JP2009173364A - 乗客コンベアの異常診断システム - Google Patents

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洋輔 村尾
Masashi Shudo
正志 首藤
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Abstract

【課題】手摺ベルトの速度異常をはじめとする乗客コンベアの各種異常を簡便且つ確実に診断できるようにする。
【解決手段】手摺ベルト2における任意の位置に無線ICタグ10、手摺ベルト2の循環経路近傍にタグリーダ11をそれぞれ設置し、手摺ベルト2の循環移動により無線ICタグ10がタグリーダ11に接近したときに、タグリーダ11によって無線ICタグ10からデータが読み取られるようにする。そして、このタグリーダ11によるデータ読み取り動作を診断装置12で監視して、その監視結果に基づいてエスカレータの異常を診断する。
【選択図】図1

Description

本発明は、エスカレータや動く歩道などの乗客コンベアの異常を診断する異常診断システムに関する。
エスカレータや動く歩道などの乗客コンベアは、無端状に連結された多数のステップと手摺ベルトとをモータの駆動により互いに同期させながら循環移動させることで乗客を搬送する構造である。この種の乗客コンベアでは、乗客の安全性を十分に確保した状態で運転することが重要な課題とされており、例えば用品の経年劣化などにより異常が発生している場合には、この異常を速やかに検知して何らかの対応を図ることが求められている。
例えば、手摺ベルトに経年劣化による磨耗や伸びなどが生じていたり、モータの駆動力を手摺ベルトに伝達する機構に不具合が生じていたりすると、その異常が手摺ベルトの振動となって現われたり、手摺ベルトの速度異常によるステップとの同期ずれといった現象となって現われたりする。このような手摺ベルトの異常を診断するための手法としては、従来、例えば特許文献1にて開示されるように、手摺ベルトの内面側に光を反射する複数の反射体を所定間隔で配置するとともに、手摺ベルトの循環移動経路近傍に光電センサを設置し、手摺ベルトの循環移動により複数の反射体が光電センサの近傍を順次通過することに応じて光電センサから出力されるパルス信号に基づき手摺ベルトの移動速度を求め、手摺ベルトの移動速度が所定値以上低下した場合に、表示装置に異常を表示するとともに集中管理センタに通報するといった手法が提案されている。
特開平10−36052号公報
しかしながら、特許文献1にて開示される従来の技術では、手摺ベルトに配置した複数の反射体からの反射光を光電センサで検出して手摺ベルトの移動速度を求めるようにしているため、反射体に汚れが付着して光を正常に反射できない状態にあると、手摺ベルトの速度異常を正しく診断できないという問題があった。また、正しい診断を保証するためには、保守員が定期的に清掃作業を行って多数の反射体の汚れを除去しておく必要があり、保守作業の煩雑化を招くという問題があった。
本発明は、以上のような従来技術の問題点を解消すべく創案されたものであって、手摺ベルトの速度異常をはじめとする乗客コンベアの各種異常を簡便且つ確実に診断することができる乗客コンベアの異常診断システムを提供することを目的としている。
本発明に係る異常診断システムは、手摺ベルトにおける任意の位置に情報記憶媒体、手摺ベルトの循環経路近傍に読取装置をそれぞれ設置し、手摺ベルトの循環移動により情報記憶媒体が読取装置に接近したときに、読取装置によって情報記憶媒体から非接触でデータが読み取られるようにしている。そして、診断装置がこの読取装置による情報記憶媒体からのデータ読み取り動作を監視し、その監視結果に基づいて乗客コンベアの異常を診断する構成としている。
本発明によれば、手摺ベルトに汚れが付着している場合であっても、この手摺ベルトの循環移動を診断装置で適切に監視することができ、手摺ベルトの速度異常をはじめとする乗客コンベアの各種異常を簡便且つ確実に診断することができる。
以下、本発明の具体的な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の各実施形態では、診断の対象となる乗客コンベアとして、多数のステップが上下階に亘って斜めに移動するエスカレータを例示するが、勿論、本発明は、多数のステップが連続して水平方向に移動する動く歩道を診断の対象とする場合にも有効に適用可能である。
