JP2009153847A - 移動型x線撮影装置 - Google Patents

移動型x線撮影装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009153847A
JP2009153847A JP2007337371A JP2007337371A JP2009153847A JP 2009153847 A JP2009153847 A JP 2009153847A JP 2007337371 A JP2007337371 A JP 2007337371A JP 2007337371 A JP2007337371 A JP 2007337371A JP 2009153847 A JP2009153847 A JP 2009153847A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mobile
battery
ray imaging
imaging apparatus
computer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2007337371A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuyoshi Ota
恭義 大田
Yoshio Idota
義雄 井戸田
Tatsuya Konagaya
達也 小長谷
Atsushi Fukazawa
淳 深澤
Takaaki Higuchi
孝明 日口
Yoshiaki Matsuoka
義明 松岡
Naoyuki Nishino
直行 西納
Kenji Takada
健治 高田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Corp
Original Assignee
Fujifilm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujifilm Corp filed Critical Fujifilm Corp
Priority to JP2007337371A priority Critical patent/JP2009153847A/ja
Publication of JP2009153847A publication Critical patent/JP2009153847A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)

Abstract

【課題】移動型X線撮影装置の使用開始時には、必ずバッテリが充電されているようにする。
【解決手段】移動型X線撮影装置10のコンピュータ11は、充電器31がACプラグ25を通じて外部AC電源34に接続されたことを検出したとき、自身のシステムをシャットダウン可能状態にする。逆に言えば、移動型X線撮影装置10が外部AC電源34に接続されない限り、コンピュータ11のシステムがシャットダウンされないので、作業者は、システムをシャットダウンさせるために、ACプラグ25をACコンセント35に接続させる必要があり、結果、バッテリ27を外部AC電源34により確実に充電することができる。
【選択図】図1

Description

この発明は、被写体に放射線を照射する放射線源と、被写体を透過した放射線を検出し、放射線画像情報に変換する放射線変換器が着脱自由に装填される装填部を備える移動型X線撮影装置に関する。
医療分野において、被写体に放射線を照射し、被写体を透過した放射線を放射線変換器に導いて放射線画像を撮影する放射線画像撮影装置が広汎に使用されている。この場合、放射線変換器としては、蛍光体に放射線画像としての放射線エネルギを蓄積し、励起光を照射することで放射線画像を輝尽発光光として取り出すことのできる蓄積性蛍光体シート(IP)を収納したカセッテや、固体検出素子を用いた平面型放射線検出器(FPD:Flat Panel Detector)が知られている。
前者の放射線変換器では、放射線画像が記録された蓄積性蛍光体シートを収納するカセッテを読取装置に供給して読取処理を行うことで、可視画像としての放射線画像が得られる。後者の放射線変換器では、放射線を直接電気信号に変換し、あるいは、放射線をシンチレータで可視光に変換した後、電気信号に変換して読み出すことで、可視画像としての放射線画像が得られる。
近年、医療現場では、病室からの移動が難しい患者の撮影や手術室での緊急撮影等の需要が増加しており、X線(レントゲン)撮影室以外の病室、手術室等の現場室(撮影現場室)で撮影した画像を医師が迅速且つ高画質で確認するニーズが高まってきている。
このようなニーズに応えるために、移動型X線撮影装置が提案されるに至っている(特許文献1)。
特許文献1には、移動型X線撮影装置により放射線検出器を有するカセッテに患者の放射線画像情報を撮影記録し、記録した放射線画像情報を前記カセッテから外部インタフェースを通じて撮影後直ちに無線方式で記憶媒体や表示部に転送すること、あるいは撮影記録後の前記カセッテを画像表示等が行える部屋に持ち帰り、その部屋で表示装置や記憶装置等に接続し転送する技術が記載されている。
