JP2010079817A - 自動改札システム、自動改札方法、携帯端末、およびそのコンピュータプログラム - Google Patents

自動改札システム、自動改札方法、携帯端末、およびそのコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】適正な運賃で交通機関を利用できる使い勝手のよい自動改札システムを提供する。
【解決手段】携帯端末100は、入場駅の入場駅情報を受信する受信部102と、所定の区間の定期券を含むICカード毎に定期券の定期券情報を記憶する乗車券情報記憶部104と、乗車券情報記憶部104を参照し、定期券情報に基づいて、受信した入場駅情報に対応する定期券があるか否か判定する判定部106と、入場駅情報に対応する定期券情報と判定された定期券を含むICカードを入場処理に使用するICカードとして自動的に選択する選択部108と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動改札システム、自動改札方法、携帯端末、およびそのコンピュータプログラムに関し、特に、定期券を含むICカード機能を有する携帯端末により改札を行う自動改札システム、自動改札方法、携帯端末、およびそのコンピュータプログラムに関する。
近年、チャージ機能等の有用性からPASMO(パスモ)(登録商標)、Suica(Super Urban Intelligent Card)(スイカ)(登録商標)等の非接触ICカードタイプの乗車券の利用者が増えている。また、非接触ICカードの機能は、携帯電話端末、その他の携帯端末等のモバイル機器にも搭載されるようになり、一般にも普及してきている。
自動改札装置の一例が特許文献1に記載されている。特許文献1の自動改札装置は、複数枚の乗車券やSF(Stored Fare)カードを処理する自動改札装置において、出場時、通行者により投入されたSFカードからそれに記録されている情報を読取り、この読取った情報の中に併用した定期券の情報である併用定期券情報が存在するか否かを判断し、この判断の結果、併用定期券情報が存在する場合、その併用定期券情報により通行者の所持する定期券が当日当駅有効かを判断し、この判断の結果、通行者の所持する定期券が当日当駅有効である場合、該自動改札装置を定期券追加投入待ち状態に制御する。
また、携帯端末に定期券情報を含む非接触ICカードを内蔵したシステムの例が特許文献2乃至4に記載されている。さらに、複数枚の定期券を所有している乗客の不正乗車を防止する方法が特許文献5に記載されている。
特開2000−99777号公報 特開2006−331175号公報 特開2008−67295号公報 特開2008−65781号公報 特開平7−254078号公報
ところで、複数の定期券を所持している利用者は、誤って、実際の乗車区間とは異なる他方の定期券を使って自動改札を通過すると、本来支払う必要のない運賃を、その乗車券のICカードのチャージ残額から引き落とされてしまうという問題があった。
具体的には、たとえば、PASMO定期券とSuica定期券の二つのICカードを所有する交通機関利用者がいたとすると、仮にSuica定期券にチャージ料金を予め納めていた場合、利用した交通機関がPASMO定期券区間であっても、自動改札機がSuica定期券のICカードを入退場手続き時に認識してまったために、本来支払う必要のないPASMO定期券区間の運賃をSuica定期券のチャージ残額から引き落とされてしまうという問題があった。
本発明の目的は、上述した課題を解決する自動改札システム、自動改札方法、携帯端末、およびそのコンピュータプログラムを提供することにある。
本発明の携帯端末は、入場駅の入場駅情報を受信する受信手段と、
所定の区間の定期券を含むICカード毎に前記定期券の定期券情報を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段を参照し、前記定期券情報に基づいて、受信した前記入場駅情報に対応する定期券があるか否か判定する判定手段と、
前記入場駅情報に対応する前記定期券情報と判定された前記定期券を含むICカードを入場処理に使用するICカードとして自動的に選択する選択手段と、を備える。
本発明の自動改札システムは、上記携帯端末と、
入場駅情報を前記携帯端末に送信する送信手段を備える。
本発明の自動改札方法は、
ユーザが携帯する携帯端末が、所定の区間の定期券を含むICカード毎に前記定期券の定期券情報を記憶する記憶装置を有し、
前記携帯端末が、
入場駅の入場駅情報を受信し、
前記記憶装置を参照し、前記定期券情報に基づいて、受信した前記入場駅情報に対応する定期券があるか否か判定し、
前記入場駅情報に対応する前記定期券情報と判定された前記定期券を含むICカードを入場処理に使用するICカードとして自動的に選択する。
本発明のコンピュータプログラムは、
携帯端末を実現するためのコンピュータプログラムであって、
コンピュータは、所定の区間の定期券を含むICカード毎に前記定期券の定期券情報を記憶する記憶装置を有し、
前記コンピュータに、
入場駅の入場駅情報を受信する受信手段、
