五酸化アンチモンフィラーが配合されたハードコート層には、紫外線に長時間曝されても、ハードコート層と基材フィルムとの密着性を良好に保ち、ハードコート層と基材フィルムとの剥離を防止する性質があることを発見した。これは、五酸化アンチモンフィラーの特異な性質と考えられる。また、五酸化アンチモンフィラーが配合されたハードコート層には、紫外線に長時間曝された際にハードコートフィルムに生じる黄変を軽減する性質もあることが判明した。従って、本発明の紫外線硬化性樹脂組成物を用いてハードコート層を形成すれば、紫外線に長時間曝されても剥離や黄変が起こりにくい、紫外線に対する耐性に優れたハードコートフィルムを得ることができる。また、本発明の紫外線硬化性樹脂組成物は、プラスチック成形物や塗装物の表面など、ハードコートフィルムを適用し難い箇所にハードコート塗膜を形成するのにも、好適に用いることができる。
本発明の紫外線硬化性樹脂組成物において、前記(メタ)アクリル基を有するモノマー及び/又はオリゴマーが、モノマー1分子につき2つ以上の(メタ)アクリル基を有するのがよい。
また、前記五酸化アンチモンフィラーの配合量が、固形分の10〜70質量%であるのがよい。
また、前記五酸化アンチモンフィラーの表面は、末端に(メタ)アクリル基、ビニル基、又はエポキシ基をもつ有機系分散剤によって表面処理されているのがよい。
また、紫外線吸収剤が含まれているのがよい。この際、前記紫外線吸収剤の配合量が、固形分の0.1〜10質量%であるのがよい。また、前記紫外線吸収剤がトリアジン系紫外線吸収剤であるのがよい。
また、前記重合開始剤の配合量が、固形分の0.1〜10質量%であるのがよい。
また、防汚性を有する添加剤として、1つ以上の(メタ)アクリル基、ビニル基、或いはエポキシ基を含有するシリコーンオリゴマー及び/又はフッ素含有有機高分子オリゴマーが、1種類以上含まれているのがよい。この際、前記シリコーンオリゴマー及び/又はフッ素オリゴマーの配合量は、固形分の0.01〜5質量%であるのがよい。
また、平均粒径0.5〜10μmの有機樹脂フィラーが含まれているのがよい。この際、前記有機樹脂フィラーの配合量が、固形分の0.1〜5質量%であるのがよい。
以下、図面を参照しながら、本発明の好ましい実施の形態に基づく紫外線硬化性樹脂組成物及びハードコートフィルムについてより具体的に説明するが、本発明はこれらの例に限定されるものではない。
図1は、本発明の実施の形態に基づく高耐候性ハードコートフィルムの構造を示す断面図である。図1(a)は、ポリエチレンテレフタラートなどからなる基材フィルム1の上にハードコート層2が積層され、高耐候性クリアハードコートフィルム10として構成された例である。図1(b)は、ハードコート層2に有機樹脂フィラー3が添加され、高耐候性防眩性ハードコートフィルム20として構成された例である。
これらのハードコートフィルム10または20を作製するには、まず、前記紫外線硬化性樹脂組成物を適当な溶媒に分散させ、紫外線硬化性樹脂組成物を含む溶液を調製する。この溶液を基材フィルム1の上に塗布した後、所定の温度で溶媒を蒸発させ、紫外線硬化性樹脂組成物の層を形成する。次に、この層に紫外線を照射して硬化させ、基材フィルム1に接してハードコート層2を形成する。
基材フィルム1の材料は、とくに限定されるものではないが、例えば、ポリエチレンテレフタラートや、トリアセチルセルロースや、ポリシクロオレフィンなどである。
紫外線硬化性樹脂組成物は、少なくとも、(メタ)アクリル基を有するモノマー及び/又はオリゴマー、平均粒径1〜100nmの五酸化アンチモンフィラー、及び重合開始剤を含有する。また、前記(メタ)アクリル基を有するモノマー及び/又はオリゴマーは、モノマー1分子につき2個以上の(メタ)アクリル基を含有するのがよい(メタ)アクリル樹脂は光透過性に優れた樹脂であり、種類も豊富である。モノマー1分子につき2つ以上の(メタ)アクリル基を含有すると、高分子鎖間に架橋構造を形成できるので、強度が増す利点がある。
