JP6576840B2 - カップホルダ - Google Patents
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Description
始めに、実施例1のカップホルダ1の構成について、図1〜図13を用いて説明する。本実施例のカップホルダ1は、図1に示すように、自動車のリヤシート100に設けられたセンタアームレスト110に内蔵されている。上記センタアームレスト110は、上述したリヤシート100のシートバックの一部により構成されており、その起倒回転により、シートバックと面一状を成す状態と、シートバックから倒されて肘置きとして使用可能となる状態と、に切り換えられるようになっている。上記カップホルダ1は、上述したセンタアームレスト110が倒されて使用状態とされることで、その上面側の先端部箇所に現れるようになっている。
以下、上述したカップホルダ1の各部の具体的な構成について、詳しく説明していく。なお、以下の説明において、飲物容器Cを示すときには、適宜、図10〜図13に示されるものを参照することとする。上述したカップホルダ1は、図4〜図5に示すように、ホルダ10と、トレー20と、3つ一組で構成される左右一対の保持爪30,40と、蓋部材50と、ロック部材60と、ガイドプレート70と、ベゼル80と、を備えて構成されている。これら各部品は、いずれもインジェクション成形された樹脂部品により構成されている。
上述したホルダ10は、上向きに開口する2つの有底円筒状の形が左右に並ぶ容器状の形に形成されている。上記ホルダ10は、上述した左右に並ぶ2つの円筒の上側の開口部分が、飲物容器Cを上側から差し込むための差込口10Aとして構成され、各円筒の筒壁部分が、差し込んだ飲物容器Cを外周側から保持する周壁部11として構成されている。上記各周壁部11には、それらの円周方向の3箇所の位置に、各位置に配設された3つの保持爪30,40をそれぞれ筒の内外に出し入れさせられるようにする縦長矩形状の通し孔12が形成されている。これら通し孔12の外壁側の両脇部には、それぞれ、対応する各保持爪30,40の両側部を回転可能に組み付けるための軸支部13が形成されている。
トレー20は、図4〜図5及び図12に示すように、上述したホルダ10の各円筒部分の底壁14上に上側から被せ付けられて、各差込口10A内の底面を形成するものとなっている。具体的には、上記トレー20は、図4〜図5に示すように、左右一対の円板状の受け皿21と、これら受け皿21の隣り合う縁部同士を門形状の形で繋ぐブリッジ22と、を有する形状となっている。上記トレー20は、図12に示すように、上述したブリッジ22を上述したホルダ10の各円筒部分同士を仕切る仕切り板15上に跨らせる形で各受け皿21を各差込口10A内に落とし込むことにより、各受け皿21がホルダ10の各底壁14上に底付きして各周壁部11の底側の内周面に嵌まり込んだ状態にセットされる。これにより、上記トレー20が、ホルダ10に対して、各周壁部11と一体感のある形に繋がれた状態として組み付けられている。
各保持爪30,40は、図6〜図7に示すように、上述したホルダ10の各周壁部11に形成された対応する3つの通し孔12の形成箇所に1つずつ配設されている。具体的には、保持爪30は、上述したホルダ10の各周壁部11上における前端側の位置に1つずつ配設されている。また、各保持爪40は、上述した各周壁部11上における後端側寄りの左右2箇所の位置に1つずつ左右均等に配設されている。これら保持爪30,40は、互いの形状が異なる構成とされている。したがって、先ず、各周壁部11上の前端側の位置に配設された保持爪30の構成について説明する。
蓋部材50は、図4〜図5に示すように、横長な矩形板状の本体板51と、本体板51の左右両縁側の前端部から下後側へL字状に折れ曲がった形で延びるアーム52と、を有する形に形成されている。上述した本体板51は、上述したホルダ10の各差込口10Aをそれぞれ上側から塞いだ形に覆うことのできる大きさ形状に形成されている。上記本体板51の前縁部には、前後方向に起伏する複数の凹凸が左右方向に繰り返される形に並ぶ凹凸部51Aが形成されている。上記蓋部材50は、上述した各アーム52が、上述したホルダ10の左右の各側面部に対して、それぞれ、軸ピン53により回転可能に軸連結された状態とされている。これにより、上記蓋部材50が、上述したホルダ10に対して、上述した左右の軸ピン53を中心とした前後方向の回転により開閉操作が行える状態に組み付けられた状態とされている。
ロック部材60は、図4〜図5に示すように、1本のアーム状の部材によって構成されている。上記ロック部材60は、上述したホルダ10の左側の側面部と蓋部材50の左側のアーム52との間に跨って組み付けられている。上記ロック部材60は、上述した蓋部材50が図2に示す形に閉じられた際に、蓋部材50が付勢によって開かれないように閉じた状態に保持するように機能するものとなっている。また、上記ロック部材60は、上記蓋部材50が図2に示す形に閉じられた状態から、蓋部材50の後側の縁部箇所が上側から押し込まれるように操作されることにより、上記保持状態を解除して、蓋部材50を付勢によって図3に示す形に開けられるようにするようにもなっている。
