JP2010038204A - 伝動ベルトおよび伝動ベルト用エレメント - Google Patents

伝動ベルトおよび伝動ベルト用エレメント Download PDF

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Abstract

【課題】最終的に組み付けるエレメントの組付を容易にして伝動ベルトの組立性や生産性を向上させる。
【解決手段】板状に形成された複数のエレメント6を姿勢を揃えた状態で互いに対向させて環状に配列するとともにリング10によって結束し、かつそれらのエレメント6の正面に凸部7が形成されるとともに背面にその凸部7が嵌合する凹部8が形成されている伝動ベルト1において、互いに隣接する少なくとも一対のエレメントにおける一方のエレメント6Lの前記背面で前記凹部8よりも内周側の部分と、他方のエレメント6Fの前記凸部7の先端部との少なくとも一方に、前記一方のエレメント6Lに対して前記他方のエレメント6Fを前記内周側から外周側に相対移動させて組み付ける際にこれらのエレメントの間隔を次第に増大させるように傾斜しているガイド面14が形成されている。
【選択図】図1

Description

この発明は、板片状の多数のエレメントを互いに対面させて環状に配置し、それらのエレメントを無端環状のリングに組み付けることにより環状に結束して構成した無段変速機などの伝動装置のベルトおよびそのベルトを構成するエレメントに関するものである。
無段変速機(CVT)に用いられるベルトとして押圧式のベルトが知られている。この種のベルトは、エレメントもしくはブロックと称される板状の小片を、互いに姿勢を揃えて対向させ、かつ接触させて環状に配列し、それらの小片をリングもしくはフープと称される環状体で結束して構成されている。その小片(以下、エレメントと称す)の左右両側部はV字状に形成され、そのV字状の部分がいわゆるフランク面であって、プーリにおけるV溝の内面に接触し、ここでトルクを伝達するように構成されている。
このように構成されたベルトをプーリによって挟み付けると、エレメントに対してはこれを外周側に押し出す力が作用する。したがって、各エレメントを結束している環状体(以下、リングと称す)には張力が作用する。プーリに挟み付けられているエレメントがプーリと共に回転するが、ベルトは駆動側のプーリと従動側のプーリとの間に張られているので、そのいわゆる直線部分でエレメントはプーリから押し出され、先行するエレメントを押圧する。こうして順次押圧されるエレメントは、従動側のプーリにおけるV溝に入り込むとともにそのV溝に挟み込まれ、その従動側のプーリと共に回転することによりそのプーリにトルクを伝達する。
このように従来のCVTベルトは、多数のエレメントとこれを結束するリングとを主体として構成されている。その一例が特許文献1に記載されている。この特許文献1に記載されたベルトは、環状に配列されたエレメントの外周側にリングを配置して各エレメントを結束して構成されている。すなわち、各エレメントの外周部(環状に配列した状態での外周部。以下同じ)にはリング用凹部が形成され、その開口端の左右両側には、リングの抜け止めのためにフック部が形成されている。そのリング用凹部のいわゆる底面部分が、リングが接触するサドル面であって、そのサドル面に接近した位置にロッキングエッジが形成されている。このロッキングエッジは、各エレメントが互いに接触した状態で厚さ方向に回転する際の中心となる稜線部分である。
すなわち、環状に配列されたエレメントは、リングに沿って湾曲した状態に配列されることになり、その湾曲部分では、各エレメントがいわゆる扇状に開いた状態に並び、そのためには各エレメントの外周側の部分の間隔が広くなり、これに対して内周側(環状に配列した状態での内周側。以下同じ)の部分の間隔が狭くなる。各エレメントは相互の接触状態を維持しつつこのように回動する必要があるので、その回動の中心となり、また接触状態を維持する箇所となるロッキングエッジが、サドル面に可及的に近い位置に形成されている。
したがって、各エレメントにおけるロッキングエッジより内周側の部分は、ロッキングエッジより外周側の部分より薄く形成されている。具体的には、主面もしくは正面と称される一方の面が、裏面もしくは背面と称される他方の面側に後退している。
