JP2009204558A - バックアップコンデンサの容量診断方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】短時間でバックアップコンデンサの容量診断を実施できるバックアップコンデンサ容量診断方法を提供する。
【解決手段】電源の電圧に基づき目標昇圧電圧に昇圧し、バックアップコンデンサを充電する第1ステップと、電圧が昇圧電圧規定範囲内で安定しているか否かを判断する第2ステップと、第2ステップで昇圧電圧規定範囲内で安定していると判断されたとき、昇圧を停止して、所定の負荷に放電を開始する3ステップと、第3ステップで放電が開始した時刻におけるバックアップコンデンサの第1電圧を取得する第4ステップと、放電を開始してから第1一定時間経過した時刻におけるバックアップコンデンサの第2電圧を取得する第5ステップと、第1電圧と第2電圧との電位差を算出する第6ステップと、第6ステップにより算出された電位差と閾値電位差とを比較して、バックアップコンデンサの容量が正常であるか否かを判定する第7ステップとを具備する。
【選択図】図3

Description

本発明は、エアバッグ装置を作動させるための電源をバックアップするバックアップコンデンサの容量を診断するバックアップコンデンサの容量診断方法に関する。
乗員を二次衝突から保護するために乗員保護装置としてエアバッグ装置が車両に装備されている。エアバッグ装置は、衝突による衝撃を検知してエアバッグを展開し、車内の乗員を保護するものであるが、衝突によりエアバッグ装置の電源に損傷を受けると、エアバッグ装置の着火回路(スクイブ)に給電されず、スクイブが着火せずに、エアバッグが展開できなくなる。そのため、乗員保護装置には、電源をバックアップするためのバックアップコンデンサが設けられ、スクイブが所定時間着火するのに必要な電圧までバックアップコンデンサを充電しておくことにより、衝突時に電源が損傷したとしてもエアバッグの展開に必要な電力がバックアップコンデンサより供給されるようになっている。
ところが、バックアップコンデンサは、製造不良や経年劣化により容量不足の場合には、エアバッグの展開に必要なだけの電荷を充電することができないことから、バックアップコンデンサの容量診断を実施して、容量不足等、バックアップコンデンサに係る不具合が生じている場合には、乗員にバックアップコンデンサの不具合を通知するべく警告灯を点灯している。
バックアップコンデンサの容量を診断する先行技術して、特許文献1がある。特許文献1には、一定電圧までバックアップコンデンサを充電した後、バックアップコンデンサの放電を開始し、放電開始からの降下電圧が一定電位差となるまでの故障診断時間を計測して、その故障診断時間に基づいてバックアップコンデンサの容量が正常か否かを判断することが記載されている。
特開2003−127822号公報
しかしながら、特許文献1では、バックアップコンデンサの電圧が放電を開始してから一定電位差に電圧降下するまでの故障診断時間を計測するが、故障診断時間はバックアップコンデンサの容量により異なる。エアバッグ装置は搭載される車両の車種によりその種類が異なり、スクイブを着火してエアバッグを展開するために必要とされるバックアップコンデンサの容量も車種に応じて異なり、グレードの高い車種では、バックアップコンデンサの容量の大きな高性能なコンデンサを使用する必要がある。また、バックアップコンデンサを放電する際、エアバッグ装置に搭載される加速度センサ等の負荷が車種により異なることから、負荷電流が異なり故障診断時間が異なる。
