JP2010030477A - ランフラットタイヤ - Google Patents

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Bunichi Yamashita
文一 山下
Akira Kamikoro
明 神頃
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Abstract

【課題】パンク状態での耐久性に優れたサイド補強型ランフラットタイヤ2の提供。
【解決手段】タイヤ2は、トレッド4、サイドウォール6、クリンチ部8、ビード10、カーカス12、支持層14、ベルト16及びバンド18を備えている。カーカス12のコードは、アラミド繊維からなる。このコードの撚り係数Tは、0.5以上0.7以下である。このタイヤ2はさらに、ショルダー56に膨出部54を備えている。膨出部54は、軸方向において接地端Peよりも外側に位置している。この膨出部54は、1mm以上5mm以下の最大厚みと、3mm以上15mm以下の幅とを有する。正規状態において、膨出部54は路面と接しない。パンク状態において、膨出部54は路面と接し、トレッド4のリフティングを抑制する。このタイヤ2は、トレッドの表面の中心点TCから軸方向外側に向かってその曲率半径が徐々に減少するプロファイルを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、パンクした状態でもある程度の距離を走行しうるランフラットタイヤに関する。
タイヤのプロファイル(凹凸がないと仮定されたときのトレッドからサイドウォールまでの表面形状)は、操縦安定性、乗り心地等のタイヤの基本性能を左右する。タイヤのコンセプトに応じ、適正なプロファイルが決定される必要がある。特開平8−337101号公報には、関数が用いられたプロファイルの決定方法が開示されている。この方法によって決定されたプロファイルでは、赤道面から軸方向外側に向かって、その曲率半径が徐々に減少する。このプロファイルは、CTTプロファイルと称されている。CTTプロファイルの採用により、タイヤの諸性能が高められうる。
近年、サイドウォールの内側に支持層を備えたランフラットタイヤが開発され、普及しつつある。この支持層には、高硬度な架橋ゴムが用いられている。このランフラットタイヤは、サイド補強型と称されている。このタイプのランフラットタイヤでは、パンクによって内圧が低下すると、支持層によって荷重が支えられる。この支持層は、パンク状態でのタイヤの撓みを抑制する。パンク状態で走行が継続されても、高硬度な架橋ゴムが、支持層での発熱を抑制する。このランフラットタイヤでは、パンク状態でも、ある程度の距離の走行が可能である。このランフラットタイヤが装着された自動車には、スペアタイヤの常備は不要である。このランフラットタイヤの採用により、不便な場所でのタイヤ交換が避けられうる。
この支持層は、高剛性である。この支持層を有するタイヤでは、正規状態における縦バネ定数が大きい。このタイヤは、乗り心地性に劣る。なお、正規状態とは、タイヤが正規リムに組まれ、正規内圧となるようにタイヤに空気が充填され、かつタイヤに正規荷重が負荷された状態を意味する。
パンク状態(正規状態にあるタイヤから空気が抜かれ、内圧が大気圧となった状態)での耐久性の、さらなる向上が望まれている。特開2007−290553号公報には、ショルダーに膨出部を有するランフラットタイヤが開示されている。この膨出部は、パンク状態において路面に接する。膨出部を備えたタイヤでは、パンク状態でのトレッドクラウンのリフティングが抑制される。膨出部は、タイヤの耐久性に寄与する。
特開平8−337101号公報 特開2007−290553号公報
パンク状態での耐久性には、なお改善の余地がある。より硬い支持層が採用されれば、優れた耐久性が得られる。しかし、硬い支持層を備えたタイヤの縦バネ定数は、大きい。より厚い支持層が採用されれば、優れた耐久性が得られる。しかし、厚い支持層を備えたタイヤの縦バネ定数は、大きい。従来のタイヤでは、正規状態での乗り心地性とパンク状態での耐久性とは、背反する性能である。
本発明の目的は、パンク状態での耐久性に優れたサイド補強型ランフラットタイヤの提供にある。
本発明に係るランフラットタイヤは、
(1)トレッド、
(2)このトレッドの端から半径方向略内向きに延びる一対のサイドウォール、
(3)このサイドウォールよりも半径方向略内側に位置する一対のビード、
(4)上記トレッド及びサイドウォールに沿っており、両ビードの間に架け渡されており 、周方向に対する角度が45°以上90°以下であるコードを有するカーカス、
