JP2010013785A - オフセット印刷用塗工新聞用紙 - Google Patents

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JP2010013785A JP2008203596A JP2008203596A JP2010013785A JP 2010013785 A JP2010013785 A JP 2010013785A JP 2008203596 A JP2008203596 A JP 2008203596A JP 2008203596 A JP2008203596 A JP 2008203596A JP 2010013785 A JP2010013785 A JP 2010013785A
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Abstract

【課題】浸透乾燥性インキを使用するコールドセット型高速輪転機印刷において、印刷後不透明度が高く、インキ着肉性の良好なオフセット印刷用塗工新聞用紙を提供する。
【解決手段】填料が内添された原紙上に、顔料と接着剤を含む表面処理剤を塗工、乾燥してなるオフセット印刷用塗工新聞用紙であって、顔料の吸油量が40〜120cc/100gであり、紙mあたり顔料の持つ吸油量が0.01〜1.0cc/mとなるように塗工されていることを特徴とするオフセット印刷用塗工新聞用紙。さらに、填料が、紙mあたり填料の持つ吸油量が1〜5cc/mとなるように内添されていることが好ましい。
【選択図】なし

Description

発明の詳細な説明
本発明は、印刷後不透明度が高く、インキ着肉性の良好なオフセット印刷用塗工新聞用紙に関するものである。
近年のオフセット印刷用新聞用紙は、カラー印刷が多用されており、カラー印刷の見栄えは原紙の白色度が高いほど良くなることから、一般のオフセット印刷用新聞用紙の白色度のアップが要求されている。また、オフセット印刷用新聞用紙には軽量化(低坪量化)が求められている。低坪量の紙は表面の印刷が裏面から見える裏抜けが生じやすく、比較的多量のインキが付与されるカラー印刷では裏抜けが生じやすい。したがって、低坪量であっても高い印刷後不透明度が要求される。
オフセット印刷用新聞用紙の白色度を向上させる方法としては、原料のパルプの漂白を進める方法と、白色度の高い填料を添加する方法がある。パルプの漂白を進めて白色度を上げると不透明度が低下することになるので、填料を内添する方法が採用されている。填料を内添すると白色度を上げるとともに不透明度を上げることができる。
オフセット印刷用新聞用紙に通常使用される填料としては、ホワイトカーボン、タルク、カオリン、クレー、二酸化チタン、炭酸カルシウムなどそれぞれの特性により使用されている。
例えば、二酸化チタンは光散乱係数が非常に高いので、不透明度を向上させるには有効であるが、高価であり、オフセット印刷用新聞用紙では多用されていない。タルク、カオリンは安価であるが、吸油性は高くないので、印刷後不透明度を向上させる効果はそれほど高くない。そこで、特に吸油性の高いホワイトカーボンが比較的少量の添加量で印刷後不透明度向上の効果が高く、多く使用されている。また、炭酸カルシウムは白色度が高く、入手が容易なことから多く使用されている。しかし、これらの内添薬品は、添加したものすべてが紙に留まるわけではなく、一部は抄紙機のワイヤーから白水とともに抜け、特に添加量が多くなると、ワイヤーから抜ける比率が高くなり、添加量に対する薬品の効果が頭打ちになる。また、パルプ繊維同士の結合を阻害するので、紙の強度が低下し、紙粉・パイリングの問題が起こりやすくなるという弊害がある。
カラー印刷の見栄えを良くするためには、インキ着肉性も重要である。
