JP2009507013A - ジアゾナフトキノンスルホニルエステルの製造のためのシングルポットプロセス - Google Patents

ジアゾナフトキノンスルホニルエステルの製造のためのシングルポットプロセス Download PDF

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Abstract

【解決手段】 本発明は、マイクロエレクトロニクス工業及び色素工業における有機材料に有用なジアゾナフトキノンスルホニルエステルの製造のためのシングルポットプロセスを提供する。本研究は、対応するジアゾナフトキノンスルホン酸又はそのナトリウム塩、ジホスゲン又はトリホスゲン、種々のヒドロキシ化合物、及び三級有機塩基を有機溶媒中において使用するジアゾナフトキノンスルホニルエステルを一つのポットで製造する方法に関する。
【選択図】 なし

Description

本発明は、マイクロエレクトロニクス工業及び色素工業における有機材料に有用なジアゾナフトキノンスルホニルエステル(diazonaphthoquinonesulfonyl ester)の製造のためのシングルポットプロセスに関する。本研究は、以下に示す化学式1(化1)を有するジアゾナフトキノンスルホニルエステルの製造のためのシングルポットプロセスに関する。これはジアゾナフトキノンスルホニルエステルのシングルポット製造法についての最初の報告である。この研究は、対応するジアゾナフトキノンスルホン酸又はそのナトリウム塩、ジホスゲン又はトリホスゲン、種々のヒドロキシ化合物、三級有機塩基、及び溶剤としてのジクロロメタンを使用するジアゾナフトキノンスルホニルエステル(化1)のワンポット製造法に関する。
Figure 2009507013

(式中、XはO又はNを表し、YはO又はNを表し、Rはスルホニルエステル又はHを表し、Rはスルホニルエステル又はHを表す)
いくつかの利用可能なこれらのエステルの製造法が文献に報告されており、同報告を利点及び欠点と共に以下に論じる。文献に報告されたこれらエステルの全ての製造法は、前駆体化合物である対応するスルホニルクロリドの第一の調製を含み、スルホニルエステルを作製するためにこのスルホニルクロリドを使用する。従って、ジアゾナフトキノンスルホニルエステルの全体的な製造は二つの工程を有している。
ジアゾナフトキノンスルホニルエステルの製造について報告されている一つの方法は、ジアゾナフトキノンスルホン酸又はそのナトリウム塩とクロロスルホン酸を使用するスルホニルクロリドの第一の調製を含む(CA,vol.124,32490e,PL161,627,1993年;CA,vol.64,2033,USSR173,756,1965年;J.Park.Chem.1991年,vol.333,p467;CA,vol.61,16218h,1964年;US3,149,972)。このようにして調製されたスルホニルクロリドは、有機塩基と適切なR−OHヒドロキシ化合物を使用することで対応するスルホニルエステルに変換された。この手順では明らかに二つの連続した工程を含み、特にスルホニルクロリドの調整には、反応温度、並びに二酸化硫黄及び塩化水素のような気体の放散といった欠点がある。
他の方法は、塩化チオニルを(触媒としてのDMFと共に)使用するスルホニルクロリドの第一の調製と、続くスルホニルクロリドの対応するスルホニルエステルへの変換を含む。この方法もスルホニルエステルの製造に二つの工程を有する。この方法にも、反応混合物の加熱、過剰な塩化チオニルの使用、並びに二酸化硫黄及び塩化水素のような気体の発生といった欠点がある(CA,vol.96,34766b,Khin.Process,1981年,p505(Russ))。
他の方法は、クロロスルホン酸と塩化チオニルを使用するスルホニルクロリドの第一調製と、対応するスルホニルエステルへの迅速な変換を含む。この方法も二つの工程である。この方法の欠点は、前述と同様である(CA,vol.105,208620w,Ger(East)312,180,1988年;CA,vol.125,170873d,RO104,624,1994年;CA,vol.118,38553a,1993年;US5,082,932,1992年;CA,vol.106,105,781x,1992年;CA,vol.110,192,455m,1989年;PolPL138,013,1987年)。
更に他の方法は、ホスゲン(有毒ガス)を使用するスルホニルクロリドの第一の調製と、続けて行うスルホニルクロリドの対応するエステルへの変換を含む。この方法は、スルホニルエステルを製造するために二つの工程を有する。主な制限は、有毒ホスゲンガスを使用することである(CA,vol.102,113034d;JP59,196,860,1984年;CA,vol.105,60439w,EP178,356,1986年)。
US3,149,972(米国特許第3,149,972号明細書) US5,082,932,1992年(米国特許第5,082,932号明細書) JP59,196,860,1984年(特開昭59−196860号公報) EP178,356,1986年(欧州特許出願公開第178,356号明細書) CA,vol.124,32490e,PL161,627,1993年 CA,vol.64,2033,USSR173,756,1965年 J.Park.Chem.1991年,vol.333,p467 CA,vol.61,16218h,1964年 CA,vol.96,34766b,Khin.Process,1981年,p505(Russ) CA,vol.105,208620w,Ger(East)312,180,1988年 CA,vol.125,170873d,RO104,624,1994年 CA,vol.118,38553a,1993年 CA,vol.106,105,781x,1992年 CA,vol.110,192,455m,1989年 PolPL138,013,1987年 CA,vol.102,113034d CA,vol.105,60439w
本発明の主たる目的は、ジアゾナフトキノンスルホニルエステルの製造のためのシングルポットプロセスを提供することである。
本発明の別の目的は、ジアゾナフトキノンスルホニルエステルを単離するための簡単で迅速な製造プロセスを提供することである。
本発明の更に別の目的は、純度が96%を超えるジアゾナフトキノンスルホニルエステルを提供することである。