また、五酸化アンチモンフィラーの配合量は、固形分の10〜70質量%であるのがよい。五酸化アンチモンフィラーは、基材フィルム1とハードコート層2との密着性を向上させ、紫外線に長時間曝された際に基材フィルム1とハードコート層2との間に剥離が生じるのを防止する。五酸化アンチモンフィラーの配合量が10質量%よりも少ないと、紫外線暴露により密着特性が劣化してしまう。一方、配合量が70質量%よりも多いと、ハードコート層の可撓性が悪くなる。五酸化アンチモンフィラーの配合量を70質量%にしても、本来のハードコート層2の特性が損なわれることはないことは実験で確認した。なお、(メタ)アクリル樹脂の密度が1.2g/cm2程度であるのに対し、五酸化アンチモンフィラーの密度は3〜4g/cm2であるので、このときの五酸化アンチモンの体積分率は50体積%程度である。
また、五酸化アンチモンフィラーの表面は、末端に(メタ)アクリル基、ビニル基、又はエポキシ基をもつ有機系分散剤によって表面処理されているのがよい。この表面処理によって、紫外線硬化性樹脂組成物が硬化する際、五酸化アンチモンフィラーが周囲の(メタ)アクリル基含有モノマー及び/又はオリゴマーと一体化するので、ハードコート層2の硬度が増し、かつ、ハードコート層2が、フィラーとの界面などでひび割れなどを生じることなく、変形できるようになる。
また、五酸化アンチモンフィラーはプロトン伝導性を示すため、ハードコート層の表面抵抗を下げ、ハードコート層に帯電防止機能を付与する働きがある。
また、紫外線吸収剤が含まれているのがよい。紫外線吸収剤は、紫外線に長時間曝された際に起こるハードコート2および基材フィルムの黄変を、紫外線を吸収することによって防止する。この際、前記紫外線吸収剤の配合量は、固形分の0.1〜10質量%であるのがよい。配合量が0.1質量%より少ないと、紫外線暴露による黄変を抑止できない。一方、配合量が10質量%より多いと、例えば、温度60℃、相対湿度95%の湿熱環境下ではブリードアウトする、すなわち、紫外線吸収剤が重合性の基をもたない低分子成分であるため、ハードコート2の表面にしみ出すことがあり、外観不良となることがある。また、前記紫外線吸収剤がトリアジン系紫外線吸収剤であるのがよい。トリアジン系紫外線吸収剤は耐光性に優れている。さらに、公知の光安定剤が固形分の0.1〜10質量%含まれていてもよい。光安定剤の追加によって、耐光性がさらに向上する。
重合開始剤としては、公知の材料を適宜選択して用いるのがよい。前記重合開始剤の配合量は、固形分の0.1〜10質量%であるのがよい。配合量が0.1質量%よりも少ないと、光硬化性が不足し、実質的に工業生産に適さない。一方、配合量が10質量%よりも多いと、照射光量が少ない場合に、ハードコート2に臭気が残ることがある。
また、1つ以上の(メタ)アクリル基、ビニル基、或いはエポキシ基を含有するシリコーンオリゴマー及び/又はフッ素含有有機高分子オリゴマーが、1種類以上含まれているのがよい。この場合、ハードコート層に防汚特性が付与される。この際、これらのオリゴマーの配合量は、固形分の0.01〜5質量%であるのがよい。配合量が0.01質量%よりも少ない場合、充分な防汚特性が得られない。一方、配合量が5質量%よりも多い場合、塗工性が悪くなる傾向がある。
また、平均粒径0.5〜10μmの有機樹脂フィラーが含まれているのがよい。このようにすると、ハードコート層に防眩性を付与することができる。この際、有機樹脂フィラーの配合量は、固形分の0.1〜5質量%であるのがよい。有機樹脂フィラーの配合量が
0.1質量%よりも少ないと、充分な防眩性を付与することができない。一方、配合量が5質量%よりも多いと、HAZEが高くなってしまい、光透過性が悪くなる。
以下、本発明の実施例について説明するが、本発明は下記実施例に何ら限定されるものではない。本実施例では、図1に示した高耐候性クリアハードコートフィルム10または高耐候性防眩性ハードコートフィルム20を作製し、紫外線暴露に対する耐久性試験を行った。