また、上述したCVTベルトがプーリに巻き掛かっている状態ではプーリによる挟圧力とリングによる結束力とによってエレメントが保持されるのに対して、プーリ同士の間では、各エレメントはリングによって吊り下げられた状態もしくはエレメント同士が挟み付け合っている状態になる。すなわち各エレメントの面方向の移動を規制する荷重が特には作用しない。そのため、各エレメントの面方向の相対位置を規制するために、ディンプルと称される凸部と、その凸部が緩く嵌合するホールと称される凹部とが設けられている。前述した特許文献1に記載されたエレメントにおいては、ロッキングエッジより内周側の正面(もしくは主面)にディンプルが形成され、その背面側にホールが形成されている。これらのディンプルおよびホールは、ベルトがプーリに巻き掛かっている状態およびプーリ間に張られて直線状になっている場合のいずれにおいても嵌合状態を維持するように構成されており、したがってディンプルの先端は、ロッキングエッジよりも突出している。
特開2008−51322号公報
上述したリングは、金属製であって実質的には弾性がない帯状材である。特許文献1に記載されたベルトは、そのリングをエレメントの外周側に配置する構成であり、しかもサドル面が外周端より内側に設けられているから、ベルトとして必要とする全数のエレメントを環状に配列した状態で、それらのエレメントにリングを巻き掛けることはできない。したがって、ベルトを組み立てるには、リングに対してエレメントを所定数ずつ組み付け、最終的には、一つのエレメントを、先に組み付けられているエレメントの間に押し込むことになる。
しかしながら、特許文献1に記載されている従来のベルトでは、突起部であるディンプルがロッキングエッジよりも突出しているから、最後の一枚のエレメントを組み付ける場合にそのディンプルが、既に組み付けられている隣接するエレメントの内周側の端部に引っ掛かってしまう。その場合、最後の一枚のエレメントを押し込む箇所の両側のエレメントの隙間を広げるように大きい力を掛ければ、ディンプルのいわゆる引っ掛かりを解消して組付を完了させることができる。しかしながらそのためには、大きい力と熟練とを要することになるので、ベルトの生産性あるいは組み付け性が悪くなる。
この発明は上記の技術的課題に着目してなされたものであり、組み付け性もしくは生産性の良好な伝動ベルトおよびそのためのエレメントを提供することを目的とするものである。
上記の目的を達成するために、請求項1の発明は、板状に形成された複数のエレメントを姿勢を揃えた状態で互いに対向させて環状に配列するとともに、これらのエレメントをリングによって結束し、かつそれらのエレメントの正面に凸部が形成されるとともに背面にその凸部が嵌合する凹部が形成され、さらに前記エレメントが互いに接触した状態で前記リングに即して配列状態が湾曲する場合の厚さ方向への回転中心となるロッキングエッジが前記正面もしくは背面に形成されている伝動ベルトにおいて、前記凸部および前記凹部が前記ロッキングエッジよりも、前記環状に配列された状態での内周側に形成され、互いに隣接する少なくとも一対のエレメントにおける一方のエレメントの前記背面で前記凹部よりも内周側の部分と、他方のエレメントの前記凸部の先端部との少なくとも一方に、前記一方のエレメントに対して前記他方のエレメントを前記内周側から外周側に相対移動させて組み付ける際にこれらのエレメントの間隔を次第に増大させるように傾斜しているガイド面が形成されていることを特徴とするものである。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記ガイド面は、前記一方のエレメントの背面でその凹部より内周側に形成され、かつ該一方のエレメントの厚さが内周端側で次第に薄くなる傾斜面であることを特徴とする伝動ベルトである。
請求項3の発明は、請求項1または2の発明において、前記ガイド面は、前記他方のエレメントにおける凸部の先端部に形成され、かつ該凸部の突出長さが該他方のエレメントにおける内周端側で次第に長くなる傾斜面であることを特徴とする伝動ベルトである。
