JP2010012888A - カップホルダ - Google Patents

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Abstract

【課題】カップホルダにおいて、使用時にはトレーの脱落を防止する一方、非使用時にはユーザが特別な操作を必要とすることなくトレーを容易に取り外せるようにする。
【解決手段】カップホルダ1が、ケース2に出し入れ自在のトレー3と、トレーの脱落を防止する係止部材51および係止保持部材52と、飲料容器D1,D2を支持し、トレーに隣接した待機位置とトレーから下方に離反した容器保持位置との間を変位する受け部材35と、受け部材をトレーに相対変位自在に連結する回動アーム36と、受け部材を待機位置側へ付勢する圧縮コイルばね53とを備え、係止部材は、ケースに係止されるとともに、その係止の解除方向に弾性変形可能であり、係止保持部材は、受け部材が容器保持位置に変位する際に、係止部材の弾性変形を阻止する位置に移動する一方、受け部材が待機位置に変位する際に、弾性変形を許容する位置に移動する構成とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、飲料容器を保持するカップホルダに関し、特に、トレーのベースハウジングからトレーを取り外し可能なカップホルダに関する。
自動車に設置されるカップホルダとして、車室内のインストルメントパネル等に設置されたベースハウジングに対して、飲料容器を支持するトレーが出し入れ自在に保持されるものが普及している。トレーは、使用時にはベースハウジングから引き出される一方、非使用時には邪魔にならないようにベースハウジングに収容される。この種のカップホルダとして、例えば、飲料容器の高さに応じて飲料容器の受板の高さを調節可能とする高さ可変手段を備え、異なる高さの飲料容器を安定的に保持可能としたもの(特許文献1参照)や、飲料容器の支持部材の上下移動と連動して飲料容器の外周面の押圧またはその解除を行う保持部を備え、異なる外径の飲料容器を安定的に保持可能としたもの(特許文献2参照)が知られている。
上記カップホルダでは、零れた飲料等によってトレーが汚れた場合などにその清掃を容易とするために、ベースハウジングからトレーを取り外し可能な構成を採用したものが存在する。例えば、スプリングにより容器保持位置側に付勢されたトレーと、容器保持位置のトレーに対して起立または伏倒するように設けられ、飲料容器が挿入される孔を有するホルダとを備えたカップホルダであって、トレーの後端部分に設けられ、収容ケース(ベースハウジング)に係合する弾性変形可能な係合片と、この係合片の弾性変形を可能とする位置と弾性変形を不可能とする位置との間を移動可能なストッパ部材と、ホルダの伏倒動作に連動して変位することで、ストッパ部材を移動させて係合片の弾性変形を可能にさせる解除片とを備えたものが知られている(特許文献3参照)。
実用新案登録第253726号公報 実開平2−21056号公報 特開2006−36170号公報
上記特許文献3に記載された従来技術では、トレーを取り外し可能とする(即ち、係合片の弾性変形を可能とする)ためには、ユーザはホルダを伏倒させる操作が必要となる。従って、トレーの取り外し方法を知らないユーザが、誤ってホルダを伏倒させずにトレーを引き抜こうとした場合には、トレーの係合片やケースの一部が破損するおそれがあった。また、上記特許文献3の従来技術は、異なる外径の飲料容器に対応可能な構成を有していないが、トレーを取り外し可能な構成を有するカップホルダにおいても、上記特許文献2の従来技術のような異なる外径の飲料容器を安定的に保持する構成が望まれる。
本発明は、このような従来技術の課題を鑑みて案出されたものであり、使用時にはベースハウジングからのトレーの脱落が防止される一方、非使用時にはユーザが特別な操作を必要とすることなくトレーを容易に取り外すことができるカップホルダを提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた第1の発明は、ベースハウジング(2)と、前記ベースハウジングに保持され、当該ベースハウジングに収容された収容位置と当該ベースハウジングから引き出された使用位置との間を移動するトレー(3)と、前記使用位置にあるトレーの前記ベースハウジングからの脱落を防止する脱落防止機構(51,52)と、飲料容器の下部の支持に供され、前記トレーに隣接した待機位置と当該トレーから下方に離反した容器保持位置との間を変位する受け部材(35)と、回動軸を中心に