インキ着肉性を向上するための最も一般的な方法として、紙のカレンダー処理が挙げられる。カレンダー処理を施すことで、紙表面の平滑性が向上し、オフセット印刷機のブランケットからの紙へのインキ転移を向上させることができるが、この方法によるだけでは、紙厚の低下による印刷後不透明度の低下につながりやすいという問題がある。
そこで、インクのビヒクル分(油、樹脂、溶剤等)を吸収する各種顔料を接着剤とともに原紙表面に塗工する方法が提案されている。具体的には次のような技術が提案されている。
(1)メカニカルパルプを主体とする原紙の表面に、白色顔料と該白色顔料の結着剤として水溶性高分子を含有した塗工層を有する新聞印刷用紙であって、該白色顔料が、吸油量が90cc/100g以上の高吸油性顔料と吸油量が90cc/100g未満の低吸油性顔料のそれぞれ少なくとも1種からなり、該高吸油性顔料は顔料全体の50重量%以上であり、かつ顔料全体としての吸油量が65cc/100g〜150cc/100gであって、塗工層の平滑度がベック平滑度で30秒〜150秒である、コールドセット型新聞輪転印刷機を用いて印刷する多色印刷用新聞印刷用紙。(特許文献1)
(2)針状顔料を含みかつ平均吸油量が65cc/100g以上の顔料を含有する塗工層を設けたことを特徴とする、コールドセット型新聞輪転印刷機用の新聞印刷用紙。(特許文献2)
(3)二酸化チタン粒子表面に炭酸カルシウム粒子を定着させた二酸化チタン−炭酸カルシウム複合粒子を、セルロースを主体とした紙に内添、もしくは塗工することにより0.5〜15質量%含有せしめた高不透明度新聞用紙。(前記複合粒子の比表面積が5〜30m/gであり、吸油量(アマニ油)が20〜50mL/100gである高不透明度新聞用紙。(特許文献3)
特許文献1と特許文献2に記載の発明は、塗工層に含まれる顔料によりインキを吸収させることを意図したものであり、顔料を塗工することでインキ着肉性は良くなるが、顔料の塗工量が多く、塗工層の塗工量が多くなるので、インキ乾燥不良によるセットオフの問題を起こすことが懸念される。特許文献3に記載の発明は、印刷後不透明度が高い新聞用紙を提供するためのもので、インキ着肉性について検討されておらず、未だ満足できるものではない。
特公平04−009237号公報 特許第2504819号公報 特開平18−104624号公報
本発明は上記事情に鑑み、浸透乾燥性インキを使用するコールドセット型高速輪転機印刷において、印刷後不透明度が高く、インキ着肉性の良好なオフセット印刷用塗工新聞用紙を提供することを目的とする。
上記の目的は以下の発明によって達成される。
(1)填料が内添された原紙上に、顔料と接着剤を含む表面処理剤を塗工、乾燥してなるオフセット印刷用塗工新聞用紙であって、
該顔料の吸油量が40〜120cc/100gであり、紙mあたり該顔料の持つ吸油量が0.01〜1.0cc/mとなるように塗工されていることを特徴とするオフセット印刷用塗工新聞用紙。
(2)填料が、紙mあたり該填料の持つ吸油量が1〜5cc/mとなるように内添されていることを特徴とする請求項1に記載のオフセット印刷用塗工新聞用紙。
(3)JISP8119に規定される平滑度が20〜80秒、JISP3001に規定される吸油度が50〜120秒であることを特徴とする(1)〜(2)のいずれかに記載のオフセット印刷用塗工新聞用紙。
(4)表面のJISB0651に規定される触針式表面粗さ測定器で測定したJISB0601に規定される10点平均表面粗さが5〜20μmであることを特徴とする(1)〜(3)のいずれかに記載のオフセット印刷用塗工新聞用紙。
本発明によると、コールドオフセット型輪転機を用いた高精細印刷や高彩色印刷といった高品位多色カラー印刷において、印刷後不透明度が高く、インキ着肉性の良好なオフセット印刷用塗工新聞用紙を提供することができる。
本発明者はオフセット新聞輪転機において、使用される用紙の顔料と填料の特性がインキの吸収や印刷適性に与える影響について鋭意検討した。その結果、高精細印刷などの高品位印刷において、その性能が十分に発揮されるためには、顔料の吸油量と、紙mあたり顔料の持つ吸油量、紙mあたり填料の持つ吸油量と、平滑度、吸油度、表面粗さを特定することにより、印刷後不透明度が高く、インキ着肉性の良好なオフセット印刷用塗工新聞用紙を得ることができることを見出し、本発明を完成させるに至った。
