JP5679288B2 - 毛髪用組成物 - Google Patents

毛髪用組成物 Download PDF

Info

Publication number
JP5679288B2
JP5679288B2 JP2010261833A JP2010261833A JP5679288B2 JP 5679288 B2 JP5679288 B2 JP 5679288B2 JP 2010261833 A JP2010261833 A JP 2010261833A JP 2010261833 A JP2010261833 A JP 2010261833A JP 5679288 B2 JP5679288 B2 JP 5679288B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hair
acid
composition
carbon atoms
component
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010261833A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012111709A (ja
Inventor
徳雄 中根
徳雄 中根
拓也 鳥山
拓也 鳥山
卓司 野澤
卓司 野澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toho Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Toho Chemical Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toho Chemical Industry Co Ltd filed Critical Toho Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP2010261833A priority Critical patent/JP5679288B2/ja
Publication of JP2012111709A publication Critical patent/JP2012111709A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5679288B2 publication Critical patent/JP5679288B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Cosmetics (AREA)

Description

本発明は、毛髪用組成物に関し、更に詳しくは毛髪表面の疎水化能を有し、塗布時の毛髪への伸び/広がり易さ〜すすぎ時の滑り性/滑らかさに優れ、乾燥後の良好な滑り性、櫛通り性の付与に優れた毛髪用組成物に関する。
近年、カラーリングやパーマ等が日常化していることで、毛髪表面の疎水化膜が欠落し親水化を生じ、毛髪の滑らかさや柔軟性が不十分となり、パサツキ感を感じる消費者が増えており、毛髪のダメージを改善したいというニーズが大きくなっている。また、洗髪時においてもシャンプー使用時の摩擦等により、さらに毛髪に損傷を与えることがある。
ダメージ毛髪の感触向上には毛髪の表面改質が有効であり、カチオン界面活性剤やシリコーン化合物等の使用が知られており、特許文献1にはヒドロキシラノリン脂肪酸の四級アンモニウム塩、非ヒドロキシラノリン脂肪酸の四級アンモニウム塩を配合してなる香粧品組成物、特許文献2には分岐脂肪酸の四級アンモニウム塩を必須成分とする香粧品組成物、特許文献3にはL−テアニン及び四級アンモニウムアルキル硫酸型カチオン性界面活性剤を含有してなる毛髪化粧料組成物が提案されている。しかしながら、これら提案では毛髪の補修効果には優れるものの、毛髪の感触(滑り性、櫛通り性)が不十分であり、満足できるものではなかった。
一方、アミドアミン化合物を配合した毛髪用組成物も提案されており、特定のアミドアミン化合物と、特定の界面活性剤と、高級アルコールと、有機酸と水を配合し、人体に対して刺激性が少なく、経時安定性に優れ、毛髪に十分な滑らか感、しっとり感、柔軟性、櫛通り性を付与できる毛髪処理剤組成物(特許文献4、5)、特定のアミドアミンと、酸性アミノ酸を配合し、毛髪にはり、こし並びにつやを付与できる毛髪化粧料(特許文献6)、アミドアミン化合物と、高級脂肪酸又は高級アルコールと、有機酸と、特定のシリコーン化合物を配合し、十分な滑らかさ、しっとり感及び光沢を付与できる毛髪化粧料(特許文献7、8)、特定のアミドアミンと、特定の高級アルコールを配合し、増粘性(ゲル形成性)と経時安定性に優れ、毛髪に塗布してから洗い流す濯ぎ時に渡って、十分な滑らか感、しっとり感、また乾燥後に十分な滑らかさ、櫛通りの良さを付与できる毛髪化粧料(特許文献9)が提案されているが、これらの提案では、塗布時〜すすぎ時の使用感、乾燥後の感触で十分満足できるものではなく、また毛髪表面の修復効果については言及されていない。
特開平6−107524号公報(1−7頁) 特開平6−178928号公報(1−4頁) 特開昭49―81550号公報(1−3頁) 特開平5−271035号公報(1−9頁) 特開平5−271036号公報(1−9頁) 特開平9−71515号公報(1−10頁) 特開平9−71516号公報(1−9頁) 特開平9−71517号公報(1−11頁) 特開2005−298447号公報(1−16頁)
