JP2005179821A - グラビア印刷用塗工紙 - Google Patents

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Abstract

【課題】
グラビア印刷及びオフセット印刷のいずれの印刷適性にも優れ、共用することができるグラビア印刷用塗工紙を提供する。
【解決手段】
基紙の表裏面の少なくとも一方の面上に、顔料及び接着剤を主成分とする塗工剤を塗工して成る塗工層を有するグラビア印刷用塗工紙において、前記基紙には、叩解処理が施されたクラフトパルプが50重量%以上配合されており、また澱粉水溶液がサイズプレス工程でフィルム転写方式の塗工装置により、該澱粉水溶液の澱粉の固形分付着量が両面当り0.5〜3.0g/mとなるように塗工する。また、前記塗工剤の顔料には、有機顔料が全顔料100重量部に対し2〜40重量部配合され、前記接着剤には、澱粉が全顔料100重量部に対し0.5〜5重量部配合されており、さらに、前記塗工剤中の接着剤は、Tgを2つ以上有して成り、最も低いTgが−20℃以下、最も高いTgが−5℃以上である共重合体ラテックスを含有させる。グラビア印刷用塗工紙の比こわさを30以上とし、かつ、内部強度が270mJ以上とする。
【選択図】なし

Description

本発明は、グラビア印刷用塗工紙に関し、さらに詳細には、グラビア印刷及びオフセット印刷のいずれの印刷適性にも優れ、共用することができるグラビア印刷用塗工紙に関する。
印刷用塗工紙は、グラビア印刷、オフセット印刷の他、種々の印刷方式に用いられている。
中でも、グラビア印刷は鮮やかな色調と、深みのある画像とが得られるということから、益々需要が伸びている。このグラビア印刷は、版に硬い金属を用い、深さ2〜25μmの非常に小さなセル内のインキを高印圧下で紙に転移させ、そのインキ転移量によって諧調を再現させる方式であり、ハイライト調から中間調にかけての再現性に優れ、美しい写真印刷ができるだけでなく、高速で大量に印刷できるため、大部数発行される雑誌の本文用紙や通信販売用のカタログ等の印刷に広く利用されている。ところで、グラビア印刷用塗工紙は、その平滑性や、版に密着するためのクッション性が低い場合には凸版や平版の印刷方式には見られないインキの非転移現象である網点抜け(以下、「ミッシングドット」と言う。)が発生する。このようなミッシングドットが発生すると印刷効果が阻害されるので、グラビア印刷用塗工紙に対しては、特に高平滑性が要求されると同時に高クッション性が要求されている。
従来、このような高平滑性を得るために、例えばパルプと共に抄き込まれる内添顔料を多くすることの他に、塗工、乾燥後のカレンダー通紙条件を強くして塗工紙を潰して仕上げる等の種々の技術が提案され、実用化されている。また、高クッション性を得るために、例えば特許文献1に示すように、原紙の場合は機械パルプを高率配合したグラビア印刷用塗工紙が提案されている。しかしながら、このような従来のグラビア印刷用塗工紙は、接着剤として、ガラス転移温度の低い共重合体ラテックスが好ましく使用され、かつ剛直で紙面を硬くする傾向のある澱粉類は殆ど使用されないため、一般に柔らかく、剛度(以下、「こわさ」という)が低いという問題があった。こわさが低い印刷物は、頁めくりがし難く、また扱い難くなり、印刷物としての品質が低下するので好ましいものではなかった。
また、上述したように高平滑性及び高クッション性を得るために、接着剤の配合量を増加させることができないことから、表面強度も低下するという問題があった。このように表面強度が低下すると、カレンダー処理において、ロールの汚れが多くなり操業性が低下する、グラビア印刷において印刷面に紙剥けが発生し、印刷物の価値が低下する等の欠点が発生する。