本発明にかかるオフセット印刷用塗工新聞用紙の原紙は、以下の如くして得られる。まず、原料パルプとして化学パルプ(針葉樹晒クラフトパルプ、広葉樹晒クラフトパルプなど)、機械パルプ(グラウンドウッドパルプ、リファイナーグラウンドウッドパルプ、プレッシャーライズドグラウンドウッドパルプ、サーモメカニカルパルプなど)、の1種以上が適宜混合されて、紙料の調成が行なわれる。資源の有効利用の点から古紙パルプは50%以上配合することが好ましい。次いで、紙料中に填料が添加され、さらに必要に応じて、紙力増強剤、歩留り向上剤、強化ロジンサイズ剤、ロジンエマルジョンサイズ剤、アルキルケテンダイマー、アルケニル無水コハク酸などの内添サイズ剤、耐水化剤、染料などの一般に公知公用の抄紙用薬品が添加されて、従来から慣用されている抄紙機により抄紙して原紙が製造される。
本発明では原紙に、填料が、紙mあたり填料の持つ吸油量{(填料の吸油量[cc/100g]÷100)×(紙mあたりの填料の量[g/m])}が1〜5cc/mとなるように内添されていることが好ましい。紙mあたり填料の持つ吸油量が1cc/mより低いと、原紙層のインキ吸収能力が低いのでインキ着肉性が悪くなり、印刷後不透明度が低くなる。紙mあたり填料の持つ吸油量を5cc/mより高くするには、吸油量の高い填料を使用するか、添加量を多くする必要が生じ、このようにしてもインキ着肉性の向上効果は頭打ちになり、パイリングの危険性が高まることとなり好ましくない。
前述した紙mあたり填料の持つ吸油量は、新たに原料パルプに添加する填料の持つ吸油量であり、原料パルプ(主に古紙パルプ)に混入している填料分の持つ吸油量は含まない。古紙パルプ(新聞古紙脱墨パルプ、上質古紙脱墨パルプなど)に混入している填料分は吸油性が低く、インキ着肉性に影響しないためである。
本発明のオフセット印刷用塗工新聞用紙は、JISP8251:2003に基づく、燃焼温度525℃で測定した灰分が5〜15%とされていることが好ましい。灰分が5%より低いと印刷後不透明度が不足する。灰分が15%を超えると、パルプ分が少なくなるので紙の強度が低くなり、高速印刷で紙粉、パイリングなどのトラブルを起こしやすくなる。
本発明のオフセット印刷用塗工新聞用紙では、前述した原紙に顔料と接着剤を含む表面処理剤を塗工する。この際、吸油量が40〜120cc/100gの顔料を使用する。顔料の吸油量が120cc/100gより高いと、接着剤を吸収して、パイリングの問題を起こしやすい。40cc/100gより低いと、インキ着肉性向上の効果が低い。本発明で使用する吸油量が40〜120cc/100gの顔料としては、カオリン、焼成カオリン、軽質炭酸カルシウム、亜鉛華などが挙げられる。このなかで、カオリン、軽質炭酸カルシウムを使用するのが、パイリングの防止とインキ着肉性を両立出来るという点と入手が容易な点で好ましい。
本発明のオフセット印刷用塗工新聞用紙では、このような顔料を塗工し、紙mあたり顔料の持つ吸油量{(顔料の吸油量[cc/100g]÷100)×(顔料の片面塗工量[g/m])}が0.01〜1.0cc/mとなるようにしている。
紙mあたり顔料の持つ吸油量が0.01cc/mより低いとインキ吸収性が不足し、インキ着肉性が悪くなる。紙mあたり顔料の持つ吸油量が1.0cc/mより高くするには、吸油量の高い顔料を使用するか、塗工量を多くする必要が生じ、このようにしてもパイリングの問題を起こしやすく、これを抑えようと接着剤の塗工量を多くするとインキ乾燥不良を起こすことになる。
