JP2009156514A - レンジフード - Google Patents

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Abstract

【課題】フード部の前後左右両側における四辺縁に沿って設けられる各吸込み隙間からの汚染空気の吸込み量を吸込みバランスのコントロールと、さらに、フード部の前側(キッチン側)における前側吸込み隙間からの吸込み量を、他の三辺縁の吸込み隙間よりも多めに設定し得る気流制御部を備えたレンジフードを提供する。
【解決手段】捕獲空間Mを有するフード部1、このフード部1の上に設置される送風機ユニット2を備え、この送風機ユニット2に接続口部材5を介して連通させる接続口8を有するフードパネル6と整流板7との間に、整流板7の周囲各辺縁部に沿って設けられる各吸込み隙間S−1〜S−3から送風機ユニット2の吸引口27の方向に流れる汚染空気G,G1の吸込みバランスをコントロールするための気流制御部26を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、調理中にガスコンロ、電気コンロ、IHクッキングヒータなどの加熱調理器、そして調理鍋などから舞い上がってくる廃ガス、油煙、湯煙(水蒸気)、臭気などの汚染空気を吸い込み捕集して屋外に排気するためのレンジフードに係り、特に、下向きに開口する浅い捕獲空間に整流板を備えて薄型(平型)に形成されているフード部の上に、送風機ユニットを設置して構成されているレンジフードに関する。
レンジフードとしては、汚染空気を吸い込み捕集する深い捕獲空間を有するフード部を備え、このフード部の内部に送風機を設置している深型タイプ、そして浅い捕獲空間を有するフード部を備え、このフード部の上あるいは内部に送風機ユニット設置している薄型(平型)タイプなど、様々な形態が知られている。これは、各種のシステムキッチンにマッチさせたデザイン性などを考慮された上で設計されている。
ところで、浅い捕獲空間を有する薄型タイプのレンジフード(以後、「薄型レンジフード」と称する)は、深い捕獲空間を有する深型タイプのレンジフードに比べて、捕獲空間が浅いために、調理中に舞い上がってくる(立ち昇ってくる)汚染空気の吸込み捕集効率が落ちる。
そこで、薄型レンジフードでは、特許文献1の図1および特許文献2の図4に示されているように、浅い捕獲空間に整流板を備えることで、整流板の周囲各辺縁部と捕獲空間の下向き開口縁部(フード部の開口周囲縁部)との間に吸込み隙間をそれぞれ設ける。これにより、汚染空気が各吸込み隙間から勢い良く流速を速めて捕獲空間へと吸込み捕集されるようにしている。すなわち、汚染空気がキッチン天井側に拡散するなどのフード部の外側への漏洩を防いで吸込み捕集効率を上げるようにしている。
また、薄型レンジフードは、特許文献1の図1、そして、特許文献2の図1および図2に示されているように、フード部の後側、キッチン側(調理者側)に面するフード部の前側に対して反対側の位置に、加熱調理器を照らすための照明を備えている。
さらに、薄型レンジフードは、整流板の周囲各辺縁に沿って設けられる各吸込み隙間によって汚染空気を勢い良く流速を速めて捕獲空間に吸込み捕集するようにした構成に加えて、特許文献2の図1〜図7に示されているように、捕獲空間の深さを、フード部の前側、そして左右両側のみならず、後側においても深く形成することによって、汚染空気の吸込み捕獲効率を上げるようにしている。
これは、加熱調理器や調理鍋からレンジフードに向けて上昇気流により舞い上がってくる汚染空気は、整流板に突き当たり、該整流板の表面に沿って周囲の吸込み隙間の方向に向けて流れる。また、吸込み隙間が設けられている整流板の周囲においては整流板に突き当たらずに、捕獲空間の凹み底に直接突き当たり、該凹み底に沿ってフード部の天板に開口されている送風機ユニットとの連絡口の方向に向けて流れる。
そして、整流板や捕獲空間の凹み底に突き当たる汚染空気は、勢いによって跳ね返るように流れが乱れるときがある。このような流れの乱れが、特に、捕獲空間の凹み底に突き当たったときに発生した場合には、汚染空気が捕獲空間(フード部)の外側に洩れることがある。
