JP2009302852A - 光受信回路、光受信回路のタイミング設定方法および光受信装置 - Google Patents

光受信回路、光受信回路のタイミング設定方法および光受信装置 Download PDF

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Abstract

【課題】通信速度が高速化した場合でも、受信したバースト信号を正確に再生することができる光受信回路および光受信方法、ならびにそのような光受信回路を含む光通信装置を提供する。
【解決手段】クロック抽出回路21は、時定数が可変のループフィルタを含み、受信したバースト信号に同期してクロックを生成する。フリップフロップ23は、受信したバースト信号をラッチする。第1設定部22は、ループフィルタの時定数を設定する。第2設定部24は、フリップフロップ23のラッチタイミングを設定する。
【選択図】図2

Description

この発明は、光受信回路、光受信回路のタイミング設定方法および光通信装置に関し、特に、バースト信号を受信する光受信回路、光受信方法および光受信装置に関する。
大容量のデータが伝送できるギガビットのイーサネット(登録商標)PON(Passive Optical Network)光システムでは、局側装置OLT(Optical Line Terminal)と複数の加入者側装置ONU(Optical Network Unit)との間で高速データ通信が行なわれる。局側装置と加入者側装置とを接続する光ファイバの途中に光スプリッタを設けて、伝送路を複数に分岐することによって、局側装置と光ファイバとを複数の加入者で共有できる。このため、低価格で高速な通信サービスが実現される。
局側装置から送信される下り信号(連続信号)は、すべての加入者側装置へ伝送され、各加入者側装置は必要な信号だけを分離して受信する。各加入者側装置は、受信した下り信号に基づいてクロック信号を生成し、生成したクロック信号に同期した上り信号(バースト信号)を局側装置に送信する。各加入者側装置から送信される上り信号が互いに衝突しないようにするため、時分割多重(TDMA:Time Division Multiple Access)方式が用いられる。
各加入者側装置の送信部の時定数などの特性のバラツキ、各加入者側装置と局側装置とを接続する光ファイバの伝送路距離の違い、光ファイバに設けられた光スプリッタやコネクタなどに起因して、局側装置が加入者側装置から受信するバースト信号の位相が、予め想定される位置よりも前後に揺らぐことがある。さらに、PON光システムの通信速度は高速(1.25Gbps)であるため、局側装置が受信するバースト信号の位相が揺らぐと、受信エラーが発生することがあった。
下記の特許文献1には、受信したバースト信号とクロック信号の位相差を検出し、位相差が所定の範囲外である場合は、受信したバースト信号をクロック信号に同期させ、バースト信号のデータ安定部分でバースト信号をサンプリングする局側装置が開示されている。
特開2006−148650号公報
このように、従来のPON光システムでは、局側装置が受信するバースト信号の位相が揺らぐと受信エラーが発生し、受信したバースト信号を正確に再生できないことがあった。また、特許文献1による局側装置では、通信速度が1.25Gbpsの場合には、うまく動作するが、さらに通信速度が2.5Gbps、5Gbps、または10Gbpsのように高速化した場合には、受信エラーが発生することがある。
それゆえに、この発明の主たる目的は、通信速度が高速化した場合でも、受信したバースト信号を正確に再生することできる光受信回路、光受信回路のタイミング設定方法、ならびにそのような光受信回路を含む光受信装置を提供することである。
本発明のある局面に係る光受信回路は、バースト信号を受信する光受信回路であって、時定数が可変のループフィルタを含み、受信したバースト信号に同期したクロックを抽出するクロック抽出回路と、受信したバースト信号をラッチするラッチ回路と、ループフィルタの時定数を設定する第1設定部と、ラッチ回路のラッチタイミングを設定する第2設定部とを備える。
好ましくは、第1設定部は、クロック抽出回路におけるロック時間に基づいて、ループフィルタの時定数を設定する。
好ましくは、第2設定部は、受信したバースト信号のジッタ値が所定値以上のときに、受信したバースト信号のアイパターンの最適タイミングをラッチタイミングに設定する。
本発明のある局面に係る光受信装置は、複数の通信相手からバースト信号を受信する光受信装置であって、上記記載のいずれかの受信回路と、通信相手が切り替わると、その通信相手に応じた時定数およびラッチタイミングを設定するように第1設定部および第2設定部とを制御する制御部とを備える。
