JP2009202771A - 車両およびその制御方法並びに駆動装置およびその制御方法 - Google Patents

車両およびその制御方法並びに駆動装置およびその制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】走行用の動力を出力可能なエンジンおよびモータと、モータの回転軸と車軸に接続された駆動軸との間の動力の伝達が解除可能で機械部分を潤滑する潤滑オイルを攪拌可能な変速機とを備える車両において、潤滑オイルが低温のときに潤滑オイルの温度を上昇させる。
【解決手段】潤滑オイルが低温のときに、シフトポジションがPレンジにあり(ステップS110)且つエンジンが充分に暖機されており(ステップS120)且つモータに電力を供給するバッテリの状態が良好であるときには(ステップS130,S140)、エンジンを始動せずにモータから駆動軸への動力の伝達が解除された状態でモータを駆動して変速機で潤滑オイルを攪拌する。これにより、潤滑オイルの温度を上昇させることができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、車両およびその制御方法並びに駆動装置およびその制御方法に関する。
従来、この種の車両としては、走行用の動力を出力可能なエンジンと、車軸に接続された駆動軸に変速機を介して動力を出力可能なモータと、モータと電力のやり取りが可能なバッテリとを備える車両が提案されている(例えば、特許文献1参照)。こうした車両では、変速機のブレーキをオフすることによりモータから駆動軸への動力の伝達を解除することができる。
特開2006−182168号公報
一般に、上述の車両では、変速機を潤滑する潤滑オイルが低温であるときには、潤滑オイルの粘性抵抗が大きくなるため潤滑オイルを変速機に圧送するオイルポンプの吐出流量が小さくなり変速ショック等が生じることがある。こうした変速ショック等を回避するため、適正な暖機運転を行なって潤滑オイルを暖めることが望ましい。
本発明の車両およびその制御方法並びに駆動装置およびその制御方法は、走行用の動力を出力する内燃機関と、車軸に連結された駆動軸に動力を入出力可能な電動機と、機械部分が潤滑媒体に潤滑され電動機の回転軸と駆動軸との間で変速比の変更を伴って動力を伝達可能であると共に電動機の回転軸と駆動軸との間の動力の伝達の解除が可能であり少なくとも電動機の回転軸と駆動軸との間の動力の伝達の解除された状態で潤滑媒体を攪拌可能な変速伝達解除装置と、を備える車両や、走行用の動力を出力する内燃機関および蓄電装置と共に車両に搭載され、蓄電装置と電力のやり取りが可能で車軸に連結された駆動軸に動力を入出力可能な電動機と、機械部分が潤滑媒体に潤滑され電動機の回転軸と駆動軸との間で変速比の変更を伴って動力を伝達可能であると共に電動機の回転軸と駆動軸との間の動力の伝達の解除が可能であり少なくとも電動機の回転軸と駆動軸との間の動力の伝達の解除された状態で潤滑媒体を攪拌可能な変速伝達解除装置と、を備える駆動装置において、変速伝達解除装置を潤滑する潤滑媒体の温度を上昇させることを主目的とする。
本発明の車両およびその制御方法並びに駆動装置およびその制御方法は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の車両は、
走行用の動力を出力する内燃機関と、
車軸に連結された駆動軸に動力を入出力可能な電動機と、
機械部分が潤滑媒体に潤滑され、前記電動機の回転軸と前記駆動軸との間で変速比の変更を伴って動力を伝達可能であると共に前記電動機の回転軸と前記駆動軸との間の動力の伝達の解除が可能であり、少なくとも前記電動機の回転軸と前記駆動軸との間の動力の伝達の解除された状態で前記潤滑媒体を攪拌可能な変速伝達解除手段と、
前記電動機と電力のやり取りが可能な蓄電手段と、
該蓄電手段の状態を検出する状態検出手段と、
前記潤滑媒体の温度を検出する潤滑媒体温度検出手段と、
シフトポジションが駐車ポジションにあり且つ前記内燃機関の運転が停止されており且つ前記状態検出手段により検出された前記蓄電手段の状態が前記電動機へ良好に電力を供給可能な状態であるときに前記検出された潤滑媒体の温度が所定温度未満であるときには、前記内燃機関の運転の停止が継続されると共に前記電動機の回転軸と前記駆動軸との間の動力の伝達が解除された状態で前記電動機が駆動されるよう前記内燃機関と前記電動機と前記変速伝達解除手段とを制御する動力非伝達電動機駆動制御を実行する制御手段と、
を備えることを要旨とする。
この本発明の車両では、シフトポジションが駐車ポジションにあり且つ内燃機関の運転が停止されており且つ蓄電手段の状態が電動機へ良好に電力を供給可能な状態であるときに潤滑媒体の温度が所定温度未満であるときには、内燃機関の運転の停止が継続されると共に電動機の回転軸と駆動軸との間の動力の伝達が解除された状態で電動機が駆動されるよう内燃機関と電動機と変速伝達解除手段とを制御する動力非伝達電動機駆動制御を実行する。これにより、変速伝達解除手段で潤滑媒体を攪拌して潤滑媒体の温度を上昇させることができる。
こうした本発明の車両において、前記状態検出手段は、前記蓄電手段の残容量及び/又は前記蓄電手段の端子間電圧を検出する手段であり、前記制御手段は、前記検出された蓄電手段の残容量が所定容量以上であるとき及び/又は前記検出された蓄電手段の端子間電圧が所定電圧以上であるときを前記蓄電手段の状態が前記電動機へ良好に電力を供給可能な状態であるときとして制御する手段であるものとすることもできる。こうすれば、より適正に蓄電手段が電動機へ良好に電力を供給可能な状態であることを判定することができる。
また、本発明の車両において、前記電動機は、前記潤滑媒体と熱交換可能に配置されてなるものとすることもできる。こうすれば、電動機を駆動する際に発生する熱を用いて潤滑媒体の温度を上昇させることができる。
さらに、本発明の車両において、燃費の優先を指示する燃費優先指示スイッチを備え、前記制御手段は、前記燃費優先指示スイッチがオンされているときに、前記動力非伝達電動機駆動制御を実行する手段であるものとすることもできる。電動機の回転軸と駆動軸との間の動力の伝達が解除された状態で電動機を駆動した後に走行指示がなされて走行する際には、電動機の回転軸と駆動軸との間で動力が伝達されるよう変速伝達解除手段を制御する必要があるため走行が可能となるのにある程度時間を要し運転者がもたつき感を感じることがある。一方、燃費優先指示スイッチがオンされているときには多少もたつき感が生じても運転者が燃費優先指示スイッチがオンされているためもたつきが生じていると考えるため、こうしたもたつき感が許容される。このように、燃費優先指示スイッチがオンされているときには運転者にもたつき感を与えても許容されるため、燃費優先指示スイッチがオンされたときに動力非伝達電動機駆動を実行することにより、より適正に潤滑媒体の温度を上昇させることができる。