請求項4の発明は、請求項1ないし3のいずれかの発明において、前記エレメントの環状に配列した状態での外周部に、前記リングを収容するリング用凹部が、前記環状に配列した状態での外周側に開口して形成されていることを特徴とする伝動ベルトである。
請求項5の発明は、板状の小片であって、姿勢を揃えた状態で互いに対向して環状に配列された状態でリングにより結束されて伝動ベルトを形成し、かつ正面に凸部が形成されるとともに背面にその凸部が嵌合する凹部が形成され、さらに互いに接触した状態で前記リングに即して配列状態が湾曲する場合の厚さ方向への回転中心となるロッキングエッジが前記正面もしくは背面に形成されている伝動ベルト用エレメントにおいて、前記凸部および前記凹部が前記ロッキングエッジよりも、前記環状に配列された状態での内周側に形成され、前記背面で前記凹部よりも内周側の部分と、前記凸部の先端部との少なくとも一方に、隣接する前記小片に対して前記内周側から外周側に相対移動させて組み付ける際に前記小片同士の間隔を次第に増大させるように傾斜しているガイド面が形成されていることを特徴とするものである。
請求項6の発明は、請求項5の発明において、前記ガイド面は、前記背面でその凹部より内周側に形成され、かつ該内周側の部分の厚さが内周端側で次第に薄くなる傾斜面であることを特徴とする伝動ベルト用エレメントである。
請求項7の発明は、請求項5または6の発明において、前記ガイド面は、前記凸部の先端部に形成され、かつ該凸部の突出長さが内周端側で次第に長くなる傾斜面であることを特徴とする伝動ベルト用エレメントである。
請求項8の発明は、請求項5ないし7のいずれかの発明において、前記環状に配列した状態での外周部に、前記リングを収容するリング用凹部が、前記環状に配列した状態での外周側に開口して形成されていることを特徴とする伝動ベルト用エレメントである。
請求項1ないし4の発明に係るベルトおよび請求項5ないし8に係るエレメントによれば、リングに既に組み付けられているエレメント同士の間に、その環状の配列状態での内周側から他のエレメントを挿入する場合、当該他のエレメントにおける凸部が、既に組み付けられているエレメントに干渉することがある。その場合、凸部が干渉する箇所は既に組み付けられているエレメントのガイド面となり、あるいは凸部の先端部に形成されているガイド面が既に組み付けられているエレメントに干渉する。そのガイド面は、前記他のエレメントを押し込むのに従って、既に組み付けられているエレメント同士の間隔を増大させるように作用する面であり、より具体的には請求項2あるいは請求項3、もしくは請求項5あるいは請求項7に記載されている傾斜面である。そのため、前記他のエレメントを押し込む操作を行えば既に組み付けられているエレメント同士の間に前記他のエレメントを差し込んでリングに組み付けることができ、その操作に加えてエレメント同士の間隔を開く操作などの他の操作を行う必要がないので、エレメントの組み付け作業が簡素化され、あるいは容易になり、その結果、ベルト全体として組み付け性あるいは生産性を向上させることができる。
つぎに、この発明を具体例を参照して説明する。この発明で対象とするベルトは、一例として無段変速機(CVT)に使用されるものであり、プーリの外周部に形成された断面V字状の巻き掛け溝の内部に挟み込まれ、その結果、プーリとの間で生じる摩擦力でトルクを伝達するように構成されている。その一例を図6に模式的に示してあり、ベルト1は無段変速機を構成している駆動プーリ2と従動プーリ3とに巻き掛けられている。これらの各プーリ2,3は、テーパ面をそれぞれ備えた固定シーブと可動シーブとを対向させて配置して構成され、これらのシーブの間に断面V字状の巻き掛け溝4が形成され、その可動シーブを油圧シリンダなどのアクチュエータ5によって固定シーブに対して前後動させることにより、巻き掛け溝4の幅を変化させるように構成されている。