すなわち、紙面に印刷されたインキは、原紙表面に塗工した顔料によって吸収されるが、一部は顔料に吸収されず、原紙層に浸透したインキはパルプ繊維と吸油性のある填料に吸収されることにより紙に定着する。このように、紙mあたり顔料の持つ吸油量を特定し、好ましくは紙mあたり填料の持つ吸油量を特定することで、印刷後不透明度とインキ着肉性を両立させることができる。
本発明のオフセット印刷用塗工新聞用紙では、顔料の塗工量は片面あたり0.01〜1.0g/mとするのが好ましい。顔料の塗工量が片面あたり0.01g/mより少ないと、インキ吸収性が不足し、インキ着肉性が悪くなる。顔料の塗工量が片面あたり1.0g/mより多いとパイリングの問題を起こしやすく、これを抑えようと接着剤の塗工量を多くするとインキ乾燥不良を起こすことになる。
本発明では表面処理剤に前記顔料とともに、接着剤を顔料の接着能を向上させ、パイリングなどの表面強度に纏わるトラブルを回避するために配合する。表面強度と印刷後不透明度の両者を高めるための接着剤としては、澱粉類を含むことが好ましい。これらの接着剤は顔料との相溶性が良好で、塗工時に凝集などを起こし難いため、特に好ましく用いられる。
澱粉類は、親水性成分である繊維との接着能力が高く、塗工量が少ない場合において紙表面から脱落し易い微細繊維なども強力に接着するため好ましい。前記澱粉類としては、酵素変性澱粉、酸化澱粉、エーテル化澱粉、エステル化澱粉、カチオン化澱粉、疎水化澱粉などが例示される。なお、カルボキシメチルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキシアルキルセルロースなどの水溶性セルロース化合物、ポリビニルアルコール化合物やポリアクリルアミド類、カゼイン、大豆蛋白、合成蛋白などの蛋白質類やラテックス類などの通常の塗工紙用接着剤を一種類以上併用しても良い。
本発明においては、良好な印刷作業性と印刷品質を提供する上で、接着剤の塗工量は片面あたり0.2〜1.0g/mとするのが好ましい。接着剤の塗工量が規定量より少ないとパイリングなどに代表される表面強度に纏わるトラブルが起こるおそれがあり、規定量より多いと印刷後不透明度を悪化させたり、セットオフが生じやすくなる。
表面処理剤をオフセット印刷用紙原紙へ塗工するための装置としては、特に限定されるものではないが、例えばツーロールサイズプレス、ブレードメタリングサイズプレス、ロッドメタリングサイズプレス、ゲートロールコーターなどのロールコーター、トレーリング、フレキシブル、ロールアプリケーション、ファウンテンアプリケーション、ショートドゥエルなどのベベルタイプやベントタイプのブレードコーター、ロッドコーター、バーコーター、エアーナイフコーター、カーテンコーター、スプレーコーター、グラビアコーターなどの公知公用の装置が適宜使用される。なお、表面処理剤組成物を塗工後の湿潤塗工層を乾燥する方法としては、例えば、蒸気乾燥、ガスヒーター乾燥、電気ヒーター乾燥、赤外線ヒーター乾燥などの各種方式が採用できる。
本発明のコールドオフセット用新聞印刷用紙の製造に関しては、塗工層を形成後に、各種キャレンダー装置にて平滑化処理が施されており、そのJISP8119に規定される平滑度が20〜80秒に調整されている。この範囲にすることで、インキ着肉性が良好となる。平滑度は高くするほどインキ着肉性には有利であり、表面粗さを小さくするには、表面処理剤の塗工量を増やしたり、カレンダー処理のニップ圧を高くする必要があるが、平滑度を80秒より高くするとインキ乾燥性の問題が生じやすい。
本発明のコールドオフセット用新聞印刷用紙では、従来のクリア塗工の新聞用紙に比べると、顔料塗工のため着肉性が良好となるので、カレンダー処理を緩くすることができる。カレンダー処理を緩くすると同一の坪量でも嵩を高くすることが出来るので、印刷後不透明度向上の点で有利となる。
また、本発明のコールドオフセット用新聞印刷用紙は、JISP3001に規定される吸油度が50〜120秒とされている。このような範囲とすることで印刷後不透明度とインキ乾燥性を両立させることが出来る。50秒より低いと印刷後不透明度が低くなり裏抜けを起こしやすく、120秒より高いとインキ乾燥性が悪くなる。吸油度の調整は、接着剤の塗工量で調整することができる。
