JP2010076097A - タイヤ用モールド - Google Patents

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Abstract

【課題】簡便な構造によりスピュー及びベアーを効果的に抑制しうるタイヤ用モールドの提供。
【解決手段】モールド2は、本体18と、この本体18を貫通するベントホール22内に配置されたベントプラグ20とを備えている。このベントプラグ20は、貫通孔28を有する第一部材24と、その少なくとも一部が上記貫通孔28の内側に配置された第二部材26とを有している。上記第一部材24の上記貫通孔28と上記第二部材26との間に微小な隙間(S1)が存在している。上記ベントプラグ20の第一端面44は上記本体18のキャビティ面10に露出している。上記ベントプラグ20の第二端面46は上記本体18の背面12に露出している。上記本体18の内側のガスが、上記隙間(S1)を通過して、上記本体18の外側に排出されうる。
【選択図】図2

Description

本発明は、タイヤ用モールドに関する。
タイヤの加硫工程では、モールドが用いられている。モールドは、割モールドとツーピースモールドとに大別される。加硫工程では、予備成形されたローカバー(未架橋タイヤとも称される)が、モールドに投入される。このローカバーは、モールドとブラダーとによって形成されるキャビティにおいて、加圧されつつ加熱される。加圧と加熱とにより、ローカバーのゴム組成物がキャビティ内を流動する。加熱によりゴムが架橋反応を起こし、タイヤが得られる。加圧の際、モールドのキャビティ面とローカバーとの間にガスが残留すると、タイヤの表面にベアーが形成される。ベアーはタイヤの品質を低下させる。
モールドには、ベントホールが設けられている。ベントホールは、キャビティと外気とを連通する。ローカバーとキャビティ面との間に存在するガスは、ベントホールを通じて外部へと排出される。この排出により、ベアーが防止される。
ガスが排出された後、ベントホールには多少のゴム組成物が入り込む。このゴム組成物は、タイヤの表面にスピューを形成する。ベントホールは多数設けられているので、スピューの数も多数である。このスピューは、タイヤの外観を低下させる。外観向上の目的でスピューは切削・除去されるが、この除去には手間がかかる。過誤により一部のスピューが残存する場合がある。
割モールドは、円弧状のトレッドセグメントを備えている。多数のトレッドセグメントが並べられることで、リング状のキャビティ面が形成される。トレッドセグメントの、隣接するトレッドセグメントとの境界は「分割面」と称されている。ベントホールのみならず、この分割面を通じても、ガスが排出される。この排出により、ベアーが防止される。分割面を通じてガスが排出されるので、割モールドはスピューの抑制に寄与する。
特許文献1から7は、ベントホールに起因するスピューを抑制しつつガスを排出することを目的としたモールドを開示する。
特表平5−504110号公報 特表2002−521237号公報 特開平9−141660号公報 特開2005−28589号公報 特開2006−168191号公報 特開2006−15626号公報 特開2007−45083号公報
特許文献1から6に記載されているベントホール機構は構造が複雑である。構造が複雑である場合、高コストとなりやすい。また構造が複雑である場合、動作不良の確率が高いと考えられる。スピューを抑制しつつ、より確実にガスを排出することについて、改善の余地がある。多分割モールドはスピューの抑制に効果的であるが、分割面から遠い位置におけるガスが十分に排出されない場合がある。また多分割モールドでない既存の金型を改修して多分割モールドとすることは不可能である。
本発明の目的は、簡素な構造によりスピュー及びベアーを効果的に抑制しうるタイヤ用モールドの提供にある。