このようにして使用されるこの発明で対象とするベルトは、全体として環状をなし、かつ両側面がV字状もしくはテーパ状をなすように、多数のエレメントをリングで環状に結束して構成されている。上記の図6に示すベルト1を構成しているエレメント6の例を図1の(a)および(b)に示してある。このエレメント6は、金属製の板状の小片であり、同一の形状および寸法のものが、姿勢を揃えて、かつ互いに対向して環状に配列される。その整列状態でのエレメント6同士の上下および左右方向の相対位置を維持するために、ディンプル7と称される凸部とこのディンプル7が緩く嵌合するホール8と称される凹部とが、エレメント6の表裏両面の一箇所に形成されている。具体的には、エレメント6の一方の面(仮に背面とする)の一箇所を板厚方向に押圧して窪ませてホール8を形成することに伴って、ディンプル7が裏面もしくは表面に突出させられて形成されている。したがって、ディンプル7が、隣接するエレメント6のホール8に嵌合することにより、その半径方向すなわち上下方向および左右方向へのエレメント6の相対移動が規制される。
各エレメント6は環状に配列されるので、各エレメント6が平行にならずにベルト1の曲率中心を中心としていわゆる扇状(放射状)に開いた状態に配列される箇所が必ず生じる。各エレメント6を互いに接触させた状態で扇状に開いた配列を可能にするために、エレメント6にはロッキングエッジ9が形成されている。このロッキングエッジ9は、具体的には、エレメントの厚さが変化する境界線もしくは境界領域であり、エレメント6の高さ方向でのほぼ中央部に幅方向(プーリの回転中心軸線と平行な方向)に延びて形成されている。
すなわち、ベルト1がプーリ2,3に巻き掛かった状態では、エレメント6の上側(ベルト1としては外周側)の周長が長くなるので、エレメント6同士の間隔が広くなり、これとは反対にエレメント6の下側(ベルト1としては内周側)の周長が短くなるので、エレメント6同士の間隔が狭くなる。そのため、エレメント6の下側の部分は、下端側で薄くなるように構成されており、このように板厚がエレメントの上側と下側とで変化する箇所がロッキングエッジ9となっている。したがって、各エレメント6は、ロッキングエッジ9を中心にして板厚方向に回転し、すなわちピッチングが生じて、上記のように扇状に開くようになっている。なお、このロッキングエッジ9は正面と背面とのいずれか一方に形成されていればよく、一例として前記ディンプル7が突出している正面に形成されている。
また、各エレメント6にはリング10を載せる(配置させる)サドル面11が形成されている。そのサドル面11には、多数のエレメント6を結束しているリング10が接触しているので、ベルト1がトルクを伝達している状態ではその接触圧が大きくなるのに対して、エレメント6が直線状に配列されている状態からプーリ2,3に巻き掛かって扇状に開く場合にはリング10とサドル面11との間に摺動が生じ、それに伴って大きい摩擦力が生じる。この摩擦力によるモーメントが大きくならないように、サドル面11は前述したロッキングエッジ9に可及的に近い位置に形成されている。したがって、サドル面11は各エレメント6の上下方向でのほぼ中央部に形成されている。
この発明で対象とするベルト1におけるリング10は、薄い金属製の帯状材を積層して構成され、複数条(例えば二条)のリング10を前記サドル面11に幅方向に隣接して並べた状態に配置してエレメント6を結束するように構成されている。言い換えれば、サドル面11は、並列させて配置した二条のリング10の幅以上の幅に形成されている。この発明で対象とするベルト1においても、リング10は、サドル面11に載っていて、各エレメント6が環状の配列を維持するように各エレメント6を結束し、各エレメント6が半径方向で外側に離脱しないように作用するが、それだけでなく、エレメント6がプーリ2,3の巻き掛け溝4から送り出される際にエレメント6を巻き掛け溝4から引き抜く作用も行う。そのため、リング10がエレメント6から半径方向で外側に抜け出ないようにするために、リング10をサドル面11との間に挟んだ状態に保持する抜け止め部12が設けられている。
その例を説明すると、図1において、エレメント6の左右両側に、サドル面11から上方向に延びてサドル面11の上側の一部を覆う抜け止め部としてのフック部12が設けられている。このフック部12は、図1に示すように、鉤状(逆L字状)をなす部分であって、サドル面11に並列に配置したリング10の左右の側縁部を、サドル面11との間に緩く挟み込むようになっている。したがって、フック部12の先端部同士は離れていて、ここにサドル面11に対する開口部13が形成されている。そのフック部12同士の間隔、言い換えれば、サドル面11の開口幅は、一本のリング10の幅より広く、かつ二本のリング10の幅を合算した寸法より小さくなっている。この開口部13からサドル面11の部分がこの発明におけるリング用凹部に相当している。
