JP2010058699A - 自動二輪車のブレーキ配管構造 - Google Patents

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雅文 井上
Hiroaki Amano
弘章 天野
Hiroshi Okuyama
博 奥山
Hiroaki Toku
浩明 篤
Toru Masuno
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Abstract

【課題】自動二輪車のブレーキ配管構造において、配管スペースをコンパクトに保ちつつ、ブレーキ操作における操作力の軽減及び操作の快適性を図る。
【解決手段】ブレーキレバー2等のブレーキ操作部と、アンチロックブレーキシステム及び前後連動ブレーキシステムの少なくとも一つのシステムを内蔵する液圧制御ユニット1と、キャリパ4,5と、ブレーキレバー2等のマスタシリンダ3と液圧制御ユニット1との間をブレーキ液流動可能に接続する操作側ブレーキ配管組立体10と、前記液圧制御ユニット1と前記キャリパ4,5とをブレーキ液流動可能に接続する作動側ブレーキ配管組立体20,21と、を備えている。操作側ブレーキ配管組立体10に含まれるブレーキ管11の内径を、作動側ブレーキ配管組立体20,21に含まれるブレーキ管25,27の内径よりも、相対的に太く形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動二輪車のブレーキ配管構造に関し、特に、アンチロックブレーキシステム及び前後連動ブレーキシステムの少なくとも一つのシステムを内蔵する液圧制御ユニットを備えた自動二輪車のブレーキ配管構造に関する。
自動二輪車のアンチロックブレーキシステム(以下、「ABS」という)は、周知のように、車輪がロックしそうな状態になった時に、キャリパへのブレーキ液圧を制御して、キャリパによるブレーキディスクの制動を自動的に制御し、車輪のロックを防止するシステムであり、前後連動ブレーキシステムは、たとえば、ブレーキペダルの操作により、後車輪の制動に連動して、前車輪も制動するシステムである。
液圧制御ユニットを備えていない自動二輪車では、たとえば、操舵ハンドル上の前車輪用ブレーキレバーのマスタシリンダと前車輪用のキャリパとの間を、前記前車輪用マスタシリンダから、操舵ハンドル及びヘッドパイプを経て下方に延びて前記前車輪用のキャリパに至るゴム製ブレーキ管を有するブレーキ配管組立体により、直接に、接続している。
これに対し、ABS等を内蔵する液圧制御ユニットを備えている自動二輪車では、たとえば前車輪用ブレーキレバーのマスタシリンダを、一旦、操作側ブレーキ配管組立体により液圧制御ユニットに接続し、該液制御ユニットから、作動側ブレーキ配管組立体を介してキャリパに接続しており、このため、全体のブレーキ配管長が長くなっている(特許文献1)。
図8は、ABS及び前後連動ブレーキシステムを内蔵する液圧制御ユニット301を備えた従来の前輪用ブレーキ配管構造を示している。自動二輪車に、左右一対の前車輪用のキャリパ302,303を備えており、左右のキャリパ302,303は、それぞれ作動側ブレーキ配管組立体311,312を介して制御ユニット301の出口ポート301b,301bに接続され、制御ユニット301の入口ポート301aは、操作側ブレーキ配管組立体310を介して前車輪用マスタシリンダ305に接続されている。該前車輪用マスタシリンダ305は操舵ハンドルのブレーキレバー306に連動連結している。
各ブレーキ配管組立体310,311,312は、たとえば可動領域等にそれぞれゴム製ブレーキ管321,323,325が配置され、固定領域には、金属製ブレーキ管320,322,324がそれぞれ配置されている。固定領域に、金属製ブレーキ管302,322,324を利用している理由は、長い配管経路すべてにゴム製ブレーキ管を利用していると、弾性を有するゴム製ブレーキ管が撓みかつ膨らむことにより、ブレーキ液の伝達効率が低下すると共に、ブレーキ操作に粘着感が生じ、操作の快適性が低下するからである。
