JP2010013405A - 毛髪化粧料 - Google Patents

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JP2010013405A JP2008175442A JP2008175442A JP2010013405A JP 2010013405 A JP2010013405 A JP 2010013405A JP 2008175442 A JP2008175442 A JP 2008175442A JP 2008175442 A JP2008175442 A JP 2008175442A JP 2010013405 A JP2010013405 A JP 2010013405A
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憲一 杉本
Satoshi Inamasu
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Kracie Home Products Ltd
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Abstract

【課題】枝毛、切れ毛等の毛髪の損傷を防止、修復し、優れた潤い感、なめらかさ、まとまりの良さを付与し、更に冬場の低湿度下でのパサツキ防止と潤い感に優れた効果を付与する毛髪化粧料を提供すること。
【解決手段】下記(A)〜(C)成分を含有する毛髪化粧料。
(A)下記一般式(I)で表されるヒドロキシエーテル型カチオン
−(OCHCH(OH)CH−N(R・X …(I)
(式中、Rは、直鎖又は分岐した炭素数12〜24の飽和もしくは不飽和アルキル基、Rは炭素数1〜3のアルキル基、mは1〜5の整数、Xはハロゲン原子又は炭素数1〜3のアルキル硫酸基を示す。)
(B)炭素数14〜24の長鎖のアルキル基を有する高級アルコール
(C)毛髪補修剤
【選択図】なし

Description

本発明は、毛髪化粧料に関し、詳しくは、枝毛、切れ毛等の毛髪の損傷を防止、修復し、優れた潤い感、なめらかさ、まとまりの良さを付与し、更に冬場の低湿度下でのパサツキ防止と潤い感に優れた毛髪化粧料に関する。
近年、カラーリングやパーマを行うことが日常的となり、それに伴って毛髪ダメージを受けた髪の女性が増えてきている。毛髪ダメージは視覚的に枝毛や切れ毛の発生として現れ、また髪がごわつく、まとまらないなどの感触として現れ、これら毛髪のダメージを修復や改善を毛髪化粧料に期待するニーズが高まっている。
枝毛、切れ毛等の毛髪の損傷を防止、修復する方法には、様々な取り組みがなされている。代表的なものとして、シリコーンやカチオン性高分子化合物による表面補修、タンパク質やタンパク加水分解物による表面及び内部補修、有機酸による内部補修等が挙げられる。例えば、枝毛部分の接着と修復を目的にシリコーン誘導体とアミノ変性シリコーン又はアンモニウム変性シリコーンとを併用した毛髪化粧料(例えば、特許文献1参照。)や、高分子量シリコーンとシリル化ペプチドとを併用した毛髪処理剤(例えば、特許文献2参照。)、塩基性アミノ酸とタンパク質、蛋白加水分解物、蛋白誘導体を配合した毛髪化粧料(例えば、特許文献3参照。)、有機酸とポリプロピレングリコールから成る毛髪化粧料(例えば、特許文献4参照。)等が挙げられる。しかしながら、その毛髪損傷防止、毛髪損傷修復効果は一部の効果は認められるものの、まとまりやパサつきなどを改善する感触面においては、不満足なものになっている。それは、毛髪補修成分である各種毛髪補修剤が髪に吸着あるいは浸透しにくいためであると考えられ、これらのことから、枝毛、切れ毛等の毛髪の損傷を防止、修復し、優れた潤い感、なめらかさ、まとまりの良さを付与する毛髪化粧料が望まれていた。なお、本発明に関連する先行技術文献としては下記が挙げられる。