本発明は、溶媒や溶剤としてのトリエチルアミン(有機塩基)及びジクロロメタンの存在下で、対応するジアゾナフトキノンスルホン酸又はそのナトリウム塩をジホスゲン又はトリホスゲンと共に反応させることによりジアゾナフトキノンスルホニルエステルを製造するための全工程をシングルポットで行う製造プロセスを説明する。ジアゾナフトキノンスルホニルエステルの形成をもたらす同じポットにおいて、前記反応に続けて、ヒドロキシ化合物(R−OH)及びトリエチルアミンを添加する。クロロホルム、1,2−ジクロロエタン、ベンゼン、トルエン、アセトニトリル、ベンゾニトリル、ニトロベンゼン等の様々な溶媒も使用される。トリブチルアミンピリジン、トリプロピルアミン、N,N−ジメチルアニリン、N,N−ジエチルアニリン等の有機塩基も使用される。溶媒としてはジクロロメタンが、塩基としてはトリエチルアミンが好適であった。反応温度は、−50℃から+10℃の範囲にわたり変動させたが、−40℃が好ましい温度条件である。有機塩基は反応を行ううえで極めて重要であり、この有機塩基は本来、三級塩基でなければならない。反応で維持されるモル比は、正しい組み合わせである。反応は、紫外・可視吸光分析法により、便利よく測定される。生成物「ジアゾナフトキノンスルホニルエステル」の製造方法及び単離は、簡単で迅速である。生成物の純度は、HPLC及び紫外・可視吸収測定で測定したところ、96%を超える。光活性化特性を確認するために、調製されたジアゾナフトキノンスルホニルエステルをメタノール溶媒中で光分解(〜366nm)した。生成物はスペクトルデータにより特徴決定された。
本プロセスの様々な利点を以下に示す。
1.ジアゾナフトキノンスルホニルエステルを合成するためのシングルポットプロセスであり、二段階の製造プロセスを避けることができる。
2.製造時間を削減できるので、現在の二段階の製造プロセスよりも優れている。
3.反応温度が−50℃から0℃であるように、反応条件がとても穏やかである。
4.高純度の生成物を得るための簡単な製造プロセスである。
5.種々のヒドロキシ化合物が、このスルホニルエステルのシングルポット調製に使用できる。
従って、本発明は、一般式1(化1)
Figure 2009507013

(式中、XはO又はNを表し、YはO又はNを表し、Rはスルホニルエステル又はHを表し、Rはスルホニルエステル又はHを表す)
を有するジアゾナフトキノンスルホニルエステルの製造のためのシングルポットプロセスであって、有機溶媒中で、三級有機塩基の存在下で、−50〜−30℃の範囲の温度で、約1時間の時間、ジアゾナフトキノンスルホン酸又はそのナトリウム塩をトリホスゲン又はジホスゲンと反応させる工程、上記工程で得られた反応混合物の温度を約0℃にする工程、次いで前記反応混合物にヒドロキシ化合物及び三級有機塩基を含む有機溶媒を添加した後、約1時間攪拌する工程、25〜30℃の範囲の温度で、真空下で有機溶媒及び三級有機塩基を蒸留して所望の生成物を得る工程を含むプロセスを提供する。
本発明の一実施形態において、使用されるジアゾナフトキノンスルホン酸は、2−ジアゾ−1−ナフトキノン−4−スルホン酸、2−ジアゾ−1−ナフトキノン−5−スルホン酸、及び1−ジアゾ−2−ナフトキノン−4−スルホン酸からなる群より選択される。
本発明の別の実施形態において、使用される三級有機塩基は、トリエチルアミン、トリブチルアミン、トリプロピルアミン、ピリジン、アルキルピリジン、ピペリジン、N−メチルピペリジン、N−エチルピペリジン、N−ブチルピペリジン、置換ピペリジン、ジアザビシクロオクタン、ジアザビシクロウンデカン、ジメチルアミノピリジン、トリアゾール、イミダゾール、トリフェニルホスフィン、4−N,N−ジメチルアミノピリジン、4−N,N−ジエチルアミノピリジン、N,N−ジメチルアニリン、N,N−ジエチルアニリン、置換アニリン、N−メチルピロリジン、ピロリジン、N−メチルモルホリン、及びN−メチルインドールからなる群より選択される。
更に別の実施形態において、使用される有機溶媒は、ジクロロメタン、クロロホルム、1,2−ジクロロエタン、有機塩素溶媒、ベンゼン、トルエン、キシレン、芳香族炭化水素、アセトニトリル、ベンゾニトリル、ニトロベンゼン、1,4−ジオキサン、四塩化炭素、ジメチルホルムアミド、クロロベンゼン、テトラヒドロフラン、ジアルキルエーテル、アルキルアリルエーテル、ジアリルエーテル、ジメチルスルホキシド、及びo−ジクロロベンゼンからなる群より選択される。
更に別の実施形態において、使用されるヒドロキシ化合物は、フェノール、o−クレゾール、m−クレゾール、p−クレゾール、レゾルシノール、フロログルシノール、2,3−キシレノール、2,5−キシレノール、3,5−キシレノール、3,4−キシレノール、o−エチルフェノール、m−エチルフェノール、p−エチルフェノール、2,3,4−トリメチルフェノール、2,3,5−トリメチルフェノール、2−t−ブチルフェノール、2−t−ブチル−4−メチルフェノール、2−t−ブチル−5−メチルフェノール、p−エトキシフェノール、m−エトキシフェノール、p−プロポキシフェノール、m−プロポキシフェノール、o−イソプロピルフェノール、p−イソプロピルフェノール、2−メチル−4−イソプロピニルフォノン、3,5−ジメトキシフェノール、2−メトキシ−4−メチルフェノール、p−ブトキシフェノール、m−ブトキシフェノール、2−エチル−4−イソプロペニルフェノール、4−フェニルフェノール、4,4−ジヒドロキシビフェニル、ハイドロキノン、ピロガロール、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2,4,2,4−テトラヒドロキシビフェニルスルフィド、2,2−ジヒドロキシジナフチルメタン、4,6−ビス[2,4−ジヒドロキシフェニルチオ]レゾルシノール、2,4−ジヒドロキシ−3,5−ジブロモベンゾフェノン、o−キシレノール、m−キシレノール、p−キシレノール、1,2,3−トリヒドロキシベンゼン、1,3,5−トリヒドロキシベンゼン、1,2,4−ヒドロキシベンゼン、トリヒドロキシベンゾフェノン、サリチルアルデヒド、p−ヒドロキシベンズアルデヒド、4,4´−ジヒドロキシベンゾフェノン、o−クロロフェノール、m−クロロフェノール、p−クロロフェノール、ジクロロフェノール、α−ナフトール、β−ナフトール、メタノール、エタノール、イソプロパノール、ブタノール、プロパノール、イソブタノール、及びt−ブタノールからなる群より選択される。
更に別の実施形態において、使用されるジアゾナフトキノンスルホン酸又はそのナトリウム塩とトリホスゲン又はジホスゲンのモル比は、1:1から1:1.5の範囲である。
更に別の実施形態において、使用されるジアゾナフトキノンスルホン酸又はそのナトリウム塩と有機塩基のモル比は、1:3から1:5の範囲である。
更に別の実施形態において、使用されるジアゾナフトキノンスルホン酸又はそのナトリウム塩とヒドロキシ化合物のモル比は、1:0.8から1:2の範囲である。
更に別の実施形態において、使用される反応温度は、好ましくは−40℃である。
下記の実施例は本発明を例示するものであり、従って、本発明の範囲を限定するものと理解すべきではない。
実施例1:
2−ジアゾ−1−ナフトキノン−4−スルホン酸ナトリウム塩(2.72g;0.01mol)をジクロロメタン25mlにとり、−50℃に冷却した。温度を−50℃に維持しながら、トリエチルアミン(2.02g;0.02mol)を前記溶液に添加した。次いで、温度を−50℃に維持し、攪拌しながらトリホスゲン(3.2g;0.011mol)を含むジクロロメタン15mlを、20分かけて極めてゆっくりと添加した。反応混合物を−50℃で60分間磁気攪拌した後、反応混合物を0℃にした。2−ジアゾ−1−ナフトキノン−4−スルホン酸又はそのナトリウム塩の対応するスルホニルクロリドへの変換は、紫外・可視吸光分析法により便利よく測定できた。フェノール(0.85g;0.009mol)を含むジクロロメタン3mlを同じ反応ポットに添加し、続けてトリエチルアミン(2.02g;0.02mol)を含むジクロロメタン3mlを添加した。0℃で60分間攪拌した。反応混合物を室温にして、ジクロロメタン及びトリエチルアミンをバキュームにより室温で蒸留除去した。残存した固形残渣を冷炭酸水(0.9gのNaCOを含む水25ml)に混合し、10分間攪拌した。固形物をろ過し、多量の水で洗浄し、五酸化リン入りの減圧デシケーターで乾燥した。これら全ての操作は、黄色室(yellow room)/暗室で行った。エステル生成物の単離の後、光活性化特性を確認するために、光分解(366nm)した。エステル生成が紫外・可視吸光分析法により便利よく測定できた。生成物をスペクトルデータにより特徴決定した。収率が92%超で、純度が96%超であった。エステルの純度は、逆相HPLCを使用して測定できた。
実施例2:
2−ジアゾ−1−ナフトキノン−5−スルホン酸ナトリウム塩(2.72g;0.01mol)をジクロロメタン25mlにとり、−50℃に冷却した。温度を−50℃に維持しながら、トリエチルアミン(2.02g;0.02mol)を前記溶液に添加した。次いで、温度を−50℃に維持し、攪拌しながら、トリホスゲン(3.2g;0.011mol)を含むジクロロメタン15mlを、20分かけて極めてゆっくりと添加した。反応混合物を−50℃で60分間磁気攪拌した後、反応混合物を0℃にした。2−ジアゾ−1−ナフトキノン−5−スルホン酸又はそのナトリウム塩の対応するスルホニルクロリドへの変換は、紫外・可視吸光分析法により便利よく測定できた。フェノール(0.85g;0.009mol)を含むジクロロメタン3mlを同じ反応ポットに添加し、続けてトリエチルアミン(2.02g;0.02mol)を含むジクロロメタン3mlを添加した。0℃で60分間攪拌した。反応混合物を室温にして、ジクロロメタン及びトリエチルアミンをバキュームにより室温で蒸留除去した。残存した固形残渣を冷炭酸水(0.9gのNaCOを含む水25ml)に混合し、10分間攪拌した。固形物をろ過し、多量の水で洗浄し、五酸化リン入りの減圧デシケーターで乾燥した。これら全ての操作は、黄色室(yellow room)/暗室で行った。エステル生成物の単離の後、光活性化特性を確認するために、光分解(366nm)した。エステル生成が紫外・可視吸光分析法により便利よく測定できた。生成物をスペクトルデータにより特徴決定した。収率が92%超で、純度が96%超であった。エステルの純度は、逆相HPLCを使用して測定できた。
実施例3:
1−ジアゾ−2−ナフトキノン−4−スルホン酸ナトリウム塩(2.72g;0.01mol)をジクロロメタン25mlにとり、−50℃に冷却した。温度を−50℃に維持しながら、トリエチルアミン(2.02g;0.02mol)を前記溶液に添加した。次いで、温度を−50℃に維持し、攪拌しながら、トリホスゲン(3.2g;0.011mol)を含むジクロロメタン15mlを、20分かけて極めてゆっくりと添加した。反応混合物を−50℃で60分間磁気攪拌した後、反応混合物を0℃にした。1−ジアゾ−2−ナフトキノン−4−スルホン酸又はそのナトリウム塩の対応するスルホニルクロリドへの変換は、紫外・可視吸光分析法により便利よく測定できた。フェノール(0.85g;0.009mol)を含むジクロロメタン3mlを同じ反応ポットに添加し、続けてトリエチルアミン(2.02g;0.02mol)を含むジクロロメタン3mlを添加した。0℃で60分間攪拌した。反応混合物を室温にして、ジクロロメタン及びトリエチルアミンをバキュームにより室温で蒸留除去した。残存した固形残渣を冷炭酸水(0.9gのNaCOを含む水25ml)に混合し、10分間攪拌した。固形物をろ過し、多量の水で洗浄し、五酸化リン入りの減圧デシケーターで乾燥した。これら全ての操作は、黄色室(yellow room)/暗室で行った。エステル生成物の単離の後、光活性化特性を確認するために、光分解(366nm)した。エステル生成が紫外・可視吸光分析法により便利よく測定できた。生成物をスペクトルデータにより特徴決定した。収率が92%超で、純度が96%超であった。エステルの純度は、逆相HPLCを使用して測定できた。
実施例4:
2−ジアゾ−1−ナフトキノン−4−スルホン酸ナトリウム塩(2.72g;0.01mol)をジクロロメタン25mlにとり、−50℃に冷却した。温度を−50℃に維持しながら、ピリジン(1.58g;0.02mol)を前記溶液に添加した。次いで、温度を−50℃に維持し、攪拌しながら、トリホスゲン(3.2g;0.011mol)を含むジクロロメタン15mlを、20分かけて極めてゆっくりと添加した。反応混合物を−50℃で60分間磁気攪拌した後、反応混合物を0℃にした。2−ジアゾ−1−ナフトキノン−4−スルホン酸又はそのナトリウム塩の対応するスルホニルクロリドへの変換は、紫外・可視吸光分析法により便利よく測定できた。フェノール(0.85g;0.009mol)を含むジクロロメタン3mlを同じ反応ポットに添加し、続けてピリジン(1.58g;0.02mol)を含むジクロロメタン3mlを添加した。0℃で60分間攪拌した。反応混合物を室温にして、ジクロロメタン及びピリジンをバキュームにより室温で蒸留除去した。残存した固形残渣を冷炭酸水(0.9gのNaCOを含む水25ml)に混合し、10分間攪拌した。固形物をろ過し、多量の水で洗浄し、五酸化リン入りの減圧デシケーターで乾燥した。これら全ての操作は、黄色室(yellow room)/暗室で行った。エステル生成物の単離の後、光活性化特性を確認するために、光分解(366nm)した。エステル生成が紫外・可視吸光分析法により便利よく測定できた。生成物をスペクトルデータにより特徴決定した。収率が92%超で、純度が96%超であった。エステルの純度は、逆相HPLCを使用して測定できた。
実施例5:
2−ジアゾ−1−ナフトキノン−5−スルホン酸ナトリウム塩(2.72g;0.01mol)をジクロロメタン25mlにとり、−50℃に冷却した。温度を−50℃に維持しながら、ピリジン(1.58g;0.02mol)を前記溶液に添加した。次いで、温度を−50℃に維持し、攪拌しながら、トリホスゲン(3.2g;0.011mol)を含むジクロロメタン15mlを、20分かけて極めてゆっくりと添加した。反応混合物を−50℃で60分間磁気攪拌した後、反応混合物を0℃にした。2−ジアゾ−1−ナフトキノン−5−スルホン酸又はそのナトリウム塩の対応するスルホニルクロリドへの変換は、紫外・可視吸光分析法により便利よく測定できた。フェノール(0.85g;0.009mol)を含むジクロロメタン3mlを同じ反応ポットに添加し、続けてピリジン(1.58g;0.02mol)を含むジクロロメタン3mlを添加した。0℃で60分間攪拌した。反応混合物を室温にして、ジクロロメタン及びピリジンをバキュームにより室温で蒸留除去した。残存した固形残渣を冷炭酸水(0.9gのNaCOを含む水25ml)に混合し、10分間攪拌した。固形物をろ過し、多量の水で洗浄し、五酸化リン入りの減圧デシケーターで乾燥した。これら全ての操作は、黄色室(yellow room)/暗室で行った。エステル生成物の単離の後、光活性化特性を確認するために、光分解(366nm)した。エステル生成が紫外・可視吸光分析法により便利よく測定できた。生成物をスペクトルデータにより特徴決定した。収率が92%超で、純度が96%超であった。エステルの純度は、逆相HPLCを使用して測定できた。
