JP2009533030A - リアルタイムマルチプレックス増幅によるhpv検出および定量化 - Google Patents

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Abstract

本発明は、粘膜上皮に対して発癌性であり得るHPV、特にヒトパピローマウイルス(HPV)の検出に有用な増幅プライマーおよび検出プローブに関する。本発明により提供される増幅および検出系は、群を標的とする系であり、すなわち、A5、A6、A7およびA9を標的とする系である。本発明の増幅および検出系は、マルチプレックスでのHPVの増幅ならびにリアルタイム検出を可能にし、シングルチューブアッセイにおいて少なくとも13のHR HPVを検出することができる。本発明はさらに、リアルタイムマルチプレックス増幅において、信頼できるHPVの定量を可能にする。
【選択図】 なし

Description

本発明は、ヒトパピローマウイルス(HPV)、より具体的には粘膜上皮に対する向性を有するHPV(粘膜型HPV)、さらに具体的には粘膜上皮に対して発癌性であり得るHPVの検出に関する。本発明は、そのために有用な増幅プライマーおよび検出プローブ、ならびにそのようなプライマーおよびプローブを設計および構築するのに適した参照鋳型配列を提供する。
ヒトパピローマウイルス(HPV)は、約7900bpの環状2本鎖DNAゲノムを含み、以下の3つの主な領域に組織化される:
−ウイルス複製および腫瘍性の形質転換に関与する遺伝子E1、E2、E4、E5、E6およびE7を含む早期コード領域、
−ウイルスキャプシドタンパク質をコードする遺伝子L1およびL2を含む後期コード領域、
−LRC(Long Control Region)と呼ばれ、E遺伝子とL遺伝子の間に位置する非コード制御領域。
HPVは、ウイルスの群を構成し、皮膚または粘膜上皮の良性および悪性病変に関与する。今日までに、100以上の異なるHPVの型が同定されている。
粘膜群に属する40以上のHPV型は、肛門粘膜において検出される。
HPVは、扁平上皮内の病変(SILs)の発生における主要なリスクファクターであり、重篤度により低いグレード(LSIL)または高いグレード(HSIL)に分類される。
HPVは、尖圭コンジローマのような良性の病変(CIN1)から前癌性の病変(CIN2〜CIN3)、インサイチュー癌および浸潤癌までの子宮頸部上皮新生物形成(CIN)を引き起こし得る。
HPVは直接的に子宮頸癌に関与することが現在知られている。HPVを検出することは、CINおよび子宮頸癌の予後に必要不可欠である。HPVの早期かつ正確な検出は、子宮頸癌からの回復に対して鍵となる因子である。
子宮頸部の塗抹標本内のHPVウイルス負荷を増大させることにより、CIN3および子宮頸癌のリスクが増大することも示されている。
肛門に感染する多くの発癌性HPV遺伝子型は、子宮頸癌におけるそれらの出現率または罹患率に基づいて、潜在的に高いリスクのHPV遺伝子型(HR HPV)として分類される。HR HPVの存在、残留性および/または再発は、悪い予後の指標となる。今までに、13のHPVがHR HPVとされ、すなわち、HPV56、51、58、33、52、35、31、16、68、39、59、45および18である。最も高い罹患率を有するHR HPVは、HPV型33、31、16、45および18である。
他の発癌性HPVは低いリスクのHPV(LR HPV)であると考えられ、例えば、HPV2、HPV3、HPV6、HPV11、HPV13、HPV32、HPV40、HPV42、HPV43、HPV44、HPV57である。
HPV型のHRまたはLR群への臨床的な分類は進化しており、人によりわずかに異なる。与えられたHPVのLR群への分類は、このHPV型が子宮頸癌を伴うことが見出されないということを意味するにすぎない。
例えば、HPV53およびHPV66はおそらくHR HPVであると現在考えられている(van Ham et al. 2005, J. Clin. Microbiol. Vol. 43, n6, p. 2662-2667)。最初の13のHR HPVの群は、少なくとも15のHPV型にさらに増大し得る。
他のHPVは、発癌性HPVとして述べられてきたが、例えば、HPV67、HPV82、HPV85の場合のように、それらのHRまたはLRの状態の問題についての明確な決定はない。適切な検出方法は、それらの発癌性を検出することが要求される。
新しく、またはまだ同定されていない粘膜の発癌性HPVの型がさらに生じ得る。
さらに、いくつかのHPVの型を含むHPV多感染は、一般的な状況である:多感染は、約20%のHPV感染のケースを説明すると考えられる。HPV多感染の場合は、全てが発癌性のHPVである、または少なくとも1の発癌性のHPVおよび少なくとも1の発癌性でないHPVを含んでなるHPVの型が含まれてよい。HPV多感染の場合は、全てが粘膜のHPV型であるか、または少なくとも1の粘膜型および少なくとも1の皮膚型を含むHPV型が含まれてよい。
また、共感染が生じる可能性もあり、少なくとも1のHPVおよび少なくとも1のHPV以外のウイルスを含み、例えば、少なくとも1のHPVと少なくとも1のHIVとの共感染である。
そのような多感染および/または共感染の場合は、正確なHPV検出がずっと難しくなる。
HPVプライマーおよびプローブは、粘膜の発癌性HPVの検出に適しており、先行技術で述べられている。
開発された第1の技術は、型特異的なプローブを含み、例えばサザンブロッティングまたはドットブロッティングによる型特異的なプローブと非増幅HPVゲノムの直接的なハイブリダイゼーションにより発癌性HPVを検出するように設計されている。
Digene Corporation, Gaithersburg, MD, USAのハイブリッド捕捉試験(HC2:登録商標)のようなシグナル増幅試験が開発された。HC2(登録商標)試験は、FDAにより認可され、現在、臨床診断のための参照試験である。
HC2(登録商標)システムは、DNA/RNAハイブリダイゼーションアッセイを用いた液相マイクロプレートシステムであり、標的増幅を含まない:ウイルスDNAは液相において13HR HPVを標的とするRNAプローブとハイブリダイズし、形成されたハイブリッドは、抗DNA/RNA抗体により検出され、化学発光により可視化される。
HC2(登録商標)試験は、高感度な分析である。しかしながら、定性的な値のみである。HC2(登録商標)試験により評価されたウイルス負荷は、SILのグレードの増大と共に増大せず、多HPV感染の場合、十分に信頼できない。それ故、HC2(登録商標)試験は、定量的な分析ではない。
HC2(登録商標)試験は分析されるサンプルに最初に含まれるウイルス負荷を反映しないため、高いグレードの病変を有するケースを高いグレードの病変を有さないケースと区別するために、古典的な細胞診断と組み合わせることが勧められる。
増幅方法はその後進歩し、HPV標的は少なくとも1のプライマー対により増幅され、産生されたアンプリコンは、この(標識された)プライマー対またはプローブにより検出される。
そのような先行技術のプライマーは、最初、一般的なコンセンサスプライマーとして設計され、いくつかのHPV、13のHR HPVならびに他のHPV(発癌性のLR、および時には非発癌性のHPV)のいくつかを増幅することが意図されている。
そのようなコンセンサスプライマーは、「ユニバーサル」プライマーとも呼ばれる。これらのコンセンサスプライマーは、HPV L1遺伝子における保存領域(例えば、MY09/MY11/HMB01プライマー、GP5+/GP6+プライマー、PGMY09/PGMY11プライマー、およびSPF1/SPF2もしくはSPF10プライマー)またはE1 ORF領域(例えばTieben et al. 1993, J. Virol. Methods 42:265-279に記載されているCPIIG/CPIプライマー)を標的にする。
臨床診断に適用可能なコンセンサスPCRを与えるために、コンセンサスプライマー対により産生されたHPVアンプリコンを検出し、分類するHPVプローブが開発された。コンセンサスプライマーにより産生されたHPVアンプリコンの検出は、リバースハイブリダイゼーションラインブロットアッセイまたは比色マイクロタイタープレートベースの酵素免疫測定法によりしばしば行われる。
そのようなコンセンサスPCR法の実例は、INNO-LiPA HPV試験(Innogenetics, Gent, Belgium)、およびAmplicor HPV試験(Roche Molecular Systems, Branchburg, NJ, USA)である。
INNO-LiPA HPV試験は、リバースハイブリダイゼーションラインプローブアッセイであり、そのプロトタイプリサーチバージョンは、Kleter et al., 1999 (Journal of Clinical Microbiology, vol. 37, n8, p. 2508-2517)およびKleter et al. 1998 (American Journal of Pathology, vol. 153, n6, p. 1731-1739)に記載されている。
簡単に言うと、PCRプライマー組は、L1の開いた読み枠に由来する65bpの短いPCRフラグメント(SPF PCR)を産生するために使用される。プロトタイプリサーチINNO−LiPAプライマー組は、10のビオチン標識されたプライマー(SPF10プライマー組と呼ばれる)、すなわちSPF1/2系の6のプライマー(Kleter et al. 1998に記載されている)および4の付加的なプライマー(MY09/11およびGP5+/6+)からなる。
SPF10アンプライマーは変性され、ハイブリダイゼーション条件下で、ニトロセルロース膜ストリップ上に平行線として固定化されたポリ(dT)-テールド(tailed)型特異的オリゴヌクレオチドプローブと共にインキュベートされる。プローブ片は、その後、保持されたハイブリッドの検出のために洗浄される。
INNO-LiPA HPV試験は、少なくとも25のHPV遺伝子型の検出を可能にする(13のHR HPV、すなわちHPV56、51、58、33、52、35、31、16、68、39、59、45、18、ならびに他のHPV、例えば、HPV6、11、34、40、42、43、44、53、66、70、および74)。それは遺伝子型決定ラインプローブアッセイであり、定性的な値である。INNO-LiPA HPV試験は、定量的な分析ではない。
Amplicor HPV試験は、PCRによる標的HPV DNAの増幅を使用し、続いて13のHR HPVの検出のための核酸ハイブリダイゼーションを行う。Amplicor HPV試験は、L1領域内の約165bpの配列を増幅する。プライマー組は12のプライマーからなり、13のHR HPVの最初の群を増幅するために、一般的なコンセンサスプライマーとして設計される。増幅および変性の後、増幅されたHPV配列はマイクロウェルプレート中に分配され、L1捕捉プローブと共にインキュベートされ、ハイブリッドは比色酵素免疫測定法(アビジン-セイヨウワサビペルオキシダーゼ接合体)により検出および可視化される。Amplicor HPV試験は、HC2(登録商標)試験と比較して高い分析特異性を有すると報告されている(偽陰性の結果がより少ない; Poljak et al. 2005, Acta Dermatoven APA, vol. 14, n4, p. 147-152を参照されたい)。
Amplicor HPV試験は感度が高いが、そのHPVスペクトルは、最初にHR HPVであると考えられた13のHPVに限られる。例えば、Amplicor HPV試験は、現在HR HPVであると考えられているHPV66およびHPV53を検出しない。言い換えると、Amplicor HPV試験は、HPV分類または情報における変化または進化に適応するように設計されていない。
さらに、Amplicor HPV試験は定量的な分析ではない。
これらのラインブロットまたはマイクロウェルベースの先行技術は、コンセンサスHPVプライマー、すなわち予め決定された選択された発癌性HPVの組の配列アラインメントおよびこれらのコンセンサス配列の決定の結果として生じるプライマーを使用し、選択された全てのHPVとの十分な類似性または同一性を有し、それらの全てとハイブリダイズする。それ故、コンセンサスプライマーは、予め決定された発癌性HPVのサブセットを増幅するように設計され、他の発癌性HPV(新しくHRになったものまたは非HR発癌性HPV)を増幅することに成功しない。
そのようなコンセンサスアプローチは、プライマー配列を決定する能力により制限され、これまで増大し、進化している所望の標的に十分にハイブリダイズし得る。
1またはいくつかの新規の発癌性HPV株が生じた場合、そのような先行技術のコンセンサスプライマーは、誤った負の結果を与え得る。
また、先行技術のラインブロットまたはマイクロウェルベースの技術のいずれも定量的な性質がない一方、最近の発見は、HPVコピー数が疾患の相および/または重篤度を説明し、および/または癌遺伝子(oncogeny)の分野において診断的および/または予後の値を有することを示す。
実際の癌のリスクレベルまたは実際の癌のグレードにおける情報を与えられないので、定量的な性質の欠如は、臨床的な適用可能性のスペクトルを制限する。
さらに、これらの先行技術のコンセンサスラインブロットまたはマイクロウェルベースの技術によると、検出ステップは付加的且つ長いステップであり、増幅が起こった後、分離されたステップとして行う必要がある。
リアルタイムPCR増幅技術は、HPV16またはHPV18の検出のために近年開発された(Hesselink et al. 2005, Journal of Clinical Microbiology, vol. 43, n9, p. 4868-4871; Gravitt et al. 2003, Cancer Epidemiology, Biomarkers & Prevention, vol. 12, p. 477-484)。
これらのリアルタイムPCRは、FRET(ライトサイクラー)に基づくか、またはTaqManプローブ(アプライドバイオシステムズ)を使用する。
先行技術のラインブロットまたはマイクロウェルベースの技術と比較すると、そのようなリアルタイムPCRは、単一のステップで増幅と検出が結合され、定量化への道が開かれているという利点を有する。
例えば、van Duin et al. 2002 (Int. J. Cancer, vol. 98, n4, p. 590-595)では、HPV16の検出のための定量的なリアルタイムPCR分析について述べられている。
しかしながら、先行技術のリアルタイムPCRプロトコルは、増幅ラン当り1のみのHPVの検出、特にHPV16またはHPV18の単独の検出に限られる。それ故、価値あるリサーチツールであるが、臨床適用可能性が非常に限られる。
HPVのマルチプレックスリアルタイムPCR増幅を開発するための試みがなされてきた。しかしながらこれらの試みは、HPV16、HPV18、HPV45の検出のための二重または三重のリアルタイムPCRに限られる。例えば、Szuhai et al. 2001 (American Journal of Pathology, 159(5): 1651-1660)は、7つの型特異的な分子ビーコン(molecular beacon)を開示しており、いわゆる型特異的な分子ビーコンであり、すなわち、5つのHR HPV分子ビーコン(HPV16、18、31、33、45)および2つのLR HPV分子ビーコン(HPV6、11)であり;Szuhai et al.の表1を参照されたい。これらの分子ビーコンはCPI/CPIIG「ユニバーサル」プライマーにより産生されるアンプリコンの検出に有用であると述べられている。複合的な試みは、Szuhai et al.に開示されているが、二重または三重の分析に限られる(HPV16、HPV18、HPV45)。著者は、「分子ビーコンPCRの多重化能力は3よりも高いにもかかわらず、異なるHPV遺伝子型の数に近づけそうもない」と明示している(第1656頁、右欄、第2段落を参照されたい)。この理由について、著者は、型特異的な分子ビーコンはそれ自体でHPV臨床診断の問題を解決することができず、2つのステップのHPV検出および遺伝子型決定方法に到達するために、それらは一般的なプレスクリーニングHPV検出方法と組み合わせて使用されると結論付けており(例えばSzuhai et al.の図6を参照されたい)、ここでは、型特異的なHPV分子ビーコンPCRは、SybrGreenの一般的なプライマーPCRプレスクリーニングと組み合わせて使用されることが開示されている。
それ故、発明者の知識の限りでは、先行技術は、複合的に行うことができるリアルタイム増幅技術については述べておらず、または提示しておらず、一方で、単一のステップで(増幅+検出)少なくとも13のHR HPVを網羅することができる要求されるHPV検出特異性は保持している。さらに、発明者の知る限りでは、先行技術は、単一のステップ(増幅+検出)で少なくとも5の最も一般的なHR HPV(すなわち、HPV16、18、45、31および33)、好ましくは少なくとも13のHR HPV、より好ましくは少なくとも13のHR HPVならびに他の5つの発癌性HPVを網羅することができ、且つ複合的に実行される場合であっても定量的である、いずれの定量的なリアルタイムHPV増幅技術も開示されていない。
発明の概要
本発明は、増幅によるHPVの検出、より具体的には粘膜型HPVの検出、さらに具体的には粘膜上皮に対して発癌性であり得るHPVの検出に関する。
本発明は、少なくとも5の最も一般的なHR HPV(HPV16、18、45、31、33)、好ましくは少なくとも7のHR HPV、さらに好ましくは5の最も一般的なHR HPVならびに少なくとも2の他のHR HPV、好都合にはA6および/またはA5の群に属する少なくとも2の他のHR HPV(例えばHPV 56、51、33、31、16、45、18)、より好ましくは少なくとも13のHR HPV(HPV 56、51、58、33、52、35、31、16、68、39、59、45、18)、最も好ましくは少なくとも13のHR HPVおよび5の他の発癌性HPV(HPV66、53、82、67、85)の検出を可能にする。
本発明は、増幅プライマー系および検出プローブ系、ならびに本発明の少なくとも1の増幅プライマー系および本発明の少なくとも1の検出プローブ系により生じる増幅−検出系(すなわちリアルタイム増幅系)に関する。
本発明は、本発明の増幅プライマーおよび検出プローブの生成に適した参照鋳型HPV配列、ならびに本発明の少なくとも1の増幅プライマー系を用いたHPV核酸の増幅および任意に、本発明の少なくとも1の検出プローブ系を用いた検出により得られるアンプリコンにも関する。
本発明はさらに、それらの生物学的および薬学的な適用、特に診断および予後の適用、特にCINおよび子宮頸癌の分野における適用に関する。
本発明のHPV増幅方法は、HPV向性および発癌性のアプローチに基づき、先行技術のアプローチとは全く異なり、全く革新的なものである。先行技術の方法が現在まで従っているグローバルコンセンサスアプローチまたは型特異的なアプローチに反して、本発明者らは、HPV群に基づくアプローチを設計し、構築した(本発明者らにより構築された図1に示す系統樹を参照されたい)。本発明者らのHPV群に基づくアプローチによると、増幅プライマー系および検出プローブ系は、粘膜上皮に対して発癌性であり得る少なくとも1のHPV型を含んでなる各HPV群に対して、すなわち少なくともA6、A5、A9およびA7の群に対して提供される。
実際に、本発明者らは、前記HPV群のそれぞれの中からプライマーおよびプローブを作るのに適した適切な標的を選択し、少なくとも5の最も一般的なHR HPV(すなわちHPV16、18、45、31および33)、好ましくは少なくとも7のHR HPV、さらに好ましくは5の最も一般的なHR HPVならびに少なくとも2の他のHR HPV、好都合にはA6および/またはA5の群に属する少なくとも2の他のHR HPV(例えば、HPV56、51、33、31、16、45、18)、より好ましくは少なくとも13のHR HPV、最も好ましくは少なくとも13のHR HPVおよび5の他の発癌性HPV(HPV66、53、82、67、85)を単一のステップ(増幅+検出)で網羅する。
本発明の選択された標的は、参照鋳型配列であり、プライマー(前記選択された標的の一端またはその相補的な配列にハイブリダイズする)、ならびにアンプリコンアニーリングプローブを設計および構築することを可能にし、単一のステップ(増幅+検出)で前記HPVを網羅することを可能にする。
本発明の増幅プライマー系は、A6またはA5またはA9またはA7のHPV群を標的にし、これらの群に属するHPV型をできるだけ多く増幅することが意図される。
本発明の検出プローブ系は、本発明の増幅系により与えられるHPVの増幅により得られるアンプリコンの1つまたはいくつかを検出することを可能にする。それらは、A6および/またはA5および/またはA9および/またはA7の群を標的とし、特に前記増幅プライマー系を用いたリアルタイムでの実行に適応する。
本発明の検出プローブ系は、A6およびA5およびA9およびA7の群により形成されるHPVの組に属する少なくとも1のHPVの一般的な検出、ならびにより正確な検出を可能にするプローブを含んでなる:例えば、
−A6またはA5またはA9またはA7の群に属する少なくとも1のHPVの検出、または
−A6HPV群またはA5HPV群またはA9HPV群またはA7HPV群のサブセットに属する少なくとも1のHPVの検出、または
−少なくとも1の特定のHPV型の検出。
それ故、本発明は、HPVの検出に対する正確さのレベルの優れた適応性を提供する。そのような適応性は、発明者の知る限り、これまでに得られていない。
本発明はさらに、A6および/またはA5および/またはA9および/またはA7を標的とする系を提供し、本発明の少なくとも1の増幅プライマー系と本発明の少なくとも1の検出プローブ系との組み合わせの結果として得られる。
本発明は、特に、A6またはA5またはA9またはA7を標的とする系を提供し、少なくとも1の本発明の増幅プライマー系および少なくとも1の本発明の検出プローブ系を含んでなり、前記少なくとも1の増幅プライマー系および前記少なくとも1の検出プローブ系は同じ群、すなわちA6またはA5またはA9またはA7を標的とする。
本発明の増幅プライマーおよび/または検出プローブ系のほとんどは、3以上のプライマーおよび/または2以上のプローブを含んでなる。それ故、本発明の増幅プライマーおよび/または検出プローブ系のほとんど、および特にA9を標的とする系、およびA7を標的とする系は、すでにそれ自体マルチプレックス系である。
本発明の非常に有利な特徴によると、本発明の群を標的とする系は、シングルチューブ増幅において一緒に使用するのに適している、すなわち、本発明は、少なくとも1のA6を標的とする系、および少なくとも1のA5を標的とする系、および少なくとも1のA9を標的とする系、および少なくとも1のA7を標的とする系をシングルチューブアッセイにおいて一緒に実行することを可能にし、それ故、マルチ-マルチプレックス、すなわち「メガプレックス」増幅および/または検出と呼ばれてよい:例えば、以下の実施例において、説明されている「メガプレックス」は17のプライマーおよび12のプローブを含み、特異性において有意な喪失なく、且つ反応性において有意な喪失なく、シングルチューブアッセイにおいて17の発癌性粘膜型HPVを増幅および検出することができる。
それ故、前記増幅プライマー系および検出プローブ系は、リアルタイムマルチプレックス増幅に特異的に適用される。
発明者の知る限り、少なくとも5の最も一般的なHR HPV、好ましくは少なくとも7のHR HPV、さらに好ましくは5の最も一般的なHR HPVおよび少なくとも2の他のHR HPV、好都合にはA6および/またはA5の群に属する少なくとも2の他のHR HPV(例えば、HPV56、51、33、31、16、45、18)、より好ましくは少なくとも13のHR HPVのリアルタイムマルチプレックス増幅を可能にする先行技術はない。
好都合には、本発明は、シングルチューブアッセイにおいて、少なくとも18の発癌性粘膜型HPV、すなわち13のHR HPVならびに5の他の発癌性HPV(HPV66、53、82、67、85)の検出を可能にする。
本発明のさらなる有益な側面は、特にHPVウイルス負荷定量化に適用されることである。本発明のHPV方法は、シングルチューブマルチプレックスにおける実行の場合でも特異的且つ定量的のまま行うことが可能である。
増幅プライマー系および検出プローブ系は、特に、リアルタイムの定量的なマルチプレックス増幅に適用され、この能力は、少なくとも1のA6を標的とする系、および少なくとも1のA5を標的とする系、および少なくとも1のA9を標的とする系、および少なくとも1のA7を標的とする系を含んでなる「メガプレックス」モードで、シングルチューブアッセイにおいて一緒に実行した場合でも保持される。
本発明者の知る限りにおいて、前記少なくとも5の最も一般的なHR HPV、好ましくは少なくとも7のHR HPV、さらに好ましくは5の最も一般的なHR HPVならびに少なくとも2の他のHR HPV、好都合にはA6および/またはA5の群に属する少なくとも2の他のHR HPV(例えば、HPV56、51、33、31、16、45、18)、より好ましくは少なくとも13のHR HPV、より好ましくは少なくとも13のHR HPVおよび5の他の発癌性HPV(HPV66、53、82、67、85)のリアルタイムの定量的なマルチプレックス増幅を可能にする先行技術はない。
本発明の増幅プライマー系および検出プローブ系は、全て、HPV発癌性の群に基づくアプローチに従って設計および構築され、同一のアッセイチューブにおいて一緒に実行するのに適しているという特別な技術的特徴を有する。
より具体的には、それらは、少なくとも5の最も一般的なHR HPV型、好ましくは少なくとも7のHR HPV(例えば、HPV56、51、33、31、16、45、18)、さらに好ましくは5の最も一般的なHR HPVならびに少なくとも2の他のHR HPV、好都合にはA6および/またはA5の群に属する少なくとも2の他のHR HPV(例えば、HPV56、51、33、31、16、45、18)、より好ましくは少なくとも13のHR HPV、より好ましくは少なくとも18の発癌性粘膜型HPV(すなわち、少なくとも13のHR HPV、および5の他の発癌性HPV、例えば、HPV66、53、82、67、85)を網羅するリアルタイム「メガプレックス」の実行を、シングルチューブアッセイにおいて可能にし、HPV検出の質的な精度において有意な低下を伴わない。
本発明の増幅プライマー系および検出プローブ系は、さらに、リアルタイム「メガプレックス」増幅を可能にするのに十分均質である特異性、Ctおよび反応性のレベルを示し、それは定量的な値である。
本発明の群に基づくアプローチは、さらに、それらの固有の設計が突然変異誘発により生じ得る発癌性HPV「ニューカマー」の検出に適したものになるように、増幅および/または検出系に適応性を与える。
本発明の群に基づくアプローチは、臨床的な診断のための使用においても適応性を与える:ユーザーにより作られるプローブ系の選択に依存し、HPV検出における精度レベルは、A6およびA5およびA9およびA7の群により形成される組に属する少なくとも1のHPVの検出を示す一般的な反応から、少なくとも1の特定のHPV型の検出を示す非常に正確な反応の範囲であってよい。本発明者の知る限りにおいて、そのような適応性は今までに得られていない。
本発明の群に基づくアプローチは、さらに、多感染および/または共感染の場合に精度を与えるのに適している。
そのような達成は、先行技術のHPV検出系と比較して技術的な進歩を表すと信じる。
リバースプライマーを含む図中の全ての配列は、5’から3’配向で収載されている。参照HPV配列における開始点および終結点は、増加する値の順番で与えられる。それ故:
−プライマーに関して:開始点および終結点は、プライマーの配列が対応する参照HPV断片の開始点および終結点(フォワードプライマーの場合)、またはプライマーがアニールする参照HPV標的断片の開始点および終結点(リバースプライマーの場合)である;