特開平08−208439号公報 特開平11−240822号公報 特開平09−278630号公報 特開2002−029938号公報 特開2007−001953号公報 特開2002−047142号公報 特開2002−029940号公報 特開2004−035529号公報 特開2004−059559号公報
本発明の課題は、枝毛、切れ毛等の毛髪の損傷を防止、修復し、優れた潤い感、なめらかさ、まとまりの良さを付与し、更に冬場の低湿度下でのパサツキ防止と潤い感に優れた効果を付与する毛髪化粧料を提供することにある。
本発明者は、このような状況に鑑み、鋭意研究した結果、特定のヒドロキシエーテル型カチオンを選択し、高級アルコールと、毛髪補修剤とを併用することで、上記の課題を解決することを見出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は、下記(A)〜(C)成分を含有する毛髪化粧料を提供する。
(A)下記一般式(I)で表されるヒドロキシエーテル型カチオン
−(OCHCH(OH)CH−N(R・X …(I)
(式中、Rは、直鎖又は分岐した炭素数12〜24の飽和もしくは不飽和アルキル基、Rは炭素数1〜3のアルキル基、mは1〜5の整数、Xはハロゲン原子又は炭素数1〜3のアルキル硫酸基を示す。)
(B)炭素数14〜24の長鎖のアルキル基を有する高級アルコール
(C)毛髪補修剤
本発明の毛髪化粧料は、枝毛、切れ毛等の毛髪の損傷を防止、修復し、優れた潤い感、なめらかさ、まとまりの良さを付与し、更に冬場の低湿度下でのパサツキ防止と潤い感に優れた効果を付与する。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明における(A)成分のヒドロキシエーテル型カチオンは、例えば下記一般式(I)
−(OCHCH(OH)CH−N(R・X …(I)
(式中、Rは、直鎖又は分岐した炭素数12〜24の飽和もしくは不飽和アルキル基、Rは炭素数1〜3のアルキル基、mは1〜5の整数、Xはハロゲン原子又は炭素数1〜3のアルキル硫酸基を示す。)で表され、具体例を示すと、ラウリルPGトリモニウムクロリド、ミリスチルPGトリモニウムクロリド、パルミチルPGトリモニウムクロリド、セチルPGトリモニウムクロリド、セトステアリルPGトリモニウムクロリド、ステアリルPGトリモニウムクロリド、アラキルPGトリモニウムクロリド、ベヘニルPGトリモニウムクロリド、カルナービルPGトリモニウムクロリド、オレイルPGトリモニウムクロリド、エライジルPGトリモニウムクロリド、リノレイルPGトリモニウムクロリド、リノレニルPGトリモニウムクロリド、ラウリルPGトリモニウムブロミド、ミリスチルPGトリモニウムブロミド、パルミチルPGトリモニウムブロミド、セチルPGトリモニウムブロミド、セトステアリルPGトリモニウムブロミド、ステアリルPGトリモニウムブロミド、アラキルPGトリモニウムブロミド、ベヘニルPGトリモニウムブロミド、カルナービルPGトリモニウムブロミド、オレイルPGトリモニウムブロミド、エライジルPGトリモニウムブロミド、リノレイルPGトリモニウムブロミド、リノレニルPGトリモニウムブロミド、ラウリルPGトリモニウムエトサルフェート、ミリスチルPGトリモニウムエトサルフェート、パルミチルPGトリモニウムエトサルフェート、セチルPGトリモニウムエトサルフェート、セトステアリルPGトリモニウムエトサルフェート、ステアリルPGトリモニウムエトサルフェート、アラキルPGトリモニウムエトサルフェート、ベヘニルPGトリモニウムエトサルフェート、カルナービルPGトリモニウムエトサルフェート、オレイルPGトリモニウムエトサルフェート、エライジルPGトリモニウムエトサルフェート、リノレイルPGトリモニウムエトサルフェート、リノレニルPGトリモニウムエトサルフェート、ラウリルPGトリモニウムメトサルフェート、ミリスチルPGトリモニウムメトサルフェート、パルミチルPGトリモニウムメトサルフェート、セチルPGトリモニウムメトサルフェート、セトステアリルPGトリモニウムメトサルフェート、ステアリルPGトリモニウムメトサルフェート、アラキルPGトリモニウムメトサルフェート、ベヘニルPGトリモニウムメトサルフェート、カルナービルPGトリモニウムメトサルフェート、オレイルPGトリモニウムメトサルフェート、エライジルPGトリモニウムメトサルフェート、リノレイルPGトリモニウムメトサルフェート、リノレニルPGトリモニウムメトサルフェート等のヒドロキシエーテル型カチオンが挙げられる。