[第1の実施形態]
まず、本発明の第1の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態の異常診断システムの診断対象となるエスカレータの概要を説明する模式図である。診断対象となるエスカレータは、例えば建物の上階と下階との間に傾斜して設置され、隙間なく連結された多数のステップ1と手摺ベルト2とを互いに同期させながら循環移動させて乗客を上下階に亘り搬送するものである。
多数のステップ1は、無端状のチェーン3によって相互に連結されており、エスカレータの荷重を支える主枠であるトラス内に配置されている。トラスの内部には、上階側に駆動スプロケット4、下階側に従動スプロケット5がそれぞれ配置されており、これら駆動スプロケット4と従動スプロケット5との間に、多数のステップ1を連結するチェーン3が巻き掛けられている。駆動スプロケット4は、モータや減速機などを有する駆動装置6に連結されており、駆動装置6の駆動によりこの駆動スプロケット4が回転し、駆動スプロケット4に噛み合うチェーン3に駆動力が伝達されることで、チェーン3によって連結された多数のステップ1が、図示しないガイドレールに沿って上階側の乗降口と下階側の乗降口との間を循環移動する構造となっている。
また、ステップ1の左右両側面と対向する位置には、ステップ1の移動方向に沿って一対の欄干7が立設されており、この欄干7の周囲を周回するように、ステップ1上の乗客が把持する手摺ベルト2が装着されている。この手摺ベルト2は、例えば上述した駆動装置6から駆動スプロケット4を介して手摺ベルト駆動装置8に駆動力が伝達されることで、ステップ1と同期して上階側の乗降口と下階側の乗降口との間を循環移動する。
本実施形態の異常診断システムは、以上のように構成されるエスカレータの異常を診断するものであり、手摺ベルト2の任意の位置に情報記憶媒体としての無線IC(integrated circuit)タグ10、手摺ベルト2の循環移動経路近傍に読取装置としてのタグリーダ11をそれぞれ設置し、タグリーダ11による無線ICタグ10からのデータ読み取り動作を診断装置12で監視してエスカレータの異常を診断する構成である。
無線ICタグ10には、当該無線ICタグ10を設置した手摺ベルト2についての固有データ、具体的には例えば手摺ベルト2の製造ロット番号などのデータが書き込まれている。この無線ICタグ10に書き込まれたデータは、手摺ベルト2が循環移動することによって無線ICタグ10がタグリーダ11に接近したときに、タグリーダ11によって読み取られる。
タグリーダ11は、手摺ベルト2の循環移動経路近傍に、例えばトラスなどに固定された状態で設置され、無線ICタグ10との間で近距離の無線通信を行って、無線ICタグ10に書き込まれたデータを読み取る。このタグリーダ11と無線ICタグ10との間での無線通信の方式は特に限定されるものではなく、電磁誘導方式やマイクロ波方式など、様々な方式が採用可能である。ここで、無線ICタグ10は手摺ベルト2に設置されて手摺ベルト2とともに循環移動するので、手摺ベルト1が1周するごとに、タグリーダ20による無線ICタグ10からのデータ読み取り動作が行われることになる。なお、タグリーダ11は、無線ICタグ10からデータを読み取るだけでなく、無線ICタグ10にデータを書き込む機能も有することが望ましい。タグリーダ11にデータ書き込みの機能も持たせておけば、診断装置12による診断結果を随時更新しながら無線ICタグ10に記憶させておくことができ、その後の異常診断の際に有用な情報として利用することができる。
診断装置12は、タグリーダ11による無線ICタグ10からのデータ読み取り動作を監視して、その監視結果に基づいてエスカレータの異常を診断する。具体的には、診断装置12は、例えば、タグリーダ11による無線ICタグ10からのデータ読み取り間隔を監視し、このデータ読み取り間隔を、予め記憶している正常時の手摺ベルト循環所要時間(手摺ベルト2が1周するのに要する時間)と比較することで、手摺ベルト2に伸びや滑りなどに起因する速度異常が発生しているか否かを診断することができる。また、診断装置12は、タグリーダ11による無線ICタグ10からのデータ読み取り間隔から手摺ベルト2の移動速度を算出し、この算出した手摺ベルト2の移動速度を、予め記憶している正常時の移動速度(定格速度)と比較して、手摺ベルト2に伸びや滑りなどに起因する速度異常が発生しているか否かを診断するようにしてもよい。また、診断装置12は、タグリーダ11による無線ICタグ10からのデータ読み取り回数を積算して、このデータ読み取り回数からエスカレータ駆動回数、つまりステップ1や手摺ベルト2が何周したかを把握して、エスカレータにおける各用品の消耗度合いを判定することも可能である。