(5)上記トレッドとカーカスとの間に位置する補強層
及び
(6)上記サイドウォールの軸方向内側に位置しており、その断面が略三日月形状である一対の支持層
を備える。このタイヤは、その外面のショルダーに、正規状態において路面から離れパンク状態において路面と接する一対の膨出部を備える。この外面は、互いに曲率半径が異なる複数の円弧からなる曲面を含むプロファイルを有する。上記カーカスのコードは、アラミド繊維からなる複数のヤーンが上撚りされた構造を有する。このコードの、下記数式(I)によって算出される撚り係数Tは、0.5以上0.7以下である。
T = N * ((0.125 * D / 2) / ρ)1/2 * 10−3 (I)
この数式(I)において、Nはコード10cm当たりの上撚り数を表し、Dはトータル繊度(dtex)を表し、ρはコード材料の比重(g/cm)を表す。
好ましくは、膨出部は、1mm以上5mm以下の最大厚みと、3mm以上15mm以下の幅とを有する。好ましくは、膨出部は環状であり、周方向に延在する。
好ましくは、このタイヤは、トレッドの表面の中心点TCから軸方向外側に向かってその曲率半径が徐々に減少するプロファイルを有する。
好ましくは、トレッド面の中心点TCから、この中心点TCからの軸方向距離がタイヤの半分の幅の90%である点P90までのプロファイルは、3以上の円弧によって形成される。それぞれの円弧は、これに隣接する円弧と接する。それぞれの円弧の曲率半径は、これよりも軸方向内側の円弧の曲率半径よりも小さい。
好ましくは、プロファイルは、下記数式(1)から(4)を満たす。
0.05 < Y60/H ≦ 0.10 (1)
0.10 < Y75/H ≦ 0.2 (2)
0.2 < Y90/H ≦ 0.4 (3)
0.4 < Y100/H ≦ 0.7 (4)
この数式(1)から(4)において、Hはタイヤの高さを表し、Y60、Y75、Y90及びY100はそれぞれ中心点TCと点P60、点P75、点P90及び点P100との半径方向距離を表す。点P60、点P75、点P90及び点P100は、それぞれ中心点TCからの軸方向距離がタイヤの半分の幅の60%、75%、90%及び100%であるプロファイル上の点である。
本発明に係るランフラットタイヤには、強度と耐疲労性とに優れたカーカスコードが用いられている。このカーカスコードは、パンク状態でのタイヤの縦歪みを抑制する。さらにこのタイヤでは、膨出部が、クラウンのリフティングを抑制する。縦歪み及びリフティングの抑制により、タイヤの破損が抑制される。このタイヤは、パンク状態での耐久性に優れる。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1は、本発明の一実施形態に係るランフラットタイヤ2の一部が示された断面図である。図1において、上下方向が半径方向であり、左右方向が軸方向であり、紙面との垂直方向が周方向である。このタイヤ2は、図1中の一点鎖線CLを中心としたほぼ左右対称の形状を呈する。この一点鎖線CLは、タイヤ2の赤道面を表す。この図1において両矢印Hで示されているのは、基準線BL(後に詳説)からのタイヤ2の高さである。
このタイヤ2は、トレッド4、サイドウォール6、クリンチ部8、ビード10、カーカス12、支持層14、ベルト16、バンド18、インナーライナー20及びチェーファー22を備えている。ベルト16及びバンド18は、補強層を構成している。ベルト16のみから、補強層が構成されてもよい。バンド18のみから、補強層が構成されてもよい。このタイヤ2は、チューブレスタイプの空気入りタイヤである。
トレッド4は、半径方向外向きに凸な形状を呈している。トレッド4は、トレッド面24を有している。トレッド面24には、溝26が刻まれている。この溝26により、トレッドパターンが形成されている。トレッド4は、架橋ゴムからなる。
サイドウォール6は、トレッド4の端から半径方向略内向きに延びている。このサイドウォール6は、架橋ゴムからなる。サイドウォール6は、カーカス12の外傷を防止する。サイドウォール6は、リブ28を備えている。リブ28は、軸方向外側に向かって突出している。パンク状態での走行のとき、このリブ28がリムのフランジと当接する。この当接により、ビード10の変形が抑制されうる。変形が抑制されたタイヤ2は、パンク状態での耐久性に優れる。
クリンチ部8は、サイドウォール6の半径方向略内側に位置している。クリンチ部8は、軸方向において、ビード10及びカーカス12よりも外側に位置している。クリンチ部8は、リムのフランジと当接する。