これらの中でもステアリルPGトリモニウムクロリド及びべヘニルPGトリモニウムクロリドが
好ましいが、Rが炭素数22のベヘニル基、Rがメチル基、Xが塩素であるべヘニルPGトリモニウムクロリドが特に好ましい。本発明では、これらのヒドロキシエーテル型カチオンの中から1種又は2種以上を任意に用いることができ、その配合量は、好ましくは0.1〜10質量%(以下、特に記載のあるもの以外は、質量%を単に「%」で示す)、更に好ましくは、0.5〜5%の範囲である。この配合量の範囲であれば、毛髪に対して、べたつきや重さを感じることなく、しなやかでしっとりとした仕上がり感を与えることができるため好ましい。
本発明における(B)成分の炭素数14〜22の長鎖アルキル基を有する高級アルコールは、好ましいものとしては、炭素数16〜22の長鎖高級アルコール、例えばセチルアルコール、ステアリルアルコール、セトステアリルアルコール、ベヘニルアルコール等である。これらの高級アルコールは、1種又は2種以上を組み合わせて用いることができ、その配合量は、好ましくは1〜20%、更に好ましくは、3〜10%の範囲である。この配合量の範囲であれば、毛髪に対して、べたつきや重さを感じることなく、しなやかでしっとりとした仕上がり感を与えることができるため好ましい。
本発明で用いられる(C)成分の毛髪補修剤は、下記(i)〜(iii)が挙げられ、これらから選ばれる一種以上を適宜組み合わせて用いることができる。
(i)アミノ酸、タンパク加水分解物及びケラチン加水分解物
(ii)有機酸又はその誘導体
(iii)水酸基を4個有する多価アルコ−ルと炭素数8以上の脂肪酸とをエステル化したエステル化物
(i)アミノ酸、タンパク加水分解物及びケラチン加水分解物は特に限定されず、一種以上を適宜組み合わせて用いることができる。アミノ酸としては、グリシン、オルニチン、メチオニン、アラニン、アルギニン、グルタミン、システイン、システイン酸、シスチン、ロイシン、イソロイシン、アスパラギン酸、リシン、フェニルアラニン等が挙げられる。タンパク加水分解物、ケラチン加水分解物としては、動物性タンパク質由来のコラーゲン、ゼラチン、グロビン、絹タンパク質、ミルクタンパク質、卵黄・卵白タンパク質及びエラスチン等、植物性タンパク質由来の大豆タンパク、納豆タンパク、小麦タンパクを、酸、アルカリ、又はタンパク質分解酵素等を用いて加水分解することによって得ることができる。さらに、上記タンパク質と、カチオン化剤、例えばヒドロキシプロピルトリメチルアンモニウムクロライドとの反応により得られるカチオン化タンパク質誘導体ポリペプチドも使用することができる。また、シリル化剤、例えば3−グリシドキシプロピルメチルジヒドロキシシランとの反応により得られるシリル化タンパク質誘導体ポリペプチド等も使用することができる。またこれらアミノ酸、タンパク加水分解物及びケラチン加水分解物を用いた場合の配合量は、毛髪化粧料全量に対して0.001〜10%が好ましく、より好ましくは0.01〜5%、さらに好ましくは0.1〜1%である。この配合量の範囲であれば、まとまり、感触効果が発揮され好ましい。