ところで、移動型X線撮影装置では、放射線源を動作させるためにkWオーダーの大電力が必要とされる。また、移動型X線撮影装置には、放射線源や、該放射線源を支持するアーム部、該アーム部を支持する台車、及びこの台車に搭載される装置本体部、並びに前記台車の走行を円滑に行うための走行用モータが組み込まれている。さらに、移動型X線撮影装置では、これら放射線源やモータに電力を供給するための大容量のバッテリが搭載されている。
一方、移動型X線撮影装置では、機能の高性能化が促進されている。そのため、前記放射線源、前記バッテリ、該バッテリの充電器及び前記モータを制御するコンピュータが搭載されている。
コンピュータが搭載されている機器では、電源スイッチを遮断状態にする前にコンピュータシステムのシャットダウン処理が行われる(特許文献2)。
この特許文献2には、コンピュータシステムのシャットダウン処理が行われた後、コンピュータシステムへの電源供給が遮断状態とされ、その後、該コンピュータシステムに外部電源が接続されているかどうかを判断し、前記外部電源が接続されていると判断した場合には、該コンピュータシステムのバッテリに充電を行うようにする技術が記載されている。
特開2004−141473号公報 特開平10−268981号公報([請求項3])
ところで、バッテリによりモータを駆動する移動型X線撮影装置では、バッテリの残容量がゼロ値になるとモータを駆動することができなくなる。
すなわち、バッテリの残容量がゼロ値になってしまうと、移動型X線撮影装置を走行させることが不可能になるという問題がある。
この発明は、このような課題を考慮してなされたものであり、移動型X線撮影装置の使用開始時に、できるだけバッテリの残容量がゼロ値にならないような工夫を適用した移動型X線撮影装置を提供することを目的とする。
この発明に係る移動型X線撮影装置は、被写体に放射線を照射する放射線源と、被写体を透過した放射線を検出し、放射線画像情報に変換する放射線変換器が着脱自由に装填される装填部と、バッテリと、外部電源接続部と、前記外部電源接続部を通じて外部電源に接続されたとき、前記バッテリを充電する充電器と、前記バッテリにより駆動される走行源と、前記放射線源、前記装填部、前記バッテリ、前記充電器及び前記走行源を制御するコンピュータと、が台車に搭載され、前記コンピュータは、前記充電器が前記外部電源接続部を通じて前記外部電源に接続されたことを検出したとき、自身のシステムをシャットダウン可能状態にすることを特徴とする。
この発明によれば、移動型X線撮影装置に備えられるコンピュータは、充電器が外部電源接続部を通じて外部電源に接続されたことを検出したとき、自身のシステムをシャットダウン可能状態にするよう構成している。逆に言えば、移動型X線撮影装置が外部電源に接続されない限り、コンピュータのシステムがシャットダウンされないので、システムのシャットダウン時に、バッテリを外部電源により確実に充電することができる。
なお、移動型X線撮影装置が外部電源に接続されるときは、移動型X線撮影装置の病室等での利用時(撮影時)ではなく、所定の格納場所であるので、この格納場所に設けられた外部電源に接続される。
この場合、さらに表示部を有し、前記コンピュータは、前記充電器が前記外部電源接続部を通じて前記外部電源に接続されたことを検出したとき、自身のシステムがシャットダウン可能状態になったことを前記表示部上に表示するようにすることで移動型X線撮影装置の操作者は確実にコンピュータシステムをシャットダウンすることができる。
また、前記コンピュータは、前記バッテリが充電状態であることを前記表示部に表示することで、移動型X線撮影装置の操作者に充電状態であることを視認させることができる。
さらに、前記コンピュータは、前記充電器を通じて充電される前記バッテリが、満充電になったことを検出したとき、前記コンピュータシステムを自動的にシャットダウンした後、前記外部電源接続部の接続状態を自動的に遮断状態にすることで、操作者は繁雑な操作から解放される。
なお、前記外部電源は、AC電源、DC電源のどちらでも対応可能である。
この発明によれば、移動型X線撮影装置の使用開始時に、バッテリの一定の残容量又は満充電容量が確保できている。
図1は、この発明の一実施形態に係る移動型X線撮影装置10を使用して被写体18を撮影している状態の説明図である。
移動型X線撮影装置10は、台車12に一体的に載せられた状態で病室内等に移動可能に構成される。
台車12には、放射線画像情報を撮影するための撮影情報等を入力し、あるいは、外部から取得するため等の表示部14aと操作部14bとを備えたコンソール14と、コンソール14から供給された撮影情報に従ってX線源16(放射線源)を制御し、被写体18にX線20(放射線)を照射するX線源制御装置22と、被写体18を透過したX線20が照射されることで放射線画像情報が記録される蓄積性蛍光体シートP(放射線変換器)を収納したカセッテ24が装填され前記蓄積性蛍光体シートPから放射線画像情報を読み取る読取装置26と、蓄積性蛍光体シートPから読み取られた放射線画像情報を外部に送信する一方外部から必要な情報を取得する送受信機28と、外部AC電源34(外部電源)に接続するためのACプラグ25(外部電源接続部)と、ACプラグ25に接続される充電器31と、充電器31に接続されるバッテリ27と、走行源としてのモータ33と、移動型X線撮影装置10全体を制御するマイクロコンピュータ等のコンピュータ11とが搭載される。