−プローブに関して:プローブおよびその相補的な配列は、少なくともシンプレックス増幅において、均等な機能を有し、開始点および終結点は、プローブの配列が対応する参照HPV断片の配列、またはプローブがアニールする参照HPV標的断片の配列である。
発明の詳細な説明
本発明は、先行技術とは全く異なり、真に新しいアプローチに基づく。本発明は、先行技術の欠点を克服し、特に臨床的な適用可能性、性能、信頼性および適応性の点において多数の利点を有する。
上記「背景技術」において述べたように、先行技術のプライマーは、必要な、または望ましい、またはできるだけ多くの粘膜HPV配列の古典的なアラインメント(例えば13HR HPVの直接アラインメント)により、型特異的なプライマーまたは一般的なコンセンサスプライマーとして設計される。
それに対して、本発明のプライマーはHPV群(=HPV属)により設計される。
実際に、本発明者はHPVの系統発生を分析し、図1に示す結果の系統樹を作成した。
本発明者は、粘膜上皮の発癌に関与する1つのHPVサブファミリー、すなわちサブファミリーAを選択した。彼らはさらに、HPVサブファミリーAの代表であるHPV型の組を選択した。この代表的な組は、35の異なるHPV型で構成され、そのうちの18の型は少なくとも潜在的に発癌性のHPVである粘膜HPVであり(すなわち、13のHRとして既知の13のHPV;2つの潜在的なHR HPVであるHPV53およびHPV66;および発癌の可能性を有すると考えられている3つの他のHPVであるHPV82、HPV67およびHPV85)、残りの17の他のHPV型は、これまでに非発癌性HPVとして既知である(図1を参照されたい)。
それ故、本発明者は、粘膜上皮に向性を有し、少なくとも潜在的に発癌性のHPVであるこれらのHPVは、A6、A5、A9およびA7の群に分類されるという結論を出した(図1を参照されたい)。より正確には、前記粘膜発癌性HPVは以下のように分類される:
−A6群(HPV66、HPV56、HPV53);
−A5群(HPV51、HPV82);
−A9群(HPV58、HPV33、HPV67、HPV52、HPV35、HPV31、HPV16);
−A7群(HPV68、HPV39、HPV85、HPV59、HPV45、HPV18)。
「少なくとも潜在的に発癌性であるHPV」とは、前記HPVが発癌性であるとして既知である(13HR HPVと通常呼ばれる13のHPVならびにHPV66、HPV53、およびHPV82のような他の発癌性HPV)か、または少なくとも数人の著者により潜在的に発癌性であるとして述べられているか(例えばHPV85)、または将来的に腫瘍粘膜に付随すると述べられることを意味する。
群による設計は、本発明の全ての産物により共有される特別な特徴である。
少なくとも5の最も一般的なHR HPV型、好ましくは少なくとも7のHR HPV、さらに好ましくは5の最も一般的なHR HPVならびに少なくとも2の他のHR HPV、好都合にはA6および/またはA5の群に属する少なくとも2の他のHR HPV(例えば、HPV56、51、33、31、16、45、18)、より好ましくは少なくとも13のHR HPV型をシングルチューブ実験で網羅することに加えて、本発明により与えられる手段は、患者が有し得る特定の変種を検出する可能性がある。それ故、本発明の方法は、いずれの先行技術の方法よりもずっと安全である。
複数のHPV感染の場合、いくつかのHPV型が集められたサンプル中に存在する。その場合競合する効果が観察され、1つのHPV型は同じコンセンサスプライマーについてのもう1つの型と競合する。最初にプライマーが両方のHPVとハイブリダイズするように設計されても、競合するHPVの検出は妨害され得る。
本発明はさらに、特異性および感受性において損失なく、複数感染および/または共感染の場合の分析を可能にする利点を有する。
本発明は、増幅プライマー系および検出プローブ系、および医薬組成物、生物学的組成物、ならびに少なくとも1の前記増幅系および検出系を含んでなる検出キットに関する。本発明は、HPV検出の方法にも関し、少なくとも1の本発明の増幅プライマー系により少なくとも1のHPV核酸断片を増幅することを含んでなり、任意に、産生されたアンプリコンを本発明の少なくとも1の検出プローブにより検出することを含んでなる。
本発明のHPV検出方法は、特に、HPVに関連する疾患または状態の診断、そのようなHPVに関連する疾患または状態の予後またはリスク評価、そのようなHPVに関連する疾患または状態の進展のモニタリング、抗HPV薬または治療、例えば抗HPVワクチンもしくは抗HPVワクチン候補(例えば、抗HPV16および/または抗HPV18および/または抗HPV45ワクチン、もしくはワクチン候補)の効果のモニタリングに対して有用である。
前記HPVに関連する疾患または状態は、HPVに関連する疾患または状態のいずれかであり、特にHPVに関する新生物形成(例えば子宮頸部上皮新形成)または子宮頸癌のような癌である。
本発明は、A6群の発癌性HPV、および/またはA5の発癌性HPV、および/またはA9の発癌性HPV、および/またはA7の発癌性HPVを標的とする増幅プライマー系および検出プローブ系を提供する。
本発明の増幅および/または検出系はマルチプレックス系であり、3以上のプライマーおよび/または2以上のプローブを含んでなる。特に、A9を標的とする系およびA7を標的とする系の場合である。
各増幅プライマー系は、特異性における有意な損失なく、シングルチューブ増幅アッセイで他の群の増幅プライマー系と共に実行することができる。それ故、本発明の少なくとも1のA6を標的とする増幅プライマー系および本発明の少なくとも1のA5を標的とする増幅プライマー系および本発明の少なくとも1のA9を標的とする増幅プライマー系および本発明の少なくとも1のA7を標的とする増幅プライマー系は、特異性における有意な損失なく、シングルチューブ増幅アッセイで一緒に使用され得る。
各増幅プライマー系について、本発明は少なくとも1の検出プローブ系を提供し、増幅および検出系を形成する(すなわちリアルタイム増幅系)。
本発明の各検出プローブ系は、特異性における有意な損失なく、シングルチューブアッセイで、対応する増幅プライマー系と共に実行することができ、リアルタイムHPV増幅および検出を可能にする。
本発明は、以下の群を標的とする増幅および検出系を提供する:
−いくつかのA6を標的とする増幅および検出系
−いくつかのA5を標的とする増幅および検出系
−いくつかのA9を標的とする増幅および検出系
−いくつかのA7を標的とする増幅および検出系。
各増幅および検出系は、特異性における有意な損失なく、シングルチューブアッセイにおいて、他の群の増幅系および検出系と共に実行することができ、粘膜上皮に対する向性を有し、少なくとも潜在的に発癌性のHPVであるHPVのシングルチューブマルチ-マルチプレックス(または「メガプレックス」)リアルタイム増幅および検出を可能にする。
それ故、本発明の少なくとも1のA6を標的とする増幅系および検出系、ならびに本発明の少なくとも1のA5を標的とする増幅系および検出系、ならびに本発明の少なくとも1のA9を標的とする増幅系および検出系、ならびに本発明の少なくとも1のA7を標的とする増幅系および検出系は、特異性における有意な損失なく、シングルチューブ増幅アッセイで一緒に使用することができる。
本発明は、特にマルチプレックスまたはマルチ-マルチプレックスの実行に適応する系を提供する一方、シンプレックスモードでの本発明の系の実行も、もちろん本発明に包含される。
本発明の増幅系および検出系は、さらに、定量的なHPV増幅および検出を可能にするのに十分均質的であるCtおよび反応性のレベルを有する。それ故、本発明は、1以上の粘膜HPVの存在をシングルチューブアッセイで同定すること、ならびにウイルスHPV負荷を決定することを可能にする。本発明の定量的な性質は、「メガプレックス」モードで実行された場合でも保持される。
本発明は、群を標的とする増幅系および/または検出系、ならびに粘膜HPVの検出のためのそれらの使用に関し、前記群を標的とする増幅および/または検出系は、マルチプレックス(実際にはマルチ-マルチプレックス、すなわち「メガプレックス」)増幅およびそれらのリアルタイム検出に適しているという特別な技術的特徴を有し、それ故、これら系は、
少なくとも5の最も一般的なHR HPV(すなわち、HPV16、18、45、31、33)、
好ましくは、少なくとも7のHR HPV、
さらに好ましくは、5の最も一般的なHR HPVならびに少なくとも2の他のHR HPV、好都合にはA6および/またはA5の群に属する少なくとも2の他のHR HPV(例えば、HPV56、51、33、31、16、45、18)、
さらに好ましくは、HR HPVとして既知の少なくとも13のHPV(HPV56、51、58、33、52、35、31、16、68、39、59、45および18)、
より好ましくは、少なくとも13のHPVならびにHPV66、82、67、85および53の中の少なくとも1、
さらに好ましくは、少なくとも13のHPVならびにHPV66、82、67、85および53の中の少なくとも2、
さらに好ましくは、少なくとも13のHPVならびにHPV66、82、67、85および53の中の少なくとも3、
最も好ましくは、少なくとも13のHPVならびにHPV66、82、67、85および53の中の少なくとも4、特に前記13のHR HPVおよびHPV型66、82、67、85からなる少なくとも17の粘膜HPV、
さらに最も好ましくは、少なくとも13のHPVならびに少なくとも5のHPV型66、82、67、85、および53
のシングルチューブアッセイにおける検出を可能にする。
本発明の群を標的とする増幅系および/または検出系は、さらに、そのようなリアルタイム「メガプレックス」増幅を定量的にすることを可能にする特別な技術的特徴を有する。
上述したように、本発明の増幅系および検出系は、真に新しい群に基づくアプローチに基づく。
実際に、先行技術の一般的なコンセンサス技術によると、プライマー(「ユニバーサル」プライマーとも呼ばれる)の設計は、増幅される全てのHPV配列、例えば13のHR HPVのアラインメント、および13HPVのできるだけ多くを標的とするコンセンサス配列の決定により行われる。それ故、そのようなコンセンサス配列は、後期コード領域(例えば遺伝子L1)のような保存された遺伝子または領域において見られ、同様の保存された遺伝子または領域は増幅されるHPVの組全体に対して選択される。
それに反して、本発明者はHPV群毎の設計を行った、すなわち彼らは、各HPV群に対して適切な標的を選択した。具体的には、彼らは、初期コード領域の遺伝子、より具体的には遺伝子E1、E2、E6、E7を選択した。本発明者は、各望ましいHPV群に対して特定の標的を設計した。
例えば、群A5に対して設計されたプライマーは、遺伝子E7、E1中にそれらの標的を有し;群A6に対して設計されたプライマーは、遺伝子E6、E7中にそれらの標的を有し;群A7に対して設計されたプライマーは、遺伝子E1中にそれらの標的を有し;群A9に対して設計されたプライマーは、遺伝子E1、E2中にそれらの標的を有する。本発明の例示的な標的は、図2A(A5およびA6群)ならびに2B(A7およびA9群)に示されている。
それ故、本発明者は、A5、A6、A7およびA9の群のそれぞれに対して参照鋳型配列を選択し、A5参照鋳型配列は遺伝子E7およびE1からなる領域内にあり、A6参照鋳型配列は遺伝子E6およびE7からなる領域内にあり、A7参照鋳型配列は遺伝子E1内にあり、A9参照鋳型配列は遺伝子E1およびE2からなる領域内にある。
プライマーは、前記標的(またはそれらに相補的な配列)の一端にハイブリダイズするように設計および構築され、それによりプライマー対は前記標的(またはそれらに相補的な配列)の各端にアニールする。
プローブは、前記参照鋳型配列の1つにアニールするように設計および構築され、それ故、各プローブは、本発明のプライマー系により作られたアンプリコンの少なくとも1にアニールする。
本発明の増幅プライマー系は、少なくとも2のプライマーを含んでなる。
本発明の検出プローブ系は、少なくとも1のプローブを含んでなる。
本発明の増幅プライマー系は、好ましくは、A6またはA5またはA9またはA7の群に属するHPV、すなわち発癌性HPVを増幅する。
本発明者は、さらに、A5およびA6およびA7およびA9の群により形成されるHPVの組に特異的な増幅プライマー系を作ることに成功した。これら本発明の増幅プライマー系は、A5、A6、A7、A9以外の群に属するいずれのHPVも増幅しない。実際に、本発明のほとんどのプライマー系は、A6およびA5およびA9およびA7の群により形成されるHPVの組に特異的である。
さらに、本発明の増幅プライマー系のほとんどは、それらが標的とする群に特異的である、すなわち、本発明のほとんどのプライマー系は、A6またはA5またはA9またはA7の群に特異的であり:与えられる増幅系のほとんどのプライマーは、他のHPV群に属するいずれのHPVも増幅することなく、同じHPV群の1以上のHPVを増幅する。
A5およびA6およびA7およびA9により形成されるHPVの組に特異的でない本発明のプライマー系は、前記群のHPVに由来しない核酸、すなわち非発癌性HPVを増幅し得る。しかしながら、そのような場合、本発明のプライマー系はこれらの非標的アンプリコンに対して非常に低い増幅効率を示す(すなわち、それらは、A5および/またはA6および/またはA9および/またはA7の群のHPVに対して得られるよりもずっと低いPCR効率を導き、それ故定量的でない)。
本発明の群を標的とするプライマー系を同じ群を標的とする本発明のプローブ系と組み合わせた場合、その結果として得られる群を標的とするリアルタイム増幅系は、A5およびA6およびA9およびA7の群により形成されるHPVの組に特異的である:そのようなリアルタイム増幅系は、A5またはA6またはA9またはA7に属さないHPVを検出しない。さらに、これらリアルタイム増幅系のほとんどは、それらが標的とする群に特異的である。
本発明の唯一のリアルタイム増幅は、***叉の反応性を有する:以下の実施例において系Cと呼ばれている群A9に対して設計されたリアルタイム増幅プライマー系は、A9群の7のHPV型およびA6群に属する発癌性HPVであるHPV53を検出し(HPV53は、潜在的にHR HPVである);しかしながら、このA9群の系Cは試験された42のHPVの中の他のいずれのHPVも検出しない(HPV53以外のA6群HPV;A5群HPV;A11群HPV;A7群HPV;A4群HPV;A3群HPV)。
いずれの場合にも、本発明のリアルタイム増幅系はヒト核酸であり得る核酸を検出する。
A6、A5、A9、またはA7の群に属するいずれかのHPVを増幅することが望まれる場合、本発明の増幅プライマー系のほとんどは、実際に、2より多いプライマー、すなわち少なくとも3のプライマーを含んでなる。
例えば、A6またはA5群を標的とする増幅プライマー系は、HPV56および任意にHPV66(A6群について)、またはHPV51および任意にHPV82(A5群について)を増幅するためのプライマー対のみを必要とする。しかし、A9またはA7群を標的とするこのような増幅プライマー系は、群のHPVスペクトルの完全な被覆を望む場合、A9群の6または7のHPV型、またはA7群の5または6のHPV型を増幅しなければならない。そのような場合において、本発明のA9またはA7を標的とする増幅系は、例えば、少なくとも3または4のフォワードプライマー、および2、3、4、5、またはそれ以上のリバースプライマーを含んでよい。そのようなA9またはA7を標的とする増幅プライマー系は、それ故、それ自体既にマルチプレックス系である。
もちろん、増幅されるHPVの範囲を限定したい当業者は、彼/彼女が増幅したいHPVの型または株に依存して、いくつかのフォワードおよび/またはリバースプライマーを選択してよい。
同様に、A6、A5、A9、またはA7の群に属するいずれかのHPVを検出したい場合、本発明の検出プローブ系のほとんどは、実際に、1より多いプローブ、すなわち少なくとも2のプローブを含んでなる。
例えば、A6またはA5群を標的とする検出プローブ系は、HPV56および任意にHPV66(A6群)、またはHPV51および任意にHPV82(A5群)を検出するためのプローブのみを必要とする。しかし、A9またはA7群を標的とするこのような検出プローブ系は、特にHPV群の範囲の完全な被覆および同時のHPVの群または型の識別が望まれる場合、検出されるHPVの型または株当り1つのプローブを含んでよい。A9またはA7を標的とする検出プローブ系は、少なくとも4もプローブ、例えば、4、5、または6のプローブを含んでなる。
上述したように、本発明の全ての検出プローブ系は、リアルタイム検出に適用され、まさに同じチューブ内で対応する増幅プライマー系と共に実行することができる。
以下の実施例において、本発明のいくつかのA6、A5、A9およびA7を標的とする増幅および/または検出系について述べている。
これらの実施例において、表12〜表88が示されている:
−表12〜35:これらの表は、参照アンプリコンの配列番号および位置(これらの参照鋳型アンプリコンの配列は、最後の表の後、すなわち「特許請求の範囲」の前にも示されている)、本発明の実例となる群を標的とする系のフォワードプライマー、リバースプライマー、プローブ、ビーコンプローブを与える;
−表35〜50:これらの表は、本発明のプライマーおよびプローブにより示されるヌクレオチドのミスマッチの数を示し(50のHPV型のアラインメント);空のボックスは、整合する配列アラインメントがないことを意味する;
−表51〜68:本発明の検出系の特異性;
−表69〜82:系の反応性;
−表83〜88:「メガプレックス」の特異性および反応性;
−表89:HPVゲノム配列の一覧。
参照ゲノムは、各HPV群について選択され、すなわち:
−A5群:参照ゲノムは、受付番号NC_001533.1で入手可能なHPV51のゲノム配列である、
−A6群:参照ゲノムは、受付番号NC_001594.1で入手可能なHPV56のゲノム配列である、
−A7群:参照ゲノムは、受付番号NC_001357.1で入手可能なHPV18のゲノム配列である、
−A9群:参照ゲノムは、受付番号NC_001526.1で入手可能なHPV16のゲノム配列である。
以下の表において、「アドレス」という用語は、参照ゲノムにおけるヌクレオチドの位置を意味する。より正確には:
−アドレスXを有するフォワードプライマーは、単離されたオリゴヌクレオチドであり、前記参照ゲノムにおける位置Xから開始する参照ゲノムの断片の配列またはそのような断片の配列の変形である配列を有する(以下の表のミスマッチ数を参照されたい);
−アドレスXを有するリバースプライマーは、単離されたオリゴヌクレオチドであり、前記参照ゲノムにおける位置Xで終結する参照ゲノムの断片の配列またはそのような断片の配列の変形に相補的な配列を有する(以下のミスマッチ数の表を参照されたい);
−アドレスXを有するプローブは、単離されたオリゴヌクレオチドであり、その配列は、前記参照ゲノムにおける位置Xから開始する参照ゲノムの断片の配列であるか、そのような断片の配列の相補的な配列であるか(この断片の配列の全長に渡って)、またはそのような断片の配列もしくはそのような相補的な断片の配列の変形(以下のミスマッチ数の表を参照されたい)。
結果として、与えられた系から、アドレスXfを有するフォワードプライマーおよびアドレスXrを有するリバースプライマーからなるように選択されたプライマー対が、核酸増幅に対して好ましい条件下、その参照HPVゲノムにおいて実行された場合、このプライマー対は、前記参照HPVゲノムにおける位置Xfから位置Xrにわたる配列からなるアンプリコン(開始点および終結点が含まれる)を前記HPV参照ゲノムから増幅する。
核酸増幅に好ましい条件下、このプライマー対が参照HPVゲノムではないが参照HPVゲノムと同じ群に属する与えられたHPVゲノムにおいて実施された場合、このプライマー対は、前記与えられたHPVゲノムの断片の配列と一致し、配列アラインメントによると、前記参照HPVゲノムにおける位置Xfから位置Xrに渡る断片に対応するアンプリコンを前記与えられたHPVゲノムから増幅する。
与えられたHPVゲノムの断片であり、配列アラインメントによるとHPV参照ゲノムの断片Bに対応する断片Aの場合、前記断片Aは前記断片Bと同じ長さを有し、前記与えられたHPVゲノム内の前記断片Aの開始点および終結点は、前記与えられたHPVゲノムの断片中にあり、前記断片Bと同じ長さを有し、前記断片Aは、断片Bの核酸配列とのグローバルアラインメントにより決定した場合、前記断片Bのヌクレオチド配列と比較して最も同一のスコアを与える断片であることを意味する。
以下のようにも理解できる:
−アドレスXfおよび長さLfを有するフォワードプライマーは、単離されたオリゴヌクレオチドであり、前記参照ゲノムにおける位置Xfから開始し、前記参照ゲノムにおけるXf+Lf−1の位置で終結する参照ゲノムの断片の配列またはそのような断片の配列の変形の配列である配列を有する(以下に示すアラインメントを参照されたい);
−アドレスXrおよび長さLrを有するリバースプライマーは、単離されたオリゴヌクレオチドであり、前記参照ゲノムにおける位置Xr−Lr−1から開始し、位置Xrで終結する参照ゲノムの断片の配列またはそのような断片の配列の変形に相補的である配列を有する(以下に示すアラインメントを参照されたい);
−アドレスXpおよび長さLpを有するプローブは、単離されたオリゴヌクレオチドであり、その配列は、前記参照ゲノムにおける位置Xpから開始し、位置Xp+Lp−1で終結する参照ゲノムの断片の配列か、またはそのような断片の配列に相補的な配列であるか、またはそのような断片の配列もしくはそのような相補的な断片の配列の変形である(以下に示すアラインメントを参照されたい)。
本発明は、少なくとも1のHPV標的の核酸増幅のための方法に関し、前記HPVは、粘膜上皮に向性を有し、少なくとも潜在的に発癌性であり、好ましくは少なくとも1の発癌性肛門性器HPV標的であり、最も好ましくは少なくとも1の発癌性子宮頸HPVである。本発明の増幅方法は、少なくとも2のプライマーを用いて、前記少なくとも1のHPV標的から少なくとも1のアンプリコンを作るステップを含んでなる。
本発明の有利な実施形態によると、本発明の増幅方法はリアルタイムマルチプレックス増幅方法であってよく、前記少なくとも2のプライマーにより作られるアンプリコンにアニールし得る少なくとも1のプローブを含んでなる。
本発明は、粘膜上皮に対して向性を有し、少なくとも潜在的に発癌性のHPVであり、好ましくは少なくとも1の発癌性肛門性器HPVであり、最も好ましくは少なくとも1の発癌性子宮頸HPVである、サンプル中の少なくとも1のHPVを検出する方法に関する。本発明の検出方法は、本発明の核酸増幅の方法により増幅された少なくとも1の核酸HPV標的の検出を含んでなる。
本発明は、少なくとも1のアンプリコンが前記サンプルまたはその核酸から、本発明の少なくとも2の増幅プライマーおよび/または本発明の少なくとも1の増幅プライマー系により増幅されて作られたかどうかを検出することにより、粘膜上皮に対して向性を有し、少なくとも潜在的に発癌性のHPVであり、好ましくは少なくとも1の発癌性肛門性器HPVであり、最も好ましくは少なくとも1の発癌性子宮頸HPVであるサンプル中の少なくとも1のHPVを検出する方法に関する。
少なくとも1のアンプリコンの産生は、粘膜上皮に対して向性を有し、少なくとも潜在的に発癌性のHPVであり、好ましくは少なくとも1の発癌性肛門性器HPVであり、最も好ましくは少なくとも1の発癌性子宮頸HPVが前記サンプル中に存在することを示す。
本発明の有利な実施形態によると、少なくとも1のアンプリコンが作られるかどうかの決定は、好ましくは少なくとも1の本発明のプローブおよび/または少なくとも1の本発明のプローブ系と共に、リアルタイムマルチプレックス増幅で行われ得る。
本発明は、粘膜上皮に対して向性を有し、少なくとも潜在的に発癌性であり、好ましくは少なくとも1の発癌性肛門性器HPVであり、最も好ましくは少なくとも1の発癌性子宮頸HPVであるサンプル中の少なくとも1のHPVを検出する、以下を含んでなる方法に関する:
−前記サンプルまたはその核酸物質を、前記プライマーによる少なくとも1のアンプリコンの産生に適した条件下(すなわち、検出されるべき前記少なくとも1のHPVが前記サンプル中に存在する場合、前記HPVから少なくとも1のアンプリコンを前記プライマーを用いて作ることができる条件下)で、少なくとも2の本発明の増幅プライマーおよび/または少なくとも1の本発明のプライマー系と接触させることと、
−少なくとも1のアンプリコンが前記プライマーにより作られたかどうかを決定することと(例えば、少なくとも1の検出プローブを用いて、好ましくは本発明の少なくとも1のプローブおよび/または本発明の少なくとも1の検出プローブ系を含むリアルタイム増幅で)、
少なくとも1のアンプリコンの産生は、粘膜上皮に対して向性を有し、少なくとも潜在的に発癌性HPVであり、好ましくは少なくとも1の発癌性肛門性器HPVであり、最も好ましくは少なくとも1の発癌性子宮頸HPVである少なくとも1のHPVが前記サンプル中に存在することを示す。
「核酸物質を含有するサンプル」とは、少なくとも1の核酸を含有するサンプル、例えば、細胞培養、または動物もしくはヒト、例えば女性のヒトから集めたサンプルのような生物学的なサンプル、好ましくは子宮頸部から集めたサンプルを意味する。
前記サンプルは、任意に、当業者に既知の技術によりさらに処理および/または精製され、増幅効率および/または定性的な正確性および/または定量的な正確性が改善されてよい。前記サンプルは、もっぱら、または本質的に核酸からなり、精製、単離、または化学的合成により得られる。手段は、DNAのような核酸を単離または精製したい、例えば子宮頸部の切屑からDNAを単離または精製したい当業者に利用可能である(例えば、QIAamp-DNA Mini-Kit; Qiagen, Hilden, Germany)。
それ故、本発明の検出方法は、
少なくとも5の最も一般的なHR HPV(すなわち、HPV16、18、45、31、33)、
好ましくは、少なくとも7のHR HPV、
さらに好ましくは、5の最も一般的なHR HPVならびに少なくとも2の他のHR HPV、好都合には、A6および/またはA5の群に属する少なくとも2の他のHR HPV(例えば、HPV56、51、33、31、16、45、18)、
さらに好ましくは、HR HPVとして既知の少なくとも13のHPV(HPV56、51、58、33、52、35、31、16、68、39、59、45および18)、
より好ましくは、少なくとも前記13のHPVならびにHPV型66、82、67、85、および53の中の少なくとも1、
さらにより好ましくは、少なくとも前記13のHPVならびにHPV型66、82、67、85、および53の中の少なくとも2、
さらにより好ましくは、少なくとも前記13のHPVならびにHPV型66、82、67、85、および53の中の少なくとも3、
最も好ましくは、少なくとも前記13のHPVならびにHPV型66、82、67、85、および53の中の少なくとも4、特に前記13HR HPVおよびHPV型66、82、67、85からなる少なくとも17の粘膜HPV、
さらに最も好ましくは、少なくとも13のHPVならびに少なくとも5のHPV型66、82、67、85、および53、
のリアルタイムマルチプレックス検出、好ましくはリアルタイムの定量的なマルチプレックス検出をシングルチューブアッセイで可能にする。
本発明は、本発明の検出方法、および/または本発明のプライマーおよび/またはプローブの全ての医学的、生物学的、薬学的な適用にも関する。
本発明は、子宮頸部の新形成または癌の診断または予防のための方法に関し、本発明の方法、例えば患者から集めたサンプルに前記方法を実施することにより、少なくとも1のHPVの存在、発生、残留性、または細胞的な広がりを決定することを含んでなり、陽性の決定は、子宮頸部の新形成もしくは癌があること、またはそのような状態もしくは疾患の一般化されたリスクがあることを示す。