一方、オフセット印刷は、版から直接被印刷物に印刷をせず、インキを一旦転写体に転移させ、そのインキを被印刷物に移して印刷する印刷方式であり、オフセット枚葉印刷とオフセット輪転印刷とが知られている。このオフセット印刷では、インキが平版上に置かれるため、高粘度のインキが使用されるが、高粘度のインキは粘着性が強いため、紙表面の塗工層の一部や繊維等を引き剥がす、いわゆるピッキングが発生し易くなる。このため、オフセット印刷用塗工紙には、グラビア印刷用塗工紙よりも高いこわさ及び表面強度が要求されている。
このため、グラビア印刷用塗工紙にオフセット印刷を行うと、こわさ及び表面強度が低いことから、紙剥けやピッキングが発生するという問題が発生していた。このような理由で、印刷用塗工紙は、それぞれの印刷方式に適応させた専用の用紙が製品化されているのが現状であり、グラビア印刷及びオフセット印刷のいずれの印刷適性にも優れ、共用することができる印刷用塗工紙が要求されていた。
特開2003−293293号公報
本発明は、上述したような実情に鑑みてなされたもので、その目的とするところはグラビア印刷及びオフセット印刷のいずれの印刷適性にも優れ、共用することができるグラビア印刷用塗工紙を提供することである。
本発明の上記目的は、基紙の表裏面の少なくとも一方の面上に、顔料及び接着剤を主成分とする塗工剤を塗工して成る塗工層を有するグラビア印刷用塗工紙において、前記基紙には、叩解処理が施されたクラフトパルプが50重量%以上配合されており、また澱粉水溶液が、澱粉の固形分付着量で両面当り0.5〜3.0g/m塗工されていることを特徴とするグラビア印刷用塗工紙を提供することによって、達成される。
また、本発明の上記目的は、前記澱粉水溶液は、サイズプレス工程でフィルム転写方式の塗工装置により前記基紙に塗工されていることを特徴とするグラビア印刷用塗工紙を提供することによって、効果的に達成される。
また、本発明の上記目的は、前記塗工剤中の前記顔料には、有機顔料が全顔料100重量部に対し2〜40重量部配合されており、また、前記塗工剤中の前記接着剤には、澱粉が全顔料100重量部に対し0.5〜5重量部配合されていることを特徴とするグラビア印刷用塗工紙を提供することによって、より効果的に達成される。
また、本発明の上記目的は、前記塗工剤中の前記接着剤は、Tgを2つ以上有して成り、最も低いTgが−20℃以下、最も高いTgが−5℃以上である共重合体ラテックスを含有することを特徴とするグラビア印刷用塗工紙を提供することによって、より効果的に達成される。
さらにまた、本発明の上記目的は、前記グラビア印刷用塗工紙の比こわさが30以上で、かつ、内部強度が270mJ以上であることを特徴とするグラビア印刷用塗工紙を提供することによって、より一層効果的に達成される。
本発明に係るグラビア印刷用塗工紙によれば、グラビア印刷に要求される平滑度及びクッション性を維持しつつ、さらにこわさ及び表面強度を向上させたので、グラビア印刷及びオフセット印刷のいずれの印刷適性にも優れ、共用することができるようになる。
以下、本発明に係るグラビア印刷用塗工紙について、詳細に説明する。
本グラビア印刷用塗工紙の基紙の原料パルプには、例えば広葉樹晒クラフトパルプ(LBKP)、針葉樹晒クラフトパルプ(NBKP)等のクラフトパルプが50重量%以上配合されている。後述する実施例で示すように、クラフトパルプの配合量が50重量%未満であると、紙力不足、特に引張り強度及び引裂き強度の不足により、抄紙工程や輪転印刷工程において、断紙が発生し易くなる等の問題が発生するおそれがあるからである。
なお、原料パルプとしては、クラフトパルプが50重量%以上配合されていれば、その他の原料パルプは、例えばBCTMP、CTMP、GP、RGP、PGW等の機械パルプ、脱墨パルプ、古紙パルプ、あるいはケナフ、竹、麻、藁等の非木材パルプ等の公知の種々のパルプを使用することができる。また、これらのパルプ原料は2種以上を混合して使用しても良い。
