JP2010079012A - プロジェクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】シンプルな構造でありながら光利用効率やコントラストを低下させることなく、スペックルノイズを低減し良好な投射映像が得られる構造を提供する。
【解決手段】本発明のプロジェクタ1は、光源31R,31G,31Bと、光源31R,31G,31Bから射出された光を変調する光変調素子34R,34G,34Bと、光変調素子34R,34G,34Bによって変調された光を被投射面10上に投射する投射光学系37と、光源31R,31G,31Bと光変調素子34R,34G,34Bと投射光学系37とを収容する筐体2と、筐体2の内部または外部の少なくとも一方に設けられ、筐体2を振動させる振動付与手段35と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】本発明のプロジェクタ1は、光源31R,31G,31Bと、光源31R,31G,31Bから射出された光を変調する光変調素子34R,34G,34Bと、光変調素子34R,34G,34Bによって変調された光を被投射面10上に投射する投射光学系37と、光源31R,31G,31Bと光変調素子34R,34G,34Bと投射光学系37とを収容する筐体2と、筐体2の内部または外部の少なくとも一方に設けられ、筐体2を振動させる振動付与手段35と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、プロジェクタに関するものである。
近年、プロジェクタ等の投射型画像表示装置の分野において、その光源としては、ランプ光源に比べてエネルギー効率や色再現性に優れるレーザ光源が期待されている。しかしながら、レーザ光源を用いると、レーザ光の可干渉性(コヒーレンス性)に起因するスペックルノイズと呼ばれる干渉縞や斑が生じ易くなる。そのため、スペックルノイズが生じることで投射映像がぎらついて見え、投射映像の品質が低下してしまうという問題が生じる場合がある。
このような問題点を解決するための技術が各種検討されており、例えば特許文献1では、光源からの射出光の一部を反射し、他の一部を導光部内で循環させて、反射された光と循環された光を出力する技術を開示している。これにより、同一照射面に向けて光路長の異なる複数種類の光が出力され、干渉性の低い光を出力し、照射面への光の照射時に発生するスペックルノイズを低減することを可能にしている。
特許文献2では、光軸を中心として細かい凹凸が形成された拡散板を回転させて、照射面へ到達する光の振幅及び位相を、可視域を超える速さで次々と変化させる技術を開示している。これにより、照射面に生じる複数のスペックルノイズを重畳させて、均一に見えるようにしている。
特開2008−112623号公報
特開2007−279204号公報
しかしながら、特許文献1に開示された技術は、レーザ光の干渉が生じないコヒーレンス長以上の光路差を与える技術であり、一般にレーザ光のコヒーレンス長は数十cmを超えることから、上記方法を実現するためには巨大な光学系が必要となる場合がある。
特許文献2のように、拡散板等の特別な光学系を導入することは、光利用効率の低減につながるとともに、コントラスト低下等の原因となる場合がある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであって、シンプルな構造でありながら光利用効率やコントラストを低下させることなく、スペックルノイズを低減し良好な投射映像が得られるプロジェクタを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明のプロジェクタは、光源と、前記光源から射出された光を変調する光変調素子と、前記光変調素子によって変調された光を被投射面上に投射する投射光学系と、前記光源と前記光変調素子と前記投射光学系とを収容する筐体と、前記筐体の内部または外部の少なくとも一方に設けられ、前記筐体を振動させる振動付与手段と、を備えることを特徴とする。
この構成によれば、振動付与手段によって筐体を振動させることでプロジェクタ全体を振動させ、投射光学系から投射される光を振動させることができる。これにより、被照射面に生じる光の散乱パターンは、時間的に変化するとともに、残像効果により時間積分される。その結果、スクリーンから射出される光は、スペックルノイズが抑えられた光となり、良質な投射映像が得られる。また、従来の技術では、導光部の導入による光学系の巨大化や、拡散板の導入による光利用効率の低減が問題になる場合があったが、本発明では振動付与手段のみによって筐体を振動させるため、シンプルな構造であり、かつ、光利用効率やコントラストの維持が可能である。