ビード10は、サイドウォール6の半径方向内側に位置している。ビード10は、コア30と、このコア30から半径方向外向きに延びるエイペックス32とを備えている。コア30はリング状であり、複数本の非伸縮性ワイヤー(典型的にはスチール製ワイヤー)を含む。エイペックス32は、半径方向外向きに先細りである。エイペックス32は、高硬度な架橋ゴムからなる。
図1において矢印Haで示されているのは、基準線BLからのエイペックス32の高さである。この基準線BLは、コア30の、半径方向における最も内側地点を通過する。この基準線BLは、軸方向に延びる。タイヤ2の高さHに対するエイペックス32の高さHaの比(Ha/H)は、0.1以上0.7以下が好ましい。比(Ha/H)が0.1以上であるエイペックス32は、パンク状態において車重を支持しうる。このエイペックス32は、パンク状態でのタイヤ2の耐久性に寄与する。この観点から、比(Ha/H)は0.2以上がより好ましい。比(Ha/H)が0.7以下であるタイヤ2は、乗り心地性に優れる。この観点から、比(Ha/H)は0.6以下がより好ましい。
カーカス12は、カーカスプライ34からなる。カーカスプライ34は、両側のビード10の間に架け渡されており、トレッド4及びサイドウォール6に沿っている。カーカスプライ34は、コア30の周りを、軸方向内側から外側に向かって折り返されている。この折り返しにより、カーカスプライ34には、主部36と折り返し部38とが形成されている。折り返し部38の端40は、ベルト16の直下にまで至っている。換言すれば、折り返し部38はベルト16とオーバーラップしている。このカーカス12は、いわゆる「超ハイターンアップ構造」を有する。超ハイターンアップ構造を有するカーカス12は、タイヤ2のサイド部の強度に寄与する。
後述されるように、カーカスプライ34は、並列された多数のコードとトッピングゴムとからなる。各コードが赤道面に対してなす角度の絶対値は、45°から90°、さらには75°から90°である。換言すれば、このカーカス12はラジアル構造を有する。
支持層14は、サイドウォール6の軸方向内側に位置している。支持層14は、カーカス12とインナーライナー20とに挟まれてる。支持層14は、半径方向において、内向きに先細りであり外向きにも先細りである。この支持層14は、三日月に類似の形状である。支持層14は、高硬度な架橋ゴムからなる。タイヤ2がパンクしたとき、この支持層14が荷重を支える。この支持層14により、パンク状態であっても、タイヤ2はある程度の距離を走行しうる。このタイヤ2は、「サイド補強型ランフラットタイヤ」である。タイヤ2が、図1に示された支持層14の形状とは異なる形状を有する支持層を備えてもよい。
カーカス12のうち、支持層14とオーバーラップしている部分は、インナーライナー20と離れている。換言すれば、支持層14の存在により、カーカス12は湾曲されられている。パンク状態のとき、支持層14には圧縮荷重がかかる。パンク状態のとき、カーカス12のうち支持層14と近接している領域には、引張り荷重がかかる。支持層14はゴム塊なので、圧縮荷重に十分に耐えうる。カーカスコードは、引張り荷重に十分に耐えうる。支持層14とカーカスコードとにより、パンク状態でのタイヤ2の縦撓みが抑制される。縦撓みが抑制されたタイヤ2は、パンク状態での操縦安定性に優れる。
パンク状態での縦歪みの抑制の観点から、支持層14の硬度は60以上が好ましく、65以上がより好ましい。正規状態での乗り心地性の観点から、硬度は90以下が好ましく、80以下がより好ましい。硬度は、「JIS K6253」の規定に準じ、タイプAのデュロメータによって測定される。図1に示された断面にこのデュロメータが押し付けられ、硬度が測定される。測定は、23℃の温度下でなされる。
支持層14の下端42は、エイペックス32の上端44よりも、半径方向において内側に位置している。換言すれば、支持層14はエイペックス32とオーバーラップしている。図1において矢印L1で示されているのは、支持層14の下端42とエイペックス32の上端44との半径方向距離である。距離L1は、5mm以上50mm以下が好ましい。距離L1がこの範囲であるタイヤ2では、均一な剛性分布が得られる。距離L1は10mm以上がより好ましい。距離L1は40mm以下がより好ましい。
支持層14の上端46は、ベルト16の端48よりも軸方向において内側に位置している。換言すれば、支持層14はベルト16とオーバーラップしている。図1において矢印L2で示されているのは、支持層14の上端46とベルト16の端48との軸方向距離である。距離L2は、2mm以上50mm以下が好ましい。距離L2がこの範囲であるタイヤ2では、均一な剛性分布が得られる。距離L2は5mm以上がより好ましい。距離L1は40mm以下がより好ましい。