従って、本発明は、毛髪表面の疎水化能を有し、塗布時の毛髪への伸び/広がり易さ〜すすぎ時の滑り性/滑らかさに優れ、乾燥後の良好な滑り性、櫛通り性を付与することができる毛髪用組成物を開発することにある。
本発明者らは上記課題を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、
(A)下記一般式(1)
Figure 0005679288
(式中、RCOは炭素数24〜70の長鎖カルボン酸を50質量%以上含有する長鎖カルボン酸由来の残基、R、Rは炭素数1〜3のアルキル基、ヒドロキシアルキル基、nは1〜5の整数を表す。)で表されるアミドアミン化合物と、(B)アミドアミン化合物(A)とは異なる下記一般式(2)
Figure 0005679288
(式中、Rは、炭素数12〜26の−O−又は−CONH−で表される官能基で分断もしくは−OHで置換されていてもよい、直鎖又は分岐のアルキル基もしくはアルケニル基、R、Rは炭素数1〜3のアルキル基、ヒドロキシアルキル基を表す。)で表される3級アミン化合物と、(C)高級アルコールとを含有することにより、上記要件を満たす毛髪用組成物が得られることを見出し、本発明を完成させた。
すなわち、本発明によれば前記(A)成分と、(B)成分と、(C)成分を含有する毛髪用組成物が、毛髪表面の疎水化能を有し、塗布時の毛髪への伸び/広がり易さ〜すすぎ時の滑り性/滑らかさに優れ、乾燥後の良好な滑り性、櫛通り性に優れた効果を示す。
以下に、本発明の毛髪用組成物について詳述する。
本発明に使用される(A)成分のアミドアミン化合物は、上記一般式(1)においてRCOは炭素数24〜70の長鎖カルボン酸を50質量%以上含有する長鎖カルボン酸由来の残基を示し、好ましくは炭素数24以上の長鎖カルボン酸残基を60質量%以上、R、Rは炭素数1〜3のアルキル基、ヒドロキシアルキル基を示し、更に好ましくはメチル基、nは1〜5の整数、更に好ましくは1〜3の整数が好ましい。
一般式(1)で表されるアミドアミン化合物の合成方法は種々知られており、例えば、以下の反応式に従って製造することができる。
<アミドアミン化合物の合成>
Figure 0005679288
(式中のR〜R及びnは前記一般式(1)のものと同じ。)
アミドアミン化合物(A)の製造方法としては、炭素数24〜70の長鎖カルボン酸の割合が50質量%以上の長鎖カルボン酸或いは低級アルキルエステルなどの誘導体とジアルキルアミノアルキルアミン(ジアミン)とを縮合反応させ、その後、未反応のジアミンを、減圧又は窒素ブローにて留去することにより、アミドアミン化合物が得られる。なお、炭素数24以上の長鎖カルボン酸残基の割合が50重量%以上の長鎖カルボン酸としては、ベーカー・ペトロライト社製「ユニシッド350、425、550、700」等を使用することができる。
アミドアミン化合物の具体的合成方法としては、長鎖カルボン酸或いはその誘導体1モルに対して、0.9〜2.0モルのジアミンを80〜220℃で滴下するなどの方法で添加し、反応が終了するまで同温で熟成する。反応が終了したら過剰のジアミンを同温で減圧留去しアミドアミンを得る。反応中は窒素等の不活性ガスを導入し、反応留出液を系外に速やかに留出させるのが好ましい。また脂肪酸誘導体を使用した場合は、ナトリウムメチラート等のアルカリ触媒を用いることにより、より速やかに反応を進行することが出来る。
ここで用いられるジアミンとしては、ジメチルアミノエチルアミン、ジメチルアミノプロピルアミン、ジエチルアミノエチルアミン、ジエチルアミノプロピルアミンなどが挙げられ、これらの中でもジメチルアミノプロピルアミン、ジエチルアミノエチルアミンが特に好適に用いられる。ジアミンの反応モル比は1.0〜1.5モル、反応温度は150〜200℃がより好ましい。
(A)成分の毛髪用組成物中の配合量は、0.01〜10重量%、好ましくは0.1〜5重量%、より好ましくは0.5〜3重量%である。0.01重量%未満では毛髪に十分なコンディショニング効果が得られず、10重量%を越えても効果が向上せず好ましくない。
本発明に使用される(B)成分の3級アミン化合物としては、上記一般式(2)で表される3級アミン化合物のRが直鎖又は分岐のアルキル基もしくはアルケニル基を有する3級アミンの具体例としては、例えばラウリルジメチルアミン、ミリスチルジメチルアミン、セチルジメチルアミン、ステアリルジメチルアミン、オレイルジメチルアミン、イソステアリルジメチルアミン、アラキルジメチルアミン、ベヘニルジメチルアミン等が挙げられる。
また、上記一般式(2)で表される3級アミン化合物のRが−O−で表される官能基で分断されていてもよい、直鎖又は分岐のアルキル基もしくはアルケニル基を有する3級アミン化合物の具体例としては、ラウロキシプロピルジメチルアミン、ミリスチロキシプロピルジメチルアミン、セチロキシプロピルジメチルアミン、ステアロキシプロピルジメチルアミン、ベヘニロキシプロピルジメチルアミン等が挙げられる。
また、上記一般式(2)で表される3級アミン化合物のRが−CONH−で表される官能基で分断されていてもよい、直鎖又は分岐のアルキル基もしくはアルケニル基を有する3級アミン化合物の具体例としては、下記一般式(3)で表されるアミドアミン化合物が挙げられる。