図8のような構造において、従来、操作側ブレーキ配管組立体310に用いられている金属製ブレーキ管320と、各作動側ブレーキ配管組立体311,312に用いられている金属製ブレーキ管322、324とは、同一規格の部材、すなわち、内径が同一の部材が使用されている。
特開平9−123891号公報
図8のように、液圧制御ユニット301を備え、全体のブレーキ配管長が長くなるブレーキ装置では、金属製ブレーキ管を利用することにより、前述のように、総てゴム製ブレーキ管を利用する場合に比べて、ブレーキ操作の粘着感及び伝達効率低下は軽減することができるが、ブレーキ液の流動抵抗の増加を減少させることはできない。また、電気式前後連動ブレーキシステムを有している場合は、連動側の車輪はモータ駆動力によってブレーキ液を加圧することで機械的に制動力を得るが、ブレーキ配管組立体310,311,312内の流動抵抗力が大きいと、ブレーキ液のポンプアップのロスタイムが増加し、応答性が低下する。
ブレーキ液の流動抵抗の増加に対し、金属製ブレーキ管の内径(流油通断面積)を増加させることにより、流動抵抗を減少させることは可能である。しかし、操作側及び作動側のブレーキ配管組立体全体の金属製ブレーキ管を太径化すると、配管配策(配索)に必要なスペースが増加し、配管レイアウトが困難になると共に、コストも増加する。
(発明の目的)
本発明は、自動二輪車のブレーキ配管構造において、ブレーキ管の配置スペースの増加を抑制しつつ、ブレーキ液の流動抵抗を減少させ、ブレーキの操作の快適性を維持すると共に、ブレーキ操作の応答性を向上させることを目的としている。
上記課題を解決するため、本発明は、ブレーキ操作部と、アンチロックブレーキシステム及び前後連動ブレーキシステムの少なくとも一つのシステムを内蔵する液圧制御ユニットと、車輪のブレーキディスクを制動するキャリパと、前記ブレーキ操作部のマスタシリンダと前記液圧制御ユニットとの間をブレーキ液流動可能に接続する操作側ブレーキ配管組立体と、前記液圧制御ユニットと前記キャリパとをブレーキ液流動可能に接続する作動側ブレーキ配管組立体と、を備えた自動二輪車のブレーキ配管構造において、前記操作側ブレーキ配管組立体に含まれるブレーキ管の内径を、前記作動側ブレーキ配管組立体に含まれるブレーキ管の内径よりも、相対的に太く形成してある。
上記構成によると、ブレーキレバー等のブレーキ操作部に近い操作側ブレーキ配管組立体内のブレーキ液の流動抵抗を減少させることができるので、作動側ブレーキ配管組立体の配置スペースの増加を抑制しつつ、ブレーキ液の流動抵抗を減少させ、ブレーキレバー等の作動の鈍化を防止し、快適なブレーキ操作性が得られる。
本発明は、上記自動二輪車のブレーキ配管構造において、好ましくは、前記操作側ブレーキ配管組立体に含まれる前記ブレーキ管及び前記作動側ブレーキ配管組立体に含まれる前記ブレーキ管は、金属製とするのがよい。
上記構成によると、金属製ブレーキ管を利用することにより、ブレーキ操作における粘着感(ねばねば感)が減少し、快適なブレーキ操作性及び応答性が得られる。なお、本発明において、金属製ブレーキ管の代わりに、ゴム製(合成ゴム製も含む)または樹脂製(合成樹脂製も含む)のブレーキ管に、前記内径が相違する構成を適用することも可能であるが、この場合は、剛性の高い硬質ゴムまたは硬質樹脂を使用するのが好ましい。
