JP2009213043A - 輻輳回避方法、ネットワークノード、通信システム、および装置のプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】監視対象値が予め定められた閾値を越えるか否かに基づいて自ネットワークノードが輻輳状態であるかどうかを監視する監視手段を主制御部とは別個に備える。さらに、その監視手段により自ネットワークノードが輻輳状態であると判定された時、自ネットワークノードの状態通知を隣接ネットワークノードに送信する状態通知手段を備える。
【選択図】図1
Description
このような状態が続いてしまうと、ネットワークノードを経由する通信に対して長時間に渡って悪影響を及ぼす虞があった。また、ネットワークノードが停止状態に陥ることで、ネットワーク全体に影響を及ぼす虞があった。
本実施形態は、図1に示すように、ネットワークを介してデータの送受信を行うネットワークノードについて、そのデータ送受信に関する主制御部などにおける監視対象値が予め定められた閾値(第1の閾値)を越えるか否かに基づいて、そのネットワークノード(自装置)が輻輳状態であるかどうかを監視する監視手段が主制御部とは別個に設けられて構成される。
また、上記の監視手段により自ネットワークノードが輻輳状態であると判定された時、ネットワークを介して接続された隣接ネットワークノードに、自ネットワークノードの状態通知を送信する状態通知手段を備える。
こうして輻輳監視エンジンから隣接ネットワークノードへ状態通知を行うことにより、短時間でのネットワーク切替えを可能とし、サービスの継続を可能とする。
図2は、本実施形態によりネットワーク輻輳時における装置内輻輳回避方法を実現するシステム構成を示すブロック図である。
このため、隣接ネットワークノードA9がネットワークノード1を障害と判断する前にネットワークを切替えることが可能となり、通信システム全体としてのデータ転送を継続することが可能となる。
輻輳監視エンジン6は、CPU情報やバッファ情報が送られてきたことをトリガとして装置内の監視を開始する。そのため、輻輳監視エンジン6は通常、待ち受け状態で待機しており(ステップS1)、予めスイッチ/制御部におけるメインCPU8の使用率やインタフェース部におけるバッファの容量の閾値(第2の閾値)を設定しておく。閾値に関しては、運営上や装置などによりメインCPUなどの処理が異なるため、自由に設定できるものとする。
すなわち、ステップS4の判断では、予め定められた一定時間(数秒)の間、閾値(第1の閾値)を超えた状態が継続された場合に、輻輳監視エンジン6はメインCPU8が輻輳状態であると判断し、ステップS5による状態通知の送信を行う。
すなわち、輻輳監視エンジン6による輻輳監視は、特にメインCPUの使用率を監視対象値とすることが好ましいが、インタフェース部2内のバッファ3使用率や、インタフェース部2内のデータ流量情報などを監視対象値としても、同様の処理により本実施形態の機能を実現することができる。また、監視対象値はこれらの組み合わせであってもよい。
ネットワークノード1は、輻輳状態から回復した時点では、隣接ネットワークノード9に対して送信禁止の状態通知を出しているため、この状態通知によりネットワークの送信経路が切り替えられている。このため、ネットワークノード1を再起動およびリセットすることで、ネットワークノードの処理の復活を待つよりも早くネットワークの送信経路を復旧させることができる。
一般に、ネットワーク内に配備されたネットワークノード1は、バーストトラフィックやDOS攻撃などによりトラフィックが急激に増加した際、ネットワークノードの処理能力の限界を超えてしまい、輻輳状態に陥る。ネットワークノードはメインCPUの処理能力の限界に達するまで動作し続けるため、ネットワークノードとしての通常処理が困難になり、長い時間サービスに影響を及ぼす。
そこで、メインCPUとは独立して動作する輻輳監視エンジン6を備えることで、メインCPU8が処理できない、隣接ネットワークノード9への状態通知を代理で行う。このことにより、短時間でのネットワークの送信経路切替を実現し、ネットワーク全体としてのサービスへの影響を最小限に抑えることを可能とする。
例えば、上述した実施形態では、状態通知は、送信を禁止とする通知として隣接するネットワークノードに送信されることとして説明したが、輻輳回避につながるものであればこのものに限定されず、例えば送信待ちにするよう指示する通知であってもよい。