この発明に係るベルト1におけるエレメント6は、上述したように、ロッキングエッジ9よりも内周側(図1では下側)にディンプル7およびホール8が形成され、かつこれらディンプル7およびホール8が形成されている部分の厚さが薄くなっており、これに対してロッキングエッジ9よりも外周側(図1では上側)の部分が厚くなっている。リング10が直線状に引っ張られている状態でエレメント6が直線状に配列されている状態では、各エレメント6は板厚の厚い部分で相互に接触しており、これに対してリング10が湾曲し、そのリング10に即して各エレメント6が扇状に開いた状態に配列される場合には各エレメント6はそれぞれのロッキングエッジ9で互いに接触する。これらいずれの場合であってもディンプル7が隣接するエレメント6のホール8に嵌合した状態を維持するために、ディンプル7はロッキングエッジ9あるいはそれよりも外周側の板厚の厚い部分よりも突出している。その突出量を図1の(b)に「δ1」で示してある。
これに対して、ホール8が形成されている背面の内周端側の部分、より具体的には、ホール8から背面の内周端までの部分は、内周端側で次第に薄くなる傾斜面とされている。この傾斜面は、隣接するエレメント6のディンプル7を接触させ、かつそのエレメント6を図1の(b)における上方向に押圧した場合に、傾斜面の角度に応じた横方向(図1の(b)における左右方向)の分力を生じさせ、その分力によってエレメント6同士の間隔を増大させるように作用する面である。したがって、この傾斜面がこの発明におけるガイド面14に相当している。
このガイド面14について更に説明すると、ベルト1を組み立てる際の最後の1枚のエレメント6を組み付ける場合に特に有効に機能する面である。すなわち、最後の1枚のエレメント6を先行して組み付けられたエレメント6の間に押し込む際に、当該最後の1枚のエレメント6におけるディンプル7が接触するようになっている。具体的には、エレメント6の背面の後退寸法δ2が前述したディンプル7の突出量δ1より大きくなっている。言い換えれば、最後に組み付けられる1枚のエレメント6におけるロッキングエッジ9が接触する背面と、該背面の最下端部との、厚さ方向に測った寸法δ2が、前述したディンプル7の突出量δ1よりも大きくなっている。
なお、このガイド面14は平坦面である必要はなく、上述した横方向に分力を生じさせ得る面であれば、凸曲面や凹曲面などの曲面であってもよい。また、ガイド面14は、図1の(b)ではホール8の下端からその下側に形成されているが、ガイド面14はホール8に掛かってもよく、あるいはホール8の下端から所定寸法下側の部分から下側に形成されていてもよい。
つぎに上述したガイド面14を設けたことによる作用について説明する。この発明に係る上述したベルト1は、環状に配列されたエレメント6の外周側に開口部13が形成され、サドル面11が外周側に開口している。そのため、ベルト1を構成するために必要とする全数のエレメント6を環状に配列した後、それらのエレメント6にリング10を巻き掛けることができない。したがって、ベルト1を組み立てる場合、リング10にエレメント6を所定数ずつ組み付け、あるいは所定数のエレメント6にリング10を組み付けた後、そのリング10に残余のエレメント6を順次組み付けることになる。そして、最終的には、最後の1枚のエレメント6を、既に組み付けられている他のエレメント6の間に押し込んでそのエレメント6を組み付けることになる。
その場合、開口部13の幅が、並列に配置した二条のリング10の全幅より狭いから、最後の1枚のエレメント6における一方のフック部12を一方のリング10の側縁部に引っ掛け、その引っ掛けた部分を中心にしてエレメント6を回転させ、同時に二条のリング10に捩りなどの撓みを与えてその全幅を小さくし、その状態で二条のリング10を開口部13に通し、こうして最後の1枚のエレメント6をリング10に組み付ける。その過程の状態を図1の(a)に鎖線で示してある。
