JP2009190604A - 歩行者保護装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】エアバッグによる歩行者の捕捉を確実にしつつ、捕捉した歩行者がボンネットフードの約束された領域に衝突する確率を高める。
【解決手段】車体前方に展開するエアバッグ21は、展開したときに、車幅方向に間隔を隔てて位置する複数の縦スリット21aを有しており、そして縦スリット21aの深部は、上下方向に連続し且つ上下に開放した拡大深部21bを有している。拡大深部21bはスリット21aを通じて侵入した歩行者の脚部Lを受け入れ、そして脚部Lを拘束することのできる空間を有している。
【選択図】図7

Description

本発明は、歩行者保護装置に関し、より詳しくはバンパーの前方に展開するエアバッグを備えたものに関する。
特許文献1は、歩行者保護のためにバンパーから前方にエアバッグを展開することを提案している。すなわち、硬質のバンパーが歩行者の下肢に衝突することによる歩行者への下肢傷害を低減するためにエアバッグを使用することを提案している。
特許文献2は、バンパーの上壁からエアバッグを上方に展開させ、展開したエアバッグによって、バンパーの上壁からボンネットフードよりも高位置まで上下方向に延びる縦壁を形成すると共に、この縦壁を構成するエアバッグに前後方向に貫通して歩行者の身体部位を係止可能な複数の係止孔を設けることを提案している。この提案は、エアバッグをバンパーの上壁から上方に展開させ、展開時のエアバッグの上端がボンネットフードよりも高位置に位置する縦壁をエアバッグにより形成させると共に、このエアバッグに前後方向に貫通して歩行者の身体部位を係止可能な複数の係止孔を形成することを提案するものである。この提案によれば、衝突時に歩行者の腕が係止孔に入り込んで係止されることで、歩行者はエアバッグによって捕捉され、これにより歩行者が路面側へ落下してしまうのを防止できる。
エアバッグは既知のように乗員保護のために開発され且つ発展してきたが、近時の歩行者保護の重要性が認識される今日では上記の特許文献1、2で提案しているエアバッグを使った歩行者保護の他に、特許文献3に開示のように、ボンネットフードのインナーパネルに略円錐台形状のディンプルを複数形成し、また、ディンプルの周囲に複数の貫通孔を設けることが提案されている。
この特許文献3の提案によれば、ボンネットフードの軽量化及び高剛性化に加えて、歩行者がボンネットフードのどの部位に衝突したとしても、傷害値に大きな偏りが無く、また、ディンプルの回りの貫通孔の穴径や配列を調整することで、傷害値と進入量のバランスを任意に設定できるという利点がある。
特開平9−164906号公報 特開2006−35892号公報 特開2003−191865号公報
特許文献1は、バンパーから前方に展開するエアバッグによって歩行者の下肢にバンパーが直撃するのをエアバッグによって緩和することを意図するものであるが、展開中のエアバッグ又は展開後のエアバッグの弾力によって歩行者の下肢を前方にはじき飛ばす現象が発生し、そして、その後の歩行者の挙動がどのようになるかは不明である。
特許文献2は、バンパーの上方に垂直方向に起立するエアバッグによって縦壁を形成し、この縦壁に前後方向に貫通する貫通孔を設けることで、この貫通孔で歩行者の身体の一部、典型的には腕を捕捉し、これにより衝突時に歩行者が路面に落下してしまうのを防止することを意図している。しかし、衝突時の歩行者の挙動は様々であり、貫通孔で腕を捕捉できる確率はそれほど高くないと想定できる。
そこで、本発明の目的は、エアバッグにより歩行者へのダメージを軽減するだけでなく、エアバッグによる歩行者の捕捉を確実にしつつ、捕捉した歩行者の上半身、特に頭部がボンネットフードの約束された領域に衝突する確率を高めることのできる歩行者保護装置を提供することにある。
上記の技術的課題は、本発明によれば、