そのために、捕獲空間の下向き開口縁部から凹み底に至る深さを、汚染空気が捕獲空間の外側に洩れない(逃げない)ように深く形成することが必要である。
このように、従来の薄型レンジフードでは、特許文献1および特許文献2に開示されているように、フード部の四辺縁に沿うその内側に一連に連なる吸込み隙間を設けるための整流板を備え、そして特許文献2に開示されているように、各吸込み隙間が設けられる整流板に周囲各辺縁部に沿わせて捕獲空間全域の深さを略同じ深さに形成するなどによって、上昇気流により舞い上がってくる汚染空気を取り逃がすことなく、捕獲空間に確実に吸い込み捕集し、キッチン天井側に拡散するなどのフード部の外側への漏洩を防いで吸込み捕集効率を向上させるための種々の改良が行われてきている。
特開2006−170539号(段落番号0011、0015、および図1、図4参照) 特開2005−98618号(段落番号0020〜0022、0030、および図1、図4、図5参照)
ところで、前記したように、改良された薄型レンジフードでは、調理鍋、この調理鍋が載せられるガス口やヒータなどの加熱部から発生する汚染空気は勿論、加熱部が2口、或いは3口にて配置されているトッププレートの後側に排煙口を設けているグリル(ロースター)から舞い上がってくる汚染空気をも有効に吸込み捕集することができる。
すなわち、フード部の後側に位置する捕獲空間の深さを深く、さらに、捕獲空間の下向き後辺縁部と整流板の後辺縁部との間に設けられる各吸込み隙間の間隔を広くするなどによって、グリルから舞い上がってくる汚染空気をも有効に吸込み捕集することができるようにしている。
しかしながら、特許文献2の図1に示されているように、捕獲空間の深さを深くしたことによって、照明の取り付け位置が、特許文献1の図1に示されているフード部の下向き開口(捕獲空間の周囲各辺縁部)よりもフード部の内部側(天板側)に位置する結果となり、加熱調理器を含めたその周辺を万遍に照らすことができない課題が残されていた。
特に、キッチン側(調理者)に位置してトッププレートに配置される加熱部に載せられた調理鍋の内部底まで照らすことができないと言う課題が残されていた。
そこで、フード部の前後方向における整流板の前後幅の寸法を小さくし、整流板の後辺縁部側が、加熱調理器を照らす照明の障害とならないようにフード部の前側にずらすことを試みたが、捕獲空間の下向き後辺縁部と整流板の後辺縁部との間に設けられる後側吸込み隙間の間隔が、フード部の前側(キッチン側)と左右両側の三辺縁に沿って設けられる前側吸込み口、両側吸込み隙間の間隔よりも広くなり、当該前側吸込み隙間、両側吸込み隙間からの汚染空気の吸込み量と比較して多くなりすぎるという新たな課題が生じた。
そこで、本発明は、前記課題を解消するために創案されたものであり、整流板の後辺縁部と捕獲空間の下向き後辺縁部との間に設けられる後側吸込み隙間の間隔を広く、そして当該後側吸込み隙間に位置する捕獲空間の後側の深さを維持した状態で、フード部の前後左右両側における四辺縁に沿ってその内側に設けられている各吸込み隙間からの汚染空気の吸込み量の吸込みバランスのコントロールと、さらに、フード部の前側における前側吸込み隙間からの吸込み量を、他の三辺縁の後側吸込み隙間および両側吸込み隙間よりも多めに設定し得る気流制御部を備えたレンジフードを提供することにある。
前記課題を解決するために、本発明では、下向きに開口させた捕獲空間を有するフード部と、前記捕獲空間に汚染空気を吸込み捕集するための吸引力を発生させる送風機ユニットと、を備え、かつ、前記捕獲空間に整流板を配置して、この整流板の周囲各辺縁部と前記捕獲空間の下向き開口縁部との間に前記汚染空気の吸込み隙間を備えているレンジフードであって、
前記整流板と前記送風機ユニットに連通させる連絡口が開口されている前記フード部の天板との間に気流制御部を備え、前記気流制御部は、前記フード部の前側を除く、該フード部の後側から左右両側において、前記連絡口の方向に向けて流れる前記汚染空気の流れ方向に対して交叉する突出形状に形成されていることを特徴とする。
ここで、前記気流制御部は、前記整流板の裏面方向に向けた凸型形状に形成され、かつ、前記フード部の左右両側において該フード部の前側に向けて開放する左右両側の開放端部側の突出高さが、前記フード部の前側に向けて漸次低くなるように形成されていることが好適なものとなる。