そのため、バックアップ性能が高いバックアップコンデンサほど故障診断時間が長くなり、故障診断後に実施される衝突判定開始が遅れるという問題点がある。例えば、容量9400μFの高性能なバックアップコンデンサの場合、故障診断時間が最大1.5秒と長時間を要する。そのため、最長故障診断時間を診断時間として想定して、システム立ち上げのタイムスケジュールを組む必要があり、衝突開始判定が一律に遅れてしまうという問題がある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、故障診断時間をバックアップコンデンサの容量や負荷に依存することなく一定の短時間でバックアップコンデンサの容量診断を実施できるバックアップコンデンサの容量診断方法を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明によれば、エアバッグ装置を作動させるための電源をバックアップするためのバックアップコンデンサの容量診断方法であって、前記電源から電圧が供給されると、前記電源の電圧に基づき目標昇圧電圧に昇圧し、前記バックアップコンデンサを充電する第1ステップと、前記バックアップコンデンサの電圧が昇圧電圧規定範囲内で安定しているか否かを判断する第2ステップと、前記第2ステップで前記バックアップコンデンサの電圧が前記昇圧電圧規定範囲内で安定していると判断されたとき、昇圧を停止して、所定の負荷に前記バックアップコンデンサの電荷の放電を開始する3ステップと、前記第3ステップで前記バックアップコンデンサの電荷の放電が開始した時刻における前記バックアップコンデンサの第1電圧を取得する第4ステップと、前記バックアップコンデンサの放電を開始してから第1一定時間経過した時刻における前記バックアップコンデンサの第2電圧を取得する第5ステップと、前記第1電圧と前記第2電圧との電位差を算出する第6ステップと、前記第6ステップにより算出された前記電位差と閾値電位差とを比較して、前記バックアップコンデンサの容量が正常であるか否かを判定する第7ステップとを具備したバックアップコンデンサの容量診断方法が提供される。
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明において、前記第2ステップは、前記バックアップコンデンサの電圧が、前記昇圧電圧規定範囲内の所定電圧に達してから第2一定時間、前記昇圧電圧規定範囲内であるときに、前記バックアップコンデンサが安定していると判断するバックアップコンデンサの容量診断方法が提供される。
請求項3記載の発明によれば、請求項1記載の発明において、前記電源より電圧が供給されてから第3一定時間が経過しても前記第2ステップにより前記バックアップコンデンサの電圧が安定していると判断できない場合は、前記バックアップコンデンサの診断を停止して、その旨を通知するステップを更に具備したバックアップコンデンサの容量診断方法が提供される。
請求項4記載の発明によれば、請求項1記載の発明において、前記閾値電位差は、前記昇圧電圧規定範囲内の電圧を放電開始電圧とし、前記放電開始電圧と、前記バックアップコンデンサの許容容量下限値を有するコンデンサ及び前記所定の負荷の負荷抵抗の下で該コンデンサを放電した時の前記第1一定時間経過時における前記コンデンサの電圧との電位差に基づき、設定されるバックアップコンデンサの容量診断方法が提供される。
請求項1記載の発明によると、バックアップコンデンサの電圧が安定したときに、バックアップコンデンサの昇圧を停止し、バックアップコンデンサの電荷を第1一定時間放電し、第1一定時間が経過するまでのバックアップコンデンサの電位差に基づいて、バックアップコンデンサの容量が正常であるか否かを判定するので、バックアップコンデンサの容量診断時間がバックアップコンデンサや負荷抵抗に依存することなく一定時間となり、診断時間を短時間にすることができる。
請求項2記載の発明によると、バックアップコンデンサの電圧が昇圧電圧規定範囲の所定電圧になってから第2一定時間昇圧電圧規定範囲内であるときに、バックアップコンデンサが安定していると判断するので、バックアップコンデンサの電圧が昇圧電圧規定範囲内で多少変動していても、バックアップコンデンサの放電を開始することができ、診断時間を短時間とすることができる。
請求項3記載の発明によると、昇圧電圧が昇圧規定電圧範囲外に亘って激しく変化するバックアップコンデンサが接続されていない場合や昇圧回路の不具合によりバックアップコンデンサの電圧が昇圧電圧規定範囲に到達しない場合等、バックアップコンデンサの電圧が安定していないことを検知し、バックアップコンデンサの診断を停止して、その旨を乗員に通知できる。