また、クラフトパルプは、パルプ間の結合強度を高めるために叩解処理が施されるが、その処理後のフリーネス(CSF)は300〜500ml、より好ましくは300〜400mlの範囲内である。本願発明での叩解処理の主目的は、基紙の厚み方向の内部強度を高めることである。この内部強度は、後述するように、輪転印刷時の自動紙継ぎ時の断紙やオフセット輪転印刷時の強制乾燥によるブリスター(火ぶくれ現象)に影響するものである。
填料としては、例えば、タルク、炭酸カルシウム、二酸化チタン、クレー、焼成クレー、合成ゼオライト、シリカ等の無機填料や、ポリスチレンラテックス、尿素ホルマリン樹脂等の有機填料を使用できるが、填料歩留り、抄紙ワイヤーの摩耗性、白色度、コスト等を考慮すると、軽質炭酸カルシウムの使用が好ましく、さらにその添加量は、灰分換算で3〜18%、好ましくは5〜12%である。また、これらの填料は単独で使用しても良いが、2種以上を混合して使用しても良い。
本グラビア印刷用塗工紙は、澱粉を主成分とする澱粉水溶液が、澱粉の固形分付着量で両面当り0.5〜3.0g/mとなるように、抄紙工程中のサイズプレス工程でフィルム転写方式の塗工装置によって塗工される。澱粉水溶液が塗工されると、基紙の表面強度を高めると共に、乾燥後の硬化により基紙のこわさを高め、さらに、パルプ原料として広葉樹パルプ(LKP)を使用した場合には、導管に起因して起こる印刷時の紙剥けを防止することができる。
また、澱粉水溶液が、澱粉の固形分付着量で両面当り0.5〜3.0g/m、好ましくは1.0〜2.5g/mとなるように塗工されることが好ましい。後述する実施例で示すように、澱粉の固形分付着量が0.5g/m未満であると、本グラビア印刷用塗工紙の目的とするこわさが得られず、また表面強度も十分ではないので、印刷時、特にオフセット輪転印刷での高速印刷において紙剥けが発生するおそれがある等、オフセット印刷適性が悪化するので好ましくない。一方、澱粉の固形分付着量が3.0g/mを超えると、基紙自体が硬くなりすぎ、弾力性が低下し、グラビア印刷適性が悪化するので好ましくない。
澱粉水溶液は、抄紙工程中のサイズプレス工程で公知の種々の方式により塗工されることができるが、特にフィルム転写方式により塗工されることが好ましい。フィルム転写方式は、アプリケーターロール上に、湿潤状態にある塗工膜を形成し、その塗工膜を基紙表面に転写する方式で、例えば、トランスファーロールコーター、ロッドメタリングサイズプレスコーター等がある。フィルム転写方式で塗工されると、一定膜厚の塗工層を基紙表面に塗工できるので、例えばツーロールサイズプレスのような塗工剤のポンドを形成し塗工する方式に比べて、基紙内部への塗工剤の浸透が抑制され、基紙表面に薄膜塗工が可能となる点が特徴である。従って、フィルム転写方式で澱粉水溶液が塗工されると、基紙のこわさがより向上するという効果がある。なお、アプリケーターロール上への塗工膜の形成はいかなる方法でも良い。
なお、澱粉水溶液に使用される澱粉としては、例えば酸化澱粉、リン酸エステル化澱粉、ヒドロキシエチルエーテル化澱粉、デキストリン、酵素変性澱粉、水溶性澱粉等の公知の種々の澱粉類が使用される。これらの澱粉は単独で使用しても良いし、2種以上を混合して使用しても良い。
基紙の坪量については、特に限定されず、一般のグラビア印刷用塗工紙の坪量、具体的には25〜300g/mとすることができる。また、基紙の抄紙方法についても、特に限定されるものではないので、例えば抄紙pH4.5付近で行われる酸性抄紙法、炭酸カルシウム等のアルカリ性顔料を主成分として含み抄紙pH6付近の弱酸性から抄紙pH9付近の弱アルカリ性で行われる中性抄紙法、アルカリ性抄紙法等のいずれであっても良い。また、抄紙機も長網抄紙機、ツインワイヤー抄紙機、丸網抄紙機、ヤンキー抄紙機等の公知の種々の抄紙機を適宜使用することができる。
本発明に係るグラビア印刷用塗工紙は、基紙の表裏面の少なくとも一方の面に、顔料及び接着剤を主成分とする塗工剤が塗工され、乾燥され、その後、塗工面にカレンダー処理が施されて成る塗工層を有するものである。なお、本グラビア印刷用塗工紙の塗工層は、単層であっても良く、また2層以上の複数層であっても良い。