この構成によれば、振動付与手段によって筐体を振動させることでプロジェクタ全体を振動させ、投射光学系から投射される光を振動させることができる。これにより、被照射面に生じる光の散乱パターンは、時間的に変化するとともに、残像効果により時間積分される。その結果、スクリーンから射出される光は、スペックルノイズが抑えられた光となり、良質な投射映像が得られる。また、従来の技術では、導光部の導入による光学系の巨大化や、拡散板の導入による光利用効率の低減が問題になる場合があったが、本発明では振動付与手段のみによって筐体を振動させるため、シンプルな構造であり、かつ、光利用効率やコントラストの維持が可能である。
本発明においては、前記光変調素子が、複数の画素と、前記画素の周囲を囲むブラックマトリクスと、を有し、前記振動付与手段によって生じる前記被投射面上での投射画像の振動の振幅が、前記被投射面上での前記ブラックマトリクスの像の幅以下であることが望ましい。
この構成によれば、投射映像の解像感(画像が精緻に見える度合い)の低下を防ぐことができる。また、隣り合う画素が重なり合うことが無いので、画素の混色やムラを防ぎ、鮮鋭な投射映像を維持することが可能となる。
この構成によれば、投射映像の解像感(画像が精緻に見える度合い)の低下を防ぐことができる。また、隣り合う画素が重なり合うことが無いので、画素の混色やムラを防ぎ、鮮鋭な投射映像を維持することが可能となる。
本発明の他のプロジェクタは、光源と、前記光源から射出された光を被投射面上で走査する走査光学系と、前記光源と前記走査光学系とを収容する筐体と、前記筐体の内部または外部の少なくとも一方に設けられ、前記筐体を振動させる振動付与手段と、を備えることを特徴とする。
この構成によれば、上記と同様、振動付与手段によって筐体を振動させることでプロジェクタ全体を振動させ、投射光学系から投射される光を振動させる結果、スペックルノイズが抑えられた光となり、良質な投射映像が得られる。また、シンプルな構造で光利用効率やコントラストの維持が可能である。
この構成によれば、上記と同様、振動付与手段によって筐体を振動させることでプロジェクタ全体を振動させ、投射光学系から投射される光を振動させる結果、スペックルノイズが抑えられた光となり、良質な投射映像が得られる。また、シンプルな構造で光利用効率やコントラストの維持が可能である。
本発明においては、前記振動付与手段によって生じる前記投射光学系の光軸方向の振幅Hと、前記振動付与手段の非駆動時における前記投射光学系から前記被投射面までの距離fと、前記投射光学系の開口径Dと、前記投射画像の振動の誤差許容幅αとが、下記の式(1)を満たすことが望ましい。
H≦(f/D)×α ……(1)
この構成によれば、式(1)の右辺の(f/D)×αが焦点深度を表しており、投射光学系の光軸方向の振幅が焦点深度以下、言い換えると、解像度低下を招かない許容範囲以下ということになる。これにより、投射映像の解像度低下を防ぐことが可能となる。
H≦(f/D)×α ……(1)
この構成によれば、式(1)の右辺の(f/D)×αが焦点深度を表しており、投射光学系の光軸方向の振幅が焦点深度以下、言い換えると、解像度低下を招かない許容範囲以下ということになる。これにより、投射映像の解像度低下を防ぐことが可能となる。
本発明においては、前記振動付与手段が、筐体を平行移動させるように振動させても良いし、前記投射光学系から射出された光の中心軸と前記被投射面とのなす角を変化させるように振動を付与しても良い。
この構成によれば、投射光学系から前記被投射面までの距離がほとんど変わらないため、解像度低下を招くことなく、スペックルノイズを効果的に抑えることができる。
この構成によれば、投射光学系から前記被投射面までの距離がほとんど変わらないため、解像度低下を招くことなく、スペックルノイズを効果的に抑えることができる。
その具体的手段として、例えば前記筐体の下面に弾性部材からなる複数の脚部が設けられ、前記複数の脚部のうち、前記被投射面に対して相対的に近い位置に配置された脚部の弾性部材と、前記被投射面に対して相対的に遠い位置に配置された脚部の弾性部材とが異なる弾性を有する構成を採用することができる。
この構成によれば、例えば筐体のうちの被投射面に対して相対的に近い側を大きく、相対的に遠い側を小さく振動させたり、それとは逆に、相対的に近い側を小さく、相対的に遠い側を大きく振動させることができ、被投射面に対する投射光の入射角を変化させることができる。その結果、脚部を構成する弾性部材の材質を変えるなどの簡易な方法でより効果的にスペックルノイズを抑えることができる。
この構成によれば、例えば筐体のうちの被投射面に対して相対的に近い側を大きく、相対的に遠い側を小さく振動させたり、それとは逆に、相対的に近い側を小さく、相対的に遠い側を大きく振動させることができ、被投射面に対する投射光の入射角を変化させることができる。その結果、脚部を構成する弾性部材の材質を変えるなどの簡易な方法でより効果的にスペックルノイズを抑えることができる。