バッテリ27は、コンソール14、X線源16、X線源制御装置22、読取装置26、送受信機28、モータ33、充電器31及びコンピュータ11に対して電力を供給する。
コンピュータ11は、図示しないCPUがROMに格納されているプログラムを実行することで、シャットダウン制御部100、電源遮断制御部102、及び充電制御部104等として機能する。
シャットダウン制御部100は、作業者によりコンソール14の操作部14bを通じて、コンピュータ11のシャットダウン処理が選択されたとき、充電器31がACプラグ25及び壁(非図示)等に設けられたACコンセント35を通じて外部AC電源34に接続されているかどうかを判断し、外部AC電源34に接続されていることを検出したとき、表示部14aに後述する所定の表示を行い、自身のシステムをシャットダウン可能状態にする。
充電制御部104は、充電器31によるバッテリ27への充電処理を制御し、充電状態及び満充電を監視するとともに、充電に係わる所定の処理中であることを表示部14aに表示する。
電源遮断制御部102は、シャットダウン制御部100によりシステムがシャットダウンされた後、図示しないリレーを短絡状態から開放状態として外部AC電源34の充電器31への電気的接続状態を遮断するか、充電器31からバッテリ27への充電電流の供給を遮断する。
なお、コンピュータ11は、上述したシャットダウン制御部100、電源遮断制御部102、及び充電制御部104として機能する他、コンソール14、X線源16、X線源制御装置22、読取装置26、送受信機28、モータ33、及び充電器31を駆動制御する。
X線源16は、アーム部材29を介してX線源制御装置22に連結される。X線源16、X線源制御装置22及び後述するX線照射スイッチ76は、撮影装置を構成する。
図2は、読取装置26の内部構成を示す。ここで、読取装置26に装填されるカセッテ24は、開閉自在な蓋部材30を有するとともに、当該カセッテ24を識別するためのID情報が記録された図示しないバーコードが装着されている。
読取装置26は、ケーシング36の上部にカセッテ装填部38を備え、このカセッテ装填部38には、矢印方向にスライド自在な蓋部材40が配設される。放射線画像情報が記録された蓄積性蛍光体シートPを収納したカセッテ24は、カセッテ装填部38に装填される。
カセッテ装填部38には、カセッテ24に装着されているバーコードを読み取るバーコードリーダ42と、カセッテ24の蓋部材30のロックを解除するロック解除機構46と、カセッテ24から蓄積性蛍光体シートPを吸着して取り出す吸着盤48と、吸着盤48によって取り出された蓄積性蛍光体シートPを挟持搬送するニップローラ50とが配設される。
ニップローラ50に連設して、複数の搬送ローラ52a〜52g及び複数のガイド板54a〜54fが配設され、これらにより湾曲搬送路56が構成される。
なお、湾曲搬送路56の各位置は、X線源16を用いた撮影時において蓄積性蛍光体シートPを待避させる待避部として機能する。また、湾曲搬送路56の所定部位には、搬送される蓄積性蛍光体シートPを検出するセンサ55a〜55dが配設される。
ニップローラ50と搬送ローラ52aとの間には、読取処理が終了した蓄積性蛍光体シートPに残存する放射線画像情報を消去するための消去ユニット60が配設される。消去ユニット60は、消去光を出力する冷陰極管からなる複数の消去光源62を有する。
一方、湾曲搬送路56の最下部に配設される搬送ローラ52d、52e間には、プラテンローラ64が配設される。そして、プラテンローラ64の上部には、蓄積性蛍光体シートPに蓄積記録された放射線画像情報を読み取る走査ユニット66が配設される。
走査ユニット66は、励起光であるレーザビームLBを導出して蓄積性蛍光体シートPを搬送方向と直交する方向に走査する励起部68と、レーザビームLBによって励起されることで放出される放射線画像情報に係る輝尽発光光を集光する集光ガイド70と、集光ガイド70によって集光された輝尽発光光を電気信号に変換するフォトマルチプライヤ72とを備える。なお、集光ガイド70の一端部には、輝尽発光光の集光効率を高めるための集光ミラー74が近接して配設される。
図3は、移動型X線撮影装置10の制御ブロックを示す。X線源制御装置22には、作業者の操作によってX線源16を駆動し、X線20を被写体18に照射するX線照射スイッチ76が接続される。
