JP5193578B2 - 情報提供システム、及び情報提供方法 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、利用者に改札処理に関する情報の提供を行なう情報提供システム、及び情報提供方法に関する。
鉄道各社の駅には、各種の駅務処理を行なう駅務機器が設置されている。このような駅務機器では、入場券、定期券、乗車券、ストアードフェアカード(SFカード)などの情報記憶媒体に対して種々の処理が行われる。
近年、情報記憶媒体として、駅務機器と無線でデータの送受信を行なうことにより、種々の処理を受けることができるIC(Integrated Circuit)を有したIC乗車券などが普及しつつある。また、このIC乗車券の機能を有する携帯端末も普及しつつある。しかし、利用者は、券売機若しくは改札機の表示でIC乗車券等の精算に利用可能な残額の確認をする必要があり、容易に残額の確認を行なうことができない。この為、利用者が改札機を通過する際、残額不足の判定を受け通行を阻止される場合がある。
そこで、IC乗車券としての機能を有する携帯端末において、予め登録されている予定時刻及び行き先情報を含むスケジュール情報に基づいて、利用者が改札処理を受ける前に残額が運賃に足るか否かを判定して判定結果を利用者に報知する情報提供システムが提示されている(たとえば、特許文献1参照)。
しかし、上記した従来の情報提供システムにより利用者に提供される情報は、実際に改札機にIC乗車券を翳した場合の判定結果ではなく、所定の経路の運賃に残額が足るか否かの情報のみである。改札機において通行不可となる原因は、残額不足の他に、例えばIC乗車券への処理データの書込未了などがある。この場合、残額と運賃の関係に関わらず、通行不可と判定される。しかし、上記した従来の情報提供システムによると、書込未了の場合、既に書き込まれている情報を用いて誤った判定結果を利用者に報知してしまい、利用者が改札機で通行阻止されてしまうという問題がある。
特開2006−252169号公報
本発明の一形態は、上記した問題点を解決するものであり、改札機の判定に関わる正確な情報を利用者に提供することが出来る情報提供システム、及び情報提供方法を提供することにある。
本発明の一実施形態としての情報提供システムは、利用者の所持する第1の携帯可能電子装置を処理する駅務機器と前記駅務機器と通信可能な上位装置とを具備する情報提供システムであって、前記駅務機器は、前記第1の携帯可能電子装置から少なくとも識別情報を含む乗車券情報を読み取る読取手段と、前記読取手段により読み取った乗車券情報に基づいて処理を行ない、処理後の乗車券情報を前記第1の携帯可能電子装置に書き込む書込手段と、前記書込手段により書き込んだ乗車券情報を前記上位装置に送信する第1の送信手段とを具備し、前記上位装置は、前記駅務機器から送信された乗車券情報を記憶する記憶手段と、利用者の所持する第2の携帯可能電子装置から前記第1の携帯可能電子装置の識別情報と駅情報とを受信する受信手段と、前記記憶手段により記憶されている乗車券情報から前記受信手段により前記第2の携帯可能電子装置から受信した識別情報を含む乗車券情報を検索する検索手段と、前記受信手段により前記第2の携帯可能電子装置から受信した駅情報と前記検索手段により検索した乗車券情報とに基づいて前記第1の携帯可能電子装置の改札口の通行の可否の判定を行う模擬判定手段と、前記模擬判定手段による判定結果を前記第2の携帯可能電子装置に送信する第2の送信手段とを具備する。
この発明の一形態によれば、改札機の判定に関わる正確な情報を利用者に提供することが出来る情報提供システム、及び情報提供方法を提供することができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施形態に係る情報提供システム、及び情報提供方法について詳細に説明する。
図1は、一実施形態に係る情報提供システムの概略を示す図である。情報提供システムは、鉄道などの交通機関における改札処理を行なう改札機1と、改札機1と通信可能なサーバ3とから構成されるシステムである。