前記記憶装置を参照し、前記定期券情報に基づいて、受信した前記入場駅情報に対応する定期券があるか否か判定する判定手段、
前記入場駅情報に対応する前記定期券情報と判定された前記定期券を含むICカードを入場処理に使用するICカードとして自動的に選択する選択手段、として機能させるためのものである。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
また、本発明の各種の構成要素は、必ずしも個々に独立した存在である必要はなく、複数の構成要素が一個の部材として形成されていること、一つの構成要素が複数の部材で形成されていること、ある構成要素が他の構成要素の一部であること、ある構成要素の一部と他の構成要素の一部とが重複していること、等でもよい。
また、本発明の方法およびコンピュータプログラムには複数の手順を順番に記載してあるが、その記載の順番は複数の手順を実行する順番を限定するものではない。このため、本発明の方法およびコンピュータプログラムを実施するときには、その複数の手順の順番は内容的に支障しない範囲で変更することができる。
さらに、本発明の方法およびコンピュータプログラムの複数の手順は個々に相違するタイミングで実行されることに限定されない。このため、ある手順の実行中に他の手順が発生すること、ある手順の実行タイミングと他の手順の実行タイミングとの一部ないし全部が重複していること、等でもよい。
本発明によれば、適正な運賃で交通機関を利用できる使い勝手のよい自動改札システム、自動改札方法、携帯端末、およびそのコンピュータプログラムが提供される。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態に係る自動改札システム1の構成を示す機能ブロック図である。
本実施形態の自動改札システム1は、携帯端末100と、入場駅情報をユーザの携帯端末100に送信する送信部30と、を備えている。
ユーザは、交通機関、たとえば、電車、地下鉄やバスなどを利用する際、自動改札機3を入退場する。このとき、自動改札機3に設けられた非接触ICカード読み取り面(不図示)に、非接触ICカードのプリペイドカード乗車券や定期券をかざしてゲートを通過することができる。自動改札機3における非接触ICカードによる運賃の精算処理、ゲート開閉制御などについては、一般的な手法を用いることができ、本発明の本質には関わらないので、詳細な説明は省略する。
本実施形態において、携帯端末100は、基地局(不図示)を介して携帯通信網に接続可能な携帯電話機であるが、これに限定されない。たとえば、PHS(Personal Handyphone System)、PDA(Personal Digital Assistants)、ゲーム機なども含むことができる。
本実施形態の携帯端末100は、非接触ICカードを内蔵しており、ユーザは少なくとも一つの非接触ICカードに対応した各種交通機関に乗車する際に利用可能な定期券機能または乗車券として利用可能な電子マネー機能をするICカード、例として、Suica、PASMO、TOICA(トイカ)(登録商標)などを所持しており、携帯端末100にてこれらのICカードの利用が可能であるとする。
ユーザは、予めユーザ登録を行い、これらのICカードを携帯端末100で利用可能とすることができるが、これらの処理については、一般的な手法を用いることができ、本発明の本質に関わらないので詳細な説明は省略する。
本実施形態の携帯端末100は、入場駅の入場駅情報を受信する受信部102と、所定の区間の定期券を含むICカード毎に定期券の定期券情報を記憶する記憶部(乗車券情報記憶部(図中、「乗車券情報」と示す)104)と、乗車券情報記憶部104を参照し、定期券情報に基づいて、受信した入場駅情報に対応する定期券があるか否か判定する判定部106と、入場駅情報に対応する定期券情報と判定された定期券を含むICカードを入場処理に使用するICカードとして自動的に選択する選択部108と、を備えている。
なお、以下の各図において、本発明の本質に関わらない部分の構成については省略してあり、図示されていない。
また、自動改札システム1の各構成要素は、任意のコンピュータのCPU、メモリ、メモリにロードされた本図の構成要素を実現するプログラム、そのプログラムを格納するハードディスクなどの記憶ユニット、ネットワーク接続用インタフェースを中心にハードウェアとソフトウェアの任意の組合せによって実現される。そして、その実現方法、装置にはいろいろな変形例があることは、当業者には理解されるところである。以下説明する各図は、ハードウェア単位の構成ではなく、機能単位のブロックを示している。
具体的には、自動改札機3は、送信部30と、入場受付部32と、を有する。
送信部30は、携帯端末100を携帯するユーザが駅に入場するとき、その入場駅を示す入場駅情報、たとえば、入場駅の識別情報をユーザの携帯端末100に無線通信により送信する。