請求項4記載の発明によると、昇圧電圧規定範囲内の電圧を放電開始電圧として、バックアップコンデンサの許容容量下限値を有するコンデンサ及び所定の負荷の負荷抵抗の下で該コンデンサを放電した時の第1一定時間経過時におけるコンデンサの電圧に基づき、許容容量下限値が保証されるように閾値電圧差を設定するので、負荷抵抗の変動やバックアップコンデンサの放電開始電圧に変動があっても、確実にバックアップコンデンサの容量が正常であるか否かを判断できる。
図1は本発明の実施形態に係るバックアップコンデンサの容量診断方法を実施するための診断装置の概略構成図である。図1に示すように、バックアップコンデンサの容量診断装置は、ダイオードD1,D2、平滑コンデンサC0、昇圧回路2、電圧センサ4、ダイオードD3、A/D変換器6、降圧回路7、CPU8及びスクイブ10を具備する。
ダイオードD1は、バックアップコンデンサC1からの逆電流を阻止するためのダイオードであり、アノードが端子VAに接続され、カソードが降圧回路7を通してCPU8、及びスクイブ10に接続されている。端子VAは、イグニッションスイッチIG_SWを通して、バッテリ(例えば、13.5Vバッテリ)Bの正極に接続されている。
ダイオードD2は、平滑コンデンサC0からの逆電流を阻止するためのダイオードであり、アノードが端子VBに接続され、カソードが平滑コンデンサC0の正極及びインダクタLの一端に接続されている。端子VBは、イグニッションスイッチIG_SWを通して、バッテリBの正極に接続されている。
昇圧回路2は、インダクタL、抵抗R1,R2、スイッチング素子Q、ダイオードD3及びバックアップコンデンサC1を有する。インダクタLは、一端が平滑コンデンサC0の正極及びダイオードD2のカソードに接続され、他端がスイッチング素子Qのドレイン及びダイオードD3のアノードに接続されている。抵抗R1は、一端がCPU8及び抵抗R2の一端に接続され、他端が接地されている。抵抗R2は、一端が抵抗R1の一端及びCPU8に接続され、他端がスイッチング素子Qのゲートに接続されている。
スイッチング素子Qは、ドレインがインダクタLの他端及びダイオードD3のアノードに接続され、ソースが接地されている。ゲートには、抵抗R2を通して、CPU8から昇圧のためのパルス制御信号が入力されて、CPU8の制御によりスイッチング素子QがON/OFFする。ダイオードD3のアノードは、インダクタLの他端及びスイッチング素子Qのドレインに接続され、カソードがバックアップコンデンサC1の正極及びダイオードD4のアノードに接続されている。バックアップコンデンサC1は、正極がダイオードD3のカソード及びダイオードD4のアノードに接続され、負極が接地されている。
昇圧回路2の動作は以下の通りである。イグニッションスイッチIG_SWがONされると、端子VBにバッテリBが接続されて、ダイオードD2,D3がONし、平滑コンデンサC0及びバックアップコンデンサC1が端子VBのバッテリBの電圧に等しくなるまで充電される。スイッチング素子Qにハイレベルのパルス制御信号が入力されると、スイッチング素子QがONする。スイッチング素子QがONすると、端子VBからインダクタL及びスイッチング素子Qを通して、電流が流れる。
スイッチング素子Qにローレベルのパルス制御信号が入力されると、スイッチング素子QがOFFする。スイッチング素子QがOFFすると、インダクタLに蓄積された磁気エネルギーにより、インダクタLのダイオードD3のアノード側の他端を正とする方向に逆起電力が発生し、昇圧されて、ダイオードD3がONし、バックアップコンデンサC1が充電される。
このときの端子VBの電圧V1、昇圧電圧V2とすると、昇圧比(=V2/V1)は、((Ton+Toff)/Toff)となり、スイッチング素子QをON/OFFするデューティ比によって決定される。Tonは、スイッチング周期内でスイッチング素子QがONしている時間、Toffはスイッチング周期内でスイッチング素子QがOFFしている時間である。CPU8はバックアップコンデンサC1の電圧が目標昇圧電圧となるようデューティ比を決定して、そのデューティ比に基づいてスイッチング素子QをON/OFFするためのパルス制御信号をスイッチング素子Qのゲートに出力して、昇圧回路2の昇圧動作を制御する。