Figure 0005679288
(式中、RCOは炭素数12〜22の脂肪酸残基、mは1〜5の整数を表す。)
一般式(2)のRが、一般式(3)で表されるアミドアミン化合物としては、Rが炭素数14〜22の直鎖のアルキル基、R、Rが炭素数1〜3のアルキル基が好ましく、具体例としては、例えばラウラミドプロピルジメチルアミン、ミリスタミドプロピルジメチルアミン、パルミタミドプロピルジメチルアミン、ステアラミドプロピルジメチルアミン、オレアミドプロピルジメチルアミン、イソステアラミドプロピルジメチルアミン、アラキナミドプロピルジメチルアミン、ベヘナミドプロピルジメチルアミン、ヤシ脂肪酸アミドプロピルジメチルアミン、パーム脂肪酸アミドプロピルジメチルアミン、牛脂脂肪酸アミドプロピルジメチルアミン、ステアラミドエチルジエチルアミン、アラキナミドエチルジエチルアミン、ベヘナミドエチルジエチルアミン等が挙げられ、特にステアラミドプロピルジメチルアミン、ベヘナミドプロピルジメチルアミンが好ましい。
また、上記一般式(2)で表される3級アミン化合物のRが−O−で表される官能基で分断又は−OHで置換されていてもよい、直鎖又は分岐のアルキル基もしくはアルケニル基を有する3級アミンの具体例としては、Rが、下記一般式(4)で表されるヒドロキシエーテルアミン化合物が挙げられる。
Figure 0005679288
(式中、Rは直鎖又は分岐した炭素数12〜24のアルキル基、アルケニル基もしくはヒドロキシアルキル基、pは1〜5の整数を表す。)
一般式(2)のRが、一般式(4)で表される基であるヒドロキシエーテルアミン化合物としては、Rが炭素数14〜22のアルキル基、特に炭素数18〜22のアルキル基で、R、Rが炭素数1〜3のアルキル基、pが1〜3、特に1であるものが好ましい。具体的には、ラウリルPGジメチルアミン、ミリスチルPGジメチルアミン、パルミチルPGジメチルアミン、セチルPGジメチルアミン、セトステアリルPGジメチルアミン、ステアリルPGジメチルアミン、アラキルPGジメチルアミン、ベヘニルPGジメチルアミン、カルナービルPGジメチルアミン、オレイルPGジメチルアミン、エライジルPGジメチルアミン、リノレイルPGジメチルアミン、リノレニルPGジメチルアミンが挙げられる。
製造方法としては、例えば特開2004−323495号公報に記載されている方法で製造することもできるが、その他公知の方法を用いても良い。本発明では、3級アミンの1種又は2種以上を任意に用いることができる。
(B)成分の毛髪用組成物中の配合量は、(A)成分と(B)成分の合計質量を100とした場合、それらの割合が質量比で(A):(B)=90〜10:10〜90、好ましくは(A):(B)=85〜10:15〜90、より好ましくは(A):(B)=80〜10:20〜90である。(A)成分と(B)成分の配合割合が、所定の範囲外であった場合、目的とする効果が得られず毛髪に十分なコンディショニング効果を付与できず好ましくない。
本発明に使用される(C)成分の高級アルコールとしては、具体的には、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、セトステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、バチルアルコール、イソステアリルアルコール等が挙げられ、これらの中でもセトステアリルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコールが特に好適に用いられる。本発明では、これらの高級アルコ−ルの中から1種又は2種以上を任意に用いることができる。
(C)成分の毛髪用組成物中の配合量は、0.1〜20重量%、特に3〜8重量%が好ましい。0.1重量%未満では、期待される効果が不十分となり、また20重量%を越えて配合しても使用後の感触が悪くなり好ましくない。
更に、本発明の毛髪用組成物には、(D)成分の有機酸を配合することができる。具体的には、L−グルタミン酸、L−アスパラギン酸等の酸性アミノ酸;安息香酸、p−トルエンスルホン酸等の芳香族酸;グリコール酸、乳酸、グリセリン酸、グルコン酸、パントテン酸等のヒドロキシモノカルボン酸;リンゴ酸、酒石酸等のヒドロキシジカルボン酸;クエン酸等のヒドロキシトリカルボン酸が挙げられる。これらの中でもグリコール酸、乳酸、L−グルタミン酸が特に好適に用いられる。本発明では、これらの有機酸の中から1種又は2種以上を任意に用いることができる。
(D)成分の毛髪用組成物中の配合量は、毛髪用組成物のpHをpH2〜8、特にpH3〜6に調整される量の配合が好ましい。(D)成分の配合量が多過ぎても少な過ぎても、所定のpHの範囲に入らず、感触や製品の安定性が悪くなり好ましくない。
更に、本発明の毛髪用組成物には、(E)毛髪補修成分を配合することができる。本発明に使用される(E)成分の毛髪補修剤としては、(I)アミノ酸、タンパク加水分解物及びケラチン加水分解物、(II)アルコール、多価アルコール又は多価アルコール縮合物の炭素数8以上の脂肪酸エステルから選ばれる1種又は2種以上を適宜組み合わせて用いることができる。
