JP2009182182A - 電子部品収容ケース体における放熱構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、組立ての容易な電子部品収容ケース体における放熱構造を提供することを目的とする。
【解決手段】 発熱電子部品40と、発熱電子部品40を実装する回路基板30と、回路基板30を収容するケース体1(10,20)と、を有する電子部品収容ケース体における放熱構造において、ケース体1は熱伝導性樹脂により形成し、そのケース体1には回路基板30に実装された発熱電子部品40、あるいは発熱電子部品40を介して回路基板30上に実装された放熱部材41に当接する熱伝達用突出部15,15Aを一体的に設けたことにより、熱伝達用突出部15,15Aを介して熱をケース体1によって放熱することができ、簡単に部品の組み付けを行うことができる電子部品収納ケース体における放熱構造を提供することができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、パワートランジスタのような通電により自己発熱する発熱電子部品を備えた電子部品収納ケース体における放熱構造に関するものである。
従来より、回路基板上に実装された電子回路をケース体内に収納して回路ユニットを構成するものにおいては、特にパワートランジスタのような発熱電子部品を用いる場合、発熱電子部品そのものの過度の熱上昇による特性変動さらには熱破壊を防止する必要がある。このため、通常は放熱電子部品の熱を熱伝導の良好な金属板を放熱板としてケース体の外部側へと伝達放熱する構造を採用している。
一般的には、特許文献1に記載されている放熱構造のように、発熱電子部品に放熱板(ヒートシンク)を接触固定し、大きなケース体内において熱吸収できる場合にあっては、そのケース体内において放熱板(ヒートシンク)を介して放熱している。しかしながら、ケース体の内部側にて熱吸収がしきれない場合にあっては、特許文献2に記載されている放熱構造のように、ケース体の外部に放熱板(放熱部材)を露出するように配置している。その際、大きめの放熱板(放熱部材)をケース体にねじ止めにて固定したり、個別の固定手段を介してケース体に固定保持するようにしており、このようにして発熱電子部品から発散される熱をケース体の外部にて放熱する構造を採用している。
特開平5−160307号公報 特開平11−220821号公報
ところで、前記の放熱構造においては、発熱電子部品に接触固定される放熱板とケース体の外部にて露出して放熱促進する放熱板との固定構造が、ねじによるねじ込みであったり、固定ピンによる熱溶着などの場合、さらに各部品の固定位置がずれると位置ずれによる応力が電子部品に加わり破損に至ることもあるため、正確な位置合わせが必要となり、放熱板を含めた電子部品などの組立てに手間を要し、組み立て作業の効率が悪くなりやすいという問題がある。
本発明は、位置合わせやねじ止め固定といった煩わしい作業のない、組立ての容易な電子部品収容ケース体における放熱構造を提供することを目的とする。
本発明は、前述した課題を解決するため、請求項1に記載のように、通電によって自己発熱する発熱電子部品と、前記発熱電子部品を実装する回路基板と、前記回路基板とともに前記発熱電子部品を収容するケース体と、を有する電子部品収容ケース体における放熱構造において、前記ケース体は熱伝導性樹脂から形成されるとともに、そのケース体には前記回路基板に実装された前記発熱電子部品、あるいは前記発熱電子部品を介して前記回路基板上に実装された放熱部材に当接する熱伝達用突出部を一体的に設けたことを特徴とする電子部品収納ケース体における放熱構造である。
このように構成することにより、ケース体から一体的に設けられた熱伝達用突出部によって直接的に発熱電子部品あるいは発熱電子部品にセットされている放熱部材と当接するだけで熱源側から発せられる熱を伝えることができ、この熱伝達用突出部を介して熱をケース体によって放熱することができるものであり、この際、固定用の部品を増やすことなく簡単に部品の組み付けを行うことができる電子部品収納ケース体における放熱構造を提供することができる。
また、請求項1に記載の電子部品収納ケース体における放熱構造において、請求項2では、前記熱伝達用突出部は、前記発熱電子部品あるいは前記放熱部材に所定のテンションを付与するように当接してなることを特徴とするものである。