耐久性試験は、ASTM G154 サイクル2に準拠して行った。試験はQ−Lab社QUV型試験機で行った。光源にはUV−A或いはUV−Bを使用した。試験時間は200時間とした。耐黄変性は、試験後、フィルムの分光透過率測定により評価した。耐久密着性は、JIS K5400に基づく碁盤目剥離試験により評価した。
実施例1
まず、固形分中の各固形分の配合量が下記の通りである紫外線硬化性樹脂組成物を、固形分の4倍の質量の酢酸ブチル(溶媒)に溶解または分散させた分散液を調製した。
ペンタエリスリトールテトラアクリレート 29.05質量%
ウレタンアクリルオリゴマー 33.9質量%
DAROCUR TPO(重合開始剤) 5質量%
X−22−164E(レベリング剤) 0.05質量%
ELCOMシリーズ 五酸化アンチモンフィラー 30質量%
TINUVIN 479(紫外線吸収剤) 2質量%
ペンタエリスリトールテトラアクリレートおよびウレタンアクリルオリゴマーは、それぞれ、アクリル系モノマーおよびオリゴマーである。DAROCUR TPO(商品名;チバ・ジャパン社製)は、光重合開始剤である。X−22−164E(商品名;信越化学工業社製)は、平坦性および防汚性を向上させるシリコーン系レベリング剤である。ELCOMシリーズ(商品名;触媒化成工業社製)は五酸化アンチモンフィラーである。TINUVIN 479(商品名;チバ・ジャパン社製)はトリアジン系紫外線吸収剤である。
実施例1では、基材フィルム1である、厚さ188μmの光学用ポリエチレンテレフタラートフィルムO300E(商品名;三菱樹脂社製)に、上記の紫外線硬化型樹脂組成物分散液を、コイルバーを用いて塗布した。塗布後、窒素雰囲気下で300mJ/cm2の紫外線を照射し、防汚性も備えた膜厚1μmのクリアハードコートフィルム10を得た。
図2(a)に、実施例1によるフィルム10の、耐久性試験の前後における透過率スペクトルを示す。このフィルム10では、耐久性試験による透過率スペクトルの変化は小さく、耐久性試験後の黄変はない。碁盤目剥離試験結果は100/100であった。
実施例2
まず、固形分中の各固形分の配合量が下記の通りである紫外線硬化性樹脂組成物を、固形分の4倍の質量の酢酸ブチル(溶媒)に溶解または分散させた分散液を調製した。
ペンタエリスリトールテトラアクリレート 28.59質量%
ウレタンアクリルオリゴマー 33.36質量%
DAROCUR TPO 5質量%
X−22−164E 0.05質量%
ELCOMシリーズ 五酸化アンチモンフィラー 30質量%
TINUVIN 479 2質量%
MX−180(有機樹脂フィラー) 1質量%
実施例2では、紫外線硬化型樹脂組成物に有機樹脂フィラーとしてMX−180(商品名;綜研化学社製ポリメタクリル酸メチル樹脂ビーズ、平均粒径1.8μm)を1質量%添加し、この分、アクリル系モノマーおよびオリゴマーの配合量をわずかに減らした。これ以外は実施例1と同様にして、防眩性ハードコートフィルム20を作製し、耐久性試験を行った。
図2(b)に、実施例2によるフィルム20の、耐久性試験の前後における透過率スペクトルを示す。このフィルム20では、耐久性試験による透過率スペクトルの変化は小さく、耐久性試験後の黄変はない。碁盤目剥離試験結果は100/100であった。
実施例3
まず、固形分中の各固形分の配合量が下記の通りである紫外線硬化性樹脂組成物を、固形分の4倍の質量の酢酸ブチル(溶媒)に溶解または分散させた分散液を調製した。
ペンタエリスリトールテトラアクリレート 28.59質量%
ウレタンアクリルオリゴマー 33.36質量%
DAROCUR TPO 5質量%
X−22−164E 0.05質量%
ELCOMシリーズ 五酸化アンチモンフィラー 30質量%
TINUVIN 479 2質量%
トスパール120(有機樹脂フィラー) 1質量%
実施例3では、有機樹脂フィラーとしてMX−180の代わりにトスパール120(商品名;モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ社製ジメチルシリコーン樹脂微粒子、平均粒径1.2μm)を添加した。これ以外は実施例2と同様にして、防眩性ハードコートフィルム20を作製し、耐久性試験を行った。