さらにまた、本発明のコールドオフセット用新聞印刷用紙は、JISB0651に規定される触針式表面粗さ測定器で測定したJISB0601に規定される10点平均表面粗さが5〜20μmとされている。この範囲にすることで、インキ着肉性が良好となる。表面粗さは小さくするほどインキ着肉性には有利であり、表面粗さを小さくするには、表面処理剤の塗工量を増やしたり、カレンダー処理のニップ圧を高くする必要があるが、表面粗さを5μmより小さくするとインキ乾燥性の問題が生じやすい。
本発明で使用されるキャレンダー装置としては、スーパーキャレンダー、ソフトキャレンダー、グロスキャレンダー、コンパクトキャレンダー、マットスーパーキャレンダー、マットキャレンダーなどの一般に使用されているキャレンダー装置が適宜使用される。キャレンダー仕上げ条件としては、剛性ロールの温度、キャレンダー圧力、ニップ数、ロール速度、キャレンダー前水分などが要求される品質に応じて適宜選択される。キャレンダー装置の材質は、剛性ロールでは、金属もしくは、その表面に硬質クロムメッキなどで鏡面処理したロールである。また弾性ロールはウレタン樹脂、エポキシ樹脂、ポリアミド樹脂、フェノール樹脂、ポリアクリレート樹脂などの樹脂ロール、コットン、ナイロン、アラミド樹脂などを成形したロールが適宜使用される。なお、キャレンダーによる仕上げ後の塗工紙の調湿、加湿のための水塗り装置、静電加湿装置、蒸気加湿装置などを適宜組み合わせて使用することも可能である。
本発明のオフセット印刷用塗工新聞用紙は、JISP8148:2001「紙、板紙及びパルプ−ISO白色度(拡散青色光反射率)の測定方法」に準じて測定した白色度が55%以上、好ましくは57%以上、さらに好ましくは60%以上となるようにする。白色度は高いほうが印刷発色コントラストを得られるためカラー印刷では特に高いほうがよい。またJAPAN TAPPI No.45:2000に準じて測定した印刷後不透明度を90%以上にする。これも高ければ高いほうがよい。印刷後不透明度が低いと両面に印刷を行う塗工新聞用紙の場合には裏面の印刷品質を低下させるため好ましくない。そのほか、この原紙の物性は浸透乾燥性インキをコールドセット型高速輪転機で印刷できるに足るものである必要がある。また、引裂強さ、伸び、サイズ度等も、一般のオフセット印刷用新聞用紙並みの物性を有するものであればよい。このようにして、本発明のオフセット印刷用塗工新聞用紙が得られる。
次に実施例と比較例により、本発明の効果を説明する。なお、特に断りのない限り、%、部は固形分または有効成分で表したものである。
(実施例1)
新聞古紙脱墨パルプ80質量部とサーモメカニカルパルプ20質量部をパルプ原料として使用し、中性ロジンサイズ剤をパルプ原料100%に対し、0.3%添加し、硫酸バンドでpHを6.5に調整し、填料として軽質炭酸カルシウム(吸油量85cc/100g)を5質量%含むように添加して抄紙し、顔料、酸化澱粉、表面サイズ剤からなる表面処理剤を、以下のとおり、ゲートロールコーターで原紙両面に塗工した。塗工層形成後、ソフトカレンダー処理(線圧70kN/m、温度80℃)し、坪量43.0g/m、水分8%のオフセット印刷用塗工新聞用紙を製造した。
この場合、紙mあたり填料の持つ吸油量は、85(cc/100g)÷100×43(g/m)×0.92×5/100=1.7(cc/m)となる。
(表面処理剤)
顔料:焼成カオリン(吸油量95cc/100g)、塗工量片面0.011g/m
酸化澱粉:塗工量片面0.5g/m
表面サイズ剤:塗工量片面0.01g/m
この場合、紙mあたり顔料の持つ吸油量は、95(cc/100g)÷100×0.011(g/m)=0.010(cc/m)となる。
(実施例2)