回動自在に設けられ、前記受け部材を前記トレーに対して相対変位自在に連結する回動アーム(36)と、前記受け部材を前記待機位置へ移動させる付勢力を発生する付勢部材(53)とを備えたカップホルダ(1)であって、前記脱落防止機構は、前記ベースハウジングに係止される係止片(55)を有する係止部材(51)と、前記回動アームに連結されるとともに当該回動アームの回動に伴って移動する係止保持部材(52)とを有し、前記係止部材は、前記ベースハウジングに対する前記係止片の係止を解除する方向に弾性変形可能であり、前記係止保持部材は、前記受け部材が前記容器保持位置に変位する際に、前記係止部材に当接して前記弾性変形を阻止する係止保持位置に移動する一方、前記受け部材が前記待機位置に変位する際に、前記当接を解除して前記弾性変形を許容する係止解除位置に移動する構成とする。
上記課題を解決するためになされた第2の発明として、前記飲料容器の側部の支持に供され、前記回動アームに連結されるとともに当該回動アームの回動に伴って移動する側方支持部材(61)を更に備え、前記側方支持部材は、前記受け部材の前記容器保持位置への変位に連動して前記飲料容器に当接する方向に移動するとともに、前記受け部材の前記待機位置への変位に連動して前記飲料容器から離反する方向に移動する構成とすることができる。
上記課題を解決するためになされた第3の発明は、前記係止保持部材は、前記回動アームの回動軸が係合するガイド溝(46)を有し、前記回動アームは、前記回動軸と前記ガイド溝との係合位置の変化により、前記トレーに対する角度が変化し、前記受け部材は、前記回動アームの角度変化により、前記容器保持位置が前記飲料容器の高さ方向に変位する構成とする。
上記第1の発明によれば、受け部材が容器保持位置にある場合には、係止保持位置にある係止保持部材が係止部材とケースとの係止を保持する一方、受け部材が待機位置にある場合には、係止保持部材は係止解除位置にあって係止部材とケースとの係止が解除可能となるため、使用時にはベースハウジングからのトレーの脱落を防止する一方、非使用時にはユーザは特別な操作を必要とすることなくトレーを容易に取り外すことが可能となる。
上記第2の発明によれば、使用時には飲料容器の外径にかかわらず飲料容器を安定的に保持可能となるとともに、非使用時にはユーザは特別な操作を必要とすることなくトレーを容易に取り外すことが可能となる。
上記第3の発明によれば、使用時には飲料容器の高さにかかわらず飲料容器を安定的に保持可能となるとともに、非使用時にはユーザは特別な操作を必要とすることなくトレーを容易に取り外すことが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。以下では、特に断り書きのない限り、方向を示す用語「前」,「後」は、カップホルダのケースからトレーが引き出される方向およびその反対方向を指し、「後」から「前」に向かって「左」,「右」を定めるものとする。また、方向を示す用語「上」,「下」は、カップホルダに保持される飲料容器(図1,図2参照)を基準に定めるものとする。
図1および図2は本発明に係るカップホルダの使用状態を示す斜視図であり、図3はカップホルダの要部の分解斜視図であり、図4は図2の使用状態にあるカップホルダにおける支持リンク機構の斜視図である。
カップホルダ1は、合成樹脂製のケース2と、ケース2の前部開口2aから出し入れ自在に設けられ、ケース2内に収容された収容位置(図示せず)とケース2から外部に引き出された使用位置(図1,図2参照)との間を移動する合成樹脂製のトレー3と、使用位置にあるトレー3から下方に展開して飲料容器(互いに外径の異なる細缶D1,太缶D2)を支持する支持リンク機構4とを備えている。
ケース2の左右には、カップホルダ1を図示しない設置対象(例えば、車室内のインストルメントパネル)に対してボルト締結するためのボルト孔11を有する取付部12が設けられている。
トレー3には、飲料容器の保持開口15が設けられており、また、その前端には、収容位置においてケース2の前部開口2aを塞ぐ前扉16が設けられている。トレー3の後部には、コンストンばね(渦巻き形の定荷重ばね)17(図3参照)の軸を保持するばね保持部18が設けられている。コンストンばね17の先端部17aはケース2前部の所定位置に固定されており、トレー3が収容位置側に移動するとコンストンばね17が引き出され、これにより、トレー3が使用位置側に付勢される。また、トレー3の後部にはハートカム20が設けられている。ユーザがトレー3を収容位置まで押し込むと、ケース2に取り付けられたピン21がハートカム20と係合し、これにより、トレー3が収容位置でケース2に係止される。ユーザが収容位置にあるトレー3を更に後方に押し込むと、ピン21とハートカム20との係合が解除されてコンストンばね17が巻き取られ、その付勢力によりトレー3が使用位置まで引き出される。