読取装置26は、読取装置制御部80を有する。読取装置制御部80には、読取装置26の電源スイッチ82、カセッテ24を読取装置26から排出させるためのカセッテ排出ボタン88、カセッテ24のバーコードを読み取るバーコードリーダ42、走査ユニット66を制御する走査ユニット制御部84、消去ユニット60を制御する消去ユニット制御部86、及び、湾曲搬送路56を制御して蓄積性蛍光体シートPを搬送する搬送制御部90が接続される。読取装置制御部80は、蓄積性蛍光体シートPを所定の待避部に移動させた後、X線源16による撮影を許可する撮影許可信号をX線源制御装置22に出力する。
この実施形態に係る移動型X線撮影装置10は、基本的には以上のように構成されるものであり、次に、その動作について説明する。
先ず、作業者は、移動型X線撮影装置10の格納場所において、外部AC電源34が供給されているACコンセント35からACプラグ25を取り外す。
次いで、移動型X線撮影装置10を被写体18の場所、例えば、病室まで移動させ、移動型X線撮影装置10の電源を投入した後、撮影の準備を行う。
この場合、作業者は、コンソール14の操作部14bを操作して、被写体18の名前、撮影方法等の撮影情報を入力し、あるいは、送受信機28を介して外部から撮影情報を取得するとともに、被写体18の放射線画像情報を記録するカセッテ24を選択し、カセッテ24に装着されているバーコードを読み取ることで、カセッテ24のID情報を取得する。このようにして、撮影情報及びカセッテ24のID情報が設定され、撮影準備が完了する。
被写体18に対して放射線画像の撮影を行う場合、作業者(医師又は担当する放射線技師)は、被写体18を挟んでX線源16と対向する所定位置に、カセッテ24を設置する。次いで、X線照射スイッチ76を操作して撮影を行う。
撮影後に、作業者は、放射線画像情報が蓄積記録された蓄積性蛍光体シートPを収納したカセッテ24を読取装置26に装填し、読取処理を行わせる。
カセッテ24がカセッテ装填部38に装填されると、バーコードリーダ42がカセッテ24に装着されているバーコードを読み取ってカセッテ24のID情報を取得した後、ロック解除機構46により蓋部材30のロックが解除されて開蓋される。次いで、吸着盤48によってカセッテ24内の蓄積性蛍光体シートPが吸着されて取り出され、ニップローラ50により湾曲搬送路56に供給される。湾曲搬送路56を構成する搬送ローラ52a〜52gは、蓄積性蛍光体シートPを搬送する。
蓄積性蛍光体シートPが搬送ローラ52d、52e間を副走査搬送されるとともに、励起部68からのレーザビームLBが蓄積性蛍光体シートPを主走査することにより、放射線画像情報の読み取りが行われる。すなわち、励起部68から出力されたレーザビームLBが蓄積性蛍光体シートPに照射されると、蓄積性蛍光体シートPから放射線画像情報に対応した輝尽発光光が出力される。この輝尽発光光は、集光ガイド70を介してフォトマルチプライヤ72に導かれ、電気信号としての放射線画像情報に変換される。読み取られた放射線画像情報は、カセッテ24のID情報とともに図示しない記憶手段に記憶され、あるいは、コンソール14を介して送受信機28から外部に送信される。
放射線画像情報の読み取られた蓄積性蛍光体シートPは、一旦ガイド板54f側まで搬送された後、再び走査ユニット66の下部を介してカセッテ装填部38側に戻される。カセッテ装填部38側に戻された蓄積性蛍光体シートPは、ニップローラ50、搬送ローラ52a間に配設されている消去ユニット60を構成する消去光源62から出力される消去光により、蓄積性蛍光体シートPに残存する放射線画像情報が除去される。
残存する放射線画像情報の消去処理が終了した蓄積性蛍光体シートPは、ニップローラ50及び吸着盤48を用いてカセッテ24に収納されて蓋部材30が閉蓋された後、カセッテ排出ボタン88が操作されることでカセッテ装填部38から抜き取られ、次の撮影に使用される。
病室等での撮影が終了した場合、作業者は、移動型X線撮影装置10を格納場所まで移動させる。
次いで、この格納場所におけるコンピュータ11による終了処理について、図4の終了処理フローチャートに基づき説明する。
例えば、マイクロソフト社が提供しているWINDOWS XP(登録商標)がOSとして搭載されている場合、表示部14a上のスタートボタンを操作した後、ステップS1でシャットダウン処理を選択する。
このとき、ステップS2において、シャットダウン制御部100は、充電器31がACプラグ25を通じて外部AC電源34に接続されているかどうかを判断する。
外部AC電源34に接続されていないと判断した場合、ステップS3において、表示部14a上に警告表示を行う。
この警告表示は、例えば「ACプラグが外部AC電源に接続されていないため、システムのシャットダウン処理を行うことができません。」、「外部AC電源に接続することで、バッテリが充電された後に自動的にシステムのシャットダウン処理が行われ、その後、電源が自動的に遮断されます。バッテリが充電されますので、本移動型X線撮影装置を次回確実に使用することができます。」「そのため、ACプラグを外部AC電源に接続してください。そうすれば、バッテリが満充電となった後に、システムのシャットダウン処理が自動的に実行され、その後、電源が自動的に遮断されます。」とされる。警告表示と併せて警告音声を流してもよい。