本発明の駆動装置は、
走行用の動力を出力する内燃機関および蓄電手段と共に車両に搭載される駆動装置であって、
前記蓄電手段と電力のやり取りが可能で、車軸に連結された駆動軸に動力を入出力可能な電動機と、
機械部分が潤滑媒体に潤滑され、前記電動機の回転軸と前記駆動軸との間で変速比の変更を伴って動力を伝達可能であると共に前記電動機の回転軸と前記駆動軸との間の動力の伝達の解除が可能であり、少なくとも前記電動機の回転軸と前記駆動軸との間の動力の伝達の解除された状態で前記潤滑媒体を攪拌可能な変速伝達解除手段と、
該蓄電手段の状態を検出する状態検出手段と、
前記潤滑媒体の温度を検出する潤滑媒体温度検出手段と、
シフトポジションが駐車ポジションにあり且つ前記内燃機関の運転が停止されており且つ前記状態検出手段により検出された前記蓄電手段の状態が前記電動機へ良好に電力を供給可能な状態であるときに前記検出された潤滑媒体の温度が所定温度未満であるときには、前記内燃機関の運転の停止が継続されると共に前記電動機の回転軸と前記駆動軸との間の動力の伝達が解除された状態で前記電動機が駆動されるよう前記内燃機関と前記電動機と前記変速伝達解除手段とを制御する動力非伝達電動機駆動制御を実行する制御手段と、
を備えることを要旨とする。
この本発明の駆動装置では、シフトポジションが駐車ポジションにあり且つ内燃機関の運転が停止されており且つ蓄電手段の状態が電動機へ良好に電力を供給可能な状態であるときに潤滑媒体の温度が所定温度未満であるときには、内燃機関の運転の停止が継続されると共に電動機の回転軸と駆動軸との間の動力の伝達が解除された状態で電動機が駆動されるよう内燃機関と電動機と変速伝達解除手段とを制御する動力非伝達電動機駆動制御を実行する。これにより、変速伝達解除手段で潤滑媒体を攪拌して潤滑媒体の温度を上昇させることができる。
本発明の車両の制御方法は、
走行用の動力を出力する内燃機関と、車軸に連結された駆動軸に動力を入出力可能な電動機と、機械部分が潤滑媒体に潤滑され前記電動機の回転軸と前記駆動軸との間で変速比の変更を伴って動力を伝達可能であると共に前記電動機の回転軸と前記駆動軸との間の動力の伝達の解除が可能であり少なくとも前記電動機の回転軸と前記駆動軸との間の動力の伝達の解除された状態で前記潤滑媒体を攪拌可能な変速伝達解除手段と、前記電動機と電力のやり取りが可能な蓄電手段と、を備える車両の制御方法であって、
シフトポジションが駐車ポジションにあり且つ前記内燃機関の運転が停止されており且つ前記蓄電手段の状態が前記電動機へ良好に電力を供給可能な状態であるときに前記潤滑媒体の温度が所定温度未満であるときには、前記内燃機関の運転の停止が継続されると共に前記電動機の回転軸と前記駆動軸との間の動力の伝達が解除された状態で前記電動機が駆動されるよう前記内燃機関と前記電動機と前記変速伝達解除手段とを制御する、
ことを特徴とする。
この本発明の車両の制御方法では、シフトポジションが駐車ポジションにあり且つ内燃機関の運転が停止されており且つ蓄電手段の状態が電動機へ良好に電力を供給可能な状態であるときに潤滑媒体の温度が所定温度未満であるときには、内燃機関の運転の停止が継続されると共に電動機の回転軸と駆動軸との間の動力の伝達が解除された状態で電動機が駆動されるよう内燃機関と電動機と変速伝達解除手段とを制御する。これにより、変速伝達解除手段で潤滑媒体を攪拌して潤滑媒体の温度を上昇させることができる。
本発明の駆動装置の制御方法は、
走行用の動力を出力する内燃機関および蓄電手段と共に車両に搭載され、前記蓄電手段と電力のやり取りが可能で車軸に連結された駆動軸に動力を入出力可能な電動機と、機械部分が潤滑媒体に潤滑され前記電動機の回転軸と前記駆動軸との間で変速比の変更を伴って動力を伝達可能であると共に前記電動機の回転軸と前記駆動軸との間の動力の伝達の解除が可能であり少なくとも前記電動機の回転軸と前記駆動軸との間の動力の伝達の解除された状態で前記潤滑媒体を攪拌可能な変速伝達解除手段と、を備える駆動装置の制御方法であって、
シフトポジションが駐車ポジションにあり且つ前記内燃機関の運転が停止されており且つ前記蓄電手段の状態が前記電動機へ良好に電力を供給可能な状態であるときに前記潤滑媒体の温度が所定温度未満であるときには、前記内燃機関の運転の停止が継続されると共に前記電動機の回転軸と前記駆動軸との間の動力の伝達が解除された状態で前記電動機が駆動されるよう前記内燃機関と前記電動機と前記変速伝達解除手段とを制御する、
ことを要旨とする。
この本発明の駆動装置の制御方法では、シフトポジションが駐車ポジションにあり且つ内燃機関の運転が停止されており且つ蓄電手段の状態が電動機へ良好に電力を供給可能な状態であるときに潤滑媒体の温度が所定温度未満であるときには、内燃機関の運転の停止が継続されると共に電動機の回転軸と駆動軸との間の動力の伝達が解除された状態で電動機が駆動されるよう内燃機関と電動機と変速伝達解除手段とを制御する動力非伝達電動機駆動制御を実行する。これにより、変速伝達解除手段で潤滑媒体を攪拌して潤滑媒体の温度を上昇させることができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例としてのハイブリッド自動車20の構成の概略を示す構成図である。実施例のハイブリッド自動車20は、図示するように、エンジン22と、エンジン22の出力軸としてのクランクシャフト26にダンパ28を介して接続された3軸式の動力分配統合機構30と、動力分配統合機構30に接続された発電可能なモータMG1と、変速機60を介して動力分配統合機構30に接続されたモータMG2と、車両全体をコントロールするハイブリッド用電子制御ユニット70とを備える。