本実施形態において、送信部30は、非接触ICカードリーダライタを含み、後述する携帯端末100の非接触式ICカード部と無線通信する無線通信部を含む。あるいは、RFID(Radio Frequency Identification)タグを含み、タグに書き込まれた入場駅情報を携帯端末100に発信してもよい。他の実施形態において、送信部30は、携帯端末100と無線通信できる構成であればよく、たとえば、赤外線通信、無線LAN(Local Area Network)通信などの無線通信部を含んでもよい。入場駅情報は、自動改札機3をユーザが通過するとき、または、通過する前、すなわち、入場処理が行われる前に送信される。
入場受付部32は、携帯端末100から、入場に必要な各種情報を無線通信により受信する。本実施形態において、入場受付部32は、非接触ICカードリーダライタを含み、後述する携帯端末100の非接触式ICカード部と無線通信する無線通信部を含む。
携帯端末100は、受信部102と、乗車券情報記憶部104と、判定部106と、選択部108と、入場処理部110と、選択受付部112と、を有する。
図2は、図1の自動改札システム1の携帯端末100のハードウェア構成を示すブロック図である。同図に示すように、携帯端末100は、CPU(Central Processing Unit)50と、ROM(Read Only Memory)52と、RAM(Random Access Memory)54と、移動通信部56と、移動通信用アンテナ58と、操作部60と、操作受付部62と、表示部64と、表示制御部66と、スピーカ68と、音声入出力部70と、非接触ICカード部72と、非接触通信用アンテナ74と、を有する。
CPU50は、携帯端末100の各要素とバス90を介して接続され、各要素とともに携帯端末100全体を制御する。ROM52は、携帯端末100を動作させるためのプログラムや、そのプログラムが動作する際に使用する各種設定データなどを記憶するとともに、アプリケーションデータ等の各種データを含むユーザデータを記憶する。RAM54は、プログラムが動作するための作業領域や各種データの一時記憶領域を有する。CPU50は、ROM52に記憶されたプログラムを実行することで携帯端末100の機能を実現する。
移動通信部56は、移動通信用アンテナ58を介して基地局(不図示)を経由して携帯通信網(不図示)に接続し、データ通信や通話を可能にする。なお、本図において、通話機能部などは図示されていない。
操作部60は、ユーザが操作可能な操作キー、操作ボタン、スイッチ、ジョグダイヤル、タッチパッドなどを含む。操作受付部62は、ユーザによる操作部60の操作を受け付け、CPU50に通知する。
表示部64は、ユーザに各種画面を提示したり、点灯点滅で各種通知を行うものであり、LED(Light Emitting Diode)表示器や、液晶ディスプレイ、有機EL(ElectroLuminescence)ディスプレイなどを含む。表示制御部66は、CPU50からの指示に従い、表示部64に各種画面表示や点灯点滅制御を行う。音声入出力部70は、CPU50からの指示に従い、スピーカ68から音声出力を行う。あるいは、音声入出力部70は、マイク(不図示)から音声入力を行い、CPU50に通知する。操作部60、表示部64、およびスピーカ68は、携帯端末100のユーザインターフェースとして機能する。
非接触ICカード部72は、非接触通信用アンテナ74を介して、非接触ICカードリーダライタと無線通信する無線通信部(不図示)と、各種データを記憶するメモリ(不図示)と、各種データを処理する処理部(不図示)とを有する。本実施形態では、非接触ICカード部72にて、複数の定期券を含むICカード機能を実現することができるものとする。
図1に戻り、受信部102は、ユーザが駅に入場するとき、当該入場駅の入場駅情報を自動改札機3の送信部30から無線通信により受信する。本実施形態において、受信部102は、図2の非接触ICカード部72および非接触通信用アンテナ74により自動改札機3の送信部30と無線通信することができる。
乗車券情報記憶部104は、所定の区間の定期券を含むICカード毎に、その定期券の定期券情報を記憶する。乗車券情報記憶部104は、ICカード毎に定期券の定期券区間端情報を含む定期券情報記憶部、ICカード毎に定期券の定期券区間内の駅情報を含む駅情報記憶部、およびICカード毎に定期券の定期券区間外の駅の中から利用駅として予め登録された利用駅情報を含む利用駅情報記憶部を有する。
図3(a)に示すように、定期券情報記憶部300は、定期券を含むICカードの情報を有し、たとえば、ICカードの識別情報である乗車券ID毎に、その定期券の区間の一端駅である第1定期券区間端駅を示す情報と、定期券の区間の他端駅である第2定期券区間端駅を示す情報と、乗車券として利用可能な電子マネーのチャージ残高の金額情報と、を関連付けて記憶する。
図3(b)に、定期券情報記憶部300に格納されるICカード毎のデータの一例を示す。たとえば、乗車券IDが「0001」のICカードC1は、A駅からB駅までの定期券を含み、電子マネーの残高が2500円である。この例では、3つのICカードC1、C2、およびC3(乗車券IDが0001、0002、および0003にそれぞれ対応)の情報が格納されているものとする。
なお、本実施形態では、定期券情報記憶部300は、定期券の区間の両端の駅を示す情報を記憶しているが、この他、乗り継ぎ駅や乗り換え駅を示す情報を含んでもよい。
