JP2010034990A5 - - Google Patents

Claims (12)

1. 内部に第１の空間と第２の空間とが形成された筐体と、
   前記筐体内部に配置される第１の振動膜とを備え、
   前記筐体には、前記第１の空間と外部とを連通する第１の開口部と、前記第２の空間と外部とを連通する第２の開口部とが形成され、
   前記第１の開口部および前記第２の開口部の、それぞれの開口部の中心を通る直線に対して垂直な第１の方向の寸法が、それぞれの開口部の中心を通る直線に対して平行な第２の方向の寸法よりも長い、差動マイクロホンユニット。
2. 前記第１の振動膜は、前記筐体内の空間を前記第１の空間と前記第２の空間とに仕切る、請求項１に記載の差動マイクロホンユニット。
3. 前記筐体は、基板部と前記基板部の上部に接合される上部筐体とを含み、
   前記第１の振動膜は、前記基板部と前記上部筐体との間に形成される前記第１の空間内の前記基板部上に搭載されており、
   前記第１の開口部から入力された音波は前記第１の空間を介して前記第１の振動膜の一方の面に伝達され、
   前記第２の開口部から入力された音波は前記基板部の内部に形成された内部空間を一部に含む第２の空間を介して前記第１の振動膜の他方の面に伝達される、請求項１または２に記載の差動マイクロホンユニット。
4. 前記基板部の内部空間は、前記基板部の内部での前記基板部の表面に対して水平方向に延在する空間である、請求項１から３のいずれか１項に記載の差動マイクロホンユニット。
5. 前記第１の開口部の中心から前記第１の振動膜に至る距離と、前記第２の開口部の中心から前記第１の振動膜に至る距離とが等しい、請求項１から４のいずれか１項に記載の差動マイクロホンユニット。
6. 前記２つの開口部から前記第１の振動膜までの２つの経路長の比率は、８０％以上１２０％以下となるように構成されている、請求項１から４のいずれか１項に記載の差動マイクロホンユニット。
7. 前記差動マイクロホンユニットは、前記第１の空間内の前記基板部上に前記第１の振動膜と近接して搭載される信号処理回路を有し、
   前記信号処理回路は、前記第１の振動膜に対して前記内部空間とは反対側に配置されている、請求項１から６のいずれか１項に記載の差動マイクロホンユニット。
8. 前記第１の振動膜は、前記第１の空間内に配置され、
   前記第２の空間内に配置される第２の振動膜をさらに備える、請求項１に記載の差動マイクロホンユニット。
9. 前記第１の開口部の中心から前記第１の振動膜に至る距離と、前記第２の開口部の中心から前記第２の振動膜に至る距離とが等しい、請求項８に記載の差動マイクロホンユニット。
10. 前記第１の開口部および前記第２の開口部は、前記筐体の同一面上に形成されている、請求項１から９のいずれか１項に記載の差動マイクロホンユニット。
11. 前記第１の開口部および前記第２の開口部は、第１の方向を長軸とする楕円形状を有する、請求項１から１０のいずれか１項に記載の差動マイクロホンユニット。
12. 前記第１の開口部および前記第２の開口部は、同一形状を有する、請求項１から１１のいずれか１項に記載の差動マイクロホンユニット。