エンジン22は、ガソリンまたは軽油などの炭化水素系の燃料により動力を出力する内燃機関であり、エンジン22の冷却水温を検出する水温センサ22aからの冷却水温Twなどエンジン22の運転状態を検出する各種センサから信号を入力するエンジン用電子制御ユニット(以下、エンジンECUという)24により燃料噴射制御や点火制御,吸入空気量調節制御などの運転制御を受けている。エンジンECU24は、ハイブリッド用電子制御ユニット70と通信しており、ハイブリッド用電子制御ユニット70からの制御信号によりエンジン22を運転制御すると共に必要に応じて冷却水温Twなどエンジン22の運転状態に関するデータをハイブリッド用電子制御ユニット70に出力する。
動力分配統合機構30は、外歯歯車のサンギヤ31と、このサンギヤ31と同心円上に配置された内歯歯車のリングギヤ32と、サンギヤ31に噛合すると共にリングギヤ32に噛合する複数のピニオンギヤ33と、複数のピニオンギヤ33を自転かつ公転自在に保持するキャリア34とを備え、サンギヤ31とリングギヤ32とキャリア34とを回転要素として差動作用を行なう遊星歯車機構として構成されている。動力分配統合機構30は、キャリア34にはエンジン22のクランクシャフト26が、サンギヤ31にはモータMG1が、リングギヤ32には変速機60を介してモータMG2がそれぞれ連結されており、モータMG1が発電機として機能するときにはキャリア34から入力されるエンジン22からの動力をサンギヤ31側とリングギヤ32側にそのギヤ比に応じて分配し、モータMG1が電動機として機能するときにはキャリア34から入力されるエンジン22からの動力とサンギヤ31から入力されるモータMG1からの動力を統合してリングギヤ32に出力する。リングギヤ32は、ギヤ機構37およびデファレンシャルギヤ38を介して車両前輪の駆動輪39a,39bに機械的に接続されている。したがって、リングギヤ32に出力された動力は、ギヤ機構37およびデファレンシャルギヤ38を介して駆動輪39a,39bに出力されることになる。
モータMG1およびモータMG2は、共に発電機として駆動することができると共に電動機として駆動できる周知の同期発電電動機として構成されており、インバータ41,42を介してバッテリ50と電力のやり取りを行なう。インバータ41,42とバッテリ50とを接続する電力ライン54は、各インバータ41,42が共用する正極母線および負極母線として構成されており、モータMG1,MG2の一方で発電される電力を他のモータで消費することができるようになっている。モータMG1,MG2は、共にモータ用電子制御ユニット(以下、モータECUという)40により駆動制御されている。モータECU40には、モータMG1,MG2を駆動制御するために必要な信号、例えばモータMG1,MG2の回転子の回転位置を検出する回転位置検出センサ43,44からの信号や図示しない電流センサにより検出されるモータMG1,MG2に印加される相電流などが入力されており、モータECU40からは、インバータ41,42へのスイッチング制御信号が出力されている。モータECU40は、ハイブリッド用電子制御ユニット70と通信しており、ハイブリッド用電子制御ユニット70からの制御信号によってモータMG1,MG2を駆動制御すると共に必要に応じてモータMG1,MG2の運転状態に関するデータをハイブリッド用電子制御ユニット70に出力する。なお、モータECU40は、回転位置検出センサ43,44からの信号に基づいてモータMG1,MG2の回転数Nm1,Nm2も演算している。
変速機60は、モータMG2の回転軸48とリングギヤ軸32aとの接続および接続の解除を行なうと共に両軸の接続をモータMG2の回転軸48の回転数を2段に減速してリングギヤ軸32aに伝達するよう構成されている。変速機60の構成の一例を図2に示す。この図2に示す変速機60は、ダブルピニオンの遊星歯車機構60aとシングルピニオンの遊星歯車機構60bと二つのブレーキB1,B2とにより構成されている。ダブルピニオンの遊星歯車機構60aは、外歯歯車のサンギヤ61と、このサンギヤ61と同心円上に配置された内歯歯車のリングギヤ62と、サンギヤ61に噛合する複数の第1ピニオンギヤ63aと、この第1ピニオンギヤ63aに噛合すると共にリングギヤ62に噛合する複数の第2ピニオンギヤ63bと、複数の第1ピニオンギヤ63aおよび複数の第2ピニオンギヤ63bを連結して自転かつ公転自在に保持するキャリア64とを備えており、サンギヤ61はブレーキB1のオンオフによりその回転を自由にまたは停止できるようになっている。シングルピニオンの遊星歯車機構60bは、外歯歯車のサンギヤ65と、このサンギヤ65と同心円上に配置された内歯歯車のリングギヤ66と、サンギヤ65に噛合すると共にリングギヤ66に噛合する複数のピニオンギヤ67と、複数のピニオンギヤ67を自転かつ公転自在に保持するキャリア68とを備えており、サンギヤ65はモータMG2の回転軸48に、キャリア68はリングギヤ軸32aにそれぞれ連結されていると共にリングギヤ66はブレーキB2のオンオフによりその回転が自由にまたは停止できるようになっている。ダブルピニオンの遊星歯車機構60aとシングルピニオンの遊星歯車機構60bとは、リングギヤ62とリングギヤ66、キャリア64とキャリア68とによりそれぞれ連結されている。変速機60は、ブレーキB1,B2を共にオフとすることによりモータMG2の回転軸48をリングギヤ軸32aから切り離すことができ、ブレーキB1をオフとすると共にブレーキB2をオンとしてモータMG2の回転軸48の回転を比較的大きな減速比で減速してリングギヤ軸32aに伝達し(以下、この状態をLoギヤの状態という)、ブレーキB1をオンとすると共にブレーキB2をオフ状態としてモータMG2の回転軸48の回転を比較的小さな減速比で減速してリングギヤ軸32aに伝達する(以下、この状態をHiギヤの状態という)。なお、ブレーキB1,B2を共にオンとする状態は回転軸48やリングギヤ軸32aの回転を禁止するものとなる。