電圧センサ4は、バックアップコンデンサC1に並列に接続されて、バックアップコンデンサC1の両端電圧(Vup電圧)を検出して、電圧に対応するアナログの検出信号をA/D変換器6に出力する。ダイオードD4は、端子VAからの逆電流を阻止するためのダイオードであり、アノードがバックアップコンデンサC1の正極及びダイオードD3のカソードに接続され、カソードが降圧回路7及びスクイブ10に接続されている。
A/D変換器6は、電圧センサ4からのアナログの検出信号を一定のサンプリング周期でサンプリングして所定ビットのディジタル信号に変換して、ディジタル信号をCPU8に入力する。降圧回路7は、ダイオードD4又はD1からの電圧をCPU8の動作電圧に降圧して、CPU8に給電する。バックアップコンデンサC1の電圧が昇圧回路2により昇圧されて端子VAの電圧よりも高くなると、ダイオードD1は逆バイアスされてOFFし、降圧回路7にはバックアップコンデンサC1からダイオードD4を通して、電圧が供給される。また、電圧センサ4やA/D変換器6には、バックアップコンデンサC1又はバッテリBより電圧が供給される。
スクイブ10には、バックアップコンデンサC1からダイオードD4を通して、又はバッテリBからダイオードD1を通して給電される。このため、端子VAが接続されるバッテリBが衝突時に損傷した場合には、バックアップコンデンサC1からダイオードD4を通して、降圧回路7よりCPU8に給電されるとともに、スクイブ10に給電される。従って、衝突時にバッテリBが損傷して使用不能になっても、エアバッグを展開することができるようになっている。尚、バックアップコンデンサC1からは、CPU8やスクイブ10に加えて、正面衝突や側面衝突を判断するための図示しない前後加速度を検出するフロントクラッシュセンサ、横加速度を検出するサイドインパクトセンサや前後・横加速度を検出するユニットセンサにも給電される。
CPU8は、後述するように、イグニッションスイッチIG_SWがONされると、バックアップコンデンサC1の容量診断を実行するための診断フェーズの初期化及び衝突判定を実行するための初期化を行ってから、バックアップコンデンサC1の容量を診断し、バックアップコンデンサC1のVup電圧が安定しないとき、バックアップコンデンサC1が接続されていない等を示す警告灯を点灯し、また、バックアップコンデンサC1の容量が許容下限値以下であり正常でないと診断した場合は、バックアップコンデンサC1の容量低下を示す警告灯を点灯する。バックアップコンデンサC1の容量の診断後、衝突判定を開始する。衝突であると判定した場合には、スクイブ10に着火信号を出力して、図示しないエアバッグを展開させる。
スクイブ10は、CPU8から着火信号が出力されると、バックアップコンデンサC1やバッテリBから給電される電力により、通電されて加熱され、エンハンサを着火してガス発生剤を燃焼させる。燃焼に生じた窒素ガスはインフレータからエアバッグに入り、エアバッグが展開し、乗員を保護する。
図2は、本発明の実施形態によるバックアップコンデンサC1の容量診断に係るCPU8の機能ブロック図である。図2に示すように、機能ブロックは、昇圧開始制御手段20、昇圧安定確認手段22、放電制御手段24、電位差算出手段26、電位差比較手段28及びリトライ制御手段30から成る。
昇圧開始制御手段20は、バックアップコンデンサC1の容量診断のために昇圧回路2の昇圧動作の開始を制御するものであり、イグニッションスイッチIG_SWがONされて、端子VAからCPU8に給電されると、診断フェーズ0に遷移してバックアップコンデンサC1の容量の診断を開始する状態に入る。その後、診断フェーズ1に遷移して診断を開始するため、端子VBの電圧(例えば、13.5V)及び昇圧下限電圧VLから昇圧上限電圧VHまでの昇圧電圧規定範囲内の昇圧目標電圧(例えば、VLとVH2の中間電圧22.5V)に基づくデューティ比でスイッチング素子QをON/OFFし、昇圧回路2を動作させ、バックアップコンデンサC1の充電を開始する。