ステップS2の判断において、充電器31内の特定部位の電圧等から外部AC電源34が接続されている判断したとき、シャットダウン制御部100は、充電制御部104にその旨を知らせる。
充電制御部104は、ステップS4において充電制御処理を行い、ステップS5において、充電中である表示と、充電状態、いわゆるSOC(State Of Charge)を%等で表示部14aに表示する。また、このとき、シャットダウン制御部100により表示部14a上に「ACプラグが外部AC電源に接続されました。システムのシャットダウンが可能な状態になりました。バッテリの満充電後に、システムのシャットダウン処理が自動的に実行され、その後、電源が自動的に遮断されます。」と表示(第1表示)される。この表示と併せて音声を流してもよい。
なお、表示部14a上には、シャットダウン可能のウインドウも表示され、ステップS6において、作業者がそのウインドウ上でマウスカーソルにより「OK」ボタンをクリック操作することで強制シャットダウン及び電源遮断を行うこともできる。実際上、「OK」ボタンをクリック操作したとき、「本当にシャットダウンしてもよろしいですか、バッテリの残容量は○○%です。」と表示され、さらに「OK」ボタンをクリック操作したときにシャットダウン及び電源遮断が実行される。「OK」ボタンをクリック操作しないで「キャンセル」ボタンをクリック操作すると、上記の充電状態表示と第1表示が表示された状態にもどる。
次いで、充電制御部104は、ステップS7において、バッテリ27の端子電圧の変化等により満充電状態を判断する。
充電制御部104は、満充電になるまで、ステップS4、S5、S6:NO、S7:NOの処理を繰り返し、SOCを更新し(ステップS5)、満充電になったとき(ステップS7:YES)、シャットダウン制御部100にその旨を連絡する。
ステップS8において、シャットダウン制御部100は、システムのシャットダウン処理を行う。
このとき、シャットダウン制御部100を構成するWINDOWS XP(登録商標)は、システムの所定のシャットダウン処理を行う。
次いで、ステップS9において、電源遮断制御部102は、充電器31からのバッテリ27への電力供給を停止して、電源を遮断する。
以上説明したように上述した実施形態によれば、移動型X線撮影装置10のコンピュータ11は、充電器31がACプラグ25(外部電源接続部)を通じて外部AC電源34に接続されたことを検出したとき、自身のシステムをシャットダウン可能状態にする。逆に言えば、移動型X線撮影装置10が外部AC電源34に接続されない限り、コンピュータ11のシステムがシャットダウンされないので、作業者は、システムをシャットダウンさせるために、ACプラグ25をACコンセント35に接続させる必要があるので、バッテリ27を外部AC電源34により確実に充電することができる。
すなわち、移動型X線撮影装置10の使用開始時には、必ずバッテリが充電されていることなる。
この場合、コンピュータ11は、充電器31がACプラグ25を通じて外部AC電源34に接続されたことを検出したとき、自身のシステムがシャットダウン可能状態になったことを表示部14a上に表示するようにすることで移動型X線撮影装置10の作業者は確実にコンピュータ11がシャットダウンされることを確認することができる。
また、コンピュータ11は、バッテリ27が充電状態であることを表示部14aに表示することで、移動型X線撮影装置10の作業者に充電状態であることを視認させることができる。
さらに、コンピュータ11は、充電器31を通じて充電されるバッテリ27が、満充電になったことを検出したとき、システムを自動的にシャットダウンした後、バッテリ27と外部AC電源34との間を自動的に遮断状態にすることで、繁雑な操作から解放される。
なお、外部AC電源34は、外部DC電源でもよいことはいうまでもない。以上のように制御することで、移動型X線撮影装置10の使用開始時には、通常、バッテリ27の一定の残容量又は満充電容量を確保することができる。
なお、上述した特許文献2では、ノートパソコンのシステムをシャットダウンするとき、自動的に電源を遮断し、その際、ノートパソコンが外部AC電源に接続されていればバッテリを充電する構成となっているが、システムのシャットダウン処理は、外部AC電源が接続されていなくても行えるので、その場合には、バッテリは、充電されない。
また、この発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、この発明の主旨を逸脱しない範囲で自由に変更できることは勿論である。
例えば、蓄積性蛍光体シートPに代えて、固体検出素子を用いたFPDを用い、読取装置26を、FPD対応装置に変更した移動型X線撮影装置にも適用することができる。
この実施形態の移動型X線撮影装置の使用状態を示す説明図である。 読取装置の内部構成図である。 読取装置の詳細な構成を示す説明図である。 シャットダウン処理の動作説明に供されるフローチャートである。
符号の説明
10…移動型X線撮影装置 11…コンピュータ
