JP2009249782A5

JP2009249782A5 -

Info

Publication number: JP2009249782A5
Application number: JP2008101067A
Authority: JP
Filing date: 2008-04-09
Publication date: 2011-05-19
Anticipated expiration: 2028-04-09

Claims

有機繊維糸からなる直径１０〜４０ｍｍの衝撃吸収ロープであって、
前記有機繊維糸の伸度が１１０〜２００％、タフネスが２００〜４００％・ｃＮ／ｄｔｅｘ、１５０℃乾熱収縮率が０〜７％である衝撃吸収ロープ。
前記有機繊維糸が０．５〜２０ｄｔｅｘのフィラメントから構成されている請求項１記載の衝撃吸収ロープ。
前記有機繊維糸が１００〜１０００本のフィラメントからなるヤーンであり、
該ヤーンが更に撚り合わされている請求項１又は２に記載の衝撃吸収ロープ。
前記有機繊維糸がポリエステルである請求項１〜３のいずれか一項に記載の衝撃吸収ロープ。
前記有機繊維糸がポリエチレンテレフタレートである請求項１〜３のいずれか一項に記載の衝撃吸収ロープ。
有機繊維糸が、延伸倍率が１〜３．５倍に延伸され、２００〜２４０℃で熱セットされたものである請求項１〜５のいずれか一項に記載の衝撃吸収ロープ。
強度が３０〜１００ｋＮ、伸度が１１０〜３００％である請求項１〜６のいずれか一項に記載の衝撃吸収ロープ。
長さを１０ｍとし、一端を固定して長手方向の他端に２５ｋＪの衝撃力を付与した場合、一端が受ける衝撃荷重が０〜２０ｋＮである請求項１〜７のいずれか一項に記載の衝撃吸収ロープ。
落下物を受け止める防護体に用いられる請求項１〜８のいずれか一項に記載の衝撃吸収ロープ。
伸度が１１０〜２００％、タフネスが２００〜４００％・ｃＮ／ｄｔｅｘ、１５０℃乾熱収縮率が０〜７％である有機繊維糸を撚り合わせ、直径１０〜４０ｍｍとする衝撃吸収ロープの製造方法。
前記有機繊維糸を複数回の合糸を経て撚り合わせたものであり、
該合糸の少なくとも１回は、その前に撚りを掛けた方向と逆方向に撚りを掛けるものである請求項１０記載の衝撃吸収ロープの製造方法。
有機繊維糸を撚り合わせた後に熱処理を行う請求項１０又は１１に記載の衝撃吸収ロープの製造方法。
前記伸度が１１０〜２００％、タフネスが２００〜４００％・ｃＮ／ｄｔｅｘ、１５０℃乾熱収縮率が０〜７％である有機繊維糸を撚り合わせてリングヤーンを作製し、該リングヤーンを複数本撚り合わせてロープヤーンを作製し、該ロープヤーン複数本をロープヤーンの撚方向と逆方向に撚り合わせてストランドヤーンを作製し、ストランドヤーン複数本をストランドヤーンの撚方向と逆方向に撚り合わせて生ロープとし、生ロープを熱処理することによって直径１０〜４０ｍｍとする衝撃吸収ロープの製造方法。
防護ネットと、該防護ネットの周縁に設けられた周縁ロープと、該防護ネットを支持する支持ロープと、該支持ロープが取り付けられた支柱と、該支柱を支持する支持具とから構成される防護体であって、
前記支持ロープが請求項１〜９のいずれか一項に記載の衝撃吸収ロープである防護体。