本発明においては、前記振動付与手段が筐体に付与する振動の周波数は、20kHz以上であることが望ましい。
この構成によれば、鑑賞者の可聴域を超える振動周波数でプロジェクタ全体が振動するので、鑑賞者が振動音を感じることなくスペックルノイズを抑えることが可能となる。
この構成によれば、鑑賞者の可聴域を超える振動周波数でプロジェクタ全体が振動するので、鑑賞者が振動音を感じることなくスペックルノイズを抑えることが可能となる。
本発明においては、前記振動付与手段は、偏心モータ(振動モータ)等を用いても良いし、前記光源を冷却する空冷ファンを用いても良い。
空冷ファンを用いた場合、偏心モータのような新たな装置を設置することなく、光源を冷却する既存の空冷ファンに工夫をするだけでプロジェクタ全体を振動させることが可能となる。その結果、スペックルノイズを抑えるとともに、よりコンパクトかつシンプルなプロジェクタを提供することが可能となる。
空冷ファンを用いた場合、偏心モータのような新たな装置を設置することなく、光源を冷却する既存の空冷ファンに工夫をするだけでプロジェクタ全体を振動させることが可能となる。その結果、スペックルノイズを抑えるとともに、よりコンパクトかつシンプルなプロジェクタを提供することが可能となる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。かかる実施の形態は、本発明の一態様を示すものであり、この発明を限定するものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で任意に変更可能である。また、以下の図面においては、各構成をわかりやすくするために、実際の構造と各構造における縮尺や数等が異なっている。
(第1実施形態)
図1は本発明の第1実施形態に係るプロジェクタ1の構成を示す概略図である。プロジェクタ1は、筐体2の内部に、レーザ光源(光源)31R,31G,31Bと、回折光学素子32R,32G,32Bと、平行化レンズ33と、透過型液晶ライトバルブ(光変調素子)34R,34G,34Bと、クロスダイクロイックプリズム36と、投射レンズ(投射光学系)37と、偏心モータ(振動付与手段)35と、を備えている。投射レンズ37から出射された光が画像としてスクリーン(被投射面)10上に拡大投影されるようになっている。
図1は本発明の第1実施形態に係るプロジェクタ1の構成を示す概略図である。プロジェクタ1は、筐体2の内部に、レーザ光源(光源)31R,31G,31Bと、回折光学素子32R,32G,32Bと、平行化レンズ33と、透過型液晶ライトバルブ(光変調素子)34R,34G,34Bと、クロスダイクロイックプリズム36と、投射レンズ(投射光学系)37と、偏心モータ(振動付与手段)35と、を備えている。投射レンズ37から出射された光が画像としてスクリーン(被投射面)10上に拡大投影されるようになっている。
レーザ光源31R,31G,31Bは、それぞれ赤色光、緑色光、青色光を射出する。レーザ光源31R,31G,31Bから射出された各色光は、それぞれ回折光学素子32R,32G,32Bによって照度分布が均一化される。各回折光学素子32R,32G,32Bは、各レーザ光源31R,31G,31Bと各平行化レンズ33との間に配置されている。回折光学素子32R,32G,32Bにより照度分布が均一化されたレーザ光は、平行化レンズ33に入射する。
平行化レンズ33は、回折光学素子32R,32G,32Bからのレーザ光が入射する入射端面33aと、入射端面33aからのレーザ光が射出する射出端面33bと、を有している。入射端面33aから入射したレーザ光は射出角度が調整され、平行化されて射出端面33bから射出される。平行化レンズ33は、回折光学素子32R,32G,32Bと液晶ライトバルブ34R,34G,34Bとの間に配置されている。平行化されたレーザ光は、液晶ライトバルブ34R,34G,34Bに入射する。液晶ライトバルブ34R,34G,34Bの詳細な構成については後述する。
液晶ライトバルブ34R,34G,34Bによって変調された3つの色光は、クロスダイクロイックプリズム36に入射する。クロスダイクロイックプリズム36は、4つの直角プリズムを貼り合わせて形成され、その内面に赤色光を反射する誘電体多層膜と青色光を反射する誘電体多層膜とがX字状に配置されている。これらの誘電体多層膜によって3つの色光が合成され、カラー画像を表す光が形成される。そして、合成された光は投射レンズ37によりスクリーン10上に投射され、拡大された画像が表示される。