図4(a)に示すように、駅情報記憶部310は、乗車券ID毎に、定期券の区間の両端駅を除いた区間内の駅を示す情報を関連付けて記憶する。図4(b)に、駅情報記憶部310に格納されるICカード毎のデータの一例を示す。たとえば、乗車券IDが「0002」のICカードC2は、図3(b)に示した区間端駅C駅とD駅の間のb1駅からb5駅を示す情報が格納されているものとする。
なお、各定期券の区間端駅情報は、定期券の区間端駅の情報と路線情報に基づき自動的に選択されて格納されるものとする。これらの情報は、携帯端末100に格納されていてもよいし、携帯端末100が所定のウェブサイトにアクセスし、情報を取得してもよい。ユーザは、これらの情報を参照して確認することもでき、経路が複数存在する場合、経路選択や登録された駅の修正などを行うことができ、後述する選択受付部112が受け付け、駅情報記憶部310に記憶することができる。
なお、本実施形態では、駅情報記憶部310は、定期券の区間内のすべての駅を示す情報を含んでいるが、これに限定されない。たとえば、複数の定期券の区間に同じ駅が含まれる場合、当該駅を利用するときに使用する定期券を予め決め、ユーザが指定することができる。これらの指定は、選択受付部112が受け付け、利用駅情報記憶部320に記憶することができる。あるいは、利用を登録された定期券以外の区間駅として記憶されていた当該駅の情報は、該当するICカード(利用登録されていない定期券を含むICカード)の定期券の区間内駅から削除してもよい。
また、複数の定期券に同じ駅が含まれる場合など、いずれの定期券を利用するか判定するための情報として、当該駅を入場駅とする場合に使用する定期券の優先順位をその利用条件、たとえば、利用時刻や曜日など、とともにユーザが予め登録することができる。これらの情報は、選択受付部112が受け付け、乗車券情報記憶部104に記憶することができる。後述する判定部106で、これらの利用条件により優先順位に従って利用する定期券を選択することもできる。
図5(a)に示すように、利用駅情報記憶部320は、乗車券ID毎に、ユーザが指定した利用登録駅を示す情報を関連付けて記憶する。すなわち、定期券の区間に含まれていない駅であっても、その定期券を含むICカードに関連付けて登録された駅で入場した場合、そのICカードを利用して入場処理を行うことができる。たとえば、定期券区間外で、かつ、利用頻度の高い利用駅があり、その利用駅から入場後は必ずある定期券の区間を移動経路として含む可能性が高い場合、その定期券を含むICカードの利登録用駅としてユーザが予め登録することができる。選択受付部112が受け付け、利用駅情報記憶部320に記憶することができる。
図5(b)、利用駅情報記憶部320に格納されるICカード毎のデータの一例を示す。たとえば、乗車券IDが「0001」のICカードは、定期券区間外の利登録用駅としてa11駅とa12駅を示す情報が登録されているものとする。
図1に戻り、判定部106は、乗車券情報記憶部104を参照し、定期券情報に基づいて、受信部102が受信した入場駅情報に対応するICカードがあるか否かを判定する。対応するICカードがあった場合、その乗車券IDを選択部108に通知する。対応するICカードがなかった場合は、その旨を選択部108に通知してもよいし、あるいは、利用するICカードの優先順位を予め登録しておき(たとえば、乗車券IDの昇順などでもよい)、そのICカードの乗車券IDを通知してもよい。
詳細には、判定部106は、乗車券情報記憶部104の定期券情報記憶部300(図3)を参照し、受信部102が受信した入場駅に一致する定期券区間端駅を含む定期券があるか否かを判定し、一致する定期券があった場合、その定期券を含むICカードの乗車券IDを選択部108に通知する。
さらに、判定部106は、乗車券情報記憶部104の駅情報記憶部310(図4)を参照し、受信部102が受信した入場駅に一致する定期券区間内駅を含む定期券があるか否かを判定し、一致する定期券があった場合、その定期券を含むICカードの乗車券IDを選択部108に通知する。
さらに、判定部106は、乗車券情報記憶部104の利用駅情報記憶部320(図5)を参照し、受信部102が受信した入場駅に一致する定期券区間外の利用登録駅を含むICカードがあるか否かを判定し、一致するICカードがあった場合、そのICカードの乗車券IDを選択部108に通知する。
定期券情報記憶部300(図3)、駅情報記憶部310(図4)、および利用駅情報記憶部320(図5)に基づく判定で、一致するICカードがなかった場合、判定部106は、対応するICカードがなかったことを選択部108に通知する。あるいは、予め登録されている優先順位に従ったICカードの乗車券IDを選択部108に通知する。
選択部108は、判定部106からの通知された乗車券IDを入場処理に使用する乗車券として自動的に選択し、入場処理を入場処理部110に指示する。判定部106から、該当するICカードがなかった旨が通知された場合は、選択部108は、選択受付部112に通知する。あるいは、選択部108は、予め登録されている優先順位に従ったICカードの乗車券IDを選択し、入場処理を入場処理部110に指示してもよい。
