JP2009267889A - 映像信号の送信装置、受信装置及び映像伝送装置 - Google Patents

映像信号の送信装置、受信装置及び映像伝送装置 Download PDF

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Abstract

【課題】単方向通信路を用いて複数の映像信号を伝送する場合において、長時間動作させても安定した映像信号を伝送する。
【解決手段】送信装置2の多重部25は、信号処理の基準となる映像クロック、及び映像クロックを逓倍した伝送クロックを用いて、映像信号における1フレームまたは1ラインのデータ量が整数で割り切れるサイズとした映像データを映像信号から分離し、映像信号パケットを生成し、伝送フレームヘッダーと系統毎の映像信号パケットとにより、映像信号を多重した伝送フレームを生成する。受信装置3は、伝送フレームの信号を受信し、伝送フレームから映像クロックを再生する。これにより、送信装置2及び受信装置3における信号処理部が、送信装置2の映像クロックに同期して動作するようになる。
【選択図】図2

Description

本発明は、映像信号の送信装置、受信装置及び映像伝送装置に関し、特に、複数のデジタル映像信号を多重して伝送する技術に関する。
従来、大容量の映像信号を伝送する映像伝送装置として、例えば、非特許文献1に記載のものが知られている。この映像伝送装置は、双方向通信路であるIPネットワークを用いて、複数の非圧縮デジタルハイビジョン信号を伝送する。
このような映像伝送装置では、双方向通信路における送信側の装置(送信装置)と受信側の装置(受信装置)との間の映像クロックを同期させることにより、映像信号を伝送するようになっている。また、非特許文献2には、双方向通信路における映像クロック同期化技術の概要及び実験結果が記載されている。
持田、外1名,「10ギガビットネットワークにおける非圧縮HDTV映像多重伝送技術「i−VistoゲートウェイXG」」,NTT技術ジャーナル,2005年2月号,2005 vol.17 No.2,p.47−49 清水、外3名,「i−Vistoによる非圧縮HDTV映像の多地点間同期伝送に関する共同実験」,NTT技術ジャーナル,2005年3月号,2005 vol.17 No.3,p.85−88
非特許文献2の映像クロック同期化技術によれば、受信装置が、自装置に設けた映像フレームバッファのデータ量を監視し、映像クロックの周波数のずれを検出することにより、送信装置の映像クロックを制御する。つまり、この映像クロック同期化技術では、双方向通信路に適用することはできるが、単方向通信路(送信装置から受信装置へ映像信号が伝送される一方向の通信路)には適用することができないという問題があった。
そこで、前記課題を解決するため、本発明の目的は、単方向通信路を用いて複数の映像信号を伝送する場合において、受信装置が送信装置の映像クロックを再生することにより、長時間動作させても安定した映像信号を伝送可能な送信装置、受信装置及び映像伝送装置を提供することにある。
前記目的を達成するために、請求項1の発明は、単方向通信路を介して受信装置へ、複数のデジタル映像信号を多重して送信する送信装置において、前記複数のデジタル映像信号に対して信号処理の基準となる映像クロックを発生する映像クロック発生部と、前記映像クロック発生部により発生した映像クロックに基づいて、デジタル映像信号の系統毎に同一サイズの映像信号パケットを生成し、前記映像信号パケットを含む伝送フレームに多重する多重部と、を備え、前記受信装置に、受信した伝送フレームの信号から、信号処理のための映像クロックを再生させる、ことを特徴とする。
また、請求項2の発明は、請求項1に記載の送信装置において、前記多重部が、前記デジタル映像信号の系統毎に、前記映像クロックに基づいて、予め設定された同一サイズの映像データに分割する映像信号データ分割部と、前記映像クロックに基づいて、前記映像信号データ分割部により分割された映像データを含む映像信号パケットを生成する映像信号パケット生成部と、伝送フレームの先頭を示す伝送フレームヘッダーを生成する伝送フレームヘッダー生成部と、前記映像信号パケット生成部により生成された、デジタル映像信号の系統毎の映像信号パケットを合成し、前記伝送フレームヘッダー生成部により生成された伝送フレームヘッダーと、前記合成した映像信号パケットとを含む伝送フレームを生成するパケット合成部と、を備えていることを特徴とする。
また、請求項3の発明は、請求項2に記載の送信装置において、前記多重部の映像信号データ分割部により分割される映像データのサイズを、デジタル映像信号における1フレームまたは1ラインのデータ量が整数で割り切れるサイズとする、ことを特徴とする。
また、請求項4の発明は、請求項1から3までのいずれか一項に記載の送信装置において、前記デジタル映像信号をHD−SDI信号とする、ことを特徴とする。