本発明のある局面に係る光受信回路のタイミング設定方法は、バースト信号を受信する光受信回路のタイミング設定方法であって、光受信回路は、時定数が可変のループフィルタを含み、受信したバースト信号に同期したクロックを生成するクロック抽出回路と、受信したバースト信号をラッチするラッチ回路とを備え、その方法は、ループフィルタの時定数を設定するステップと、ラッチ回路のラッチタイミングを設定するステップとを備える。
本発明によれば、通信速度が高速化した場合でも、受信したバースト信号を正確に再生することできる。
図1は、本発明の実施形態によるGE−PON光システムの概略構成を示すブロック図である。
図1を参照して、局側装置1は、光ファイバおよび複数の光スプリッタ3−1〜3−3を介して、複数の加入者側装置2―1〜2−nと接続される。
局側装置1から送信される下り信号(連続信号)#1〜#nはすべての加入者側装置2―1〜2−nへ伝送され、各加入者側装置は必要な信号だけを分離して受信する。加入者側装置2―1〜2−nは、それぞれ受信した下り信号に基づいてクロック信号を生成し、生成したクロック信号に同期した上り信号(バースト信号)#1〜#nを局側装置1に送信する。各加入者側装置から送信される上り信号が互いに衝突しないようにするため、時分割多重(TDMA)方式が用いられる。
加入者側装置2−1〜2−nから局側装置1に伝送される上り信号#1〜#nの各々は、各加入者側装置の送信部における時定数などの特性のバラツキ、各加入者側装置と局側装置1との間の光ファイバの伝送路距離の違い、上り信号が通過する光スプリッタなどによって、その遅延時間が異なる。すなわち、たとえばすべての加入者側装置2−1〜2−nが同時に上り信号#1〜#nを送信したとしても、それらが局側装置1に到達する時間はそれぞれ異なる。このため、局側装置1が各加入者側装置から受信する上り信号(バースト信号)の位相が、予め想定される位置よりも前後に揺らぐことがある。そこで、局側装置1は、受信したバースト信号の位相を制御してサンプリングすることによって、バースト信号を正確に再生することが必要となる。
図2は、図1に示した局側装置1の構成を示すブロック図である。
図2を参照して、この局側装置(光送受信装置)1は、レベル調整回路12、LDドライバ13、レーザダイオード(LD)14、波長分割多重フィルタ(WDMフィルタ)15、アバランシェフォトダイオード(APD)16、バイアス電源17、プリアンプ18、ポストアンプ19、リミッタアンプ20、フリップフロップ23、クロック抽出回路(PLL)21、第1設定部22、第2設定部24および上位層回路部11を備える。波長分割多重フィルタ(WDMフィルタ)15、アバランシェフォトダイオード(APD)16、バイアス電源17、プリアンプ18、ポストアンプ19、リミッタアンプ20、フリップフロップ23、クロック抽出回路(PLL)21、第1設定部22、および第2設定部24は、光受信回路150を構成する。また、レベル調整回路12、LDドライバ13、レーザダイオード(LD)14、および波長分割多重フィルタ(WDMフィルタ)15は、光送信回路160を構成する。
局側装置1と加入者側装置2−1〜2−nとの間で、一芯の光ファイバを介して上り方向と下り方向の双方向通信が行なわれる。このように、上り方向と下り方向で波長の異なる光信号を用いることによって、1本の光ファイバで双方向伝送が行なわれる。
上位層回路部11の通信制御部36からの下り方向の送信信号は、レベル調整回路12によって信号レベルが安定化されて、LDドライバ13に与えられる。LDドライバ13はレベル調整回路12の出力信号に応じてレーザダイオード14を駆動し、レーザダイオード14から波長分割多重フィルタ15に光信号が出力される。波長分割多重フィルタ15は、レーザダイオード14からの光信号を、下り信号として光ファイバを介して加入者側装置2−1〜2−nに与える。
加入者側装置2−1〜2−nから受信した上り信号(バースト信号)は、光ファイバを介して波長分割多重フィルタ15に与えられる。アバランシェフォトダイオード16は、波長分割多重フィルタ15からのバースト信号を光/電気変換する。バイアス電源17は、アバランシェフォトダイオード16にバイアス電圧を印加する。アバランシェフォトダイオード16の出力信号は、プリアンプ18およびポストアンプ19によって必要なレベルまで増幅される。ポストアンプ19から出力された信号D0は、リミッタアンプ20に送られる。リミッタアンプ20は、ポストアンプ19から出力された信号D0を一定の閾値電圧と比較して、2値化信号D1を出力する。本発明の実施形態では、ポストアンプ19とリミッタアンプ20を分けて記述しているが、ポストアンプとリミッタアンプとを一つにしてリミッタアンプのみとすることも可能である。