歩行者の車体前部への衝突を検知して、フロントバンパーと重複する領域で前方に展開するエアバッグを有する歩行者保護装置であって、
前記エアバッグは、車幅方向に分割された複数のセグメントを有し、互いに隣接するセグメント間に、該エアバッグで受止された歩行者の脚部を挟み込むための前方及び上下方向に開放したスリットを有することを特徴とする歩行者保護装置を提供することにより達成される。
本発明の好ましい実施の形態では、展開時の前記エアバッグの上端は、ボンネットフードの高さレベルと略同一に設定されるのが好ましい。
本発明によれば、フロントバンパーと重複する領域に展開するエアバッグは、起立している歩行者の脚部の高さ位置に位置し、そして、歩行者の脚部はエアバッグのスリットに入りこんで、このスリットによって歩行者を捕捉することができる。したがって、歩行者は下半身がエアバッグによって拘束された状態となることから、歩行者の上半身のその後の挙動を制御することができる。ボンネットフードは前述した特許文献3が提案するように歩行者の衝撃を緩和する技術が実用化される傾向にあることから、エアバッグによって歩行者の上半身、特に頭部がボンネットフードの所定の領域と衝突する確率を高め、そしてボンネットフードの当該部位に対して衝撃吸収対策を施すことで歩行者保護を高いレベルで達成することができる。
本発明の好ましい実施の形態では、前記セグメントが、前方に向けて先細りの形状を有し、該先細り形状のセグメントによって、前記スリットが前方に向けて広がり且つ後方に向けて狭くなる横断面楔状の形状を有する。このようにスリットの横断面形状を前方に向けて広がり且つ後方に向けて狭くなる形状に設定することにより、歩行者の脚部がスリットによって捕捉される確率を高めることができる。
本発明の他の実施の形態では、互いに隣接する前記セグメントの側面が互いに接触した状態にあり、これにより、スリットに入り込んだ歩行者の脚部の拘束力を高めることができる。この形態においては、セグメントの前部の側面を、車幅方向に傾斜した案内面で構成して、歩行者の脚部がスリットに入り易くするのが好ましい。
本発明の好ましい実施の形態では、前記スリットの深部が、上下方向に連続し且つ歩行者の脚部を受け入れて該脚部を拘束することのできる拘束空間を備えているのがよい。
以下に、添付の図面に基づいて本発明の好ましい実施例を説明する。
図1は、実施例の歩行者保護装置を搭載した自動車の前部を斜め前方から見た斜視図であり、図2は正面図である。自動車1は、その前端部の外観がバンパーフェーシャパネル2によって形成され、バンパーフェーシャパネル2は、ボンネットフード3から前方にボンネットラインに沿って斜め下方に延びた後に下方に垂下する形態を有している。図中、参照符号4は前照灯を示し、5はフロントウインドウを示し、6は左右の前輪を示す。
バンパーフェーシャパネル2は、その車幅方向中央部分に、ラジエータ9を冷却するためのエアを取り入れる開口部を構成する大型の中央フロントグリル7と、その両側に、夫々、比較的小さなサイドグリル8とを有し、中央フロントグリル7は、左右の前照灯4まで延びる車幅方向長さを有し、また、ボンネットフード3に隣接した高さ位置からバンパーフェーシャパネル2の下端部まで至る高さ方向長さを有している。
また、バンパーフェーシャパネル2は、平面視したときに、車幅方向中央部分が前方に突出し、車幅方向両端部が後方に位置するアーチ状の形態を有している。
図中、参照符号10はバンパーレインフォースメントを示し、バンパーレインフォースメント10は、車幅方向の一端から他端に亘って延在しており、そして、中央フロントグリル7の高さ方向中間部分に位置する高さ位置に配設されている。
図3は図2のIII−III線に沿った断面図である。バンパーレインフォースメント10の後方には、これに隣接してシュラウドパネル11が配設され、このシュラウドパネル11にラジエータ9が固定されている。バンパーレインフォースメント10は、車体前後方向前方に位置する前メンバ12と、前メンバ12の後方に位置し且つ後方に突出した断面ハット状の後メンバ13とを有し、後メンバ13には、フロントサイドフレーム16がクラッシュカン17を介して連結される。