パンク状態での縦歪みの抑制の観点から、支持層14の最大厚みは3mm以上が好ましく、4mm以上がより好ましく、7mm以上が特に好ましい。タイヤ2の軽量の観点から、最大厚みは、25mm以下が好ましく、20mm以下がより好ましい。
ベルト16は、カーカス12の半径方向外側に位置している。ベルト16は、カーカス12と積層されている。ベルト16は、カーカス12を補強する。ベルト16は、内側層50及び外側層52からなる。図1から明らかなように、内側層50の幅は、外側層52の幅よりも若干大きい。図示されていないが、内側層50及び外側層52のそれぞれは、並列された多数のコードとトッピングゴムとからなる。各コードは、赤道面に対して傾斜している。傾斜角度の絶対値は、通常は10°以上35°以下である。内側層50のコードの赤道面に対する傾斜方向は、外側層52のコードの赤道面に対する傾斜方向とは逆である。コードの好ましい材質は、スチールである。コードに、有機繊維が用いられてもよい。ベルト16の軸方向幅は、タイヤ2の最大幅W(後に詳説)の0.85倍以上1.0倍以下が好ましい。ベルト16が、3枚以上の層を備えてもよい。
バンド18は、ベルト16を覆っている。図示されていないが、このバンド18は、コードとトッピングゴムとからなる。コードは、螺旋状に巻かれている。バンド18は、いわゆるジョイントレス構造を有する。コードは、実質的に周方向に延びている。周方向に対するコードの角度は、5°以下、さらには2°以下である。このコードによりベルト16が拘束されるので、ベルト16のリフティングが抑制される。コードは、通常は有機繊維からなる。好ましい有機繊維としては、ナイロン繊維、ポリエステル繊維、レーヨン繊維、ポリエチレンナフタレート繊維及びアラミド繊維が例示される。
タイヤ2が、バンド18に代えて、ベルト16の端の近傍のみを覆うエッジバンドを備えてもよい。タイヤ2が、バンド18と共に、エッジバンドを備えてもよい。
図2は、図1のタイヤ2の一部が示された拡大断面図である。このタイヤ2は、その外面に膨出部54を備えている。図1及び図2から明らかなように、膨出部54は、ショルダー56に位置している。図2における二点鎖線は、膨出部54がないと仮定されたときのタイヤ2のプロファイルの一部である。この二点鎖線は、接地端Pe(後に詳説)から最大幅位置P100まで引かれた滑らかな曲線の一部である。膨出部54は、プロファイルから突出している。膨出部54は環状であり、かつ周方向に延在している。周方向において不連続な多数の膨出部が設けられてもよい。
図2において符号Peで示されているのは、接地端である。接地端Peは、正規状態での接地面の、軸方向における外側端である。膨出部54は、軸方向において接地端Peよりも外側に位置している。
図2から明らかなように、膨出部54の断面の輪郭は円弧状である。膨出部54は、その中央において最も厚い。膨出部54の厚みは、中央から一端58に向かって徐々に減少している。膨出部54の厚みは、中央から他端60に向かっても徐々に減少している。タイヤ2が、他の断面形状を有する膨出部を備えてもよい。
図3は、図1のタイヤ2の一部が路面62と共に示された模式的断面図である。図3には、正規状態にあるタイヤ2が示されている。図3から明らかなように、トレッド面24は、接地端Peよりも内側において、路面62と接している。トレッド面24は、接地端Peよりも外側において、路面62から離れている。
図3から明らかなように、正規状態において、膨出部54は路面62から離れている。従って、膨出部54と路面62との間に力学的関係は生じない。この膨出部54は、正規状態での乗り心地性、耐久性等にほとんど影響を与えない。
図4は、図1のタイヤ2の一部が路面62と共に示された模式的断面図である。図4には、パンク状態にあるタイヤ2が示されている。パンク状態では、支持層14が荷重を支える。トレッド4のショルダー56は支持層14に近いので、このショルダー56に荷重がかかる。この荷重により、トレッド4には、軸方向に圧縮応力が生じる。この応力により、トレッド4のクラウン64はリフトされる。
図4に示されるように、本発明に係るタイヤ2では、パンク状態において膨出部54が路面62と接する。従って、膨出部54がない場合に比べ、トレッド4に生じる圧縮応力が抑制され、クラウン64のリフティングが抑制される。このタイヤ2では、従来のランフラットタイヤに比べ、ショルダー56及び支持層14での発熱が少ない。膨出部54は、パンク状態でのトレッド4及び支持層14の損傷を抑制する。膨出部54は、タイヤ2の耐久性に寄与する。なお、図4において二点鎖線で示されているのは、膨出部54を有さないタイヤのクラウンである。