12…台車 14…コンソール
14a…表示部 14b…操作部
16…X線源 20…X線
22…X線源制御装置 24…カセッテ
25…ACプラグ 26…読取装置
27…バッテリ 33…モータ
34…外部AC電源 35…ACコンセント
100…シャットダウン制御部 102…電源遮断制御部
104…充電制御部

Claims (5)

  1. 被写体に放射線を照射する放射線源と、
    被写体を透過した放射線を検出し、放射線画像情報に変換する放射線変換器が着脱自由に装填される装填部と、
    バッテリと、
    外部電源接続部と、
    前記外部電源接続部を通じて外部電源に接続されたとき、前記バッテリを充電する充電器と、
    前記バッテリにより駆動される走行源と、
    前記放射線源、前記装填部、前記バッテリ、前記充電器及び前記走行源を制御するコンピュータと、
    が台車に搭載され、
    前記コンピュータは、前記充電器が前記外部電源接続部を通じて前記外部電源に接続されたことを検出したとき、自身のシステムをシャットダウン可能状態にする
    ことを特徴とする移動型X線撮影装置。
  2. 請求項1記載の移動型X線撮影装置において、
    さらに表示部を有し、
    前記コンピュータは、前記充電器が前記外部電源接続部を通じて前記外部電源に接続されたことを検出したとき、自身のシステムがシャットダウン可能状態になったことを前記表示部上に表示する
    ことを特徴とする移動型X線撮影装置。
  3. 請求項2記載の移動型X線撮影装置において、
    前記コンピュータは、前記バッテリが充電状態であることを前記表示部に表示する
    ことを特徴とする移動型X線撮影装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の移動型X線撮影装置において、
    前記コンピュータは、前記充電器を通じて充電される前記バッテリが、満充電になったことを検出したとき、前記システムを自動的にシャットダウンした後、前記外部電源接続部の前記外部電源との接続を自動的に遮断する
    ことを特徴とする移動型X線撮影装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の移動型X線撮影装置において、
    前記外部電源が、AC電源又はDC電源である
    ことを特徴とする移動型X線撮影装置。
JP2007337371A 2007-12-27 2007-12-27 移動型x線撮影装置 Withdrawn JP2009153847A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007337371A JP2009153847A (ja) 2007-12-27 2007-12-27 移動型x線撮影装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007337371A JP2009153847A (ja) 2007-12-27 2007-12-27 移動型x線撮影装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009153847A true JP2009153847A (ja) 2009-07-16

Family

ID=40958495

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007337371A Withdrawn JP2009153847A (ja) 2007-12-27 2007-12-27 移動型x線撮影装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009153847A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010122906A1 (ja) * 2009-04-22 2010-10-28 株式会社 日立メディコ 移動型x線装置
EP2865333A1 (en) * 2013-10-25 2015-04-29 Samsung Electronics Co., Ltd Mobile X-ray imaging apparatus and method of controlling the same
CN109069082A (zh) * 2016-04-27 2018-12-21 株式会社岛津制作所 X射线装置
WO2019035613A1 (en) * 2017-08-14 2019-02-21 Samsung Electronics Co., Ltd. MOBILE RADIOGRAPHIC APPARATUS AND METHOD FOR CONTROLLING POWER IN THE MOBILE RADIOGRAPHY APPARATUS

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010122906A1 (ja) * 2009-04-22 2010-10-28 株式会社 日立メディコ 移動型x線装置