(ii)水酸基を4個有する多価アルコ−ルと炭素数8以上の脂肪酸とをエステル化したエステル化物としては、テトラベヘン酸ヘキサグリセリル、ジステアリン酸デカグリセリル、ジステアリン酸トリグリセリル、ジステアリン酸ペンタグリセリル、トリステアリン酸ヘキサグリセリル、テトラベヘン酸ヘキサグリセリル、ペンタオレイン酸ヘキサグリセリル、ジリシノレイン酸ヘキサグリセリル、トリリシノレイン酸ヘキサグリセリル、テトラリシノレイン酸ヘキサグリセリル、ペンタリシノレイン酸ヘキサグリセリル、ヘキサリシノレイン酸ヘキサグリセリル、ペンタオレイン酸ヘキサグリセリル、トリステアリン酸デカグリセリル、トリオレイン酸デカグリセリル、ペンタステアリン酸デカグリセリル、ペンタヒドロキシステアリン酸デカグリセリル、ペンタオレイン酸デカグリセリル、ヘプタステアリン酸デカグリセリル、デカステアリン酸デカグリセリル、デカオレイン酸デカグ
リセリル、デカマカデミアナッツ油脂肪酸デカグリセリル、ジリシノレイン酸デカグリセリル、トリリシノレイン酸デカグリセリル、テトラリシノレイン酸デカグリセリル、ペンタリシノレイン酸デカグリセリル、ヘキサリシノレイン酸デカグリセリル、ジオレイン酸ジグリセリル等のポリグリセリン脂肪酸エステル;テトラオレイン酸POE(4)〜(60)ソルビット、ジオレイン酸POE(6)〜(60)ソルビット、トリオレイン酸POE(6)〜(60)ソルビット、ジステアリン酸POE(6)〜(60)ソルビット、トリステアリン酸POE(6)〜(60)ソルビット、テトラステアリン酸POE(6)〜(60)ソルビット、ジカプリル酸POE(6)〜(60)ソルビット、トリカプリル酸POE(6)〜(60)ソルビット、テトラカプリル酸POE(6)〜(60)ソルビット、ジラウリン酸POE(6)〜(60)ソルビット、トリラウリル酸POE(6)〜(60)ソルビット、テトララウリル酸POE(6)〜(60)ソルビット、ジミリスチン酸POE(6)〜(60)ソルビット、トリミリスチン酸POE(6)〜(60)ソルビット、テトラミリスチン酸POE(6)〜(60)ソルビット、ジパルミチン酸POE(6)〜(60)ソルビット、トリパルミチン酸POE(6)〜(60)ソルビット、テトラパルミチン酸POE(6)〜(60)ソルビット、ジウンデカン酸POE(6)〜(60)ソルビット、トリウンデカン酸POE(6)〜(60)ソルビット、テトラウンデカン酸POE(6)〜(60)ソルビット等のポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル;ジステアリン酸POE(6)〜(60)ペンタエリトリット、ジラウリル酸POE(6)〜(60)ペンタエリトリット、ジカプリル酸ポリオキシエチレンペンタエリトリット(6)〜(60)、ジウンデカン酸ポリオキシエチレンペンタエリトリット(6)〜(60)、ジミリスチン酸ポリオキシエチレンペンタエリトリット(6)〜(60)、ジパルミチン酸ポリオキシエチレンペンタエリトリット(6)〜(60)、ジオレイン酸ポリオキシエチレンペンタエリトリット(6)〜(60)等のポリオキシエチレンペンタエリスリトール脂肪酸エステル;ジオレイン酸POE(6)〜(60)ソルビタン、ジステアリン酸POE(6)〜(60)ソルビタン、ジカプリル酸POE(6)〜(60)ソルビタン、ジウンデカン酸POE(6)〜(60)ソルビタン、ジラウリン酸POE(6)〜(60)ソルビタン、ジミリスチン酸POE(6)〜(60)ソルビタン、ジパルミチン酸POE(6)〜(60)ソルビタン、ジステアリン酸POE(6)〜(60)ソルビタン、ジベヘン酸POE(6)〜(60)ソルビタン、セスキステアリン酸POE(6)〜(60)ソルビタン、セスキオレイン酸POE(6)〜(60)ソルビタン等のポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル等が挙げられる。