図2において矢印Tmで示されているのは、膨出部54の最大厚みである。最大厚みTmは、1mm以上5mm以下が好ましい。最大厚みTmが1mm以上である膨出部54により、パンク状態でのクラウン64のリフティングが十分に抑制されうる。この観点から、最大厚みTmは2mm以上がより好ましい。最大厚みTmが5mm以下である膨出部54は、正規状態での走行において接地しにくい。この膨出部54は、乗り心地性を阻害しない。さらに、最大厚みTmが5mm以下に設定されることにより、膨出部54に起因する偏摩耗が抑制される。これらの観点から、最大厚みTmは4mm以下が好ましい。最大厚みTmは、膨出部54がないと仮定されたプロファイルの法線方向において測定される。
図2において矢印Wで示されているのは、膨出部54の幅である。幅Wは、3mm以上15mm以下が好ましい。幅Wが3mm以上である膨出部54により、パンク状態でのクラウン64のリフティングが抑制されうる。この観点から、幅Wは5mm以上がより好ましい。幅が15mm以下に設定されることにより、膨出部54によるタイヤ2の質量の増加が抑制される。この観点から、幅Wは10mm以下がより好ましい。
図2において矢印L3で示されているのは、接地端Peから膨出部54までの距離である。距離L3は、4mm以上12mm以下が好ましい。距離L3が4mm以上であるタイヤ2では、正規状態での走行において膨出部54が接地しにくい。この観点から、距離L3は6mm以上がより好ましい。距離L3が12mm以下であるタイヤ2では、パンク状態において膨出部54がクラウン64のリフティングを十分に抑制する。この観点から、距離L3は10mm以下がより好ましい。
膨出部54は、トレッド4と一体に成形されている。従って、膨出部54の材質はトレッド4の材質と同等である。この膨出部54の形成は、容易である。タイヤ2が、トレッド4の材質とは異なる材質を有する膨出部54を備えてもよい。この場合、膨出部54に高硬度なゴムが用いられることが好ましい。高硬度な膨出部54は、パンク状態における耐摩耗性に優れる。膨出部54が、短繊維で補強されてもよい。
膨出部54の表面に粗面加工が施されることが好ましい。粗面加工された膨出部54の摩擦係数は、大きい。パンク状態において、この膨出部54と路面62との間に大きな摩擦力が働く。この膨出部54は、パンク状態において軸方向内側へ移動しにくい。この膨出部54により、クラウン64のリフティングが抑制されうる。粗面加工は、モールのキャビティ面のうち膨出部54に相当する箇所に、ショットブラスト処理、ショットピーニング処理等が施されることで、達成されうる。膨出部54の表面に、多数の微小な筋山が形成されてもよい。
図5は、図1のタイヤ2のカーカスプライ34の一部が示された断面斜視図である。このカーカスプライ34は、並列された多数のカーカスコード66と、トッピングゴム68とからなる。
図6は、図5のカーカスプライ34のカーカスコード66の一部が示された分解図である。このカーカスコード66は、2本のヤーン70が上撚りされた構造を有する。3本以上のヤーン70が撚られてもよい。それぞれのヤーン70は、アラミド繊維が下撚りされてなる。パンク状態での走行により、タイヤ2は昇温する。アラミド繊維の弾性率の温度依存性は小さいので、パンク状態での走行においても、カーカスコード66がカーカス12の破損を抑制する。
このカーカスコード66の撚り係数Tは、0.5以上である。このカーカスコード66は、いわゆる「ハイツイスト構造」を有する。アラミド繊維は、高強度である。一方、アラミド繊維は耐疲労性に劣る。ハイツイスト構造は、カーカスコード66の耐疲労性を高める。このカーカスコード66では、アラミド繊維とハイツイスト構造との組み合わせにより、強度と耐疲労性とが両立されている。このカーカスコード66は、パンク状態におけるタイヤ2の縦歪みを抑制する。このカーカスコード66は、パンク状態でのタイヤ2の操縦安定性に寄与する。
クラウン64のリフティングを抑制する膨出部54と、耐疲労性に優れるカーカスコード66との相乗効果により、このタイヤ2では極めて優れた耐久性が達成されている。このタイヤ2では、パンク状態でも長時間の走行が可能である。
カーカスコード66の撚り係数Tは、下記数式(I)によって算出される。