変速機60の機械部分には、図示しない補機バッテリからの電力により駆動される電動オイルポンプ92によりオイルパン94に貯留された潤滑オイルが供給されており、潤滑オイルにより機械部分が潤滑されると共に冷却されている。図3は、変速機60や動力分配統合機構30,モータMG1,MG2が収納されたケース69の内部の様子の概略を示す説明図である。なお、図3では、説明の都合上、変速機60と動力分配統合機構30のうち潤滑オイルの攪拌を行なうギヤのみを図示し、他のギヤ等について図示していない。ケース69の底部には潤滑オイルが貯留されており、変速機60のサンギヤ65やピニオンギヤ67,リングギヤ66は、その一部が貯留された潤滑オイルに浸漬されており、ブレーキB1,B2のオンオフに拘わらずモータMG2の回転軸48の回転に伴ってサンギヤ65やピニオンギヤ67,リングギヤ66が回転して潤滑オイルを攪拌する。なお、潤滑オイルは、動力分配統合機構30やモータMG1,MG2の機械部分にも供給されており、動力分配統合機構30やモータMG1,MG2の機械部分を潤滑すると共に冷却している。また、動力分配統合機構30のリングギヤ32も、潤滑オイルに浸漬しており、エンジン22のクランクシャフト26の回転に伴って潤滑オイルを攪拌する。
バッテリ50は、バッテリ用電子制御ユニット(以下、バッテリECUという)52によって管理されている。バッテリECU52には、バッテリ50を管理するのに必要な信号、例えば、バッテリ50の端子間に設置された電圧センサ51aからの端子間電圧VB,バッテリ50の出力端子に接続された電力ライン54に取り付けられた図示しない電流センサからの充放電電流,バッテリ50に取り付けられた図示しない温度センサからの電池温度などが入力されており、必要に応じてバッテリ50の状態に関するデータを通信によりハイブリッド用電子制御ユニット70に出力する。また、バッテリECU52は、バッテリ50を管理するために電流センサにより検出された充放電電流の積算値に基づいて残容量(SOC)を演算したり、演算した残容量(SOC)と電池温度Tbとに基づいてバッテリ50を充放電してもよい最大許容電力である入出力制限Win,Woutを演算している。なお、バッテリ50の入出力制限Win,Woutは、電池温度Tbに基づいて入出力制限Win,Woutの基本値を設定し、バッテリ50の残容量(SOC)に基づいて出力制限用補正係数と入力制限用補正係数とを設定し、設定した入出力制限Win,Woutの基本値に補正係数を乗じることにより設定することができる。
ハイブリッド用電子制御ユニット70は、CPU72を中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPU72の他に処理プログラムを記憶するROM74と、データを一時的に記憶するRAM76と、図示しない入出力ポートおよび通信ポートとを備える。ハイブリッド用電子制御ユニット70には、イグニッションスイッチ80からのイグニッション信号,シフトレバー81の操作位置を検出するシフトポジションセンサ82からのシフトポジションSP,アクセルペダル83の踏み込み量に対応したアクセル開度Accを検出するアクセルペダルポジションセンサ84からのアクセル開度Acc,ブレーキペダル85の踏み込み量を検出するブレーキペダルポジションセンサ86からのブレーキポジションBP,車速を検出する車速センサ88からの車速V,駆動軸としてのリングギヤ軸32aに取り付けられた回転数センサ32bからの駆動軸回転数Nr,運転者の要求に基づく駆動性能より燃費の優先を指示するエコスイッチ96からのエコスイッチ信号ESW,オイルパン94に貯留された潤滑オイルの温度を検出する油温センサ98からのオイル温度Toilなどが入力ポートを介して入力されている。また、ハイブリッド用電子制御ユニット70からは、変速機60のブレーキB1,B2の図示しないアクチュエータへの駆動信号や電動オイルポンプ92への駆動信号などが出力ポートを介して出力されている。ハイブリッド用電子制御ユニット70は、前述したように、エンジンECU24やモータECU40,バッテリECU52と通信ポートを介して接続されており、エンジンECU24やモータECU40,バッテリECU52と各種制御信号やデータのやり取りを行なっている。
なお、実施例のハイブリッド自動車20では、シフトポジションセンサ82により検出するシフトレバー81の操作位置としては、駐車ポジション(Pポジション)や中立ポジション(Nポジション),ドライブポジション(Dポジション),リバースポジション(Rポジション)などがある。シフトポジションSPがDポジションやRポジション,Pポジションのときには、基本的にはブレーキB1,B2のいずれかをオンするものとし、シフトポジションSPがNポジションのときには変速機60のブレーキB1,B2をオフするものとした。なお、シフトポジションSPがPポジションのときには、図示しないパーキングロックが作動して駆動輪39a,39bが回転しないようにする。
こうして構成された実施例のハイブリッド自動車20は、運転者によるアクセルペダル83の踏み込み量に対応するアクセル開度Accと車速Vとに基づいて駆動軸としてのリングギヤ軸32aに出力すべき要求トルクを計算し、この要求トルクに対応する要求動力がリングギヤ軸32aに出力されるように、エンジン22とモータMG1とモータMG2とが運転制御される。エンジン22とモータMG1とモータMG2の運転制御としては、要求動力に見合う動力がエンジン22から出力されるようにエンジン22を運転制御すると共にエンジン22から出力される動力のすべてが動力分配統合機構30とモータMG1とモータMG2とによってトルク変換されてリングギヤ軸32aに出力されるようモータMG1およびモータMG2を駆動制御するトルク変換運転モードや要求動力とバッテリ50の充放電に必要な電力との和に見合う動力がエンジン22から出力されるようにエンジン22を運転制御すると共にバッテリ50の充放電を伴ってエンジン22から出力される動力の全部またはその一部が動力分配統合機構30とモータMG1とモータMG2とによるトルク変換を伴って要求動力がリングギヤ軸32aに出力されるようモータMG1およびモータMG2を駆動制御する充放電運転モード、エンジン22の運転を停止してモータMG2からの要求動力に見合う動力をリングギヤ軸32aに出力するよう運転制御するモータ運転モードなどがある。
次に、実施例のハイブリッド自動車20の動作、特に潤滑オイルを暖めるための暖機要求がなされる際の動作について説明する。図4は、実施例のハイブリッド用電子制御ユニット70により実行される暖機要求時制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。このルーチンは、エコスイッチ96からのエコスイッチ信号ESWがオンでエンジン22の運転が停止されている状態で、油温センサ98からのオイル温度Toilが所定温度以下であることにおよる暖機要求がなされたときに実行される。エコスイッチ信号ESWがオンのときに本ルーチンを実行する理由については後述する。なお、所定温度は、変速機60の変速段の変速をスムーズに行なうことができるか否かを判定するものであり、変速機60の変速段の変速をスムーズに行なうことができる下限温度を用いることができる。この温度は、潤滑オイルの特性によって定めることができ、例えば、−20℃や−25℃,−30℃などの温度を用いることができる。
