JP2009222428A - ガラス板の厚さ測定装置およびガラス板の厚さ測定方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】細かなレベルでガラス板の厚さを測定することのできる測定装置および測定方法を提供する。
【解決手段】ガラス板の厚さ測定装置10は、ガラス板6を支持する支持面21を有するテーブル2と、光学ユニット5と、光学ユニット5からのレーザー光を走査させる移動手段とを備えている。支持面21には、走査されるレーザー光に対応する位置に所定方向に延びる溝22が設けられているとともに、ガラス板6を真空吸着するための吸引孔23が所定方向に所定ピッチで設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ガラス板の厚さを測定するための測定装置および測定方法に関する。
液晶ディスプレイやプラズマディスプレイなどのフラットパネルディスプレイ(以下、「FPD」という。)用のガラス板では、厚さに関し全面に亘って高い精度が要求される。特にアクティブマトリクス方式の液晶ディスプレイに用いられるガラス板の場合、厚さのバラツキが大きいと、ガラス板上に電子回路を正確に形成できないおそれがある。例えば、厚さ0.7mmのガラス板では、厚さのバラツキを±5μm以下に抑えることが好ましい。
FPD用のガラス板は、一般にダウンドロー法により成形される。このダウンドロー法では、ガラス板の厚さは成形時のドロー方向においては均一に保たれ易いが、ドロー方向と直交する幅方向においては均一に保たれ難い。特に第3世代(550×650mm)以上の大型サイズのガラス板では、厚さの分布が比較的大きく現れる方向の長さが長くなるために、ガラス板の厚さを所定方向に沿って正確に測定することが望まれる。
ガラス板の厚さを測定するための測定方法としては、レーザー光を用いてガラス板の厚さの測定を行う方法が知られている。例えば特許文献1には、前記の方法を使用して複合ガラス基板の厚さの測定を行う測定装置が開示されている。この測定装置は、複合ガラス基板が載置されるテーブルと、このテーブルの上方で直交する2方向に移動可能に構成された光学ユニットとを備えている。光学ユニットは、テーブルの上からガラス板にレーザー光を斜め方向から照射するとともに、ガラス板の表面で反射する表面反射光とガラス板の裏面で反射する裏面反射光とを受光する。そして、表面反射光と裏面反射光とが離間する距離から複合ガラス基板の厚さが算出される。
特開2005−61982号公報
FPD用のガラス板に対する前記の要求を満たすためには、サブミクロンレベルでガラス板の厚さを測定することが好ましい。しかしながら、特許文献1に開示されたような測定装置を使ってサブミクロンレベルでガラス板の厚さを測定しようとすると、ガラス板の厚さを正確に測定することができなかった。すなわち、特許文献1に開示された測定装置は、化学研磨後の複合ガラス基板の厚さを測定するためのものであり、測定レベルは数十ミクロン程度であると考えられる。このことは、特許文献1の段落0037に、2枚のガラス板で挟まれる厚さ4〜5μmの層は厚さの測定に影響がないことが記載されていることからも推測される。
本発明は、このような事情に鑑み、より細かなレベルでガラス板の厚さを測定することのできる測定装置および測定方法を提供することを目的とする。
本発明の発明者らは、前記目的を達成するために鋭意研究を重ねた結果、より細かなレベルでガラス板の厚さを測定するには次の2つのことが必要であると考えた。1つは、ガラス板は僅かに波打っているので、この影響を小さくすることである。もう1つは、ガラス板を透過したレーザー光がテーブルで反射するため、その反射光を受光しないようにすることである。本発明は、このような観点からなされたものである。