本発明に係るタイヤ用モールドは、本体と、この本体を貫通するベントホール内に配置されたベントプラグとを備えている。上記ベントプラグは、第二部材と、貫通孔を有する第一部材とを有している。上記第二部材の少なくとも一部は、上記貫通孔の内側に配置されている。上記第一部材の上記貫通孔と上記第二部材との間に微小な隙間(S1)が存在している。上記ベントプラグの第一端面は上記本体のキャビティ面に露出している。上記ベントプラグの第二端面は上記本体の背面に露出している。このモールドでは、上記本体の内側のガスが、上記隙間(S1)を通過して、上記本体の外側に排出されうる。
好ましくは、上記第二部材は、大径部と小径部とを有している。好ましくは、上記小径部は、上記第一部材の上記貫通孔の内側に配置されている。好ましくは、上記小径部の端面が上記本体のキャビティ面に露出しており、上記大径部の端面が上記本体の外面に露出している。上記貫通孔の内面と上記小径部との間に微小な隙間(S1)が存在している。上記大径部と上記本体との間に微小な隙間(S2)が存在している。このモールドでは、上記本体の内側のガスが、上記隙間(S1)及び上記隙間(S2)を通過して、上記本体の外側に排出されうる。
好ましくは、上記第一部材の材質は、ステンレス鋼である。好ましくは、上記第二部材の材質がアルミニウム合金又はアルミニウムである。
本発明のモールドによれば、ベントプラグが第一部材と第二部材とを有し、第一部材の貫通孔に第二部材が挿入されている。この第一部材の貫通孔と第二部材との間に微小な隙間が設けられている。このベントプラグの構造は単純である。このベントプラグでは、ガスを排出するための微小な隙間が確実に確保される。このベントプラグは、既存の金型への設置が容易である。このモールドにより、スピュー及びベアーが抑制されたタイヤが得られうる。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1は、本発明の一実施形態に係るタイヤ用モールド2の一部が示された平面図である。図2は、図1のII−II線に沿った断面図である。このモールド2は、多数のトレッドセグメント4と、上下一対のサイドプレート6と、上下一対のビードリング8とを備えている。セグメント4の平面形状は、実質的に円弧状である。多数のセグメント4がリング状に連結されている。セグメント4の数は、通常、3以上20以下である。サイドプレート6及びビードリング8は、実質的にリング状である。このモールド2は、いわゆる「割モールド」である。
図3は、単一のセグメント4が示された斜視図である。このセグメント4は、キャビティ面10、背面12及び一対の分割面14を備えている。分割面14は、隣接するセグメント4との境界を構成する。
セグメント4は、本体18と、ベントプラグ20とを備えている。本体18には、ベントホール22が設けられている。ベントプラグ20はベントホール22に挿入されている。ベントホール22は、本体18を貫通している。ベントホール22は、キャビティ面10と背面12との間を貫通している。図示しないが、キャビティ面10は多数の筋山を備えている。この筋山は、タイヤのトレッドの溝に対応する。この筋山によりタイヤにトレッドパターンが形成される。
本体18は、アルミニウム合金からなり、鋳造によって得られる。ベントホール22は、鋳造後の本体18を孔空け加工することにより形成される。孔空け加工は、例えばドリルによりなされる。図3に示すように、本体18の背面12側からベントプラグ20がベントホール22へと挿入される。ベントプラグ20の挿入は、例えば、ハンマーで叩くことによりなされる。挿入前のベントプラグ20の長さ(軸方向長さ)は、ベントホール22の長さ(軸方向長さ)よりも長くされている。挿入後、ベントプラグ20の第一端部はキャビティ面10から本体内部側へと突出する。突出したベントプラグ20の第一端部は切削加工により除去され、ベントプラグ20の第一端面がキャビティ面10の一部として加工される。
