JP2009166605A - チャイルドシートアンカー - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明は、チャイルドシートを自動車の座席の着座部に固定するためのチャイルドシートアンカー1である。着座部の下方における自動車のボデー40にチャイルドシートアンカー1を固定するためのボデー固定部100を有するブラケット10と、チャイルドシートに設けられたフックを係合するためのフック係合体11とを備える。ブラケット10は、フック係合体11を固定する一対の係合体固定部101と、該一対の係合体固定部101の間に形成され該係合体固定部101からボデー40に向かって突出してなる変形規制部102とを有する。該変形規制部102は、係合体固定部101にボデー40側へ向かう荷重がかかったときに、ボデー40に当接してブラケット11の変形を規制するよう構成されている。
【選択図】図2
Description
図6、図7に示すように、従来の一対のチャイルドシートアンカー9、90は、座席の着座部の下方における自動車のボデー930にチャイルドシートアンカー9を固定するためのボデー固定部913を有するブラケット91と、チャイルドシートに設けられたフックを係合するためのフック係合体911とを備えている。
また、ボデー固定部913は、フック係合体911を固定する係合体固定部914を有する。
その結果、フック係合体911においてチャイルドシートアンカー9に係合されているチャイルドシートの傾きが大きくなってしまうおそれがある。
しかしながら、この場合には、チャイルドシートアンカー9の質量が増大してしまうおそれがある。
上記着座部の下方における自動車のボデーに上記チャイルドシートアンカーを固定するためのボデー固定部を有するブラケットと、上記チャイルドシートに設けられたフックを係合するためのフック係合体とを備え、
上記ブラケットは、上記フック係合体を固定する一対の係合体固定部と、該一対の係合体固定部の間に形成され該係合体固定部から上記ボデーに向かって突出してなる変形規制部とを有し、
該変形規制部は、上記係合体固定部に上記ボデー側へ向かう荷重がかかったときに、上記ボデーに当接して上記ブラケットの変形を規制するよう構成されていることを特徴とするチャイルドシートアンカーにある(請求項1)。
上記ブラケットは、上記変形規制部を有し、該変形規制部は、上記係合体固定部に上記ボデー側へ向かう荷重がかかったときに、上記ボデーに当接して上記ブラケットの変形を規制するよう構成されている。これにより、上記のような荷重がかかっても、ブラケットの変形量を小さくすることができる。
その結果、ブラケットの変形を十分に抑制することができ、衝撃印加時におけるチャイルドシートの傾きを十分に抑制することができる。
また、変形規制部は、例えば金属板を深しぼり成形することにより、ブラケットの一部として形成できるため、特に新たな部材を追加したりすることなく、簡易な構造にてブラケットの変形を抑制することができる。
上記変形規制部は、例えば、20〜30mm程度、上記係合体固定部よりも突出させることができる。
なお、本明細書において、自動車における進行方向に対して左側を左方、右側を右方という。
この場合には、ボデーにチャイルドシートアンカーを容易に取り付けることができるとともに、製品上の寸法公差をクリアランスにて十分に吸収することができる。
本例は、図5に示すように、チャイルドシート3を自動車の座席41の着座部410に固定するためのチャイルドシートアンカー1の例である。
なお、本例においては、チャイルドシートアンカー1は、後部座席に配設してある。
変形規制部102は、フック係合体11を介して係合体固定部101にボデー40側へ向かう荷重がかかったときに(図1における矢印X参照)、ボデー40に当接してブラケット10の変形を規制するよう構成されている。
以下では、まず、チャイルドシートアンカー1について詳細に説明する。
ブラケット10は、例えば高張力鋼板(SPH440等)等の金属板をプレス成形することによって一体的に形成されている。
また、ボデー固定部100には、ボルト51を挿通するための挿通孔106が形成されている。
そして、チャイルドシートアンカー1は、図1に示すように、ボデー固定部100において、水平方向に対して大きく傾斜したボデー400に、例えばボルト51とナット52とにより固定されている。