本発明は、抗HPV16および/または18および/または45治療、薬物、候補治療または候補薬物のような抗HPV治療もしくは薬物、または抗HPV候補治療もしくは薬物の効果をモニタリングするための方法にも関し、本発明の検出方法により、少なくとも1のHPVの非再発、非残留、消滅、または細胞的な広がりにおける減少を導く前記治療、薬物、候補治療または候補薬物を決定することを含んでなり、それによる陽性の決定は、前記治療、薬物、候補治療または候補薬物が有効な抗HPV薬であることを示す。
本発明は、抗HPV薬を製造する方法にも関し、該方法は、
−少なくとも1の抗HPV候補薬物を提供することと、
−前記少なくとも1の候補抗HPV薬を細胞培養または非ヒト動物に投与することと(前記細胞培養または動物は少なくとも1の子宮頸部の新形成または癌であるか、含んでなる)、
−前記候補抗HPV薬が前記少なくとも1の新形成または癌の退行または消滅を引き起こすかどうかを本発明のHPV検出方法により決定することと
を含んでなり;
それによる陽性の決定は、前記候補薬物が効果的な抗HPV薬であることを示す。
上述したように、本発明はHPV増幅および検出方法であって、リアルタイムおよびマルチプレックスで実行することができ、すなわち、単一の操作ステップで標的の増幅と検出を組み合わせ、特異性における有意な損失なく、単一の操作ステップで粘膜HPVの検出を可能にする方法を提供する。
さらに、本発明の増幅および検出系は、リアルタイムの定量的なマルチプレックスHPV検出を可能にするのに十分に均質性があるCtおよび反応性のレベルを有する。
本発明によると、前記増幅プライマーは以下を含んでよい:
−A6群の発癌性HPVを標的とすることが意図された少なくとも2のプライマー(前記少なくとも2のA6を標的とするプライマーはオリゴヌクレオチドであり、14〜30のヌクレオチド、好ましくは15〜29、より好ましくは16〜28、最も好ましくは17〜25のヌクレオチドからなり、その配列は、HPV56のE6およびE7遺伝子からなるA6を標的とする領域からの少なくとも1の90〜390ヌクレオチドの核酸、好ましくは95〜385ヌクレオチド、より好ましくは100〜379ヌクレオチドの核酸の増幅において、それぞれフォワードプライマーおよびリバースプライマーとして使用するのに適している)、および/または
−A5群の発癌性HPVを標的とすることが意図された少なくとも2のプライマー(前記少なくとも2のA5を標的とするプライマーはオリゴヌクレオチドであり、14〜30のヌクレオチド、好ましくは15〜29、より好ましくは16〜28、最も好ましくは17〜25のヌクレオチドからなり、その配列は、HPV51のE7およびE1遺伝子からなるA5を標的とする領域からの少なくとも1の少なくとも90〜240ヌクレオチドの核酸、好ましくは100〜230ヌクレオチド、より好ましくは106〜225ヌクレオチドの核酸の増幅において、それぞれフォワードプライマーおよびリバースプライマーとして使用するのに適している)、および/または
−A9群の発癌性HPVを標的とすることが意図された少なくとも2のプライマー(前記少なくとも2のA9を標的とするプライマーはオリゴヌクレオチドであり、14〜30のヌクレオチド、好ましくは15〜29、より好ましくは16〜28、最も好ましくは17〜25のヌクレオチドからなり、その配列は、以下のA9群のHPVのそれぞれのE1およびE2遺伝子:HPV58、HPV33、HPV52、HPV35、HPV31およびHPV16、好ましくは前記A9群のHPVのそれぞれのE2遺伝子からなるA9を標的とする領域からの少なくとも1の少なくとも80〜260ヌクレオチドの核酸、好ましくは85〜250ヌクレオチド、より好ましくは88〜241ヌクレオチドの核酸の増幅において、それぞれフォワードプライマーおよびリバースプライマーとして使用するのに適している)、および/または
−A7群の発癌性HPVを標的とすることが意図された少なくとも2のプライマー(前記少なくとも2のA7を標的とするプライマーはオリゴヌクレオチドであり、14〜30のヌクレオチド、好ましくは15〜29、より好ましくは16〜28、最も好ましくは17〜25のヌクレオチドからなり、その配列は、以下のA7群のHPV:HPV68、HPV39、HPV59、HPV45、およびHPV18のそれぞれのE1遺伝子からなるA7を標的とする領域からの少なくとも1の少なくとも100〜220ヌクレオチドの核酸、好ましくは120〜215ヌクレオチド、より好ましくは125〜209ヌクレオチドの核酸の増幅において、それぞれフォワードプライマーおよびリバースプライマーとして使用するのに適している。
前記A6またはA5またはA9またはA7標的領域から増幅される核酸は、前記HPVにおいて、A6またはA5またはA9またはA7参照鋳型の核酸配列にそれぞれ対応する。それ故、これらの増幅された核酸は、通常、それぞれの参照鋳型配列と高い程度の同一性を有し、例えば、前記それぞれの参照鋳型配列の全長に渡って少なくとも80%、好ましくは少なくとも85%、より好ましくは少なくとも90%、最も好ましくは少なくとも95%の同一性を有する。
核酸とは、ここでは好ましくはDNAを意味する。
好ましくは、1つのHPV群を標的とすることが意図された少なくとも2のプライマーは、3の他の群を標的とすることが意図された少なくとも2のプライマーとは異なる。
前記少なくとも2のA6を標的とするプライマーは、完全に前記A6群のHPV(すなわちHPV56)のそれぞれのE6遺伝子内にあるか、または完全に前記A6群のHPVのそれぞれのE7遺伝子内にあるか、またはE6およびE7遺伝子と重複し、例えば、E6を標的とするフォワードプライマーおよびE7を標的とするリバースプライマー、もしくはその逆である。好ましくは、前記少なくとも2のA6を標的とするプライマーは、E6およびE7遺伝子と重複する配列を標的とし、例えば、E6を標的とするフォワードプライマーおよびE7を標的とするリバースプライマー、もしくはその逆である。
前記少なくとも2のA5を標的とするプライマーは、完全に前記A5群のHPV(すなわちHPV51)のそれぞれのE7遺伝子内にあるか、または完全に前記A5群のHPVのそれぞれのE1遺伝子内にあるか、またはE7およびE1遺伝子と重複する配列を標的としてよく、例えばE7を標的とするフォワードプライマーおよびE1を標的とするリバースプライマー、もしくはその逆である。
前記少なくとも2のA9を標的とするプライマーは、完全に前記A9群のHPV(すなわち少なくともHPV58、HPV33、HPV52、HPV35、HPV31およびHPV16)のそれぞれのE1遺伝子内にあるか、または完全に前記A9群のHPVのそれぞれのE2遺伝子内にあるか、またはE1およびE2遺伝子と重複する配列を標的としてよく、例えば、E1を標的とするフォワードプライマーおよびE2を標的とするリバースプライマー、もしくはその逆である。以下の実施例において、系Cを除くE2遺伝子を標的とする全てのA9増幅系は、E1およびE2遺伝子と重複する標的を有する。
前記少なくとも2のA7を標的とするプライマーは、完全に前記A7群のHPVのそれぞれのE1遺伝子内(すなわち、少なくともHPV68、HPV39、HPV59、HPV45、HPV18のそれぞれのE1遺伝子内)にある配列を標的としてよい。
本発明によると、前記少なくとも2のA6、A5、A9およびA7を標的とするプライマーは、特に、粘膜上皮に対して発癌性であり得るHPVのリアルタイム(定量的な)マルチプレックス検出において使用するのに適しているという特別な技術的特徴を有する。
「14〜30ヌクレオチドからなる」とは、「14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29または30ヌクレオチドからなる」ということを意味する。
本願に列挙されているいずれの範囲にも同じことが準用される。
プライマーのヌクレオチド長は、相互に独立して選択されてよい。
オリゴヌクレオチドまたはプライマーに関して、少なくとも1のHPV、または核酸もしくは配列の「増幅において使用するのに適した配列」とは、オリゴヌクレオチドまたはプライマーの配列が、穏和であるが好ましくは高いもしくは非常に高い厳密さの条件下、このHPVまたは核酸もしくは配列とハイブリダイズすることができることを意味する。
本発明のプライマーは、14〜30ntオリゴヌクレオチド(好ましくは17〜25ntオリゴヌクレオチド)からなってよく、その配列は、その群の参照鋳型配列に含まれる同じ長さの配列、最も好ましくは前記群の参照鋳型配列のちょうど3’末端またはちょうど5’末端に含まれる同じ長さの配列と、少なくとも80%、好ましくは少なくとも85%、より好ましくは少なくとも90%、最も好ましくは少なくとも92%の同一性を有する。
本発明の有利な実施形態によると、少なくとも1のアンプリコンが作られたかどうかの決定は、少なくとも1のプローブ、好ましくは少なくとも1のA6を標的とするプローブおよび/または少なくとも1のA5を標的とするプローブおよび/または少なくとも1のA9を標的とするプローブおよび/または少なくとも1のA7を標的とするプローブをリアルタイム増幅において使用することにより行われてよい。
好ましくは、前記少なくとも2のA6を標的とするプライマーは、1より多いA6群の発癌性HPV、すなわち少なくともHPV56および少なくとも1のA6群の他の発癌性HPV(例えばHPV66、HPV53)の増幅において使用するのに適している。本発明によると、前記少なくとも2のA6を標的とするプライマーは、E6および/E7遺伝子において、それらが標的とするA6群のHPVのそれぞれにアニールする。それ故、本発明の有利な実施形態によると、前記少なくとも2のA6を標的とするプライマーはオリゴヌクレオチドであり、そのそれぞれの配列は以下のA6群のHPVのそれぞれのE6およびE7遺伝子からなる領域に由来する少なくとも1の核酸の増幅において、フォワードおよびリバースプライマーとして使用するのに適している:HPV56およびHPV66。HPV66は、現在、13HR HPVの中に挙げられていないが、HPV66がHR HPVであると考える者もいる。
好ましくは、前記少なくとも2のA5を標的とするプライマーは、2以上のA5群の発癌性HPV、すなわち少なくともHPV51および少なくとも1のA5群の少なくとも1の他の発癌性HPV(例えばHPV82)の増幅において使用するのに適している。本発明によると、前記少なくとも2のA5を標的とするプライマーは、E7および/またはE1遺伝子において、それらが標的とするA5群のHPVのそれぞれにアニールする。それ故、本発明の有利な実施形態によると、前記少なくとも2のA5を標的とするプライマーはオリゴヌクレオチドであり、そのそれぞれの配列は、以下のA5群のHPVのそれぞれのE7およびE1遺伝子からなる領域に由来する少なくとも1の核酸の増幅において、フォワードおよびリバースプライマーとして使用するのに適している:HPV51およびHPV82。
好ましくは、前記少なくとも2のA9を標的とするプライマーは、上述した7以上のA9群の発癌性HPV、すなわち少なくともHPV58、HPV33、HPV52、HPV35、HPV31およびHPV16、ならびに少なくとも1の他のA9群の発癌性HPV(例えばHPV67)の増幅において使用するのに適している。本発明によると、前記少なくとも2のA9を標的とするプライマーは、E1および/またはE2遺伝子において、それらが標的とするA9群のHPVのそれぞれにアニールする。それ故、本発明の有利な実施形態によると、前記少なくとも2のA9を標的とするプライマーはオリゴヌクレオチドであり、そのそれぞれの配列は、以下のA9群のHPVのそれぞれのE1およびE2遺伝子からなる領域に由来する少なくとも1の核酸の増幅において、フォワードおよびリバースプライマーとして使用するのに適している:HPV58、HPV33、HPV67、HPV52、HPV35、HPV31、およびHPV16。
本発明の群を標的とするプライマーは、さらに、同じ群に属さないHPVを標的としてよく(A6、A5、A7またはA9以外のいずれの群も標的としない限り)、すなわち、A9を標的とするプライマー対は、上述したA9群のHPVを標的とすることに加え、A6群に属するHPV(例えばHPV53)を標的としてよい。それ故、前記少なくとも2のA9を標的とするプライマーのそれぞれの配列は、さらに、少なくとも1のHPV53の核酸の増幅において、フォワードおよびリバースプライマーとして使用するのに適していてよい。
好ましくは、前記少なくとも2のA7を標的とするプライマーは、上述した6以上のA7群の発癌性HPV、すなわち少なくともHPV68、HPV39、HPV59、HPV45、およびHPV18、ならびに少なくとも1の他のA7群の発癌性HPV(例えばHPV85)の増幅において使用するのに適している。本発明によると、前記少なくとも2のA7を標的とするプライマーは、E1遺伝子において、それらが標的とするA7群のHPVのそれぞれにアニールする。それ故、本発明の有利な実施形態によると、前記少なくとも2のA7を標的とするプライマーはオリゴヌクレオチドであり、そのそれぞれの配列は、以下のA7群HPVのそれぞれのE1遺伝子に由来する少なくとも1の核酸の増幅において、フォワードおよびリバースプライマーとして使用するのに適している:HPV68、HPV39、HPV85、HPV59、HPV45、およびHPV18。
発明者の知る限り、HPV56、HPV51、HPV58、HPV33、HPV52、HPV35、HPV31およびHPV16、HPV68、HPV39、HPV59、HPV45、およびHPV18以外の粘膜の発癌性HPVの検出を可能にする先行技術のマルチプレックス方法はない。最近まで、これら13のHPVは、13HR HPVであると考えられていた(すなわち、13のハイリスクHPV、すなわち最も高い腫瘍罹患率を有するHPV)。しかしながら、現在、他のHPVはHR HPV群に属すると考えられており、例えばHPV66およびHPV53(A6群)である。HPVAmplicor試験のような先行技術は、グローバルコンセンサスデザインに基づくため、付加的なHPVが包含され得ない。それに対して本発明は、群によるデザインに基づき、13の基本のHR HPVより多くを網羅し、患者に対してより安全であり、いずれの発癌性A6、A5、A9およびA7のニューカマーも考慮に入れられる可能性があるという意味で、進歩しているという特別な利点を有する。
それ故、本発明者の知る限り、本発明はいずれの他の先行技術よりも広い粘膜の発癌性HPVスペクトルを有し、検出されるHPVスペクトルの進化に対する適応性のより大きな力を有する。それ故、本発明はいずれの他の先行技術よりも安全である。
本発明の増幅プライマー系は、優先的に、A6またはA5またはA9またはA7の群に属するHPV、すなわち発癌性HPVを増幅する。
上述したように、本発明の増幅プライマー系のほとんどは、A5およびA6およびA7およびA9の群により形成されるHPV組に特異的であり、特に標的とされる群に特異的であり、すなわち、本発明のほとんどのプライマー系は、A6またはA5またはA9またはA7群に特異的である(A11またはA4またはA3群のいずれのHPVも増幅しない)。
それ故、前記少なくとも2のプライマーは、A5およびA6およびA7およびA9群、特にA6群またはA5群またはA9群またはA7群、好ましくはA6群またはA5群またはA9群またはA7群の発癌性HPVにより形成されるHPV組に有利に特異的であってよい。
それ故、本発明の好ましい実施形態によると、前記少なくとも2のプライマーは、A6、A5、A9またはA7群に属さないHPVに由来するいずれかの核酸の増幅において、フォワードおよびリバースプライマーとして使用するのに適さない配列を有し得る。本発明のより好ましい実施形態によると、前記少なくとも2のプライマーのそれぞれの配列は、それ故、発癌性でなく、好ましくは粘膜上皮に対して発癌性でなく、より好ましくは肛門性器のHPVではなく、最も好ましくは子宮頸部HPVでないHPVに由来する核酸の増幅におけるフォワードおよびリバースプライマーとして使用するのに適していない。
言い換えると、前記少なくとも2のプライマーは、好ましくは、非発癌性HPVと比べて発癌性HPVに特異的である。
本発明は、シンプレックス、マルチチューブシンプレックス、マルチプレックス、ならびにマルチ-マルチプレックス(メガプレックス)で行われてよい。本発明の有利な実施形態によると、前記増幅は、シングルチューブマルチプレックス増幅またはシングルチューブマルチ-マルチプレックス増幅(「メガプレックス」)であってよい。
「シングルチューブマルチプレックス増幅」または「マルチプレックス増幅」は、ここでは、同じチューブ内の1より多い標的の増幅、および任意に検出に向けられているいずれかの増幅反応を意味する。例えば、マルチプレックス増幅には、二重の増幅(2つの標的)、三重の増幅(3つの標的)、ならびにそれ以上のマルチプレックス増幅が含まれる。マルチプレックス増幅には、1より多いプライマー対、例えば2のプライマーを用いた増幅反応が含まれる。この場合、4の異なるプライマーが存在してよいが、2つのプライマー対が共通に1つのプライマー、例えばフォワードプライマーを有し、2つの異なるリバースプライマーを有する可能性がある。マルチプレックス増幅および検出には、特有のプライマー対を用いた増幅反応も含まれるが、2以上のプローブは含まれない。
それ故、本発明のマルチプレックスの実施形態によると、2以上のプライマー対が増幅反応混合物中に存在する。本発明の非常に有益な実施形態として、少なくとも4、好ましくは少なくとも6、より好ましくは少なくとも8のプライマー対が増幅反応混合物中に存在する。実際に、本発明のプライマーは、有意な特異性の損失なく、マルチプレックス増幅を可能にする。それ故、全ての試薬を同じチューブ内に入れて試験されるサンプルにおいて増幅アッセイが行われ、粘膜の発癌性HPVがサンプル中に存在する場合、シングルステップ法で検出される。
好ましくは、前記増幅プライマーは、前記少なくとも2のA6を標的とするプライマーおよび以下から選択される少なくとも2のプライマーを含んでなる:
−前記少なくとも2のA5を標的とするプライマー、
−前記少なくとも2のA9を標的とするプライマー、および
−前記少なくとも2のA7を標的とするプライマー。
好ましくは、前記増幅プライマーは、前記少なくとも2のA5を標的とするプライマーおよび少なくとも2の以下から選択されるプライマーを含んでなる:
−前記少なくとも2のA6を標的とするプライマー、および/または
−前記少なくとも2のA9を標的とするプライマー、および/または
−前記少なくとも2のA7を標的とするプライマー。
好ましくは、前記増幅プライマーは、前記少なくとも2のA9を標的とするプライマー、および少なくとも2の以下から選択されるプライマーを含んでなる:
−前記少なくとも2のA5を標的とするプライマー、および/または
−前記少なくとも2のA6を標的とするプライマー、および/または
−前記少なくとも2のA7を標的とするプライマー。
好ましくは、前記増幅プライマーは、前記少なくとも2のA7を標的とするプライマー、および少なくとも2の以下から選択されるプライマーを含んでなる:
−前記少なくとも2のA5を標的とするプライマー、および/または
−前記少なくとも2のA9を標的とするプライマー、および/または
−前記少なくとも2のA6を標的とするプライマー。
最も好ましくは、前記増幅プライマーは以下を含んでなる:
−前記少なくとも2のA6を標的とするプライマー、および
−前記少なくとも2のA5を標的とするプライマー、および
−前記少なくとも2のA9を標的とするプライマー、および
−前記少なくとも2のA7を標的とするプライマー。
本発明の有利な実施形態によると、少なくとも1のアンプリコンが作られたかどうかの決定は、前記少なくとも1のアンプリコンにアニールすることが意図された少なくとも1のプローブにより行われ、すなわち、プローブの配列は、好ましくは穏和な条件下、高いもしくは非常に高い厳密性で、前記少なくとも1のアンプリコンにプローブがアニールすることができるほど、前記少なくとも1のアンプリコン(またはそれらの相補的な配列)に対して十分相補的である。
本発明のプローブは、いずれかの適切な形式で実行されてよい。
好ましくは、本発明のプローブは、個体の支持体上に固定化されない。
最も好ましくは、本発明のプローブはリアルタイム増幅において使用される。
それ故、本発明の有利な実施形態によると、前記増幅はリアルタイム増幅であってよい。
本発明の有利な実施形態によると、前記少なくとも1のプローブはリアルタイム増幅において使用され、すなわち前記少なくとも2のプライマーおよび前記少なくとも2のプローブは、共に増幅反応混合物中に存在してよく、それにより前記少なくとも1のプローブは、前記少なくとも2のプライマーにより産生されるアンプリコンにリアルタイムでアニールする。言い換えると、増幅および検出は単一のステップで行われる、すなわちリアルタイム増幅である。
リアルタイム増幅とは、通常の増幅方法によるエンドポイント検出とは異なり、各増幅サイクルの間のアンプリコン産生の指標として、反応の間に放射された蛍光のモニタリングを可能にする増幅に基づく方法であると我々は理解する。
本発明は、少なくとも2のA6および/またはA5および/またはA9および/またはA7を標的とするプライマーによる粘膜の発癌性HPV核酸の増幅により得られるアンプリコンを標的とすることが意図されるプローブを提供する。
これらのプローブは、リアルタイムマルチプレックス増幅において使用するのに適するという特別な技術的特徴を有する。
本発明のいくつかのプローブは、1つの群の全てのHPVを検出することを可能にする(すなわち、それらは、本発明の群を標的とするプライマー対を用いて得られる全てのアンプリコンにアニールする)。本発明の他のプローブは、1つの群の1つまたはいくつかのHPVのみ検出する。それ故、本発明はさらに、異なるレベルの検出を提供する:反応は、A6および/またはA5および/またはA9および/またはA7群の少なくとも1の粘膜の発癌性HPVの存在もしくは非存在、または少なくとも1の粘膜の発癌性HPV型の存在または非存在のようなより正確な反応のように、少なくとも1の粘膜の発癌性HPVの存在もしくは非存在のグローバル検出またはより正確な反応であってよい。
好ましくは、少なくとも1のアンプリコンが作られたかどうかの決定は、リアルタイム増幅において、少なくとも1のA6および/またはA5および/またはA9および/またはA7を標的とするプローブを用いて行われ、その配列は、前記少なくとも2のA6および/またはA5および/またはA9および/またはA7をそれぞれ標的とするプライマーにより作られる少なくとも1のアンプリコンを検出するためのプローブとして使用するのに適している。
本発明の有利な実施形態によると、前記増幅は、リアルタイムマルチプレックス増幅であってよい。本発明の非常に有利な実施形態によると、前記増幅は、リアルタイムマルチプレックス増幅として行われてよい。それ故、増幅反応混合物は、HPVの検出における特異性の有意な損失なく、3以上のプライマーおよび少なくとも1のプローブを含んでよい。発明者の知る限り、本技術は、リアルタイムマルチプレックス増幅を可能にする最初のものである。粘膜の発癌性HPVが全ての反応物(プライマーおよびプローブ)が入れられたシングルチューブアッセイでスクリーニングされるという意味で非常に有益である。特に、本発明は、A6、A5、A9およびA7を標的とするプライマーおよびプローブを提供し、有意な特異性の損失なく、同じ反応混合物中に全て存在し得る。
それ故、本発明は、いずれの先行技術よりもずっと扱いが簡単で、ずっと速い。さらに、サンプル分析における実験エラーまたはコンタミネーションの可能性を制限する。
発明者の知る限り、本技術は、リアルタイムマルチプレックス増幅を可能にする最初のものであり、少なくとも5の最も一般的なHR HPV(HPV16、18、45、31、33)、好ましくは少なくとも7のHR HPV、さらに好ましくは5の最も一般的なHR HPVならびに少なくとも2の他のHR HPV、好都合にはA6および/またはA5の群に属する少なくとも2の他のHR HPV(例えば、HPV56、51、33、31、16、45、18)、より好ましくは、少なくとも13のHR HPV、および上述したように、最も好ましくは少なくとも18の発癌性HPV(すなわち、少なくとも13HRおよび5の他の発癌性HPV、すなわちHPV66、53、82、67、85)を網羅することが可能である。
本発明の有利な実施形態によると、前記増幅は定量的なリアルタイムマルチプレックス増幅であってよい。
本発明のより有利な実施形態によると、前記増幅は、定量的なリアルタイムマルチプレックス増幅として行われてよい。実際に、本発明のプライマーおよびプローブは、それらがリアルタイムマルチプレックス増幅において行われた場合であっても、特異性における損失なく且つ定量的な正確さにおいて損失のない配列を有する。
発明者の知る限り、本技術は定量的なリアルタイムマルチプレックス増幅を可能にする最初のものであり、少なくとも5の最も一般的なHR HPV(HPV16、18、45、31、33)、好ましくは少なくとも7のHR HPV、さらに好ましくは5の最も一般的なHR HPVならびに少なくとも2の他のHR HPV、好都合には、A6および/またはA5群に属する少なくとも2の他のHR HPV(例えば、HPV56、51、33、31、16、45、18)、より好ましくは少なくとも13HR HPV、および上述したように、最も好ましくは少なくとも18の発癌性HPV(すなわち、少なくとも13HRおよび5の他の発癌性HPV、すなわちHPV66、53、82、67、85)を網羅することを可能にする。
本発明は、診断の分野だけでなく、抗HPV治療の効果のモニターまたは抗HPV薬の効果の評価のような治療評価の分野における適用も見出している。発明者の知る限り、そのような治療に関連する適用は、先行技術のいずれによっても達成されていない。
本発明は、HPVモニタリングの分野において、技術的な大きな進歩を提供する。
それ故、前記増幅は、定量的なリアルタイムマルチプレックス増幅であってよく、粘膜上皮に対して発癌性であり得る1以上のHPVの検出を、シングルチューブ増幅で行うことを可能にする。
本発明は、
少なくとも5の最も一般的なHPV(HPV16、18、45、31、33)、
好ましくは、少なくとも7のHR HPV、
さらに好ましくは、5の最も一般的なHR HPVならびに少なくとも2の他のHR HPV、好都合には、A6および/またはA5の群に属する少なくとも2の他のHR HPV(例えば、HPV56、51、33、31、16、45、18)、
さらに好ましくは、HR HPVとして既知の少なくとも13のHPV(HPV56、51、58,33、52、35、31、16、68、39、59、45および18)、
より好ましくは、少なくとも前記13のHPVならびにHPV型66、82、67、85、および53の中の少なくとも1、
さらにより好ましくは、少なくとも前記13のHPVならびにHPV型66、82、67、85、および53の中の少なくとも2、
さらにより好ましくは、少なくとも前記13のHPVならびにHPV型66、82、67、85、および53の中の少なくとも3、
最も好ましくは、少なくとも前記13のHPVならびにHPV型66、82、67、85、および53の中の少なくとも4、特に前記13HR HPVおよびHPV型66、82、67、85からなる少なくとも17の粘膜HPV、
さらに最も好ましくは、少なくとも13のHPVならびに少なくとも5のHPV型66、82、67、85、および53
のリアルタイムマルチプレックス検出、好ましくはリアルタイムの定量的なマルチプレックス検出をシングルチューブアッセイで可能にする。
好ましくは、前記少なくとも2のA6を標的とするプライマーのそれぞれの配列は、少なくとも1の参照鋳型配列の増幅において使用するのに適しており、前記少なくとも1の参照鋳型配列は、配列番号420(受付番号NC_001594.1)のHPV56配列の413〜791位からなる断片(配列番号337)であるか;または粘膜上皮に対して発癌性であってよいHPV、好ましくは少なくとも5の最も一般的なHPV(HPV16、18、45、31、33)、さらに好ましくは少なくとも7のHR HPV、さらに好ましくは5の最も一般的なHR HPVならびに少なくとも2の他のHR HPV、好都合にはA6および/またはA5群に属する少なくとも2の他のHR HPV(例えば、HPV56、51、33、31、16、45、18)、より好ましくは少なくとも13のHR HPV、最も好ましくは少なくとも13のHR HPVおよび少なくとも1、少なくとも2、少なくとも3、少なくとも4、または5のHPV66、53、82、67、85のリアルタイムマルチプレックス検出を可能にするA6を標的とするプライマーを構成し、産生する適切な参照鋳型配列であるという性質を保持している、その保存的な細断片(sub-fragment)であるか;または前記断片または細断片の全長に渡って前記断片または細断片と完全に相補的である配列である。