(I)アミノ酸、タンパク加水分解物及びケラチン加水分解物として、具体的にアミノ酸としては、グリシン、オルニチン、メチオニン、アラニン、アルギニン、グルタミン、システイン、システイン酸、シスチン、ロイシン、イソロイシン、アスパラギン酸、リシン、フェニルアラニン等が挙げられる。タンパク加水分解物、ケラチン加水分解物としては、動物性タンパク質由来のコラーゲン、ゼラチン、グロビン、絹タンパク質、ミルクタンパク質、卵黄・卵白タンパク質及びエラスチン等、植物性タンパク質由来の大豆タンパク、納豆タンパク、小麦タンパクを、酸、アルカリ、又はタンパク質分解酵素等を用いて加水分解することにより得ることができる。さらに、上記タンパク質と、カチオン化剤、例えばヒドロキシプロピルトリメチルアンモニウムクロライドとの反応により得られるカチオン化タンパク質誘導体ポリペプチドも使用することができる。また、シリル化剤、例えば3−グリシドキシプロピルメチルジヒドロキシシランとの反応により得られるシリル化タンパク質誘導体ポリペプチド等も使用することができる。
また、これらアミノ酸、タンパク加水分解物及びケラチン加水分解物を用いた場合の配合量は、本発明の毛髪用組成物中に0.001〜10%が好ましく、より好ましくは0.01〜5%、さらに好ましくは0.1〜1%である。
(II)アルコール、多価アルコール又は多価アルコール縮合物の炭素数8以上の脂肪酸エステルにおいて、アルコールの炭素数8以上の脂肪酸エステルのアルコールとしては、炭素数3〜24の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基が好ましく、乾燥後のつや感、仕上がり感の観点から、特に炭素数3〜10の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基が好ましく、具体例としては、パルミチン酸セチル、パルミチン酸ステアリル、ステアリン酸セチル、ステアリン酸ステアリルなど、室温(20℃)で固形状を呈するものや、パルミチン酸イソプロピル、パルミチン酸2−エチルヘキシル、ミリスチン酸イソプロピル、イソノナン酸イソノニル、イソノナン酸イソトリデシル、イソノナン酸セトステアリル、イソパルミチン酸オクチルなど室温(20℃)で液状を呈するもの、ラノリン脂肪酸オクチルドデシルなど室温でロウ状〜油状を呈するものなどが挙げられる。
また、多価アルコールとして、エチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン、1,3−ブチレングリコール、ネオペンチルグリコール、トリメチロールプロパン、エリスリトール、ペンタエリストリトール、ソルビトール、グルコース、フルクトース等が挙げられ、多価アルコール縮合物としては、先に挙げた多価アルコールの縮合物、すなわち、ジエチレングリコール、ポリエチレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、ジグリセリン、ポリグリセリン、ジペンタエリスリトール、トレハロース、スクロース、ショ糖などが挙げられる。また、これらのアルキレンオキシド付加物で、少なくとも1分子中に水酸基を2個以上有する化合物も本発明の多価アルコール又はその縮合物に含まれる。
多価アルコール又は多価アルコール縮合物の炭素数8以上の脂肪酸エステルを構成する炭素数8以上の脂肪酸としては、炭素数8〜22の直鎖又は分岐鎖、飽和又は不飽和の脂肪酸、またこれら脂肪酸の任意の位置に水酸基が置換したヒドロキシ酸が挙げられる。直鎖脂肪酸としては、デカン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、オレイン酸、エルカ酸等が挙げられ、分岐鎖脂肪酸としては、2−エチルヘキサン酸、3,5,5−トリメチルヘキサン酸、イソパルミチン酸(2−ヘキシルデカン酸)、イソステアリン酸等が挙げられ、ヒドロキシ酸としては、1−ヒドロキシラウリン酸、12−ヒドロキシステアリン酸等が挙げられ、これらの混合物でも良い。
多価アルコール又は多価アルコール縮合物の炭素数8以上の脂肪酸エステルとしては、例えば、ラウリン酸プロピレングルコールなどの脂肪酸プロピレングリコール、オレイン酸モノグリセリドなどのグリセリン脂肪酸モノエステル、ジステアリン酸グリセリドなどのグリセリン脂肪酸ジエステル、ヒマワリ油などのグリセリン脂肪酸トリエステル、ヤシ油脂肪酸ショ糖エステルなどが挙げられる。
多価アルコール又は多価アルコール縮合物の炭素数8以上の脂肪酸エステルは、対応する多価アルコール又は多価アルコール縮合物に脂肪酸又は脂肪酸混合物を常法に従って反応させることにより製造することができ、遊離水酸基を必ずしも全てエステル化する必要はなく、多価アルコール又は多価アルコール縮合物が有する遊離水酸基の20〜100%をエステル化された化合物が好ましく、30〜90%をエステル化された化合物がより好ましく、40〜85%をエステル化された化合物が特に好ましい。これらの比率でエステル化させた化合物を調製する方法としては、多価アルコール又は多価アルコール縮合物が有する遊離水酸基と有機酸の仕込み比率を調製し、通常の方法で合成することが出来る。エステル化の割合が20%未満の場合には親水性が強くなり、若干コンディショニング効果が低下することもある。
また、これらアルコール、多価アルコール又は多価アルコール縮合物の炭素数8以上の脂肪酸エステルを用いた場合の配合量は、本発明の毛髪用組成物中に0.01〜5%が好ましく、より好ましくは0.05〜3%、更に好ましくは0.1〜2%である。