これらの中でも、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンペンタエリトリトール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルが、溶解性の点から好ましく、さらに、テトラオレイン酸ポリオキシエチレン(4)ソルビット、テトラオレイン酸ポリオキシエチレン(6)ソルビット、テトラオレイン酸ポリオキシエチレン(30)ソルビット、テトラオレイン酸ポリオキシエチレン(40)ソルビット、テトラオレイン酸ポリオキシエチレン(60)ソルビット等のポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステルが特に好ましい。またこれらエステル化合物を用いた場合の配合量は、毛髪化粧料全量に対して0.01〜10%が好ましく、より好ましくは0.1〜5%、さらに好ましくは0.1〜3%である。この配合量の範囲であれば、まとまり、感触効果が発揮され好ましい。
(iii)有機酸及びその誘導体は、例えば、クエン酸、乳酸、酢酸、酒石酸、リンゴ酸、グルコン酸、アスコルビン酸、フマル酸、マレイン酸、コハク酸、マロン酸、グリコール酸、グルタル酸類、アジピン酸、フタル酸、グリセリン酸、アスパラギン酸、グルタミン酸、ヒドロキシアクリル酸、オキシ酪酸、没食子酸又はその誘導体、タンニン酸類、ベンジル酸類、サリチル酸類、ロスマリン酸類等が挙げらる。これら有機酸及びその誘導体の中でも、1分子中に少なくともベンゼン環とカルボキシル基とを有し、さらに水酸基又はエーテル基を有する有機酸又はその誘導体が好ましく、特に没食子酸、没食子酸プロピル、モノグルコシル没食子酸、ジグルコシル没食子酸が好ましい。また、有機酸及びその誘導体を用いた場合の配合量は、毛髪化粧料全量に対して0.001〜10%が好ましく、
より好ましくは0.1〜3%である。なお、上記有機酸及びその誘導体を2種以上配合する場合、上記配合量は使用する有機酸及びその誘導体の合計量である。この配合量の範囲であれば、まとまり、感触効果が発揮され好ましい。
本発明においては、更に成分(D)である浸透促進剤を配合することにより、本発明の効果をより高めることができる。浸透促進剤としては、セバシン酸エステル、炭酸ジアルキル、芳香族アルコール、ピロリドン誘導体、低級アルキレンカーボネート、ポリエチレングリコール及び1,3−ジオキソラン−2−オン誘導体が挙げられ、これらを1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて用いることができる。セバシン酸エステルとしては、セバシン酸ジメチル、セバシン酸ジエチル、セバシン酸ジプロピルが挙げられる。炭酸ジアルキルとしては、炭酸ジメチル、炭酸ジエチル、炭酸ジプロピル等が挙げられる。芳香族アルコールとしては、ベンジルアルコール、ベンジルオキシエタノール、フェノキシエタノールが挙げられる。ピロリドン誘導体としては、N−アルキルピロリドン、具体的には、N−メチルピロリドン、N−オクチルピロリドン、N−ラウリルピロリドンが挙げられる。低級アルキレンカーボネートとしては、エチレンカーボネート、プロピレンカーボネートが挙げられる。これらの中でも、セバシン酸ジエチル、炭酸ジエチル、ベンジルアルコール、ベンジルオキシエタノール、フェノキシエタノール、N−アルキルピロリドンが好ましい。本発明では、これらの浸透促進剤の中から1種又は2種以上を任意に用いることができ、その配合量は、毛髪化粧料全量に対して0.1〜20%が好ましく、より好ましくは0.5〜10%、さらに好ましくは1〜10%である。
本発明の毛髪化粧料は、上記の特定の特定のヒドロキシエーテル型カチオン、高級アルコールと毛髪補修剤とを必須成分とし、これらを水又は水に適宜な溶剤などを加えた液に含有させることによって調製されるが、これらの必須成分以外にも、本発明の効果を損なわない範囲で通常毛髪化粧料に一般的に配合される他の成分を目的に応じて配合することができる。