また、前記気流制御部は、前記フード部の内部に備えられて前記捕獲空間を形成するフードパネルに設けられていることが好適なものとなる。
このような構成によれば、湯煙や油煙などの汚染空気は、送風機ユニットの吸引力により、整流板の周囲各辺縁部に沿って設けられている各吸込み隙間から捕獲空間に勢い良く流速を速めて吸込み捕集される。
すると、整流板とフード部の天板(フードパネル)との間に勢い良く吸い込み捕集されてきた汚染空気のうち、気流制御部が備えられていないフード部の前側に位置する前側吸込み隙間から吸込み捕集されてきた汚染空気は、気流抵抗(気流摩擦)を受けることなく、フード部の天板に開口されている送風機ユニットとの連絡口の方向に向けて流れる。
そして、気流制御部が突出状に備えられているフード部の後側に位置する後側吸込み隙間および左右両側に位置する両側吸込み隙間から捕獲空間に吸込み捕集されてきた汚染空気は、気流制御部への突き当り接触によって流れが抑えられる気流の接触抵抗(摩擦)を受けながら連絡口の方向に向けて流れる。
なお、このとき、フード部の後側に位置する後側吸込み隙間が広く、しかも、当該後側の捕獲空間が深く形成されていることで、後側吸込み隙間に位置する捕獲空間の容積が大きくなっているために、フード部の後側に舞い上がってくる(立ち昇ってくる)多くの汚染空気を抱き込むように吸込み捕集することが可能になる。これにより、フード部の後側から汚染空気が洩れることを有効に防ぐことができる。
また、このとき、後側吸込み隙間および両側吸込み隙間から捕獲空間に吸込み捕集されてきた汚染空気の一部は、気流抵抗を受ける割合が、フード部の後側およびこの後側寄りの左右両側よりも少ない左右両側におけるフード部の前側に回り込むように流れる。つまり、気流制御部の突出高さが、フード部の後側およびこの後側寄りの左右両側よりも開放端の方向に向けて漸次低く形成されている左右両側における気流制御部の開放端部側に回り込むように流れる。
これにより、フード部の後側において整流板の後辺縁部と捕獲空間の下向き後辺縁部との間に設けられる後側吸込み隙間の間隔を広く、そして後側吸込み隙間に位置する捕獲空間の後側の深さを維持した状態で、後側吸込み隙間から連絡口の方向へ向けての汚染空気の吸込み量を抑えることができる一方で、接触抵抗を受けない前側吸込み隙間からの汚染空気の吸込み量を多くすることができる。
また、気流制御部は、フード部の内部に取り付けられるフードパネルに設けられていることで、気流制御部を整流板と送風機ユニットとを連通させる連絡口が開口されているフード部の天板と整流板との間に位置させて定着(配置)させることができる。
本発明のレンジフードは、以上のように構成されていることで、フード部の後側に位置する整流板の後辺縁部と捕獲空間の下向き後辺縁部との間に設けられる後側吸込み隙間の間隔を、加熱調理器を照らす照明の障害とならないように広く維持した状態で、なおかつ、汚染空気が勢いによって跳ね返るように流れが乱れて捕獲空間の外側(フード部の外側)に洩れるおそれがない深さを捕獲空間の後側に維持した状態で、後側吸込み隙間から連絡口の方向へ向けて吸い込まれる汚染空気の吸込み量を抑えることができ、その一方で、気流の接触抵抗を受けない前側吸込み隙間から連絡口の方向に向けた汚染空気の吸込み量を多くすることができる。
これにより、整流板の周囲各辺縁部と捕獲空間の下向き開口縁部との間に設けられる各吸込み隙間からの汚染空気の吸込みバランスを、気流制御部を備えるといった簡単な構成によってコントロールすることが可能となる。
よって、使う頻度が特に多いトッププレートの前側(調理者側)に配置されているガス口から発生する廃ガス、そして調理鍋から発生する油煙、湯煙などの汚染空気を前側吸込み隙間から捕獲空間に効率的に吸込み捕集することが可能となり、しかも、トッププレートの後側に排煙口を設けているグリル(ロースター)から舞い上がってくる汚染空気をも有効に吸込み捕集することができる。
以下、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係る気流制御部を備えた本発明の薄型レンジフードを示す縦断側面図であり、図2は、同薄型レンジフードの縦断正面図であり、図3は、整流板を取り外した状態で示す同薄型レンジフードの底面図である。