本発明の毛髪用組成物中の(E)成分の含有量は、毛髪に十分な柔軟性及びしっとり感を付与し、また毛髪に油性感やべたつき感を与えず潤いを与え、ダメージを修復するために、上記(I)〜(II)で示した配合量をそれぞれ配合することが好ましい。
本発明の毛髪化粧料には、上記の成分の他に、目的に応じて本発明の効果を損なわない量的、質的範囲内で、化粧料の分野で用いられる一般的な成分を配合することができる。
本発明の毛髪用組成物には、更に乾燥後のさらさら感や滑り性、或いは光沢等を付与するなど毛髪保護効果を高める目的でシリコーン誘導体を配合することが好ましい。具体的には、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、アルコール変性シリコーン、アルキル変性シリコーン、アミノ変性シリコーン、ポリエーテルシリコーンなどを含み、例えば以下の(a)〜(g)等が挙げられる。
(a)ジメチルポリシロキサン:メチルシロキサン構造を持ち、25℃における粘度が6〜100,000mPa・sである重合度ものが挙げられる。
(b)環状シリコーン:環状のメチルポリシロキサン構造を持つシリコーン油であり、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン、環状シリコン樹脂等が挙げられる。
(c)高重合ジメチルポリシロキサン:メチルシロキサン構造を持ち、25℃における粘度が50,000〜20,000,000mPa・sであるものが挙げられ、高重合ジメチルポリシロキサンを本発明の毛髪化粧料中に配合する場合、液状油に溶解して配合するか、更にカチオン性界面活性剤やポリオキシエチレンアルキルエーテルなどの非イオン性界面活性剤水溶液中で調製した水性乳濁液を配合することが好ましい。液状油としてはジメチルポリシロキサンや、環状シリコーン又はイソパラフィン系炭化水素等を挙げることができる。
(d)アミノ変性シリコーン:N−(2−アミノエチル)アミノプロピル基又はN−(2−アミノエチル)アミノイソブチル基を持つシリコーン油であり、アミノ変性シリコーンを本発明の毛髪化粧料中に配合する場合、液状油に溶解して配合するか、更にカチオン性界面活性剤やポリオキシエチレンアルキルエーテルなどの非イオン性界面活性剤水溶液中で調製した水性乳濁液を配合することが好ましい。また水性乳濁液として用いる場合、該水性乳濁液中に含まれるアミノ変性シリコーンの量は20〜60%が好ましく、30〜50%が更に好ましい。また液状油としてはジメチルポリシロキサンや、環状シリコーン又はイソパラフィン系炭化水素等を挙げることができる。
(e)ポリエーテル変性シリコーン:ジメチルシロキサン・メチル(ポリオキシエチレン)シロキサン・メチル(ポリオキプロピレン)シロキサン共重合体、ジメチルシロキサン・メチル(ポリオキシエチレン)シロキサン共重合体、ジメチルシロキサン・メチル(ポリオキプロピレン)シロキサン共重合体等が挙げられる。
(f)アルコール変性シリコーン:ジメチルポリシロキサンのメチル基の一部をアルコキシ基に置き換えた構造を有し、ステアロキシメチルポリシロキサン、セトキシメチルポリシロキサン等が挙げられる。
(g)アルキル変性シリコーン: ジメチルポリシロキサンのメチル基の一部を長鎖アルキル基に置き換えた構造を有し、アルキル基の置換率及び大きさにより、液体からワックス状の性状を有するものが挙げられる。
(h)アミノフェニル変性シリコーン:N−(2−アミノエチル)アミノプロピル基又はN−(2−アミノエチル)アミノイソブチル基とフェニル基を持つシリコーン油であり、アミノフェニル変性シリコーンを本発明の毛髪化粧料中に配合する場合、液状油に溶解して配合するか、更にカチオン性界面活性剤やポリオキシエチレンアルキルエーテルなどの非イオン性界面活性剤水溶液中で調製した水性乳濁液を配合することが好ましい。また液状油としてはジメチルポリシロキサンや、環状シリコーン又はイソパラフィン系炭化水素等を挙げることができる。
これらシリコーン誘導体の中では、(a)ジメチルポリシロキサン、(c)高重合ジメチルポリシロキサン、(d)アミノ変性シリコーン及び(h)アミノフェニル変性シリコーンが特に好ましい。これらのシリコーン誘導体は1種又は2種以上を組み合わせて用いることができ、その配合量は組成物全体に対して0.1〜20%、更に好ましくは0.5〜5.0%である。この配合量の範囲であれば、毛髪に対して、べたつきや重さを感じることなく、しなやかでしっとりとした仕上がり感を与えることができるため好ましい。
本発明の毛髪用組成物には、さらに化粧料、医薬品などに通常使用される界面活性剤、薬効剤、抗炎症剤、殺菌剤、防腐剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、有機および無機粉体、粘度調整剤、色素、毛髪補修成分などを必要に応じて配合することができる。また、発明の効果を損なわない範囲で固形油分、半固形油分を加えることができる。