図2は、診断装置12内部に実現される機能的な構成の一例を示すブロック図である。診断装置12は、図2に示すように、エスカレータの異常を診断するための機能構成として、演算部121と、タイマ122と、比較判定部123と、メモリ124と、表示部125とを備える。
演算部121には、タグリーダ11によって無線ICタグ10からデータが読み取られるたびに、この読み取られたデータ(手摺ベルト2の固有データ)が入力される。演算部121は、タグリーダ11からのデータ入力の間隔、つまり、タグリーダ11による無線ICタグ10からのデータ読み取り間隔を、タイマ122で計時された時間をもとに計測し、計測したデータ読み取り間隔の情報を手摺ベルト2の固有データとともに比較判定部123に出力する。また、演算部121は、計測したデータ読み取り間隔と、既知の値である手摺ベルト2の1周分の移動距離とから、手摺ベルト2の移動速度を算出し、算出した移動速度の情報を手摺ベルト2の固有データとともに比較判定部123に出力するようにしてもよい。
比較判定部123は、演算部121で計測されたタグリーダ11によるデータ読み取り間隔の情報が入力されると、このタグリーダ11によるデータ読み取り間隔を、メモリ124に予め記憶されている正常時の手摺ベルト循環所要時間(手摺ベルト2が1周するのに要する時間)と比較して、手摺ベルト2に伸びや滑りなどに起因する速度異常が発生しているか否かを診断する。また、比較判定部123は、演算部121から手摺ベルト2の移動速度の情報が入力された場合には、この手摺ベルト2の移動速度を、予めメモリ124に記憶されている正常時の移動速度(定格速度)と比較して、手摺ベルト2に伸びや滑りなどに起因する速度異常が発生しているか否かを診断する。そして、比較判定部123は、手摺ベルト2に速度異常が発生しているか否かの診断結果を、手摺ベルト2の固有データと対応付けたかたちで表示部125に表示させる。
また、演算部121は、タグリーダ11による無線ICタグ10からのデータ読み取り回数を積算して、このデータ読み取り回数からエスカレータ駆動回数、つまりステップ1や手摺ベルト2が何周したかを把握し、このエスカレータ駆動回数の情報を比較判定部123に出力するようにしてもよい。この場合、比較判定部123は、演算部121から入力されたエスカレータの駆動回数の情報をもとに、例えばメモリ124に予め格納されているエスカレータの各用品のメンテナンス情報を参照して、各用品の消耗度合いを判定する。そして、比較判定部123は、消耗度合いが激しく交換時期が近いと判断される用品がある場合には、その用品名をエスカレータの駆動回数の情報とともに表示部125に表示させる。
以上、具体的な例を挙げながら詳細に説明したように、本実施形態の異常診断システムによれば、手摺ベルト2に設置された無線ICタグ10のデータをタグリーダ11で読み取る動作を診断装置12によって監視するといった簡便な手法で、手摺ベルト2の速度異常やエスカレータの各用品の消耗度合いなどを確実に診断することができ、しかも、手摺ベルト2に付着した汚れなどの影響で診断を誤るといった不都合を生じさせることなく、正確な診断を行うことができる。
また、本実施形態の異常診断システムによれば、診断装置12による診断結果を表示部125に表示させることにより、エスカレータの異常有無を保守作業員に的確且つ確実に把握させることができ、保守作業員によるメンテナンス作業の作業性を大幅に向上させることができる。
また、本実施形態の異常診断システムによれば、タグリーダ11にデータ書き込み機能も持たせておくことにより、診断装置12による診断結果を随時更新しながら無線ICタグ10に記憶させておくことができ、その診断結果の情報を、その後の異常診断の際に有用な情報として利用することができる。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