より好ましくは、前記少なくとも2のA6を標的とするプライマーのそれぞれの配列は、表18に示すように配列番号25〜29および334〜338の1からなる少なくとも1の参照鋳型配列(A6参照鋳型)または前記配列番号の配列の全長にわたってそれらに完全に相補的な配列の特異的な増幅において使用するのに適している。
前記参照鋳型配列は、特に、粘膜上皮に対して発癌性であり得るHPV、好ましくは、少なくとも5の最も一般的なHPV(HPV16、18、45、31、33)、さらに好ましくは少なくとも7のHR HPV、さらに好ましくは5の最も一般的なHR HPVならびに少なくとも2の他のHR HPV、好都合にはA6および/またはA5群に属する少なくとも2の他のHR HPV(例えば、HPV56、51、33、31、16、45、18)、より好ましくは少なくとも13のHR HPV、最も好ましくは少なくとも13のHR HPVおよび少なくとも1、少なくとも2、少なくとも3、少なくとも4、または5のHPV66、53、82、67、85のリアルタイムマルチプレックス検出ならびに好ましくはそのようなHPVのリアルタイムの定量的なマルチプレックス検出を可能にするA6を標的とするプライマーを構成および産生する適切な参照であるという特別な技術的特徴を有する。
参照鋳型配列は、上述した配列番号からなると定義されているため(上述した配列番号の1つを含んでなるとは定義されていない)、プライマーは、これらの参照鋳型配列に隣接しないが、アンプリコンが列挙された配列番号の1つを構成するように、参照鋳型配列中に存在する。他に断らない限り、それは、ここで配列番号からなるとして定義されているいずれかの参照鋳型配列に適用する。
前記少なくとも2のA6を標的とするプライマーは、例えば、配列番号30〜34の少なくとも1(フォワードプライマー)および配列番号35〜37の少なくとも1(リバースプライマー)であってよい。
Figure 2009533030
表中のXは、プライマーが相互に対として組み合わされ得ることを示す。
本発明の有利な実施形態によると、前記少なくとも1のA6を標的とするプライマー系により少なくとも1のアンプリコンが作られたかどうかの決定は、リアルタイム増幅において、少なくとも1のプローブ、好ましくは少なくとも1のA6を標的とするプローブを用いて行われてよい。
好都合には、少なくとも1のアンプリコンが作られたかどうかの決定は、リアルタイム増幅において、配列番号38〜40またはそれらに相補的な配列(すなわち、前記配列の全長に渡って完全に相補的である同じ長さの配列)の1つからなる少なくとも1のA6を標的とするプローブ、任意に、少なくとも1の5’および/または3’検出標識および/または少なくとも1のビーコンアーム、またはスコーピオン(登録商標)アーム、好ましくは少なくとも1の5’および/または3’におけるアーム、最も好ましくはそれぞれ5’および3’におけるアームの2つのように、クエンチャーまたはレポーター(例えばフルオロフォア)を運ぶことが意図された少なくとも1のHPVとは無関係なアームを用いて行われる。
以下の実施例に示すように(例えば表23を参照されたい)、プライマー対とプローブの好ましい組み合わせを以下に示す:
Figure 2009533030
好都合には、前記少なくとも1のA6を標的とするプローブはビーコンプローブであり、その配列は配列番号41〜45の1つであるか、それらに相補的な配列(すなわち、前記配列の全長に渡って完全に相補的である同じ長さの配列)の1つである。
以下の実施例に示すように(例えば、表23を参照されたい)、プライマー対およびビーコンプローブの最も好ましい組み合わせを以下に示す:
Figure 2009533030
好ましくは、前記少なくとも2のA5を標的とするプライマーのそれぞれの配列は、少なくとも1の参照鋳型配列の増幅において使用するのに適しており、前記少なくとも1の参照鋳型配列は、配列番号421(受付番号NC_001533.1)のHPV51配列の678〜902位からなる断片(配列番号326)であるか;または粘膜上皮に対して発癌性であってよいHPV、好ましくは少なくとも5の最も一般的なHPV(HPV16、18、45、31、33)、さらに好ましくは少なくとも7のHR HPV、さらに好ましくは5の最も一般的なHR HPVならびに少なくとも2の他のHR HPV、好都合にはA6および/またはA5群に属する少なくとも2の他のHR HPV(例えば、HPV56、51、33、31、16、45、18)、より好ましくは少なくとも13のHR HPV、最も好ましくは少なくとも13のHR HPVおよび少なくとも1、少なくとも2、少なくとも3、少なくとも4、または5のHPV66、53、82、67、85のリアルタイムマルチプレックス検出を可能にするA5を標的とするプライマーを構成し、産生する適切な参照鋳型配列であるという性質を保持している、その保存的な細断片(sub-fragment)であるか;または前記断片または細断片の全長に渡って前記断片または細断片と完全に相補的である配列である。
より好ましくは、前記少なくとも2のA5を標的とするプライマーのそれぞれの配列は、少なくとも1の参照鋳型配列の特異的な増幅において使用するのに適しており、前記少なくとも1の参照鋳型配列は、表12に示すように、配列番号1〜5および配列番号320〜333の1つからなるか、または前記配列番号の配列の全長に渡ってそれらに完全に相補的な配列である。
前記参照鋳型配列は、粘膜上皮に対して発癌性であってよいHPV、好ましくは少なくとも5の最も一般的なHPV(HPV16、18、45、31、33)、さらに好ましくは少なくとも7のHR HPV、さらに好ましくは5の最も一般的なHR HPVならびに少なくとも2の他のHR HPV、好都合にはA6および/またはA5群に属する少なくとも2の他のHR HPV(例えば、HPV56、51、33、31、16、45、18)、より好ましくは少なくとも13のHR HPV、最も好ましくは少なくとも13のHR HPVおよびHPV66、53、82、67、85の少なくとも1、少なくとも2、少なくとも3、少なくとも4、または5のリアルタイムマルチプレックス検出、好ましくはそのようなHPVのリアルタイムの定量的なマルチプレックス検出を可能にする、A5を標的とするプライマーを構築し、産生する適切な参照であるという特別な技術的特徴を有する。
前記少なくとも2のA5を標的とするプライマーは、例えば、配列番号6〜10の少なくとも1(フォワードプライマー)および配列番号11〜15の少なくとも1(リバースプライマー)であってよい。
以下の実施例で説明するように(例えば、表17を参照されたい)、フォワードおよびリバースプライマーの好ましい組み合わせは以下の通りである:
Figure 2009533030
表中のXは、対として相互に組み合わせることができるプライマーを意味する。
好都合には、少なくとも1のアンプリコンが作られるかどうかの決定は、リアルタイム増幅において、配列番号16〜19の1つ、またはそれらに相補的な配列(すなわち、前記配列の全長に渡って完全に相補的である同じ長さの配列)の1つからなる少なくとも1のA5を標的とするプローブ、および任意に、少なくとも1の検出標識および/または少なくとも1のビーコンアーム、またはスコーピオン(登録商標)アーム、好ましくは5’および/または3’におけるそのようなアームの1つ、最も好ましくは5’および3’のそれぞれにおける2つのそのようなアームのように、クエンチャーまたはレポーター(例えばフルオロフォア)を運ぶことが意図された少なくとも1のHPVとは無関係なアームを用いて行われる。
以下の実施例で説明するように(例えば、表17を参照されたい)、プライマー対とプローブとの好ましい組み合わせは以下の通りである:
Figure 2009533030
好都合には、前記少なくとも1のA5を標的とするプローブはビーコンプローブであり、その配列は、配列番号20〜24の1つまたはそれらに相補的な配列(すなわち、前記配列の全長に渡って完全に相補的である同じ長さの配列)の1つである。
以下の実施例で説明するように(例えば、図17を参照されたい)、プライマー対とプローブとの最も好ましい組み合わせは以下の通りである:
Figure 2009533030
好ましくは、前記少なくとも2のA9を標的とするプライマーのそれぞれの配列は、少なくとも1の参照鋳型配列の増幅において使用するのに適しており、前記少なくとも1の参照鋳型配列は、
−配列番号422(受付番号NC_001526.1)のHPV16配列の2707〜2794位からなる断片(配列番号122);または粘膜上皮に対して発癌性であってよいHPV、好ましくは少なくとも5の最も一般的なHPV(HPV16、18、45、31、33)、さらに好ましくは少なくとも7のHR HPV、さらに好ましくは5の最も一般的なHR HPVならびに少なくとも2の他のHR HPV、好都合にはA6および/またはA5群に属する少なくとも2の他のHR HPV(例えば、HPV56、51、33、31、16、45、18)、より好ましくは少なくとも13のHR HPV、最も好ましくは少なくとも13のHR HPVおよびHPV66、53、82、67、85の少なくとも1、少なくとも2、少なくとも3、少なくとも4、または5のリアルタイムマルチプレックス検出を可能にするA5を標的とするプライマーを構成し、産生する適切な参照鋳型配列であるという性質を保持している、その保存的な細断片(sub-fragment);または前記断片または細断片の全長に渡って前記断片または細断片に完全に相補的である配列、あるいは
−配列番号422(受付番号NC_001526.1)のHPV16配列の3600〜3840位からなる断片(配列番号377);または粘膜上皮に対して発癌性であってよいHPV、好ましくは少なくとも5の最も一般的なHPV(HPV16、18、45、31、33)、さらに好ましくは少なくとも7のHR HPV、さらに好ましくは5の最も一般的なHR HPVならびに少なくとも2の他のHR HPV、好都合にはA6および/またはA5群に属する少なくとも2の他のHR HPV(例えば、HPV56、51、33、31、16、45、18)、より好ましくは少なくとも13のHR HPV、最も好ましくは少なくとも13のHR HPVおよびHPV66、53、82、67、85の少なくとも1、少なくとも2、少なくとも3、少なくとも4、または5のリアルタイムマルチプレックス検出を可能にするA5を標的とするプライマーを構成し、産生する適切な参照鋳型配列であるという性質を保持している、その保存的な細断片(sub-fragment);または前記断片または細断片の全長に渡って前記断片または細断片に完全に相補的である配列である。
より好ましくは、前記少なくとも2のA9を標的とするプライマーのそれぞれの配列は、表30に示すように配列番号122〜210および359〜419のいずれか1からなる少なくとも1の参照鋳型配列または前記配列番号の配列の全長に渡ってそれらに完全に相補的な配列の特異的な増幅において使用するのに適している。
前記参照鋳型配列は、特に、粘膜上皮に対して発癌性であってよいHPV、好ましくは少なくとも5の最も一般的なHPV(HPV16、18、45、31、33)、さらに好ましくは少なくとも7のHR HPV、さらに好ましくは5の最も一般的なHR HPVならびに少なくとも2の他のHR HPV、好都合にはA6および/またはA5群に属する少なくとも2の他のHR HPV(例えば、HPV56、51、33、31、16、45、18)、より好ましくは少なくとも13のHR HPV、最も好ましくは少なくとも13のHR HPVおよびHPV66、53、82、67、85の少なくとも1、少なくとも2、少なくとも3、少なくとも4、または5のリアルタイムマルチプレックス検出、好ましくはそのようなHPVのリアルタイムの定量的なマルチプレックス検出を可能にするA9を標的とするプライマーを構成し、産生する適切な参照であるという特別な技術的特徴を有している。
前記少なくとも2のA9を標的とするプライマーは、例えば、配列番号211〜239の少なくとも1(フォワードプライマー)および配列番号240〜265の少なくとも1(リバースプライマー)であってよい。
以下の実施例において説明するように(例えば、表35を参照されたい)、フォワードプライマーとリバースプライマーの好ましい組み合わせは以下の通りである:
−A9増幅系C:配列番号211〜217の少なくとも1および配列番号240〜241の少なくとも1;好ましくは、A9群の全ての発癌性HPVの増幅が望まれる場合、配列番号211〜217の少なくとも3、例えば、212、214および216、および配列番号240〜241の両方;
−A9増幅系E1:配列番号218〜220の少なくとも1および配列番号242〜247の少なくとも1;好ましくは、A9群の全ての発癌性HPVの増幅が望まれる場合、配列番号218〜220の少なくとも3および配列番号242〜247の少なくとも5(例えば、配列番号242〜243、245〜247);
−A9増幅系E2:配列番号221〜223の少なくとも1および配列番号242〜247の少なくとも1;好ましくは、A9群の全ての発癌性HPVの増幅が望まれる場合、配列番号221〜223の少なくとも3および配列番号242〜247の少なくとも5(例えば、配列番号242〜243、245〜247);
−A9増幅系E3:配列番号221〜223の少なくとも1および配列番号248〜255の少なくとも1;好ましくは、A9群の全ての発癌性HPVの増幅が望まれる場合、配列番号221〜223の少なくとも3および配列番号248〜255の少なくとも5(例えば、配列番号248〜252);
−A9増幅系E4:配列番号224〜226の少なくとも1および配列番号248〜255の少なくとも1;好ましくは、A9群の全ての発癌性HPVの増幅が望まれる場合、配列番号224〜226の少なくとも3および配列番号248〜255の少なくとも5(例えば、配列番号248〜252);
−A9増幅系E5:配列番号224〜226の少なくとも1および配列番号242〜247の少なくとも1;好ましくは、A9群の全ての発癌性HPVの増幅が望まれる場合、配列番号224〜226の少なくとも3および配列番号242〜247の少なくとも5(例えば、配列番号242〜243、245〜247);
−A9増幅系E6:配列番号218〜220の少なくとも1および配列番号248〜255の少なくとも1;好ましくは、A9群の全ての発癌性HPVの増幅が望まれる場合、配列番号218〜220の少なくとも3および配列番号248〜255の少なくとも5(例えば、配列番号248〜252);
−A9増幅系E1H Z7:配列番号218〜220の少なくとも1および配列番号256〜259;261〜265の少なくとも1;好ましくは、A9群の全ての発癌性HPVの増幅が望まれる場合、配列番号218〜220の少なくとも3および配列番号256〜259;261〜265の少なくとも4(例えば、配列番号258;261;264;265);
−A9増幅系E1H Z8:配列番号218〜220の少なくとも1および配列番号256〜259;261〜265の少なくとも1;好ましくは、A9群の全ての発癌性HPVの増幅が望まれる場合、配列番号218〜220の少なくとも3および配列番号256〜259;261〜265の少なくとも4(例えば、配列番号258;261;264;265);
−A9増幅系E2H Z7:配列番号221〜223の少なくとも1および配列番号256〜259;261〜265の少なくとも1;好ましくは、A9群の全ての発癌性HPVの増幅が望まれる場合、配列番号221〜223の少なくとも3および配列番号256〜259;261〜265の少なくとも4(例えば、配列番号258;261;264;265);
−A9増幅系E2H Z8:A9増幅系E2H Z7と同じ、すなわち、配列番号221〜223の少なくとも1および配列番号256〜259;261〜265の少なくとも1;好ましくは、A9群の全ての発癌性HPVの増幅が望まれる場合、配列番号221〜223の少なくとも3および配列番号256〜259;261〜265の少なくとも4(例えば、配列番号258;261;264;265);
−A9増幅系E4H Z7:配列番号224〜226の少なくとも1および配列番号256〜259;261〜265の少なくとも1;好ましくは、A9群の全ての発癌性HPVの増幅が望まれる場合、配列番号224〜226の少なくとも3および配列番号256〜259;261〜265の少なくとも4(例えば、配列番号258;261;264;265);
−A9増幅系E4H Z8:配列番号224〜226の少なくとも1および配列番号256〜259;261〜265の少なくとも1;好ましくは、A9群の全ての発癌性HPVの増幅が望まれる場合、配列番号224〜226の少なくとも3および配列番号256〜259;261〜265の少なくとも4(例えば、配列番号258;261;264;265);
−A9増幅系F:配列番号227〜230の少なくとも1および配列番号248〜255の少なくとも1;好ましくは、A9群の全ての発癌性HPVの増幅が望まれる場合、配列番号227〜230の少なくとも4および配列番号248〜255の少なくとも5(例えば、配列番号248〜252);
−A9増幅系FE:配列番号227〜230の少なくとも1および配列番号242〜247の少なくとも1;好ましくは、A9群の全ての発癌性HPVの増幅が望まれる場合、配列番号227〜230の少なくとも4および配列番号242〜247の少なくとも5(例えば、配列番号242〜243;245〜247);
−A9増幅系FH Z7:配列番号227〜230の少なくとも1および配列番号256〜259;261〜265の少なくとも1;好ましくは、A9群の全ての発癌性HPVの増幅が望まれる場合、配列番号227〜230の少なくとも4および配列番号256〜259;261〜265の少なくとも4(例えば、配列番号258;261;264;265);
−A9増幅系FH Z8:A9増幅系FH Z7と同一、すなわち、配列番号227〜230の少なくとも1および配列番号256〜259;261〜265の少なくとも1;好ましくは、A9群の全ての発癌性HPVの増幅が望まれる場合、配列番号227〜230の少なくとも3および配列番号256〜259;261〜265の少なくとも4(例えば、配列番号258;261;264;265);
−A9増幅系G Z7:配列番号227〜230の少なくとも1および配列番号256〜261の少なくとも1;好ましくは、A9群の全ての発癌性HPVの増幅が望まれる場合、配列番号227〜230の少なくとも3および配列番号256〜261の少なくとも5(例えば、配列番号257〜261);
−A9増幅系G Z8:A9増幅系G Z7と同じ、すなわち、配列番号227〜230の少なくとも1および配列番号256〜261の少なくとも1;好ましくは、A9群の全ての発癌性HPVの増幅が望まれる場合、配列番号227〜230の少なくとも3および配列番号256〜261の少なくとも5(例えば、配列番号257〜261);
−A9増幅系H:配列番号231〜239の少なくとも1および配列番号256〜259;261〜265の少なくとも1;好ましくは、A9群の全ての発癌性HPVの増幅が望まれる場合、配列番号231〜239の少なくとも3(例えば、配列番号232;234;235)および配列番号256〜259;261〜265の少なくとも4(例えば、配列番号258;261;264;265)。
好都合には、少なくとも1のアンプリコンが作られたかどうかの決定は、リアルタイム増幅において、配列番号266〜282の1つまたはそれらに相補的な配列(すなわち、前記配列の全長に渡って完全に相補的である同じ長さの配列)の1つからなる少なくとも1のA9を標的とするプローブ、および任意に、少なくとも1の検出標識および/または少なくとも1のビーコンアーム、またはスコーピオン(登録商標)アーム、好ましくは5’および/または3’における少なくとも1のそのようなアーム、最も好ましくはそれぞれ5’および3’におけるそのようなアームの2つのように、クエンチャーまたはレポーター(例えばフルオロフォア)を運ぶことが意図された少なくとも1のHPVとは無関係なアームを用いて行われる。
以下の実施例で説明するように(例えば、表35を参照されたい)、プライマー対およびプローブの好ましい組み合わせは以下の通りである:
Figure 2009533030
好都合には、前記少なくとも1のA9を標的とするプローブはビーコンプローブであり、その配列は、配列番号283〜319の1つ、またはそれらに相補的な配列(すなわち、前記配列の全長に渡って完全に相補的である同じ長さの配列)の1つである。
以下の実施例で説明するように(例えば、表35を参照されたい)、最も好ましいプライマー対とプローブの組み合わせは以下の通りである:
Figure 2009533030
上述したプローブの特異的な結果のいくつかは、表60〜68に示されている(A9特異性)。
全ての表において、プローブの名称が他のプローブの名称と最後の1文字だけ異なる場合(例えば、A9E1S10とA9E1S10a)、これらのプローブは同じハイブリダイズセグメントを有し、それらのビーコンアームにおいてのみ異なる。
グレーのボックスは、試験されたプローブがアンプリコンを検出することを示す。
例えば、配列番号285のプローブA9E1S11は、HPV31およびHPV35を検出し、他のHPVを検出しない。
例えば、配列番号284のプローブA9E1S10aは、A9群のすべての発癌性HPV(HPV16、31、33、35、52、58、67)およびA6群の1つのHPV(HPV53)を検出し、配列番号288のプローブA9E1S12aは、HPV31およびHPV35を検出し、HPV53を検出しない(「ND」)。それ故、A9E1S10aとA9E1S12aとの組み合わせは、HPV16、31、33、35、52、58、67、53の特異的な検出を可能にする。
当業者が適切であることを見出せるいずれの組み合わせが、ここでは明確に包含される。
好ましくは、前記少なくとも2のA7を標的とするプライマーのそれぞれの配列は、少なくとも1の参照鋳型配列の増幅において使用するのに適しており、前記少なくとも1の参照鋳型配列は、
−配列番号423(受付番号NC_001357.1)のHPV18配列の1895〜2103位からなる断片(配列番号48);または粘膜上皮に対して発癌性であってよいHPV、好ましくは少なくとも5の最も一般的なHPV(HPV16、18、45、31、33)、さらに好ましくは少なくとも7のHR HPV、さらに好ましくは5の最も一般的なHR HPVならびに少なくとも2の他のHR HPV、好都合にはA6および/またはA5群に属する少なくとも2の他のHR HPV(例えば、HPV56、51、33、31、16、45、18)、より好ましくは少なくとも13のHR HPV、最も好ましくは少なくとも13のHR HPVおよびHPV66、53、82、67、85の少なくとも1、少なくとも2、少なくとも3、少なくとも4、または5のリアルタイムマルチプレックス検出を可能にするA7を標的とするプライマーを構成し、産生する適切な参照鋳型配列であるという性質を保持している、その保存的な細断片(sub-fragment);または前記断片または細断片の全長に渡って前記断片または細断片に完全に相補的である配列、あるいは
−配列番号423(受付番号NC_001357.1)のHPV18配列の916〜1044位からなる断片(配列番号65);または粘膜上皮に対して発癌性であってよいHPV、好ましくは少なくとも5の最も一般的なHPV(HPV16、18、45、31、33)、さらに好ましくは少なくとも7のHR HPV、さらに好ましくは5の最も一般的なHR HPVならびに少なくとも2の他のHR HPV、好都合にはA6および/またはA5群に属する少なくとも2の他のHR HPV(例えば、HPV56、51、33、31、16、45、18)、より好ましくは少なくとも13のHR HPV、最も好ましくは少なくとも13のHR HPVおよび少なくとも1、少なくとも2、少なくとも3、少なくとも4、または5のHPV66、53、82、67、85のリアルタイムマルチプレックス検出を可能にするA5を標的とするプライマーを構成し、産生する適切な参照鋳型配列であるという性質を保持している、その保存的な細断片(sub-fragment);または前記断片または細断片の全長に渡って前記断片または細断片に完全に相補的な配列である。
より好ましくは、前記少なくとも2のA7を標的とするプライマーのそれぞれの配列は、表24に示すように、配列番号46〜67;339〜358からなる少なくとも1の参照鋳型配列、または前記配列番号の配列の全長にわたってそれらに完全に相補的な配列の特異的な増幅において使用するのに適している。
前記参照鋳型配列は、特に、粘膜上皮に対して発癌性であってよいHPV、好ましくは少なくとも5の最も一般的なHPV(HPV16、18、45、31、33)、さらに好ましくは少なくとも7のHR HPV、さらに好ましくは5の最も一般的なHR HPVならびに少なくとも2の他のHR HPV、好都合にはA6および/またはA5群に属する少なくとも2の他のHR HPV(例えば、HPV56、51、33、31、16、45、18)、より好ましくは少なくとも13のHR HPV、最も好ましくは少なくとも13のHR HPVおよびHPV66、53、82、67、85の少なくとも1、少なくとも2、少なくとも3、少なくとも4、または5のリアルタイムマルチプレックス検出、好ましくはそのようなHPVのリアルタイムの定量的なマルチプレックス検出を可能にするA7を標的とするプライマーを構成し、産生する適切な参照であるという特別な技術的特徴を有している。
前記少なくとも2のA7を標的とするプライマーは、例えば、配列番号68〜78の少なくとも1(フォワードプライマー)および配列番号79〜87の少なくとも1(リバースプライマー)であってよい。
以下の実施例で説明するように(例えば、表29を参照されたい)、フォワードプライマーとリバースプライマーの好ましい組み合わせは以下に示す通りである:
−A7増幅系A:配列番号68〜70の少なくとも1および配列番号79〜81の少なくとも1;好ましくは、A7群の全ての発癌性HPVの増幅が望まれる場合、それらの全て;
−A7増幅系A1:A7増幅系Aと同じ、すなわち、配列番号68〜70の少なくとも1および配列番号79〜81の少なくとも1;好ましくは、A7群の全ての発癌性HPVの増幅が望まれる場合、それらの全て;
−A7増幅系A2:A7増幅系AまたはA1と同じ、すなわち、配列番号68〜70の少なくとも1および配列番号79〜81の少なくとも1;好ましくは、A7群の全ての発癌性HPVの増幅が望まれる場合、それらの全て;
−A7増幅系AB:配列番号68〜70の少なくとも1および配列番号82〜83の少なくとも1;好ましくは、A7群の全ての発癌性HPVの増幅が望まれる場合、それらの全て;
−A7増幅系AC1:配列番号68〜70の少なくとも1および配列番号84〜85の少なくとも1;好ましくは、A7群の全ての発癌性HPVの増幅が望まれる場合、それらの全て;
−A7増幅系AC2:A7増幅系AC1と同じ、すなわち、配列番号68〜70の少なくとも1および配列番号84〜85の少なくとも1;好ましくは、A7群の全ての発癌性HPVの増幅が望まれる場合、それらの全て;
−A7増幅系AC3:A7増幅系AC1またはAc2と同じ、すなわち、配列番号68〜70の少なくとも1および配列番号84〜85の少なくとも1;好ましくは、A7群の全ての発癌性HPVの増幅が望まれる場合、それらの全て;
−A7増幅系B:配列番号71〜73の少なくとも1および配列番号82〜83の少なくとも1;好ましくは、A7群の全ての発癌性HPVの増幅が望まれる場合、それらの全て;