填料として軽質炭酸カルシウム(吸油量85cc/100g)を13.0質量%含むように添加して抄紙し、下記表面処理剤を塗工した以外は、実施例1と同様にオフセット印刷用塗工新聞用紙を製造した。
(表面処理剤)
顔料:焼成カオリン(吸油量95cc/100g)、塗工量片面0.1g/m
酸化澱粉:塗工量片面0.5g/m
表面サイズ剤:塗工量片面0.01g/m
(実施例3)
下記表面処理剤を塗工した以外は、実施例1と同様にオフセット印刷用塗工新聞用紙を製造した。
(表面処理剤)
顔料:焼成カオリン(吸油量95cc/100g)、塗工量片面1.0g/m
酸化澱粉:塗工量片面1.0g/m
表面サイズ剤:塗工量片面0.01g/m
(実施例4)
填料として焼成カオリン(吸油量95cc/100g)を使用し、下記表面処理剤を塗工した以外は、実施例1と同様にオフセット印刷用塗工新聞用紙を製造した。
(表面処理剤)
顔料:カオリン(吸油量45cc/100g)、塗工量片面0.1g/m
酸化澱粉:塗工量片面0.5g/m
表面サイズ剤:塗工量片面0.01g/m
(実施例5)
填料として焼成カオリン(吸油量95cc/100g)を8.0質量%含むように添加して抄紙し、下記表面処理剤を塗工した以外は、実施例1と同様にオフセット印刷用塗工新聞用紙を製造した。
(表面処理剤)
顔料:カオリン(吸油量45cc/100g)、塗工量片面0.1g/m
酸化澱粉:塗工量片面0.5g/m
表面サイズ剤:塗工量片面0.01g/m
(実施例6)
填料としてホワイトカーボン(吸油量200cc/100g)を1.5質量%含むように添加して抄紙し、下記表面処理剤を塗工した以外は、実施例1と同様にオフセット印刷用塗工新聞用紙を製造した。
(表面処理剤)
顔料:カオリン(吸油量45cc/100g)、塗工量片面0.1g/m
酸化澱粉:塗工量片面0.5g/m
表面サイズ剤:塗工量片面0.01g/m
(実施例7)
填料としてホワイトカーボン(吸油量200cc/100g)を2.0質量%含むように添加して抄紙し、下記表面処理剤を塗工した以外は、実施例1と同様にオフセット印刷用塗工新聞用紙を製造した。
(表面処理剤)
顔料:カオリン(吸油量45cc/100g)、塗工量片面0.03g/m
酸化澱粉:塗工量片面0.5g/m
表面サイズ剤:塗工量片面0.01g/m
(実施例8)
填料として焼成カオリン(吸油量95cc/100g)を7.0質量%含むように添加して抄紙し、下記表面処理剤を塗工した以外は、実施例1と同様にオフセット印刷用塗工新聞用紙を製造した。
(表面処理剤)
顔料:カオリン(吸油量45cc/100g)、塗工量片面0.3g/m
酸化澱粉:塗工量片面0.5g/m
表面サイズ剤:塗工量片面0.01g/m
(実施例9)
填料として焼成カオリン(吸油量95cc/100g)を7.0質量%含むように添加して抄紙し、下記表面処理剤を塗工した以外は、実施例1と同様にオフセット印刷用塗工新聞用紙を製造した。
(表面処理剤)
顔料:カオリン(吸油量45cc/100g)、塗工量片面0.5g/m
酸化澱粉:塗工量片面0.5g/m
表面サイズ剤:塗工量片面0.01g/m
(実施例10)
填料として焼成カオリン(吸油量95cc/100g)を7.0質量%含むように添加して抄紙し、下記表面処理剤を塗工した以外は、実施例1と同様にオフセット印刷用塗工新聞用紙を製造した。
(表面処理剤)
顔料:カオリン(吸油量45cc/100g)、塗工量片面1.0g/m
酸化澱粉:塗工量片面0.5g/m
表面サイズ剤:塗工量片面0.01g/m
(比較例1)
填料としてホワイトカーボン(吸油量200cc/100g)を2.0質量%含むように添加して抄紙し、下記表面処理剤を塗工した以外は、実施例1と同様にオフセット印刷用塗工新聞用紙を製造した。
(表面処理剤)
顔料:ホワイトカーボン(吸油量200cc/100g)、塗工量片面0.005g/m
酸化澱粉:塗工量片面0.5g/m
表面サイズ剤:塗工量片面0.01g/m
(比較例2)