図3は、第2の実施形態の異常診断システムの概要を説明する模式図である。本実施形態は、図3に示すように、手摺ベルト2の循環移動経路における複数の箇所にタグリーダ11a,11b,11c・・・を設置し、手摺ベルト2の循環移動に伴って、手摺ベルト2に設置した無線ICタグ10のデータがこれら複数のタグリーダ11a,11b,11c・・・により順次読み取られるようにして、各タグリーダ11a,11b,11c・・・によるデータ読み取り動作を診断装置12で監視するようにしたことを特徴としている。
複数のタグリーダ11a,11b,11c・・・は、隣り合うタグリーダ間の間隔が一定となるように、手摺ベルト2の循環移動経路に沿って配列されている。そして、これら複数のタグリーダ11a,11b,11c・・・は、それぞれ、手摺ベルト2の循環移動により無線ICタグ10が接近したときに、無線ICタグからデータを読み取って診断装置12に対して出力する。したがって、診断装置12には、手摺ベルト2の循環移動により無線ICタグ10がタグリーダ11aに接近したタイミング、無線ICタグ10がタグリーダ11bに接近したタイミング、無線ICタグ10がタグリーダ11cに接近したタイミング・・・で、それぞれ無線ICタグ10に記憶されていた手摺ベルト2の固有データが順次入力されることになる。ここで、隣り合うタグリーダ間の間隔(設置位置間の距離)はそれぞれ既知の一定の値であるので、診断装置12は、データが入力される時間間隔と、隣り合うタグリーダ間の間隔(距離)とから、手摺ベルト2の移動速度を迅速に、つまり手摺ベルト2が1周するまで待たずに算出することができ、手摺ベルト2の速度異常などの診断をより迅速に行うことができる。
また、例えば異物などの噛み込みにより手摺ベルト2の動きに局部的な異常が生じている場合、この異物の噛み込みが生じている箇所を無線ICタグ10が通過するときにのみ、診断装置10へのデータ入力のタイミングにずれが生じるので、診断装置10は、このタイミングのずれを検出することで、異物の噛み込みなどが生じている箇所を特定することができる。
以上のように、本実施形態の異常診断システムによれば、手摺ベルト2の循環移動経路における複数の箇所にタグリーダ11a,11b,11c・・・を設置して、各タグリーダ11a,11b,11c・・・による無線ICタグ10からのデータ読み取り動作を診断装置12で監視するようにしているので、手摺ベルト2の速度異常などの診断をより迅速に行うことができ、また、手摺ベルト2に異物の噛み込みなどが発生した場合には、その発生箇所を特定することができる。
[第3の実施形態]
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
図4は、第3の実施形態の異常診断システムの概要を説明する模式図である。診断対象となるエスカレータにはステップ1の移動方向に向かって右側と左側とにそれぞれ手摺ベルト2が設けられているが、本実施形態では、図4に示すように、ステップ1の右側に位置する手摺ベルト2Rに無線ICタグ10R、ステップ1の左側に位置する手摺ベルト2Lに無線ICタグ10Lを各々設置するとともに、手摺ベルト2Rの循環移動経路近傍にタグリーダ11R、手摺ベルト2Lの循環移動経路近傍にタグリーダ11Lを各々設置して、タグリーダ11Rによる無線ICタグ10Rからのデータ読み取り動作と、タグリーダ11Lによる無線ICタグ10Lからのデータ読み取り動作とを、診断装置12で監視するようにしている。
診断装置12は、第1の実施形態で説明したように、タグリーダ11Rによる無線ICタグ10Rからのデータ読み取り動作を監視することで、ステップ1の右側に位置する手摺ベルト2Rの速度異常などを診断することができ、また、タグリーダ11Lによう無線ICタグ10Lからのデータ読み取り動作を監視することで、ステップ1の左側に位置する手摺ベルト2Lの速度異常などを診断することができる。さらに、診断装置12は、タグリーダ11Rによるデータ読み取り間隔とタグリーダ11Lによるデータ読み取り間隔とを比較することで、手摺ベルト2Rと手摺ベルト2Lとの同期ずれも診断することができる。
すなわち、ステップ1の左右の手摺ベルト2R,2Lの片伸びなどによりこれら手摺ベルト2R,2Lの間に相対的な移動速度の差が生じると、タグリーダ11Rによる無線ICタグ10Rからのデータ読み取り間隔と、タグリーダ11Lによる無線ICタグ10Lからのデータ読み取り間隔とにずれが生じる。したがって、診断装置12は、タグリーダ11Rによるデータ読み取り間隔とタグリーダ11Lによるデータ読み取り間隔とを比較して、これらの間にずれが生じていれば、手摺ベルト2Rと手摺ベルト2Lとの同期ずれが発生していると判定できる。