顔料には、有機顔料が全顔料100重量部に対し2〜40重量部、好ましくは5〜30重量部配合される。有機顔料は、無機顔料と比べて密度が小さいので、嵩高な塗工層が得られること、光沢発現性に優れていること等から、グラビア印刷適性(特にインキ着肉性)及びオフセット印刷適性(特に印刷光沢)の向上を図ることができる。しかし、後述する実施例で示すように、有機顔料の配合量が、全顔料100重量部に対して2重量部未満であると、嵩高な塗工層を得難く、また光沢発現性への寄与が少ないので好ましくない。一方、有機顔料の配合量が全顔料100重量部に対して40重量部を超えると、嵩高な塗工層を得ることができ、また光沢発現性には効果があるものの、塗工剤の固形分濃度が低下し、流動性が不安定になるので、安定した塗工が維持できないという問題が生じ、好ましくない。
有機顔料としては、例えば、スチレン・アクリル共重合体粒子、スチレン・ブタジエン共重合体粒子、スチレン重合体粒子、エチレン重合体粒子等の水溶性ディスパージョンが代表的なものとして使用されるが、この他、公知の種々の有機顔料を使用することができる。これらの有機顔料は単独で使用しても良いが、2種以上を混合して使用しても良い。また有機顔料は、その形態において密実型、中空型、ドーナツ型、金平糖型等があるが、光沢発現性、表面被覆性及び塗工剤の流動性のバランスに鑑み、平均粒子径が0.2〜3.0μm、好ましくは0.3〜2.0μmの範囲にあり、さらに、空隙率30%以上の中空型がより好ましく使用される。
なお、顔料として、有機顔料の他に、用途やニーズに応じて、例えばクレー、デラミネーテッドクレー、焼成クレー、炭酸カルシウム、水酸化カルシウム、硫酸カルシウム、亜硫酸カルシウム、二酸化チタン、サチンホワイト、炭酸マグネシウム、水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウム、酸化亜鉛、タルク、クロライト、硫酸バリウム、ベントナイト、セリサイト、合成ゼオライト、活性白土等の公知の種々の無機顔料が含まれていても良い。
本グラビア印刷用塗工紙に塗工される塗工剤に使用される接着剤には、澱粉が全顔料100部に対し0.5〜5重量部、より好ましくは1〜4重量部配合されている。
澱粉は、接着剤としての作用以外に、塗工剤の保水性を高めることで塗工剤の流動性を向上させたり、上述した抄紙工程のサイズプレスにおける澱粉水溶液の塗工と同様に、本グラビア印刷用塗工紙のこわさを向上させる作用を有する。後述する実施例で示すように、澱粉の配合量が0.5重量部未満であると、特に、本グラビア印刷用塗工紙の所望のこわさが得られず、オフセット印刷適性の悪化に繋がるので好ましくない。一方、澱粉の配合量が5重量部を超えると、こわさは高くなるものの、塗工層が硬くなり過ぎ、所望のクッション性が得られず、グラビア印刷適性の悪化に繋がるので好ましくない。
澱粉としては、例えば酸化澱粉、陽性化澱粉、リン酸エステル化澱粉、ヒドロキシエチルエーテル化澱粉、デキストリン、酵素変性澱粉、水溶性澱粉、ウレタンのエステル化澱粉等の公知の各種澱粉類が使用される。これらの澱粉は、単独で使用しても良いし、2種以上を混合して使用しても良い。
接着剤には、澱粉以外に、ガラス転移温度(Tg)を2つ以上有し、最も低いTgが−20℃以下、より好ましくは−30℃以下、最も高いTgが−5℃以上、より好ましくは0℃以上である共重合体ラテックスが含有されている。
Tgを2つ以上有する共重合体ラテックスは、接着強度、柔軟性、耐ブリスター性、こわさ、及び耐ベタツキ性という相反する物性のバランスを高めることができるので、上述したフィルム転写方式による澱粉水溶液の塗工、塗工剤中の有機顔料と澱粉との配合、及び基紙への叩解処理が施されたクラフトパルプの配合の組み合わせによって、よりグラビア印刷適性及びオフセット印刷適性のバランスがとれ、グラビア印刷及びオフセット印刷の両方に適したグラビア印刷用塗工紙を得ることができる。