変形規制部102は、一対の係合体固定部101から、ボデー40に向かって突出して形成されている。すなわち、図4に示すように、変形規制部102は、一対の係合体固定部101から内側に傾斜しながらボデー40に向かって屈曲した側面部104と、側面部104における係合体固定部101と反対側の端部において一対の側面部104を連結する底面部103とを有する。
また、変形規制部102は、図1に示すように、変形規制部102における係合体固定部101から変形規制部102の底部103までの高さHを、20〜30mmとしている。
また、変形規制部102は、例えば一対の係合体固定部101の間を深しぼり成形することにより、係合体固定部101から下方へ向かって形成されている。
また、フック係合体11は、図3、図4に示すように、屈曲部111をブラケット10からはみ出させた状態で、ブラケットの一対の係合体固定部101の下面105において、係合体固定部101に沿うよう一対の固定脚部112を溶接して固定されている。
かかる第二アンカー2について、以下に説明する。
第二アンカー2は、図2に示すように、チャイルドシート3のフック30を係合するための第二フック係合体21と、自動車のボデー40の座席41における着座部410に第二アンカー2を固定するための第二ボデー固定部200と第二フック係合体21を固定する一対の第二係合体固定部201とを有する第二ブラケット20とを備える。
また、第二アンカー2は、チャイルドシートアンカー1の配設位置よりも下方における湾曲してなるボデー40において、ボルト51やナット52等によって固定されている()。
さらに、ボデー40に固定されているチャイルドシートアンカー1と第二アンカー2とにそれぞれ形成されたフック係合体11と第二フック係合体21とに、一対のフック30を差し込む。これにより、チャイルドシート3を座席41に確実に固定することができる。
ブラケット10は、変形規制部102を有し、該変形規制部102は、係合体固定部101にボデー40側へ向かう荷重がかかったときに、ボデー40に当接してブラケット10の変形を規制するよう構成されている。これにより、上記のような荷重がかかっても、ブラケット10の変形量を小さくすることができる。
その結果、ブラケット10の変形を十分に抑制することができ、衝撃印加時におけるチャイルドシート3の傾きを十分に抑制することができる。
例えば、急ブレーキをかけた場合等には、チャイルドシート3に前方へ向かう慣性力が作用することとなる。これにより、チャイルドシート3のフック30と連結されているチャイルドシートアンカー1と第二アンカー2とには、ともに前方へ向かう力が作用する。
このとき、特にチャイルドシートアンカー1のフック係合体11には、下方に向かう荷重がかかることがある(図1における矢印X参照)。そして、この場合、ブラケット10にも、ボデー40側へと向かう荷重がかかることとなる。
また、変形規制部102は、例えば金属板を深しぼり成形することにより、ブラケット10の一部として形成できるため、特に新たな部材を追加したりすることなく、簡易な構造にてブラケット10の変形を抑制することができる。
なお、上記とは異なり変形規制部102とボデー40との間にクリアランスを形成しない場合には、ブラケット10の変形をより一層抑制することができる。
10 ブラケット
100 ボデー固定部
101 係合体固定部
102 変形規制部
11 フック係合体
3 チャイルドシート
30 フック
40 ボデー
41 座席
Claims (2)
- チャイルドシートを自動車の座席の着座部に固定するためのチャイルドシートアンカーであって、
上記着座部の下方における自動車のボデーに上記チャイルドシートアンカーを固定するためのボデー固定部を有するブラケットと、上記チャイルドシートに設けられたフックを係合するためのフック係合体とを備え、
上記ブラケットは、上記フック係合体を固定する一対の係合体固定部と、該一対の係合体固定部の間に形成され該係合体固定部から上記ボデーに向かって突出してなる変形規制部とを有し、
該変形規制部は、上記係合体固定部に上記ボデー側へ向かう荷重がかかったときに、上記ボデーに当接して上記ブラケットの変形を規制するよう構成されていることを特徴とするチャイルドシートアンカー。 - 請求項1において、上記変形規制部は、上記係合体固定部に上記荷重がかかっていないときには、上記ボデーとの間にクリアランスが形成されていることを特徴とするチャイルドシートアンカー。
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