モールド2が用いられたタイヤ製造方法では、まず、予備成形工程によってローカバーが得られる。次に、モールド2が開いており且つブラダー(図示されない)が収縮している状態で、ローカバーがモールド2に投入される。この段階ではローカバーのゴム組成物は未架橋状態である。次に、モールド2が締められ、ブラダーが膨張する。ローカバーはブラダーによってモールド2のキャビティ面10に押しつけられ、加圧される。この状態のローカバーRが、図2に示されている。同時にローカバーRは、加熱される。加熱と加圧とによりゴム組成物が流動する。加熱によりゴムが架橋反応を起こし、タイヤが得られる。ローカバーRが加圧及び加熱される工程は、加硫工程を称される。
図4は、ベントプラグ20の斜視図である。ベントプラグ20は、第一部材24と、第二部材26とを有している。ベントプラグ20は、第一部材24及び第二部材26のみにより構成されている。
図5は、第一部材24の斜視図であり、図6は、第二部材26の斜視図である。
図5が示すように、第一部材24は、円筒である。第一部材24は、貫通孔28を有している。第一部材24の中心軸線は、直線である。貫通孔28の中心軸線は、第一部材24の中心軸線と共通である。
図6が示すように、第二部材26は、大径部30と、小径部32とを有する。大径部30は、円柱である。小径部32は、円柱である。大径部30の外径は、小径部32の外径よりも大きい。大径部30に隣接して、小径部32が設けられている。第二部材26は、大径部30及び小径部32のみから構成されている。大径部30と小径部32との境界には、段差面34が存在する。段差面34は平面である。大径部30の中心軸線と、小径部32の中心軸線とは、同一である。
第一部材24の中心軸線と第二部材26の中心軸線とは、実質的に共通である。換言すれば、第一部材24と第二部材26とは略同軸で配置されている。
第一部材24の軸方向長さと、第二部材26における小径部32の軸方向長さとは、実質的に等しい。これらの軸方向長さの詳細については、後述される。
図7は、ベントホール22の断面図である。ベントホール22の形状は、ベントプラグ20の外形に対応している。ベントホール22は、小径孔部36と大径孔部38とを有する。小径孔部36の孔径は、第一部材24の外径に対応している。小径孔部36の軸方向長さは、第一部材24の軸方向長さに実質的に等しい。大径孔部38の孔径は、大径部30の外径に対応している。大径孔部38の軸方向長さは、大径部30の軸方向長さに実質的に等しい。
本実施形態では、大径部30の外径は、第一部材24の外径よりも大きい。この結果、ベントプラグ20は、大径部40と小径部42とを有する。大径部40は、第二部材26の大径部30により構成されている。小径部42は、第二部材26の小径部32及び第一部材24により構成されている。小径部42の外周面は、第一部材24の外周面である。なお、大径部30の外径は、第一部材24の外径と同じであってもよい。
ベントプラグ20は、セグメント4の背面12側からベントホール22に挿入される(図3参照)。ベントホール22において、大径孔部38が背面12側であり、小径孔部36がキャビティ面10側である。ベントプラグ20において、大径部40が背面12側であり、小径部42がキャビティ面10側である。よって、ベントプラグ20を背面12側から挿入することが可能となる。背面12側から挿入することにより、挿入(打ち込み等)の作業においてキャビティ面10を損傷することが防止される。
図2が示すように、ベントプラグ20の第一端面44は本体18のキャビティ面10に露出している。ベントプラグ20の第二端面46は本体18の背面12に露出している。
なお、ベントプラグ20の第一端面44は、第一部材24の第一端面48と、第二部材26の第一端面50とからなる。また、ベントプラグ20の第二端面46は、第二部材26の第二端面52である。
第一部材24の第二端面54は、第二部材26の段差面34に当接している。第二端面54には、凹部56が設けられている(図5参照)。この凹部56は、ガスの流路となりうる。ガスの流れの詳細については後述される。ガス排出の観点から、第二端面54に、凹又は凸が設けられるのが好ましい。あるいは、ガス排出の観点から、段差面34に、凹又は凸が設けられるのが好ましい。