トレー3には、ダンパ25を保持するためのダンパ保持部26が設けられている。トレー3が収容位置から使用位置へと移動する際には、ダンパ25の上部に設けられた歯車27が、ケース2において前後方向に延設されたラック28に噛合し、これにより、トレー3が引き出される際の移動速度が緩和される。また、トレー3の中央付近には、プッシュアーム31の軸を回動自在に保持するプッシュアーム保持部32が設けられている。プッシュアーム31には、その左側の軸に周方向に所定ピッチで歯部33が設けられている。この歯部33が支持リンク機構4に設けられた同形の歯部34と噛合することにより、プッシュアーム31は支持リンク機構4の動きに連動して回動する。
支持リンク機構4は、図4にも示すように、トレー3の保持開口15に挿入された飲料容器の下部の支持に供される受け部材35を有している。受け部材35は、トレー3に隣接した待機位置(図6A参照)とトレー3から下方に離反した容器保持位置(図6B,図6C参照)との間を変位する。受け部材35は、その両側壁に設けられた軸(図示せず)を、回動アーム36内部に設けられた保持機構(図示せず)によって保持されており、回動アーム36の傾斜角度に関わらず常に略水平に維持される。
回動アーム36は、飲料容器の側部から後方側を保持するU字状部36aを有しており、その後側の左右側部には、トレー3のアーム保持部37に回動自在に保持される回動軸38が設けられている。また、回動アーム36の左右後端には摺動アーム39との接続部41が設けられている。これら接続部41は、図5にも示すように、平行に配置された一対の接続片42と、各接続片42の内側に突出する一対のボス43とから構成されている。ボス43は、各摺動アーム39の前端の接続部45の左右に設けられた一対のガイド溝46と係合し、これにより、回動アーム36の回動(傾斜)動作がガイドされる。
摺動アーム39の後部には係止保持部材52が設けられており、この係止保持部材52はトレー3の左右後部の収容部50に収容される係止部材51とともにトレー3の脱落防止機構を構成する。係止保持部材52はそのハウジングをなす係止部材51に前後方向に摺動可能に収容されている。係止保持部材52の内部には摺動アーム39を後方に付勢する圧縮コイルばね53が収容されている。圧縮コイルばね53は、その前端がトレー3に設けられた図示しないばね固定壁に連結される一方、その後端が係止保持部材に設けられた図示しないばね固定壁に連結されている。係止部材51の上壁には、上方に突出する係止片55が設けられており、この係止片55がケース2の上部開口56に係止されることで、使用位置にあるトレー3のケース2からの脱落が防止される。係止片55は、その左右にスリット57(図3参照)が設けられることにより、上下方向に弾性変形可能となっている。詳細は後述するが、係止保持部材52の前端には、上方に突出する係止保持片58が設けられており、この係止保持片58が係止片55と係合することで係止片55と上部開口56との係止が安定的に保持される一方、その係合が解除されることで、係止片55と上部開口56との係止が解除可能となる。
また、支持リンク機構4は飲料容器の側部(周面)の支持に供されるフラップ61を有している。フラップ61は連結片62を介して回動アーム36に連結される。連結片62は、回動アーム36内部に設けられた保持機構(図示せず)によって後端が保持されており、回動アーム36が水平状態にある場合にはその上部に重なり、回動アーム36が下方に傾斜するように回動するのに反して、上方に傾斜するように回動する。これにより、フラップ61は、受け部材35の容器保持位置(図6B,図6C参照)への変位に連動して飲料容器の方向に変位し、飲料容器の前周面に当接するとともに、受け部材35の待機位置(図6A参照)への変位に連動して飲料容器から離反する方向に移動する。フラップ61は、連結片62の傾斜角度に関わらず常に略水平に保持される。
上記構成のカップホルダ1において、トレー3が使用位置にあり、かつ飲料容器が保持されている場合には、上述のように、脱落防止機構によりトレー3のケース2からの脱落が防止される。その一方で、トレー3が使用位置にあり、かつ飲料容器が保持されていない場合には、ユーザは、使用位置にあるトレー3を更に前方に引き出すことで、トレー3をケース2から容易に取り外すことが可能となる。