以上のように、本実施形態の異常診断システムによれば、ステップ1の右側に位置する手摺ベルト2Rに無線ICタグ10R、ステップ1の左側に位置する手摺ベルト2Lに無線ICタグ10Lを各々設置するとともに、手摺ベルト2Rの循環移動経路近傍にタグリーダ11R、手摺ベルト2Lの循環移動経路近傍にタグリーダ11Lを各々設置して、タグリーダ11Rによる無線ICタグ10Rからのデータ読み取り動作と、タグリーダ11Lによる無線ICタグ10Lからのデータ読み取り動作とを、診断装置12で監視するようにしているので、手摺ベルト2R,2L各々の異常を個別に診断できるとともに、これら手摺ベルト2R,2Lの連動性の異常である同期ずれについても診断することができる。
[第4の実施形態]
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。
図5は、第4の実施形態の異常診断システムの概要を説明する模式図である。本実施形態は、図5に示すように、手摺ベルト2に無線ICタグ10、手摺ベルト2の循環移動経路近傍にタグリーダ11を設置することに加え、無端状に連結された多数のステップ1のうちの少なくとも1つに第2の無線ICタグ13を設置するとともに、ステップ1の循環移動経路近傍に第2のタグリーダ14を設置して、タグリーダ11による無線ICタグ10からのデータ読み取り動作と、第2のタグリーダ14による第2の無線ICタグ13からのデータ読み取り動作とを、診断装置12で監視するようにしたことを特徴としている。
第2の無線ICタグ13には、当該第2の無線ICタグ13を設置したステップ1についての固有データ、具体的には例えばステップ1の製造ロット番号などのデータが書き込まれている。この第2の無線ICタグ13に書き込まれたデータは、ステップ1が循環移動することによって第2の無線ICタグ13が第2のタグリーダ14に接近したときに、第2のタグリーダ14によって読み取られる。
第2のタグリーダ14は、ステップ1の循環移動経路近傍に、例えばトラスなどに固定された状態で設置され、第2の無線ICタグ13が接近したときにこの第2の無線ICタグ13との間で近距離の無線通信を行って、第2の無線ICタグ13に書き込まれたデータを読み取る。なお、この第2のタグリーダ14も、タグリーダ11と同様にデータ書き込みの機能を持たせることで、診断装置12による診断結果を随時更新しながら第2の無線ICタグ13に記憶させておくことができ、その後の異常診断の際に有用な情報として利用することができる。
診断装置12は、第1の実施形態で説明したように、タグリーダ11による無線ICタグ10からのデータ読み取り動作を監視することで、手摺ベルト2の速度異常などを診断することができ、また、第2のタグリーダ14による第2の無線ICタグ13からのデータ読み取り動作を監視することで、手摺ベルト2の異常診断と同様の手法により、ステップ1の速度異常などを診断することができる。さらに、診断装置12は、タグリーダ11によるデータ読み取り間隔と第2のタグリーダ14によるデータ読み取り間隔とを比較することで、手摺ベルト12とステップ1との循環移動における同期ずれも診断することができる。
すなわち、手摺ベルト2は、第1の実施形態で説明したように、ステップ1を駆動する駆動装置6から駆動スプロケット4を介して手摺ベルト駆動装置8に駆動力が伝達されることによって、ステップ1と同期して循環移動するように構成されているが、例えば手摺ベルト2自体の伸びや、多数のステップ1を連結するチェーン3の伸び、手摺ベルト駆動装置8の不具合などが発生していると、手摺ベルト2とステップ1との間に相対的な移動速度の差が生じ、同期ずれが発生する。手摺ベルト2とステップ1とに同期ずれが発生すると、タグリーダ11による無線ICタグ10からのデータ読み取り間隔と、第2のタグリーダ14による第2の無線ICタグ13からのデータ読み取り間隔とにずれが生じる。したがって、診断装置12は、タグリーダ11によるデータ読み取り間隔と第2のタグリーダ14によるデータ読み取り間隔とを比較して、これらの間にずれが生じていれば、手摺ベルトとステップ1との同期ずれが発生していると判定できる。