改札機1は、駅の改札口などに設置され、改札口で利用者の所持する携帯可能電子装置としてのICカード2に対して改札処理を行なうものである。駅務システムでは、利用者が所持するICカード2に記憶されている乗車券情報に基づいて、鉄道などの交通機関の利用を可能とする。
ICカード2は、内部メモリ2aを有している。IC乗車券として機能するICカード2の内部メモリ2aには、鉄道などの交通機関を利用する為の乗車券情報として、識別情報、残額情報、及び乗降履歴などが記憶されている。
識別情報は、ICカード固有の情報であり、改札機1などの駅務機器にICカードを識別させるための情報である。残額情報は、料金の精算に利用可能である金額情報である。乗降履歴は、改札を受ける際に記録される乗車と降車の履歴を示す情報である。改札機1は、ICカード2に対して改札処理を行なう場合、ICカード2より読み取った乗車券情報をサーバ3に送信する。
サーバ3は、電鉄会社の管理センタなどに設置されている。サーバ3は、改札機1から送信された乗車券情報を記憶し、蓄積する。また、サーバ3は、利用者の所持する携帯可能電子装置としての携帯端末4と通信を行ない、記憶している乗車券情報に基づいて改札処理に関する種々の情報を利用者に提供することができる。
なお、改札機1などの駅務機器は、図1に示す駅(駅B、駅C・・・)にも設置され、情報提供システム全体を構成している。
図2は、一実施形態に係る情報提供システムの各構成の例を示すブロック図である。
図2に示すように、改札機1は、制御部11、ICカード処理部13、メモリ16、通信部17、通行制御部18、及び表示部19などを有している。
制御部11は、改札機1全体の制御を司るものである。制御部11は、CPU、CPUの作業領域として機能するバッファメモリ、CPUが実行する種々のプログラムや制御データなどが記憶されているプログラムメモリなどから構成される。制御部11では、CPUがプログラムを実行することにより種々の機能を実現している。
ICカード処理部13は、利用者が所持するICカード2を処理するものである。ICカード処理部13は、送受信部14を有している。送受信部14は、例えば、アンテナなどで構成され、ICカード2との電波の送受信を行なうためのものである。送受信部14は、アンテナからの電波が届く範囲である送受信可能エリア15内に存在するICカードを検知し、通信を行なう。即ち、ICカード処理部13は、読取手段として機能し、制御部11からの指示に基づいて、送受信部14を介して送受信可能エリア15内に存在するICカード2から少なくとも識別情報を含む乗車券情報を読み取る。また、ICカード処理部13は、ICカード2に対してデータを書き込む書込処理を行なう。ICカード処理部13は、書込処理を行なう際、ICカード2からデータの書き込み完了を示すコマンドを受信したか否かに基づいて、書込処理が完了したか否かを判定する。
メモリ16は、精算処理に必要な運賃情報などを記憶している。通信部17は、サーバ3とデータの通信を行なう為の外部通信ユニットである。
通行制御部18は、利用者の通行を制御するものである。通行制御部18は、例えば、利用者の通行を阻止するドア(図示せず)、このドアを制御するドア開閉機構(図示せず)などから構成されている。また、改札機1は、当該改札機1内を通過する人を検知するセンサ(図示せず)を有している。通行制御部18は、センサの検知結果に基づいてドアの開閉のタイミングを制御している。表示部19は、利用者への案内表示などを表示する表示装置などから構成されている。
次に制御部11が有している種々の機能について説明する。
制御部11は、ICカード処理部13により読み取ったICカード2に記憶されている乗車券情報を読み取る処理を行なう。また、制御部11は、ICカード2から読み取った乗車券情報に基づいて利用者の通行の可否を判定する処理を行なう。即ち、まず制御部11は、ICカード2から読み取った乗降履歴に基づいて、引去り額(運賃)を算出する。次に、制御部11は、算出した引去り額とICカード2から読み取った残額情報とを比較し、比較した結果に基づいて利用者の通行の可否を判定する。