昇圧安定確認手段22は、A/D変換器6から出力されるバックアップコンデンサC1のVup電圧に従って、昇圧回路2の昇圧動作により、Vup電圧が昇圧下限電圧VLと昇圧上限電圧VHとの昇圧電圧規定範囲内で安定しているか否か、例えば、Vup電圧が、昇圧電圧規定範囲内の所定電圧、例えば、昇圧下限電圧VLに達してから、一定時間、昇圧電圧規定範囲内であるか否かによりVup電圧が安定電圧であるか否かを判断し、Vup電圧が安定電圧でなれば、バックアップコンデンサC1の接続不良等であることを示す警告灯を点灯する。
Vup電圧が安定しない場合は、バックアップコンデンサC1の接続不良によりVup電圧が昇圧電圧規定範囲を超えて変動する場合や昇圧回路2の故障等によりバックアップコンデンサC1のVup電圧が昇圧電圧規定範囲に達しない場合であり、バックアップコンデンサC1によりエアバック装置を正常に作動させることができないのでその旨を示す警告灯を点灯する。Vup電圧が、昇圧下限電圧VLになってから、一定時間、昇圧電圧規定範囲内であるか否かによりVup電圧が安定電圧であるか否かを判断するので、Vup電圧が昇圧電圧規定範囲内で変動している場合にも、バックアップコンデンサC1の容量診断を開始でき、ノイズ等の外乱による誤判定を回避することができる。
放電制御手段24は、昇圧安定確認手段22によりVup電圧が安定電圧であることを確認すると、診断フェーズ2に遷移して、スイッチング素子QをOFFして、昇圧回路2の昇圧動作を一定時間(例えば、50msec)停止し、バックアップコンデンサC1の放電時間を制御する。
電位差算出手段26は、放電制御手段24の制御により、バックアップコンデンサC1の放電を開始した時刻のA/D変換器6の出力を放電開始電圧Vupstとしてサンプリングし、放電開始から一定時間(例えば、50msec)経過した時刻のA/D変換器6の出力を放電終了電圧Vup50としてサンプリングする。そして、次式(1)より電位差dVupを算出する。
dVup=Vupst−Vup50 ・・・(1)
電位差比較手段28は、電位差算出手段26により算出された電位差dVupが閾値電位差dVthよりも小であるか否かを判断し、閾値電位差dVthよりも小であれば、バックアップコンデンサC1が許容下限容量を越える容量を有し、診断結果が正常である旨を設定して、終了フェーズに遷移し、昇圧回路2を動作させて、バックアップコンデンサC1を目標昇圧電圧(22.5V)まで昇圧する。電位差dVupが閾値電位差Vth以上であれば、診断結果が異常である旨を設定する。
閾値電位差dVthは次のようにして設定される。バックアップコンデンサC1の放電を開始した時刻(t=0)の電圧をV0とすると、t秒後のバックアップコンデンサC1の電圧V(t)は、式(2)のようになる。
V(t)=V0×exp(−t/RC) ・・・ (2)
但し、RはバックアップコンデンサC1により給電されるCPU8等の負荷抵抗であり、CはバックアップコンデンサC1の全体の容量である。
V0は昇圧電圧規定範囲内の電圧、CはバックアップコンデンサC1の全体の許容下限容量値とすると、式(2)より、放電期間(50msec)における電位差(V0−V(50msec))が算出される。V0を昇圧電圧規定範囲内で変化させるとともに、温度変化等による負荷抵抗を変化させたときの放電期間(50msec)におけるコンデンサの降下電圧から、バックアップコンデンサC1の容量が許容下限容量以上であることが保証されるように閾値電位差dVthを設定する。
バックアップコンデンサC1の放電期間における電圧(例えば、19V以上)が端子VAの電圧(13.5V)よりも高いので、ダイオードD1が逆バイアスされてOFFし、バックアップコンデンサC1よりダイオードD4を通し、降圧回路7よりCPU8に給電される。
バックアップコンデンサの故障診断プログラムが搭載される車両の車種によりエアバッグ装置の構成が異なり、バックアップコンデンサC1の許容下限容量や負荷抵抗Rが変動することから、閾値電位差dVthはバックアップコンデンサC1やセンサ等の負荷の種類に応じて設定する。