以上のように、本実施形態の異常診断システムによれば、手摺ベルト2に設置した無線ICタグ10からのタグリーダ11によるデータ読み取り動作と、ステップ1に設置した第2の無線ICタグ13からの第2のタグリーダ14によるデータ読み取り動作とを、診断装置12で監視するようにしているので、手摺ベルト2の異常とステップ1の異常とを各々個別に診断できるとともに、これら手摺ベルト2とステップ1との循環移動における同期ずれについても診断することができる。
[第5の実施形態]
次に、本発明の第5の実施形態について説明する。
図6は、第5の実施形態の異常診断システムの概要を説明する模式図である。本実施形態は、図6に示すように、手摺ベルト2に無線ICタグ10、手摺ベルト2の循環移動経路近傍にタグリーダ11を設置することに加え、駆動装置6により回転操作される駆動スプロケット4外周側の任意の位置に第3の無線ICタグ15を設置するとともに、駆動スプロケット4の近傍に第3のタグリーダ16を設置して、タグリーダ11による無線ICタグ10からのデータ読み取り動作と、第3のタグリーダ16による第3の無線ICタグ15からのデータ読み取り動作とを、診断装置12で監視するようにしたことを特徴としている。
第3の無線ICタグ15には、当該第3の無線ICタグ15を設置した駆動スプロケット4についての固有データ、具体的には例えば駆動スプロケット4の製造ロット番号などのデータが書き込まれている。この第3の無線ICタグ15に書き込まれたデータは、駆動スプロケット4の回転によって第3の無線ICタグ15が第3のタグリーダ16に接近したときに、第3のタグリーダ16によって読み取られる。
第3のタグリーダ16は、駆動スプロケット4の近傍に、例えばトラスなどに固定された状態で設置され、第3の無線ICタグ15が接近したときにこの第3の無線ICタグ15との間で近距離の無線通信を行って、第3の無線ICタグ15に書き込まれたデータを読み取る。なお、この第3のタグリーダ16も、タグリーダ11と同様にデータ書き込みの機能を持たせることで、診断装置12による診断結果を随時更新しながら第3の無線ICタグ15に記憶させておくことができ、その後の異常診断の際に有用な情報として利用することができる。
診断装置12は、第1の実施形態で説明したように、タグリーダ11による無線ICタグ10からのデータ読み取り動作を監視することで、手摺ベルト2の速度異常などを診断することができ、また、第3のタグリーダ16による第3の無線ICタグ15からのデータ読み取り動作を監視することで、手摺ベルト2の異常診断と同様の手法により、駆動装置6の異常などを診断することができる。さらに、診断装置12は、タグリーダ11によるデータ読み取り間隔と第3のタグリーダ16によるデータ読み取り間隔とを比較することで、手摺ベルト駆動装置8の異常も診断することができる。
すなわち、手摺ベルト駆動装置8は、上述したように駆動装置6の駆動力が駆動スプロケット4を介して伝達されて手摺ベルト2を駆動する構成であり、この手摺ベルト駆動装置8により駆動される手摺ベルト2の移動と、手摺ベルト駆動装置8に駆動力を伝達する駆動スプロケット4の回転とは連動している。しかしながら、手摺ベルト駆動装置8に例えば滑りなどの異常が発生すると、この手摺ベルト2の移動と駆動スプロケット4の回転との連動性にずれが生じ、この連動性のずれは、タグリーダ11による無線ICタグ10からのデータ読み取り間隔と、第3のタグリーダ16による第3の無線ICタグ15からのデータ読み取り間隔との間の規則性のずれとして現われる。したがって、診断装置12は、タグリーダ11によるデータ読み取り間隔と第3のタグリーダ16によるデータ読み取り間隔とをそれぞれ監視し、これらの間の規則性にずれが生じた場合に、手摺ベルト駆動装置8に何らかの異常が発生していると判定できる。
以上のように、本実施形態の異常診断システムによれば、手摺ベルト2に設置した無線ICタグ10からのタグリーダ11によるデータ読み取り動作と、駆動スプロケット4に設置した第3の無線ICタグ15からの第3のタグリーダ16によるデータ読み取り動作とを、診断装置12で監視するようにしているので、手摺ベルト2の異常と駆動装置6の異常とを各々個別に診断できるとともに、手摺ベルト2を駆動する手摺ベルト駆動装置8の異常についても診断することができる。
[第6の実施形態]
次に、本発明の第6の実施形態について説明する。
図7は、第6の実施形態の異常診断システムを構成する各構成要素の機能的な繋がりを示すブロック図である。本実施形態は、図7に示すように、診断装置12の機能構成として通信部126を付加し、診断装置12による診断結果をデータ通信回線DTを介して遠隔地の監視センタに設置された遠隔監視装置20に送信できるようにしたことを特徴としている。