クロック抽出回路(PLL:Phase-locked loop)21は、リミッタアンプ20から出力される2値化信号D1からクロックCKを抽出する。
図3は、クロック抽出回路21の構成を表わす図である。
図3を参照して、クロック抽出回路21は、位相比較器41と、ループフィルタ44と、VCO(voltage controlled oscillator)42と、分周器43によって構成される。
位相比較器41は、入力される信号D1と分周器43からの出力信号との位相差を電圧に変換して出力する。
ループフィルタ44は、位相補償のため設けられるラグ・リードフィルタ(ローパスフィルタ)である。ループフィルタ44は、可変抵抗R1、可変抵抗R2および可変容量ダイオードDを含む。ループフィルタ44は、さらに、可変容量ダイオードDに電圧VEを供給するためのブリーダ抵抗R0と、フィルタコイルLとを含む。
ループフィルタ44の時定数は、可変抵抗R1の抵抗値、可変抵抗R2の抵抗値、および可変容量ダイオードDの容量によって決まる。可変抵抗R1の抵抗値R1は、制御信号CT1の値によって変化する。可変抵抗R2の抵抗値R2は、制御信号CT2の値によって変化する。可変容量ダイオードDの容量Cは、制御電圧VEの値によって変化する。
VCO42は、ループフィルタ44から出力された電圧によって、出力信号のパルスの周波数を制御する。分周器43は、VCO42から出力されるパルスの周波数をN分割(Nは2以上の自然数)して位相比較器41へ出力する。VCO42の出力信号と入力信号D1との位相差をVCO42にフィードバックすることにより同期が確立されて(ロックアップ)、入力信号D1をN分周した信号に同期したクロックCKが抽出される。
フリップフロップ23は、可変遅延回路29からのクロックCLに同期して動作し、クロックCLの立ち上りのタイミングで、リミッタアンプ20から出力される信号D1をサンプリング(ラッチ)して、ラッチした信号D2を上位層回路部11に与える。
上位層回路部11は、光受信回路150から出力される信号に対して種々の処理を行って受信したバースト信号を再生する。また、上位層回路部11は、送信信号に対して種々の処理を行って光送信回路160に出力する。上位層回路部11は、S/P変換部33と、誤り訂正復号部34と、フレーム組立部35と、通信制御部36とを少なくとも備える。
S/P変換部33は、フリップフロップ23の出力信号D2を受けて、パラレル信号に変換する。誤り訂正復号部34は、S/P変換部33から出力されるパラレル信号の誤り訂正復号を行なう。フレーム組立部35は、誤り訂正復号された信号からフレームを受信データとして組み立てる。通信制御部36は、加入者装置との通信に関する種々の制御を行なう。一例として、通信制御部36は、通信相手となる加入者側装置を選択し、選択した加入者側装置に対して送信を許可する信号を出力し、通信相手が切り替わると、その通信相手に応じた時定数およびラッチタイミングを設定するように第1設定部22および第2設定部24とを制御する。
第1設定部22は、クロック抽出回路21におけるロック時間TLCに基づいて、ループフィルタ44の時定数を設定する。これによって、局側装置までの光ファイバの長さや光ファイバの分岐数が加入者側装置ごとに異なっていても、加入者側装置ごとにループフィルタ44の時定数を変えることができる。
第1設定部22は、ロック時間測定部25と、パラメータ決定部26と、パラメータテーブル記憶部28とを備える。
ロック時間測定部25は、クロック抽出回路21において同期が確立する(ロックアップ)するまでの時間であるロック時間TLCを測定する。ロック時間測定部25は、たとえば、帯域通過フィルタ、レベル検出回路、信号の立ち上り検出回路および比較回路などによって構成される。
パラメータ決定部26は、ループフィルタ44の時定数を決める制御信号CT1の値、制御信号CT2の値、および制御電圧VEの値を決定する。具体的には、パラメータ決定部26は、ロック時間測定部で測定されたロック時間TLCが所定値A以上の場合には、ループフィルタ44の(R1+R2)×Cを減少させるようにして、制御信号CT1の値、制御信号CT2の値、および制御電圧VEの値を決定する。
このように(R1+R2)×Cを減少させる理由について説明する。
ループフィルタ44によるクロック抽出回路(PLL)21の過渡応答特性を表わすパラメータには、固有周波数fN(=ωN/2π)と減衰係数ζがあり、以下の式で表わされる。
ωN 2=(Kp×Kv)/{N×C×(R1+R2)} ・・・(1)
2ζωN=(N+Kp×Kv×C×R2)/{N×C×(R1+R2)} ・・・(2)