次に、トレー3の取り外し動作を含めたカップホルダ1の動作の詳細について説明する。
図6A〜Cはカップホルダ1の支持リンク機構4の動作を示す側面図であり、図7A〜Cは図6A〜Cにそれぞれ対応する脱落防止機構の動作を示す断面図である。
カップホルダ1に飲料容器が保持される際には(図1,図2参照)、受け部材35が飲料容器の重量を受けることで、回動アーム36が圧縮コイルばね53の付勢力に抗して回動し、図6Aに示す水平状態(初期状態)から図6Bまたは図6Cに示す傾斜状態に移行する。このとき、回動アーム36の回動は、そのボス43と係合する摺動アーム39のガイド溝46によってガイドされる。ガイド溝46は、図7A〜Cにも示すように、略弓状をなすように湾曲し、その前壁46aには、後壁46b側に突出して、ボス43の外周面形状に対応する凹状の頂部を有する段部71が設けられている。
カップホルダ1に太缶D2が保持される際には、図7Bに示すように、ガイド溝46に係合するボス43は図7Aにおける最下部から上方へ移動し、ボス43が段部71に嵌合する。これにより、回動アーム36の傾斜角度が適切な位置に保持される。また、ボス43が段部71に嵌合することでラチェット音(カチッという音)が発生し、この音によりユーザは回動アーム36が適正な位置に保持されたことを確認することができる。このとき、摺動アーム39は、ガイド溝46とボス43との係合により、図7Aにおける初期位置から圧縮コイルばね53の後方への付勢力に抗して係止保持位置まで前方に移動する。これにより、係止部材51の係止片55の背面側(下側)に設けられた凸部75に係止保持片58が部分的に当接することで、係止片55の下方への弾性変形が阻止され、係止片55と上部開口56との係止状態が安定的に保持される。
また、カップホルダ1に細缶D1が保持される際には、図7Cに示すように、ガイド溝46に係合するボス43は段部71を超えて更に上方へ移動する。このとき、プッシュアーム31は、回動アーム36の動きに連動して回動アーム36と反対方向に回動し、その背面31aがケース2の前部開口2aの上部に当接する。これにより、回動アーム36の更なる回動が規制され、その傾斜角度が適切な位置に保持される。また、このとき、図7Bの場合と同様に、摺動アーム39が図7Aに示す初期位置から前方の係止保持位置に移動する。これにより、係止部材51の凸部75に係止保持片58が当接することで、係止片55の下方への弾性変形が阻止され、係止片55と上部開口56との係止状態が安定的に保持される。
トレー3から飲料容器が取り出されると、圧縮コイルばね53の付勢力によって、回動アーム36は再び図7Aに示す水平状態に戻る。このとき、摺動アーム39も係止解除位置まで後方に移動する。これにより、係止部材51の凸部75は、係止保持片58の当接が解除されて、係止保持片58の前方に設けられた凹部76内に位置することとなり、係止片55の下方への弾性変形が許容された状態となる。この状態からユーザがトレー3を更に前方に引き出すことで、図8に示すように、係止片55が下方に弾性変形し、上部開口56との係止状態が解除される。
なお、係止部材51の凸部75の下面(当接面)75aが前下方に傾斜した形状を有するとともに、係止保持部材52の係止保持片58の上面(当接面)58aが後上方に傾斜した形状を有することで、凸部75と係止保持片58との当接およびその解除が容易となる。
このように、カップホルダ1に飲料容器が保持された状態では、飲料容器の外径にかかわらず、係止部材51のケース2への係止状態が係止保持部材52により安定的に保持される。従って、トレー3のケース2からの脱落が確実に防止される。一方、カップホルダ1に飲料容器が保持されない状態では、ユーザは、使用位置にあるトレー3を手前に引き出すことで、ケース2から容易にトレー3を取り外すことができる。その場合、所定の治具で、上部開口56から係止片55を下方に押圧することで、係止片55と上部開口56との係止状態の解除がより容易となる。
