JP2010001920A - ダンパー装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ピストン体の移動又は相対的な移動に対して常時一定以上の制動力を付与させるようにしながら、この制動力を所定の大きさ未満に制限する。
【解決手段】シリンダー体1及びピストン体2を備え、少なくともこれらのいずれか一方の側を制動対象物に取り付けさせることにより、制動対象物の移動又は相対的な移動に制動を付与するダンパー装置である。ピストン体2には、シリンダー体1との間をシールするシールリング20が備えられている。ピストン体2の移動又は相対的な移動によりピストン体2とシリンダー体1の内奥部14との間の内部空間12と外部との圧力差が所定の大きさ以上になったときにシールリング20の一部に撓み変形を生じさせて、この内部空間12と外部とを連通させる通路24を開放させるようにしてある。
【選択図】図9
【解決手段】シリンダー体1及びピストン体2を備え、少なくともこれらのいずれか一方の側を制動対象物に取り付けさせることにより、制動対象物の移動又は相対的な移動に制動を付与するダンパー装置である。ピストン体2には、シリンダー体1との間をシールするシールリング20が備えられている。ピストン体2の移動又は相対的な移動によりピストン体2とシリンダー体1の内奥部14との間の内部空間12と外部との圧力差が所定の大きさ以上になったときにシールリング20の一部に撓み変形を生じさせて、この内部空間12と外部とを連通させる通路24を開放させるようにしてある。
【選択図】図9
Description
この発明は、シリンダー体及びピストン体を備え、少なくともこれらのいずれか一方の側を制動対象物に取り付けさせることにより、制動対象物の移動又は相対的な移動に制動を付与するダンパー装置の改良に関する。
ピストンとシリンダーとを備え、ペダルの原位置への復帰に伴って往動されるピストンによりこのペダルの復帰速度を制限すると共に、ピストンの往動終了位置側においてこの往動終了位置に向かうに連れてシリンダーの内径を漸増させるテーパー面を形成させて、ピストンが往動終了位置に近づくほどピストンとシリンダーとの間の気密性を低下させてペダルに対する制動力を徐々に低下させるようにしたダンパ装置がある。(特許文献1参照)
かかるダンパ装置によれば、ピストンの移動速度が比較的速くその往動終了位置においてのシリンダの内部空間と外部との圧力差が大きくなり過ぎた場合に、前記ペダルのような制動対象物に対し過度に制動力を作用させてしまったり、さらには、かかる制動対象物を動作前の位置に向けて引き戻してしまうといった事態を防止することができる。しかし、このように構成されたかかるダンパ装置にあっては、ピストンの往動終了位置側においては、ピストンの移動速度の如何にかかわらず常に制動力の低下を生じさせてしまう。
特開平7−165034号公報
この発明が解決しようとする主たる問題点は、この種のダンパー装置において、ピストン体の移動又は相対的な移動に対して常時一定以上の制動力を付与させるようにしながら、この制動力を所定の大きさ未満に制限できるようにする点にある。
前記課題を達成するために、この発明にあっては、第一の観点から、ダンパー装置を、以下の(1)〜(3)の構成を備えたものとした。
(1)シリンダー体及びピストン体を備え、少なくともこれらのいずれか一方の側を制動対象物に取り付けさせることにより、制動対象物の移動又は相対的な移動に制動を付与するダンパー装置であって、
(2)ピストン体には、シリンダー体との間をシールするシールリングが備えられており、
(3)ピストン体の移動又は相対的な移動によりピストン体とシリンダー体の内奥部との間の内部空間と外部との圧力差が所定の大きさ以上になったときにシールリングの一部に撓み変形を生じさせて、この内部空間と外部とを連通させる通路を開放させるようにしてある。
(1)シリンダー体及びピストン体を備え、少なくともこれらのいずれか一方の側を制動対象物に取り付けさせることにより、制動対象物の移動又は相対的な移動に制動を付与するダンパー装置であって、
