JP2009287252A - 車両の***作部操作構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】人為操作部4を備えた基部3の係合部3a,3bを、インストルメントパネル1の被係合部2a,2bに係合させることにより、基部3をインストルメントパネル1に取り付ける。車体の後部に備えられた***作部からケーブル10をインストルメントパネル1に延出し、ケーブル10をインストルメントパネル1の内部で車両後方に向き変更して人為操作部4に接続する。ケーブル10における基部3の近傍の部分を支持可能な支持部6を、インストルメントパネル1に備える。
【選択図】図2
Description
この場合、支持板(レバー)は一般にインストルメントパネルの下部(特許文献1の図1参照)に取り付けられることが多いので、車両の生産工程において、インストルメントパネルの下部に支持板(レバー)をボルトにより連結する作業は、行い難い作業となることが多い。
本発明の第1特徴は、車両の***作部操作構造において、次のように構成することにある。
取付用の係合部を備えた基部と、人為的に操作自在に基部に支持された人為操作部とを備えて、基部の係合部をインストルメントパネルの被係合部に係合させることにより、基部をインストルメントパネルに取り付けるように構成する。車体の後部に備えられた***作部からケーブルをインストルメントパネルに延出し、ケーブルをインストルメントパネルの内部で車両後方に向き変更して人為操作部に接続して、人為操作部の操作によりケーブルを介して***作部を操作可能に構成する。基部の係合部がインストルメントパネルの被係合部に係合していない状態において、ケーブルにおける基部の近傍の部分を支持する支持部を、インストルメントパネルに備える。
[I]
本発明の第1特徴によると、取付用の係合部を備えた基部に、人為操作部が操作自在に支持されており、基部及び人為操作部が一つのユニット状に構成される。
これにより、基部の係合部をインストルメントパネルの被係合部に係合させることによって、基部(人為操作部)をインストルメントパネルに容易に取り付けることができるのであり、基部(人為操作部)をインストルメントパネルにボルトで連結するような作業を行う必要がない。
前項[I]に記載のように、基部(人為操作部)をインストルメントパネルに取り付ける場合、作業性の面から、***作部から延出されたケーブルを人為操作部に接続した状態で、基部(人為操作部)をインストルメントパネルに取り付けることが多い。***作部から延出されたケーブルはインストルメントパネルに延出され、インストルメントパネルの内部で車両後方に向き変更されて、人為操作部に接続される。
これにより、湾曲するケーブルが直線状に戻ろうとする復元力により、基部(人為操作部)及びケーブルが車両下方や車両横方に移動しようとすることがある。
これにより、前述のように湾曲するケーブルが直線状に戻ろうとする復元力により、基部(人為操作部)及びケーブルが車両下方や車両横方に移動しようとしても、ケーブルにおける基部の近傍の部分を移動しないように支持部に一時的に支持させておくことができ(インストルメントパネルの被係合部から離れないように、基部(人為操作部)を一時的に支持させておくことができ)、この後に基部の係合部をインストルメントパネルの被係合部に容易に係合させることができるのであり、基部(人為操作部)をインストルメントパネルに容易に取り付けることができる。
基部(人為操作部)がインストルメントパネルに取り付けられた状態において、前面衝突や側面衝突等の事故が発生した場合、事故の衝撃により、基部の係合部がインストルメントパネルの被係合部から外れる可能性が考えられる。
本発明の第1特徴によると、前述のような事故の衝撃により、基部の係合部がインストルメントパネルの被係合部から外れたとしても、ケーブルにおける基部の近傍の部分が支持部に支持される。
本発明の第1特徴によると、車両において車体の後部に備えられた***作部、インストルメントパネルに取り付けられる人為操作部、***作部と人為操作部とに亘って接続されるケーブルを備えた場合、基部の係合部及びインストルメントパネルの被係合部により、基部(人為操作部)をインストルメントパネルに容易に取り付けることができる点、並びに、ケーブルにおける基部の近傍の部分を移動しないように支持部に一時的に支持させておくことができる点により、作業性及び生産性の向上を図ることができた。
本発明の第1特徴によると、事故の衝撃により、基部の係合部がインストルメントパネルの被係合部から外れたとしても、ケーブルにおける基部の近傍の部分が支持部に支持されることにより、基部(人為操作部)及びケーブルが乗員の足元に移動するような状態は生じ難い。