さらに、制御部11は、ICカード2の乗車券情報を書き換える処理を行なう。つまり、制御部11は、ICカード2に記憶されている残額情報の金額を、算出した引去り額を引いた額に書き換えると同時に、最新の乗降履歴を書き込む書込処理を行なう。即ち、制御部11は、ICカード2から読み取った乗車券情報に基づいて改札処理を行ない、処理後の乗車券情報をICカード2に書き込む書込手段として機能する。
またさらに、制御部11は、ICカード2から読み取った識別情報と、書込処理により書き込んだ残額情報及び最新の乗降履歴を通信部17によりサーバ3に送信する。即ち、通信部17は、ICカード2に書き込む乗車券情報をサーバ3に送信する送信手段として機能する。さらに、制御部11は、通信部17によりICカード処理部13による書込処理が完了したか否かの判定結果をサーバ3に送信する。
図2に示すように、サーバ3は、制御部31、記憶部32、及び通信部33などを有している。
制御部31は、サーバ3全体の制御を司るものである。制御部31は、CPU、CPUの作業領域として機能するバッファメモリ、CPUが実行する種々のプログラムや制御データなどが記憶されているプログラムメモリなどから構成される。制御部31では、CPUがプログラムを実行することにより種々の機能を実現している。
記憶部32は、記憶手段として機能し、乗車券情報、改札プログラム、各種の画面情報をそれぞれ記憶する記憶部32a、32b、及び32cを有している。
記憶部32aは、改札機1から受信した識別情報、残額情報、及び書込処理により書き込んだ最新の乗降履歴などの乗車券情報に書込処理判定の結果を対応付けて記憶し、図3に示すような乗車券情報リストを構築する。
識別情報は、ICカード2を識別する為の情報であり、制御部31が乗車券情報を検索する場合にインデックスとして用いられる。残額情報は、対応付けられている識別情報を有するICカード2に記憶されている精算に利用可能な金額の情報である。最新の乗降履歴、即ち最終乗降履歴は、改札機1によりICカード2を処理した際にICカード2に書き込まれる情報であり、改札機1が設置されている駅名、及び改札機1が行なった改札処理の種類を示す情報を含む。書込処理判定は、改札機1によりICカード2に対して正確に書込み処理が行なわれたか否かを示す情報であり、正確に書込み処理が行なわれた場合「OK」、正確に書込み処理が行なわれなかった場合「NG」となる。
記憶部32aは、新たに改札機1から乗車券情報を受信した場合、受信した乗車券情報の識別情報と一致する識別情報に対応付けられている残額情報、最終乗降履歴、及び書込処理判定を新たに受信した情報に更新する。
記憶部32bは、情報提供システム全体の各駅の改札機に用いられている改札処理を実行するための複数の駅の改札機のプログラム(改札プログラム)を記憶している。記憶部32cは、後述するような利用者に情報を提供する為の各種の画面情報のデータを記憶している。
通信部33は、改札機1及び利用者の所持する携帯端末4と通信を行なうものである。通信部33は、LANなどにより改札機1と接続されており、種々の情報を改札機1から受信する。また、通信部33は、インターネットに接続するためのインターフェースを有し、利用者の所持する携帯端末4とインターネットを介してデータの送受信を行なうことができる。
図2に示すように、携帯端末4は、制御部41、操作入力部42、表示部43、及び通信部44などを有している。
制御部41は、携帯端末4全体の制御を司るものである。制御部41は、CPU、CPUの作業領域として機能するバッファメモリ、CPUが実行する種々のプログラムや制御データなどが記憶されているプログラムメモリなどから構成される。制御部41では、CPUがプログラムを実行することにより種々の機能を実現している。
操作入力部42は、携帯端末4の操作者(利用者)の操作入力を携帯端末4の各部の動作に反映させる為のインターフェースである。表示部43は、液晶ディスプレイなどの表示装置により構成され、制御部41による制御に基づいて種々の画面を表示させる。通信部44は、図示しないアンテナを有する。制御部41は、通信部44によりインターネットに接続し、様々なWEBサイトにアクセスすることができる。