暖機要求時制御ルーチンが実行されると、ハイブリッド用電子制御ユニット70のCPU72は、まず、シフトポジションセンサ82からのシフトポジションSPやバッテリ50の残容量SOC,バッテリ50の端子間電圧VB,エンジン22の冷却水温Twなど制御に必要なデータを入力する処理を実行する(ステップS100)。ここで、バッテリ50の残容量SOCは、図示しない電流センサにより検出された充放電電流の積算値に基づいて演算されたものをバッテリECU52から通信により入力するものとした。また、バッテリ50の端子間電圧VBは、電圧センサ51aにより検出されたものをバッテリECU52から通信により入力するものとした。さらに、エンジン22の冷却水温Twは、水温センサ22aにより検出されたものをエンジンECU24から通信により入力するものとした。
こうしてデータを入力すると、シフトポジションSPを調べたり(ステップ110)、エンジン22が運転停止しているか調べたり(ステップS120)、バッテリ50の残容量SOCと所定残容量Srefとを比較したり(ステップS130)、バッテリ50の端子間電圧VBと所定電圧Vrefとを比較したり(ステップS140)、エンジン22の冷却水温Twと所定温度Trefとを比較する(ステップS150)。ここで、所定残容量Srefは、モータMG2を潤滑オイルの温度を上昇させることができる程度に駆動できるか否かを判定するためのものであり、モータMG2を潤滑オイルの温度を上昇させることができる程度に駆動可能な残容量の下限値を用いることができる。また、所定電圧Vrefはバッテリ50がモータMG2に良好に電力を供給できるか否かを判定するためのものであり、バッテリ50がモータMG2に良好に電力を供給できる端子間電圧の下限値を用いることができる。さらに、所定温度Trefは、エンジン22が充分に暖機されているか否かを判定するためのものであり、エンジン22が充分に暖機されていると判断可能な温度の下限値を用いることができる。
シフトポジションSPがPレンジ以外のレンジであるときには(ステップS110)、車両が走行する可能性があるため、後述するようにモータMG2の回転軸48とリングギヤ軸32aとの間の動力の伝達を解除するのは適切でないと判断して、エンジン22を始動するためのエンジン始動制御を実行してエンジン22の運転を開始して(ステップS150)、本ルーチンを終了し、シフトポジションSPがPレンジであるときでも冷却水温Twが所定温度ref未満であるときにはエンジン22の暖機が完了していないため潤滑オイルの暖機よりエンジン22を暖機を優先すべきと判断して(ステップS120)、エンジン始動制御を実行して(ステップS150)、本ルーチンを終了し、さらに、シフトポジションSPがPレンジであると共に冷却水温Twが所定温度ref以上であるときでも残容量SOCが所定残容量Sref未満であるときや端子間電圧VBが所定電圧Vref未満であるときにはバッテリ50の状態がモータMG2へ良好に電力を供給可能な状態ではないと判断して(ステップS130,S140)、エンジン始動制御を実行して(ステップS150)、本ルーチンを終了する。こうしてエンジン22を始動することにより、エンジン22のクランクシャフト26の回転に伴って回転する動力分配統合機構30のリングギヤ32により潤滑オイルを攪拌することができ、潤滑オイルの温度を上昇させることができる。なお、エンジン始動制御は、モータMG1を用いてエンジン22の回転数を所定回転数以上にモータリングした後にエンジン22における燃料噴射制御や点火制御などを開始する制御であるが、こうしたエンジン始動制御は、本発明の中核をなさなため、これ以上の詳細な説明を省略する。
シフトポジションSPがPレンジにあり且つエンジン22が運転停止しており且つバッテリ50の残容量SOCが所定残容量Sref以上であり且つバッテリ50の端子間電圧VBが所定電圧Vref以上であり且つエンジン22の冷却水温Twが所定温度Tref以上であるときには(ステップS110〜S140)、モータMG2の回転軸48とリングギヤ軸32aとの間の動力の伝達を解除しても差し支えなく、バッテリ50がモータMG2へ良好に電力を供給できる状態にあり、エンジン22の暖機も終了していると判断して、モータMG2の回転軸48とリングギヤ軸32aとの間の動力の伝達が解除されるよう変速機60のブレーキB1,B2の図示しないアクチュエータへ駆動信号を送信してブレーキB1,B2を共にオフする処理を実行して(ステップS160)、モータMG2が所定回転数で駆動するようモータECU40にモータ駆動指示を送信して(ステップS170)、本ルーチンを終了する。モータ駆動指示を受信したモータECU40は、モータMG2が所定回転数で駆動するようインバータ42のスイッチング素子のスイッチング制御を行なう。なお、所定回転数は、モータMG2の回転軸48とリングギヤ軸32aとの動力の伝達が解除された状態でモータMG2を所定時間駆動して変速機60のサンギヤ65やピニオンギヤ67,リングギヤ66で潤滑オイルを攪拌すると潤滑オイルの温度が上昇する程度の回転数として予め設定されているものを用いるものとした。こうしてモータMG2の回転軸48とリングギヤ軸32aとの間の動力の伝達が解除した状態でモータMG2を駆動することにより変速機60で潤滑オイルを攪拌して潤滑オイルの温度を上昇させることができる。また、潤滑オイルはモータMG2を冷却する、すなわち、モータMG2と熱交換するから、モータMG2を駆動することによりモータMG2で発生する熱で潤滑オイルの温度をより迅速に上昇させることができる。また、エンジン22を始動しないから、車両全体のエネルギ効率の向上を図ることができる。ここで、エコスイッチ信号ESWがオンのときに本ルーチンを実行する理由について説明する。モータMG2の回転軸48とリングギヤ軸32aとの動力の伝達が解除した状態でモータMG2を駆動すると、その後、運転者が走行を要求してシフトポジションSPがDレンジやRレンジとなったときには、モータMG2の回転数を下げた後に変速機60のブレーキB1,B2のいずれかをオンする必要があるため、直ちに走行を開始することができずに運転者がもたつき感を感じることがある。エコスイッチ96がオンされているときには多少もたついても運転者はエコスイッチ96がオンされているためだと考えるため、運転者にもたつき感を与えても許容される。このように、エコスイッチ96がオンされているときには運転者にもたつき感を与えても許容されるため、エコスイッチ96がオンされているときに暖機要求時駆動制御を行なうことにより、より適正に潤滑オイルの温度を上昇させることができる。