より詳細には、回動アーム36のボス43と係合する略弓状のガイド溝46を摺動アーム39の前端に設けることで、回動アーム36の回動にともなって摺動アーム39を適切に摺動(前後移動)させることが可能となり、飲料容器の外径にかかわらず係止部材51のケース2への係止状態を係止保持部材52により安定的に保持させることが可能となる。特に、ボス43を係止可能な段部71を、ガイド溝46の前壁46a中間部に設けることによって、太缶D2を保持する際の回動アーム36の傾斜角度(即ち、摺動アーム39の位置)が適切に保持され、これにより、細缶D1のみならず太缶D2を保持する際にも係止部材51の凸部75に対して係止保持片58を確実に当接させることが可能となる。さらに、ガイド溝46に段部71を設けることによって、ボス43とガイド溝43との係合位置が、初期位置(図7A参照)、第1の係止保持位置(図7B参照)および第2の係止保持位置(図7C参照)の間を移動する際に、ラチェット音を発生させることが可能となり、ユーザがカップホルダの動作状況を容易に把握することができるという利点もある。
本発明を特定の実施形態に基づいて詳細に説明したが、上記実施形態はあくまでも例示であって本発明はこれらの実施形態によって限定されるものではない。例えば、実施形態では、トレーが保持されるベースハウジング(取付ベース)としてのケースを示したが、ケースの構成やその設置対象は種々の変更が可能である。ベースハウジングを設置対象(例えば、車室内のインストルメントパネル)と一体形成してもよい。
本発明に係るカップホルダの使用状態を示す斜視図 本発明に係るカップホルダの使用状態を示す斜視図 カップホルダの要部の分解斜視図 使用状態にあるカップホルダにおける支持リンク機構の斜視図 カップホルダにおける摺動アームの接続部の平面図 カップホルダの支持リンク機構の動作を示す側面図 カップホルダの支持リンク機構の動作を示す側面図 カップホルダの支持リンク機構の動作を示す側面図 図6Aに対応する脱落防止機構の動作を示す断面図 図6Bに対応する脱落防止機構の動作を示す断面図 図6Cに対応する脱落防止機構の動作を示す断面図 トレーの取り外し動作を示す断面図
符号の説明
1 カップホルダ
2 ケース
3 トレー
4 支持リンク機構
15 保持開口
17 コンストンばね
25 ダンパ
28 ラック
31 プッシュアーム
35 受け部材
36 回動アーム
38 回動軸
39 摺動アーム
43 ボス
46 ガイド溝
51 係止部材
52 係止保持部材
53 圧縮コイルばね
55 係止片
58 係止保持部材
61 フラップ
62 連結片
71 段部
75 凸部
76 凹部
D1,D2 飲料容器

Claims (3)

  1. ベースハウジングと、
    前記ベースハウジングに保持され、当該ベースハウジングに収容された収容位置と当該ベースハウジングから引き出された使用位置との間を移動するトレーと、
    前記使用位置にあるトレーの前記ベースハウジングからの脱落を防止する脱落防止機構と、
    飲料容器の下部の支持に供され、前記トレーに隣接した待機位置と当該トレーから下方に離反した容器保持位置との間を変位する受け部材と、
    回動軸を中心に回動自在に設けられ、前記受け部材を前記トレーに対して相対変位自在に連結する回動アームと、
    前記受け部材を前記待機位置へ移動させる付勢力を発生する付勢部材と
    を備えたカップホルダであって、
    前記脱落防止機構は、前記ベースハウジングに係止される係止片を有する係止部材と、前記回動アームに連結されるとともに当該回動アームの回動に伴って移動する係止保持部材とを有し、
    前記係止部材は、前記ベースハウジングに対する前記係止片の係止を解除する方向に弾性変形可能であり、
    前記係止保持部材は、前記受け部材が前記容器保持位置に変位する際に、前記係止部材に当接して前記弾性変形を阻止する係止保持位置に移動する一方、前記受け部材が前記待機位置に変位する際に、前記当接を解除して前記弾性変形を許容する係止解除位置に移動することを特徴とするカップホルダ。
  2. 前記飲料容器の側部の支持に供され、前記回動アームに連結されるとともに当該回動アームの回動に伴って移動する側方支持部材を更に備え、
    前記側方支持部材は、前記受け部材の前記容器保持位置への変位に連動して前記飲料容器に当接する方向に移動するとともに、前記受け部材の前記待機位置への変位に連動して前記飲料容器から離反する方向に移動することを特徴とする、請求項1に記載のカップホルダ。
  3. 前記係止保持部材は、前記回動アームの回動軸が係合するガイド溝を有し、
    前記回動アームは、前記回動軸と前記ガイド溝との係合位置の変化により、前記トレーに対する角度が変化し、
    前記受け部材は、前記回動アームの角度変化により、前記容器保持位置が前記飲料容器の高さ方向に変位することを特徴とする、請求項1または請求項2に記載のカップホルダ。
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