偏心モータ35が、筐体2の内部の投射レンズ37が配置された側の角部に固定されている。偏心モータ35は、モータの回転軸に取り付けられたおもりの重心がモータの回転軸からずれていることにより振動を発生させ、プロジェクタ1全体を振動させるものである。偏心モータ35は、150Hz〜200Hzの周波数で筐体2へ振動を伝え、プロジェクタ1全体に100μm程度の変位を与える。これにより、投射レンズ37からスクリーン10の表面へ到達するレーザ光の振幅や位相が変化する。
(液晶ライトバルブ)
次に、図2及び図3を参照して液晶ライトバルブの詳細について説明する。上記したプロジェクタ1は、3枚の液晶ライトバルブ34R,34G,34Bを備えている。これら3枚の液晶ライトバルブ34R,34G,34Bは変調する光の波長領域が異なるだけであり、基本構成は同一である。このため、赤色光変調用の液晶ライトバルブ34Rを例に挙げて以下に説明する。
次に、図2及び図3を参照して液晶ライトバルブの詳細について説明する。上記したプロジェクタ1は、3枚の液晶ライトバルブ34R,34G,34Bを備えている。これら3枚の液晶ライトバルブ34R,34G,34Bは変調する光の波長領域が異なるだけであり、基本構成は同一である。このため、赤色光変調用の液晶ライトバルブ34Rを例に挙げて以下に説明する。
図2は、液晶ライトバルブ34Rの全体構成を示した平面図である。液晶ライトバルブ34Rは、TFTアレイ基板208Aと対向基板200Aとを重ね合わせ、両基板の間に設けられたシール材52により貼り合わせた構成を有する。シール材52によって区画された領域内には液晶層205(図3参照)が封入されている。シール材52の形成領域の内側には、遮光性材料からなる遮光膜(周辺見切り)53が形成されている。シール材52の外側の領域には、データ線駆動回路301および外部回路実装端子302がTFTアレイ基板208Aの一辺に沿って平面視下側に形成されており、この一辺に隣接する2辺に沿って走査線駆動回路304が平面視左右に形成されている。TFTアレイ基板208Aの残る一辺には、画像表示領域の両側に設けられた走査線駆動回路304の間を接続するための複数の配線305が設けられている。また、対向基板200Aの角部においては、TFTアレイ基板208Aと対向基板200Aとの間で電気的導通をとるための基板間導通材306が配設されている。
図3は、液晶ライトバルブ34Rの部分断面構成を示した斜視図である。対向基板200Aの基体をなす入射側ガラス基板200の内側表面(液晶層205側の表面)には、遮光部材であるブラックマトリクス203aと、対向電極204とが形成されている。対向電極204上には、液晶層205の初期配向制御を行う配向膜(図示略)が設けられている。ブラックマトリクス203aは平面視で画素を区画するように格子状に形成されており、当該ブラックマトリクス203aに囲まれている矩形状の領域が開口部203bになっている。したがって、開口部203bに対応する領域が、レーザ光源31Rからの赤色光が通過する液晶ライトバルブ34Rの画素を構成する。
なお、本実施形態では、入射側ガラス基板200の内面側に直接ブラックマトリクス203aが形成されている構成について示しているが、入射側ガラス基板200の内面側に透明な接着層を介してカバーガラスを固着し、かかるカバーガラス上にブラックマトリクス部203aを形成してもよい。
図3に示すように、TFTアレイ基板208Aの基体を構成する射出側ガラス基板208の内側表面には、透明な接着層207を介してTFT基板206が固着されている。TFT基板206上には、画素電極206aと、当該画素電極206aを駆動するTFT(Thin Film Transistor:薄膜トランジスタ、図示略)とが形成されている。画素電極206aは、上述の画素の開口部203bと平面視で重なる領域に形成されている。TFTや当該TFTに電気信号を供給するデータ線、走査線等の配線(図示略)などは、ブラックマトリクス203aと平面視で重なる領域に設けられている。また、TFT基板206上には、画素電極206a、TFT、配線等を覆う配向膜(図示略)が形成されている。
TFTアレイ基板208Aと対向基板200Aとの間には、透過光を変調する液晶層205が封入されている。液晶層205の液晶モードとしては、TN(Twisted Nematic)モードのほか、VAN(Vertical Aligned Nematic)モード、STN(Super Twisted Nematic)モード、ECB(Electrically Controlled Birefringence)モード、OCB(Optical Compensated Bend)モード等を採用することができる。
レーザ光源31Rからの赤色光は、図3の上側から液晶ライトバルブ34Rに入射し、開口部203b、対向電極204、液晶層205、画素電極206a、TFT基板206と順に透過して、射出側ガラス基板208側からクロスダイクロイックプリズム36(図1参照)の方向へ射出される。このとき、赤色光が液晶層205において変調されることで、偏光板(図示略)を透過する光量が画素ごとに制御されるようになっている。