このようにして最後に組み付ける1枚もしくは複数枚のエレメント6を、既にリング10に組み付けられているエレメント6同士の間に差し込む場合、前述したようにディンプル7がロッキングエッジ9もしくはエレメント6の正面から突出しているので、ディンプル7の先端が既に組み付けられているエレメント6に干渉する。その状態を図2に示してある。ここに示す例は、最後の1枚のエレメント6Fを、既に組付の完了している他のエレメント6R,6Lの間に押し込む場合の例である。最後のエレメント6Fを他のエレメント6R,6Lの間に挿入すると、その背面に図2で右側のエレメント6Rにおけるディンプル7が接触し、また最後のエレメント6Fにおけるディンプル7が図2の左側のエレメント6Lに干渉する。既に組み付けられている他のエレメント6は互いに接触するなど、密に組み付けられているので、これら左右のエレメント6R,6Lの間隔をそれ以上に拡げることは困難である。
しかしながら、この発明に係る上記のベルト1あるいはエレメント6にあっては、図2に示すように、最後のエレメント6Fにおけるディンプル7が、既に組み付けられているエレメント6Lにおけるガイド面14に接触する。そのガイド面14は、前述したように傾斜面であって、最後のエレメント6Fを図2の上方向に相対的に押し上げることにより、エレメント6F,6L同士の間隔を増大させる分力を生じさせるように構成されている。言い換えれば、最後のエレメント6Fにおけるディンプル7が既に組み付けられているエレメント6Lの内周側(図2の下端側)の端面に引っ掛からず、ガイド面14によって図2の斜め上方に誘導される。
したがって、最後のエレメント6Fを図1の(a)に鎖線で示す状態から更に時計方向に力を加えて回転させれば、ガイド面14で生じる前記の分力によって、既に組み付けられているエレメント6L,6Rの間隔を押し広げつつ、これらのエレメント6L,6Rの間に押し込められる。なお、これらのエレメント6L,6Rの間隔が拡大するための挙動は多様であって、リング10やエレメント6の弾性変形や、既に組み付けられているエレメント6L,6Rのロッキングエッジ9を中心とした回転などが同時に生じることによるものと考えられる。
このようにこの発明に係るベルト1およびエレメント6によれば、最後に組み付けるエレメント6Fに対してそのディンプル7側に隣接するエレメント6Lが、ディンプル7を接触させる傾斜面であるガイド面14を備えているので、最後のエレメント6Fを、既に組付の完了しているエレメント6L,6Rの間に押し込めば、これらのエレメント6L,6Rの間隔を押し広げつつ、最後のエレメント6Fを組み付けることができる。そのため、最後のエレメント6Fであっても、押し込み力が幾分大きくなるとしても、他のエレメント6と同様な作業もしくは操作でリング10に組み付けることができ、その作業が容易になり、ひいてはベルト1の全体としての組み付け性あるいは生産性を向上させることができる。
なお、上記のガイド面14は、最後の組付の際に機能を発揮するものであるから、ガイド面14は全てのエレメント6が備えていてもよいが、少なくとも一つのエレメント6が備えていればよい。
この発明に係るベルトあるいはベルト用エレメントは、リングに既に組み付けられているエレメントの間に他のエレメントを挿入する際に、エレメント同士の間隔を押し広げる作用を生じるように構成されている。その作用は上述した例では、エレメントの背面の内周側に形成されたガイド面によって得られるが、この発明は、組付の際に相互に干渉する部位のいずれか一方もしくは両方に、上記のガイド面14と同様の作用を生じる構成が備えられていればよい。例えば、ディンプルの先端部に、上記のガイド面14と同様の作用を生じるガイド面が設けられていてもよい。その例を図3に示してある。
図3に示すベルト1は、最後に組み付けられる1枚のエレメント6Fにおけるディンプル7の先端部に、ガイド面15が形成され、他のエレメント6は組付のための特殊な構成が施されていない通常の形状のものとした例である。なお、図3には側面図が示されているが、そのエレメント6F,6の正面から見た形状は、前述した図1の(a)に示す形状と同様であり、したがって図3に示す構成のうち、図1あるいは図2に示す構成と同一の部分には、図3に図1あるいは図2と同様の符号を付してその説明を省略する。