(2)ピストン体には、シリンダー体との間をシールするシールリングが備えられており、
(3)ピストン体の移動又は相対的な移動によりピストン体とシリンダー体の内奥部との間の内部空間と外部との圧力差が所定の大きさ以上になったときにシールリングの一部に撓み変形を生じさせて、この内部空間と外部とを連通させる通路を開放させるようにしてある。
また、前記課題を達成するために、この発明にあっては、第二の観点から、ダンパー装置を、以下の(1)〜(4)の構成を備えたものとした。
(1)シリンダー体及びピストン体を備え、少なくともこれらのいずれか一方の側を制動対象物に取り付けさせることにより、制動対象物の移動又は相対的な移動に制動を付与するダンパー装置であって、
(2)ピストン体の移動又は相対的な移動によりピストン体とシリンダー体の内奥部との間の内部空間と外部との圧力差が所定の大きさになるまではこの圧力差に応じた制動力を生じるようになっていると共に、
(3)ピストン体には、シリンダー体との間をシールするシールリングが備えられており、
(4)ピストン体の移動又は相対的な移動によりピストン体とシリンダー体の内奥部との間の内部空間と外部との圧力差が所定の大きさ以上になったときにシールリングの一部に撓み変形を生じさせて、この内部空間と外部とを連通させる通路を開放させるようにしてある。
(1)シリンダー体及びピストン体を備え、少なくともこれらのいずれか一方の側を制動対象物に取り付けさせることにより、制動対象物の移動又は相対的な移動に制動を付与するダンパー装置であって、
(2)ピストン体の移動又は相対的な移動によりピストン体とシリンダー体の内奥部との間の内部空間と外部との圧力差が所定の大きさになるまではこの圧力差に応じた制動力を生じるようになっていると共に、
(3)ピストン体には、シリンダー体との間をシールするシールリングが備えられており、
(4)ピストン体の移動又は相対的な移動によりピストン体とシリンダー体の内奥部との間の内部空間と外部との圧力差が所定の大きさ以上になったときにシールリングの一部に撓み変形を生じさせて、この内部空間と外部とを連通させる通路を開放させるようにしてある。
かかるダンパー装置にあっては、制動対象物の移動又は相対的な移動が一定の速度以上でなされることにより、これに伴って移動又は相対的に移動されるピストン体のこの移動に対する制動力が過大になり過ぎる場合であっても、このときは前記通路の開放によって前記内部空間と外部とを連通させて前記圧力差を所定の大きさ未満に減少させかかる制動力が所望の大きさ以上にならないようにすることができる。これにより、制動対象物が移動の途中で停止されたり、さらには、往動操作を止めた途端に復動してしまうといった事態を生じさせないようにすることができる。
この発明にかかるダンパー装置にあっては、ピストン体の移動又は相対的な移動に対して常時一定以上の制動力を付与させるようにしながら、この制動力を所定の大きさ未満に制限することができる。
以下、図1〜図11に基づいて、この発明を実施するための最良の形態について説明する。
なお、ここで図1はこの発明を適用して構成されたダンパー装置を側方から見て、図2および図3は断面にして、図4および図5はその要部を拡大して、図6はこのダンパー装置を構成する部品の一部を分離させた状態として、それぞれ示している。図1および図2はピストン体2が押し込みきられたとき、つまり前進しきったときの様子を、図3はピストン体2が後退しきったときの様子を、それぞれ示している。また、図7はシールリング20を取り外したピストン体2の様子を、図8はシリンダー体1の内奥部からピストン体2が離隔移動するときの様子を、図9はかかる離隔移動のときにシリンダー体の内部空間と外部との圧力差が所定の大きさ以上になった状態を、図10はピストン体2が復動動作するときの様子を、それぞれ示している。また、図11は図1〜図10に示されるダンパー装置のピストン体2の構成を変更させた例を示している。