図4は、スクリーン10に投射された画像20を拡大視した概略平面図である。スクリーン10は、図示左右方向に長手を有する矩形状に設けられている。スクリーン10上の中央部には、投射レンズ37(図1参照)より投射された画像20が表示されている。画像20は複数の画素像21によって構成されており、各々の画素像21の周囲を囲むように平面視格子状のブラックマトリクスの像22が存在している。ブラックマトリクスの像22とは、上述した液晶ライトバルブ34R,34G,34Bのブラックマトリクス203aによって遮光された光の影がスクリーン10に投影されたものである。
上述した偏心モータ35(図1参照)によって、プロジェクタ1全体が振動し、スクリーン10上に投射される画像20に振動が与えられる。図4においては、振動により変位する前の画素像を実線で示し、変位した後の画素像を破線で示す。ここでは、各画素像が画面の斜め方向に振動する例を示す。振動により画像20の解像感が低下することが考えられるが、本実施形態では、画像20を構成する画素像21の振動の画面水平方向の振幅Lxは、画素21間のブラックマトリクスの像22の画面水平方向の幅Wx以下に制御される。同様に、画素像21の振動の画面垂直方向の振幅Lyは、ブラックマトリクスの像22の画面垂直方向の幅Wy以下に制御される。振動の振幅は、偏心モータ35の回転速度を調整することで制御できる。なお、各画素像が画面の水平方向にのみ振動したり、垂直方向にのみ振動したりする構成でも良い。
例えば、複数の画素像21は、偏心モータ35によって振動が与えられ、最大で破線21aの位置まで変位したとする。このとき、各画素像21の水平方向の振幅(変位量)Lxは、ブラックマトリクスの像22の水平方向の幅Wx以下となっている。また、各投射画素21の垂直方向の振幅(変位量)Lyは、ブラックマトリクスの像22の垂直方向の幅Wy以下となっている。
仮に、XGA(1024×768ピクセルの解像度)の画像20を80インチの画面の大きさでスクリーン10上に投影した場合、1つの画素の大きさは1.36mm角となる。また、開口率50%の液晶ライトバルブ34R,34G,34Bを用いた場合、ブラックマトリクス22の像の幅Wx,Wyは0.3mm程度となる。
(焦点深度)
図5は、投射レンズ37からスクリーン10に光を投射する際の、解像度低下を招かない許容範囲である焦点深度について説明するための図である。筐体2に固定された投射レンズ37から投射される光の光軸方向への振動(変位)が与えられることによって、投射レンズ37からスクリーン10までの距離fが変動する。このとき、焦点深度fdは、投射レンズ37の射出側F値(口径比)をF、誤差許容幅をαとすると、以下の式(1)が成立する。
図5は、投射レンズ37からスクリーン10に光を投射する際の、解像度低下を招かない許容範囲である焦点深度について説明するための図である。筐体2に固定された投射レンズ37から投射される光の光軸方向への振動(変位)が与えられることによって、投射レンズ37からスクリーン10までの距離fが変動する。このとき、焦点深度fdは、投射レンズ37の射出側F値(口径比)をF、誤差許容幅をαとすると、以下の式(1)が成立する。
fd=F×α・・・・(1)
また、(1)式のFを、投射レンズ37からスクリーン10までの距離fと、投射レンズ37の開口径Dとの関係で表すと、以下の式(2)となる。
F=f/D・・・・(2)
上記した式(1)及び式(2)と、偏心モータ35によって生じる光軸方向の振幅(変位量)をHとすると、解像度の低下を防ぐためには以下の式(3)を満足することが必要である。
H≦(f/D)×α・・・・(3)
H≦(f/D)×α・・・・(3)
ここで、投射レンズ37からスクリーン10までの距離fを2000mm、投射レンズ37の開口径Dを50mm、誤差許容幅αを0.3mmとすると、焦点深度fdは、12mmとなる。よって、投射レンズ37の光軸方向の振幅Hを12mm以下に制御することによって解像度の低下を防ぐことが可能となる。
図6(a)は、筐体2の底面(設置される側)に設けられた弾性部材からなる脚部40と、スクリーン10との位置関係を示した平面図である。筐体2は図示左右方向に長手を有する矩形状に形成されている。筐体2底面の周辺部には複数の脚部40が設けられており、各々の脚部40は4角に配置されている。脚部40を構成する弾性材料には、例えばゴム等を用いることができる。
脚部40は、筐体2からスクリーン10までの距離が相対的に小さい位置(投射レンズ側)に配置された第1脚部40aと、筐体2からスクリーン10までの距離が相対的に大きい位置(投射レンズと反対側)に配置された第2脚部40bと、から構成されている。すなわち、第1脚部40aからスクリーン10までの距離Laは、第2脚部40bからスクリーン10までの距離Lbよりも小さくなっている。