実施例6:
1−ジアゾ−2−ナフトキノン−4−スルホン酸ナトリウム塩(2.72g;0.01mol)をジクロロメタン25mlにとり、−50℃に冷却した。温度を−50℃に維持しながら、ピリジン(1.58g;0.02mol)を前記溶液に添加した。次いで、温度を−50℃に維持し、攪拌しながら、トリホスゲン(3.2g;0.011mol)を含むジクロロメタン15mlを、20分かけて極めてゆっくりと添加した。反応混合物を−50℃で60分間磁気攪拌した後、反応混合物を0℃にした。1−ジアゾ−2−ナフトキノン−4−スルホン酸又はそのナトリウム塩の対応するスルホニルクロリドへの変換は、紫外・可視吸光分析法により便利よく測定できた。フェノール(0.85g;0.009mol)を含むジクロロメタン3mlを同じ反応ポットに添加し、続けてピリジン(1.58g;0.02mol)を含むジクロロメタン3mlを添加した。0℃で60分間攪拌した。反応混合物を室温にして、ジクロロメタン及びピリジンをバキュームにより室温で蒸留除去した。残存した固形残渣を冷炭酸水(0.9gのNaCOを含む水25ml)に混合し、10分間攪拌した。固形物をろ過し、多量の水で洗浄し、五酸化リン入りの減圧デシケーターで乾燥した。これら全ての操作は、黄色室(yellow room)/暗室で行った。エステル生成物の単離の後、光活性化特性を確認するために、光分解(366nm)した。エステル生成が紫外・可視吸光分析法により便利よく測定できた。生成物をスペクトルデータにより特徴決定した。収率が92%超で、純度が96%超であった。エステルの純度は、逆相HPLCを使用して測定できた。
実施例7:
2−ジアゾ−1−ナフトキノン−4−スルホン酸ナトリウム塩(27.2g;0.1mol)をジクロロメタン250mlにとり、−50℃に冷却した。温度を−50℃に維持しながら、トリエチルアミン(20.2g;0.2mol)を前記溶液に添加した。次いで、温度を−50℃に維持し、攪拌しながら、トリホスゲン(32g;0.11mol)を含むジクロロメタン100mlを、20分かけて極めてゆっくりと添加した。反応混合物を−50℃で60分間磁気攪拌した後、反応混合物を0℃にした。2−ジアゾ−1−ナフトキノン−4−スルホン酸又はそのナトリウム塩の対応するスルホニルクロリドへの変換は、紫外・可視吸光分析法により便利よく測定できた。フェノール(8.5g;0.09mol)を含むジクロロメタン30mlを同じ反応ポットに添加し、続けてトリエチルアミン(20.2g;0.2mol)を含むジクロロメタン30mlを添加した。0℃で60分間攪拌した。反応混合物を室温にして、ジクロロメタン及びトリエチルアミンをバキュームにより室温で蒸留除去した。残存した固形残渣を冷炭酸水(9.0gのNaCOを含む水250ml)に混合し、10分間攪拌した。固形物をろ過し、多量の水で洗浄し、五酸化リン入りの減圧デシケーターで乾燥した。これら全ての操作は、黄色室(yellow room)/暗室で行った。エステル生成物の単離の後、光活性化特性を確認するために、光分解(366nm)した。エステル生成が紫外・可視吸光分析法により便利よく測定できた。生成物をスペクトルデータにより特徴決定した。収率が92%超で、純度が96%超であった。エステルの純度は、逆相HPLCを使用して測定できた。
実施例8:
2−ジアゾ−1−ナフトキノン−5−スルホン酸ナトリウム塩(27.2g;0.1mol)をジクロロメタン250mlにとり、−50℃に冷却した。温度を−50℃に維持しながら、トリエチルアミン(20.2g;0.2mol)を前記溶液に添加した。次いで、温度を−50℃に維持し、攪拌しながら、トリホスゲン(32g;0.11mol)を含むジクロロメタン100mlを、20分かけて極めてゆっくりと添加した。反応混合物を−50℃で60分間磁気攪拌した後、反応混合物を0℃にした。2−ジアゾ−1−ナフトキノン−5−スルホン酸又はそのナトリウム塩の対応するスルホニルクロリドへの変換は、紫外・可視吸光分析法により便利よく測定できた。フェノール(8.5g;0.09mol)を含むジクロロメタン30mlを同じ反応ポットに添加し、続けてトリエチルアミン(20.2g;0.2mol)を含むジクロロメタン30mlを添加した。0℃で60分間攪拌した。反応混合物を室温にして、ジクロロメタン及びトリエチルアミンをバキュームにより室温で蒸留除去した。残存した固形残渣を冷炭酸水(9.0gのNaCOを含む水250ml)に混合し、10分間攪拌した。固形物をろ過し、多量の水で洗浄し、五酸化リン入りの減圧デシケーターで乾燥した。これら全ての操作は、黄色室(yellow room)/暗室で行った。エステル生成物の単離の後、光活性化特性を確認するために、光分解(366nm)した。エステル生成が紫外・可視吸光分析法により便利よく測定できた。生成物をスペクトルデータにより特徴決定した。収率が92%超で、純度が96%超であった。エステルの純度は、逆相HPLCを使用して測定できた。
実施例9:
2−ジアゾ−1−ナフトキノン−4−スルホン酸ナトリウム塩(54.4g;0.2mol)をジクロロメタン350mlにとり、−50℃に冷却した。温度を−50℃に維持しながら、トリエチルアミン(40.4g;0.4mol)を前記溶液に添加した。次いで、温度を−50℃に維持し、攪拌しながら、トリホスゲン(64g;0.22mol)を含むジクロロメタン100mlを、20分かけて極めてゆっくりと添加した。反応混合物を−50℃で60分間磁気攪拌した後、反応混合物を0℃にした。2−ジアゾ−1−ナフトキノン−4−スルホン酸又はそのナトリウム塩の対応するスルホニルクロリドへの変換は、紫外・可視吸光分析法により便利よく測定できた。フェノール(17g;0.18mol)を含むジクロロメタン60mlを同じ反応ポットに添加し、続けてトリエチルアミン(40.4g;0.4mol)を含むジクロロメタン60mlを添加した。0℃で60分間攪拌した。反応混合物を室温にして、ジクロロメタン及びトリエチルアミンをバキュームにより室温で蒸留除去した。残存した固形残渣を冷炭酸水(18.0gのNaCOを含む水500ml)に混合し、10分間攪拌した。固形物をろ過し、多量の水で洗浄し、五酸化リン入りの減圧デシケーターで乾燥した。これら全ての操作は、黄色室(yellow room)/暗室で行った。エステル生成物の単離の後、光活性化特性を確認するために、光分解(366nm)した。エステル生成が紫外・可視吸光分析法により便利よく測定できた。生成物をスペクトルデータにより特徴決定した。収率が92%超で、純度が96%超であった。エステルの純度は、逆相HPLCを使用して測定できた。
実施例10:
2−ジアゾ−1−ナフトキノン−5−スルホン酸ナトリウム塩(54.4g;0.2mol)をジクロロメタン350mlにとり、−50℃に冷却した。温度を−50℃に維持しながら、トリエチルアミン(40.4g;0.4mol)を前記溶液に添加した。次いで、温度を−50℃に維持し、攪拌しながら、トリホスゲン(64g;0.22mol)を含むジクロロメタン100mlを、20分かけて極めてゆっくりと添加した。反応混合物を−50℃で60分間磁気攪拌した後、反応混合物を0℃にした。2−ジアゾ−1−ナフトキノン−5−スルホン酸又はそのナトリウム塩の対応するスルホニルクロリドへの変換は、紫外・可視吸光分析法により便利よく測定できた。フェノール(17g;0.18mol)を含むジクロロメタン60mlを同じ反応ポットに添加し、続けてトリエチルアミン(40.4g;0.4mol)を含むジクロロメタン60mlを添加した。0℃で60分間攪拌した。反応混合物を室温にして、ジクロロメタン及びトリエチルアミンをバキュームにより室温で蒸留除去した。残存した固形残渣を冷炭酸水(18.0gのNaCOを含む水500ml)に混合し、10分間攪拌した。固形物をろ過し、多量の水で洗浄し、五酸化リン入りの減圧デシケーターで乾燥した。これら全ての操作は、黄色室(yellow room)/暗室で行った。エステル生成物の単離の後、光活性化特性を確認するために、光分解(366nm)した。エステル生成が紫外・可視吸光分析法により便利よく測定できた。生成物をスペクトルデータにより特徴決定した。収率が92%超で、純度が96%超であった。エステルの純度は、逆相HPLCを使用して測定できた。
実施例11:
2−ジアゾ−1−ナフトキノン−5−スルホン酸ナトリウム塩(27.2g;0.1mol)をジクロロメタン250mlにとり、−50℃に冷却した。温度を−50℃に維持しながら、トリエチルアミン(20.2g;0.2mol)を前記溶液に添加した。次いで、温度を−50℃に維持し、攪拌しながら、ジホスゲン(21.78g;0.11mol)を含むジクロロメタン100mlを、20分かけて極めてゆっくりと添加した。反応混合物を−50℃で60分間磁気攪拌した後、反応混合物を0℃にした。2−ジアゾ−1−ナフトキノン−5−スルホン酸又はそのナトリウム塩の対応するスルホニルクロリドへの変換は、紫外・可視吸光分析法により便利よく測定できた。フェノール(8.5g;0.09mol)を含むジクロロメタン30mlを同じ反応ポットに添加し、続けてトリエチルアミン(20.2g;0.2mol)を含むジクロロメタン30mlを添加した。0℃で60分間攪拌した。反応混合物を室温にして、ジクロロメタン及びトリエチルアミンをバキュームにより室温で蒸留除去した。残存した固形残渣を冷炭酸水(9.0gのNaCOを含む水250ml)に混合し、10分間攪拌した。固形物をろ過し、多量の水で洗浄し、五酸化リン入りの減圧デシケーターで乾燥した。これら全ての操作は、黄色室(yellow room)/暗室で行った。エステル生成物の単離の後、光活性化特性を確認するために、光分解(366nm)した。エステル生成が紫外・可視吸光分析法により便利よく測定できた。生成物をスペクトルデータにより特徴決定した。収率が92%超で、純度が96%超であった。エステルの純度は、逆相HPLCを使用して測定できた。
実施例12:
2−ジアゾ−1−ナフトキノン−4−スルホン酸ナトリウム塩(2.72g;0.01mol)をクロロホルム25mlにとり、−50℃に冷却した。温度を−50℃に維持しながら、トリエチルアミン(2.02g;0.02mol)を前記溶液に添加した。次いで、温度を−50℃に維持し、攪拌しながら、トリホスゲン(3.2g;0.011mol)を含むクロロホルム15mlを、20分かけて極めてゆっくりと添加した。反応混合物を−50℃で60分間磁気攪拌した後、反応混合物を0℃にした。2−ジアゾ−1−ナフトキノン−4−スルホン酸又はそのナトリウム塩の対応するスルホニルクロリドへの変換は、紫外・可視吸光分析法により便利よく測定できた。フェノール(0.85g;0.009mol)を含むクロロホルム3mlを同じ反応ポットに添加し、続けてトリエチルアミン(2.02g;0.02mol)を含むクロロホルム3mlを添加した。0℃で60分間攪拌した。反応混合物を室温にして、クロロホルム及びトリエチルアミンをバキュームにより室温で蒸留除去した。残存した固形残渣を冷炭酸水(0.9gのNaCOを含む水25ml)に混合し、10分間攪拌した。固形物をろ過し、多量の水で洗浄し、五酸化リン入りの減圧デシケーターで乾燥した。これら全ての操作は、黄色室(yellow room)/暗室で行った。エステル生成物の単離の後、光活性化特性を確認するために、光分解(366nm)した。エステル生成が紫外・可視吸光分析法により便利よく測定できた。生成物をスペクトルデータにより特徴決定した。収率が92%超で、純度が96%超であった。エステルの純度は、逆相HPLCを使用して測定できた。
実施例13:
2−ジアゾ−1−ナフトキノン−5−スルホン酸ナトリウム塩(2.72g;0.01mol)をクロロホルム25mlにとり、−50℃に冷却した。温度を−50℃に維持しながら、トリエチルアミン(2.02g;0.02mol)を前記溶液に添加した。次いで、温度を−50℃に維持し、攪拌しながら、トリホスゲン(3.2g;0.011mol)を含むクロロホルム15mlを、20分かけて極めてゆっくりと添加した。反応混合物を−50℃で60分間磁気攪拌した後、反応混合物を0℃にした。2−ジアゾ−1−ナフトキノン−5−スルホン酸又はそのナトリウム塩の対応するスルホニルクロリドへの変換は、紫外・可視吸光分析法により便利よく測定できた。フェノール(0.85g;0.009mol)を含むクロロホルム3mlを同じ反応ポットに添加し、続けてトリエチルアミン(2.02g;0.02mol)を含むクロロホルム3mlを添加した。0℃で60分間攪拌した。反応混合物を室温にして、クロロホルム及びトリエチルアミンをバキュームにより室温で蒸留除去した。残存した固形残渣を冷炭酸水(0.9gのNaCOを含む水25ml)に混合し、10分間攪拌した。固形物をろ過し、多量の水で洗浄し、五酸化リン入りの減圧デシケーターで乾燥した。これら全ての操作は、黄色室(yellow room)/暗室で行った。エステル生成物の単離の後、光活性化特性を確認するために、光分解(366nm)した。エステル生成が紫外・可視吸光分析法により便利よく測定できた。生成物をスペクトルデータにより特徴決定した。収率が92%超で、純度が96%超であった。エステルの純度は、逆相HPLCを使用して測定できた。
実施例14:
1−ジアゾ−2−ナフトキノン−4−スルホン酸ナトリウム塩(2.72g;0.01mol)をクロロホルム25mlにとり、−50℃に冷却した。温度を−50℃に維持しながら、トリエチルアミン(2.02g;0.02mol)を前記溶液に添加した。次いで、温度を−50℃に維持し、攪拌しながら、トリホスゲン(3.2g;0.011mol)を含むクロロホルム15mlを、20分かけて極めてゆっくりと添加した。反応混合物を−50℃で60分間磁気攪拌した後、反応混合物を0℃にした。1−ジアゾ−2−ナフトキノン−4−スルホン酸又はそのナトリウム塩の対応するスルホニルクロリドへの変換は、紫外・可視吸光分析法により便利よく測定できた。フェノール(0.85g;0.009mol)を含むクロロホルム3mlを同じ反応ポットに添加し、続けてトリエチルアミン(2.02g;0.02mol)を含むクロロホルム3mlを添加した。0℃で60分間攪拌した。反応混合物を室温にして、クロロホルム及びトリエチルアミンをバキュームにより室温で蒸留除去した。残存した固形残渣を冷炭酸水(0.9gのNaCOを含む水25ml)に混合し、10分間攪拌した。固形物をろ過し、多量の水で洗浄し、五酸化リン入りの減圧デシケーターで乾燥した。これら全ての操作は、黄色室(yellow room)/暗室で行った。エステル生成物の単離の後、光活性化特性を確認するために、光分解(366nm)した。エステル生成が紫外・可視吸光分析法により便利よく測定できた。生成物をスペクトルデータにより特徴決定した。収率が92%超で、純度が96%超であった。エステルの純度は、逆相HPLCを使用して測定できた。