本発明は、上記自動二輪車のブレーキ配管構造において、前記ブレーキ操作部として、操舵ハンドルにブレーキレバーを備え、キャリパとして、前車輪の左右両側に一対の前車輪用のキャリパを備えているブレーキ配管構造に適用することができ、左右の前車輪用の前記キャリパには、それぞれ前記作動側ブレーキ配管組立体を接続する。好ましくは、前記液圧制御ユニットを、前記前車輪と後車輪との間に配置する。
上記構成において、操作側ブレーキ配管組立体には、左右のキャリパに向かうブレーキ液が同時に流れるため、金属製ブレーキ管の流動抵抗が大きいが、この操作側ブレーキ配管組立体内の金属製ブレーキ管の径を太くすることにより、流動抵抗を小さくすることは、ブレーキレバーによるブレーキ操作の快適性を向上させる貢献度が高くなる。一方、左右に分かれている一対の作動側ブレーキ配管組立体内に配置される金属製ブレーキ管は、ブレーキ液の流量が少ないため、操作側ブレーキ配管組立体のように金属製ブレーキ管を太径化しなくとも、ブレーキレバーの作動の鈍化を防ぎ、快適なブレーキ操作感を得ることができる。
また、液圧制御ユニットを、前車輪と後車輪との間に配置していることにより、液圧制御ユニットから前車輪用及び後車輪用の各キャリパまでの前後のブレーキ配管組立体の長さの差を、小さくすることができ、流動抵抗の減少効果を、前後均等な状態に近づけることができる。
本発明の別の例は、ブレーキ操作部として、搭乗者の足元近傍の配置されたブレーキペダルを備え、前記キャリパとして、後車輪用のキャリパを備えている。
後車輪用のブレーキペダルの操作においても、上記前車輪用のブレーキレバー操作と同様な効果が得られる。
要するに本発明によると、ブレーキ配管スペースをコンパクトに保ちつつ、ブレーキ液の流動抵抗を減少させることにより、良好なブレーキ操作感を得ることができる。
[発明の実施の形態]
図1は、本発明にかかる自動二輪車の前車輪用ブレーキ配管構造の配管略図、図2は本発明にかかる自動二輪車の後車輪用ブレーキ配管構造の配管略図であり、これら図1及び図2により、まず、前輪用及び後輪用の各ブレーキ配管構造の概念を説明する。図1において、前車輪用のブレーキ装置は、ABS(アンチロックブレーキシステム)及び前後連動ブレーキシステムを内蔵する前後車輪共用の液圧制御ユニット1と、前車輪用のブレーキ操作部であるブレーキレバー2と、該前車輪用ブレーキレバー2により駆動する前車輪用マスタシリンダ3と、前車輪の左右のブレーキディスクを制動する左右一対の前車輪用のキャリパ4,5と、を備えている。前車輪用マスタシリンダ3と液圧制御ユニット1の第1の入口ポート1aとは、前車輪用の操作側ブレーキ配管組立体10により、ブレーキ液流動可能に接続され、前車輪用左キャリパ4と液圧制御ユニット1の第1の出口ポート1bとは、前車輪用の作動側左ブレーキ配管組立体20により、ブレーキ液流動可能に接続され、前車輪用右キャリパ4と液圧制御ユニット1の第2の出口ポート1cとは、前車輪用の作動側右ブレーキ配管組立体21により、ブレーキ液流動可能に接続されている。
前車輪用の操作側ブレーキ配管組立体10は、内径d1(図示せず)を有する単一又複数の金属製ブレーキ管11と、複数のゴム製ブレーキ管12−1,12−2等と、を含んでおり、前車輪用作動側左ブレーキ配管組立体20は、内径d2(図示せず)を有する単一又は複数の金属製ブレーキ管25と、複数のゴム製ブレーキ管26−1、26−2等と、を含んでおり、前車輪用作動側右ブレーキ配管組立体21は、内径d2を有する単一又は複数の金属製ブレーキ管27と、複数のゴム製ブレーキ管28−1、28−2等と、を含んでいる。各金属製ブレーキ管11,25,27は、たとえばステンレス鋼製である。