図6(b)は、筐体2の振動バラツキによって生じる投射レンズ37から投射された光のスクリーン10に対する入射角の変化を示した概略図である。第1脚部40aを構成する弾性材料と第2脚部40bを構成する弾性材料とは異なる弾性を有している。例えば、第1脚部40aを弾性率の小さい、いわゆる固いゴムとし、第2脚部40bを弾性率の大きい、いわゆる柔軟なゴムとした場合、筐体2の前方部(スクリーン10に近い側)の振動に対する後方部(スクリーン10に遠い側)の振動が大きくなる。すなわち、筐体2の偏心モータ35(図1参照)によって生じる振幅は、第1脚部40aの配置された部分と第2脚部40bが配置された部分とでその大きさが異なる。したがって、投射レンズ37から投射された光のスクリーン10に対する入射角を変化させることができる。
本実施形態のプロジェクタ1によれば、筐体2に偏心モータ35が設けられているので、偏心モータ35を駆動させることでプロジェクタ1全体を振動させ、投射レンズ37から投射される光を振動させることができる。これにより、スクリーン10に生じる光の散乱パターンが時間的に変化するとともに、残像効果により時間積分される。その結果、スクリーン10から射出される光は、スペックルノイズが抑えられた光となり、良質な投射映像を得ることが可能となる。また、従来の技術では、導光部の導入による光学系の巨大化や、拡散板の導入による光利用効率の低減が問題になる場合があったが、本願では偏心モータ35のみによって筐体2を振動させることで、シンプルな構造であり、かつ、光利用効率やコントラストを維持することを可能にしている。
また、この構成によれば、投射レンズ37からスクリーン10に投射される画像20の偏心モータ35によって生じる振幅Lx,Lyは、投射レンズ37からスクリーン10に投影されるブラックマトリクスの像22の幅Wx,Wy以下なので、投射映像の解像感(画像20が精緻に見える度合い)の低下を防ぐことができる。また、隣り合う投射画素(画素)21が重なり合うことが無いので、投射画素21の混色やムラを防ぎ、鮮鋭な投射映像を維持することが可能となる。
また、この構成によれば、筐体の光の投射方向の振れ幅Hが焦点深度fd以下なので、投射映像の解像度低下を防ぐことが可能となる。
また、この構成によれば、筐体2の偏心モータ35によって生じる振幅は、第1脚部40aの配置された部分と第2脚部40bが配置された部分とで、その大きさが異なるので、投射された光のスクリーン10に対する入射角を変化させることができる。その結果、スクリーン10から射出される光は、より効果的にスペックルノイズが抑えられた光となり、格段に良質な投射映像を得ることが可能となる。
なお、本実施形態のプロジェクタ1は、振動付与手段として偏心モータ35を筐体2の内部に設置する構造としているが、筐体2の外部に設置する構造としても良い。すなわち、プロジェクタの出荷時に偏心モータを予め筐体に内蔵しておく形態でも良いし、後から偏心モータを外付けする形態でも良い。また、偏心モータの振動をプロジェクタに伝える手段を介してプロジェクタと偏心モータとを構成しても良い。この場合、プロジェクタと偏心モータとを別体として構成できる。
(第2実施形態)
続いて、本発明のプロジェクタに係る第2実施形態について説明する。図7は本実施形態に係るプロジェクタ1Aの構成を示す概略図である。本実施形態に係るプロジェクタ1Aは、その筐体2の内部に振動付与手段として圧電素子41を備えている。なお、本実施形態のプロジェクタ1Aは、圧電素子41を除いた構成、つまり振動付与手段を除いた構成は上記第1実施形態に係る構成と同一となっている。
続いて、本発明のプロジェクタに係る第2実施形態について説明する。図7は本実施形態に係るプロジェクタ1Aの構成を示す概略図である。本実施形態に係るプロジェクタ1Aは、その筐体2の内部に振動付与手段として圧電素子41を備えている。なお、本実施形態のプロジェクタ1Aは、圧電素子41を除いた構成、つまり振動付与手段を除いた構成は上記第1実施形態に係る構成と同一となっている。
圧電素子41は、例えばピエゾアクチュエータからなるものであり、筐体2の後方部(投射レンズ37が設けられている側と反対側)に設けられている。圧電素子41は、圧電体に付与した電圧を振動に変換する圧電効果を利用した受動素子であり、高精度な振動を筐体2に付与することができる。この圧電素子41に20kHz以上の周波数の駆動電圧を与えることによって、プロジェクタ1A全体に超音波域の振動数を生じさせることが可能となる。
本実施形態のプロジェクタ1Aによれば、圧電素子41の筐体2に与える振動の周波数は20kHz以上なので、鑑賞者の可聴域を超える振動の周波数でプロジェクタ1A全体が振動する。その結果、鑑賞者が振動音を感じることなくスペックルノイズを抑えることが可能となる。