リトライ制御手段30は、電位差比較手段28により、電位差dVupが閾値電位差dVthよりも大きいとき、診断回数が所定値、例えば、3回まで実施されたか否かを判断し、3回まで診断が実施されていない場合は、診断フェーズ1に遷移し、リトライ回数を加算して、昇圧回路2を目標昇圧電圧まで昇圧する。
昇圧安定確認手段22でバックアップコンデンサC1の昇圧電圧が安定しているか否かが判断され、放電制御手段24でバックアップコンデンサC1の放電が制御され、電位差算出手段26で放電期間における電位差が算出され、電位差比較手段28で放電期間における電位差と閾値電位差dVthが比較されて、診断結果が正常であるか否かが判断される。そして、診断結果が異常であれば、診断回数が所定の回数となるまで、繰り返す。所定の回数まで診断が繰り返されても診断結果が異常であれば、バックアップコンデンサC1が故障であると確定する。このように、診断結果が異常であれば、所定の回数までリトライするのは、A/D変換器6の出力に含まれるノイズにより、放電開始電圧Vupst及び放電終了電圧Vup50に含まれる誤差信号による影響やバッテリBの電圧変動により変動することを考慮したためである。
図3〜図7は、本発明の実施形態によるバックアップコンデンサC1の診断方法を示す図である。以下、これらの図面を参照して、バックアップコンデンサC1の診断方法を説明する。図5〜図7に示すタイムチャートの時刻t0において、イグニッションスイッチIG_SWがONされると、図示しない初期化プログラムが起動されて、乗員保護プログラムや故障診断プログラムを動作させるための初期化処理が実行される。バックアップコンデンサC1の容量診断に係る初期化処理として、診断フェーズ0が設定される。初期化終了後にバックアップコンデンサC1の容量の診断(図3のフロー)が実行される。この図3のフローは一定周期で実行される。
図3中のステップS2で診断フェーズが判断される。診断フェーズが0であれば、ステップS4に進む。診断フェーズが1であれば、ステップS6に進む。診断フェーズが2であれば、ステップS24に進む。診断フェーズが終了であれば、終了する。
ステップS4で診断結果に未実施状態を設定する。図4のバックアップコンデンサ容量診断開始は診断開始条件を満足している場合に実行される。ステップS100で診断フェーズに1を設定する。ステップS102で昇圧回路2を動作させて、昇圧下限電圧VLから昇圧上限電圧VHまでの昇圧電圧規定範囲内の目標昇圧電圧(22.5V)への昇圧を開始する。図5〜図7中の時刻t1で昇圧回路2が動作して、バックアップコンデンサC1が充電されて、Vup電圧が上昇する。ステップS104で診断タイマをスタートする。
図3中のステップS2で診断フェーズが1であると判定されると、ステップS6に進む。ステップS6でA/D変換器6の出力をサンプリングして、Vup電圧が安定しているかをチェックする。例えば、図5に示すように、Vup電圧が昇圧下限電圧VLとなった時刻t2から一定時間(t3−t2)、Vup電圧が昇圧電圧規定範囲VL〜VH内であることによりVup電圧が安定していると判断する。Vup電圧が昇圧電圧規定範囲VL〜VH外となった場合は、Vup電圧が再び昇圧電圧規定範囲VL〜VH内となってから一定時間、Vup電圧が昇圧電圧規定範囲VL〜VH内であるときVup電圧が安定していると判断する。
ステップS8でVup電圧が昇圧電圧規定範囲で安定しているか否かを判断する。肯定判定ならば、ステップS10に進む。否定判定ならば、ステップS18に進む。ステップS10で、A/D変換器6より出力されるVup電圧をサンプリングして、放電開始電圧Vupstに代入する。例えば、図5,図7中の時刻t3でVup電圧が安定電圧であると判断される。
ステップS12で、昇圧回路2のスイッチング素子QをOFFして、昇圧動作を停止する。ステップS14で診断フェーズに2を設定する。ステップS16で昇圧停止タイマをスタートさせる。昇圧回路2の昇圧が停止されると、バックアップコンデンサC1から降圧回路7を通してCPU8等に放電が開始されて、バックアップコンデンサC1のVup電圧は、式(2)に示すように、負荷抵抗RとバックアップコンデンサC1の容量C、放電開始電圧Vupstに従って降下する。例えば、図5中の時刻t3でバックアップコンデンサC1の放電が開始されて、Vup電圧が降下してゆく。