紫外線暴露試験後の黄変はなく、碁盤目剥離試験結果は100/100であった。
実施例4
まず、固形分中の各固形分の配合量が下記の通りである紫外線硬化性樹脂組成物を、固形分の4倍の質量の酢酸ブチル(溶媒)に溶解または分散させた分散液を調製した。
ペンタエリスリトールテトラアクリレート 28.66質量%
ウレタンアクリルオリゴマー 33.44質量%
DAROCUR TPO 5質量%
X−22−164E 0.05質量%
ELCOMシリーズ 五酸化アンチモンフィラー 30質量%
TINUVIN 900 2質量%
MX−180 0.85質量%
実施例4では、紫外線吸収剤としてTINUVIN 479の代わりにTINUVIN 900(商品名;チバ社製トリアゾール系紫外線吸収剤)を用いた。これ以外は実施例2とほとんど同様にして、防眩性ハードコートフィルム20を作製し、耐久性試験を行った。
紫外線暴露試験後の黄変はなく、碁盤目剥離試験結果は100/100であった。
実施例5
まず、固形分中の各固形分の配合量が下記の通りである紫外線硬化性樹脂組成物を、固形分の4倍の質量の酢酸ブチル(溶媒)に溶解または分散させた分散液を調製した。
ペンタエリスリトールテトラアクリレート 28.66質量%
ウレタンアクリルオリゴマー 33.44質量%
DAROCUR TPO 5質量%
X−22−164E 0.05質量%
ELCOMシリーズ 五酸化アンチモンフィラー 30質量%
TINUVIN 460 2質量%
MX−180 0.85質量%
実施例5では、紫外線吸収剤としてTINUVIN 479の代わりにTINUVIN 460(商品名;チバ社製トリアジン系紫外線吸収剤)を用いた。これ以外は実施例2とほとんど同様にして、防眩性ハードコートフィルム20を作製し、耐久性試験を行った。
紫外線暴露試験後の黄変はなく、碁盤目剥離試験結果は100/100であった。
実施例6
まず、固形分中の各固形分の配合量が下記の通りである紫外線硬化性樹脂組成物を、固形分の4倍の質量の酢酸ブチル(溶媒)に溶解または分散させた分散液を調製した。
ペンタエリスリトールテトラアクリレート 29.97質量%
ウレタンアクリルオリゴマー 34.98質量%
DAROCUR TPO 5質量%
X−22−164E 0.05質量%
ELCOMシリーズ 五酸化アンチモンフィラー 30質量%
実施例6では、五酸化アンチモンフィラーは添加したが、紫外線吸収剤は添加せず、その分、アクリル系モノマーおよびオリゴマーの配合量をわずかに増やした。これ以外は実施例1と同様にして、クリアハードコートフィルム10を作製し、耐久性試験を行った。
図3(a)に、実施例6によるフィルム10の、耐久性試験の前後における透過率スペクトルを示す。このフィルム10では、耐久性試験による透過率スペクトルの明らかな変化が短波長領域にみられる。ハードコート層2には黄変はなかったが、基材フィルム1であるポリエチレンテレフタラートフィルムに、耐久性試験後の黄変が確認された。碁盤目剥離試験結果は100/100であった。
比較例1
まず、固形分中の各固形分の配合量が下記の通りである紫外線硬化性樹脂組成物を、固形分の4倍の質量の酢酸ブチル(溶媒)に溶解または分散させた分散液を調製した。
ペンタエリスリトールテトラアクリレート 43.82質量%
ウレタンアクリルオリゴマー 51.13質量%
DAROCUR TPO 5質量%
X−22−164E 0.05質量%
比較例1では、五酸化アンチモンフィラーおよび紫外線吸収剤を添加せず、その分、アクリル系モノマーおよびオリゴマーの配合量を増やした。これ以外は実施例1と同様にして、クリアハードコートフィルム10を作製し、耐久性試験を行った。
図3(b)に、比較例1によるフィルム10の、耐久性試験の前後における透過率スペクトルを示す。このフィルム10では、耐久性試験による透過率スペクトルの著しい変化が短波長領域にみられ、耐久性試験後の黄変が確認された。碁盤目剥離試験結果は0/100であった。