前車輪用操作側の金属製ブレーキ管11の内径d1は、前車輪用作動側の各金属製ブレーキ管25,27の内径d2よりも相対的に太くなっている。好ましくは、前車輪用操作側の金属製ブレーキ管11の液流通断面積が、前車輪用作動側の各金属製ブレーキ管25,27の各液流通断面積の略2倍程度となるように、各内径d1,d2が設定される。たとえば、内径d1が内径d2の1.4倍乃至1.5倍程度となるように、各金属製ブレーキ管11,25,27が形成される。これにより、前車輪用作動側の各金属製ブレーキ管25,27の各液流通断面積を合計した面積が、前車輪用操作側の金属製ブレーキ管11の液流通断面積と、略等しくなる。
勿論、前車輪用操作側の金属製ブレーキ管11の内径d1と、前車輪用作動側の各金属製ブレーキ管25,27の内径d2との大小関係は、上記関係に限定されるものではなく、各ブレーキ配管組立体10,20,21の長さ、湾曲状態あるいは屈曲状態等によって、適宜変更され得るものである。
図2において、後車輪用のブレーキ装置は、前記前後共用の液圧制御ユニット1と、ブレーキ操作部としての後車輪用ブレーキペダル30と、該ブレーキペダル30により駆動する後車輪用マスタシリンダ31と、後車輪用キャリパ32と、を備えている。後車輪用マスタシリンダ31と液圧制御ユニット1の第2の入口ポート1eとは、後車輪用操作側ブレーキ配管組立体33により、ブレーキ液流動可能に接続され、後車輪用キャリパ32と液圧制御ユニット1の第3の出口ポート1fとは、後車輪用作動側ブレーキ配管組立体34により、ブレーキ液流動可能に接続されている。
後車輪用操作側ブレーキ配管組立体33は、内径d3(図示せず)を有する単一又は複数の金属製ブレーキ管35と、単一又は複数のゴム製ブレーキ管36等と、を含んでおり、後車輪用作動側ブレーキ配管組立体34は、内径d4(図示せず)を有する単一又は複数の金属製ブレーキ管37と、単一又は複数のゴム製ブレーキ管38等と、を含んでいる。
後車輪用操作側の金属製ブレーキ管35の内径d3は、後車輪用作動側の金属製ブレーキ管37の内径d4よりも相対的に太くなっている。好ましくは、後車輪用操作側の金属製ブレーキ管35の液流通断面積が、後車輪用作動側の金属製ブレーキ管37の液流通断面積の略1.2乃至2倍程度となるように、各内径d3,d4を設定する。
勿論、後車輪用操作側の金属製ブレーキ管35の内径d3と、前車輪用作動側の金属製ブレーキ管37の内径d4との大小関係は、上記関係に限定されるものではなく、各ブレーキ配管組立体33,34の長さ、湾曲状態及び屈曲状態等によって、各種変更され得るものである。
(ブレーキ配管構造の具体例)
図3は、図1及び図2のブレーキ配管構造を備えた自動二輪車のメインフレームの斜視図、図4は、図3の前輪用ブレーキ配管構造の右側面図、図5は図4の平面図、図6は図4の前車輪部分の左側面図、図7は図3の後車輪用ブレーキ配管構造の右側面図である。
図3において、自動二輪車の車体フレームFは、操舵軸を支持する筒状のヘッドパイプ51と、該ヘッドパイプ51から概ね後方に延びると共に後端部が下方に湾曲する一本のメインパイプ52と、前記ヘッドパイプ51から略下方に延びる左右一対のダウンパイプ53と、各ダウンパイプ53の下端部から後方に延びる左右一対のロワーパイプ55と、各ロワーパイプ55の後端部から概ね上方に立ち上がる左右一対の立ち上がりパイプ56と、前記メインパイプ52の後端部近傍から左右の後下方に延びて前記立ち上がりパイプ56の下端部近傍に至る左右一対の後部パイプ57と、各後部パイプ57の上部から後方の立ち上がりパイプ56の上端部に至る左右一対の連結パイプ58等と、を備えている。さらに、車体フレームFは、前記立ち上がりパイプ56の上端から後方に延びる左右一対のリヤシート支持体59と、複数のクロスパイプ等と、を備えている。