そのような成分としては、例えば、ラウリル硫酸塩、ポリオキシエチレンラウリルーテル硫酸塩、ラウリルベンゼンスルホン酸塩、ラウロイルメチ−β−アラニンナトリウム等のアニオン性界面活性剤;2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾニウムベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン、ヤシ油アルキルN−カルボキシエチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタインナトリウム等の両性界面活性剤:ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル等の非イオン界面活性剤;カチオン化セルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ポリ(塩化ジアリルジメチルアンモニウム)、高重合ポリエチレングリコール等の高分子化合物;グリセリン、プロピレングリコール、ブチレングリコール、ジプロピレングリコール等の湿潤剤;ステアリン酸、ベヘニン酸、オレイン酸等の高級脂肪酸;ミリスチン酸イソプロピル等のエステル油;流動イソパラフィン、ワセリン、スクワラン等の炭化水素;ジメチルポリシロキサン、高重合シリコーン、ポリエーテル変性シリコーン等のシリコーン類;ジンクピリチオン、塩化ベンザルコニウム等の抗フケ成分;エタノール、メタノール、プロピルアルコール、イソプロピルアルコール等の低級アルコール;L−アスパラギン酸、L−アスパラギン酸ナトリウム、DL−アラニン、L−アルギニン、グリシン、L−グルタミン酸、L−システイン、Lスレオニン等のアミノ酸;その他紫外線吸収剤、防腐剤、糖類、香料、色剤、金属イオン封鎖剤、酸化防止剤、各種薬剤等が挙げられる。
本発明の毛髪化粧料は、ヘアリンス、ヘアコンディショナー、ヘアトリートメント、ヘアパック、ヘアローション、ヘアリキッド、ヘアクリーム、ヘアフォーム、リーブオントリートメント、パーマ剤、ヘアカラー等に用いることができる。また本発明の毛髪化粧料は、常法により製造することができる。
次に本発明を実施例を用いて詳細に説明するが、本発明はこれにより限定されるものではない。実施例に先立ち、各実施例で採用した試験法、評価法を説明する。
(1)毛髪ダメージ修復効果
本発明の実施例及び比較例の毛髪化粧料で10回処理した毛束(15cm,5g)を、温度25℃、湿度50%の条件下で24時間放置後、毛束中から直径80±10μmの毛髪を50本選び出し、引張強度試験を行なった。引張強度試験の測定は、引張強度試験機(エル・ビー・ケミカル社製)を用いて毛髪の破断強度を測定し、その平均値を求めた。なお、測定条件は、温度25℃及び湿度50%で行った。
(2)官能試験(潤い感、なめらかさ、まとまりの良さ)
20名のパネルが本発明の実施例及び比較例の毛髪化粧料を使用し、潤い感、なめらかさ、まとまりの良さについて「良い」、「普通」、「悪い」の3段階で判定し、判定結果を「良い」と回答した人数により判断した。
判断基準は以下の通りである。
◎:大変優れている・・・「良い」と答えた試験対象者の数が16名以上
○:優れている ・・・「良い」と答えた試験対象者の数が11〜15名
△:劣っている ・・・「良い」と答えた試験対象者の数が6〜10名
×:大変劣っている・・・「良い」と答えた試験対象者の数が5名以下
(3)低湿度環境でのパサツキのなさ、潤い感
市販の黒色毛髪(10g,15cm、ビューラックス社製)を10%濃度のポリオキシエチレン(2E.O.)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム2gでシャンプー洗浄し、お湯で充分に洗い流した後、本発明のヘアリンス組成物2gを塗布し、お湯で充分に洗い流し、タオルドライを行い、25℃湿度60%の環境下において6時間乾燥させた。次に、低湿度環境下(25℃湿度30%)に12時間放置し、パサツキのなさ、及び潤い感の項目について、20名のパネルにより「良い」、「普通」、「悪い」の3段階で判定し、判定結果を「良い」と回答した人数により判断した。