すなわち、本発明は、ガラス板の厚さを測定するための測定装置であって、前記ガラス板を支持する支持面を有するテーブルと、前記支持面に支持された前記ガラス板にレーザー光を照射するとともに前記ガラス板からの反射光を受光する光学ユニットと、前記テーブルまたは前記光学ユニットを所定方向に沿って移動させて前記ガラス板を横切るように前記レーザー光を走査させる移動手段とを備え、前記支持面には、走査される前記レーザー光に対応する位置に前記所定方向に延びる溝が設けられているとともに、前記ガラス板を真空吸着するための吸引孔が前記所定方向に所定ピッチで設けられている、ガラス板の厚さ測定装置を提供する。
また、本発明は、所定方向に延びる溝が設けられたテーブル上に前記溝を塞ぐようにガラス板を置き、このガラス板を前記テーブルに真空吸着した状態で、レーザー光を前記ガラス板の前記溝に対応する位置で前記所定方向に沿って走査して前記ガラス板の厚さの測定を行う、ガラス板の厚さ測定方法を提供する。
前記の構成によれば、真空吸着によってガラス板を支持面に沿わせた姿勢に矯正することができる。ただし、これだけではテーブルからの反射光の問題がある。これに対し、前記の構成では、ガラス板を透過したレーザー光が溝に入り込むようになるため、テーブルで反射するレーザー光を受光しないようにすることができる。従って、本発明によれば、より細かなレベルでガラス板の厚さを測定することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明は本発明の一例に関するものであり、本発明はこれらによって限定されるものではない。
図1および図2に示すように、本発明の一実施形態に係るガラス板の厚さ測定装置10は、ガラス板6を支持する支持面21を有するテーブル2と、テーブル2の下方に配置されたベース11と、ベース11を所定の高さ位置で支える架台1と、ベース11に固定された門型フレーム3とを備えている。なお、本明細書では、説明の便宜のために、水平面上で直交する2方向のうちの一方(図1のX方向)を前後方向、他方(図1のY方向)を左右方向といい、特に図1の上側を後方、図1の下側を前方という。
テーブル2は、矩形板状の形状を有しており、本実施形態では、水平面と平行な姿勢で配置されている。そして、このテーブル2の上面によって支持面21が構成されている。テーブル2の前後方向の長さおよび左右方向の幅は例えば500〜3000mmである。
テーブル2は、ベース11上に設けられた左右一対のレール12によって前後方向に移動可能に支持されている。また、ベース11上には、前後方向に延びるねじ軸13およびこのねじ軸13を回転させるサーボモータ14が設けられている。そして、テーブル2にはねじ軸13に螺合するナット部材(図示せず)が固定されており、サーボモータ14の駆動によってテーブル2が図1に実線で示す位置と図1に二点鎖線で示す位置との間で移動させられるようになっている。すなわち、サーボモータ14、ねじ軸13、および前記のナット部材は、テーブル2を前後方向に沿って移動させて、ガラス板6を横切るように、すなわちガラス板6の前後方向の全長に亘って後述のレーザー光を走査させる移動手段を構成している。なお、サーボモータ14に代えて、例えばステッピングモータを用いてもよい。
テーブル2の支持面21には、前後方向に延びる溝22が左右方向に並列して複数(図例では7つ)設けられている。本実施形態では、溝22は、左右方向に所定の第1ピッチ(例えば100mm)で並んでいる。また、本実施形態では、溝22の長さはテーブル2の前後方向の長さと一致していて、溝22の両端がテーブル2の両端面に開口している。溝22の幅は例えば10〜20mmであり、溝22の深さは例えば10〜20mmである。
さらに、支持面21には、隣り合う溝22同士の間にガラス板6を真空吸着するための吸引孔23が一列ずつ設けられている。換言すれば、支持面21には、吸引孔23の列が溝22の数より1つ少ない複数列(図例では6列)存在する。各列における吸引孔23は、前後方向に所定の第2ピッチ(例えば100mm)で並んでおり、本実施形態では直線上に配置されている。なお、各列における吸引孔23は、例えば千鳥状に配置されていてもよい。