図2,3,4に示すように、基部3は合成樹脂により一体的に形成されており、側面視 (図3参照)でL字状の1個の第1爪部3a(係合部に相当)、側面視 (図3参照)でL字状の2個の第2爪部3b(係合部に相当)、開口部3f、側面視 (図2参照)で三角形状の第3爪部3c、一対のピン部3d、及びケーブル受け部3e等を備えて構成されている。
図2,3,4に示すように、レバー部4は平板状の正方形状をして、合成樹脂により一体的に形成されており、一対のボス部4a、レバー部4の中央部に備えられたケーブル接続部4b、ケーブル接続部4bから延出されたストッパー部4c等を備えて構成されている。
図6及び図7に示すように、支持部6は合成樹脂により一体的に形成されており、コ字状の受け部6a、1個の平板状の爪部6b、2個の平板状の連結部6c等を備えて構成されている。
図2に示すように、ケーブル10のインナー10aを、基部3のスリット3gに通しながら基部3のケーブル受け部3eに入れ込んで、ケーブル10のアウター10bの端部を基部3のケーブル受け部3eに支持させ、ケーブル10のインナー10aの端部をレバー部4のケーブル接続部4bに接続する。
前述の状態において、基部3(レバー部4)及びケーブル10が車両下方に移動しようとしても、ケーブル10における基部3の近傍の部分が支持部6の受け部6aに支持されるので、支持部6の受け部6aを越えて基部3(レバー部4)及びケーブル10が車両下方に移動することはない。
フュエルリッド8を閉じ位置に操作して、ロック機構9により保持している状態において、レバー部4に手を掛けて車両前方に引き操作すると、ケーブル10のインナー10aが引き操作され、ロック機構9が解除操作されて、バネによりフュエルリッド8が開き位置に操作される。
前述の[発明を実施するための最良の形態]において、支持部6の受け部6aを車両上方に開放されたコ字状ではなく、図9に示すように隙間6dを備えたループ状に構成してもよい。
これにより、ケーブル10における基部3の近傍の部分を、支持部6の隙間6dから受け部6aの内部に挿入しながら、基部3(レバー部4)を取付部2に取り付ける。基部3(レバー部4)及びケーブル10が車両下方に移動しようとしても、車両横方に移動しようとしても、車両上方に移動しようとしても、ケーブル10における基部3の近傍の部分が支持部6の受け部6aに支持される。
前述の[発明を実施するための最良の形態][発明の実施の第1別形態]の基部3及び取付部2において、基部3の第1及び第2爪部3a,3bを廃止して、基部に開口部(係合部に相当) (図示せず)を形成し、取付部2の第1及び第2開口部2a,2bを廃止して、取付部2に爪部(被係合部に相当)(図示せず)を備えるように構成してもよい。これにより、取付部3の爪部と基部3の開口部とを係合させることによって、基部3(レバー部4)を取付部2に取り付ける。
前述の[発明を実施するための最良の形態][発明の実施の第1別形態][発明の実施の第2別形態]において、支持部6を取付部7に一体的に形成してもよい。
前述の[発明を実施するための最良の形態][発明の実施の第1別形態]〜[発明の実施の第3別形態]のフュエルリッド8に代えて、3ボックス型式の車両のトランクリッド(***作部に相当)や、2ボックス型式の車両のリヤゲート (***作部に相当)に対し、ケーブル10を接続するように構成してもよい。本発明は、左ハンドル車にも容易に適用できる。
2a,2b インストルメントパネルの被係合部
3 基部
3a,3b 基部の係合部
4 人為操作部
6 支持部
8,9 ***作部
10 ケーブル
Claims (1)
- 取付用の係合部を備えた基部と、人為的に操作自在に前記基部に支持された人為操作部とを備えて、
前記基部の係合部をインストルメントパネルの被係合部に係合させることにより、前記基部をインストルメントパネルに取り付けるように構成し、
車体の後部に備えられた***作部からケーブルを前記インストルメントパネルに延出し、前記ケーブルをインストルメントパネルの内部で車両後方に向き変更して人為操作部に接続して、前記人為操作部の操作によりケーブルを介して***作部を操作可能に構成し、 前記基部の係合部がインストルメントパネルの被係合部に係合していない状態において、前記ケーブルにおける前記基部の近傍の部分を支持する支持部を、前記インストルメントパネルに備えてある車両の***作部操作構造。
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