JP6334309B2 - ヘッドレストおよびシート - Google Patents
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Description
前記ロックレバーは、上縁部に前記回動軸線を中心とする円弧形状の円弧部を有し、前記樹脂フレームは、前記樹脂フレームの内面から突出し、前記円弧部の外周の外側に沿って設けられた支持壁を有する。
次に、本発明の第1実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。図1に示すように、車両用シートSは、自動車の運転席に使用されるシートであり、シートクッションS1と、シートバックS2と、ヘッドレストS3とを主に備えている。なお、以下の説明において、前後、左右、上下は、車両用シートSに座る乗員を基準として用いる。
そして、図2に示すように、前フレーム10には、ロックレバー60、コイルバネ70、操作部材80およびキャップCが取り付けられている。
図3に示すように、ヘッドレストフレーム1は、ロック係合部62が、ラッチ30の第1溝31および樹脂ラッチ50の第2溝51に係合したロック状態で、起立位置に配置される。このロック状態において、フランジ63が支持壁13の内周に沿っているので、仮に、ヘッドレストフレーム1に前方から大きな力がかかった場合、ヘッドレストフレーム1は、支持部2Bを中心に後へ回ろうとする。このとき、レバー取付台11とロックレバー60の本体部61が接触して本体部61がレバー取付台11を支持するとともに、支持壁13とフランジ63が面で接触して、円弧部61Aにあるフランジ63が支持壁13を支持する。このように、ヘッドレストフレーム1にかかる荷重を、樹脂よりも剛性の高い金属からなるロックレバー60で効率良く受けることができるので、樹脂により構成されたヘッドレストフレーム1であっても、しっかりと荷重を受けることができる。
前フレーム10に荷重がかかっても、前フレーム10に形成された支持壁13を介して、当該荷重を、樹脂よりも剛性の高い金属からなるロックレバー60で良好に受けることができる。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。なお、本実施形態では、前記実施形態と同様の構成要素については、同一符号を付して、その説明を省略することとする。
起立位置の状態におけるヘッドレストS3において、図示しない遠隔操作部により内側ケーブル92を引っ張ると、図11に示すように、ケーブル接続部66が下側に引っ張られることで、ロックレバー60が図示反時計回り方向に回動する。この回動により、ロック係合部62が右側に移動して、ラッチ30および樹脂ラッチ16との係合が解除される。そして、ねじりバネ40の付勢力により、ヘッドレストフレーム1が倒伏位置に移動する。ヘッドレストフレーム1の倒伏位置から起立位置への移動は、第1実施形態と同様である。
次に、本発明の第3実施形態にかかるシートについて説明する。なお、本実施形態では、前記実施形態と同様の構成要素については、同一符号を付して、その説明を省略することとする。
ヘッドレストフレーム101は、ロック係合部62が、ラッチ30および樹脂ラッチ16に係合したロック状態で、起立位置に配置される。このロック状態において、ヘッドレストフレーム101に前方から大きな力がかかった場合、ヘッドレストS3は、支持部2Bを中心に後へ回ろうとする。このとき、ヘッドレストフレーム101から支持ピラー2を介して、ヘッドレストフレーム101にかかる荷重がロックレバー60に伝わることで、レバー取付台111とロックレバー60の本体部61が接触してレバー取付台111が本体部61を支持するとともに、支持壁113とフランジ63が面で接触して、支持壁113が円弧部61Aにあるフランジ63を支持する。このように、ヘッドレストフレーム101にかかる荷重を、樹脂よりも剛性の高い金属からなるロックレバー60で効率良く受けることができるとともに、当該荷重を支持壁113により受け止めることができる。従って、樹脂により構成されたヘッドレストフレーム101および支持フレーム100であっても、しっかりと荷重を受けることができる。
10 前フレーム
10C 内面
12 凸部
13 支持壁
14A リブ
30 ラッチ
31 第1溝
40 ねじりバネ
50 樹脂ラッチ
51 第2溝
60 ロックレバー
60A 回動軸
61A 円弧部
62 ロック係合部
63 フランジ
64 掛止部
70 コイルバネ
70A 一端
70B 他端