ここで、Kpは位相比較器41のゲイン、KvはVCO42のゲイン、Nは分周器43の分周比を表わす。
式(1)および(2)において、過渡応答特性を最適にするために、以下の条件が必要となる。
・固有周波数fNを高く設定する。
・減衰係数ζが極端に小さくならないようにする。通常は、ζ=0.7とする。
したがって、ロック時間を減少させるために式(1)の固有周波数ωNを大きくすることが必要であり、式(1)の右辺の分母の(C×(R1+R2))を減少させる。
パラメータテーブル記憶部28は、標準パラメータテーブルと、個別パラメータテーブルとを記憶する。標準パラメータテーブルは、加入者側装置を分類したグループごとに、制御信号CT1の標準値、制御信号CT2の標準値、および制御電圧VEの標準値を定める。個別パラメータテーブルは、加入者側装置ごとに制御信号CT1の個別値、制御信号CT2の個別値、および制御電圧VEの個別値を定める。
図4は、標準パラメータテーブルの例を表わす図である。
図4を参照して、標準パラメータテーブルには、グループ番号に対応して、そのグループに属する加入者側装置と局側装置とを接続する光ファイバの分岐数、およびその光ファイバの距離(長さ)が定められる。また、標準パラメータテーブルには、グループ番号に対応して、制御信号CT1の標準値、制御信号CT2の標準値、制御電圧VEの標準値が定められる。ここで、標準値とは、予め各条件ごとの設定値を実験による測定または計算により定めた値をいう。
図5は、個別パラメータテーブルの例を表わす図である。
図5を参照して、個別パラメータテーブルには、加入者側装置を特定するLLID(Logical Link Identifier:論理リンク識別子)に対応して、制御信号CT1の個別値、制御信号CT2の個別値、および制御電圧VEの個別値が定められる。
再び、図2を参照して、第2設定部24は、受信したバースト信号のジッタ値Jが所定値B以上のときには、受信したバースト信号のアイパターンの最適タイミングをフリップフロップ23のラッチタイミングに設定し、受信したバースト信号のジッタ値Jが所定値B未満のときには、受信したバースト信号の隣接する2つのエッジ検出タイミングの中間のタイミングをフリップフロップ23のラッチタイミングに設定する。
第2設定部24は、ジッタ値測定部27と、波形検出回路32と、遅延量決定部30と、可変遅延回路29と、タイミングテーブル記憶部31とを備える。
ジッタ値測定部27は、受信したバースト信号のジッタ値Jを測定する。ジッタ値測定部としては、公知の種々のものが用いられるが、一例として特開2003−258924号公報に記載されているものについて説明する。
図6は、特開2003−258924号公報に記載されているジッタ値測定部27の構成を表わす図である。
図6を参照して、このジッタ値測定部27は、遅延回路51と、フリップフロップ52と、平均値検出回路53とを含む。遅延回路51は、クロック抽出回路21からのクロックCKを90度遅延させて、遅延信号D3を出力する。フリップフロップ52は、2値化信号D1の変化点で遅延回路51からの遅延信号D3をラッチする。平均値検出回路53は、フリップフロップ52の出力の平均値を検出して、ジッタ値Jとして出力する。
波形検出回路32は、ポストアンプ19から出力される信号D0からアイパターンを測定する。波形検出回路32は、アイパターンの立上がりと立下りが交差する2つのクロスポイント(第1のクロスポイントおよび第2のクロスポイント)のタイミングを第1のエッジタイミングT1および第2のエッジタイミングT2として検出する。また、波形検出回路32は、アイパターンの開口高さ(eye-opening height)をアイパターンの最適タイミングTaprmaxとして検出する。波形検出回路32は、たとえば微分回路、ピーク値検出回路およびボトム値検出回路を含む。
遅延量決定部30は、ジッタ値測定部27で測定されたジッタ値Jが所定値B以上の場合には、図7に示すような、アイパターンの最適タイミングTaprmaxをフリップフロップ23のラッチタイミングTLTに設定し、そのようなラッチタイミングとなるように可変遅延回路29に対して遅延量を指定する信号を出力する。また、遅延量決定部30は、ジッタ値測定部27で測定されたジッタ値Jが所定値B未満の場合には、図7に示すような、第1のエッジタイミングT1と第2のエッジタイミングT2の中間のタイミング(T1+T2)/2をフリップフロップ23のラッチタイミングTLTに設定し、そのようなラッチタイミングとなるように可変遅延回路29に対して遅延量を指定する信号を出力する。
可変遅延回路29は、クロック抽出回路21から出力されるクロックCKを遅延量決定部30で決定された遅延量だけ遅延させたクロックCLを出力する。
図8は、可変遅延回路29の構成の例を表わす図である。