填料としてホワイトカーボン(吸油量200cc/100g)を1.5質量%含むように添加して抄紙し、下記表面処理剤を塗工した以外は、実施例1と同様にオフセット印刷用塗工新聞用紙を製造した。
(表面処理剤)
顔料:ホワイトカーボン(吸油量200cc/100g)、塗工量片面0.6g/m
酸化澱粉:塗工量片面0.5g/m
表面サイズ剤:塗工量片面0.01g/m
(比較例3)
填料としてホワイトカーボン(吸油量200cc/100g)を1.5質量%含むように添加して抄紙し、下記表面処理剤を塗工した以外は、実施例1と同様にオフセット印刷用塗工新聞用紙を製造した。
(表面処理剤)
顔料:焼成カオリン(吸油量95cc/100g)、塗工量片面0.008/m
酸化澱粉:塗工量片面0.5g/m
表面サイズ剤:塗工量片面0.01g/m
(比較例4)
填料として軽質炭酸カルシウム(吸油量85cc/100g)を18.0質量%含むように添加して抄紙し、下記表面処理剤を塗工した以外は、実施例1と同様にオフセット印刷用塗工新聞用紙を製造した。
(表面処理剤)
顔料:焼成カオリン(吸油量95cc/100g)、塗工量片面0.008g/m
酸化澱粉:塗工量片面0.5g/m
表面サイズ剤:塗工量片面0.01g/m
(比較例5)
填料として軽質炭酸カルシウム(吸油量85cc/100g)を1.5質量%含むように添加して抄紙し、下記表面処理剤を塗工した以外は、実施例1と同様にオフセット印刷用塗工新聞用紙を製造した。
(表面処理剤)
顔料:カオリン(吸油量45cc/100g)、塗工量片面0.01g/m
酸化澱粉:塗工量片面0.5g/m
表面サイズ剤:塗工量片面0.01g/m
(比較例6)
填料としてホワイトカーボン(吸油量200cc/100g)を1.5質量%含むように添加して抄紙し、下記表面処理剤を塗工した以外は、実施例1と同様にオフセット印刷用塗工新聞用紙を製造した。
(表面処理剤)
顔料:カオリン(吸油量45cc/100g)、塗工量片面0.01g/m
酸化澱粉:塗工量片面0.5g/m
表面サイズ剤:塗工量片面0.01g/m
(比較例7)
填料としてホワイトカーボン(吸油量200cc/100g)を1.5質量%含むように添加して抄紙し、下記表面処理剤を塗工したことと、ソフトカレンダー処理条件を線圧90kN/m、温度80℃としたこと以外は、実施例1と同様にオフセット印刷用塗工新聞用紙を製造した。)
顔料:焼成カオリン(吸油量95cc/100g)、塗工量片面1.2g/m
酸化澱粉:塗工量片面0.8g/m
表面サイズ剤:塗工量片面0.01g/m
(比較例8)
填料として焼成カオリン(吸油量95cc/100g)を7.0質量%含むように添加して抄紙し、下記表面処理剤を塗工した以外は、実施例1と同様にオフセット印刷用塗工新聞用紙を製造した。
(表面処理剤)
顔料:カオリン(吸油量45cc/100g)、塗工量片面2.4g/m
酸化澱粉:塗工量片面0.5g/m
表面サイズ剤:塗工量片面0.01g/m
(比較例9)
填料として焼成カオリン(吸油量95cc/100g)を7.0質量%含むように添加して抄紙し、下記表面処理剤を塗工した以外は、実施例1と同様にオフセット印刷用塗工新聞用紙を製造した。
(表面処理剤)
顏料:タルク(吸油量34cc/100g)、塗工量片面1.2g/m
酸化澱粉:塗工量片面0.5g/m
表面サイズ剤:塗工量片面0.01g/m
実施例1〜10、比較例1〜9のオフセット印刷用塗工新聞用紙の製造条件を表1に、平滑度、吸油度、表面粗さ、印刷後不透明度、インキ着肉性、パイリングの評価結果を表2に示す。なお、各評価は以下の方法により行った。
(平滑度)JISP8119:1998に準じて測定した。
(吸油度)旧JISP3001に準じて測定した。
(表面粗さ)表面のJISB0651に規定される触針式表面粗さ測定器で測定したJISB0601に規定される10点平均表面粗さを測定した。
(印刷後不透明度)JAPAN TAPPI No.45:2000に準じて測定し、次の基準により、以下の4段階で評価した。