実施例15:
2−ジアゾ−1−ナフトキノン−4−スルホン酸ナトリウム塩(2.72g;0.01mol)を1,2−ジクロロエタン25mlにとり、−50℃に冷却した。温度を−50℃に維持しながら、トリエチルアミン(2.02g;0.02mol)を前記溶液に添加した。次いで、温度を−50℃に維持し、攪拌しながら、トリホスゲン(3.2g;0.011mol)を含む1,2−ジクロロエタン15mlを、20分かけて極めてゆっくりと添加した。反応混合物を−50℃で60分間磁気攪拌した後、反応混合物を0℃にした。2−ジアゾ−1−ナフトキノン−4−スルホン酸又はそのナトリウム塩の対応するスルホニルクロリドへの変換は、紫外・可視吸光分析法により便利よく測定できた。フェノール(0.85g;0.009mol)を含む1,2−ジクロロエタン3mlを同じ反応ポットに添加し、続けてトリエチルアミン(2.02g;0.02mol)を含む1,2−ジクロロエタン3mlを添加した。0℃で60分間攪拌した。反応混合物を室温にして、1,2−ジクロロエタン及びトリエチルアミンをバキュームにより室温で蒸留除去した。残存した固形残渣を冷炭酸水(0.9gのNaCOを含む水25ml)に混合し、10分間攪拌した。固形物をろ過し、多量の水で洗浄し、五酸化リン入りの減圧デシケーターで乾燥した。これら全ての操作は、黄色室(yellow room)/暗室で行った。エステル生成物の単離の後、光活性化特性を確認するために、光分解(366nm)した。エステル生成が紫外・可視吸光分析法により便利よく測定できた。生成物をスペクトルデータにより特徴決定した。収率が92%超で、純度が96%超であった。エステルの純度は、逆相HPLCを使用して測定できた。
実施例16:
2−ジアゾ−1−ナフトキノン−5−スルホン酸ナトリウム塩(2.72g;0.01mol)を1,2−ジクロロエタン25mlにとり、−50℃に冷却した。温度を−50℃に維持しながら、トリエチルアミン(2.02g;0.02mol)を前記溶液に添加した。次いで、温度を−50℃に維持し、攪拌しながら、トリホスゲン(3.2g;0.011mol)を含む1,2−ジクロロエタン15mlを、20分かけて極めてゆっくりと添加した。反応混合物を−50℃で60分間磁気攪拌した後、反応混合物を0℃にした。2−ジアゾ−1−ナフトキノン−5−スルホン酸又はそのナトリウム塩の対応するスルホニルクロリドへの変換は、紫外・可視吸光分析法により便利よく測定できた。フェノール(0.85g;0.009mol)を含む1,2−ジクロロエタン3mlを同じ反応ポットに添加し、続けてトリエチルアミン(2.02g;0.02mol)を含む1,2−ジクロロエタン3mlを添加した。0℃で60分間攪拌した。反応混合物を室温に戻し、1,2−ジクロロエタン及びトリエチルアミンをバキュームにより室温で蒸留除去した。残存した固形残渣を冷炭酸水(0.9gのNaCOを含む水25ml)に混合し、10分間攪拌した。固形物をろ過し、多量の水で洗浄し、五酸化リン入りの減圧デシケーターで乾燥した。これら全ての操作は、黄色室(yellow room)/暗室で行った。エステル生成物の単離の後、光活性化特性を確認するために、光分解(366nm)した。エステル生成が紫外・可視吸光分析法により便利よく測定できた。生成物をスペクトルデータにより特徴決定した。収率が92%超で、純度が96%超であった。エステルの純度は、逆相HPLCを使用して測定できた。
実施例17:
1−ジアゾ−2−ナフトキノン−4−スルホン酸ナトリウム塩(2.72g;0.01mol)を1,2−ジクロロエタン25mlにとり、−50℃に冷却した。温度を−50℃に維持しながら、トリエチルアミン(2.02g;0.02mol)を前記溶液に添加した。次いで、温度を−50℃に維持し、攪拌しながら、トリホスゲン(3.2g;0.011mol)を含む1,2−ジクロロエタン15mlを、20分かけて極めてゆっくりと添加した。反応混合物を−50℃で60分間磁気攪拌した後、反応混合物を0℃にした。1−ジアゾ−2−ナフトキノン−4−スルホン酸又はそのナトリウム塩の対応するスルホニルクロリドへの変換は、紫外・可視吸光分析法により便利よく測定できた。フェノール(0.85g;0.009mol)を含む1,2−ジクロロエタン3mlを同じ反応ポットに添加し、続けてトリエチルアミン(2.02g;0.02mol)を含む1,2−ジクロロエタン3mlを添加した。0℃で60分間攪拌した。反応混合物を室温にして、1,2−ジクロロエタン及びトリエチルアミンをバキュームにより室温で蒸留除去した。残存した固形残渣を冷炭酸水(0.9gのNaCOを含む水25ml)に混合し、10分間攪拌した。固形物をろ過し、多量の水で洗浄し、五酸化リン入りの減圧デシケーターで乾燥した。これら全ての操作は、黄色室(yellow room)/暗室で行った。エステル生成物の単離の後、光活性化特性を確認するために、光分解(366nm)した。エステル生成が紫外・可視吸光分析法により便利よく測定できた。生成物をスペクトルデータにより特徴決定した。収率が92%超で、純度が96%超であった。エステルの純度は、逆相HPLCを使用して測定できた。
実施例18:
2−ジアゾ−1−ナフトキノン−4−スルホン酸ナトリウム塩(2.72g;0.01mol)をアセトニトリル25mlにとり、−50℃に冷却した。温度を−50℃に維持しながら、トリエチルアミン(2.02g;0.02mol)を前記溶液に添加した。次いで、温度を−50℃に維持し、攪拌しながら、トリホスゲン(3.2g;0.011mol)を含むアセトニトリル15mlを、20分かけて極めてゆっくりと添加した。反応混合物を−50℃で60分間磁気攪拌した後、反応混合物を0℃にした。2−ジアゾ−1−ナフトキノン−4−スルホン酸又はそのナトリウム塩の対応するスルホニルクロリドへの変換は、紫外・可視吸光分析法により便利よく測定できた。フェノール(0.85g;0.009mol)を含むアセトニトリル3mlを同じ反応ポットに添加し、続けてトリエチルアミン(2.02g;0.02mol)を含むアセトニトリル3mlを添加した。0℃で60分間攪拌した。反応混合物を室温にして、アセトニトリル及びトリエチルアミンをバキュームにより室温で蒸留除去した。残存した固形残渣を冷炭酸水(0.9gのNaCOを含む水25ml)に混合し、10分間攪拌した。固形物をろ過し、多量の水で洗浄し、五酸化リン入りの減圧デシケーターで乾燥した。これら全ての操作は、黄色室(yellow room)/暗室で行った。エステル生成物の単離の後、光活性化特性を確認するために、光分解(366nm)した。エステル生成が紫外・可視吸光分析法により便利よく測定できた。生成物をスペクトルデータにより特徴決定した。収率が92%超で、純度が96%超であった。エステルの純度は、逆相HPLCを使用して測定できた。