なお、レンジフードには、壁取り付けタイプと、天井取り付けタイプ(所謂アイランド)とがあるが、本実施形態では、天井取り付けタイプの薄型レンジフードを一例に挙げて説明する。
また、本実施形態では、図1において、オープンカウンタBを挟んで紙面の左側がキッチンK側、紙面の右側がダイニングD側を示す。
また、薄型レンジフードAの方向において、図1に示すキッチンK側(調理者側)がフード部1の前側、ダイニングD側がフード部1の後側、そして、図2において、キッチンK側から見て紙面の右側がフード部1の右側、紙面の左側がフード部1の左側である。
≪薄型レンジフードの構成≫
薄型レンジフードAは、加熱調理器Bの略真上において設置され、調理中に発生する油煙、湯煙(水蒸気)などの汚染空気Gを吸込み捕集し、排気ダクト3を通して屋外に排気するように構成されている。
この薄型レンジフードAは、図1および図2に示すように、平型(薄型)のフード部1の上に送風機ユニット2を取り付けて構成されている。
≪フード部の構成≫
フード部1は、図1に示すように、下向きの凹部形状に開口する捕獲空間Mを有する扁平箱型に形成されている。
また、フード部1は、図1および図2に示すように、天板1aに連絡口4を備えている。
この連絡口4は、フード部1の捕獲空間Mと送風機ユニット2の後記するファンケーシングの吸込み口とを直結する接続口部材5を天板1aの内側から外側(天板1aの上)に挿通させることができるように天板1aの中央部位よりも前側寄りにおいて形成されている。
ちなみに、接続口部材5は、プレスによる絞り曲げ加工などによって形成される。
さらに、フード部1は、図1および図2に示すように、連絡口4側と下向き開口側とを仕切るようにフードパネル6を備え、このフードパネル6には整流板7を備えている。
これにより、フード部1の内部には、フード部1の前後左右両側の四辺縁に沿って下向き開口縁部1−1〜1−3を有する凹部状に開口する捕獲空間Mが形成され、さらに、この捕獲空間Mの下向き開口縁部1−1〜1−3と整流板7の周囲各辺縁部との間において各吸込み隙間S−1〜S−3が形成される。
すなわち、図3に示すように、汚染空気Gを勢い良く流速を速めて捕獲空間Mに吸込み捕集するための各吸込み隙間S−1〜S−3が一連に連なるように形成される。
≪フードパネルの構成≫
図4は、気流制御部を備えるフードパネルを斜め後方の下側から見上げたときの斜視図である。ここでは、図1および図2を適宜参照しながら説明する。
フードパネル6は、プレスによる絞り曲げ加工などによってフード部1の下面開口形状とほぼ同じ開口形状にて形成される。このフードパネル6は、図1および図2に示すように、周囲に止着縁部6−1を上向きに折り曲げ備えている。
これにより、フード部1の前後左右両側の下向き開口縁にスポット溶接やネジ止めなどによって取り付けられるようにしている。
また、フードパネル6は、周囲の止着縁部6−1との間に捕獲空間Mの下向き開口縁部1−1〜1−3を周方向に連なるように残して、この下向き開口縁部1−1〜1−3の内側から上方へと絞り込むように広い開口面積と所定の深さにて膨出させた捕獲空間Mを形成するための凹み部6−2を備えている。
この凹み部6−2の凹み底6−2aは、図1に示すように、フード部1の前側から後側に向けて緩やかに傾斜されているとともに、接続口部材5の開口下端側を嵌め合わせ接続させるための接続口8を上向きに折り曲げ備えている。この接続口8は、図3および図4に示すように、底面視で略正四角形状に形成されている。
また、フードパネル6は、図1に示すように、凹み部6−2の凹み底6−2aにおけるフード部1の後側位置にランプ取付部11を備えている。このランプ取付部11は、図3および図4に示すように、フードパネル6の左右両側間における幅方向に長く開口されており、照明12が収容されるようになっている。
≪整流板の構成≫