このように構成することにより、組み付け部品の寸法のバラツキがあったとしても、熱伝達用突出部を発熱電子部品や放熱部材に所定のテンションを付与して当接することから、熱伝達用突出部と熱源(発熱電子部品・放熱部材)との接触を良好に保つことができるため、この結果、効率の良い放熱を行うことができる。
また、請求項1または請求項2に記載の電子部品収納ケース体における放熱構造において、請求項3では、前記ケース体は、前記回路基板の表面側と背面側とを覆うように二つのケース体により形成され、前記回路基板上に前記発熱電子部品もしくは前記放熱部材が実装される前記回路基板の所定箇所の裏面側に当接する回路基板熱伝達用突出部を前記ケース体のどちらか一方に設けてなることを特徴とするものである。
このように構成することにより、熱源である発熱電子部品や放熱部材から回路基板へと伝播された熱が回路基板熱伝達用突出部を介して放熱することができる。この際、放熱のための個別の部品を追加することなく回路基板を覆うケース体によって効率良く放熱することができる。
また、請求項3に記載の電子部品収納ケース体における放熱構造において、請求項4では、前記回路基板熱伝達用突出部は前記回路基板に所定のテンションを付与するように当接してなることを特徴とするものである。
このように構成することにより、組み付け部品の寸法のバラツキがあったとしても、回路基板とケース体との間において回路基板熱伝達用突出部を回路基板側に所定のテンションを付与して当接することから、回路基板熱伝達用突出部と回路基板との接触を良好に保つことができ、効率の良い放熱を行うことができる。
また、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の電子部品収納ケース体における放熱構造において、請求項5では、前記ケース体には、放熱用の通気孔を設けてなることを特徴とするものである。
このように構成することにより、熱源である発熱電子部品や放熱部材から発散される熱をケース体に設けた通気孔を介して外部へ放熱することができる。
また、請求項5に記載の電子部品収納ケース体における放熱構造において、請求項6では、前記ケース体には、前記通気孔へと放熱を助長するための壁部を設けてなることを特徴とするものである。
このように構成することにより、熱源である発熱電子部品や放熱部材から発散される熱を壁部から外部へと広がることを抑えつつ、その壁部を通気案内路としての機能を持たせることによって、通気孔へと発散された熱を導くことができ、外部への放熱を良好に行うことができる。
本発明では、通電によって自己発熱する発熱電子部品と、前記発熱電子部品を実装する回路基板と、前記回路基板とともに前記発熱電子部品を収容するケース体と、を有する電子部品収容ケース体における放熱構造において、前記ケース体は熱伝導性樹脂から形成されるとともに、そのケース体には前記回路基板に実装された前記発熱電子部品、あるいは前記発熱電子部品を介して前記回路基板上に実装された放熱部材に当接する熱伝達用突出部を一体的に設けたことにより、熱伝達用突出部を発熱電子部品あるいは発熱電子部品にセットされている放熱部材に当接するだけで熱源側である発熱電子部品や放熱部材から発せられる熱を熱伝達用突出部へと直接的に伝えることができ、この熱伝達用突出部を介して熱をケース体によって放熱することができる。この際、放熱用の部品や固定用の部品を増やすことなく簡単に組み付けを行うことのできる電子部品収納ケース体における放熱構造を提供することができるものであり、初期の目的を達成することができる。
以下、添付図面に基づいて、本発明を適用した電子部品収納ケース体における放熱構造の実施形態を説明する。
図1および図2は、本発明の第1の実施形態を示すもので、図1は電子部品収納ケース体における放熱構造の要部を示す分解斜視図、図2は図1の組み付け状態を示すA−A線の断面図である。
本実施形態による電子部品を実装した電子部品収納ケース体の全体構造として、合成樹脂材料により成形された上ケース体10と下ケース体20とによって全体のケース体1が構成され、この上下のケース体10,20の内部に、回路基板30が収納されている。
回路基板30には、一般的な抵抗やコンデンサなどの電子部品(図示せず)とともにパワートランジスタなどの発熱電子部品40が実装されている。この際、発熱電子部品40の1つにはアルミニウムなどからなる放熱板41(放熱部材)が取り付けられている。