また、請求項5の発明は、デジタル映像信号処理の基準となる映像クロックに基づいて、複数のデジタル映像信号を多重し、前記映像クロックに同期した伝送フレームの信号を送信する送信装置から、単方向通信路を介して前記伝送フレームの信号を受信する受信装置において、前記受信した伝送フレームの信号から、前記映像クロックを再生する映像クロック再生部と、前記映像クロック再生部により再生された映像クロックに基づいて、前記受信した伝送フレームの信号から、前記伝送フレームに含まれるデジタル映像信号の系統毎の映像信号パケットに分離する分離部と、を備え、前記分離部により分離された映像信号パケットにより、前記送信装置が多重する以前における元の複数のデジタル映像信号を生成する、ことを特徴とする。
また、請求項6の発明は、請求項5に記載の受信装置において、前記送信装置が複数のデジタル映像信号を多重して伝送フレームを生成する際に基準としたクロック信号を、前記受信した伝送フレームの信号から再生する受信インターフェース部を備え、前記映像クロック再生部が、受信インターフェース部により再生されたクロック信号を分周し、PLL(Phase Locked Loop)により映像クロックを再生する、ことを特徴とする。
また、請求項7の発明は、請求項5または6に記載の受信装置において、前記デジタル映像信号をHD−SDI信号とする、ことを特徴とする。
また、請求項8の発明は、請求項1から4までのいずれか一項に記載の送信装置と、請求項5から7までのいずれか一項に記載の受信装置と、を備えたことを特徴とする映像伝送装置である。
以上のように、本発明によれば、単方向通信路を用いて複数の映像信号を伝送する場合において、受信装置が送信装置の映像クロックを再生するようにした。これにより、送信装置及び受信装置における全ての信号処理部が、送信装置の映像クロックに同期して動作するようになる。したがって、送信装置及び受信装置を長時間動作させたとしても、映像データのアンダーフロー及びオーバーフローが発生することがないから、安定した映像信号を伝送することが可能となる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて詳細に説明する。
〔映像伝送装置〕
まず、映像伝送装置について説明する。図1は、本発明の実施形態による送信装置及び受信装置を含む映像伝送装置の全体構成を示す図である。この映像伝送装置1は、単方向通信路を用いて複数のデジタル映像信号(以下、「映像信号」という。)を伝送する映像伝送システムであり、送信装置2及び受信装置3により構成される。送信装置2と受信装置3とは、単方向通信路である伝送路4により接続される。
送信装置2は、自装置により発生した映像クロックに基づいて複数の映像信号を多重し、伝送フレームを構成する。そして、伝送フレームからなる伝送信号を、伝送路4を介して受信装置3へ送信する。ここで、送信装置2は、伝送フレームを構成する際に、映像信号における1フレームのデータ量(ビット数、バイト数)または1ラインのデータ量(ビット数、バイト数)が整数で割り切れるサイズを基準にして、映像信号の分割処理を行う。このようなサイズを基準にした伝送フレームを構成することにより、受信装置3は、送信装置2にて使用する映像クロックを再生することができる。つまり、送信装置2及び受信装置3において、同じ映像クロックに基づいて、信号処理を行うことができる。詳細については後述する。
受信装置3は、送信装置2から送信された伝送信号を受信し、送信装置2において使用している映像クロックに同期したクロックを再生し、受信した伝送信号から元の複数の映像信号を生成する。
伝送路4は、送信装置2から受信装置3へ複数の映像信号が伝送信号として伝送される単方向通信路である。例えば、無線伝送路、光ファイバによる伝送路である。
〔送信装置〕
次に、図1に示した送信装置2について説明する。図2は、本発明の実施形態による送信装置2の構成を示すブロック図である。この送信装置2は、映像クロック発生部21、HDTV同期信号発生部22、HDTVインターフェース部(HDTV I/F)23−1〜23−6、伝送クロック発生部24、多重部25及び送信インターフェース部(Tx I/F)26を備えている。
映像クロック発生部21は、映像伝送装置1において映像信号処理用の基準クロックとなる映像クロック信号を発生する。例えば、ハイビジョンの1080 50iの規格では、映像クロックとして周波数74.25MHzの信号を発生し、1080 59.94iの規格では、映像クロックとして周波数74.25/1.001MHzの信号を発生する。この映像クロック信号は、HDTV同期信号発生部22、伝送クロック発生部24及び多重部25に出力される。
HDTV同期信号発生部22は、映像クロック発生部21により発生した映像クロック信号を入力し、この映像クロックに基づいて、ハイビジョン映像信号の処理のための同期信号(HDTV同期信号)を発生する。この同期信号は、電波産業会(ARIB)においてBTA S−001Bで規格化されている正負両極性3値形式の信号であり、HDTVインターフェース部23−1〜23−6に出力される。