なお、本実施形態のプロジェクタ1Aは、振動付与手段として圧電素子41を筐体2の内部に設ける構造としているが、筐体2の外部に設ける(外付け)構造としてもよい。
(第3実施形態)
続いて、本発明のプロジェクタに係る第3実施形態について説明する。図8は本実施形態に係るプロジェクタ1Bの構成を示す概略図である。本実施形態に係るプロジェクタ1Bは、その筐体2の内部にレーザ光源31R,31G,31Bを冷却する空冷ファン60を備え、この空冷ファン60が振動付与手段としての機能を有している。なお、本実施形態のプロジェクタ1Bは、空冷ファン60を除いた構成、つまり振動付与手段を除いた構成は上記第1実施形態に係る構成と同一となっている。
続いて、本発明のプロジェクタに係る第3実施形態について説明する。図8は本実施形態に係るプロジェクタ1Bの構成を示す概略図である。本実施形態に係るプロジェクタ1Bは、その筐体2の内部にレーザ光源31R,31G,31Bを冷却する空冷ファン60を備え、この空冷ファン60が振動付与手段としての機能を有している。なお、本実施形態のプロジェクタ1Bは、空冷ファン60を除いた構成、つまり振動付与手段を除いた構成は上記第1実施形態に係る構成と同一となっている。
空冷ファン60は、モータ61と、回転軸62と、ファン63と、を備えている。モータ61は、回転軸62の一方の端部に接続されている。この回転軸62の他方の端部には、複数枚のファン63が設けられている。複数枚のファン63は、回転軸62に対して対称的に配置されている。
モータ61の駆動によって、複数枚のファン63は回転軸62を中心に回転する。ここで、空冷ファン60の重心は、回転軸62からずれた位置に設定されている。つまり、回転軸62に設けられた複数枚のファン63の重量を、いずれかのファン63と残りのファン63とで異ならせている。これにより、回転軸62に取り付けられた複数枚のファン63の重心は回転軸62からずれている。
この構成によれば、空冷ファン60が回転する際に回転軸62に対して垂直方向に加速度を生じさせる。これにより、偏心モータのような新たな装置を設置することなく、レーザ光源31R,31G,31Bを冷却する既存の空冷ファン60に工夫をするだけで、プロジェクタ1B全体を振動させることが可能となる。その結果、スペックルノイズを抑えるとともに、よりコンパクトかつシンプルなプロジェクタ1Bを提供することが可能となる。
なお、本実施形態のプロジェクタ1Bは、複数のレーザ光源31R,31G,31Bに対応するように複数の空冷ファン60を設けている。このとき、各レーザ光源31R,31G,31Bに対応して設けられた各空冷ファン60をそれぞれ異なる回転速度とすることが望ましい。これにより、プロジェクタ1B全体に格段に高い周波数の振動を生じさせることが可能となる。
なお、上述の実施形態のプロジェクタ1,1A,1Bは、光源として干渉性の高いレーザ光源31R,31G,31Bを用いているが、その他、LED等の可干渉性を有する固体光源であれば効果的であり、さらにはランプ光源を用いてもよい。ランプ光源としては、例えば高圧水銀ランプ等であってもよい。
なお、上述の実施形態のプロジェクタ1,1A,1Bは、光変調装置として透過型の液晶ライトバルブ34R,34G,34Bを用いているが、反射型の液晶ライトバルブや液晶技術を用いていない光変調装置、例えばデジタルミラーデバイス(DMD)等を用いてもよい。その際には、投射光学系の構成は適宜変更される。
なお、上述の実施形態のプロジェクタ1,1A,1Bは、組み込み式のプロジェクタやハンドヘルド等の小型のプロジェクタにも適用することが可能である。
なお、上述の実施形態のプロジェクタ1,1A,1Bは、色光合成手段として、クロスダイクロイックプリズム36を用いているが、これに限るものではない。色光合成手段としては、ダイクロイックミラーをクロス配置とし色光を合成するもの、ダイクロイックミラーを平行に配置し色光を合成するもの、を用いることができる。
また、上記実施形態では、液晶ライトバルブ等の光変調素子を備えたプロジェクタを例示したが、その他、光変調素子に代えて、光源から射出された光を被投射面上で走査するガルバノミラー、ポリゴンミラー、MEMSミラー等の走査光学系を備え、光源からの光で被投射面上に画像を直接描画する形態の走査型プロジェクタにも本発明の適用が可能である。