−A7増幅系BA1:配列番号71〜73の少なくとも1および配列番号79〜81の少なくとも1;好ましくは、A7群の全ての発癌性HPVの増幅が望まれる場合、それらの全て;
−A7増幅系BA2:A7増幅系BA1と同じ、すなわち、配列番号71〜73の少なくとも1および配列番号79〜81の少なくとも1;好ましくは、A7群の全ての発癌性HPVの増幅が望まれる場合、それらの全て;
−A7増幅系BA3:A7増幅系BA1またはBA2と同じ、すなわち、配列番号71〜73の少なくとも1および配列番号79〜81の少なくとも1;好ましくは、A7群の全ての発癌性HPVの増幅が望まれる場合、それらの全て;
−A7増幅系BC1:配列番号71〜73の少なくとも1および配列番号84〜85の少なくとも1;好ましくは、A7群の全ての発癌性HPVの増幅が望まれる場合、それらの全て;
−A7増幅系BC2:A7増幅系BC1と同じ、すなわち、配列番号71〜73の少なくとも1および配列番号84〜85の少なくとも1;好ましくは、A7群の全ての発癌性HPVの増幅が望まれる場合、それらの全て;
−A7増幅系BC3:A7増幅系BC1またはBC2と同じ、すなわち、配列番号71〜73の少なくとも1および配列番号84〜85の少なくとも1;好ましくは、A7群の全ての発癌性HPVの増幅が望まれる場合、それらの全て;
−A7増幅系C:配列番号74〜76の少なくとも1および配列番号84〜85の少なくとも1;好ましくは、A7群の全ての発癌性HPVの増幅が望まれる場合、それらの全て;
−A7増幅系C1:A7増幅系Cと同じ、すなわち、配列番号74〜76の少なくとも1および配列番号84〜85の少なくとも1;好ましくは、A7群の全ての発癌性HPVの増幅が望まれる場合、それらの全て;
−A7増幅系CA1:A7増幅系C1と同じ、すなわち、配列番号74〜76の少なくとも1および配列番号79〜81の少なくとも1;好ましくは、A7群の全ての発癌性HPVの増幅が望まれる場合、それらの全て;
−A7増幅系CA2:A7増幅系C1またはCA1と同じ、すなわち、配列番号74〜76の少なくとも1および配列番号79〜81の少なくとも1;好ましくは、A7群の全ての発癌性HPVの増幅が望まれる場合、それらの全て;
−A7増幅系D:配列番号77〜78の少なくとも1および配列番号86〜87の少なくとも1;好ましくは、A7群の全ての発癌性HPVの増幅が望まれる場合、それらの全て。
好都合には、少なくとも1のアンプリコンが作られたかどうかの決定は、リアルタイム増幅において、配列番号88〜101の1つまたはそれらに相補的な配列(すなわち、前記配列の全長に渡って完全に相補的である同じ長さの配列)の1つからなる少なくとも1のA7を標的とするプローブ、および任意に、少なくとも1の検出標識および/または少なくとも1のビーコンアーム、またはスコーピオン(登録商標)アーム、好ましくは5’および/または3’における少なくとも1のそのようなアーム、最も好ましくはそれぞれ5’および3’におけるそのような2つのアームのように、クエンチャーまたはレポーター(例えばフルオロフォア)を運ぶことが意図された少なくとも1のHPVとは無関係なアームを用いて行われる。
以下の実施例で説明するように(例えば、表29を参照されたい)、プライマー対とプローブの好ましい組み合わせは以下の通りである:
Figure 2009533030
好都合には、前記少なくとも1のA7を標的とするプローブはビーコンプローブであり、その配列は、配列番号102〜121の1つまたはそれらに相補的な配列(すなわち、前記配列の全長に渡って完全に相補的な同じ長さの配列)の1つである。
以下の実施例で説明するように(例えば、表29を参照されたい)、プライマー対とプローブの最も好ましい組み合わせは以下の通りである:
Figure 2009533030
前記増幅は、当業者に適切であることが見出されたいずれの核酸増幅であってもよく、例えば、PCR(ポリメラーゼ連鎖反応)、または例えばTMA(transcription mediated amplification)、NASBA(nucleic acid sequence based amplification)、3SR(self sustained sequence replication)または鎖置換増幅のような等温増幅技術である。前記増幅は、好ましくはPCRである。
好ましい実施形態において、本発明によるプライマーは、最終濃度範囲100〜2000nMで使用される。典型的に、前記プライマーは、最終濃度範囲200〜1500nM、好ましくは250〜1000nM、より好ましくは500〜1000nM、さらに好ましくは600〜1000nMで使用されてよい。
PCR反応におけるプローブ濃度は、典型的に、50nM〜1000nMの最終濃度で変化させることにより最適化されてよい。好ましい実施形態において、本発明によるプローブは、最終濃度範囲50〜1000nM、好ましくは100〜800nM、より好ましくは100〜600nM、さらに好ましくは200〜600nMで使用される。
適切な増幅条件は、当業者に既知である。それらには、温度条件、特に熱サイクル条件、例えばサイクルの温度、期間、数、加熱速度が含まれる。好ましい実施形態において、前記温度条件には、PCRに適した条件が含まれる。もう1つの好ましい実施形態において、前記条件にはQ−PCRに適した条件が含まれる。
少なくとも本発明のA6を標的とする1のリアルタイム増幅系および少なくとも1の本発明のA5を標的とする1のリアルタイム増幅系および少なくとも1の本発明のA9を標的とする1のリアルタイム増幅系および少なくとも1の本発明のA7を標的とする1のリアルタイム増幅系を含んでなる、当業者により考えられるメガプレックス、すなわちマルチ-マルチプレックスは、本願に包含される。
例えば、A5を標的とする系E、およびA6を標的とする系A、およびA7を標的とする系A、およびA9を標的とする系Hは、シングルチューブアッセイにおいて一緒に使用することができ、メガプレックス(「メガプレックスEAAH」)を形成する。
例えば、A5を標的とする系E、およびA6を標的とする系B、およびA7を標的とする系A、およびA9を標的とする系Cは、シングルチューブアッセイにおいて一緒に使用することができ、メガプレックス(「メガプレックスEBAC」)を形成する。
そのようなメガプレックスの特異性および反応性の結果は、以下の表83〜88に示す。
表84および87(「メガプレックスEAAH」)から、そのようなメガプレックスは、発癌性HPV、すなわち13のHR HPVおよび5の他の発癌性HPV(HPV66、53、82、67、85)の効率的な検出を可能にし、このメガプレックスは、結果として少なくとも13のHR HPVおよび4の他の発癌性HPV(HPV66、53、82、85)に対して定量的になるように、十分に均質な反応性および特異性(Ct)を有する。
表86および88(「メガプレックスEBAC」)から、そのようなメガプレックスは、少なくとも13のHR HPVの効率的な検出を可能にし、このメガプレックスは、結果として少なくとも5の最も一般的なHR HPV(HPV16、18、45、31、33)に対して定量的になるように、十分に均質な反応性および特異性(Ct)を有する。
好ましいメガプレックスは、特に、上述したEAAHおよびEBACメガプレックス、ならびに以下のメガプレックス系を含んでなる:
−A5を標的とする系E、およびA6を標的とする系B、およびA7を標的とする系C、およびA9を標的とする系Cの組み合わせは、シングルチューブアッセイにおいて一緒に使用することができ、メガプレックス(「メガプレックスEBCC」)を形成する;
−A5を標的とする系E、およびA6を標的とする系B、およびA7を標的とする系B、およびA9を標的とする系Cの組み合わせは、シングルチューブアッセイにおいて一緒に使用することができ、メガプレックス(「メガプレックスEBBC」)を形成する;
−A5を標的とする系E、およびA6を標的とする系B、およびA7を標的とする系D、およびA9を標的とする系Cの組み合わせは、シングルチューブアッセイにおいて一緒に使用することができ、メガプレックス(「メガプレックスEBDC」)を形成する;
−A5を標的とする系E、およびA6を標的とする系B、およびA7を標的とする系A、およびA9を標的とする系Hの組み合わせは、シングルチューブアッセイにおいて一緒に使用することができ、メガプレックス(「メガプレックスEBAH」)を形成する。
本願は、A6、A5、A9またはA7群の少なくとも1のHPVを含有するHPV含有サンプル、例えば、HPV66および/またはHPV66および/またはHPV66および/またはHPV66および/またはHPV66および/またはHPV66および/またはHPV66および/またはHPV66および/またはHPV66および/またはHPV66および/またはHPV66および/またはHPV66および/またはHPV66および/またはHPV66を含有するサンプルにおいて、請求項1〜45のいずれか1項に記載の方法の実行により得られるいずれかのアンプリコンにも関する。
本発明は、マルチプレックスにおいて使用することができるプライマーの設計において、参照鋳型配列として使用するのに適したポリヌクレオチドにも向けられており、
少なくとも5の最も一般的なHR HPV(HPV16、18、45、31、33)、
好ましくは、少なくとも7のHR HPV、
さらに好ましくは、5の最も一般的なHR HPVならびに少なくとも2の他のHR HPV、好都合には、A6および/またはA5群に属する少なくとも2の他のHR HPV(例えば、HPV56、51、33、31、16、45、18)、
さらに好ましくは少なくとも13のHR HPVとして既知のHPV(HPV型56、51、58、33、52、35、31、16、68、39、59、45および18)、
より好ましくは、少なくとも13のHPVならびにHPV66、82、67、85、および53の中の少なくとも1、
さらにより好ましくは、少なくとも13のHPVならびにHPV66、82、67、85、および53の中の少なくとも2、
さらにより好ましくは、少なくとも13のHPVならびにHPV66、82、67、85、および53の中の少なくとも3、
最も好ましくは、少なくとも13のHPVならびにHPV66、82、67、85、および53の中の少なくとも4、特に、前記13HR HPVおよびHPV型66、82、67、85からなる少なくとも17の粘膜HPV、
さらに最も好ましくは、少なくとも13のHPVならびに少なくとも5のHPV型66、82、67、85、および53
を網羅し、単一の増幅において、リアルタイムの定量的なそれらの増幅を提供する。
もちろん、本発明によるポリヌクレオチドは、シンプレックスプロトコル、マルチプレックスプロトコル、エンドポイントプロトコル、定性的なプロトコル、定量的なプロトコル、およびそれらの組み合わせ等を含むさらなるプロトコルに対しても適している。
ヌクレオチドとは、ここでは、ヌクレオチドのポリマーであると解され、該ヌクレオチドは、リボヌクレオチド、デオキシリボヌクレオチド、ジデオキシリボヌクレオチド、および変性ヌクレオチド等であってよい。前記ヌクレオチドは、好ましくは1本鎖であるが、2本鎖であってもよい。前記ポリヌクレオチドの長さは変化してよく、通常500ヌクレオチド(nt)以下であり、好ましくは50〜400nt、より好ましくは100〜300nt、さらにより好ましくは80〜260ntである。
本願は、A6、A5、A9およびA7群のHPVを増幅するためのシングルチューブマルチプレックスにおいて使用することができるプライマーの設計において、および前記増幅されたHPVのリアルタイム検出のためのシングルチューブマルチプレックスにおいて使用することができるプローブの設計において、参照鋳型配列として使用するのに適したポリヌクレオチドにも関し、前記参照鋳型ポリヌクレオチドは以下から選択される:
−A6群:配列番号420(受付番号NC_001594.1)のHPV56配列の413〜791位からなる断片、またはその保存的な細断片、または前記断片もしくは細断片の全長に渡って前記断片もしくは細断片に対して完全に相補的な配列;
−A5群:配列番号421(受付番号NC_001533.1)のHPV51配列の678〜902位からなる断片、またはその保存的な細断片、または前記断片もしくは細断片の全長に渡って前記断片もしくは細断片に対して完全に相補的な配列;
−A9群:配列番号422(受付番号NC_001526.1)のHPV16配列2707〜2794位からなる断片、またはその保存的な細断片、または前記断片もしくは細断片の全長に渡って前記断片もしくは細断片に対して完全に相補的な配列;あるいは配列番号422(受付番号NC_001526.1)のHPV16配列の3600〜3840位からなる断片、またはその保存的な細断片、または前記断片もしくは細断片の全長に渡って前記断片もしくは細断片に対して完全に相補的な配列;
−A7群:配列番号423(受付番号NC_001357.1)のHPV18配列の1895〜2103位からなる断片、またはその保存的な細断片、または前記断片もしくは細断片の全長に渡って前記断片もしくは細断片に対して完全に相補的な配列;あるいは配列番号423(受付番号NC_001357.1)のHPV18配列の916〜1044位からなる断片、またはその保存的な細断片、または前記断片もしくは細断片の全長に渡って前記断片もしくは細断片に対して完全に相補的な配列;
前記保存的な断片は、粘膜上皮に対して発癌性であり得るHPVのリアルタイムマルチプレックス検出を可能にする群を標的とするプライマーを構築および産生するための適切な参照鋳型配列であるという特性を保持している。
本願は、特に、配列番号25〜29および配列番号334〜338の1つからなるいずれかの参照鋳型ポリヌクレオチド(A6群を標的とする参照鋳型ポリヌクレオチド)、または前記配列番号の配列の全長に渡ってそれらに対して完全に相補的な配列に関する。
本願は、特に、配列番号1〜5および配列番号320〜333の1つからなるいずれかの参照鋳型ポリヌクレオチド(A5群を標的とする参照鋳型配列)、または前記配列番号の配列の全長に渡ってそれらに対して完全に相補的な配列に関する。
本願は、特に、配列番号122〜210および配列番号359〜419の1つからなるいずれかの参照鋳型ポリヌクレオチド(A9群を標的とする参照鋳型配列)、または前記配列番号の配列の全長に渡ってそれらに対して完全に相補的な配列に関する。
本願は、特に、配列番号46〜67;339〜358の1つからなるいずれかの参照鋳型ポリヌクレオチド(A7群を標的とする参照鋳型配列)、または前記配列番号の配列の全長に渡ってそれらに対して完全に相補的な配列に関する。
本発明の参照鋳型ポリヌクレオチドの保存的な変形も、本願に包含される。与えられた親の参照鋳型配列の保存的な変形には、特に、前記親の参照鋳型ポリヌクレオチドまたはそれらに完全に相補的な配列に由来し、少なくとも1のヌクレオチドの欠失および/または置換および/または付加によるいずれかのポリヌクレオチドであるが、粘膜上皮に対して発癌性であり得る少なくとも1のHPVの増幅を可能にするA5および/またはA6および/またはA7および/またはA9を標的とするプライマー対の設計および構築のための参照鋳型ポリヌクレオチドである能力を保持しているポリヌクレオチドが含まれる。実例の保存的な変形は、通常、前記親の参照鋳型ポリヌクレオチドまたはそれらに完全に相補的な配列と少なくとも80%、好ましくは少なくとも85%、より好ましくは少なくとも90%、最も好ましくは少なくとも95%同一の配列を有するポリヌクレオチドを含んでなる(前記同一性の値は、前記親の参照鋳型ポリヌクレオチドの全長または完全に相補的な配列について算出される)。実例の保存的な変形は、親の配列と±5ヌクレオチド異ならないものを含んでなる。
本願は、本発明のプライマーおよびプローブ、すなわち個々のオリゴヌクレオチド産物にも関する。
本発明のプライマーの保存的な変形も、本願に包含される。与えられた親プライマーの保存的な変形には、特に、前記親プライマーまたはそれらに完全に相補的な配列に由来し、少なくとも1のヌクレオチドの欠失および/または置換および/または付加によるいずれかのオリゴヌクレオチドであるが、粘膜上皮に対して発癌性であり得る少なくとも1のHPVの増幅のためのA5および/またはA6および/またはA7および/またはA9を標的とするプライマーとなる能力を保持しているオリゴヌクレオチドが含まれる。実例の保存的な変形は、通常、前記親プライマーと少なくとも80%、好ましくは少なくとも81%、より好ましくは少なくとも83%、最も好ましくは少なくとも85%同一の配列を有するオリゴヌクレオチドを含んでなる(前記同一性の値は、前記親プライマーの全長または完全に相補的な配列について算出される)。実例の保存的な変形は、親の配列と±5ヌクレオチド異ならないものを含んでなる。
本発明のプローブの保存的な変形も、本願に包含される。与えられた親プローブの保存的な変形は、特に、前記親プローブまたはそれらに完全に相補的な配列に由来し、少なくとも1のヌクレオチドの欠失および/または置換および/または付加によるいずれかのオリゴヌクレオチドであるが、粘膜上皮に対して発癌性であり得る少なくとも1のHPVの増幅のためのA5および/またはA6および/またはA7および/またはA9を標的とするプローブとなる能力を保持しているオリゴヌクレオチドが含まれる。実例の保存的な変形は、通常、前記親プローブまたはそれらと完全に相補的な配列と少なくとも90%、好ましくは少なくとも91%、より好ましくは少なくとも93%、最も好ましくは少なくとも95%同一の配列を有するオリゴヌクレオチドを含んでなる(前記同一性の値は、前記親プローブの全長について算出される)。実例の保存的な変形は、親の配列と±5ヌクレオチド異ならないものを含んでなる。
本願は、特に、HPV増幅に適したプライマーに関し、特に、HPV A6およびA5およびA9およびA7群のリアルタイムマルチプレックス増幅に適用される。
前記プライマーは、例えば、
−配列番号30〜34および配列番号35〜37のいずれか1からなるA6を標的とするプライマー;または
−配列番号6〜10および配列番号11〜15のいずれか1からなるA5を標的とするプライマー;または
−配列番号211〜239および配列番号240〜265のいずれか1からなるA9を標的とするプライマー;または
−配列番号68〜78および配列番号79〜87のいずれか1からなるA7を標的とするプライマーであってよい。
本願は、特に、HPV増幅に適したプライマー系に関し、特に、HPV A6およびA5およびA9およびA7群のリアルタイムマルチプレックス増幅に適用される。
前記プライマー系は、例えば
−配列番号30〜34の1からなる少なくとも1のA6を標的とするプライマーおよび配列番号35〜37の1からなる少なくとも1のA6を標的とするプライマー;および/または
−配列番号6〜10の1からなる少なくとも1のA5を標的とするプライマーおよび配列番号11〜15の1からなる少なくとも1のA5を標的とするプライマー;および/または
−配列番号211〜239の1からなる少なくとも1のA9を標的とするプライマーおよび配列番号240〜265の1からなる少なくとも1のA9を標的とするプライマー;および/または
−配列番号68〜78の1からなる少なくとも1のA7を標的とするプライマーおよび配列番号79〜87の1からなる少なくとも1のA7を標的とするプライマーであってよい。
本願は、特に、HPV検出に適したプローブに関し、特に、HPV A6およびA5およびA9およびA7群のリアルタイムマルチプレックス増幅に適用される。
前記プローブは、例えば、
−配列番号38〜40のいずれか1からなるA6を標的とするプローブ、もしくは前記配列番号の配列の全長に渡って完全にそれらに対して相補的な配列;または
−配列番号16〜19のいずれか1からなるA5を標的とするプローブ、もしくは前記配列番号の配列の全長に渡って完全にそれらに対して相補的な配列;または
−配列番号266〜282のいずれか1からなるA9を標的とするプローブ、もしくは前記配列番号の配列の全長に渡って完全にそれらに対して相補的な配列;または
−配列番号88〜101のいずれか1からなるA7を標的とするプローブ、もしくは前記配列番号の配列の全長に渡って完全にそれらに対して相補的な配列であってよい。
前記プローブは、例えば、Taqman(登録商標)プローブ(加水分解プローブ)、モレキュラービーコン(Molecular beacon:登録商標)(ビーコンプローブもしくはモレキュラービーコンプローブ)、およびスコーピオン(登録商標)プローブを含む種々の形式で産生されてよい。好ましい形式の1つは、ビーコン形式である。
それ故、本願は特に、HPV検出に適したビーコンプローブに関し、特に、HPV A6およびA5およびA9およびA7群のリアルタイムマルチプレックス増幅に適用される。
前記ビーコンプローブは、例えば、
−配列番号41〜45のいずれか1つもしくは前記配列番号の配列の全長に渡って完全にそれらに対して相補的な配列からなる、A6を標的とするプローブ;または
−配列番号20〜24のいずれか1つもしくは前記配列番号の配列の全長に渡って完全にそれらに対して相補的な配列からなる、A5を標的とするプローブ;または
−配列番号283〜319のいずれか1つもしくは前記配列番号の配列の全長に渡って完全にそれらに対して相補的な配列からなる、A9を標的とするプローブ;または
−配列番号102〜121のいずれか1つもしくは前記配列番号の配列の全長に渡って完全にそれらに対して相補的な配列からなる、A7を標的とするプローブであってよい。
ビーコンプローブは、さらに、クエンチャーおよびレポーター(例えばフルオロフォア)を含んでよい。
好ましくは、各プローブはそれ自身レポーターを有し、それにより各プローブは他のプローブにより示されるものとは異なるレポーターを有し、それにより各プローブは他のプローブと容易に区別され得る。
本願は、特に、HPV増幅に適したプライマーおよびプローブ系に関し、特に、HPV A6およびA5およびA9およびA7のリアルタイムマルチプレックス増幅に適用される。
前記プライマーおよびプローブ系は、少なくとも1の本発明によるプライマー系および少なくとも1の本発明によるプローブを含んでなる。
本願は、さらに、請求項53に記載の少なくとも1のプライマー系により、A6、A5、A9またはA7群のHPV、例えば、HPV66および/またはHPV53および/またはHPV82および/またはHPV58および/またはHPV33および/またはHPV67および/またはHPV52および/またはHPV35および/またはHPV31および/またはHPV68および/またはHPV39および/またはHPV85および/またはHPV59および/またはHPV45から少なくとも1の核酸を増幅することにより得られるいずれかのアンプリコンに関する。
そのようなアンプリコンを含んでなる増幅組成物も、本発明に包含される。
本発明は、少なくとも1の本発明のプライマーまたはプローブを含んでなる増幅組成物、医薬組成物、生物学的組成物にも関する。
本発明は、子宮頸部の新形成または癌の診断または予防のためのキットであって、以下を含んでなるキットにも関する:
−本発明による少なくとも1のプライマー系、および/または
−本発明による少なくとも1のプローブ、
−任意に、それらおよび/またはヌクレオチドの使用についての説明書。
好ましくは、前記キットは、少なくとも2の本発明によるプライマー系、より好ましくは少なくとも3の本発明によるプライマー系、最も好ましくは少なくとも4の本発明によるプライマー系を含んでなる。特に前記キットが異なるHPV型の間で区別することが意図される場合、前記キットは、1より多いプローブ、例えば、少なくとも2、少なくとも3、少なくとも4、少なくとも5の異なるプローブを含んでなる。
本発明によるキットにおいて、オリゴヌクレオチド(プライマー、プローブ)は、別々に、または部分的に混合されて、または完全に混合されて保持されてよい。
前記オリゴヌクレオチドは、乾燥形態で、または当業者が判断した場合に適切な溶媒に可溶化して提供されてよい。適切な溶媒には、TE、PCRグレードの水等が含まれる。
好ましい実施形態において、本発明によるキットは、PCRステップに適したさらなる試薬を含んでもよい。
そのような試薬は、当業者に既知であり、ヌクレアーゼを含まない水、RNaseを含まない水、DNAseを含まない水、PCRグレードの水のような水;マグネシウム、カリウムのような塩;Trisのような緩衝剤;Taq(登録商標)、Vent(登録商標)、Pfu(登録商標)、活性化可能なポリメラーゼのようなポリメラーゼが含まれる酵素;デオキシヌクレオチド、ジデオキシヌクレオチド、dNTPs、dATP、dTTP、dCTP、dGTP、dUTPのようなヌクレオチド;DTTおよび/またはRNase阻害剤;ならびにpolyT、polydTのようなポリヌクレオチド、およびプライマーのような他のオリゴヌクレオチドが含まれる。
もう1つの好ましい実施形態において、本発明によるキットはPCRコントロールを含んでなる。そのようなコントロールは、当該分野で既知であり、定性的なコントロール、ポジティブコントロール、ネガティブコントロール、内部標準、定量的なコントロール、内部の定量的なコントロール、ならびにキャリブレーション範囲が含まれる。前記PCRステップに対する内部標準は、PCRステップにおける標的鋳型に無関係な鋳型であってよい。そのようなコントロールは、コントロールプライマーおよび/またはコントロールプローブを含んでよい。例えばHPV検出の場合、内部標準として、ヒトの体に由来するサンプルにおいてその存在が排除された遺伝子の中から選択されるポリヌクレオチドを使用することが可能であり(例えば植物遺伝子)、その大きさおよびGC含量は、標的配列に由来するものと均等である。
好ましい実施形態において、本発明によるキットは、例えば、血液、血清、血漿のような生物学的なサンプルに由来する核酸を抽出および/または精製するための手段を含む。そのような手段は、当業者に周知である。
好ましい実施形態において、本発明によるキットは、それらの使用についての説明書を含む。前記説明書は、好都合には、リーフレット、またはカード等であってよい。前記説明書は、2つの形態で存在してもよく:詳細には、キットおよびその使用についての網羅的な情報が集められ、可能であれば文献的データも含む場合:およびクイックガイドの形態またはメモ、例えば使用について必要な必須の情報が集められたカードの形態の場合である。
好ましい実施形態において、前記キットは診断キット、特にインビトロ診断キット、すなわちHPV診断キットである。
本発明は、上述したように、診断、予後、および薬物/治療効果のモニタリングの分野にも関する。
本発明によるオリゴヌクレオチドは、HPVの群、型、サブタイプまたは株の診断のために使用され得る。特に、本発明によるプライマーおよびプローブは、インビトロタイピング、サブタイピング、およびインビトロサンプル中、例えば患者の子宮頸部のサンプル中、または細胞培養上清中に存在するHPV核酸の定量化に対して使用され得る。
「含む」または「含有する」と同義の「含んでなる」という用語は、オープンエンドであり、付加的な、列挙されていない要素、成分または方法ステップを除外しない一方、「からなる」という用語は閉じられた用語であり、明示的に列挙されていない付加的な要素、ステップ、または成分は除外される。「本質的に〜からなる」という用語は、部分的に開いた用語であり、付加的な要素、ステップまたは成分が発明の基礎および新しい特性に実質的に影響を及ぼさない限り、付加的な、列挙されていない要素、ステップ、または成分を除外しない。
それ故、「含んでなる」という用語は、「〜からなる」ならびに「本質的に〜からなる」という用語を含む。従って、「含んでなる」という用語は、本願において、特に、「〜からなる」および「本質的に〜からなる」という用語を包含すると解される。
本願において、nの要素の組または群に関する「少なくともx」という用語は(xはゼロではなく、nはxより大きな数である)、xとnの間に含まれる各値を明確に包含する。例えば、6の要素の群または組に関して、「少なくとも1」という用語は、前記要素の1、2、3、4、5および6、ならびに前記要素の少なくとも2、少なくとも3、少なくとも4、少なくとも5を明確に包含する。
ここで挙げられている全ての参考文献の関連する開示は、本明細書中に援用される。以下の実施例は、説明のために提供され、限定するためのものではない。
定義:
本願において使用される用語および名称は、一般的に、HPV検出の分野および特に分子生物学の分野における通常の意味を有する。
「増幅」とは、PCR(ポリメラーゼ連鎖反応)、または例えばTMA(transcription mediated amplification)、NASBA(nucleic acid sequence based amplification)、3SR(self sustained sequence replication)または鎖置換増幅のような等温増幅技術等の核酸増幅のいずれかの技術を意味する。
増幅方法、特にPCRに基づく方法は、当該分野で既知である(Molecular Cloning: A Laboratory Manual, Maniatis, Fritsch, and Sambrook, CSHL Press; Molecular Biology of the Cell, Alberts et al.; PCR Primer: A Laboratory Manual, Dieffenbach and Dveksler, CSHL Press; The Polymerase Chain Reaction, Mullis, Ferre, and Gibbs, Birkhauser Boston Press; Gene quantification, Ferre, Birkhauser Boston Press)。
PCRまたはPCR反応とは、ここでは、いずれかのPCRに基づく方法であると解される。これには、標準的なPCR、定性的、定量的、および半定量的なPCR、リアルタイムPCR、逆転写酵素PCR(RT-PCR)、シンプレックスおよびマルチプレックスPCR等が含まれる。
リアルタイムPCRとは、通常のPCR法によるエンドポイント検出とは対照的に、各PCRサイクルの間のアンプリコン生成の指標として、反応の間に放出される蛍光のようなシグナルをモニタリングすることが可能なPCRに基づく方法とここでは解される。
定量的なPCRとは、与えられたサンプル中の与えられたPCR標的の初期の量の見積りを可能にするいずれかのPCRに基づく方法であるとここでは解される。
マルチプレックスPCRとは、2以上の標的の増幅に向けられているいずれかのPCR反応であるとここでは解される。例えば、マルチプレックスPCRには、二重のPCR(2つの標的)、三重のPCR(3つの標的)、およびそれ以上のマルチプレックスPCRが含まれる。マルチプレックスPCRには、2以上のプライマー対、例えば2のプライマー対を用いたPCR反応が含まれる。この場合、4の異なるプライマーがあってよいが、2のプライマー対について、共通の1のプライマー、例えばフォワードプライマーを有し、2つの異なるリバースプライマーを有するようにすることも可能である。マルチプレックスPCRには、唯一のプライマー対を用いるが、2以上のプローブを用いるPCR反応も含まれる。
「メガプレックス」という用語は、ここでしばしば使用される:それは、基本的には「マルチプレックス」と同じ意味を有するが、少なくとも2の異なる群を標的とする系(例えば、A5およびA6およびA7およびA9を標的とする系)に関するマルチ-マルチプレックスと、1の群を標的とする系(例えば、A7またはA9を標的とする系)に関する「マルチプレックス」とを区別するために使用される。
核酸とは、ここではいずれかの核酸であると解され:合成または非合成、組み換えまたは天然、直鎖状または環状であってよい。これには、DNAおよびRNAが含まれる。核酸は、1本鎖または2本鎖または3本鎖であってよい。それは、微生物(細菌、酵母等)、または哺乳動物細胞のようなより高等な生物対のような種々の生物学的な源に由来するものであってよい。前記核酸は、ウイルス起源、例えばHPV核酸であってもよい。核酸は、全DNA、全RNA、ゲノムDNA、ミトコンドリアDNA、プラスミドDNA、BAC DNA、およびそれらの混合物を含んでよい。さらに、前記核酸は、種々の純度の状態が想定され得る。
オリゴヌクレオチドとは、ここでは、ヌクレオチドのいずれかの短いポリマーであると解され、前記ヌクレオチドは、リボヌクレオチド、デオキシリボヌクレオチド、ジデオキシリボヌクレオチド、変性ヌクレオチド等であってよい。前記オリゴヌクレオチドは、好ましくは1本鎖である。前記オリゴヌクレオチドの長さは変化してよく、通常150ヌクレオチド(nt)以下であり、好ましくは10〜100nt、より好ましくは13〜60nt、さらにより好ましくは13〜50ntである。前記オリゴヌクレオチドは、例えば、放射性、蛍光、ビオチニル化、dig標識のような標識付けまたはマーキング等の化学的な修飾を有してよい。本発明によるオリゴヌクレオチドは、フォワード(センス)またはリバース(アンチセンス)であってよい。加えて、本発明によるいくつかのオリゴヌクレオチドに関して好ましい機能が言及されているにも関わらず、与えられたオリゴヌクレオチドがいくつかの機能を有し、本発明による異なる方法において使用できることが明らかであるということを強調すべきである。例えば、オリゴヌクレオチドは、プライマーまたはプローブとして使用することができる。また、オリゴヌクレオチドがアンプリコンターゲッティングプローブとして有用であると述べられる場合、当業者は、このオリゴヌクレオチドに相補的な配列が同じアンプリコンを標的とするプローブとして等しく有用であることを理解する。さらに、マルチプレックスアッセイに適したいずれのプライマーも、本春名の範囲内において、シンプレックスプロトコルにおいて使用できることは明らかである。同じことが、本発明の範囲内において、エンドポイントアッセイのフレームワークにおいて使用されるリアルタイムプロトコルに適したプライマーについても適用される。
本発明によるオリゴヌクレオチドは、特に、PCRプライマーおよびプローブを含む。他に示さない限り、核酸配列は、5’から3’方向に与えられる。前記オリゴヌクレオチドは多くの形態であってよく、例えば、乾燥形態、望ましい溶媒および望ましい濃度の溶液/懸濁液である。当業者は、どのような溶媒、濃度、保存条件が本発明のオリゴヌクレオチドに適しているかを知っている。特に、当業者は、保存溶液として前記オリゴヌクレオチドをどのように調製するかを知っている。本発明によるオリゴヌクレオチドは、当業者により、例えばHPLCクロマトグラフィーで判断された場合に、種々の程度の純度を有してもよい。
オリゴヌクレオチドの組または系とは、ここでは、少なくとも1のオリゴヌクレオチド、好ましくは少なくとも2、例えば2〜10のオリゴヌクレオチドを含んでなるいずれかの組み合わせであると解される。前記組は、1のPCRプライマー、またはPCRプライマーの対、またはプローブ、またはプローブおよびプライマーの対を含んでよい。前記オリゴヌクレオチドは、別々に、または部分的に混合されて、または完全に混合されていてよい。
プライマーまたはPCRプライマーの観念は、当業者に既知である。例えば、適切な厳密な条件下で標的鋳型にアニールすることができるいずれかのオリゴヌクレオチドを含み、ポリメラーゼ鎖伸長を可能にする。前記プライマーの典型的な長さは、13〜30nt、好ましくは、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26または27ntである。
「プライマー」、「増幅プライマー」または「核酸プライマー」という用語は、ここでは区別なく使用される。「プライマー」は、精製された制限消化において天然発生するか、または人工的に作られた短いポリヌクレオチドを意味し、核酸鎖に対して相補的なプライマー伸長産物の合成が引き起こされる条件下、すなわちヌクレオチドおよびポリメラーゼのような誘発剤の存在および適切な温度およびpHに置かれた場合、合成の開始点として作用することができる。プライマーは、望ましい伸長産物の合成を与えるのに十分長いべきである。プライマーの正確な長さは、実験的な因子、特に温度、プライマーの起源および加工の使用に依存する。
プライマー対はフォワードプライマーおよびリバースプライマーからなり、前記フォワードプライマーは1のHPV鎖にハイブリダイズするほど十分相補的であり、前記リバースプライマーは他のHPV鎖にハイブリダイズするほど十分相補的である。
厳密性とは、異なる程度の相補性でポリヌクレオチド配列の結合を最適化するために選択されたハイブリダイゼーション条件を意味する。厳密性は、温度、塩条件、ハイブリダイゼーション混合物中における有機溶媒の存在、ハイブリダイズされる配列の長さおよび塩基組成、ならびに塩基ミスマッチの程度により影響され、パラメータの組み合わせは、いずれか1の因子の絶対的な測定よりも重要である。
非常に高い厳密性:非常に高い厳密性の条件は、5×SSC、2%ドデシル硫酸ナトリウム(SDS)、100 μg/ml 1本鎖DNAにおいて、55〜65℃で8時間の、フィルター結合DNAに対するハイブリダイゼーションおよび0.1% SDS中における、60〜65℃で30分間の洗浄を意味する。
高い厳密性:高い厳密性の条件は、5×SSC、2%ドデシル硫酸ナトリウム(SDS)、100 μg/ml 1本鎖DNAにおいて、55〜65℃で8時間の、フィルター結合DNAに対するハイブリダイゼーションおよび0.2×SSCおよび0.2% SDS中における、60〜65℃で30分間の洗浄を意味する。
中程度の厳密性:中程度の厳密性の条件は、5×SSC、2%ドデシル硫酸ナトリウム(SDS)、100 μg/ml 1本鎖DNAにおいて、55〜65℃で8時間の、フィルター結合DNAに対するハイブリダイゼーションおよび0.2×SSCおよび0.2% SDS中における、50〜55℃で30分間の洗浄を意味する。
プローブの観念も、当業者に既知である。例えば、望ましいハイブリダイゼーション条件下で標的鋳型にアニールすることができるいずれかのオリゴヌクレオチドが含まれる。前記プローブの典型的な長さは15〜60ntであり、好ましくは16〜50nt、より好ましくは17〜40nt、より好ましくは17〜35nt、より好ましくは20〜30ntである。好ましくは、前記プローブは蛍光標識される。しかしながら、ある一定の条件下でプライマーをプローブとして使用できることおよびその逆も可能であることは、当業者に自明である。さらに、ここでは、本発明による産物、特にオリゴヌクレオチドは、ここで言及される意図された使用に限定されず、意図された目的に関係なく広範に解釈される。例えば、特定の使用に対する産物(オリゴヌクレオチド)に対する請求項は、実際に述べられた使用に適した産物(オリゴヌクレオチド)を意味するとして解釈されるべきである。それ故、マルチプレックスプロトコルにおけるプライマーとしての使用に適したオリゴヌクレオチドは、本発明の目的の範囲内で、シンプレックスプロトコルにも適用可能であることは明らかである。
プローブは、全体的に、ハイブリダイジングセグメントからなる。プローブの「ハイブリダイジングセグメント」または「アニーリングセグメント」とは、HPV標的にアニールすることが意図されるヌクレオチド配列を意味する。
あるいは、プローブは、少なくとも1の検出部分、例えば少なくとも1の検出標識(例えば放射性要素またはフルオロフォア)を含んでよい。この検出標識は、当業者にビーコンアームまたはスコーピオン(登録商標)アームとして既知の短いHPVとは無関係のオリゴヌクレオチドアームを介してプローブのハイブリダイジングセグメントに結合してよい。少なくとも1の5’および/または3’検出標識、または少なくとも1の5’および/または3’ビーコンアームを含んでなるプローブは、ハイブリダイジングセグメントならびに少なくとも1の5’および/または3’標識もしくはビーコンアームからなる。
Taqman(登録商標)プローブ(加水分解プローブ)、分子ビーコン(登録商標)(ビーコンプローブもしくは分子ビーコンプローブ)、およびスコーピオン(登録商標)プローブを含むプローブの種々の形式(型)は当該分野で既知である。
好ましい実施形態において、本発明によるプローブは全て合成され、分子ビーコン形式で使用される。
分子ビーコンの構造は以下の通りである。標的配列に無関係な短いヌクレオチド配列(いわゆるビーコンアーム)は、プローブの両端に共有結合的に結合する。短い無関係なアームは、プローブの5’に結合し、蛍光部分(すなわち、蛍光色素または蛍光マーカー)で標識される。もう1つの無関係なアームは、プローブの3’末端に結合し、蛍光クエンチング部分で標識される。それ故、分子ビーコンは、フルオロフォアおよびクエンチャーを反対の末端に有する。5’の短いアームは、一緒にアニールできるように3’におけるものと全体的に相補的であり、溶液中で標的にハイブリダイズしない場合はヘアピン構造をとり得る。このヘアピン構造において、クエンチャーおよび蛍光色素は、フルオロフォアの効率的なクエンチングを可能にするのに十分相互に近い。しかしながら、プローブが標的分子に出会った場合、アニーリングは、ビーコンアームTmおよびプローブTmの値が適切に選択された場合のヘアピン構造に関して都合が良い(理論的には、プローブTm>ビーコンアームTm>プライマーTm、Tmはそれぞれの融解温度)。フルオロフォアおよびクエンチャーは相互に遠ざかり、適切な光励起により照らされた場合、フルオロフォアは蛍光を発し得る。PCRの進行につれて、増幅産物が蓄積し、与えられたサイクルにおける蛍光の量はその時点に存在する増幅産物の量に依存する(例えば、Sanjay Tyagi and Fred Russell Kramer, Nature Biotechnology 1996, volume 14, pages 303-308; Nature Biotechnology 1998, volume 16, pages 49-53を参照されたい)。
(注釈:フルオロフォアは3’末端に結合させることができ、クエンチャーは5’末端に結合させることができる)。
模式的に、前記プローブは以下の構成をとる(分子ビーコン形式):
5’フルオロフォア-(アーム1)-プローブ-(アーム2)-クエンチャー3’
5’クエンチャー-(アーム1)-プローブ-(アーム2)-フルオロフォア3’
ここで、アーム1およびアーム2は、例えば、3〜10ヌクレオチド、好ましくは5、6、7ヌクレオチドのいずれかの短いヌクレオチド配列であってよく、適切な厳密性の条件下でヘアピン構造形成を可能にする、すなわち、アーム1およびアーム2は、望ましい厳密性の条件下で、アニールに対して完全に相補的である(標準的なPCRの厳密性の条件には、例えば、55〜65℃のアニーリング温度および4〜8mMのMg濃度が含まれる)。しかしながら、アーム1およびアーム2は、プローブの標的配列とは無関係である、すなわち、アーム1とアーム2の間のアニーリングの結果として生じるヘアピン構造は、本質的に、ハイブリダイズしない場合にのみ可能なプローブに対する二次構造である。当業者は、与えられたプローブについてそのようなアームをどのように選択するかを知っている。
模式的なビーコンの形式には、以下のものが含まれる:
TGCGC-(プローブ配列)-GCGCA
GCGCA-(プローブ配列)-TGCGC
AGCGC-(プローブ配列)-GCGCT
GCGCT-(プローブ配列)-AGCGC
CGCGA-(プローブ配列)-TCGCG
CGCGC-(プローブ配列)-GCGCG。
フルオロフォアとは、ここでは、当該分野で既知のいずれかの蛍光マーカー/色素であると解される。そのような適切な蛍光マーカーの例には、ファム(Fam)、ヘックス(Hex)、テト(Tet)、ジョー(Joe)、ロックス(Rox)、タムラ(Tamra)、マックス(Max)、エダンズ(Edans)、Cy5のようなCy色素、フルオレセイン、クマリン、エオシン、ローダミン、ボディピー(Bodipy)、アレクサ(Alexa)、カスケードブルー、ヤキマイエロー、ルシファーイエローおよびテキサスレッド(これら全ては登録商標である)、ATTO色素のファミリーが含まれる。
クエンチャーとは、ここでは、当該分野で既知のいずれかのクエンチャーであると解される。そのようなクエンチャーの例には、ダブシル(Dabcyl)、ダーククエンチャー(Dark Quencher)、エクリプスダーククエンチャー(Eclipse Dark Quencher)、エレクエンチャー(Elle Quencher)、タムラ、BHQおよびQSY(これらは全て登録商標である)。
当業者は、プローブを設計する場合に、色素/クエンチャーのどの組み合わせが適切であるかを知っている。
本発明の好ましい実施形態において、前記プローブのスペクトル特性は、相互に干渉しないように選択される。特に、プローブがマルチプレックスで使用される場合、各シングルプローブは、スペクトル的に相互に有意に異なるフルオロフォアを有する、すなわち、吸収/放出スペクトルが本質的に重複しない。これは、好都合に、全てのシングルプローブについて低いノイズのマルチプレックス検出を可能にし、検出において個々のシグナルが相互に干渉しないことを確実にする。マルチプレックスにおいて一緒に使用することができる色素の例には、FamとTamra、FamとTamraとテキサスレッドが含まれる。一緒に使用する適切な色素の選択は、増幅装置に含まれるフィルターにも依存し得る。
本発明によると、与えられる全てのオリゴヌクレオチドは、別々、または部分的に混合されて、または完全に混合されてよい。
前記オリゴヌクレオチドは、乾燥形態、または当業者が判断した場合に適切な溶媒に可溶化されてよい。適切な溶媒には、TE、PCRグレードの水等が含まれる。
「有意に」という用語は、ここでは、統計の分野における通常の意味で使用される(例えば、t検定、z検定、カイ二乗値、またはF比等)、すなわち、ある値を他の値と比較し、これらの値が相互に異なるかどうかを決定する。それ故、「有意に」という用語は、度数分布においてデータの広がりの量を測定する標準偏差(もしあれば)を当業者が考慮に入れるという事実を包含する。望ましいp値は、通常、5%のαレベルまたは1%のより厳しいαレベルに設定される。
以下の実施例において、本発明のいくつかのA6、A5、A9およびA7を標的とする増幅および/検出が述べられている。
表12〜35:これらの表は、本発明の実例の群を標的とする系の参照アンプリコン、フォワードプライマー、リバースプライマー、プローブ、ビーコンプローブの配列番号および位置を示す。
表12:A5を標的とする系の参照アンプリコン(HPV51ゲノムに由来する)
表13:A5を標的とする系のフォワードプライマー
表14:A5を標的とする系のリバースプライマー
表15:A5を標的とする系のプローブ
表16:A5を標的とする系のビーコンプローブ
表17:A5を標的とする系
表18:A6を標的とする系の参照アンプリコン(HPV56ゲノムに由来する)
表19:A6を標的とする系のフォワードプライマー
表20:A6を標的とする系のリバースプライマー
表21:A6を標的とする系のプローブ
表22:A6を標的とする系のビーコンプローブ
表23:A6を標的とする系
表24:A7を標的とする系の参照アンプリコン(HPV18ゲノムに由来する)
表25:A7を標的とする系のフォワードプライマー
表26:A7を標的とする系のリバースプライマー
表27:A7を標的とする系のプローブ
表28:A7を標的とする系のビーコンプローブ
表29:A7を標的とする系
表30:A9を標的とする系の参照アンプリコン(HPV16ゲノムに由来する)
表31:A9を標的とする系のフォワードプライマー
表32:A9を標的とする系のリバースプライマー
表33:A9を標的とする系のプローブ
表34:A9を標的とする系のビーコンプローブ
表35:A9を標的とする系
表36〜50:これらの表は、本発明のプライマーおよびプローブにより示されるヌクレオチドミスマッチの数を示す(50HPV型の配列のアラインメント);空のボックスは、整合のとれた配列アラインメントがないことを示し;グレーのボックスは、ミスマッチの数が0、1、2または3であることを示す。
表36:本発明のA5を標的とする系のプライマーおよびプローブにより示されるミスマッチ数(系A〜C)
表37:本発明のA5を標的とする系のプライマーおよびプローブにより示されるミスマッチ数(系D〜E)
表38:本発明のA6を標的とする系のプライマーおよびプローブにより示されるミスマッチ数(系A〜C)
表39:本発明のA6を標的とする系のプライマーおよびプローブにより示されるミスマッチ数(系D〜E)
表40:本発明のA7を標的とする系のプライマーおよびプローブにより示されるミスマッチ数(系A〜B)
表41:本発明のA7を標的とする系のプライマーおよびプローブにより示されるミスマッチ数(系C〜D)
表42:本発明のA9を標的とする系のプライマーおよびプローブにより示されるミスマッチ数(系C)
表43:本発明のA9を標的とする系のプライマーおよびプローブにより示されるミスマッチ数(系E1)
表44:本発明のA9を標的とする系のプライマーおよびプローブにより示されるミスマッチ数(系E2)
表45:本発明のA9を標的とする系のプライマーおよびプローブにより示されるミスマッチ数(系E3)
表46:本発明のA9を標的とする系のプライマーおよびプローブにより示されるミスマッチ数(系E4)
表47:本発明のA9を標的とする系のプライマーおよびプローブにより示されるミスマッチ数(系F)
表48:本発明のA9を標的とする系のプライマーおよびプローブにより示されるミスマッチ数(系GZ7)
表49:本発明のA9を標的とする系のプライマーおよびプローブにより示されるミスマッチ数(系GZ8)
表50:本発明のA9を標的とする系のプライマーおよびプローブにより示されるミスマッチ数(系H)
表51〜68:本発明の検出系の特異性
表36〜50に記載された増幅系は、本発明のプローブの特異性を試験するために使用された。
表51:本発明の検出系のHPV特異性を試験するために使用することができるHPVプラスミドの実例のリスト
表52:本発明のA5およびA6を標的とする検出の特異性を試験するために使用することができる実例のPCR材料および方法条件
表53:A5を標的とするプローブの特異性の結果(ボックス「他のHPV」=表51に与えられたリストのHPV以外の全て)
表54:A6を標的とするプローブの特異性の結果(ボックス「他のHPV」=表51に与えられたリストのHPV以外の全て)
表55:本発明のA7を標的とする検出の特異性を試験するために使用することができる実例のPCR材料および方法条件
表56〜59:A7を標的とするプローブの特異性の結果(ボックス「他のHPV」=表51に与えられたリストのHPV以外の全て)
表56:A7を標的とする増幅系A、およびA7を標的とする増幅系Aのプローブ(PCR当り1のプローブ)
表57:A7を標的とする増幅系B、およびA7を標的とする増幅系Bのプローブ(PCR当り1のプローブ)
表58:A7を標的とする増幅系C、およびA7を標的とする増幅系Cのプローブ(PCR当り1のプローブ)
表59:A7を標的とする増幅系D、およびA7を標的とする増幅系Dのプローブ(PCR当り1のプローブ)
表60:本発明のA9を標的とする検出系の特異性を試験するために使用することができる実例のPCR物質および方法条件
表61〜68:A9を標的とするプローブの特異性の結果(ボックス「他のHPV」=表51に与えられたリストのHPV以外の全て)
表61:A9を標的とする増幅系C、およびA9を標的とする増幅系Cのプローブ(PCR当り1のプローブ)
表62:A9を標的とする増幅系E2、およびA9を標的とする増幅系E2のプローブ(PCR当り1のプローブ)
表63:A9を標的とする増幅系E3、およびA9を標的とする増幅系E3のプローブ(PCR当り1のプローブ)
表64:A9を標的とする増幅系E4、およびA9を標的とする増幅系E4のプローブ(PCR当り1のプローブ)
表65:A9を標的とする増幅系F、およびA9を標的とする増幅系Fのプローブ(PCR当り1のプローブ)
表66:A9を標的とする増幅系GZ7、およびA9を標的とする増幅系GZ7のプローブ(PCR当り1のプローブ)
表67:A9を標的とする増幅系GZ8、およびA9を標的とする増幅系GZ8のプローブ(PCR当り1のプローブ)
表68:A9を標的とする増幅系H、およびA9を標的とする増幅系Hのプローブ(PCR当り1のプローブ)
特異性の試験に対して使用された増幅および検出系は、表17(A5を標的とする系);表23(A6を標的とする系);表29(A7を標的とする系);表35(A9を標的とする系)に示されている。
A9を標的とする系について、表35における括弧の中に示されるプライマーは余分なものとして使用されず、実際に、括弧で示されないプライマーは、A9HPV群の全てを増幅するのに十分である。それ故、表35において、括弧の中に示されるA9を標的とするプライマーは、A9群の全てのHPVを増幅することを望む場合、任意および/または等価および/または代替のプライマーである。
表69〜82:系の反応性
本発明の系の反応性は、特異性の試験と同じ実験条件下で試験された(表52、55、60を参照されたい)。
表69:A5を標的とする系の反応性(系A、B、C、DおよびE)
表70:A6を標的とする系の反応性(系A、B、C、DおよびE)
表71〜74:A7を標的とする系の反応性
表71:A7を標的とする系Aの反応性
表72:A7を標的とする系Bの反応性
表73:A7を標的とする系Cの反応性
表74:A7を標的とする系Dの反応性
表75〜82:A9を標的とする系の反応性
表75:A9を標的とする系Cの反応性
表76:A9を標的とする系E2の反応性
表77:A9を標的とする系E3の反応性
表78:A9を標的とする系E4の反応性
表79:A9を標的とする系Fの反応性
表80:A9を標的とする系GZ7の反応性
表81:A9を標的とする系GZ8の反応性
表82:A9を標的とする系Hの反応性
表83〜88:「メガプレックス」特異性および反応性
PCRは、1のA5を標的とする系、1のA6を標的とする系、1のA7を標的とする系、1のA9を標的とする系を用いて、シングルチューブアッセイで行われる。
A7およびA9を標的とする系は既にマルチプレックス系であるため(すなわち、それぞれが2より多いプライマーを有する)、4つの群を標的とする系の混合は、ここでは「メガプレックス」と呼ぶ。
メガプレックスPCRは、反応性(Ct;RFU)および特異性(Ct;RFU)について、表51に挙げられたプラスミドを用いて試験された。
表83〜86:メガプレックスEAAHおよびEBACについての得意性の結果
表83〜84:メガプレックスEAAHの特異性
表83:A5を標的とする系E、A6を標的とする系A、A7を標的とする系AおよびA9を標的とする系Hの混合(すなわち、メガプレックスEAAH)について使用することができる、実例のメガプレックス材料および方法条件;これらの実験条件は、表84に示された結果に対して使用された
表84:EAAHメガプレックスの特異性の結果
表85〜86:メガプレックスEBACの特異性
表85:A5を標的とする系E、A6を標的とする系B、A7を標的とする系AおよびA9を標的とする系Cの混合(すなわち、メガプレックスEBAC)について使用することができる、実例のメガプレックス材料および方法条件;これらの実験条件は、表86に示された結果に対して使用された
表86:EBACメガプレックスの特異性の結果
表87〜88:メガプレックスEAAHおよびEBACの反応性の結果
表87:メガプレックスEAAHの反応性の結果
表88:メガプレックスEBACの反応性の結果
表89:HPVゲノム配列のリスト
これらの表の後に、参照鋳型の配列が示される。
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DKFZは、Deusches Kresbsorschungszentrum; Tumorvirologie; Im Neuenheimer Feld 242; DE-Heidelberg; Germany;
CNCMは、Collection Nationale de Cultures de Microorganisme; Institut Pasteur; 25, rue du Docteur Roux; F-75724 Paris Cedex 15; France;
ATCCは、American Type Culture Collection; 10801 University Blvd; Manassas, Virginia 20110-2209; U.S.A.