この構成である場合、上述した図6に示すステップS2の動作は、メインCPU8の使用率が設定された閾値を超過した時、メインCPU8が輻輳監視エンジン6に監視動作開始指示を送信することとなる。輻輳監視エンジン6は、送られてきた監視動作開始指示を受け取ることで動作を開始し、スイッチ/制御部のメインCPU8の使用率やインタフェース部の流量情報やバッファに関する監視動作を行う。
この場合、上記の記録媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記録媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
すなわち、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記録媒体および該記録媒体から読み出された信号は本発明を構成することになる。
この記録媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリーカード、ROM等を用いてよい。
2 インタフェース部
3 バッファ
4 フォワーディングエンジン
5 物理インタフェース
6 輻輳監視エンジン
8 メインCPU(主制御部の一例)
9、10 隣接ネットワークノード
Claims (22)
- ネットワークを介してデータの送受信を行うネットワークノードにおける輻輳回避方法であって、
主制御部とは別個に設けられた監視手段が、監視対象値が予め定められた第1の閾値を越えるか否かに基づいて前記ネットワークノードが輻輳状態であるかどうかを監視する監視工程と、
前記監視工程により前記ネットワークノードが輻輳状態であると判定された場合、該ネットワークノードの状態通知を当該ネットワークノードに接続された隣接ネットワークノードに送信する状態通知工程と、を備えたことを特徴とする輻輳回避方法。 - 前記監視工程では、前記監視対象値が予め定められた第1の閾値を越えた状態が、予め定められた一定時間の間、継続した場合、前記ネットワークノードが輻輳状態であると判定することを特徴とする請求項1記載の輻輳回避方法。
- 前記監視工程は、監視対象値が予め定められた第2の閾値を越えた時に開始されることを特徴とする請求項1または2記載の輻輳回避方法。
- 前記監視手段による監視対象は、監視対象値が予め定められた第2の閾値を越えた時に当該越えた旨を前記監視手段に送信し、
前記監視工程は、該越えた旨の送信を受けてから開始されることを特徴とする請求項3記載の輻輳回避方法。 - 前記監視対象値は、送受信されるデータの流量情報、バッファ使用率情報、メインCPUの使用率情報の少なくとも何れかであることを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の輻輳回避方法。
- 前記監視手段は、隣接ネットワークノードを接続させるインタフェース部に配設され、
前記状態通知は、該インタフェース部が接続された隣接ネットワークノードに送信されることを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載の輻輳回避方法。 - 前記状態通知は、前記ネットワークノードへのデータ送信禁止指示を含むことを特徴とする請求項1から6の何れか1項に記載の輻輳回避方法。
- ネットワークを介してデータの送受信を行うネットワークノードであって、
監視対象値が予め定められた第1の閾値を越えるか否かに基づいて前記ネットワークノードが輻輳状態であるかどうかを監視する監視手段を主制御部とは別個に備えると共に、
前記監視手段により前記ネットワークノードが輻輳状態であると判定された時、該ネットワークノードの状態通知を当該ネットワークノードに接続された隣接ネットワークノードに送信する状態通知手段を備えたことを特徴とするネットワークノード。 - 前記監視手段は、前記監視対象値が予め定められた第1の閾値を越えた状態が、予め定められた一定時間の間、継続した場合、前記ネットワークノードが輻輳状態であると判定することを特徴とする請求項8記載のネットワークノード。
- 前記監視手段は、監視対象値が予め定められた第2の閾値を越えた時に、前記ネットワークノードが輻輳状態であるかどうかの監視を開始することを特徴とする請求項8または9記載のネットワークノード。
- 前記監視手段による監視対象は、監視対象値が予め定められた第2の閾値を越えた時に当該越えた旨を前記監視手段に送信し、
前記監視手段は、該越えた旨の送信を受けてから監視を開始することを特徴とする請求項10記載のネットワークノード。 - 前記監視対象値は、送受信されるデータの流量情報、バッファ使用率情報、メインCPUの使用率情報の少なくとも何れかであることを特徴とする請求項8から11の何れか1項に記載のネットワークノード。