92%以上・・・◎
90%以上92%未満・・・○
88%以上90%未満・・・△
88%未満・・・×
(インキ着肉性)東芝オフセット輪転機を用い、印刷速度700rpmで4色テストパターンの印刷を行い、インキ濃度と着肉むらをインキ着肉性として、4段階(良◎>○>△>×悪)で相対評価した。
(パイリング)パイリングは、RI印刷試験機でタック値13のインキを使用して印刷を行い、ブランケットに残ったインキをコート紙に転写して白抜け部分を、◎優れる、○良い、×悪い の3段階で評価した。
Figure 2010013785
Figure 2010013785
本発明の実施例1〜10では、いずれも印刷後不透明度が高く、インキ着肉性、パイリングの評価が良好となっている。
一方、比較例1〜9では、いずれかの評価が悪くなっている。
比較例1は、顔料の吸油量が200cc/100gと高いので、接着剤の吸収が多く、パイリング評価がやや悪くなっている。
比較例2は、顔料の吸油量が200cc/100gと高く、しかも顔料の紙mあたりの吸油量が1.2cc/100gと高いので、接着剤の吸収が非常に多くなり、パイリング評価が悪くなっている。
比較例3は、顔料の紙mあたりの吸油量が0.008cc/mと低く、インキ着肉性の評価が悪くなっている。
比較例4は、顔料の紙mあたりの吸油量が0.008cc/mと低く、インキ着肉性の評価が悪くなっている。また、填料によるmあたりの吸油量が6.1cc/mと高いので、印刷後不透明度の評価は良いが、パイリングの評価が悪くなっている。
比較例5は、顔料の紙mあたりの吸油量が0.005cc/mと低く、さらに填料によるmあたりの吸油量が0.5cc/mと低いので、印刷後不透明度、インキ着肉性ともに評価が悪くなっている。
比較例6は、顔料の紙mあたりの吸油量が0.005cc/mと低く、印刷後不透明度、インキ着肉性ともに評価が悪くなっている。
比較例7は、顔料の紙mあたりの吸油量が1.1cc/mと高く、平滑度、吸油度ともに規定範囲より高くなっている。インキ着肉性の評価は良いが、インキ乾燥不良による汚れの傾向がみられ、パイリング評価も悪くなっている。
比較例8は、顔料の紙mあたりの吸油量が1.1cc/mと高く、インキ着肉性の評価は良いが、パイリング評価が悪くなっている。
比較例9は、顔料の吸油量が34cc/100gと低く、顔料の紙mあたりの吸油量が0.41cc/100gと規定範囲内であるが、インキ着肉性の評価がやや悪くなっている。
以上に示したように本発明によれば、印刷後不透明度が高く、インキ着肉性の良好なオフセット印刷用塗工新聞用紙を得ることができる。
本発明のオフセット印刷用塗工新聞用紙は、カラー印刷される新聞用紙に適している。

Claims (4)

  1. 填料が内添された原紙上に、顔料と接着剤を含む表面処理剤を塗工、乾燥してなるオフセット印刷用塗工新聞用紙であって、
    該顔料の吸油量が40〜120cc/100gであり、紙mあたり該顔料の持つ吸油量が0.01〜1.0cc/mとなるように塗工されていることを特徴とするオフセット印刷用塗工新聞用紙。
  2. 填料が、紙mあたり該填料の持つ吸油量が1〜5cc/mとなるように内添されていることを特徴とする請求項1に記載のオフセット印刷用塗工新聞用紙。
  3. JISP8119に規定される平滑度が20〜80秒、JISP3001に規定される吸油度が50〜120秒であることを特徴とする請求項1〜2のいずれかに記載のオフセット印刷用塗工新聞用紙。
  4. 表面のJISB0651に規定される触針式表面粗さ測定器で測定したJISB0601に規定される10点平均表面粗さが5〜20μmであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のオフセット印刷用塗工新聞用紙。
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