バンパーレインフォースメント10の分解斜視図である図4をも参照して、前メンバ12は、前方に突出した断面ハット状の前面縦壁12aに前方に向けて開放した凹部14を有し、凹部14は前メンバ12の長手方向(車幅方向)一端から他端に亘って連続して延在している。前メンバ12の凹部14には、その長手方向に間隔を隔てて複数のガス用開口15(この実施例では4つ)が形成されている。中央の2つのガス用開口15は、中央フロントグリル7に臨んで配設され、左右のガス用開口15はサイドグリル8に臨んで配設されている。
図4において参照符号20はエアバッグ装置を示し、エアバッグ装置20は、上記ガス用開口15に対応して、折り畳んだ状態のエアバッグ21と、各エアバッグ21に関連したインフレータ22と、制御ユニット23とで概略構成されている。各インフレータ22は、これに関連したガス用開口15に対応した位置に配設され、そして、各インフレータ22及び制御ユニット23は、前メンバ12と後メンバ13とで構成される閉断面24(図3)に収容されている。他方、各エアバッグ21は前メンバ12の凹部14に収容されている。
前メンバ12の前方には、中央フロントグリル7の車幅方向長さに対応した長さ寸法の且つ後方に向けて開放した断面コ字状のバンパーレインフォースメント用カバー部材30が設けられ、このバンパーレインフォースメント用カバー部材30は前メンバ12の長手方向(車幅方向)中央部分に嵌合されている。バンパーレインフォースメント用カバー部材30はプラスチック成型品であり、暗色(典型的には黒)に着色されている。このバンパーレインフォースメント用カバー部材30の左右両端は、中央フロントグリル7の左右両側縁に接合されるのが好ましい。
バンパーレインフォースメント用カバー部材30には、これに隣接する左右のエアバッグ21、21の各々が展開するときに通過可能な左右一対のエアバッグ通過用開口30a、30aを有している。この左右一対のエアバッグ通過用開口30a、30aは車幅方向離間して配設され、そして、この離間距離は、ナンバープレート31に対応して設定されている。左右のエアバッグ用開口30a、30aの間にナンバープレート31が配設されている。ナンバープレート31は、カバー部材30を介してバンパーレインフォースメント10に固定される。各エアバッグ通過用開口30aには、このエアバッグ通過用開口30aと相補的な形状を備えたキャップ32が脱着可能に嵌装されるのが好ましく、このキャップ32は、カバー部材30と同様に、典型的に黒の暗色に着色されるのがよい。
衝突が予知又は衝突が検知されると制御ユニット23から各インフレータ22に起爆信号が出力され、これにより左右のインフレータ22が発生するガスは、前メンバ12の各ガス用開口15を通じてエアバッグ21に供給され、その結果、エアバッグ21が展開される。
各エアバッグ21は、展開したときに、車幅方向に間隔を隔てて位置する複数の縦スリット21aによって区分される複数の(実施例では4つの)セグメント23を有しており、この複数のセグメント23の基端部は互いに連通している。
車体前方には、フロントグリル内のカバー部材30に形成された左右のエアバッグ通過用開口30aを通じて展開する2つのセグメント23に加えて、その両側に各々1つのセグメント23がサイドグリル8を通じて展開して、全体として、バンパーレインフォースメント10の前方領域に位置し、下端が地上に隣接した位置に位置し、上端がボンネットフード3の高さレベル近傍まで上下方向に延びる形状を有する(図6)。また、複数のセグメント23は全体として左右の前輪6、6の近傍までアーチ状に延びる車体前面部に沿った形状のエアバッグとなる(図5)。