次に、改札機1での改札処理について詳細に説明する。
図4は、図2に示す改札機1において実行される改札処理を説明するフローチャートである。
まず、利用者がICカード2を改札機1の送受信部14に提示すると、改札機1の制御部11は、ICカード処理部13により送受信部14の送受信可能エリア15内に存在するICカード2に記憶されている識別情報、残額情報、および乗降履歴などの乗車券情報を読み取る(ステップS11)。
ICカード2を読み取ると、制御部11は、ICカード2から読み取った乗車券情報に基づいて通行判定を行なう(ステップS12)。即ち、制御部11は、ICカード2から読み取った乗降履歴が正しいかどうか、また、乗降履歴に基づいて引去り額を算出し、ICカード2から読み取った残額が算出した引去り額に足るか否かを判定する。ここで、例えば、入場の改札処理の際に読み取った最新の乗降履歴が入場であるなどして、乗降履歴が正しくない場合、また、残額が引去り額に足りない場合、制御部11は、利用者の通行を不可と判定し(ステップS13)、利用者の通行を阻止するために、通行制御部18を制御して図示しない開閉扉を閉じる。
乗降履歴が正しく、残額が引去り額に足る場合(ステップS12、YES)、制御部11は、書込み処理を行なう(ステップS14)。即ち、制御部11は、ICカード2に記憶されている残額情報の金額を、算出した引去り額を引いた額に書き換えると同時に、最新の乗降履歴を書き込む書込処理を行なう。また、制御部11は、書込み処理が完了したか否かをICカード2からのレスポンスに応じて判定する(ステップS15)。
書込み処理が完了したと判定した場合(ステップS15、YES)、制御部11は、利用者の通行を可と判定し(ステップS16)、通行制御部18を制御して図示しない開閉扉を開き、利用者の通行を促す。さらに、制御部11は、ICカード2に書き込んだ乗車券情報と書込処理が終了したことを示す書込判定結果をサーバ3に送信し(ステップS17)、処理を終了する。
また、書込み処理が完了しなかったと判定した場合(ステップS15、NO)、制御部11は、利用者の通行を不可と判定し(ステップS18)、利用者の通行を阻止するために、通行制御部18を制御して図示しない開閉扉を閉じる。さらに、制御部11は、ICカード2に書き込むはずだった乗車券情報と書込処理が未了であることを示す書込判定結果をサーバ3に送信し(ステップS19)、処理を終了する。
次に、情報提供システムにおける処理について詳細に説明する。
図5は、図2に示す情報提供システムの各構成における処理を説明するためのシーケンスである。
携帯端末4は、利用者が本実施形態に関わる情報提供システムを利用する場合に行なわれる操作入力に基づいて、図2に示す記憶部32cに記憶されている入力画面の画面情報へのアクセス要求をインターネットを介してサーバ3に送信する(ステップS21)。
サーバ3は、携帯端末4から入力画面の画面情報へのアクセス要求を受信すると、入力画面の画面情報を携帯端末4へ送信する(ステップS22)。
携帯端末4は、サーバ3からトップページの入力画面の画面情報を受信すると、図6に示すような乗降車シミュレーション画面を表示部43に表示させる(ステップS23)。図6は、利用者にICカード2の識別情報及び改札を受ける駅の情報を入力させる為の乗降車シミュレーション画面である。乗降車シミュレーション画面は、ICカード2の識別情報が入力される入力欄61と、改札を受ける駅が入力される入力欄62と、判定ボタン63とを表示している。判定ボタン63が利用者の操作入力により選択されると、入力欄61及び62に入力されている識別情報と駅情報とがサーバ3へ送信される(ステップS24)。
サーバ3は、受信手段としての通信部44により携帯端末4からICカード2の識別情報と駅情報とを受信する。識別情報と駅情報とを受信すると、サーバ3の制御部31は、改札機1から受信した乗車券情報が蓄積されている記憶部32aから、携帯端末4から受信した識別情報を含む乗車券情報を検索する(ステップS25)。即ち、制御部31は、検索手段として機能する。