この実施の形態にかかるダンパー装置は、シリンダー体1及びピストン体2を備え、少なくともこれらのいずれか一方の側を図示しない制動対象物に取り付けさせることにより、制動対象物の移動又は相対的な移動に制動を付与するものである。
例えば、ピストン体2を可動体としての制動対象物に取り付けさせ、シリンダー体1を図示しない固定体に取り付けさせれば、制動対象物の移動によりピストン体2を移動させるようにしてこのピストン体2を介して制動対象物のこの移動に制動を付与させることができる。
また、ピストン体2を可動体としての制動対象物に取り付けさせ、かつ、シリンダー体1を別の可動体としての制動対象物に取り付けさせれば、二つの制動対象物の互いに近づく向きの、あるいは離れ出す向きの移動により、シリンダー体1とピストン体2の双方を移動させるようにして、二つの制動対象物のこの移動にそれぞれ制動を付与させることができる。
図1〜図10に示される例では、シリンダー体1の内奥部14からピストン体2が離隔移動するときに生じる、シリンダー体1の内部空間12(前記内奥部14とピストン体2との間の空間)と外部との圧力差によりこのピストン体2の離隔移動に制動を付与させるようにしている。この離隔移動は、後述する通気孔14aを利用した内部空間12への吸気によって許容される。この図1〜図10に示される例にあっては、ピストン体2の復動動作、つまり、シリンダー体1の内奥部14にピストン体2が近接するときは、後述するようにシールリング20がピストン体2の一対のフランジ23、23間において復動手前側に移動して排気路26が開放されてこの復動動作が抵抗少なくなされるようになっており、このときはこの復動を生じさせる制動対象物の移動に制動を付与しないようにしてある。(図10)また、この図1〜図10に示される例では、後述する前記通気孔14aに軸部40を摺動可能に入れ込ませた栓状体4によって、ピストン体2の移動又は相対的な移動によりシリンダー体1の内部空間12と外部との圧力差が所定の大きさになるまではこの圧力差に応じた制動力を生じるようになっている。すなわち、制動対象物の移動速度が速くなればなるほど、ピストン体2の移動又は相対的な移動は速くなり内部空間12の体積変化による前記圧力差は大きくなるところ、この圧力差が所定の大きさになるまでは、この圧力差が大きくなればなるほど前記通気孔14aへの栓状体4の軸部40の入り込み寸法を大きくしてこの通気孔14aからの吸気量を減少させることにより、ピストン体2の離隔移動に対する抵抗力、つまり、前記制動力がより大きくなるようにしている。すなわち、図1〜図10に示される例にあっては、制動対象物の移動又は相対的な移動速度が速くなればなるほど基本制動力を超えるより大きな制動力をこの制動対象物に作用させる、いわゆる速度応答型のダンパー装置となっている。
一方、図11に示される例では、シリンダー体1の内奥部14にピストン体2が近接移動するときに生じる、シリンダー体1の内部空間12(前記内奥部14とピストン体2との間の空間)と外部との圧力差によりこのピストン体2の近接移動に制動を付与させるようにしている。この近接移動は、図示しない通気部を通じた内部空間12から外部への排気によって許容される。この図11に示される例にあっては、ピストン体2の復動動作、つまり、シリンダー体1の内奥部14からピストン体2が離隔するときは、シールリング20がピストン体2の一対のフランジ23、23間において復動手前側に移動して後述する吸気路27が開放されてこの復動動作が抵抗少なくなされるようになっており、このときはこの復動を生じさせる制動対象物の移動に制動を付与しないようにしてある。
そして、この実施の形態にかかるダンパー装置はいずれも、ピストン体2の移動又は相対的な移動によりピストン体2とシリンダー体1の内奥部14との間の内部空間12と外部との圧力差が所定の大きさ以上になったときに後述するようにシールリング20の一部に撓み変形を生じさせて、この内部空間12と外部とを連通させる通路24を開放させるようにしてある。