全てのHPV株は、DKFZから入手可能である。
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参照鋳型配列の配列:
<SEQ25;DNA;ヒトパピローマウイルス>
tggaccgggtcatgttt ggggtgctgg agacaaacat
ctagagaacc tagagaatct acagtataat catgcatggt aaagtaccaa cgctgcaaga
cgt
<SEQ334;DNA;ヒトパピローマウイルス>
tggaccgggtcatgttt ggggtgctgg agacaaacat
ctagagaacc tagagaatct acagtataat catgcatggt aaagtaccaa cgctgcaaga
cgttgtatta gaactaacac ctcaaacaga aattgaccta cagtgcaatg agcaattgga
cagctcagag gatgaggatg aggatgaagt agaccatttg caggagcggc cacagcaagc
tagacaagct aaacaacata cgtgttacct aatacacgta ccttgttgtg agtgtaagtt
tgtggtgcag t
<SEQ26;DNA;ヒトパピローマウイルス>
ctaatagcacat ggttggaccg ggtcatgttt ggggtgctgg agacaaacat
ctagagaacc tagagaatct acagtataat catgcatggt aaagtaccaa cgctgcaaga
cgt
<SEQ335;DNA;ヒトパピローマウイルス>
ctaatagcacat ggttggaccg ggtcatgttt ggggtgctgg agacaaacat
ctagagaacc tagagaatct acagtataat catgcatggt aaagtaccaa cgctgcaaga
cgttgtatta gaactaacac ctcaaacaga aattgaccta cagtgcaatg agcaattgga
cagctcagag gatgaggatg aggatgaagt agaccatttg caggagcggc cacagcaagc
tagacaagct aaacaacata cgtgttacct aatacacgta ccttgttgtg agtgtaagtt
tgtggtgcag t
<SEQ27;DNA;ヒトパピローマウイルス>
aaggtgctacagatgtca aagtccgtta actccggagg aaaagcaatt gcattgtgac agaaaaagac
gatttcatct aatagcacat ggttggaccg ggtcatgttt ggggtgctgg agacaaacat
ctagagaacc
<SEQ336;DNA;ヒトパピローマウイルス>
aaggtgctacagatgtca aagtccgtta actccggagg aaaagcaatt gcattgtgac agaaaaagac
gatttcatct aatagcacat ggttggaccg ggtcatgttt ggggtgctgg agacaaacat
ctagagaacc tagagaatct acagtataat catgcatggt aaagtaccaa cgctgcaaga
cgt
<SEQ337;DNA;ヒトパピローマウイルス>
aaggtgctacagatgtca aagtccgtta actccggagg aaaagcaatt gcattgtgac agaaaaagac
gatttcatct aatagcacat ggttggaccg ggtcatgttt ggggtgctgg agacaaacat
ctagagaacc tagagaatct acagtataat catgcatggt aaagtaccaa cgctgcaaga
cgttgtatta gaactaacac ctcaaacaga aattgaccta cagtgcaatg agcaattgga
cagctcagag gatgaggatg aggatgaagt agaccatttg caggagcggc cacagcaagc
tagacaagct aaacaacata cgtgttacct aatacacgta ccttgttgtg agtgtaagtt
tgtggtgcag t
<SEQ28;DNA;ヒトパピローマウイルス>
gttggaccgggtcatgttt ggggtgctgg agacaaacat
ctagagaacc tagagaatct acagtataat catgcatggt aaagtaccaa cgctgcaaga
cgt
<SEQ338;DNA;ヒトパピローマウイルス>
gttggaccg ggtcatgttt ggggtgctgg agacaaacat
ctagagaacc tagagaatct acagtataat catgcatggt aaagtaccaa cgctgcaaga
cgttgtatta gaactaacac ctcaaacaga aattgaccta cagtgcaatg agcaattgga
cagctcagag gatgaggatg aggatgaagt agaccatttg caggagcggc cacagcaagc
tagacaagct aaacaacata cgtgttacct aatacacgta ccttgttgtg agtgtaagtt
tgtggtgcag t
<SEQ29;DNA;ヒトパピローマウイルス>
tcagaggatgaggatg aggatgaagt agaccatttg caggagcggc cacagcaagc
tagacaagct aaacaacata cgtgttacct aatacacgta ccttgttgtg agtgtaagtt
tgtggtgcag t
<SEQ1;DNA;ヒトパピローマウイルス>
ggcagtggaaagcagtgga gacacccttc gcgttgtaca gcagatgtta atgggcgaac taagcctggt
ttgcccgtgt tgtgcgaaca actagcaacg gcgatgg
<SEQ320;DNA;ヒトパピローマウイルス>
ggcagtggaaagcagtgga gacacccttc gcgttgtaca gcagatgtta atgggcgaac taagcctggt
ttgcccgtgt tgtgcgaaca actagcaacg gcgatggact
<SEQ321;DNA;ヒトパピローマウイルス>
ggcagtggaaagcagtgga gacacccttc gcgttgtaca gcagatgtta atgggcgaac taagcctggt
ttgcccgtgt tgtgcgaaca actagcaacg gcgatggact gtgaaggtac agaggatgag
gg
<SEQ2;DNA;ヒトパピローマウイルス>
agctccgtgttgcag gtgttcaagt gtagtacaac tggcagtgga
aagcagtgga gacacccttc gcgttgtaca gcagatgtta atgggcgaac taagcctggt
ttgcccgtgt tgtgcgaaca actagcaacg gcgatggact
<SEQ322;DNA;ヒトパピローマウイルス>
agctccgtgttgcag gtgttcaagt gtagtacaac tggcagtgga
aagcagtgga gacacccttc gcgttgtaca gcagatgtta atgggcgaac taagcctggt
ttgcccgtgt tgtgcgaaca actagcaacg gcgatgg
<SEQ323;DNA;ヒトパピローマウイルス>
agctccgtgttgcag gtgttcaagt gtagtacaac tggcagtgga
aagcagtgga gacacccttc gcgttgtaca gcagatgtta atgggcgaac taagcctggt
ttgcccgtgt tgtgcgaaca actagcaacg gcgatggact gtgaaggtac agaggatgag
gg
<SEQ3;DNA;ヒトパピローマウイルス>
atatgcgtgacca gctaccagaa agacgggctg gacaggctac
gtgttacaga attgaagctc cgtgttgcag gtgttcaagt gtagtacaac tggcagtgga
aagcagtgga gaca
<SEQ324;DNA;ヒトパピローマウイルス>
atatgcgtgacca gctaccagaa agacgggctg gacaggctac
gtgttacaga attgaagctc cgtgttgcag gtgttcaagt gtagtacaac tggcagtgga
aagcagtgga gacacccttc gcgttgtaca gcagatgtta atgggcgaac taagcctggt
ttgcccgtgt tgtgcgaaca actagcaacg gcgatgg
<SEQ325;DNA;ヒトパピローマウイルス>
atatgcgtgacca gctaccagaa agacgggctg gacaggctac
gtgttacaga attgaagctc cgtgttgcag gtgttcaagt gtagtacaac tggcagtgga
aagcagtgga gacacccttc gcgttgtaca gcagatgtta atgggcgaac taagcctggt
ttgcccgtgt tgtgcgaaca actagcaacg gcgatggact
<SEQ326;DNA;ヒトパピローマウイルス>
atatgcgtgacca gctaccagaa agacgggctg gacaggctac
gtgttacaga attgaagctc cgtgttgcag gtgttcaagt gtagtacaac tggcagtgga
aagcagtgga gacacccttc gcgttgtaca gcagatgtta atgggcgaac taagcctggt
ttgcccgtgt tgtgcgaaca actagcaacg gcgatggact gtgaaggtac agaggatgag
gg
<SEQ327;DNA;ヒトパピローマウイルス>
atatgcgtgacca gctaccagaa agacgggctg gacaggctac
gtgttacaga attgaagctc cgtgttgcag gtgttcaagt gtagtacaac tggcagtgga
aagcagtgga gacacccttc gcgttgtaca gcagatgtta atgggcga
<SEQ4;DNA;ヒトパピローマウイルス>
gacaggctacgtgttacaga attgaagctc cgtgttgcag gtgttcaagt gtagtacaac tggcagtgga
aagcagtgga gacacccttc gcgttgtaca gcagatgtta atgggcgaac taagcctggt
ttgcccgtgt tgtgcgaaca actagcaacg gcgatggact gtgaaggtac agaggatgag
gg
<SEQ328;DNA;ヒトパピローマウイルス>
gacaggctac
gtgttacaga attgaagctc cgtgttgcag gtgttcaagt gtagtacaac tggcagtgga
aagcagtgga gacacccttc gcgttgtaca gcagatgtta atgggcgaac taagcctggt
ttgcccgtgt tgtgcgaaca actagcaacg gcgatgg
<SEQ329;DNA;ヒトパピローマウイルス>
gacaggctac
gtgttacaga attgaagctc cgtgttgcag gtgttcaagt gtagtacaac tggcagtgga
aagcagtgga gacacccttc gcgttgtaca gcagatgtta atgggcgaac taagcctggt
ttgcccgtgt tgtgcgaaca actagcaacg gcgatggact
<SEQ330;DNA;ヒトパピローマウイルス>
gacaggctac
gtgttacaga attgaagctc cgtgttgcag gtgttcaagt gtagtacaac tggcagtgga
aagcagtgga gacacccttc gcgttgtaca gcagatgtta atgggcga
<SEQ5;DNA;ヒトパピローマウイルス>
cgggctggacaggctac
gtgttacaga attgaagctc cgtgttgcag gtgttcaagt gtagtacaac tggcagtgga
aagcagtgga gacacccttc gcgttgtaca gcagatgtta atgggcga
<SEQ331;DNA;ヒトパピローマウイルス>
cgggctggacaggctac
gtgttacaga attgaagctc cgtgttgcag gtgttcaagt gtagtacaac tggcagtgga
aagcagtgga gacacccttc gcgttgtaca gcagatgtta atgggcgaac taagcctggt
ttgcccgtgt tgtgcgaaca actagcaacg gcgatgg
<SEQ332;DNA;ヒトパピローマウイルス>
cgggctggacaggctac
gtgttacaga attgaagctc cgtgttgcag gtgttcaagt gtagtacaac tggcagtgga
aagcagtgga gacacccttc gcgttgtaca gcagatgtta atgggcgaac taagcctggt
ttgcccgtgt tgtgcgaaca actagcaacg gcgatggact
<SEQ333;DNA;ヒトパピローマウイルス>
cgggctggacaggctac
gtgttacaga attgaagctc cgtgttgcag gtgttcaagt gtagtacaac tggcagtgga
aagcagtgga gacacccttc gcgttgtaca gcagatgtta atgggcgaac taagcctggt
ttgcccgtgt tgtgcgaaca actagcaacg gcgatggact gtgaaggtac agaggatgag
gg
<SEQ122;DNA;ヒトパピローマウイルス>
ggacgtggtccaga ttaagtttgc acgaggacga ggacaaggaa aacgatggag
actctttgcc aacgtttaaa tgtgtgtcag gaca
<SEQ123;DNA;ヒトパピローマウイルス>
tagtaacacta cacccatagt acatttaaaa ggtgatgcta atactttaaa atgtttaaga
tatagattta aaaagcattg tacattgtat actgcagtgt cgtctacatg gcattggaca
ggacataatg taaaacataa aagtgcaatt gttacactta catatgatag tgaatggcaa
cgtgaccaat
<SEQ124;DNA;ヒトパピローマウイルス>
tagtaacacta cacccatagt acatttaaaa ggtgatgcta atactttaaa atgtttaaga
tatagattta aaaagcattg tacattgtat actgcagtgt cgtctacatg gcattggaca
ggacataatg taaaacataa aagtgcaatt gttacactta catatgatag tgaatggcaa
cgtgaccaat ttt
<SEQ125;DNA;ヒトパピローマウイルス>
tagtaacacta cacccatagt acatttaaaa ggtgatgcta atactttaaa atgtttaaga
tatagattta aaaagcattg tacattgtat actgcagtgt cgtctacatg gcattggaca
ggacataatg taaaacataa aagtgcaatt gttacactta catatgatag tgaatggcaa
cgtgaccaat t
<SEQ126;DNA;ヒトパピローマウイルス>
tagtaacacta cacccatagt acatttaaaa ggtgatgcta atactttaaa atgtttaaga
tatagattta aaaagcattg tacattgtat actgcagtgt cgtctacatg gcattggaca
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cgtgaccaat ttttgtc
<SEQ127;DNA;ヒトパピローマウイルス>
tagtaacacta cacccatagt acatttaaaa ggtgatgcta atactttaaa atgtttaaga
tatagattta aaaagcattg tacattgtat actgcagtgt cgtctacatg gcattggaca
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cgtgaccaat ttttg
<SEQ128;DNA;ヒトパピローマウイルス>
agtaacacta cacccatagt acatttaaaa ggtgatgcta atactttaaa atgtttaaga
tatagattta aaaagcattg tacattgtat actgcagtgt cgtctacatg gcattggaca
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<SEQ129;DNA;ヒトパピローマウイルス>
agtaacacta cacccatagt acatttaaaa ggtgatgcta atactttaaa atgtttaaga
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<SEQ130;DNA;ヒトパピローマウイルス>
agtaacacta cacccatagt acatttaaaa ggtgatgcta atactttaaa atgtttaaga
tatagattta aaaagcattg tacattgtat actgcagtgt cgtctacatg gcattggaca
ggacataatg taaaacataa aagtgcaatt gttacactta catatgatag tgaatggcaa
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<SEQ131;DNA;ヒトパピローマウイルス>
agtaacacta cacccatagt acatttaaaa ggtgatgcta atactttaaa atgtttaaga
tatagattta aaaagcattg tacattgtat actgcagtgt cgtctacatg gcattggaca
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cgtgaccaat ttttgtc
<SEQ132;DNA;ヒトパピローマウイルス>
agtaacacta cacccatagt acatttaaaa ggtgatgcta atactttaaa atgtttaaga
tatagattta aaaagcattg tacattgtat actgcagtgt cgtctacatg gcattggaca
ggacataatg taaaacataa aagtgcaatt gttacactta catatgatag tgaatggcaa
cgtgaccaat ttttg
<SEQ133;DNA;ヒトパピローマウイルス>
tagtaacacta cacccatagt acatttaaaa ggtgatgcta atactttaaa atgtttaaga
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<SEQ134;DNA;ヒトパピローマウイルス>
tagtaacacta cacccatagt acatttaaaa ggtgatgcta atactttaaa atgtttaaga
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<SEQ135;DNA;ヒトパピローマウイルス>
tagtaacacta cacccatagt acatttaaaa ggtgatgcta atactttaaa atgtttaaga
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<SEQ136;DNA;ヒトパピローマウイルス>
agtaacacta cacccatagt acatttaaaa ggtgatgcta atactttaaa atgtttaaga
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<SEQ137;DNA;ヒトパピローマウイルス>
agtaacacta cacccatagt acatttaaaa ggtgatgcta atactttaaa atgtttaaga
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<SEQ138;DNA;ヒトパピローマウイルス>
agtaacacta cacccatagt acatttaaaa ggtgatgcta atactttaaa atgtttaaga
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<SEQ139;DNA;ヒトパピローマウイルス>
actacacccatagt acatttaaaa ggtgatgcta atactttaaa atgtttaaga
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<SEQ140;DNA;ヒトパピローマウイルス>
actacacccatagt acatttaaaa ggtgatgcta atactttaaa atgtttaaga
tatagattta aaaagcattg tacattgtat actgcagtgt cgtctacatg gcattggaca
ggacataatg taaaacataa aagtgcaatt gttacactta catatgatag tgaatggcaa
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<SEQ141;DNA;ヒトパピローマウイルス>
actacacccatagt acatttaaaa ggtgatgcta atactttaaa atgtttaaga
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<SEQ142;DNA;ヒトパピローマウイルス>
acacccatagt acatttaaaa ggtgatgcta atactttaaa atgtttaaga
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<SEQ143;DNA;ヒトパピローマウイルス>
acacccatagt acatttaaaa ggtgatgcta atactttaaa atgtttaaga
tatagattta aaaagcattg tacattgtat actgcagtgt cgtctacatg gcattggaca
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<SEQ144;DNA;ヒトパピローマウイルス>
acacccatagt acatttaaaa ggtgatgcta atactttaaa atgtttaaga
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<SEQ145;DNA;ヒトパピローマウイルス>
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<SEQ146;DNA;ヒトパピローマウイルス>
tacacccatagt acatttaaaa ggtgatgcta atactttaaa atgtttaaga
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<SEQ147;DNA;ヒトパピローマウイルス>
tacacccatagt acatttaaaa ggtgatgcta atactttaaa atgtttaaga
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<SEQ359;DNA;ヒトパピローマウイルス>
actacacccatagt acatttaaaa ggtgatgcta atactttaaa atgtttaaga
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<SEQ360;DNA;ヒトパピローマウイルス>
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<SEQ364;DNA;ヒトパピローマウイルス>
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<SEQ365;DNA;ヒトパピローマウイルス>
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<SEQ366;DNA;ヒトパピローマウイルス>
tacacccatagt acatttaaaa ggtgatgcta atactttaaa atgtttaaga
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<SEQ367;DNA;ヒトパピローマウイルス>
tacacccatagt acatttaaaa ggtgatgcta atactttaaa atgtttaaga
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<SEQ144;DNA;ヒトパピローマウイルス>
acacccatagt acatttaaaa ggtgatgcta atactttaaa atgtttaaga
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ggacataatg taaaacataa aagtgcaatt gttacactta catatgatag tgaatggcaa
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<SEQ368;DNA;ヒトパピローマウイルス>
acacccatagt acatttaaaa ggtgatgcta atactttaaa atgtttaaga
tatagattta aaaagcattg tacattgtat actgcagtgt cgtctacatg gcattggaca
ggacataatg taaaacataa aagtgcaatt gttacactta catatgatag tgaatggcaa
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<SEQ369;DNA;ヒトパピローマウイルス>
acacccatagt acatttaaaa ggtgatgcta atactttaaa atgtttaaga
tatagattta aaaagcattg tacattgtat actgcagtgt cgtctacatg gcattggaca
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本発明の系統樹。 HPV群A6(HPV56)およびA5(HPV51)についての増幅標的の模式図。 および群A9(HPV16)およびA7(HPV18)についての増幅標的の模式図。 NCBI_001594.1の写し、HPV56(A6群についての参照HPV)の配列;配列番号420。 NCBI_001594.1の写し、HPV56(A6群についての参照HPV)の配列;配列番号420。 NCBI_001594.1の写し、HPV56(A6群についての参照HPV)の配列;配列番号420。 NCBI_001594.1の写し、HPV56(A6群についての参照HPV)の配列;配列番号420。 NCBI_001594.1の写し、HPV56(A6群についての参照HPV)の配列;配列番号420。 NCBI_001533.1の写し、HPV51(A5群についての参照HPV)の配列;配列番号421。 NCBI_001533.1の写し、HPV51(A5群についての参照HPV)の配列;配列番号421。 NCBI_001533.1の写し、HPV51(A5群についての参照HPV)の配列;配列番号421。 NCBI_001533.1の写し、HPV51(A5群についての参照HPV)の配列;配列番号421。 NCBI_001533.1の写し、HPV51(A5群についての参照HPV)の配列;配列番号421。 NCBI_001526.1の写し、HPV16(A9群についての参照HPV)の配列;配列番号422。 NCBI_001526.1の写し、HPV16(A9群についての参照HPV)の配列;配列番号422。 NCBI_001526.1の写し、HPV16(A9群についての参照HPV)の配列;配列番号422。 NCBI_001526.1の写し、HPV16(A9群についての参照HPV)の配列;配列番号422。 NCBI_001526.1の写し、HPV16(A9群についての参照HPV)の配列;配列番号422。 NCBI_001526.1の写し、HPV16(A9群についての参照HPV)の配列;配列番号422。 NCBI_001357.1の写し、HPV18(A7群についての参照HPV)の配列;配列番号423。 NCBI_001357.1の写し、HPV18(A7群についての参照HPV)の配列;配列番号423。 NCBI_001357.1の写し、HPV18(A7群についての参照HPV)の配列;配列番号423。 NCBI_001357.1の写し、HPV18(A7群についての参照HPV)の配列;配列番号423。 NCBI_001357.1の写し、HPV18(A7群についての参照HPV)の配列;配列番号423。 NCBI_001357.1の写し、HPV18(A7群についての参照HPV)の配列;配列番号423。 本明細書中で示される位置の凡例。