- 前記監視手段は、隣接ネットワークノードを接続させるインタフェース部に配設され、
前記状態通知は、該インタフェース部が接続された隣接ネットワークノードに送信されることを特徴とする請求項8から12の何れか1項に記載のネットワークノード。 - 前記状態通知は、前記ネットワークノードへのデータ送信禁止指示を含むことを特徴とする請求項8から13の何れか1項に記載のネットワークノード。
- 請求項8から14の何れか1項に記載のネットワークノードの複数がネットワークを介して接続されて構成されたことを特徴とする通信システム。
- ネットワークを介してデータの送受信を行うネットワークノードのプログラムであって、
主制御部とは別個に設けられた監視手段が、監視対象値が予め定められた第1の閾値を越えるか否かに基づいて前記ネットワークノードが輻輳状態であるかどうかを監視する監視処理と、
前記監視処理により前記ネットワークノードが輻輳状態であると判定された場合、該ネットワークノードの状態通知を当該ネットワークノードに接続された隣接ネットワークノードに送信する状態通知処理と、を前記ネットワークノードのコンピュータに実行させることを特徴とするネットワークノードのプログラム。 - 前記監視処理では、前記監視対象値が予め定められた第1の閾値を越えた状態が、予め定められた一定時間の間、継続した場合、前記ネットワークノードが輻輳状態であると判定することを特徴とする請求項16記載のネットワークノードのプログラム。
- 前記監視処理は、監視対象値が予め定められた第2の閾値を越えた時に開始されることを特徴とする請求項16または17記載のネットワークノードのプログラム。
- 前記監視手段による監視対象は、監視対象値が予め定められた第2の閾値を越えた時に当該越えた旨を前記監視手段に送信し、
前記監視処理は、該越えた旨の送信を受けてから開始されることを特徴とする請求項18記載のネットワークノードのプログラム。 - 前記監視対象値は、送受信されるデータの流量情報、バッファ使用率情報、メインCPUの使用率情報の少なくとも何れかであることを特徴とする請求項16から19の何れか1項に記載のネットワークノードのプログラム。
- 前記監視手段は、隣接ネットワークノードを接続させるインタフェース部に配設され、
前記状態通知は、該インタフェース部が接続された隣接ネットワークノードに送信されることを特徴とする請求項16から20の何れか1項に記載のネットワークノードのプログラム。 - 前記状態通知は、前記ネットワークノードへのデータ送信禁止指示を含むことを特徴とする請求項16から21の何れか1項に記載のネットワークノードのプログラム。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008056312A JP2009213043A (ja) | 2008-03-06 | 2008-03-06 | 輻輳回避方法、ネットワークノード、通信システム、および装置のプログラム |
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JP2008056312A Pending JP2009213043A (ja) | 2008-03-06 | 2008-03-06 | 輻輳回避方法、ネットワークノード、通信システム、および装置のプログラム |
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Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1065687A (ja) * | 1996-08-21 | 1998-03-06 | Nec Corp | Atm網輻輳制御システム |
JP2002252640A (ja) * | 2001-02-23 | 2002-09-06 | Fujitsu Ltd | ネットワーク中継装置及び方法並びにシステム |
JP2003092593A (ja) * | 2001-09-19 | 2003-03-28 | Nec Eng Ltd | 輻輳制御を考慮した経路選択制御機能付きノード及びこれを適用したネットワークにおける経路選択制御方式 |
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2008
- 2008-03-06 JP JP2008056312A patent/JP2009213043A/ja active Pending
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