上述した第1乃至第5の実施形態では、診断装置12が診断結果を表示部125に表示することで、保守作業員がメンテナンスを実施する際に表示部125を参照してエスカレータの異常有無を把握できるようにすることを説明したが、遠隔監視によりエスカレータの異常を診断できるようにして、異常が見付かったときに保守作業員が現地に出向いてメンテナンスを実施するようにすれば、メンテナンス作業をさらに効率よく行えるようになると考えられる。そこで、本実施形態では、遠隔地の監視センタに設置された遠隔監視装置20との間でデータ通信回線DTを利用したデータ通信を行う通信部126を診断装置12に設け、診断装置12による診断結果を遠隔監視装置20に送信できるようにしている。
本実施形態において、診断装置12は、例えば遠隔監視装置20からの動作指令に応じて動作し、上述した第1乃至第5の実施形態で説明したようにエスカレータの異常診断を行う。そして、その診断結果を、通信部126からデータ通信回線DT経由で遠隔監視装置20へと送信する。なお、診断装置12によるエスカレータの異常診断および診断結果の送信は、遠隔監視装置20からの動作指令に対する応答というかたちだけでなく、予め定められた時間で定期的に行うようにしてもよいし、また、現地の管理者や保守作業員の操作に応じて行うようにしてもよい。
遠隔地の監視センタに設置された遠隔監視装置20は、診断装置12の通信部126からデータ通信回線DT経由でエスカレータの異常診断の結果が送信されると、その診断結果を例えばモニタに表示したり、異常発報を行ったりして、監視センタの監視員に報知する。これにより、監視センタの監視員は、監視対象となるエスカレータに異常が発生していればその異常を的確且つ確実に把握して、保守作業員の手配などを迅速に行うことができる。
以上のように、本実施形態の異常診断システムによれば、診断装置12の診断結果を通信部126からデータ通信回線DTを介して遠隔地の監視センタに設置された遠隔監視装置20に送信できるようにしているので、遠隔監視によりエスカレータの異常を診断することが可能となり、メンテナンス作業のさらなる効率化を実現することができる。
以上、本発明を適用した異常診断システムの具体例として第1乃至第6の実施形態を例示して具体的に説明したが、本発明は以上の各実施形態で説明した技術事項を任意に組み合わせて実施することも可能である。また、本発明の技術的範囲は、以上の各実施形態の説明で開示した技術事項に限定されるものではなく、以上の開示内容をもとに一般的な技術常識も鑑みて当然に導かれる変形例、応用例も含まれるものである。
第1の実施形態の異常診断システムの診断対象となるエスカレータの概要を説明する模式図。 診断装置内部に実現される機能的な構成の一例を示すブロック図。 第2の実施形態の異常診断システムの概要を説明する模式図。 第3の実施形態の異常診断システムの概要を説明する模式図。 第4の実施形態の異常診断システムの概要を説明する模式図。 第5の実施形態の異常診断システムの概要を説明する模式図。 第6の実施形態の異常診断システムを構成する各構成要素の機能的な繋がりを示すブロック図。
符号の説明
1 ステップ
2 手摺ベルト
4 駆動スプロケット(回転体)
6 駆動装置
8 ベルト駆動装置
10 無線ICタグ(情報記憶媒体)
11 タグリーダ(読取装置)
12 診断装置
13 第2の無線ICタグ(第2の情報記憶媒体)
14 第2のタグリーダ(第2の読取装置)
15 第3の無線ICタグ(第3の情報記憶媒体)
16 第3のタグリーダ(第3の読取装置)
20 遠隔監視装置
121 演算部
122 タイマ
123 比較判定部
124 メモリ
125 表示部
126 通信部
DT データ通信回線

Claims (11)

  1. 無端状に連結された多数のステップと手摺ベルトとを互いに同期させながら循環移動させる乗客コンベアの異常診断システムであって、
    前記手摺ベルトにおける任意の位置に設置された情報記憶媒体と、
    前記手摺ベルトの循環移動経路近傍に設置され、前記手摺ベルトの循環移動により前記情報記憶媒体が接近したときに前記情報記憶媒体から非接触でデータを読み取る読取装置と、
    前記読取装置による前記情報記憶媒体からのデータ読み取り動作を監視して、当該データ読み取り動作の監視結果に基づいて乗客コンベアの異常を診断する診断装置と、を備えることを特徴とする異常診断システム。
