JP2009219297A - モータ、および、モータが有するロータ部の製造方法 - Google Patents

モータ、および、モータが有するロータ部の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ロータ部を軸方向に大きくすることなく、界磁用磁石の脱離を防止する端板をロータコアに容易に固定する。
【解決手段】界磁用磁石がロータコア内に挿入されるロータ部において、界磁用磁石を保持するロータコアの磁石保持孔を覆うようにロータコアの上下面に端板34が取り付けられる。端板34は径方向に垂直な方向に伸びる折曲部342を周方向の3箇所に有し、折曲部342はロータコア側に突出するようにプレス加工にて形成される。ロータコアには折曲部342に対応する長孔である端板固定孔が設けられ、折曲部342の側部3421が端板固定孔の内側面に当接しつつ折曲部342が端板固定孔に圧入されることにより端板34がロータコアに固定される。これにより、ロータ部を軸方向に大きくすることなく、界磁用磁石の脱離を防止する端板34をロータコアに容易に固定することができる。
【選択図】図7

Description

本発明は、ロータコア内に界磁用磁石が保持される電動式のモータに関連する。
自動車等の車両に用いられるモータは振動を受ける環境下で使用されるため、高い信頼性が要求される。そこで、モータのロータ部に用いられる界磁用磁石をロータコア内部に保持することにより界磁用磁石の径方向への移動を防止するIPM(Interior Permanent Magnet)モータが用いられる場合がある。IPMモータでは、ロータコアにより界磁用磁石の径方向および周方向への移動が防止されるが、界磁用磁石の軸方向への移動を防止するための手段が別途必要となる。
例えば、特許文献1に開示される電動機の製造方法では、永久磁石が回転子鉄心の孔に焼きばめされた後、端板に設けられた突起が永久磁石の軸方向端面に接するように端板が回転子に設置され、カシメピンやボルトおよびナット等の締結手段により端板が回転子に固定される。
また、特許文献2では、ロータシャフトに装着された円筒状のロータコア、および、ロータコアの外周面に接触する永久磁石によりロータ部が構成されたブラシレスモータが開示されており、当該ブラシレスモータでは永久磁石の外周に円筒状のロータカバーが設けられることにより永久磁石の軸方向の移動が抑制される。
特許文献3に開示される永久磁石埋め込み型モータ用回転子では、薄板鋼板を積層したロータコアの端面において、軸方向に貫通する磁石収容孔の両端開口部の近傍にパンチ等により薄板鋼板2枚分の深さの凹部が形成される。凹部の形成により、凹部の近傍に磁石収容孔の内壁を塑性変形した凸部が形成され、凸部は永久磁石を側面方向から圧接する圧接部、および、端面上に突出する突出部を有し、凸部により永久磁石の軸方向の動きが抑えられる。
特開2003−102151号公報 特開2006−50816号公報 特開2007−37202号公報
ところで、車両用のモータでは小型化、高出力化も要求されるが、特許文献1の電動機では、ロータの両端に配置された端板をボルト等により固定するため、ロータが軸方向に大きくなってしまう。また、特許文献2のブラシレスモータと同様のロータカバーをIPMモータに適用しようとすると、ロータ部の外周にロータカバーが配置されるため、電機子とロータ部の永久磁石との間のギャップが大きくなり、磁気特性が低下してしまう。特許文献3の永久磁石埋め込み型モータ用回転子では、パンチにより形成された薄板鋼板の凸部が磁石に圧接することにより磁石が損傷する恐れがある。
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、ロータ部を軸方向に大きくすることなく、界磁用磁石の脱離を防止する端板をロータコアに容易に固定することを主たる目的としている。
請求項1に記載の発明は、電動式のモータであって、環状の電機子を有するステータ部と、前記電機子内に挿入される略円柱状のロータ部と、前記ロータ部を前記ステータ部に対して前記電機子の中心軸を中心に回転可能に支持する軸受機構とを備え、前記ロータ部が、略円柱状であり、外側面に沿って配列されるとともに前記中心軸に沿って伸びる複数の磁石保持孔を有するロータコアと、前記複数の磁石保持孔にそれぞれ挿入される複数の界磁用磁石と、前記ロータコアの前記中心軸方向における一方の端面上に配置され、前記一方の端面において前記複数の磁石保持孔のそれぞれの開口の少なくとも一部を覆うことにより前記複数の界磁用磁石の前記複数の磁石保持孔からの脱離を防止する端板とを備え、前記ロータコアが前記一方の端面に複数の端板固定孔を有し、前記端板が、プレス加工による切断および折り曲げにより前記端板の本体から前記ロータコアに向かって折り曲げられた複数の折曲部を有し、前記複数の折曲部の切断面が前記複数の端板固定孔の内側面に当接しつつ前記複数の折曲部が前記複数の端板固定孔にそれぞれ圧入されることにより、前記端板が前記一方の端面に固定されている。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のモータであって、前記複数の端板固定孔のそれぞれが長孔であり、前記複数の折曲部のそれぞれが、対応する長孔の両側の辺に重なる2つの切断面の間の部位を前記ロータコアに向かって折り曲げたものである。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載のモータであって、前記端板の前記本体から前記ロータコアに向かって突出する前記複数の折曲部の突出高さが、前記端板の厚さよりも大きい。
請求項4に記載の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載のモータであって、前記複数の折曲部の前記切断面のバリの向きが、前記切断面から前記端板の前記本体に向かう方向である。
請求項5に記載の発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載のモータであって、前記複数の端板固定孔が前記複数の磁石保持孔よりも前記中心軸を中心とする径方向内側に位置する。
請求項6に記載の発明は、請求項1ないし5のいずれかに記載のモータであって、前記ロータコアが、略円板状の金属の薄板を前記中心軸方向に積層して形成されている。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載のモータであって、前記端板の前記本体から前記ロータコアに向かって突出する前記複数の折曲部の突出高さが、前記ロータコアにて積層される前記薄板の厚さと前記端板の厚さとの和よりも大きい。
請求項8に記載の発明は、請求項6または7に記載のモータであって、前記ロータコアにおいて、各薄板と隣接する薄板とが、プレス加工により一方の薄板に形成された突起が他方の薄板の凹部または孔部に圧入されることにより接合されている。
請求項9に記載の発明は、請求項1ないし5のいずれかに記載のモータであって、前記複数の磁石保持孔が前記中心軸に沿って伸びる貫通孔であり、前記ロータ部が、前記ロータコアの前記中心軸方向における他方の端面上に配置され、前記他方の端面において前記複数の磁石保持孔のそれぞれの開口の少なくとも一部を覆うことにより前記複数の界磁用磁石の前記複数の磁石保持孔からの脱離を防止するもう1つの端板をさらに備え、前記ロータコアが前記他方の端面に複数の端板固定孔を有し、前記もう1つの端板が、プレス加工による切断および折り曲げにより前記もう1つの端板の本体から前記ロータコアに向かって折り曲げられた複数の折曲部を有し、前記複数の折曲部の切断面が前記複数の端板固定孔の内側面に当接しつつ前記複数の折曲部が前記複数の端板固定孔にそれぞれ圧入されることにより、前記もう1つの端板が前記他方の端面に固定されている。
請求項10に記載の発明は、請求項9に記載のモータであって、前記ロータコアが、略円板状の金属の薄板を前記中心軸方向に積層して形成されており、前記複数の磁石保持孔が前記中心軸に沿って伸び、前記一方の端面における前記複数の端板固定孔と前記他方の端面における前記複数の端板固定孔とが前記中心軸に沿って伸びる同一の複数の貫通孔である。
請求項11に記載の発明は、電動式のモータが有するロータ部の製造方法であって、a)略円柱状のロータコアにおいて外側面に沿って配列されるとともに中心軸に沿って伸びる複数の磁石保持孔に複数の界磁用磁石をそれぞれ挿入する工程と、b)前記ロータコアの前記中心軸方向における一方の端面上に、前記複数の磁石保持孔のそれぞれの開口の少なくとも一部を覆うことにより前記複数の界磁用磁石の前記複数の磁石保持孔からの脱離を防止する端板を固定する工程とを備え、前記ロータコアが前記一方の端面に複数の端板固定孔を有し、前記端板がプレス加工による切断および折り曲げにより前記端板の本体から折り曲げられた複数の折曲部を有し、前記b)工程において、前記複数の折曲部の切断面が前記複数の端板固定孔の内側面に当接しつつ前記複数の折曲部が前記複数の端板固定孔にそれぞれ圧入されることにより、前記端板が前記一方の端面に固定される。
請求項12に記載の発明は、請求項11に記載のロータ部の製造方法において、前記複数の磁石保持孔が前記中心軸に沿って伸びる貫通孔であり、前記ロータ部の製造方法が、c)前記ロータコアの前記中心軸方向における他方の端面上に、前記複数の磁石保持孔のそれぞれの開口の少なくとも一部を覆うことにより前記複数の界磁用磁石の前記複数の磁石保持孔からの脱離を防止するもう1つの端板を固定する工程をさらに備え、前記ロータコアが前記他方の端面に複数の端板固定孔を有し、前記もう1つの端板がプレス加工による切断および折り曲げにより前記もう1つの端板の本体から折り曲げられた複数の折曲部を有し、前記c)工程において、前記複数の折曲部の切断面が前記複数の端板固定孔の内側面に当接しつつ前記複数の折曲部が前記複数の端板固定孔にそれぞれ圧入されることにより、前記もう1つの端板が前記他方の端面に固定される。
本発明によれば、ロータ部を軸方向に大きくすることなく、界磁用磁石の脱離を防止する端板をロータコアに容易に固定することができる。また、請求項2、3、4および7の発明では、端板を強固に固定することができ、請求項5の発明では、界磁用磁石とステータ部との間に十分な磁路を確保することができる。請求項8の発明ではロータ部を容易に組み立てることができる。
図1は本発明の一の実施の形態に係る電動式のモータ1の縦断面図であり、断面より奥側の構成の一部も示している。また、平行斜線を付すことなく断面を示している。モータ1は自動車に搭載されてパワーウィンドウやパワースライドドア等に使用されるモータであり、中心軸J1方向の高さが外径に比べて小さい薄型構造となっている。図1に示すようにモータ1はインナロータ型のモータであり、中心軸J1を中心とする環状の電機子21を有するステータ部2、電機子21内に挿入される略円柱状のロータ部3、シャフト31を介してロータ部3をステータ部2に対して電機子21の中心軸(モータ1の中心軸J1でもある。)を中心に回転可能に支持する軸受機構4、ロータ部3の回転位置を検出するセンサ部5、電機子21の上面を覆う上カバー10、電機子21の上方に位置する略板状の樹脂プレート11、および、電機子21に接続される配線部12を備える。
ロータ部3はシャフト31、略円柱状のロータコア32、ロータコア32内に配置される複数の界磁用磁石33、および、ロータコア32の上下面に取り付けられた端板34を備える。ステータ部2は電機子21および電機子21を覆う有底円筒状のステータカバー22を有し、ステータカバー22および上カバー10により電機子21が収納される空間が形成される。以下の説明では、便宜上、中心軸J1に沿って上カバー10側を上側、ステータカバー22側を下側として説明するが、中心軸J1は必ずしも重力方向に一致する必要はない。
電機子21は複数の薄板状の珪素鋼板を積層して形成されたコア211、コア211を覆うインシュレータ212、および、インシュレータ212の上から巻回されたコイル213を有する。電機子21の上面および下面には、電機子21への駆動電流の供給路となる配線部12のバスバー121が配置され、上面側のバスバー121は樹脂プレート11に覆われ、ステータカバー22から外部に突出するコネクタ部122にて外部電源と接続される。軸受機構4は、中心軸J1に沿って配列された一対の玉軸受41,42であり、ステータカバー22の中央に設けられた軸受保持部2213、および、上カバー10の中央に設けられた軸受保持部103に保持される。センサ部5は回路基板およびホール素子等の磁界検出素子であるセンサを有し、電機子21に対するロータ部3の回転位置を検出する。
図2はステータ部2が有するステータカバー22を示す底面図であり、図1および図2に示すように、ステータカバー22は円板状の底部221、底部221の外縁から上方に伸びる円筒状の側壁部222、および、側壁部222の上端から中心軸J1に垂直な方向に外側に広がるフランジ部223を有する。底部221は中央に図1のシャフト31が挿入される穴部2211、および、穴部2211の周囲にて中心軸J1を中心として上方に突出する環状凸部2212を有し、環状凸部2212の内側の部位は、図1に示す軸受機構4の玉軸受41を保持する軸受保持部2213となっている。また、フランジ部223は略三角形であり、3つの角部に上カバー10との締結用の穴部2231が設けられており、コネクタ部122が配置される位置にてフランジ部223の一部が側壁部222の一部と共に切り取られている。
図3は電機子21の上面を覆う上カバー10を示す平面図であり、上カバー10は図2のステータカバー22のフランジ部223と同じ略三角形であり、穴部104がステータカバー22の穴部2231に対応する3箇所に形成されている。また、図1および図3に示すように、上カバー10は中央に図1のシャフト31が挿入される穴部101、穴部101の周囲にて中心軸J1を中心として下方に突出する環状凸部102を有し、環状凸部102の内側の部位は、図1に示す軸受機構4の玉軸受42を保持する軸受保持部103となっている。
図4は図1に示す電機子21のバスバー121を配置する前の状態を示す平面図であり、コイル213を二点鎖線にて示している。電機子21のコア211は中心軸J1を中心として径方向に伸びる12本のティース2111、および、外側にて各ティース2111に接続されたコアバックを有する。図4に示すように、各ティース2111はインシュレータ212により覆われ、インシュレータ212は上下が逆の2つのインシュレータ部品2121を組み合わせたものとなっており、導線がインシュレータ212上に巻回されてコイル213が形成される。インシュレータ部品2121のコイル213より径方向外側には略周方向に伸びるとともに径方向に並ぶ2つの溝2122が設けられ、図1の配線部12のバスバー121が溝2122に保持されて電機子21のコイル213に給電を行う。
図1に示すようにロータコア32は、略円板状の金属の薄板321を中心軸J1方向に積層して形成されており(実際には薄板321は端板34よりも薄い。)、図5は1枚の薄板321の平面図である。薄板321は中央にシャフト31(図1参照)が挿入される貫通孔3211を有し、ロータコア32の外側面に対応する外周の内側にて外周に沿って10箇所に磁石保持孔3212aが配列される。磁石保持孔3212aはロータコア32において界磁用磁石33(図1参照)を保持する貫通孔に対応する孔である。また、磁石保持孔3212aは略周方向に伸びる長孔であり、両端部の外周側には界磁用磁石33が配置されたときに磁束がロータコア32内で短絡することを防ぐために外側へと孔が拡大された拡大部3212bが設けられる。
薄板321には貫通孔3211と磁石保持孔3212aとの間において中心軸J1を中心とする周方向に等間隔な3箇所に端板固定孔3213aがさらに設けられ、端板固定孔3213aは径方向に垂直な方向に伸びる長孔とされる。また、ロータコア32の最も下方に位置する薄板321を除き、周方向に隣り合う端板固定孔3213aの間に薄板321の下面側(図1における下方)に向かって突出する突起3214が形成される。
図6は図5中の矢印Aにて示す位置における突起3214の断面図である。図6に示すように、突起3214はプレス加工により形成され、薄板321の本体から連続して略周方向の両側から下方に傾斜する傾斜部、および、傾斜部の間の平坦な底部を有し、突起3214の下方への突出高さは薄板321の一枚分の厚さ以下とされる。突起3214の上面側は下面側に向かって窪む凹部となっており、凹部の形状は突起3214の下面の形状と一致する。なお、ロータコア32の最も下方に位置する薄板321には突起3214に代えて上面から下面へと貫通する孔部がプレス加工にて形成される。
図7は図1に示すロータ部3の上面に取り付けられる端板34の平面図であり、下面側の端板34は上面側の端板34と同一の構造となっている。中心軸J1を中心とする略円板状の端板34は、中央にシャフト31が挿入される孔部341、複数の長孔部343、および、複数の折曲部342を有する。長孔部343は周方向に等間隔な3箇所において径方向に2つずつ並んで設けられ、各長孔部343は径方向に垂直な方向に伸びる。折曲部342は径方向に並ぶ2つの長孔部343の間において長孔部343と平行に伸びる部位であり、端板34の本体と連続している。
長孔部343はプレス加工による打ち抜きにより形成され、折曲部342の径方向内側および外側に露出する側部3421は長孔部343がプレス加工にて形成される際の2つの切断面となっている。側部3421の位置は図5にて対応する長孔である端板固定孔3213aの径方向両側の辺に重なる。また、折曲部342はプレス加工による折り曲げにより端板34の本体からロータコア32(図1参照)に向かって(上面側の端板34からは下方、下面側の端板34からは上方に向かって)折り曲げられる。
図8は図7中の矢印Bにて示す位置における断面図である。図7に示す側部3421の間の部位である折曲部342は、図8に示すように、中心軸J1を中心とする略周方向の両側から下方に向かって傾斜する傾斜部3422、および、両側の傾斜部3422の間の部位である平坦部3423を有する。
図9はロータ部3の製造の流れを示す図であり、図10および図11は製造途上のロータ部3(ただし、シャフト31を除く。)を示す図である。図10に示すように、各薄板321において各突起3214が下側に隣接する薄板321の突起3214の上側の凹部(ロータコア32の最も下方に位置する薄板321においては孔部3215)に対して圧入され、突起3214の径方向両側の側面が凹部の径方向両側の内側面に当接する。これにより、各薄板321と隣接する薄板321とが接合され、複数の薄板321が積層された略円柱状のロータコア32が形成される(ステップS11)。
各薄板321の10箇所の磁石保持孔3212a(図5参照)の位置は全て一致しており、薄板321が積層されると磁石保持孔3212aが上下方向に連なり、ロータコア32において中心軸J1に平行に伸びる貫通孔が形成される。以下、この貫通孔を「磁石保持孔3212」と呼ぶ。磁石保持孔3212はロータコア32の外側面に対応する外周の内側にて外周に沿って10箇所に配列される。同様に、薄板321が積層されることにより3箇所の端板固定孔3213a(図5参照)も上下方向に連なり、ロータコア32において中心軸J1に平行に伸びる貫通孔が形成される。以下、この貫通孔を「端板固定孔3213」と呼ぶ。すなわち、ロータコア32は上面および下面に複数の磁石保持孔3212および複数の端板固定孔3213の開口を有する。
次に、図11に示すように、1つの端板34がロータコア32の中心軸J1方向における一方の端面である下面に配置され、折曲部342の両側部3421が端板固定孔3213の内側面3216に当接しつつ折曲部342が端板固定孔3213にそれぞれ圧入されることにより、端板34がロータコア32の下面に固定される(ステップS12)。続いて、各磁石保持孔3212に界磁用磁石33が挿入される(ステップS13)。
界磁用磁石33がロータコア32に挿入されると、もう1つの端板34がロータコア32の中心軸J1方向における他方の端面である上面に配置され、折曲部342の両側部3421が端板固定孔3213の内側面3216に当接しつつ折曲部342が端板固定孔3213にそれぞれ圧入されることにより、端板34がロータコア32の上面に固定される(ステップS14)。端板34がロータコア32に取り付けられて2つの端板34がロータコア32の上下面において磁石保持孔3212のそれぞれの開口を覆うことにより、界磁用磁石33の磁石保持孔3212からの脱離が防止される。
端板34において、プレス加工により折曲部342が形成される際に折曲部342の側部3421のバリの向きは側部3421から端板34の本体に向かう方向(図8における上向き)とされる。これにより、端板34が抜ける方向に対する端板固定孔3213の内側面と側部3421との摩擦抵抗を大きくすることができ、端板34が強固に固定される。また、端板34の本体(の表面)からロータコア32に向かって突出する折曲部342の突出高さは、端板34の厚さよりも大きくされ、端板34の側部3421と端板固定孔3213との接触面積が十分に大きくされることにより、端板34を強固に固定することができる。さらに、端板固定孔3213が長孔であることによっても端板34を強固に固定することが実現される。
以上に説明したように、モータ1のロータ部3の製造では、図11に示すように、端板34が有する折曲部342がロータコア32の端板固定孔3213に圧入されることにより、ロータ部3を軸方向に大きくすることなく、界磁用磁石33の脱離を防止する端板34をロータコア32に容易に固定することができる。端板34により、ロータの径方向外側にロータカバーを設ける必要がないため、ロータ部3とステータ部2とのギャップを小さくすることができる。
また、ロータコア32では、ロータコア32の磁石保持孔3212および端板固定孔3213が貫通孔とされるため、最も下方に位置する薄板321を除き薄板321を同形状とすることができる。ロータコア32では、端板固定孔3213が磁石保持孔3212よりも中心軸J1を中心とする径方向内側に位置するため、界磁用磁石33とステータ部2との間に十分な磁路を確保することができる。さらに、図10および図11に示すように、各薄板321と隣接する薄板321とが圧入により接合され、さらに端板34も圧入により取り付けられることから、圧入のみによりロータコア32の形成と端板34の固定とを行うことができ、ロータ部3を容易に組み立てることができる。
図12は端板34の折曲部の他の例を示す縦断面図であり、図8の断面図に対応する。図12に示す折曲部342aは、図8に示すものと同様に傾斜部3422および平坦部3423を有し、端板34の本体からロータコア32に向かって突出する(図11参照)折曲部342aの突出高さがロータコア32の薄板321の厚さと端板34の厚さとの和よりも大きくされる。これにより、図12中に二点鎖線にて示すように、傾斜部3422の側部が少なくとも1枚の薄板321の下側のエッジと接する。また、図8の折曲部342と同様に折曲部342aのプレス加工時に形成される側部のバリは端板34が抜ける方向(図12の上方向)に向いており、折曲部342aのバリが薄板321のエッジに引っかかることにより端板34がロータコア32に対して強固に固定される。
図13は端板の他の例を示す平面図であり、図13の端板34aは図7の端板34と比較して、形状が異なる折曲部342bを有する点を除いて同様となっている。図14は図13中に矢印Cにて示す位置における折曲部342bの断面図である。折曲部342bは径方向に垂直な方向に長く、端板34aの本体と連続する略周方向の一方側(図14では右側)から下方に向かって傾斜する片持ち梁状の傾斜部3422aを有する。傾斜部3422aは図13に示す側部3421の間の部位であり、側部3421は図7の符号343に対応する長孔形成時の切断面であり、ロータ部3の組立時に図5において対応する端板固定孔3213aの径方向両側の辺に重なる。折曲部342bにおける端板34aの下面から折曲部342bの下端部までの突出高さは、端板34aの厚さよりも大きくされ、端板34aがロータコア32に対して強固に固定される。なお、折曲部342bの突出高さは、端板34aの厚さと薄板321の厚さとの和よりも大きくされることがより好ましい。
また、折曲部342bは図8の折曲部342と同様に、プレス加工による切断および折り曲げにより形成されており、このとき、図8の折曲部342および図12の折曲部342aと同様に、折曲部342bの側部3421のバリの向きは側部3421から端板34aの本体に向かう方向(図14における上向き)とされ、端板34aのロータコア32への固定が強固とされる。
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、様々な変更が可能である。
例えば、端板34は図11に示すように磁石保持孔3212の開口全体を覆う必要はなく、界磁用磁石33の脱離を防止することができるのであれば磁石保持孔3212の開口の少なくとも一部が覆われるのみでよい。また、端板34はロータコア32の上下面に配置されるものには限定されず、例えば、最下部の薄板を孔部を有しないものとすることによりロータコア32の磁石保持孔3212および端板固定孔3213が上面に開口を有し下部が閉塞されるものとされ、端板34が上面にのみ配置されてもよい。折曲部342の形状は、例えば、断面が2つの傾斜部のみから形成されるV字状であってもよく、また、図14において傾斜部3422aが中心軸J1に平行に下方に向かってもよい。端板固定孔3213および折曲部342の数は好ましくは3以上であるが、2以下とされてもよい。
図7に示す端板34の折曲部342は長孔部343の間の部位として設けられる必要はなく、例えば、長孔部343に代えて直線上の切断線が設けられ、切断線の間の部位が折曲部342とされてもよい。また、折曲部342および長孔部343の形状は細長いものには限定されず、正方形や他の形状であってもよい。薄板321の積層および接合は、例えば、半抜きにて形成された突起を隣接する薄板321に圧入する等の他の方法により行われてもよい。
図10のロータコア32は薄板321を積層して形成されたもの以外にも、連続した1つの部材として形成されたものでもよい。図10では、端板34を固定するためのロータコア32の上面の3つの孔部および下面の3つの孔部は、3つの同一の貫通孔である端板固定孔3213であるが、上面および下面にそれぞれ独立して開口を有してロータコア32内を貫通しない端板固定孔が設けられてもよい。磁石保持孔3212は中心軸J1に平行ではなく、中心軸J1に沿いつつ中心軸J1に対して周方向に傾斜してもよい。また、ロータコア32の組立の流れは図9に示すものには限定されず、ステップS12以降の順番は適宜変更されてよい。
モータ1は自動車においてパワースライドドア以外の用途に用いられてもよく、例えば、トランスミッションの中のオイルを循環させるポンプ用に用いられてもよい。また、モータ1は自動車以外の用途に用いられてもよい。
モータの縦断面図である。 ステータカバーの底面図である。 上カバーの平面図である。 電機子の平面図である。 薄板の平面図である。 突起の縦断面図である。 端板の平面図である。 折曲部の縦断面図である。 ロータ部の製造の流れを示す図である。 製造途上のロータ部の縦断面図である。 製造途上のロータ部の縦断面図である。 折曲部の他の例を示す縦断面図である。 端板の他の例を示す平面図である。 折曲部の他の例を示す図である。
符号の説明
1 モータ
2 ステータ部
3 ロータ部
4 軸受機構
21 電機子
32 ロータコア
33 界磁用磁石
34,34a 端板
321 薄板
342,342a,342b 折曲部
3212 磁石保持孔
3213 端板固定孔
3214 突起
3215 孔部
3216 (端板固定孔の)内側面
3421 (折曲部の)側部
J1 中心軸
S11〜S14 ステップ

Claims (12)

  1. 電動式のモータであって、
    環状の電機子を有するステータ部と、
    前記電機子内に挿入される略円柱状のロータ部と、
    前記ロータ部を前記ステータ部に対して前記電機子の中心軸を中心に回転可能に支持する軸受機構と、
    を備え、
    前記ロータ部が、
    略円柱状であり、外側面に沿って配列されるとともに前記中心軸に沿って伸びる複数の磁石保持孔を有するロータコアと、
    前記複数の磁石保持孔にそれぞれ挿入される複数の界磁用磁石と、
    前記ロータコアの前記中心軸方向における一方の端面上に配置され、前記一方の端面において前記複数の磁石保持孔のそれぞれの開口の少なくとも一部を覆うことにより前記複数の界磁用磁石の前記複数の磁石保持孔からの脱離を防止する端板と、
    を備え、
    前記ロータコアが前記一方の端面に複数の端板固定孔を有し、前記端板が、プレス加工による切断および折り曲げにより前記端板の本体から前記ロータコアに向かって折り曲げられた複数の折曲部を有し、
    前記複数の折曲部の切断面が前記複数の端板固定孔の内側面に当接しつつ前記複数の折曲部が前記複数の端板固定孔にそれぞれ圧入されることにより、前記端板が前記一方の端面に固定されていることを特徴とするモータ。
  2. 請求項1に記載のモータであって、
    前記複数の端板固定孔のそれぞれが長孔であり、
    前記複数の折曲部のそれぞれが、対応する長孔の両側の辺に重なる2つの切断面の間の部位を前記ロータコアに向かって折り曲げたものであることを特徴とするモータ。
  3. 請求項1または2に記載のモータであって、
    前記端板の前記本体から前記ロータコアに向かって突出する前記複数の折曲部の突出高さが、前記端板の厚さよりも大きいことを特徴とするモータ。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載のモータであって、
    前記複数の折曲部の前記切断面のバリの向きが、前記切断面から前記端板の前記本体に向かう方向であることを特徴とするモータ。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載のモータであって、
    前記複数の端板固定孔が前記複数の磁石保持孔よりも前記中心軸を中心とする径方向内側に位置することを特徴とするモータ。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載のモータであって、
    前記ロータコアが、略円板状の金属の薄板を前記中心軸方向に積層して形成されていることを特徴とするモータ。
  7. 請求項6に記載のモータであって、
    前記端板の前記本体から前記ロータコアに向かって突出する前記複数の折曲部の突出高さが、前記ロータコアにて積層される前記薄板の厚さと前記端板の厚さとの和よりも大きいことを特徴とするモータ。
  8. 請求項6または7に記載のモータであって、
    前記ロータコアにおいて、各薄板と隣接する薄板とが、プレス加工により一方の薄板に形成された突起が他方の薄板の凹部または孔部に圧入されることにより接合されていることを特徴とするモータ。
  9. 請求項1ないし5のいずれかに記載のモータであって、
    前記複数の磁石保持孔が前記中心軸に沿って伸びる貫通孔であり、
    前記ロータ部が、前記ロータコアの前記中心軸方向における他方の端面上に配置され、前記他方の端面において前記複数の磁石保持孔のそれぞれの開口の少なくとも一部を覆うことにより前記複数の界磁用磁石の前記複数の磁石保持孔からの脱離を防止するもう1つの端板をさらに備え、
    前記ロータコアが前記他方の端面に複数の端板固定孔を有し、前記もう1つの端板が、プレス加工による切断および折り曲げにより前記もう1つの端板の本体から前記ロータコアに向かって折り曲げられた複数の折曲部を有し、
    前記複数の折曲部の切断面が前記複数の端板固定孔の内側面に当接しつつ前記複数の折曲部が前記複数の端板固定孔にそれぞれ圧入されることにより、前記もう1つの端板が前記他方の端面に固定されていることを特徴とするモータ。
  10. 請求項9に記載のモータであって、
    前記ロータコアが、略円板状の金属の薄板を前記中心軸方向に積層して形成されており、
    前記複数の磁石保持孔が前記中心軸に沿って伸び、
    前記一方の端面における前記複数の端板固定孔と前記他方の端面における前記複数の端板固定孔とが前記中心軸に沿って伸びる同一の複数の貫通孔であることを特徴とするモータ。
  11. 電動式のモータが有するロータ部の製造方法であって、
    a)略円柱状のロータコアにおいて外側面に沿って配列されるとともに中心軸に沿って伸びる複数の磁石保持孔に複数の界磁用磁石をそれぞれ挿入する工程と、
    b)前記ロータコアの前記中心軸方向における一方の端面上に、前記複数の磁石保持孔のそれぞれの開口の少なくとも一部を覆うことにより前記複数の界磁用磁石の前記複数の磁石保持孔からの脱離を防止する端板を固定する工程と、
    を備え、
    前記ロータコアが前記一方の端面に複数の端板固定孔を有し、前記端板がプレス加工による切断および折り曲げにより前記端板の本体から折り曲げられた複数の折曲部を有し、
    前記b)工程において、前記複数の折曲部の切断面が前記複数の端板固定孔の内側面に当接しつつ前記複数の折曲部が前記複数の端板固定孔にそれぞれ圧入されることにより、前記端板が前記一方の端面に固定されることを特徴とするロータ部の製造方法。
  12. 請求項11に記載のロータ部の製造方法において、前記複数の磁石保持孔が前記中心軸に沿って伸びる貫通孔であり、
    前記ロータ部の製造方法が、
    c)前記ロータコアの前記中心軸方向における他方の端面上に、前記複数の磁石保持孔のそれぞれの開口の少なくとも一部を覆うことにより前記複数の界磁用磁石の前記複数の磁石保持孔からの脱離を防止するもう1つの端板を固定する工程をさらに備え、
    前記ロータコアが前記他方の端面に複数の端板固定孔を有し、前記もう1つの端板がプレス加工による切断および折り曲げにより前記もう1つの端板の本体から折り曲げられた複数の折曲部を有し、
    前記c)工程において、前記複数の折曲部の切断面が前記複数の端板固定孔の内側面に当接しつつ前記複数の折曲部が前記複数の端板固定孔にそれぞれ圧入されることにより、前記もう1つの端板が前記他方の端面に固定されることを特徴とするロータ部の製造方法。
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