図8を参照して、可変遅延回路29は、縦列接続された第1、第2、第3、第4、第5バッファアンプBA1、BA2、BA3、BA4、BA5を含む。第1バッファアンプBA1には、クロック抽出回路21から出力されるクロックCKが入力される。遅延量決定部30で決定された遅延量に応じて、第1、第2、第3、第4、第5スイッチSW1、SW2、SW3、SW4、SW5のいずれか一つが選択される。第KスイッチSW(K)の選択によって、第KバッファアンプBA(K)からの信号が論理和回路ORを介して出力される。バッファアンプBA1〜BA5の遅延量はすべて異なる値とする。たとえば、バッファアンプBA1の遅延量が最小で、バッファアンプBA2、BA3、BA4、BA5の順番に遅延量が順次大きくなるとしてもよい。
タイミングテーブル記憶部31は、加入者側装置ごとにラッチタイミングを定めたタイミングテーブルを記憶する。
図9は、タイミングテーブルの例を表わす図である。
図9を参照して、タイミングテーブルには、加入者側装置を特定するLLID(Logical Link Identifier:論理リンク識別子)に対応して、ラッチタイミングTLTが定められる。
(受信タイミングの設定動作)
次に、図10を参照して、本発明の実施形態の光受信装置の受信タイミングの設定動作の手順を説明する。
まず、上位層回路部11に含まれる通信制御部36は、通信相手となる加入者側装置を選択し、選択した加入者側装置に対して、送信を許可する信号をレベル調整回路12、LDドライバ13、レーザダイオード14、波長分割多重フィルタ15および光ファイバを介して送信する(ステップS101)。
次に、第1設定部22は、クロック抽出回路21に含まれるループフィルタ44の時定数を設定する(ステップS102)。
次に、第2設定部24は、フリップフロップ23のラッチタイミングを設定する(ステップS103)。
以上のように、まず、ループフィルタ44の時定数を設定することによってクロック抽出回路21から出力されるクロックのタイミングを設定してから、そのクロックのタイミングを基準にしてフリップフロップ23のラッチタイミングが設定されるので、受信タイミングの設定を誤りなく行なうことができる。
(ループフィルタ44の時定数の設定動作)
次に、図11〜図13を参照して、クロック抽出回路21におけるループフィルタ44の時定数を設定する方法について説明する。
図11は、標準パラメータテーブルを設定する手順を表わすフローチャートである。
まず、パラメータ決定部26は、加入者側装置のグループの番号iを1に設定する(ステップS201)。
パラメータ決定部26は、標準テーブルを参照して、第iグループの分岐数および距離の条件を特定し、そのような条件を満たす加入者側装置を特定するか、新たに設置する(ステップS202)。
次に、パラメータ決定部26は、可変抵抗R1に与える制御信号CT1の値を初期値に設定する。また、パラメータ決定部26は、可変抵抗R2に与える制御信号CT2の値を初期値に設定する。また、パラメータ決定部26は、制御電圧VEの値を初期値に設定する。クロック抽出回路21のループフィルタ44は、上記のように設定された初期値によって定まる時定数に従って動作する(ステップS203)。
次に、ロック時間測定部25は、クロック抽出回路21における位相が同期(ロックアップ)するまでの時間であるロック時間TLCを測定する(ステップS204)。
パラメータ決定部26は、ロック時間TLCが所定の時間A以上であるときには(ステップS206でNO)、(R1+R2)×Cを減少させるように制御信号CT1およびCT2、ならびに制御電圧VEの値を変化させ、クロック抽出回路21のループフィルタ44は、上記のように変更された値に従って定まる時定数に従って動作し(ステップS207)、ステップS204に戻る。
一方、パラメータ決定部26は、ロック時間TLCが所定の時間A未満であるときには(ステップS206でYES)、現在の制御信号CT1およびCT2の値、現在の制御電圧の値VEを標準パラメータテーブル内の第iグループの標準値として登録する(ステップS208)。
次に、パラメータ決定部26は、iがグループの総数Mと等しいかどうかを調べ、等しければ(ステップS209でYES)、終了し、等しくなければ(ステップS209でNO)、iをインクリメントとし(ステップS210)、ステップS202に戻る。
図12は、新規に登録する加入者側装置のループフィルタ44の時定数を設定する手順を表わすフローチャートである。