実施例19:
2−ジアゾ−1−ナフトキノン−5−スルホン酸ナトリウム塩(2.72g;0.01mol)をアセトニトリル25mlにとり、−50℃に冷却した。温度を−50℃に維持しながら、トリエチルアミン(2.02g;0.02mol)を前記溶液に添加した。次いで、温度を−50℃に維持し、攪拌しながら、トリホスゲン(3.2g;0.011mol)を含むアセトニトリル15mlを、20分かけて極めてゆっくりと添加した。反応混合物を−50℃で60分間磁気攪拌した後、反応混合物を0℃にした。2−ジアゾ−1−ナフトキノン−5−スルホン酸又はそのナトリウム塩の対応するスルホニルクロリドへの変換は、紫外・可視吸光分析法により便利よく測定できた。フェノール(0.85g;0.009mol)を含むアセトニトリル3mlを同じ反応ポットに添加し、続けてトリエチルアミン(2.02g;0.02mol)を含むアセトニトリル3mlを添加した。0℃で60分間攪拌した。反応混合物を室温にして、アセトニトリル及びトリエチルアミンをバキュームにより室温で蒸留除去した。残存した固形残渣を冷炭酸水(0.9gのNaCOを含む水25ml)に混合し、10分間攪拌した。固形物をろ過し、多量の水で洗浄し、五酸化リン入りの減圧デシケーターで乾燥した。これら全ての操作は、黄色室(yellow room)/暗室で行った。エステル生成物の単離の後、光活性化特性を確認するために、光分解(366nm)した。エステル生成が紫外・可視吸光分析法により便利よく測定できた。生成物をスペクトルデータにより特徴決定した。収率が92%超で、純度が96%超であった。エステルの純度は、逆相HPLCを使用して測定できた。
実施例20:
1−ジアゾ−2−ナフトキノン−4−スルホン酸ナトリウム塩(2.72g;0.01mol)をアセトニトリル25mlにとり、−50℃に冷却した。温度を−50℃に維持しながら、トリエチルアミン(2.02g;0.02mol)を前記溶液に添加した。次いで、温度を−50℃に維持し、攪拌しながら、トリホスゲン(3.2g;0.011mol)を含むアセトニトリル15mlを、20分かけて極めてゆっくりと添加した。反応混合物を−50℃で60分間磁気攪拌した後、反応混合物を0℃にした。1−ジアゾ−2−ナフトキノン−4−スルホン酸又はそのナトリウム塩の対応するスルホニルクロリドへの変換は、紫外・可視吸光分析法により便利よく測定できた。フェノール(0.85g;0.009mol)を含むアセトニトリル3mlを同じ反応ポットに添加し、続けてトリエチルアミン(2.02g;0.02mol)を含むアセトニトリル3mlを添加した。0℃で60分間攪拌した。反応混合物を室温にして、アセトニトリル及びトリエチルアミンをバキュームにより室温で蒸留除去した。残存した固形残渣を冷炭酸水(0.9gのNaCOを含む水25ml)に混合し、10分間攪拌した。固形物をろ過し、多量の水で洗浄し、五酸化リン入りの減圧デシケーターで乾燥した。これら全ての操作は、黄色室(yellow room)/暗室で行った。エステル生成物の単離の後、光活性化特性を確認するために、光分解(366nm)した。エステル生成が紫外・可視吸光分析法により便利よく測定できた。生成物をスペクトルデータにより特徴決定した。収率が92%超で、純度が96%超であった。エステルの純度は、逆相HPLCを使用して測定できた。
実施例21:
2−ジアゾ−1−ナフトキノン−5−スルホン酸ナトリウム塩(2.72g;0.01mol)をジクロロメタン25mlにとり、−50℃に冷却した。温度を−50℃に維持しながら、トリエチルアミン(2.02g;0.02mol)を前記溶液に添加した。次いで、温度を−50℃に維持し、攪拌しながら、トリホスゲン(3.2g;0.011mol)を含むジクロロメタン15mlを、20分かけて極めてゆっくりと添加した。反応混合物を−50℃で60分間磁気攪拌した後、反応混合物を0℃にした。2−ジアゾ−1−ナフトキノン−5−スルホン酸又はそのナトリウム塩の対応するスルホニルクロリドへの変換は、紫外・可視吸光分析法により便利よく測定できた。メタノール(0.30g;0.009mol)を含むジクロロメタン3mlを同じ反応ポットに添加し、続けてトリエチルアミン(2.02g;0.02mol)を含むジクロロメタン3mlを添加した。0℃で60分間攪拌した。反応混合物を室温にして、ジクロロメタン及びトリエチルアミンをバキュームにより室温で蒸留除去した。残存した固形残渣を冷炭酸水(0.9gのNaCOを含む水25ml)に混合し、10分間攪拌した。固形物をろ過し、多量の水で洗浄し、五酸化リン入りの減圧デシケーターで乾燥した。これら全ての操作は、黄色室(yellow room)/暗室で行った。エステル生成物の単離の後、光活性化特性を確認するために、光分解(366nm)した。エステル生成が紫外・可視吸光分析法により便利よく測定できた。生成物をスペクトルデータにより特徴決定した。収率が92%超で、純度が96%超であった。エステルの純度は、逆相HPLCを使用して測定できた。
実施例22:
2−ジアゾ−1−ナフトキノン−5−スルホン酸ナトリウム塩(2.72g;0.01mol)をジクロロメタン25mlにとり、−50℃に冷却した。温度を−50℃に維持しながら、トリエチルアミン(2.02g;0.02mol)を前記溶液に添加した。次いで、温度を−50℃に維持し、攪拌しながら、トリホスゲン(3.2g;0.011mol)を含むジクロロメタン15mlを、20分かけて極めてゆっくりと添加した。反応混合物を−50℃で60分間磁気攪拌した後、反応混合物を0℃にした。2−ジアゾ−1−ナフトキノン−5−スルホン酸又はそのナトリウム塩の対応するスルホニルクロリドへの変換は、紫外・可視吸光分析法により便利よく測定できた。エタノール(0.42g;0.009mol)を含むジクロロメタン3mlを同じ反応ポットに添加し、続けてトリエチルアミン(2.02g;0.02mol)を含むジクロロメタン3mlを添加した。0℃で60分間攪拌した。反応混合物を室温にして、ジクロロメタン及びトリエチルアミンをバキュームにより室温で蒸留除去した。残存した固形残渣を冷炭酸水(0.9gのNaCOを含む水25ml)に混合し、10分間攪拌した。固形物をろ過し、多量の水で洗浄し、五酸化リン入りの減圧デシケーターで乾燥した。これら全ての操作は、黄色室(yellow room)/暗室で行った。エステル生成物の単離の後、光活性化特性を確認するために、光分解(366nm)した。エステル生成が紫外・可視吸光分析法により便利よく測定できた。生成物をスペクトルデータにより特徴決定した。収率が92%超で、純度が96%超であった。エステルの純度は、逆相HPLCを使用して測定できた。
実施例23:
2−ジアゾ−1−ナフトキノン−5−スルホン酸ナトリウム塩(2.72g;0.01mol)をジクロロメタン25mlにとり、−50℃に冷却した。温度を−50℃に維持しながら、トリエチルアミン(2.02g;0.02mol)を前記溶液に添加した。次いで、温度を−50℃に維持し、攪拌しながら、トリホスゲン(3.2g;0.011mol)を含むジクロロメタン15mlを、20分かけて極めてゆっくりと添加した。反応混合物を−50℃で60分間磁気攪拌した後、反応混合物を0℃にした。2−ジアゾ−1−ナフトキノン−5−スルホン酸又はそのナトリウム塩の対応するスルホニルクロリドへの変換は、紫外・可視吸光分析法により便利よく測定できた。プロパノール(0.55g;0.009mol)を含むジクロロメタン3mlを同じ反応ポットに添加し、続けてトリエチルアミン(2.02g;0.02mol)を含むジクロロメタン3mlを添加した。0℃で60分間攪拌した。反応混合物を室温にして、ジクロロメタン及びトリエチルアミンをバキュームにより室温で蒸留除去した。残存した固形残渣を冷炭酸水(0.9gのNaCOを含む水25ml)に混合し、10分間攪拌した。固形物をろ過し、多量の水で洗浄し、五酸化リン入りの減圧デシケーターで乾燥した。これら全ての操作は、黄色室(yellow room)/暗室で行った。エステル生成物の単離の後、光活性化特性を確認するために、光分解(366nm)した。エステル生成が紫外・可視吸光分析法により便利よく測定できた。生成物をスペクトルデータにより特徴決定した。収率が92%超で、純度が96%超であった。エステルの純度は、逆相HPLCを使用して測定できた。

Claims (8)

  1. 一般式1(化1)
    Figure 2009507013

    (式中、XはO又はNを表し、YはO又はNを表し、Rはスルホニルエステル又はHを表し、Rはスルホニルエステル又はHを表す)
    を有するジアゾナフトキノンスルホニルエステルの製造のためのシングルポットプロセスであって、
    有機溶媒中で、三級有機塩基の存在下で、−50〜−30℃の範囲の温度で、約1時間の時間、ジアゾナフトキノンスルホン酸又はそのナトリウム塩をトリホスゲン又はジホスゲンと反応させる工程、上記工程で得られた反応混合物の温度を約0℃にする工程、次いで前記反応混合物にヒドロキシ化合物及び三級有機塩基を含む有機溶媒を添加した後、約1時間攪拌する工程、25〜30℃の範囲の温度で、真空下で有機溶媒及び三級有機塩基を蒸留して所望の生成物を得る工程を含むプロセス。
  2. 使用されるジアゾナフトキノンスルホン酸が、2−ジアゾ−1−ナフトキノン−4−スルホン酸、2−ジアゾ−1−ナフトキノン−5−スルホン酸、及び1−ジアゾ−2−ナフトキノン−4−スルホン酸からなる群より選択されることを特徴とする請求項1に記載のプロセス。
  3. 使用される三級有機塩基が、トリエチルアミン、トリブチルアミン、トリプロピルアミン、ピリジン、アルキルピリジン、ピペリジン、N−メチルピペリジン、N−エチルピペリジン、N−ブチルピペリジン、置換ピペリジン、ジアザビシクロオクタン、ジアザビシクロウンデカン、ジメチルアミノピリジン、トリアゾール、イミダゾール、トリフェニルホスフィン、4−N,N−ジメチルアミノピリジン、4−N,N−ジエチルアミノピリジン、N,N−ジメチルアニリン、N,N−ジエチルアニリン、置換アニリン、N−メチルピロリジン、ピロリジン、N−メチルモルホリン、及びN−メチルインドールからなる群より選択されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のプロセス。
  4. 使用される有機溶媒が、ジクロロメタン、クロロホルム、1,2−ジクロロエタン、有機塩素溶媒、ベンゼン、トルエン、キシレン、芳香族炭化水素、アセトニトリル、ベンゾニトリル、ニトロベンゼン、1,4−ジオキサン、四塩化炭素、ジメチルホルムアミド、クロロベンゼン、テトラヒドロフラン、ジアルキルエーテル、アルキルアリルエーテル、ジアリルエーテル、ジメチルスルホキシド、及びo−ジクロロベンゼンからなる群より選択されることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のプロセス。
  5. 使用されるヒドロキシ化合物が、フェノール、o−クレゾール、m−クレゾール、p−クレゾール、レゾルシノール、フロログルシノール、2,3−キシレノール、2,5−キシレノール、3,5−キシレノール、3,4−キシレノール、o−エチルフェノール、m−エチルフェノール、p−エチルフェノール、2,3,4−トリメチルフェノール、2,3,5−トリメチルフェノール、2−t−ブチルフェノール、2−t−ブチル−4−メチルフェノール、2−t−ブチル−5−メチルフェノール、p−エトキシフェノール、m−エトキシフェノール、p−プロポキシフェノール、m−プロポキシフェノール、o−イソプロピルフェノール、p−イソプロピルフェノール、2−メチル−4−イソプロピニルフォノン、3,5−ジメトキシフェノール、2−メトキシ−4−メチルフェノール、p−ブトキシフェノール、m−ブトキシフェノール、2−エチル−4−イソプロペニルフェノール、4−フェニルフェノール、4,4−ジヒドロキシビフェニル、ハイドロキノン、ピロガロール、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2,4,2,4−テトラヒドロキシビフェニルスルフィド、2,2−ジヒドロキシジナフチルメタン、4,6−ビス[2,4−ジヒドロキシフェニルチオ]レゾルシノール、2,4−ジヒドロキシ−3,5−ジブロモベンゾフェノン、o−キシレノール、m−キシレノール、p−キシレノール、1,2,3−トリヒドロキシベンゼン、1,3,5−トリヒドロキシベンゼン、1,2,4−ヒドロキシベンゼン、トリヒドロキシベンゾフェノン、サリチルアルデヒド、p−ヒドロキシベンズアルデヒド、4,4´−ジヒドロキシベンゾフェノン、o−クロロフェノール、m−クロロフェノール、p−クロロフェノール、ジクロロフェノール、α−ナフトール、β−ナフトール、メタノール、エタノール、イソプロパノール、ブタノール、プロパノール、イソブタノール、及びt−ブタノールからなる群より選択されることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のプロセス。
  6. 使用されるジアゾナフトキノンスルホン酸又はそのナトリウム塩とトリホスゲン又はジホスゲンのモル比が、1:1から1:1.5の範囲であることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のプロセス。
  7. 使用されるジアゾナフトキノンスルホン酸又はそのナトリウム塩と有機塩基のモル比が、1:3から1:5の範囲であることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のプロセス。
  8. 使用されるジアゾナフトキノンスルホン酸又はそのナトリウム塩とヒドロキシ化合物のモル比が、1:0.8から1:2の範囲であることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載のプロセス。
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