HDTVインターフェース部23−1〜23−6は、映像機器5−1〜5−6との間で信号の入出力を行い、入力した映像信号を多重部25に出力する。具体的には、HDTV同期信号発生部22により発生した同期信号を入力し、映像機器5−1〜5−6へそれぞれ出力する。また、映像機器5−1〜5−6から映像信号を入力し、多重部25にそれぞれ出力する。このHDTVインターフェース部23−1〜23−6は、多重部25において多重する映像信号の数と同じ数だけ必要となる。図2の例では6個である。
ここで、映像機器5−1〜5−6は、例えばハイビジョンカメラであり、送信装置2のHDTVインターフェース部23−1〜23−6から同期信号を入力し、この同期信号に基づいて、送信装置2の映像クロック発生部21により発生した映像クロック信号に同期したクロックを、映像機器内部にて発生する。映像機器5−1〜5−6は、この同期したクロックを使用し、映像機器内部の映像信号処理回路を動作させることにより、送信装置2の映像クロック発生部21により発生した映像クロック信号に同期した映像信号(HDTV映像信号)を生成する。この映像信号は、例えば、SMPTEの292Mで規格化されているHDTVシリアルデジタル信号(HD−SDI信号)であり、送信装置2のHDTVインターフェース部23−1〜23−6へ出力される。
伝送クロック発生部24は、映像クロック発生部21により発生した映像クロック信号を入力し、この映像クロックに基づいて、HDTV同期信号発生部22により発生した同期信号に同期した伝送クロック信号を発生する。この伝送クロック信号は、送信装置2から伝送する複数の映像信号を多重した伝送信号の基準となる信号であり、多重部25及び送信インターフェース部26に出力され、信号処理を行うために必要な周波数のクロック信号として用いられる。伝送クロック発生部24の詳細については後述する。
多重部25は、HDTVインターフェース部23−1〜23−6から映像信号を、映像クロック発生部21から映像クロック信号を、伝送クロック発生部24から伝送クロック信号をそれぞれ入力し、後述する伝送フレームの信号形式に従って、入力した複数の映像信号を多重化する。多重化した映像信号は、伝送フレーム信号として送信インターフェース部26に出力される。本発明の実施形態では、多重部25により生成される伝送フレーム信号が、受信装置3において映像クロックを再生することができるような信号形式になっている点に特徴がある。多重部25の詳細については後述する。
送信インターフェース部26は、多重部25から伝送フレーム信号を、伝送クロック発生部24から伝送クロック信号をそれぞれ入力し、伝送信号に適した形式の信号に変換するための処理、例えば、パラレル・シリアル変換、信号増幅等の処理を行い、電気・光信号または電波形式の信号に変換し、伝送信号として伝送路4を介して受信装置3へ送信する。
〔伝送フレーム〕
次に、伝送フレームについて説明する。図3は、映像信号がHD−SDI信号の場合における伝送フレームの構成例を説明する図である。図3に示す伝送フレーム信号は、図2に示した送信装置2の多重部25により、6本の映像信号を多重して生成した信号である。伝送フレーム信号は、複数の伝送フレームにより構成され、伝送フレームは、伝送フレームヘッダー及び6個の映像信号のパケット(映像信号パケット)を組として、複数の組により構成されている。伝送フレームヘッダーは、伝送フレームのフレーム同期検出用のデータからなり、伝送フレーム信号の中に周期的に挿入されている。映像信号パケットは、映像信号を分割してパケット化したデータである。つまり、映像信号1のパケット1、映像信号1のパケット2等は、HDTVインターフェース部23−1からの映像信号を、予め設定されたサイズに分割してパケット化したデータである。同様に、映像信号2〜6のパケット1,パケット2等は、HDTVインターフェース部23−2〜23−6からの映像信号を、予め設定されたサイズに分割してパケット化したデータである。
〔映像信号パケット〕
次に、映像信号パケットについて説明する。図4は、映像信号パケットの構成例を説明する図である。この映像信号パケットは、図3に示した伝送フレームにおける映像信号パケットに相当し、パケットヘッダー、映像データ及びパリティにより構成されている。パケットヘッダーは、映像信号パケットの同期検出用のデータからなる。映像データは、映像信号を、予め設定された一定のサイズで分割したデータである。そのサイズは、受信装置3において映像クロックを再生する必要があるため、映像信号における1フレームのデータ量、または映像信号における1ラインのデータ量が、ちょうど整数で割り切れるようにしたサイズ、すなわち、映像信号における1フレームまたは1ラインのデータ量が整数で割り切れる場合の、その割算結果のサイズであればよい。
図5(a)及び図5(b)は、映像データのサイズを、受信装置3において映像クロックを再生するために必要な、映像データのサイズの例を示す図である。図5(a)は、映像データの分割サイズを1ライン単位とした例を示している。具体的には、映像信号パケットを構成する映像データのサイズを1ライン単位とした場合、1080 50iの規格のとき、そのサイズは5280ワード(1ワードは10ビット)、すなわち52800ビットである。また、1080 59.94iの規格のとき、そのサイズは4400ワード、すなわち44000ビットである。