入場処理部110は、選択部108からの指示に従って選択部108により選択されたICカードで入場処理を行う。入場処理部110は、自動改札機3の入場受付部32と無線通信して入場処理に必要な情報を受信し、入場処理を行う。本実施形態において、入場処理部110は、図2の非接触ICカード部72および非接触通信用アンテナ74により自動改札機3の入場受付部32と無線通信することができる。
選択受付部112は、乗車券情報記憶部104の定期券情報記憶部300(図3)、駅情報記憶部310(図4)、および利用駅情報記憶部320(図5)に格納されている情報をユーザに図2の表示制御部66を介して表示部64(図2)に画面表示させて提示し、さらに、操作画面を表示させてユーザに操作部60(図2)により設定や入力操作を行わせ、操作受付部62(図2)を介して操作を受け付ける。
また、選択受付部112は、判定部106における判定において、入場駅情報と、予め登録されていた各定期券を含むICカードに対応する駅の情報が存在しなかった場合に、いずれのICカードを利用するかをユーザに問い合わせ、ユーザの選択を受け付け、選択部108に通知する。
詳細には、選択受付部112は、ユーザに対して、利用するICカードを選択するよう促す案内画面を表示部64(図2)に表示させ、ユーザが操作部60(図2)により選択したICカードを受け付け、選択部108に通知する。このとき、表示部64(図2)には、乗車券情報記憶部104の各情報を参照する画面や路線図などを表示してもよい。また、経路情報を有し、経路情報と乗車券情報記憶部104の情報に基づき、推奨される経路を推測し、推奨経路を利用するのに適切なICカードを自動的に選択してユーザに提示してもよい。
また、選択受付部112は、表示部64(図2)に案内画面を表示する際、ユーザの注意を喚起するために、スピーカ68(図2)から音声にて、選択を促すメッセージや警告音を省略させるよう音声入出力部70(図2)に指示してもよい。
ユーザは、表示部64(図2)に表示されたICカードの中から、退場時に最も運賃が安くなるICカードを選択することができる。
本実施の形態の携帯端末100は、図2のROM52に実装されているコンピュータプログラムに対応して各種の処理動作をCPU50(図2)が実行することにより、前述のような各種ユニット102〜112(図1)が各種機能として実現されている。
本実施形態において、コンピュータプログラムは、ROM52(図2)に予めインストールされていてもよいし、あるいは、アプリケーションプログラムを後からROM52(図2)にインストールしてもよい。
ユーザは、予めユーザ登録を行い、本システムを利用可能とすることができるが、これらの処理については、手法を用いることができ、本発明の本質に関わらないので詳細な説明は省略する。
本実施形態のコンピュータプログラムは、携帯端末100を実現するためのコンピュータプログラムであって、コンピュータは、所定の区間の定期券を含むICカード毎に定期券の定期券情報を記憶する乗車券情報記憶部104を有し、コンピュータに、入場駅の入場駅情報を受信する受信手順、乗車券情報記憶部104を参照し、定期券情報に基づいて、受信した入場駅情報に対応する定期券があるか否か判定する判定手順、入場駅情報に対応する定期券情報と判定された定期券を含むICカードを入場処理に使用するICカードとして自動的に選択する選択手順、を実行させるように記述されている。
上述のような構成において、本実施の形態の自動改札システム1による自動改札方法を以下に説明する。図6は、本実施形態の自動改札システム1の動作の一例を示すフローチャートである。
本実施形態の自動改札方法は、ユーザが携帯する携帯端末100が、所定の区間の定期券を含むICカード毎に定期券の定期券情報を記憶する乗車券情報記憶部104を有し、携帯端末100が、入場駅の入場駅情報を受信し(ステップS103)、乗車券情報記憶部104を参照し、定期券情報に基づいて、受信した入場駅情報に対応する定期券があるか否か判定し(ステップS105、S109、S111)、入場駅情報に対応する定期券情報と判定された定期券を含むICカードを入場処理に使用するICカードとして自動的に選択する(ステップS107)。
具体的には、ユーザが自動改札機3を入場するとき、自動改札機3の非接触ICカード読取面に携帯端末100をかざすと、自動改札機3の送信部30から送信された入場駅情報を受信部102が検知する(ステップS101のYES)。入場駅情報を検知すると、携帯端末100の受信部102が入場駅情報を受信し(ステップS103)、判定部106が乗車券情報記憶部104にアクセスし、定期券情報に基づいて、受信した入場駅情報に対応する定期券があるか否か判定する。
以下、(1)〜(4)のケース毎に説明する。
(1)定期券区間端駅であるD駅で入場した場合