Claims (49)

  1. 粘膜上皮に対して発癌性であり得る少なくとも1のHPVをサンプル中において検出する方法であって、前記検出は、少なくとも1のアンプリコンが、増幅プライマーを用いた増幅により、前記サンプルまたはそれらの核酸物質から作られたかどうかを決定することを含んでなり、少なくとも1のアンプリコンの生成は、粘膜上皮に対して発癌性であり得る少なくとも1のHPVが前記サンプル中に存在することを示し、前記増幅プライマーは、
    −A6群の発癌性HPVを標的とすることが意図された少なくとも2のプライマー;
    ここで、前記少なくとも2のA6を標的とするプライマーは、14〜30ヌクレオチドからなるオリゴヌクレオチドであり、その配列は、少なくとも1のA6参照鋳型配列の増幅において、それぞれフォワードプライマーおよびリバースプライマーとして使用するのに適しており、前記少なくとも1のA6参照鋳型配列は、配列番号420(受付番号NC_001594.1)のHPV56配列の413〜791位からなる断片(配列番号337)であるか、もしくは、粘膜上皮に対して発癌性であり得るHPVのリアルタイムマルチプレックス検出を可能にするA6を標的とするプライマーを構成し、産生する適切な参照鋳型配列であるという性質を保持しているその保存的な細断片である
    および/または
    −A5群の発癌性HPVを標的とすることが意図された少なくとも2のプライマー;
    ここで、前記少なくとも2のA5を標的とするプライマーは、14〜30ヌクレオチドからなるオリゴヌクレオチドであり、その配列は、少なくとも1のA5参照鋳型配列の増幅において、それぞれフォワードプライマーおよびリバースプライマーとして使用するのに適しており、前記少なくとも1のA5参照鋳型配列は、配列番号421(受付番号NC_001533.1)のHPV51配列の678〜902位からなる断片(配列番号326)であるか、もしくは、粘膜上皮に対して発癌性であり得るHPVのリアルタイムマルチプレックス検出を可能にするA5を標的とするプライマーを構成し、産生する適切な参照鋳型配列であるという性質を保持しているその保存的な細断片である
    および/または
    −A9群の発癌性HPVを標的とすることが意図された少なくとも2のプライマー;
    ここで、前記少なくとも2のA9を標的とするプライマーは、14〜30ヌクレオチドからなるオリゴヌクレオチドであり、その配列は、少なくとも1のA9参照鋳型配列の増幅において、それぞれフォワードプライマーおよびリバースプライマーとして使用するのに適しており、前記少なくとも1のA9参照鋳型配列は、配列番号422(受付番号NC_001526.1)のHPV16配列の2707〜2794位からなる断片(配列番号122)であるか、もしくは、粘膜上皮に対して発癌性であり得るHPVのリアルタイムマルチプレックス検出を可能にするA9を標的とするプライマーを構成し、産生する適切な参照鋳型配列であるという性質を保持しているその保存的な細断片であるか、または、配列番号422(受付番号NC_001526.1)のHPV16配列の3600〜3840位からなる断片(配列番号377)であるか、もしくは、粘膜上皮に対して発癌性であり得るHPVのリアルタイムマルチプレックス検出を可能にするA9を標的とするプライマーを構成し、産生する適切な参照鋳型配列であるという性質を保持しているその保存的な細断片である
    および/または
    −A7群の発癌性HPVを標的とすることが意図された少なくとも2のプライマー;
    ここで、前記少なくとも2のA7を標的とするプライマーは、14〜30ヌクレオチドからなるオリゴヌクレオチドであり、その配列は、少なくとも1のA7参照鋳型配列の増幅において、それぞれフォワードプライマーおよびリバースプライマーとして使用するのに適しており、前記少なくとも1のA7参照鋳型配列は、配列番号423(受付番号NC_001357.1)のHPV18配列の1895〜2103位からなる断片(配列番号48)であるか、もしくは、粘膜上皮に対して発癌性であり得るHPVのリアルタイムマルチプレックス検出を可能にするA7を標的とするプライマーを構成し、産生する適切な参照鋳型配列であるという性質を保持しているその保存的な細断片であるか、または、配列番号423(受付番号NC_001357.1)のHPV18配列の916〜1044位からなる断片(配列番号65)であるか、もしくは、粘膜上皮に対して発癌性であり得るHPVのリアルタイムマルチプレックス検出を可能にするA7を標的とするプライマーを構成し、産生する適切な参照鋳型配列であるという性質を保持しているその保存的な細断片である
    を含んでなることを特徴とする方法:
    ここで、前記A6、A5、A9およびA7参照鋳型配列は、少なくとも5の最も一般的なHPV(HPV16、18、45、31、33)、好ましくは少なくとも7のHR HPV、さらに好ましくは5の最も一般的なHR HPVならびに少なくとも2の他のHR HPV、好都合にはA6および/またはA5の群に属する少なくとも2の他のHR HPV(例えば、HPV56、51、33、31、16、45、18)、より好ましくは少なくとも13のHR HPV(HPV56、51、58、33、52、35、31、16、68、39、59、45および18)のリアルタイムマルチプレックス増幅、特にそのようなHPVのリアルタイムの定量的なマルチプレックス増幅を可能にするプライマーおよびアンプリコンアニーリングプローブを構築および産生するのに適した、群に基づく参照鋳型配列であるという特別な技術的特徴を有する。
  2. 請求項1に記載のHPV検出方法であって、前記少なくとも1のA6参照鋳型配列は、配列番号25〜29および334〜338の1つであり、前記A6参照鋳型配列は、粘膜上皮に対して発癌性であり得るHPVのリアルタイムマルチプレックス増幅を可能にするA6を標的とするプライマーを構築および産生するのに適した参照であるという特別な技術的特徴を有することを特徴とする方法。
  3. 請求項1または2に記載のHPV検出方法であって、前記少なくとも1のA5参照鋳型配列は、配列番号1〜5および320〜333の1つであり、前記A5参照鋳型配列は、粘膜上皮に対して発癌性であり得るHPVのリアルタイムマルチプレックス増幅を可能にするA5を標的とするプライマーを構築および産生するのに適した参照であるという特別な技術的特徴を有することを特徴とする方法。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のHPV検出方法であって、前記少なくとも1のA9参照鋳型配列は、配列番号122〜210および359〜419の1つであり、前記A9参照鋳型配列は、粘膜上皮に対して発癌性であり得るHPVのリアルタイムマルチプレックス増幅を可能にするA9を標的とするプライマーを構築および産生するのに適した参照であるという特別な技術的特徴を有することを特徴とする方法。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のHPV検出方法であって、前記少なくとも1のA7参照鋳型配列は、配列番号46〜67および339〜358の1つであり、前記A7参照鋳型配列は、粘膜上皮に対して発癌性であり得るHPVのリアルタイムマルチプレックス増幅を可能にするA7を標的とするプライマーを構築および産生するのに適した参照であるという特別な技術的特徴を有することを特徴とする方法。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載のHPV検出方法であって、
    −前記少なくとも2のA9を標的とするプライマーは、14〜30ヌクレオチドからなるオリゴヌクレオチドであり、その配列は、以下のA9群のHPV;HPV58、HPV33、HPV52、HPV35、HPV31のそれぞれに由来するE1およびE2遺伝子からなるA9標的領域に由来する少なくとも80〜260ヌクレオチド、好ましくは85〜250ヌクレオチド、より好ましくは88〜241ヌクレオチドの少なくとも1の核酸の増幅において、それぞれフォワードプライマーおよびリバースプライマーとして使用するのに適した配列であること、および/または
    −前記少なくとも2のA7を標的とするプライマーは、14〜30ヌクレオチドからなるオリゴヌクレオチドであり、その配列は、以下のA7群のHPV;HPV68、HPV39、HPV59、HPV45のそれぞれに由来するE1遺伝子からなるA7標的領域に由来する少なくとも100〜220ヌクレオチド、好ましくは120〜215ヌクレオチド、より好ましくは125〜209ヌクレオチドの少なくとも1の核酸の増幅において、それぞれフォワードプライマーおよびリバースプライマーとして使用するのに適した配列であること
    を特徴とする方法。
  7. 請求項6に記載のHPV検出方法であって、
    −前記少なくとも2のA6を標的とするプライマーは、さらに、HPV66および/またはHPV53のE6およびE7遺伝子からなるA6標的領域に由来する少なくとも90〜390ヌクレオチド、好ましくは95〜385ヌクレオチド、より好ましくは100〜379ヌクレオチドの少なくとも1の核酸の増幅において、それぞれフォワードプライマーおよびリバースプライマーとして使用するのに適していること、および/または
    −前記少なくとも2のA5を標的とするプライマーは、さらに、HPV82のE7およびE1遺伝子からなるA5標的領域に由来する少なくとも90〜240ヌクレオチド、好ましくは100〜230ヌクレオチド、より好ましくは106〜225ヌクレオチドの少なくとも1の核酸の増幅において、それぞれフォワードプライマーおよびリバースプライマーとして使用するのに適していること、および/または
    −前記少なくとも2のA9を標的とするプライマーは、さらに、HPV67のE1およびE2遺伝子からなるA9標的領域に由来する少なくとも80〜260ヌクレオチド、好ましくは85〜250ヌクレオチド、より好ましくは88〜241ヌクレオチドの少なくとも1の核酸の増幅において、それぞれフォワードプライマーおよびリバースプライマーとして使用するのに適していること、および/または
    −前記少なくとも2のA7を標的とするプライマーは、さらに、HPV85のE1およびE2遺伝子からなるA7標的領域に由来する少なくとも100〜220ヌクレオチド、好ましくは120〜215ヌクレオチド、より好ましくは125〜209ヌクレオチドの少なくとも1の核酸の増幅において、それぞれフォワードプライマーおよびリバースプライマーとして使用するのに適していること
    を特徴とする方法。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載のHPV検出方法であって、前記少なくとも2のプライマーは17〜25ヌクレオチドからなることを特徴とする方法。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載のHPV検出方法であって、前記少なくとも1の粘膜上皮に対して発癌性であり得るHPVは、発癌性の肛門性器HPVであることを特徴とする方法。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載のHPV検出方法であって、前記少なくとも1の粘膜上皮に対して発癌性であり得るHPVは、発癌性の子宮頸部HPVであることを特徴とする方法。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載のHPV検出方法であって、前記少なくとも2のプライマーは、A6群またはA5群またはA9群またはA7群に特異的であることを特徴とする方法。
  12. 請求項1〜11のいずれか1項に記載のHPV検出方法であって、前記増幅はシングルチューブマルチプレックス増幅であることを特徴とする方法。
  13. 請求項1〜12のいずれか1項に記載のHPV検出方法であって、前記増幅プライマーは、前記少なくとも2のA6を標的とするプライマーおよび以下から選択される少なくとも2のプライマーを含んでなることを特徴とする方法:
    −前記少なくとも2のA5を標的とするプライマー、および/または
    −前記少なくとも2のA9を標的とするプライマー、および/または
    −前記少なくとも2のA7を標的とするプライマー。
  14. 請求項1〜13のいずれか1項に記載のHPV検出方法であって、前記増幅プライマーは、前記少なくとも2のA5を標的とするプライマーおよび以下から選択される少なくとも2のプライマーを含んでなることを特徴とする方法:
    −前記少なくとも2のA6を標的とするプライマー、および/または
    −前記少なくとも2のA9を標的とするプライマー、および/または
    −前記少なくとも2のA7を標的とするプライマー。
  15. 請求項1〜14のいずれか1項に記載のHPV検出方法であって、前記増幅プライマーは、前記少なくとも2のA9を標的とするプライマーおよび以下から選択される少なくとも2のプライマーを含んでなることを特徴とする方法:
    −前記少なくとも2のA5を標的とするプライマー、および/または
    −前記少なくとも2のA6を標的とするプライマー、および/または
    −前記少なくとも2のA7を標的とするプライマー。
  16. 請求項1〜15のいずれか1項に記載のHPV検出方法であって、前記増幅プライマーは、前記少なくとも2のA7を標的とするプライマーおよび以下から選択される少なくとも2のプライマーを含んでなることを特徴とする方法:
    −前記少なくとも2のA5を標的とするプライマー、および/または
    −前記少なくとも2のA9を標的とするプライマー、および/または
    −前記少なくとも2のA6を標的とするプライマー。
  17. 請求項1〜16のいずれか1項に記載のHPV検出方法であって、前記増幅プライマーは、
    −前記少なくとも2のA6を標的とするプライマー、および
    −前記少なくとも2のA5を標的とするプライマー、および
    −前記少なくとも2のA9を標的とするプライマー、および
    −前記少なくとも2のA7を標的とするプライマー
    を含んでなることを特徴とする方法。
  18. 請求項1〜17のいずれか1項に記載のHPV検出方法であって、前記少なくとも1のアンプリコンが産生されたかどうかの決定は、前記少なくとも1のアンプリコンにアニールすることが意図された少なくとも1のプローブを用いて行われることを特徴とする方法。
  19. 請求項1〜18のいずれか1項に記載のHPV検出方法であって、前記増幅はリアルタイム増幅であることを特徴とする方法。
  20. 請求項1〜19のいずれか1項に記載のHPV検出方法であって、前記少なくとも1のアンプリコンが産生されたかどうかの決定は、リアルタイム増幅において、少なくとも1のA6および/またはA5および/またはA9および/またはA7を標的とするプローブを使用することにより行われ、その配列は、前記少なくとも2のA6および/またはA5および/またはA9および/またはA7を標的とするプライマーによりそれぞれ産生される少なくとも1のアンプリコンの検出のためのプローブとして使用するのに適していることを特徴とする方法。
  21. 請求項1〜20のいずれか1項に記載のHPV検出方法であって、前記増幅はリアルタイムマルチプレックス増幅であることを特徴とする方法。
  22. 請求項1〜21のいずれか1項に記載のHPV検出方法であって、前記増幅は定量的なリアルタイムマルチプレックス増幅であることを特徴とする方法。
  23. 請求項1〜22のいずれか1項に記載のHPV検出方法であって、前記少なくとも2のA6を標的とするプライマーは、配列番号30〜34の少なくとも1(フォワードプライマー)および配列番号35〜37の少なくとも1(リバースプライマー)であることを特徴とする方法。
  24. 請求項1〜23のいずれか1項に記載のHPV検出方法であって、前記少なくとも1のアンプリコンが産生されたかどうかの決定は、リアルタイム増幅において、配列番号38〜40の1つもしくはそれらに相補的な配列の1つからなる少なくとも1のA6を標的とするプローブ、ならびに任意に少なくとも1の5’および/または3’検出標識および/またはクエンチャーもしくはレポーターを運ぶことが意図された少なくとも1のHPVとは無関係なアームを用いて行われることを特徴とする方法。
  25. 請求項24に記載のHPV検出方法であって、前記少なくとも1のA6を標的とするプローブはビーコンプローブであり、その配列は、配列番号41〜45の1つまたはそれらに相補的な配列の1つであることを特徴とする方法。
  26. 請求項1〜25のいずれか1項に記載のHPV検出方法であって、前記少なくとも2のA5を標的とするプライマーは、配列番号6〜10の少なくとも1(フォワードプライマー)および配列番号11〜15の少なくとも1(リバースプライマー)であることを特徴とする方法。
  27. 請求項1〜26のいずれか1項に記載のHPV検出方法であって、前記少なくとも1のアンプリコンが産生されたかどうかの決定は、リアルタイム増幅において、配列番号16〜19の1つもしくはそれらに相補的な配列の1つからなる少なくとも1のA5を標的とするプローブ、ならびに任意に少なくとも1の検出標識および/またはクエンチャーもしくはレポーターを運ぶことが意図された少なくとも1のHPVとは無関係のアームを用いて行われることを特徴とする方法。
  28. 請求項27に記載のHPV検出方法であって、前記少なくとも1のA5を標的とするプローブはビーコンプローブであり、その配列は、配列番号20〜24の1つまたはそれらに相補的な配列の1つであることを特徴とする方法。
  29. 請求項1〜28のいずれか1項に記載のHPV検出方法であって、前記少なくとも2のA9を標的とするプライマーは、配列番号211〜239の少なくとも1(フォワードプライマー)および配列番号240〜265の少なくとも1(リバースプライマー)であることを特徴とする方法。
  30. 請求項1〜29のいずれか1項に記載のHPV検出方法であって、前記少なくとも1のアンプリコンが産生されたかどうかの決定は、リアルタイム増幅において、配列番号266〜282の1つまたはそれらに相補的な配列の1つからなる少なくとも1のA9を標的とするプローブ、ならびに任意に、少なくとも1の検出標識および/またはクエンチャーもしくはレポーターを運ぶことが意図された少なくとも1のHPVとは無関係のアームを用いて行われることを特徴とする方法。
  31. 請求項30に記載のHPV検出方法であって、前記少なくとも1のA9を標的とするプローブはビーコンプローブであり、その配列は、配列番号283〜319の1つまたはそれらに相補的な配列の1つであることを特徴とする方法。
  32. 請求項1〜31のいずれか1項に記載のHPV検出方法であって、前記少なくとも2のA7を標的とするプライマーは、配列番号68〜78の少なくとも1(フォワードプライマー)および配列番号79〜87の少なくとも1(リバースプライマー)であることを特徴とする方法。
  33. 請求項1〜32のいずれか1項に記載のHPV検出方法であって、前記少なくとも1のアンプリコンが産生されたかどうかの決定は、リアルタイム増幅において、配列番号88〜101の1つまたはそれらに相補的な配列の1つからなる少なくとも1のA7を標的とするプローブ、ならびに任意に、少なくとも1の検出標識および/またはクエンチャーもしくはレポーターを運ぶことが意図された少なくとも1のHPVとは無関係のアームを用いて行われることを特徴とする方法。
  34. 請求項33に記載のHPV検出方法であって、前記少なくとも1のA7を標的とするプローブはビーコンプローブであり、その配列は、配列番号102〜121の1つまたはそれらに相補的な配列の1つであることを特徴とする方法。
  35. 請求項1〜34のいずれか1項に記載のHPV検出方法であって、前記増幅はPCRであることを特徴とする方法。
  36. A6、A5、A9またはA7群の少なくとも1のHPVを含有するHPV含有サンプルにおいて、請求項1〜35のいずれか1項に記載の方法の実行により得られるアンプリコン。
  37. A6、A5、A9およびA7群のHPVを増幅するためにシングルチューブマルチプレックスにおいて使用することができるプライマーの設計において、ならびに前記増幅されたHPVのリアルタイム検出のための前記シングルチューブマルチプレックスにおいて使用することができるプローブの設計において、参照鋳型配列として使用するのに適したポリヌクレオチドであって、前記参照鋳型ポリヌクレオチドは、
    −A6群について:配列番号420(受付番号NC_001594.1)のHPV56配列の413〜791位からなる断片(配列番号337)、もしくはその保存的な細断片、または前記断片もしくは細断片の全長に渡って前記断片もしくは細断片と完全に相補的である配列;
    −A5群について:配列番号421(受付番号NC_001533.1)のHPV51配列の678〜902位からなる断片(配列番号326)、もしくはその保存的な細断片、または前記断片もしくは細断片の全長に渡って前記断片もしくは細断片と完全に相補的である配列;
    −A9群について:配列番号422(受付番号NC_001526.1)のHPV16配列の2707〜2794位からなる断片(配列番号122)、もしくはその保存的な細断片、または前記断片もしくは細断片の全長に渡って前記断片もしくは細断片と完全に相補的である配列;あるいは、配列番号422(受付番号NC_001526.1)のHPV16配列の3600〜3840位からなる断片(配列番号377)、もしくはその保存的な細断片、または前記断片もしくは細断片の全長に渡って前記断片もしくは細断片と完全に相補的である配列;
    −A7群について:配列番号423(受付番号NC_001357.1)のHPV18配列の1895〜2103位からなる断片(配列番号48)、もしくはその保存的な細断片、または前記断片もしくは細断片の全長に渡って前記断片もしくは細断片と完全に相補的である配列;あるいは、配列番号423(受付番号NC_001357.1)のHPV18配列の916〜1044位からなる断片(配列番号65)、もしくはその保存的な細断片、または前記断片もしくは細断片の全長に渡って前記断片もしくは細断片と完全に相補的である配列
    から選択され、前記保存的な断片は、粘膜上皮に対して発癌性であり得るHPVのリアルタイムマルチプレックス検出を可能にする群を標的とするプライマーを構築し、産生するための適切な参照鋳型配列であるという性質を保持しているヌクレオチド。
  38. 請求項37に記載の参照鋳型ポリヌクレオチドであって、A6を標的とする参照鋳型配列であり、配列番号25〜29および334〜338の1つ、または前記配列番号の配列の全長にわたってそれらに完全に相補的である配列からなることを特徴とする参照鋳型ポリヌクレオチド。
  39. 請求項37に記載の参照鋳型ポリヌクレオチドであって、A5を標的とする参照鋳型配列であり、配列番号1〜5および320〜333の1つ、または前記配列番号の配列の全長にわたってそれらに完全に相補的である配列からなることを特徴とする参照鋳型ポリヌクレオチド。
  40. 請求項37に記載の参照鋳型ポリヌクレオチドであって、A9を標的とする参照鋳型配列であり、配列番号122〜210および359〜419の1つ、または前記配列番号の配列の全長にわたってそれらに完全に相補的である配列からなることを特徴とする参照鋳型ポリヌクレオチド。
  41. 請求項37に記載の参照鋳型ポリヌクレオチドであって、A7を標的とする参照鋳型配列であり、配列番号46〜67および339〜358の1つ、または前記配列番号の配列の全長にわたってそれらに完全に相補的である配列からなることを特徴とする参照鋳型ポリヌクレオチド。
  42. 特にHPVのA6およびA5およびA9およびA7群のリアルタイムマルチプレックス増幅に適用される、HPV増幅に適した以下に示すプライマー:
    −配列番号30〜34および配列番号35〜37のいずれか1からなる、A6を標的とするプライマー;または
    −配列番号6〜10および配列番号11〜15のいずれか1からなる、A5を標的とするプライマー;または
    −配列番号211〜239および配列番号240〜265のいずれか1からなる、A9を標的とするプライマー;または
    −配列番号68〜78および配列番号79〜87のいずれか1からなる、A7を標的とするプライマー。
  43. 特にHPVのA6およびA5およびA9およびA7群のリアルタイムマルチプレックス増幅に適用される、HPV増幅に適したプライマー系であって、
    −配列番号30〜34の1つからなる少なくとも1のA6を標的とするプライマーおよび配列番号35〜37の1つからなる少なくとも1のA6を標的とするプライマー;および/または
    −配列番号6〜10の1つからなる少なくとも1のA5を標的とするプライマーおよび配列番号11〜15の1つからなる少なくとも1のA5を標的とするプライマー;および/または
    −配列番号211〜239の1つからなる少なくとも1のA9を標的とするプライマーおよび配列番号240〜265の1つからなる少なくとも1のA9を標的とするプライマー;および/または
    −配列番号68〜78の1つからなる少なくとも1のA7を標的とするプライマーおよび配列番号79〜87の1つからなる少なくとも1のA7を標的とするプライマー
    を含んでなるプライマー系。
  44. 特にHPVのA6およびA5およびA9およびA7群のリアルタイムマルチプレックス増幅に適用される、HPV検出に適した以下に示すプローブ:
    −配列番号38〜40のいずれか1もしくは前記配列番号の配列の全長にわたってそれらに完全に相補的な配列からなる、A6を標的とするプローブ;または
    −配列番号16〜19のいずれか1もしくは前記配列番号の配列の全長にわたってそれらに完全に相補的な配列からなる、A5を標的とするプローブ;または
    −配列番号266〜282のいずれか1もしくは前記配列番号の配列の全長にわたってそれらに完全に相補的な配列からなる、A9を標的とするプローブ;または
    −配列番号88〜101のいずれか1もしくは前記配列番号の配列の全長にわたってそれらに完全に相補的な配列からなる、A7を標的とするプローブ。
  45. 特にHPVのA6およびA5およびA9およびA7群のリアルタイムマルチプレックス増幅に適用される、HPV検出に適した以下に示すビーコンプローブ:
    −配列番号41〜45のいずれか1もしくは前記配列番号の配列の全長にわたってそれらに完全に相補的な配列からなる、A6を標的とするプローブ;または
    −配列番号20〜24のいずれか1もしくは前記配列番号の配列の全長にわたってそれらに完全に相補的な配列からなる、A5を標的とするプローブ;または
    −配列番号283〜319のいずれか1もしくは前記配列番号の配列の全長にわたってそれらに完全に相補的な配列からなる、A9を標的とするプローブ;または
    −配列番号102〜121のいずれか1もしくは前記配列番号の配列の全長にわたってそれらに完全に相補的な配列からなる、A7を標的とするプローブ。
  46. 特にHPVのA6およびA5およびA9およびA7群のリアルタイムマルチプレックス増幅に適用される、HPV増幅に適したプライマーおよびプローブ系であって、請求項53に記載の少なくとも1のプライマーおよび請求項54または55に記載の少なくとも1のプローブを含んでなるプライマーおよびプローブ系。
  47. 請求項43に記載の少なくとも1のプライマー系を用いて、HPVのA6、A5、A9またはA7群に由来する少なくとも1の核酸を増幅することにより得られるアンプリコン。
  48. 請求項36または47に記載の少なくとも1のアンプリコンを含んでなる増幅組成物。
  49. 以下を含んでなる、子宮頸部新形成または子宮頸癌の診断または予後のためのキット:
    −請求項43に記載の少なくとも1のプライマー系、および/または
    −請求項44または45に記載の少なくとも1のプローブ、
    −任意に、それらの使用および/またはヌクレオチドについての説明書。
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