一方、図5(b)は、映像データの分割サイズを1ラインの1/10単位とした例を示している。具体的には、映像信号パケットを構成する映像データのサイズを1ラインの1/10単位とした場合、1080 50iの規格のとき、そのサイズは528ワード、すなわち5280ビットである。また、1080 59.94iの規格のとき、そのサイズは440ワード、すなわち4400ビットである。
図5(a)及び図5(b)に示したように、多重部25は、入力した映像信号を、その1フレームまたは1ラインのデータ量がちょうど整数で割り切れるサイズの映像データに分割し、そのサイズの映像データを含む映像信号パケットからなる伝送フレームを生成する。
〔多重部〕
次に、図2に示した送信装置2の多重部25について説明する。図6は、多重部25の構成を示すブロック図である。この多重部25は、映像信号データ分割部251−1〜251−6、誤り訂正符号パリティ生成部252−1〜252−6、パケットヘッダー生成部253−1〜253−6、映像信号パケット生成部254−1〜254−6、伝送フレームヘッダー生成部255及びパケット合成部256を備えている。また、映像信号データ分割部251−1〜251−6、誤り訂正符号パリティ生成部252−1〜252−6、パケットヘッダー生成部253−1〜253−6及び映像信号パケット生成部254−1〜254−6は、第1〜第6信号処理系統をそれぞれ構成している。これらの信号処理系統は、多重する映像信号の数に対応した同一の信号処理系統である。尚、図6は、6系統の映像信号を多重する例を示している。ここでは、伝送路誤りを訂正するために、誤り訂正のパリティをパケットに付加しているが、誤り訂正のパリティはなくてもよい。
このような構成により、多重部25は、HDTVインターフェース部23−1〜23−6から映像信号をそれぞれ入力し、映像クロック発生部21から映像クロックを、伝送クロック発生部24から伝送クロックをそれぞれ入力し(図示せず)、各映像信号について、予め設定されたサイズ(入力した映像信号の1フレームまたは1ラインのデータ量がちょうど整数で割り切れるサイズ)の映像データに分割して映像信号パケットを生成し、その生成した映像信号パケットを合成して伝送フレームを生成する。以下、第1信号処理系統について、具体的に説明する。
映像信号データ分割部251−1は、HDTVインターフェース部23−1から映像信号を入力し、入力した映像信号について、予め設定されたサイズの映像データに分割する。分割した映像データは、誤り訂正符号パリティ生成部252−1及び映像信号パケット生成部254−1に出力される。
誤り訂正符号パリティ生成部252−1は、映像信号データ分割部251−1から分割した映像データを入力し、その映像データについて誤り訂正を行うためのパリティを生成する。生成したパリティは、映像信号パケット生成部254−1に出力される。
パケットヘッダー生成部253−1は、パケットヘッダーとして、映像信号パケットのパケット同期検出用データ(映像信号パケットの先頭を示す情報)を生成する。生成したパケットヘッダーは、映像信号パケット生成部254−1に出力され、受信装置3において映像信号パケットを検出するために使用される。
映像信号パケット生成部254−1は、映像信号データ分割部251−1から分割した映像データを、誤り訂正符号パリティ生成部252−1からパリティを、パケットヘッダー生成部253−1からパケットヘッダーをそれぞれ入力し、これらを合成し、図4に示した映像信号パケットを生成する。生成した映像信号パケットは、パケット合成部256に出力される。以上、第1信号処理系統について説明したが、第2〜第6信号処理系統についても同様である。
伝送フレームヘッダー生成部255は、伝送フレームヘッダーとして、伝送フレームのフレーム同期検出用データ(伝送フレームの先頭を示す情報)を生成する。生成した伝送フレームヘッダーは、パケット合成部256に出力され、受信装置3において伝送フレームを検出するために使用される。
パケット合成部256は、第1〜第6信号処理系統の映像信号パケット生成部254−1〜254−6から映像信号パケットをそれぞれ入力し、伝送フレームヘッダー生成部255から伝送フレームヘッダーを入力し、各系統の映像信号パケット及び伝送フレームヘッダーを多重して合成し、図3に示した伝送フレームを生成し、伝送フレーム信号として出力する。尚、第1〜第6信号処理系統の映像信号パケット生成部254−1〜254−6から入力する映像信号パケットは、全て同じサイズである。