上ケース体10と下ケース体20とはそれぞれカップ状に形成され、回路基板30を上下に挟んで収容保持するようにしており、上ケース10は、ほぼ平板状の上壁部11と、その上壁部11の周囲から下方に延びる側壁部12とによって下方が開放された箱状に形成され、また下ケース体20は、上ケース体10と同様にして、ほぼ平板状の底壁部21と、その底壁部21の周囲から上方に延びる側壁部22とによって上方が開放された箱状(カップ状)に形成されている。
また、回路基板30を位置決めし収納固定するケース体1の構造として、下ケース体20の底壁部21には、円柱状からなる複数個の組み付け用ボス部23が上方に向かって一体に突き出し形成され、このボス部23の上端部には回路基板30を固定保持するための筒状孔部23Aが設けられている。また下ケース体20のボス部23に設けられた筒状孔部23A位置に対応する上ケース体10の上壁部11には、ピン状のボス部13が下側に向けて突き出し形成されるとともに、このボス部13の下端部には下ケース体20のボス部23に設けられた筒状孔部23Aに挿入される位置合わせピン13Aが一体に設けられ、上ケース体10側に設けられたボス部13と下ケース体20側に設けられたボス部23との間に回路基板30が挟着保持される。この際、各ケース体10,20と位置合わせするために回路基板30には位置合わせ用孔部31が設けられている。
なお、下ケース20の側壁部22の外壁箇所には、上ケース10と係合固定するための断面三角形状の係止部24が突設されており、上ケース10の側壁部12には、前記下ケース20の係止部24と対向する位置に係止部24と係合する弾性フック部14が一体に設けられている。
また本実施形態にあっては、上ケース体10と下ケース体20とからなるケース体1は、熱伝導性樹脂によって形成されており、熱伝導性樹脂はたとえば熱伝導性の良い炭素材料を添加したPPS、PC、ABS、PBT,PPS)などの樹脂であり、熱伝導率0.3W/mK以上の特性を有するものである。本実施形態にあっては、熱伝導性樹脂として、たとえば帝人(株)製〔商品名:Raheama〕を適用している。
またケース体1には放熱構造が盛り込まれており、この第1の実施形態にあっては、回路基板30に実装された発熱電子部品40あるいは回路基板30に実装され、発熱電子部品40に組み付け固定された放熱部材41に直接的に当接するように上ケース体10の上壁部11から一体に熱伝達用突出部15が設けられている。この場合、図1や図2に示すように、回路基板30上の左側に位置した発熱電子部品40と対向して設けられる熱伝達用突出部15はほぼ円柱形状からなる熱伝導性樹脂によって形成され、回路基板30上の右側に位置した発熱電子部品40に組み付けられている放熱部材41と直接的に接するように角柱形状からなる熱伝達用突出部15Aが上ケース体10から一体に設けられている。
また回路基板30上の左側に位置した発熱電子部品40と当接する円柱形状からなる熱伝達用突出部15の基部側となる上ケース体10には、熱伝達用突出部15の周囲を取り巻くように上壁部11に略U字形状からなる切り欠き部16が形成され、この切り欠き部16によって熱伝達用突出部15を支持する弾性腕片17が形成されている。
また回路基板30上の右側に位置した発熱電子部品40に組み付け固定された放熱部材41と当接する角柱形状からなる熱伝達用突出部15Aの基部側には、熱伝達用突出部15Aを支持し上ケース体10と連結する弾性を有する腕片17Aが形成されている。
また上ケース体10の側壁部12や上壁部11の適宜設定された箇所には、熱源である発熱電子部品40や放熱部材41から発散される熱を放熱するための通気孔18が設けられており、この通気孔18へと放熱を助長するための壁部19が上ケース体10に設けられている。
また下ケース体20側における放熱構造として、この第1の実施形態にあっては、左側に位置した発熱電子部品40を実装した回路基板30の裏側に位置した箇所と当接するように下ケース体20の底壁部21から一体にほぼ円柱形状からなる回路基板熱伝達用突出部25が突き出し形成されている。この場合、回路基板熱伝達用突出部25の周囲を取り巻くように底壁部21に略U字形状からなる切り欠き部26が形成され、この切り欠き部26によって回路基板熱伝達用突出部25を支持する弾性腕片27が形成されている。
また下ケース体20の側壁部22や底壁部21の適宜設定された箇所には、熱源である発熱電子部品40や放熱部材41から回路基板30へと伝播された熱を放熱するための通気孔28が設けられており、この通気孔28へと放熱を助長するための壁部29が上ケース体10に設けられている。
なお、各壁部19,29は放熱を促進するための機能に加え、過度の熱上昇による電子部品の特性変動さらには熱破壊を予防するために遮熱としての機能を果たすように設ける場合もある。