これにより、この実施の形態にかかるダンパー装置にあっては、制動対象物の移動又は相対的な移動が一定の速度以上でなされることにより、これに伴って移動又は相対的に移動されるピストン体2のこの移動に対する制動力が過大になり過ぎる場合であっても、このときは前記通路24の開放によって前記内部空間12と外部とを連通させて前記圧力差を所定の大きさ未満に減少させかかる制動力が所望の大きさ以上にならないようにすることができる。これにより、制動対象物が移動の途中で停止されたり、さらには、往動操作を止めた途端に復動してしまうといった事態を生じさせないようにすることができる。
(図1〜図10に示される例)
図1〜図10に示される例では、シリンダー体1は、筒両端10a、10bを共に解放させた円筒状をなす筒状体10の内部を仕切り板11によって二つに区分するようにして構成されている。仕切り板11は筒状体10の一方の筒端10aに偏った位置に備えられており、この仕切り板11と筒状体10の内奥部としての他方の筒端10bとの間がシリンダー体1の内部空間12として機能するようになっている。図示の例では、シリンダー体1の外側には、このシリンダー体1の筒軸方向に沿って長く続く舌片部13が形成されていると共に、この舌片部13にはシリンダー体1の固定用穴13aが形成されている。
図1〜図10に示される例では、シリンダー体1は、筒両端10a、10bを共に解放させた円筒状をなす筒状体10の内部を仕切り板11によって二つに区分するようにして構成されている。仕切り板11は筒状体10の一方の筒端10aに偏った位置に備えられており、この仕切り板11と筒状体10の内奥部としての他方の筒端10bとの間がシリンダー体1の内部空間12として機能するようになっている。図示の例では、シリンダー体1の外側には、このシリンダー体1の筒軸方向に沿って長く続く舌片部13が形成されていると共に、この舌片部13にはシリンダー体1の固定用穴13aが形成されている。
ピストン体2は、かかるシリンダー体1の内径と略等しい外径を備えた円形の盤状体として構成されている。ピストン体2の外周にはシールリング20が嵌め付けられており、このシールリング20によってピストン体2の外周部とシリンダー体1の内周部との間が気密状態にシールされるようになっている。
図示の例では、かかるシールリング20は円環状をなし、ゴム又はゴム状弾性材によって構成されている。かかるシールリング20は、ピストン体2の移動方向xにおいて間隔を開けた二箇所においてこのピストン体2にそれぞれ形成されたフランジ23間に納められている。かかるフランジ23は盤状をなすピストン体2の肉厚方向にある外周面からこれに略直交する向きに突き出すと共に、ピストン体2の周方向に沿って続くリブ状をなすように構成されている。このフランジ23の形成箇所でのピストン体2の外径はシリンダー体1の内径よりもやや小さく、一方、シールリング20の外径はシリンダー体1の内径よりもやや大きく、かつ、シールリング20の内径は二箇所のフランジ23間にあるピストン体2の外径よりもやや小さくなっている。これにより、シールリング20が位置される箇所においては、シリンダー体1とピストン体2との間が気密状態にシールされるようになっている。また、二箇所のフランジ23、23間の間隔はシールリング20の太さよりも大きく、ピストン体2の移動により二箇所のフランジ23、23間においてシールリング20はピストン体2の移動方向xに移動するようになっている。
図示の例では、かかる二箇所のフランジ23の双方共に、その一部が切り欠かれている。図示の例では、かかる二箇所のフランジ23の一方の切り欠き箇所23aの一端と他方の切り欠き箇所23aの一端とがピストン体2の移動方向xに沿った仮想の直線上に位置されると共に、かかる二箇所のフランジ23の一方の切り欠き箇所23aの他端と他方の切り欠き箇所23aの他端とがピストン体2の移動方向xに沿った仮想の直線上に位置されるようになっており、二箇所のフランジ23の切り欠き箇所23aはピストン体2の移動方向xにおいて一方のフランジ23の切り欠き箇所23aの後方に他方のフランジ23部の切り欠き箇所23aが同じ広さをもって形成されている。