後述する実施例で示すように、共重合体ラテックスの最も低いTgが−20℃より高くなると、接着強度が不足する傾向があり、また塗工層における所望のクッション性の向上効果が少なくなり、グラビア印刷適性が悪化するので好ましくない。一方、最も高いTgが−5℃より低いと、耐ブリスター性及びこわさの改善効果が少なくなり、オフセット印刷適性が悪化するので好ましくない。
このような共重合体ラテックスとしては、例えばスチレン・ブタジエン共重合体ラテックス、メチルメタクリレート・ブタジエン共重合体ラテックス、スチレン・メチルメタクリレート・ブタジエン共重合体ラテックス等の共役ジエン系共重合体ラテックス、アクリル酸エステル及び/又はメタクリル酸エステルの共重合体ラテックス等のアクリル系共重合体ラテックス等、公知の種々のものが使用目的やニーズに応じて適宜使用される。また、これらの共重合体ラテックスは単独で使用しても良いし、2種以上を混合して使用しても良い。
また、共重合体ラテックスの粒子構造としては、粒子の核の部分とそれを覆う殻の部分とから成る異層構造であることが好ましく、また核部分に最も低いTgの層、最外殻部分に最も高いTgの層があると、上述した相反する物性のバランスをより高めることができるので好ましい。
澱粉以外の接着剤の配合量は、全顔料100重量部に対し5〜20重量部、より好ましくは7〜15重量部である。このような配合量とすることによりグラビア印刷適性及びオフセット印刷適性のバランスがとれ、グラビア印刷及びオフセット印刷の両方に適したグラビア印刷用塗工紙を得ることができる。
また、本グラビア印刷用塗工紙で使用される塗工剤には、顔料及び接着剤の他、耐水化剤、分散剤、潤滑剤、増粘剤、消泡剤、着色剤、帯電防止剤、流動変性剤、防腐剤等の種々の助剤を使用目的やニーズに応じて適宜配合することができる。
本グラビア印刷用塗工紙に塗工される塗工剤の固形分濃度は40〜70重量%、好ましくは50〜65重量%の範囲内であることが好ましい。塗工剤の固形分濃度が高いと、粘度が高くなり過ぎ、塗工欠陥の発生が多くなるので操業性が劣る場合がある。一方、塗工剤の固形分濃度が低いと、塗工量のプロファイル制御がし辛くなること、あるいは塗工後の乾燥負荷が増加する等の問題がある。
上述したような顔料及び接着剤を主成分とする塗工剤は、例えばブレードコーター、エアーナイフコーター、トランスファーロールコーター、バーコーター、カーテンコーター、グラビアコーター、ロッドメタリングサイズプレスコーター、ビルブレードコーター等の塗工紙製造分野で一般に使用されている種々の塗工装置を設けたオンマシンまたはオフマシンコーターで基紙に塗工することができる。
また、上記塗工剤の塗工量は、一般に絶乾重量で片面当り3〜20g/mであるが、グラビア印刷用塗工紙の白紙品質、印刷品質、塗工適性、及び高速塗工時における乾燥能力等を考慮すると片面当り5〜15g/mの範囲内で塗工されることが望ましい。
塗工剤を塗工した後、例えば蒸気加熱、熱風加熱、赤外線ヒーター加熱、ガスヒーター加熱、電気ヒーター加熱、高周波加熱、レーザー加熱、電子線加熱等の塗工紙製造分野で一般に使用されている公知の種々の加熱乾燥方式によって、本グラビア印刷用塗工紙の基紙上の湿潤塗工層を乾燥させることができる。なお、乾燥条件については、使用する薬品等に応じて適宜調整する必要がある。
グラビア印刷用塗工紙は、一般に、JIS−P8119に基づくベック平滑度が100〜5000秒となるように調整されているが、本グラビア印刷用塗工紙は、グラビア印刷及びオフセット印刷のいずれの適性をも満足させるために、平滑度が150〜4000秒、好ましくは200〜3500秒、より好ましくは300〜3000秒となるように調整される。平滑度が150秒未満であるとミッシングドットが発生し易くなる等の問題が発生し、グラビア印刷適性が悪化するので好ましくなく、一方、4000秒を超えると所望のこわさが得られず、オフセット印刷適性が悪化するので好ましくない。