図7(a)は、送信装置2におけるHDTVインターフェース部23−1等の各信号処理部が映像クロックに同期して動作する場合の、図6に示した映像信号パケット生成部254−1〜254−6により生成される映像信号パケットの構成例を示す図である。この映像信号パケットは、パケットヘッダーを100ビット、映像信号の分割サイズ(映像データ)を52800ビット(映像1ライン分)、誤り訂正のパリティを200ビットとした場合に、合計のデータ量が53100ビットの例を示している。つまり、映像信号データ分割部251−1〜251−6は、映像信号を52800ビットサイズの映像データに分割し、誤り訂正符号パリティ生成部252−1〜252−6は、分割された映像データに対し、誤り訂正を行うための200ビットのパリティを生成し、パケットヘッダー生成部253−1〜253−6は、100ビットのパケットヘッダーを生成する。そして、映像信号パケット生成部254−1〜254−6は、これらの映像データ、パリティ及びパケットヘッダーを合成し、図7(a)に示した映像信号パケットを生成する。
図7(b)は、送信装置2におけるHDTVインターフェース部23−1等の各信号処理部が映像クロックに同期して動作する場合の、図6に示したパケット合成部256により生成される伝送フレームの構成例を示す図である。この伝送フレームは、伝送フレームヘッダーを600ビット、各映像信号パケットを53100ビットとした場合に、合計のデータ量が319200ビットの例を示している。つまり、伝送フレームヘッダー生成部255は、600ビットの伝送フレームヘッダーを生成し、パケット合成部256は、映像信号パケット生成部254−1〜254−6からの映像信号パケットと、伝送フレームヘッダー生成部255からの伝送フレームヘッダーとを多重して合成し、図7(b)に示した伝送フレームを生成する。
図8は、図2に示した送信装置2の多重部25において使用するクロック周波数について、そのシステムクロックの系統図を示している。以下、図7(a)に示した映像信号パケットの構成例、及び図7(b)に示した伝送フレームの構成例の場合の、多重部25の映像信号データ分割部251(映像信号データ分割部251−1〜251−6の各部を意味する。)、映像信号パケット生成部254(映像信号パケット生成部254−1〜254−6の各部を意味する。)及びパケット合成部256において使用するクロック周波数について説明する。
映像信号データ分割部251は、映像クロック発生部21から周波数74.25MHzの映像クロック信号を入力する。つまり、映像信号データ分割部251において使用するクロック周波数は映像クロックの周波数74.25MHzと同じである。
したがって、映像信号データ分割部251は、映像クロックのクロック周波数74.25MHzを使用して、映像信号を、予め設定された52800ビットサイズの映像データに分割する。
映像信号パケット生成部254は、伝送クロック発生部24から、映像クロック発生部21からの映像クロックを177/176に逓倍した周波数74.671875MHzの伝送クロック信号を入力する。映像信号パケット生成部254のクロック周波数は、映像信号の分割サイズである映像データのサイズ52800ビットと映像信号パケットのサイズ53100ビットとの関係から、映像クロックの周波数×映像信号パケットサイズ/映像信号の分割サイズにより算出される。具体的には、
74.25MHz×53100/52800=74.25MHz×177/176
=74.671875MHz
である。ここで、74.25MHzは、1080 50iの規格において映像信号のデータが20ビットパラレル信号のときの映像クロックの周波数である。また、映像信号パケットのサイズは、映像信号の分割サイズとパケットヘッダーのサイズと誤り訂正のパリティのサイズとを合計したサイズである。
したがって、映像信号パケット生成部254は、映像信号の分割サイズ(映像データサイズ)が映像クロックの周波数に対応した場合において、映像信号パケットのサイズに対応するクロック周波数、すなわち、周波数74.671875MHzのクロックを使用して、映像データ等を合成して映像信号パケットを生成する。
パケット合成部256は、伝送クロック発生部24から、映像クロック発生部21からの映像クロックを133/22に逓倍した周波数448.875MHzの伝送クロック信号を入力する。パケット合成部256のクロック周波数は、映像信号の分割サイズである映像データのサイズ52800ビットと多重後の伝送フレームのサイズ319200ビットとの関係から、映像クロックの周波数×多重後の伝送フレームサイズ/映像信号の分割サイズにより算出される。具体的には、
74.25MHz×319200/52800=74.25MHz×133/22
=448.875MHz
である。ここで、多重後の伝送フレームサイズは、映像信号パケットサイズ×多重数+伝送フレームヘッダーサイズにより算出されたサイズである。
したがって、パケット合成部256は、映像信号の分割サイズ(映像データサイズ)が映像クロックの周波数に対応した場合において、伝送フレームのサイズに対応するクロック周波数、すなわち、周波数448.875MHzのクロックを使用して、映像信号パケットを多重して合成し、伝送フレームを生成する。