実施例6と比較例1の有意の相違点は、五酸化アンチモンフィラーの有無だけであると考えられるので、耐久性試験後の実施例6と比較例1とを比較すると、五酸化アンチモンフィラーの効果を直截的に知ることができる。図3(a)と図3(b)とにおける耐久性試験後の透過率スペクトルの比較から、五酸化アンチモンフィラーにハードコートフィルム10の黄変を防止する働きがあることがわかる。
比較例2
まず、固形分中の各固形分の配合量が下記の通りである紫外線硬化性樹脂組成物を、固形分の4倍の質量の酢酸ブチル(溶媒)に溶解または分散させた分散液を調製した。
ペンタエリスリトールテトラアクリレート 42.89質量%
ウレタンアクリルオリゴマー 50.06質量%
DAROCUR TPO 5質量%
X−22−164E 0.05質量%
TINUVIN 479 2質量%
比較例2では、紫外線吸収剤は添加したが、五酸化アンチモンフィラーは添加せず、その分、アクリル系モノマーおよびオリゴマーの配合量を増やした。これ以外は実施例1と同様にして、クリアハードコートフィルム10を作製し、耐久性試験を行った。
図4(a)に、比較例2によるフィルム10の、耐久性試験の前後における透過率スペクトルを示す。このフィルム10では、耐久性試験による透過率スペクトルの変化は小さく、耐久性試験後の黄変はない。しかし、碁盤目剥離試験結果は0/100であった。
比較例3
まず、固形分中の各固形分の配合量が下記の通りである紫外線硬化性樹脂組成物を、固形分の4倍の質量の酢酸ブチル(溶媒)に溶解または分散させた分散液を調製した。
ペンタエリスリトールテトラアクリレート 29.05質量%
ウレタンアクリルオリゴマー 33.9質量%
DAROCUR TPO 5質量%
X−22−164E 0.05質量%
OSCALシリーズ シリカフィラー 30質量%
TINUVIN 479 2質量%
比較例3では、五酸化アンチモンフィラー30質量%の代わりにOSCALシリーズ(商品名;触媒化成工業社製)シリカフィラー30質量%を用いた。これ以外は実施例1と同様にして、クリアハードコートフィルム10を作製し、耐久性試験を行った。
図4(b)に、比較例3によるフィルム10の、耐久性試験の前後における透過率スペクトルを示す。耐久性試験後の黄変はなかったが、碁盤目剥離試験結果は0/100であった。
以上の結果をまとめると、表1のようになる。
表1から、ハードコート層2における紫外線吸収剤の有無は、ハードコートフィルムの黄変の有無とよく対応するのに対し、密着性の良不良とは全く対応しないことがわかる。すなわち、紫外線吸収剤は、紫外線に長時間曝されたときの基材フィルム1およびハードコート層2の黄変を防止することができるが、基材フィルム1とハードコート層2との剥離を防止する働きはなく、基材フィルム1とハードコート層2との剥離を防止するには別途対策を講じる必要がある。
一方、ハードコート層2における五酸化アンチモンフィラーの有無は、ハードコートフィルムにおける密着性の良不良とよく対応する。すなわち、五酸化アンチモンフィラーは、紫外線に長時間曝されたときの基材フィルム1およびハードコート層2の剥離を防止することができる。一方、同じ無機系のフィラーであっても、シリカフィラーにはこのような作用はなく、基材フィルム1とハードコート層2との密着性を向上させる効果は、五酸化アンチモンフィラー特有の効果である。
また、実施例6と比較例1との比較で説明したように、五酸化アンチモンフィラーには、紫外線吸収剤ほどではないが、ハードコートフィルムの黄変を軽減する作用がある。これは、五酸化アンチモンフィラーが短波長の光を散乱するためと考えられる。図5は、実施例1および6、並びに比較例1および2によるハードコートフィルムの、耐久性試験前における透過率スペクトルを比較したグラフである。実際、図5中に両方向矢印つきの線分で示すように、実施例6と比較例1とでは300〜450nmの波長領域で透過率に差があり、これは五酸化アンチモンフィラーによる散乱の結果であると考えられる。