上記の平滑度を得るために、通常の乾燥工程や表面処理工程等で平滑化処理が施される。このような平滑化処理は、要求される品質に応じ、オンマシンあるいはオフマシンのスーパーカレンダー、グロスカレンダー、ソフトカレンダー、粗面化カレンダー等の公知の種々の平滑化処理装置で平滑化処理が施され、加圧装置の形態、加圧ニップの数、加温等も通常の平滑化処理装置に準じて適宜調節される。
本グラビア印刷用塗工紙は、比こわさが30以上、より好ましくは35以上に調節されている。ここで、比こわさとは、標準坪量(100g/m)の時のこわさであり、高力氏らの次式(紙パルプ技術協会編;紙パルプの種類とその試験法P819)が採用される。
(式1)
比こわさ=S(100/W)1.832 (S;こわさ W;坪量(g/m))
こわさSは、縦方向のこわさと横方向のこわさとの幾何平均である。
比こわさが30未満であると、オフセット印刷時、折加工適性あるいは製本加工適性が不十分で用紙の端折れ、しわ入り等の問題が生じるおそれがある等、オフセット印刷適性が悪化するので好ましくない。比こわさを30以上にすることで、これら加工適性を満たし、加えて、雑誌や通販カタログ等の用途においては、頁めくりがし易い等の効果を有するようになる。
また、本グラビア印刷用塗工紙の内部強度は270mJ以上、より好ましくは300mJ以上に調節される。270mJ未満であると、オフセット輪転印刷やグラビア輪転印刷の自動紙継ぎ時に、基紙内部の破壊により断紙に繋がることや、オフセット輪転印刷における強制乾燥時に、基紙が水分の爆発的蒸発による膨張力に耐え切れず破壊されるブリスター(火ぶくれ)が発生する問題がある。内部強度を270mJ以上にすることで、オフセット印刷適性及びグラビア印刷適性の両方の適性を満たすグラビア印刷用塗工紙がより好適に得られる。
なお、以上に詳述した本グラビア印刷用塗工紙の紙層構成は、単層であっても、2層以上の紙層からなる複数層であっても良い。また、複数層の場合の形成方法は貼り合せによる形成であっても、抄き合わせによる形成であっても良い。
本発明に係るグラビア印刷用塗工紙の効果を確認するため、以下のような各種の試料を作製し、これらの各試料に対する表面強度、塗工性、耐ブリスター適性、グラビア印刷適性及び折加工性を評価する試験を行った。なお、本発明はこれらの実施例によって制限を受けるものではない。
本発明に係る10種類のグラビア印刷用塗工紙(これを「試料1」ないし「試料10」とする)と、これらの試料1ないし試料10と比較検討するための9種類のグラビア印刷用塗工紙(これを「比較試料1」ないし「比較試料9」とする)を作製した。
[試料1]広葉樹クラフトパルプ(LBKP)50重量%、針葉樹クラフトパルプ(NBKP)20重量%、機械パルプ(RGP)30重量%から成り、中性サイズ剤(アルキルケテンダイマー)が固形換算で0.3重量%配合され、また填料として、炭酸カルシウムが灰分で10%となるように添加されているパルプスラリーをオントップ型抄紙機で抄造して坪量45g/mである原紙を作製する。なお、LBKP及びNBKPのフリーネスは、混合で380mlに調製されている。また、サイズプレス工程でロッドメタリング方式により澱粉水溶液が、澱粉の固形分付着量で両面当り2.0g/m塗工されている。
また、塗工剤には、顔料として、クレー50重量部、重質炭酸カルシウム35重量部、空隙率50%で平均粒子径1.0μmのスチレン・アクリル共重合体粒子15重量部配合したものを使用し、接着剤として、Tgを2つ有する(核部分のTgが−30℃、最外殻部分のTgが0℃)スチレン・ブタジエン共重合体ラテックスを10重量部、リン酸エステル化澱粉を3重量部配合したものを使用し、また、助剤として、ステアリン酸カルシウムを1重量部配合している。この塗工剤に水を加えて固形分濃度が60%となるように調製する。