図3に示すエレメント6Fに形成されているガイド面15は、そのエレメント6Fを、リング10に既に組み付けられているエレメント6L,6Rの間に押し込む際にこれらのエレメント6L,6Rの間隔を押し拡げる分力を生じさせるための傾斜面である。したがって、このガイド面15は、環状に配列されたエレメント6Fの外周寄りの部分が、エレメント6Fの正面に次第に近付くように傾斜した面となっている。言い換えれば、ディンプル7の前記正面からの突出長さは、図3の上側で小さく、図3の下側で次第に大きくなるように構成されている。なお、好ましくは、ディンプル7の図3における上側での最少突出長さは、組付が完了した状態でディンプル7の全体が隣接するエレメント6Lのホール8に完全に入り込み、かつその最後のエレメント6Fを組み付ける際には、隣接するエレメント6Lの背面側の下端部がディンプル7の図3での上面(外周面)に干渉せずにガイド面15の表面に接触する程度の突出長さである。
図3は最後の1枚のエレメント6Fを組み付けている状態を示してあり、そのエレメント6Fにおけるディンプル7の先端部には上述したガイド面15が形成されている。そのエレメント6Fの上端部側(環状に配列した状態での外周部側)を、既に組み付けられているエレメント6L,6Rの間にリング10の内周側から挿入すると、その背面が図3における右側のエレメント6Rにおけるディンプル7に接触した状態で、最後のエレメント6Fのディンプル7に形成されたガイド面15が図3の左側のエレメント6Lにおける背面の下端コーナ部に接触する。そのガイド面15は、前述したように傾斜面であって、最後のエレメント6Fを図3の上方向に相対的に押し上げることにより、エレメント6F,6L同士の間隔を増大させる分力を生じさせるように構成されている。言い換えれば、最後のエレメント6Fにおけるディンプル7が既に組み付けられているエレメント6Lの内周側(図3の下端側)の端面に引っ掛からず、ガイド面15によって図3の斜め上方に誘導される。
したがって、最後のエレメント6Fを既に組付の完了しているエレメント6L,6Rの間に更に押し込めば、ガイド面15で生じる前記の分力によって、既に組み付けられているエレメント6L,6Rの間隔を押し広げつつ、これらのエレメント6L,6Rの間に押し込められる。なお、これらのエレメント6L,6Rの間隔が拡大するための挙動は多様であって、リング10やエレメント6の弾性変形や、既に組み付けられているエレメント6L,6Rのロッキングエッジ9を中心とした回転などが同時に生じることによるものと考えられる。
このように図3に示す構成であっても、最後に組み付けるエレメント6Fのディンプル7に傾斜面であるガイド面15を形成されているので、最後のエレメント6Fを、既に組付の完了しているエレメント6L,6Rの間に押し込めば、これらのエレメント6L,6Rの間隔を押し広げつつ、最後のエレメント6Fを組み付けることができる。そのため、最後のエレメント6Fであっても、押し込み力が幾分大きくなるとしても、他のエレメント6と同様な作業もしくは操作でリング10に組み付けることができ、その作業が容易になり、ひいてはベルト1の全体としての組み付け性あるいは生産性を向上させることができる。
なお、ディンプル7に形成するガイド面15は、前述したエレメント6Fにおける背面の下端部に形成されたガイド面14と同様に、平坦面である必要は特にはなく、凹曲面や凸曲面などの曲面であってもよく、要は、前述した横方向の分力を生じさせ得る面であればよい。凹曲面として形成されたガイド面15の例を図4に模式的に示してあり、また凸曲面として形成されたガイド面15の例を図5に模式的に示してある。この図5に示す例は、ディンプル7を半球状の突出部として形成することによりその表面に生じた球面をガイド面15としたものである。
以上、この発明を具体例を参照して説明したが、この発明は上述した具体例に限定されないのであって、この発明の伝動ベルトは、ベルト式無段変速機に限らず、ベルトとプーリとによって構成される他の巻き掛け伝動装置の伝動ベルトにも適用することができる。