T = N * ((0.125 * D / 2) / ρ)1/2 * 10−3 (I)
この数式(I)において、Nはコード10cm当たりの上撚り数を表し、Dはトータル繊度(dtex)を表し、ρはコード材料の比重(g/cm)を表す。トータル繊度Dは、それぞれのヤーン70の繊度の総和である。
タイヤ2の強度及び耐久性の観点から、撚り係数Tは、0.6以上がより好ましい。カーカスコード66の製作容易の観点から、撚り係数Tは0.7以下が好ましい。
カーカスコード66の耐疲労性の観点から、上撚り数Nは、40以上が好ましく、50以上がより好ましい。上撚り数Nは、100以下が好ましい。
カーカスコード66の耐疲労性の観点から、カーカスコード66の、下撚り数N1と上撚り数Nとの比(N1/N)は、0.2以上2.0以下が好ましく、0.5以上1.5以下が好ましい。比(N1/N)は、理想的には1.0である。
カーカスコード66のトータル繊度Dは、1500dtex以上6000dtex以下が好ましい。それぞれのヤーン70の繊度は、700dtex以上3000dtex以下が好ましい。カーカスコード66の密度Deは、30本/5cm以上60本/5cm以下が好ましい。カーカスプライ34におけるトータル繊度Dと密度Deとの積(D*De)は、70000以上150000以下が好ましく、100000以上120000以下がより好ましい。
トッピングゴム68(図5参照)の複素弾性率Eは、5MPa以上である。このトッピングゴム68は、高弾性である。このトッピングゴム68は、パンク状態でのタイヤ2の操縦安定性及び耐久性に寄与する。この観点から、複素弾性率Eは6MPa以上がより好ましい。複素弾性率Eは、13MPa以下が好ましい。複素弾性率Eは、「JIS K 6394」の規定に準拠して、以下に示される条件で、粘弾性スペクトロメーター(島津製作所社製の「VA−200」)によって測定される。
初期歪み:10%
振幅:±1%
周波数:10Hz
変形モード:引張
測定温度:70℃
図7は、図1のタイヤ2の一部が示された断面図である。図7には、トレッド4及びサイドウォール6が示されている。溝26及び膨出部54がないと仮定されたときの、トレッド4からサイドウォール6に至る表面の形状は、プロファイルと称される。図7において矢印W/2で示されているのは、タイヤ2の幅Wの半分である。幅Wは、リブ28(図1参照)を除いて、軸方向で最も外側にある点P100が基準とされて決定される。プロファイルは、中心点TCから点P100に至っている。図7において、点P60、点P75及び点P90は、それぞれ、点TCからの軸方向距離がタイヤ2の半分の幅(W/2)の60%、75%及び90%であるプロファイル上の点を表す。
このタイヤ2は、CTTプロファイルを有している。このCTTプロファイルでは、中心点TCから点P90の間において、その曲率半径が徐々に減少している。CTTプロファイルは、典型的には、インボリュート曲線に基づいて決定される。CTTプロファイルが、インボリュート曲線に近似された多数の円弧から構成される部位を備えてもよい。図7に示されたタイヤ2では、中心点TCから点P90の間において、プロファイルが、インボリュート曲線に近似された多数の円弧から構成されている。円弧の数は3以上が好ましく、5以上がより好ましい。他の関数曲線に依拠して、CTTプロファイルが決定されてもよい。
CTTプロファイルが、関数曲線に近似された多数の円弧を備える場合、それぞれの円弧は、これに隣接する円弧と接する。それぞれの円弧の曲率半径は、これよりも軸方向内側にある円弧の曲率半径よりも小さい。
図7において、Y60は点TCと点P60との半径方向距離を表し、Y75は点TCと点P75との半径方向距離を表し、Y90は点TCと点P90との半径方向距離を表し、Y100は点TCと点P100との半径方向距離を表す。このCTTプロファイルは、下記数式(1)から(4)を満たす。
0.05 < Y60/H ≦ 0.10 (1)
0.10 < Y75/H ≦ 0.2 (2)
0.2 < Y90/H ≦ 0.4 (3)
0.4 < Y100/H ≦ 0.7 (4)
このCTTプロファイルは、タイヤ2の諸性能に寄与する。CTTプロファイルを備えたタイヤ2では、接地面の適正な形状が得られる。この接地面により、支持層14が存在するにもかかわらず、優れた乗り心地性が得られる。このプロファイルでは、タイヤ2に正規荷重の80%が付加されたときの接地幅は、タイヤ2の最大幅Wの0.50倍以上0.65倍以下である。プロファイルの測定は、タイヤ2が正規リムに組まれ、正規内圧となるようにタイヤ2に空気が充填されてなされる。測定時には、タイヤ2に荷重は負荷されない。