EP2865333A1 (en) * 2013-10-25 2015-04-29 Samsung Electronics Co., Ltd Mobile X-ray imaging apparatus and method of controlling the same
US9554768B2 (en) 2013-10-25 2017-01-31 Samsung Electronics Co., Ltd. Mobile X-ray imaging apparatus and method of controlling the same
EP3369379A1 (en) * 2013-10-25 2018-09-05 Samsung Electronics Co., Ltd. Mobile x-ray imaging apparatus and method of controlling the same
US10172586B2 (en) 2013-10-25 2019-01-08 Samsung Electronics Co., Ltd. Mobile X-ray imaging apparatus and method of controlling the same
CN109069082A (zh) * 2016-04-27 2018-12-21 株式会社岛津制作所 X射线装置
WO2019035613A1 (en) * 2017-08-14 2019-02-21 Samsung Electronics Co., Ltd. MOBILE RADIOGRAPHIC APPARATUS AND METHOD FOR CONTROLLING POWER IN THE MOBILE RADIOGRAPHY APPARATUS
KR20190018343A (ko) * 2017-08-14 2019-02-22 삼성전자주식회사 모바일 엑스선 장치 및 모바일 엑스선 장치에서의 전원 제어 방법
US10820398B2 (en) 2017-08-14 2020-10-27 Samsung Electronics Co., Ltd. Mobile X-ray apparatus and method of controlling power in mobile X-ray apparatus
KR102436511B1 (ko) * 2017-08-14 2022-08-25 삼성전자주식회사 모바일 엑스선 장치 및 모바일 엑스선 장치에서의 전원 제어 방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4932404B2 (ja) 放射線画像形成システム
JP4444348B2 (ja) 放射線検出カセッテ及び放射線画像撮影システム
JP6123445B2 (ja) 移動型x線撮影装置
JP2009028449A (ja) 放射線画像撮影システム及び放射線発生装置
JP2009045432A (ja) 放射線画像撮影方法、並びにこの放射線画像撮影方法を実行する放射線画像撮影システム及び放射線情報システム
JP2009153847A (ja) 移動型x線撮影装置
JP5031854B2 (ja) 放射線検出カセッテ
JP2009050686A (ja) カセッテ及び放射線画像撮影システム
JP5160991B2 (ja) 放射線画像撮影システム
JP4914849B2 (ja) 放射線変換器及び放射線変換器処理装置
JP2010022731A (ja) 放射線画像撮影装置
JP4862016B2 (ja) 放射線検出カセッテ及び放射線画像撮影システム
JP2011030661A (ja) 放射線撮影管理システム、放射線撮影管理方法及び移動型放射線撮影装置
JP5294725B2 (ja) 放射線画像撮影システム
JP5497274B2 (ja) 放射線画像撮影システム及び放射線検出カセッテ
JP4512575B2 (ja) 放射線画像情報読取装置及びその制御方法
JP2008136751A (ja) 移動型x線装置
JP4881920B2 (ja) 放射線検出カセッテ及び放射線画像撮影システム
JP5127618B2 (ja) 放射線画像撮影装置及び放射線画像情報の処理方法
JP2009045433A (ja) 放射線画像撮影方法、並びにこの放射線画像撮影方法を実行する放射線画像撮影システム及び放射線情報システム
JP2009195320A (ja) 放射線画像情報読取装置及びその制御方法
JP2009201935A (ja) 放射線画像撮影システム
JP6361748B2 (ja) 移動型x線撮影装置
JP2009178471A (ja) 放射線変換器用クレードル及びそれを用いた放射線画像撮影システム
JP2010022733A (ja) 放射線画像撮影装置及び放射線画像情報の処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20110301