判定部106は、乗車券情報記憶部104の定期券情報記憶部300(図3)を参照し、受信部102が受信した入場駅に一致する定期券区間端駅を含む定期券があるか否かを判定する(ステップS105)。ここでは、入場駅がD駅であるので、図3(b)に示すように、定期券情報記憶部300の乗車券IDが0002のICカードC2の第2定期券区間端駅と一致するので(ステップS105のYES)、ステップS107に進み、選択部108により、ICカードC2が自動的に選択される。そして、入場処理部110により、自動改札機3の入場受付部32にICカードC2を用いて入場処理を行うよう通知し、入場処理を行う(ステップS119)。
このように、本実施形態の自動改札システム1によれば、複数の定期券を所持する場合でも、何れかの定期券の定期券区間端駅からの入場であれば、定期券区間端情報が一致する定期券を含むICカードを入場処理に使用するICカードとして自動的に選択されるので、入場時にICカードの選択を誤って、本来支払う必要のない運賃を支払うといった問題は起きなくなる。
(2)定期券区間内駅であるc2駅で入場した場合
判定部106は、乗車券情報記憶部104の定期券情報記憶部300(図3)を参照し、受信部102が受信した入場駅に一致する定期券区間端駅を含む定期券があるか否かを判定する(ステップS105)。ここでは、入場駅がc2駅であるので、図3(b)に示すように、いずれの定期券の定期券情報記憶部300にもc2駅は含まれないので(ステップS105のNO)、ステップS109に進む。
判定部106は、乗車券情報記憶部104の駅情報記憶部310(図4)を参照し、受信部102が受信した入場駅に一致する定期券区間内駅を含む定期券があるか否かを判定する。ここでは、入場駅がc2駅であるので、図4(b)に示すように、駅情報記憶部310の乗車券IDが0003のICカードC3の定期券区間内駅と一致するので(ステップS109のYES)、ステップS107に進み、選択部108により、ICカードC3が自動的に選択される。そして、入場処理部110により、自動改札機3の入場受付部32にICカードC3を用いて入場処理を行うよう通知し、入場処理を行う(ステップS119)。
このように、本実施形態の自動改札システム1によれば、定期券区間端駅以外の定期券区間内の駅から入場する場合でも、入場駅情報が定期券区間内駅情報と一致した場合に自動的に該当定期券を含むICカードを入場処理に使用するICカードとして選択し、入場することが可能となるので、入場時にICカードの選択を誤って、本来支払う必要のない運賃を支払うといった問題は起きなくなる。
(3)定期券区間外の利用登録駅であるa11駅で入場した場合
判定部106は、乗車券情報記憶部104の定期券情報記憶部300(図3)を参照し、受信部102が受信した入場駅に一致する定期券区間端駅を含む定期券があるか否かを判定する(ステップS105)。ここでは、入場駅がa11駅であるので、図3(b)に示すように、いずれの定期券の定期券情報記憶部300にもa11駅は含まれないので(ステップS105のNO)、ステップS109に進む。
判定部106は、乗車券情報記憶部104の駅情報記憶部310(図4)を参照し、受信部102が受信した入場駅に一致する定期券区間内駅を含む定期券があるか否かを判定する。ここでは、入場駅がa11駅であるので、図4(b)に示すように、いずれの定期券の駅情報記憶部310にもa11駅は含まれないので(ステップS109のNO)、ステップS111に進む。
判定部106は、乗車券情報記憶部104の利用駅情報記憶部320(図5)を参照し、受信部102が受信した入場駅に一致する利用登録駅を含む定期券があるか否かを判定する。ここでは、入場駅がa11駅であるので、図5(b)に示すように、利用駅情報記憶部320の乗車券IDが0001のICカードC1の利用登録駅と一致するので(ステップS111のYES)、ステップS107に進み、選択部108により、ICカードC1が自動的に選択される。そして、入場処理部110により、自動改札機3の入場受付部32にICカードC1を用いて入場処理を行うよう通知し、入場処理を行う(ステップS119)。
このように、本実施形態の自動改札システム1によれば、定期券区間外であっても利用登録駅として利用駅情報記憶部320に登録済みの駅から入場する場合は、退場時に、予め登録されている最も運賃が安くなる経路で精算可能になるICカードを自動的に選択して乗車できるので、本来支払う必要のない運賃を支払うといった問題は起きなくなる。
(4)定期券区間外の駅であるG駅で入場した場合
判定部106は、乗車券情報記憶部104の定期券情報記憶部300(図3)を参照し、受信部102が受信した入場駅に一致する定期券区間端駅を含む定期券があるか否かを判定する(ステップS105)。ここでは、入場駅がG駅であるので、図3(b)に示すように、いずれの定期券の定期券情報記憶部300にもG駅は含まれないので(ステップS105のNO)、ステップS109に進む。
判定部106は、乗車券情報記憶部104の駅情報記憶部310(図4)を参照し、受信部102が受信した入場駅に一致する定期券区間内駅を含む定期券があるか否かを判定する。ここでは、入場駅がG駅であるので、図4(b)に示すように、いずれの定期券の駅情報記憶部310にもG駅は含まれないので(ステップS109のNO)、ステップS111に進む。