CTTプロファイルを備えたタイヤ2では、正規状態において、ショルダー56のプロファイルが路面62から大きく離れている。従って、このショルダー56に大きな膨出部54が形成されても、膨出部54が路面と接触しにくい。CTTプロファイルと膨出部54との組み合わせにより、パンク状態での優れた耐久性が達成されうる。
本明細書において正規リムとは、タイヤ2が依拠する規格において定められたリムを意味する。JATMA規格における「標準リム」、TRA規格における「Design Rim」、及びETRTO規格における「Measuring Rim」は、正規リムである。本明細書において正規内圧とは、タイヤ2が依拠する規格において定められた内圧を意味する。JATMA規格における「最高空気圧」、TRA規格における「TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES」に掲載された「最大値」、及びETRTO規格における「INFLATION PRESSURE」は、正規内圧である。但し、乗用車タイヤ2の場合、便宜上、180kPaが正規内圧である。
以下、実施例によって本発明の効果が明らかにされるが、この実施例の記載に基づいて本発明が限定的に解釈されるべきではない。
[実施例1]
図1に示された構造を備えたランフラットタイヤを得た。このタイヤは、最大厚みが9mmであり硬度が78である支持層を備えている。このタイヤのカーカスコードは、アラミド繊維からなる。このカーカスコードの撚り係数Tは、0.50である。このタイヤは、一対の膨出部を有している。各膨出部は、5mmの最大厚みTと、10mmの幅Wとを有する。膨出部の表面には、粗面加工が施されている。このタイヤは、CTTプロファイルを有している。このプロファイルは、インボリュート曲線に近似された多数の円弧からなる。中心点TCから点P90の間の円弧の数は、5である。このプロファイルでは、(Y60/H)は0.09であり、(Y75/H)は0.14であり、(Y90/H)は0.37であり、(Y100/H)は0.57である。このタイヤのサイズは、「245/40ZR18」である。
[比較例1及び実施例2]
下記表1に示される撚り係数Tを有するカーカスコードを用いた他は実施例1と同様にして、比較例1及び実施例2のタイヤを得た。
[比較例2]
レーヨンからなるカーカスコードを用いた他は実施例1と同様にして、比較例2のタイヤを得た。
[実施例3]
膨出部に粗面加工を施さなかった他は実施例1と同様にして、実施例3のタイヤを得た。
[実施例4から7]
膨出部の幅Wを下記表1に示される通りとした他は実施例1と同様にして、実施例4から7のタイヤを得た。
[実施例8から10]
膨出部の最大厚みTmを下記表2に示される通りとした他は実施例1と同様にして、実施例8から10のタイヤを得た。
[比較例3]
膨出部を形成しなかった他は実施例1と同様にして、比較例3のタイヤを得た。
[比較例4]
膨出部を形成せず、レーヨンからなるカーカスコードを用いた他は実施例1と同様にして、比較例4のタイヤを得た。
[実施例11]
CTTプロファイルではない通常のプロファイルを形成した他は実施例1と同様にして、実施例11のタイヤを得た。このタイヤでは、(Y60/H)は0.06であり、(Y75/H)は0.08であり、(Y90/H)は0.19であり、(Y100/H)は0.57である。
[比較例4]
膨出部を形成せず、CTTプロファイルではない通常のプロファイルを形成した他は実施例1と同様にして、比較例4のタイヤを得た。このタイヤでは、(Y60/H)は0.06であり、(Y75/H)は0.08であり、(Y90/H)は0.19であり、(Y100/H)は0.57である。
[パンク状態での耐久性]
タイヤを正規リムに組み込み、このタイヤに空気を充填して内圧を230kPaとした。このタイヤを、38℃±3℃の温度下に34時間保持した。リムのバルブコアを抜き取って、タイヤの内部を大気と連通させた。このタイヤをドラム式走行試験機に装着し、4.14kNの縦荷重をタイヤに負荷した。このタイヤを、80km/hの速度で、半径が1.7mであるドラムの上を走行させた。タイヤが破壊するまでの走行距離を、測定した。この結果が、比較例4のタイヤが基準とされた指数として、下記の表1及び2に示されている。数値が大きいほど、好ましい。
[乗り心地性]