以上説明した実施例のハイブリッド自動車20によれば、潤滑オイルの暖機要求がなされたときにエンジン22を始動せずにモータMG2の回転軸48とリングギヤ軸32aとの動力の伝達が解除された状態でモータMG2を駆動して変速機60で潤滑オイルを攪拌することができ、潤滑オイルの温度を上昇させることができる。また、潤滑オイルはモータMG2と熱交換しているから、モータMG2を駆動することにより潤滑オイルの温度をより迅速に上昇させることができる。さらに、エコスイッチ96がオンされているときに暖機要求時駆動制御を行なうことにより、より適正に潤滑オイルの温度を上昇させることができる。
実施例のハイブリッド自動車20では、ステップS120の処理でエンジン22の冷却水温Twと所定温度refとを比較するものとしたが、エンジン22の暖機の状態を考慮しないならば、こうした比較を行なわないものとしてもよい。また、ステップS130,S140の処理で、バッテリ50の残容量SOCや端子間電圧VBを調べるものとしたが、バッテリ50がモータMG2へ電力を良好に供給可能な状態であるかを調べることが可能な状態量であれば如何なる状態量を用いてもよく、残容量SOCや端子間電圧VBのいずれか一方のみを用いてもよいし、バッテリ50の状態を示す他の状態量を用いてもよい。
実施例のハイブリッド自動車20では、ステップS110〜S140の処理でシフトポジションSPがPポジションにないときなどにエンジン22を始動するものとしたが、エンジン22を始動しないものとしてもよい。
実施例のハイブリッド自動車20では、エコスイッチ96がオンのときに図4に例示した暖機要求時制御ルーチンを実行するものとしたが、エコスイッチ96がオンオフに拘わらず暖機要求時制御ルーチンを実行するものとしてもよい。
実施例のハイブリッド自動車20では、潤滑オイルが変速機60やモータMG1,MG2,動力分配統合機構30に供給されるものとしたが、変速機60のみに供給されるものとしてもよい。また、変速機60の機械部分を潤滑する潤滑媒体としては、潤滑オイルに限定されものではなく、変速機60の機械部分を潤滑可能な媒体であれば如何なるものを用いても構わない。
実施例のハイブリッド自動車20では、変速機60のサンギヤ65やピニオンギヤ67,リングギヤ66が貯留された潤滑オイルを攪拌するものとしたが、変速機60においてブレーキB1,B2を共にオフにしたときにモータMG2の回転軸48の回転に伴って回転可能なギヤが貯留された潤滑オイルを攪拌できればよいから、第2ピニオンギヤ63bなど他のギヤが潤滑オイルを攪拌するものとしてもよい。また、変速機60として2段の変速段を変速可能なものを用いるものとしたが、変速段は2段に限られるものではなく、3段以上の変速段をもっているものとしてもよい。
実施例のハイブリッド自動車20では、動力分配統合機構30のリングギヤ32が貯留された潤滑オイルを攪拌するものとしたが、エンジン22の回転に伴って回転するギヤが潤滑オイルを攪拌できればよいから、リングギヤ32と異なるギヤが潤滑オイルを攪拌するものとしてもよい。
また、実施例では、エンジン22とモータMG1,MG2,動力分配統合機構30,変速機60とを備えるハイブリッド自動車に適用するものとしたが、こうしたハイブリッド自動車に適用するものに限定されるものではなく、走行用の動力を出力するエンジンと車軸に連結された駆動軸に動力を入出力するモータとモータからの動力を変速して駆動軸に伝達する変速機とを備える車両などに適用しても構わない。さらに、こうしたハイブリッド自動車20にエンジン22と共に搭載される駆動装置の形態としてもよいし、車両の制御方法や駆動装置の制御方法の形態としてもよい。
ここで、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。車両としては、実施例では、エンジン22が「内燃機関」に相当し、モータMG2が「電動機」に相当し、変速機60が「変速伝達解除手段」に相当し、バッテリ50が「蓄電手段」に相当し、電圧センサ51aやバッテリ50の残容量SOCを演算するモータECU40が「状態検出手段」に相当し、油温センサ98が「潤滑媒体温度検出手段」に相当し、暖機要求時にシフトポジションSPがPポジションであり且つエンジン22が運転停止されおり且つバッテリ50の残容量SOCが所定残容量Sref以上であり且つバッテリ50の端子間電圧VBが所定電圧Vref以上であるときにエンジン22を始動せずに変速機60のB1,B2をオフしてモータMG2の回転軸48とリングギヤ軸32aとの間の動力の伝達を解除してモータMG2の駆動指示をモータECU40に送信する図4の暖機要求時制御ルーチンのステップS100〜S140,S160,S170の処理を実行するハイブリッド用電子制御ユニット70とエンジン22の停止を継続するエンジンECU24とハイブリッド用電子制御ユニット70からのモータMG2の駆動指示を受信したモータMG2を駆動制御するモータECU40とが「制御手段」に相当する。駆動装置としては、実施例では、エンジン22が「内燃機関」に相当し、バッテリ50が「蓄電手段」に相当し、モータMG2が「電動機」に相当し、変速機60が「変速伝達解除手段」に相当し、電圧センサ51aやバッテリ50の残容量SOCを演算するモータECU40が「状態検出手段」に相当し、油温センサ98が「潤滑媒体温度検出手段」に相当し、暖機要求時にシフトポジションSPがPポジションであり且つエンジン22が運転停止されおり且つバッテリ50の残容量SOCが所定残容量Sref以上であり且つバッテリ50の端子間電圧VBが所定電圧Vref以上であるときにエンジン22を始動せずに変速機60のB1,B2をオフしてモータMG2の回転軸48とリングギヤ軸32aとの間の動力の伝達を解除してモータMG2の駆動指示をモータECU40に送信する図4の暖機要求時制御ルーチンのステップS100〜S140,S160,S170の処理を実行するハイブリッド用電子制御ユニット70とエンジン22の停止を継続するエンジンECU24とハイブリッド用電子制御ユニット70からのモータMG2の駆動指示を受信したモータMG2を駆動制御するモータECU40とが「制御手段」に相当する。