上記構成からなる第1の実施形態における電子部品収納ケース体における放熱構造においては、たとえば下ケース体20を基準として電子部品や発熱電子部品40を実装した回路基板30をセットする。この際、下ケース体20のボス部23位置に回路基板30の位置合わせ用孔部31の位置を合わせて上ケース体10をセットすることにより、上ケース体10側に設けられたボス部13の位置合わせピン13Aが下ケース体20側に設けられたボス部23の筒状孔部23Aに差し込まれて位置決めされ、これと同時に各ボス部13,23との間に回路基板30が挟着保持されるとともに、下ケース体20の係止部24と上ケース体10の弾性フック部14とを係合することによって回路基板30がケース体1内に収納されて組み付け固定が完了する。
このように組み付けられた状態において、本実施形態では、ケース体1(上ケース体10、下ケース体20)を熱伝導性樹脂によって形成するとともに、そのケース体1(上ケース体10)から一体的に設けられた熱伝達用突出部15によって直接的に発熱電子部品40あるいは発熱電子部品40にセットされている放熱部材41と当接するだけで熱源側から発せられる熱を伝えることができ、この熱伝達用突出部15を介して熱をケース体10によって放熱することができるものであり、この際、固定用の部品を増やすことなく簡単に部品の組み付けを行うことができる電子部品収納ケース体における放熱構造を提供することができる。
また上ケース体10に設けられた熱伝達用突出部15の周囲を取り巻くように上ケース体10の上壁部11に略U字形状からなる切り欠き部16を設けることによって熱伝達用突出部15を支持する弾性腕片17が形成されるため、組み付け部品の寸法のバラツキがあったとしても、弾性腕片17を所定のテンションが付与するように発熱電子部品40に当接することができるように設けることによって、熱伝達用突出部15と熱源(発熱電子部品40)との接触を良好に保つことができるため、この結果、効率の良い放熱を行うことができる。
また、回路基板30の右側に実装され、発熱電子部品40に組み付けられている放熱部材41と直接的に接するように角柱形状からなる熱伝達用突出部15Aを上ケース体10から一体に設けることによって熱伝達用突出部15と熱源となる放熱部材41との接触を良好に保つことができるため、この結果、熱伝達用突出部15Aを介して上ケース体10より放熱を行うことができる。
この際、熱伝達用突出部15Aの基部側には、熱伝達用突出部15Aを支持し上ケース体10と連結する弾性を有する腕片17Aが形成されているため、組み付け部品の寸法のバラツキがあったとしても、弾性を有する腕片17Aによって所定のテンションを放熱部材41に付与した状態にて当接することによって、熱伝達用突出部15Aを熱源である放熱部材41に対して良好に接触保持することができ、効率の良い放熱を行うことができる。
また回路基板30の裏側に位置した箇所と直接的に当接するように下ケース体20の底壁部21から一体にほぼ円柱形状からなる回路基板熱伝達用突出部25を突き出し形成することにより、熱源である発熱電子部品40や放熱部材41から回路基板30へと伝播された熱が回路基板熱伝達用突出部25を介して放熱することができる。この際、放熱のための個別の部品を追加することなく回路基板30を覆うケース体20によって効率良く放熱することができる。また回路基板熱伝達用突出部25の周囲を取り巻くように底壁部21に略U字形状からなる切り欠き部26を形成することによって回路基板熱伝達用突出部25を支持する弾性腕片27が形成されるため、回路基板熱伝達用突出部25と回路基板30との接触を良好に保つことができ、効率の良い放熱を行うことができる。
また上ケース体10の側壁部12や上壁部11の適宜設定された箇所、あるいは下ケース体20の側壁部22や底壁部21の適宜設定された箇所には、熱源である発熱電子部品40や放熱部材41などから発散される熱を放熱するための通気孔18,28を設けることによって、熱源である発熱電子部品40や放熱部材41あるいは回路基板30から発散される熱をケース体10,20に設けた通気孔18,28を介して外部へ放熱することができる。加えて、熱源である発熱電子部品40や放熱部材41あるいは回路基板30などから発散される熱を壁部19、29から外部へと広がることを抑えつつ、その壁部19,29を通気案内路としての機能を持たせることによって、通気孔18,28へと発散された熱を導くことができ、外部への放熱を良好に行うことができる。