また、かかる切り欠き箇所23aは、シリンダー体1の内部空間12と外部との圧力差が所定の大きさ以上になったときに、シールリング20の一部を変形させながら入り込みを可能とするように広さとなっている。
図1〜図10に示される例にあっては、ピストン体2における、シリンダー体1の内部空間12に臨む側にあるフランジ23(以下、このフランジ23を奥側フランジ23bと、その余のフランジ23を外側フランジ23cと称する。)の切り欠き箇所23aに、前記通路24となる凹部24aが形成されている。また、かかる凹部24aは、シールリング20の側、つまり、二箇所のフランジ23の間に形成されたシールリング20の保持部25から離れるに従ってピストン体2の移動方向xに直交する向きにおける幅を次第に広くするように構成されている。図示の例では、かかる凹部24aはピストン体2の外周面2aに刻設された、頂部24bを外部側に向け、底辺をピストン体2の内部空間12に臨んだ内面の縁部とするようにした、略三角形の輪郭を持つように構成されている。この例では、ピストン体2が前記離隔移動するときは、シールリング20は、前記奥側フランジ23bに押しつけられるが、(図8)この位置にあるシールリング20とピストン体2の外周面2aとの接触箇所より前記内部空間12を画成するピストン体2の内端面2b側に前記凹部24aはその頂部24bを位置させるように形成されている。これにより、シリンダー体1の内部空間12と外部との圧力差が所定の大きさになるまでは、通路24をシールリング20により閉じておくことができると共に、この圧力差が所定の大きさ以上となったときはこの圧力差により、この例では、高圧である外部側からシールリング20の一部を撓ませて切り欠き箇所23aに入り込ませて通路24を開放させることができるようにしている。(図9)この例では、通路24は前記のように内部空間12に向かうに連れて幅を漸増させていることから、前記圧力差が大きければ大きいほど切り欠き箇所23aへの入り込み量を大きくするシールリング20によってこの圧力差が大きいほど開放される通路24の幅を広げて圧力差を短時間に低下できるようにしている。また、この図1〜図10に示される例では、ピストン体2が復動動作するときは、シールリング20は、前記外側フランジ23cに押しつけられるが、(図10)この外側フランジ23cを切り欠く切り欠き箇所23aには、ピストン体2の外周面2aにピストン体2の移動方向xに沿って延びる三条の溝26aが形成されている。この三条の溝26aは溝一端をピストン体2の外端面2cにおいて開放させ、かつ、溝他端を奥側フランジ23bに押しつけられた位置にあるシールリング20とピストン体2の外周面2aとの接触箇所よりピストン体2の内端面2b側に位置させている。この例では、ピストン体2が復動動作してシールリング20は外側フランジ23cに押しつけられると、かかる接触箇所が三条の溝26aの溝他端よりもピストン体2の外端面2c側に移動して三条の溝26aが開放されこの三条の溝26aを通じた内部空間12からの排気がなされるようになっている。すなわち、この例では、かかる三条の溝26aが前記排気路26として機能するようになっている。(図10)
ピストン体2におけるシリンダー体1の他方の筒端10bに向けられた側には、細長い板状をなすピストンロッド21の一端が一体に接合されている。シリンダー体1の他方の筒端10bはこのピストンロッド21の通し穴30を備えた蓋体3によって閉塞されている。ピストンロッド21はこの蓋体3の通し穴30を通じてシリンダー体1の外側に突き出されており、また、その突き出し端には制動対象物への固定用穴21aが形成されている。
シリンダー体1におけるピストン体2に向き合った内奥部14、図示の例では、前記仕切り板11には、通気孔14aが形成されている。図示の例では、かかる通気孔14aは、仕切り板11の略中央部に設けられると共に、仕切り板11のピストン体2に向けられた内側から突き出す部分と仕切り板11の外側から突き出す部分とを備えた管状体14bによって、かかる仕切り板11に形成されている。