具体的には、化粧料などで通常使用されるものでよく、使用目的や要求機能などにより適宜選択され、例えば、流動パラフィン、スクワラン、スクワレン、パラフィン、イソパラフィン、ワセリン等の炭化水素類、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、トリオクタン酸グリセリル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル等の非イオン界面活性剤、オクタン酸セチル、ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、パルミチン酸オクチル、ステアリン酸イソセチル、イソステアリン酸イソプロピル、イソパルミチン酸オクチル、オレイン酸イソデシル、オレイン酸オレイル、テトラ2−エチルへキサン酸ペンタエリスリット、コハク酸2−エチルヘキシル、セバシン酸ジエチル等のエステル油、ツバキ油、オリーブ油、アボガド油、ホホバ油等の動植物油脂類、カチオン化セルロース、カチオン化グアガム、ジアリルジメチルアンモニウム系高分子等の陽イオン変性水溶性高分子類、香料、アマニ油、ツバキ油、マカデミアナッツ油、トウモロコシ油、ミンク油、オリーブ油、アボガド油、サザンカ油、ヒマシ油、サンフラワー油、ホホバ油、ヒマワリ油、アーモンド油、ナタネ油、ゴマ油、大豆油、落花生油等のトリグリセリン、トリオクタン酸グリセリン、トリイソパルミチン酸グリセリン等の液体油脂、フェノキシエタノール、ベンジルアルコール、ベンジルオキシエタノール、クレゾール、p-クロロ−m−キシレノール、フェネチルアルコール、フェネチルプロピルアルコール、p−tert−ブチルフェノール、カテコール、ヒドロキシキノン、フェニルエチルアルコール、レゾルシノール、フェノール等の芳香族アルコール、アルギニン、リジン、ヒスチジン、プロリン、システイン、メチオニン、セリン、スレオニン、チロシン、グルタミン、イソロイシン等のアミノ酸、トリメチルグリシン、アシル化アミノ酸、アシルアルキルアミノ酸、ジペプチド及びトリペプチド等のペプチド類等のアミノ酸誘導体、酢酸トコフェロール、アスコルビン酸、ビタミンB1、ビタミンB5、ビタミンD、ビタミンA、ニコチン酸アミド、パンテノール、パントテニルエチルエーテル等のビタミン類、スフィンゴミエリン、セレブロシド、ガングリオシド等のスフィンゴシン類、セラミド1、セラミド2、セラミド3、セラミド4、セラミド5、セラミド6等の天然セラミド及び化学合成により製造される擬似セラミドなどが挙げられる。
本発明の毛髪用組成物は、毛髪に使用する任意の組成物に適用可能であり、シャンプー等の毛髪洗浄剤、ヘアリンス、ヘアコンディショナー、ヘアトリートメント、ヘアパック、ヘアスプレー、スタイリング剤等の毛髪処理剤等が挙げられ、使用形態も毛髪に塗布し全体になじませた後すすぎ流すものや、洗い流さないもの等いずれも含まれるが、本発明の毛髪用組成物は塗布後すすぎ流して使用するヘアリンス、ヘアコンディショナー、ヘアトリートメントに特に好適である。
次に、本発明を実施例により更に詳細に説明するが、本発明は実施例に限定されるものではない。なお、表1に本明細書記載の方法で合成したアミドアミン化合物1〜3を示した。また、常法により実施例1〜7及び比較例1〜3の毛髪用組成物を調整した。毛髪用組成物を塗布した場合の効果の測定は、接触角測定(試験方法1)より毛髪の疎水化能向上の有無を毛髪表面の接触角測定より確認し、損傷修復効果の指標とした。また官能評価(試験方法2)より、塗布時の毛髪への伸び/広がり易さ〜すすぎ時の滑り性/滑らかさ並びに乾燥後の滑り性、櫛通り性を官能的に評価し、結果を表2〜3に示した。含有量は重量%である。
Figure 0005679288
*1 ベーカー・ペトロライト社製「ユニシッド350」
*2 同「ユニシッド550」
*3 同「ユニシッド700」
本実施例中で用いた試験方法は下記の通りである。
試験方法1(接触角測定)
<前処理>
10%LES水溶液で洗浄した市販のブリーチ毛髪(1g)に調整した毛髪用組成物(0.1g)を塗布し、流水ですすいだ後、一晩乾燥(20℃、40%RH)させた毛髪を用い試験を行った。
<接触角測定>
接触角測定はマツボー製携帯式接触角計(PG−3)を用い、処理した毛髪に2μlの水滴を滴下し接触角を測定した。未処理時のブリーチ毛は94°、健常毛は156°であった。判定基準は下記の通りである。
◎:接触角が150°以上
○:接触角が140以上〜150°未満
△:接触角が130以上〜140°未満
×:接触角が130°未満
試験方法2(官能評価)
(塗布時の毛髪への伸び/広がり易さ〜すすぎ時の滑り性/滑らかさ)と(乾燥後の滑り性、櫛通り性)
健康黒髪にブリーチ処理を30分行った損傷毛髪束(20g×20cm)を束ねて、アニオン界面活性剤を主成分とする市販のシャンプーで洗浄した。調整した毛髪用組成物1.0gを均一に塗布し、30秒間40℃の流水ですすいだ。塗布時の毛髪への伸び/広がり易さ〜すすぎ時の滑り性/滑らかさ並びに乾燥後の滑り性、櫛通り性を10名の専門パネラーにて、官能的に比較し、下記基準で評価した。
◎:良いと答えた人が9人以上の場合
○:良いと答えた人が6〜8人の場合
△:良いと答えた人が3〜5人の場合
×:良いと答えた人が2人以下の場合
Figure 0005679288
Figure 0005679288
実施例1〜10及び比較例1〜3より明らかなように、本発明の毛髪用組成物は、毛髪表面の疎水化能及び毛髪に対して塗布時の毛髪への伸び/広がり易さ〜すすぎ時の滑り性/滑らかさ並びに湿潤時の滑り性、乾燥後の滑り性、櫛通り性でいずれも優れた性能を示した。
上記記載のごとく、本発明の毛髪用組成物は、毛髪表面の疎水化能を有し、塗布時の毛髪への伸び/広がり易さ〜すすぎ時の滑り性/滑らかさ、湿潤時の滑り性に優れ、かつ乾燥後の毛髪に良好な感触(滑り性、櫛通り性)を与えることは明らかである。