まず、パラメータ決定部26は、パラメータテーブル記憶部28内の標準パラメータテーブルを参照して、通信相手として選択した加入者側装置のグループを特定する。パラメータ決定部26は、標準パラメータテーブルから、特定したグループについての可変抵抗R1に与える制御信号CT1の標準値を読出して、読出した標準値に制御信号CT1の値を設定する。また、パラメータ決定部26は、標準パラメータテーブルから、特定したグループについての可変抵抗R2に与える制御信号CT2の標準値を読出して、読出した標準値に制御信号CT2の値を設定する。また、パラメータ決定部26は、標準パラメータテーブルから、特定したグループについての制御電圧VEの標準値を読出して、読出した標準値に制御電圧VEの値を設定する。クロック抽出回路21のループフィルタ44は、上記のように設定された標準値に従って定まる時定数に従って動作する(ステップS301)。
次に、ロック時間測定部25は、クロック抽出回路21における位相が同期(ロックアップ)するまでの時間であるロック時間TLCを測定する(ステップS302)。
パラメータ決定部26は、ロック時間TLCが所定の時間A以上であるときには(ステップS304でNO)、(R1+R2)×Cを減少させるように制御信号CT1およびCT2、ならびに制御電圧VEの値を変化させ、クロック抽出回路21のループフィルタ44は、上記のように変更された値に従って定まる時定数に従って動作し(ステップS305)、ステップS302に戻る。
一方、パラメータ決定部26は、ロック時間TLCが所定の時間A未満であるときには(ステップS304でYES)、現在の制御信号CT1およびCT2の値、現在の制御電圧の値VEを個別パラメータテーブル内の選択された加入者側装置の個別値として登録する(ステップS306)。
図13は、登録済みの加入者側装置のループフィルタ44の時定数を設定する手順を表わすフローチャートである。
まず、パラメータ決定部26は、パラメータテーブル記憶部28内の個別パラメータテーブルを参照して、通信相手として選択した加入者側装置についての可変抵抗R1に与える制御信号CT1の個別値を読出して、読出した個別値に制御信号CT1の値を設定する。また、パラメータ決定部26は、個別パラメータテーブルから、選択した加入者側装置についての可変抵抗R2に与える制御信号CT2の個別値を読出して、読出した個別値に制御信号CT2の値を設定する。また、パラメータ決定部26は、個別パラメータテーブルから、選択した加入者側装置についての制御電圧VEの個別値を読出して、読出した個別値に制御電圧VEの値を設定する。クロック抽出回路21のループフィルタ44は、上記のように設定された値に従って定まる時定数に従って動作する(ステップS401)。
次に、ロック時間測定部25は、クロック抽出回路21における位相が同期(ロックアップ)するまでの時間であるロック時間TLCを測定する(ステップS402)。
パラメータ決定部26は、ロック時間TLCが所定の時間A以上であるときには(ステップS404でNO)、(R1+R2)×Cを減少させるように制御信号CT1およびCT2、ならびに制御電圧VEの値を変化させ、クロック抽出回路21のループフィルタ44は、上記のように変更された値によって定まる時定数に従って動作し(ステップS405)、ステップS402に戻る。
一方、パラメータ決定部26は、ロック時間TLCが所定の時間A未満であるときには(ステップS404でYES)、個別パラメータテーブル内の選択された加入者側装置の個別値を現在の制御信号CT1およびCT2の値、現在の制御電圧の値VEの値で更新する(ステップS406)。
(フリップフロップ23のラッチタイミングの設定動作)
次に、図14を参照して、フリップフロップ23のラッチタイミングを設定する方法について説明する。
まず、遅延量決定部30は、通信相手として選択した加入者側装置のラッチタイミングがタイミングテーブル記憶部31内のタイミングテーブルに登録されているか否かを調べる(ステップS501)。
遅延量決定部30は、タイミングテーブルに登録されている場合には(ステップS501でYES)、タイミングテーブル内の選択した加入者側装置のLLIDに対応するTLTを読出す(ステップS502)。
次に、遅延量決定部30は、読出したたTLTがフリップフロップ23のラッチタイミングTLTとなるように可変遅延回路29に対して遅延量を指定する信号を出力する。可変遅延回路29は、クロック抽出回路21から出力されるクロック信号CKを指示された遅延量だけ遅延させた遅延クロック信号CLをフリップフロップ23のクロック端子に出力する。フリップフロップ23は、クロック端子に入力される遅延クロック信号CLに従って、リミッタアンプ20から出力される信号D1をラッチする(ステップS503)。
一方、遅延量決定部30は、タイミングテーブルに登録されていない場合には(ステップS501でNO)、ジッタ値測定部23は、受信したバースト信号のジッタ値Jを測定する。また、波形検出回路32は、ポストアンプ19から出力される信号D0からアイパターンを測定する(ステップS504)。