携帯端末4から受信した識別情報を含む乗車券情報を検索すると、制御部31は、携帯端末4から受信した駅情報に基づいて、記憶部32bに記憶されている複数の駅の改札機のプログラムのうち1つを選択し、検索した乗車券情報に基づいて利用者の通行の可否を判定する行う模擬判定処理を行なう(ステップS26)。即ち、制御部31は、模擬判定手段として機能する。模擬判定手段は、受信した駅情報の駅の改札機のプログラムにより、通行判定を行なうことで、受信した識別情報を有するICカードを用いて、受信した駅情報の駅の改札機を通過できるか否かを判定する。
模擬判定手段は、例えば、選択した改札プログラムと検索した乗車券情報の乗降履歴とから、引去り額(運賃)を算出し、検索した乗車券情報の残額情報が算出した運賃に足るか否かを判定する。この判定で、残額情報が運賃に足ると判定した場合、模擬判定手段は、通行可能と判定する。この場合、制御部31は、改札機を通行可能であることを利用者に報知する為のシミュレーション結果画面の画面情報を携帯端末4に送信する。
また、残額情報が運賃に足りないと判定した場合、模擬判定手段は、通行不可と判定する。この場合、制御部31は、利用者の所持するICカード2の残額が運賃に足りないために改札機を通行可能であることを利用者に報知する為のシミュレーション結果画面の画面情報を携帯端末4に送信する。
また、模擬判定手段は、検索した乗車券情報の書込み処理判定が「OK」であるか「NG」であるかを判定する。この判定で「NG」と判定した場合、模擬判定手段は、通行不可と判定する。この場合、制御部31は、利用者の所持するICカード2に正確な乗車券情報が書き込まれていないために改札機を通行可能であることを利用者に報知する為のシミュレーション結果画面の画面情報を携帯端末4に送信する。
なお、検索した乗車券情報の乗降履歴が入場である場合、制御部31は、受信した駅情報の駅の出場側の改札プログラムを選択して模擬判定処理を行なう。また、検索した乗車券情報の乗降履歴が出場である場合、制御部31は、受信した駅情報の駅の入場側の改札プログラムを選択して模擬判定処理を行なう。
模擬判定処理を行なうと、制御部31は、送信手段である通信部33により、模擬判定処理の判定結果を携帯端末4に送信する(ステップS27)。即ち、制御部31は、記憶部32cに記憶されている画面情報のうちの模擬判定処理の判定結果を示す画面情報を携帯端末4へ送信する。
携帯端末4は、サーバ3から模擬判定処理の判定結果を示す画面情報を受信すると、図7乃至図9に示すようなシミュレーション結果画面を表示部43に表示させる(ステップS28)。
図7に示すシミュレーション結果画面は、模擬判定処理により通行可能と判定された場合の結果を示す画面である。図7に示すシミュレーション結果画面は、利用者が入力した識別情報を有するICカード2を用いて利用者が入力した駅の改札機1を通行することが可能であることを示す文字列を表示している。また、図7に示すシミュレーション結果画面は、入場駅、出場駅、及び引去り額を表示している。またさらに、改札処理後のICカード2の残額情報を表示するようにしてもよい。
図8に示すシミュレーション結果画面は、模擬判定処理により残額不足のために通行不可と判定された場合の結果を示す画面である。図8に示すシミュレーション結果画面は、利用者が入力した識別情報を有するICカード2を用いて利用者が入力した駅の改札機1を通行することが不可能であることを示す文字列と、利用者を精算機に誘導する文字列とを表示している。また、図8に示すシミュレーション結果画面は、入場駅、出場駅、及び不足金額を表示している。
図9に示すシミュレーション結果画面は、乗車券情報の書込み処理判定が書込み未了のために模擬判定処理により通行不可と判定された場合の結果を示す画面である。図9に示すシミュレーション結果画面は、利用者が入力した識別情報を有するICカード2を用いて利用者が入力した駅の改札機1を通行することが不可能であることを示す文字列と、利用者を駅員のいる窓口に誘導する文字列とを表示している。