Claims (6)

  1. (A)下記一般式(1)
    Figure 0005679288
    (式中、RCOは炭素数24〜70の長鎖カルボン酸を50質量%以上含有する長鎖カルボン酸由来の残基、R、Rは炭素数1〜3のアルキル基、ヒドロキシアルキル基、nは1〜5の整数を表す。)で表されるアミドアミン化合物と、(B)アミドアミン化合物(A)とは異なる下記一般式(2)
    Figure 0005679288
    (式中、Rは、炭素数12〜26の−O−又は−CONH−で表される官能基で分断もしくは−OHで置換されていてもよい、直鎖又は分岐のアルキル基もしくはアルケニル基、R、Rは炭素数1〜3のアルキル基、ヒドロキシアルキル基を表す。)で表される3級アミン化合物と、(C)高級アルコールとを含有する毛髪用組成物。
  2. (A)成分と(B)成分の合計質量を100とした場合、それらの割合が質量比で(A):(B)=90〜10:10〜90である請求項1記載の毛髪用組成物。
  3. 更に、(D)有機酸の1種又は2種以上を含有する請求項1又は2記載の毛髪用組成物。
  4. (D)成分の有機酸が酸性アミノ酸及び/又はヒドロキシカルボン酸である請求項1〜3のいずれか1項に記載の毛髪用組成物。
  5. 更に、(E)毛髪補修成分の1種又は2種以上を含有する請求項1〜4のいずれか1項に記載の毛髪用組成物。
  6. (E)成分の毛髪補修剤が、(I)アミノ酸、タンパク加水分解物及びケラチン加水分解物、(II)アルコール、多価アルコール又は多価アルコール縮合物の炭素数8以上の脂肪酸エステルから選ばれる1種又は2種以上を含有する請求項1〜5のいずれか1項に記載の毛髪用組成物。
JP2010261833A 2010-11-24 2010-11-24 毛髪用組成物 Expired - Fee Related JP5679288B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010261833A JP5679288B2 (ja) 2010-11-24 2010-11-24 毛髪用組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010261833A JP5679288B2 (ja) 2010-11-24 2010-11-24 毛髪用組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012111709A JP2012111709A (ja) 2012-06-14
JP5679288B2 true JP5679288B2 (ja) 2015-03-04