テーブル2の内部には、前後方向に延びる吸引路24が吸引孔23の列と同数設けられていて、吸引孔23は、各列ごとに吸引路24とつながっている(図3参照)。吸引路24の後端は塞がれている一方、前端はテーブル2の前端面に開口しており、この吸引路24の前端はチューブ(図示せず)を介して真空ポンプなどの吸引装置(図示せず)に接続されている。なお、図示は省略するが、吸引路24を例えば前側半数の吸引孔23とつながりテーブル2の前端面に開口する前側吸引路と後側半数の吸引孔23とつながりテーブル2の後端面に開口する後側吸引路とで構成することも可能である。
門型フレーム3は、ベース11の前後方向の略中央に配置され、テーブル2を左右方向に跨ぐ形状を有している。この門型フレーム3の前面には、上下一対のレール31が設けられており、この一対のレール31によって可動板4が左右方向に移動可能に支持されている。可動板4には、ブラケット45および支持機構46を介して光学ユニット5が取り付けられている。
一対のレール31の間には、左右方向に延びる位置決め部材42が配置されている。この位置決め部材42には、テーブル2の溝22と同一の第1ピッチで位置決め穴43が設けられている。一方、可動板4には、当該可動板4を貫通する状態で位置決めピン41が取り付けられており、この位置決めピン41を位置決め穴43に差し込むことにより、可動板41および光学ユニット5が溝22のそれぞれの真上に位置決めされるようになっている。
光学ユニット5は、図3に示すように、半導体レーザーなどからなる投光部51と、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサなどからなる受光部52とを有している。投光部51は、支持面21に支持されたガラス板6にレーザー光をスポット状に照射する。受光部52は、ガラス板6からの反射光、すなわちガラス板6の表面で反射される表面反射光R1およびガラス板6の裏面で反射される裏面反射光R2を受光する。なお、図3では、レンズ類などを省略している。
支持機構46は、光学ユニット5の位置を微調整できるようになっている。光学ユニット5の位置は、上下方向では、表面反射光R1および裏面反射光R2が共に受光部52に入射する適切な高さになるように、左右方向では、投光部51からのレーザー光がガラス板6における溝22に対応する位置、すなわち溝22を塞ぐ部分の略中央に照射されるように調整されている。
測定装置10は、図4に示すように、サーボモータ14および光学ユニット5に接続されたコントローラ7を備えている。また、コントローラ7は、使用者が操作するための操作部81および測定結果などを表示するための表示部82とも接続されている。
コントローラ7は、サーボモータ14を制御するモータ制御部71と、光学ユニット5からの信号を処理してガラス板の厚さを算出する厚さ算出部72と、厚さ算出部72で算出された厚さを光学ユニット5の前後方向および左右方向の位置と関連づけて格納するデータ格納部73とを有している。なお、コントローラ7の構成は適宜変更可能であり、例えばモータ制御部71および厚さ算出部72を別々に設け、これらと接続された演算処理部を別途設けてもよい。また、データ格納部を別置きのパソコンで構成してもよい。この場合には、パソコンに接続されたディスプレイを表示部82とすることも可能であるし、パソコンに接続されたキーボードを操作部81とすることも可能である。
次に、具体例として、上述した測定装置10を用いて、ダウンドロー法により成形されたガラス板の厚さを成形時のドロー方向と直交する幅方向に沿って測定する要領を説明する。
まず、テーブル2の支持面21上に溝22を塞ぐようにかつ成形時の幅方向が前後方向を向くようにガラス板6を置く。ついで、図略の吸引装置を作動させて、ガラス板6をテーブル2の支持面21に真空吸着させる。この状態で、操作部81を操作してテーブル2を一定の速度で前後方向に沿って(例えば図1の実線で示す位置から二点鎖線で示す位置まで前方に)移動させて、ガラス板6を横切るようにレーザー光を走査させる。このとき、位置決めピン41がいずれかの位置決め穴43に差し込まれていれば、レーザー光をガラス板6の溝22を塞ぐ部分の略中央に照射することができる。換言すれば、溝22は、走査されるレーザー光に対応する位置にあり、レーザー光は、ガラス板6の溝22に対応する位置で前後方向に沿って走査される。そして、表面反射光R1と裏面反射光R2とが離間する距離、すなわちそれらの反射光R1,R2が受光部52に入射する位置の違いから、厚さ算出部72によってガラス板6の厚さが算出される。これにより、ガラス板6の厚さを成形時の幅方向に連続して測定することができる。
このように、本実施形態の測定装置10では、テーブル2の移動方向に並ぶ吸引孔23でガラス板6を真空吸着することにより、ガラス板6が波打っていてもこのガラス板6を測定範囲の略全長に亘って支持面21に沿わせた姿勢に矯正することができる。また、ガラス板6を透過したレーザー光は溝22に入り込むようになるため、テーブル2で反射するレーザー光を受光部52に入射させないようにすることができる。従って、本実施形態の測定装置10では、より細かなレベルでガラス板6の厚さを測定することができる。
次に、本発明の効果を確認するために行った試験について説明する。
まず、長さ1200mm、幅40mmのガラス板からなる試験片を用意し、この試験片の厚さを以下に示す種々の方法で長手方向に沿って測定した。測定範囲は、端から10mm内側の1180mmとし、測定ポイントは、5mm間隔ごとの237ポイントとした。
光学ユニットとしては、分解能が0.1μmのキーエンス社製レーザーフォーカス変位計(LT−8010)を用いた。
(実施例)
まずは、前記実施形態と同様のテーブルを備える測定装置を用いて、テーブルに試験片を真空吸着した状態で試験片の厚さを測定した。その結果は、図5に実線で示す通りであった。
次に、ミツトヨ社製マイクロメータ(MDC−SB)を用いて、同一の測定ポイントで試験片の厚さを測定した。
測定装置で測定した測定値は、測定マイクロメータで測定した実測値と完全に一致した。
(比較例1)
比較例1では、溝も吸引孔もないテーブル上に試験片を載置して、試験片の厚さを測定した。しかしながら、この場合、受光部に入射する反射光を画面上で観察すると、反射波形の山が3つになり、具体的には裏面反射光と思われる山の近傍にもう1つ山ができ、測定結果が異常な数値となった。これは、テーブルの表面で反射する反射光の影響と思われる。
(比較例2)
比較例2では、溝はないが吸引孔のみが設けられたテーブル上に試験片を載置し、テーブルに試験片を真空吸着した状態で試験片の厚さを測定した。この場合も比較例1と同様に、反射波形の山が3つになり、測定結果が異常な数値となった。
(比較例3)
比較例3では、吸引孔はないが溝のみが設けられたテーブル上に試験片を載置して、試験片の厚さを測定した。この場合、図5に破線で示すような測定結果が得られたが、表面反射光と裏面反射光の受光部への入射位置が大きく変化して光学ユニットの許容範囲を超えてしまい、測定結果を有効なものとして取り扱うことができない。また、実測値と完全に一致する実線と比べても、僅かにずれていることが分かる。
(変形例)
前記実施形態では、テーブル2が水平面と平行な姿勢で配置されているが、テーブル2は、水平面に対して傾斜する姿勢(例えば垂直面に近い姿勢)で配置されていて、支持面21がガラス板6を斜め下方から支持するようになっていてもよい。この場合、溝22の延びる方向は、水平方向であっても鉛直方向であってもよい。また、この場合、テーブル2にはガラス板6を受ける受け部が設けられていることが好ましい。
また、前記実施形態では、テーブル2を移動させることによりレーザー光が走査させられるようになっているが、レーザー光を走査させる移動手段としては、光学ユニット5を溝22の延びる方向に沿って移動させる移動手段を用いてもよい。この場合には、テーブル2をベース11に固定し、門型フレーム3を溝22の延びる方向に移動可能に構成すればよい。
さらに、前記実施形態では、光学ユニット5を手動で左右方向に移動させるようになっているが、可動板4を、テーブル2と同様に、ねじ軸、モータ、およびナット部材で左右方向(溝22の延びる方向と直交し支持面21に平行な直交方向)に沿って移動させるようにしてもよい。
また、吸引孔23は、隣り合う溝22同士の間に少なくとも一列ずつ設けられていればよく、例えば二列ずつ設けられていてもよい。
さらに、溝22は、複数設けられている必要はなく、1つのみであってもよい。この場合、吸引孔23は、溝22を挟むように2列設けられていることが好ましい。また、この場合、ガラス板6およびテーブル2のどちらかを移動させてガラス板6とテーブル2との相対位置を変更させる測定位置変更手段を設けるようにしてもよい。ただし、前記実施形態のように溝22が並列して複数設けられており、隣り合う溝22同士の間に吸引孔23が少なくとも一列ずつ設けられていれば、ガラス板6とテーブル2との相対位置を変更するような段取り替えを行うことなく複数線上で厚さを測定することができる。
本発明は、FPD用のガラス板であって第3世代以上の大型サイズのガラス板、特にダウンドロー法により成形されたガラス板の厚さを成形時のドロー方向と直交する幅方向に沿って測定するための測定装置および測定方法に好適である。
本発明の一実施形態に係るガラス板の厚さ測定装置の平面図である。 図1に示す測定装置の正面図である。 図1に示す測定装置の要部拡大断面図である。 図1に示す測定装置のブロック図である。 実施例と比較例3の測定結果を示すグラフである。
符号の説明
2 テーブル
21 支持面
22 溝
23 吸引孔
5 光学ユニット
6 ガラス板
10 ガラス板の厚さ測定装置

Claims (5)

  1. ガラス板の厚さを測定するための測定装置であって、
    前記ガラス板を支持する支持面を有するテーブルと、前記支持面に支持された前記ガラス板にレーザー光を照射するとともに前記ガラス板からの反射光を受光する光学ユニットと、前記テーブルまたは前記光学ユニットを所定方向に沿って移動させて前記ガラス板を横切るように前記レーザー光を走査させる移動手段とを備え、
    前記支持面には、走査される前記レーザー光に対応する位置に前記所定方向に延びる溝が設けられているとともに、前記ガラス板を真空吸着するための吸引孔が前記所定方向に所定ピッチで設けられている、ガラス板の厚さ測定装置。
  2. 前記溝は、前記所定方向と直交し前記支持面に平行な直交方向に並列して複数設けられており、
    前記吸引孔は、隣り合う前記溝同士の間に少なくとも一列ずつ設けられており、
    前記光学ユニットは、前記直交方向に移動可能に構成されている、請求項1に記載のガラス板の厚さ測定装置。
  3. 前記測定装置は、ダウンドロー法により成形されたガラス板の厚さを成形時のドロー方向と直交する幅方向に沿って測定するためのものであり、
    前記支持面には、前記ガラス板が当該ガラス板の前記幅方向が前記所定方向を向くように支持される、請求項1または2に記載のガラス板の厚さ測定装置。
  4. 所定方向に延びる溝が設けられたテーブル上に前記溝を塞ぐようにガラス板を置き、このガラス板を前記テーブルに真空吸着した状態で、レーザー光を前記ガラス板の前記溝に対応する位置で前記所定方向に沿って走査して前記ガラス板の厚さの測定を行う、ガラス板の厚さ測定方法。
  5. 前記測定方法は、ダウンドロー法により成形されたガラス板の厚さを成形時のドロー方向と直交する幅方向に沿って測定するためのものであり、
    前記テーブル上に前記幅方向が前記所定方向を向くように前記ガラス板を置く、請求項4に記載のガラス板の厚さ測定方法。
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