シリンダー体1はまた、この通気孔14aに移動可能に入れ込まれる軸部40を備えた栓状体4と、この栓状体4の付勢手段5とを備えている。
栓状体4は、前記軸部40を一体に備えた頭部41を有している。図示の例では、かかる頭部41はシリンダー体1を構成する筒状体10の内径と略等しい外径を備えた円板状体41aの一面側においてその縁部に周回立ち上がり部41bを形成させてなる。軸部40は、この頭部41の一面側の略中央部に軸一端を一体に接合させてこの一面に直交する向きにこの頭部41から突き出すように備えられている。
図示の例では、シリンダー体1を構成する筒状体10を仕切る前記仕切り板11の外側においてこの筒状体10に窓穴状をなす被掛合部15が形成されていると共に、前記栓状体4の頭部41に前記被掛合部15に入り込む爪状をなす掛合部41cが備えられている。被掛合部15は筒状体10の直径方向両側にそれぞれ形成され、掛合部41cもこれに対応して前記頭部41の直径方向両側にそれぞれ形成されている。掛合部41cは頭部41を構成する円板状体41aの縁部に沿って長く続くリブ状をなすように構成されている。一対の掛合部41c、41cの突き出し端間の寸法はシリンダー体1を構成する筒状体10の内径よりもやや大きくなるようになっている。一方、被掛合部15は筒状体10の周方向に長く続く略長方形状の貫通孔として構成されている。この被掛合部15の長さは掛合部41cの長さよりも長くなるように構成されている。
これにより、この例にあっては、シリンダー体1を構成する筒状体10の仕切り板11の外側からこの筒状体10内に軸部40を通気孔14aに入れ込ませるようにして栓状体4を入れ込むことにより、被掛合部15に掛合部41cを掛合させてこの通気孔14aに栓状体4の軸部40を入れ込ませた状態を維持させることができるようになっている。
図示の例では、シリンダー体1を構成する筒状体10はプラスチック成形によって構成されており、筒状体10内への栓状体4の前記入れ込み時に掛合部41cによって主としてこの筒状体10の側が一旦弾性変形され、掛合部41cが被掛合部15に入り込んだ位置での弾性復帰によって被掛合部15に掛合部41cが掛合されるようになっている。シリンダー体1の筒軸方向での被掛合部15の寸法はこの方向での掛合部41cの寸法よりもやや大きく、このようにシリンダー体1に組み合わされた栓状体4はシリンダー体1の筒軸方向に一定範囲で移動できるようになっている。
付勢手段5は、図示の例では、前記栓状体4の軸部40と通気孔14aを構成する管状体14bにおける仕切り板11の外側に位置される突き出し部との外側に巻装されるように備えられて、バネ一端をを栓状体4の頭部41に押し当て、かつ、バネ他端を仕切り板11の外側に押し当てた圧縮コイルバネ50によって構成されている。このバネ50によって前記のようにシリンダー体1に組み合わされた栓状体4は筒状体10の一方の筒端10a側に位置される被掛合部15の窓縁に掛合部41cを押し付けるように位置づけられている。
また、この実施の形態にあっては、ピストン体2を移動させない状態では、前記付勢手段5によって、後述する栓状体4の軸部40の絞り部40bはシリンダー体1の通気孔14aの外方、つまり、管状体14bの外端の外側に位置されるようになっている。(図4)
前記栓状体4の軸部40は、この軸部40におけるシリンダー体1の内部空間12側に位置される軸端から始まるその摺動方向に沿った溝40aを備えており、この溝40aの終端側にはこの溝の深さ及び幅の双方又はいずれか一方を減少させる絞り部40bが形成されている。
そして、前記付勢手段5の付勢により栓状体4の軸部40の絞り部40bはシリンダー体1の通気孔14aの外方に位置づけられると共に、シリンダー体1の内奥部14から離れる向きのピストン体2の移動又は相対的な移動により生じる圧力変化により前記付勢に抗して栓状体4の軸部40の絞り部40bが通気孔14a内に入り込むようになっている。