1,1A,1B…プロジェクタ、2…筐体、10…スクリーン(被投射面)、20…画像、22…ブラックマトリクスの像、31R,31G,31B…レーザ光源(光源)、34R,34G,34B…液晶ライトバルブ(光変調素子)、35…偏心モータ(振動付与手段)、37…投射レンズ(投射光学系)、40…脚部、40a…第1脚部、40b…第2脚部、41…圧電素子(振動付与手段)、60…空冷ファン(振動付与手段)、62…回転軸、203a…ブラックマトリクス、203b…開口部(画素)、Lx,Ly…投射画素の変位量(振幅)、Wx,Wy…ブラックマトリクスの像の幅、H…投射方向の振れ幅、f…投射レンズ(投射光学系)からスクリーンまでの距離、D…投射レンズ(投射光学系)の開口径、α…誤差許容幅
Claims (8)
- 光源と、
前記光源から射出された光を変調する光変調素子と、
前記光変調素子によって変調された光を被投射面上に投射する投射光学系と、
前記光源と前記光変調素子と前記投射光学系とを収容する筐体と、
前記筐体の内部または外部の少なくとも一方に設けられ、前記筐体を振動させる振動付与手段と、を備えることを特徴とするプロジェクタ。 - 前記光変調素子が、複数の画素と、前記画素の周囲を囲むブラックマトリクスと、を有し、
前記振動付与手段によって生じる前記被投射面上での投射画像の振動の振幅が、前記被投射面上での前記ブラックマトリクスの像の幅以下であることを特徴とする請求項1に記載のプロジェクタ。 - 光源と、
前記光源から射出された光を被投射面上で走査する走査光学系と、
前記光源と前記走査光学系とを収容する筐体と、
前記筐体の内部または外部の少なくとも一方に設けられ、前記筐体を振動させる振動付与手段と、を備えることを特徴とするプロジェクタ。 - 前記振動付与手段によって生じる前記投射光学系の光軸方向の振幅Hと、前記振動付与手段の非駆動時における前記投射光学系から前記被投射面までの距離fと、前記投射光学系の開口径Dと、前記投射画像の振動の誤差許容幅αとが、下記の式(1)を満たすことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載のプロジェクタ。
H≦(f/D)×α ……(1) - 前記振動付与手段が、前記投射光学系から射出された光の中心軸と前記被投射面とのなす角を変化させるように振動を付与することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載のプロジェクタ。
- 前記筐体の下面に弾性部材からなる複数の脚部が設けられ、前記複数の脚部のうち、前記被投射面に対して相対的に近い位置に配置された脚部の弾性部材と、前記被投射面に対して相対的に遠い位置に配置された脚部の弾性部材とが異なる弾性を有していることを特徴とする請求項5に記載のプロジェクタ。
- 前記振動付与手段が筐体に付与する振動の周波数が20kHz以上であることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか一項に記載のプロジェクタ。
- 前記振動付与手段が前記光源を冷却する空冷ファンからなることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか一項に記載のプロジェクタ。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008248195A JP2010079012A (ja) | 2008-09-26 | 2008-09-26 | プロジェクタ |
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JP2008248195A Pending JP2010079012A (ja) | 2008-09-26 | 2008-09-26 | プロジェクタ |
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JP (1) | JP2010079012A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2011138893A1 (ja) * | 2010-05-06 | 2011-11-10 | パナソニック電工株式会社 | 光投影装置 |
-
2008
- 2008-09-26 JP JP2008248195A patent/JP2010079012A/ja active Pending
Cited By (2)
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WO2011138893A1 (ja) * | 2010-05-06 | 2011-11-10 | パナソニック電工株式会社 | 光投影装置 |
JP2011238370A (ja) * | 2010-05-06 | 2011-11-24 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 光投影装置 |
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