前述の通り、第一端面44は、キャビティ面10の一部として加工される。ベントプラグ20の挿入において、キャビティ面10側に突出した部分が切削加工される。この切削加工により、第一端面44が形成される。
挿入されたベントプラグ20は、背面12において、溶接、接着等により固定されるのが好ましい。ただし、溶接や接着がなされた場合は、ガスが排出される隙間を残しておく必要がある。この隙間の詳細については後述される。
ガス排出性の観点から、第二部材26における小径部32の外径Dは、0.5mm以上が好ましい。キャビティ面10の加工及び孔空け加工を容易とする観点から、外径Dは、10mm以下が好ましい。
ガス排出性の観点から、第二部材26における大径部30の外径Eは、3mm以上が好ましい。孔空け加工を容易とする観点から、外径Eは、15mm以下が好ましい。
本体の厚みを考慮すると、小径部32の軸方向長さFは、5mm以上が好ましい。ガス排出性の観点から、軸方向長さFは、50mm以下が好ましい。
本体の厚みを考慮すると、大径部30の軸方向長さGは、5mm以上が好ましい。ガス排出性の観点から、軸方向長さGは、80mm以下が好ましい。
ガス排出性の観点から、第一部材24の外径Hは、1.5mm以上が好ましい。キャビティ面10の加工及び孔空け加工を容易とする観点から、外径Hは、12mm以下が好ましい。
本体の厚みを考慮すると、第一部材24の軸方向長さIは、5mm以上が好ましい。ガス排出性の観点から、軸方向長さIは、50mm以下が好ましい。
ガス排出性の観点から、貫通孔28の孔径J(mm)と、上記外径D(mm)との差(J−D)は、0.002mm以上が好ましく、0.004mm以上がより好ましい。タイヤの外観の観点から、差(J−D)は、0.20mm以下が好ましく、0.16mm以下がより好ましい。
本実施形態では、ガスが排出させるための隙間が存在する。理解を容易とする観点から、本願では、隙間が、隙間(S1)、隙間(S2)及び隙間(S3)の3種類に分類される。
(1)隙間(S1)は、第一部材と、この第一部材の内側に位置する第二部材との間の隙間である。
(2)隙間(S2)は、本体と第二部材との間の隙間である。
(3)隙間(S3)は、本体と第一部材との間の隙間である。
ベントプラグ20において、隙間(S1)は、小径部32と貫通孔28との間の隙間である。ベントプラグ20において、隙間(S2)は、大径部30と大径孔部38との間の隙間である。ベントプラグ20において、隙間(S3)は、第一部材24と小径孔部36との間の隙間である。
図2の実施形態では、本体18の内側のガス(空気)は、小径部32と第一部材24との間の隙間(S1)を通り、凹部56内を通り、更に、大径孔部38と本体18との間の隙間(S2)を通って、排出される。本実施形態では、第一部材24と本体18との間の隙間(S3)は必ずしも必要ではない。ガスの抜けやすさの観点から、この隙間(S3)が設けられるのが好ましい。
なお、凹部56は、必須ではない。特に、第一部材24及び第二部材26が金属である場合、凹部56は、必須ではない。金属同士の接触による気密性は低いからである。
本実施形態のベントプラグ20は、第一部材とこの第一部材の内側に配置された第二部材とを有しているので、隙間(S1)が確実に確保される。また、第一部材及び第二部材の寸法精度は高いので、隙間(S1)の寸法精度も高い。特に本実施形態のベントプラグ20は、円筒形状及び円柱形状によって構成されているため、寸法精度が高い。よって、スピューの抑制とガスの排出とが高い精度で達成されうる。
図8は、第二部材の変形例を示す斜視図である。この第二部材60は、上記第二部材26が、中心軸線に平行な平面により分割されてなる。第一の分割体62と第二の分割体64とを分割面で当接させると、上記した第二部材26と同じ形状となる。ベントプラグ20において、第二部材26の代わりにこの第二部材60が用いられてもよい。第二部材60の分割面は、本体を貫通している。第二部材60の分割面にはガスが通過しうる。この第二部材60が用いられることにより、ガスの排出性能が高まる。第二部材の分割数は限定されず、2以上であればよい。