制動対象物の移動又は相対的な移動によりピストン体2がシリンダー体1の内奥部14に近づく向きに移動又は相対的に移動されると、シリンダー体1内のエアは栓状体4の軸部40の溝と通気孔14aの内面との間を通って排気される。
図示の例では、栓状体4の周回立ち上がり部41bに貫通孔41dが形成されており、通気孔14aから排気されたエアはこの貫通孔41dや被掛合部15を通じて外方に送り出される。
制動対象物の移動又は相対的な移動によりピストン体2がシリンダー体1の内奥部14から離れる向きに移動又は相対的に移動されると、シリンダー体1内は負圧になることから栓状体4の軸部40にはピストン体2の移動方向に引っ張られる向きの力が作用され、栓状体4は付勢手段5の付勢に抗して移動される。このように栓状体4が移動されると、通気孔14a内に前記絞り部40bの一部が入り込むことから、シリンダー内にエアが吸気され難くなり、ピストン体2の移動又は相対的な移動に制動が作用される。これにより制動対象物の移動又は相対的な移動に制動力を大きく作用させることができる。
図示の例では、ピストン体2におけるシリンダー体1の内奥部14に向けられた側には、通気孔14aを構成する管状体14bの内端14cの納まる凹所22が形成されており、この凹所22の底面に管状体14bの内端14cが突き当たった位置がピストン体2が前進しきった位置となる。ピストン体2が前記離隔移動つまり後退されると栓状体4は掛合部41cを被掛合部15における筒状体10の他方の筒端10b側の窓縁に近づけるように移動され前記バネ50が圧縮される。(図5)ピストン体2の後退が止むとバネ50の付勢力により栓状体4は押し戻され絞り部40bは通気孔14aの外方に再び位置づけられる。(図4)
図示の例では、前記絞り部40bは、栓状体4の軸部40の溝の終端側の溝底をテーパー面状40cに形成させることで構成されている。これにより、絞り部40bの通気孔14aへの入り込み量が多くなればなるほど、ピストン体2の移動に対する抵抗が大きくなるようになっている。栓状体4の軸部40の外周面と通気孔14aの内周面との間に相応のクリアランスがある場合にはこのクリアランスによってシリンダー体1の内部空間12内へのエアの入り込みは許容し得ることから、この場合には絞り部40bが通気孔14aに完全に入り込むようになっていても構わない。
また、図示の例では、ダンパー装置は、シリンダー体1を構成する筒状体10における仕切り板11の外側にある筒端を、この仕切り板11との間に栓状体4の頭部41を納めさせた状態で塞ぐカバー6を備えている。
かかるカバー6は、シリンダー体1を構成する筒状体10の外径と略等しい円板状体60を有すると共に、この円板状体60の一面側にその縁部から突き出す掛合腕61を備えている。かかる掛合腕61は円板状体の直径方向両側にそれぞれ備えられている。掛合腕61の先端部の外側には小突起61aが形成されており、筒状体10の筒一端側からこの筒状体10内にかかる掛合腕61を入れ込ませることにより、筒状体10の前記被掛合部15の側方に形成された掛合窓16に弾発によりこの小突起が掛合されるようになっている。
これにより図示の例では、ダンパー装置の設置箇所周辺に配される部材などが栓状体4に押し当たるなどして、通気孔14a内に予期せず絞り部40bを入り込ませてしまうといった事態を生じさないようにしてある。
(図11に示される例))
図11に示される例は、図1〜図10に示される例と逆に、外側フランジ23cの切り欠き箇所23aに前記通路24となる凹部24aが形成され、奥側フランジ23bの切り欠き箇所23aに三条の溝27aが形成され、この三条の溝27aが吸気路27として機能するようになっている。この例でも、シリンダー体1の内部空間12と外部との圧力差が所定の大きさになるまでは、通路24をシールリング20により閉じておくことができると共に、この圧力差が所定の大きさ以上となったときはこの圧力差により、この例では、高圧である内部空間12側からシールリング20の一部を撓ませて切り欠き箇所23aに入り込ませて通路24を開放させることができるようにしている。