整流板7は、フード部1の捕獲空間Mの下向き開口周縁部1−1〜1−3の開口形状(開口面積)よりも一回りほど小さい平板形状に形成されている。そして、この整流板7は、フード部1の後側における捕獲空間Mに備えられている左右の支持部材9によって、後側が回動可能で適宜脱着されるように支持され、フード部1の前側における捕獲空間Mに備えられている左右の係脱部材10によって、前側が係脱自在に支持されている。
これにより、接続口部材5、フードパネル6の凹み部6−2に付着した油脂分などの汚れを拭き取るとき、そして後記するベルマウス24、整流板8に付着した油脂分などの汚れを拭き取るなどのときにおいて、整流板7をフード部1の後側に向けて下向きに回動させて捕獲空間Mを開く。または、ベルマウス24、整流板7をシンクなどにおいて洗浄するときなどにおいて整流板7自体を取り外すことができるようにしている。
≪支持部材の構成≫
左右の支持部材9は、図1に示すように、フードパネル6の凹み底6−2a側に略コの字形状に取り付けられる引掛け杆部9aと、この引掛け杆部9aに回動可能で、且つ、適宜着脱し得るように整流板7の裏面側(上面側)に取り付けられるフック部9bとを備えて構成されている。
≪係脱部材の構成≫
図5は、係脱部材を示す斜視図及び正面図である。
左右の係脱部材10は、図5に示すように、フードパネル6の凹み底6−2aに取り付けられる圧縮ばね13により付勢される可動ピン10aと、この可動ピン10aに交差する関係で係脱自在に係止されるように、整流板7の裏面側に取り付けられるピン係止孔14を有する係止体10bとを備えて構成されている。
可動ピン10aは、フードパネル6の凹み底6−2aにL形ブラケット15を介して取り付けられるばね収容体16に進退自在に備えられて、ばね収容体内16に収容されている圧縮ばね13により前進され(図4の(a)参照)、圧縮ばね13に抗してばね収容体16内に後退(押動)されるようになっている(図4の(b)参照)。
この可動ピン10aは、図5に示すように、やや大きめの外径に形成されている頭部17と、バネ収容体16内に進退動自在に組み込まれる軸部18とで形成されている。
係止体10bは、図5に示すように、可動ピン10aの頭部17を圧縮ばね13に抗して後退させるために外向き傾斜させた舌片部19を先端部側に備えている。
また、係止体10bは、可動ピン10aを係脱自在に係止させるためのピン係止孔14を備えている。このピン係止孔14は、係止体10bの中央部位に可動ピン10aの頭部17よりも大径な開口部14aと、この開口部14aの上位側に連通させて可動ピン10aの軸部17を受け止めるための軸受け部14bとから略ダルマ孔形状に形成されている。
≪送風機ユニットの構成≫
ここでは、図1および図2を参照しながら説明する。
送風機ユニット2は、図1および図2に示すように、排気ボックス2aと、この排気ボックス2a内に横置き(水平置き)に内設される排気装置2bとを備えて構成されている。
≪排気ボックスの構成≫
排気ボックス2aは、図1および図2に示すように、排気装置2bを横置きに内設し得るように下面を開口させた横断面視で略四角形状に形成されている。この排気ボックス2aは、天板1aの上にネジ止めなどによって取り付けられる。
≪排気装置の構成≫
排気装置2bは、図1および図2に示すように、ファンケーシング20と、このファンケーシング20内に、ファンモータ21に軸支されて同軸上に収容される排気ファン(遠心ファンや多翼ファンなど)22とを備えた構成としている。
≪ファンケーシングの構成≫
ファンケーシング20は、ボリュート形状に形成されている。そして、このファンケーシング20は、接続口部材5の開口上端側を接続させるための接続口23を備え、この接続口23の開口軸芯線上に位置させてファンモータ21がネジ止めなどによって取り付けられるようになっている。
このように形成されているファンケーシング20は、図1および図2に示すように、接続口23にネジ止めなどによって取り付けられるベルマウス24で挟み込むように接続口部材5の開口上端側が接続されるとともに、排気ダクト3に接続筒25を介して接続されるように、排気ボックス2a内に内設される。
そして、本実施形態の薄型レンジフードAは、図1および図2に示すように、整流板7と送風機ユニット2に連通させる連絡口4が開口されているフード部1の天板1aとの間に気流制御部26を備えている。
≪気流制御部の構成≫