送信インターフェース部26は、伝送クロック発生部24から、映像クロック発生部21からの映像クロックを133/22に逓倍した周波数448.875MHzのクロック信号を入力する。送信インターフェース部26のクロック周波数は、パラレル信号からシリアル信号に変換する際のパラレル信号のビット長20ビットと、多重部25のパケット合成部256におけるクロック周波数448.875MHzとの関係から、ビット長×パケット合成部256におけるクロック周波数により算出される。具体的には、
20×448.875MHz=8.9775GHz
である。
したがって、送信インターフェース部26は、多重部25と同じ周波数448.875MHzの伝送クロックを使用し、多重部25からのパラレル信号である伝送フレーム信号をパラレル・シリアル変換し、変換したシリアル信号を伝送信号として送信する。
以上のように、本発明の実施形態による送信装置2によれば、HDTVインターフェース部23−1〜23−6が、HDTV同期信号発生部22から、映像クロックに基づいて発生させた同期信号を入力し、インターフェース処理を行うようにした。また、多重部25が、映像クロック発生部21から映像クロック信号を、伝送クロック発生部24から、映像クロックを逓倍して発生させた伝送クロック信号をそれぞれ入力し、多重処理を行うようにした。また、送信インターフェース部26が、伝送クロック発生部24から、映像クロックを逓倍して発生させた伝送クロックを入力し、インターフェース処理を行うようにした。これにより、これらの信号処理部は、映像クロック発生部21にて発生した映像クロックに同期して動作することができる。また、送信装置2は、映像クロックに同期した伝送信号を送信することができる。
これにより、受信装置3は、伝送路4を介して送信装置2により送信された、映像クロックに同期した伝送信号を受信することにより、その映像クロック(送信装置2の映像クロック)を再生することができる。つまり、送信装置2及び受信装置3における全ての信号処理部が、送信装置2の映像クロックに同期して動作するようになる。したがって、送信装置2及び受信装置3を長時間動作させたとしても、映像データのアンダーフロー及びオーバーフローが発生することがないから、安定した映像信号を伝送することが可能となる。
〔受信装置〕
次に、図1に示した受信装置3について説明する。図9は、本発明の実施形態による受信装置3の構成を示すブロック図である。この受信装置3は、受信インターフェース部(Rx I/F)31、映像クロック再生部32、分離部33、誤り訂正・HD−SDIフレーム処理部34−1〜34−6及びHD−SDI送信インターフェース部(HD−SDI Tx I/F)35−1〜35−6を備えている。以下の説明は、図7(a)に示した映像信号パケットサイズ、図7(b)に示した伝送フレームサイズ、並びに、図8に示した周波数及び逓倍率に基づいている。
受信インターフェース部31は、送信装置2から伝送路4を介して、映像クロックに同期した伝送信号(電気・光信号または電波形式の信号)を受信し、クロック再生を行う。具体的には、CDR(Clock Data Recovery)回路等を用いてクロック再生処理を行い、周波数448.875MHzの再生クロック信号を生成する。また、受信インターフェース部31は、受信した伝送信号に対し同期処理を行い、シリアル・パラレル変換処理等を行う。このようにして生成した再生クロック信号は、映像クロック再生部32に出力され、同期処理及びシリアル・パラレル変換処理等が行われた信号は、再生クロック信号に同期した映像信号として、分離部33に出力される。
映像クロック再生部32は、受信インターフェース部31から周波数448.875MHzの再生クロック信号を入力し、この再生クロック信号を分周回路により、22/133で分周し、映像クロックと同じ周波数74.25MHzのクロック信号を生成する。そして、PLLにより、VCXO(Voltage Control Xtal)等を用いて、安定したクロック信号を生成する。PLLから出力されたクロック信号は、送信装置2により送信された伝送信号に同期している。すなわち、送信装置2の基準としている映像クロックに同期している。これにより、映像クロック信号を再生することができる。尚、再生クロック信号を分離せずに直接448.857MHzの再生クロック信号をXtalに入力し、安定した74.25MHzのクロックを生成してもよい。
また、映像クロック再生部32は、PLLからのクロック信号を133/22に逓倍し、周波数488.875MHzのクロック信号を生成し、分離部33に出力する。また、PLLからのクロック信号を177/176に逓倍し、周波数74.671875MHzのクロック信号を生成し、誤り訂正・HD−SDIフレーム処理部34−1〜34−6に出力する。また、PLLからの周波数74.25MHzのクロック信号をHD−SDI送信インターフェース部35−1〜35−6に出力する。
分離部33は、受信インターフェース部31から映像信号を入力し、映像クロック再生部32から周波数488.875MHzのクロック信号を入力し、送信装置2の多重部25にて行われた伝送フレームヘッダーを合成する処理等の逆の処理を行う。また、伝送フレームの伝送フレームヘッダー及び映像信号パケットのパケットヘッダーを検出して系統毎の信号に分け、映像信号の分離を行う。ここで、映像信号は、多重部25にて多重した数と同数(6本)の信号に分離される。分離した映像信号は、誤り訂正・HD−SDIフレーム処理部34−1〜34−6にそれぞれ出力される。