上述したように、本発明の一実施形態によると、改札機で利用者の所持するICカードを処理する際、乗車券情報をICカードに書き込むと同時に改札機の上位装置としてのサーバに送信する。サーバは、改札機から受信した乗車券情報を蓄積して記憶する。サーバは、利用者の所持する携帯端末から利用者が所持しているICカードの識別情報と利用者が改札を受けようとしている駅の駅情報とを受信すると、受信した識別情報を含む乗車券情報を記憶した乗車券情報の中から検索する。さらに、サーバは、受信した駅情報に対応した改札プログラムにより、検索した乗車券情報に基づいて通行の可否の判定を行ない、判定結果を利用者の所持する携帯端末4に送信する。
ICカードに書き込む情報をサーバでも管理することにより、利用者に提供する情報を正確に作成することが出来る。また、処理未了によりICカードに正確な情報が無い場合でも、改札処理に関わる正確な情報を利用者に提供することが出来る。この結果として、改札機の判定に関わる正確な情報を利用者に提供することが出来る情報提供システム、及び情報提供方法を提供することができる。
なお、この発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具現化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本実施形態では携帯可能電子装置はSFデータなどを記憶したICカードとして説明した。しかし、IC乗車券としての携帯可能電子装置は、これに限らず、例えば乗車券情報を記憶する機能と改札機と無線通信を行なう機能とを有する携帯端末であっても本発明は適用され得る。なお、上記した実施形態において識別情報を入力してサーバ3に送信する構成としたが、IC乗車券と携帯端末4とが一体に形成されている場合、識別情報を利用者に入力させる必要がないように予め入力欄61に識別情報が入力されていてもよい。
また、上記の実施形態では、改札機1によりICカード2を処理した場合に乗車券情報をサーバ3に送信する構成としたが、これに限定されない。各駅に設置されている精算機及び券売機にサーバ3と通信するための通信部を設け、チャージ、或いは精算が行なわれた場合に乗車券情報をサーバ3に送信する構成としてもよい。
一実施形態に係る情報提供システムの概略を示す図。 一実施形態に係る情報提供システムの各構成の例を示すブロック図。 図1に示す記憶部に蓄積されて記憶されている乗車券情報を示す図。 図2に示す改札機において実行される改札処理を説明するためのフローチャート。 図2に示す情報提供システムの各構成における処理を説明するためのシーケンス。 図2に示す携帯端末に表示される乗降シミュレーション画面の例を説明するための説明図。 図2に示す携帯端末に表示されるシミュレーション結果画面の例を説明するための説明図。 図2に示す携帯端末に表示されるシミュレーション結果画面の例を説明するための説明図。 図2に示す携帯端末に表示されるシミュレーション結果画面の例を説明するための説明図。
符号の説明
1…改札機、2…ICカード、3…サーバ、4…携帯端末、11…制御部、13…ICカード処理部、14…送受信部、16…メモリ、17…通信部、18…通行制御部、19…表示部、31…制御部、32…記憶部、32a…記憶部、32b…記憶部、32c…記憶部、33…通信部、41…制御部、42…操作入力部、43…表示部、44…通信部。

Claims (7)

  1. 利用者の所持する第1の携帯可能電子装置を処理する駅務機器と前記駅務機器と通信可能な上位装置とを具備する情報提供システムであって、
    前記駅務機器は、
    前記第1の携帯可能電子装置から少なくとも識別情報を含む乗車券情報を読み取る読取手段と、
    前記読取手段により読み取った乗車券情報に基づいて処理を行ない、処理後の乗車券情報を前記第1の携帯可能電子装置に書き込む書込手段と、
    前記書込手段により書き込んだ乗車券情報を前記上位装置に送信する第1の送信手段と、
    を具備し、
    前記上位装置は、
    前記駅務機器から送信された乗車券情報を記憶する記憶手段と、