判定部106は、乗車券情報記憶部104の利用駅情報記憶部320(図5)を参照し、受信部102が受信した入場駅に一致する利用登録駅を含む定期券があるか否かを判定する。ここでは、入場駅がG駅であるので、図5(b)に示すように、いずれの定期券の利用駅情報記憶部320にもG駅は含まれないので(ステップS111のNO)、ステップS113に進む。
選択受付部112により、ユーザに対して、利用するICカードを選択するよう促す案内画面を携帯端末100の表示部64に表示する(ステップS113)。そして、ユーザが画面の案内に従って、操作部60を用いてICカード、たとえば、ICカードC2を選択すると(ステップS115のYES)、選択受付部112が選択されたICカードC2を受け付け、選択部108に通知する。
通知を受けて、選択部108により、ICカードC2が選択される(ステップS117)。そして、入場処理部110により、自動改札機3の入場受付部32にICカードC2を用いて入場処理を行うよう通知し、入場処理を行う(ステップS119)。
このように、本実施形態の自動改札システム1によれば、所持している複数の定期券の中に入場駅に該当する駅がない場合、ユーザにICカードを選択するよう促すことができるので、適切なICカードを簡単に選択して利用して入場することができる。
以上説明したように、本発明の実施の形態の自動改札システム1によれば、複数の定期券を所持して交通機関を利用する際、これまでの入場処理制御の前処理として、入場駅情報を入場者の持つ携帯端末100に送信する機能を有することにより、所持している複数の定期券を、適切に自動的に選択して間違いなく利用して乗車でき、誤って余分な運賃を支払うことを防げる。たとえば、複数の定期券や乗車券を所持している場合でも、適切な定期券を使用して常に適正な運賃で交通機関を利用することが可能になる。
また、本実施形態の自動改札システム1では、管理サーバなどの構成を変更する必要がなく、送信部30と、携帯端末100にプログラムを追加するだけで実現することができる。
(第2の実施の形態)
図7は、本発明の実施の形態に係る自動改札システム21の構成を示す機能ブロック図である。
本実施形態の自動改札システム21は、上記実施形態の自動改札システム1とは、入場駅情報を携帯端末100に送信する送信装置200を自動改札機3とは別に設けた点で相違する。図7に示すように、本実施形態の自動改札システム21は、図1の上記実施形態の自動改札システム1の自動改札機3の送信部30の替わりに、入場駅情報を携帯端末100に送信する送信装置200を備えている。送信装置200以外の構成については、図1と同様であるので、詳細な説明は省略する。
送信装置200は、入場自動改札機3近傍に設置されるのが好ましい。送信装置200は、入場駅を示す入場駅情報、たとえば、入場駅の識別情報をユーザの携帯端末100に無線通信により送信する。
本実施形態において、送信装置200は、非接触ICカードリーダライタ(不図示)を含み、携帯端末100の非接触式ICカード部72(図2)と無線通信する無線通信部(不図示)を含む。あるいは、RFIDタグ(不図示)を含み、タグに書き込まれた入場駅情報を携帯端末100に発信してもよい。他の実施形態において、送信装置200は、携帯端末100と無線通信できる構成であればよく、たとえば、赤外線通信、無線LAN(Local Area Network)通信などの無線通信部(不図示)を含んでもよい。
このように構成された本実施形態の自動改札システム21では、上記実施形態の動作の一例を示した図6のフローチャートのステップS101およびS103で、自動改札機3の送信部30から送信された入場駅情報を受信する替わりに、送信装置200から送信された入場駅情報を受信することとなる。その他の動作は上記実施形態と同様であるので、説明は省略する。
以上、説明したように、本実施形態の自動改札システム21によれば、上記実施形態の効果に加え、さらに、自動改札機3は、従来のハードウェア構成のままとし、送信装置200を設置するだけで、本実施形態の自動改札システム21を実現可能となるという効果を奏する。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
たとえば、携帯端末100は、選択受付部112でユーザにより自動でICカードが選択されたとき(図6のステップS117)、その入場駅情報の駅を、利用駅情報記憶部320の選択したICカードの利用登録駅として、自動的に登録する登録部(不図示)をさらに備えてもよい。また、登録する前に、ユーザに確認した上で、登録してもよい。
この構成によれば、自動的に利用登録駅を登録でき、使い勝手がより向上する。
本発明の実施の形態に係る自動改札システムの構成を示す機能ブロック図である。 図1の自動改札システムの携帯端末のハードウェア構成を示すブロック図である。 図1の自動改札システムの携帯端末の乗車券情報記憶部の定期券情報記憶部の構造の一例を示す図である。 図1の自動改札システムの携帯端末の乗車券情報記憶部の駅情報記憶部の構造の一例を示す図である。 図1の自動改札システムの携帯端末の乗車券情報記憶部の利用駅情報記憶部の構造の一例を示す図である。 図1の自動改札システムの動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る自動改札システムの構成を示す機能ブロック図である。