判断基準は以下の通りである。
◎:大変優れている・・・「良い」と答えた試験対象者の数が16名以上
○:優れている ・・・「良い」と答えた試験対象者の数が11〜15名
△:劣っている ・・・「良い」と答えた試験対象者の数が6〜10名
×:大変劣っている・・・「良い」と答えた試験対象者の数が5名以下
実施例1〜8及び比較例1〜3(ヘアリンス)
表1に記載の配合組成によるヘアリンスを調製し、毛髪ダメージ修復効果、潤い感、なめらかさ、まとまりの良さ、低湿度下でのパサツキのなさと潤い感について調べ、その結果を併せて表1に示した。
Figure 2010013405
表1より明らかなように、本発明による毛髪化粧料は比較例の組成物に比べて、優れた性能を示していた。
以下、本発明毛髪化粧料のその他の処方例を実施例として挙げる。なお、これらの実施例の毛髪化粧料についても、上記の毛髪ダメージ修復効果、潤い感、なめらかさ、まとまりの良さ、低湿度下でのパサツキのなさと潤い感の各項目を検討したところ、いずれの実施例においても、優れた特性を有しており良好であった。
実施例9(ヘアコンディショナー)
配合量(%)
(1)べヘニルPGトリモニウムクロリド 2.0
(2)ステアリルPGトリモニウムクロリド 1.0
(3)セトステアリルアルコール 6.5
(4)ベヘニルアルコール 1.0
(5)L−アルギニン 0.5
(6)ジオレイン酸ポリオキシエチレン(6)
ペンタエリトリット 0.5
(7)セバシン酸ジエチル 1.0
(8)流動パラフィン 0.5
(9)パラフィン 0.5
(10)プロピレングリコール 0.5
(11)ソルビトール 3.0
(12)グリセリン 0.5
(13)ヒドロキシエチルセルロース 0.1
(14)メチルパラベン 0.2
(15)香料 0.5
(16)精製水 全量を100とする
(製法)(1)〜(9)を80℃にて均一に混合溶解し、80℃に加温した(16)に(10)〜(14)を分散したものをプロペラで攪拌しながらを加え、乳化を行う。徐々に冷却を行い、60℃にて(15)を添加し、室温まで冷却して、ヘアコンディショナーを調製した。
実施例10 ヘアトリートメント
配合量(%)
(1)べヘニルPGトリモニウムクロリド 2.0
(2)塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム 1.0
(3)塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 0.5
(4)セトステアリルアルコール 6.0
(5)ベヘニルアルコール 3.0
(6)グルタミン酸ナトリウム 0.3
(7)トリステアリン酸ヘキサグリセリル 1.2
(8)メチルポリシロキサン(100cs) 2.0
(9)高重合メチルポリシロキサン(10万cs) 5.0
(10)流動パラフィン 0.4
(11)パラフィン 2.0
(12)白色ワセリン 1.0
(13)1,3−ブチレングリコール 3.0
(14)ヒドロキシステアリン酸コレステリル 0.5
(15)セリシン 0.1
(16)ヒオウギエキス 0.5
(17)加水分解コムギ末 1.0
(18)LIPIDURE−C(日本油脂社製) 1.0
(19)防腐剤(ケーソンCG) 0.1
(20)香料 0.5
(21)精製水 全量を100とする
(製法)(1)〜(5)及び(8)〜(13)を80℃にて均一に混合溶解し油相とする。(6)〜(7)及び(21)を60℃にて均一に混合攪拌し水相とする。水相に油相を加えて乳化したのち、(14)〜(19)加えて、ホモミキサーを用いて均一に混合する。混合しながら徐々に冷却を行い、40℃にて(20)を添加し、室温まで冷却して、ヘアトリートメントを調製した。
実施例11 アウトバストリートメント
配合量(%)
(1)べヘニルPGトリモニウムクロリド 1.0