図5において、前車輪用操作側ブレーキ配管組立体10の金属製ブレーキ管11と、前車輪用操作側ブレーキ配管組立体20,21の各金属製ブレーキ管25,27とは、メインパイプ52の上面に配置され、前部の第1の固定手段61と後部の第2の固定手段62とによりメインパイプ52に固定されている。前記三本の前車輪用の金属製ブレーキ管11,25,27の前端部分は、メインパイプ52の右側面に回り込み、図4に示すように、第1の接続手段65を介して、それぞれゴム製ブレーキ管12−1,26−2,28−2に接続されている。前記三本の前車輪用の金属製ブレーキ管11,25,27の後端部分は、右側の後部パイプ57に沿って後下方に延び、第3の固定手段63により右側の後部パイプ57に固定されると共に、右側の連結パイプ58に設けられた第二の接続手段66を介して、それぞれゴム製ブレーキ管12−2,26−1,28−1に接続されている。
液圧制御ユニット1は、右側の立ち上がりパイプ56と右側の後部パイプ57とに間に取り付けられており、図5に示すように、液圧制御ユニット1の上面に設けられた第1の入口ポート1a並びに第1及び第2の出口ポート1b、1cに、接続金具を介して前記ゴム製ブレーキ管12−2,26−1,28−1がそれぞれ接続されている。
図4において、車輌前端部の前車輪用操作側のゴム製ブレーキ管12−1は、前記第1の接続手段65からヘッドパイプ51を経てハンドルバー(操舵ハンドル)70に沿って右方に延び、前車輪用マスタシリンダ3に至っており、該前車輪用マスタシリンダ3はブレーキレバー2に連動連結し、ブレーキレバー2の操作により駆動するようになっている。
車輌前端部の前車輪用の各作動側ゴム製ブレーキ管26−2、28−2は、フロントフォーク72に支持されたアンダーブラケット75の下面に、第2の接続手段68を介してそれぞれ同様のゴム製ブレーキ管26−3、28−3に接続され、右用のゴム製ブレーキ管28−3は、前車輪73の右側ブレーキディスク74に配置された前車輪用右キャリパ5に接続されている。一方、左側のゴム製ブレーキ管26−3は、前記第2の接続手段68から前車輪73の左方に延び、図6に示すように、前車輪73の左側ブレーキディスク77に配置された前車輪用左キャリパ4に接続されている。また、前車輪73のハブ部(図示せず)には、前車輪73の回転速度を検出するためのロータ80が設けられ、該ロータ80に車軸方向に対向する回転速度センサー81により、回転速度を検出し、リード線85を介して、液圧制御ユニット1の制御部に入力するようになっている。
図7において、搭乗者の足元近傍に配置されたブレーキペダル30により駆動する後車輪用マスタシリンダ31には、後車輪用操作側の第1のゴム製ブレーキ管36−1が接続され、該第1のゴム製ブレーキ管36−1は、右側のロワーパイプ55の上面に沿って後方に延び、右側後部パイプ57の下端部近傍で第1の金属製ブレーキ管35−1に接続され、該第1の金属製ブレーキ管35−1は、右側の立ち上がりパイプ56の後方を上方に延び、液圧制御ユニット1の下端部近傍で第2のゴム製ブレーキ管36−2に接続されている。該第2のゴム製ブレーキ管36−2は液圧制御ユニット1の後方を上方に延びて第2の金属製ブレーキ管35−2に接続され、該第2の金属製ブレーキ管35−2は上方に延びると共に前方に折れ曲がり、液制御ユニット1の上方で更に下方に折れ曲がって、液圧制御ユニット1の上面の第2の入口ポート1eに接続されている。
液圧制御ユニット1の上面に形成された後車輪用の第3の出口ポート1fには、外付け圧力センサー90を介して後車輪用作動側の第1の金属製ブレーキ管37−1が接続され、該第1の金属製ブレーキ管37−1は、液圧制御ユニット1の後方を下方に折れ曲がり、第1のゴム製ブレーキ管38−1を介して、液圧制御ユニット1の下端部近傍で第2の金属製ブレーキ管37−2に接続している。該第2の金属製ブレーキ管37−2は、スイングアーム79の下側に配置された第2のゴム製ブレーキ管38−2に接続し、該第2のゴム製ブレーキ管38−2はスイングアーム79の下面に沿って後方に延び、後車輪のブレーキディスク78に配置された後車輪用キャリパ32に接続されている。また、後車輪のハブ部には、後車輪の回転速度を検出するためのロータ82が設けられ、該ロータ82に軸方向に対向する回転速度センサー83により、回転速度を検出し、リード線84を介して液圧制御ユニット1の制御部に入力するようになっている。