波形検出回路32は、ジッタ値Jが所定の値B以上のときに(ステップS505でYES)、アイパターンの開口高さ(eye-opening height)が最大のタイミングをアイパターンの最適タイミングTaprmaxとして検出する(ステップS506)。
次に、遅延量決定部30は、アイパターンの最適タイミングTaprmaxがフリップフロップ23のラッチタイミングTLTとなるように可変遅延回路29に対して遅延量を指定する信号を出力する。可変遅延回路29は、クロック抽出回路21から出力されるクロック信号CKを指示された遅延量だけ遅延させた遅延クロック信号CLをフリップフロップ23のクロック端子に出力する。フリップフロップ23は、クロック端子に入力される遅延クロック信号CLに従って、リミッタアンプ20から出力される信号D1をラッチする(ステップS507)。
一方、波形検出回路32は、ジッタ値Jが所定の値B未満のときに(ステップS505でNO)、アイパターンの時間的に早い方のクロスポイント(第1のクロスポイント)のタイミングを第1のエッジタイミングT1として検出し、時間的に遅い方のクロスポイント(第2のクロスポイント)のタイミングを第2のエッジタイミングT2として検出する(ステップS508)。
次に、遅延量決定部30は、第1のエッジタイミングT1と第2のエッジタイミングT2の中間のタイミング((T1+T2)/2)がフリップフロップ23のラッチタイミングTLTとなるように可変遅延回路29に対して遅延量を指定する信号を出力する。可変遅延回路29は、クロック抽出回路21から出力されるクロック信号CKを指示された遅延量だけ遅延させた遅延クロック信号CLをフリップフロップ23のクロック端子に出力する。フリップフロップ23は、クロック端子に入力される遅延クロック信号CLに従って、リミッタアンプ20から出力される信号D1をラッチする(ステップS509)。
次に、遅延量決定部30は、ステップS507またはステップS509で設定したラッチタイミングTLTをタイミングテーブルに登録する(ステップS510)。
(まとめ)
以上のように、本発明の実施形態による光通信装置によれば、クロック抽出回路のループフィルタの時定数およびフリップフロップのラッチタイミングの設定を加入者側装置ごとに行なうことができるので、通信速度が高速化した場合でも、受信したバースト信号を正確に再生することできる。
(変形例)
本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、たとえば以下の変形例も含まれる。
(1) エッジタイミング
本発明の実施形態では、アイパターンの立上がりと立下りが交差する2つのクロスポイントを第1のエッジタイミングT1および第2のエッジタイミングT2として検出したが、これに限定するものではない。エッジのタイミングとしては、たとえば、立上がりエッジについては、信号D0の値が最大値の50%まで増加したタイミングを、立下りエッジについては、信号D0の値が最大値の50%まで減少したタイミングを用いるものとしてもよい。
(2) ラッチタイミングの設定
本発明の実施形態では、フリップフロップ23のラッチタイミングがリミッタアンプ20からの信号D1の安定なタイミングとなるように、クロック抽出回路21からのクロックを遅延させて、フリップフロップ23のクロック端子に入力したが、これに限定するものではない。リミッタアンプ20からの信号D1の安定なタイミングで、フリップフロップ23でラッチされるように、信号D1を遅延させることとしてもよい。
(3) ループフィルタの時定数の設定
本発明の実施形態では、ロック時間が所定の基準を満足するような制御信号CT1、CT2、制御電圧VEの値を用いてループフィルタの時定数を設定することとしたが、これに限定するものではない。ジッタ値およびロック時間が最小となるような制御信号CT1、CT2、制御電圧VEの値を用いてループフィルタの時定数を設定することとしてもよい。または、測定したジッタ値およびロック時間から、計算式に従って制御信号CT1、CT2、制御電圧VEの値を決定してもよい。
(4) 可変遅延回路
図15は、可変遅延回路の変形例の構成を表わす図である。