図9は、第二実施形態のベントプラグ66の斜視図である。ベントプラグ66は、第一部材68と第二部材70とを有する。図10は、第一部材68の斜視図であり、図11は、第二部材70の斜視図である。
第一部材68は、円筒である。第二部材70は、円柱である。第二部材70の外径は、その全長に亘って、一定である。第一部材68の内径及び外径は、その全長に亘って、一定である。第一部材68の軸方向長さと、第二部材70の軸方向長さとは、実質的に等しい。
第一部材68は、貫通孔72を有する。この貫通孔72に、第二部材70が挿入されている。第一部材68と第二部材70とは、実質的に同軸で配置されている。本実施形態では、第二部材70の全部が、貫通孔72の内側に配置されている。
ベントプラグ66の第一端面74は、第一部材68の第一端面76と、第二部材70の第一端面78とから構成されている。ベントプラグ66の第二端面80は、第一部材68の第二端面82と、第二部材70の第二端面84とから構成されている。
このベントプラグ66が用いられる場合、ベントホール(図示省略)は、ベントプラグ66の外形に対応した形状とされる。ベントプラグ66用のベントホールは、真っ直ぐで且つ孔径が一定の貫通孔である。
第一部材68と第二部材70との間には、微小な隙間(S1)が存在している。本実施形態では、この隙間(S1)が、キャビティ面10から背面12まで貫通している。よって、本体の内側の空気が、隙間(S1)のみを通過して、本体の外側に排出される。
本実施形態のベントプラグ66でも、第一部材とこの第一部材の内側に配置された第二部材とを有しているので、隙間(S1)が確実に確保される。また、第一部材及び第二部材の寸法精度は高いので、隙間(S1)の寸法精度も高い。特にベントプラグ66は、円筒形状及び円柱形状によって構成されているため、寸法精度が高い。よって、スピューの抑制とガスの排出とが高い精度で達成されうる。
ベントプラグ66を用いた実施形態では、隙間(S1)が本体を貫通しているため、第一部材68と本体との間の隙間(S3)は必要ではない。ガスの抜けやすさの観点から、この隙間(S3)が設けられるのが好ましい。
上記ベントプラグ20とベントプラグ66とは、それぞれ利点を有する。ベントプラグ66では、高精度の隙間である隙間(S1)が本体を貫通しているという利点がある。一方、ベントプラグ20では、挿入時における第二端面46の変形が少ないという利点がある。即ち、ベントプラグ20をベントホール22に挿入する際には、例えば、ベントプラグ20の第二端面46がハンマー等で叩かれる。この第二端面46は、第二部材26の大径部30のみからなる単一構造である。よってこの第二端面46は、叩かれた場合であっても変形しにくい。変形しにくいベントプラグ20により、隙間の寸法精度が確保されやすい。
隙間(S1)の幅が大きすぎるとバリが発生しやすくなる。隙間(S1)の幅が小さいとガスが排出されにくくなる。ガスの排出の観点から、隙間(S1)の幅は0.001mm以上が好ましく、0.002mm以上がより好ましい。タイヤの外観の観点から、隙間(S1)の幅は0.10mm以下が好ましく、0.08mm以下がより好ましい。
前述したように、隙間(S1)は、ベントプラグ内部の隙間であるから、寸法精度が高くされやすい。高い寸法精度により、スピューの抑制がより確実とされうる。高い寸法精度により、ガスの排出がより確実とされうる。
上述したように、実施形態によっては、隙間(S2)が設けられうる。例えば、上記ベントプラグ20の場合、隙間(S2)が設けられうる。隙間(S2)の幅が大きすぎるとバリが発生しやすくなる。隙間(S2)の幅が小さいとガスが排出されにくくなる。ガスの排出の観点から、隙間(S2)の幅は0.001mm以上が好ましく、0.002mm以上がより好ましい。タイヤの外観の観点から、隙間(S2)の幅は0.10mm以下が好ましく、0.08mm以下がより好ましい。