ここで、「内燃機関」としては、ガソリンまたは軽油などの炭化水素系の燃料により動力を出力する内燃機関に限定されるものではなく、水素エンジンなど、走行用の動力を出力するものであれば如何なるタイプの内燃機関であっても構わない。「電動機」としては、同期発電電動機として構成されたモータMG2に限定されるものではなく、誘導電動機など、車軸に連結された駆動軸に動力を入出力可能なものであれば如何なるタイプの電動機であっても構わない。「変速伝達解除手段」としては、変速機60に限定されるものではなく、機械部分が潤滑媒体に潤滑され、電動機の回転軸と駆動軸との間で変速比の変更を伴って動力を伝達可能であると共に電動機の回転軸と駆動軸との間の動力の伝達の解除が可能であり、少なくとも電動機の回転軸と駆動軸との間の動力の伝達の解除された状態で潤滑媒体を攪拌可能であれば如何なるものとしても構わない。「蓄電手段」としては、二次電池としてのバッテリ50に限定されるものではなく、キャパシタなど、電動機と電力のやり取りが可能であれば如何なるものとしても構わない。「状態検出手段」としては、電圧センサ51aやバッテリ50の残容量SOCを演算するモータECU40に限定されるものではなく、蓄電手段の状態を検出するものであれば如何なるものとしても構わない。「潤滑媒体温度検出手段」としては、油温センサ98に限定されたものではなく、潤滑媒体の温度を検出するものであれば如何なるものとしても構わない。「制御手段」としては、ハイブリッド用電子制御ユニット70とエンジンECU24とモータECU40とからなる組み合わせに限定されるものではなく単一の電子制御ユニットにより構成されるなどとしてもよい。また、「制御手段」としては、暖機要求時にシフトポジションSPがPポジションであり且つエンジン22が運転停止されおり且つバッテリ50の残容量SOCが所定残容量Sref以上であり且つバッテリ50の端子間電圧VBが所定電圧Vref以上であるときにエンジン22を始動せずに変速機60のB1,B2をオフしてモータMG2の回転軸48とリングギヤ軸32aとの間の動力の伝達を解除してモータMG2の駆動するものに限定されるものではなく、シフトポジションが駐車ポジションにあり且つ内燃機関の運転が停止されており且つ状態検出手段により検出された蓄電手段の状態が電動機へ良好に電力を供給可能な状態であるときに検出された潤滑媒体の温度が所定温度未満であるときには、内燃機関の運転の停止が継続されると共に電動機の回転軸と駆動軸との間の動力の伝達が解除された状態で電動機が駆動されるよう内燃機関と電動機と変速伝達解除手段とを制御する動力非伝達電動機駆動制御を実行するものであれば如何なるものとしても構わない。駆動装置における「内燃機関」,「蓄電手段」,「電動機」,「変速伝達解除手段」,「状態検出手段」,「潤滑媒体温度検出手段」については車両における「内燃機関」,「蓄電手段」,「電動機」,「変速伝達解除手段」,「状態検出手段」,「潤滑媒体温度検出手段」と同様である。駆動装置における「制御手段」としては、ハイブリッド用電子制御ユニット70とエンジンECU24とモータECU40とからなる組み合わせに限定されるものではなく単一の電子制御ユニットにより構成されるなどとしてもよい。また、「制御手段」としては、暖機要求時にシフトポジションSPがPポジションであり且つエンジン22が運転停止されおり且つバッテリ50の残容量SOCが所定残容量Sref以上であり且つバッテリ50の端子間電圧VBが所定電圧Vref以上であるときにエンジン22を始動せずに変速機60のB1,B2をオフしてモータMG2の回転軸48とリングギヤ軸32aとの間の動力の伝達を解除してモータMG2の駆動するものに限定されるものではなく、シフトポジションが駐車ポジションにあり且つ内燃機関の運転が停止されており且つ状態検出手段により検出された蓄電手段の状態が電動機へ良好に電力を供給可能な状態であるときに検出された潤滑媒体の温度が所定温度未満であるときには、内燃機関の運転の停止が継続されると共に電動機の回転軸と駆動軸との間の動力の伝達が解除された状態で電動機が駆動されるよう内燃機関と電動機と変速伝達解除手段とを制御する動力非伝達電動機駆動制御を実行するものであれば如何なるものとしても構わない。
なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための最良の形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための最良の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、車両や駆動装置の製造産業などに利用可能である。
本発明の一実施例であるハイブリッド自動車20の構成の概略を示す構成図である。 変速機60の構成の概略を示す説明図である。 変速機60や動力分配統合機構30,モータMG1,MG2が収納されたケース69の内部の様子の概略を示す説明図である。 実施例のハイブリッド用電子制御ユニット70により実行される暖機要求時制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。
符号の説明
20 ハイブリッド自動車、22 エンジン、22a 水温センサ、24 エンジン用電子制御ユニット(エンジンECU)、26 クランクシャフト、28 ダンパ、30 動力分配統合機構、31 サンギヤ、31a サンギヤ軸、32 リングギヤ、32a リングギヤ軸、32b 回転数センサ、33 ピニオンギヤ、34 キャリア、37 ギヤ機構、38 デファレンシャルギヤ、39a,39b 駆動輪、39c,39d 車輪、40 モータ用電子制御ユニット(モータECU)、41,42 インバータ、43,44 回転位置検出センサ、50 バッテリ、51a 電圧センサ、52 バッテリ用電子制御ユニット(バッテリECU)、54 電力ライン、60 変速機、60a ダブルピニオンの遊星歯車機構、60b シングルピニオンの遊星歯車機構、61,65 サンギヤ、62,66 リングギヤ、63a 第1ピニオンギヤ、63b 第2ピニオンギヤ、64,68 キャリア、67 ピニオンギヤ、69 ケース、70 ハイブリッド用電子制御ユニット、72 CPU、74 ROM、76 RAM、80 イグニッションスイッチ、81 シフトレバー、82 シフトポジションセンサ、83 アクセルペダル、84 アクセルペダルポジションセンサ、85 ブレーキペダル、86 ブレーキペダルポジションセンサ、88 車速センサ、92 電動オイルポンプ、94 オイルパン、96 エコスイッチ、98 油温センサ、B1,B2 ブレーキ、MG1,MG2 モータ。