この塗工剤を上記原紙に、片面当りの塗工量が固形換算で10g/mになるように、ブレードコーターを用いて両面塗工し、乾燥し、その後、塗工面にJIS−P8142に基づく75度鏡面光沢度が70%になるようにスーパーカレンダー処理を施してグラビア印刷用塗工紙(試料1)を得る。
[試料2]原紙のパルプスラリーをLBKP50重量%、機械パルプ50重量%にしたことを除くその他の点は、試料1と同様にして得たグラビア印刷用塗工紙。
[試料3]原紙のサイズプレスでの澱粉の固形分付着量を0.5g/mにしたことを除くその他の点は、試料1と同様にして得たグラビア印刷用塗工紙。
[試料4]原紙のサイズプレスでの澱粉の固形分付着量を3.0g/mにしたことを除くその他の点は、試料1と同様にして得たグラビア印刷用塗工紙。
[試料5]塗工剤に使用する接着剤中のリン酸エステル化澱粉の配合量を0.5重量部としたことを除くその他の点は、試料1と同様にして得たグラビア印刷用塗工紙。
[試料6]塗工剤に使用する接着剤中のリン酸エステル化澱粉の配合量を5重量部としたことを除くその他の点は、試料1と同様にして得たグラビア印刷用塗工紙。
[試料7]塗工剤に使用する顔料として、クレー63重量部、重質炭酸カルシウム35重量部、空隙率50%で平均粒子径1.0μmのスチレン・アクリル共重合体粒子2重量部配合したものを使用したことを除くその他の点は、試料1と同様にして得たグラビア印刷用塗工紙。
[試料8]塗工剤に使用する顔料として、クレー40重量部、重質炭酸カルシウム20重量部、空隙率50%で平均粒子径1.0μmのスチレン・アクリル共重合体粒子40重量部配合したものを使用したことを除くその他の点は、試料1と同様にして得たグラビア印刷用塗工紙。
[試料9]塗工剤に使用する接着剤中に、核部分のTgが−20℃、最外殻部分のTgが0℃であるスチレン・ブタジエン共重合体ラテックスを使用したことを除くその他の点は、試料1と同様にして得たグラビア印刷用塗工紙。
[試料10]塗工剤に使用する接着剤中に、核部分のTgが−20℃、最外殻部分のTgが−5℃であるスチレン・ブタジエン共重合体ラテックスを使用したことを除くその他の点は、試料1と同様にして得たグラビア印刷用塗工紙。
[比較試料1]原紙のパルプスラリーをLBKP40重量%、機械パルプ60重量%にしたことを除くその他の点は、試料1と同様にして得たグラビア印刷用塗工紙。
[比較試料2]原紙のサイズプレスでの澱粉の固形分付着量を0.3g/mにしたことを除くその他の点は、試料1と同様にして得たグラビア印刷用塗工紙。
[比較試料3]原紙のサイズプレスでの澱粉の固形分付着量を3.5g/mにしたことを除くその他の点は、試料1と同様にして得たグラビア印刷用塗工紙。
[比較試料4]塗工剤に使用する接着剤中のリン酸エステル化澱粉の配合量を0.3重量部としたことを除くその他の点は、試料1と同様にして得たグラビア印刷用塗工紙。
[比較試料5]塗工剤に使用する接着剤中のリン酸エステル化澱粉の配合量を6重量部としたことを除くその他の点は、試料1と同様にして得たグラビア印刷用塗工紙。
[比較試料6]塗工剤に使用する顔料として、クレー65重量部、重質炭酸カルシウム35重量部配合したものを使用したことを除くその他の点は、試料1と同様にして得たグラビア印刷用塗工紙。
[比較試料7]塗工剤に使用する顔料として、クレー35重量部、重質炭酸カルシウム20重量部、空隙率50%で平均粒子径1.0μmのスチレン・アクリル共重合体粒子45重量部配合したものを使用したことを除くその他の点は、試料1と同様にして得たグラビア印刷用塗工紙。
[比較試料8]塗工剤に使用する接着剤中に、核部分のTgが−15℃、最外殻部分のTgが0℃であるスチレン・ブタジエン共重合体ラテックスを使用したことを除くその他の点は、試料1と同様にして得たグラビア印刷用塗工紙。
[比較試料9]塗工剤に使用する接着剤中に、核部分のTgが−20℃、最外殻部分のTgが−7℃であるスチレン・ブタジエン共重合体ラテックスを使用したことを除くその他の点は、試料1と同様にして得たグラビア印刷用塗工紙。