ステップS8で、電圧Vupが昇圧電圧規定範囲で安定していないと判定された場合は、ステップS18で診断タイマがタイムアウトしたか否かを判定する。肯定判定ならば、ステップS20に進む。否定判定ならば、終了する。ステップS20で、診断結果にタイムアウトを設定する。例えば、図6(a)のように、バックアップコンデンサC1が接続されていない場合には、Vup電圧が昇圧電圧規定範囲VL〜VHを超えて激しく変動し、Vup電圧は安定せずに、診断タイマがタイムアウトする。また、図6(b)に示すように、昇圧回路2の故障等によりVup電圧が昇圧下限電圧VLを超えない場合も、Vup電圧は安定したと判断されずに、診断タイマがタイムアウトする。ステップS22で、診断フェーズに終了を設定して、バックアップコンデンサC1の容量診断を終了する。
ステップS2で、診断フェーズが2であると判定されると、ステップS24に進む。ステップS24で昇圧停止タイマが所定時間、例えば、50msec経過したか否かを判定する。肯定判定ならば、ステップS26に進む。否定判定ならば、終了する。ステップS26で昇圧停止タイマが所定時間経過した時刻でのA/D変換器6から出力されるVup電圧をサンプリングして、Vup50に代入する。
ステップS28で、放電開始時刻での電圧VupStから一定時間(50msec)経過後の電圧Vup50を減算(VupSt−Vup50)して、(VupSt−Vup50)を電位差dVupに代入する。例えば、図5中の時刻t3から50msecが経過した時刻t4で電位差dVupが算出される。
ステップS30で、電位差dVupが閾値電位差dVthよりも小さいか否かを判定する。肯定判定ならば、ステップS32に進む。否定判定ならば、ステップS38に進む。ステップS32で、バックアップコンデンサC1が下限容量値以上を有するものと判断して、診断結果に正常状態を設定する。ステップS34で、診断フェーズに終了を設定する。ステップS36で昇圧回路2を動作させて、目標昇圧電圧(22.5V)に昇圧して、衝突判断を実行する通常動作を開始する。このとき、正常であると診断されたので、バックアップコンデンサC1がスクイブ10の着火に必要な容量を有することが保証されて、端子VAに接続されるバッテリBが衝突により損傷したときにも、バックアップコンデンサC1からスクイブ10やCPU8に給電されて、エアバッグが展開する。
ステップS38で、診断結果に異常状態を設定する。ステップS40で診断が所定回数、例えば、3回実施されたか否かを判定する。否定判定ならば、ステップS42に進む。肯定判定ならば、ステップS48に進む。例えば、図7中の時刻t4で、電位差dVup1が閾値電位差dVthよりも大きく、診断が3回実施されていない場合は、ステップS42に進む。
ステップS42で、診断フェーズに1を設定する。ステップS44にリトライ回数を加算する。ステップS46で昇圧回路2を動作させて、昇圧電圧規定範囲VL〜VH内の目標昇圧電圧(22.5V)に昇圧する。ステップS2で、診断フェーズが1であると判定されて、ステップS6に進み、ステップS6〜S16のVup電圧の安定チェック及び放電開始、ステップS24〜S30で電位差dVupの算出及び電位差Vthと閾値電位差dVthと比較して、診断結果が正常であるか否かが判定される。診断結果が正常であると判断されると、ステップS32〜S36で診断結果に正常であると設定されて、昇圧が再開される。
診断結果が異常であると判断されると、ステップS38で診断結果が異常であると設定されて、ステップS40で診断が所定回数実施されたか否が判定されて、診断結果が所定回数になるまで、診断がリトライされる。例えば、リトライによる診断により、時刻t7、t10で電位差dVup2,dVup3が算出される。
ステップS48で、診断が所定回数実施されたが電位差dVupが閾値電位差dVth以上であるので、ステップS48で診断結果に故障確定を設定する。ステップS50で、診断フェーズに終了を設定する。ステップS52で、昇圧回路2を動作させて、昇圧再開する。例えば、図7中の時刻t10で故障が確定されて、故障信号が出力される。