図11に示される例は、図1〜図10に示される例と逆に、外側フランジ23cの切り欠き箇所23aに前記通路24となる凹部24aが形成され、奥側フランジ23bの切り欠き箇所23aに三条の溝27aが形成され、この三条の溝27aが吸気路27として機能するようになっている。この例でも、シリンダー体1の内部空間12と外部との圧力差が所定の大きさになるまでは、通路24をシールリング20により閉じておくことができると共に、この圧力差が所定の大きさ以上となったときはこの圧力差により、この例では、高圧である内部空間12側からシールリング20の一部を撓ませて切り欠き箇所23aに入り込ませて通路24を開放させることができるようにしている。
(その他)
以上に説明した例では、流体をエア(気体)としているが、流体を液体とする場合にも以上に説明した例は同じように機能する。例えば、制動対象物が液中に浸かって用いられる場合や、シリンダー体1を図示しない外部ケースにさらに納めこの外部ケース内を液体で満たすようにするなどした場合には、これらの液体を利用して制動対象物に制動を付与させることができる。
以上に説明した例では、流体をエア(気体)としているが、流体を液体とする場合にも以上に説明した例は同じように機能する。例えば、制動対象物が液中に浸かって用いられる場合や、シリンダー体1を図示しない外部ケースにさらに納めこの外部ケース内を液体で満たすようにするなどした場合には、これらの液体を利用して制動対象物に制動を付与させることができる。
1 シリンダー体
12 内部空間
14 内奥部
2 ピストン体
20 シールリング
24 通路
12 内部空間
14 内奥部
2 ピストン体
20 シールリング
24 通路
Claims (5)
- シリンダー体及びピストン体を備え、少なくともこれらのいずれか一方の側を制動対象物に取り付けさせることにより、制動対象物の移動又は相対的な移動に制動を付与するダンパー装置であって、
ピストン体には、シリンダー体との間をシールするシールリングが備えられており、
ピストン体の移動又は相対的な移動によりピストン体とシリンダー体の内奥部との間の内部空間と外部との圧力差が所定の大きさ以上になったときにシールリングの一部に撓み変形を生じさせて、この内部空間と外部とを連通させる通路を開放させるようにしてあることを特徴とするダンパー装置。 - シリンダー体及びピストン体を備え、少なくともこれらのいずれか一方の側を制動対象物に取り付けさせることにより、制動対象物の移動又は相対的な移動に制動を付与するダンパー装置であって、
ピストン体の移動又は相対的な移動によりピストン体とシリンダー体の内奥部との間の内部空間と外部との圧力差が所定の大きさになるまではこの圧力差に応じた制動力を生じるようになっていると共に、
ピストン体には、シリンダー体との間をシールするシールリングが備えられており、
ピストン体の移動又は相対的な移動によりピストン体とシリンダー体の内奥部との間の内部空間と外部との圧力差が所定の大きさ以上になったときにシールリングの一部に撓み変形を生じさせて、この内部空間と外部とを連通させる通路を開放させるようにしてあることを特徴とするダンパー装置。 - ピストン体の移動方向において間隔を開けた二箇所においてこのピストン体にそれぞれ形成されたフランジ間にシールリングが納められていると共に、このフランジの少なくとも一方はその一部がシールリングの一部の入り込みを可能とするように切り欠かれていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のダンパー装置。
- フランジの切り欠き箇所に通路となる凹部が形成されていることを特徴とする請求項3に記載のダンパー装置。
- 凹部は、シールリングの側から離れるに従ってピストン体の移動方向に直交する向きにおける幅を次第に広くするように構成されていることを特徴とする請求項4に記載のダンパー装置。
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