誤り訂正・HD−SDIフレーム処理部34−1は、分離部33により分離された6本の映像信号のうち、第1信号処理系統の映像信号を入力し、映像クロック再生部32から周波数74.671875MHzのクロック信号を入力し、送信装置2の誤り訂正符号パリティ生成部252−1にて生成した誤り訂正のパリティ(映像信号パケットのパリティ)を用いて、伝送路誤りの訂正を行う。そして、送信装置2の映像信号パケット生成部254−1にて行った、映像データ、誤り訂正のパリティ及びパケットヘッダーの合成処理の逆の処理を行い、HD−SDI信号である映像信号(信号フレーム)の再生を行う。再生した信号フレームは、HD−SDI送信インターフェース部35−1に出力される。誤り訂正・HD−SDIフレーム処理部34−2〜34−6についても同様である。
HD−SDI送信インターフェース部35−1は、誤り訂正・HD−SDIフレーム処理部34−1から信号フレームを入力し、映像クロック再生部32から周波数74.25MHzのクロック信号を入力し、パラレル・シリアル変換処理等を行った後、規定されたフォーマットの映像信号(この例ではHD−SDI信号)を出力する。HD−SDI送信インターフェース部35−2〜35−6についても同様である。
以上のように、本発明の実施形態による受信装置3によれば、受信インターフェース部31が、受信した伝送信号からクロック信号を再生し、映像クロック再生部32が、分周回路及びPLLにより、伝送信号に同期した信号、すなわち、送信装置2の映像クロック信号に同期した信号を再生するようにした。そして、映像クロック再生部32は、再生した映像クロック信号を用いて、予め設定された倍率にて逓倍してクロック信号を生成し、そのクロック信号(送信装置2の映像クロックに同期しているクロック信号)を、分離部33、誤り訂正・HD−SDIフレーム処理部34−1〜34−6及びHD−SDI送信インターフェース部35−1〜35−6の各信号処理部に供給するようにした。これにより、受信装置3の各信号処理部は、映像クロックに同期して動作することができるから、送信装置2の各信号処理部に同期して動作することができる。したがって、送信装置2及び受信装置3を長時間動作させたとしても、映像データのアンダーフロー及びオーバーフローが発生することがないから、安定した映像信号を伝送することが可能となる。
以上、実施形態を上げて本発明を説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、その技術思想を逸脱しない範囲で種々変形可能である。前記実施形態では、送信装置2及び受信装置3において、6系統により信号処理を行うようにしたが、本発明は、その系統数を限定するものではない。
また、前記実施形態では、送信装置2の多重部25が、図3に示したように、映像信号1のパケット1,映像信号2のパケット1,・・・,映像信号6のパケット1,映像信号1のパケット2,映像信号2のパケット2,・・・,映像信号6のパケット2,・・・の順番に多重して伝送フレームを生成するようにしたが、本発明は、この順番を限定するものではない。例えば、映像信号1のパケット1,映像信号1のパケット2,・・・,映像信号1のパケット6,映像信号2のパケット1,映像信号2のパケット2,・・・,映像信号2のパケット6,・・・の順番に多重して伝送フレームを生成するようにしてもよい。つまり、多重部25は、図3に示したように、映像信号1〜6の順番でパケット単位に多重して伝送フレームを生成するようにしてもよいし、映像信号1〜6の順番で6個のパケット毎に多重して伝送フレームを生成するようにしてもよい。
また、前記実施形態では、送信装置2における多重部25のパケットヘッダー生成部253−1〜253−6が、パケットヘッダーを生成し、映像信号パケット生成部254−1〜254−6が、パケットヘッダーを含む映像信号パケットを生成し、受信装置3の分離部33が、映像信号パケットに含まれるパケットヘッダーを検出して、系統毎の映像信号に分離するようにしたが、送信装置2の多重部25は、この映像信号パケット生成部254を備えていなくてもよい。この場合、送信装置2の映像信号パケット生成部254−1〜254−6は、パケットヘッダーを含まない映像信号パケットを生成し、受信装置3の分離部33は、伝送フレームに含まれる伝送フレームヘッダーにより伝送フレームの先頭を検出し、その先頭から所定のビット長をカウントして系統毎に映像信号パケットを分け、系統毎の映像信号に分離する。
また、前記実施形態では、映像信号をHD−SDI信号として説明したが、本発明はこの信号に限定するものではなく、他の信号にも適用がある。