図3は本発明の第2の実施形態を示すもので、図3は回路基板に実装された電子部品を電子部品収納ケース体に収納固定した状態を示す要部の正面図であり、前述した第1の実施形態と同一部分、均等箇所については同一符号を付して説明する。
本実施形態による電子部品を実装した電子部品収納ケース体の全体構造として、前述した第1の実施形態と同様にして熱伝導性樹脂材料により成形された上ケース体10と下ケース体20とによって全体のケース体1が構成され、この上下のケース体10,20の内部に、回路基板30が収納されている。この回路基板30には、一般的な抵抗やコンデンサなどの電子部品(図示せず)とともにパワートランジスタなどの発熱電子部品40が実装されている。この際、発熱電子部品40の1つにはアルミニウムなどからなる放熱板41(放熱部材)が取り付けられている。
また第2の実施形態における放熱構造として、回路基板30上の左側に位置した発熱電子部品40と対向して設けられる熱伝達用突出部15はほぼ円柱形状からなる熱伝導性樹脂によって形成されるとともに、回路基板30上の右側に位置した発熱電子部品40に組み付けられている放熱部材41と対向して設けられる角柱形状からなる熱伝達用突出部15Aが上ケース体10からそれぞれ一体に設けられている。
また回路基板30上の左側に位置した発熱電子部品40と対向する円柱形状からなる熱伝達用突出部15の基部側となる上ケース体10には、熱伝達用突出部15の周囲を取り巻くように上壁部11に略U字形状からなる切り欠き部16が形成され、この切り欠き部16によって熱伝達用突出部15を支持する弾性腕片17が形成されている。
また回路基板30上の右側に位置した発熱電子部品40に組み付け固定された放熱部材41と対向して配設される角柱形状からなる熱伝達用突出部15Aの基部側には、熱伝達用突出部15Aを支持し上ケース体10と連結する弾性を有する腕片17Aが形成されている。
また上ケース体10の側壁部12や上壁部11の適宜設定された箇所には、熱源である発熱電子部品40や放熱部材41から発散される熱を放熱するための通気孔18が設けられており、この通気孔18へと放熱を助長するための壁部19が上ケース体10に設けられている。
また下ケース体20側における放熱構造として、この第1の実施形態とほぼ同様の構成を採用している。この第2の実施形態にあっては、左側に位置した発熱電子部品40を実装した回路基板30の裏側に位置した箇所と対向するように下ケース体20の底壁部21から一体にほぼ円柱形状からなる回路基板熱伝達用突出部25が突き出し形成されている。この場合、前述した第1の実施形態とほぼ同様にして回路基板熱伝達用突出部25の周囲を取り巻くように底壁部21に略U字形状からなる切り欠き部26が形成され、この切り欠き部26によって回路基板熱伝達用突出部25を支持する弾性腕片27が形成されている。
また下ケース体20の側壁部22や底壁部21の適宜設定された箇所には、熱源である発熱電子部品40や放熱部材41から回路基板30へと伝播された熱を放熱するための通気孔28が設けられており、この通気孔28へと放熱を助長するための壁部29が上ケース体10に設けられている。
ところで、この第2の実施形態では、熱源である発熱電子部品40や放熱部材41などと接触する側に弾性を有する熱伝導性の良好なシリコンゴムなどの熱伝達部材50が配設されている。
また回路基板30の裏面側にて、その回路基板30と対向して配置される回路基板熱伝達用突出部25との間に弾性を有する熱伝導性の良好なシリコンゴムなどの熱伝達部材50が配設されている。
なお、回路基板30は上下のケース体10,20の各側壁部12,22の間に挟着保持するように設けられている。
上記構成からなる第2の実施形態における電子部品収納ケース体におけ放熱構造においては、ケース体1(上ケース体10、下ケース体20)を熱伝導性樹脂によって形成するとともに、そのケース体1(上ケース体10)から一体的に設けられた熱伝達用突出部15によって弾性を有する熱伝達部材50を介して直接的に発熱電子部品40あるいは発熱電子部品40にセットされている放熱部材41と当接するだけで熱源側から発せられる熱を伝えることができる。この際、組み付け部品の寸法のバラツキが若干あったとしても、発熱電子部品40や放熱部材41などと接触する側に弾性を有する熱伝導性の良好なシリコンゴムなどの熱伝達部材50を配設することにより、寸法バラツキを吸収することができ、さらに弾性腕片17,17Aを所定のテンションが付与するように熱伝達部材50を介して発熱電子部品40や放熱部材41と当接することによって、熱伝達用突出部15と熱源(発熱電子部品40)との接触をさらに良好に保つことが可能となるため、この結果、効率の良い放熱を行うことができる。