  2. 前記診断装置は、乗客コンベアが正常なときに前記手摺ベルトが1周するのに要する手摺ベルト循環所要時間を記憶しており、前記読取装置によるデータ読み取り間隔を前記手摺ベルト循環所要時間と比較して、前記手摺ベルトの異常を診断すること、を特徴とする請求項1に記載の異常診断システム。
  3. 前記診断装置は、乗客コンベアが正常なときの前記手摺ベルトの移動速度を記憶しており、前記読取装置によるデータ読み取り間隔から前記手摺ベルトの移動速度を算出し、算出した移動速度と記憶している移動速度とを比較して、前記手摺ベルトの異常を診断すること、を特徴とする請求項1に記載の異常診断システム。
  4. 前記情報記憶媒体は、前記ステップの右側に位置する手摺ベルトと前記ステップの左側に位置する手摺ベルトとの双方に各々設置され、
    前記読取装置は、前記ステップの右側に位置する手摺ベルトの循環移動経路近傍と、前記ステップの左側に位置する手摺ベルトの循環移動経路近傍との双方に各々設置され、
    前記診断装置は、前記ステップの右側に位置する手摺ベルトの循環移動経路近傍に設置された読取装置によるデータ読み取り間隔と、前記ステップの左側に位置する手摺ベルトの循環移動経路近傍に設置された読取装置によるデータ読み取り間隔とを比較して、前記手摺ベルトの異常を診断すること、を特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の異常診断システム。
  5. 前記読取装置は、前記手摺ベルトの循環移動経路における複数箇所に設置されていること、を特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の異常診断システム。
  6. 前記診断装置は、前記読取装置による前記情報記憶媒体からのデータ読み取り回数から乗客コンベアの消耗度合いを判定すること、を特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の異常診断システム。
  7. 前記情報記憶媒体には、前記手摺ベルトの固有データが書き込まれており、
    前記診断装置は、前記読取装置により前記情報記憶媒体から読み取られた前記手摺ベルトの固有データを表示する表示部を有すること、を特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の異常診断システム。
  8. 前記読取装置は、前記情報記憶媒体に対して前記診断装置による診断結果を書き込むデータ書込み機能を有すること、を特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の異常診断システム。
  9. 前記診断装置は、通信回線を利用して遠隔地に設置された遠隔監視装置との間でデータ通信を行って診断結果を前記遠隔監視装置に送信する通信機能を有すること、を特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載の異常診断システム。
  10. 前記多数のステップのうちの少なくとも1つに設置された第2の情報記憶媒体と、
    前記ステップの循環移動経路近傍に設置され、前記ステップの循環移動により前記第2の情報記憶媒体が接近したときに前記第2の情報記憶媒体から非接触でデータを読み取る第2の読取装置とを備え、
    前記診断装置は、前記読取装置によるデータ読み取り間隔と、前記第2の読取装置によるデータ読み取り間隔とを比較して、前記手摺ベルトと前記ステップとの循環移動における同期ずれを診断すること、を特徴とする請求項1乃至9の何れか1項に記載の異常診断システム。
  11. モータの駆動により回転して前記モータの駆動力を手摺ベルト駆動駆動装置に伝達する回転体における任意の位置に設置された第3の情報記憶媒体と、
    前記回転体の近傍に設置され、前記回転体の回転により前記第3の情報記憶媒体が接近したときに前記第3の情報記憶媒体から非接触でデータを読み取る第3の読取装置とを備え、
    前記診断装置は、前記読取装置によるデータ読み取り間隔と、前記第3の読取装置によるデータ読み取り間隔とに基づいて、前記手摺ベルト駆動装置の異常を診断すること、を特徴とする請求項1乃至10の何れか1項に記載の異常診断システム。
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