ここでは、図1〜図4を参照しながら説明する。
気流制御部26は、フードパネル6がプレス加工により形成されるときに、フードパネル6に一体に備えられる。この気流制御部26は、図1〜図3に示すように、フード部1の前側を除く、フード部1の後側から左右両側において、接続口部材5を介してファンケーシング20の吸引口27に直結されるフードパネル6の接続口8の方向に向けて流れる汚染空気Gの流れ方向に交叉する突出形状に形成されている。
すなわち、気流制御部26は、図3および図4に示すように、フードパネル6の凹み底6−2aから整流板7の裏面方向に向けた突出形状にて接続口8に沿う底面視で略コ字形状に形成されている。
また、気流制御部26は、図1および図2に示すように、その突出断面形状が、後側吸込み隙間S−2および両側吸込み隙間S−3側に位置する斜面を緩斜面とし、フードパネル6の接続口8(吸引口27)側に位置する斜面を急斜面としている凸型形状、所謂断面視で略下向きの直角三角形状に形成されている。
さらに、気流制御部26は、図1、図3および図4に示すように、フード部1の左右両側においてフード部1の前側に向けて開放する左右両側の開放端部26a側の突出高さ(突出形状)が、フード部1の前側に向けて漸次低くなるように形成されており、また、その突出幅がフード部1の前側に向けて漸次狭くなる先細形状に形成されている。
これにより、後側吸込み隙間S−2および両側吸込み隙間S−3から捕獲空間Mに吸込み捕集されてきた汚染空気Gの一部は、気流制御部26への接触による気流抵抗を受ける割合が少ない左右両側の開放端部26a側に回り込むように流れる。
[作用説明]
つぎに、このように構成されている気流制御部26を備えている本実施形態に係る薄型レンジフードAの作用について簡単に説明する。ここでは、図1および図2を適宜参照しながら説明する。
図1および図2に示すように、図示省略のガス口、このガス口に載せられる調理鍋C、そしてトッププレートbの後側に排煙口28を備えている図示省略のグリル(ロースター)から舞い上がってくる(立ち昇ってくる)汚染空気G,G1が、排気ファン22の吸引力により、整流板7の周囲各辺縁部に沿って設けられている前後左右両側の各吸込み隙間S−1〜S−3から捕獲空間Mに勢い良く流速を速めて吸込み捕集される。
すると、整流板7とフードパネル6との間に勢い良く吸い込み捕集されてきた汚染空気G,G1のうち、気流制御部26が備えられていないフード部1の前側に位置する前側吸込み隙間S−1から吸込み捕集されてきた汚染空気G,G1は、気流抵抗(気流摩擦)を受けることなく、フードパネル6の接続口8から接続口部材5を通って送風機ユニット2の吸引口27の方向に向けて流れる。
そして、気流制御部26が突出状に備えられているフード部1の後側および左右両側に位置する後側吸込み隙間S−2,両側吸込み隙間S−3から捕獲空間Mに吸込み捕集されてきた汚染空気G,G1は、図1および図2に示すように、気流制御部26に突き当り接触することによって吸引口27の方向への流れが抑えられる。つまり、流れの障害物となる気流制御部26に汚染空気G,G1が突き当たり接触してその流れ方向が整流板7の裏面方向に向けて蛇行されるときに、吸込み流速が減速される接触抵抗を受けながら吸引口27の方向に流れることとなる。
これにより、フード部1の後側に設けられる後側吸込み隙間S−2の間隔L2を、フード部1の前側および左右両側の他の3辺縁側に設けられている前側吸込み隙間S−1および両側吸込み隙間S−3それぞれの間隔L1,L3よりも広く。そして、後側吸込み隙間S−2の背後(上方)に位置する捕獲空間Mの後側の深さL4に維持した状態、詳しくは汚染空気G,G1が捕獲空間Mの底面(凹み底6−2a)に勢い良く接触したときに、跳ね返るように流れが乱れて捕獲空間Mの外側(フード部1の外側)に洩れるおそれがない深さL4を捕獲空間Mの後側に維持した状態で、後側吸込み隙間S−2から吸引口27の方向へ向けて吸い込まれる汚染空気G,G1の吸込み量を抑えることができ、その一方で、気流の接触抵抗を受けない前側吸込み隙間S−1から吸引口27の方向に向けた汚染空気G,G1の吸込み量を多くすることができる。