図示省略したが、基材フィルム1であるポリエチレンテレフタラート(PET)フィルムO300E単体に対し、上述と同様の紫外線耐久試験を行うと、このPETフィルムも黄変する。実施例6によるハードコートフィルム10の耐久性試験後における透過率スペクトルは、PETフィルムの耐久性試験後における透過率スペクトルとほぼ一致する。従って、五酸化アンチモンフィラーには、ハードコートフィルム10においてハードコート層2で起こる黄変と同程度の黄変を軽減する作用がある。
以上、本発明を実施の形態および実施例に基づいて説明したが、本発明はこれらの例に何ら限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能であることは言うまでもない。
本発明の高耐候ハードコートフィルムは、屋外用途のタッチパネルや画像表示装置ばかりでなく、建物や車両の窓ガラス用の保護フィルムや遮光フィルムなどとして好適に用いることができる。また、本発明の紫外線硬化性樹脂組成物は、プラスチック成形物や塗装物の表面にハードコート塗膜を形成するのに好適に用いることができる。
本発明の実施の形態に基づく高耐候性ハードコートフィルムの構造を示す断面図である。 本発明の実施例1および2によるハードコートフィルムの、耐久性試験前後における透過率スペクトルを示すグラフである。 本発明の実施例6および比較例1によるハードコートフィルムの、耐久性試験前後における透過率スペクトルを示すグラフである。 本発明の比較例2および3によるハードコートフィルムの、耐久性試験前後における透過率スペクトルを示すグラフである。 本発明の実施例1および6、並びに比較例1および2によるハードコートフィルムの、耐久性試験前における透過率スペクトルを比較したグラフである。
符号の説明
1…基材、2…ハードコート層、10…高耐侯クリアハードコートフィルム、
20…高耐侯防眩性ハードコートフィルム

Claims (13)

  1. (メタ)アクリル基を有するモノマー及び/又はオリゴマー、平均粒径1〜100nmの五酸化アンチモンフィラー、及び重合開始剤を含有する、紫外線硬化性樹脂組成物。
  2. 前記(メタ)アクリル基を有するモノマー及び/又はオリゴマーが、モノマー1分子につき2つ以上の(メタ)アクリル基を有する、請求項1に記載した紫外線硬化性樹脂組成物。
  3. 前記五酸化アンチモンフィラーの配合量が、固形分の10〜70質量%である、請求項1に記載した紫外線硬化性樹脂組成物。
  4. 前記五酸化アンチモンフィラーの表面は、末端に(メタ)アクリル基、ビニル基、又はエポキシ基をもつ有機系分散剤によって表面処理されている、請求項1に記載した紫外線硬化性樹脂組成物。
  5. 紫外線吸収剤が含まれている、請求項1に記載した紫外線硬化性樹脂組成物。
  6. 前記紫外線吸収剤の配合量が、固形分の0.1〜10質量%である、請求項5に記載した紫外線硬化性樹脂組成物。
  7. 前記紫外線吸収剤がトリアジン系紫外線吸収剤である、請求項5に記載した紫外線硬化性樹脂組成物。
  8. 前記重合開始剤の配合量が、固形分の0.1〜10質量%である、請求項1に記載した紫外線硬化性樹脂組成物。
  9. 防汚性を有する添加剤として、1つ以上の(メタ)アクリル基、ビニル基、或いはエポキシ基を含有するシリコーンオリゴマー及び/又はフッ素含有有機高分子オリゴマーが、1種類以上含まれている、請求項1に記載した紫外線硬化性樹脂組成物。
  10. 前記シリコーンオリゴマー及び/又はフッ素オリゴマーの配合量が、固形分の0.01〜5質量%である、請求項9に記載した紫外線硬化性樹脂組成物。
  11. 平均粒径0.5〜10μmの有機樹脂フィラーが含まれている、請求項1に記載した紫外線硬化性樹脂組成物。
  12. 前記有機樹脂フィラーの配合量が、固形分の0.1〜5質量%である、請求項11に記載した紫外線硬化性樹脂組成物。
  13. 請求項1〜12のいずれか1項に記載した紫外線硬化性樹脂組成物の層が基材フィルム上に形成され、この層が硬化して、前記基材フィルム上にハードコート層が形成されてなる、ハードコートフィルム。
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