図15を参照して、可変遅延回路129は、遅延回路DL1〜DL5を含む。各遅延回路は、たとえば、1個以上のバッファアンプで構成される。各遅延回路には、クロック抽出回路21から出力されるクロックCKが入力される。遅延量決定部30で決定された遅延量に応じて、第1、第2、第3、第4、第5スイッチSW1、SW2、SW3、SW4、SW5のいずれか一つが選択される。第KスイッチSW(K)の選択によって、遅延回路DL(K)からの信号が論理和回路を介して出力される。遅延回路DL1〜DL5の遅延量はすべて異なる値とする。たとえば、遅延回路DL1の遅延量が最小で、遅延回路DL2、DL3、DL4、DL5の順番に遅延量が順次大きくなるとしてもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上に記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施形態によるGE−PON光システムの概略構成を示すブロック図である。 図1に示した局側装置1の構成を示すブロック図である。 クロック抽出回路(PLL)の構成を表わす図である。 標準パラメータテーブルの例を表わす図である。 個別パラメータテーブルの例を表わす図である。 特開2003−258924号公報に記載されているジッタ値測定部の構成を表わす図である。 アイパターンの最適タイミングTaprmax、第1のエッジタイミングT1、第2のエッジタイミングT2、および中間のタイミング((T1+T2)/2)を表わす図である。 可変遅延回路の構成の例を表わす図である。 タイミングテーブルの例を表わす図である。 光受信装置の受信タイミングの設定動作の手順を表わすフローチャートである。 標準パラメータテーブルを設定する手順を表わすフローチャートである。 新規に登録する加入者側装置のループフィルタの時定数を設定する手順を表わすフローチャートである。 登録済みの加入者側装置のループフィルタの時定数を設定する手順を表わすフローチャートである。 フリップフロップのラッチタイミングを設定する手順を表わすフローチャートである。 可変遅延回路の変形例の構成を表わす図である。
符号の説明
1 局側装置、2―1〜2−n 加入者側装置、3−1〜3−3 光スプリッタ、11 上位層回路部、12 レベル調整回路、13 LDドライバ、14 レーザダイオード、15 波長分割多重フィルタ、16 アバランシェフォトダイオード、17 バイアス電源、18 プリアンプ、19 ポストアンプ、20 リミッタアンプ、21 クロック抽出回路(PLL)、22 第1設定部、23,52 フリップフロップ、24 第2設定部、25 ロック時間測定部、26 パラメータ決定部、27 ジッタ値測定部、28 パラメータテーブル記憶部、29,129 可変遅延回路、30 遅延量決定部、31 タイミングテーブル記憶部、32 波形検出回路、33 S/P変換部、34 誤り訂正復号部、35 フレーム組立部、36 通信制御部、41 位相比較器、42 VCO、43 分周器、44 ループフィルタ、51,DL1〜DL5 遅延回路、53 平均値検出回路、OR 論理和回路、BA1〜BA5 バッファアンプ、SW1〜SW5 スイッチ、L フィルタコイル、R0 ブリーダ抵抗、R1,R2 可変抵抗、D 可変容量ダイオード、150 光受信回路、160 光送信回路。

Claims (5)

  1. バースト信号を受信する光受信回路であって、
    時定数が可変のループフィルタを含み、受信したバースト信号に同期したクロックを抽出するクロック抽出回路と、
    受信したバースト信号をラッチするラッチ回路と、
    前記ループフィルタの時定数を設定する第1設定部と、
    前記ラッチ回路のラッチタイミングを設定する第2設定部とを備えた光受信回路。
  2. 前記第1設定部は、前記クロック抽出回路におけるロック時間に基づいて、前記ループフィルタの時定数を設定する、請求項1記載の光受信回路。
  3. 前記第2設定部は、受信したバースト信号のジッタ値が所定値以上のときに、受信したバースト信号のアイパターンの最適タイミングを前記ラッチタイミングに設定する、請求項1または2記載の光受信回路。
  4. 複数の通信相手からバースト信号を受信する光受信装置であって、
    請求項1〜3に記載のいずれかの受信回路と、
    通信相手が切り替わると、その通信相手に応じた時定数およびラッチタイミングを設定するように前記第1設定部および前記第2設定部とを制御する制御部とを備えた光受信装置。
  5. バースト信号を受信する光受信回路のタイミング設定方法であって、
    前記光受信回路は、
    時定数が可変のループフィルタを含み、受信したバースト信号に同期したクロックを生成するクロック抽出回路と、
    受信したバースト信号をラッチするラッチ回路とを備え、
    前記方法は、
    前記ループフィルタの時定数を設定するステップと、
    前記ラッチ回路のラッチタイミングを設定するステップとを備える光受信回路のタイミング設定方法。
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