また回路基板30の裏面側においても同様にして、組み付け部品の寸法のバラツキが若干あったとしても、回路基板30と対向して配置される回路基板熱伝達用突出部25との間に弾性を有する熱伝導性の良好なシリコンゴムなどの熱伝達部材50を配設することにより、寸法バラツキを吸収することができ、回路基板30側の熱を弾性を有する熱伝達部材50に伝えることができ、さらに弾性腕片27を所定のテンションが付与するように熱伝達部材50を介して回路基板30と当接することによって、回路基板熱伝達用突出部25と回路基板30との接触をさらに良好に保つことが可能となり、この結果、効率の良い放熱を行うことができる。
なお、本発明は上述した実施例に限定されるものでなく本発明の要旨の範囲において種々の変形実施が可能である。たとえば、前述した実施形態においては、ケース体1(上ケース体10、下ケース体20)を熱伝導性樹脂によって形成するとともに、そのケース体1から一体的に設けた円柱形状あるいは角形の熱伝達用突出部15によって直接的に発熱電子部品40あるいは発熱電子部品40にセットされている放熱部材41と当接する構成を採用して放熱効果を得るようにしていたが、形状を放熱電子部品の形状に合わせることなく他の形状、例えば楕円形状や多角形の形状、あるいは壁部と兼ねた長方形の形状など適宜設定可能であり、場合によってはケース体1の外側表面に放熱用のフィンを設けることにより、放熱効果をさらに高めることが可能となるものである。
図1は、本発明の第1の実施形態である電子部品収納ケース体におけ放熱構造の要部を示す分解斜視図。 図2は、図1の組み付け状態を示すA−A線の断面図である。 図3は、本発明の第2の実施形態である回路基板に実装された電子部品を電子部品収納ケース体に収納固定した状態を示す要部の断面図。
符号の説明
1 ケース体
10 上ケース体
11 上壁部
12 側壁部
13 ボス部
13A 位置合わせピン
14 弾性フック部
15,15A 熱伝達用突出部
16 切り欠き部
17 弾性腕片
17A 腕片
18 通気孔
19 壁部
20 下ケース体
21 底壁部
22 側壁部
23 組み付け用ボス部
23A 筒状孔部
24 係止部
25 回路基板熱伝達用突出部
26 切り欠き部
27 弾性腕片
28 通気孔
29 壁部
30 回路基板
31 位置合わせ用孔部
40 発熱電子部品
41 放熱部材
50 熱伝達部材

Claims (6)

  1. 通電によって自己発熱する発熱電子部品と、前記発熱電子部品を実装する回路基板と、前記回路基板とともに前記発熱電子部品を収容するケース体と、を有する電子部品収容ケース体における放熱構造において、前記ケース体は熱伝導性樹脂から形成されるとともに、そのケース体には前記回路基板に実装された前記発熱電子部品、あるいは前記発熱電子部品を介して前記回路基板上に実装された放熱部材に当接する熱伝達用突出部を一体的に設けたことを特徴とする電子部品収納ケース体における放熱構造。
  2. 前記熱伝達用突出部は、前記発熱電子部品あるいは前記放熱部材に所定のテンションを付与するように当接してなることを特徴とする請求項1に記載の電子部品収納ケース体における放熱構造。
  3. 前記ケース体は、前記回路基板の表面側と背面側とを覆うように二つのケース体により形成され、前記回路基板上に前記発熱電子部品もしくは前記放熱部材が実装される前記回路基板の所定箇所の裏面側に当接する回路基板熱伝達用突出部を前記ケース体のどちらか一方に設けてなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子部品収納ケース体における放熱構造。
  4. 前記回路基板熱伝達用突出部は前記回路基板に所定のテンションを付与するように当接してなることを特徴とする請求項3に記載の電子部品収納ケース体における放熱構造。
  5. 前記ケース体には、放熱用の通気路を設けてなることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の電子部品収納ケース体における放熱構造。
  6. 前記ケース体には、前記通気路へと放熱を助長するための壁部を設けてなることを特徴とする請求項5に記載の電子部品収納ケース体における放熱構造。
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