図1及び図2での管径の説明と重複することになるが、図4において、前車輪用操作側の金属製ブレーキ管11の内径d1は、前車輪用作動側の各金属製ブレーキ管25,27の内径d2よりも相対的に太くなっている。繰り返しの説明になるが、好ましくは、前車輪用操作側の金属製ブレーキ管11の液流通断面積が、前車輪用作動側の各金属製ブレーキ管25,27の各液流通断面積の略2倍程度となるように、各内径d1,d2が設定される。たとえば、内径d1が内径d2の1.4倍乃至1.5倍程度となるように、各金属製ブレーキ管11,25,27が形成される。これにより、前車輪用作動側の各金属製ブレーキ管25,27の各液流通断面積を合計した面積が、前車輪用操作側の金属製ブレーキ管11の液流通断面積と、略等しくなる。
図7において、後車輪用操作側の各金属製ブレーキ管35−1、35−2の内径d3は、後車輪用作動側の各金属製ブレーキ管37−1、37−2の内径d4よりも相対的に太くなっている。好ましくは、後車輪用操作側の金属製ブレーキ管35−1,35−2の液流通断面積が、後車輪用作動側の金属製ブレーキ管37−1,37−2の各液流通断面積の略1.2乃至2倍程度となるように、各内径d3,d4を設定する。
(作用)
図4において、操舵ハンドル70上のブレーキレバー2を握ることにより、前車輪用マスタシリンダ3を駆動させると、ブレーキ液が加圧され、前車輪用操作側ブレーキ配管組立体10の第1のゴム製ブレーキ液管12−1内に押し出される。このブレーキ液の圧力(流動)は、第1のゴム製ブレーキ管12−1から、メインパイプ52上の金属製ブレーキ管11,液圧制御ユニット1近傍の第2のゴム製ブレーキ管12−2を介して、液圧制御ユニット1内に伝達され、圧力制御される。
圧力制御された後のブレーキ液圧は、前車輪用作動側ブレーキ配管組立体20、21の後端部の第1のゴム製ブレーキ管26−1,28−1及びメインパイプ52上の金属製ブレーキ管25,27を介して、それぞれ第2のゴム製ブレーキ管26−2,28−2に伝達される。右用の第2のゴム製ブレーキ管28−2からは、更に、右用の第3のゴム製ブレーキ管28−3を介して前車輪用の右側のキャリパ5に伝達され、キャリパ5内のパッドで前車輪用の右側ブレーキディスク74を挟圧することにより、前車輪73を制動する。
左用の第2のゴム製ブレーキ管26−2からは、更に、図6の左用の第3のゴム製ブレーキ管26−3を介して前車輪用の左側のキャリパ4に伝達され、キャリパ4内のパッドで前車輪用の左側ブレーキディスク77を挟圧することにより、前記右側のキャリパ5と共に、前車輪73を制動する。
前車輪制動時、前車輪用回転速度センサー81で前車輪73の回転速度を測定していることにより、前車輪73がロックされようとする状態を検出し、回転速度の変動に基づいて、液圧制御ユニット1により、液圧を制御し、前車輪73のロックを防止する。
図7において、後車輪用のブレーキペダル30を踏み込むことにより、後車輪用マスタシリンダ31を駆動させると、ブレーキ液が加圧され、後車輪用操作側ブレーキ配管組立体33の第1のゴム製ブレーキ管36−1内に押し出される。このブレーキ液の圧力(流動)は、第1のゴム製ブレーキ管36−1から、第1の金属製ブレーキ管35−1,第2のゴム製ブレーキ管36−2及び第2の金属製ブレーキ管35−2を介して、液圧制御ユニット1内に伝達され、圧力制御される。圧力制御された後のブレーキ液圧は、後車輪用作動側ブレーキ配管組立体34の第1の金属製ブレーキ管37−1,第1のゴム製ブレーキ管38−1、第2の金属製ブレーキ管37−2及び第2のゴム製ブレーキ管38−2を介して、後車輪用のキャリパ32に伝達され、キャリパ32内のパッドで後車輪用のブレーキディスク78を挟圧することにより、後車輪を制動する。