以上説明した本実施形態によれば、放電時間を一定時間としたので、エアバッグ装置が搭載される車種によるバックアップコンデンサC1の容量値や負荷電流が異なっても、一定の診断時間で診断できる。また、放電時間を50msecとしたので、高速に診断が可能となる。また、診断時間の変動要因を排除して、放電時間を一定としたので、バックアップコンデンサ容量診断後の昇圧回路及び点火回路のチェックや衝突判断の通常動作の実行タイミングに影響を与えることがない。更に、放電時間を一定としたので、A/D変換器のサンプリングポイントが2点となり、シンプルな制御で診断の実現が可能となる、
本発明のバックアップコンデンサの容量診断装置の概略構成図である。 本発明の実施形態によるバックアップコンデンサの容量診断に係る機能ブロック図である。 本発明のバックアップコンデンサの容量診断開始方法を示すフローチャートである。 本発明のバックアップコンデンサの容量診断開始方法を示すフローチャートである。 本発明のバックアップコンデンサの容量診断方法を示すタイムチャートである。 本発明のバックアップコンデンサの容量診断方法を示すタイムチャートである。 本発明のバックアップコンデンサの容量診断方法を示すタイムチャートである。
符号の説明
2 昇圧回路
C1 バックアップコンデンサ
6 A/D変換器
7 降圧回路
8 CPU
10 スクイブ10
20 昇圧開始制御手段
22 昇圧安定確認手段
24 放電制御手段
26 電位差算出手段
28 電位差比較手段
30 リトライ制御手段

Claims (4)

  1. エアバッグ装置を作動させるための電源をバックアップするためのバックアップコンデンサの容量診断方法であって、
    前記電源から電圧が供給されると、前記電源の電圧に基づき目標昇圧電圧に昇圧し、前記バックアップコンデンサを充電する第1ステップと、
    前記バックアップコンデンサの電圧が昇圧電圧規定範囲内で安定しているか否かを判断する第2ステップと、
    前記第2ステップで前記バックアップコンデンサの電圧が前記昇圧電圧規定範囲内で安定していると判断されたとき、昇圧を停止して、所定の負荷に前記バックアップコンデンサの電荷の放電を開始する3ステップと、
    前記第3ステップで前記バックアップコンデンサの電荷の放電が開始した時刻における前記バックアップコンデンサの第1電圧を取得する第4ステップと、
    前記バックアップコンデンサの放電を開始した時刻から第1一定時間経過した時刻における前記バックアップコンデンサの第2電圧を取得する第5ステップと、
    前記第1電圧と前記第2電圧との電位差を算出する第6ステップと、
    前記第6ステップにより算出された前記電位差と閾値電位差とを比較して、前記バックアップコンデンサの容量が正常であるか否かを判定する第7ステップと、
    を具備したバックアップコンデンサの容量診断方法。
  2. 前記第2ステップは、前記バックアップコンデンサの電圧が、前記昇圧電圧規定範囲内の所定電圧に達してから第2一定時間、前記昇圧電圧規定範囲内であるときに、前記バックアップコンデンサが安定していると判断する請求項1記載のバックアップコンデンサの容量診断方法。
  3. 前記電源より電圧が供給されてから第3一定時間が経過しても前記第2ステップにより前記バックアップコンデンサの電圧が安定していると判断できない場合は、前記バックアップコンデンサの診断を停止して、その旨を通知するステップを更に具備した請求項1記載のバックアップコンデンサの容量診断方法。
  4. 前記閾値電位差は、前記昇圧電圧規定範囲内の電圧を放電開始電圧とし、前記放電開始電圧と、前記バックアップコンデンサの許容容量下限値を有するコンデンサ及び前記所定の負荷の負荷抵抗の下で該コンデンサを放電した時の前記第1一定時間経過時における前記コンデンサの電圧との電位差に基づき、設定される請求項1記載のバックアップコンデンサの容量診断方法。
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