このように左右両側に位置するセグメント23は、バンパーフェーシャパネル2の左右のサイドグリル8を通じて前方に展開するため、中央フロントグリル7に対応して位置する2つのセグメント23が、カバー部材30のキャップ32で閉じられたエアバッグ通過用開口部30aを通じて前方に展開するよりも、左右両側に位置するセグメント23を早く展開を完了させることができる。そして、展開後のエアバッグ21は、互いに隣り合うセグメント23、23同士が互いに隣接又は当接した状態となる。
図5を参照すると、縦スリット21aは幅を有し、隣接するセグメント23、23が互いに車幅方向に離間した状態で描いてあるが、隣接するセグメント23、23が互いに当接していてもよい。
縦スリット21aの深部は、上下方向に連続し且つ上下に開放した拡大深部21bを有し(図6)、この拡大深部21bは、スリット21aを通じて侵入した歩行者の脚部Lを受け入れ、そして脚部Lを拘束することのできる空間を有している。このようにエアバッグ21の所定位置に位置決めされた拡大深部21bによって歩行者の脚部Lを拘束する位置を約束することができ、これによりエアバッグ21に衝突した後の歩行者の挙動、つまりスリット21aの拡大深部21bによって拘束された歩行者の上半身の挙動を制御することができる。
したがって、歩行者が例えば車幅方向中央領域に衝突した場合には、エアバッグ21によって脚部が捕捉された歩行者はその頭部がボンネットフード3の所定の箇所に衝突するように衝突後の歩行者の上半身の挙動を制御することができる。
このように衝突後の歩行者の上半身の挙動を制御することで、ボンネットフード3の構造に関し、歩行者の頭部が衝突する部位に対して例えば前述した特許文献3のボンネットフード3の衝撃吸収構造を採用することで、歩行者保護を確実なものにすることができる。
また、車幅方向外側に位置するセグメント23は、その車幅方向外端部が、車体前面の左右のコーナ部分まで延び、そしてバンパーフェーシャパネル2の車幅方向外端部によりも車幅方向外方に突出した状態で位置しており、これにより斜め前方の歩行者に対しても効果的に衝撃吸収することができると共に、スリット21aを通じて歩行者の脚部Lを拘束することにより歩行者の上半身がボンネットフード3に倒れ込むのを促進することができる。換言すれば、歩行者がエアバッグ21の車幅方向外端部と衝突することにより跳ね飛ばされて地面に倒れ込むのを防止することができる。
また、車体前面の車幅方向両端部のコーナ部分まで延びるエアバッグ21によって、車幅方向両側部に衝突した歩行者は、エアバッグ21のスリット21a及び拡大深部21bで脚部が拘束されることにより、歩行者の上半身がボンネットフード3上に倒れ込むのを促進することができる。
バンパーレインフォースメント10の前メンバ12に形成された凹所14の深さについて説明すると、例えば凹所14の深さを20mmというように折り畳んだエアバッグ21の厚みよりも小さな値に設定してよいが、このエアバッグ21の厚みと略同じ程度の深さを設定してもよい。いずれにせよ、深さを備えた凹所14を規定する上壁14aと下壁14bとによって、折り畳んだエアバッグ21(セグメント23)が展開するときに、凹所14の上壁14a、14bによってエアバッグ21の展開方向を前方に案内することができ、これによりカバー部材30のエアバッグ通過用開口30aを通じて的確に前方にエアバッグ21を展開させることができる。
また、凹所14によって、凹所14に収容したエアバッグ21が前メンバ13から前方に突出する量を低減又は無くすることができ、これにより、折り畳んだ状態のエアバッグ21を保護することができ且つ車体の振動によってエアバッグ21が上下方向に変位してしまうのを規制することができ、軽衝突時や走行時の揺れなどからエアバッグ21を保護することができる。勿論、前メンバ13に凹所14を設けたことにより、バンパーレインフォースメント10の強度を高めることができるのは言うまでもない。