タイヤを正規リムに組み込み、このタイヤに空気を充填して内圧を230kPaとした。このタイヤを、前側エンジン後輪駆動タイプであり、排気量が4300ccである乗用車に装着した。アスファルト舗装されかつ段差を有する路面、ベルジャン路面及びビッツマン路面にてこの乗用車を走行させ、ドライバーに乗り心地性を評価させた。この結果が、比較例4のタイヤが基準とされた指数として、下記の表1及び2に示されている。数値が大きいほど好ましい。
Figure 2010030477
Figure 2010030477
表1及び2に示されるように、各実施例のタイヤは、諸性能に優れている。この評価結果から、本発明の優位性は明らかである。
本発明に係るランフラットタイヤは、種々の車両に装着されうる。
図1は、本発明の一実施形態に係るランフラットタイヤの一部が示された断面図である。 図2は、図1のタイヤの一部が示された拡大断面図である。 図3は、図1のタイヤの一部が路面と共に示された模式的断面図である。 図4は、図1のタイヤの一部が路面と共に示された模式的断面図である。 図5は、図1のタイヤのカーカスプライの一部が示された断面斜視図である。 図6は、図5のカーカスプライのカーカスコードの一部が示された分解図である。 図7は、図1のタイヤの一部が示された断面図である。
符号の説明
2・・・ランフラットタイヤ
4・・・トレッド
6・・・サイドウォール
8・・・クリンチ部
10・・・ビード
12・・・カーカス
14・・・支持層
16・・・ベルト
18・・・バンド
28・・・リブ
34・・・カーカスプライ
54・・・膨出部
56・・・ショルダー
64・・・クラウン
66・・・カーカスコード
68・・・トッピングゴム
70・・・ヤーン

Claims (6)

  1. トレッド、
    このトレッドの端から半径方向略内向きに延びる一対のサイドウォール、
    このサイドウォールよりも半径方向略内側に位置する一対のビード、
    上記トレッド及びサイドウォールに沿っており、両ビードの間に架け渡されており、周方向に対する角度が45°以上90°以下であるコードを有するカーカス、
    上記トレッドとカーカスとの間に位置する補強層
    及び
    上記サイドウォールの軸方向内側に位置しており、その断面が略三日月形状である一対の支持層
    を備えており、
    その外面のショルダーに、正規状態において路面から離れパンク状態において路面と接する一対の膨出部を備えており、
    上記外面が、互いに曲率半径が異なる複数の円弧からなる曲面を含むプロファイルを有しており、
    上記カーカスのコードが、アラミド繊維からなる複数のヤーンが上撚りされた構造を有しており、
    このコードの、下記数式(I)によって算出される撚り係数Tが、0.5以上0.7以下であるランフラットタイヤ。
    T = N * ((0.125 * D / 2) / ρ)1/2 * 10−3 (I)
    (この数式(I)において、Nはコード10cm当たりの上撚り数を表し、Dはトータル繊度(dtex)を表し、ρはコード材料の比重(g/cm)を表す。)
  2. 上記膨出部が、1mm以上5mm以下の最大厚みと、3mm以上15mm以下の幅とを有する請求項1に記載のタイヤ。
  3. 上記膨出部が、環状であって周方向に延在する請求項1又は2に記載のタイヤ。
  4. 上記トレッドの表面の中心点TCから軸方向外側に向かってその曲率半径が徐々に減少するプロファイルを有する請求項1から3のいずれかに記載のタイヤ。
  5. 上記トレッド面の中心点TCから、この中心点TCからの軸方向距離がタイヤの半分の幅の90%である点P90までのプロファイルが、3以上の円弧によって形成されており、
    それぞれの円弧が、これに隣接する円弧と接しており、
    それぞれの円弧の曲率半径が、これよりも軸方向内側の円弧の曲率半径よりも小さい請求項1から4のいずれかに記載のタイヤ。
  6. 上記プロファイルが、下記数式(1)から(4)を満たす請求項5に記載のタイヤ。
    0.05 < Y60/H ≦ 0.10 (1)
    0.10 < Y75/H ≦ 0.2 (2)
    0.2 < Y90/H ≦ 0.4 (3)
    0.4 < Y100/H ≦ 0.7 (4)
    (この数式(1)から(4)において、Hはタイヤの高さを表し、Y60、Y75、Y90及びY100はそれぞれ中心点TCと点P60、点P75、点P90及び点P100との半径方向距離を表す。点P60、点P75、点P90及び点P100は、それぞれ中心点TCからの軸方向距離がタイヤの半分の幅の60%、75%、90%及び100%であるプロファイル上の点である。)
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