すなわち、整流板7の周囲各辺縁部と捕獲空間Mの下向き開口縁部1−1〜1−3との間に設けられる各吸込み隙間S−1〜S−3から吸引口27の方向に向けて流れる汚染空気G,G1の吸込みバランスを、捕獲空間Mに配置される整流板7とフードパネル6との間において、該フードパネル6に開口されている接続口8の手前に気流制御部6を備えることによってコントロールすることが可能となる。
なお、本発明の実施形態の具体的な構成は、前記した実施形態に限られるものではなく、請求項1から請求項3に記載の本発明の要旨を逸脱しない範囲で設計変更などがあっても本発明に含まれるものである。
例えば、気流制御部26は、整流板7の裏面からフードパネル6の凹み底6−2a方向に向けた凸型形状に形成することができる。この場合、気流制御部26は、整流板7を形成するときに、整流板7に一体に備えることは可能であるが、整流板7とは別途に形成し、スポット溶接やネジ止めなどによって整流板7に裏面に取り付けるようにすることが好適である。
また、気流制御部26の凸型形状は、略二等辺三角形状、縦断面が略ブロック形状、或いは略U字形状や略扇形状に形成することができる。また、気流制御部26は、フードパネル6の接続口8に沿わせて整流板7の裏面方向に向けた突片形状に形成することができる。
また、吸引口27を形成するベルマウス24を接続口部材5の開口上端側に一体に備えることができる。
これにより、フードパネル6の接続口8とファンケーシング22の接続口23とを接続するなどの組立性の向上などを期待することができる。
また、レンジフードAの形態として、例えば、フード部1と送風機ユニット2とを分離させて、排気ダクトのように形成されている接続口部材5、所謂接続口ダクトを用いて、フードパネル6の接続口8と、キッチン天井裏などに設置される送風機ユニット2の排気ボックス2aとを接続、または、ファンケーシング20の接続口5とを接続させた構成とすることができる。
本実施形態に係る気流制御部を備えた本発明の薄型レンジフードを示す縦断側面図である。 同薄型レンジフードの縦断正面図である。 整流板を取り外した状態で示す同薄型レンジフードの底面図である。 気流制御部を備えるフードパネルを斜め後方の下側から見上げたときの斜視図である。 整流板の前側を係脱自在に支持する係脱部材を示し、(a)は、斜視図であり、(b)は、係止体を縦断面して示す正面図である。
符号の説明
A 薄型レンジフード
1 フード部
1a 天板
1−1〜1−3 下向き開口縁部
2 送風機ユニット
2a 排気ボックス
2b 排気装置
3 排気ダクト
4 連絡口
5 接続口部材
6 フードパネル
6−2 凹み部
6−2a 凹み底
7 整流板
8,23 接続口
26 気流制御部
26a 開放端部
27 吸引口
S−1 前側吸込み隙間
S−2 後側吸込み隙間
S−3 両側吸込み隙間
M 捕獲空間
G,G1 汚染空気

Claims (3)

  1. 下向きに開口させた捕獲空間を有するフード部と、
    前記捕獲空間に汚染空気を吸込み捕集するための吸引力を発生させる送風機ユニットと、を備え、
    かつ、前記捕獲空間に整流板を配置して、この整流板の周囲各辺縁部と前記捕獲空間の下向き開口縁部との間に前記汚染空気の吸込み隙間を備えているレンジフードであって、
    前記整流板と前記送風機ユニットに連通させる連絡口が開口されている前記フード部の天板との間に気流制御部を備え、
    前記気流制御部は、前記フード部の前側を除く、該フード部の後側から左右両側において、前記連絡口の方向に向けて流れる前記汚染空気の流れ方向に対して交叉する突出形状に形成されていることを特徴とするレンジフード。
  2. 前記気流制御部は、前記整流板の裏面方向に向けた凸型形状に形成され、
    かつ、前記フード部の左右両側において該フード部の前側に向けて開放する左右両側の開放端部側の突出高さが、前記フード部の前側に向けて漸次低く形成されていることを特徴とする請求項1に記載のレンジフード。
  3. 前記気流制御部は、前記フード部の内部に備えられて前記捕獲空間を形成するフードパネルに設けられていることを特徴する請求項1または請求項2に記載のレンジフード。
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