後車輪制動時、後車輪用回転速度センサー83で後車輪の回転速度を測定していることにより、後車輪がロックされようとする状態を検出し、回転速度の変動に基づいて、液圧制御ユニット1により、液圧を制御し、後車輪のロックを防止する。
なお、液圧制御ユニット1の前後連動ブレーキシステムを利用する場合には、たとえば、ブレーキレバー2を握ることにより、前述のように前車輪73を制動すると同時に、液圧制御ユニット1内の図示しない連動用駆動ポンプを駆動し、後車輪用作動側ブレーキ配管組立体34にもブレーキ液を供給する。図7のブレーキペダル30で後車輪を制動する場合も、上記同様に駆動ポンプを駆動し、連動して前車輪73の制動を行う。
[実施の形態における効果]
本実施の形態によると、配管長の長いブレーキ配管組立体10,20,21,33,34がそれぞれ金属製ブレーキ管11、25,27、35,37を含んでいるので、ブレーキ操作における粘着感(ねばねば感)が減少し、快適なブレーキ操作性及び応答性が得られるのは勿論のこと、次のような利点がある。
(1)前車輪用のブレーキ装置では、ブレーキレバー2に近い操作側ブレーキ配管組立体10内の金属製ブレーキ管11の内径d1を、作動側ブレーキ配管組立体20,21内の金属製ブレーキ管25,27の内径d2より、相対的に太くし、また、後車輪用のブレーキ装置では、ブレーキペダル30に近い操作側ブレーキ配管組立体33内の金属製ブレーキ管35−1,35−2の内径d3を、作動側ブレーキ配管組立体34内の金属製ブレーキ管37−1,37−2の内径d4より、相対的に太くしている。これにより、前車輪73及び後車輪のいずれのブレーキ操作時においても、ブレーキ液の流動抵抗を減少させることができる。したがって、作動側ブレーキ配管組立体20,21、34の配置スペースの増加を抑制しつつ、ブレーキレバー2及びブレーキペダルの作動の鈍化を防止し、快適なブレーキ操作性が得られる。
(2)前車輪用のブレーキ装置として、前車輪73の左右両側に一対の前車輪用のキャリパ4、5を備えている構造において、左右のブレーキ液が同時に流動する操作側ブレーキ配管組立体10の金属製ブレーキ管11の流通断面積が、左右の作動側ブレーキ配管組立体20,21の各金属製ブレーキ管25,27の各流通断面積の略2倍となるように、各内径d1,d2を設定しているので、作動側金属製ブレーキ管25,27の配置スペースの増加を抑えながらも、前車輪73のブレーキ作動に必要なブレーキ圧を十分に確保できる。
(3)液圧制御ユニット1を、前車輪73と後車輪との間に配置しているので、液圧制御ユニット1から前車輪用及び後車輪用の各キャリパ4,5,32までの前後のブレーキ配管組立体20、21,34の長さの差を、小さくすることができ、流動抵抗の減少効果を、前後均等な状態に近づけることができる。
[その他の実施の形態]
(1)前記実施形態では、操作側ブレーキ配管組立体及び作動側ブレーキ配管組立体にそれぞれ含まれる金属製ブレーキ管に、内径が相違する構成を適用しているが、本発明では、金属製ブレーキ管の代わりに、ゴム製(合成ゴム製も含む)または樹脂製(合成樹脂製も含む)のブレーキ管に適用することも可能である。なお、この場合は、剛性の高い硬質ゴムまたは硬質樹脂を使用するのが好ましい。
(2)本発明は、搭乗者が操作するブレーキ操作部を備えた自動二輪車のブレーキ配管構造には限定されず、自動的にブレーキ操作されるシステムが備えられた自動二輪車のブレーキ配管構造にも適用できる。
(3)本発明は、ABSのみを内蔵した液圧制御ユニット又は前後連動ブレーキシステムのみを内蔵した液圧制御ユニットを備えたブレーキ装置にも適用することができる。