上述したように、隙間(S3)は、設けられなくてもよい場合があるが、設けられるのが好ましい。隙間(S1)と隙間(S3)との併用は、スピューを抑制しつつ、ガスの排出性能を高めるのに有効である。隙間(S3)の幅が大きすぎるとバリが発生しやすくなる。隙間(S3)の幅が小さいとガスが排出されにくくなる。ガスの排出の観点から、隙間(S3)の幅は0.001mm以上が好ましく、0.002mm以上がより好ましい。タイヤの外観の観点から、隙間(S3)の幅は0.10mm以下が好ましく、0.08mm以下がより好ましい。
モールド2が繰り返し用いられると、キャビティ面10に堆積物が付着する。この堆積物は、タイヤの品質を損なう。堆積物は、除去される必要がある。除去には通常、ショットブラスト処理が採用される。ショットブラスト処理により、ベントプラグのコーナーが微小な塑性変形を起こす。この塑性変形によりバリが発生し、隙間(S1)に目詰まりが生じることがある。目詰まりが生じたモールド2は、昇温される。昇温により、第一部材及び第二部材が膨張する。この膨張により、第二部材が、外側の第一部材を押圧する。この押圧によりバリが潰され、スリット(隙間(S1))が再生される。この隙間(S1)の再生の観点から、ベントプラグは、加熱により、隙間(S1)が狭くなるように膨張しうるのが好ましい。隙間の再生とガスの排出との両立の観点から、400℃における隙間(S1)が、190℃における隙間(S1)の半分以下となるベントプラグが好ましい。タイヤの加硫温度は、通常、190℃以下である。
隙間(S1)の再生の観点から、第二部材の線膨張係数は、第一部材の線膨張係数よりも大きいのが好ましい。この関係により、加熱時においてバリが潰されやすく、隙間(S1)の再生が起こりやすい。隙間(S1)の再生の観点から、ベントプラグの材質は、金属が好ましい。隙間(S1)の再生の観点から、第一部材の材質がステンレス鋼であり、且つ、第二部材の材質がアルミニウム合金又はアルミニウムであるのが更に好ましい。
隙間(S2)は、加熱により再生されうるのが好ましい。隙間(S2)の再生の観点から、モールド2は、加熱により、隙間(S2)が狭くなるように膨張しうるのが好ましい。隙間の再生とガスの排出との両立の観点から、400℃における隙間(S2)が、190℃における隙間(S2)の半分以下となるベントプラグが好ましい。このようなモールドは、本体及びベントプラグの線膨張係数等を考慮することにより作製することができる。
隙間(S3)は、加熱により再生されうるのが好ましい。隙間(S3)の再生の観点から、モールド2は、加熱により、隙間(S3)が狭くなるように膨張しうるのが好ましい。400℃における隙間(S3)が、190℃における隙間(S3)の半分以下となるベントプラグが好ましい。このようなモールドは、本体及びベントプラグの線膨張係数等を考慮することにより作製することができる。
本発明が適用されるモールドの種類は特に限定されず、割モールドに適用されてもよいし、ツーピースモールドに適用されてもよい。本発明は多分割モールドに適用されてもよい。本発明が割モールドに適用された場合、分割面14(図3参照)を通じたガスの排出との相乗効果が得られ、スピュー及びベアーがより効果的に抑制される。また本発明は、例えば、サイドプレートにも適用されうる。
(実施例及び比較例)
実施例として、前述した第一実施形態のモールド2と同様の構造を有するタイヤ用モールドの構成部材を作製した。モールドは、9個のセグメントを有する9分割構造とされた。モールドにより成型されるタイヤのサイズは、205/65R15 HTR200とされた。本体の材質は、アルミニウム合金とされた。ベントプラグの第一部材の材質はステンレス鋼(SUS303)とされた。第二部材の材質はアルミニウム合金(A5052)とされた。上記外径Dは1.9mmとされ、上記外径Eは6mmとされ、上記軸方向長さFは15mmとされ、上記軸方向長さGは60mmとされ、上記外径Hは3mmとされ、上記孔径Jは2mmとされ、上記軸方向長さIは15mmとされた。ドリルにより孔空け加工及び座ぐり加工を行い、ベントホールを形成した。また、第一部材に第二部材を差し込み、ベントプラグを組み立てた。この組み立てられたベントプラグを、本体の背面側から、ハンマーでベントホールに打ち込んだ。次に、本体の背面側において、ベントプラグと本体とを部分的に溶接した。ベントプラグと本体との隙間(S2)を塞がないようして溶接がなされた。次に、キャビティ面から突出したベントプラグを削り取り、ベントプラグの第一端面がキャビティ面の一部となるように加工した。ベントプラグ及びベントホールは、一つのセグメントAに、22箇所作製された。この22箇所は、いずれもトレッドのセンターリブを成型する部分に設けられた。