これらの全試料及び比較試料について、表面強度、塗工性、耐ブリスター適性、グラビア印刷適性、および折加工性について試験を行った結果は、表1に示すとおりであった。
なお、表1中の「内部強度」とは、JAPAN TAPPI紙パルプ試験方法No.18−2のインターナルボンドテスタ法に基づいて測定した値である。
「比こわさ」とは、上記式1に基づいて算出した値である。
「表面強度」とは、RI印刷適性試験機(明製作所製)を用い、印刷インキ(タック22)0.5ml、印刷スピード60rpmで印刷し、紙剥けの状態を目視評価したものであり、その評価基準は◎印の「特に優れている」、○印の「優れている」、△印の「良い」、×印の「悪い」の4段階とした。
「塗工性」とは、コーターの操業性、すなわち塗工欠陥発生の有無、塗工量のプロファイル制御のし易さ等を評価したもので、その評価基準は◎印の「特に優れている」、○印の「優れている」、×印の「悪い」の3段階とした。
「耐ブリスター適性」とは、RI印刷適性試験機(明製作所製)を用い、両面印刷した塗工紙を調湿(水分率約6%)した後、加熱したオイルバスに投入し、ブリスターの発生状況を目視評価したもので、その評価基準は◎印の「特に優れている」、○印の「優れている」、×印の「悪い」の3段階とした。
「グラビア印刷適性」とは、印刷局式グラビア印刷試験機で単色印刷(インキ;東洋インキ社製OG16NA)を行い、175線、20%網点面積部1cmのミッシングドットの個数を評価したものであり、その評価基準は◎印の「特に優れている」、○印の「優れている」、×印の「悪い」の3段階とした。
また、「折加工性」とは、オフセット輪転印刷機を用い、刷本の端切れ、端折れ等の折適性を評価したもので、評価基準は◎印の「特に優れている」、○印の「優れている」、×印の「悪い」の3段階とした。
Figure 2005179821
表1から本実施例によれば、試料1ないし試料10、すなわち本発明に係るグラビア印刷用塗工紙は、表面強度、塗工性、耐ブリスター適性、グラビア印刷適性、及び折加工性に優れていることが分かる。従って、本発明に係るグラビア印刷用塗工紙は、グラビア印刷及びオフセット印刷のいずれの印刷適性にも優れ、共用することができる。

Claims (5)

  1. 基紙の表裏面の少なくとも一方の面上に、顔料及び接着剤を主成分とする塗工剤を塗工して成る塗工層を有するグラビア印刷用塗工紙において、前記基紙には、叩解処理が施されたクラフトパルプが50重量%以上配合されており、また澱粉水溶液が、澱粉の固形分付着量で両面当り0.5〜3.0g/m塗工されていることを特徴とするグラビア印刷用塗工紙。
  2. 前記澱粉水溶液は、サイズプレス工程でフィルム転写方式の塗工装置により前記基紙に塗工されていることを特徴とする請求項1に記載のグラビア印刷用塗工紙。
  3. 前記塗工剤中の前記顔料には、有機顔料が全顔料100重量部に対し2〜40重量部配合されており、また、前記塗工剤中の前記接着剤には、澱粉が全顔料100重量部に対し0.5〜5重量部配合されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のグラビア印刷用塗工紙。
  4. 前記塗工剤中の前記接着剤は、Tgを2つ以上有して成り、最も低いTgが−20℃以下、最も高いTgが−5℃以上である共重合体ラテックスを含有することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のグラビア印刷用塗工紙。
  5. 前記グラビア印刷用塗工紙の比こわさが30以上で、かつ、内部強度が270mJ以上であることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のグラビア印刷用塗工紙。
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