また、大型の中央フロントグリル7を設けたときに、この中央フロントグリル7を横断する部位にカバー部材30を設けたことから、バンパーレインフォースメント10が外部に露出することがなく、カバー部材30によって見栄えを向上できる。特に、このカバー部材30及びキャップ32を暗色(典型的には黒色)に着色した場合には、カバー部材30の存在、ひいてはエアバッグ通過用開口30aを外部から目立たなくすることができ、デザイン上の制約から離れて、エアバッグ通過用開口30aをセグメント23が展開するのに好適な形状及び大きさに最適化することができる。
また、中央フロントグリル7を通じて外部に露出するカバー部材30のエアバッグ通過用開口30aを左右一対設け、この左右のエアバッグ通過用開口30a、30aを互いに車幅方向に離間して配置させてあるため、左右のセグメント23の展開に支障を及ぼすことなく、ナンバープレート31を配設することができる。
図8は変形例を示す。この変形例においては、各セグメント23の前端部分が平面視したときに先細りの形状を有する。より詳しくは、車幅方向両端に位置するセグメント23、23を除いた各セグメント23は、平面視したときに、前端部分の両側に傾斜面23aを有し、この左右の傾斜面23a、23aによって各セグメント23の前端部分が先細り形状となっており、また、隣接するセグメント23、23間のスリット21aに対して傾斜面23aは案内面を構成している。
すなわち、歩行者の脚部Lは、傾斜面23aに案内されてスリット21aに誘導され、そして、スリット21aの拡大深部21bによって拘束される。このように、各セグメント23の前端部に傾斜面23aを設けて、スリット21aの前端部を、平面視したときに、前方に向けて広がり且つ後方に向けて狭くなる楔状にすることで、スリット21aを通じて拡大深部21bによって歩行者の脚部Lを拘束する確率を高めることができる。
実施例の歩行者保護装置を搭載した自動車の前部を斜め前方から見た斜視図である。 図1の自動車の正面図である。 図2のIII−III線に沿った断面図である。 歩行者保護装置の主要部品の一部を分解した分解斜視図である。 エアバッグが展開した状態を説明するための平面図である。 エアバッグが展開した状態を説明するための斜視図である。 展開したエアバッグにより歩行者の脚を拘束できることを説明するための斜視図である。 エアバッグの各セグメントの前端部の形状を改変した変形例を説明するための平面図である。
符号の説明
1 自動車
3 ボンネットフード
10 バンパーレインフォースメント
20 エアバッグ装置
21 エアバッグ
21a エアバッグの縦スリット
21b エアバッグの拡大深部
22 インフレータ
23 エアバッグのセグメント

Claims (5)

  1. 歩行者の車体前部への衝突を検知して、フロントバンパーと重複する領域で前方に展開するエアバッグを有する歩行者保護装置であって、
    前記エアバッグは、車幅方向に分割された複数のセグメントを有し、互いに隣接するセグメント間に、該エアバッグで受止された歩行者の脚部を挟み込むための前方及び上下方向に開放したスリットを有することを特徴とする歩行者保護装置。
  2. 前記セグメントが、前方に向けて先細りの形状を有し、該先細りにセグメントによって、前記スリットが前方に向けて広がり且つ後方に向けて狭くなる横断面楔状の形状を有する、請求項1に記載の歩行者保護装置。
  3. 互いに隣接する前記セグメントの側面が互いに接触した状態にある、請求項1に記載の歩行者保護装置。
  4. 前記セグメントの前部の側面が車幅方向に傾斜した案内面で構成されている、請求項3に記載の歩行者保護装置。
  5. 前記スリットの深部が、上下方向に連続し且つ歩行者の脚部を受け入れて該脚部を拘束することのできる拘束空間を備えている、請求項2〜4のいずれか一項に記載の歩行者保護装置。
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