Family

ID=46496333

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010261833A Expired - Fee Related JP5679288B2 (ja) 2010-11-24 2010-11-24 毛髪用組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5679288B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5969293B2 (ja) * 2012-07-23 2016-08-17 東邦化学工業株式会社 毛髪用組成物

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4184312B2 (ja) * 2004-04-15 2008-11-19 花王株式会社 毛髪化粧料

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012111709A (ja) 2012-06-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4184312B2 (ja) 毛髪化粧料
JP4964428B2 (ja) 毛髪化粧料
JP4719575B2 (ja) 毛髪化粧料及びその製造方法
WO2006043676A1 (ja) 毛髪化粧料
BRPI0913447B1 (pt) Composição de éster, e, composição para cuidado pessoal.
JP5110590B2 (ja) ヘアリンス組成物
JP5284703B2 (ja) ヘアリンス組成物
JP2010013405A (ja) 毛髪化粧料
JP4772361B2 (ja) 毛髪化粧料
JP5138477B2 (ja) 毛髪化粧料
JP4563083B2 (ja) 毛髪化粧料
JP5670131B2 (ja) 毛髪用組成物
JP5556005B2 (ja) 毛髪化粧料
JP5510948B2 (ja) 化粧料組成物
JP2007204375A (ja) 毛髪化粧料
JP5679288B2 (ja) 毛髪用組成物
JP5969272B2 (ja) 毛髪用組成物
JP4979131B2 (ja) 毛髪化粧料
JP4979132B2 (ja) ヘアリンス組成物
JP2010013406A (ja) 毛髪化粧料
JP2007204377A (ja) ヘアリンス組成物
JP2015034139A (ja) 毛髪滑り付与剤及びそれを含有する毛髪化粧料
JP5679285B2 (ja) 毛髪用組成物
JP2010006750A (ja) 毛髪化粧料
JP5969293B2 (ja) 毛髪用組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130802

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140310

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140520

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141224

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141225

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5679288

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees