JP2007018243A - 監視システム - Google Patents
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Abstract
【課題】被監視装置からの通知情報が失われることを無くし、信頼性を向上させた監視システムを提供すること。
【解決手段】監視装置の前段にTRAPを保持機能を有するTRAP受信専用装置4を配置し、全てのTRAPをTRAP受信専用装置4に一旦蓄積したのち、監視装置(現用系監視装置3−0、予備系監視装置3−1)に転送するようにする。現用系監視装置3−0は転送されたTRAPを受信保持しネットワークNWの監視に用いる。さらに冗長切替えにより新現用系となった予備系監視装置3−1は、自身に保持する過去のTRAP受信時刻から最新時刻までのTRAPをTRAP受信専用装置4から取得し、監視処理を継続するようにする。このようにしたので被監視装置から発報されるTRAPが失われることが無くなり、監視システムの信頼性を向上させることが可能になる。
【選択図】 図1
【解決手段】監視装置の前段にTRAPを保持機能を有するTRAP受信専用装置4を配置し、全てのTRAPをTRAP受信専用装置4に一旦蓄積したのち、監視装置(現用系監視装置3−0、予備系監視装置3−1)に転送するようにする。現用系監視装置3−0は転送されたTRAPを受信保持しネットワークNWの監視に用いる。さらに冗長切替えにより新現用系となった予備系監視装置3−1は、自身に保持する過去のTRAP受信時刻から最新時刻までのTRAPをTRAP受信専用装置4から取得し、監視処理を継続するようにする。このようにしたので被監視装置から発報されるTRAPが失われることが無くなり、監視システムの信頼性を向上させることが可能になる。
【選択図】 図1
Description
この発明は、監視装置により通信ネットワークを監視する監視システムに関する。特にこの発明は、監視装置が現用系と予備系とを備えて冗長構成をなし、プロトコルにSNMPを用いるシステムに関する。
冗長構成をなす通信装置では、系切換えに伴う通信品質の劣化を防止することが重要である(例えば特許文献1を参照)。冗長構成は監視装置などにも採用されており、通信品質の劣化だけでなく系切換えに伴う種々の課題がある。
監視装置と被監視装置とのプロトコルには、再送などが無くシンプルかつ軽実装なSNMP TRAP(Simple Network Management Protocol TRAP)が使用されることが多い。このプロトコルのもとでは、監視装置は被監視装置から通知されるTRAPを拠り所としてネットワークを監視する。監視装置を冗長構成とするには汎用マシンを予備系装置に転用するのが一般的である。
監視装置と被監視装置とのプロトコルには、再送などが無くシンプルかつ軽実装なSNMP TRAP(Simple Network Management Protocol TRAP)が使用されることが多い。このプロトコルのもとでは、監視装置は被監視装置から通知されるTRAPを拠り所としてネットワークを監視する。監視装置を冗長構成とするには汎用マシンを予備系装置に転用するのが一般的である。
ところで二重化された監視装置においては、冗長切換えに際してマシン間での機能の引継ぎや共通IPアドレス(冗長構成のマシン間で共通に使用される1つの仮想的なIPアドレス)の受け渡しなどの処理を要し、その間ある程度の時間がかかる。引継ぎが完全でない状態では監視装置はTRAPを受信できず、しかも再送の仕組みがないために受信できなかったTRAPの履歴が残らないことになる。
特開平8−307975号公報
以上のようにSNMPを用いる既存のシステムでは、現用系故障や定期点検に伴う冗長切替の際などに監視装置がTRAPを受信できず、TRAPが失われる場合がある。このため24時間連続監視が制限されたり、監視機能の信頼性が低下したりすることから何らかの対処が望まれる。
この発明は上記事情によりなされたもので、その目的は、被監視装置からの通知情報が失われることを無くし、信頼性を向上させた監視システムを提供することにある。
この発明は上記事情によりなされたもので、その目的は、被監視装置からの通知情報が失われることを無くし、信頼性を向上させた監視システムを提供することにある。
上記目的を達成するためにこの発明の一態様によれば、現用系および予備系を備えて冗長化され、ネットワーク監視プロトコルを用いて被監視装置を監視する監視装置と、前記被監視装置と前記監視装置との通信経路の途中に設置される専用装置とを具備し、前記専用装置は、前記被監視装置から前記ネットワーク監視プロトコルのもとで発報される通知情報を受信して蓄積する手段と、前記蓄積した通知情報を前記監視装置に転送する手段とを備え、前記監視装置は、現用系として動作中に前記転送された通知情報を保持する手段と、冗長切替えにより予備系から現用系に切り替わった場合に、自装置に保持する最新の通知情報の受信時刻から現時刻までの通知情報を前記専用装置から取得する手段とを備えることを特徴とする監視システムが提供される。特に、ネットワーク監視プロトコルはSNMP(Simple Network Management Protocol)であり、通知情報はTRAPである。
このような手段を講じることにより、監視装置構成の前段に専用装置が配置される。専用装置は、監視装置を構成する汎用マシンよりも故障率の低いマシンを用いると良い。専用装置は被監視装置から発報されたTRAPを受信し、一定期間分、少なくとも監視装置の冗長切替えに要する期間のTRAPを蓄積する。その容量は被監視装置により形成されるネットワークの規模に応じて設定される。監視装置は専用装置から転送されるTRAPにより被監視装置を監視する。現用系と予備系との冗長切替えの実行中であっても、TRAPは専用装置において蓄積される。そして、予備系から新現用系に切り替わった監視装置は、ただちに専用装置に蓄積されるTRAPを取得し、処理を継続する。このようにすることで、冗長切替に伴うTRAP受信不可時間帯を無くすることができ、現用系監視装置が動作した後は、TRAP受信履歴を抜けなく確認することができる。
この発明によれば、被監視装置からの通知情報が失われることがなくなるので、信頼性を向上させた監視システムを提供することができる。
図1は、この発明に係わる監視システムの実施の形態を示すシステム図である。図1において、ネットワークNWはルータ2を介して現用系監視装置3−0、予備系監視装置3−1に接続される。すなわち監視装置冗長構成例として2台冗長構成を示す。現用系監視装置3−0、予備系監視装置3−1共に、汎用マシンに監視機能およびSNMPを実装することで実現される。予備系監視装置3−1は現用系監視装置3−0の待機系として動作し、不具合が発生するとただちに冗長切替えが行われる。
現用系監視装置3−0は、ネットワークNWに属する複数の被監視装置11〜1nから通知される通知情報に基づいて各被監視装置11〜1nの動作状態やネットワークNWを監視する。監視プロトコルとしてはSNMPが代表的であり、このプロトコルにおいて各被監視装置11〜1nから発報される通知情報はTRAPと称する。
ところでこのシステムは、TRAP受信専用装置4を備える。TRAP受信専用装置4は被監視装置11〜1nと現用系監視装置3−0(予備系監視装置3−1)との通信経路の途中に設置され、要するに監視装置構成の前段に配置される。TRAP受信専用装置4は現用系監視装置3−0(予備系監視装置3−1)を構成する汎用マシンよりも故障率の低い専用機を利用する。
TRAP受信専用装置4は、被監視装置11〜1nから発報されるTRAPを、現用系監視装置3−0(予備系監視装置3−1)に達する前に受信し、蓄積する機能を有する。その容量は、少なくとも冗長切替時間中に受信する全てのTRAPを十分に蓄積可能な容量とする。さらにTRAP受信専用装置4は、一旦蓄積したTRAPを現用系監視装置3−0に転送する機能を有する。これらの機能はいずれもTRAP受信専用装置4に搭載されるソフトウェアにより実現される。
一方、現用系監視装置3−0はTRAP受信専用装置4から転送されるTRAPを受信保持する機能と、TRAP受信専用装置4から取得したTRAPをマージ(merge)する機能とを備える。すなわち現用系監視装置3−0は、TRAP受信専用装置4に一旦蓄積されたTRAPを用いてネットワークNWを監視する。図1において、例えば被監視装置11からTRAPが発報されると、このTRAPはTRAP受信専用装置4により一旦受信保持されたのち、現用系監視装置3−0に転送される。現用系監視装置3−0は、転送されたTRAPを受信したのち、一定期間分のTRAPを保持する。
図2に示すように、現用系監視装置3−1に障害が生じると冗長切替が実行され、予備系監視装置3−1が新現用系としての動作を開始する。予備系監視装置3−1は、前回に現用系として動作している状態において取得したTRAPを保持しており、過去のTRAP受信時刻(保持するTRAPうち最新のものの受信時刻)から最新時刻(現時刻)までのTRAPをTRAP受信専用装置4から取得する。そうして予備系監視装置3−1は、取得したTRAPを自身が保持するTRAP履歴とマージし、その後は新たに転送されるTRAPを受信保持する。これにより予備系監視装置3−1は現用系監視装置3−0の保持するものと同じTRAPをTRAP受信専用装置4から取得することができ、データの抜けなく監視処理を継続することが可能になる。このようにすることで、現用系故障や定期点検に伴う冗長切替にてTRAP受信不可時間帯を無くすことができ、切替後はTRAP受信履歴を抜けなく確認することができる。
図3に示すように既存の監視システムは、TRAP受信専用装置4を備えていない。このため図4に示すように、TRAPは被監視装置から発報されたのち直接的に監視装置に達することになる。しかしながら冗長切替え時においてはTRAPを受信する機能が一時的に停止されるため、その間のTRAPが失われることになる。
これに対し本実施形態では、監視装置の前段にTRAPを保持機能を有するTRAP受信専用装置4を配置し、全てのTRAPをTRAP受信専用装置4に一旦蓄積したのち、監視装置(現用系監視装置3−0、予備系監視装置3−1)に転送するようにする。現用系監視装置3−0は転送されたTRAPを受信保持しネットワークNWの監視に用いる。さらに冗長切替えにより新現用系となった予備系監視装置3−1は、自身に保持する過去のTRAP受信時刻から最新時刻までのTRAPをTRAP受信専用装置4から取得し、監視処理を継続するようにする。このようにしたので被監視装置から発報されるTRAPが失われることが無くなり、監視システムの信頼性を向上させることが可能になる。
なお、この発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。
11〜1n…被監視装置、2…ルータ、3−0…現用系監視装置、3−1…予備系監視装置、4…TRAP受信専用装置、NW…ネットワーク
Claims (2)
- 現用系および予備系を備えて冗長化され、ネットワーク監視プロトコルを用いて被監視装置を監視する監視装置と、
前記被監視装置と前記監視装置との通信経路の途中に設置される専用装置とを具備し、
前記専用装置は、
前記被監視装置から前記ネットワーク監視プロトコルのもとで発報される通知情報を受信して蓄積する手段と、
前記蓄積した通知情報を前記監視装置に転送する手段とを備え、
前記監視装置は、
現用系として動作中に前記転送された通知情報を保持する手段と、
冗長切替えにより予備系から現用系に切り替わった場合に、自装置に保持する最新の通知情報の受信時刻から現時刻までの通知情報を前記専用装置から取得する手段とを備えることを特徴とする監視システム。 - 前記ネットワーク監視プロトコルはSNMP(Simple Network Management Protocol)であり、前記通知情報はTRAPであることを特徴とする請求項1に記載の監視システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005198908A JP2007018243A (ja) | 2005-07-07 | 2005-07-07 | 監視システム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2005198908A JP2007018243A (ja) | 2005-07-07 | 2005-07-07 | 監視システム |
Publications (1)
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JP2007018243A true JP2007018243A (ja) | 2007-01-25 |
Family
ID=37755367
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005198908A Pending JP2007018243A (ja) | 2005-07-07 | 2005-07-07 | 監視システム |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2007018243A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008077216A (ja) * | 2006-09-19 | 2008-04-03 | Toshiba Corp | ネットワーク監視方法 |
JP2018067178A (ja) * | 2016-10-20 | 2018-04-26 | 株式会社東芝 | プログラム更新方法 |
CN110554935A (zh) * | 2018-05-31 | 2019-12-10 | 阿自倍尔株式会社 | 设施监视***、以及设施监视***中的通信方法 |
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2005
- 2005-07-07 JP JP2005198908A patent/JP2007018243A/ja active Pending
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