本発明の実施形態による送信装置及び受信装置を含む映像伝送装置の全体構成を示す図である。 本発明の実施形態による送信装置を示すブロック図である。 映像信号がHD−SDI信号の場合における伝送フレームの構成例を説明する図である。 映像信号パケットの構成例を説明する図である。 (a)は、映像データの分割サイズを1ライン単位とした例を示す図である。(b)は、映像データの分割サイズを1ラインの1/10単位とした例を示す図である。 送信装置の多重部の構成を示すブロック図である。 (a)は、送信装置の各信号処理部が映像クロックに同期して動作する場合の、映像信号パケットの構成例を示す図である。(b)は、伝送フレームの構成例を示す図である。 送信装置が使用するシステムクロックの系統図である。 本発明の実施形態による受信装置の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 映像伝送装置
2 送信装置
3 受信装置
4 伝送路
5 映像機器
21 映像クロック発生部
22 HDTV同期信号発生部
23 HDTVインターフェース部
24 伝送クロック発生部
25 多重部
26 送信インターフェース部
31 受信インターフェース部
32 映像クロック再生部
33 分離部
34 誤り訂正・HD−SDIフレーム処理部
35 HD−SDI送信インターフェース部
251 映像信号データ分割部
252 誤り訂正符号パリティ生成部
253 パケットヘッダー生成部
254 映像信号パケット生成部
255 伝送フレームヘッダー生成部
256 パケット合成部

Claims (8)

  1. 単方向通信路を介して受信装置へ、複数のデジタル映像信号を多重して送信する送信装置において、
    前記複数のデジタル映像信号に対して信号処理の基準となる映像クロックを発生する映像クロック発生部と、
    前記映像クロック発生部により発生した映像クロックに基づいて、デジタル映像信号の系統毎に同一サイズの映像信号パケットを生成し、前記映像信号パケットを含む伝送フレームに多重する多重部と、を備え、
    前記受信装置に、受信した伝送フレームの信号から、信号処理のための映像クロックを再生させる、ことを特徴とする送信装置。
  2. 請求項1に記載の送信装置において、
    前記多重部は、
    前記デジタル映像信号の系統毎に、前記映像クロックに基づいて、予め設定された同一サイズの映像データに分割する映像信号データ分割部と、
    前記映像クロックに基づいて、前記映像信号データ分割部により分割された映像データを含む映像信号パケットを生成する映像信号パケット生成部と、
    伝送フレームの先頭を示す伝送フレームヘッダーを生成する伝送フレームヘッダー生成部と、
    前記映像信号パケット生成部により生成された、デジタル映像信号の系統毎の映像信号パケットを合成し、前記伝送フレームヘッダー生成部により生成された伝送フレームヘッダーと、前記合成した映像信号パケットとを含む伝送フレームを生成するパケット合成部と、
    を備えていることを特徴とする送信装置。
  3. 請求項2に記載の送信装置において、
    前記多重部の映像信号データ分割部により分割される映像データのサイズを、デジタル映像信号における1フレームまたは1ラインのデータ量が整数で割り切れるサイズとする、ことを特徴とする送信装置。
  4. 請求項1から3までのいずれか一項に記載の送信装置において、
    前記デジタル映像信号をHD−SDI信号とする、ことを特徴とする送信装置。
  5. デジタル映像信号処理の基準となる映像クロックに基づいて、複数のデジタル映像信号を多重し、前記映像クロックに同期した伝送フレームの信号を送信する送信装置から、単方向通信路を介して前記伝送フレームの信号を受信する受信装置において、
    前記受信した伝送フレームの信号から、前記映像クロックを再生する映像クロック再生部と、
    前記映像クロック再生部により再生された映像クロックに基づいて、前記受信した伝送フレームの信号から、前記伝送フレームに含まれるデジタル映像信号の系統毎の映像信号パケットに分離する分離部と、を備え、
    前記分離部により分離された映像信号パケットにより、前記送信装置が多重する以前における元の複数のデジタル映像信号を生成する、ことを特徴とする受信装置。
  6. 請求項5に記載の受信装置において、
    前記送信装置が複数のデジタル映像信号を多重して伝送フレームを生成する際に基準としたクロック信号を、前記受信した伝送フレームの信号から再生する受信インターフェース部を備え、
    前記映像クロック再生部は、受信インターフェース部により再生されたクロック信号を分周し、PLL(Phase Locked Loop)により映像クロックを再生する、ことを特徴とする受信装置。
  7. 請求項5または6に記載の受信装置において、
    前記デジタル映像信号をHD−SDI信号とする、ことを特徴とする受信装置。
  8. 請求項1から4までのいずれか一項に記載の送信装置と、請求項5から7までのいずれか一項に記載の受信装置と、を備えたことを特徴とする映像伝送装置。
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