そのベルトおよびエレメントを示す図であって、(a)はエレメントの正面図、(b)は最後のエレメントの側面図である。 その最後のエレメントを組み付けている状態を示す側面図である。 ガイド面をディンプルの先端部に形成した最後のエレメントを組み付けている状態を示す側面図である。 ディンプルに形成されたガイド面を凹曲面とした例を示す最後のエレメントの側面図である。 ディンプルに形成されたガイド面を凸曲面とした例を示す最後のエレメントの側面図である。 ベルト式無段変速機の一例を模式的に示す図である。
符号の説明
1…ベルト、 2…駆動プーリ、 3…従動プーリ、 4…巻き掛け溝、 6F,6L,6R…エレメント、 7…ディンプル、 8…ホール、 9…ロッキングエッジ、 10…リング、 11…サドル面、 δ1…突出量、 δ2…後退寸法、 14,15…ガイド面。

Claims (8)

  1. 板状に形成された複数のエレメントを姿勢を揃えた状態で互いに対向させて環状に配列するとともに、これらのエレメントをリングによって結束し、かつそれらのエレメントの正面に凸部が形成されるとともに背面にその凸部が嵌合する凹部が形成され、さらに前記エレメントが互いに接触した状態で前記リングに即して配列状態が湾曲する場合の厚さ方向への回転中心となるロッキングエッジが前記正面もしくは背面に形成されている伝動ベルトにおいて、
    前記凸部および前記凹部が前記ロッキングエッジよりも、前記環状に配列された状態での内周側に形成され、
    互いに隣接する少なくとも一対のエレメントにおける一方のエレメントの前記背面で前記凹部よりも内周側の部分と、他方のエレメントの前記凸部の先端部との少なくとも一方に、前記一方のエレメントに対して前記他方のエレメントを前記内周側から外周側に相対移動させて組み付ける際にこれらのエレメントの間隔を次第に増大させるように傾斜しているガイド面が形成されている
    ことを特徴とする伝動ベルト。
  2. 前記ガイド面は、前記一方のエレメントの背面でその凹部より内周側に形成され、かつ該一方のエレメントの厚さが内周端側で次第に薄くなる傾斜面であることを特徴とする請求項1に記載の伝動ベルト。
  3. 前記ガイド面は、前記他方のエレメントにおける凸部の先端部に形成され、かつ該凸部の突出長さが該他方のエレメントにおける内周端側で次第に長くなる傾斜面であることを特徴とする請求項1または2に記載の伝動ベルト。
  4. 前記エレメントの環状に配列した状態での外周部に、前記リングを収容するリング用凹部が、前記環状に配列した状態での外周側に開口して形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の伝動ベルト。
  5. 板状の小片であって、姿勢を揃えた状態で互いに対向して環状に配列された状態でリングにより結束されて伝動ベルトを形成し、かつ正面に凸部が形成されるとともに背面にその凸部が嵌合する凹部が形成され、さらに互いに接触した状態で前記リングに即して配列状態が湾曲する場合の厚さ方向への回転中心となるロッキングエッジが前記正面もしくは背面に形成されている伝動ベルト用エレメントにおいて、
    前記凸部および前記凹部が前記ロッキングエッジよりも、前記環状に配列された状態での内周側に形成され、
    前記背面で前記凹部よりも内周側の部分と、前記凸部の先端部との少なくとも一方に、隣接する前記小片に対して前記内周側から外周側に相対移動させて組み付ける際に前記小片同士の間隔を次第に増大させるように傾斜しているガイド面が形成されている
    ことを特徴とする伝動ベルト用エレメント。
  6. 前記ガイド面は、前記背面でその凹部より内周側に形成され、かつ該内周側の部分の厚さが内周端側で次第に薄くなる傾斜面であることを特徴とする請求項5に記載の伝動ベルト用エレメント。
  7. 前記ガイド面は、前記凸部の先端部に形成され、かつ該凸部の突出長さが内周端側で次第に長くなる傾斜面
    であることを特徴とする請求項5または6に記載の伝動ベルト用エレメント。
  8. 前記環状に配列した状態での外周部に、前記リングを収容するリング用凹部が、前記環状に配列した状態での外周側に開口して形成されていることを特徴とする請求項5ないし7のいずれかに記載の伝動ベルト用エレメント。
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