(2)セチルアルコール 2.0
(3)ステアリルアルコール 1.0
(4)L−アルギニン 0.3
(5)海苔タンパク質加水分解物 2.0
(ピュアポルフィラPE、株式会社白子社製)
(6)セバシン酸ジエチル 3.0
(7)フェノキシエタノール 0.2
(8)シリコーン水性エマルジョン 2.0
(XS65−B7116、GE東芝シリコン社製)
(9)コメヌカ油脂肪酸フィトステリル 3.0
(10)オレイン酸コレステリル 1.0
(11)1,3−ブチレングリコール 2.0
(12)ローヤルゼリーエキス 0.2
(13)香料 微 量
(14)精製水 全量を100とする
(製法)(1)〜(3)及び(6)〜(11)を80℃にて均一に混合溶解させ、(4)及び(14)を70℃にて混合したものを加えて乳化し、モミキサーで混合分散を行いながら、40℃にて(5)、(12)及び(13)を加え、室温まで冷却して、アウトバストリートメントを調製した。
実施例12 トリートメントフォーム
配合量(%)
(1)べヘニルPGトリモニウムクロリド 0.5
(2)セトステアリルアルコール 1.0
(3)アルギニン 0.2
(4)セリシン 0.5
(5)加水分解コンキオリン 0.5
(6)ベンジルオキシエタノール 1.0
(7)マカデミアナッツ油脂肪酸コレステリル 0.2
(8)アロエ抽出エキス 0.1
(9)ポリオキシエチレン(15)セチエルエーテル 0.5
(10)ポリオキシエチレン(20)セチルエーテル 0.5
(11)ポリオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油 0.5
(12)1,3−ブチレングリコール 0.5
(13)メチルパラベン 0.1
(14)精製水 全量を100とする
(製法)(1)〜(2)及び(7)〜(12)を80℃にて均一に混合溶解し、80℃に加温した(14)にプロペラで攪拌しながら加えて乳化する。徐々に冷却を行い、60℃にて(3)〜(6)及び(13)を添加し、室温まで冷却して、原液とした。次にエアゾール耐圧容器に原液:LPGガスを92:8の比率で充填し、トリートメントフォームを調製した。
以上記載のごとく、本発明は、枝毛、切れ毛等の毛髪の損傷を防止、修復し、優れた潤い感、なめらかさ、まとまりの良さを付与し、更に冬場の低湿度下でのパサツキ防止と潤い感に優れた毛髪化粧料を提供することができる。

Claims (4)

  1. 下記(A)〜(C)成分を含有する毛髪化粧料。
    (A)下記一般式(I)で表されるヒドロキシエーテル型カチオン
    −(OCHCH(OH)CH−N(R・X …(I)
    (式中、Rは、直鎖又は分岐した炭素数12〜24の飽和もしくは不飽和アルキル基、Rは炭素数1〜3のアルキル基、mは1〜5の整数、Xはハロゲン原子又は炭素数1〜3のアルキル硫酸基を示す。)
    (B)炭素数14〜24の長鎖のアルキル基を有する高級アルコール
    (C)毛髪補修剤
  2. (A)成分のヒドロキシエーテル型カチオンが、ステアリルPGトリモニウムクロリド及びべヘニルPGトリモニウムクロリドから選ばれる一種以上である請求項1記載の毛髪化粧料。
  3. (C)成分の毛髪補修剤が、下記(i)〜(iii)から選ばれる一種以上である請求項1〜2のいずれか一項記載の毛髪化粧料。
    (i)アミノ酸、タンパク加水分解物及びケラチン加水分解物
    (ii)有機酸又はその誘導体
    (iii)水酸基を4個有する多価アルコ−ルと炭素数8以上の脂肪酸とをエステル化したエステル化物
  4. 更に、(D)芳香族アルコール、ピロリドン誘導体、低級アルキレンカーボネート、ポリエチレングリコール及び1,3−ジオキソラン−2−オン誘導体から選ばれる一種以上を含有する請請求項1〜3のいずれか一項に記載の毛髪化粧料。
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