ガイドプレート70は、図2〜図5に示すように、上述したホルダ10の前部箇所に組み付けられて、同ホルダ10の前部箇所に倒し込まれる上述した蓋部材50の本体板51を前側から覆うように機能するものとなっている。具体的には、上記ガイドプレート70は、上述した蓋部材50の本体板51の前側の縁部の回転移動軌跡に沿った形に湾曲した曲板形状に形成されている。そして、上記ガイドプレート70の湾曲した内周面上には、上述した蓋部材50の本体板51の前側の縁部に形成された凹凸部51Aと噛み合う凹凸形状の凹凸条71が、その湾曲面に沿って延びる形に形成されている。
ベゼル80は、図2〜図5に示すように、上述したホルダ10の上部に組み付けられて、同上部の周縁を囲った形に設けられる構成とされている。上記ベゼル80は、図2〜図3に示すように、その開口81内で上述した蓋部材50の開閉操作が行われるようになっている。上記ベゼル80は、図2に示すように、蓋部材50が閉じられた状態では、蓋部材50の本体板51と互いの上面が面一状を成す形とされる構成とされている。また、上記ベゼル80は、図3に示すように、蓋部材50が開かれた状態では、その開口81内の前側の縁部箇所に蓋部材50の本体板51が起立した状態に位置して、本体板51の尻側(上側)の縁部が開口81から上側に張り出した状態として位置するようになっている。これにより、上記ベゼル80の開口81から上側に張り出す蓋部材50の尻側(上側)の縁部を後方側に引き込む形で、蓋部材50の閉じ操作が行えるようになっている。
以上をまとめると、本実施例のカップホルダ1は次のような構成とされている。すなわち、保持対象物(飲物容器C)を外周側から支持可能な側壁部(周壁部11)を備えるホルダ(ホルダ10)と、側壁部(周壁部11)に対してホルダ(ホルダ10)の内外に進退可能に取り付けられた保持爪(保持爪30)と、を有するカップホルダ1である。保持爪(保持爪30)が互いに異なる移動軌跡を描いて側壁部(周壁部11)に形成された共通の通し孔(通し孔12)からホルダ(ホルダ10)の内部に張り出す形態をとる複数の爪ピース(上側の爪ピース31と下側の爪ピース32)に分割された構成とされている。
以上、本発明の実施形態を1つの実施例を用いて説明したが、本発明は上記実施例のほか各種の形態で実施することができるものである。例えば、本発明のカップホルダは、上記自動車のリヤシートに設けられたセンタアームレストに内蔵されて設けられるものの他、フロントシートのシートバックの背部やドアトリムのアームレストやセンタコンソールやフロントボックス等、車内のいずれの箇所に設けられるものであってもよい。また、上記カップホルダは、自動車に限らず、鉄道等の自動車以外の車両や、航空機、船舶等の様々な乗物に適用することができるものである。また、上記カップホルダは、家具としての椅子やソファー等の乗物以外のものに適用されるものであってもよい。
10 ホルダ
10A 差込口
11 周壁部(側壁部)
12 通し孔
13 軸支部
13A1,13A2 軸支部
13B 軸支部
14 底壁
15 仕切り板
16 ラック歯
17 軸支部
20 トレー
21 受け皿
22 ブリッジ
30 保持爪(保持爪)
30A 湾曲面
30B 傾斜面
31 上側の爪ピース
31A 軸片
31B 押圧面
31C 張出片
32 下側の爪ピース
32A 軸片
32B 突起
32C 張出片
32D バネ
40 保持爪(別の保持爪)
40A 湾曲面
40B 傾斜面
41 軸片
42 バネ
43 張出片
50 蓋部材
51 本体板
51A 凹凸部
52 アーム
52A ロック溝
53 軸ピン
54 バネ
55 オイルダンパ
55A ピニオン歯
60 ロック部材
61 軸片
62 ロックピン
63 バネ
70 ガイドプレート
71 凹凸条
80 ベゼル
81 開口
C 飲物容器(保持対象物)
100 リヤシート
110 センタアームレスト
Claims (3)
- 保持対象物を外周側から支持可能な側壁部を備えるホルダと、前記側壁部に対して上端ヒンジで前記ホルダの内外に進退可能となるように取り付けられた保持爪と、を有するカップホルダであって、
前記保持爪が、前記側壁部に対して上端ヒンジで回転する上側の爪ピースと下端ヒンジで回転する下側の爪ピースとに高さ方向に分割され、前記上側の爪ピースと前記下側の爪ピースとが前記側壁部に形成された共通の通し孔から前記ホルダの内部に張り出す構成とされ、
更に、前記保持爪と周方向に並んで前記側壁部に対して下端ヒンジで前記ホルダの内外に進退可能となるように取り付けられた分割構造を持たない別の保持爪を有し、
前記保持爪が、前記別の保持爪よりも使用者から遠い側の周方向位置に配置されるカップホルダ。 - 請求項1に記載のカップホルダであって、
前記上側の爪ピースが前記下側の爪ピースよりも前記ホルダの内側に位置して前記下側の爪ピースを上方側から覆う形で前記ホルダの内部に張り出す構成とされているカップホルダ。 - 請求項1又は請求項2に記載のカップホルダであって、
前記保持爪は、前記上側の爪ピースと前記下側の爪ピースとのうちの一方が他方をどちらかから突出する突起の当接により押し動かす構成とされているカップホルダ。
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