(4)本発明は、前車輪用に一つのブレーキディスクと一つのキャリパを備えているだけのブレーキ装置にも適用可能である。
(5)特許請求の範囲に記載された本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、各種変形及び変更を行うことも可能である。
本発明にかかる自動二輪車の前車輪用ブレーキ配管構造の配管略図である。 本発明にかかる自動二輪車の後車輪用ブレーキ配管構造の配管略図である。 図1及び図2のブレーキ配管構造を備えた自動二輪車のメインフレームの斜視図である。 図3の前輪用ブレーキ配管構造の右側面図である。 図4の平面図である。 図4の前車輪部分の左側面図である。 図3の後車輪用ブレーキ配管構造の右側面図である。 従来例の配管略図である。
符号の説明
1 液圧制御ユニット
2 ブレーキレバー(ブレーキ操作部の一例)
3 前車輪用のマスタシリンダ
4 前車輪用の左キャリパ
5 前車輪用の右キャリパ
10 前車輪用操作側ブレーキ配管組立体
11 金属製ブレーキ管
12 ゴム製ブレーキ管
20 前車輪用作動側ブレーキ配管組立体(左側)
21 前車輪用作動側ブレーキ配管組立体(右側)
25 金属製ブレーキ管(前車輪用、左側)
26 ゴム製ブレーキ管(前車輪用、左側)
27 金属製ブレーキ管(前車輪用、右側)
28 ゴム製ブレーキ管(前車輪用、右側)
30 ブレーキペダル(ブレーキ操作部の一例)
31 後車輪用のマスタシリンダ
32 後車輪用のキャリパ
33 後車輪用操作側ブレーキ配管組立体
34 後車輪用作動側ブレーキ配管組立体
35 金属製ブレーキ管(後車輪用)
26 ゴム製ブレーキ管(後車輪用)
37 金属製ブレーキ管(後車輪用)
28 ゴム製ブレーキ管(後車輪用)

Claims (5)

  1. ブレーキ操作部と、アンチロックブレーキシステム及び前後連動ブレーキシステムの少なくとも一つのシステムを内蔵する液圧制御ユニットと、車輪のブレーキディスクを制動するキャリパと、前記ブレーキ操作部のマスタシリンダと前記液圧制御ユニットとの間をブレーキ液流動可能に接続する操作側ブレーキ配管組立体と、前記液圧制御ユニットと前記キャリパとをブレーキ液流動可能に接続する作動側ブレーキ配管組立体と、を備えた自動二輪車のブレーキ配管構造において、
    前記操作側ブレーキ配管組立体に含まれるブレーキ管の内径を、前記作動側ブレーキ配管組立体に含まれるブレーキ管の内径よりも、相対的に太く形成してあることを特徴とする自動二輪車のブレーキ配管構造。
  2. 請求項1記載の自動二輪車のブレーキ配管構造において、
    前記操作側ブレーキ配管組立体に含まれる前記ブレーキ管及び前記作動側ブレーキ配管組立体に含まれる前記ブレーキ管は、金属製である自動二輪車のブレーキ配管構造。
  3. 請求項1または2記載の自動二輪車のブレーキ配管構造において、
    前記ブレーキ操作部は、操舵ハンドルに備えられたブレーキレバーであり、
    前記キャリパは、前車輪の左右両側に一対備えられた前車輪用のキャリパであり、
    左右の前車輪用の前記キャリパには、それぞれ前記作動側ブレーキ配管組立体を接続してある自動二輪車のブレーキ配管構造。
  4. 請求項1または2記載の自動二輪車のブレーキ配管構造において、
    前記液圧制御ユニットを前記前車輪と後車輪との間に配置してある自動二輪車のブレーキ配管構造。
  5. 請求項1または2記載の自動二輪車のブレーキ配管構造において、
    前記ブレーキ操作部は、搭乗者の足元近傍に配置されたブレーキペダルであり、
    前記キャリパは、後車輪に備えられた後車輪用のキャリパである自動二輪車のブレーキ配管構造。
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