このモールドにおいて、上記セグメントAとは異なるセグメントBには、ベントプラグ及びベントホールが全く設けられなかった。
このモールドのキャビティ面にサンドブラストを施した。次に、このモールドを350℃で4時間加熱して、隙間の再生を行った。
次に、このモールドで、15本のタイヤを成型し、目視によりベアの有無を確認した。上記セグメントAで成型された部分には、15本のタイヤの全てにおいて、ベアの発生が見られなかった。これに対し、上記セグメントBで成型された部分には、ベアが発生した。
図1は、本発明の一実施形態であるモールドの一部を示す平面図である。 図2は、図1のII−II線に沿った断面図である。 図3は、図1のモールドを構成するセグメントの斜視図である。 図4は、ベントプラグの斜視図である。 図5は、図4のベントプラグを構成する第一部材の斜視図である。 図6は、図4のベントプラグを構成する第二部材の斜視図である。 図7は、ベントホール付近における本体の拡大断面図である。 図8は、変形例の第二部材を示す斜視図である。 図9は、第二実施形態に係るベントプラグの斜視図である。 図10は、図9のベントプラグを構成する第一部材の斜視図である。 図11は、図9のベントプラグを構成する第二部材の斜視図である。
符号の説明
2・・・モールド
4・・・セグメント
6・・・サイドプレート
8・・・ビードリング
10・・・キャビティ面
12・・・背面
18・・・本体
20、66・・・ベントプラグ
22・・・ベントホール
24、68・・・第一部材
26、70・・・第二部材
28、72・・・貫通孔
30・・・第二部材の大径部
32・・・第二部材の小径部
36・・・ベントホールの小径孔部
38・・・ベントホールの大径孔部
44、74・・・ベントプラグの第一端面
46、80・・・ベントプラグの第二端面
50・・・第二部材の第一端面(小径部の端面)
52・・・第二部材の第二端面(大径部の端面)
54・・・第一部材の第二端面

Claims (3)

  1. 本体と、この本体を貫通するベントホール内に配置されたベントプラグとを備えており、
    上記ベントプラグが、第一部材と第二部材とを有しており、
    上記第一部材が、貫通孔を有しており、
    上記第二部材の少なくとも一部が、上記貫通孔の内側に配置されており、
    上記第一部材の上記貫通孔と上記第二部材との間に微小な隙間(S1)が存在しており、
    上記ベントプラグの第一端面が上記本体のキャビティ面に露出しており、上記ベントプラグの第二端面が上記本体の背面に露出しており、
    上記本体の内側のガスが、上記隙間(S1)を通過して、上記本体の外側に排出されうるタイヤ用モールド。
  2. 上記第二部材が、大径部と小径部とを有しており、
    上記小径部が、上記第一部材の上記貫通孔の内側に配置されており、
    上記小径部の端面が上記本体のキャビティ面に露出しており、上記大径部の端面が上記本体の外面に露出しており、
    上記貫通孔の内面と上記小径部との間に微小な隙間(S1)が存在しており、
    上記大径部と上記本体との間に微小な隙間(S2)が存在しており、
    上記本体の内側のガスが、上記隙間(S1)及び上記隙間(S2)を通過して、上記本体の外側に排出されうる請求項1に記載のタイヤ用モールド。
  3. 上記第一部材の材質がステンレス鋼であり、
    上記第二部材の材質がアルミニウム合金又はアルミニウムである請求項1又は2に記載のタイヤ用モールド。
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