S3 ヘッドレスト
X 回動軸線
Claims (10)
- シートバックに対して起立させた起立位置と当該起立位置から前方または後方に倒した倒伏位置の間を移動可能なヘッドレストであって、
前記シートバックの上部に装着される支持部材と、
前記支持部材に固定された金属製のラッチと、
前記支持部材に対して回動可能に支持された樹脂フレームと、
前記樹脂フレームに対して回動軸線を中心に回動可能に設けられ、前記ラッチに係合するロック係合部を有して前記樹脂フレームの回動をロック可能に構成された金属製のロックレバーと、
樹脂部材と、を備え、
前記ロックレバーは、上縁部に前記回動軸線を中心とする円弧形状の円弧部を有し、
前記樹脂フレームは、前記樹脂フレームの内面から突出し、前記円弧部の外周の外側に沿って設けられた支持壁を有し、
前記ラッチは前記ロック係合部と係合可能な第1溝を有し、
前記樹脂部材は前記ロック係合部と係合可能な第2溝を有し、
前記第2溝は、前記第1溝よりも幅が狭いことを特徴とするヘッドレスト。 - 前記支持壁は、前記樹脂フレームと一体に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のヘッドレスト。
- 前記ロックレバーは、前記円弧部に、前記支持壁に対向して設けられたフランジを有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のヘッドレスト。
- 前記樹脂フレームは、
前記樹脂フレームの内面と前記支持壁を繋ぐリブと、
前記樹脂フレームの内面から突出し、前記支持壁および前記ロックレバーを囲うように構成された凸部と、を有し、
前記リブは、前記凸部に繋がっていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のヘッドレスト。 - 前記樹脂部材は、前記ラッチに対し、前記ロック係合部が前記ラッチに係合するときの移動方向下流側に配置されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のヘッドレスト。
- 前記第2溝は、前記ロック係合部が前記ラッチに係合するときの移動方向上流側から下流側にいくにつれ、狭くなっていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のヘッドレスト。
- 前記樹脂部材は、前記樹脂フレームと一体に形成されていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のヘッドレスト。
- 前記ラッチを挟んで、前記ロック係合部が前記ラッチから外れるときに移動する側とは反対側に配置され、前記樹脂フレームを前方へ付勢するように構成された第1付勢部材を備えることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のヘッドレスト。
- 一端が前記樹脂フレームに掛止され、前記ロックレバーのロック時の回動方向に前記ロックレバーを付勢する第2付勢部材をさらに備え、
前記ロックレバーは、前記円弧部に、前記支持壁に対向して設けられたフランジと、前記フランジに設けられ、前記第2付勢部材の他端が掛止される掛止部とを有することを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載のヘッドレスト。 - シートバックと、前記シートバックに対して起立させた起立位置と当該起立位置から前方または後方に倒した倒伏位置の間を移動可能なヘッドレストと、を備えたシートであって、
前記ヘッドレストは、前記シートバックの上部に、前記シートバックに対して回動可能に装着される支持部材と、前記支持部材に固定された金属製のラッチと、を有し、
前記シートバックは、第2樹脂フレームと、前記第2樹脂フレームに対して回動軸線を中心に回動可能に設けられ、前記ラッチに係合するロック係合部を有して前記支持部材の回動をロック可能に構成された金属製のロックレバーと、樹脂部材と、を有し、
前記ロックレバーは、下縁部に前記回動軸線を中心とする円弧形状の円弧部を有し、
前記第2樹脂フレームは、前記第2樹脂フレームから突出し、前記円弧部の外周の外側に沿って設けられた支持壁を有し、
前記ラッチは前記ロック係合部と係合可能な第1溝を有し、
前記樹脂部材は前記ロック係合部と係合可能な第2溝を有し、
前記第2溝は、前記第1溝よりも幅が狭いことを特徴とするシート。
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