符号の説明
1 自動改札システム
3 自動改札機
30 送信部
32 入場受付部
50 CPU
52 ROM
54 RAM
56 移動通信部
58 移動通信用アンテナ
60 操作部
62 操作受付部
64 表示部
66 表示制御部
68 スピーカ
70 音声入出力部
72 非接触ICカード部
74 非接触通信用アンテナ
90 バス
100 携帯端末
102 受信部
104 乗車券情報記憶部
106 判定部
108 選択部
110 入場処理部
112 選択受付部
300 定期券情報記憶部
310 駅情報記憶部
320 利用駅情報記憶部
21 自動改札システム
200 送信装置

Claims (9)

  1. 入場駅の入場駅情報を受信する受信手段と、
    所定の区間の定期券を含むICカード毎に前記定期券の定期券情報を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段を参照し、前記定期券情報に基づいて、受信した前記入場駅情報に対応する定期券があるか否か判定する判定手段と、
    前記入場駅情報に対応する前記定期券情報と判定された前記定期券を含むICカードを入場処理に使用するICカードとして自動的に選択する選択手段と、を備える携帯端末。
  2. 請求項1に記載の携帯端末において、
    前記記憶手段は、前記ICカード毎に前記定期券の定期券区間端情報を記憶し、
    前記判定手段は、前記記憶手段を参照し、前記定期券区間端情報に受信した前記入場駅情報を含む定期券があるか否か判定し、
    前記選択手段は、前記判定手段により前記定期券区間端情報に前記入場駅情報を含むと判定された前記定期券を含むICカードを入場処理に使用するICカードとして自動的に選択する携帯端末。
  3. 請求項1または2に記載の携帯端末において、
    前記記憶手段は、前記ICカード毎に前記定期券の定期券区間内の駅情報を記憶し、
    前記判定手段は、前記記憶手段を参照し、前記定期券区間内の駅情報に受信した前記入場駅情報を含む定期券があるか否かを判定し、
    前記選択手段は、前記判定手段により前記定期券区間内の駅情報に前記入場駅情報を含むと判定された前記定期券を含むICカードを入場処理に使用するICカードとして自動的に選択する携帯端末。
  4. 請求項1乃至3いずれかに記載の携帯端末において、
    乗車券として利用可能な電子マネーの電子マネー情報を記憶する電子マネー情報記憶手段を備え、
    前記記憶手段は、前記ICカード毎に、前記定期券の定期券区間外の駅の中から利用駅として予め登録された利用駅情報を記憶し、
    前記判定手段は、前記記憶手段を参照し、受信した前記入場駅情報に一致する前記利用駅情報を含む定期券があるか否かを判定し、
    前記選択手段は、前記判定手段により前記利用駅情報に一致する前記入場駅情報を含むと判定された前記定期券を含むICカードを入場処理に使用するICカードとして自動的に選択する携帯端末。
  5. 請求項1乃至4いずれかに記載の携帯端末において、
    いずれの前記ICカードを利用するかを前記携帯端末のユーザに問い合わせ、前記ユーザの選択を受け付ける受付手段をさらに備え、
    前記選択手段は、受け付けた前記ICカードを前記入場処理に使用する前記ICカードとして選択する携帯端末。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載の携帯端末と、
    入場駅情報を前記携帯端末に送信する送信手段を備える自動改札システム。
  7. ユーザが携帯する携帯端末が、所定の区間の定期券を含むICカード毎に前記定期券の定期券情報を記憶する記憶装置を有し、
    前記携帯端末が、
    入場駅の入場駅情報を受信し、
    前記記憶装置を参照し、前記定期券情報に基づいて、受信した前記入場駅情報に対応する定期券があるか否か判定し、
    前記入場駅情報に対応する前記定期券情報と判定された前記定期券を含むICカードを入場処理に使用するICカードとして自動的に選択する自動改札方法。
  8. 請求項7に記載の自動改札方法において、
    前記入場駅情報を前記携帯端末に送信する自動改札方法。
  9. 携帯端末を実現するためのコンピュータプログラムであって、
    コンピュータは、所定の区間の定期券を含むICカード毎に前記定期券の定期券情報を記憶する記憶装置を有し、
    前記コンピュータに、
    入場駅の入場駅情報を受信する受信手段、
    前記記憶装置を参照し、前記定期券情報に基づいて、受信した前記入場駅情報に対応する定期券があるか否か判定する判定手段、
    前記入場駅情報に対応する前記定期券情報と判定された前記定期券を含むICカードを入場処理に使用するICカードとして自動的に選択する選択手段、として機能させるためのコンピュータプログラム。
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