    利用者の所持する第2の携帯可能電子装置から前記第1の携帯可能電子装置の識別情報と駅情報とを受信する受信手段と、
    前記記憶手段により記憶されている乗車券情報から前記受信手段により前記第2の携帯可能電子装置から受信した識別情報を含む乗車券情報を検索する検索手段と、
    前記受信手段により前記第2の携帯可能電子装置から受信した駅情報と前記検索手段により検索した乗車券情報とに基づいて前記第1の携帯可能電子装置の改札口の通行の可否の判定を行う模擬判定手段と、
    前記模擬判定手段による判定結果を前記第2の携帯可能電子装置に送信する第2の送信手段と、
    を具備することを特徴とする情報提供システム。
  2. 前記駅務機器は、各駅の改札口に設置されている改札機であることを特徴とする請求項1に記載の情報提供システム。
  3. 前記記憶手段は、各駅における複数の改札機のプログラムを記憶する手段を具備し、 前記模擬判定手段は、前記受信手段により前記第2の携帯可能電子装置から受信した駅情報に応じた駅の改札機のプログラムにより前記第1の携帯可能電子装置の改札口の通行の可否の判定を行う、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報提供システム。
  4. 前記駅務機器は、
    前記書込手段による書き込み処理が完了したか否かを判定する手段をさらに具備し、 前記第1の送信手段は、書き込み処理が完了したか否かの書込判定結果と前記書込手段により書き込んだ乗車券情報とを前記上位装置に送信し、
    前記記憶手段は、前記駅務機器より受信した乗車券情報と書込判定結果とを対応付けて記憶し、
    前記模擬判定手段は、前記検索手段により検索した乗車券情報に対応付けられている書込判定結果が書き込み処理が完了していないことを示す場合、前記第1の携帯可能電子装置の改札口の通行が不可であると判定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報提供システム。
  5. 利用者の所持する第1の携帯可能電子装置から少なくとも識別情報を含む乗車券情報を駅務機器により読み取り、
    前記読み取った乗車券情報に基づいて処理を行ない、処理後の乗車券情報を前記第1の携帯可能電子装置に前記駅務機器により書き込み、
    前記書き込んだ乗車券情報を上位装置により記憶し、
    利用者の所持する第2の携帯可能電子装置から前記第1の携帯可能電子装置の識別情報と駅情報とを前記上位装置により受信し、
    前記記憶されている乗車券情報から前記第2の携帯可能電子装置から受信した識別情報を含む乗車券情報を前記上位装置により検索し、
    前記第2の携帯可能電子装置から受信した駅情報と前記検索した乗車券情報とに基づいて前記第1の携帯可能電子装置の改札口の通行の可否の判定を前記上位装置により行い、
    判定結果を前記第2の携帯可能電子装置に前記上位装置により送信する、
    ことを特徴とする情報提供方法。
  6. 前記上位装置は、
    各駅における複数の改札機のプログラムを予め記憶し、
    前記第2の携帯可能電子装置から受信した駅情報に応じた駅の改札機のプログラムにより前記第1の携帯可能電子装置の改札口の通行の可否の判定を行う、
    ことを特徴とする請求項5に記載の情報提供方法。
  7. 前記駅務機器は、
    乗車券情報が前記第1の携帯可能電子装置に書き込まれたか否かを判定し、
    乗車券情報が前記第1の携帯可能電子装置に書き込まれたか否かの書込判定結果を乗車券情報に対応付けて記憶し、
    前記上位装置は、
    前記検索した乗車券情報に対応付けられている書込判定結果が書き込み処理が完了していないことを示す場合、前記第1の携帯可能電子装置の改札口の通行が不可であると判定する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の情報提供方法。
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