Claims (7)

  1. 走行用の動力を出力する内燃機関と、
    車軸に連結された駆動軸に動力を入出力可能な電動機と、
    機械部分が潤滑媒体に潤滑され、前記電動機の回転軸と前記駆動軸との間で変速比の変更を伴って動力を伝達可能であると共に前記電動機の回転軸と前記駆動軸との間の動力の伝達の解除が可能であり、少なくとも前記電動機の回転軸と前記駆動軸との間の動力の伝達の解除された状態で前記潤滑媒体を攪拌可能な変速伝達解除手段と、
    前記電動機と電力のやり取りが可能な蓄電手段と、
    該蓄電手段の状態を検出する状態検出手段と、
    前記潤滑媒体の温度を検出する潤滑媒体温度検出手段と、
    シフトポジションが駐車ポジションにあり且つ前記内燃機関の運転が停止されており且つ前記状態検出手段により検出された前記蓄電手段の状態が前記電動機へ良好に電力を供給可能な状態であるときに前記検出された潤滑媒体の温度が所定温度未満であるときには、前記内燃機関の運転の停止が継続されると共に前記電動機の回転軸と前記駆動軸との間の動力の伝達が解除された状態で前記電動機が駆動されるよう前記内燃機関と前記電動機と前記変速伝達解除手段とを制御する動力非伝達電動機駆動制御を実行する制御手段と、
    を備える車両。
  2. 請求項1記載の車両であって、
    前記状態検出手段は、前記蓄電手段の残容量及び/又は前記蓄電手段の端子間電圧を検出する手段であり、
    前記制御手段は、前記検出された蓄電手段の残容量が所定容量以上であるとき及び/又は前記検出された蓄電手段の端子間電圧が所定電圧以上であるときを前記蓄電手段の状態が前記電動機へ良好に電力を供給可能な状態であるときとして制御する手段である
    車両。
  3. 前記電動機は、前記潤滑媒体と熱交換可能に配置されてなる請求項1または2記載の車両。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1つの請求項に記載の車両であって、
    燃費の優先を指示する燃費優先指示スイッチを備え、
    前記制御手段は、前記燃費優先指示スイッチがオンされているときに、前記動力非伝達電動機駆動制御を実行する手段である
    車両。
  5. 走行用の動力を出力する内燃機関および蓄電手段と共に車両に搭載される駆動装置であって、
    前記蓄電手段と電力のやり取りが可能で、車軸に連結された駆動軸に動力を入出力可能な電動機と、
    機械部分が潤滑媒体に潤滑され、前記電動機の回転軸と前記駆動軸との間で変速比の変更を伴って動力を伝達可能であると共に前記電動機の回転軸と前記駆動軸との間の動力の伝達の解除が可能であり、少なくとも前記電動機の回転軸と前記駆動軸との間の動力の伝達の解除された状態で前記潤滑媒体を攪拌可能な変速伝達解除手段と、
    該蓄電手段の状態を検出する状態検出手段と、
    前記潤滑媒体の温度を検出する潤滑媒体温度検出手段と、
    シフトポジションが駐車ポジションにあり且つ前記内燃機関の運転が停止されており且つ前記状態検出手段により検出された前記蓄電手段の状態が前記電動機へ良好に電力を供給可能な状態であるときに前記検出された潤滑媒体の温度が所定温度未満であるときには、前記内燃機関の運転の停止が継続されると共に前記電動機の回転軸と前記駆動軸との間の動力の伝達が解除された状態で前記電動機が駆動されるよう前記内燃機関と前記電動機と前記変速伝達解除手段とを制御する動力非伝達電動機駆動制御を実行する制御手段と、
    を備える駆動装置。
  6. 走行用の動力を出力する内燃機関と、車軸に連結された駆動軸に動力を入出力可能な電動機と、機械部分が潤滑媒体に潤滑され前記電動機の回転軸と前記駆動軸との間で変速比の変更を伴って動力を伝達可能であると共に前記電動機の回転軸と前記駆動軸との間の動力の伝達の解除が可能であり少なくとも前記電動機の回転軸と前記駆動軸との間の動力の伝達の解除された状態で前記潤滑媒体を攪拌可能な変速伝達解除手段と、前記電動機と電力のやり取りが可能な蓄電手段と、を備える車両の制御方法であって、
    シフトポジションが駐車ポジションにあり且つ前記内燃機関の運転が停止されており且つ前記蓄電手段の状態が前記電動機へ良好に電力を供給可能な状態であるときに前記潤滑媒体の温度が所定温度未満であるときには、前記内燃機関の運転の停止が継続されると共に前記電動機の回転軸と前記駆動軸との間の動力の伝達が解除された状態で前記電動機が駆動されるよう前記内燃機関と前記電動機と前記変速伝達解除手段とを制御する、
    ことを特徴とする車両の制御方法。
  7. 走行用の動力を出力する内燃機関および蓄電手段と共に車両に搭載され、前記蓄電手段と電力のやり取りが可能で車軸に連結された駆動軸に動力を入出力可能な電動機と、機械部分が潤滑媒体に潤滑され前記電動機の回転軸と前記駆動軸との間で変速比の変更を伴って動力を伝達可能であると共に前記電動機の回転軸と前記駆動軸との間の動力の伝達の解除が可能であり少なくとも前記電動機の回転軸と前記駆動軸との間の動力の伝達の解除された状態で前記潤滑媒体を攪拌可能な変速伝達解除手段と、を備える駆動装置の制御方法であって、
    シフトポジションが駐車ポジションにあり且つ前記内燃機関の運転が停止されており且つ前記蓄電手段の状態が前記電動機へ良好に電力を供給可能な状態であるときに前記潤滑媒体の温度が所定温度未満であるときには、前記内燃機関の運転の停止が継続されると共に前記電動機の回転軸と前記駆動軸との間の動力の伝達が解除された状態で前記電動機が駆動されるよう前記内燃機関と前記電動機と前記変速伝達解除手段とを制御する、
    ことを特徴とする駆動装置の制御方法。
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